はてなキーワード: 縦書きとは
字詰めの指摘にしても同じだが、すぐ間違いを疑って指摘しようとするいつものはてなしぐさ。本当に鼻持ちならない。
ほかの部分を読めば書いてるのは「濫用」の意味を間違うような語彙力の人間じゃないことくらいわかるだろ。それがわからないなら、お前の日本語力のほうが低いの。
世の中の印刷物をあれこれよく眺めてみろ。和文は縦書き横書き関係なく等幅を原則として組まれてるだろ。理由もなくそうなってると思うか?
お前は自分がちょっと頭いいと思ってるから他人の言う事がなんでもかんでも間違いに見えてきてしまってるんだと思うが、全然そんなことないからな。
「お父さん間違いにツッコんじゃおうかなー」じゃねーんだよ。間違ってるのはお前。
お前のほうがバカなの。
いい?
自分は人よりちょっとバカなくらいかもしれない、くらいの意識で暮らしたほうがいいぞ。
思い上がるな。クズ。
縦書きにしないと左右対称じゃないよ
たとえば「小中学校の道徳・総合的学習を削って、その分の時間で漢文をやりましょう!古文は現国の時間を減らしてあてればいいはずです!」とかね。
博物館に飾ってある巻物は達筆すぎて読めないし、中身についてはすぐ横に現代語訳が書いてあるから自分で読む必要なし。
平仮名がもともと漢字だったのは「書き方」の授業でも教えるし、昔の日本語と今の日本語が違うとか言われても、そもそも今の日本語も方言とか全然通じねえじゃんクソワロって状態。
故事成語を原文で読んだ所で理解が進むかと言われると、むしろ大事なのはその時代における価値観ではどうだったかの背景部分なんだからそっちに時間使えよと。
ほんましょーもないよ。
たとえば『漫画』って授業があって
「これはフキダシと言ってキャラクターのセリフを表していて、この尖った部分がトゲといい、どのキャラクターから発せられた言葉なのかを示しています」
「それでは試しにドラゴンボールの1話を読んでみましょう」
「一番右上の「むかしむかし」から始まる四角い吹き出しはナレーションと言って、キャラクターのセリフではなく状況説明のために第三者的な立場から語られる言葉となっています」
みたいなのをさ、美術の授業で1時間だけやるならまだしも、10時間20時間と時間使ってやったら「は?大事な日本の文化だからって理由で、そこまでやる意味ある?」ってなるでしょ?
丁寧にやるべき理由の説明も出来ないままに「大事な文化なので」だけで押し通せるなら時間割なんて何でもありになっちゃうよ。
「サッカーは世界的にメジャーなスポーツだから毎日1時間リフティングしよう」「野球は国民的スポーツだから毎日1時間素振りとノックをやろう」とか、なんでも言えちゃうでしょ「大事な文化だから」だけじゃ。
なぜ、それを授業時間を割いてやる必要があるのかを説明してよ。
その上で「こっちの科目よりも重要性が高いですよ」と主張するべきなの。
なんなの?
