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2017-10-12

ソシャゲ業界の仕組みが分からない。

ソシャゲ業界の仕組みが分からない。

どんなキャッシュフローになっているのか全く分からない。

詳しい人教えてください。

先日、今更ながらソシャゲにハマった。

今までパズドラとかツムツムには全く興味が無かったが、たまたま見たソシャゲ広告に興味をそそられて

無料だしダウンロードしてみようかなと思い、始めたら面白くてハマってしまった。

わずかだがお小遣い程度の金額課金もした。

ゲームプレイのためのスタミナ回復時間を待つためにももう一つのソシャゲも始めた。

2つのソシャゲを交互に遊びながら、みんなが夢中になってるソシャゲって確かに楽しいな!

と思い始めた矢先に「サービス終了」のお知らせがあった。

その翌週にはもう1つのソシャゲ終了のお知らせ

メインでやってたゲーム来年1月まで、サブで遊んでいたゲームは今年11月まで。

どちらもゲームサービス開始から1年もたたずにサービス終了だった。

「金返せ!」ってほど課金した訳でもないし、金額分は楽しめたと思うのでそれは良いのだがサービスの終了は残念だった。

どちらのゲームもこんなに面白いのになんで終了するんだ??と素人ながらに疑問に思った。

儲かってなかったようには見えなかった。(根拠は全くない。)

終了する理由はどちらも、お客様に楽しんで頂ける品質を維持できないうんぬんである

結局本当の理由はなんなのだろうか?儲かっていなかったのか??

知り合いのIT系人間が言うには運営費バカ高いそうである

運営費とは、宣伝広告費サーバー代、人件費、開発費だと思う。

その中でもサーバー代が特に高いらしい。知り合いは得意げにそう語る。

月額数千万円だとか。本当なんだろうか?都市伝説的に、伝言ゲーム的に、金額がどんどんでかくなってるんではないか素人は思ってしまう。

サーバー運営が高価なのは分かっているつもりだ。

ただ50万人がダウンロードしたゲーム同時プレイは多くても1万程度と予測するが、

それでもサーバー代はそこまで高価なのだろうか?

どんな会社にどんなプランいくら発注しているのだろうか?

知らない世界でもあるので純粋に知りたい。

そしてソシャゲが終了した会社倒産するのか?(そのゲーム1本しか運営してない会社

全然そんな気配はない。社長を調べてみたら終了発表後もfacebook普通にレストラン料理写真をあげてる。

いいね!で繋がっている人も違うゲーム会社社長さんのようで2016年初頭に同じように半年程度でソシャゲを終了していた。

その会社は今はVRゲームを開発中だそうだが、いつどんなタイトルリリースするのか、どこにもまったく情報はない。

それまで収入源がないまま港区の高級オフィスでやっていけるのだろうか?と余計なお世話だが気になってしまう。

そんな会社ちょっとググっただけで数社は出てきた。

そういった自社サービスを謳うが自社サービスが終了しているソシャゲ会社

wantedlyあたりで探せばいくらでも出てきそう。

そもそも自社のサービスである数年の歳月と数億の開発費をかけたソシャゲ、なんでそんなに簡単に終了できるのか?と不思議に思う。

ソシャゲの開発には平均2億円程度の費用がかかるそうだ。(知人情報で真偽は分からないが、相場だろうと思う。)

もしかしてソシャゲリリースしたらすぐに元が取れて十分に儲かっているのか?だから早々に撤退してしまうのだろうか?

何年も前から宣伝費をかけて事前予約で人を集めておいて、1年持たずに終了することこそ計画通り

リリースと同時にいきなり投資分の回収モード全開なんだろうか?

それともソシャゲ会社経営者投資金額が消えても大丈夫なくらい鉄のメンタルなだけなのだろうか?

中小システム開発会社社畜である自分にはどんな仕組みでどんなキャッシュフローになっているのか全く分からない。

詳しい人教えてください。

2017-10-11

[] オズボーン効果

(Osborne effect)

1980年代オズボーン・コンピュータ社(Osborne Computer Corporation)が冒したマーケティング上の失敗。

後継機種を発表した際に発生する買い控え現象のことをいう。1983年オズボーン・コンピュータ社のアダム・オズボーンは、

Osborne 1システムの後継機種であるエグゼクティブ」と「ヴィクセン」を発表し、これらが現在製品を性能面

大きく上回っていることを強調した。顧客の間ではこれらの次期製品を待つための買い控えが起き、オズボーン社の売上は急落した。

これがキャッシュフロー収益悪化させ、数ヶ月後にオズボーン社は倒産した。

この逸話から、早すぎる新製品発表によって現行製品販売不振を招く現象を「オズボーン効果」と呼ぶ。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AA%A5%BA%A5%DC%A1%BC%A5%F3%B8%FA%B2%CC

2017-10-03

anond:20171003201907

景気がいいってべつにバブルみたいに美味い仕事ゴロゴロ転がってるわけじゃなくて業界全体のキャッシュフローが良くなってる状態なだけなんじゃないの?

2017-06-01

【再掲】■アマゾンの「バックオーダー発注廃止は、正味戦争の宣戦

元増田です。なぜか消えてしまってオダミツオさんとかに心配していただいているみたいなんで再掲します。

まあ、私が元増田かどうかも、どうでもいいじゃないですか。「CC BY 4.0」宣言しているんだし。

5/20の再掲が字数オーバーだったのかもしれませんし、捨てアドアカウントとられたのを、はてなさんが怒っているのかも。

とりあえずキャッシュからテキストを復元します。

結論

 アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。

 また、直接取引をしたところで流通改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。

 在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。

 長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。

 その提案書には、いくつもの重要な点が省かれているからだ。

取引正味の現状

 現在、出版業界の正味標準は以下のようになっている。

 出版社から取次への引渡 69%(-2~+10数%)

 取次から書店への引渡  77%(-5~+数%)

 一般に、老舗ほどよい条件を持っている。(大手がすごくいいというわけでもなく、特に正味が高いのは法学・医学などの高額専門書出版社である

 正味以外にも新興出版社は上記条件のほかに歩戻し(新刊委託手数料)を支払い、新刊の代金支払いは納入の7か月後、さらに3か月から1年の支払い保留を課されるケースもある。

 一方で、老舗出版社は新刊でも搬入翌月に代金の半額の内払いを受けるなど有利な取引条件を有している。

 かつては出版社ごとの正味の違いは書店への卸正味に反映されていたが、取次間の書店獲得競争の結果「一本正味」が増えている。その結果、老舗出版社の高額商品を卸すと取次が赤字になるという「逆ザヤ」も生じている。

 大手出版社が取次の株式を保有しているという背景もあり、こうした取引条件が改定されることはめったにない。

 アマゾン直接取引(e託)は、これを年会費9000円、正味60%の直接取引に一本化しようという提案である

https://www.amazon.co.jp/gp/seller-account/mm-product-page.html?topic=201463220

 ある意味で平等に見えるが、背面では個別に違った取引条件が出版社に持ちかけられている。漏れ聞いたところでは66%の提示までは確認したし、中堅以上からはそれ以上の条件で取引しているという示唆も受けた。

 しかし公式以外の取引条件はあくまで特約であり、アマゾンの提示する「条件」が守られなかったと判断された場合は一方的に破棄される。また、契約書をよく読んだ人は、その条件が数年間の時限であることに気づいたはずだ。

 アマゾンはこれまで(おそらく)73%くらいで仕入れていた本を、60%で仕入れるようにしたい。まずのところ、「取次に在庫を置いてもらえていない本」から。いきなり60%と言っても受け入れてもらえないから、短期的には優遇条件や集荷などのエサを出す。

 これが今回の提案の一番の眼目である

なぜこのタイミングで言ってきたのか

 アマゾンアフィリエイトにしてもマーケットプレイスにしても、市場占有率が上がるにつれ、取引条件を何度も改定してきた。取次からの卸を「73%」と推察したのも、天秤をかけられている取次がギリギリ呑めるラインを推察しての話だ。日本上陸時の大阪屋との取引正味が75%で、そこからコンマ5%刻みで4回、計2%下げただろうというのが筆者の読みである。取次のアマゾンに対する態度が「あんな条件では積極的には欲しくない」に年々変わってきたというのが傍証となっている。

 それにしても今回の「バックオーダー発注廃止」は急で乱暴な施策に見える。通告メールの文面にも焦りが垣間見え、「3月期の利益が取次対応の遅れによる売り逃しで毀損された」からだと主張している。

 3月は新刊が多く、セット搬入等も含めラインは輻輳する。アマゾン日販の蜜月が終わり、日販が「こんな粗利のところに便宜を図っていられない」と気づいたのもあるかもしれないが、今日に始まったことではない。

