はてなキーワード: 請負とは
即復帰とはいかないコロナに罹ったかどうか分からない判定絶賛ヘルプ請負人なんだけど、
今日も大忙しよ。
私さ、
昨日帰れなかったので、
ホテル取ってもらって3000円!
クリビツギョウテンじゃない?安っ!って感じで
ホテルのWi-Fiもこっちの事務所に届いてるんじゃん?って規模の電波で!
って言っても急に泊まりって言ってもやっぱり無理なので超やむなく終電ギリギリだったわよ。
本当にぎりぎりのセーフというか。
そう急に言うな!って感じだわ。
せっかく泊まるならスイッチ持っていって遊べるじゃん!って思うし、
なにせ急には無理よ!
そんなわけで、
寝不足なのよね。
眠いわー、
今日を頑張って乗り切ったら、
そして!
もうさー聞いて欲しいんだけど、
お昼もまともに出掛けられなくて、
SOYJOYで命つないだ!って感じだわ。
あんまりこう言う緊急食品総合栄養補助食品的な大塚製薬はカロリーメイト一点待ったなし!って思ってたけど、
これも大塚製薬なのねーって
ふーん、
ってSOYJOYばかり食べている暇じゃなくて、
そう言う意気込みで、
では!
かんぱーい!
もはやションテンと言うかテンションというか変な感じよ。
うふふ。
って知らんがな!ってそんなこと言わないでよ~って思うぐらい抱きしめたいほどタマゴが好きなのでそこは勘弁して頂戴。
あーあ!もうやるっきゃないとよ。
昨日の晩のお買い物出来ずじまいの大忙し閉店セールには間に合わずってところね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
きわめて個人的な目的を達成するために必要なソフトウェアやシステムってあるはずだけどほぼみんな勉強して自作してるよな。
そこの潜在的な需要を掘り下げて提案して制作までするような流れができれば、
改良やら保守の需要も見込めるしカネになりそうな気がするんだけど。
よくITが土方やゼネコンに例えられるけど巨大ビル建設や集合住宅(汎用性の高いプログラムコピーを法人・個人へ大量配布)
の分野ではそうだけど一戸建ての注文住宅みたいな領域は未開拓でみんなログハウスを自分で建ててる感じだよな。
まぁ請負サイトとかで個人間で受注したりってのはみられるけどそこを大規模にやってる企業とかないし。
(追記)
エロサイト巡回の効率化を巡る日曜朝っぱらの思い付きに思いのほかトラバ&ブクマ集まったな。みんなサンキューな。
潜在需要の掘り起こしが難しいってのが大きいよな。「顧客が本当に求めていたもの」ってやつよな。
アキネイターとかで考えてることスパッて当てられたりするし何を考えてるかを当てるAIみたいのが進化したら
そこんところよろしくやってくれそうな気がする。
あとはやっぱコストに見合うかどうかってのが一番よな。
特注のソフトでものすごく生活が便利になって、その機能に見合うコストを払うのが当然って文化が盛り上がって行かないとなって気がする。
https://anond.hatelabo.jp/20210228121158
あれから約1年。久々に見ると、それなりに反響があったようだ。
記載の通り、自分は某国立と名の付く病院を辞め、現在は民間企業の情報システム部門のエンジニア職だ。
辞したことは後悔していない。待遇も収入も向上し、環境が良くなり、第一、今の職場は同僚が良い人だ。
上場企業であり、海外の売上が高く、企業名は誰でも知ってると思う。
公的な機関での医療情報の世界から飛び出て、客観的に前職を見つめることができる今、はやり前職は特殊(というか閉鎖的)だったと思わざるを得ない。
前職で目を疑った出来事の1つが、アルバイトの非常勤職員に物理的・精神的暴力を振るう医療情報技師がいたことだ。
しかも、さらに上の管理職に露見しないような場所で行われていた。
上司に対する不満を、上には言えないものだから、立場の弱い職員もしくは請負業者にぶつけていたのだが、現在の職場ではそのようなことは有り得ない。
現職は、ハラスメント対策には非常に厳しく、社員1人1人の意識もそう荒んではいない。
暴力行為なんて私は想像を絶するのだが、国の機関(法人とは言え)で行われていることを目の当たりにしたのがショックだった。
