「リリース」を含む日記 RSS

はてなキーワード: リリースとは

2017-11-04

ネタばれブレードランナー2049の感想とアラ探し

すっかりおっさんになってしまい、映画の出来・不出来を語り合う友人も周りにいないので、ネットに書いてみることにした。

ネタばれ多数。未見の人、傑作だと思っている人は読まない方がいい

結論簡単にまとめると、映画的に正当な続編になっていても、あの時代設定のSF的な延長になっていないと思った。「メッセージ」は傑作だと思ったんだけどなー。

ブレードランナー(第1作)

自分ブレードランナーを見たのは、初回公開時の16歳のころ。名古屋で「燃えよドラゴン」と2本立てだった。

当時、ブレードランナーには2つの画期的な点があったと思う。

ひとつは、地続きの未来バラ色じゃないというビジョンを、明確に具体化したこと。

それまでの地続きの未来イメージは、2001年宇宙の旅(1968年公開)とか2300年未来への旅(1976年公開)とかに描かれた、ピカピカのスゴイ科学世界だった。

2300年未来への旅ディストピア映画だけれど、誰も見たことがない輝かしい世界を描くとき、ピカピカに描くのが当時は当たり前だった。

それに対して、文明が衰退した未来を描く映画SF小説は、あくま核戦争でという分断された未来位置付けられていた(地球燃え尽きる日:1976年公開、マッドマックス21981年公開)。

スターウォーズ(1977)やエイリアン(1979)で描かれ始めたように、スゴイ世界なのに汚い・ポンコツ世界が地続きで存在しているという、(当時にしては)画期的ビジョンブレードランナーで完成した。

ブレードランナー未来が暗い理由は、原作小説とは違い環境破壊のせいだった。いつも酸性雨が降っているという地球温暖化を先取りしたような設定。

そのために、人類の多くが宇宙移住して、それでも残っている人々は人口過密の大都会で生き延びている。

自然破壊が進んで本物の動物ほとんど死に絶えていて、映画で登場する動物ほとんど全てレプリカントという世界だったんだよ。

もうひとつインパクトが強かったのは、レプリカント(ネクサス6型)の設定。人間よりも肉体的にも頭脳的にも優れているけれど、感情移入能力が著しく低いというあたり。

コミュニケーション能力問題を持ち、常日頃から疎外感を感じている世界中オタク琴線を捉えたんだと思う。

ただし、ディガードがレプリカントではないか、なんてネタディレクターズカットあたりが公開されるまで考えてもみなかった。

で、ブレードランナー2049がどうなっていたかというと

大目
「あ、続編なんだな」と感じさせる作りになっているのは良いんだけれど、それがホウボウありすぎてなんだかナーという印象。
イモムシ
食料不足の解消のために、太陽光発電で大量のイモムシ(プロテイン)を育てている・・・しかに、映画的なインパクトはあるけれど、それは絶滅してないの? と真っ先に思ってしまった。エサはどうするのとか。せめて、ミドリムシのほうが良くないか太陽光発電はエサになるのか。
停電(Blackout)
前作からストーリを分断する仕掛けにしか見えないので、個人的には興ざめ。
ネクサス
作られたのは、大停電の直前?ってことだよね。ネクサス6で設けた短寿命のというセキュリティ制限を外したの? 頭が悪すぎる。そして彼らが、レイチェル出産に立ち会ったのだとすると、デッカードたちの逃亡から後だよね。第1作の当時は、ネクサス7が試作段階でネクサス8はリリースされていないんだから(2022年らしい。あれ、出産2021年6月10日では?)。
ジョイ
あなた特別」なんてセリフ、全てのお客につぶやいているだろ。Kも、それを真に受けるなよ。当然、みんなレプリカントプロジェクションマッピングして性交に使っているんだろ。あんなにカワイイ献身的AIがいたら幸せじゃん。すでに、現代においても「俺の嫁」とか言っている奴がいっぱいいるんだから、Kが孤独感を感じている気がしない。
Kの自宅の前の浮浪者
30年たっても、まだ浮浪者あんなにたくさん生き残っていけるのはどんな社会だ。公共事業は、レプリカント一部の人間が引き受けていて、オフワールドには行けないけれど、ベーシックインカムとか実現されて人間であれば死なずに生きていけるということか。天国じゃないか
マダム
なんで地球に残っているの。オフワールドに行けばいいのに。いったい、どんな秩序を守っているのさ。前作の警察署長は、もっとやる気のないデブで、やるせなさがあったのに。今回は、美人でやる気ありすぎ。
レプリカントの性欲
なんのために、そんな機能がついているの?生殖能力もないのに。他の性的サービス担当レプリカントとやる必要があるの?
スキンジョブ
自分レプリカントと気付いているなら、たとえ共感能力があっても、罵倒も気にならないようにしてあるのでは?人間の側も、本当にレプリカントを嫌っているなら、時計仕掛けのオレンジのような、もっとひどい事するだろ。
ラブ
なんで、ばんばんしまくるの。自分と同じ顔をしたレプリカントが虐げられるのをみて、あんたが一番動揺するんじゃないのかね。
ラブの命令を受ける娼婦
なんで、あんたが寄りによって、ラブの命令を受けるの?
スクラップ
衰退している地球で、どこからあんなに大量に回収してくるの?
孤児たち
なんで、そんなに大量の子供がいるの? あんな軽作業は、頭の悪いレプリカントを作ってやらせろよ。
デッカード
誰に何を教え込んだの? 自分の子供ではないよね(出産には立ち会わず立ち去っているから)。
木馬
出産に立ち会っていないなら、デッカードは、いつ渡したの?
核爆発
前作からストーリーを分断するために、安易採用されている気がするんだよな。チェルノブイリ(1986)とフクシマ(2011)を経て、メルトダウンが実際に起きた地続きの未来に生きている我々にとって、その程度で困る気がしない。
成長するレプリカント
Kは、成長するレプリカントだったってこと? それ自体奇跡なのでは。そんなすごいもの、誰がどこで作ったのか。ネクサス8が自分たちで用意したのか。すでに革命成功しているのでは?
レイチェルの復活
そんなに驚くネタかなー。だってレプリカントなんだから、同じ型からいくらでも再現できるでしょ。それは、愛情を注ぐ同じ対象のはずがない。大量生産された製品を見て、同じ製品ができてきたからって動揺するか? ウォレスも、そのくらい気づけよ。あのVFXがすごいというネタも見かけるけれど、そっくりさんをもう一度出すなんて、そんなに難しいかそもそもスタイリッシュ記号的な意匠だし、映画館で直接見比べているわけではないんだからターミネータでもやってたじゃん。映画的にもオーバースペック
前作の引用
多すぎるし。ネットの評判をつらつら眺めると、それに言及している(というかそれにしか言及していない)のが多いけど、そのせいでストーリ破綻しているんじゃないか
そもそも
なんで、あんなに特別レプリカントが2体も、LAPDに配置されているのサ?

結局のところ

ビジュアル的には、現代の当たり前をひっくり返しているところがまるでなく、前作のインパクトに及ばない。

そして前作では、人間であるかないか関係なく、自分生命にジタバタすること自体が生きること、だったはずなのに。

今作では、誰かのため、大義のために生きて死んでのが人間という話になっていて・・・それって、非人間的な重労働を強いられるレプリカント存在のものじゃん。

メッセージ矮小化しているだろ。

2017-11-03

もしもポケモンソシャゲだったら

サトシ君は最近スマホを買ってもらったばかりの小学生ゲーム好きな彼は任天堂リリースした最新ゲームポケットモンスター」をインストールしました。

名前の決定、世界観、遊び方を学ぶ5分ほどのチュートリアルを終え最初ポケモンを貰える所まで来ました。パチスロの当たり演出のようなムービーが流れた後に出てきたのはヒトカゲ。早速ポケットモンスター世界へレッツゴー!

しかサトシはなぜかアプリアンインストールしてしまう。どうやらヒトカゲは気に召さなかったようです。

実はこのゲーム最初に貰えるポケモンランダム選択され1.5%の確率ファイヤーサンダーフリーザーミュウツーのどれかが無料で貰えるのです。

ファイヤーは大外れ、サンダーフリーザーは当たり、ミュウツーは大当たり。当然ここはミュウツー一点狙い。

ひたすらアプリインストールチュートリアルレアガチャアンインストールを繰り返します。

5分で終わるワンセットを200回繰り返した所でようやくミュウツーをゲット!ようやく冒険に向かいます

ポッポコラッタミュウツー一方的に倒していくサトシタケシイワークミュウツーに敵うはずがなく瞬殺。リセマラの苦労が報われます

月見山まで順調に進んでいきましたが、突然キャラクターを動かすことができなくなりました。どうやらスタミナが無くなったようです。

スタミナは5分に1回復もっと遊びたい場合には宝石を使うことでスタミナを全回復できますが、ちょうど良い終わり時だと思いここで一旦休憩。

翌日、スタミナも全回復し続きを進めることに。しかしまたしても問題発生。ポケモンを捕まえた所「ボックスがいっぱいです」と表示されゲットできなかったんのです。

持ちきれないポケモンボックスに送られるのですが、その初期値は100枠。ポケモンを捕まえていればあっという間に埋まってしまます

さらポケモン進化には進化素材が5個必要となり、その進化素材も同じボックスに収まる仕様。これではまともに遊べません。

ボックス宝石1つで5枠増やすことが出来ます毎日配られたりジムリーダーを倒すことで無料で貰える宝石を全て使い一気に200枠まで増やすことで問題解決しました。

旅を進めるサトシポケモンタワーに到着。しかし野生のゴーストに自慢のミュウツーが嬲り殺されてしまいました。これまでミュウツーだけでゴリ押してきたので、パーティのサブには無課金で手に入るゴミポケモンしかいないため当然です。

調べた結果、フェスティバル中にレアガチャを引き強いゴーストタイプポケモンを手に入れると楽に進められるようです。

毎日配布される宝石を溜めて、いよいよフェス当日。後はゴーストタイプが出るのを願うのみ!宝石投入ッ……!

しかし出るのはキャタピービードルイシツブテなどどうしようもない外ればかり。頑張って貯めた宝石はあっという間に無くなってしま呆然としてしまます

気を落ち着かせようとtwitterまとめサイトを見ると目に入る「カイリュー出たわwww」「確率崩壊!みんな引け!」「すまんケンタロス持ってない雑魚おる?」など扇情的文字さらに落ち込んでしまいました。

オーキド博士iTunesカードには使い時があるのじゃ」

どこからか聞こえた言葉に突き動かされ、お小遣い1万円を握りしめコンビニに走るサトシ。なんとかレアガチャで引いた時にしか覚えていない強い技を持ったゲンガー(とその他諸々のゴミ)を手に入れることができました。

始めて1年後。300万ダウンロード突破したポケモンはついにアニメ化が決定しました。

深夜で全12話ですが、ポケモンたちの動く姿に期待が高まります

書き忘れていましたがこのゲームポケモン達は皆女の子で、瀕死状態になると服が破けて肌を晒すのが売りになっています

ポケモンの声にはフシギダネ(CV種田梨沙)ヒトカゲ(CV赤﨑千夏)ゼニガメ(CV青木瑠璃子)ピカチュウ(CV日笠陽子)と豪華声優陣が起用されており、アニメでもキャストはそのままのようです。

ちなみに友人のシゲルは「よくある量産型ソシャゲアニメっぽいし1話Aパートで切った」とのこと。

アニメの出来はともかく、宣伝効果はあったようで知名度ダウンロード数はさらに上昇。

サトシはというとレアガチャで揃えたミュウツーケンタロススターミーサンダースダグトリオフリーザーテンプレパーティを揃えネット対戦で常勝の日々。

たまに遊びでミュウツー6体の艦隊編成で潜り「やっぱりミュウツーよね~」と無課金勢をボコるのも一興。

そして発表された大型アップデート「Ver2.0金・銀」!能力値の大幅調整、新タイプ悪と鋼の追加、持ち物やタマシステムなど楽しみでしょうがありません。

しかし彼はこの時知る由もありませんでした。このアップデート人権筆頭だったミュウツーが大きく対策され一気に価値が無くなり、古いテンプレポケモンよりも新規追加ポケモンの方が圧倒的に強くなることを。

目先の銭稼ぎのためにインフレは加速し、それに合わせて追加されるレアガチャポケモンや季節限定ガチャポケモン存在を。

果たしてサトシは激変する環境についていけるのか?これまで使った時間と金無駄になるのを恐れて運営文句を垂れつつもグダグダと続けるのか?

めざせポケモンマスター!続くったら続く!

当事者に寄り添った良質ルポ啓蒙弊害をもたらすのか?