 より説得的な答えは、「配送料の値上げにより利益が圧迫されるので、別途利益を上げる見込みを立てて早急に本社に報告しないと、日本法人評価が下がるから」だろう。

 アマゾンは、租税回避や配送・資材・仕分の業者を徹底して継続的に買い叩くことに不断の努力を払い、設備投資の源泉を得てきた。そうした抜け道は徐々に塞がれてきたが、その間に無視できないシェアを得た。その買い叩きの対象が、いよいよ本格的に出版社にまわってきたということだ。

アマゾンで品切が頻発する理由

 さて、「話題になった本がアマゾンに行ったら品切になっていた」が、なぜ頻発するかの考察に移る。

 アマゾンの発注の仕組みは以下の記事に詳しい。

アマゾンのバックオーダー発注の件について小零細出版社が考えるべきこと

 このバックオーダーの発生してからのこれまでの流れについては、以下の5年前の記事が(ちょっと出版社が鈍すぎだが)おおむね正しい。そして、この流れは一般書店も変わらない。

amazonの本の補充はなぜ遅いのか

 精力的な書店は、発注を出版社に直接行ない入庫処理も迅速なので、出版社に在庫があるもののバックオーダー後の入荷はアマゾンより4営業日以上早い。

 このバックオーダー発注を7月1日から「取次を介してやらない。e託しない出版社の取次に在庫のない商品は扱いを中止する」というのが今回の通告である

 そして、高島氏の言うように在庫状態を開示して搬入を早くしても、問題は解決されない。

 ベンダーセントラル(VC)でチェックするとわかるのだが、アマゾンの発注は間歇的になされる。たとえば、週に10冊需要のある本は、2か月に1度、100冊の注文が来る。

 その冊数の在庫を日販が準備していなければ、大阪屋栗田の在庫を見に行って、それでなければ翌日繰り返す。そんなことをされたところで、それに対応して発注される可能性のある品目を網羅的に取次が在庫することは不可能である日販にしてみれば、その照会は大阪屋栗田で充足されたかもしれず、明日発注されるかもわからないのに、その数を即仕入れろというのも無理な話だ。

 なぜコンスタントに補充をやらないのかという疑問が起こるだろう。在庫が少ないタイミングで受注の波が来たら、アマゾンにしても機会損失になるからだ。

 しかし、実際にこの十数年、定番書であっても同じアイテムの「バックオーダー発注」の短冊が数週間に一度、同じ日に何枚も「市川13,6,4、小田原9,5,2、堺20,7、鳥栖6,5,2」というようにまわってきて、その前後でアマゾンで品切になり、回復まで10日間というような事態が繰り返されてきた。

 ベンダーセントラルを見ると、受注は多少の波はあれどコンスタントであり、アマゾン自身の「需要予測」もおおむね頷ける値になっている。しかし、発注だけがすさまじく間歇的なのだ

 最初倉庫の入荷オペレーションのためかと考えていた。しかし、倉庫が各地に増えた現在では、各倉庫の発注時期をずらせば、品切を回避できるはず。アマゾンの優秀な人たちがそれに気づかないはずはないが、折に触れてその点は提案してきた。

「発注時期を倉庫毎にずらせませんか」「バックオーダーの発注を版元に直接送りませんか」

 しかし、そのたびに返ってくる返事は「当社独自の計算にもとづき、在庫量・発注時期は最適なかたちでおこなわれています」「流通にご不満がある場合は、e託契約をご検討ください」だった。

 いま筆者が持っている仮説は2つ。

倉庫ごとに時期をずらすと、北海道の発注が佐賀に飛ぶような高コスト事例が頻発しかねないので、各倉庫の在庫を平準化したい」

「在庫についてつねに不安定にすることで、出版社と取次に対して取引カードにしている」

 それが穿ちすぎであるにしても、アマゾンの在庫が過小であり、それを解消する意思がないのはあきらかだ。

過少な在庫量と倉庫の人手、発注遅延、そして入荷時期への過大な要求

アマゾンの在庫が過小だ」と指摘すると、返ってくるのは「市川小田原川崎に、あんなに巨大な倉庫を持っているのに、あれ以上投資しろというのは無理」という反応だ。

 しかし、あの倉庫流通のためのスペースが大きく、書籍以外のものも大量に扱っている。書籍の在庫量が売上に対してひどく少ないのは、厳然たる事実である

 業界紙新文化』 の2017年1月12日号に成毛眞氏がアマゾンキャッシュフローについて述べている(以下リンク小田光雄氏の要約)。

http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20170201/1485874803]

 それによれば、顧客から代金を回収し、納入業者たちに支払う期間のキャッシュコンバージョンサイクルはマイナス18・86日だという。仕入は月締め翌月払いの平均45日サイクルとみて、顧客回収サイクルはどんなに短くみても10日あるだろうから、平均在庫期間は17日、年間在庫回転数21強ということになる。この値は、筆者が複数出版社から確認しているVC上の在庫/売上比とも整合する。

 これは、書店としては驚異的な値で、駅売り雑誌スタンドかと見紛うばかり。ちょっと話題になるだけで「品切御免」となるのも、致し方ないことだ。

 話題の週刊文春が売り切れだからとスタンドを責める人は、まあどうかしている。アマゾンは、そういう在庫量でやっていくことを選択しているということだ。

 そして、取次から入荷後に出荷可能になるまでの期日も遅い。通常の書店でも、入荷後に配架担当者がいなくて1~2日寝る場合はあるが、アマゾンは入荷から出荷まで3日寝るのがデフォルトである。これは、現場の人員と設備を慢性的に不足させて、100%以上の稼働率を維持しているからだろう。そのため、繁忙期や天候不良時には業務さらに停滞する。

 アマゾンの発注判断は遅い。判断に人間を介さないため、需要が急激に伸びた場合にもその要因がパブリシティなのか、ネットのバズりなのか、その需要はいつまで続くのかという読みを外部情報に求めることをしていない。したがって、自サイトでの顧客の行動を見て、「売り逃し」が続いてから発注を増やすという行動になる。

 この入荷遅れと発注遅延という行動様式は、e託を導入しても基本的に解決しない。

「いま寄越せすぐ寄越せ、寄越さないならペナルティだ」とクレームする先が、取次から出版社になるだけである

 在庫ステータス22(重版中)のものも、アマゾンは同様の行動様式で発注する。即出荷できないものは発注せず、11になったら最前列に割り込ませろと言う。割り込ませなかったら、特恵条件は破棄される。

新刊については改善しつつある

 問題がここ1年で飛躍的に改善したのが新刊である。新刊については、情報が出てから発売までに時間があるので、アマゾンの遅い発注判断でも、じゅうぶんな量の入手が可能になる。そのうえ、アマゾンも「新刊の追っかけ発注は入手しにくい」ということを学習したのか、発注量も多くなった。

 新刊委託配本をしない出版社でも、取次とコミュニケーションを密にとれば発売即品切れを回避しやすくなった。

 とはいえ、発注タイミングはやはり遅い。「発売前重版」になるような本がアマゾンで入手できず、一般書店には平積みになるようなことは多い。それは、書店としてのアマゾンの能力が低いということの証左だ。発売4週間前に発注しても入手できない個人書店の事情とは問題のレベルが違う。

現在のアマゾン情報弱者相手の草刈場

 一方で、アマゾンの利用はどんどん広がっているし、検索順位は高い。話題書をスマホで検索して即注文しようとすると、アマゾントップに出てきて「2~3週間後出荷」となっている。そういうときに出てくるのが転売業者だ。

 マーケットプレイスで3倍程度の価格をつけ、「希少品につきプレミアム価格です」と説明している。そして、その業者のページを見ると、数十万点の出品物がある。もちろん商品仕入れているわけではない。受注があってから、honto紀伊國屋ヨドバシに発注し、届いたもの転送するのだ。

 商品登録から値付けまですべてbotを活用した、「他の書店を探すのが面倒な人」から無知税を搾り取るためのビジネスモデルである

 転売業者も栄枯盛衰が激しいが、いまは「ブックマーケティング」や「メディアフロント」が勢いがあるようだ。関心ある人は探してみてほしい。

 彼らの最大利益を追求する商魂や、ネガティブコメントを即流しにかかる熱意など、学ぶところは多い。

 トップ企業であるということは、いちばん情報に疎い人がやってくる場だということでもある。だからアマゾン偏愛する利用者は他の書店利用者より平均的に無知で、流行に流されやすく、堪え性がない。したがって配送関係でトラブルを起こすことも多い。発送に時間がかかれば、カジュアルキャンセルしてくる。この層を相手にするのはコストがかかる。だから、アマゾンはそのコスト負担を要求しているのである

 そういう人へ売り伸ばすのは商売の勘所でもある。

 だから、アマゾン提案に乗るという判断もありうるだろう。

どこまでやればいいのか

 アマゾンの要求は単純だ。「扱ってほしければ情報を出せ。情報を出したらカネを出せ。カネを出したらもっと出せ」ということだ。

 出版社ディスカバー21の干場社長の証言がある。2014年10月のものだ。

>https://newspicks.com/news/654047>

「これまでは大型パブや広告がある場合、前持って出版社の方で手動で在庫を増やすように指示できたのですが、10月1日より、今後、全てそれまでの平均売り上げによる自動補充にするという通知が10月を過ぎてからただ1通ポーンと送られてきました。

それが嫌なら、去年からアマゾン出版社に持ちかけているパートナー契約を結べと。つまり年間600万円以上の契約料を払えと。

それはアマゾンによる一方的評価基準により価格が決まるもので、売り上げに準じたものではない。今回の処置は、パートナー契約を結ばない出版社への締め付けとも受け取れます。」

<<

 この書きぶりからすると、ディスカバー21はおそらくe託を利用しているのだろう。というか、取次を利用せず書店直接取引するのが、柳原書店破綻以降の同社のスタンスである。「在庫を増やすように指示」などが出来たところからすると、導入当初はあるていど優遇されていたようだ。

 しかし、依存度が高くなったとみると掌を返す。大変合理的な行動だ。e託の正味60%もいつまでも固定されるとも限らない。

 こうした「パートナー契約」によってサイト内の表示順序も左右されているのが現在の状況だ。

都合が悪くなったら出口があるのか?