請負業者の社員が頻繁に退職する理由は、おそらく、これだった。
外部業者にも内部通報ができるのだが、制度を教えていなかったと思う。
というのも、某国立病院にいた時、常勤職員であるというのに病院のことを何も知らない人が一定数いたからだ。
業務を切り分けているというより、そもそも責任を含めて時短勤務の非常勤職員(要はアルバイト)に丸投げする例は多々見た。
責任に応じた給料が支払われているという意味では今の職場はちゃんとしているし、逆に言えば、前職の某国立病院はそうではなかった。
縁故採用は賛否両論がある方法で、招聘した人物にも責任が発生するから安心感があるという側面もあるが、反面、
機能しない人物だと後で判明した場合でも、責任問題にされることを恐れてか、仕事はアレでも評価はなぜか良好で管理職に順調に昇進させられるケースが発生する。
事実、某国立病院ではそういう人がいて、その人は周囲からも管理職からも「何をしているのか分からない人」と言われ、すぐに終わりそうな単純作業を深夜まで必死に頑張っていたりしていた。
縁故で呼んだ責任もあるだろうが、トップが実務を理解していないのも一因だ。
呼び入れた人物が評価者なのだから評価は恣意的になるし、組織全体としてはガバナンスの欠如である。
「公募採用」では縁故は禁止されているが、おそらく、どこの独法も似たり寄ったりだろう。
実務経験ゼロ、かつ業者に実務を丸投げする中途採用の情報専門職が行う医療情報(応用情報研究のくせに)の研究なんて、どれほど有益なのだろうか。
今の職場は能力的に適正に評価された人物でないと昇進ができないから、まだ健全だ。
02/03追記
思い出しついでに、追記する。
国立と名の付く某病院の職員のことを思い出すと、考え方というか意識も公務員特有だった(みなし公務員ではあるが)。
何が特有かと言うと、端的に言えば傲慢な意識だ。全員がそうではないが、民間の今では見ることはない気質だった。公的機関の常勤職員というのが彼らの最大のステータスだから。
とにかく勉強偏重な人間が多いから、細かいミスに気付くのは良いが、ある旧帝大卒の人なんてExcelの設計書に余計な半角スペースを1つ見つけるだけで罵声を浴びせかける。そんな些細な粗探しをしても実務的な効用は一切ないのだが、その人物を満足させるためだけに時間を割く必要がある。ただ、IPA資格の高度を複数持っているし旧帝大卒だから、管理職からの評価は高かった。
医療安全講習は全職員が受講するが、「心理的安全性」に関する講習を聞いたであろう直後に非常勤職員に罵声を浴びせかけるところを見たので、学歴があることはイコール知的とは限らないのだな、と思ったものだった。
その人が、自分が知ってる中では一番偉そうな態度の人だった。ただ、管理職に対しては素直で従順だった。縁故採用で入職した人物だから、評価が悪くなることもない。
相手が常勤職員か、請負業者・非常勤職員で態度を露骨に変える職員はそれなりにいた。
これもやはり現職とは違う。
既に書いたが、自分ではない。
けど、同じ業界にいて同じ境遇の人物がいるというあたり、この業界の閉塞性、将来性の無さ、排他性、旧来型の権力構造…を感じた。
まともな職場もあるかもしれないけど、私が見た医療情報の世界は腐っていた。
既に権力を持った層にはいいだろうけど、何の将来性があるのか、分からん。
バイバイ、医療情報技師、診療情報管理士、そして医療情報学会。
2022.01.21
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
「いやー、参っちゃいました……」
先日、筆者が懇意にしているITベンチャー企業の取締役からこんなメッセージを受け取った。
彼女が取締役を務めるこの会社は、企業向けのクラウドサービスを提供している。ある日、大企業の情報システム部門から引き合いを受けたとのこと。話が進み、受注する流れに。ところが彼女はその後に先方から言われた一言に驚く。
「このサービスの構築と運用に関わる、技術者の経歴書を提出してください」
パッケージの教育プログラム利用に独自の書類提出を求める大企業も