荻上チキラジオ自身著作リリースにあわせて個人売春=ワリキリの特集をしててさ、彼らしくできるだけ当事者への偏見を生まないように詳細にかつ丁寧に説明してて当事者へのインタビューもあってすごい聞きごたえあった。

こういう感想だったら直接本人のツイッターに送ればいいんだろうけどさ、あれ聞いた俺の正直の感想は「あ、こんなに簡単素人女とヤレるんだったら俺もヤリたい。出会い喫茶出会いバー行きたい!」だったか匿名で吐き出すしかない。

あいうとこで女買うのってバックにやくざ美人局がいたりとか性病蔓延してるんじゃないかとか漠然と怖い印象があったんだけど、インタビューに答えてた女性の返答きいてたら、むしろそういうヤクザとか第3者に搾取されたくないか自分でやってるって子が多いみたいだし、こっちが普通に紳士的に対応してれば普通にセックスできて楽しめるだけなんだなって好印象が残っちゃったよどうしてくれるんだよチキリン

女性たちのインタビューで「(客層は)けっこう既婚者が多い」ってきいて納得。俺も既婚者で奥さん大事だけど子供もいてもうセックスするのに興奮も覚えないし相手あんセックス興味ないか慢性的セックスレス状態。あーーーー違う知らない女とセックスしてーーーなーーーって定期的に妄想してる状態。そんな状態のおいらだったのでワリキリ体験がすごい魅力的に聞こえる。相手は10代の若い子よりももうちょい年上のほうがいいので、未成年セックスして淫行で捕まる心配もないし、あとは性病くらいだけど、あーーーームラムラがたまっているときマジで一線超えてしまいそう。

とりあえず妄想オナニーで抜いて気持ちを落ち着かせてる。

2017-11-02

Switchが売れると思う人ってどういう水準で売れると言ってるんだろう

個人的Switchは売れないと予想していたし

今も出ている数字を見る限り売れないと思ってるんだけど

売れると言っている人と売れるの基準が違うのか

予想している未来が違うのか、どっちかわからなくてもやもやする

基準としてはソフトが3億本売れなければ失敗

3-6億本でそこそこ

6億本以上売れれば成功だと思っていて

PS4 10-12億本(予想)

NDS 9.5億本

Wii 9億本

XboxOne 5-6億本(予想)

3DS 4-4.5億本(予想)

GBA 3.8億本

GC 2億本

WiiU 1億本

他のハードがこんな数字からそんなおかし基準じゃないと思う

自分の予想では3DSの後継機は出ないとして

スマブラが出るにしてもfor3DS forWiiUの合計に比べると大分落ちるだろうし

Newマリオが出るにしても2とUの合計から落ち

でかかったモンハンドラクエはそれなりの量PS4に移り

妖怪ウォッチはかなり減る

バイオハザードリベレーションズやキングダムハーツ3Dといった大きいタイトルの独占の番外編がでることはもうないし

3DSからの高性能化で日本サードからソフトリリース数がかなり減り

ポケモンリリース間隔が3DSより空く

といった感じで3DS+WiiUの5億本からかなり数字を減らしそうだが

代わりにこれといってSwitchというハードになって得るでかいものがなく

3億本いくかいかないかじゃないの、という感じ

売れると言ってる人は

3DSより少ないレベルでもスマホと両輪で着実に利益をあげていけばそれで充分と思ってるのか

これからSwitchとは別に3DSの後継となる独創的なハードが出るからSwitchWiiUより大幅に増やせば成功と思ってるのか

海外AAAがこれからマルチで出るようになりスイッチでかなり売れるようになりXboxOneぐらい軽く上回ると思ってるのか

スイッチ機能を使ったまだ誰も予想し得ない何かを任天堂が出して爆発すると思ってるのか

一体どんな感じなんだろうか

2017-10-31

ぼやく

https://anond.hatelabo.jp/20171031201915

 

サービス作ってるけど、亀のように開発が進まない

ミニマムでとか考えてるけど、そんな3日でできるもんでもないし、かかるものはかかるんだ

いったいいつになればリリースできるんだか

 

仕事のあとに仕事(?)してるとソウルジェムが徐々に濁っていく

何やってんだ俺、どうせ流行らないだろこれ、とか

 

かといって調達はできんしな

俺ごときにできるもんじゃないし、エンジニアの俺が資金繰りに奔走するとかアホだ

うまくいくかも分からん

せめて出さないと

 

もう少しこう、事業立てるのってワクワクするような感じを想像していた

仕事終わりのように部活動のように集まって、ワイワイ楽しく開発みたいな

実際はきつい、長い、とにかく長い。ツライ8割、ワクワク2割

 

妙に事がうまく運んでサービスガチで形になってくると今度は後に引けない感じが出てくる

まり気が休まらない、休日に遊ぶと罪悪感すらある

幸運なことに、優秀な人が無償で手伝ってくれてるから、更に気負っている

1人だったら絶対詰んでた

 

早くリリースがしたい

正直まだ恥ずかしいレベルだし、出したら出したで大変なのは分かるが

なんかずっと便秘してるみたいだ

出してしまいたい

でもそうやって気負いすぎても、終わらないものは終わらないから逆に潰れる

むずかしいなー

寝なくていい体がほしい

2017-10-30

グリーミリオンライブサービス終了で感じるもやっとした感情

各種ネットニュースに出ているので詳しくは割愛

今回の件、最初感想は「とうとう来たか」というあっさりしたものだった。悲しいとか、ショックとかではないモヤモヤが心の中にある。ミリオンライブを追っていた人からすればここ1年弱から感じられるコンテンツの動きで予想出来ていて、いつ発表があるのかという域だっただろう。

アクティブユーザーが1万人前後しかいないと知った時。

3月日本武道館で開催された4thライブの協賛企業名前からグリーが消えたこと。

突然、シアターライブ編という畏まった展開が始まった時。

例年に比べ、目に見えて復刻イベントが多かったこと。

シアターデイズがリリースされグリーが関与しないところでアプリ展開が可能になったこと。

任天堂の倒し方を忘れたらしいグリーという泥舟に乗っている限り、コンテンツとしてのミリオンライブではなくゲームとしてのミリオンライブは遅かれ早かれ消えてなくなるとは思っていた。理由単純明快数字を持ってこないから。集金できないから。

コンテンツとしてのミリオンライブに興味を持つ人は格段に増えたが、ミリオンライブをまともにプレイしている人は減っていくばかり。

かくいう自分最近は惰性で続けているだけだったので、あまり偉そうなことは言えないし、悲しんだところで薄っぺらものしかならない。冒頭に書いた通りいつ沈むのか、宣告待ちだった。

ムビマスで興味を持って始めたミリオンライブも今や3年半以上。時代錯誤も甚だしいポチポチゲーで正直ゲームとしての面白さは皆無だ。

でも、ぶっ飛んだイベントアイドル達。お向かいとは違うニッチな層しかプレイしていない分、横のつながりは強固に感じられた。ミリオンライブで知り合って、今では関係なしに付き合える友人もできた。そんな友人たちとクソゲークソゲーと罵りつつ、ドリンクを飲んでイベントを走る。今思い出しても何が面白いゲームかはよくわからないが、ミリオンと関わっていた"時間"だけは楽しく充実したものだった気がする。

文句を言いながらもゲームをするのは楽しいし、自分の心の中で想像を巡らせるのも楽しいライブで現地に行けた時は最高に楽しいミリオンライブ楽しいコンテンツだ。


勿論今回のように、落ち込む出来事もたくさんあった。

ゲームシステムが大きく変わった時も、期待していたアニメの発表がされなかった時も、声優さんが休業を発表した時も、お向かい音ゲーが大ヒットした時も、後発に追い抜かれていくんじゃないかと思ってしまった時さえもあったけれど、ミリオンライブゆっくりと確実に進んでいると聞いた時は心から安堵したし、ポチポチゲーではない新しい場所も用意してくれた。

声優さんライブ来年はあのさいたまスーパーアリーナだ。コンテンツとしては着実に大きくなってきているし、ミリオンライブの将来は希望に満ち溢れている。

落ち込むことよりも嬉しいことの方が常に大きく上回っていて、これからの展開を想像すればグリー版が終了してへこたれるようでは自分は3年半もミリオンPをしていなかったと思う。

それでもなぜか、謎の心苦しさがある。理由は正直よくわからない。

3年半付き合ってきたアイドル達との絆だとか、世界観一新されたミリシタは好きになれないとか、美しく尊いお涙頂戴の理由を付けるつもりもないし、自分音ゲーが苦手ではないのでミリシタは苦になってはいないし、むしろ楽しめている部類だろう。

アイドルとしての苦悩を描いた綺麗なアイドルものであるミリシタは楽しいけれど、ミリシタには映画ドラマといった様々なシチュエーションでのアイドル達のドタバタ劇・バラエティが無いからというのは少ししっくりくる。

同じようなモヤモヤを抱えている同僚諸君は、どういう感情か教えて欲しい。

追記 10/31 17:00 

グリー自体が火の車でバンナムグリーと縁を切りたかった可能性も当然ある。可能性。

お向かいゲーム自体は大きな差がないものの、総選挙という形で集金ツールとしてはまだ機能している。同時に声無しアイドル達の主戦場で、声無しがいなくならない限り続いていくんじゃないか

2017-10-27

過疎スマホゲーの攻略wiki(という名の企業サイト)

ナントカmediaとかナントカwithとかナントカ8とか、そもそもwikiじゃないのにwikiを名乗るなというのもそうなんだけど、

リリース時点のリセララキングだけ作ってゲーム流行らなかったらそのまま放置しているサイトの多いこと多いこと

そんでもって被リンク数だけは多いのかいつまで経っても検索上位に居座り続けている

atwikiとかwikiwikiで細々と更新されているサイト邪魔しかいからやる気がないのなら閉鎖してくれ

anond:20171027000255

うーん、ペットだとsexはできないよね? 男性幸福というのは平たく言うとそう。女性結婚を求めてきたらリリースして次へ行った方が良い、という話。

女性幸福度に関しては、まぁ検索して欲しい。嫁さんを見て思うんだが、確かに息子や娘を相手にしていると、凄く笑う回数が増えてる。息子は面白い(おかしい)し、娘は可愛らしい。

昔はさ、私が嫁さんを笑わせた方がいいかな、と思ってネットで笑えるネタとか画像とかを探してきて、1日一回位づつ笑わせてたのよ。今だと1時間に一回ペースで笑ってるんじゃないかな。

男性である私が笑えるか、というと、そこまで面白くはない... という。まぁこ経験から男女まで広く言える話ではないが、そんな家庭もありますねー

2017-10-25

アズールレーンが艦これパクリだとか叩かれてるけど

遊んでみればわかるけど、戦闘システムとか全然違うしパクリではないと思う。

本当に失礼な話、僕はアズールレーンは最初「うわマジだ!パクリじゃん!」ってネタにするために面白半分でインストールした。けど、周りが言うような酷いパクリゲーだとは思わなかったしゲームとしても普通に楽しくて驚いた。あと絵も物凄く綺麗。

ここから愚痴なんだけど、アズールレーン叩いてる提督仲間の中には作ったのが中国人からっていう理由批判してる層が少なからず居る。そんなもの理由にすらなってない単なる差別以外の何ものでもないのに。中国人クリエイターが全員パクリゲー作ってる訳じゃないだろうに。中華製でも面白かったりセンスあるゲームはあるし、逆に純日本製ゲームにもパクリ盗用上等の真っ黒なゲーム存在している。

例えば国内のもの刀剣乱舞ってやつがある。あのゲーム実は艦これUIを丸々パクって作られてて、艦これ製作陣の1人からTwitterで「刀剣なんとかのUIがあまりにも艦これに似ている」「恥を知っているのがデザインだ、と、敬愛する方から言われたのだけど、すなわちそういうことなのだろう」「非常に失望している」なんて名指しで批判された件やキャラ立ち絵も含むゲーム内のイラストの至る所でトレス・デザパク・盗用が大量に見つかり炎上した件は有名な話なんだけど、一応純日本製ゲームからリリースから少なくとも1年以上は経っているのにそちらを批判する提督アズールレーンに比べると全然少ない。ここが僕には違和感を感じるというか、艦これ意図的にパクったことが明らかになっていてなおのうのうと続いている刀剣乱舞こそ艦これ提督にとっては絶対に許してはいけないパクリゲーなのに…という歯痒さがある。

少し前に魔王の始め方っていうFate/GOシステムUIを丸パクリたことで有名になったオンラインゲームがあったんだけど案の定すぐサービス停止になった。ほとんど盗作みたいなものだし当たり前の事なんだけど、どういうわけか刀剣艦これパクリというのが確定しているにもかかわらず騒動から1年以上経っても畳んでいない。そればかりかファン女性達はもう解決たことだとうそぶいたり酷い奴は開き直ってたり。盗人猛々しいとはよく言ったものだ。

艦これアズールレーンも好きな身からすると、アズールレーンよりも遥かに真っ黒で非難されて当然のゲーム国内にあるにもかかわらず製作陣の国籍日本中国かというたったそれだけの違いのために本来叩かれるべきものが見逃され、そうでないものが悪く言われている今の状況、物凄くモヤモヤする。

2017-10-21

久しぶりにとあるアイドル系のソシャゲログインしたんだけど、相変わらずゲーム性がクソだった。

まずジャンル音ゲーなのに音ゲー部分の作りが粗い。判定が一ヶ所しかない太鼓の達人システム採用してるのに譜面バリエーションを増やそうとしてないし、そもそも難易度が低すぎてやりごたえがない。いくらターゲット女性ももっと難易度上げてもよかったと思う。

次に、MV関係。このゲーム音ゲーの裏で3Dキャラが踊ってくれるシステムなんだけど、その踊ってくれるMVを単体で流せるモードがない。リリースあんなに売りにしてたのに……でも、3Dモデリングダンス自体は素晴らしい出来。だからこそMV観賞モード実装してほしかった。

とりあえず、自分が気になったのはこの二点。まぁ他にも小さな不満はあるけど……とにかく、キャラクターや題材は良いんだからゲーム性をなんとかしてほしい。そうすれば、もっとユーザー増えるはず。今後に期待!