「e託で条件が切り下げられたら、取次取引に戻せばいい」。そういう意見もあるだろう。

「みんながそうやったあと、取次は数年後も残っているのか」という問題はまず措く。

 それにしても、アマゾン裏切り者を許さない。海外での事例は、反目した出版社商品に対して注文ボタンの撤去や検索結果への非表示など、アマゾンが自社サイトの優位性を最大限に活用した実力行使を辞さず、読者の利益を損ねることをものともしないことを我々に教えてくれる。

「e託やってたんだけどさ、不利になってきたからやめたよ。e託しなくてもそんなに不都合ないよ」などと公言する出版社の存在が、アマゾン戦略にとってどれだけ目障りかを考えてみよう。個別取引の合理性などかなぐり捨てて「アマゾンから離れた出版社は倒産した」という事例をつくりにくることは覚悟しなければならない。

 複数出版社でこの問題を訴えようにも「e託契約」も「パートナー契約」も、すべて明細は秘密保持契約(NDA)の向こう側にあり、その訴訟リスク情報共有と連帯を阻む。今回、筆者が匿名で書かざるを得ないのもそのためだ。

 現在でもアマゾンは不定期にポイント付与率の上げ下げを実施している。対抗馬のhontoもっと派手にポイントをバラまいているので、日本の出版界はそれを非難することもできない。

 現在のe託では販売価格の主導権は出版社にあるが、市場を更に占有したところで契約更改は再販廃止が条件となり、「プロモーション」「正味下げ」「値下げ」の3点セットの「ご提案」がつぎつぎに舞い込むことになるだろう。

 アマゾンで買えばほかより安いとなれば、消費者はなお雪崩を打ち、発言力はさら高まる

 電子書籍では、入金額分配契約出版社の場合、「アマゾンで本を買うと、他の手段より著者への支払いが少ない」という事態は、すでに起きている。これから紙の本にも普及してくる可能性が高い。

 アマゾン1社を優遇するなら、出版社縮小均衡の果てに「アマゾン制作部門の下請け」となる道を選ぶしかなくなるだろう。

 もうひとつの解は、アマゾンの条件を呑むのなら、その条件をオープンにし、他の書店にも同様の扱いをするということではないだろうか。60%条件ならば書店を起こせる人は多くなる。1社独占になりさえしなければ、安すぎる正味だとは思わない。本の価格は上がるだろうが、この正味戦争に建設的な出口を探すとすれば、そういう方向しかない気もする。

アマゾン破壊イノベーター

 アマゾンがやっていることは、「すべてのお客様のために」ある。アマゾンが考えるお客様希望は「手軽で安価な入手」だ。だから、「手軽で安価」な入手に協力する者は優先するし、それに協力しない者を悪く見せるために努力をいとわない。

「ほかの書店はともかくアマゾンで品切れするなんて」「売っていないなんて」という読者と著者の態度が、それを後押しする。

「業界が絶望相転移するときエネルギーを利益に変えている」と言ってもいい。

 だから、折りに触れ現れ、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁くあの提案書を追いかけまわして、「そいつの言うことに耳を貸さないで!」と叫ぶ。

 あなたが、すべての絶望希望に変える奇跡の道を見つけるまでは、契約してはいけない。

2017.5.20--追記

思いのほかたくさんの反響をいただきました。

ありがとうございます

匿名の身ですので、本記事は「CC BY 4.0」転載・再配布・翻案自由とします。

とだけ宣言しに舞い戻ってきたのですが、せっかくなのでもう少し蛇足を。

取次の擁護ウザい。

→擁護していない。取次が硬直的な差別取引で出版社が新しく出てくる芽を潰していることは既述の通り。

資本主義消費者利益なので残当

→まっぱだかの資本主義が野蛮で不合理な結果をもたらしてきたということくらいは、10代のうちに学んでおこう。消費者利益もエシカルでなければ持続可能にならない。いいかパンツくらい穿け。見ているこっちが恥ずかしい。

独禁法と公取は仕事するべき。

アマゾンは公取と密接に連絡を取って、アウトにならないギリギリの線を見極めて活動している。そして、紙の本はもちろん、電子書籍においてさえアマゾンは圧倒的な独占を未だ手にしてはいないので、公取は様子見。まあ、ケータイ相手のコミック商売をしている国内勢がまだ大きいかなのだが。

パトレイバー後藤隊長みたいな言いかたになるけど、役所が動くのは常に手遅れで犠牲が多数出てからだし、そうでなくてはならない。文化的公害のおそれには予防原則を持ち込むべきではない。

国内勢力を糾合して対抗するべき。

→それこそ公取の出番になる。出版界は笛吹けど踊らない者が多様にいるからこそ、自由でいられる場。そのメリットを手放すのは下策。テーマは変わるが、軽減税率ほしさに政府に嘆願する業界団体は恥を知れ。おまえら出版界全体を代表してなんかいない。業界が一丸になどなったらあっという間に規制され、規制団体天下りを送り込まれる。

流通改善しないで吠えるな。正面から戦え。

流通改善している。アマゾンで入手できるような本なら、たいがいの書店でさほど待たずに注文できる。アマゾンが1週間以上になっているならば、多くのケースで書店コンビニのほうが早い。というか、ド田舎以外で入手を急ぐならまずはhonto withでチェックするべき。

書店で取り寄せできないと書店のせい、アマゾンで取り寄せできないと出版社のせいにする読者をネット上で散見するが、実際は逆。アマゾン出版社に連絡をする労すら惜しむ。

とはいえ、取り寄せを渋ったり、TONETSやNOCSの在庫情報の見方を教育されていなくて「この本は取り寄せできません」とウソをついたりする書店員も、たしかにいる

ーーーーー

googleから拾ったキャッシュここで切れてます。

なんて書いたんだっけ。

「。社員に流通教育もできない書店はつぶれればいいのに。」までは確かなんだけど。

ラストガンジーの糸車と塩の行進にからめてなんか書いた記憶がある。だれかとっといてくれてないかなあ。

今日のところはここまでで。

2017.6.18 続きを書きました。

それでは計算いたしませう

https://anond.hatelabo.jp/20170618203827

2017-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20170531100234

1日50人じゃしんどい

繁盛店は毎日300人とか普通にくるよ

逆の店のが圧倒的に多いので潰れる

1日数人もこな

どの業界も似たり寄ったりなので、同じような潰れる率だよ

飲食店の良いところはキャッシュフローだね

悪い所はレバレッジがかけにくいことだね

2017-02-20

精神科に行けば、ぜんぶ解決するという風潮

社会不安障害持ちだけど、そんなわけねーだろクソが死ね!とさけびたい。

くすりを飲んだとしても過緊張しっぱなしだし、

そのせいで起こるミスもへりはしない。

というか、くすりを飲むとテンションが上がりすぎて、

普段ならブレーキが効くような発言も飛び出してしまって

余計に嫌だ死にたい

精神科に行ってもキャッシュフロー悪化するだけでなんにも意味ない。

だけどネット相談すると

精神科に行け」

メンタル相談をするやつは共依存目的から反応するな!」

死にたいとか暗くなるから俺の眼に入る範囲で言うな」

瞑想ジョギングしていい笑顔でいれば幸せになれないはずはない。大脳が壊れた人間の末路はいつも悲惨だ。お大事に。」

という反応ばかり。

過労死するくらい大変だって訴えはセーフで、

保育園落ちた死ねって訴えはセーフで、

メンタルが壊れてツラいって訴えはアウトなんですか、

それって、おまえらのただの嗜好じゃん。

クソが。みんな死ねばいいよ。

ごめん、うそです、みんな優秀だもんな、週5日も働けるくらい立派な人間だもんな、

それに適応できない人間ことなんてどうでもいいもんな、

はいはいはい死ねばいいんだろ死ね

2017-01-24

退職する時がやってきたかもしれないから、いろいろまとめてみた

年齢と社内での収入バランスを見ると、高給取りの部類。

ボーナスなし、残業代込。残業時間不明(なくらい多い)