タイトルまんま。現実の知り合いに話すわけにもいかないし、ここに書いておく。
田舎あるあるだろうけど廃墟みたいな、っていうかこれ廃墟じゃないの?って言いたくなるくらいボロいラブホの存在は知ってたけどまさか自分が行くとは思ってなかった。いつも遊びに行く方面とは違う方に行ったのもあってノリで入ってしまった。(でもラブホって意外と面白いから予定が潰れたらフリータイムで映画見たりごろごろしたりする)
多分昼間の姿しか知らない地元の子供とかは廃墟と思ってるだろうし小学生の私が通りすがったら廃墟だと思ったろうし夜に立ち寄った現在の私もこれは廃墟だけどヤンキーの溜まり場になるの防止で照明と監視カメラだけ通電させてるのかと思った。1台も車停まってない。暗い駐車場の端っこに1台原付が停まってるだけ。スタッフの物だろう。そうじゃなきゃ怖い。雨の音しか聞こえない。彼氏もやめとこうかと言い出したけどせっかくだし面白そうだから入店。
びっくりしたのはまずめちゃくちゃ寒かった。外の方があったかくない?って言いたいくらい寒かった。そんで部屋選ぼうと思ったら半分くらいの部屋が使用中。いや誰も車停まってなかったけど。この辺のカップル全員ここまで徒歩でここ来てるのかそれとも老朽化が激しくて使えなくなってるのかわかんないけどとりあえず使える部屋を選ぼうと思ったら写真が日焼けしすぎててほぼ見えない。適当に空いてる部屋のボタンを押す。廊下は暗いけどどこかから少し物音はするので誰かはいるんだろう。マトリックスのポスターが貼ってあったのが印象的だった。
部屋に到着。ここもまためちゃくちゃ寒い。最初の印象はばあちゃんの家みたいだった。泊まりに来た時用意してくれてる来客用のあんまり使ってない部屋、みたいな感じ。扉が多いのは寒いところ向けみたいなこと昔注文の多い料理店で読んだけど流石に扉2、3枚じゃ大した効果がないんだと感心する。エアコンをつけるけど全然風が出ない。電源入ってるか怪しみつつ彼氏と2人で震える。いつまで経ってもあったかくならないので先にシャワーでも浴びて暖まろうとお風呂場に行く。ここもまたばあちゃんちみたいなちっっっっさい湯船。明らかに昔これバランス釜だったんだろうなーって形だった。タイルは寒いし排水溝から嫌な匂いがする。勘弁してよってなったのはシャンプー、リンス、ボディソープに並んで使いかけのローションがあったこと。半分くらい残ってたけどいつのやつかもわかんないしうっかり間違って手に取りそうでビクビクした。最初はこんなリフォーム前のばあちゃんちの風呂なんか入れるか!と思ったけど寒さには勝てなかった。シャワーで体をあっためてから部屋の中を見物することにした。その頃にはあのボロいエアコンもじわじわ風を出してたし。
私はラブホもビジホも観光ホテルも備え付けてあるパンフレットなんかを見るのが好きで隅から隅まで読んじゃうんだけどあそこのはすごかった。全部じゃなかったけど手書きの紙がラミネートされてた。マジックで縦書きに。内容は散らかすなとかテーブルに置いてあるお菓子はサービスだとか料金とかその辺だったと思う。他にも宿泊の人は朝食サービスが出るとか軽食サービスについてとか書かれていた。一応怖くなったのでお菓子の賞味期限もチェックしてみたけど普通に数ヶ月先だったので食べた。ちなみにうまい棒と味ごのみとなんかよくわかんない小さいチョコだった。ここもばあちゃんちですか。持ち込み用冷蔵庫の中に冷凍パンケーキが入っててサービスと書いてあったけどこれは食べる気が起きなかった。彼氏は備え付けのウォーターサーバーの水だけ飲んでいた。
ネットで「廃墟みたいなラブホ」で検索するともうすでに廃墟になってるラブホの紹介の記事が大半で、もうちょっと下に心霊系のネタとしてボロいラブホに泊まる企画の記事や動画が出てくる。今回のもそれに出られるくらい古くて暗いホテルだった。そんなホテルだけど何故か公式ホームページも持ってるし、ラブホ紹介サイトにもしっかり登録されている。PR部分に「アットホームなホテルです♪」と書いてあった。ラブホにアットホームさっている?