SakuraGameの問題を掘り下げてみる *10/26 素性についての追記修正

ここのところSteamパブリッシャーSakuraGameに関する問題が次々と浮上してきている。

ついにはゲーム開発者合意なしにストアページを公開したということさえ明らかになったが、近い知り合いも同じことをされていたので日常的にこういうことをやっているのだろう。

ここの問題は、まだまだ根が深いので、こちらでつかんでいる情報をもとにいろいろ掘り下げてみようと思う。

SakuraGame問題とは

SakuraGameの問題は(細かい誤りはあるものの)この記事にうまくまとめられている。:

https://maruhoi.com/game/chinese-publisher-sakura-game/

Sakura英文翻訳の質は非常に低く、ゲーム内の画像の改変も相まって中国以外での海外の評判は記事の中にある以上に散々である

それがいかにヒドイか確認できる例(裸注意):

https://i.gyazo.com/aa574362f00b7ec5905a67809375fc5e.jpg

イケメンオーケー、この地位のためならオレはすぐに妊娠してやるぜ」

(一体何のギャグか…)

これらへの不満に対するサポート放置なので、ユーザーヘイト開発者に向くことも多い。


Steamシステムは、プロモーションから販売までほぼ全てSteam内で完結するよう閉じた形に設計されている。

それだけにデベロッパーパブリッシャーの信用や評価が非常に重要となる。

通常はクオリティの低いゲームを乱発するより質の高いものを安定したペースで販売したほうが長い目で見ると多くの収益をあげるチャンスがあるのだ。

にもかかわらず、なぜ彼らはこうもリリースを焦って(デベロッパー同意を得る前にストア公開してまで)粗悪にローカライズしたゲームを乱発しているのだろうか?


まずSakuraGameの内情を予想してみる

この画像SteamSpyのSakuraGameの販売本数(の予想)を発売日順に並べたものだ。:

https://i.gyazo.com/d618a72102165431d2641cbb3f462c0d.png

8月以降にリリースされたゲームは一つを除いて10万本を越えるものはなく、少ないもので数千本

SteamSpyの販売数には返品されたものも含まれているし、ゲームが一番売れるのは40%や50%オフとき、更に各国のVAT(消費税)も差し引かれるので実際の売上額は先にリンクしたブログが予想するよりずっと少ない。

「数百万円でライセンスを買い上げた」という景気のいい話もあるが、実際会社として300万円の元を取るとなると5.5-6.5万本あたりが損益分岐点だろう。

Steamでは新しいジャンルゲームリリースすると大きな売上を上げることがある。

しかし、たとえ一本目よりできが良くても二本目、三本目となるにつれ、その売上は大きく下がってゆく。

画像販売数の推移をみると、Sakuraゲームも同じ道を辿っているのがよくわかる。

これから時間が経つにつれ、ある程度売上は伸びるだろうが、現状売上が数千本というものもあるから、これではやっていけない。

現に彼らも今後同じ収益を上げ続けることが難しいのことを自覚しているらしい。

私が話を聞いたデベロッパーにはロイヤリティ(歩合)制(しか機械翻訳にしてはかなり向こうの取り分が多い)でオファーが来たそうだ。


中国国内事情

Steamアクセスブロック可能

彼らが強引なまでにゲームリリースを焦るもう一つの理由中国政府によるSteamアクセスブロックを見越していることだろう。

中国では近年ネット検閲を強化しており、ついこないだ突然pixiv中国からアクセスブロックされたことも記憶に新しい。

既に中国ではSteam対抗サービスも始まっており、中国ゲーマーの間でもSteamブロックはいつになるかは分からないが時間問題であると捉えられている。

官憲の介入の可能

彼らにとってもう一つの問題は、彼らが中国ではご禁制のポルノメディアを取り扱っており、いつ官憲によって潰されてもおかしくないということだ。

これは中国SakuraGameについての記事だが、この中でもパクリエロ問題が取り上げられている。:

http://www.chuapp.com/article/283291.html

そしてこれら官憲への配慮が、素性を明らかにしないというこのパブリッシャー最大の問題を生んでいる。


素性が知れないということ(10/26更新)

Sakura取引する上で大きな問題となるのが、ここの素性が明らかではないということだ。
これは相手が何らかの理由で連絡を絶った場合こちからコンタクトを取ることが非常に困難であることを意味している。

Sakura現在デベロッパーなどにコンタクトを取る際など、公には香港会社を名乗っている。

これは海外デベロッパー用の営業アカウント。:

https://gyazo.com/f135d7da6b5a5d0c52a2a753c1a3af14

(以前の場所は「四川(Sichuan)」であったが、最近活発に活動するにつれ「香港」に改められた)

しかし、以前ゲームクラウドファンディングをした際の会社所在地はなんと「東京」

https://gyazo.com/1231adf2021567c1e3f46585b228c6a6

言うまでもないが、所在地を偽ることはIndiegogoの規約違反である


SakuraのIndiegogoキャンペーン

https://www.indiegogo.com/projects/love-love-adults-only-18-sex-games#/

https://www.indiegogo.com/projects/dragons-hunter-a-2d-action-rpg-game-ios#/

https://www.indiegogo.com/projects/dragonia-game-games#/

先にリンクした中国語記事によると、Sakura四川省成都スマホゲーム制作していた会社とされている。

四川ゲーム関係者に聞いたところ、一応ここが拠点であると見て間違いなさそうだ。

しかし、さら親会社がありそうとのことなので、その実態は謎に包まれている。

メディアから取材も断っているとのことだ。

Sakura香港メーカー自称していることやエロゲ中国語翻訳中国本土標準語ではない(しかしかなりのところ通じる)繁体中国語であることは官憲の目を意識したものと考えられる。


日本ゲーム開発者SakuraGameを利用する際に認識しておくべきことをまとめてみる

1.ローカライズが悪く、開発者安かろう悪かろうイメージがつく可能性がある。

機械翻訳だったり、画像に手を加えたりするので作品本来の内容が失われてしまう。

それに対するサポートもしていないので、必然的ユーザーの不満が開発者にも向く。

また、安物のイメージが定着してしまうので、その後海外展開する際にも値段の選択肢が極端に狭まる。

2.政府Steamブロック官憲の介入により突然ビジネス破綻する可能性がある。

SakuraGameの売上は下がっており、このまま継続して大きな収益を上げ続けるのは難しい。

彼らもそれを意識しており、少々強引な手段に訴えてでも稼げるうちに稼ぎたいと考えている。

3.素性が知れないので音信不通になった場合作品海外版権がどこに行ったかからなくなるおそれがある。

その後海外で日の目を見ることはなくなる可能性が高いし、巡り巡ったライセンスがどういった使われ方をするかもわからない。

ライセンスを取り戻すことも作者の意に反する使い方に抗議することも非常に困難になる。

ゲーム開発者SakuraGameを利用する際にはこれらのリスクを鑑みて、彼らが提示する条件がそれを補って余りあるかどうか、そして彼らが信用に値するかどうか十分に考えた上で判断するとよいだろう。






追記:お金の話など

記事を書いた後、SakuraGameに関わった人たちからさらにいくつか確認できたことがあるので追記しておく。

Sakura提示する条件はデベロッパーによって異なる。

確認できたのは契約金+ロイヤリティ(歩合制)、契約金のみ、ロイヤリティのみという3パターン

ロイヤリティ契約金の額といった条件はデベロッパーによって大きく異なる。

現在のところ契約通りの支払いがなされている。

入金は適切にされており、明細も(データで)送ってくれるとのこと。

・なぜか入金時中国国内税金負担させられる契約になっている。

普通はこういうものパブリッシャー負担するものだけど…

私が聞いた例では差引額は手取りの約20%。

まりSteam100円で販売したゲームロイヤリティ50%場合

100(販売額)-30(Steam利用料30%)-35(SakuraGameの取り分50%)-7(中国の税負担20%)=28

(実際には売り上げから各国のVAT源泉徴収されるので実際の受取額はもう少し下がる)

ゲームが1本100円で売れた場合デベロッパーの取り分は28円以下となり、ロイヤリティとしては私の知る他のパブリッシャーと比べて非常に条件が悪い。

転職で1年経つが辞めてやろうと思う

ネット業界上場しているのだが、とにかくプロジェクトスピードが遅い。

PやDが老兵ばっかりで使い物にならん。

基本スケジュール守らないし、都合悪くなれば優先順位優先順位がって言い訳しかしないし。

半年かけてリリースしたプロジェクトも、失敗したら放置改善する気ないっていう。。

基本外部からの助言も聞く気無いし、なんか会社としての覇気マジで無い。

ネット業界で働いているより役所で働いてる感が強すぎる。

なんでこんなぬるま湯で平気なんかなって思う。

ということで、外資ネット企業転職することにしました。

2017-10-18

神戸製鋼データ改竄に関する簡単説明など

なんでこんな記事を書こうかと思ったかと言うと、公式リリースでは引張試験などについての説明がなく、何の知識もなかったら何言ってるかさえ読み取れないだろうと思ったから。

http://www.kobelco.co.jp/releases/1197833_15541.html

魚拓: https://megalodon.jp/2017-1017-2227-45/www.kobelco.co.jp/releases/1197833_15541.html

機械的性質って何さ?

文中に頻出する機械的性質について説明する。

まず機械的性質って項目を列挙するだけで結構ある。引張強さ、圧縮強さ、剪断強さ、硬さ、曲げ性、靱性、脆性、耐摩耗性などなど。材料開発の現場では金属組織化学特性(耐酸性・耐アルカリ性)なども評価する。

評価方法

基本的にこれらにはJISなどの規格によって定められた試験方法存在している(たまに独自試験もあるが)。勿論そういった規格に沿った試験機が広く販売されている訳だが、試験機も良いお値段がするので自社内で全部揃えようとすると結構大変なんだ。だから、その手の装置を抱えてる試験専門の会社外注する事も多い。自社でやるにしても外注するにしても測定したら検査成績書ってのを発行する。普通はそれを製品に添付して顧客に納品する。

簡単試験は自社でやるんだが自社でやる試験ほど誤魔化しやすい。その中の代表例が「引張試験(引張強さを測る試験)」と「ビッカース硬さ試験(ビッカース硬さを測る試験)」である。硬さの測定方法は幾つかあるが、説明の分かりやすさのためビッカース硬さをチョイスした。

自社内でやりやす試験=偽装やす試験

さて、偽装やす試験について書く。代表例は上述の通り引張強さとビッカース硬さニュースリリースに「検査データの書換行為」と書かれているのはこのどちらかだと勝手に思っている(個人の感想です)。

引張強さとは?

普通、引張強さ(tensile strengh)というのは、その試験片での最大荷重(M点)を、試験片の元の断面積で除した値である

『鉄鋼材料改訂版』著者: 門間改三 (発行: 実教出版) P.23

例えば、エレベータロープに何人ぶら下がれるか分からなかったら怖いと思うんだよね。だから千切れるまで測ってみよう、と言うのが引張試験の考え方。実際には材料から試験片を切り出して破断するまで力を加え続け、ひずみと応力関係を測定する。結果として鉄(SS400)なら400~510[N/mm^2]、アルミ(A5052)なら230[N/mm^2]の力を加えられますよ、というのが分かる訳。世に出回っているあらゆる製品は、この数字だけは絶対に超えないように設計されている(はず)。

試験片作ったりするのにちょっと時間がかかるから数検査は難しいけど、製造ロット毎くらいには測る。顧客から絶対要求される。

ビッカース硬さとは?

これは四角錐のダイヤモンド(圧子と呼ぶ)を決められた力で材料に押しつけるだけ。凹みの寸法で硬さが分かる。製品破壊せずに実施できるから簡単なんだよ。楽な試験ってやる気になるからいいよね。

ところで「硬さの相似則」ってのがある。実はビッカース硬さと引張強さには相関があり簡易的に換算できるんだ。「ビッカース硬さ 引張強さ 換算」とかでググれば出るんだが、得られる結果は参考値にすぎない。不適合製品の③はこれをやりました、と書いてある。

引張試験データ改竄するとどこらへんの製品ヤバいか?

どれくらいの荷重でその材料が壊れるか分からなくなるのが一番の問題しか材料側が危険でも設計側で安全マージンが取られていればそこまで心配する必要はない。

100人吊ったら千切れるはずのロープが、データ改竄により90人吊った時点で千切れると分かったとしても、10しか吊らない設計になっていたら実用上安全と言える。こんな風に100kgfで壊れる部品設計上で10kgfまでしか荷重がかからないようにするような状態安全率(100kgf/10kgf=)10状態という。

この安全率は業界毎、製品毎に決まっている。例に出したエレベータロープ安全10以上にするように決められている。「うちの製品に使われてますけど大丈夫です」などというアナウンスを出した会社もあったが、そういうのは設計面で高い安全率を設けていたり、または材料を購入する毎に自社内で評価試験実施しているから言える話で、何も根拠なく言っている訳ではない。

問題なのは安全率の低い業界の話。例えば軽さが重要業界、すなわち航空宇宙関係部品だ。どうしても軽さと安全率はトレードオフ関係なので安全率がかなり低い。基本は1.5、物によっては1.2を割る場合もあるとか(伝聞)。安全率1.1ってどういう状態かというと限界値の(100*1/1.1≒)90.9%まで使用するという状態から、仮に引張強さが10%も低く偽装されたら壊れる計算になる。航空機メーカーメンテナンス等に熱心なのは運用でカバーしているからなので、ボーイングに納入した材料データ改竄洒落にならないと思う。

----------------

うそう、ニュースリリース読んで駄目すぎて笑ってしまったのが本件不適合製品④で、「引張特性の一部を書き換えたりした」他に「測定していない微量合金成分値を入力」したと書いてあった件。もはやそれ別物じゃん!