クラウドサービスを利用するのに、相手方の技術者の経歴書を求める。何とも理解に苦しむ話である。この情報システム部門の担当者は、クラウドサービス、いや、サービス提供型のビジネスモデルを分かっているのだろうか。
これまでの受託型のシステム開発のお作法そのままに、悪気なく相手に経歴書の提示を求めている可能性も否めない。クラウドサービスの事業者を、請負や派遣やSESのベンダーと勘違いしているのであろうか。そうであるにしても、個人の経歴書や履歴書を求めるのは契約形態によってはNGまたはグレーであるが……その点についてはいったん脇において話を進める。
製造業型のプロセス&ルールを踏襲する情報システム部門の問題地図
筆者も最近、似たような経験をした。当方が提供する、とある人材開発・組織開発プログラム(テーマはDX関連)に関する話だ。これは、れっきとしたパッケージサービスであり、金額、申し込み方法、支払い方法はWebサイトに明示している。
ある日、ある大手製造業の情報システム部門から申し込みがあった。そこまではよい。
まもなく、その部門の経理担当者(と思われる方)から一通のメールが。ファイルがいくつか添付されている。取引先登録書類を提出せよとのこと。お約束のように押印欄まである。
アツギ騒動があった2020年11月以降に売上の減収があったのか、財務諸表から検証したメモ。
判明したことは以下
・2020年4月~9月期累計では前年同期比61.2%であったのに対し、同年10月~12月単体は前年同期比71.8%と少し回復基調。
・2021年1月~3月単体では前年同期比143.2%と非常に好調。
年度累計 | 4~12月期累計 | 4~9月期累計 | 10~12月期単体 | 1~3月期単体 | |
2020/3期 | 18,409 | 14,576 | 9,242 | 5,334 | 3,833 |
2021/3期 | 14.972 | 9.484 | 5,655 | 3,829 | 5,488 |
前年同期比 | 81.3% | 65.1% | 61.2% | 71.8% | 143.2% |
・単位は百万円。
・売上高に使った数字は「繊維事業」の外部顧客への売上高を使用したため、海外、物流請負事業、OEM生産、その他繊維商品などの実績も含んでいると思われる。
・四半期単体の数値は、当四半期の累計値から前四半期までの累計値を差し引いて算出。
以下追記
よく見たら「経営成績等の概況」にレッグウェア事業単体の数字も載っていたので追記。
その結果は以下。
・2020年4~9月期累計の前年同期比56.1%と比べると、同年10月~12月単体の前年同期比が67.8%と回復。
・2021年1~3月の前年同期比は87.0%と繊維事業全体の前年同期比143.1%と比べるとマイナス成長だが、それでも騒動前の2020年4~9月の前年同期比56.1%と比べると回復基調。
以上より、こちらでも騒動の影響はあまり見当たらなかった。因みに、2021年1~3月の繊維事業全体での高成長はインナーウェア事業(ブラジャーおよびショーツ中心)の好調さに起因している。
年度累計 | 4~12月期累計 | 4~9月期累計 | 10~12月期単体 | 1~3月期単体 | |
2020/3期 | 15,050 | 12,071 | 7,476 | 4,595 | 2,979 |
2021/3期 | 9,899 | 7,306 | 4,191 | 3,115 | 2,593 |
前年同期比 | 65.8% | 60.5% | 56.1% | 67.8% | 87.0% |
馳星周先生のデビュー作『不夜城』のシリーズ第二弾。ゴリゴリのノワール小説だが、某BLレビューサイトによれば、本作を読んでBL沼にハマったという姐様もおられるようだ。
私は確か二十年前に本作を一度読んだ記憶があるんだけれども、面白かったという感想だけが残り、内容はほとんど覚えていなかった。闇落ちした劉健一のクズさ最高潮ぶりはぼんやり記憶していたのだけれど。郭秋生のキャラがかなり立ってるのに存在ごと綺麗さっぱり忘れていた、私の記憶力は一体……。
ろくでなしの警察官崩れ滝沢と、凄腕の殺し屋郭秋生のダブル主人公で、物語は秋生視点と滝沢視点が交互となって進行する。