精算方法は意外にもエアシューターじゃなくて自動精算。かと思ったら機械が故障していてスタッフの人が回収しにきてくれた。ごく普通の、丁寧な人だった。ここで初めて自分たち以外の生きてる人間に会えてホッとした。いや普通はラブホで人に会ってホッとするとかないんだけど。料金はめちゃくちゃ安かった。
一部では昭和ラブホがエモいとかカワイイとかゴージャスとか言われてるけど虫とか不衛生さが無理な人は行かない方がいいんじゃないかな。綺麗なところもあるだろうけど博打だし、和式トイレのラブホとかお風呂に石鹸ひとつあるだけのラブホもまだ残ってるらしいし、口コミほとんどないからどんなところかもわかんないし、多少珍しかったりエモさがあると昭和ラブホ好きな人の口コミやレポがあるけど大体はそれもない。
今回は「キリンの首は僕と君より長い」という
1文を例に考えてみる
・1 モールス信号にする
世の中には色んなサイトがあるもんで入力するだけでモールス信号に変えてくれるサイトがあるんすねえ。
リンク https://morse.ariafloat.com/
これにそのまま入力してみると
-・-・・ --・ ・-・-・ ・・-- ・・・- --・・- ・・ -・・・ -・・ ・・ ・・・- ・・-・・ -・-・・ ・・-・- -- --・ ・-・ ・-・・ ・・ ・-
となるわけ
これだけでも馬鹿なひとちにゃ「??」なんだけどこのサイト ・ と - を変えられるので
試しに増 と 田でやってみると
田増田増増 田田増 増田増田増 増増田田 増増増田 田田増増田 増増 田増増増 田増増 増増 増増増田 増増田増増 田増田増増 増増田増田 田田 田田増 増田増 増田増増 増増 増田
これはこれで変な人絡んできそう
・2 翻訳する
Jirafa mba'e U collu mrefu kuliko mimi na wewe
ただ意味が変になるかもだけど
読む気がうせる
例
まだ短文だからそうでも無いと思うじゃん
しかしこれが100行繰り返されてみ
いやでしょ
・4 つまりで反対の文にする
例
このつまりの前に当たる文をわざわざ考えるやつなんか早々いないし考えたとしても言わんでしょ
★やってはいけないこと やらないほうがいいこと
・余計な一文を加える
キリンの首は僕と君より長い
・何かを貶す
キリンの首は僕と君より長いわけだけど
・顔文字を多用する
キリン🦒の首わ⭕️僕👱と君👩より長い😆
・全く関係ない話をする
キリンの首は僕と君より長いらしいけど
知っていた?焼肉が食べたくなるね
・記法を乱用する
の
僕
君
長い
・縦書きで書く
キ
リ
ン
の
首
は
長
い
い
い
い
い
い
い僕と君よりも
・変なポエムを入れる
キリンの首は長いよ僕と君よりもね
毎日がすごく長く感じるよ
調べてたら縦書きで一筆箋ってやつが良さそうやがそれも要らんのけ?
対応しているサイトのみの話だが、ブラウザにはなんか読みやすくしてくれる機能がある。
これはリーダービューやイマーシブブリーダーや読み上げモードと呼ばれる機能らしい。
使うには、対応しているサイトを開いたときにURL欄に表示されるアイコンをクリックしたりすればよい。
自分が使っているブラウザではF9を押せば表示されるが、それ以外のことはよくわからんので、各自調べてくれ。
この機能は地味に便利で、縦書き以外にも、読みにくいフォント、読みにくい行間、読みにくい横幅、読みにくい背景のサイトをいい感じに表示できる。使っていこう。
そして、ネットニュースの受け売りでオズマ問題とか循環定義とか言ってる連中も、大半は正しく理解していない。
よくある間違いは、「お箸を持つ方の手」とか「北を向いた時の東側」とか「縦書きの本の偶数のページがある側」だとかだ。
これらは右の定義になっていない。
この問題、理解できる人には簡単なことだが、できない人には一生理解できない類の問題である。
しかも、ネットニュースなどで解説を見ると、「わかったつもり」になってしまう類の問題でもある。
たとえば、「図形や建物などの位置関係を用いずに宇宙人に言葉だけで伝えるのは無理」だとか「北を定義するのに東を使い、東を定義するのに北を使うと循環論法になる」とかだ。
にもかかわらず、論理的な思考が苦手な人ほど、それらの「解説」を鵜呑みにして、何か高度な知識を身につけた気になってしまう。
この問題が正解できない人は、「定義」ということが理解できていない。
たとえば、「最小値」を定義することを考える。
「Xを実数の空でない部分集合(より一般には半順序集合)とする。x∈XがXの最小値であるとは、すべてのx'∈Xに対して、x≦x'が成り立つことである」
このように最小値はそれが属する集合を選ぶごとに定義される。