----------------

2017/10/20[00:51] 追記: 結構反響が大きくてビビってる。

かにブックマークコメントにて補足されているように応力やひずみの説明をすべきだったし、やはり弾性変形・塑性変形などについても説明すべきと思いましたが、分かりやすさのために色々と割愛しました。説明もかなり雑ですが考え方として読んで貰えたら嬉しい限り。あと、勢いで書いてしまったので以下の通りに怪しい日本語修正しました。

修正箇所:

①×引張試験などについての説明が何もなく

 ○引張試験などについての説明がなく

②×試験機も結構良いお値段が

 ○試験機も良いお値段が

③×この数字だけは絶対に超えないように部品設計されている(はず)。

 ○この数字だけは絶対に超えないように設計されている(はず)。

④×または材料購入する毎に

 ○または材料を購入する毎に

⑤×航空機メンテナンス等に熱心なのは

 ○航空機メーカーメンテナンス等に熱心なのは

ミスマッチなのでリリースしては

そういうのを異様に好む人もいるので君にはもったいない

anond:20171018142930

2017-10-12

改善方法がわからない

前職で身体を壊し、転職して約1年経った。

今の仕事面白い裁量もある程度自分にあって、プライベートの調整もできるし、日々が楽しい入社前より貧血とか頭痛とかも減ってきた。

問題ないようにも思えるんだけど、最近になってある症状が出るようになった。

リリースが近くて少し頑張ったりすると、てきめんに頭に靄がかかっているような気持ち悪い状況に陥る。

症状があんまりうまく説明できないんだけど、なんか脳みそがむず痒い感じ。

でも、身体が『これ以上は無理です』っていう拒否反応っぽい気もする。

だるいわけではない。やりたくないわけでもない。その時点でやる気もある。体力が追い付かないわけでもなく、やめなければ続けられるような気もする。

でも続けると何か怖いこと(発狂する・暴れる・倒れる)が起こるのかもしれないのと、あとそんなに仕事も切羽詰まる状況ではないのもあって、その先に向かったことはない。

ちなみに働いた後とか疲れている夜だから、というわけではなく、寝て起きた朝とかにもその症状は出る。

こういうのってみんなにも普通にあること?

身体壊したときは、明らかに自律神経失調の症状だったから納得だったんだけど、それ引きずってるのかな?全然症状違うけど。。

あと、転職して職種がだいぶん変わったので、もしかたらこれまで使っていた脳の箇所が変わって、疲れやすく感じるのかな?と思ったりもした。でもどうなんだろう…

もし、これっていうのが思い浮かんだらなんでもいいので教えてください。

あと改善方法で思い付くもの(マッサージとか目を暖めるとか)あれば、それも教えてください。

ソシャゲ業界の仕組みが分からない。

ソシャゲ業界の仕組みが分からない。

どんなキャッシュフローになっているのか全く分からない。

詳しい人教えてください。

先日、今更ながらソシャゲにハマった。

今までパズドラとかツムツムには全く興味が無かったが、たまたま見たソシャゲ広告に興味をそそられて

無料だしダウンロードしてみようかなと思い、始めたら面白くてハマってしまった。

わずかだがお小遣い程度の金額課金もした。

ゲームプレイのためのスタミナ回復時間を待つためにももう一つのソシャゲも始めた。

2つのソシャゲを交互に遊びながら、みんなが夢中になってるソシャゲって確かに楽しいな!

と思い始めた矢先に「サービス終了」のお知らせがあった。

その翌週にはもう1つのソシャゲ終了のお知らせ

メインでやってたゲーム来年1月まで、サブで遊んでいたゲームは今年11月まで。

どちらもゲームサービス開始から1年もたたずにサービス終了だった。

「金返せ!」ってほど課金した訳でもないし、金額分は楽しめたと思うのでそれは良いのだがサービスの終了は残念だった。

どちらのゲームもこんなに面白いのになんで終了するんだ??と素人ながらに疑問に思った。

儲かってなかったようには見えなかった。(根拠は全くない。)

終了する理由はどちらも、お客様に楽しんで頂ける品質を維持できないうんぬんである

結局本当の理由はなんなのだろうか?儲かっていなかったのか??

知り合いのIT系人間が言うには運営費バカ高いそうである

運営費とは、宣伝広告費サーバー代、人件費、開発費だと思う。

その中でもサーバー代が特に高いらしい。知り合いは得意げにそう語る。

月額数千万円だとか。本当なんだろうか?都市伝説的に、伝言ゲーム的に、金額がどんどんでかくなってるんではないか素人は思ってしまう。

サーバー運営が高価なのは分かっているつもりだ。

ただ50万人がダウンロードしたゲーム同時プレイは多くても1万程度と予測するが、

それでもサーバー代はそこまで高価なのだろうか?

どんな会社にどんなプランいくら発注しているのだろうか?

知らない世界でもあるので純粋に知りたい。

そしてソシャゲが終了した会社倒産するのか?(そのゲーム1本しか運営してない会社

全然そんな気配はない。社長を調べてみたら終了発表後もfacebook普通にレストラン料理写真をあげてる。

いいね!で繋がっている人も違うゲーム会社社長さんのようで2016年初頭に同じように半年程度でソシャゲを終了していた。

その会社は今はVRゲームを開発中だそうだが、いつどんなタイトルリリースするのか、どこにもまったく情報はない。

それまで収入源がないまま港区の高級オフィスでやっていけるのだろうか?と余計なお世話だが気になってしまう。

そんな会社ちょっとググっただけで数社は出てきた。

そういった自社サービスを謳うが自社サービスが終了しているソシャゲ会社

wantedlyあたりで探せばいくらでも出てきそう。

そもそも自社のサービスである数年の歳月と数億の開発費をかけたソシャゲ、なんでそんなに簡単に終了できるのか?と不思議に思う。

ソシャゲの開発には平均2億円程度の費用がかかるそうだ。(知人情報で真偽は分からないが、相場だろうと思う。)

もしかしてソシャゲリリースしたらすぐに元が取れて十分に儲かっているのか?だから早々に撤退してしまうのだろうか?

何年も前から宣伝費をかけて事前予約で人を集めておいて、1年持たずに終了することこそ計画通り

リリースと同時にいきなり投資分の回収モード全開なんだろうか?

それともソシャゲ会社経営者投資金額が消えても大丈夫なくらい鉄のメンタルなだけなのだろうか?

中小システム開発会社社畜である自分にはどんな仕組みでどんなキャッシュフローになっているのか全く分からない。

詳しい人教えてください。

2017-10-10

AVを約200本見た感想

二次元にも飽き、童貞を拗らせた勢いで、ふと今まで見る気もしなかったAVとやらを見始めてみた。

SFの世界では「SFを語るなら最低1000冊読め」というし、AVも取り敢えず100本程度見てみるかということで気付いたら200本ほど見ていたので、気付いたことを纏めてみたい。

観点エロゲ業界との比較になってしまう点は御容赦願いたい。

発売本数が異常に多い

DMMの発売日カレンダー http://www.dmm.co.jp/mono/dvd/-/calendar/ を見て欲しい。10月の一ヶ月ではなく、10日間分でこの数である

エロゲのように月末金曜日に集中したりせず毎週まとまった数が出ている。これだけ出るということはそれだけ儲かるということなのだろう。

特典付きの限定版が存在する

やはりエロゲ同様、AV業界コピー対策で特典を付ける時代なのかと思ったのも束の間、特典付きがあるのはほんの極一部の作品に留まる。

しかエロゲとは違い、特典付きであっても価格は特典無しと同額である

特典として付くのは直履き(ということになっている)下着とその着用チェキ生写真などが多く、いずれも外付けによる添付となる。下着はどう見ても3つセット1000円みたいなエロくもなければ高級感もないもので、やはり特典に金を掛けられない背景が伺える。

価格が安い

収録時間約120~140分程度で価格は2500~3000円程度。10本買っても3万円で足りてしまう。

エロゲでは登場キャラが増えるとそのコストが価格に反映されるわけだが、AVでは登場する女優が増えても価格は変わらない。つまり女優一人あたりのギャラを下げている(=企画女優)という事実に何とも言えない闇を感じる。

トールケース内には円盤のみ

広告の1枚でもあるのかと思ったが大半には何も無い。メーカーによって葉書広告が入っているぐらいで、小物に拘るオタク向け商品との違いを感じさせる。

主流はDVD

映像作品にも関わらず未だにリリースの中心はDVDで、BDはヒットが狙える大物女優向け、となるようだ。BDのプレス代はDVDの数倍以上と聞くので、AV業界といえどもそうそう手は出せないらしい(このためBD-Rを利用したBD版をリリースするメーカー存在する)。

HD画質に慣れてしまうと、DVDの映像は非常に汚いとしかいいようが無いが、HD版を見たければネット配信版を見ろと言うことになるらしい。なるほど道理である

リセールバリューが異常に高い

発売日当日に売価の半額ならまだマシ、1/4以下に買取値が下がることもままあるエロゲ業界の常識と違い、発売から一ヶ月経過しても60~70%買取を謳う中古屋が幾つか存在する。

これを利用すれば1枚1000円程度で最新作を次々と流し見ていくことが可能なので、何かの課題や統計でAVを200本見たい時には便利だと思われる。

DMM動画配信版は罠

既に廃盤となった作品でも見られるのは良いが、DMMの配信は全てDRM付きで専用プレーヤかブラウザ再生になる。モバイル環境では専用アプリだが、やはり評判がよくない。

まともなプレーヤの開発力がない会社は下手なDRMを付けるのは止めて頂きたい。

総集編(ベスト版)は罠

タイトルに「4時間」とか入っているアレ。一見、お得そうに見えるが実態は旧作からの寄せ集め再編集であり、一定のポリシーで集めたといっても重要なのは量より質なのだ

間違っても手を出してはいけない。

ジャンル分けを信じてはならない

発売される全てのサンプルをチェックするのは不可能なため、どうしてもジャンル分けに頼らざるを得ない。が、各通販サイトジャンル分けは恐らく人力であり、ジャンルけが正しい保証は何処にもない。

パケ裏の写真は信じてはならない

パケ裏に掲載されるサンプル画像には二種類ある。動画からの切り出し画像と、カメラで撮影したサンプル用画像の二種だ。前者の場合なら同じシーンが本編に存在するはずだが、無い場合がある。またシーン自体は有っても、汁を後から書き足したというケースもあった。切り出し画像のままでは見えないので致し方ないとはいえ、世が世なら捏造と叩かれてもおかしくない。

モザイクの下を信じてはならない

いわゆる汁系作品の場合、どうやら「偽汁」を使っているのではないか?という疑念が持たれることが多いようだ。これに対する製作者側の回答は、スタジオに定点カメラを設置し早回しした映像を「本物証明」として本編末尾に追加というものだった。モザイクの生んだ弊害と言える。

発売延期はある

さすがにエロゲのように半年単位で飛ぶことはなく、精々一ヶ月か二ヶ月程度である。逆に、一部メーカーは発売日一週間前に入荷してそのまま販売されることから発売日に関しては割とルーズ業界らしい。

SODはやはり格が違う

業界大御所みたいな適当なイメージで、どうせ万人向けの無難で面白味の無いものを出してるのだろうと勝手に思っていたが、むしろメーカーにはできない、金の掛かる企画ものを積極的に手がけているように見える。特にスタジオセットに関しては、雰囲気作りを含めて他社とは一線を画すものが有る。コストダウンを図るなら真っ先に削られる箇所であるだけに、ここに金を掛けられるのは大きい。

大抵の若手女優制服が似合う

年の頃でいうと25、6あたりだろうか。コスプレ感はあるが、JK制服を着れば大概それらしく見える。対して男優はどういうわけか、オッサンが無理して学生服着てるとしか見えなくて見苦しい。若手の男優であっても、全く似合わない。これが三次元限界らしい。

熟女イメージよりも上

熟女イコール30代だけど見た目は殆ど20代」という二次元感覚とのギャップが最も大きく、白髪が交じり始めた年代女優も当然のようにいる。熟女ジャンルはまだ私には早かったようだ。

スレンダー巨乳はいない

いわゆる巨乳を売りにした女優の場合、その重さを支える相応の身体もまた必要なのは自明の理と言える。現実は非情である

女優演技力経験値による

若手もしくは新人に近い女優の台詞はほぼ棒読みなのに対し、年齢が上がるか出演数が多い女優はきちんと演技としての声が出ている。嬌声を上げる演技はみんな上手いのにね。

大抵の女優は飲めない

プロ中のプロなのだからてっきり、誰もが普通に飲めるものだと思っていたがAVにおける演出を鑑みる普通は飲まないらしい。これは二次元弊害だろう。

高度に発達した性交餅つきと見分けが付かない

熟練クラスと思われる女優の場合、アクロバティックな体位を取りながらも腰の動きから声を上げるタイミングカメラの回り込みを意識した視線まで男優と完全に息を合わせており、奈良は中谷堂の高速餅つきを思わせる。

男優の刺青が目に付く

目に付くというと語弊があるが、10本見て3~4本に一人はいる感覚だ。もちろん、桜吹雪のような刺青では無く、鎖だかシダ植物だかのような小さいものを足や腕に入れているだけだが、イメージ問題で余り良い印象は無い。できれば隠して貰えないものか。

見慣れた男優が出てくる

男優の名前とかは全く知らないが「またこの人出てる…」になった男優が2人できた。そのうちの1人は何処かの尊師を思わせる容貌で、特定ジャンル作品には引っ張りだこのようだがあまりインパクトが強すぎて日常生活で特定されないか他人事ながら気になる。

男優はそれなりに手を抜いてる

(設定上)言葉ではオラついてる男優でも、激しいプレイの場合は途中明らかに力を抜いたり休めたりしていて、当たり前だが女優を労っていることが伺える。

実写であっても映画のようにCGや特殊効果による激しい刺激に慣れすぎた目には物足りなさを覚えてしまうわけだが、これは実に恐ろしいことだ。

男優は手入れしている

気付きたくも無かったが気付いてしまったので一応。いわゆる素人の汁男優と違い、本職は下の毛を短めか無いぐらいにまできちんと手入れしているようだ。

登場するマッサージシェアおかし

あのマッサージ器、世界で一番、本来の用途で使われない製品だと思われる。

タイトルが長い

先ほどの発売予定リストを見ても分かるようにラノベ並に長い作品が多い。状況や台詞、シチュエーションをそのまま入れている為だが、もう少し考えて欲しい。「胸糞注意 中学卒業後そのまま土建屋に就職して現在同棲中のギャル彼女をネットビジネスとやらで成功して超絶金持ちブリーになった奥村君に圧倒的な経済力の差を見せつけられカネの力でクドかれてねとられてしまった時の話です 夏樹まりな」とか「彼女にフラれた僕を不憫に思った母ちゃんとコンドームをする約束でセックス!無反応だった母ちゃんがコンドームをこっそり外して生ハメしたら痙攣して何度も絶頂「すぐ良い娘が見つかるわよ」から「誰にも渡すもんですか」に態度が豹変し腰振り騎乗位が止まらない 推川ゆうり」とかはタイトルではなく完全に文章だ。