郭秋生は、楊偉民の子飼いの殺し屋だ。暗殺の依頼を請負い、秋生は一年ぶりに歌舞伎町に戻った。いつものように卒なく仕事を片付けた秋生。ところが、楊偉民はいつものように秋生に逃亡先を用意してはくれず、歌舞伎町に留まれと命じた。そればかりか、楊偉民は秋生を歌舞伎町を支配する二大勢力のうちの一つ、上海の老板・朱宏と引き合わせた。朱宏の情婦のボディーガードとして雇われる事になった秋生。いつもとは違う仕事に戸惑い、不安を覚える秋生だった。
その少し後、滝沢誠は彼のボスである北京の老板・崔虎に呼び出された。崔虎の直属の部下である四大天王の一人・張道明が殺されたという。おそらくプロの犯行だった。だが、張道明の居場所を知るものはいなかったはず。すなわち、内部に裏切り者がいて、プロを雇い張道明を暗殺させたに違いない。崔虎は滝沢に裏切り者を探せと命じた。
初恋に囚われ続ける美貌の殺し屋と、ろくでなしの変態サディスト元警官。交わることのないはずだった二人の運命が、交差しようとしていた。
BL描写のある面白い小説を読みたいと思ったらむしろBLレーベル外から探せって事で、二十年ぶりに手に取ってみた本作。何となく面白かったなという記憶しか残っていなかったのだけれども、いざ読んでみたら本当に面白い。ものすごいページターナーっぷり。次はどうなるんだろうと気になってしまい、つい夜更ししてまで読んでしまった。
一般レーベルでのBLっぽい作品ということだけど、お互いに相手に恋し合ってイチャイチャするっていう訳ではなかった。まあ、非BL作品なんだから当たり前だけれど。
しかし、滝沢が秋生に恋に落ちるシーンとか、秋生の声を聞く、秋生に視線を向けられる、秋生と会話をする……その時々の滝沢の反応がめっちゃ乙女チックなピュアラブさかげんで、エモいの通り越して面白かったなw 複雑に絡み合う欲と謀略、大陸にまで及びそうな意外にもスケールのデカい話、とか、最終的にはどうでも良くなって来るくらいの一方通行ラブロマンスだったー! なにこれ。ごめんなさい、こんな時どんな顔すればいいのか、わからないの……………。笑えば、いいと思うよ……………。
滝沢は秋生をどうしようもなく好きなんだけれども、秋生は「正直どうでもいい(早くリタイアして犬飼って暮らしたい」っていうスタンスを崩さない。っていう、無情感が最高すぎる。実に萌えた。滝沢が恋する乙女モードの目で見た秋生は本当にカッコよくて、つられて恋しそうになる。
が、秋生が史上最悪のピロートークをする場面(無論相手は滝沢ではない)で、「日本にいてわかったんだ。おれはホモにもてる」と断言したせいで、脳内に固まりつつあった秋生のイメージ画像に亀裂が入った。ちょ、ちょっとまって。滝沢の乙女チックな秋生描写と世間一般の日本人の乙女に好かれる美男子描写は大体一致すると思うけど、ゲイにモテるとなるとだいぶ違くなる気がする。一体、どのようにイメージを修正したらよいの!? 女にもゲイにもモテる優男とは、どんな風な奴のことを言うのだろうか……。例えば昔のケイン・コスギみたいな人とか? いやでもそれはマッチョ過ぎないだろうか。てか、ケイン・コスギのことなんて、十五年ぶりくらいに思い出したな、私。
かなり脱線してしまった。ともかく、ストーリー展開の面白さを楽しみつつ滝沢の純愛についニヤニヤしちゃう感じで、感動して泣いたりとかはしなかった。
いまから約10年ほど前のことです。大学の後輩から、ウルドゥー語の翻訳でわからないところがあるので、お茶でもしながら教えてほしいと連絡があり、喫茶店で会いました。
ウルドゥー語の小説かなにかだろうか?とこちらも辞書を持参して待ち合わせると、彼女が手にしていたのはパキスタン人による難民認定申請書と思わしき書類でした。そこには申請に至った理由が手書きのウルドゥー語で書かれており、手書きというのもあいまって、翻訳が困難だったようです。
いまとなっては、なぜ彼女がこんな書類を持っていたのか、よく覚えていません。なにかしらのツテで、バイトとして翻訳を請負ったと言っていたような気もするけれど、まだ学部も終えていないペーペーの学生に託していい書類とも思えません。ただ、ウルドゥー語のようなマイナー言語ではこういうケースもあるのかしら……と当時はあまり深く考えなかったような気がします。