半年前くらいから体とメンタルに多少ガタが来てて、

動くなるのが辛い度に「体調不良」と称して無理やりリセットかけて体を動かしていたけど、

そろそろ限界点が近いみたいだ。

会社に行くのがしんどいリセットも多分かけれない。

近く退職するんだろうな。

と思ったら、いろいろ吐き出したくなったので。

○ 慢性的時間残業NG

 ・ 昨今残業時間話題ニュースも多いが、業界的に残業時間が多いのは前職までに把握済み

 ・ スポット的とはいえ、160h/月の残業もやったことあったし、体力的にはやっていける自負があった

   ⇒ けど慢性的に120h/月を1年以上すると、いくらなんでもダメージは蓄積するんだなあと。

○ リフレッシュ必須

 ・ 休みの日も仕事のことを考えてしま

 ・ 全然別のことを考えた上で仕事に戻らないと、考え方がだいぶ偏る

 ・ 適度な運動をすると、適度な疲労感がリフレッシュにつながるっぽい

○ 「会社キャッシュフロー」は想像以上に大事

 ・ 前職は給与が低かったので退職した

   ⇒ 現職は給与額は改善した(1.5倍くらい)

 ・ 所謂ベンチャー」に入社したが、所々あってキャッシュフローが安定しない

   ⇒ キャッシュフローが安定しないと、給与支払が遅延する。

   ⇒ 給与が遅延すると、お金のことばかり考える必要が出てくる

   ⇒ 仕事がしんどく感じる

○ 小さな会社ほど「社長能力」は大事

 ・ 前職は社長会社方針と、自分方向性にズレが生じたか退職した

   ⇒ だからその点を重視して転職活動した

 ・ 現職は「社長性格」はとてもいい

 ・ ただ「社長としての器」「社長としての能力」の部分はだいぶ厳しい

   ⇒ これらがないと、小さな会社ではモチベーションが保ちにくい

○ 小さな会社ほど「メンバー能力」と「仕事必要能力」のバランス大事

 ・ 前職までも小さな会社だったけど、現職はそれ以上に小さな会社

 ・ メンバースキルでいうと、前職までのほうが圧倒的に低い

 ・ それでもしんどさを感じるのは、前職の方が仕事達成率が高いからだろう

   ⇒ 受託開発の単価金額がそもそも違う(現職になってびっくりした)

   ⇒ 受託開発の難易度がそもそも違う(前職のほうが難易度比較的易しい)

   ⇒ 受託開発のスケジュール感がそもそも違う(現職のほうがタイト

○ 「鬱なんてくそくらえ」と思っていた人間が「鬱かなあ」と思い出したらやばい

 ・ なう

 ・ 家から出たくないなあなんて思う

 ・ 話すのがしんどいなあなんて思う

 ・ 咳が出る

 ・ 体の各所が痛い

○ 会社重要ポジションにいる場合退職方法

 ・ コア部分にいるので、そんなに簡単にやめれるとは思ってない

 ・ けど悪化する前に辞めないとなあ

 ・ そもそもコア部分にいたところで、経営側にいたところで、登記されてる人間ではないからそんなに深く考えなくてもいいかななんて

 ・ 最悪今の人間関係は崩れることを想定したほうがいいかなあ

 

さてどうなるやら

2017-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20170115210903

この低金利時代に1万か2万のキャッシュフローを気にするって、よっぽど凄い資金運用やってるんだな。

ナニワ金融道的な世界か。

2017-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20170115075741

キャッシュフローを考えるとプリペイドは不利だからポストペイカードを使うほうがいい。

スイカと同じように使い勝手が良いという意味だとクイックペイとかiDとかになる。

交通機関ポストペイにしてくれればありがたいが今のところプリペイドしか無いので嫌々スイカ使ってる。

2017-01-12

自営だけど生活が苦しい

ウェブサイト制作とか単価下がりまくってワロスワロス

アイミツ案件なんて絶対取れない(取りたくない)

 

以下、年初だし去年の自分に感じた疑問など戯言。 

・そもそも朝8時に出社して夜22時まで働いて、なんで赤字なのか

・土日に無理して引きこもって仕事するフリする今より、プールサイド読書してた頃のほうが儲かってたじゃん

飲み会断るようにしてから、逆に昼の時間無駄な動きが増えたんじゃないか

・完全に思考キャッシュフローに絡め取られてるから今年は3年後までのPL意識して動いて下さい、自分

借金取りと発注元に追われてTwitterFacebook更新止めてるけど、つぶやき続けないと新規案件舞い込んでこないよね

スタートアップ野郎もの飲み会、避けてきたけど、あの人達とつるんだほうが儲かるのはわかってる

 

名前変えて新しく起業したら余裕で食える自信はある。

 

てことは、

・8時から17時 > 借金返す自分

・18時から22時 > 新しいことする自分

に設定して17から18時を走るか泳ぐかリセットする時間にすればよくね?

 

あなたはやれば出来る。

がんばれ増田2017

2016-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20161116102855

会社能力用のスカウター必要だな

というか、キャッシュフロー能力は今でも調べりゃどうにかなりそうだな

マルサがどうにかしたら作れそう

2016-07-05

http://anond.hatelabo.jp/20150913151326

乳飲み子がいる、休む前に精神的にバランスを取るため旅行で散財して蓄えがない、なのに傷病手当金が翌月しか出なくキャッシュフローが辛い。

僕と同じ状況だ。

何をやったかというと、頭を下げた。


弟に頭を下げた。

口うるさい親には言えなかった。

状況を説明お金を借りた。

弟は人生で一度も頼みごとをされたことがないから、と驚いて快くかしてくれた。

兄弟はいえ、いや兄弟からこそ揉め事にしないために借用書をバッチリ書いて借りた。

借用書は、ネットで調べたフォーマットを元に金額と返済期間、サインぐらいのものを使った。


妻に頭を下げた。

既に職をやめていたので、パートで働きに行ってもらった。

完全な専業主夫をやることにした。

乳飲み子を世話するのは大変だったが、数日経てば人間慣れるもので案外どうにかなった。

乳飲み子を見ていて、ノイローゼ気味になっていた妻の気分転換になったのは良かった。

夜泣きする子どもに一晩中付き合う大変さも身にしみた。


世の中、イクメンと呼ばれる人は多数いても案外専主夫をした人は少ないので貴重な経験かもしれない。

やってみると、主婦がどちらかといえば、全裁量を与えられた個人事業主のようなものだと気付く。

妻の大変さが分かると、何かと付き合いやすくなった。


とりあえず何かの参考になれば。

2016-01-21

人は他人に指摘されることを嫌うが中小企業経営者はそれじゃ回らない

経営者逆鱗に触れた社員と、その後の彼。

http://blog.tinect.jp/?p=19867

僕も昔は他人からの指摘に過剰反応していた気がするし、今でもちょっと「むっ」とすることはもちろんあるのだけど、そこを耐え忍べるかは正に「人間の器」なんだと思う。

大企業新卒から中小企業経営よりまで20代で色んな立場経験させていただいたのだけど、基本みんな他人にあれこれ言われることを好まないので言い方とタイミングはかなり気を遣う。特に相手の間違いを指摘する」場合は。上司はもちろん嫌がるし、部下も大体嫌がるよね。特に中小企業にいる大企業出身者なんて、組織が嫌で飛び出たような人が一定いるから、そもそもの気質が「他人からあれこれ言われたくない」とかだったりするんですよね・・・・・

けど、残念ながら30代やそこらで「完璧」に仕事こなせる人なんていないんですよ。僕もそう。何かしろほころびは出る。その時に「こうしたほうがいいと思うよ」と言わないといけないんですよね。加えて、何言ってるかよくわかんない人とか、失敗が多い人に対しては首輪をつける(普通よりも詳細な報告を求めるとか)しないといけなくなってしまます。ほおっておくと失敗するし・・・・大体そういう人の言い訳って「そんな話は聞いていない」なので、余計に「じゃぁ、もっと細かく指示するね」となってより締め付けをするしかなくなるので本人にとっては悪循環なんですよね・・・

(余談だけど、「そんな話聞いてませんから無理です」は一見合理的なのだけど、「細かく管理しないといけないやつ認定」されて自分の首絞めるだけなので、言い訳としてはあまりお勧めしないです)

文中の下記の記述は正にその通りだなーと思う。ジャニーズくらいに大規模になっているならまだしも、中小企業では致命傷になりかねない。

だが一方で彼は思う。この2つが「その経営者限界」を決める。

どれほど言葉と行動を一致させることができるか

どれほど不愉快現実に耐えられるか

これが「経営者の器」なのではないか。

会社がもうかっている時はいいんですよ。何もしなくてもキャッシュが入ってくるので経営仕事なんてほとんどない。問題は、拡大をしようとするときや、キャッシュフロー悪化しているとき

いずれの場合も、無い袖を無理やり降る話なので凄く不愉快現実に直面しなくてはいけないです。何をしようとしても「お金がない」とか「時間がない」という現実に直面します。社員からもあれこれ心配事を投げかけられます。たいていの場合、これまでの業務と全く違うことをせざるを得なくなるので不安が募るし、「どうにかしたい」という思いがあるからこそ色んなアイディアを言いたくなるんですよね。

これが一部の経営者にとっては面白くなかったりするみたいです。経営者もアホではないので、それなりに頭使ってあれこれ考えていて「そのくらい考えとるわ!」とか思うだろうし、そもそも「ままならない現状」にイライラしてるんですよ。けど、なんとかしなきゃって意識で頑張ってるわけなんですよねその人なりに。まー、けど大体どうにもなりません(笑)

その時に、実直に他人意見を聞けるかどうかが1つの分かれ目になるのかなと個人的には思います。つらい現実をどれだけ直視して、対策を打てるか。

なにも、「言うことを聞け」と言っているわけではないです。重要なのは社員不安問題の解消と、現実直視することです。あぁ胃が痛い・・・

そもそも、万能な人間仮定することなんかバカバカしいわけで、各々が努力して少しでもいい結果を出すしかないんですよ。その時に「おいお前ら、俺の言うことを聞け!」とか自分万能説を振りかざしても意味はないんです。逆に「あなたの言った通りにします」だけの機械みたいな人もいらないんですよね。だって俺が言ってたこと間違ってたら会社つぶれちゃうじゃんwww それに、人がいるなら直列よりは並列に仕事進めるほうがリスクが下がるし、早く進むわけです。

なので、経営者としてはまず第一に必要なヒト・モノ・カネを調達することはもちろんですが、得るべき結果を明示すること(ビジョンとかに近いかも)と、結果に向けた裁量をある程度みんなに持たせること、方向が間違っている人には適切に誘導することが必要です。

困難な状況だからこそ、「指示」ではなく客観的な「目標」を掲げたうえで、みんなで創造的な方法をもって挑んでいけるような環境をつくるべく、あれこれとディスカッションしていける環境を用意することこそが経営者お仕事なんじゃないでしょうか。そのためには、経営者が聞く耳をもってディスカッションに当たらないと始まりません。コミュ力って創造的な仕事他人とするために必要な最も基本的能力なんですよねー結局。

色んなことを思う昨今ですが、結局人間としての成熟度が高くないと企業の成長がそこで止まってしまうというのはリアルにそうなんだよなーと思う昨今でした。

2015-12-19

嫁と二人暮らしで金をためる方法

大事なことは嫁の結婚生活に対する幻想を打ち砕くこと。

あわよくば専業主婦で、ゆとりのある住居にすみ、食事はキッチンのテーブルで食べ、ソファーセットのあるリビングでくつろぎ、ベッドで寝る。年に一回は旅行に行く。百貨店で買い物をする。

結婚当初、二人とも正社員手取りで合計30万強。ボーナスもある。

一見そんな生活も出来そうに感じる。

俺は倹約を主張するが、嫁は広い部屋に住みたい、家具が欲しいとねだる。

そこでキャッシュフローを作った。

https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

80歳近くまでの手取り収入支出を厳しめに見積る。

子供二人を私立下宿させる前提で、車の買い替えを考慮すると、大体破産する。

嫁に見せると、うちは貧乏ということが理解できたらしい。

会社に着ていくスーツユニクロになった。

最初は嫁が家計管理したがったが、諦めたようだ。

家賃光熱費固定費が俺の口座で、生活費、食費は嫁が出すルールにした。

地方なので家賃は5万5千。キッチンと6畳二間で、家具は何も置けないが、嫁は引っ越したいと言わなくなった。

俺も嫁もIT業界で、特に嫁はブラック気味の会社だ。

何度も辞めたいといわれた。でも続けるように説得した。

辞めるなら次を見つけてからにしてくれといった。

仕事には波があるので、なんとかやり過ごした。

年収200万でも30年働けば6000万プラス年金加算の価値がある。

300万なら9000万だ。宝くじより現実的だ。

嫁が幸せかなんてことは考えない。

2015-10-01

起業して10年たったので、重要だと思ったことを記念に書きたい

10年前起業をした。

通常は、企業生存率は10年で10%位だろうか。

私は、どちらかというと綿密に事業計画書を書いて起業をしたというより情熱に動かされて起業をした。

いうまでもなく緻密に計画を立てて起業をしたのではないから起業した初年度に役所からくる初めて見る諸々の納付書など、送られてくるたびにまた支払いがあるのかとビクビクしたものだ。

時にはキャッシュフローについて日夜考えすぎて、頭がハゲて、病院嫌いにもかかわらず皮膚科に行き、やる気のない態度の悪い医者ハゲ薬をもらい、治したことも今となっては微笑ましい思い出だ。

もともと自分自身には才能があるとは思わない。だが、起業をしてかつ継続するにあたり

大切だと思ったことを記念に書いておきたい。

■■信念

やはり一番重要なのは信念(Faith)だと思う。

なぜかというと、クライアント要望プロジェクトメンバー意見など常に相対的で、移ろいやすからだ。

クライアントAがXがいいといっても、クライアントBはYがいい、クライアントCはZがいいという。

まり、みんな意見ことなり、好みも違う。あたりまえだ。

それで重要なのが信念だ。これは唯一己のうちにある絶対的ものだ。

この信念を強くもって、自分の足下に大きな杭として打ち込んでおくのだ。

そうすれば異なる考え・ニーズを前にしてもぶれずに前に進んでいける。

杭をしっかり打ち込んでいないと、進むべきベクトルはぐるぐるまわりで、メンタルがもたないだろう。


あと、この杭がないと困難の中、事業継続していくことが難しい。

物事うまくいかないことの方が多いからだ。

トライアンドエラーを繰り返し、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあり、

正直「もう辞めたい」と100回以上思ったことがあるが、その度に信念に基づいてその言葉を打ち消してきた。

私の場合、信念という杭があったか10継続できた。



■■人脈

人脈は大切だ。当初人脈を作りにビジネス交流会にも行ったが、結論として分かったのは、これは悪くは無いが、絶対にいく必要のあるものでもないと分かった。

人脈を作るのに一番有効なのは自分がいい人脈になることだ。

そうすれば磁石のように素晴らしい人格・知性を持った人たちと出会える。

では、どのようにすれば己がよい人脈となれるか?

自分投資をすることだ。投資といってもなにも高額なお金投資というのではない。

時間教養について投資をするのだ。一番ROI効率が高いのは、読書だろう。

とにかく自分の専門分野と隣接する領域について読みあさること。

自分場合は、起業をして平日は月曜から土曜まで仕事をして、夜はなにもない家に帰って、ずっと読書をしていた。

特に起業をするとサラリーマンと異なり、助けてくれる上司はいないのだ。

自分問題を解決しないといけないので、問題現状分析・解決法は膨大な読書量による

知識によっていくつか得られるのだ。

このように知識・問題解決能力が身についたら、それを出会ビジネスマンたちにGiveしよう。

とにかく与えること。そこから人脈の輪が広がる。


■■付き合う人

サラリーマンの時とはことなり、起業をするといろいろな人に出会える反面、

逆に得体の知れない人もかなりやってくることがある。

いったいどのようなビジネスモデル利益をあげているか、どのような収入で食べているのかよく分からない人。

後になって腑に落ちないそのビジネススキームを振り返ると、やっぱりあの人詐欺師だったんだと分かることもある。

得体の知れない人に出会った場合、その人を見る時、倫理観によって判定するのがよりよいと思う。

参考としては、ベンジャミンフランクリンの13の徳が役に立つだろう

節制沈黙規律決断節約、勤勉、誠実、正義中庸、清潔、平静、純潔、謙譲

得体の知れない人の話しを聞いて彼の人となりが、13徳から非常に乖離している場合

さっさと距離をあけるべきだろう。

実際に私も起業をして、危ないことがいくつかあった。

それは、業界的に非常に有名人でかつメディアにも露出している人がいた。

その人が、私に一緒に日本東南アジアビジネスをしないか?と持ちかけてきた。

だが、彼の話をよく聞くと、現地の人を馬鹿にしたり、自分仕事をしないで稼ぐ、といっていた。

私はこれを聞いて、この人は危ない人だとすぐに分かった。

繰り返すが、この人はメディア露出していた人だ。

だが、メディアほど当てにならないものはない。

それよりフランクリンの13徳の方が優れているのだ。そしてこれに照らし合わせて、やばい人と思い、私は彼と距離をあけた。

数年後彼は逮捕された。



このように起業してから付き合う人はとても大切になる。

自分判断基準をもち、素晴らしい人と付き合っていきたいものだ。


■■己の人格

自分人格を磨くことは重要だ。

なぜかというと、仕事所詮生身の人間同士によって成り立っているからだ。

そして、この人と一緒に仕事をしたいと思われないと、仕事継続性がたち消えてしまう。

人は好きな人好意を持てる人と仕事がしたいのだ。嫌なやつと仕事をしたい人はいないだろう。

メカニズムとしては、人は、大脳辺縁系でその人が好きか嫌いかを判断し、それを大脳新皮質論理的意味づけをするのだ。

これはよく知っておいた方がよい。

いくら論理的に正しいことをいっていても、嫌なやつ、人格的に破綻しているやつであれば、他者大脳辺縁系は嫌いな奴と判断し、

それにともない大脳新皮質論理的適当言葉を組み立ててあなた意見リジェクトするだろう。


理想は、崇高な人格をもち、深い知性・教養をもてることだろう。

もちろん私はこの域には達しておらず、死ぬまで目指していきたいと思っている。





以上、起業をして大切だと思ったことをつらつらと書いてみた。

結局のところ、私は運良く、素晴らしい人に恵まれ、多くの人に助けてもらった。

から今の自分があるのは、自分能力ではなく、多くの人のおかげだと思う。

その人々に深い感謝気持ちを込めて、筆をおかせて頂きたい。

2015-06-17

机の上が汚い上司から「素直じゃない」と言われた

毎日事務所を片付けて帰ってるんだが、あまりにも事務所が毎回汚いままなので

予算出してくれたらホームセンターなり百均なりできちんとした収納を買ってくるが」と申し立てたところ

収納なりなんなりなどという話をする前に、まず事務所を綺麗に使えるようになってからだ!」と憤りを食らった。

その憤ってる本人が毎回事務所荒らしている張本人で、机の上は汚いし、棚を見れば帳票やら支払いやら資料やらがひっちゃかめっちゃかにおいてあるわけだが。

支払い関係の督促電話がひっきりなしに事務所にかかってくるから「支払い関係リース会社通せばだいぶキャッシュフローが落ち着くはずですし、大口顧客抱えたらそうしませんか?」と提案したが

どういうわけかすんげー怒られた。

ちなみにその上司が実は社長というオチ

「君は素直じゃありません。気も利かないし空気も読めない、礼儀言葉遣いもなってない。君を顧客に合わせるわけにはいかない」

「はぁ、なるほど」

俺、この会社辞めたほうがいいんだろうな。。。ディルバードくん、君の気持ちがよく分かる。

2015-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20150523111308

ご回答ありがとうございます。それでは一つ一つ見ていきましょう。

Q1 あなたの隣に、あなたと同程度にキモくて金のないオバハン、がいて、どうも付き合いたそうにこっちを見ている場合

  許容しますか?拒絶しますか?

 → 知らん。ただ、そのオバハンが妊娠可能な年齢なら結婚して子供を産ませる仕組みをくるべきだと思う。

■この質問では、コンプレックス所在について知りたくてお聞きしました。

 ご自身のことではなく、少子化に絡めてた一般論すり替えようとして失敗している様子を見る限り

 非モテであることに過大すぎるコンプレックスを抱いていること、更に言えばそれを自覚しようというつもりがないことが分かります

 そして「知らん」というお答えについて、自ら状況を打開しようという意思がないことも見えてきますね。

Q2 機会の不平等と結果の不平等、この二つに違いがあると思いますか?

  また、結果の不平等に関してまで、社会政治保障すべきだと思いますか?

 → 個人間の不平等が全体の経済効率を下げるのならば、結果の不平等是正されるべき。

■この質問は、コンプレックス昇華できているかどうかを知りたくてお聞きしました。

残念ながら、地球ほとんどの国の人間や、それ以外の生き物もすべて、生きている限り必ず結果の不平等に晒されます

 誰かに負けているという悔しさを抱かずに生きている人は、誰一人としていません。どんなイケメンだろうが金持ちだろうが。

 そして、多くの人は、そのような他者に対するコンプレックスを、ばねにして成功したり失敗したりしながら、折り合いを付けていくものです。

 折り合いを付けるというと曖昧ですが、あまり良くない言葉で言いかえると「諦めるところは諦めていく」という作業はです。これは、多くの人が大人になる過程において経験するものです。

 回答を拝見すると、ここでも、「全体の経済効率」という、自らに引き当てるのを避けた回答をされていますので、

 相当コンプレックス自覚したくないのではないか、 または、プライドコンプレックス活動とのバランスが酷く偏っている状態なのでは。

 ちなみに、ご心配されていた「全体の経済効率」についてですが、生活保護等の生活困窮者への支援以上の保障程度では経済情勢が良化することは、考えにくいと思われます

 なぜなら、どんな人間でも必ず一定生活コストがかかるからです。国内消費などの改善を期待するのであれば、余剰消費の縮小の方が、むしろ懸念材料になるでしょう。

 一定レベル所得の再配分による社会の安定継続性が大切なのは大前提ですが、結果として努力している人の成果が搾取されることから社会から活気を奪う結果にもつながります

 また、生活保護代表とする相互扶助システムについての話であれば「経済効率を下げる」という言葉かいは間違っています

 

Q2で、結果の不平等にも保障必要だと思う方だけお答えください。

   その場合男性女性の双方に保障があるべきだと思いますか、それとも、男性により手厚い保償があるべきだと思いますか?

   それぞれについて理由も併せてお聞かせください

 → カネを持っていない人間にカネを渡すほうが経済をまわす上では都合が良いので、性別関係ない。

■この質問は、男女差別に対する認識を知りたくてお聞きしました。

 ここまで分かりやす男女差別を容認する人は、現在日本においては病院行きレベルだと思いますが。

 所得の再配分については、上の答えと同様です。お金は、キャッシュフローに余裕がある人が使わないと、実体経済への好影響はもたらしにくいです。残念ですが。

 簡単に言えば、貧乏な人がスーパー玉出で山ほど買い物をしても、余剰の利益ほとんど残りません。デフレ脳ですね。

Q3  自分と同程度にキモい男で、自分よりも良い人生を送っている人を思いつけますか?

   思いつけた場合、その人たちと自分との違いは何だと思いますか?

 → 運

Q4  自分モテない理由は何だと思いますか?

 → 運

■この二つの質問は、自分コンプレックス客観化できているかどうかを知りたくてお伺いしました。

 が、全く客観化できていませんね。

 あなたが、自分よりたまたま運が良いだけで、と思っている人は全て、あなたの知らないところで努力をしています他人をよく観察してみましょう。見えていないだけです。

 たとえばの話ですが、キモくても彼女彼氏)がいる人は、Q1のようなシチュエーションの時に、声をかけるなりのアプローチをしているわけです。これが努力の差です。例えばですが笑

 少なくとも、他人を見くびる姿勢自分瑕疵がないと思う不遜さは、確実に非モテ要素です。彼女どころか、友達も少ないのではありませんか?

 あなたが運だけだと思っているのは間違いです。あなたは、自分が「こいつとは同程度だろう」と思っている人よりも、確実に劣っているところがあります

 もちろん、その人よりもあなたの方が勝っているところもあるはずです。それが人間です。100%価値だけ、100%瑕疵だけでできているわけではないのです。

Q5  自分が、自分本来持っている能力に比して、思うような報酬を得られていないと思いますか?

 → 報酬能力に与えられるのではなく、立場に与えられるので、問い自体無意味

■この質問も上と同様です。

 自分より報酬を多く貰える立場にいる人が、その立場にいるために行った努力が見えていない。とても残念なことだし、他人を見くびっています

Q6 「女はいざとなったら売春すればいい」と思っていますか?

  また、もしも、あなたを「買ってやる」という男(もしくはキモい女)が現れた場合合意しますか?