タイトルを信じてはいけない

そんな長いタイトルも決して真に受けてはいけない。シチュエーションに関する内容なら未だしも、プレイ内容に関する文言は注意を要する。具体例を挙げると「エロ痴女ナースは口内射精がお好き」という作品シリーズナースというシチュエーションは正しいが後者の口内射精自体は皆無(全て舌上射精)という有様だった(有名な地雷らしい)。その他、体位を示す語がタイトルに入っている場合も同様に注意を要する(全てがその体位であるわけは無く、酷い場合は途中5分だけだったりする)。

特定ジャンルについて

ジャンルについて。AV業界も「右向け右」というやつなのか、売れたシリーズがある場合は各社同様なものを出す傾向らしくだいたいのジャンルで似たような作品が出ているようだ。

姪っ子

エロゲ業界でいうところの近親もの的なジャンルのようだが、エロゲでは滅多に見かけない姪っ子という辺りがAVらしい。やはり男優の年齢(「お兄ちゃん」とは言い難い)によるのか、DVD購入層の主流が50代と言われる正に姪がいそうな年代なせいなのかは定かでは無いが、興味深い。

疑似炉理

上記の姪っ子ものともやや被るが、スレンダー女優を起用してローティーンに見せかけたジャンル。ジャケ画像を見ると物凄く幼く見えてお巡りさんを呼びそうになるが心配ご無用静止画特有トリックです。髪型衣装メイクを駆使しても、やはり顔つきというものは特徴があり、表情や角度でやはり大人に見える。身長140cm台の女優を起用して体格差による演出も見られるが、やはり疑似としか言いようが無い。ちなみにこの手の作品に出る女優はだいたい目星が付くらしく、名義を変えていても熟練の変態紳士に聞けば成人女優であることが容易に確認できるようだ(尚、某団体が某報告書で低身長の成人女優による演出を批判していたようだが一体何が問題なのか全く謎である)。

ジャケ画像で用いられるトリック(?)として、オイルを塗りたくるのはなかなか上手いと感心した。肌の質感がオイルによって誤魔化されるので、何となく若々しく見えるようだ。

AVデビュー

各社が毎月、いや毎週、AVデビューを冠するAVを出すって大丈夫かこの国はと思っても無いことを口にしそうになるシリーズ。さすがに一度デビューした女優が他社で名義を変えて再デビューということは無さそうだが、女優一人一人にあれこれ売り文句や設定を考えて売り出すのだからまあ大変そうである

尚、枕詞に付く「元看護婦」「元声優」「元コスプレイヤー」「元地方局女子アナ」についてはいずれも設定で、事実確認できる例は殆ど無いらしい。「元芸能人」「元国民的アイドル」については(定義によるが)事実らしいが。

素人

素人新人AV女優の違いとは何か?と問われたなら、作品に対する姿勢であると私は答えるだろう。

素人に求められるのは女優に無い文字通りの素人感であり、新人AV女優に求められるのは擦れてない新鮮さなのだ(AV女優になる時点で擦り切れているのはさておく)。声の出し方一つとってもやはり女優女優素人素人なのだと教えてくれるジャンル

コスプレもの

増田激怒した。必ず、かの邪智暴虐の監督を除かなければならぬと決意した。増田には情事がわからぬ。増田童貞である。マスを掻き、右手の友と遊んで暮して来た。けれどもコスプレに対しては、人一倍に敏感であった。

AVのコスプレものと言えば「コスプレなのに何で脱がすんだ」「は?今時脱がすコスプレものなんてねーよ」というやり取りが昨今の定番らしい。幾つかのシリーズ物を見る限り、最後まで脱がさないものと最後に脱がしてしまうもの、それぞれ確認したためどちらの主張も正しいと言える。

王道(?)のコスプレイヤーもの(序盤に適当な撮影会風シーンが入る系統)の他に、最近ではオタサー姫もの(テンプレみたいなオタク風男優がコスプレさせる系統)が台頭しているらしく、やはり各社似たようなものだ。

しかし、敢えて言いたい。

AV女優コスプレであるならまあいい。が、コスプレイヤーという設定でコスプレされるのには妙な腹立たしさをつい覚えてしまう。ウィッグ被って服を着てカラコン入れたらコスプレだろ?という考えが透けて見える。否、断じて否。コスプレ特有の、キャラに似せようと盛ったメイク無しに何がコスプレか。どんなに似合って可愛く見えても、一般女性的なメイクのせいで台無しであるのが非常に勿体ない。是非とも制作陣には、コスプレメイクあってのコスプレであることを理解してほしい。

原作コラボ

これはDMMでのジャンル名だが、要は二次元同人誌漫画のAV実写化ものを指す。たまにサークル宣伝してたなあという記憶はあったが予想外に多く、原作不足というやつなのか二次元からの流入を期待しているのかいまいち狙いが読みづらい。試しに見た限り、やはり「メディアの違いを理解せよ」案件と思われる。

露出もの

山林や海岸といった「まあ不可能では無いな」ものから、明らかなスタジオを利用したもの、さらにどう見ても本物の店舗を利用しているとしか思えないものまで多彩だが手間が掛かるためか少数派ジャンル

どうやって撮影しているのか全く分からず以前、増田で聞いた(https://anond.hatelabo.jp/20170506185119作品もこれに当たる。

もう書いてしまうと「爆乳J-CUPロリっ娘こにたんとイク ガチさすらい露出ゲリラ紀行 小西みか」 http://www.dmm.co.jp/digital/videoa/-/detail/=/cid=ktkp00025/ のことだった。

サンプル動画冒頭に出てくる場所池袋のここ https://goo.gl/maps/yR1t8cB6cLM2 であることを特定し、ラーメン屋の実在も確認できるがどうやって撮影したのかがやはり疑問だ。

AVはIVとは異なり、AVにはAVの、IVにはIVの良さがある

IVについて。当初IVはエロの無いAVみたいなものだと思ってしまっていた。200本は見ていないが、20本ほど見たことで大凡を理解できたと思う。

最も大きな違いは完全主観男性の登場は皆無かあるとしても手ぐらい)、モザイクは徹底して無し、の二つだろう。特に前者は大きく、傍観者としての立場になるAVとは完全に異なる。AVにも主観ものは存在するが、その性質上、下半身等がカメラに写ってしまうため違和感がある。後者については、僅かでも透ける可能性があれば必ずモザイクをかけるAVとはやはり対照的で、ギリギリでも見えなければ良いんだろうと全力で主張している。

IVの良さはモデル身体を文字通り舐め回すようなカメラワーク女性的な魅力を映す点で、逆にAVの良さはやはり情事を中心として成立している点だろう。

しかしIVもまた奥が深く、IVという呼び名は極めて大きな括りであることを痛感した。研究途上だが、IVは大きく3つに分類されるように思われる。

着エロ

男性(の性器)が登場しないAV、が適切な表現と思われる。乳首普通に見え、女優グラビアモデル等の20代後半から30代?ぐらいだろうか。大人玩具も当然のように登場するし、疑似性交的なシーンもある。

グラビアアイドル

(数年の鯖読みを考慮しても)ハイティーンに見え得る女優だが乳首は徹底的に隠す。これでもかという程に隠す。ここまで隠されると何故かそれが物凄く価値のあるものに思えてくるから巧妙な心理戦と言える。着エロのような直接的な表現はなく、運動と称したシーンが中心。バランスボールバナナ若しくはアイス等の棒状物体舐め、水着、謎の液体マッサージ、と何かの教科書にでも載っているのかという程に構成表現も似通っており、女優自身の魅力を引き出せないと苦しい。

笑顔なんて、笑うなんて、誰でも出来る」と言ったアイドルがいたが、特にこのジャンルでは笑顔が本当に重要だということを教えてくれる。撮影者との信頼関係が醸成されていないのか明らかに緊張して固まっていたり、笑えてはいてもあからさまな作り笑いで擦れた感が出ていたりすると途端に見るのが辛くなる。

それだけに、一定以上の可愛さと自然笑顔の上手さがあると非常によいわけだが、やはりと言うべきか何故かというべきか、普通以上に可愛いと思われる子ほど早々に引退する傾向があるようだ。

ジュニアアイドル子役タレント

恐らく一番誤解を受けているだろうジャンル子役として売り出す中で作成されるようだがイメージを損なうようなシーンは全く無いようだ。

推測になるが、グラビアアイドル年齢詐称を駆使することでジュニアアイドルと称し、本来重なるべきでは無い二つのジャンル境界を曖昧にして暴利を貪ろうとした一部業者が諸悪の根源のように思われる。

過去の作品を調べると、ある時期から年齢を入れたタイトルが途絶えていることが伺え、自滅というか正に策士策に溺れる状態だったのではないか。

終わりに

いかがでしたか

お勧め作品は気が向いたら書きます。

2017-10-08

ツキプロ愚痴

原作動かせってもう言い飽きたし疲れたし正直終わったというよりもはや死んだコンテンツかなって思ってる。例えるなら放送が終わって二期が決まらないアニメ公式が何かの記念日だったりキャラ誕生日お祝いしてイラストあげてくれたりする感じ。かろうじて(というか異常なまでに)新規絵ばっかり出してくれてるけど、公式絵師さん飼い殺されてるなあという印象しか抱けない。大好きだけど、そうじゃない。私は推しの二十歳を知らない。

女神作った必要ありましたか? 今年のAGFにリコグリやアルタイルがいることに関しては別にへえそうかって流せるんだけどじゃあ女神は? と思ってしまう。彼らよりも随分と昔から存在して時系列的にはごちゃごちゃしているとはいえ一応彼らの先輩としてツキプロ所属しているはずなんですが。リコちゃんいるか女の子NGってわけじゃないよね。アニメで変に名前出すくらいならちゃんとして。公式絵師さんの負担がかなり大きくなってしまうのは重々承知な上でそれでも彼女たちの存続を望んでしまう。メンズより音沙汰ないし死んでるけど。大体誕生日SSしか見かけないしね。その誕生日SSすら今年に入って二回も遅刻されてるけど。

ツキウタCD売り上げ至上主義なのは知ってるしCD売れてなかったらグッズ在庫用意してくれない会社なことくらいツキウタオタクならだれでも分かってると思う。こないだのALIVEとか典型的なそれだったし。CD売れてないのは知ってるけどそもそも女神CD売る気ないよね。去年の12連続リリースも今のリコグリほど宣伝してなかったしマジでついでくらいに出してやったとか思ってない? 女神ライブさえやってくれたとは思えない売る気のなさには渇いた笑いが出る。

スケジュール問題だったり消費者には感知できないような“大人の事情”とやらがあるんだろうけどそんなの買う側が納得するわけないじゃないですか。出せないなら出せないなりに言える範囲で今年は出せませんだのコンテンツは終わりましただの説明してくれないといい加減納得がいかない。まあツキステが続いてるからコンテンツ終わりましたとはいえないよね。ツキステは原作じゃないんだけどね。

キステは好きだけどツキステがツキウタだったのって初演までだと思う。初演の頃はまだドラマCD雰囲気だったりSS垢のノリを踏襲している感じがして良い意味でも舞台版の彼ららしさっていうものがあった気がする。二幕は完結したお話だったから気にしてなかったけどムツキくんのくだりはいい加減くどかった。初演だから度肝抜かれたしこれはこれでアリだなって感じてたけど二回目からはいはいそうですねって冷めた目で見てた。スクレボのムツキくんは千秋楽のが全然面白くなかったから特典の日替わり一切見てない。

そもそもキステが好きな人で彼らの演技を楽しみにしてる人どれくらいいる? ほとんどダンスパート目当てでしょ……私自ダンスパートは楽しみだし、好きだけど、あれ舞台なんだよね。いや2.5次元ダンスライブって銘打ってるんだからそこが売りなんだろうけど。多分個人的もやもやするというか、最近違和感を覚えるのはそこが原因なのかもしれない。あとキャラクター役者の同一視。これはムービックが悪いけど。役者写真集出したりグッズ出したりって、もはやツキウタ関係ないじゃん(笑)彼らはツキプロ所属タレントですか?(笑)そのうちツキプロ公式HP名前載るの?(笑)そりゃあ三次元慣れしてない人はイコールで結びつけちゃうわなっていう。ただでさえツキウタオタク今までどうやって二次オタしてきたの?って人多いし。全員が全員じゃないけど他ジャンルだとこいつヤバイって思われてるような人がごろごろいるからびっくりする。かくいう私もそう思われてそうだけど。

うっかりステで推しを見つけてしまった私が言うなって話なんだけど、だからこそさっさとツキスから離れてほしい。あなたの実力ならこんなところにいなくても十分売れるよ。推しだけじゃなくて別の人たちもそう、成長のチャンスをツキステなんかで潰してほしくない。ツキステやるならやるで自ジャンルだし推しが出るし観に行っちゃうけど連作以外で普通年に三回もする2.5がどこにある。2.5どころか舞台方面はにわかもいいところだからあったらごめん。私の知ってる範囲では年二が最高だった。

下半期ほとんどツキステに縛られてるの、心の底から勘弁してくれ。仕事はないよりある方が断然いいけど推しイメージがそれで固定されてしまうのが我慢ならない。

去年のAGF直後に本垢フォロワーさんと年内に来年の予定が出るかという話をしていた時に「七巻の出る三月まで出ないんじゃないか」って言われて我慢していざ出たら夏祭り開催決定されたけどあのキャパだし舐めてんのかって思ったし夏祭り行ったら行ったで新情報もなくただ声優さんたちが今後もツキウタをよろしくお願いしますと言ってくださったきり何もないし本当にこのコンテンツ死んだな。最後にいい思い出ありがとう! くらいの気持ちで帰って来たわ。あの日ツキウタは死んだのである

上がれるならさっさと上がりたいけど毎回新情報出るたびに文句言い散らかしてなお上がらないか本垢じゃ老害扱いされてるんだろうな。知らないけど。逆にあんだけ毎回物販だのオリショだので喧嘩売られてんのにどうして毎回みんな怒らず許容できてるのか教えてほしい。菩薩か?