さて、この手の書類を見るのは私にとっては初めての経験でした。さほど長文というわけでもなかったので、すぐに該当部分を読み終わったのですが、あまりにも内容が不可解で頭を抱えてしまいました。不可解というか、私が漠然と抱いていた「難民」のイメージと乖離しすぎていたと言ったほうがいいかもしれません。
簡潔に書くと「隣人とトラブっており、殺される恐れもある(ので難民したい)」という内容でした。
「こんな内容で通るのだろうか?」とまっさきに思いました。これが国を捨てるほどの事情なのだろうか、と。日本への難民を検討する前に、たとえば引っ越すだとか、他に本人にとってスムーズな解決策がいくらでもあるように思えました。
とはいえ、そのときは特にそれ以上興味を持つことはなく、したがってこのパキスタン人が難民として認定されたのか等、いままで全く気にしたことも、思い返すこともありませんでした。ここまでが10年前の話です。
ここからは最近の話なのですが、先述した後輩とはまた別の友人とランチをする機会がありました。この友人はかなり性にオープンな女性(日本人)で、片っ端から在日の若いイケメンパキスタン人を捕まえては、気に入ったらつまみ食い、というようなことを繰り返していました。
そういうわけで、この日ももともと二人でランチをするはずだったのですが、突然、当日になって、出会い系アプリ的なもので知り合った見知らぬパキスタン人も連れてくると言い出しました。あまりにも唐突なパキスタン人のログインに驚かないこともなかったのですが、面白そうなのでオーケーしました。
やってきたのはまだ25歳くらいの、若いパキスタン人の男性でした。あわよくば友人とやれるんじゃないか、との期待を胸に、車を二時間走らせて県をまたいでの参加です。
私は特段このパキスタン人とは話すことがないので、相槌を入れたりしながら、おもに二人の会話を聞いていました。出身地のパンジャーブ州のこと、茨城のヤード(中古車販売業)で働いていること、なかなか日本語が習得できず、日本人の友人ができないこと……。色んな話をする中で、友人がこう切り出したとき、耳を疑いました。
「あなたも難民ビザできてるんでしょ?あと何年、日本にいられるんだっけ?」と。
平然としている友人とパキスタン人の顔を交互に見ながら、「え?彼は難民なの?え?そうなの?難民?え??」みたいな反応をする私に、パキスタン人はバツの悪そうな笑顔を浮かべています。友人のほうは何をいまさら、とでも言うように「あなた知らないの?ヤードで働いてる若い(パキスタン人の)子、ほとんど難民ビザよ。私がよく、彼は入国してまだ〜ヶ月だから無給で働かされてるんだよって話してるじゃん。あれ、難民ビザだからだよ」と教えてくれました。
いままでの会話から、到底このパキスタン人になにか日本に難民をせざるをえない事情があるとは思えませんでしたので、「でもあなた、難民ビザを取得したようだけど、実際に難民というわけではないのよね?」と確認しました。すると彼は目を輝かせながら、こう言いました。「僕は日本で自分のビジネスをやりたいんだ!」と。
これを書きながら、今後の参考のために、彼がどんな理由を書き連ねて難民申請し、許可されたのかを聞いておいても良かったのかなと思いました。10年前、「まさかこんな理由で(難民認定は)おりないだろう」と私が独自に判断した書類と、そう大差なかったりするのかしら、とか考えたりしています。
フリーランスのプログラマを法人としてやってるんだけどまた250万円もらえるらしい。
去年も法人と個人合わせて400万ぐらいもらって、さらに無利子で1000万ぐらい借り入れした(使ってないけど)
売上はコロナの影響は全く無いし、むしろ売上・利益共に微増してるぐらい。
それでも給付金をもらえるのは支給の条件が「売上が前年同月比で50%減少」となっているから。
仕事は請負っぽい形式で契約しているので納品月に一括請求をしている。
そのため毎月の売上が一定ではなく、納品月だけ数百万の売上が立つ。
なので去年の10月に500万請求したとして、今年の10月に納品がなければ支給条件をすぐ満たしてしまう。
もし11月に納品して500万の売上があっても支給対象になる。よくわからんよね。
前年同月比に加えて年間の売上高とか条件に入れないと過剰な支給になるのに。
