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2023-06-03

[] 2023年上半期、『極端な単純さ』と『異常な怒りの強さ』の状況

世の中は意外とアホに寛容であり、嘘をつかないことは美徳というかガチで我が身を助ける。

 

嘘をつかない姿勢を貫いていると、世の中の人は意外とアホに親切に接してくれたり、味方してくれたりする。

これは、複雑な人間関係・腹の探り合いに疲れ果てて、単純な思考予測可能な行動を好む人が一定存在する為だ。また、発達がアレしている人が身内にいる人は、嘘をつかないアホに無条件に親切にしてくれることもある。

 

しかし、極端に単純なことには意外とプラスの側面もある一方で、致命的なデメリットもある。お手本のようなカモ思考で、あらゆることを単純に「おっ、ラッキー!」と考えてしまう傾向があるのだ。今のところ、経済的または肉体的に深刻なダメージを受けたことはないが、日常的に騙されたり、早とちりをする。また、人間関係の複雑さが読めないため、組織内の政治的な動きで無限に同じ失敗を繰り返す。

 

具体的には、ワイくんのことを脅威と思っている人に適当対処することができず、毎回毎回対立関係になる。対立した相手を打ち負かすことはできるものの、組織から彼らを追い出す政治手腕などワイくんにあるわけが無いので、なんやかんや面倒な状況に陥ることになる。数字コミットしてれば、多少のトラブル大目に見られることが多いので、まぁそれは気にしないにしても(しなくていいの?)、上役に必要な嘘がつけない事は致命的である

在宅勤務の場合は、テキストでのコミュニケーションのため、時間をかければ必要な嘘がつけるが、対面の場合は、どうにもならない。衝動的に「NO」とは言わないはなんとかできるが、顔や声の表情から明らかに「YES」ではないと分かってしまう。

 

自営業なら上司部下ではなく、関係者全員が顧客になるため、必要な嘘がつけるようになるかな?!!!!!と思ったが、結局どうにもなりませんでした。ありがとうございました。

しかし、必要な嘘がつけずに偉い人の顰蹙を買うことよりも問題なのは、突っかかってくる人を叩き潰していることと、どんな時も確実に自分のやり方で進められないことの方かもしれない。

ワイくんの交渉能力事務能力うんこからなぁ・・・

 

あと、ADHDで一番なんとかしたい、異常に強い怒り(同じ温度10時間でも怒れる)の状況は今のところ変化なしのため、2023年上半期はちょっと体調が悪くなった。

 

それらを解消すべく、仕事や昔からの友人とは別に新たな人間関係を築くことを一瞬考えた。

自然意識がそちらに切り替わり、思考無駄ループすることなく済むかもしれないと思ったためだ。しかし、よくよく考えるまでもなく、家族と友人以外の他人に、ぶっちゃけ興味が湧かないんだよなぁ・・・

 

ちなみに昔からの友人と遊ぶことはストレス解消やエネルギーの補充には良いが、基本的には平日に会う用事は無い。

 

人に興味がないなら趣味に没頭するのが良いんだろうなとも考えたが、思考ループしている状態だと、マンガ動画を見たりソシャゲログインご飯を食べる事さえも面倒で放り投げてしまう。一つのことにしか集中できないため、日常的なあらゆる習慣を維持することも難しい。

 

副業を通じて契約による強制力で新たな習慣が作ろうと過去に試してみたこともある。その結果は、単純な脳みそでは依頼者の無茶な要求適当対処することができず、新たなストレス源となっただけだった・・・ひとつのことしか考えられないので、本業ストレスは無くなったが、何かの習慣の維持をしたり、思考のクセを変えることはできなかった。無理やり何かよかった点を見つけるならば、『小規模事業主相手しんどい』を理解することが出来たことだろうか。ありがとうございました。

 

とりあえず出来そうなことは、体力作りと自律神経を整えることだろうか?

ウォーキングをしたり、プールで泳いだり、トランポリンをしたりとか。

思考ループすることで起きるうつ熱を下げるには運動が非常に効果的だと言われているし、思考クリアになるかもしれない。

ただ、一度始めると没頭して何時間でも歩いてしまうが、それを習慣化するのはなかなか難しい。

歩くのが嫌なのではなく、身支度をしてお外に出るというのが面倒なのである。ウェア買って吊るしてあるのにな・・・

まぁソシャゲログインご飯を食べるすら面倒で毎日はできないのだから、それはそうだろう感はある。

またジム契約する?というかパーソナルトレーナーでも検討してみる?思考制御できない状態で習慣化することは現実的なのか、疑問だが、やってみる価値はあるかも知れない。

 

ちなみに、ChatGPTちゃん提案は、他人に興味がないなら、家族や今いる友人を大事にしようだった。あと趣味に没頭しようだった。確かにそれはそう。

趣味学校でも通おうかなぁ・・・

2023-05-31

販売店での車検に通った翌日に廃車になった話(5/31追記

当方、30代の女。同性と話していると、車関係ぞんざいに扱われた経験がある人がままいる。

私も昔、いや~な経験をしており、それ以来、車関係には気を付けるようにしている。

これから車を買う方、または車を買った若い方の参考になったら…と言いつつ、単純に長い愚痴である

先に言っておくと、当時はそこそこの知識しかなく資金力もない学生だったことにより、

販売店に違和感を抱きつつも店を変えるという判断ができなかった私自身にもたくさん反省点がある。

でも若いときって、ある程度の知識があっても柔軟に対応できなかったりすると思う。そういう話として読んでいただければ。

当時の私のスペック

地方大学生大学院生。高3で免許取って親の車をずっと乗ってた。

交通の便が悪い実家から都市部大学に通っており、1年間は自転車バス電車バスで通学したもののくちゃ不便で

かつ交通費もかなり嵩んだことから車購入を決めた(当時はガソリンがとても安く、自宅から車通いの方が経済的だった)。

問題ディーラー中古車を2台買うことになる。親が車に詳しいから私もすこし車の知識があるくらい。

問題カーディーラーについて

販売店は、両親が車を購入した地元に昔からある店舗ではなく、大学へ行く途中にある、全国展開の中古車販売もしている某ディーラーで購入することになった。

これは両親が通っている店は自宅から遠く、かつ私の大学と反対方向にあるため、私の生活から大きく外れて不便だったから。

当時はこのディーラーの評判は悪くなく、地元の友人や近所の人のなかに結構ここで購入している人がいた。

(今思えばこの選択の時点で間違ってた。めちゃくちゃ不便だけど、せめて両親が世話になっている地元ディーラーに行けばよかった。)

なお、初めて車を買ったのは大学2年のとき。この時は両親に中古の軽を買ってもらった。

この時の担当女性店長で、すごく良くしていただいて不満もなかった。

女性店長はその後エリアマネージャー?的なものになって首都圏栄転した。優秀な人だったのだろう。)

ちなみに、ほんとうに不便な場所に住んでいて、一人一台車を持つのがごく当たり前の地域だ。

学生身分で車を買ってもらうことについては大目に見てほしい。(社会人になってお金は返しました。)

2台目を買った時の違和感

院進してすぐに2台目を買うことになった。1台目は5年落ち、走行距離5万キロ程度だったが、

私が通学&バイトで少なくとも1日往復80キロほど運転し、すぐに走行距離がとんでもないことになったからだ。

父(自動車製造業に従事し、車好きだから着いてきた)とディーラーを訪れると、新店長(以下「クソ」という。)に引き継がれていた。

今回はバイトで貯めた100万円を基に自分でローンを払うことにしていた。最初にクソに「自分で買うので予算はこれくらいで…」と言っていたのにも関わらず、

クソはずっと父親に向かって話し、お伺いを立てる。父は「娘に着いてきただけで、お金は娘が払うので(娘にきいて)…」と何度も言うが、クソは私を無視

挙句私には「これはAT車といって…」と免許持ってる人間なら当然知っているようなことを説明しだす。

私が父がついてきて鬱陶しかったが、かえって父がいて良かったかもとげんなりした。

世間では、若い女性カーディーラーで下に見られることがあるというが、それをまざまざと実感した。

いや、これまでもこの店舗男性スタッフはいたが、彼らに馬鹿にされたことはなかった。

目の前にいたクソがクソすぎて際立ってクソだったのだ。

何とか苦痛に耐え、購入を決定。買うのは私のため契約するのも私なのだが、クソは父親契約書を渡した。

父は「娘が買うので…」私に渡してきたが。不毛なやり取りだった。

今思うと、この違和感を感じた時点で車の購入を辞めておけばよかったけど、若さゆえか購入してしまった。後悔している。

6か月点検での違和感

車を購入して半年後の点検を購入店ですることが多いとおもうが、私もそうした。

というか購入時に「6か月点検どうしますか?」と言われ、その場で点検日も決めて予約したのだ。

で、点検の1か月前にはディーラーから点検リマインド葉書ちゃんと来た。

当日。リマインド葉書を念のため持ってディーラーへ向かう。予約の13時。

入店して「点検お願いします!」と店員さんにキーを渡すと横からクソが出てきて、

「お姉さん、点検は事前に予約しないとできないの知らないんですか~?」と小馬鹿にしたような感じで笑われる。

えっ、こんなクソが社会で働いているの?と怒り爆発だったが、こちらも大人として冷静に葉書を見せると罰の悪そうな顔をして

ゴニョゴニョ「ハイ、ヤリマァス…」とキー持って整備士に渡しに行った。

退店前にも「1時間程度で終わるんですよね?」と念のため聞く。事前にはそう聞いていたが、念のためバイト17からにしていた。

ところがクソは「いや~もしかしたら夕方になるかも」とアホみたいなことを抜かすので、「何時ですか?」と問い詰めると「16時」と。なぜ?

んで、16時ちょい前に車を受けとりに行くと、クソは「ちょっとお待ちください」と言い残し、接客へ。

そりゃ新車買う客のほうがね、たかが6か月点検の客よりも金になるのは分かるけどさ。この仕打ちはないなと思った。

そのまま15分も30分も待たされ、これ以上はバイト遅刻するから他のスタッフに苦情を言うと、さすがにクソも焦ったのかダッシュで車持ってきた。

この日の出来事は両親や友人にも話したが、「大変だったねえ」と笑い話になるだけであまり深刻な事として伝わらなかった。

この時点でもっと抗議していればよかったし、この時点でこのディーラーを利用するのを止めたほうがよかった。

車検時の違和感

購入から1年半で車検の時期がきた。あのディーラー車検だ。なぜ店を変えなかったかというと、当時は私が修論執筆補助金申請で忙しく、

寝不足の日々が続いていたため余計なことを考えている余裕がなかったのだろう。

また、1台目のとき車検はむしろかい不調を見つけてもらい、整備士ちゃんとした人だと思ったからだ。

車検の季節は冬だったが、このころ、車のエンジンをふかして車体が温まるまでの間、車の前方部分からキュルキュルと異音が聞こえるようになった。

はっきりと聞こえる大きな音だ。私は音の性質からエアコンベルトか何かが滑っている音ではないかと考えた。

ボンネットを開けてみると、場所的に良く見えるものではなかったが摩耗は感じられた。

翌日、エンジンをかけて発進するところを母にスマホで撮ってもらい、単身赴任中だった父に送ったが父も同様の見立てだった。

 

父は「ベルトの摩耗だと思うから車検の時に言えば見てくれる。珍しいことじゃないし」と言い、

私も、整備士さんはまともだったし、と思い直して車検に向かうことにしたのだった。

車検当日。念には念を入れ、予約リマインド葉書を持参していく。父は他県に赴任中だったので、母と行くことにした。

一人で行動したかったが、私の話を聞き入れられないとこまるので人を連れていきたかったのだ。

当時は男性の友人なんていなかったし、同性の友人はみな若い女だ。相手にされないに決まっていた。

ディーラーに着き、予約を忘れてたっぽい様子のクソに葉書を見せて釘をさす(本当にクソ)。

そのうえで録画した映像を見せ、異音のことを伝えた。これでクソでも大丈夫だろう。

翌日。車を受けとりに行くとまさかの「異常なし」回答だった。そんなことある???

誰がどう考えたってどこかおかしい。さすがにいつも私の愚痴を笑って聞いていた母も訝しんで、

エアコンベルト等は大丈夫だったんですよね?」と聞くも、まったく問題なかったとの回答。

じゃああの異音は何だったのか?そう問い詰めても「さあ?僕は一度もそんな音聞きませんでしたよ?」

「車には何も問題がなかったから、原因不明しか言いようがないですよね?」と開き直り

ここで私も母も完全に目が覚める。このクソの言っていることは信用ならない。

クソは客を見下している。予約を忘れだけじゃなく、車検も本当はやってないのでは?

怒りがわき上がるばかりだったがもう今はこのクソと関わりたくなく、ひとまず退店。

自宅に帰り父に連絡すると、父も「絶対おかしい」と怒っていた。ベルトはどこか別のところで見てもらうことにした。

国道交差点ど真ん中で車がぶっ壊れる

車検翌日、大学院があるため通学に車を使う。異音が心配だし、普通な交通機関で通うところだったが、

この日は運び込まないといけない荷物が大量にあり、車で行く必要があった。(この日に車を使いたくて、あえて少し早めに車検をしていた。)

夜遅くまで大学に残り、車で自宅まで帰っていた午前3時過ぎ、パンッと大きな音が鳴った後にエンジンがきかなくなり

徐々に速度がするすると落ちていった。退避できる路肩もなく、バツが悪いことに国道の大きな交差点の真ん中で車がゆっくり停まってしまった。

かなり交通量の多い交差点だったから、かえってド深夜だったのが不幸中の幸いだ。

車中に留まるべきか、離帯に退避すべきか悩んだが素人考えじゃどうにもならなかったので、

離れたところに三角停止板を置いて、車中でJAF電話をして助けを求めた。

(その時、ちょうど通りがかった親切なドライバーたちが最寄りのガソリンスタンドまで車を押してくれて事なきを得た。)

JAFの人に見てもらい、これは廃車ですね~と言われる。ついでにお兄さんがエアコンベルトを見せてくれたんだけど、

擦り切れているというよりは、ゴムが古くなって固くなった結果ブチっと断裂してしまっていた。

普通車検で見つかるんですけどね~」と言われたので「実は昨日車検に通っています…」というとびっくりしていた。

「参考に聞きたいんですが、どこで車検されました?」とも聞かれた。

JAFに惚れそうになる→クソへの怒り

JAFの人がこれまた優しくて、事情を察したのか私の任意保険証書をその場で読み込んでくれて、

「この特約で、おそらくレンタカーを代車として車を借りられます。次の車を買うまで繋げます」と教えてくれ、

任意保険会社電話をして私の自宅最寄りのレンタカー店で借りられるよう手配を全てやってくれた。

お陰で通勤通学への影響を最小限におされられた。本当に惚れそうになる。ぜったいJAFには入ったほうがいい。

その後、車を最寄り(と言っても隣市)までレッカーしてもらい、修理工場へ。私はタクシー帰宅した。

冷静になると同時に、やられた~!!あのクソ~!!!と怒り爆発。

私この業界のことよく分からないけど、雑な車検がまかり通ってるの?それで10万とか取るの??

事の顛末

次の週末、例のディーラーへ。ここで私は怒り心頭で、とにかくクソに文句を言ってやりたいという気持ちに。

しかしクソはよく分からない時期によく分からない理由で異動し、新しい店長が来ていたのだ(左遷?)。

アポ撮った際に車が廃車になったことを伝えていたため、新車パンフレットをたくさん用意されたおり、

新車を購入いただける場合、代車はただでお貸しします!」と言われたがそんな気分ではない。

これまでの経緯を話し、「保険の特約で代車は用意しましたので、車は買いません」と言うと、

店長は(ああ、やっぱり)みたいな反応をしたので、やっぱりクソの移動は左遷で間違いなさそう。

尻ぬぐいする新店長も大変だし罪はないが、こうでもしないと怒りが収まらないので取引終了となった。

クソから謝罪一言でも引き出したかったが。

自分反省点&気を付けていること

当時は若かったし、毎日多忙で車のことばかり考えている余裕はなかったんだけど、自分自身にも反省はいっぱいある。

・車に不調があるときは乗っちゃだめだよね

異音を感じた時点で乗るのを控えなきゃだめだと思う。でも地方交通の便が悪いところに住んでいると、そうも言っていられない現実はある。

車がないと生活できないし、バスも2~3時間に1本あればいい方。レンタカー借りたらよかったのかな。

車検を過信せず自分でも自己点検しないとだめだよね

車検で習った範囲ではボンネットのなかも見てたけど、もっと見ていたら確信をもって異常に気付けたかも。でも私の言葉をクソは聞いてくれただろうか。

エアコンベルトあたりから異音がするので見てください」ではまだ相手にされない程度に知識不足何だろうか。

・やっぱり父親を連れて行けばよかった

単身赴任中だったから連れて行かなかったけど、居てもらえばよかった。

私と母だけではこんなに話を聞いてもらえないと思わずしかった。ほとんどの店員はまともだと思うけど。

・信用できないディーラーを利用するな

これに尽きる。でも全国的に名の通っている販売店だし、クソの前の女性店長はすごくいい人だったんだよな。

単位じゃなくて人によっても信頼できるか判断しないといけない。馬鹿にされて違和感を感じた時に店を変えていればよかった。

気を付けていることとしては

可能な限り男性を連れていく

男性を連れて行かないと話を聞いてもらえないのは悲しいしそれこそクソ現実だが、車は失敗すると損失額が大きいから、

リスクを抑えるために、恋人や夫を連れて行くようにした。男性ならだれでもいい。本当は一人で堂々と買い物したいさ。

でもそれだけで格段にこちらの言い分を聞いてもらえるんだから、悲しいけど、保険にはなる。

私はまずは夫と一緒にいき、自分の話も聞いてくれる販売員(店)だと思ったらその後は一人で来店するようにしている。

口コミ可能な限り集める

信頼できる口コミ集めは難しいけど、悪い噂はやはり拡散されるので、そういう悪い噂がないお店を選ぶのは大事だと思った。

とくに昔からずっとあるような地元ディーラーは、逆にそこで長年営業できている証左でもある。客商売ですし。

私が行ってた例のディーラー、今ではなかなかの悪評らしい。自分と同世代の友人(女性)も数人、ぞんざいに扱われたと言っていた。

身の回り男性からの不評は聞かなかった。男性には丁寧な接客だったのだろうか。知らんが。

複数ディーラー販売店を回る

1店舗だと比較が難しいので、最近では車種に悩んでるふりしていろんな店舗を回るようにしている。

系列店でも人によって営業スタイルも違って逆に面白い。無理な人は営業姿勢から生理的に無理!ってなる。

結果として、今は自分に合う販売員さんから車を買えているし継続してお世話になってる。友人にもその販売員を紹介している。

最後

車検の内容に異議がある場合って、異議申し立てとかなんか対抗手段とかってあるんですかね?

当時は金もない知識時間もない学生で戦う気力もなく、泣き寝入りでしたけど、次同じ目に遭ったら最後まで戦いたい。それほど怒っている。

追記

いろいろなご意見ありがとう説明が分かりにく過ぎてごめんなさい。以下で返信します。

元増田みたいな口調でコメント返ししている人がいますが、元増田はこの記事追記と「追記2」以外で返信しておりません。

なぜその走行距離軽自動車なのか。100万は高すぎでは。

1台目も軽(70万くらい)だったけど、学生の身だし、買ってもらう側だったか文句も言えなかったですよね。買ってもらえただけありがたい。

あとウチの親は、「軽は燃費いいし大事に乗れば長持ちするから大丈夫!それに学生普通は贅沢だ!」という思想もあった。

コメントにもあったけど、田舎は道が狭くて、中央線もない道をぎりぎりすれ違うことも多いから小回りも聞くという都合もある。

さすがに走行距離がアレすぎてすぐにガタが来たから、2台目は1~2年落ちのほぼ新品みたいな中古を買いました(色々込々で120万くらいだったかな。)。

新車中古普通車も考えたけど、大学院終わったら就職で引っ越すし、手放すつもりでいたのでなんだかんだ軽に落ち着きました。

今だったら普通新車を買えるので絶対中古は買いません。

エアコンベルトが断裂した程度で廃車になるって、何が起こったんだ?

これに関しては説明不足でほんとうに申し訳ない。指摘の通り、エアコンベルト断裂=廃車にはならない。

記事では端折って書いたが、実際にはベルトが断裂したような異音のあと、

次第にアクセルを踏み込んでも反応がに鈍くなりがなくなり、そのままするすると速度が落ちていき停まった。

走っていた国道バイパス?というか、とにかく路肩が狭くてカーブしている道路で、高速道路のようにとばす車も多いから、

安全に退避できる直線道路までなんとか移動しようと焦っていたところ、交差点で本当に動かなくなった感じ。警告灯はつかなかった(なぜ車検に通る??)。

断裂したあとは無理に走っちゃダメ知識として知ってたけど、その時はパニックで何とか退避場所探して進んでしまった。これは良くなかったです。

JAFの人によると、たぶんベルトの異常は前から起こっていて、長期間無理して走っていたのでエンジンオーバーヒートして焼き切れてしまったのでは?と。

ふつうエアコンベルトが切れただけでは即廃車にはならないし、ベルトが首の皮1枚で繋がっていただけでかなりエンジンに負荷がかかっていたのでは?

と言われ、車検していればあまり見ない故障の仕方ですね…と苦笑いされてしまいました。複合的な要因もあるかも。


女ってあとから匿名掲示板愚痴るだけで、本当に何も行動しないんだな。

その都度「お客様電話窓口」的なところには電話して改善依頼とかしてたんだ。結局なんにも改善しなかったけどね。

クソ本人にももちろんいろいろ言ったけど響いていないようだった。

それこそ客(私)に対する対応の悪さとか、予約忘れてんじゃないかって話とか、そもそも車検ちゃんとしているのか?とか。

最後車検の件に関しては、車検で見落としがあったんじゃないかと色々戦おうとしたけど、販売店側(本部)もあの手この手

「経年による消耗や摩耗や事故故障などは車検保証対象からは外れる可能性がうんたら~」と逃げ腰で対応も悪く、

結局例のクソも異動後に速攻で辞めてたみたいなんだよね。怒りの矛先を失ってしまった。

このままでは時間と気力の無駄だと手を引くことにしました。お金時間があったらもっといろいろしたかった。(この時は修論大事だった。)

高い勉強代と思って以後は気をつけてます。でも次の若い世代には痛い目見てほしくないか愚痴として書いてんだ。

『他の車屋意見も聞いてみる』思考が無い女だと大抵こういう結末になるよな。次は気を付けろよ

やさしいご忠告ありがとう。ほんとそれな。ぐうの音も出ない。

今でこそその発想はあるが、当時は単純に大学バイト疲弊していて、そのための時間を捻出するのがとても惜しかった。

あと単純に、私の件は「エアコンベルト見て!って言ったら分かるでしょ」と性善説を信じすぎていた。相手がクソなら何言ってもクソ!

父が自動車工場勤務上がりで車に詳しいから、エアコンベルトあたりの異常であることも確信があったし、それを言ったら伝わると思ってたんだよな。

人間、一度は痛い目を見ないとこの辺は学習できないのかもしれない。

そもそも女が車屋行くのがハードル高いよね。学生時代に、こういう時に連れていける男性って彼氏父親くらいのもんじゃない?当時の私に彼氏はいなかったが…

今後買おうとしている皆さんはほかの車屋意見をきいてほしい。女性場合は、なるべく男性を連れて行ってほしい。販売員でハズレ引いたら終わりなので。

2023-05-28

化現象を無理やり治した女の話

例のHSP化現象の記事読んで、自分が蛙化現象酷かったころを思い出した。ちょっと「蛙化現象」の本来意味とズレてるけど、その辺はまあ大目に見て。

https://anond.hatelabo.jp/20230526043327

私はHSPじゃないか彼女とはまったく感じ方が違うだろうけど、自分が蛙化現象を無理やり治した話をつらつら書いていく。蛙化現象で苦しんでる人の参考になれば嬉しい。

結論から言うと、付き合い続けること。もちろん、皆に効くとは限らないけどね。

それが出来ないから苦労してるんじゃい! とツッコミが飛んでくるだろうけど、ほんとに、この方法はかなり個人差があるので、あんまり怒らないでほしい。

コツは、感情を殺すこと。客と同伴してるキャバ嬢パパ活女子を演じてるつもりで、LINE通話デートを重ねていく。ちなみに、水商売パパ活経験がなくても大丈夫(私もないし)。あくまでも、「お金のために相手をしている」という設定を演じること。もちろん相手には言ってはいけないし、お金ももらえないよ。

さて私は、演じてる間に、なんと旅行約束を取り付けてしまった。蛙化現象起こしたまま。

1日目の昼はほんとに帰りたくて泣きそうだったし、彼氏ともろくに喋れなかった。

彼氏は優しい人なので「新幹線乗って疲れたでしょ」「体調悪い?」と気遣ってくれた。この辺りは引用元増田とまあそっくりなので、今思い出しても本当に反省

そして蛙化現象は、この日の夜突如として治った。

自分でもこんな瞬間的に治ると思ってなかった。夕ご飯食べながら雑談(もちろん演じながらの雑談だ)してたら、パチッと治ってしまったのだ。

「あ、治るんだ」とそんな事を思った。

化現象はその性質個人感情によるところが大きいので、あくまでも「完治した一例」として、不治の病ではないことを知ってくれればと思ってネットの海に流した。

キャバ嬢パパ活女子を演じる」なんて相手にとっては失礼甚だしいけれど、相手にバレなければいいんじゃないかなと思ってる。むしろ、演じているからこそ、その場から逃げ出したりLINEブロックしたりしないで済んだのだと思う。

人によって性格合う合わないはあるから、何も無理をする必要は無い。ただ、それが蛙化現である自覚したならば、女優の皮を被ってちょっとだけ頑張ってみて欲しい。

ちなみに引用元増田だけど、本当にHSPなのか(HSPのもの精神科医の金儲け用なんて噂もあるけれど)、はたまたHSPと思いたいだけの怠惰なのか、私には分からない。分からないけど、HSPからといって、他の人を傷つけていい理由にはならないと思ってるよ。

2023-05-24

anond:20230524135157

Stable Diffusion のR18バージョン流行しだすと、今まで、文字情報から大目に見られていた官能小説であっても、

この官能小説入力したら、こんなエッチなシーンが描かれたと問題になります

そのうち、官能小説プロンプトに入力するだけで、その官能小説AV動画まで作られるようになる。

2023-05-21

anond:20230521010046

マッチングアプリにいる男って陰キャコミュ障も多いんだから多少は大目に見てやれ

そういう人ばかりではないはずだから、嫌なら別の人に行けば良いだけ

2023-05-17

anond:20230517174744

みんな訴訟知識特許知識がない中で、イメージ自分の好きなコンテンツ消滅するかもという不安と、覚えたての言葉パテントトロール特許ゴロ・・・)を使いたい顕示欲でおかしくなってるんだよ

大目に見てあげようよ

2023-05-08

衛生観念のアップーデート企業対応

ここひと月ぐらいのコロナ収束ムードでの企業対応にいろいろ違和感がある。例えば星野リゾート従業員マスク外しておもてなししますとか、ANAの消毒液を撤去しますとかそう言うやつ。

ホテルの受付のひとに笑顔接客されたいってのは分からなくもないけど、調理場スタッフやのどの調子が悪い人はマスクできる方が健全だと思うし、空港の消毒液なんてアルコール補充だけのわずかなコストで衛生的になるわけで止める合理的理由がないと思うのだ。

なんていうか、『コロナ禍でアップデートされた衛生観念過去に戻す』的な違和感と言えばいいだろうか?

身近なところで例えると、過去には大目に見られていたシートベルトをせずに車を運転したり、ヘルメットかぶらずにバイクに乗ったりとかそういう悪習を元に戻すような気持ち悪さとでもいうような。

同じように思っている人結構多いんじゃなかろかね?

2023-05-06

親友結婚が明らかに間違ってるように見えてモヤモヤする

結局第三者から目線しかいから人の人生に口なんて出せない(し実際出してない)んだけど、

友人が結婚前の段階で

  • 相手に対する不満
  • 結婚後の不安
  • 相手結婚を急いでいる事への悩み
  • 相手が家庭を持つことに向いていなさそうなことへの悩み
  • 一緒にいても全然楽しくないことへの悩み

しかさなくて、ほかの友人と一緒に「それでもええとこはあるから付き合ってんやろ笑」とか、半ば冗談、半ば本気で何度も聞いても

「いや~別に…」みたいな、どう大目に見ても照れ隠しではなさそうな詰まった言葉しか返ってこなかった。

そんで本人が乗り気だったのかどうだったのかは結局分からないまま結婚して(結婚式は面白かった(小学生感想))、結婚するくらいだから流石に上記のことに改善があったのかなと思ってたら全くそんなことはなく、

をずっとしていて、「いやなんで結婚したん」とつっこみたくなってしまうし、実際結婚から「いやなんで結婚すんねん」と突っ込み続けてはいたけど、

仮に上記の悩みが本当で、このまま流れで家と子供を持ってしまうと誰も幸せにならない気がしていて、普通に自分日常の悩みの一つになってるから勘弁してほしい。

こういうときってどうしたらいいんだろう?

自分がまだ結婚第一陣くらいの年齢だから勝手に重大に捉えてるだけでよくあるどうでもいいことなのかな。

2023-05-01

はいかにしてAI術師になりしか

 適当に書く。脚色したり故意現実と変えたりした部分はいくつかある。けど、おおむね本当の話。だけど、フィクションなんだと思ってください。

 元々はよくいる男のオタクだった、と言って良いと思う。といっても、オタ活で人生が充実していたというタイプではなくて、抱き枕カバーとかタペストリーとか買ってSNSで見せびらかすということもなくて。そこでアイデンティティを主張してた訳ではなかった、という意味では今風のオタクではないのかもしれない。

 ツイッターで数千人くらい、絵師とか同人作家とかエロ漫画家とかフォローしてた。VTuberは見ない。基本的には絵を描く人のフォロワー

 たまにはすごい気に入る絵師というのは現れる訳で、『推し活』をやるかどうか、迷ったことが何度かある。けど、そういう文化自分には合わなかった。リプ欄見てるとなんか歯ぎしりしたくなる。

 感想も送らない。即売会もあまり行かない。スケブも頼まない。

 同人誌委託とか、電子書籍販売とかで、粛々と買う。あとFANBOX入ったりする。多いときで月に数万円使ってた。

 この数万円という金額は、俺はコアなオタクであると主張するにはたぶん少ない金額だし、かといって俺の所得の内訳の中で、無視できるほど少ない金額でもない。

 つまりまあ、端的にサブカル消費者やってた、という感じ。

 サブカル世界でそれ以上なんか何者かになろうとは思わなかった・・・というと、違うのかもしれない。ワナビめいた憧れが絶無だったとも思えなくて、ただ、幸か不幸か、本気になって取り組んで挑戦する気にはなれなかった。

 俺がなんかやるとしたら、音楽はぜんぜんレベル高くなかったけど少しやってたことがあって、もしかしたら作りたかったのかもしれない。そういうことは今でも思う。

 というのが前提。書いてて自分もつまらないと思う。俺みたいなのはよくいるタイプだとも。

 あと、書いてみると、無意識ルサンチマンが煮えてたんだろうな、ということがなんとなくわかる。イラストは好きなんだけど、イラスト好きな人たちの界隈の空気にはぜんぜん入っていける感じがしなくて、ただの消費者に押し込められる感じがしてた、というかさ。イラストAIに手を出したのは、そういうのの影響が絶無だったとも思わない。あ、これは一応は予防線のつもり。

 で、ここから本筋。

 AIイラストが出始めたときは、まあホット話題だった訳で、絵師数千人もフォローしてるのでツイッターに流れてくるたくさんの情報はそこそこ追えてた。「ふーん」くらいに思って眺めていた。初期のNovelAIとかは、「上手いイラストが描ける」というのとはぜんぜん違う代物だった訳で、面白いけどそれなんの意味があるのよ? というのが最初の頃の感想

 どうやら意味のある絵が描けるらしいな、ということがわかったのは今年に入ってから。だいたいイラストらしいものが描けるAnything-v3.0というモデルが出てきて、これもやはり「ふーん」とは思ったけど、多少は感心した。このペースで進化するんだ、という感じ。とはいえ、『イラストらしさ』が出てくるだけならpixiv、っていうか俺の場合普通にツイッタータイムライン、を適当に見た方が楽しい訳で、この頃でもまだ存在意義がわからなかった。

 さて、この頃から同人コンテンツ電子販売サイトにはAI生成のNSFWな奴がずらずら並び始めて、俺は冷やかし半分に買ったりしていた。

 実用性は、最初の頃は「うーん」だった。というか今でも、ああいうところで売ってるのは「うーん」なのが相当多い。人がイラスト描いて作ったのに比べると同じボリュームでもぜんぜん安いので、ギリ存在正当化されないこともないかな、くらい。

 とはいえ、たまには当たることもある訳で、頑張って漫画を作り始めた人たちのとかは、粗が多いとか漫画として出来が悪いとかを割り切れば、『今晩のおかず』に使えたりした。あと、すごく安く買えるCG集で、普通にNovelAIのつまらないAI絵なんだけど、ボリュームあるから多少は良い絵が混ざってるとか、シチュの力で抜けるとか、そういうこともあった。

 そんな感じで、気づいたら販売サイトAI生成の新作はけっこう真面目にチェックしてて、悪くなさそうなのを(相変わらず冷やかし半分という気持ちはあったけど)ぽちるようになっていた。し、この頃からAI絵師(この頃は術師という言い方はまだそこまで流行ってなかったように思う)のアカウントフォローしてウォッチしたりもしてた。

 そういう感じだった期間が、一ヶ月くらい。

 俺にとって革命だったのは、AbyssOrangeMix2というイラストAIモデルで生成された絵が、そういうところまで流れてき始めたこと、だったと思う。

 最初に見たのが、ツイッターだったのか、販売サイトだったのか、どっかのブログまとめ記事だったのかは思い出せない。とにかくウォッチしてたAI絵師界隈で、やたらクオリティが 高く見える(傍点) 絵が流れてくるようになった。

「こういうの出るんだ、これは人には描けないので、AI存在意義あるだろう」

 とか思った。まあ実際問題としてエロい

 ちょっと話が逸れるけど、自分イラストAIを触り始めてからというもの、そういうのが成り立つ仕組みは、なんとなくは把握するようになった。

 AbyssOrangeMix2というモデルは、リアル系マージモデルというジャンルの、古典的代表格みたいな代物である。つまりイラストを描かせるAIに、実写美女風画像を生成するAI適当に混ぜ込んである。そうすると、服のディテールとか身体表現とかがすごくなってエロい

 まあ上手く配合比率とか設定できれば、という話ではある。AbyssOrangeMix2はやたら完成度が高くて、未だにこれメインで使う人もいるようなモデルである

 Stability AIの中で働いててAI研究してるような人からしたらクソどうでも良い技術なのだと思われるけど、AIイラストの界隈では革命だった。

 上に書いたことを繰り返すけど、イラストAIを使って『イラストらしさ』が出てくるだけなら、『人が描いた絵』を見れば良い。けど、『AIイラストらしさ』が出てきてそれが『人が描いた絵』とは違うベクトルで美しいなら、イラストAI存在意義を認めるしかない。

 そういうものである。逆に誰でも簡単にすごい神絵師みたいな絵が出力できますというイラストAIには(まあそういうのがあるとして、というかあるんだけど名前は出さないでおくとして)俺は率直に言って存在意義を感じられない。

 だいぶ話が脱線したので本筋に戻すとして、そういう訳で俺がイラストAI価値を見出だせるようになったきっかけは明確で、AbyssOrangeMix2である。その頃の俺は、初めてAI絵師のFANBOXに登録してみたりする、というムーブをしたりした。

 とはいえこれ自分でできるわ、とも思ったのは、事実ではあって。

 自分でやると、自分性癖フィットするので、そういうところを狙いたかった。

 やや埃を被っていたデスクトップPCの数世代前のGPUを5万円くらいの新しめの奴に買い替えて、AIイラスト始めてみたりした。

 最初の一週間くらいは、なにもかも思い通りにいかなかくて大変だったけど、ググってノウハウ調べて色々試行錯誤しながらやってたら、なんかちゃん自分性癖に刺さるものが出るようになった。少なくとも俺は抜ける。

 あ、俺はIT系で、そういうの慣れてる。windowsでやるの面倒くさいだろうと思ってlinuxで動かしてる感じ。そういう人がなんとなく使えるようになるのに一週間なので、慣れてない人はもっと努力しないとできないであろう。

 で、しばらくはネットに晒さないでこそこそやってたんだけど、こういうのは他人に見せて、という要素がないと行き詰まるわ、ということも感じるようになった。それで、某所と某所と・・・に上げるようにした。上げててもフォロワー二桁なんだけど、それは積極的宣伝してないし始めて日も浅いのでその・・・という感じ。

 ちなみに、渋とかには投げないようにしてる。サイトに投げるとしてもAIイラスト専用サイトである。あとツイッター一次創作しかやらず絵柄LoRAとか既存からのi2iとかは当然やらず第三者検証できるようにプロンプトとか設定とか基本的に公開してる。それ使うのどうすか問題を棚に上げれば(AIイラストそれ自体の是非と、あとNAIリークの問題がある)、わりかしクリーンなもんである。そして、それで金を取ろうとは思わない。

 自分で言うのもなんだけど、さすがにヘタクソなの投稿してるとは思ってなくて、それなりにこだわって質が良いのを投げてるつもりてはある。まあまあ気に入って継続的に見てくれてそうな人も数人はい雰囲気で、俺はそれくらいで良い。あと、それで繋がりが出来たというとさすがにそれは嘘だろ、なんだけど、それ繋がりでたまにネットお話する人とかはなんかいて、現状は割と居心地が良い感じである

 『俺はいかにしてAI術師になりしか』ってことなら、経緯としてはこれくらい。読んできた皆様は、文章くどい割に中身がないことに薄々感づかれているであろう。AIイラストやる人間クリエティティは大したことないので、大目に見て欲しい。

 で、以下は余談的な話。

 こないだツイッター燃えてた?話で、AIイラスト作ってる人も努力してるんだよ、いやしてねえだろ、みたいなのあって、面白がって眺めてたんだけど。

 俺たちは費やしてる時間ということなら、たぶんけっこうそれなりの量を突っ込んでるのは事実である。もちろんAIイラストが始まって数ヶ月しか経ってないので、これまでの蓄積の総量ではイラスト描く人たちには負けるけど、それなら数年後には追いつく訳で。

 それを努力と呼びたい人がそう呼ぶのは構わないと思う。ゲーム遊んでるのとなにが違うんだ、とも思うけどね。

 俺たちがしてないのは、努力じゃなくて覚悟である

 イラストレーターになるような人っていうのは、それこそ十代の頃から人生賭けてやってるんだろうなあ、というのはツイッターで見ていると伝わってくる。それと、不特定多数に対して自分の実力の承認求めないと生きていけない、というのはかなり辛いことだろうな、ということも。それで病んで潰れちゃった人ってよく見るしね。職業イラストレーターで食って行こうというのは、大変なことであろうな、というのは、見てるだけの人も察することはできる。

 で、俺たちはそういうことはなくて、なんとなく人生歩んでて、創作仕事とかなんとか言い換えても良いかもしれない)って人生とか実存とか賭けてやるようなことじゃないとか思ったから、ここにいる。

 イラストになにを求めてるかって、端的に嗜好品だと思ってて、ささやかな癒やしを買い求めたいに過ぎない。

 イラストレーターさんたちがそういうところで商売してくれるかっていうと必ずしもそうではなくて、SNSとかでは必ずしも嗜好品として実用的なものが伸びる訳ではないっぽいので、イラストトレンドと俺たちが欲しいものって、けっきょくどんどんずれていく。その中でどうにか自分性癖に近い絵師をがんばって探してその人から買って人によっては『推し活』していついなくなるかわからない絵師を支えて、という日々だった訳である。そういうのが楽しい人は良いんだろうけど、全員がそうでもない、というかオタクというかサブカル消費者やるような人間の中では楽しんでやってる奴は少数派じゃないの?と思う。

 でもイラストAIさんはそういうの端折らせてくれるので、確実に俺たちのニーズには応えている。好みの絵柄が出るようになるまで設定をチューニングして(モデル選び、生成の設定、プロンプト、LoRA適用など、ここには意外と努力技術が要るのだが)、あとは欲しいだけ出せば良いんだから・・・

 ・・・というのは大嘘で、どんなにプロンプトで頑張っても欲しいポーズとか服とかが出てこない(学習ちゃんとできてなくて描けない)からControlNetでなんとかとかLoRAで云々とか、あと細かい粗とかは常にたくさんあるのでそういうの修正したいとかやりだすとここでもやっぱり努力しないといけないとか、そういう問題はある。

 でもそれは努力でなんとかなる問題で、覚悟は問われない。ゲームをやり込むのと同じ。

 俺は、覚悟のない人が余暇にやって、自分の欲しいものと多少の繋がりを得られる、っていうのは趣味というか道楽としては素晴らしいことだと思う。

 そう、イラストAIとは、道楽である。たぶん、俺たちは、それをそれ以上のものとは思っていない。

 ネットで見かけるAI術師たちを見てると、「AIを使っていることは不問とするならば、ちゃんモラルを持ってやってるんだろう」という感じがする術師って、俺みたいなタイプが多そうなんだよね。ちなみに、すごくたくさんいる。たぶん一番多い。フォロワーせいぜい3桁なので目立たないけど。次に多いのはお金儲けとか一山当てるとか承認欲求とかやりたい人って感じはし、それより更に少ないほとんど例外的人種として「なんか邪悪なことをしたい人」がたまにツイッターに湧いてるかな、という感じ。

 雰囲気は昔の2ちゃんねるっぽい。大多数の利用者はなんとなく楽しみたくてやってる名無しさん。気の利いたことをやって認められよう、みたいな奴もいてIDで呼ばれたりコテがついたりしている。荒らしは数は少ないけど暴れるので目立つ、みたいな。

 それでなー。以下は本当に余談というか、まあ世間論点にいっちょ噛みくらいはしておきましょう、というお話

 俺たちは別に金取ってなんかしようとかそういうつもりはない。繰り返すけど、自分のためにささやかな癒やしが欲しいだけである。そういう意味で、イラストレーターさんの仕事を奪おうとかはまったく思わない(ある人・・・というか、そうさせたい人にはどう対処するの問題はある。それはそっちでイラストレーターさんたちはどうにか頑張って対抗してください、としか言えない)。

 ま、実際問題として、AIイラスト垢って今のところ、同族AIイラスト垢にフォローされて伸びる以外ではぜんぜん伸びない感じもするし。

 ただし、俺のサブカル向け出費は順調に減少している。5万円するグラボを買っちゃったけど、節約効果で来月くらいにはペイしそうなのも、また事実である

 俺がサブカルに何万円も使ってたのって一種中毒だった訳で、AIイラスト道楽中毒になれば相対的に安い訳で、差し引きプラスになる。『今晩のおかず』を自給自足する割と実用的な手段であるという効果も相まって。

 これはつまり縮小再生産に加担しているということであって、その点に関してだけはやや胸が痛む。

 とはいえ、「オタク向けの商品バンバン買え!消費しろ!」というのに踊らされ続けるのも、しんどい訳でさ。降りさせてくださいな。去るものを追わないでくれ。

 今のAIイラストっていうのは、これまで書いてきた俺の事例みたいに、努力はできるが覚悟はできなくて満足が得られると嬉しい、というニーズに一番合ってると思う。おかずを地産地消し、その過程でも享楽が得られる、という道楽である他人の出したAIイラストっていうのは、まあそんなに低くない頻度で刺さるのはあるけど、基本的にはそれを楽しむくらいなら自分で出した方が、ってところがある。逆に、AIイラストやる他の人に刺せると、してやったり感があって嬉しいというところもあるけど。

 で、俺らみたいなのって、けっこうそういう意味努力要求されるのは事実

 そういうところが面倒くさいので、ものすごくでかいムーブメントにはならないはずであるゲームを本格的にやり込む『廃人』みたいな人が数の上では少ないのと一緒。

 ただし、年単位で見ると、ぜんぜん先はわからない。

 『nijijourney V5』というサービスがある。『神絵師らしさ』を存分に発揮した画像ツイッターとかでよく流れてくるので、ご存じの方も多いと思う。これは無料枠でもそこそこの枚数、月額数千円課金するともっとたくさん、イラストが生成できて、しかもそこまで面倒くさい設定とか要らない。Discordで割とシンプル呪文を投げれば向こうが勝手にやってる最適な設定で動く、ようなサービスになっている。

 現状、これがいまいちなのは間違いないと思う。『神絵師らしさ』は出るんだけど、それはどっか上の方に書いた理由存在意義がない、と俺は主張する。あと、それより根本的な問題としてはNSFW出せない縛りがあってそれがきついとか、あと本当に「誰がやっても同じ」になってしまうので自分性癖に刺さるものにチューンできないとか、色々問題点はある。

 けど、そういうのをなんとかした後発サービスはどこかの会社が頑張って作ってる最中だろうという気もして、それがサービスクオリティというか気の利いてる度合いみたいなところで「俺たちが使える水準」になれば、でかいムーブメントになるのかもしれない。

 なったら、あとは俺たちの縮小再生産が勝つ。

 「AI仕事を奪われる」立場の人たちってすごい大変だと思うけど、その反対側では「そもそも仕事にならなくなる」という形で需要が溶けていく部分もあると思うんだな。そういう需要で食ってきた人はどうするんだろう、みたいな。「イラストAIの方が低コスト需要に応えられる」ならこれまでイラスト描いてきた人たちが覚えて使えばそれで良いという話もあるけど、それ以前に需要いくらか(ぜんぶではないにしても)は消滅する方向性である。現に俺は節約できてしまったのだし。

 そういうのはあんまり正規雇用職業としては成り立ってなかったという意味では「イラストレーターの仕事を奪わない」かもしれないけど、じわじわ来るだろう、みたいな。

 そういう意味イラスト文化というかイラスト産業未来は明るくない気がするのだけど、とはいえそれがものすごく明るいものに見えてたのが異常だった、ということかもしれない気もしていて、ちょっとよくわからない。

 俺は節約したとはいえサブカルに落とすお金ゼロになった訳ではないし、まだ消費者を名乗れるのだけどさ。

 ささやかな癒やしを買いたい人に、ささやかな癒やしを売れてなかったという意味では、そのシステムはずっと前に壊れていて。AIって、つまるところそれを露呈させただけだと思うよ。

 ということをそういう立場から書いて、締めの言葉とさせていただく。

2023-04-26

そりゃ簡単で、All Lives Matter運動と同じ意図が透けるから

All Lives Matterなのは間違いのない事実だとしても、Black Lives Matter運動の中でそれを強調することは、黒人の置かれている被差別的状況を軽く扱えという意図が含まれるように、

たとえいじめられる側に何らかの契機があったとしても、そのことの指摘はその事実を述べただけでなく、いじめている側の罪を大目に見ろという意図が含まれるとみなされる。

「それ事実じゃん」っていう内容でも、それが単なる事実の指摘にとどまらない意味を持ち得るんだよ。だからTPOを弁えない事実の指摘は批判対象になる。


一方で、BLM運動と離れた場ではAll Lives Matterという主張が正当なものとして受け入れられるのと同様に、crime preventionを考える時などにはいじられる側にも問題があることはしっかり考慮対象になる。

anond:20221206143534

2023-04-23

anond:20230421202421

星回りが違う人の話は入ってこないんだよね、わかるわ。

増田上司に近い人、通訳が出来る人に教えてもらっているのは正しい対処法だと思うよ。

自力解決しようとするならば、始める前に大目標やら大きな方向感、最低限クリアしたいハードルを先に合意しておきたいね増田ナンのためにやっているのかよくわかんなくなってるんだよね。星回りが違う人と仕事をするときあるあるだよ。

それと、上司自分けが持っている情報の共有を怠りながら、同じ情報を持っているつもりで部下に被せてくる奴もいる。会社組織は位の上下情報の非対称性がでかいので、背景説明しないで仕事を振ってくる上司であればクソ野郎だね。そいつにはついていってはいけないし、大してエラくならないよ。

2023-04-20

セックスするまえの同意

こういうふうにしたよーという記録も兼ねて。

女で、今のパートナーと付き合う前までは彼氏はいもの処女だった。学生だったのもあって妊娠への恐怖が性行為への興味より勝り、そういう雰囲気になって体を触られてもキスをされても気持ち悪さが上回って拒絶して静かにキレられたりした。

今のパートナーと付き合って初めて性行為への興味を素直に受け止められたので、合意を結ぼうと話を持ちかけた。

まずは相手に私とセックスしたい気持ちがあるのが尋ねる必要があった。

正式交際を開始するにあたり、先にしておきたい話がいくつかある、と場を設けた。酒を飲む前なので、素面である

セックスの話以外には「将来的に結婚意志はあるか」「宗教的価値観はどこにあるか」「どうしてもされたくないことはあるか」などを確認している。

※「どうしてもされたくないこと」は例えば私側の場合は「名前呼び捨てにされたり、お前、と呼ばれること」「俺のことが好きなら○○ぐらいできるだろという好意を元にした強要」が嫌であるという話を先にしている

相手過去交際相手ともう経験があったため、セックスに対して抵抗感はなく、あなたが良ければしたいと思うとのことで、両者にその意志があるとして、とりあえず性行為はする方針を立てた。

私は不意の妊娠への恐怖が強かったので、付き合ったタイミング避妊ピルの服用を始めることにした。

次のデートの際に「ピルを飲み始めて体の準備がてきるのが○○日後なので、セックスするとしたらこの頃になる」とカレンダーを見せて相手は了承した。

また処女であるので挑戦初日に入る確約はできず、こちらも準備(指で慣らすなど)はするが、無理やりねじ込もうとせず協力してほしい旨も伝える。またピルコンドームは併用したい旨も伝えた。これも相手は了承した。

結果的には3回目のチャレンジでなんとか挿入が完了した。2回目は普通に痛くて入らず、手か口で処理したほうがいいのか?と聞いたが、2回とも相手はそれを拒否して就寝した。

3回目は、これまでは体位が悪かったのだろうと正常位をやめ、側位というのか、お互い向かい合って寝そべった状態で私が片足を持ち上げた体制だと、多少の痛みはあれど入れることができた。

快感などはなかったが、3回目まで付き合ってくれた感謝と、慣れてくると痛みもない(気持ちよくもないが)ので相手射精するまで自由にして良いと伝えると、好きに動いていわゆるフィニッシュまで辿り着いた。

こういう流れであった。

相手にこういう同意の流れでよかったのか?とのちのち聞いてみるとさすがに少々面食らったらしい。

とはいえ、付き合うに至る過程の中では酒の力を借りている。「酔った勢い」が必要な場面があったためだ。本来はよくないことなのだが、独身であるか、パートナーはいるか、誰かと交際する意志あるかなどの探りを入れる段階では酔った勢いで半分冗談なんですよ〜という雰囲気がある方が聞きやすく、酔った相手失言大目に見てもらいやすい風潮が未だあるからである

お互いの好意交際意志確認した上での酩酊状態相手の家に転がり込んだため、流れでセックスすることになるだろうなと思っていたが相手は全く手を出してこずリビングに敷いた布団に転がされた。一応「付き合うことになったんだし、そういうこと(性行為のこと)しないのか?」と確認はしてみたが、「今はするべきじゃないと思う」と眠気と酔いでベロベロになりながらも自分の部屋に引っ込んでいった。

次の日の朝も特に何もなく別れた。

今のところは不満はない。行為後は感想戦をするようにしている。相手射精に至るまでの時間が日に日に短くなっているのが課題のようで、スクワットを勧めているが効果的な対処法があるのかはわからない。

anond:20230420163554

「親父が多少殴るぐらい大目に見ろ」みたいな時代ならともかく

子供の"弱者地位"がこれだけインフレした時代ヘイト顕わにしたら、そりゃ反撃も食らうわな

2023-04-17

デートの奢る・奢らない問題

もやもやしていたけど、「年下なら多めに払う」で全て自分の中ではスッキリ解決できた。

1銭も払わない人は、自分に対して価値を感じていないと言う事なので、これから先一緒に居ても意味ないのでそこでさよならする。

年代や年上には奢らないし、奢らされるようなことがあれば次回は会わない。

結果的に周りに若い女の子が増えたし、自分より若い女の方が可愛がれるし相対的に肌ツルツルだし興奮する。

向こうも奢ってもらえるし、ちょっとしたわがまま大目に見てもらえるし、Win-Win


金を求められたら若さを求める。美しさを求める。女らしさを求める。当たり前の原理だ。

お金お金代替できないからね。代替しようとする、つまりお互い割り勘という男は「非モテ」だの「ケチ」だの叩かれてきた。

ただ「男」だから「女」に払う、というほど、俺は優しくない。


求められなければこちらも求めることは無かったのに、エイジズムを強化して男女平等を崩しているのって女性だなと思う。

2023-04-13

努力必要なのか?

深夜テンションで、ふと思い出したことがある。

中学校合唱コンクール練習で、私の前で歌っていた合唱部の子に一部分、音が外れてるから直せと何回も注意をされたことがあった。最初は直そうとしてみたのだけど何回やっても上手くいかず、たしか最後は声を小さくするか、口パクで歌っていたと思う。

その時に、音楽先生に、注意されている事を話したら、CDを貸すから家で練習をしてこいと言われた。でも、その時に私は正直、学校合唱コンクールでなぜわざわざ家にまで持ち帰って練習しなくてはならないのかと思った。もちろん、音楽先生練習してこいしか言うことはないだろうなと今なら分かる。

他にも、中学生の体育のリレー授業で、私の足の遅さが原因でペア陸上部の子を怒らせてしまたことがある。

の子別に怒っていた自覚も無いのだろう。ただ3年生の時期だったか内申点に響くのが不安ヒステリックに私にあたったのだと思う。中学生から仕方ないと今は思う。

の子は仲間の陸上部友達と3人で、リレーが終わる度、集まって、なんであの子ペアなの?なんで出来ないの?とか、私のことをこそこそ陰口を言っていた。プリントにはタイムを記入しなくてはいけないけれどタイムも見せてもらえなかった。3対1の圧で、当時の私は怖さと劣等感と恥ずかしさで、授業終わりまで涙を堪えることができず、リレーが終わり次第、授業終わりののチャイムが鳴るのを待たずに、体調が悪いと言って保健室に行き、泣いた。保険室の方が同級生に見られない、次の授業に遅れても大目に見てもらえると思ったからだ。

保険室の先生は優しかったけれど、そんなに泣くなら足を速くする努力をしたら?と言われた。でも、やっぱり私は、なんでそんなことに時間を使わないといけないんだろうと思った。相手が劣っていたらぞんざいな扱いをしていいのだろうか。

ここまでの話だと私は全く努力しない人間に見えるだろう。いや、実際私の努力なんて他の人から見たらゴミみたいなもの可能だって大いにある。

こんな私でも運動が苦手なのに、結構ガチ運動部で毎日練習していたし、毎朝走る練習をしていた時もあった。水泳も泳げなくて授業で晒し者にされて、自分プール練習しに行った。(下手くそすぎて友人や知らないおじさんに馬鹿にされまくったけど)

進学後は絵が上手くなりたくて苦手なデッサン勉強し、毎日授業後も残って描いていた。

苦手な接客がうまくなろうと、人と関わるバイトをしたり、発表のときに大きい声が出せるようにとカラオケ練習したり。

他の人の努力に比べたら些細なものだけど。(複雑で文章に出来なかったけどもちろんチームワークのために努力したこともあったよ。寧ろ、お節介から、そっちの方が多いよ…)

何が言いたいのかというと、努力できることは人によって違うということだ。

私も、一応、苦手なものに立ち向かう意識はある。けれども、あまりにも苦手なことが多い人や、過去トラウマで頑張る気持ちが潰されている人は、努力できない分類のものもあるのだと思う。

もちろん、なにもかも頑張ることができたらそれはそれでいいし、運動勉強リーダーシップもなんでもできる子はたくさんいた。その子達は努力していた。でもみんながみんなそうではない。一位がいたら最下位がいる。

社会に出たら、運動神経なんか必要なかった。なんでもできる子だけが輝いているわけじゃなかった。

今でも怒られたあの時私は、走るのを早くする練習をしなくてはならなかったのか?と考える。自分が選んだ道なら、ある程度のレベルまで引き上げる努力必要なのかもしれないけれど、選んでもいない体育の授業、ましてや昔からからかわれて嫌な思い出しかない体育で、そこまで頑張ることはできないなと。私に強くあたったその子美術の授業で足を引っ張っていたとしても(そんなグループワークはほぼないけれど)その子改善する努力をするのだろうか。

結局は分からないけれど、

ただ私は逆上がりができない子がいても、絵が上手く描けない子がいても、勉強ができない子がいても、それを馬鹿にして揶揄う、ぞんざいに扱うような人が一番良くないと思っている。

自分努力していたら尚更それが大事なのではないか

できないことがあっても、無駄劣等感を感じず、前向きに取り組める教育になっているといいなと思う。

追記

こんなに反応を頂けると思っていませんでした。なのでタイトルが大雑把ですいません。皆さんの意見、興味深いです。

体育は苦手でしたが、スポーツは好きで楽しめました。苦手なくせに、なぜか好奇心部活をしていたか運動の楽しさを味わえたけれど、していなかったら味わえなくてもっと体育が嫌いだったのかなぁ。

最近の体育はタブレット動画を撮って教え合うって聞いたことがあります。できないを揶揄するのではなく、できるように互いに教え合うって、最近の子は出来ないことがあっても対等の関係性を築けるのか。すごいなぁ、大人だなぁと。

タイトルは、努力必要か?にしてしまいましたが、人に合わせて無闇矢鱈に努力することは必要か?できないからといってぞんざいに人を扱うことは仕方がないのか?ということが言いたかったのだと思います結論を出すというよりは考えたくて、書いていました。

出来ないことがあるからってぞんざいに扱ってはいけないとか言ったけれど、私自身、相手に、なんでこんなことが出来ないんだろう?なぜ努力しないんだろう?と思い、腹を立ててしまうこともあります。でも、その人にとってそれは努力するべきことじゃないのかもしれない。実はそれでも努力しているのかもしれない。努力できる環境や、状態じゃないのかもしれない。自分価値観で人の努力を測ってはいけないなと思ってはいます

それでも、授業だと評価基準努力点を入れるから何を見て評価すべきか難しいし、社会だと、もうちょっとなんとかならない?って人もいるし、努力してない人の支援気持ちが進まないところも正直あるし…(でもそーいう支援はとても大事だとは思っている)なかなかハッキリと線引きはできず…

不安を煽られ、努力するのではなく、ポジティブ自分理想のために努力できたら1番だなぁということをよく考えていたのでこんな古い昔の話を書きました。

あと、話は少し逸れますが、コメント欄にもあったように、私も努力のことについて考える時に障がいを持つ方を思い出すことがあります

障がい支援にほんの少し携わったことがあるのですが、本当にその多用さに考えさせられました。良い場所だとそれぞれにあった支援をしていて、努力するための支えがしっかりしていて、そのような環境は、もっと他の場所でも成されるといいと思っています

身内に障がいがある人がいたのですが、環境次第で大きく良くも悪くも変わったことがあったので…

長々とすいません。

2023-04-12

子供ブーストが効かなくなるのが就職

貧乏の子供だろうが、なんの役にも立たない低スキルの子供だろうが。どんなに他人迷惑かけても「子供から大目に見るべき」「子供には無限未来が」っていう甘やかしがあるけどさ。大学卒業するぐらいになるとさすがにそのブーストも消えてるわけで。その時になって「社会が甘やかしてくれない!!」「無限未来があるって言ってくれない!!」って言ってるバカを見るのは好き。

いやもう何もできなくても人間扱いされるボーナスステージは終わりだろ。って思って見てる。

大半の人間はそんなこと早々に気づいて自分なりの未来を掴んでいる中で、なんも考えないままその年になっちゃった人。やばいよね。

2023-04-02

やってるのが女性だろうが掲げてるお題目が清く正しいものだろうが

ルールを守らなかったらペナルティを受けるのは当たり前なのよ

女性から清く正しいのだからルール破りは大目にみろというのは傲慢しかない

2023-04-01

anond:20230401164539

マジで書いてるのか???

ITシステム障害はつきものなのはそのとおりで、システムが数時間止まったぐらいなら大目に見てほしい気持ちはあるが

個人情報漏洩は、規模によっては一発アウトもありうる「あってはならない」分類のやらかしなんだが

2023-03-27

anond:20230327151748

権利を主張することが大切なんだから

ついでに暴れて略奪するぐらいのことは大目に見てもらわないとな

2023-03-23

はてさって馬鹿にされすぎじゃね?

会社に嫌味な人がいるんだけど、その人がことさらはてなブックマーク関連のいじりをしているんだよね

まり接点がないんだけど仕事でもなんでも観察眼に優れているのとネタ収集に事欠かないってのでそこそこ有名なんだ

から成績も上位だし、そういう他者いじりも大目に見られている

なんやかんやで他人をばかにする際にはてぶを引き合いに出すようなんだが、そんなにボロカスにされてる人もカマセにされているはてぶ民も可哀想すぎだよ

まあ能力ある人にとって、はてさってその程度の存在なんだろうね

たまにブクマコメント見ているけど、たしか独りよがり馬鹿な老人だらけだなって思うよ

でもそこまでバカにすることないんじゃないって感じちゃう

花粉症からくしゃみが許されると思うなよ

花粉が飛び始める前に病院抗ヒスタミン剤もらってこいよ

俺も花粉症持ちだが事前に対策するから人前でくしゃみなんてしてないぞ

人前でくしゃみ連発鼻水ズビズビさせてるお前、花粉症だから言い訳すれば大目に見てもらえると思うなよ

甘えるなバカ野郎

2023-03-22

anond:20230322064313

というかコンビニとかは外国人日本語がカタコトで仕事の質が低くても「言葉がわからいから」と優しく大目に見られて

仕事の開始時間ピッタリに出社してきても「外国人から」で済んで

日本人けが10分前には出勤しろと言われたり、

日本人にだけ細かい指示がめちゃくちゃあって凄まじく高い質の仕事の内容を求められたりしてるから

全ての仕事でこれが起こると思うよ。

 

外国人は始業時間ピッタリに出勤、終了時刻には即帰る。

楽に仕事をできるのは外国人だけで

奪い合うというか、日本人にだけ皺寄せがくる

男が損をする事が自らの得になると思っているのが女なのかもしれない

RTで回ってきたこ記事を読んで驚いた。

自分が以前に書いた日記引用されていたからだ。


福祉を奪われる男たち|男子の利用を拒否する子ども食堂

https://note.com/neroreport/n/nc2486046cb39


記事コメントの一部に不穏なものがあった為、消した。

(引用されている「赤の他人の男が損をするのを願うのが女という性か」については、第三者勝手転載したものである別に怒ってはいないが)



あれから現状は変わってはいる。寧ろ悪化した。

利用者に「好評な」レディースデーは、回数を増やす事になった。

それだけ毎日の様に通う少年達が、食という最低限の福祉にすらありつけなくなった。


更に割合を増やす事を主張する人もいたが、さすがに自分がブチ切れて支援者も巻き込み騒いだ結果、それ以上の悪化は防げた。

しかしそれ以来、ある事ない事、他スタッフ支援者(主に女性)に、陰口を叩かれる様になった。

ミソジニー某氏シンパ扱いされている様だ。

団体迷惑にならぬ様に記事を削除したが、正直今では後悔している。

自分が関われなくなる可能性もある。

そうなると、よく通っているあの子や彼はどうなるのだろう?

それが心配で仕方が無い。


別に未成年少年に重点的に支援しろ、とまでは思っていない。

男女問わず生活に困っている人間特に自らではどうしようもない未成年は救われるべきだ。

但しそれは一律、平等に。それが大前提だと思っていた。

性別」という自分ではどうしようも無い所で、区別され差別される。

そんな事はあってはいけなかったのに。

一部の異常な差別者と、彼女ら・彼らに影響されてしまった人達のせいで、結果的福祉の前提を崩壊させてしまった。

本当に申し訳なく思っている。

しか責任を取って活動から身を引けば、男子福祉から排除する抑止力が小さくなる。

それも避けたく、結果的活動を続けてしまっている。後ろめたい思いをしながら。



貧困ネグレクト家庭に育ち、ロクな学歴も無く不況社会に放り出された過去自分は、生活困窮者だった。

住み込み仕事給料未払いの上追い出され、20そこそこで健康的に働ける体があるにも関わらず、炊き出しにありつかなければ飢えをしのげなかった、

そこから何とか福祉に繋がらなければ嘘偽り無く死んでいたであろう自分は、間違いなく生活が困難だっただろう。


それでも当時は、皆が辛い時代だった。

から男女差別がどうこうは何も思わなかった。考える余裕すら無かったと言われればそれまでだが。

しかし今は、女性に対する様々な支援は、寧ろ手厚く過剰なまでに溢れている一方で、男性に対してのそれは女性ほどは少ない。

寧ろあっても、様々な立場から邪険にされ妨害され、支援福祉を受けられないケースも多々ある。

先の日記で嘆いた様な、男性への福祉意図的カットする様な胸糞悪い事実現場で起きている。

抗議をしても、最早あるのかどうかも分からない、福祉支援必要人達には間違いなく存在しない、

ありもしない「男性特権」があるのだから(支援など)無くても問題無いだろうと、抗議の声すら大声で感情的反論を喚かれ、かき消されてしまう。

女性よりも上回る権利など欲していない、ただ平等に、同じものが欲しいという、ただそれだけなのに。


レディースデーに「好評」をした女性達の歪んだ笑顔が忘れられない。

女性安心して、女性だけで食事を出来て満足しています」と。

あれがフェミニズムなのだろう。

自らが得をしなくても、男を排除したい。それが女の得に繋がる、という歪んだ思想

男の加害性があるのならば、これこそが女の加害性なのだろう。



若く多感な時期に、生活困難に追い込まれ挙げ句、「性別」というどうしようも無い性で差別され区別され、

最低限度の支援からも追い返された人達に対し、救われる側の性を恨むな、羨むなとは、俺には言えないし言う資格も無い。

彼らもいずれは大人になり、社会に出ていく。

彼らが社会一定を占めた時、女性への過剰な支援に対し大目に見る事が出来ると思っているのだろうか?

男性から」と救いを求める手を跳ね除けられ、一方で諸手をあげて歓迎されながら救われる「女性」を横目で見てきた人達が。


今、差別をしている者達では無く、関係無い人達が次に差別される側になる。

今、フェミニズムと共に植えてばらまいている怨恨の種は、後の世代女性を脅かす存在に成長するのかもしれないという暗澹たる将来への絶望がある。

そして、恐らくこの声は、自ら「だけ」が差別される側だと思いこんでいる差別者の側にいる女達と、彼女らに味方をする者達には決して届かないという絶望も。

2023-03-20

痩せて超絶ブスから美人になったけどずっと容姿コンプ

もともと独り言のつもりで書いたので、ナルシスト表現があるのは大目に見てください。




物心ついた時から私は太っていた。

と言うより、いずれ自分が太ることを予測していた。

初めて体重を気にしたのは小二の頃。

体重計に乗った時の数値が以前よりも大きくなっていることを気にしたのか、その年代平均値よりも大きいことを気にしたのかは覚えていないが、体重計の針が示した数値ははっきりと覚えている。

その時は25kgだった。

BMIというものをよく気にした。


自分が明確に太っているのを自覚したのは中1の頃だった。

周りと同じセーラー服が着こなせなかったのだ。

私の腕は、他の女子生徒が袖からのぞかせるものと同じように細くはないし、なんだかブツブツしている。

体操服もシルエットがダサいし、胸がかなり大きかった。

それに、体育が極端に苦手だった。他の人は軽々と走るトラックが何よりもキツかった。

きっとそんな自分は、他の人の目にはみっともなく映っているんだろうと思った。

ただ、この頃の私はまだましな方だったと言える。

家族もまだそこまで太っていない、普通体型だと言っていたし(それでも太ってはいたが)、何より中学では成績優秀、昔から活発な性格を知っている友人が多かったので、太っていることを何も後ろめたく感じる必要はなかった。

それに、中学生の頃までは私自身美醜の基準がわからなくて、自分容姿が優れていないことを知らなかったのだ。

中3の時に仲良くなった、かなり容姿が優れている男友達は私に対して恋愛感情を抱いているようだったし、それ以外の人からモテた(ただ、この容姿端麗な男友達と比べて私がかなり太っていることに対しては、私自身何か思うところはあった。それにこの男友達は美醜の感覚が壊れているようで、誰よりも男前自分の顔を不細工だと言っていた。その目で見た私に恋愛感情を抱いていたということは、つまりそういうことである)。


言ってしまえば、自分容姿が優れていないのに明確に気づいたのは高校生の頃だった。

高校に入ってからも私は明確に太っていた。

それに、夕方近くの時間になると腹が減ってしまう。

腹が減った以上仕方がないと、食べるのが好きな私は頻繁にホットスナックを帰り道に食べた。

太っている人間が太るものを食べている姿は滑稽なので、隠れながら食べた。

私は時々、自分の体型をいじられた。

脚の長さを測られたり、太っていると言われたり(実際太っているが)した。

それによって、人並みに傷ついた。

顔については明確な言及はなかったが、周囲の人(とくに男子生徒)が私に対してはかなり不機嫌そうに話すのを見ていると、顔も悪く、太っていて、容姿はかなり悪かったんだろうと思っている。

実際、この頃に撮った写真に写る私は、髪も汚く肌も汚く、笑顔は醜くて眉毛が太い、極度に太った姿をしている。


太った人間ものを食べるのは滑稽なのだ

太るものを食べていたら「そんなの食べてるから太るんだよ」と思われそうだし、痩せるものを食べていたら「そんなの食べてんのに痩せてないじゃん、意識だけは高いね」と思われそうである

実際、これは誰にも言われたことのない言葉だが、常に思われているのではないかと怯えていた。

それゆえ、外食をするときは店に知っている人がいないかよく探した。

人が多そうな時間帯は避けて外食した。

他人からどう思われるかなど大して気にしない私でさえ、こうである

それほどまでに、太っているということは自信を失くさせるものなのだ

きっと、太っていて繊細な女の子には、もっと色んな場面で、もっと色んな罵倒言葉が聞こえているんだろうと思う。


高校の3年間は太り続けた。

受験期が近くなったために高3では外で勉強をするようになり、それに伴って休日は基本外食をした。

毎回、ラーメンハンバーガーなど、太るものばかりを食べ続けた。

それ以外の時間も、腹が減れば食べた。

食べることぐらいしかストレスの発散方法がなかったのか、元々食べるのが好きだったからなのか知らないが、とにかくよく食べた。

このままだと痩せられない、ずっと太ったままだから今日で太るものを食べるのはやめようと思っていても、やめられなかった。

痩せる」ということがかなり遠い道筋のように思えて、どうも継続ができなかった。

その時よく見ていたサイトでは、どうやら私はBMI28と少しあって、標準体重よりも16.5キロ重いらしい。

それでも、推奨カロリーほど自分が食べている自覚はなかった。

時々ダイエットを決意しては数日で諦め、熱意を忘れた。痩せなければという意識自分の滑稽な容姿に対する後ろめたさだけが常に頭の片隅にあった。


から覗かせる二の腕はかなり醜くなった。

写真を撮れば、自分の太った体型と汚い顔が強調された。

友達と一緒に写真を撮れば、自分の醜さがよくわかった。

から写真に撮られるのは嫌いだった。

写真に写るときは少しでも痩せて見えるように工夫したし、それでもその後見写真には他の人よりも著しく太った自分の姿が写っていた。

高3の頃に、こんなに太っていても仲が良くなったクラスメイトとの写真にも、太っているから喜んで写ることができなかった。

とにかく、写真に写る自分の姿はひたすらに醜かった。


太っていて、顔も優れておらず、髪も汚い私には、どんな服を着こなすことも難しかった。

まず、「着たい服」ではなく「着られる服」を着るようになる。

「着たい服」など、考えられなかった。

私はまず、普通サイズの服を着ることができなかったのだ。

少しでも痩せて見える服を好んで着た。

どのウエストラインにすると痩せて見えるかばかり気にして、私服を着たときは鏡の前で数分にわたって腰を調節した。

それでも、ふとした時に鏡やガラスに写る自分はかなり太っていて、腕も汚く、特にから見た時の腰の太さが異常だった。

家の暗転したテレビに写る自分も醜かった。

運動もせずに、友達とも遊ばずにテレビなんか見ているから太っていて垢抜けないんだろうと思っていた。


それでも、垢抜けた人のようにオシャレな格好はしてみたかった。

全く垢抜けない容姿でも、綺麗にはなってみたかったのだ。

この汚い顔、太った体でもできるオシャレといえば、髪飾りぐらいだった。だから、髪飾りはよく購入した。

金のピン、青いリボンカラーゴムシュシュなど、あらゆるものを買った。青いリボンをつけた日は、いつもより可愛くなった感じがした。

それでもやはり、あまり変わらなかったが。

ファッション誌も読んだりしてみた。

しかし結局、ファッション誌でさえ遠い世界のように感じられ、誌上の情報を断片的に真似してみては全く垢抜けない、そんな様子だった。


街中では綺麗な人しか見かけないし、綺麗な人はどうしてあんなにも綺麗なのか気になった。

同じくらい太っているのに綺麗な人もいた。あの人たちと自分は何が違うのかわからなかった。

成人式でも、私は醜かった。

成人式の頃にはかなり太っていた。両親と横幅が大して変わらなかったし、下ろせない髪によって隠せなくなった輪郭は、顔の肉を強調させた。晴れ着を着たら多少は綺麗になれると思っても、実際には綺麗になれなかった。せっかくの写真も、何も嬉しくなかった。





転機はいだって急に訪れる。

大学生なってからも変わらず、ウエストラインを調節し続け、周りを気にしながら外食をしていた私は、大学3年生の時に急に思い立ってダイエットを始める。

きっかけは、本当に大したことがなかった。

「暇だから痩せよう」とかの軽い気持ちで、たまたまそう思った日の前日に2万歩近く歩いていたからとか、その程度だ。

痩せるためには食事管理運動だよな、とか思いながら、食事管理アプリで一番ダウンロード数が多いらしい「あすけん」を入れた。

そのまま、忘れないうちに前日と当日の食事入力した。


痩せることは大変ではなかった。

あすけんは、健康的に痩せることをモットーとしているアプリらしくて、(賛否両論あるが)それなりに沢山のものを食べることができる。

ダイエット中でも、世間一般で言われているような「揚げ物は食べてはだめ」とか、「毎回白米の量を半分にして」など、する必要がなかった。

規定値に収めることができれば、ファストフードだって食べられたのだ。

ただ、規定値に収めるために、お菓子を食べることは必然的になくなった。

しろ食事管理を通して自分食生活を数値上で管理できるようになったことで、いつの間にか太ってしまうのではないか想定外のことが起こってしまうのではないかという不安がほぼ全て払拭され、ストレスがなくなった。

このままだと痩せられるはずだという確信があったかである

歩くことも苦ではなかった。

音楽を聴きながらだと、毎日2万歩だって歩くことができた。

脚はかなり疲れた特に大変さは感じなかったし、モチベーションなども保つ必要がなかった。

歩いている途中、どうしてもしんどくなったときは、6月ライブ(のちに10月に延期になる)までに必ず痩せなければいけないことを思い返したり、曲で歌われている美人魔性の女のように自分がなることを妄想したりするなどして乗り切った。もっとも、こんな容姿美人になることを妄想するなど、言語道断であるが。


そうこうして、痩せた。

夏の時期は中弛みなどあったが、合計16キロほど痩せることができた。

ウエストは20cmほど細くなったと思う。

標準体重よりも少し重いが、ダイエット中は体重の数値よりも骨格筋率・体脂肪率などを重視したため、この体重でも見た目は普通の人よりも少し痩せている程度になったのだ。

痩せても大きいままだった胸に対して腰は標準より細く、腕は少し太いもの一般的な太さになっている。


痩せてまず、服を買うのが楽しくなった。

初めて服を買った。大学3年生にして。

黒のスキニージーンズだった。時期は4、5月ごろ。

ジーンズを履くなど、太い脚が強調されてしまって私には絶対無理だと思っていたが、憧れの黒スキニーを履くことができた。

思い返してみれば、その時はまだダイエットを初めて数ヶ月しか経っていなかったため、まだ着こなすことはできなかったが。それでも当時は嬉しくて仕方がなかったのである

家族アウトレットに行くのも楽しくなった。自分表現したいことが、服で表現できるのが何よりも楽しかった。

6月には、以前買ったスーツがあまりにもブカブカになってしまっていた。そのため、スーツを新調する必要があった。それが何よりも嬉しかった。


周囲、特に家族からも褒められた。私自身は大したことをしたつもりはなかったが、母はことあるごとに私のダイエット成功努力結晶だと褒め、認めてくれた。今私は母のダイエットを手伝っている。

遠く離れた祖母も、久しぶりに会った時はずっと痩せたことを褒めてくれたし、それ以降も電話でよくダイエットの話をしては褒めてくれる。認知症が進行したもう一人の祖母も、ふとした時に私が痩せたことに気づいて喜んでくれた。


かなり痩せて、体型も標準に近くなった頃、垢抜けようと思った。

まずは髪型を変えた。10月ごろの話である

眉毛も剃った。3分の1の太さにまで削った。これで丁度よかった。

そして、メイクの仕方を変えた。スキンケアを覚えた。色んなものも買った。パウダーマスカラビューラーグロスコンシーラーアイライナーなど。

特にアイライナーによる変化は凄まじかった。

黒いアイライナーを引くことで、私の強い目力はちょうど良いほどに強調され、かなり化けるようになった。時期は大学3年の12月ごろ。

黒いアイライナーは、たまたまYoutubeで見ていた動画に出てきた女性が黒いアイライナーを使っているのを見て、真似して買った。安物だが、これが私からしたら魔法の道具だった。



メイクをした私は、自分がかなり美人であることに気づいた。

自分で言うのもなんだが、私は美人だったのだ。

もとの顔も、痩せて眉毛を削れば悪い顔ではなかった。少しばかり人中が長いが、その程度大したことはない。

顔の比率理想に近く、肉の取れた輪郭は綺麗な卵型で(若干面長だが)、顔は普通サイズよりも小さい。昔から姉と母に言われていた言葉(太っていたので信じていなかったが)は、本当だった。目の大きさも平均値より大きく、力強い目は目鼻立ちをはっきりとさせ、鼻筋もある程度通っている。目と眉毛距離が近く、口も大きく、芸能人レベルではないがまさに顔タイプエレガントといった形だ。キリッとした顔つきは、周囲の人に賢そう・しっかりしていそう・頼りになるといった印象を持たせる。縮毛矯正をし、アイロンで伸ばした髪は、顔の力強さに負けていない。あの太かった眉毛に伴う長いまつ毛は、私の目の美しさを作り上げている。立体的な造形の顔と長頭の形は横顔の形を綺麗にし、腰の細さを強調させる。


この顔が、さらメイクで化けた。黒いアイライナーはよりはっきりした目へ、書かれた眉毛はより凛とした表情へ変化させ、色白で力強い顔には真っ赤なリップも映える。赤いアイシャドウや濃いチークだって負けず、それどころかより顔を華やかに彩る。マスクを取っても、整った顔立ちは変わらなかった。マスカラではっきりとさせた長いまつ毛は、少し目を細めて現れた奥二重に重なって、憂う表情を美しく彩る。


街を歩けば、通行人が振り返った。周囲の男子学生や男の人が私にだけ優しくする場面だってあった。よく色んな人から眺められた。見惚れられた。彼氏もできた。いつも私の顔を美人だと言ってくれる。ネット上のコミュニティでは、私が美人だという話がよく話題になった。実際に出会ったネット友達は、女慣れしている人でも私の姿を見て固まっていたし、明らかに優しくなっていた。どうやらその後、写真で見るよりもずっと美人だったと言いふらしていたらしい。私の姿を見て美人だと言わない人はいなかった。昔はあんなに綺麗に見えた通行人も、今思えば普通の人だ。

醜く太った、毛深く垢抜けない女から、誰もが認める美人になった私は、お洒落に目覚めた。真っ黒なワンピース、激しいピンクの色、かっこいいベストなど、強い色の服や上品そうな服を身に纏った私は、ミステリアス不思議な魅力を持つ美女とも言えた。イヤリングは顔の煌めきを増大させるし、特殊な色のネイルだって負けなかった。


痩せて美人になってからの私は、よく音楽聴くようになった。聴く音楽対象が変わった。

美しい歌声で歌われる妖艶な曲に自分を重ね合わせたし、繊細さを重ね合わせたような曲のような価値観を持ってみたいとも思った。私の容姿だと、そのような価値観を持っていてもきっと絵になると思ったからだ。私はここ数ヶ月間、美人自分と美しい曲を重ねては、綺麗な自分に酔いしれ続けている。それはもう、異常なまでに。

きっと今までずっと醜く、虐げられるように生きることを続けてきたから、その反動が大きかったのだと思う。もう周りを気にしながら外食をする必要なんてない。大手を振って表を歩ける。私は痩せて美しくなってから、以前のようにこそこそと生きる必要は無くなったのだ。

そしてこれからしばらく、美しくなった自分に酔いしれ続けるのだと思う。綺麗な服を集め、もっと上品になって、周囲の人からは高嶺の花として扱われて生きるのだ。


それでも、つい一年前まで醜かった自分の影は消えない。私が美しくなったのはここ数ヶ月での話しだから、それまでに虐げられてきた記憶の方がずっと長い。目を閉じれば、高校生の頃のクラスメイト男子生徒の、私にだけ雑な扱いをする様子がフラッシュバックする。今だって、太っている人や不細工な人を馬鹿にする言葉には腹が立つ。容姿が優れている友人と扱いが違うことを語った漫画ツイートには、思わず共感して読んでしまう。所詮ここ数ヶ月で綺麗になっただけの私は、外見が変わろうとも中身はほとんど全く変わらないのだ。昔の醜かった自分を見下し、悦に浸りたくとも、浸り切ることはできない。


しかし、やりたいことはある。太っていると周囲の人が本性を表すとは本当のことで、きっと私に対して明確に態度が悪かった人は、そういう人なんだろうと思う。そして、私が太っていた時から仲が良かった人は、本当にいい人なのだ

私のことが、高校の頃から好きな人がいるらしい。もうすぐ4年になる。私は彼に対して恋愛感情はなかったので、ずっと見てみぬふりをしてきたが、もし今の彼氏と別れたら、会いに行こうと思う。

その友人も容姿はそれほど優れていないし、言ってしまえば内気な人だ。きっと、人の容姿などもあまり気にしないんだろうと思う。

それでも、こんなに美人になった私をみてほしい。彼が好きになったのは私の容姿ではないにしても、昔よりも綺麗になった私をみて、感動してほしい。そして、それでも中身は変わっていないことを伝えたい。

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