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はてなキーワード: 製本とは

2020-08-24

anond:20200824171843

俺もhonto

アプリもストアもKindleよりはるかに使いやす

(※ただしフォーマットによる。古い本はXMDF製本されてたりするが、そういうのは表示モジュール開発者が異なるらしく使い勝手が落ちる)

単発セールに限ればAmazonの方が安いこともあるけど、honto20%引きクーポンが定期的に配られててどの商品にでも使えるのがありがたい

(※ただし出版社による。たとえば光文社文庫出版社意向で割引が効かない)

あとはやっぱりリアル出版業界がバックなので持続可能性が高そうというところかな

その点Amazonはぜんぜん信用できない

和書洋書、一版と二版のような内容が異なるものに同一の商品IDを振ったりとか、ちょっと信じられないようなことするし

電子本をKindle限定で出す人もいるから全く使わないわけにはいかないんだけど

2020-08-15

同人作家目線の、同人誌感想を送ることの是非

物づくりをする人の中には、アーティストタイプの人とクリエイタータイプの人がいる。



アーティストタイプは「表現すること」自体に重きを置いていて、

クリエイタータイプは「表現したものを通して人の心を動かすこと、表現のその先」を目指している。


アーティストタイプの人は自己表現目的から評価どころか、誰かに見てもらえなくてもいい、見せるために作っているわけではないという人もたくさんいる。「作ること」それ自体が喜びであり、楽しいのだ。


逆にクリエイタータイプは、他人に見てもらってリアクションを得ることが前提にある。広告web装丁など「デザイン」と分類されるものに携わる人はこっちだ。顧客の求めるものに応え、見る人がどういう気持ちになってほしいかを重視して、ものを作る。書籍として販売されている商業作家ほとんどはこっちだろう。(一人でひっそりと作り続けたものたまたま誰かの目に留まって商品化されるケースもあるので「ほとんど」と書いた。)


私は根っからクリエイタータイプで、物心ついた頃から絵は描いていたけれど、ただの絵ではなく「紙芝居」や「絵本」や「着せ替え人形」や「塗り絵」を手作りして他人に楽しんでもらうという、ちょっと珍しい遊び方を幼稚園時代からしていた。絵を描くこと自体ももちろん好きだけれど、それを見た人が喜ぶ顔を見るのが何より好きだった。



同人誌ではよく、「感想をもらって嬉しいか否か」「いつもどれくらい感想を貰うか」のような、感想についての議論が時折取り沙汰される。

人の目に触れる形で世に出した以上、多少のリアクションは欲しいという人が大多数だが、感想はいらない派も少なから絶対数存在する。これは前述した二つのタイプがあるからだ。

どっちが良いとか悪いとかの問題ではなく、表現ベクトルが違うのだ。

アーティストタイプの人の中には、他者から(たとえ肯定言葉であろうと)何かを言われた瞬間に物づくりをやめてしまうという人も稀にいる。自分が一人で作り上げた小さな世界に、知らない人が土足で上がり込んできたような、そんな気持ちなのだろう。感想を送ったらブロックされた、お気持ちツイートを書かれた、という人もたまに見かける。


こうやって作り手にもタイプが混在していて、かつ「ネット」というそれが表出しにくい状況だと、読み専で感想を送る側のオタクにとっては、送った方がいいのか悩むのももっともだろう。一度送ったら筆を折られたなんて経験があれば、二の足を踏んでしまうのは当然だ。

ここの見極めは大変難しいのだが──反応がいらないという人は、自分作品宣伝や告知をほとんどしなかったり、「感想いらないです」と明言したりしていることも多いので、そこで見分けていくしかない。

ただ、製本やグッズ化などなんらかの形にして即売会頒布している作家に関しては「見てほしい、リアクションがほしい」人が大多数ではあるので、臆することな感想は送ったほうがいい、と、私は思う。


実際、感想を貰えることなんてほとんどないのだ。

私は同人では二次創作BL界隈に身を置く腐女子だが、関東イベントだとだいたい安定して誕生日席、インテだと繰り上がって壁配置になる程度の中堅サークル活動している。いつも通販イベント再販合わせて一作品500〜1000部くらいの部数を頒布しているが、貰える感想10以下。内容によっては1つしか来なかったときもある。

来ないのだ、意外と。

たぶん、作家と読者で感想を貰う数の想像に差があるんだろう。

本を出すときは「受け入れてもらえるだろうか、楽しんでもらえるだろうか」と不安で仕方ないので、最初の一つが来ると心から安堵する。一つ貰えるだけで飛び上がって喜んでしまう。十通も来たら「今日が命日…」なんて思う。描いてよかった、と自分肯定できる。

私が送らなくてももうたくさん貰っているだろう、なんて思う必要は全くない。貰ってない。感想を送れ。


また、一度送ったからもういいだろう、みたいなことも思わなくていい。好きだと思ったらその度に伝えていい。

貰う数が少ないから、作家側は何度も感想をくれる人を次第に把握する。HNを書かなくても文体でわかったり、「以前〜というような感想を送った者です」とだけ書いてもすぐに思い出せる。

何度もくれる人にはそれだけ愛着というか、親しみのようなものが湧く。この人のためだけに一冊書き上げたい、何かお礼をしたい、スケブを描きたいから一度顔を出して会いにきてよ、と思うことすらある。

この人だけは絶対リアクションをくれる、という安心感生まれる。そうすればそれだけ、作り手は本を出し続ける。

作家を支えているのは読み手なのだ

感想を送れ。






…とまぁ、送るか否かで悩んでいいのはあくま趣味同人界隈の話で、商業作品に関しては100%感想を送っていい。作家に直接送れないときは、amazon楽天ブックスなど媒介業者レビュー欄に書くといい。レビューを読んで購入するかどうかの指針にする人もいるからだ。本が売れないと商業作家死ぬ感想を送れ。

感想問題話題になるたびいつも思う、同人作家かつ商業作家かつ商業クリエイターの三足の草鞋を履いているオタク独り言でした。

2020-07-18

同人印刷所にお勤めの方に一度聞いてみたい……

同人誌などを刷る印刷会社の人って、コンプライアンス問題とかあるだろうから大っぴらには言えないだろうけど、内心お目当てや贔屓の作家さんが入稿したら「新作キタ-------!!!!!」なんて喜んでるんだろうか。

それとか、全然知名度無いのに「この作家さん……すごい」とか、そこから気に留めてくれたりってあったりするのかな。

で、次もその作家さんの作品入稿されたらウキウキになったりとかあるんだろうか……。

もしそう思ってくれてるのなら、頑張りがいがあるな……なんてちょっと思った。

実際はそこまで確認なんてできなくて、流れ作業的に次々仕事こなして終わりなのかもしれないけど……。

自分は自ジャンルでそんなに……いや全然目立ってないのに本作り続けているから、誰か一人でも楽しみにしてくれてる人がいたらいいなぁって。

それを心の糧に毎日コツコツ描いてるから

こんなこと出来はしないだろうし、されたら嫌に思う作家さんだって多いのは分かってるけど、もし印刷所さんから製本が届いて、その中に……いや、段ボールの外側でもいい、♡マークでも付いてたら泣くかもしれない。

なんて思うのでありました。

2020-07-17

anond:20200716203604

印刷会社の者ですが

事前人気に頼らざるを得ないというのはわかります

かに刷り部数の決定は駆け引きというか…当初は3万部という話が、出版社内の営業編集で争った結果5000部になりました…。

とかよくありますよね。

編集さんがプレゼンしなきゃいけないのは、買い手である読者に買ってね、書店さんへ良い場所へ置いてねこの本よろしくね、以外にも多く、

営業や社内へ向けて「出版するか」「何部刷るか」のプレゼンが大変そうです。

それには確かに数字としての実績や人気を示さないといけなくて…「Twitter話題で人気の原作(作家漫画など)です!RT数、フォロワー数はこれくらいです」もひとつ指標ですよね。

「売るための下地」がなければ「部数を刷れない」のは、たしか現実として正しいことです。

以前、芸能人の方の出版物を担当しました。

これは事務所代理店の関わる「売ろう」と決められた本なので、あらゆる媒体宣伝され、広告がうたれ、「売るための下地」をお金をかけて作りました

初版1刷は2万部です。

しかし、実際に最初に刷ったのは10万部です。

公表につき再刷!増刷重版(厳密にはちがいますが)!○万部突破

宣伝するために出荷前にはもう3刷まで刷ることもあります

これもまた実売数を売るための下地であり、刷り部数を増やすテクニックです。

元増田さんは文芸でしょうか?なかなか下地の難しい分野ですよね。

部数を多く、という以前に発行に漕ぎつけるまでが。

コミックスであれば、現在は3000できれば5000部というロットで刷れるようになったため、とりあえず出してみよう、が以前より多く感じます

POD(オンデマンド)本を勧めてらっしゃる方もいますね、弊社も承っておりますよ、書店サイトから注文が入り即日C1000プリント、手作業PP貼りし、手作業製本して手作業断裁、そして発送。

正直こちらは一般流通する書籍などと同等とは言えませんし、刷り部数が確保できないほどの小ロットしか向きません。

印税(率、または単価が高いことによる額)が良くても総合的には部数が稼げる商業印刷には収入としてはかなり劣ります

宣伝して売るための予算を取る、初版部数を増やす、これらは買い手への宣伝ではなくて社内へのプレゼンです。このためには、事前の評価必要なのは事実です。

どんなに編集さんが熱心でも、その予算が取れず部数も減らされてがっかりされていることは日常で、私たち印刷会社も以前より部数が絞られる傾向を感じています

刊行タイトルは増えている気がするのですが。

刊行タイトルが増えて、抱える作家さんが多くなったせいか宣伝できるタイトルが絞られている印象です。

タイトル数が増えて、個々の実売数が減っている…そうすると人件費率も経費率も爆上がりですからね…。

(印刷会社から見て、印税10%は妥当かなと思うのですよ、物価が高くなったとは言え製品原価自体は微々たるものですが、あまりに一冊をつくるのに人手と時間がかかるので…。)