ツキウタオタクしながら後続のオタクもしてたのでアニメ化が発表された冬の陣にいたけどあの日後続も終わりだって見切りつけてCDすらまともに買わなくなった。それでも初期からいかけてたという古参()ならではの未練たらたらっぷりで情報とかは軽く追ってて、なんだかんだアニメ一話見たら戻るんだろうなと思ってた。そして迎えたこの前の一話、あ、私の好きになったSolidSだ。そりら次元かい意味不明ものに侵されてない真面目な彼らがいる。彼らがアイドルしてる。そこにちょっとは心を動かされた。でもそれ以上はなかった。へえ、アニメになってる。それだけ。我ながら悲しかったけど本気で心底どうでも良くなってたんだな……と痛感した。

からこそ余計に後続はCD出しながらアニメ化に向けて走り出せてたしアニメ化前にライブやって盛り上げられてアニメ始まったと同時にまたライブ決まってグッズも出てオリショやコラボもあってって出来てるのにそれがどうしてツキアニでできなかったのかっていう怒りに代わる。もちろんツキアニでの反省を活かした結果もあるだろうけどツキアニが私たちにもたらしたものって何だっけ。夢見草?(笑)

私、推しの成人を心から楽しみにしていたんです。でも成人した歳から公式が息をしなくなった。2016年推しを返してほしい。アニメ軸は高校生の頃の話だったか新曲出たとしても20歳になった推しの姿は見せてもらってないんです。その上彼のキャラクターを誤認されかねない過去改変は大変許しがたい。原作軸とアニメ軸は切り離して考えてるから過去改変自体はどうでもよかったけどキャラクターが悪く思われる改変はやめてほしかったよ。

あと二か月で今年も終わりますね。去年はかろうじてアルバム新規ドラマが録りおろされていましたが、今年は何と一作も原作から新規CDリリースされることもなく終わろうとしています。すごい! これってもう死んだのと同じだよね!

2018年は一体どうなるんでしょうか。CD出るのかな。ここまでされててもジャンルにしがみついて期待してしまうあたりDV受けてる人間みたいだし我ながら馬鹿

時々ステ嫌いな人からステ楽しめてる人間文句言うのやめろとかあがるあがるっていうならあがれって言われるけど本当それな。私自身めちゃくちゃ思ってる。ステが好きな気持ちツキウタが好きな気持ちは現状かなり乖離しててステが好きというか推しが演技してる姿を観るのが好きに変わってしまってるから観に行ってるしやっぱり金払って観てる以上は楽しまないと損だから楽しんでるわけで。あと2017年の(ツキウタの)推しを知ることが出来るのはステだけだしという諦めもある。ツキステというパラレルワールドだけど脚本はfjwrだから本家だしね。悲しいね

プロアニでライブの話してたけどまた前みたいにツキステのダンスライブやります! とかだったらふざけんなよ。ダンスライブはまたしてほしいけどそれでツキウタのほう終わりですーって言われたらたまったもんじゃない。キャストライブしてほしいわけじゃないんだけど後続あれだけばかばライブしてて女神もしてるのに未だに大きなイベント一回しかやったことないのがまずもって腹立たしいしツキウタライブできるでしょ。と思います

他にも言いたいことはたくさんあるけど今日のところはとりあえずここらへんでいったん筆をおきます。今思いつく分を衝動的に書きなぐっただけなので支離滅裂意味不明なところばかりでしょう。とかくツキウタにもツキプロにもツキステにも鬱憤まりまくってるしむかついているだけの話でした。終わり。

2017-10-06

Pixel2が日本で出ないとなんでAndroid開発者が死亡するのか

Nexus 5X&6P」のAndroid OSサポート終了 「Pixel 2」日本投入なくアプリ開発者が困惑

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1710/06/news108.html

リファレンス実装がないと死ね

まず、一口Androidと言ってもメーカーや機種によっていろいろなカスタマイズが入っていることを思い出してほしい。

NexusPixelリファレンス実装として認識されているので、そいつらで動けば大体の端末で動く(事が多い)。

XperiaGalaxyメーカーにより色々手が入っているので、そいらに基づいて開発してしまうと、そいつらだけでたまたまうまくいくけど他の端末では動作しないような実装をしてしま危険性が高まる

なので、NexusあるいはPixel実装を進め、XperiaGalaxy互換テストをする、という開発体制一般的だ。

Pixelが手に入らないと、こういう開発方法が使えないので死ねる。

過去Android OSイメージが焼けないと死ね

https://developers.google.com/android/images

Pixelがあれば、7.1.0から8.0.0(とそれ以降)までのOSイメージが焼ける。

Nexus5Xなら6.0.0から8.0.0(ここで打ち止め)。

「このAPI Level問題が発生してるんだけど」みたいなときに、特定OSイメージを焼いて検証や開発ができる。

Pixelが手に入らないと、各API Level対応する端末を手元に確保しておかないとならなくなって死ねる。

Preview releaseが使えないと死ね

正式に新しいAndroid OS配信される数ヶ月前からNexusPixel限定OSのPreview releaseが入手できる。

新しいAndroid OSで導入されるAPIや変更点をサポートするには、どうしてもPreview releaseを使わないといけない。

Preview releaseが手に入れば、新しいOS配信と同時に最新APIを使ったアプリ配信できるが、手に入らないのなら最新版が手元のデバイスに降ってくるのを待ち(数カ月かかる)、それから開発して、配信することになる。

数ヶ月は遅れが生じるし、どう考えても死ねる。

エミュレータ使えばよくね?

エミュレータでかなりの割合カバーできる。

でも、実機とエミュレータで違う挙動を示すことは割りとよくあるし、エミュレータしか動作実証してないものリリースするのは無謀すぎる。

直輸入すればよくね?

技適取ってないので違法電波を出さなければいいけど、電源入れたらセットアップ画面の時点ですぐにWiFi有効になるのでそれも無理。

技適取ってない端末に対して外国人観光客向けの例外規定はあるけど、開発機として使うならそれは適用されない。

違法な端末を使って業務として開発を行うのはいかにもまずい。不満分子法務省に密告したらどうなるんだ。

結論

iOS使おう。

最近アイドルマスターsideMについて思うこと

アイドルマスターsideM!!!

10/7、アニメ第1話放送!!!

に喜んでいる、315プロアイドルに声がつく前からポチポチ頑張っていたPです。

ここまで、とても短かったなぁ、とも思うし、とても長かったなぁとも思います

担当イベントRカードが初めて出た日、

担当の初めてのイベントSRカードガチャ課金の仕方がわからず涙を飲んだ日、

担当のグッズを初めて手にした時、担当の声が決まった日、

担当の声がゲーム実装された日、

担当CDを買った時、

ライブ担当パフォーマンスをした時、

アプリリリースが決定した時、

アニメ化が決定した時、

アプリリリースされた時…

最初担当中心にゆったりまったり楽しんでいたのに、最近では公式からいろいろな情報媒体が出て着て、てんやわんやで目を回しています

特に2ndが終わり、アニメ化が発表されてから今まで、ものすごい勢いで時が流れていった気がします。もう3rdやるの?嘘でしょ?

THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-も放送されましたね!!

私は副業リアタイできず、録画して後から見ました。

EOJの円盤が出ると先に聞いて、うーん、でもJupiterPじゃないし、sideMからJupiterを知った新参だし、買わないでおこうかなぁ…って思ってたんですけど、見終わった後、涙を流しながら円盤買う…カレーも買う…って決意しました。ありがとうアイマスありがとうJupiter

そして!!!!第1話10/7に放送される!!!!やった!!!すごい!!!正直もう5年はかかると思っていた!!!ありがとう!!!ってテンションは最高潮なんですけど、それと同時にある不安結構なところまできてるので、ちょっと吐き出させてください。

アイドルマスターsideMには、個性的で魅力的なユニットが合計15ユニットあります

アイドルマスターsideMの初めてのライブ通称ファスライには、6ユニット出演しました。アニメ化キービジュアルにもなってる6ユニットです。ここでは、この6ユニットをファスライ組とここでは呼ばせてもらいます

アイドルマスターsideM2回目のライブ通称セカライには、全てのユニット、15ユニット出演しました(Jupiter御手洗翔太役の松岡禎丞さんのみでしたが…)。2ndで初めて出演した9ユニットをセカライ組と呼ばせていただきます

この呼び方賛否両論あると思うんですけど、わかりやすいのでこう呼ばせてもらいますね。

ここまで書いたら察しのいい方はなんとなくわかったかもしれませんが、不安というのは、最近のセカライ組の露出の少なさです。

アニメ化最初は少なくとも1クールはファスライ6ユニットを中心に話が進むと思います。いわば、今回のアニメ化看板キービジュアルやグッズやキャンペーンが多いのも納得です。納得してきました。

その納得が不安に変わったのは、ナンジャタウンキービジュアルを見てからです。

猫耳燕尾服!!!ちょーかわいい!!!そしてかっこいい!!!そう思いました。と、同時にこうも思いました。

担当猫耳燕尾服は?

私の担当は、複数ますユニット応援している子もいれば、単体で推している子もいます。その子たちはみんなセカライ組です。

セカライ組のやっかみか!!!!って言われるとそういうわけじゃないんですけど、やっぱり、考えてしまます

アニバの衣装もまだ一部着てないし、アニバのCDも出てないし、アニメキービジュアルも出てないし、アニオンとかの新規グッズも出てない…

アニメPV出たやんけ!!!って言われますけど、あれはあくまで「前職」の彼らであって、「アイドル」の彼らではありません。「前職」の彼らも見たいですけど、それ以上に「アイドル」の彼らが見たいです。

ここまでセカライ組の露出キービジュアル?が少ないと、アニメ情報だけ見てる方はセカライ組いないって思わない…?ゲームやろう??

セカライ組だけでライブしろ!!!セカライ組だけでアニバCD出せや!!!!ってことは思ってないです。でも、今ファスライ組はアニバ曲を歌っていて、セカライ組は歌っていないっていうのは事実なんですよね。

担当ユニットにぴったりな声と歌を贈ってくれた販売元を信用しているし信頼しているから、アニメキービジュも絶対出るし、アニバの曲は全ユニットで出るし、担当猫耳燕尾服って信じてます

信じてるけど、やっぱり不安なんじゃ〜!!!!うお〜!!!

アニバは正直めちゃめちゃ不安です。この調子でいったら担当がアニバ衣装着るのヘタしたら1年以上たちます。なんで〜????早く着て!!!

Mステの方も、一部恒常SR実装だし、イベント実装された!!!って思ったらイベントリズムゲームほぼ関係ないし、なんなんだー?!?!って感じです。なんなんだー?!?!?!正直アニメ絵SRより先にいない子の恒常SRが欲しかったな…な…

担当が全員ファスライ組の友人にいやでも出るやろ!!って言われても、お前にこの気持ちわからんだやろ!!!!!って思ってしまます

出ないことが不安っていうより、出るかどうかわからないものに期待を寄せ続けるのがしんどいんだと思います

何回も言ってるけど、ファスライ組にもう出るな!!!って言いたいわけじゃなくて、セカライ組も出したげて!!!ってだけなんですよ。

ただただ

担当の新しいキービジュアルが見たい!!!

担当新しい歌が聞きたい!!!

ってだけなんです。

まあ!!!アニメ2クールでは担当死ぬほど出て、CDも買いきれないくらい出て、アニメが終わる頃には劇場版も発表されて、シャッフル企画の仲間にもいれてもらえて、アイマスありがとう…って涙を流してると思うので!!!

思えば担当の声がつくまでもやっぱつかないんじゃない…??ってめちゃめちゃ不安だったので、そんなもんなのかな!!!

グチャグチャな文をここまで読んでくれてありがとうございます!!とにかくアニメすっっっっごく楽しみです!!!早く動く彼らが見たい!!!3rdライブも楽しみ!!!現地参戦イメトレは完璧なので、あとは結果がついて来るだけです!!頼むぜe+!!!!!





















ももし万が一セカライ組が出なかったら泣きながらカレー食べます

2017-10-04

増田twitterが埋め込み表示されるようになった

エントリ個別表示では埋め込み対応してるのは前からだったっけ?

でもタイムライン表示では埋め込み対応してなかったよね?

いつから変わった?