言い換えれば、「どの集合の最小値か」を言わなければ、最小値を正確に定義したことにならない。
たとえば、「0は最小値であるか」「-1は最小値であるか」という問は意味をなさない。
ほとんどの人は、「右とは何に対して定義される概念なのか」が理解できないのである。
「XXXのある方が右」と言っている人は、「0は最小値である」「√2は解である」「πは面積である」などと言っているのと同様。
それぞれ「何の」が定まらなければ意味のある文にならないのである。
以下のふたつが正答である。
https://anond.hatelabo.jp/20230925210229
とする。3次元空間のベクトルf_1, f_2, f_3に対して、f_1を前、f_2を上としたとき、f_3が右であるとは、順序付けられたベクトルの組(e_1, e_2, e_3)を(f_1, f_2, f_3)に変換する行列Pの、行列式det(P)が正となることである。
https://anond.hatelabo.jp/20230925203859
どちらも、「Xを前、Yを上としたときの右」という形で右を定義している。
「右」はこのように、前後・上下を決めるごとに定義できる概念である。
単に「右とは、〜」という定義は、「2は約数である(何の?)」「πは面積である(何の?)」などと同じように、ナンセンスである。
また、右を定義するのに「前」「上」の定義(言葉の意味)は必要ない。
契約書袋綴じを指示されて和書の袋綴じをして怒られたって棘がバズってるけど
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2205369
いや、元々契約書の綴じ方も和綴じの袋綴じをしていて今でもやる場合があるのだ。そして昭和の契約書やら判決文、戸籍謄本などの法的文書は和綴じの方の袋綴じがされている。
そもそも現代の契約書の綴じ方には「袋」になっているところがない。なのに袋綴じと言われるのは和綴じから変わったからなのだ。
なんで平成中期というか1990年代前半に替ったかというと、コンピュータの出力法が変わったせいなのだ。
契約書などには割り印をする。ページの差し替えをされない為だ。そして契約時点で書面の内容に異存なしという意味で双方のハンコをページにまたがる形で押す。また背表紙の封紙と表紙にも割り印をする。
ページの割り印の仕方は、上の余白で折って隣のページとまたがる様に押印する。
でもこれちょっと無理やりだと思わない?
実は1990年代までは今のように両面印刷して製本するのではなく、原稿用紙のような升目用紙(内容証明用紙のようなの)に手書きで書き、それを半分に折って重ね袋綴じしていた。綴じるのに使うのは布の「こより」で、千枚通しで穴を開けてから紐を通す。河野太郎が廃止させたやつだね。だから千枚通しはオフィス用品だったのだ。
そして袋綴じされた紙を膨らませて片側のページを山型に折ってそこに割り印をしていた。
「ワープロ」を使うようになっても同じ。片面印刷して袋綴じにして割り印をする。
なんでパソコンじゃなくてワープロなのか?これは後で説明する。
戸籍謄本などはやはり手書きで同じように袋綴じされて割り印され渡された。
そもそも「謄本」と云う言い方をするのは、昔はコピーが無かった(青焼きはあるがコストが高くナンセンス)ので手写しであり、書面の中身を全部写したのが謄本で、労力が大変なので必要な部分だけ写したのが「抄本」だった為だ。今でも閉鎖謄本/抄本を請求するとこの形式で出てくる(流石にコピーを使うが)。そして和綴じ式の袋綴じで割り印されている場合がある。
こより綴じの方は昭和後期には省略されてホチキスになり、これは市役所や弁護士が先行したようだ。だが契約書類はこよりorこより+封紙+割り印が使用されていた。
コンピュータで印刷するというのは今では当たり前で、印刷するのは白いオフィス用紙で、一枚ずつ印刷される。
だが嘗てはコンピュータで使われるプリンタはラインプリンタが主流だった。ページプリンタはDTPなど特殊分野でのみ使用され、一般的なOA機器メーカーはラインプリンタしか製造していなかった。
ラインプリンタの用紙というのは、両側に穴が沢山開いてて薄緑などで罫線が引かれていて、ミシン目が入ってて切り取りが出来る連続用紙の事である。
ラインプリンタの場合、印刷の区切りが一行づつになっていて、プリンタに印刷指示が送られるとそのテキストを印刷して改行の必要がある場合は改行しそこで終了する。ミシン目まで行送りするという事は無い。
だから票として一枚ずつ切り離す場合は、ミシン目が来るところまで行送りを行って停止するという印刷指示を組んでおく。