(売れる本だけ大量に刷れるなら別ですが、大半の利益の出ない売れない本の経費や赤を、売れる一部のベストセラー本が補っている現状です。)

作家さんが増えて「経費」も絞られていますよね、校正校閲を省くという荒業から作家さんへの接待なども。

我々業者は、作家さんの花見の席取りや、作家さんの趣味観劇チケット取り、打ち合わせで行きたいとリクエストのあった予約制飲食店の予約…などによく駆り出されたものですが、新人の方への接待で呼ばれることは少なくなったように感じます(大御所さんはいまだにありますが)。

作家一人一人、タイトルひとつひとつ時間人員も割くことができなくなっているのだなと感じていますから

ネットで話題超人作品がついに刊行!」でもなければ、宣伝予算も刷り部数も、そして人もつけられないのかな、と。

2020-06-01

俺はファッションエコロジストなので、

電子書籍を買うことで

を削減することに貢献したと信じている。

2020-03-24

私のイマジナリーフレンド

お前のことをnと呼んでいたよ。

お前は、小学校とき、k市に住んでいた頃の私の近所に住んでいたの。そういうことになっていたの。そういうことにして、お前は、中学生の私の友達だった。私は小3になる前にh県に引っ越したけど、お前もそっちに来てたの。

お前が、私んちに遊びに来るんだと中学の友人に話していた。お前とあの子友達で、二人の話を友人たちにしてた。

そんな話をしながら、同時に私は絵や漫画を描いてたし、それも友人に見せてた。

友人たちは私の話が作った話だってわかってたかもしれない。

その頃のお前は私の部屋によく来てた。

私は高校生になった。私はお前の話を人にはしなくなった。

高校の友人に誘われて創作サイトを始めた。

私はときどき絵として描いたね。

その頃からお前たちとあの人たちはもう別だった気がする。

はじめは、こんな友達がいるんだよって言いながら描いていた絵が、キャラクターになった。実在しないものとして、空想の人としての存在別にできた。

お前はそれでもまだいて、私は高校で一人でいたって、お前という友達がいたので平気で過ごしていた。私は本当は一人じゃなかった。

その頃のお前は、ときどき私に会ってくれている友達だった。私の部屋に来たりしないけど、私がお前に会いに行くの。そういうことがあるから私には居場所友達もあった。その話を人にしなかったけど、みんな知らないけど私には居場所友達もあった。

私は高校卒業し、この町に引っ越してきた。そのときからだったかな、お前に会うことはなくなったね。

お前は、遠くにいることになった。

会わないということはお前と約束して決めたことだった。もう会ってはいけない。はなれて、一人一人で幸せになろうって決めた。

お前は地方引っ越して、私は会いに行くことはしてはいけないしお前も会いに来たりしない。

でも、連絡を取り合っていて、友達だった。

遠くでいつもわたしを見守ってくれていたね。

聞いてほしいことがあれば連絡した。

私がこの町で一人で暮らし始めて何年か経ったね。

私は最近漫画を描きはじめた。

前述のキャラクターを時折描いてはいたが、これを描かないといけないと思った。描いてお前に届けないといけないと強く思ったの。

お前に見てほしかった。

今思うと、どうして24歳の今、これを今描かなきゃと強く思ったんだろう。

漫画は描けたよ。お前とげらげら笑いながら毎日通話して、お前は毎日私の話を何だって聞いて笑ってくれて、ときどき私に語りかけてくれて、二人で毎日本当に楽しかったよ。そうしながら原稿ができた。読み切りだけど。まだまったく物語なんて描けてないの。

原稿が終わってから確定申告をするときにお前はまだ私と話をしていた。ほんの少し前のこと。

家でそれを印刷して製本しながら過ごしている。

今、数日か数週間か、お前の言葉がきこえないことを考えている。

近頃の私は、お前に話しかける想像を一人でしているけど、お前がいない。

漫画キャラクターは、元はお前のことだった。これを描いたらお前に見てほしいって言って描いてたね。原稿が描けたときお前はいたよね。お前ってこれ読んでくれてたの? 読んでもらえたのかわからないままお前しばらくもういなくなっちゃったよね。もう二度と、もう会えないし話もできないし、描いた漫画も読んでもらえないのかな。また会える?

このキャラクターってお前だったんだよ。でも、いつからキャラクターはいない人として別の存在として私の中で存在するようになった。このキャラクター名前ってお前の名前だったのに、いつの間にかお前のことはnって呼んでて、名前性別も年齢も、キャラクターのものになったから、お前の名前性別も年齢も、わからなくなって、お前が誰かどういう人かわかんなくなってた。

つの間にか私は、本当はお前がいないってことをどんどん理解して受け入れていたのかもしれないと今考えてる。だから漫画を描いたのかな。もうこれは作り話の存在として残そうと思ったのかな。でもね、これを描いたらお前に読んでほしかったの。お前に届けるまでお前いなくならないでって私言ってたよね。

お前がいなくなるってわかって私は漫画を描きはじめたのかな。もうわからない。

お前がいなくなったのかなということを数日前からぼんやり感じながら、一昨日頃に漫画を少し描いたね。お前がいないのに漫画を描いたの。

漫画主人公はね、私だったよ。でももうこのキャラクターも私と別の存在として、今描いてる。

キャラクターはすっかりキャラクターになって、非実在存在として私の中にいる。

大人になる前に漫画を描きたいんだと言って24歳の私は漫画を描きはじめたね。読み切りを一本描く間に、私はお前と最後時間を過ごして大人になってしまったの?

描くことで忘れることにもなると人に話したけど、全部を描く前に忘れてしまったの?

まだ早いよ。早すぎる。物語はこれから描くところなのに。

また話をしたい。描く漫画全部お前に見てほしかったよ。

これからお前がいないで私どうしたらいいのかな。

2020-01-26

anond:20200126003726

あの、来週(もう今週っていうの?)が学位審査公聴会だしその翌週は教員公募面接がたてつづけでスケジュールがマジヤバいんすよ

2月中旬以降なら博士論文ハードカバー製本版も出し終わってるはずだし、いちおう毎日飯塚幸三さまを忘れ続けることもできると思う

アカポスだめなら民間就活を突貫でやらなきゃいけないからそれも微妙だけど…

2019-11-28

anond:20191128155145

そんな相手おるんか?