まぁお金もらえるのは嬉しいんだけど。
まあその後はリリースとはならず、テストチームや移行チームに所属変え、開発配下メンバーは契約終了だろう
移行チームも移行開発自体は終わるから、そろそろ移行配下メンバーは契約終了だろうな
テストチームも現在の総合テストが終われば要員はそこそこ契約終了となるはず
カットオーバー後のトラブル対応要員として最小限残して手放す形だろうな
カットオーバーでいろいろトラブルは出るだろうが、こちらで担当している領域でできる事などたかが知れてるから増員は無し
うーん、どう考えてもこちらで人が増える目処無し
残す名目もまるでないし
5月に死に物狂いで他社が開発しているのを黙って見ているだけのヤツなんて要らんし
自治体が人を雇う場合、一般的な雇用契約をすることができない。少し前までは曖昧にされてたが、総務省が古い解釈を今更示したせいで、一時的であれ短時間であれ、明確に公務員として任用せねばならなくなった。令和2年度4月から施行された会計年度任用職員てやつだ。地方公務員法の根拠規定によりパートタイム(第22条の2第1項第1号)とフルタイム(〃第2号)の二種類があるが今回はパートタイムのほう。本来は。その場合は地方自治法第203条の2第1項により「報酬」の支給となり、勤務条件に関して県の条例の適用も、労働者として労働基準法の適用もある。任用条件の通知も当然行われる(「会計年度任用職員の任用(再度の任用を含む)時に交付する「勤務条件通知書のイメージ」の作成等について - 全国町村会」)。
だが任用するとなると埼玉県の条例で定めた諸々を適用せねばならず手間がかかるから、「報償費」の支払いでごまかしたんだと思う。講演の謝礼の支払いなんかで使われる方法。いわゆる謝金。横行する「有償ボランティア」(実態が労働のやつ)もこれ。
「報酬」として支給せず「報償費」も避けるとなると、自治体の指揮命令下でやってもらう仕事を個人への「請負(いわゆる業務委託)」にして委託料というわけにもいかないから、派遣会社に業務委託して人を派遣してもらうしかない。こういう突発的で大人数の仕事は自前で労務管理するのも大変だろうし派遣なら派遣でいいと思うが。
この足立区の資料を見ると似たような支出でも区別されているのがわかりやすい。
https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/42523/kouhyoukamoku.pdf
よく見ると「賃金」の項目があるけど、これは「雇用契約は自治体には存在しないはず」という解釈の辻褄合わせのために改正されて今は無くなった。自治体は、今までは何だったの?と右往左往した。
<地方自治法施行規則中、歳出予算に係る節の区分(第15条関係)について>
○ マニュアルⅡ2(1)⑥のとおり、地方公務員法は、地方公共団体に勤務する者について、一般職にも特別職にも属さない者の存在を予定しておらず、雇用契約による勤務関係の成立を想定していないため、自治法施行規則歳出予算に係る節の区分(第15条関係)中、「7節 賃金」を削除したものである。
会計年度任用職員や臨時的任用職員については総務省のページにある「会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアルの改訂について(平成30年10月18日総行公第135号・総行給第49号・総行女第17号・総行福第211号・総行安第48号)」の中の「会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル(第2版)」に、非常に詳しく説明されている。もはや自治の余地がない。
また、埼玉以外でも、自治体の議会に載ってる予算の資料を見ると、たいがい集団接種の医療従事者に支払う「報償費」が計上されている。集団接種は国からの事業費の補助がないとできない規模だと思うが、その補助金が報償費としてしか出なかったのかもしれない。そうだとしたらその金を「報酬」として支払うことができない。