また、嘗ての標準出力の延長でもあるのでコマンドラインとの相性も良く、リダイレクトやパイプ(|)でデバイスファイル(lp、PRN)にテキストを流すとそれが印刷されるという簡単さであった。
ラインプリンタはページプリンタに押されて無くなったかに見えるが、実はPC POSで印刷されるレシートはラインプリンタの生き残りだ。
プリンタの印刷方法はインクをしみ込ませたインクリボンを活字で叩くというのが主流で、日本語圏だと沢山のピンを弾いて打つ、ドットマトリックス方式が主流だった。これだと一字のドット数が16*16くらいが限界なので、細かい漢字は打てない。
だからカタカナ+数字しか出力されない伝票などの使用が主で、ページプリンタは普及しなかった。
一方、ワープロ専用機は最初からサーマルプリンタを備えていてページプリントが前提であった。だから普段のオフィス業務はコンピュータ+ドットマトリクス、文書の清書はワープロというのが一般的だった。
これで法的文書もワープロで作成し、縦書きで出力して手書きと同じ袋綴じにするというのが増えてきた。
今でも弁護士の文書で表題に倍角文字が使われたりするのもこの名残だ。
これがWindows95が普及するとページプリンタの普及も進み、イントラネットに接続される複合機が普及するなどで印刷=ページプリントとなったのだ。そしてやがて法的書類も両面印刷して製本するという形になった。
その時に本来の袋が出来る袋綴じは過去のものとなって袋が無いのに袋綴じと言われるようになった。故に今の袋綴じ方が当たり前になったのは20年位かと思われる。
因みにワープロより早くから、またワープロと平行する形で和文タイプというのがあり、これで升目用紙に、または白紙に升目用紙と同じ字の間隔で印刷するという方法もあったのだが、和文タイプというのはとても時間が掛かった。
この人は流石に遅過ぎなのだが、タイプするのが超絶大変な代物で、行政書士、弁護士など気合が入った士業と法務局、裁判所など気合が入った役所、気合が入った大企業の契約書など、兎に角気合が相当入ってないと使われない清書用アイテムだった。ある意味、100kgぐらいの巨大複合機より気合がある。
というわけで袋の部分が無いのに袋綴じという謎かけみたいな名前の背景にはオフィス史とコンピュータのプリンター史が隠れていたのであります。
昭和日本ではオフィス用紙も法的文書も原稿用紙も、B5だった。ずっとA4より小さい。会社でも役所でも裁判所の判決文でも全てB5だ。
だが1990年頃に役所関係の書類をA4にするというお触れが出た。これは国際化の一環で、ISOに定めれているのはA列だけでB列は日本独自規格。困ったことに当時一番の貿易相手国だったアメリカはアメリカンレターサイズをN倍したANSIという独自規格なのだが(またですか)、まぁレターサイズはA4に近いしA4を標準化すれば万事うまくいくでしょとの見込みだ。
これに数年遅れで企業も倣ったのでB5というのはパージされることになった。
世の中全部B5からA4に変わったのに、大学ノートだけはB5が主流のままだ。あれは何でなんでしょね?小さいと使いにくいのに。
今はオフィス用紙として白くてある程度の厚みがあるものが使われているが、これはコンピュータ印刷が一般化するまではとても薄いペラペラでテカテカつるつるしている紙が使われ、これが「公的な場所で使う」紙だった。
先述の手書き&ワープロの升目用紙も全てこの極薄+つるつるの紙である。両面印刷して製本されなかったのもこれが理由の一つだろう。
これは「カレンダー紙」で、紙を押しつぶす鉄製のカレンダーロールの間を極圧で通して押しつぶし、薄くする。
トレーシングペーパーやクッキングペーパーと同じだ。
また、請求書類の封筒は中の請求書の名前住所が見えてあて名書きを省略してあるが、あの透けた部分が透明ビニルじゃなくて透けた紙である場合もある。この透ける紙もカレンダー紙だ。
公的書類でカレンダー紙が使わるようになった理由だが、増田は羊皮紙の代替ではないかと考えている。羊皮紙は中世の欧州から使われていた「紙」で、羊やその他の皮膚の薄い動物の皮を剥ぎ、石灰水で皮下脂肪を除去して薄く削いで引っ張り、紙のようにした。 https://w.wiki/7FnV
鞣しをしないのがポイント。これは高額なので貴族の手紙や証文、聖書の写本など「公的」な書面に使われた。
これの代替の紙としてカレンダー紙が使われ、それが「高級紙」として日本に輸入されて、ペラペラなカレンダー紙を契約書や判決文に使うようになったのではないか?と推測している。
こういう訳で、昔の契約書やら公的書類などはやたら薄いのが特徴だ。破れそうで怖いのだが、そっとめくるだけなら破れない。