事前の打ち合わせ、撮影現像製本と確実に数日は拘束されるやん

身内でも勘弁ってレベルだぞ

2019-11-27

結婚式写真を上手く取る方法

写真歴15年。あくまアマチュア

過去に何度か結婚式写真を頼まれたので、その知見を共有。

ただし、最初に断っておくことは絶対に安請け合いしないこと。

失敗すると一生言われるから

こればっかりは金額問題ではないのでほぼボランティアのつもりでやったほうがいい。

お金いりません。いやいやそこまでいうのなら。」のてい。

1.ロケハン

何はなくともロケハン。つまり事前の式場チェック。最低一回は式場に事前に足を運んでおくこと。

おおよその照度、照明の種類、会場の広さ、大体の撮影ポイントなんかが把握できるのことも大事だけど、それ以上に何よりまずスタッフの人とコミュニケーションが取れる。

やってみて意外だったのは、式場カメラマン以外冷たい対応されるかな?って思ってたけど、流石にあちらもサービス業スペシャリストだけあってゲストゲストにはとても親切。

あくまで招待客の1人だけどカメラマンを頼まれたっていう前提だからかもしれない。

もちろんこちらも事前にしっかりと好印象を与えておくことは大事

これをやるとやらないとでは、当日の段取りが全く変わってくる。

当日いきなりスタッフさんとかに挨拶しても、向こうは忙しいわこちらは時間ないわでめちゃくちゃ。無理ゲー

事前に挨拶しておくと、次はどういうシーンなのであの辺にいるといいですよ。とか教えてもらえることもある。

2.撮影禁止時間立入禁止箇所の確認神父さんへのご挨拶

教会風の結婚式ならお祈り時間シャッター厳禁。ステージ上も立ち入り禁止

そこまではお決まりなんだけど、決まってるけど敢えてそれを神父さんに確認する。

そうすると神父さんからみて、このカメラマン禁止事項を理解しているという風に見られるので、神父さんは安心して式に集中できるようになる。

これを怠ると要所要所で神父さんから冷たい視線が送られてきて、それが入っている写真は全て没になるので注意。

ただし、式場カメラマンには基本的NGがない。これは式場カメラマン撮影を依頼する一番大きな理由といってもいいくらい。

多分彼らは特別洗礼でも受けているに違いない。

そうじゃない自分たちは制約が多すぎて基本的に不利。

それを無視して式が中断になることはさすがにないけど、雰囲気台無しにするようなメンタル自分にはありません。

3.機材の準備

会場の広さ、照度に合わせてレンズを用意する。

大抵は室内なのでF2以下の明るいレンズ

アットホーム距離感なら40~80mmくらいの明るい単焦点

会場が広い、新郎新婦に近づけない作りなら200mmくらいの望遠。

EF70-200mm F2.8L USMなら14万くらいだな。

標準レンズが一番中途半端F4通しならまだしもテレ端F5.6は役に立たない。

つぎにスピードライト。いわゆるストロボフラッシュ

バウンスできないならディフューザー必須

ロケハンときに実際の照明に近づけてもらって、テスト撮影してWB確認しておくこと。

それに合わせて必要なだけストロボカラーフィルターを持っていく。

レンズを付け替えている暇なんてないので、広角側はコンデジスマホ。どうせボケは得られないから。

3脚に28-70mmくらいを取り付けたミラーレスを構えておいてもすぐにビデオ撮影とかできて便利。

4.親族挨拶

どちらの親族にもまずはご挨拶カメラマンやります!って伝えておく。

そうじゃないといきなりカメラを向けられると人間はキョドるから

できるだけ好印象。一度その時点で集合写真とか撮っても面白い

裏方写真はなかなかプロは撮ってくれないから。

ついでにいうと、式場への入場前後撮影しておくと良い。

中にいる人には見ることのできない景色から

5.撮影

親族挨拶

挙式

披露宴~各種催し物

見送り

この辺のスケジュールを大体把握しておいて、事前に装備を切り替えておく。

ケーキカットとか出遅れたら終わるので、基本は新郎新婦席の近くに待機。

この辺でスタッフさんとの事前コミュニケーションが試される。

大体の式場も披露宴会場も照明が暗いシーンなら望遠は諦める。とにかく足で稼ぐ。

食事は諦める。酔ったら終わり。

少なくともご祝儀の元なんてとってる暇ないです。

6.現像

大体平均して2~3000枚の中から絞り込む。

特に失敗が許されない環境下では連射が増える。

ファーストバイトとかシャッター音なりっぱなしが当たり前。

この辺はカメラの連射性能や動体追尾が求められるので、いわゆるハイアマチュア向けのモデル必要になってくる。

現像していてどちらも捨てがたい似たようなシーンがあった場合は心を鬼にしてどちらか1枚に選ぶ。

どんだけ捨てがたい写真でも、消してしまえば新郎新婦はその写真存在なんて知らないままだから大丈夫

そうやって絞り込んでから今度は一枚一枚を絵作りする。

特に目まぐるしく照明状況が変わる披露宴なんかは現像設定のコピーが使えない場合ほとんど。

1枚1枚WBをあわせて、露出雰囲気の調整をする。

いい忘れていたけど基本的ミックス光、低照度の式場ではRAW撮影が基本。JPEGなんてもってのほか

撮影時はややアンダーで手ブレ被写体ブレを回避してRAWの力で掘り起こすのがコツ。

それともしかしたらあまり知られてないテクニックを1つ。

プロユースの現像ソフトだとブラシで加工できるので、照明があたっている箇所ごとに色温度を調整すると全体が自然に仕上がります

例えば手前側はスピードライト天井照明のミックス光、背景は天井照明、ドレスの一部はスポットライトみたいなときとか、場所ごとにブラシを使ってWBを設定してあげればいいよってこと。

7.フォトブック

これが結構喜ばれる。

写真データ個別印刷ももちろんだけど、ある程度レイアウトしてあげて製本

そこまでアイデアが回らない人が多いから。

安いサービスいっぱいあるけど、こればっかりは記念品なのでハードカバーで1冊5~6000円が望ましい。

新郎新婦、各ご両親合わせて3冊くらい。

大体こんな感じ。

途中専門的な話がでてきたと思うのだけど、式場で撮影するならその辺の知識レベルは最低限必要という意味でご理解下さい。

マウントを取りたいわけじゃなくて、これが理解できないとほぼ間違いなく失敗する。それくらい式場での撮影シビア

労力的にもおそらくこの辺が最低ライン。(フォトブックは別として)

これだけのことを2~3万で引き受けるなら、むしろお金はもらわないほうがいい。

もしくは事後評価

かに式場カメラマン定形に収まりがちだけど、そうでもしないと失敗が量産されるので仕方ないかなって思うし、それが嫌なら事前にどれだけリクエストできるかってことかかってくると思います

結論

結婚式写真を頼まれたら絶対に断る。それが費用を要因とするものなら尚更。

式場カメラマンの料金なんて残りの人生を後悔で終わることと比べればタダ同然。

その上で書いてあることをできる範囲実践して、出来上がった写真を渡す。

何も期待されていない中で、期待以上の写真を渡すのが一番幸せだと思います

頼む側の人も相手のこうした技術的な部分を見極めようともせずに、お金ケチりたいだけで依頼しようとすればやけどして当然。

SNSなんて下手な鉄砲を当たるまで撃ってる人が大半な世界で、アップされている上手く撮れた写真だけを見て判断するのがそもそもの間違い。

写真なんて機材用意してシャッター押すだけのものだと思っている人同士が出会うとその結末はいつも凄惨だ。

2019-10-20

斜陽産業企業を立て直すことになるかも知れない

私は元営業だ。いわゆる証券マンであった。

多くの方は「激務に心が折れたか?」と考えるかも知れない。まさにその通りだ。

天才たちが1件数千万円、数億円みたいな超弩級案件を挙げつづける横で、細々と1件500万円みたいな案件をコツコツと積み上げノルマをでクリアするという平々凡々な営業だった。

天才たちに囲まれて彼らの足もとへギリギリ届くくらいの成績を挙げるには彼らよりも長い時間をかけて働かなければならず、約15年間走った営業人生の中で2度仕事中に倒れた。

2度目のとき医者から「このままだと死にますよ」と叱られ、妻にも泣かれ、小さな息子が居たため、営業を続けることを諦めた。

営業人生の中で唯一誇れることは、まだまだ小さかったIT業界お金を回していたことだった。

500万円という小さな金額であっても私は平々凡々な営業だったので最初から挙げられるはずもなく、訪問先へ苦労しているうちに辿り着いたのが当時ASPと呼ばれ・・・いや自称していた小さなさなIT業界だった。

彼らの組織はだいたい4〜5人ほどしか居らず、多くても20人には届かない程度。奥さん経理をやっていたり、労働基準法なんてものは無いかのような業態、主力商材はiモードサイト作成、私に語るのは夢物語のようなインターネット未来、何なら人手が足りず私すらコーダーとして参戦するような有様だった。

社長社会保険は払わないと不味いですよ労基署に見つかったら・・・」「でもお金無いんですよ電気代もタダじゃないしソフト高いし」「私が案件持ってきますんで社会保険だけでも何とか捻出しましょうよ」のような会話をよく繰り広げた。

会社へ戻り天才型の大先輩へ対して本気の土下座を敢行し、30分程度頭を地に付けていると先輩が折れ、お金のある病院やら銀行やら公官庁やらを紹介してくれてホームページ作成案件を得て、直ぐにIT企業へ融通した。

おそらく多くの人が馬鹿だと言うだろうけれど、ここまで一切の売上はない。

私は夢物語を語る彼らが正しいと信じ、同時に彼らしか私のノルマを減らせないので必死になって運命共同体となり働いていた。

それでもある会社労基署にバレて業務停止命令をくらい、ある会社は堪えきれなく倒産し、ある会社社長従業員給料を支払うため首を吊った。

首尾よく情報サイトレンタルホームページレンタル掲示板サービス、軽量化Proxy検索サービス広告プロバイダあたりがヒットした企業は生き残った。

流れが変わるのは小泉政権IT革命時代で、そこから私は先見の明がある優秀な営業マンであると社内で評価されるようになったが、これまでの無理が祟ったのか成績がやっと見れるものになってきたなと思ったら前述したとおり倒れてしま退職した。

転職し、営業時代比較したら悠々自適表現しても過言ではないような生活をしている中で1人の若者出会う機会があった。

それが今回の主題である斜陽産業の跡取りである

その斜陽産業は何かと言えば誰しもが絶望するだろう「製本」だ。

当初は「DTP」と聞いていたので困難ではあるけど未来絶望とまではいかないと考えた。しかし詳しく聞くと「製本」だった。

跡取りよ、格好付けて「DTP」と答えるなよと言いたい。DTP製本ではIT業界に例えるならば「CPU製造」と「H8製造」くらい印象が違う。

更に詳しく話を聞いていると「この会社はお爺さんの代から始まった会社であり、可能ならば跡を継いで会社を続けたい。しかしもし製本が立ち行かなくなれば人生としてそれは大変厳しいものになるのは間違いない」というものだった。

跡取りの言い分はもっともだと感じた。ここから1020年何とか会社継続して、その後に倒産の憂き目に遭えば年齢から来る就職難になってしまう。

現在の跡取りは20代であり、確かに自分人生のため方向転換するなら絶好のタイミングだと言える。

そして3代とは言え家業を継ぎたいという気持ちもわかる。ある種の親孝行とも言えるし、もし家業が再び上向きの軌道に載せることが出来れば、コレほど満足行く人生は無いだろう。

跡取りの語り口は本物だ。家業を立て直したいという熱意が伝わってくると共に、泣く泣く諦めなければならない可能性が高いという現実も見えている。

私はその姿に若かりし頃に見た小さなさなIT企業経営者従業員たちを重ねてしまった。私はおそらくこの跡取りに協力すると思う。

しかし、私には証券関連以外の知識IT関連の知識しかないので、製本Webサービスを絡めたこしか協力できない。

幸いながら私はこれまで世間に知られる前に消えていった数多くのIT企業を見てきたし、今やインターネットユーザならば誰しもが知るIT企業黎明期人員不足から開発へ参加し、地べたで一緒に川の字になって寝たこともある。

それらの経験から明確な計算式を私は持っている。つまりこれが最低限達成できなければそのプロダクトは上手く行かないというものである

それは「1つのWebサービス日本で達成できる理論上の全ユーザ数は約1000万人」であることを前提に「無料サービスであれば、そのサービス登録する全ユーザ数の内2%からコストを賄うという目標を3年以内に達成する」というものだ。

これは「Webサービス開発運営の年間コストが1億円ならば1000万人のユーザから10円ずつ徴収すると良い」というのは馬鹿の考えであるということだ。日本国民全体から1円ずつ貰えば1億2000万円になるじゃん!という考えと同じ。無謀だ。

理由はわからないのだが、Webサービスというものは何故か積極的に参加しつつWebサービスを維持するために課金しても構わないという強力なファンが全ユーザの2%前後収束する傾向がある。再度言うが理由はわからないのだが長期的に見ると何故かそうなる。

まり年間コスト1億円であるならば1000万人の2%、20万人で1億円を得なければならない。1人あたり年間500円だ。

ただ、実際はユーザ1000万人などというのは途方もない数字なので、年間あたりに投資できる資金から最低限必要ユーザ数を逆に割り出すのが良い。

現実的に考え、そこそこ本気でやってるWebサービスを想定して年間コスト2000万円としよう(ちなみにスマートフォンゲームなどはこんなものでは済まない)。

そして次に課金額を決定する。この課金額は課金コンテンツ平均値ではなく中央値を考えたほうが良い。つまりユーザがよく課金するであろうコンテンツ価格を決めるわけだ。

現代Webサービス課金コンテンツでは一般的に年間6600円程度掛かることが多いので取り敢えずそうする。

これで課金するであろう2%のユーザ数が想定できる。約3030.30人だ。2%のユーザ数が出たので100%のユーザ数もわかる。約15万1515.15人だ。

ここから更にアプリストアの手数料なども換算しなければならないので、課金額を減らせば獲得しなければならないユーザ数は増えるし、課金額へ手数料を上乗せすると課金して貰える障害が増える。

これを3年以内に最低限達成しなければならない。本音を言うと1年以内に達成するのがベストというかそのつもりでやらないと3年間も走れない。

忘れてはならないのがこれはWebサービス不安なく維持するための費用なのだ従業員給料などは想定されていない。

からこそスマートフォンゲームあの手この手ユーザ課金額を高めようとするし、ユーザ課金率を上げようとしている。

SNSなどは全ユーザ数あたりの企業アカウント率を高めようとし、企業アカウント広告出稿などで課金させることで課金アカウント2%を超えようとしている。

これを先ずは跡取り(とその両親である役員)に飲んで貰わないと話が進まない。おそらくは大抵の人が引いてしま数字だとは経験理解している。

もちろんこれから製本印刷を求めるユーザが魅力的だと感じるWebサービスを考えなくてはならない。

私の頭の中にはひな型程度はあるが、そのひな型が跡取り(と両親)が気に入るとは限らないし上手く行く保障もない。

役員たる両親には現在製本工場とその従業員を守るという意識があるだろうし、斜陽産業自覚していても軽々しく冒険は出来ないだろう。

この辺りは私の営業としてのトークスキル重要ではあるが私は平々凡々だと自覚しているので力不足で終わるかも知れない。

跡取りのやる気を維持しつつ更なる現実を見せ、両親を説得し、要件クリアできそうな私の知るIT企業へ開発を委託し、ミーティングを繰り返し仕様書を作り、開発を進め、デプロイした後は跡取りと私が運営することになるだろう。

このようなことを考えていると若かりし頃を思い出し懐かしくなってくるが、家庭がありながら馬鹿なことに首を突っ込もうとしている私は妻から愛想を尽かされてしまうかも知れない。

極力、休日を使おうと考えては居るが、休日が足りなくなったら現在の職も辞めなければならないはず。何とも馬鹿馬鹿しい身勝手な男だ。

しかし、もう一度だけ見たいのだ自分が携わった企業が夢を叶える瞬間を。

2019-10-09

anond:20190927162510

夫、大学の後輩だからコピー本製本を手伝わせたことまである…それでもそこらへんにいられると集中して書けないわ、乙乙

2019-09-28

anond:20190928020924

実際にやってみないとプラマイゼロになるかなんてわからないよ。

めちゃくちゃ保守的コピー本5冊するとか…5冊売り切れて後から買いたかったのに!という人が現れてもコピー本なら後でまた自分製本して自家通販もできるし。

pixivTwitterサンプル載せて宣伝してくれた方が買う側が事前情報調べられる。SNS宣伝した方がいい。

2019-09-05

アラサーで初同人誌を出した話。

世の中には、絵を描くことは好きで幼い時より描いてはいたが、特にその道に進むほど情熱をかけているでもなく、かと言って、趣味範囲同人誌を出すアクティブタイプオタクでもなく、ただ気の向いた時や萌え気持ちを発散するためだけに描くことで満足するタイプオタク存在する事をご存知だろうか。そう、私のようなタイプオタクだ。

描くことは幼い日々より続けていたものの、どうも絵がうまくない。うまくないのだ。高校生になる頃には自分限界に気付き、同人誌を出すのは絵の上手な人の特権!私みたいな絵の下手なオタクは一生見る側なんだ!と即売会中古同人誌ショップを巡り、描き手様たちの作品をいそいそ収集する日々だった。

一つ目の転機は、大学入学してからだったと思う。友人が腐趣味に目覚めたのだ。今までこの友人はオタクでありながらも腐女子ではない、夢女子に近い立ち位置オタクだった。当時、じわじわ人気が出ていた少年漫画彼女は「腐女子」としてハマったのだ。わたしはひとまず、近くで同人誌を買うことができるショップを教えたり、それとなくネットマナーを教えたような気がする。一緒に即売会一般参加などもした。そう楽しんでる中、ある日彼女からpixiv小説を書いている。今度本を出してみたい。」と言う話を聞かされた。

私は、驚くと同時に、1年も経たないうちに生産者側に回ろうとする行動力に驚嘆した。もちろん応援することにしたし、最初彼女小説の表紙デザインを作ったり、売り子として即売会に同席するなどした。あっという間に生み出す側となり、その後も一人でサークル参加を続けていた。「絵を描くのに○○ちゃんは出ないの?もったいない。」などと言われたこともあったが、「私は絵が上手くないから」と言葉を濁した。

私はこの時は、「彼女特に動力があったただけ」と思いつつ彼女がやりたいことに真っ向から挑戦できる彼女が眩しく見えた。

二つ目の転機は、私がデジタルイラストを描くことができるようになったことだった。大学半ばから社会人になるまで、およそ4年近く忙しさで絵を描くことができなくなっていた。私は当時「もう社会人になるし、いつまでもオタクでいるわけにはいかないと思っていたしちょうどいいのかな」と思いながら過ごしていた。幼少の折より続いていた唯一の趣味が無くなりつつあるのには常に一抹の物悲しさが付き纏ってはいたが、それを上回る日々の忙しさがそれをも掻き消して行った。社会人になると、日々消耗し、毎日泣いて泣いて過ごしていた。そんな中、友人がとある2.5次元作品観劇に誘ってくれた。昔から好きな作品で、是非にと観劇しに行くと、それは素晴らしく楽しく、素敵だった。同時に今すぐ絵を描きたくなった。久々の感覚だった。スケッチブックを引っ張り出して、演者さんが演じていたキャラクターを描き殴った。その日から毎日毎日スケッチブックに絵を描き、ふと思い立ちそれ専用のツイッターアカウントを作り、イラストをアップした。その作品好きな人とも繋がることができ、とても楽しかった。

ある日、彼氏が「お前、デジタルでは描かないの?」と言ってきた。私はどうもデジタル向きではなく苦手意識もあったが、ペンタブを貸してくれて、一からイラストソフトの使い方を教えてくれた。彼氏オタクで、小説も絵も描けるハイブリッド型のデジタル人間だった。暫く私が絵から離れていたから、今までは提案しなかったそうだ。そしてそこから私はデジタルイラストを導入するに至ったのだ。

三つ目の転機。オタクとしての楽しさを思い出させてくれた前ジャンル人間関係がゴタつき、私はジャンル移動するに至った。ちょうど熱も少し引いたタイミングに、原作を読んだことのあるアニメ放送となり見事にのめり込んだのだ。ポツポツイラストを上げているとアニメ化中の作品からか、たくさん反応を貰えてとても楽しくなった。フォロワーもすごく増えて、毎日楽しく過ごしていた。所謂ROM専と呼ばれる人たちにもフォローされたり、何か少し絵師っぽいかもしれないと内心喜んでいた。

そんな中、好きなCP萌え語りをしていると、よく反応をくれるROM専の方からリプライが飛んできたのだ。内心、ROM専の人も話しかけたりするんだな、と驚いた。内容は「最高です。ぜひ本を出してください。後、小説も書いてください」と。とても驚いた。私は絵を描いてはいるが、同人誌を描く側には一生行けない。本を出せるのは、だって、絵が上手い人だけの特権なのだから、と。私は絵を描くくらいはしていいが、出す側には行くことができない側の人間なのだから。嬉しいが期待に添うことはできない。その気持ち感謝をしつつ、当たり障りのない文章を返した。「出せる機会があれば出したいですね」などと返したと思う。私はデジタルイラストを描くことは出来るようにはなっていたが、漫画は描くことができなかった。落書き程度ならまだしも、きちんと製本できるような規定を守ったやり方での描き方は知らなかったのだ。しかし時々、その言葉を思い出して、元気を貰っていた。フォロワー同士の付き合いではなくて、ROM専の方からのお言葉からきっと本当に私に目をかけてくれたんだろうな、と自意識過剰になりながら。

四つ目の転機。仲良くなったフォロワーが、漫画ソフトを一から教えてくれる、という、何とも親切きわまりないフォロワーだった。私は悪いし、すごく迷惑かけるし、と言ったが、私と一緒にイベントに出て本を出してくれるなら一から教えるから!と息を巻いていた。私は、ROM専の方から声をかけていただいた言葉から、いつか機会があれば出したい、と思い続けていたこともあり、とりあえず彼女の使っているのと同じソフトを買い、通話で三日三晩迷惑をかけ時には叱られながら使い方をレクチャーされた。結果として、拙いながらも原稿が作れるようになった。マスターしていないので、基本動作しかできないが、デジタルオンチの私にしては上々だ。まさかアラサーになってから同人誌を作るよう動くことになるとは思っていなかった。年甲斐がないとか、今から始めるのか?とか、たくさん悩んだが、家族や友人周りが肯定してくれた。

そして先日、はじめてのサークル参加をした。大学時代の字書きの友人も、○○ちゃんが出るなら、と同じ即売会に出てくれた。初めてのサークル参加に浮き足立ち、前日は寝れなかった。まさか、一生描き手には回らないと思ってた自分サークル参加をするという事実に夜中に感極まり号泣した。本を出してと声をかけていただいたROM専の方には迷惑承知の上で、長文のDM感謝気持ちを綴った。「あなた言葉があったから本を出せました。あなたが私を同人作家しました」と打ちながら泣いた。気持ち悪いDMにその方から丁寧にまた返信をいただいて、また泣いた。

即売会当日、売り子はフォロワーさんに頼んだ。徹夜でむしろハイになっていたので、意外に現場に立つと緊張しなかった。道中の電車では、感極まって二、三回程半泣きになったが。

始まるとお隣さんの同CPフォロワーさんが初参加で年も近いこともありたくさん話してくださり楽しかった。

早めに撤収し、売り上げは、30弱程。いいのか悪いのかわからなかったが、友人に「そんなもん」と言われたので多分そんなもんなのだろう。何より、「貴方が出るから来るのを決めました!」と言って貰えたり、「pixivサンプル見てほしくて…」と言って貰えたり、差し入れを貰ったり、とにかく、嬉しかった。こんなに幸せなことが世界にあっていいのかとも思った。

そして帰り道、気付いた。「あぁ、私も同人誌出す側になったんだ…」と。

同人誌在庫は自宅郵送したが、一冊だけ手元に持って帰ってきた。何度も何度も読み返した。自分が描いたものが本になるのは不思議で、奇妙だった。その夜は、枕元に自分同人誌を置いて寝た。なんだか自分の本がとても可愛かったのだ。

友人にイベント終わりに、「初めてのサークル参加はどうだった?」と聞かれた。私は、「今まで、同人誌って絵の上手い人だけが出していいと思ってたけど、違うんだね」と言った。友達は「そんなの、やる気の問題だよ」と言っていた。そして全く、その通りだな、と思った。

同人は、何歳から始めてもいいし、誰がやっても良かったのだ。それに気付くのに、何年もかかったが。そして私は、人生二回目のサークル参加をするべく、今もせっせと二冊目の同人誌原稿をしているのだった。

2019-08-06

会場の警備、海外観光客の誘致、交通整備など様々なところで税金が使われてるかと思いますが。なんなら同人誌自体申請すれば助成金もらえるわけですし

https://b.hatena.ne.jp/entry/4672598644092735426/comment/nunnnunn

会場の警備

自腹だそうだが

https://togetter.com/li/1139197

海外観光客の誘致

国が金出してコミケ外人呼んでんの?初耳なんだけど

仮に呼んでたとして別に呼ばなくても成り立つからコミケ側としてはどうでも良いと思うんだが

なんなら同人誌自体申請すれば助成金もらえるわけですし

はい尻尾出した

どうせこれのこと言ってんだろ?

https://www.google.com/amp/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1804/04/news096.html (同人誌印刷製本費を助成!? 名古屋市制度、どんな同人誌対象なのか市役所に聞いてみた)

で、指摘されて慌ててググってタイトルしか読んでないんだろ?

担当者によると、助成対象となる出版物は「文芸作品」または「名古屋郷土研究」を内容とするもの文芸作品とは小説評論、詩、短歌俳句川柳などです。漫画同人誌助成対象になるのか聞いたところ、ここ3年間には前例がなく明確な回答はできないとのことでした。

これ読んでたら「なんなら同人誌自体申請すれば助成金もらえるわけですし」なんて言葉出てこないよな?

2019-05-10

anond:20190510080439

書いたとしてそれをどうやって複製するのか

複製したとしてどうやって宣伝するのか

宣伝したとしてどうやって運ぶのか

それに関わった人の給料はどこから出るのか

ということを考えると印税はいいとこ1割2割である

嫌ならコピー機製本してリュックに詰めて全国手売り行脚してもいいのよ

それを止めることは誰にもできない

生活できることも保証はせんが

2019-04-24

ルナ先生

実家市道拡張のために取り壊されることになり

実家引っ越しと片付けに行ってきた。

元俺の部屋の押し入れの奥の奥から

「いけないルナ先生」を毎月マガジンから切り取り

自分なりに製本したものが発掘された。

エロには大変な執着があった小学校高学年~中学生時代

何十回ルナ先生をおかずにしたことだろう。

懐かしくなったので持って帰って抜いた。

今でも意外と抜ける。

2019-03-06

anond:20190306153058

紙代、印刷製本コスト輸送コストは省かれるから

500mlのペットボトルの水が百円以上もするのは、

水が百円するわけではないというのと

同じ話じゃないかしら

そう思うと紙の本より、2、3割ぐらい安くしてもいいんじゃないかって気もするけど

2019-02-16

ダウンロード違法化について

 ダウンロード違法化話題になっている。

 このことを考えるには「本とは何であるか」を今一度考える必要がある。

 本はもともとは「情報を記録してより多くの人に伝達する」ためのものだろう。

 「作者が金銭を得る」ことは本来なら「副作用」に類するものだ。

 「本とは何であるか」を見失ってしまたから複製が罪とされるのだ。

 もちろん、これは個人の感想に過ぎないが、もし間違っているなら教えてほしい。

 本とは一体何なのか?

 なぜ本を複製することが罪となるのだ?

※なお「本」をテーマとしているのは真偽は不明であるダウンロード違法化出版業界要請であるとされているため。

 もはや、この前提が正しくないのかもしれない。

 ミリオンセラーを出せば巨額の富を得ることできたのが、よくない。

 「良い商売」になってしまたか権力構造が生まれることになる。

 当初の目的は忘れ去られ、一部の人間のための理屈が全体を支配する。

 かつては「製本コスト必要」だったから、その費用請求したに過ぎない。

 しか現代ではデジタル技術によりゼロコストでの複製が可能だ。

 複製コストがかからないのなら読者は料金を支払うのはなぜか?

 「本を出したい側」すなわち「情報を記録したい側」「情報を伝達したい側」にとっては「無制限いくらでもデジタル複製できる」現代の状況は本来ならば喜ぶべきことではないのか?

 記録性や伝達性を高めるために生み出された手段としての本だが、逆にそれらを喪失しつつある。

 商売邪魔になるからと記録されなくなる。

 これでは本末転倒ではないか? 方向性を見失ってはいいか

 複製が悪と言うならばテクノロジーは間違った方向に進んでしまったのだろうか?

 複製コストだけじゃなく作者の生活費必要

 「本を売る」ということで作者の生活保障するシステムだ……、というのは一理あるだろう。

 だがシステムとしては欠陥まみれだ。拗れすぎてしまった。まるでスパゲッティコードだ。

 通説では「本を売るだけで生活できるようになれば生活のすべてを本を作ることに費やすことができる」とされている。

 しかし「売れること」への強迫観念質的変化をもたらしてしまった。

 競争はとても過酷だ。限られた人間けが「作者」になれる。

 「売れなければならない」から表現たかたことを切り捨てる。

 だというのに本は売れずに儲かりもしないなら怒りも沸くだろう。

 一体誰が得をしているというのだ?

 「本が売れなければ作者は生活できない」とは作者になれた側の理屈だ。

 現在システムでも切り捨てられている人間はいる。

 日の当たることのないものは闇の中へ葬られ、なかったことにされているだけだ。

 「本を出す」ということが「競争勝利した」という別の意味合いへと変容しつつある。

 半ば競技化した出版競争というもの他人を踏みつけた上にある勝利だ。

 ジャンルにもよるが、作品の中でどれほど綺麗事を語っていても、背景にあるのは血生臭い権利の獲得競争だ。

 トロフィー価値が下がるから「本は売れなければならない」という逆説的理論が構築される。

 目指すべきは「本が売れなくても生活できる」社会ではないのか?

 なら、いかにしてそれが可能なのか?

 ここで映画音楽の例を見てみよう。

 ところで映画音楽はいち早くダウンロード違法化を取り入れた。

 しか音楽なら公式MV公式無料配信され、映画なら地上波で放映されるものも珍しくない。

 有名な作品ほど、そうなる。

 結局はダウンロード違法化とは裏腹に無料デジタルコンテンツ提供されている状況だ。

 その一方で知名度の低い作品は人に知られることもなく消え去っていく。

 ダウンロード違法化によってデジタルデータ販売収益が得られるようになったのだろうか?

 どうやら、デジタルデータ販売とは別に収益を得ている様子だ。

 映画音楽と本の違いはなんなのか?

 キーとなるのは「施設」だ。

 映画ならば映画館が、音楽ならばライブハウスコンサートホールがある。

 他にもスポーツ場合でも施設があってプロがいる。

 野球ならば野球場、サッカーならサッカー場、バスケットボールならバスケットコートプールならプールゴルフならゴルフ場といった具合にだ。

 お金が欲しい人とお金を払いたい人が施設に集まる。

 施設を基点とする集金システムは、強い。

 「他人土地に無断で立ち入ってはいけない」という始原的なルールに基づいているためだろう。

 うまくいっているファンビジネスには施設があって、うまくいっていないファンビジネスには施設がない。

 本は施設との結びつきが弱い。

 「基盤となる施設の不在」こそが本の作者の食えないことの最大の要因であるとは考えられないだろうか?

 本にも書店図書館漫画喫茶といった関連施設があるにはある。

 だが、それらは作者の収入に直接的に結びついてはいない。

 デジタルデータのない時代、本は書店に行かなければ入手することができなかった。

 書店は「発売日に本を手に入れる」という日常の中でのプチイベント提供する施設であったといえる。

 しか現代ではデジタルデータがある。

 しかも売る側の人間が「本と電子書籍は同じ価値ですよ」と宣伝しているのだ。

 実物とデジタルデータは本当に同じ価値なのだろうか?

 書店でのサイン会のようなイベントは「宣伝になるから」という理由無償であることが慣例となっているらしい。

 むしろデジタルデータ無料サイン会が有料であるほうが直感的ではないか

 テレビ放送されてこそ「遊園地で僕と握手」というシステムがなりたつ。

 アニメ業界も同様に施設を持たないか金策に苦労するのではないだろうか?

 イラストレーターならアトリエアニメならアニメスタジオのような施設はあるが、これらは工場に近い。

 売れないといわれているアニメ業界だが、一部のアニメ映画はその例外のようだ。

 映画館という施設のパワーを借りたからうまくいったのかもしれない。

 それでは、どんな施設を作ればいいか

 それは出版業界人間が考えるべきことだろう。

 もし何のアイディアも思い浮かばないようであれば出版業界になんの存在意義があるのか?

 出版業界などダウンロード違法化と一緒に崩壊してしまえばいい。

 もしも作者と読者が直接的に結びついてしまえば出版社はお役ごめんだ。

 今後の生き残りを狙うなら出版社にも施設を用意する動機はあるはずだ。

 商業施設というのはただそこにあるだけでなく「関係性」を提供するものだ。

 演者と観客、対戦相手講師と受講生、提供する側とされる側といった関係性だ。

 お金を持っている人、お金を使う人、あるいは大勢の人との「関係性」を提供する「施設」だ。

 もしくは公共性を持った施設でもいいかもしれない。

 ここでいう施設というものはまったく新しい概念でなくてもかまわない。

 地図でも開いて目に付く限りの施設を本と結び付けて考えればアイディアひとつも思い浮かぶことだろう。

 本が売れないかダウンロード違法化というのは根本からしておかしい。

 それよりも適当施設を用意するほうがよっぽど現実的だと思うがどうだろうか?

2019-01-31

ホワイトキャンバス摘発に寄せて

巷で話題となっているホワイトキャンバスですが、ほんの少しの間ですがバイトをしていて、その後も1サークルとして遠くからウォッチはしていたのでちょっと書きます

色々と調べていたらこの件についてまとめて投稿している捨て垢があって、ここまで書けるのはあの人くらいしかいないのではないかと勘ぐるところもとあるのですが大体書かれている通りだと思います

https://twitter.com/08yYCC4DHPbhTsZ

もう10年以上前になりますが、東方でいうと永新参とか最萌新参という言葉が生まれ東方が爆発的なブームになりだした頃、同人委託などのシステムもまだまだ発展途上の段階にありました。まだTwitterもなくサークル広報手段も限られ、ニコニコ動画スタートを切った頃の話です(余談ですが、後年ニコニコ動画から一気に人が流入した時期が東方としても最盛期だったと認識しています)。そこで、小規模な会社ながらも委託者に親身になってやりとりをしていたのが前取締役時代です。メロン虎などの大手では委託できなかったサークルさんの受け口として機能していたのもこの頃からです。

しかし、半ば追い出される形で取締役が変わってから会社は一変しました。特に報道では経営者となっているMさんですが、あの人は同人も客も金のなる樹のようにしか考えていませんでした。重役は原作プレイしたことも無く、原作に対するリスペクトは皆無なように思えました。当時は大空魔術Lunaクリアとか、実は東方ってやったことないんですよね(笑)とか、CD帯裏でもうやらないと書いてあったとかでかなり燃えましたが、ホワキャン重役の原作軽視に比べればまだ可愛い方です。明らかな同人ゴロは即売会の規模に比例して増えていったように思えますが、そんな言葉では形容しがたい、何かでした。ただ、一部の末端の人、具体的には店舗で直接接する人や、通販仕入れ担当者ファンのために少しでも頑張ろうとしていたように思えます。もちろん、待遇は良くありませんでしたが。

しかし、東方社会的ブームとなり即売会の規模も瞬く間に拡大することで卸すサークル商品を買う客も増える一方であり、委託品の扱いがどんなに杜撰だろうが、支払い周りに問題を抱えがちであろうが、商売には全く困らず、濡れ手で粟の状態だったのです。当時の倉庫通販の窓口だった新越谷建物も、増築に次ぐ増築を繰り返しました(建設会社とも後にトラブルになりました)。今では縮小していますが、秋葉原ビル複数階を借りていました。1度秋葉原ドリームとして取材を受けていましたが、そのときに発した「倍々ゲーム」という言葉は今でも覚えています。その一方で、社員アルバイトも持って数年、早ければ1年以内とまっとうな会社ではあり得ない程入れ替わりが激しい会社でした。イベントの度に担当が変わるのはサークルの方にもかなり迷惑をかけたと思います。なお、退社理由ほとんどは喧嘩別れでした。特に店長などそこそこの責任者についていた人についていた数人については店舗バックヤード名前記載されており、来店したとき通報するように、と警察のお世話になった今ではお笑い草となることもありました。

話題となっているグッズの中国での製造ルートを確定させ、本来であれば自社製品のものカバーサークルを経由して展開しはじめたのもこの頃です。しかし、そのような経営が延々と続くはずもなく、神主との確執が露呈してから凋落は周知の通りです。東方原作が卸してもらえず、ごく少部数をあきばお~経由で仕入れ、取り扱っている体を保っていたのは哀れとしかいいようがありませんでした。卸していないはずの即売会カタログを売っていたのも似たような経緯です。

結果として、あの騒動から今回の摘発までは7年以上の歳月がかかりました。これは裏事情を知らないが故に商品を買ってしまい、結果として買い支えることになってしまった人たちの存在が大きいと考えていますしかし、これはリテラシーの低さというよりも、そのような文化が浸透しすぎたことにより古くから同人界隈を知っていて色々と発信している人たちと、古くはニコニコ、少し後になっての音ゲーや各種コラボさらにはTwitterなどから興味を持ったライト層が交わらなくなったことが原因と考えています。このような背景の中、同人商業グレーゾーンを限りなく黒い方向で攻めていたのがホワイトキャンバスです。完全に広まっているとは言い難い似たような例としてはゲームセンターのUFOキャッチャーにおけるコピーグッズなどがあります。 

繰り返し言われていることですが、元来同人商業の間には売る方にも買う方にも暗黙の了解があり、多少おかしな人がときたま出るとは言え、自制や若干の自浄作用がありました。しかし、同人販路も完全に確定し即売会に行かずとも通販で大抵のものは揃い、さらには製本もせず最初からデジタル販売での同人なども増えてきた今日において、同人商業関係を改めて考え直す時期が訪れたのかもしれません。今回の摘発はその契機となるのではないかと考えつつ、しこりとして色々残っていたことをここで全て吐き出した上で次に進みたいと思います。ご拝読ありがとうございました。

追記:

本来卸されていないものを取り扱う方法は、関係者が個人的な客として少部数買って集めるというやり方をしていました。組織的に別会社から回してもらったということではないため、ご迷惑がかからないように補足しておきます。もちろん利益は0ですが、そこまでしてでも体面は保ちたかったのでしょう。

さら追記:

本件を喜んでいる人の中にもカバーサークル的な回避方法を取っている方が散見されるので、中々複雑な気分です。イベント主催側で弾ければいいのですが、元々即売会性善説に基づいたシステムで出来上がってきたという背景がある以上、担当者を挿げ替えてブラックリスト入りの人は表に出てこないなど、ちょっとした工夫を凝らせば企業がその実態を隠すのは容易であるため、主催者側で弾くというのは現実的には不可能です。まさに同人界隈の闇の一つといったところで、ホワキャン特に商標絡みでラインを思いっきり踏み越えたためお縄となったわけですが、これを機に検挙されるということも増えるのではないかと思っています権利保持者が黙認しているところに許諾について凸する人がいて、内心はともあれダメと言わざるを得なくそ同人界隈が丸ごと潰れるということもありますが、著作権商標権、販売元などについてある程度の理解と自制が万人に浸透しないと第二第三のホワキャンのような企業蔓延るということになるのでしょう(すでに多数存在しますが)。そうは言えども、目の前にある商品がどうやって作られたかとか、公式会社はどこであるとか、そのようなことを知っているのはごく一部であり、さらに調べるのにもかなりの労力を要するので、今後もこのようなやり口が消えることはないと思います。せめて近しい友人などには啓蒙して頂きたいものです。

秋葉原のものについての懐古は anond:20190201143035 に分けました。

最後追記:

東方権利に関する問題があった2011年以降か以前か、その中でも割とまともだった2009年前後か、トップが変わる前のいずれの時期からご存じかでかなり反応が違うなと感じています

当時お世話になっていた(むしろ迷惑をかけていた)方々の発言がちらほら見られたので最後に補足しておきます在庫返品の際にかなりもめたのは、ホワキャン側が送料をサークル側に押しつけたことと、売り上げ数と残数が全く合わないことが主な原因でした。ただし、前者については例えば虎でも今は500円を取っていますので、一概に問題とは言えないと思いますしかし、色々杜撰だったことによる相乗効果はあったのではないでしょうか。後者については色々な要因があり、例えば1)当時は明確な委託期間を定めていなかったので、完全に埋もれることで売れる見込みが全く無かった委託物も延々と保管しつづけ、結果として紛失や破損が起きやすくなった、2)繁忙期に経営者が連れてくる臨時アルバイト学生さんは全く作品に対するリスペクトがなく、誤送や破損が頻繁に起きていた、3)店舗における万引きなどが挙げられます。結果として、全数返品したはずなのになぜか倉庫にまだある、といった事象も起きていました。2009年前後はグッズの委託先としておそらく一番のシェアを誇っていましたが、同人誌やCDよりはるかに保管空間を使うグッズによる倉庫の圧迫も遠因としてあるかもしれません。

大手であるメロンや虎との違いは、もちろん規模の違いもありますが、スタッフの人数差です。ホワキャンはどんなに規模が拡大しても極々少人数であらゆる仕事を回すという方式で、終電まで勤務ということもざらにありました。その結果ミスも増え、サークルさんへのサポートも薄くなってしまったのだと思います。人が多ければ、許諾ややりとり周りはもう少しましになったのかもしれません。もちろん虎からzinが分離したり、アニメイト東方アニメ関係で若干揉めたりといったこともあったように、多かれ少なかれトップの思惑に振り回されるという業界ではあるのかなと考えています。何はともあれ片棒を担いでしまった身としては大変申し訳なく思うと共に、他の企業が同様の道を歩まないことを強く願います

2018-12-23

退職しました(無能編)

今年で5年務めた客先常駐メインの自称SIer派遣会社退職しました。

退職指示の通知は去年の10月ごろに「あなたスキルではもう派遣先がありません」と言ったメールの本文と共に退職届が添付され同時に事務所への入室カード無効化した通知と共に来ました。