地方公務員法第58条第5項による労働基準法の規定の適用除外と上書きにより、基本的に労働基準監督署の監督権限が及ばない(例外は同項で除外される労働基準法別表第1の第1号から第10号まで及び第13号から第15号までに掲げる事業に従事する職員(保健所等)と地方公営企業法により同条が適用除外される水道等の公営企業職員、単純労務職員(技能労務職員))ため、労働関係の相談に乗るセンターは、基本的に地方公務員の制度には無知無力無関心だから、動かすのが容易ではないのかもしれない。労基署の代わりに人事委員会等が監督することになってるが、その有様は元記事のとおり。大方の弁護士も公務員制度をわかってない。
そして地方公務員は基本的に公務員制度も労働法もよく知らないし、支払う相手が困るかどうかの意識も乏しいし、加えてふだん報償費を出す相手は講師なりボランティアなりの支給額に頓着しない相手なので、今回も同じように雑にやったのではないかと思う。
今回の運用のされ方からして非常勤の地方公務員の問題に近い話だと思うけど(官製ワーキングプア研究会)、同じかというとそうでもないかもしれない。
ただここから先どうするかとなると、支給された内容がおかしいと審査請求をして否応なく言い分を聞き出すくらいしか自分は思いつかない。解決のためではない。県のコンプラを掌理する部署が出てこざるを得なくなり、せめて事情を詳しく聞けるかもしれないと思うからだ。却下するにも裁決書は書かねばならないし、説明して審査請求を取り下げてもらえるなら、役所だってそれにこしたことはないだろうと。
"看護師の皆様への依頼は、保政第569-1号通知に基づく業務応援(つまりは雇用関係になく、スポットで応援を依頼している)という業務形態です。
そのため、労働基準法は適用されないこと、及び、休業補償は行われないことについて、何卒ご理解くださるようお願いいたします。"
なぜこれを最初にしっかり説明しなかったのだろうか。どういう関係かも明示されず働かせて、声を上げたらこれって。民間よりよっぽどブラックだ。
最初に説明しなかったのは、応じた看護師が被る不利益についての関係者の認識が無かったからと思うが(通常は本当に1日、2日の単発業務で使う手法なのだと思う。)、これが今さら雇用だということになると県は大変困る、事務的にも大変だし議会で質問されるのが更に大変なので、否定してかかるのは予定通りではあるだろう。
保政第569-1号通知とは県庁内部の訓令通達の類だろうか。内容を読んでみたいが、基本的にそうしたものは県の内向けの文書であって、対外的な法律効果を左右できるものではない。ゆえに、 後出のhamachanブログ様で紹介いただいた裁判例のように、役所の側の理屈を否定して雇用契約だと認定されることもある。これは役所相手だと珍しいが民間企業ではザラにあると思う。
件の裁判例、県もまだ知らなかったのではないか。こういう道筋ができていた以上、実態からしてこれは雇用だったという主張が認められる可能性も出てきたとは思うものの、孤軍では負担が大きそうだ・・・
「自治実務セミナー」という雑誌があるのだが、その2021年8月号に、「公立学校における有償ボランティア活用の留意点について」という記事があった。この記事はタイトルどおり、教育現場における「有償ボランティア」の労働者性が認定される可能性等を論じたものであるが(それはそれで教委関係者の心胆を寒からしめるかも知れないが)、その中で、
地方公共団体が活用している有償ボランティアが労働者とされた事例として、堺市の保健医療業務協力従事者制度(区保健センターで実施する乳幼児健診や予防接種の業務の補助をする看護師等に1回3時間程度で 謝礼金を支払う制度)がある。予防接種等の補助をしていた看護師が堺市に対して年次有給休暇を求めたところ労働者ではないことを理由にこの求めを拒否された事案について、堺労働基準監督署は当該看護師が労働者であると是正勧告している。
と紹介されていた。令和2年のことで、報道もされたようだ。
おそらく報償費で運用されていた事例であり、「区保健センターで実施する乳幼児健診や予防接種の業務の補助をする看護師等に1回3時間程度で 謝礼金を支払う制度」で労働者性が認定されるのであれば、元記事のような新型コロナワクチン接種業務の場合は、よりその可能性が高いだろう。
堺市ではその後、会計年度任用職員としての任用に切り替えたとの由。