毎度の事ながらリリースだせよ。

2017-10-02

釣った魚にエサはやらないって表現

言い出したやつ釣りたことないだろ。食うかリリースかどっちかに決まってる。エサやるやつこそイカれてるよ。

表現修正版】『けもフレ騒動を、元アニメ版営業が丁寧に解説する(2)

表現が汚かったため、もう今さらではありますが、

今私にとれる行動として、文章表現修正しました。内容は変えていません。

不快な思いをさせてしまった方々、申し訳ありませんでした。

https://anond.hatelabo.jp/20171002002200

の続き

経緯の解説 ※業界関係者としての想像

まず前提として説明しておきたいのが、コンテンツ制作生業にするこの業界には、

「0から1を生み出すクリエイターが一番エラい認識と、

クリエイターを、『大人喧嘩』に巻き込まない」という不文律が共有されていることです。

これは、クリエイター制作作業に集中させる環境を整えるのが会社の役目であって、

権利トラブルを始めとする「大人喧嘩」に巻き込んで余計な負担をかけるべきではない、という考え方からきています

まともなエンタメ企業ほど、この前提が社員にしっかり浸透しています

※そういう意味では、KADOKAWAアニメ事業局・ライツ事業局は、まだまともな方です。

以上を踏まえて、これは私が外部の人間である以上、妄想の域をまったく出ませんが、

何の根拠もない妄想よりは幾分かは良い、というところで、私の思う経緯を書きます

KADOKAWA、2期制作にあたり、12.1話のようなことを節々でやらないよう、ヤオヨロズに念押し。

ヤオヨロズ、「2期制作は請けるが、たつきが一番功労者エラいんだからたつきの好きにさせろ」と返答。

KADOKAWAたつきへのリスペクトはあるが、幹事会社として、その要求は飲めないことを通達。モメ始める。

ヤオヨロズ、モメた末、「そんな条件を出してくるならオリる」脅しのカードを切る。

たつきはここまで、以上のようなやりとりがあったことを一切関知しておらず、制作作業に集中していた】

ヤオヨロズたつきに「KADOKAWA意向制作ハズされちゃったんですよね」と報告。

たつき、驚きながら「突然ですが~」のツイート

10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです。申し訳ありませんでした)

あくま妄想です。

また、何度でも書きますが、ヤオヨロズは「近々公式コメント出すから大人しくしててね」くらい発信すべきです。

たつき氏も含め、現状をどうお考えなのか気になります

たつき氏とヤオヨロズがすべきだったこ

しかに、たつき氏はけもフレを盛り上げた一番の功労者であることは間違いありません。

しかしながら、仮にも「商業アニメ製作」に関わる人間として、

他者権利侵害しないよう、正当な手順を踏まなければならなかったのも事実です。

百歩譲って、たつき氏は「ものづくり以外のことは専門外」な職人だったにせよ、

ヤオヨロズの渉外役は、たつき暴走しないよう適宜コントロールする役割立ち位置を、

会社としては、とらなければならなかったはずです。

事実上権利者」としての立場の強さを使って、自分たちリスクをとる形で、

KADOKAWAと、製作委員会交渉をして、もっと他の道を探ることだってできたはずです。

今回のように、ファン巻き込んで、KADOKAWA炎上させるようなやり方ではなく、です。

未だにKADOKAWAを叩いている人々に言いたいこと

あなたたちは、たつきツイートを見て「なんで?」と困惑するに留まるべきだったと思います

製作委員会から情報発信を待つべきだったし、

同時に、ヤオヨロズから情報発信を待つべきでした(未だに何もありませんが。。。)

知識情報も十分でない内からKADOKAWAを叩くべきではありません。

まり商業アニメを軽く見ない方がいいと思います

商業アニメと、作品に関するすべての情報は、

本当に想像がつかないほど多くの企業人間が熱意を持って関わって、チェックされて、

確認結果OK」のお墨付きを受けて、ようやく世に出てきているんです。

そもそも、「カネ」や「利権」体質だとKADOKAWA批判するあなたたちは、そこで働く人間に会ったことがあるんでしょうか?

彼らの作品づくりにかける思いを知っていますか?平均年収を知っていますか?

年間にいくつの作品を世に出して、新人作家デビューさせ、喜ぶファンを生んでいるのか知っていますか?

私が出会ってきたKADOKAWA人間は、本当にクリエイターのことを尊敬していたし、大事にしていたし、

ファン作品を楽しんでもらうために、毎晩遅くまで、身を粉にして働いている人たちばかりでしたよ。

だいたい、お金がなければ新しい作品を作れないし、

そもそも出版業を始めとしたコンテンツビジネスは、利権があって初めて成り立つものです。

「カネ」や「利権」、こうした概念を重視したビジネス批判するなら、

KADOKAWA以外の作品も含め、マンガアニメ映画も、見ることを一切やめるべきです。

そうすれば悪の根源たるエンタメ企業は続々潰れるだろうから理想の世の中に一歩近づくのではないでしょうか?



それから、吉崎先生が原因うんぬんかんぬんのニュース記事プレスリリースでもなんでもないので、

情報が揃うまでは気をつけたほうがいいと思います

追記

自ら根拠の無い話(妄想)を蓋然性ある仮説の様に述べておいて、狼狽してばたついてるけもフレファンを「事実を何も知らない状態で騒ぐ馬鹿」扱いされても「何言ってんのお前?」としか言い様がねぇわ。

あれだけKADOKAWAに石を投げておいて「狼狽してバタついてる」って、どうなんでしょうか。

記事にも書きましたけど、確かに、「なんで?」で止まるなら私はあるべき姿だと思いますよ。

そうじゃなくて、こういう基本的知識を持ってたら、脊髄反射KADOKAWAを叩くような行動はとらないでしょ?

からちょっと落ち着くべきだな」と思うオタクを増やすために、私はこの記事を書いたんです。

何度も私は書いています。「ヤオヨロズからリリースを待ちたい」って。

けど現状、製作委員会からコメントしか出てない以上、その事実をもとに妄想するしかないわけです。

でも、その妄想だって知識のあるなしで結論も、その行動も、随分変わってくるとは思いませんか?

頂いたようなコメント一番星が集まるところが、まさしく今回の騒動の難しさなのだと思います

私が書いた記事が長文すぎて、読まれなさすぎ分かりにくすぎたのが原因ならすみません

ファンが受け取る価値を最大化することがそのまま製作委員会利益につながるはずで(つながる仕組みを作るべきで)、12.1話制作とそのスピード感は間違いなく「差し引き」プラスだったはず。冷徹利益を追求しろ

そうですね。その通りだと思いますけど理想論ですね。

権利ビジネスやること自体否定に繋がるので。商業アニメ映画マンガなどなどの全否定意味していると思います

製作委員会権利者たち)が要求したのは「発信情報の事前確認」です。

これを、時間をかけず、シームレスにやれというのは無理です。

また、ヤオヨロズたつきに「言いにくかった」要素の方が大きいと思えるから

クリエイターに逐一情報共有しながら進める」といった解決策の方が現実的になってきますけど、

それは業界文化的にナイと思うので難しいところですし、

少なくとも、こうして考えた場合にも、「KADOKAWA一方的に叩く」という行動にはつながらないと思います

従来のアニメに比べて「制作費半分、売り上げ5倍」なんて言われてるし、ビジネスの面で魑魅魍魎がどったんばったん大騒ぎしてるんだろうが、それゆえに窓口としてのKADOKAWAの責は免れんわな

制作費半分、売上5倍の話が、権利の話にどう関係してくるんでしょうか?

安い値段で請けて納品してやったんだから、好き勝手やらせろ、というのは、

それがまかり通ったら、全ての商売が成り立たないと思います

制作委員会の各担当者って利益や人気よりも権利を取るほど無能なの? 12.1話が悪い、ではなく火種の発端の内のほんの一つだった程度ならまだ信憑性あるけど。ヤオヨロズ何か言えは完全同意。どんどん立場悪くなる。

あくまヤオヨロズからリリースがあるまでは妄想ですけど、12.1話自体問題にしているのではなく、

「今後のリスク」を考えたんだと思いますよ。

自分権利があるモノに関する情報発信を、自分手綱のとれない誰かに委託するのが怖い」感覚、わかりませんか?

しか12.1話は、現状見えている情報からは、成功した企画になったと言っていいでしょうが

「同じようなことが今後もあるのは嫌」というのをヤオヨロズへの窓口としてのKADOKAWAに強く言った可能性は高いし、

ヤオヨロズは、最初全然自由だったし、ここまでけもフレを育てたのはたつきだという意識があるからこそ、

それをたつき氏に伝えにくかったというのもあると思いますよ。

同じくヤオヨロズが何か言うべきというのは私も完全同意ですね。

分かりやす説明。これで叩かれるってのは気の毒ですな。

文章力がなく長くなってしまってすみませんありがとうございます

増田の予想が正しかったとして、ヤオヨロズがクソなのは分かるけど、それを制御できなかった製作委員会ウンコだと思った

ヤオヨロズがクソというか、前提のこういう基本的知識があれば、

KADOKAWAは必ずしも悪くない」結論にたどりつくはず、という趣旨です。

ただ、ヤオヨロズ制御するのは製作委員会側じゃなく、ヤオヨロズという会社自体問題だし、

たつき制御すべきなのはヤオヨロズという会社だったはずと思いますよ。

夜中まで身を粉にして働く人たちだからまともな判断力が失われるのでは。

鋭い指摘ですね。

ただ、少なくとも現状出てる情報からは「KADOKAWA側のまともな判断力が失われていた」と判断できる記述はないですね。

裏側から透けて見えるこの人のような態度そのもの現在燃えている原因な気がするけど、おそらく当人たち理解はできてないんだろうなーと思った

私の態度は申し訳ありませんでした。

けど、この件に関するKADOKAWA側の態度の、どこが問題だったんでしょうか?

それを具体的に言えないのが、今回の炎上の難しい部分だと思いますよ。

たつき排除するという結論が出る時点でまともな判断力をもってるとは言い難い。ゴミオタクの反発が予想外だったとでも?

排除した主体は、現状出ている情報からは、ヤオヨロズですよ。

そりゃ反発は予想していたでしょう。だからたつき続投の方向性で調整方法を探っていたと思います

まずファンはそこで一歩踏み込みすぎてますよね。「KADOKAWA一方的降板させた」って。

ヤオヨロズ側にとってみれば、自分らが権利を持っていないのは当然歯がゆいし、

功労者であるたつきに好きなようにやらせてあげたい」という気持ちたつきへの敬意もあるから

制作おりますよ??」という脅しは、彼らにとって交渉カードなわけですよ。

けれど、どういう意図であの情報たつきから発信されたのかを知るすべが現状ないから、

私は再三「ヤオヨロズからリリースを待ちたい」と書いてるし、

KADOKAWAが必ずしも一方的に悪い話ではない」と言っています

「「クリエイターを、『大人喧嘩』に巻き込まない」という不文律が共有されている」→4→5だとするとたつき氏悪いの???ってなるけどな。あと後半の話は電通あたりにも言えるし、でも人は死んでますよねってなる

でもヤオヨロズからリリースがあるまでは何とも言えない部分はあるけど、

私の感覚からすれば、たつき氏は本当に降板が寝耳に水だっただろうし、悪くないと思いますよ。

現状出ている情報からは、悪いのはヤオヨロズであるように見える、という話です。

電通問題含め、働き方に関する問題は、あまりにも門外漢なので触れません。

12.1話作ることが業界的にそんなに問題なら、何で吉崎先生は「自由に作って良い」って言ったの?あとカドカワ声明通りなら、番外編制作時の事前通知が嫌で本編制作拒否になるんだけどあの声明鵜呑みにして良いのか

原作者の吉崎先生自由に作っていいと言えば何やってもいいわけじゃないですよ。なぜなら作品を一人で作っている「同人」じゃないから。

商業アニメ」だから、色んな会社が、分割された権利をたくさん持っているんです。製作委員会も「自由に作って良い」と言えば問題ないと思いますよ。

「事前通知が嫌な声明鵜呑みにしていいのか」という指摘ですが、仰る通り、ヤオヨロズからプレスリリースを待った方がいいのは確かです。

けど今出ている公式コメント製作委員会のものだけですし、少なくとも、「KADOKAWA一方的に叩く」風潮に一石を投じたい私の立場としては、

情報として十分なわけです。未だに「近々コメント出すから、誰かに迷惑かけないでね」すら言わないヤオヨロズを信頼できないというのもありますけどね。

それから、(2)の方にも書きましたけど、この業界には「クリエイターが一番エラい」とする文化があって、たとえ相手お金をもらう立場だったとしても、

無理なことはやらせられない、けど権利など大人の事情が絡むときにはその無理を、神経使いながら通さなければいけない、というような考え方が浸透してます

もちろん、何度も何度も書いてますが、ヤオヨロズからプレスリリースを待ちたい一方で、業界文化的に考えれば、

ヤオヨロズは、「たつき自由やらせようとした」はずです。「たつきさん、思うようにやってください!」くらい言ってそうなのは想像つくわけです。

誰にだって分かるように、けもフレ一番の功労者ですからね。

けど(製作委員会代表しての)KADOKAWAから、「事前に内容をこちらで確認してから情報発信にしてください」と言われ、

最初全然管理してこなかったくせに、お金になり始めたからって今さら管理しようとしてくるなよ」という反発心はあっただろうし、

何より「たつきが一番エラくて功労者なんだからたつきの好きなようにさせろよ」と思ったとしても自然だと思います

ういういざこざが(たつきの知らないところで)続いていて、こじれる所までこじれた結果、たつきの「突然ですが」ってツイートなのではと言ってるわけです。

言ってることは十二分に分かるんだけど、それを踏まえても金の成る木を切り倒してしまったのはビジネス的に無能だよね

「切り倒した」のは、本当にKADOKAWAなんでしょうか?

KADOKAWAは、たつき人気で盛り上がってきたコンテンツであることが、本当に分からない程度の会社なんでしょうか?

そもそも製作委員会からリリースには、「ヤオヨロズから辞退の申し出があった」としか書かれていません。

それに対して、KADOKAWAはどう返したんでしょうか?まだ、情報が不足してはいないでしょうか?