一応、選択肢として関西の某製造工場期間工として派遣される道がありましたがIT業界にいた身としてはあまりに違いすぎるので断りました。

ネットワークに興味がある3年制の専門卒で卒業前に基本情報CCNAを取得して、意気揚々就職活動をしたもの大企業~中堅(web企業含む)まで30社ほど

エントリーしましたがエントリー段階で全滅、渋々学校の勧めに従い学校訪問してくれる起業を中心に面接したものの「プログラミングには興味はない」と

正直に話してしまったせいで面接までこぎ付けたのは退職した会社だけでした。

今でも覚えていますネットワーク技術者の育成に力を入れている弊社にぜひ来てほしい」と大喜びされたことを

入社後に1ヶ月の外部研修を受けた後に、派遣されるまで社内待機で5社ほど事前面談を行いましたが断られ、社内で

幹部候補と謳われる派遣社員とセットみたいな形でとある金融系の運用現場派遣されました。

派遣後は社長も喜んでくれて「おめでとう」と言葉を掛けてもらったのも鮮明に覚えています


しかし私が派遣された現場は私と同じ会社の派製本社員1名以外は子会社と2次請けの社員がメインで4次請けは私しかいませんでした。

なので扱いも雑でした、初日にいきなり目の前に卓上製本機と紙の山を置かれ「これ10ページずつやっといて」と言われ何も教えてもらえず

聞くタイミングもわからない新卒の私はとりあえず積んであった順に作業をしたら後ろにいた2次請けの人にいきなり怒鳴りつけられ

あたふたしている間に目の前の卓上製本機と紙の山を持っていかれ机からも退かされ段ボールが積んである部屋の隅に放置されました。

椅子もなく机もPCもなく立っているだけで1日が終わり2日目は現場マネージャーから「君は業務では使えないからそこにある資材整理して」と

指示をされそれから2ヶ月くらいはずっと資材の整理をしていました。

散らかった資材整理は思いのほか整理に時間がかかりキレイにしても翌日にはぐちゃぐちゃにされてしまう上にキレイにせず帰ろうとすると

ものすごい形相で睨みつけられたので毎日22時ごろまでサービス残業をして帰りました。

2か月後になって初めて椅子と机と電話が与えられましたがやることは納品するPCの台数確認と資材整理だけでした、仕事が遅いと子会社の人から

蹴られることもありました、その時はスーツに靴の裏面の跡がクッキリ残って目立たなくするのに苦労した事を覚えています

そんなある日、会社営業から携帯に怒りの怒鳴り声と共に呼びつけられクレームの話と自分無能さを滾々と説明され大変ショックでした。

派遣先の人からは「クズ」だの「死ね」だの言われていたり蹴られる事を訴えましたが「それはお前が仕事が出来ないクズから」と一蹴され

その1年後に穏便な退場を行うことになりその後、派遣された現場元請け企業が関わる所からは出入り禁止との通告を受けたとの報告を

営業からされました


そこから1ヶ月の待機ののちに派遣された現場24時間365日で2交代制の監視サポートを行う現場でした。

そこは現場の人たちは良い人ばかりで大変お世話になりました、監視スキルサポートスキルやその他事務スキル

そこで全て身につけられたと言っても過言ではありません。ただランダムシフト人手不足な2交代制なので休暇はなく土日も出勤

休み現場責任者が決めた1日ずつの飛び石休日でまわしていたため大変キツく季節の変わり目に毎回風邪をひく状態でした。

4年目を目前とする年に営業相談するところ次の現場を探す言う言葉と同じ日にメールにて退職指示を通知するメールが届きました。


その日から有給消化を命じられたため、転職活動をして何とか転職先が決まりました。


ただ、ネットワークに関わる仕事ではなく客先常駐ヘルプデスクです。転職活動をした当時は基本情報以外の有期資格は全て失効済みでアピールできる点は

そこしかないと某転職サイトのアドバイザーから言われ泣く泣く決めた感じです。給与は1社目では手取りが15万~20万でした、訴えればよかったかな?

でも転職で忙しかったのでそんな余裕はなかったのです。転職先では手取りが19万で残業時間はフルに加算してくれるので23万になる時もあると聞きました。


実は先月あたりからeラーニングによる研修客先常駐ヘルプデスク業務をやっていますが、夜勤もなく休日出勤もない長期休暇も取れる以前とは

大分待遇面での改善が出来たと思っています。周りの社員さんも業務の進め方に対して丁寧に教えてくれてとても働きやす職場です。

しかしながらネットワークに関わる仕事は未だにできていません、今年で26歳になります・・・・・今の常駐先も40歳以上の人は元請けを除いて

古参派遣社員1人しかいません。このまま感動してはいけないと失効してしまったCCNAを含めて休日を利用して勉強しています

いずれ近いうちに転職することになるので・・・・。


退職しました(無能編)はここで終わりです、キラキラした話題はどこにもありませんがこれを読んでいただいている方に言いたいのが

劣悪な環境で優秀な人材は育たないということです、ブラック企業でもキツい環境でも優秀に育つ人はごく稀です。働かないよりはましと

変な会社に入らないよう願っています

2018-10-09

anond:20181008103608

同人なら好きにすればいいけど商業は違う」と言う人が多いけど、

実際は(他増田も書いてるが)同人の方がよっぽど制約多いよね。

商業なら全年齢で許されるレベルの性描写でも同人18禁表示しなければならないし、

(でなければ印刷屋が印刷してくれないし、イベントでも頒布できないし、同人書店も扱ってくれないし、

webでもpixivのようなメジャープラットフォームに載せる事もできない)

他の人に嫌われるような表現をしたら容赦なく批判される(間に入って守ってくれる編集などいない)世界

他者プラットフォームを使わず自鯖でも立てるか自宅のプリンタ印刷して自力製本して自家通販でもして

どんな批判が来ようがお構いなしってなら(法律を守る限りは)何描こうが自由だけど

そこまで思いきれる人はほぼいないし、そもそもそれじゃ見て貰える数が激減する。

自由には責任が伴うんだよ。

商業出版社責任の大部分を負ってくれるが、アマチュアは全て作者本人が責任を負わなければならない、と言う違いがあるだけで

アマチュアであれば何をやっても免責される訳ではない。

2018-10-03

世田谷区役所仕事したまんが」について公務員から

まんが家山本さほさんの件で区役所炎上してますね。

b:entry:twitter.com:sahoobb:status:1047061214176661504

データの紛失と配付資料コピーの件は(マンガの主張の通りなら)相手(M山氏)がクソだね、で終わりだけど、肝心の会場キャンセル料のギャラから天引き埋め合わせについてどうしても公務員として引っかかる部分があるので。

役所の支払いとして絶対にありえないんですよ。公務員やってたら冗談でも思いつかない発想なんです。

最初可能性を並べると、

①すべてM山氏の冗談最初からギャラは全額払うつもりだった。

②M山氏は区の職員だが、マンガ教室は区の事業ではなく、区職員M山氏個人資金による個人事業だった。

③M山氏は区の職員ではく、ギャラの支払いも区役所からではなかった。((M山氏は役所から教室開催を委託された業者団体従業員で、「役所事業マンガ教室をやります」と言うのをさほ氏が「役所職員なのでそう言っている」と勘違いした。))

のいずれかしかあり得ない。個人的には③の可能性が高いと思います

①はそんな冗談を言っても相手不快にさせるだけで実行不能意味がないし、②は役所職員がそんな資金豊富だとは思えないので。

以下、天引きが実行不可能理由制度から説明します。

役所(に限らず県庁や省庁でも基本は同じ)の何の創造みもない予算執行契約業務説明なので面白くもなんともありません。①~⑤は飛ばして⑥だけで結構です。いや全部読まなくてもいいんだけど。

役所の中ではこんな事やってんだな、こんな世界があるんだなってことで。

予算を確保

役所が何か事業をやるときお金必要になります

そのために確保しておくお金の枠を「予算」と言います。(マンガでもこの言葉が出てきますね)

役所がやりたい事業計画を立てて、必要経費の見積もりをとって足し上げたものが「予算」額になります

ちなみに「予算」は使途ごとに「費目」が決まっていて、費目ごとに金額を決めて予算を作らなければならず、今回の場合は「マンガ子どもに教える」事を役場から個人団体委託するので、「委託料」になります

委託料として確保した予算は、委託する事以外には使えません。(たとえば会場借用料とかキャンセル料とかには使えません。「使用料」とか「補填賠償金」になります。)

縛りガチガチですね。公金ですから好き勝手に使えたら困りますからね。

(費目間流用という例外処理もありますが、非常に面倒な手続き必要だし、事前手続き必須で「当日現場でいきなり」できることではないので省略します。)

事業執行する部署(今回でいうと文化振興課かこども育成課か)が好き勝手予算額を決めることはできず、まずは役所内で「(予算を決定する部署である財政課による査定」を受けます

財政課は常に「財政赤字を減らさねば。予算を削減せねば、部署節約させねば。」と考えてますので、事業や経費の必要性を説明しても根拠資料不足だと差し戻しされたり、事業全部が不要だと却下されたりして、何度も査定室に足を運び、ようやく認められたものが「予算案」になります

「案」です。

財政課内でも査定担当VS上司のバトルがあるんですが省略します)

それを全部局分まとめて議会に提出します。

議会予算決算委員会委員から細かく審議されたあと、問題なければ本会議にかけられて可決されたら正式な「来年予算」として成立します。(これは首長議会が激しく対立してない限り、否決されることはまずありません。委員会で審査されるのも事業のもの必要性で、積算まで見られることはありません。良くありませんね。でも議員さんが役所の全部署事業予算案を積算レベルまで細かく分析するのは現実的ではないでしょう。)

事業に関わる予算要求~支払までの文書公文書であり公開請求すれば見られるので、オンブズマンがチェックしてる部分もあります。)


契約予算執行

さあ、新年度になりました。さっそく予算を使って事業を始めましょう。

これも事業担当職員で好き勝手にはできません。なんせ使うのは公金ですからね。

まずは「予算執行伺」の決済を取らなければなりません。「こんな感じの事業でこのくらいの金額を、この予算のこの費目から使いたいんですが、いいですか」という伺いを文書化して、契約書の案(印鑑が押して無いだけで実際の契約書と同じ)を添付して、担当係長課長審査をうけて決済をもらいます。だいたい文書を回すだけですが、目新しい事業や大きな事業だとデスクの前に呼ばれて口頭説明必要になります。(金額によっては部長とか首長レベルまで決済をもらわないといけないが、だいたいは課長決裁。)