なお、トレーシングペーパーやクッキングシートは長期間放置するとバラバラに崩壊してしまう。これは硫酸で晒しをする為に酸性になっているからで、昔のペラペラ重要書類はそうはならないので、硫酸晒しをやってないのではないかと考えられる。
増田はどうかわからないけど、こうした主張は保守や右派と呼ばれるような人が論じてくることが多い。
しかし私が思うには、こうした日本や日本語を大切に思う勢力こそ、日本語の柔軟さや強かさに気づけていないのではないか。
なぜ彼らは、カタカナ語やカタカナ表記もまた日本語の範疇と考えられないのだろうか。
漢字という表意文字があり、ひらがなとカタカナという役割を分けうる表音文字がある。
アラビア数字もアルファベットにも馴染むし、縦書きでも横書きでも表記しうる。
こんな強い書き言葉は滅多にないだろう。
日本という国が(保守派だったら日本という美しい国が、と書いてもいいところなのかもしれない)、
長い時間をかけて色々な文化を吸収し、それでも、たとえば匈奴や烏丸のように歴史の中で無くなってしまわず、国際社会の中で存在している。
長い時代をかけて日本語表記は例えばセルや魔人ブウみたいにいろんなものを吸収して強かに生き残ってきた。
これに自覚できず、そしてこれを誇りに思えないで、どうして保守を名乗れようか。
題名の通りだ。ネット環境という文字でのコミュニケーションが多い環境だからこそなのかもしれないが、気にしなくていいような誤用が気になってしまう。
例えば、「~しないわけにはいかない」の意味で用いる「~せざるを得ない」を「せざるおえない」「せざる負えない」「せざるえない」と表記するだとか。「または」「あるいは」等の意味で用いる「もしくは」を「もしくわ」と表記するだとか。気になる誤用を延々と……そうそう、「延々と」もそうだ。「永遠と」と表記する人をよく見かける。
話を戻して。自分でどの誤用が苦手なのか、どの誤用なら問題ないのかを考えてみたものの、共通点がてんで分からない。「せざるおえない」「もしくわ」「永遠と」「そうゆう」「~しずらい」は気になるのに、「こんにちわ」「全然大丈夫」は大丈夫だし、ら抜き言葉もそこまで気にならないのはなぜなのか。ら抜き言葉が気にならないのに縦書きの文章を左から右に読ませるものが気になってしまうのはどういった理屈なんだろう。
別にこれで自分だけが気にして少し嫌だな~ともやもやするだけなら別にいい。いや、正直なところを言えば嫌ではあるのだが、自分だけで完結するし自衛もできるだろう。気になる誤用が出てきたなろう小説はそれ以上読まなきゃいいし、気になる誤用を扱う切り抜きチャンネルは見なければいい。
だが、自分は大層厄介なことに、どうしても気になって声を上げてしまいたがる性質だ。このように。今こうしてここに書いてしまっているように。普段SNSやらで友人達と交流する時だって誤用が気になって仕方がない。もちろんそんな誰彼構わず指摘しているわけでもないし、親しくなった友人にだってなるべく言わないようにしている。言ってしまったこともあるが、苦手なものを聞かれた時に「そうゆうとかもしくわとか、そういう感じの誤用が苦手かも。使うなとは言えないけど」程度の回答に留めていたように思う。とはいえ、使うなとは言えないと言ったにもかかわらず、友人の誤用が気になり段々嫌になって自分から距離を置いてしまったこともあるから、これも最善ではないのだろう。
そんな中、先日、ついに別の友人に「その表記は誤用だよ」と指摘してしまった。「『延々と』と『永遠と』は全く意味が違うよ」と、ついに声を上げてしまった。友人は心優しく、自分のこんな狭量な発言に対して謝罪をしてくれた。気分は全く晴れない。口語表現となんとなくのノリで生きてきてしまった、言葉を扱うのが昔からずっと下手だった、と友人は続けて零していた。気分は全く晴れず、それどころか落ち込んだ。
言い方が悪かった。このことに関しては間違いはないだろう。けれど、どう言ったらよかったのだろうと考えてしまう。そもそもとして友人たちは好きなように言葉を使っただけであって、その言葉を見て自分が一方的に気になってしまっただけなのに、自分が何かを言う必要なんてないだろうに。言わないほうがよかったのかもとも思っているが、言わないなら言わないでまた自分から距離を置いておしまいだろう。見ただけで集中力が切れ、見続けるだけで段々気落ちしていくのだから、言わないままというのもきっと自分の精神衛生上よくない。
誤用が気になってしまう。誤用が気になってしまう自分に嫌悪感を抱いてしまう。言語は移り変わっていくものだと分かっているつもりでも、移り変わっていく過程で生じた誤用であり数百年後には正しい表記になっている可能性もあると理解しているつもりでも、それでも気になって気分が悪くなったり気分を悪くさせたりしてしまう自分に嫌悪感を抱いている。
LaTeXで、縦書き人文書のように全角括弧内()の級数下げをするマクロを書いた。
・「(」が来ると級数下げる
・「)」が来ると級数上る
・「()」のなかに入れ子の「()」が来た場合は、変更しない(本づくりのお作法)
※ 「(」と「)」が対応してないと級数下げたまま、になってしまう可能性があるので、ちゃんと合わせておくこと
\usepackage{relsize}\usepackage{newunicodechar}\newif\iffoot\footfalse\newcounter{parnest}\setcounter{parnest}{0}%()内の級数下げマクロ:変数の準備(級数下げしたくない箇所は、()の前後を\foottrue~\footfalseで括ること)
\let\origfootnotetext\footnotetext\renewcommand{\footnotetext}[2][]{\ifx\relax#1\relax \origfootnotetext{\foottrue #2 \footfalse}\else\origfootnotetext[#1]{\foottrue #2 \footfalse}\fi}\let\origfootnote\footnote\renewcommand{\footnote}[1]{\ifnum\ltjgetparameter{direction}=3\origfootnote{\foottrue #1 \footfalse}\else\origfootnote{\foottrue #1 \footfalse}\fi}%脚注コマンドを変更
\let\origendnotetext\endnotetext\renewcommand{\endnotetext}[2][]{\ifx\relax#1\relax \origendnotetext{\foottrue #2 \footfalse}\else\origendnotetext[#1]{\foottrue #2 \footfalse}\fi}\let\origendnote\endnote\renewcommand{\endnote}[1]{\ifnum\ltjgetparameter{direction}=3\origendnote{\foottrue #1 \footfalse}\else\origendnote{\foottrue #1 \footfalse}\fi}%文末脚注コマンドを変更
\makeatletter\chardef\my@J@kakkostart="FF08\newunicodechar{(}{\iffoot\my@J@kakkostart\else\addtocounter{parnest}{1}\ifnum\value{parnest}=1 \relsize{-0.5}\my@J@kakkostart\else\my@J@kakkostart\fi\fi}\makeatother%開くカッコは脚注外では級数下げ
\makeatletter\chardef\my@J@kakkoend="FF09\newunicodechar{)}{\iffoot\my@J@kakkoend\else\addtocounter{parnest}{-1}\ifnum\value{parnest}=0 \my@J@kakkoend\relsize{0.5}\else\my@J@kakkoend\fi\fi}\makeatother%閉じるカッコは脚注外では級数上げ(元に戻す)
https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=2722
以下をプリアンブルに入れることで解決できたのでメモ。環境は、lualatex+jlreq。
\usepackage{newunicodechar}\makeatletter\chardef\my@J@tdreader="2026\newunicodechar{…}{\x@my@tdrdef}\def\x@my@tdrdef{\ifnum\ltjgetparameter{direction}=3{︙}\else \my@J@tdreader\fi}\makeatother%縦書き時の三点リーダ
要するに、縦書き時(ltjgetparameter{direction}=3)には「…」を「︙」に変換するわけです。
参考:
https://ja.osdn.net/projects/luatex-ja/wiki/Documentation/attach/tc14-slide.pdf