 → 女の性は商品として価値があるので、より多く流通させることが望ましい。

女性感や性差別への考え方を知るための質問でした。

 これについても、なるべく客観的に答えようとして、やはり失敗しています。そして男性商品性への回答はありません。

 ご自身使役される立場には決して立ちたくない、そして「女を買う・飼う立場」でいたい(が、お金がないなどの理由で実現していない)ということが、見えてしまっています。 

 下衆ですね。


基本的全体主義的な思考で生きているので、すべて個人的質問としては捉えられてないことはわかっている。

■こういうのは、全体主義的な思考はいいません。引きこもり思考です。

2015-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20150507201111

他にマシな投資入門本が無い時代なら、読んでもいいかなって本。

今なら、山崎元とか橘玲とかを読むべき。

尚、元増田が目撃した強引な勧誘は、最終的にキャッシュフローゲーム会という胡散臭い会合に連れ込むことを目的にしていると思われる。

2015-04-30

ケチなのとセコいのは違うだろ。

この前仕事関連の知り合い4人と自分の合計5人で飲んでたんだ。

会計すると約5万円。

一人1万円か、ちょっと飲みすぎたな、なんて思ってたのよ。

俺→1万円札出す

A→上に同じ

B→上に同じ

C→上に同じ

とここまでは良かった。

問題はそのあとDがとった行動。

D「じゃあ俺がカードでまとめて払うわ」

ということで俺とABCの全員がDに1万円ずつ合計4万円渡す。

Dがカード出してサインして支払い。

その時。

他の奴らはぐでんぐでんに酔っぱらってたけど俺は聞き逃さなかった。

Dがさらっと店員さんに一言。「領収書ください。宛名は空欄で」

おいおい、お前。

これさ、つまりさ、

Dは後日会社で経費精算するんだよね?

交際費接待費)とかで落とすんだよね?

5万円分の領収書もらってるから自分の分の1万円だけ申請するとか考えられないわけで

きちんと5万円分の申請をやるはずだよね?

ただ家計簿をつけたいだけの人ならレシートでいいわけで、宛名無しの領収書を頼まないよね。

いや、俺もこういう時にまとめてカードで払って他の人間から現金徴収するという

短期的なキャッシュフロー改善考慮した自分本位な支払い方法をやることはあるよ。

でも当然自分お金での飲み食いだよ。

Dはさ、会社の経費で落とす気満々なのに他の分も徴収するって、普通に二重で金が入ることになるよね?

今回の場合4万円をゲットした上で更に後日5万円が帰ってくるよね。

友達といえるほど親しいわけでもない知り合いなのでなんかモヤモヤしながらもスルーしたけど

から考えるだけどDのセコさに泣けてくる。

2014-12-25

ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰1

2014/1/1 全文が正しく表示されていないことに気づいたため修正した。遅ればせながら指摘に感謝したい。

はじめに

ラノベ作家になりたいワナビは二種類存在する。

才能のあるワナビと才能の無いワナビである

才能のあるワナビは己の思うがまま書き連ねればそれで問題ない。一次落ちなど経験することも無く、一発で新人賞を取ったり、取れなくても編集者が連絡してきたりして遅かれ早かれデビューに至り、そしてワナビに向けたラノベ創作論を書いたりする。私はこうやってプロとして本を書いてます、どうぞ参考にしてください。

これが意味するところは、才能のあるワナビ他人の書いた創作技術本を読んで必死トレースしたりなどしなかった、という非情現実であるノウハウ本を欲するのはいだって才能のないワナビで、そして才能の無いワナビ今日選考落ちの通知を見て顔を覆うのである。○○先生の本に書いてある通りにやったのにどうしてダメなんだろうか。何がダメなんだろうか。

ラノベ創作技術本は本当に役に立つのだろうか。

スティーブン・キングプロットなど不要だと言う一方でディーンクーンツプロットの無い作品など糞だと断じる。大塚がまずキャラから作れと言う一方で冲方世界から作らないようでは話にならないと言う。

ラノベに限らず小説創作技術本はそれぞれの主張がまるでバラバラであり、まとまりがない。もっともこの手の本は意識の高いサラリーマンがこよなく愛する成功体験本と同じカテゴリである。ゆえに真面目に考える必要は無いとするのも一理あるだろう。

しかし、本当に彼らの主張はバラバなのだろうか。

実のところ彼らは単に表現が違うだけで、最終的に同じことを述べてるのではないだろうか。

手順が違うだけで、結局同じことをしているのではないだろうか。

もしそうだとすれば重要なのは手順ではなく最終的にどういう状態であるかにあり、その状態がいずれの作家も共通しているのであれば、それこそが欠かすべきではない要素ではないのか。

大沢は「技術は教えられるが、才能は教えられない」という。だがヒックスは「モノを書くことでの才能の問題は、相当に過大評価されて」いるとして、「それはやっていくことで獲得」できるものだと言う。

Hard work beats talent when talent doesn't work hard.

Tim Notke

本稿は個別の手順というより、最終的にどういった状態を目指しているのか、という観点ラノベ創作技術本の各説を整理し、俯瞰する。筆者はワナビではなく、単なる興味本位でこの整理を行ったに過ぎない。しかし才能が無いことを自覚し、それでもなお努力によってこれを覆そうというワナビにとって、本稿がより効率的努力を実現する上での一助となれば幸いである。

ラノベ定義

本稿ではラノベを「ラノベの主要レーベル新人賞に向けてワナビ執筆する、新人賞を取りうる内容の小説」と定義し、本質的ラノベ定義へは踏み込まない。このことからカテゴリエラーをめぐる問題このラノベの本質的定義限界を探ることと同義であり、本稿では割愛する。

参考文献

本稿執筆にあたり参考とした文献を下記に記載する。

作家名で適当に並べたに過ぎず、記載の順に意味は無い。

まだ参照すべき文献は多くあるが、ひとまず本稿執筆にあたっては上記で一区切りとした。

ラノベの読者

ラノベ作家商業主義であらねばならない、と五代/榊は明言し、飯田キャッシュフローを生む作品こそが素晴らしい作品なのだという。実際、ラノベ新人賞商業的に売れるラノベの発掘を目的としているのであって、ワナビ承認欲求を満たすためにあるわけではない。

新城ラノベの読者の多くは男子中高生であり、すなわち「毎月のお小遣いが限られている学生であるとする。飯田さらラノベの読者はアニメ漫画ニコニコ動画を好むオタクであるとする。そしてラノベは彼らの限られた小遣いの使い道として選択される商品でなければならない。榎本西谷水島も、いずれも同様に読者が誰かを意識しろと主張する。

ところでワナビが書いた新人賞用のラノベの読者は、中高生ではない。

新人賞の下読みの多くは大学生バイトであり(あるいは主婦新人編集者)、選考するのはプロ作家であり、プロ編集者である。いずれにせよ選考過程中高生存在しない。

読者が誰かを考えるべき、という指摘はもっともだが、プロ作家ワナビでは立場が違う。ワナビラノベレーベルで勤めるサラリーマン編集者想像する『中高生』にウケるラノベを書かなければならない。榎本現実中高生とふれあい彼らの考え方を理解しろと言うが、本当にそんなことをすれば事案待ったなしのワナビは少なからずいるだろうし、現実中高生には圧倒的にウケる20代30代の編集者には全く理解できないものがあったとすれば、それは間違いなく一次落ちである

行頭は一段空けましょう、といった小説執筆上のお作法ができていなかったからといって間違いなく多くの中高生は気にしない。しかプロは気にする。そうした基礎的作法の欠如は中高生云々の前にまず彼らに不快感を生じさせる、という点を理解しておく必要があるだろう(応募に際してはあらすじを付すようにという指示に対して小説煽り文や序文を付けるといった無理解なども根は同じだろう)。

ラノベ創作の段階に関する整理と比較

最終的なラノベに至るまでの執筆上の段階や要素は論者の数だけ存在する。例えばキングによるアイディア原稿の2段階、クーンツを始めとするアイディアプロット原稿の3段階、冲方による能書き、種書き、骨書き、筋書き、肉書き、皮書きの6段階などがある。

本稿では「アイディア」「プロット」「原稿」の3段階を用いて各説を俯瞰する。この各段階は「アイディア」が最初であるという点を除けば、随時行き来することがいずれの説においても許容される。一度「プロット」に移行したら「アイディア」へ戻ってはならないなどと主張されることはないし、「原稿」の完成に至ってから再度「アイディア」の段階に戻る作家存在する。

一方で、これらの「段階」はそれぞれ独立しているわけではないことに注意する必要がある。いずれもその前段階の上に構築されている。つまり、あるワナビが「プロット」に問題があると認識したとしても、その前段階に問題がある可能性は否定できない。これは感想や選評においても言えることであり、問題点の指摘がまったく的外れでなかったとしても、その問題引き起こしているそもそもの原因は何なのか、という点を突き詰めなければ、根本的な問題はいつまでたっても解消されないままだと言えよう。

以下、それぞれの段階についての各論に入る。

アイディア

アイディア」とは筒井がいうところの「妄想」であり、単語キーワードフレーズ、断片的な会話や場面など様々なものであり、その創作で用いるかもしれないし、用いないかもしれないネタである

冲方は「アイディア」を3段階に分けており、まず主題を考え(これを能書きと称する)、次にそこから様々な雑多なアイディア連想し(種書き)、今回はこのあたりのアイディアを使おう、と決めて整理する(骨書き)という。

しかし実際には冲方自身、これらを行きつ戻りつして執筆を進めていくとしており、「骨書き」の段階からは後戻りしないと固定しているわけでもないことから、本稿では参考として紹介するに留める。

この「アイディア」の種類についてもいくつかの主張があり、例えば冲方主題世界、人物、物語文体の5種であるとするし、榎本キャラクター世界設定、ストーリーの3種としている。分類それ自体意味を持つものではないが、それぞれが独自用語を用いて自説を主張している状態では整理のしようもないため、本稿では「主題」「世界」「登場人物」の3種に分けて整理する。

主題

本稿では主題テーマは同一の概念とみなすが、主題とは、そのラノベ創作において根幹となるアイディアのことである冲方大塚はこの主題を根として木構造状に各アイディアが繋がっていることを主張する。

主題を確定するタイミングについて冲方は真っ先に考えるとするし、大塚作成した主人公像の要素を深化させそこから主題抽出するとしている。榎本プロット作成の段階で必須としていることからそれ以前に考えておかねばならない。西谷執筆段階で突如として「物語の核」を意識する、と述べるが、この「物語の核」が主題とみなせるのであれば、プロット後に主題を決めてもいいということになるだろう。

このように主題をいつ考えるかは説によって大きな差があるが、結果としてラノベ創作において「主題」が必要不可欠だと多くの作家が述べていることに変わりはない。

繰り返しになるが、全てのアイディアの共通の祖先として「主題」は位置付けられる。従って本稿の分類で言うならば「世界」や「登場人物」は必ずこの主題関係する要素を持たねばならない。言い方を変えれば、「主題」はアイディアアイディアの共通要素として機能するため、ワナビ本人は主題として位置づけたが、それが「世界」や「登場人物」に関係していないのであればそれは「主題」ではない。

この「主題」があることの意義について、「読者は「設定資料集」を読みたいのではなく、「物語」を求めている」という榎本の指摘、また「「細部」には主題が宿る「細部」とそうでない「細部」があります。そしてあなた方の小説がしばしば欠いているのは「主題の宿る細部」なのです」という大塚の指摘を踏まえるなら、読者が「物語」と捉えるか「設定資料集」と捉えるかは「主題」の有無次第だ、ということになるだろう。

設定資料集が好きな人存在することは事実であるが、彼らは設定資料集ならなんでも好きなわけではなく、特定物語を好んだことで、その物語のより詳細な背景情報を知ることを好んでいるに過ぎない。興味のない物語設定資料集など誰も目を通してくれはしない。

このように「主題」は重要な要素であると考えるが、その表現方法に関して榎本主題台詞地の文で語ると胡散臭く、説得力が無くなるとしているし、クーンツ主題で読者を説教してはならないと注意を促している。台詞地の文での表現を避けるとなれば、多くの場合登場人物の行動、またそれによって引き起こされた出来事によって表現されることになると考えられる。

世界登場人物

本稿では会話文の主体になりうるものを形作る上で用いられる情報名前性格容姿、口調など)の総体を「登場人物」と定義する。「キャラ」「キャラクター」とこれを区別するものもあるが、特筆の無い限り本稿ではまとめて「登場人物」とみなす。

一方で、登場人物以外の全ての設定を本稿では「世界」と定義する。具体的には魔法の有無などの自然法則身分制のような社会構造、もしくは携帯電話の無い世界といった現代社会との差分もまた「世界である

いずれを先に考えるかについては諸説ある。例えば冲方水島世界が先だとするし、大塚西谷登場人物からだとする。榎本のように特に順序には言及しないものもある。

しかしながら冲方大塚の「世界」と「登場人物」が揃った状態についての言及は非常に似通っている。

冲方は「人物たちの性格や言動や行動の全般は、結局のところ、大半が、世界時代に左右されたもの」と言い、このような世界からこそ、そこに登場するこの人物はこのような設定になるのだ、という必然性要求する。

大塚もまた登場人物個性については「キャラクター所属する「世界」の物の見方価値観に由来するもの」があるとしており、その人物の設定は彼の存在する世界の設定から必然的に生じたこのような価値観に由来するのだ、という必然性要求する。どちらの側から見るかの違いだけで、冲方大塚も目指している状態は同じだと言っていいだろう。

世界登場人物リアリティ

ワナビの「世界」について「リアリティ自分身の回り3mくらいしかない」「おまえの世界には学校コンビニと自宅しか存在していないのか」と五代/榊は批判し、リアリティには細部の設定が必要不可欠だ、という立場をとっている。一方で「登場人物」の細部情報への批判としては「異能力の内容だけやたら細かい」にもかかわらず「話に全然関係ない」としており、両者をまとめると「主題」の宿る細部こそが必要不可欠であり、それ以外の細部の設定は不要だとする大塚説とほぼ同一と言っていいだろう。

冲方は「そのテーマが内在する世界を、しっかり構築することができるようにならなきゃ話にならない」と世界における主題を重く位置づけた上で「実際にその世界について書かなくても、少なくとも自分は知っていたいし知らないと駄目」と細部の設定の充実に言及する。

その一方で登場人物については、冲方はそれが主題関係しないのであれば「性別や年齢をあとから決める」とする。水島登場人物プロット上の必要性が出てから作れと述べ、最初長大キャラ表を作るというワナビありがちな行為を繰り返し否定する。ヒックスは事前定義表に基づいて穴埋めで作られた登場人物を「組み立てられた登場人物」と表し、そして「最良の脚本には、組み立てられた登場人物存在していない」と断じる。

だがこれらは登場人物に細部の設定が必要ない、という意味にはなりえない。例えばクーンツプロットをまず作ることを前提とした上で、リアリティを持った人物描写のためには、登場人物に関しても細部設定が必要だとして、身長体重、体型、年齢といった肉体的特徴、声や話し方、動作や仕草など多岐に渡る項目の設定を列挙している。

登場人物」であれ「世界」であれ、リアリティは細かな設定によって得られるものだ、という点はいずれの主張とも矛盾しない。その細部の設定が「主題」と関係する場合最初に考えるべきとする見解はあるが、関係しない場合、それがとりわけ「登場人物」の細部設定の場合、これを最初に考えることは多くの見解で明示的に否定されている、ということになる。

これとは相反する主張として、西谷はまず人物設定から始めるべきだとする。「積極性」「肉体的な強さ(美しさ)」「いざというときリーダーシップ」「やさしさ」「辛抱強さ」「頭の良さ」で点数をつけてチャート作成するのが良いとして、さらには性格趣味、髪の色からメイクの仕方、ブラジャーの形状までを設定例として挙げており、そこには「主題」との関係性への言及はない。

ところが西谷は実際の作例において仮置きの主人公を用意するに留めており、チャートについては一切触れず、細かな設定も一切用意しない。まず最初に「世界」と「主題」に取り掛かり、「企画を練り上げる段階で、主人公を変えてしまう」「主人公を引き立てる脇役は、書いている途中で思いつく」とすら述べる。

最終的なこの作例が実際の西谷の手順なのだとすればその手法はむしろ冲方寄りである このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2014-09-03

独身貴族幻想

独身貴族より、共働きのほうが稼げると思うんですよ。いろいろ節約できるし」

知人がこんなことを言ってた。

ツッコミどころしかなくて、ツッコミを入れる気にもなれなかった。元々童貞くさい奴だと思ってたけど、こりゃ童貞どころか恋愛経験すらないと確信した。

確かに共稼ぎ収入が倍になるし、家賃やら光熱費やらの出費は単純に倍にはならないので、結果的キャッシュフローが得になる見込みはある。

でもそれは嫁や恋人と言うより、単なる経済共同体だよね。デート費みたいな嫁や恋人からこそかかる金を想定してないし、セックスすれば子供ができる可能性もあって、キャッシュフローだけで見れば確実に悪くなるリスクを抱えてる。

何より独身貴族メリット時間や行動面での自由にあるはずなのに、それを無視して金銭的な損得を語れるメンタルに驚いた。

旦那ATMしか思ってない嫁はよく揶揄されるけど、逆の男もいるんだと感心しちゃったよ。ちょっと女の子と付き合ってみれば簡単に悟れそうな事実なのに。

結婚恋愛を金銭的な損得でしか考えられない人が、童貞をこじらせるのかな。

彼がそんな安易理想現実ギャップに気がつく日は来るのかな。来ない気がするけど。いい歳してそれに気づいてないから童貞くささが出ちゃうんだろ。

2014-08-27

http://anond.hatelabo.jp/20140827154855

言い方が悪かった。「雑収入みたいな、社会人には誰にでも発生しているキャッシュフロー」としてシューカツの交通費なり喫茶店代って勘定できる筈で、

凡そほとんどの人はごく僅かな金額だから申告しないし申告しても戻ってこないけど、

シューカツ生クラスになればそれなりに戻ってくる経費として認められうるんじゃねーの?ってこった。

って言っても一桁万円でごねても仕方ないけど。

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