まあ前年度に予算案を作る段階で課内でも財政課でも厳しくチェックされてるので、今更なんですが。


次は、事業のためお金を出す人・団体契約します。今回でいうと、さほ氏や会場店ガリレオですね。

契約相手はどうやって選ぶ?なるべく費用を抑えるために原則は入札。

だけど細かい契約まで入札・開札作業してたら大変なので、限定された使途と一定以下の金額に限り、担当職員契約相手を選ぶ随意契約をして良いことになっています

その場合相見積もりと言って、複数相手から複数見積書をもらって最も安い相手を選ばないといけません。

「この付近にはこの会場しかない」とか「この技能を持つのはこの人しかいない」と合理的理由がある場合には一業者・一人だけ選んで見積もりを取っても良いことになっていますが、これは例外処理なので本当にその相手しかいないのか起案文書できちんと説明しておかないといけないし、上司からも細かくチェックされます


次はまた決済です。今度は「支出負担行為」の文書を回さないといけません。

使う予算の費目(今回なら使用料委託料)、使途、実行月日、円単位金額、支払い相手先名、振込口座情報役所の支払いは原則口座振込です。研修参加費を現地受付で払うとかでない限り、職員から現金払いする事はありません。)を記載した上で、イベント関係書類見積書を添付して、また職員係長課長と決済を回します。今回は課長で終わりません。

課長から決裁印をもらったら、今度は役所の対外支払機能を一手に担う会計からも決済をもらわないといけません。

そう、お金の支払いは事業執行部署ではできないんです。

首長から独立した「会計管理者」が役所資金口座を握っていて、会計管理者の部下である会計職員役所お金の出入りの全てを行っているんです。

会計管理者は「部長」並みの偉い人なので大きい金額契約を見ていて、今回会計課に持ち込んだ「支出負担行為書」は、会計担当係長会計課長で決済されたのでしょう。(会計課にいたことがないので細かい内部処理は不明

支出負担行為書が会計課で決済を終えて戻ってきました。

そうやって初めて、相手契約できます。「依頼」ではありません。「契約」です。

役所契約行為は極一部に限定された例外職員出張で使うJRきっぷとか航空券とかの購入)を除いて、必ず文書契約です。口頭での契約絶対にできません。(お金を出す証拠が残らないので不正支出になる。)

契約書はだいたいテンプレートが決まっていて、支払い相手金額がきっちり明記されています

これを2部用意して、2部ともさほ氏に渡して押印してもらい受け取って、役所では総務課に行って総務課員のチェックを受けたうえで公印(首長印)を押印し、1部をさほ氏に渡して1部は役所で保管して契約成立です。


そうして無事契約が成立して、ようやく「役所から依頼された」ことになります

契約を結んではじめて役所はさほ氏に「教室子どもマンガを教える債務」を負わせることができます


そして教室開催当日を迎えました。

ん?担当者が会場を2カ所抑えていて、キャンセル料が必要になった?一カ所は有料のところ(ガリレオ)で、もう一カ所は無料のところ(公民館とか)だったのかな。

キャンセル料は「費目・使用料」では払えないので、帰庁して急ぎキャンセル料の支払いのため「費目・補填賠償金」の支出手続きをしないといけません。

でも、一店だけ予約していたのが講師の都合で急に開催できなくなってキャンセル、なら支払う理由も成り立つんですが、担当個人ミスで2会場予約していて、しかも当日までキャンセルしてなかったかキャンセル料が必要になった、なんて理由上司会計課に説明しづらいし、公金の支出としても市民からツッこまれそうです。(自分だったら、ダブルブッキングは無かったことにして自分の財布からします。それが一番簡単なので)


③「差し引き払い」が可能なの?

ここでM山氏が言った「さほ氏へのギャラからキャンセル料を差し引いて払いますね」は可能でしょうか。

まず「決まった報酬委託料)から急に発生した別費用差し引く」というのは不適切支出です。相手委託する業務内容に対してこの金額委託すると一度決めたのですから業務内容が変わらないのに減額するなんて役所内の決済で絶対に認められません。

これまで支出するために役所内で行った支出負担行為書には支払相手・支払口座・支払金額が明記されています契約書にも相手金額記載されています

会計課はこの通りにしか支払いしません。

から支出負担行為書を二重線で消して訂正印を押して見え消し修正する・・・無理です。訂正が効くのは誤字脱字くらいで、支払金額とか支払相手先とかの重要項目の修正はどの役所でも認められてません。契約書の訂正も必要です。

役所保管の契約書を担当者が首長印をコッソリ使って勝手に訂正したとしても(今はどこも公印の管理は厳重になってるので難しいけど)、会計課はそれによる支払を認めないし、さほ氏の持っている契約書には修正前の金額記載されている(双方の合意に基づいてない)ので、奇跡的に会計課チェックをスルーして(ありえない)減額した金額でのギャラ払いが成功したとしても、後からさほ氏保管の契約書を提示されて不足分の支払請求をされたら、口座振込による支払金額記録が残ってますから役所は追加払いしなければなりません。

追加払いするためにはまた一連の予算執行手続きがイチから必要になりますし、M山氏はいずれにせよこの段階で不正支出公文書偽造により懲戒処分です。金額という重要項目の訂正・契約書の片方印だけによる訂正を見逃して支払ってしまった会計課の担当上司処分を受けるでしょう。(まあ会計課はどこも細かいのであり得ないけど)


④支払(ようやく)

教室が無事に終わりました。

役所の支払のもう一つの原則は「精算払い(後払い)」です。

相手債務を履行したのを会計担当確認してからでないと支払えません。(例外もあるけど省略)

帰庁後、担当者は会計課にお金支出してもらうための書類支出調書」を作ります文書仕事ばかりでウンザリですか?公金だから仕方ないんです。

ここでもまた、予算の種類、費目、支払相手名、支払金額、支払口座、支払予定日、債務発生日(教室実行日)、支払内容、等を記載して、(システム化されてて支出負担行為と紐付けられてるので、ほぼ自動入力

先に決済済みの予算執行伺・支出負担行為書・役所保管分の契約原本相手委託内容を実行した証拠マンガ教室写真等)と検査調書を添付して、

課内で担当係長課長と決済をもらって、会計課に持ち込んで会計課内でもまた会計担当係長会計課長と決済を経て、

はれて会計課が銀行口座振替依頼データ送信して、さほ氏の口座にギャラが振り込まれることになります

これで「役所事業」は終了です。

もちろん課内でも会計課でも、事前に決済を受けた支出負担行為書や契約書に記載された金額相手名と、支出調書に記載された金額相手名は照合されますので、「こっそり減額した金額で支払い」しようとしても「書類間不一致」でハネられます

まあ、減額したとしてもガリレオさんへのキャンセル料の支払い手続きはされて無いので、予算が余るだけで意味ないんですけどね。


⑤その後(蛇足

これで「事業」としては終わり、なんですが、担当仕事はまだあります

年度末の決算作業決算書ができたら決算特別委員会の想定問答の作成

翌年度に行われる部内監査((事業執行課の総括課が行う))、定期監査((外部から任命された弁護士有識者監査委員会の下部機関である監査事務局による、昨年度に誤った処理がなかったか検査。支払関係特に細かくチェックされる。こっそり書類書き換えとかしてもここでまずバレる。))、監査委員自らによる委員監査監査資料作成や当日の対応

もし予算国庫補助金が入っていたら、補助金の実績報告書提出や受け入れ手続き、国の会計検査院による検査の受検((非常に細かく厳しい。ここで不適切支出とされたら国庫補助金返還となり、返還金の予算確保のために予算流用手続補正予算編成作業議会対応が出てきて死ぬ))。来年度の補助金事業計画交付申請、等々・・・


と長々と説明してきましたが、帰宅してからずっと書いてて誰が読むんだこんなの。


もっと簡単方法

役所担当が持ってる事業は1つではありません。複数分野を担当していて分野ごとに複数事業があります

マンガ教室以外にも十数~数十の事業を持ってるはずです。

教室も1回で終わりではなく年間に何回かやるんでしょう。

教室開催ごとに講師をやってくれそうなマンガ家を探して、コンタクトを取って、ギャラ交渉して、日程調整して、契約して・・・

広さと場所が適した会場を探して、見積もりとって、後払い振込払いの了解もらって、予約(契約)して・・・

講師から教材データをもらって内容チェックして、コピー製本して必要部数を用意して、当日会場に教材持ち込んで様子を写真撮影して・・・

という仕事が出てきます

そして毎回ごとに講師と会場に②~④の予算執行契約・支払手続きもせにゃいかんわけです。

マンガ教室だけじゃなく他の事業でも。

はい、無理です。一人の担当では手に負えません。

ということで、役所がこの手のイベントをやる場合教室講師の手配などイベント開催をまるごと民間業者NPO団体などに「業務委託 Permalink | 記事への反応(0) | 21:42

2018-09-13

ラノベ問題を突き詰めて考えてみると・・・

「本が売れない現象」が雑誌小説漫画のみならずラノベ業界まで及んできたということだよね。

今までラノベに興味なかった人達消費者になってもらうために、表紙にエロを混ぜて気を引こうとしているだけ。

からラノベの中身は昔と比べて特に変わっていないのではないか

エロで新しい読者を引こうとしているから、フェミ人達に目を付けられてしまっただけであって。

ラノベだけではなく、今から10年ほど前にも文庫小説でも同じようなことがあった。

文庫小説の表紙を、当時の人気漫画家に描いてもらったところ、売り上げが伸びた現象がある。

結論としては、ラノベしろ文庫しろ雑誌しろ最近製本業界イノベーションを起こせていない。

2018-08-29

本を作った事ない奴が製本はいいぞと言い

結婚した事ない奴が男の駄目さを説く

お前に世間の何がわかるかっつの

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