私は現状出ている情報からは、悪いのはヤオヨロズであるように思えます

未だになんの声明も出さない部分まで含めて、ちょっとどうなのかなと思っています

たつき氏が悪いと言っていません。手綱をしっかりとる責任を果たさなかったヤオヨロズが悪いと言っています

なぜなら、KADOKAWAたつきが直接交渉してるとは考えられないからです。その理由は(2)にも書きましたが、

たつき氏には制作作業に集中してもらって、ヤオヨロズの窓口が(製作委員会窓口としての)KADOKAWA交渉していたはずだからです。

たつきから暴露ツイートが発信されないようコントロールするところまで含めてKADOKAWA責任だったというのは、

少し無理筋すぎはしないでしょうか。

表現修正版】『けもフレ騒動を、元アニメ版営業が丁寧に解説する(1)

表現が汚かったため、もう今さらではありますが、

今私にとれる行動として、文章表現修正して再投稿します。内容は変えていません。

不快表現を正す前の、元記事こちらです。

冷静さが至らず、申し訳ありませんでした。

https://anond.hatelabo.jp/20170930045332

--

長いので2本立てです。(1)は基本知識編、

(2)では業界文化に触れながらの経緯の「想像」を書いてますが、

趣旨は「KADOKAWAを現状出ている情報だけで叩くのはやめよう」です。

(2)→https://anond.hatelabo.jp/20171002015348

--

けもフレ炎上に関して、

アニメ版権ビジネスに携わっている人間から解説がないと感じるので書きます

「外部の人間からこそ、好き放題に書ける」前提もあるし、

仮に真実と違っていたとしても、価値のある内容になると思ったからです。

まず結論から言うと

けもフレ製作委員会からプレスリリースの内容が真実だとすれば

(仮にあれが真実でないとしたら訴訟モノだし、ヤオヨロズ真実から黙っているのでは)、

今回の話は8割方、ヤオヨロズ社側に非がある話に思えます

同時に、あの製作委員会からリリースは、外から見えている事実の経緯と矛盾していません。

正しい知識情報もない内からKADOKAWAを叩くのはやめましょう。

自己紹介と前提

私は広告代理店人間です。

つい先月まで、アニメ版権を使った、タイアップ販促キャンペーン企画担当していました。

今もファミマけもフレチャームがもらえるキャンペーンをやっていますが、

まさしく「ああいうの」です。

そのため、今回の問題言及するにあたって、平均以上の知識があります

アニメの持ち主は「製作委員会

製作委員会というのは、幹事会社と、そのアニメへの出資企業構成される組織です。

この方式には、出資から見れば、失敗のリスクを最小限に抑えながら、

会社のカネになる権利をとりに行くことができるメリットがあります

幹事会社から見れば、リスクを抑えながら、製作資本を集められるメリットがあります

というのも、すべての商業アニメには、作品に付随する権利が発生しています

映像に関する権利音楽に関する権利出版に関する権利、グッズに関する権利など様々なものです。

作る物に応じた権利を持っている会社しか、そのコンテンツ公式制作物は作れません。

勝手に作ったら、もちろん訴訟です。

(知っての通り、個人二次創作同人誌は、その辺りグレーゾーンです)

この権利というのは、もちろん自分で使ってもいいし、

かに期間を設けて「貸す」(=許諾する)ことでもお金になります

からどの会社も、ヒット作品権利がほしくてたまりません。

ただし元手のお金がなければ、権利以前に、作品を作ることすらできません。

から、中心になって製作委員会を立ち上げる「幹事会社」は、作品企画書を作ってばらまきます

出資する側の会社は、それを読んで「この作品は当たる」と感じたら、ヒットを祈りながら出資します。

出資に伴って、権利が手に入ります

これが、作品が当たれば、ゆくゆくは大きなカネになるというわけです。

具体的に言えば、サーバルかばんのドラマCDを出すために音楽周りの権利が要るし、

フェネックフィギュアを出すためには、商品化(グッズ化)周りの権利必要です。

あるいは、アライさんオンリーアンソロジーコミックを出したい会社からお金をとるために、

出版周りの権利必要です。

けもフレに関しては、KADOKAWA委員会窓口であり、幹事会社であるように見えるので、

以後の文章もその前提に立って書きます

10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです。

大変申し訳ありませんでした)

ともかく、以上のようなギャンブラー的な前提があって、商業アニメは生まれています

余談ですが、出資がなかなか集まらず苦しむ場合ほとんどで、アニメ化自体が立ち消える作品も多いです。

おそ松さんのように、どの会社出資に見向きもしなかった作品が、大当たりした事例もあります


ヤオヨロズ立ち位置

これは様々なツイートでも指摘されていますが、

ヤオヨロズ作品の持ち主である製作委員会から発注を受けて、

仕様に沿ってアニメをつくって、納品しただけです。

言い換えると、

ヤオヨロズ製作委員会には入っていないため(作品に対する出資リスクをとっていないため)、

あくまで「下請け制作会社」にすぎません。

一般的に、アニメのような制作物を納品する際には、委員会に対する(二次利用を含めた)著作権譲渡と、

著作者人格権をの不行使を含めた契約を結ぶことがほとんどであり、

おそらく、現状ヤオヨロズ社に残っている権利ほとんどないと言っていいと思います

私がここではっきりさせておきたいのは、「けもフレアニメは、ヤオヨロズ作品ではない」点です。

言うまでもなく、権利的には、たつき氏の作品でもありません。

まり製作委員会への確認と、その結果としての許諾がない限り、

好きに内容を作ったり、コンテンツに関する情報を発信することはできません。

なぜならそこには、「発注される→アニメを納品する」関係しか存在しないからです。

この辺りを曖昧にせず、前段も踏まえて、契約上明確にNGであることをしっかり理解すべきだと思います

たつき氏の行為の、一番の問題点

製作委員会からの許諾なく、「12.1話」を勝手に作り、発信した点。

さらには、それが「公式」の制作であるかのような受け止められ方をしてしまった点です。

もっとかい部分では、恐らく各社への確認に回していないであろう、

キャラクター立ち絵セリフが入った1枚画像投稿行為などもあるが、これはまあ相対的には重要でないと思われます

12.1話に関しては、コピーライトに注目すると良いです。

コピーライトとは、それが権利者の確認正式な許諾を受けて公開されたものであることを示すサインです。

けもフレ場合は、「けものフレンズプロジェクトA」、簡略化した短縮表記で「KFPA」のようです。

けもフレTwitter公式アカウント画像欄などを確認すればひと目で分かる通り、

けもフレアニメにまつわる全ての制作物は製作委員会確認と監修を受け、

コピーライトが入っていなくてはなりません。

しかしながら、

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30968065

ご覧の通り、コピーライト存在しないことが確認できます

これで12.1話は、「たつき氏が製作委員会許可をとらず、勝手に作った」制作なのだと分かります

ところがファン側には当然知識がないので、こうした制作物を「公式が出した物」だと思って視聴します。

では、たつき氏が12.1話を公開したことで、どんな問題が起こった(と想像できる)のでしょうか?

・このアニメのせいで、進行していた企画が「公式なのに二番煎じ」になってしまい、内容の修正必要になった

・以降のマーケ戦略露出スケジュール組みを検討し直さなくてはならなくなった

主幹事のKADOKAWAから事前の確認依頼ができなかった件で、製作委員会所属企業への説明謝罪対応に追われた

etc

10/01ブコメ指摘有:KADOKAWAヤオヨロズとの窓口ではあっても、幹事会社ではないそうです。申し訳ありません)

例えばこうしたトラブルKADOKAWA側に起こっていた可能性は、容易に想像がつきます

KADOKAWAから見た際の、最も大きな事件はこの12.1話の公開だっただろうし、

今後はやめてくださいね、というヤオヨロズへの警告には、れっきとした正当性があります

たつき氏が自分お金持ち出しでそれを作っていようと、それをたつき氏が公開する以上は、

ファンからは「公式の物」としての見られ方をするため、やめてほしいわけです。

この業界には、適切なタイミングで、適切な内容の情報イラスト動画なども含む)を解禁し、

意図した形での盛り上がりの山を作るために、日夜、検討検討を重ねている人々がいます

たつき氏は、ヤオヨロズは、アニメ業界人間でありながら、本当にそういったことに想像が及ばなかったのでしょうか?

JRA日清とのコラボ映像が世に出たのは何もおかしくない

こうした販促タイアップキャンペーンの進行について解説しながら書きます

この2本の企画に関しては、

日本中央競馬会クライアント) - 代理店キャンペーン企画) - KADOKAWA委員会窓口)

日清食品クライアント) - 代理店キャンペーン企画) - KADOKAWA委員会窓口)

という体制でやっていたであろうと想像できます

こうした企画代理店を挟む理由は、当事者同士で進めるとケンカになって基本うまくいかないのと、

単純に調整事項が多すぎて面倒くさいからです。

通常のスケジュールとしては、もちろん規模感にもよりますが、6ヶ月~4ヶ月前くらいに、

委員会の窓口企業に対し、コンテンツの期間使用に関して、代理店から打診をします。

打診というのは、

お金を払うので、一定期間、競合企業にそのコンテンツを使わせないでもらうことはできますか?」

という相談だと思ってもらえればいいです。

たとえば日清食品は、今回のけもフレとのコラボ映像を作って公開するためにお金を払い、

コンテンツの期間使契約を、企画をした代理店越しに、委員会窓口であるKADOKAWAと結んでいるでしょうが

この契約を結ぶことで、東洋水産とか、マルちゃんとかは、けもフレコラボができないことになります

(だからマリオとかポケモンとかの強いコンテンツは毎年、高額での激しい取り合いになります。)

10/02追記:東洋水産マルちゃんは同じですね。ごめんなさい。)

打診に対して、委員会窓口からOKです、提案していいですよ」の返事があれば、

代理店は、そのコンテンツを使った企画クライアント提案します。

もちろん不採用になることの方が圧倒的に多いですが、採用になれば、その旨を委員会窓口に連絡し、

許諾契約の締結と並行して、コンテンツ制作が始まります

今回、日清食品企画開始は2017年6月だと明記されていますので、

おそらく4月末くらいに日清から代理店オリエン代理店からKADOKAWAに打診、5月頭にOKの返事が出、

5月初旬くらいに代理店から日清への企画提案があって、2~3週間くらいで社長OKが出て実施正式決定、

6月から表記の通り「委員会連携しながら」企画をかためていった、というような流れだったのでしょう。

スケジュール的には、十分な余裕があるかはさておき、本当のことを言っているだろうな、という感じです。

なので、たしか日清食品にとってみれば、

6月段階では「8月に入っての、ヤオヨロズからの辞退の申し出」は知り得ないし、

どこの制作会社を使うのかは製作委員会が決めることなので、まさしく「関与できる立場にない」です。

そもそも、これまで述べてきたような製作委員会の仕組みを知っていれば、

日清食品に問い合わせをするのが無駄迷惑行為しかないことがわかります

なのでやめた方が得策です。

(というのを、KADOKAWAヤオヨロズたつき氏も最低限、発信すべきだったのではないでしょうか?)

8月に入ってヤオヨロズ制作を辞退したはずなのに、ヤオヨロズ制作映像9月に世に出ている」

指摘に関しては、これもヤオヨロズがイチ制作会社にすぎないことを踏まえて考えれば、

2期制作に関しては辞退の申し出をしつつも、すでに発注を受けてしまった進行中のタイアップ案件に関しては、

ヤオヨロズKADOKAWA】、【KADOKAWA日清】の、2つもの契約不履行の状況が生まれしまうので、

お互いケンカしながらも、まぁ納品までは最後まで一緒にやった、というだけの話であるように思えます

以上の理由からコラボ案件実施は、製作委員会声明矛盾していません。

(2)に続きます

https://anond.hatelabo.jp/20171002015348

追記

今回私が記事を書いた目的は「アニメにまつわる基本的知識を持ってほしい」と思ったこと、

またその上で、「ヤオヨロズからリリースが出るまでは、必ずしもKADOKAWAが悪い話ではないから、脊髄反射で叩くのはやめましょう」

この部分を伝えたかたからです。以下、コメント返信します。

法的にはそのとおりなんでしょうがファンが許せないのは、バリューを生み出した源泉にリスペクトが足りないと言うことだと思います

その「リスペクト」が無いというのは、どこへのご指摘なんでしょうか?

製作委員会からリリースには、「発信内容の事前確認」で済まそうとしたと書いてあります

「内容」そのものを縛ろうとするのじゃなくて、「事前確認」の方向性で収めようとするなんて珍しいと思います

そこのところを、まず認識してあげた方がいいと思います

何度も書いてるけど、KADOKAWAだって基本的にはクリエイターへのリスペクトは忘れない会社ですよ。

あなた方は、何を根拠KADOKAWAの体質をバッシングしてるんでしょうか?

一番ややこしいのは、大多数のユーザーが知ってるのはたつきけものフレンズだけで、12.1話が設定と矛盾するとしてもそんなの知るか状態なことだなあ。外部的にはけもフレ製作委員会ではなくたつきのもの

これは仰るとおりだと思いますよ。

から私はこの記事を、製作委員会とは何か、の超基本的な部分から書きました。

もう知ってるだろう内容を読んで頂いてしまってすみません

このままだと全員爆死なので、うまい落とし所を探るか、たつき監督はじめ主要スタッフ移籍または独立して二期も制作を続けてもらうのが解なのかなと思っている

まあうまい落とし所を探るしかないと思います

KADOKAWA幹事会社ではない。放送後のインタビュー記事で〝幹事会社KADOKAWAさんなどが中心になって〟と福原が言ってる。カドカワヤオヨロズとの窓口ぽいんたつきが〝カドカワ方面〟って言うのは仕方ないが。

デマを流して申し訳ありませんでした。

幹事会社ではないけど委員会では中心メンバーだったって感じですかね。訂正します。

言ってることは十二分に分かるんだけど、それを踏まえても金の成る木を切り倒してしまったのは無能

→長すぎて書けなかったので、(2)の方で返信します。

https://anond.hatelabo.jp/20171002015348

12.1話作ることが業界的にそんなに問題なら、何で吉崎先生は「自由に作って良い」って言ったの?あとカドカワ声明通りなら、番外編制作時の事前通知が嫌で本編制作拒否になるんだけどあの声明鵜呑みにして良いのか

→長すぎて書けなかったので、(2)の方で返信します。

https://anond.hatelabo.jp/20171002015348

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん