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はてなキーワード: 譜面とは

2023-09-16

ピアノ

一人で完結できる。とは言えジャンルによって合う合わないがもある。一人で弾いてダサくならないのはクラシックジャズくらいだし、全くの万能という訳ではない。ボーカル曲をピアノカバーすると同じ音を叩き続けるのがマヌケ。まあその辺は好み。本当に色々やりたかったらエレクトーンだと思う。

電子ピアノならまあ2,3万もあれば。どうせ違いは分からない。ただケチって鍵盤少ないのとか打鍵スカスカのやつにすると後になって物足りなくなる。

ヘッドホン挿せばいつでも弾き放題、と思いきや振動が直で床に行くのでその辺は意外と気を遣う。

アップライトなら多分それなり。数十万くらい?グランドピアノはスペース的にも金額的にも富豪しか買えない。あれ引っ越す時どうすんだろ。

トランペット

始めればハイノートを聴いて快感を覚えるようになる。

当然単音しか出ないので、一人でやってるとたまに虚しい。ほとんど合奏前提だと思う。ジャンル管楽器の中でトップクラスに多い。オケ室内楽ジャズアンサンブルビッグバンド吹奏楽ブラスバンド。居場所はどこにでもある。

ビッグバンドブラスバンドなら華があるけど、1st取れないとちょっと退屈かもしれない。でもビッグバンドって2ndがソロやるんだっけ。

吹奏楽でも目立つけど、そもそもジャンル編曲ばっかりでおれはダサいと思ってる。

オケとかは意外と地味。というか暇そう。

肺活量はあん関係ない気がする。そもそも管楽器で肺活量要るのって息ダダ漏れフルートくらいだと思う。腹式呼吸がどうのとかよく言われるけど、おれは未だに理解してない。横隔膜がどこにあるのかも分かってない。

生で吹ける場所はないけど、電子ミュート着けられるからそこは便利。

ヤマハの一番安いので確か8万くらいだっけ。中古なら5万くらい?今はもうちょっと値上げしてるかもしれない。トランペット界の高級メーカーハイエンドモデルでも100万そこらだったと思う。値段のレンジは割と狭い気がする。

Amazonとかのクソ安いやつは音の出る模型とか言われてる。言い過ぎな気もするし、強ち間違ってもいない気がする。

楽器としての最低限の要求ギリギリ満たしてるか満たしてないか微妙な所で、でもトランペットを握りしめて音を出す喜びを一刻も早く味わいたい別に買えばいいと思う。


クラリネット

一人で吹いてる時の虚しさがトランペットより強い気がする。

ジャンルトランペットに比べるとやや限定的木管の中では割と広い方かもしれない。

吹奏楽で弦の代わりをやらされてる印象が強い。エリックドルフィーバスクラリネットはかっこいい。そもそもバスクラリネットが形からしてかっこいい。

金管は音を鳴らすのが、木管は指使いが難しい。みたいな印象があるかもしれないけど、言うほど運指は難解でもない気がする。木管だって音出すだけなら強めに咥えればいいけど、良い音を出すのは難しいし。

音は金管に比べれば控え目だけど、ミュートを使えなち分むしろこっちの方が厄介な気がする。車で吹くかカラオケ行くかになると思う。

リード中高生には高すぎるけど、大人ならまあ別に……って感じ。プラリードとかあるし。

これもトランペットと似たような価格帯だと思う。1020万を軸に割と狭く固まってる印象。グラナディラかプラかの違いは音聴いても大抵の人が分からないと思う。分かったとして、こだわりたいほどの差かどうかも分からんし。まあ気分の問題だと思う。

これもAmazonで1万ちょいのが売ってて、トランペットとほぼ同じことを思う。ただクラリネットの方が気持ちオモチャ度は高い気がする。

ギター

一人でやっててもそれなりに楽しい友達がいないのでバンドをやる楽しさは知らない。きっと楽しいに違いない。

一人でやる分にはYoutubeで好きな曲のタブ譜調べて弾いたり、Uフレットでコード見てヘタクソな歌声弾き語りしてると楽しい。大体そういう楽しみ方になるのではないか。少し知識をつけて手癖で適当にジャカジャカ鳴らしても気持ち良い。

まあやった事ないから何とも言えんけど、やはりバンドで弾いてナンボではないかジャズギターなんかもある。

ガットギターならメロディから伴奏まで一人で完結出来るらしい。でもジャキジャキのロックをやるにはエレキしかない。

そうなるとバッキングメロディラインを同時にはやれない。ルーパー繋いで自分セッションすればそれなりに楽しめるけど。ぼっちざろっくだ。

メロディは基本単音弾きで、一人でやってると少し寂しい。一応オクターブ奏法とかもあるけど。

管楽器なら上手かろうが下手だろうが単音しか出せない。出来栄えは違っても上手い人とやってる事は同じだ。対してギターだと、上手い人は一人でなんだか重厚な音を出している。出来栄え差し置いて真似しようにも、真似すら覚束ない。譜面通りにフレットを抑えられなかったりどう足掻いてもミュートが上手く出来なかったりする。そのフラストレーションデカい。

かえるのうたを単音で弾いても全く楽しくない。それでも地道に練習して、スタジオでも行ってフルテンでかき鳴らせばヘタクソでも気持ち良い。あの快感は何物にも代え難い。

音作りもエレキギター醍醐味だ。練習もしない機材厨になる恐怖を抱えつつマルチを買って、色々試してる時はギター始めてから随一の楽しさだった。

ヘッドホン繋げば家でも弾けるし、生音も電子ピアノ振動よりはマシなのではなかろうか。

3万も出せばヤマハエントリークラスが買える。5万からだ、いや10万だという人もいるけど、どうせ違いなんて分かりゃしないと思う。

1万とかの安物も、管楽器よりオモチャ度合いは低い気がする。他の楽器より手頃な部類だと思う。弦もせいぜい数千円だし、しょっちゅう張り替える訳でもない。まあ周りの機材含めてこだわり始めたら底なしだし、ビンテージ的なのとかはまた話が違うけど。

ギターは他の楽器に比べて多少の音楽理論的な知識必須になってくる気がする。即興演奏やってナンボだと思うんで。

2023-09-12

子供の頃好きだった童謡覚えてる?

子供が2歳になりお祝いで童謡譜面が200曲収録されている本をもらったが、有名どころ以外全然知らなくて衝撃…。

我は犬のおまわりさんが好き

2023-08-16

音ゲーって何度もやるもんじゃないでしょ

やり直したがるなよ

人生は一発勝負

譜面を見るなよ

百円入れればやり直せるはおかし

動画化された講義じゃないんだから

2023-08-10

ビートセイバーMODを入れてカスタム曲を入れてみたもの

難易度がExtreamやExtream+ばかりでむつかしすぎる

ノーマルハード版の譜面も作ってほしいいいいい

2023-08-01

響け!ユーフォニアム凄さ経験者が改めて語る。

以前書いた記事2016年というから驚く。

https://anond.hatelabo.jp/20161107160144

3日まで総集編2本と劇場版1がなんとyoutubeで公開されている。急いでみた方がいい。

リズと青い鳥時系列的には重要で、こちらはアマプラで見れるから劇場版1の前に見るのがよき。

総集編とはいうが構成も良く、初めて見る人でもあらすじが分かり感動を損なわない作りになっている。

さて会場風景等の素晴らしさを以前感動して書いたのだが、あらためて見直したので演奏面について語りたい。

京アニ日常作画風景描写、例えば1期の久美子が走るシーンなどはもちろん素晴らしいのだが、吹奏楽経験者としては演奏シーンの凄さを改めて言いたいのだ。

まず前提として「運指が音と合っている」という素晴らしさは感動モノだ。

バンドシーンで描かれるギター1本一場面の描写が正確なことに初めて感動したのはいつのことだったか。あれも京アニだったが、今作では進化どころか別次元突入した。

55人ものキャラ多種多様楽器でそれをやっているのはアニメ素人ながら狂気しか感じない。

さらに例えばユーフォニアム

音程を操る場所が基本4つしかないので同じ指なのに違う音が出ている、という状態になる楽器だ。これはトランペットチューバなども同様である

それを肩の動きや息の入れ具合で音程に変化をつけていることを、アニメーションにしていることに感動を覚えるのだ。

吹奏楽声楽では当然のように言われるが身体楽器である。そこを描いてこそなのだが、実はこれは実写俳優ですらなかなか再現できていない。

監督スタッフのこだわりと理解が無ければ描写できない部分だ。

金管以外で、主に指で音を変える木管楽器でもアプローチが鋭い。

リズと青い鳥」のオーボエ演奏最初、奏者のみぞれちゃんは固まったまま吹いている。学生演奏あるあるなのでそのままで問題はないが、彼女音大を目指すことになったあと演奏アマチュアを超えるシーンがある。

そこではオーボエ特有の力強い息、と楽器を回すような演奏が描かれる。感情を入れた瞬間を、アテレコ演奏と汗の吹き出し表現するアニメや実写は多いが、ここまで楽器の特徴を捕えて完璧表現されると涙が出てくる。

それにオーボエリードを作るシーンは最高だ。吹奏楽界隈のひとはこのシーンで失神した人が出たとも言う。

さらに、「リズと青い鳥」で苦悩したフルート確変したオーボエに合せてついていくシーンが劇場版1で描かれる。そのときフルート姿勢。実はリズ〜の方では(気にはならなかったが)肘をあげすぎるという改善点があったのだが、劇場版では美しい姿勢で吹いているのだ。

これはフルートあるある作画ミスではなく、明らかに練習した成果が現れているものであり、そんなの誰が気づくかよと思うのだが、こうして経験者は気づくのだ。

語りだすと止まらないがもう一つ、打楽器が凄い!

ここまで作中であまり取り沙汰されてないパートだが、それだけに見せ場のコンクールシーンで、突然ウィンドマシーンラチェットと言う管楽器奏者にすら知名度の低い楽器をなげこんでくるから正直草が生える。視聴者混乱する。おそらくウィンドマシーンを正確に描写した初めてのアニメだろう。

インパクト重視パートかと思うと、スティックの動きの正確さに唸る。

鍵盤打楽器の腕の運びも勿論のこと、例えば譜面にはrollとしか記載されてないシーンで奏者は沢山叩く必要があるのだが、曲に合わせある程度の音粒、数を揃えていく必要がある。

それを音とアニメーションが完璧に合わせているのだ。

初めてみたときはwhat's happened!?だった。細かさで言えば木管楽器演奏を超えている。ティンパニ演奏シーンは鳥肌モノだ。

4日に公開されるアンサンブルコンテスト編。中篇らしいが、どうも噂によると打楽器がフィーチャーされるとかなんとか。もう楽しみでソワソワしている。

引き絵でも滝先生の指揮が正確だとか、語り足りないくらいだが、このへんで終わろうと思う。

とにかく吹奏楽を愛してくれた人たちが作っている作品だと実感する。受け取った愛を返したい。

音楽好きでこのアニメを見ないのは勿体ないと本気で思う。

来年から3年生編も始まるし、改めて盛り上がっていってほしいし、応援していきたい。

2023-07-01

音ゲーコインを入れた時だけ譜面を見ていいはずなんだよ

練習とかねえの

2023-05-23

クラッシックって変わってないの?

ちょーにわかですまんが、ショパンとかバッハとかずっと同じ人の譜面なぞってるけど、クラッシックに分類されるNEW ARRIVALってないの?

すげー聞きたい

2023-05-11

anond:20230511154206

俺が接種してるのが譜面なのか演奏なのか未だによくわからないんだが

anond:20230511153252

音の強弱のつけ方やテンポ微妙に異なるらしいよ。

作品解釈し、工夫を凝らすことで、譜面にはない豊かな情景を描くのが上手い演奏家なのだ。らしい。

anond:20230511153505

譜面通りじゃないほうがいいってことか?

譜面情報量が少なすぎるのが問題

anond:20230511153252

譜面通りにやってても音楽的なタメとか遅れが発生して結果心地よいものなんだ

却って譜面通りに演奏するMIDIとかは音楽性を感じないもんじゃ

演奏の良し悪し

演奏の良し悪しがわかんない

演奏家と普通演奏家の違いってなんだ

テクニックとかミスしないかはわかるけど、ある一定レベル以上はたいして変わらんだろ

なのにいい演奏と悪い演奏ってなんなんだよ

そもそも譜面どおりにやればええんちゃうの?

好みか好みじゃないかってことか?

わかんねー

2023-05-07

ネットに飽きたら日本語を捨てよ  

ネットがもうどこを見てもつまら

https://anond.hatelabo.jp/20230506002819

ネットの中心が「老人たちの噂話」になっていてあーヤダヤダ」とかもそうだが、日本語ネット圏ってなんかパターン化されてるんだよ。それはSEOなどのPV攫う方法論と日本特有隣組監視で。

そこで英語deネットだ。

英語ってアメリカイギリスコンテンツを見る言語だと思ってない?

そうじゃないんだ。英語を使うのは、インドネシア人ブラジル人フランス人ドイツ人ケニア人、中国人台湾人ロシア人ベトナム人…要するに世界中人間だ。例外日本人くらいだ。

リンガフランカってことよ。

 

特におススメはYoutubeだ。日本語ようつべ見るとどれも同じノリの動画ばかりが並ぶじゃない?

でも英語アクセスすると全然違うのだ。しゃべりや行動に合わせて「ポコン」とか「ドドーン」とかのウザイSEが入る事もない。

日本語Youtubeダルイ原因の一つに10分引き伸ばしがある。動画の長さが10分超えると広告を入れられる数が増えるので収益アップする。そこで10分までダラダラ引き伸ばす手法一般的なのだ

だが海外動画では10分に至らなくてもぱっと切ってしま動画が多いからダラダラ感が余りない。

 

もう一つの利点が広告で、日本語Youtubeだと結構程度の低い広告が目立ってオワタ感があるなーとか言われてるが、英語だとそうじゃなくなるのだ。

因みに接続元が日本場合英語広告になるという事は少なくて日本語広告流れるが、大手企業のものが多い。あとゲームアプリ広告。 

 

英語むずいんじゃ?

そこで字幕ですよ。Yutubeの字幕エンジン日本語聞き取りはてんでダメだが、英語ならきっちり文字おこししてくれる。

それを日本語字幕で見ればいいのだ。

また、ネイティブ(とくにアメリカ人)の英語聞き取りが難しいが、他言語圏の非ネイティブ英語めっちゃ聞き取りがしやすい。リンガフランカの特徴だ。

 

やり方はYoutube右上のアカウントアイコン言語英語、とするだけ。ロケーションUSAとやってもいいが大して効果はない。

そして英語動画再生する。

するとその動画を元にリコメンドが並ぶ→好きなのを再生→リコメンドの繰り返し。既存チャンネル登録を解除する必要もない。

日本語動画を見ると日本語動画のリコメンドが増えるので、そしたら英語動画再生してリセットさせればいい。見ずに裏で流してるだけでもOK

 

最後増田登録してるチャンネルから幾つか紹介するから参考にして。

 

・ElectroBOOM https://www.youtube.com/@ElectroBOOM

カナダのイチケン。中東移民の濃いおっさん電気実験しながら技術解説して感電したり感電したり感電したりする。

・Sheet Music Boss https://www.youtube.com/@SheetMusicBoss

ピアノ譜面作成して演奏しているチャンネル毎日公開。時々RUSH Eとかの大ブームを引き起こす。

・Adam Savage’s Tested https://www.youtube.com/testedcom

怪しい伝説」で有名なSFXエンジニアアダム・サベジのチャンネル最近ちょっと元気がない。

・ ahmad arif 29  https://www.youtube.com/@ahmadarif29

インドネシアサトウキビ鉄道チャンネル放置されて線路がなくなり、廃線を通り越してただの道路や森になっているところに無理に機関車を走らせて重量と鉄車輪の面圧の暴力鉄路を復活させる。バキバキとヤシの木やバナナの木をなぎ倒して行くところなどが圧巻。勝手線路の上にアスファルト舗装されたところも面圧蹂躙舗装を砕いていく。線路上に貨車があって通れないところは人力で貨車をひっくり返して進む。

・Linguoer?mechanic https://www.youtube.com/@linguoermechanic

女性ガラクタ機械レストアするチャンネルロケーションUSAって書いてあるがどう見ても中国奥地。

・Hydraulic Press Channel ttps://www.youtube.com/@HydraulicPressChannel

有名だが。フィンランド人夫婦が油圧プレスであらゆるもの破壊していく。紙やベアリング破壊した時の爆発が名物

・Grand Illusions ttps://www.youtube.com/@grandillusions

英国おっさんが色んなオモチャの実演をする。物理オモチャなど風変りのものばかりなので興味深い。

Red Dead Restoration ttps://www.youtube.com/@RedDeadRestoration

腕時計レストア。細かい仕事を丁寧に続ける。

・Vinheteiro ttps://www.youtube.com/@Lord_Vinheteiro

決して笑わない音楽先生使用楽器は数千万ピアノから数百年前のハープシコードから絶叫アヒルまで。

・Brick Experiment Channel ttps://www.youtube.com/@BrickExperimentChannel

レゴで複雑な機構を作り続ける。ただ作るのではなく、作成→新たな課題→克服→新たな課題、とプロダクトマネージメントの形で見せる。

・The Slow Mo Guys ttps://www.youtube.com/@theslowmoguys

超速度カメラで決定的瞬間を撮影弾丸強化ガラスを割ってヒビが進行して爆発に至るまでなどこのチャンネルじゃなきゃ見れない。

・木根 Mugen Woong ttps://www.youtube.com/@mugenwoong

マレーシア彫刻盆栽師。ジオラマ日本盆栽を合わせたような緻密な作品を作る過程

・Primitive Technology ttps://www.youtube.com/@primitivetechnology9550

原始人となって自然にあるものから家や道具、製鉄までを作る工程を見せる。登録1000万人の大人気原始人。なろう系IRL

・TopSpeedGermany ttps://www.youtube.com/topspeedgermany

様々な車でひたすら最高速チャレンジアウトバーン。停止時に時速250kmで抜かれたフェラーリテスラモデル3で追いかけ40秒で追いつく動画驚愕する。

・my mechanics ttps://www.youtube.com/@mymechanics

人気ジャンルの道具レストアチャンネルだが、クオリティが異常に高い。完全な新品に仕上げる。

・Practical Engineering ttps://www.youtube.com/@PracticalEngineeringChannel

主に土木に関して、事故の原因や土木構造、仕組み。技術解説するチャンネルゆっくり動画なんかよりいいぞ。

・HAHNS ATELIER ttps://www.youtube.com/@HahnsAtelier

韓国の革工房映像撮り方がよく、音声もASMRで非常に気持ちのいい動画になっている。パンチで革を叩き切る音が特にいい。

 

もう一つの利点は、こういう動画群を見ているとネトフリのファン動画も出てくるようになってきて、それで面白い番組が知れるって事もある。

love robots and death」の「jibaro」なんかはマジですごいのだが、Youtubeでのおすすめで出て来ないと知れなかったような番組だ。

2023-05-04

ぼっち・ざ・ろっく観て楽器始めようとは思わなかった。過去ギター買って弾かなかったから。

でも邦楽を色々聴いた。高校の頃割と好きだった事変とかサカナクションとか、元ネタアジカンとか。

そっからナンバガミッシェルスーパーカーフジファブリック、有名どころ色々をざーっと聴いた。

鬱病の皆さんに人気のシロップとかアートスクールにも期待したけど、そこはあんまりハマらんかった。私は音楽には鬱ではなく躁を求めているのかもしれない。

バンドサウンドはかっこいい。しっとりしたのも悪くはないけどやっぱり多動でバキバキなのがいい。

閃光少女アウトロは最高だし、あんまり歌詞に耳を傾けない自分OMOIDE IN MY HEADシンプル言葉が妙に刺さった。

一人でシコシコとピアノ弾いてるんじゃ一生辿り着けない場所だ。ピアノにはピアノの、ギターにはギター領分がある。

センチメンタルピリオドギターソロがかっこよすぎて思わずギターを買った時の高揚を思い出してみた。

ネット譜面探していざ弾こうとしたら、当たり前だが遠すぎる道のりを知って早々に挫折した。

基礎練とかかったるいし、「出来る」ではなく「やりたい」に動かされていたかたから、最初からそれだけをやってたかった。

やっぱり考えを改めて、「出来る」からやっていこうと教本を1ページから進めた。

難所とネタにされているFコードも、なにくそと思って抑えられるようになった。指の皮も少しは硬くなった。

難所は超えたと思っていたら、AだかBだかの方が難しかった。退屈な練習曲をやるのもバカバカしくなってきた。

その辺でギターに触らなくなって、引っ越す時にメルカリで売った。結局「やりたい」を見失ってしまった。

youtube見たら初心者が0からこの曲練習して〇〇日みたいな動画がよくある。

そこそこ弾けてる人もいれば、絶妙リアルレベルの下手さで努力限界を見てしまった気分になる事もある。

私も頑張れば弾けたかもしれない。でも頑張らなかったか後者にすらならなかった。

今思えば別にバッキングをしたいのではなくソロを弾きたかったんだからもっと別な練習をすれば良かったのかもしれない。

そもそもアコギ向けの教本だった気もする。6弦ベースを買うコテコテやらかしをした喜多郁代さんを笑えない。

あとあんな退屈な練習を耐え抜いた喜多郁代さんは凄い。彼女の決意の前に退屈なんて言葉は無かったのかもしれない。

それを孤独に耐え抜いた後藤ひとりさんはもっと凄い。というか全てのギタリストは凄い。

まあかといって私の初期衝動が偽物だったとはサラサラ思わないけど。

ギターはもういいかな、という感じがする。

経験者なら分かると思うが、一度やっていた楽器を再び始めるというのはかなり億劫だ。

いくら強い憧れを抱いていても、練習は退屈だ。特に最初なんてロクな練習ができない。

それでも最初は誰だってメキメキ上達する。その喜びを糧に退屈な練習を耐えながら、ようやく憧れに少し近づいていくんだと思う。吹奏楽部トランペットやってた時もそうだった。

世の中卓球が好きで好きでたまらない星野裕やボール友達になれる大空翼ばかりじゃないし。

私のギターにはまだまだ勢いよく上達する余地はあった気もするけど、また一からはな…という気持ちは否めない。ギターへの敷居の高さ(原義)もさることながら。

それでもロックを聴き漁った今、楽器欲は再燃している。というかベースに惹かれている。

忘れられないの(サカナクション)のベースソロが滅茶苦茶かっこよかったから、懲りずに憧れてる。

真っ新に生まれ変わって一から始めて首の皮一枚繋がったどうしようもない人生を生きたいって訳。

いきなり憧れに近づこうとしても息切れするのは覚えた。

バンドに入るでもなくリズムをひたすら刻むのは退屈かもしれない。ベースギターとは本来そういう楽器だ。

でも別に本来」にこだわらなければいけない訳でもない。最近じゃ割とスラップベチベチの曲も結構あるし。

ギターみたいなコード弾きも実は出来ちゃうらしい。クラシックギターみたいにしっとりしつつ、ベースらしい色気もあってオサレな感じ。

でも私がやりたいのはやっぱりバキバキ音楽なんだよな。それもかっこいいけど。私はブレてばかりだ。

なんて出来もしない事を空想してばかりで、カラテを疎かにしてジツばかり追い求めていては身につくものも身につかない。

とにかく「出来る」と「やりたい」の間で上手く揺れ動きながら、それでもやっぱり初期衝動を大切にしていけば、今度は…なんて甘い事を考えてる。

まあまた諦めてしまっても別に人生終わる訳じゃないし、やっぱりやってみようかな。

いつかバンドに参加したい思った時にギターよりは需要高そうだし。ベースってなんか逆張りの心をくすぐられるし。

あとやっぱり草刈愛実ベースかっこよかったし。

2023-04-06

坂本龍一アルバム「BTTB」の収録曲リスト関連図

先日亡くなった坂本龍一アルバム「BTTB」にはバージョンが4種類存在している。

一つは1998年11月26日に発売された譜面MIDIデータなどのおまけが付いている初回限定版、

次に1999年2月24日に発売された通常版だがこれにはおまけが無い代わりにTong PooとSnake Eyesの二曲が追加されている。

三つ目は2002年8月12日リリースされたインターナショナル版で、日本では1999年5月26日に発売されている「ウラBTTB」収録の三曲新曲「Reversing」が追加されている代わりに通常版から四曲オミットされている。

最後2018年9月26日に発売された発売20周年記念盤。これは通常版にインターナショナル版収録の「Reversing」とウラBTTB収録の「Energy Flow」(たん♪た♪たらりらたん♪で有名なあの曲)を加えたリマスター版だ。

まりBTTBとウラBTTBの内容を網羅した完全なリマスター版は存在していない。

 

とてもややこしいが簡単に書くと以下のような構成だ。

 

初回限定版(14曲)(おまけ付き)

初回限定版+Tong Poo+Snake Eyes=通常版(16曲)

通常版+ウラBTTB+Reversing-do bacteria sleep?-distant echo-sonata-Snake Eyesインターナショナル盤(16曲)

通常版+Reversing+Energy Flow20周年記念盤(16曲)

20周年記念盤+ウラBTTB=完全版(18曲)(Energy Flowダブる)

 

わかりづらいから表にする。

バージョンの曲リスト
No初回限定通常版インターナショナル20周年記念盤
1opusopusEnergy Flowopus
2sonatinesonatinePut Your Hands Upsonatine
3intermezzointermezzoRailroad Manintermezzo
4lorenz and watsonlorenz and watsonOpuslorenz and watson
5choral no.1choral no.1Sonatinechoral no.1
6choral no.2choral no.2Intermezzochoral no.2
7do bacteria sleep?do bacteria sleep?Lorenz and Watsondo bacteria sleep?
8bachatabachataChoral No. 1bachata
9chansonchansonChoral No. 2chanson
10distant echodistant echoBachatadistant echo
11preludepreludeChansonprelude
12sonatasonataPreludesonata
13uetaxuetaxUetaxuetax
14aquaaquaAquaaqua
15snake eyesTong Pooenergy flow
16tong pooReversingsnake eyes
17tong poo
18reversing

さらにわかやすくしたのが下の図。

リストの変遷を見やすくした図
初回限定通常版インターナショナル20周年記念盤
opusopusOpusopus
sonatinesonatineSonatinesonatine
intermezzointermezzoIntermezzointermezzo
lorenz and watsonlorenz and watsonLorenz and Watsonlorenz and watson
choral no.1choral no.1Choral No. 1choral no.1
choral no.2choral no.2Choral No. 2choral no.2
do bacteria sleep?do bacteria sleep?除外do bacteria sleep?
bachatabachataBachatabachata
chansonchansonChansonchanson
distant echodistant echo除外distant echo
preludepreludePreludeprelude
sonatasonata除外sonata
uetaxuetaxUetaxuetax
aquaaquaAquaaqua
tong pooTong PooTong Poo
snake eyes除外snake eyes
ReversingReversing
Energy FlowEnergy Flow
Put Your Hands Up
Railroad Man

からなんだと言われたらそれまでだがアルファ商法よりひどくないかこれ?と思ったので増田に書いた。以上。

2023-04-04

anond:20230404204551

スクフェス初期から色んな音ゲーやってきたが今はどれもやってない

でも最近触った原神の音ゲーが一番プログラムとしての出来が良かった気がする

イベント間中限定ミニゲームなのに進歩ヤバい

あのタイミング調整システムは一番直感的だと思ったし

何よりこの手のアニメ系で譜面エディットまで実装されて投稿共有システムまであんのは常軌を逸してるわ

デレステ系みたいに背景で踊ったりはしないで楽器演奏emoteが続いてるだけだけど

そもそもモデリング自体が一体に何百万と掛けてるデレよりも普通に良いしフィールド動き回っても破綻しない細かい仕草等も作り込まれてる3Dモデルからもう音ゲーダンスに魅力を感じないわ

2023-04-02

音大まで行ってクラシックが嫌い?

深刻なのになると、専攻している楽器のものが「自分のやりたいことじゃない」と言い出す場合も。

挙げ句ピアノヴァイオリンだとジャズロック流れる

(プラスヴァイオリンだとフィドルに行く場合も)

管楽器コントラバスだとジャズの他に、吹奏楽流れる人も。

でも、マジな疑問として音大まで行ってそんな事ある??

クラシックの何が嫌いなんだろう?

譜面ベースの繊細な解釈必須の音作り?

音大なんて端から無理だったクラシック好きの楽器愛好者からしたら、

クラシックより好きな道に行った」

ならまだわかるけど、

クラシックが嫌いだから別の道に行った」

とか、最高にクラシックを学べる環境にいながら、なんて勿体ない…と思ってしまう。

2023-03-18

anond:20230316191200

東方ダンマクカグラをオススメする。

音ゲーとしての完成度はそこそこ。プロセカの判定をちょっと緩くしたのでガルパをやる感じ。初期は不具合があったようだが今では普通に遊べるし、不評だったファジーノーツの判定も改善された。譜面制作者が表示されるので自分お気に入り制作者を探せるのもいい。

ガチャはかなり緩い。

無課金では少し厳しいかもしれないが少し課金すれば100連くらい回せるようになるので大体なんとかなる。

デイリーミッション普通に遊んでたら気づかないうちに全部終わってるし、メイン要素のひとつである復興」が楽しいのでアイテム集めのおでかけも全く苦じゃない。

なにより、運営東方愛が凄い。ストーリーやらカードやら何から何まで「本気」なのだ。ここまで愛のあるソシャゲ運営を俺はこれまでに見たことがない。

そういうわけで、ぜひ東方ダンマクカグラの世界へ飛び込んでみてほしい。

唯一の欠点は、もう遊べないこと。

2023-03-03

今まで非プレイヤーに原神のイベがレベチなのなかなか伝わらんかったけど

今回の音ゲーイベは交流Webページあるから一発だな

https://act.hoyoverse.com/ys/event/ys-ugc-music/index.html?game_biz=hk4e_global&act_id=e202301114735

前回より自作譜面シェアもしやすくなったわ

2023-02-20

anond:20230220172549

ああそういえばそんなのあったね。stepmaniaにハマってた頃偶然入手した譜面なかにあったってだけでやったこと全くないけど。

2023-02-09

スペクターサウンドを256倍楽しむ方法

 日本では'76年に、フィレス・レーベル作品がまとめて再発売されたことがありましたが、ボックス形式としては本邦初で、しかCDボックスとしては今回が世界初ということになります。また同時に、<ヒーズ・ア・レベル>という、関係者インタビューを中心にした本が白夜書房から発売されます。それを読みながらこのBOXを聞きますと512倍楽しく聞けることを保証します。

 では、時代を追って解説していきます

テディー・ベアーズ

 1958年17才にして彼は”スター”でした。この後ポップス歴史を彩ることになるクリスタルズロネッツキャロル・キングバリーマンビーチ・ボーイズビートルズの誰よりも先に<NO.1ヒット>を持っていた!、このことが良くも悪くもスペクターのその後の人生を決定づけたと思いますポップス史上、#1ヒットを星の数ほど作り続けたリーバー&ストラーや、ジョージマーチンも、自らの#1ヒットはなく、このことが彼を単に<プロデューサー>の範疇では捉えられない最大の理由です。<彼を知ることは、彼を愛することだ>というデビュー曲の<彼>は、もちろんスペクター本人の意味で、そこには強引さ、傲慢さも感じられますが、実はそれが力強くもあり、<スターの要素>そのものだともいえます。彼の仕事ぶりを評して、全てを自分一色に染めてしまう、という批判をよく聞きますが、これはことの本質理解してい居ない人の発言です。かれは<裏方>ではなく<スター>なのです!それを、アーティストの持ち味を引き出すのがプロデューサー仕事だ、という常識的意味で彼を捉えようとするから批判的になるのです。彼こそが<スター>で、誰が歌おうか演奏しようが、他の人は全て脇役なのです。単に映画監督と言う視点ヒッチコックを捉えるとおもしろ解釈は生まれない、というのにも似ています。(誰が主演でもヒッチの映画になります黒沢さんもそうですね。)

 デビューアルバムTEDDY BEARS SING」のB-1「I DON'T NEED YOU ANYMORE」の<ステレオバージョン>はナントリードボーカル女の子の声が左で、真ん中がフィルコーラスしかも、ところどころリードボーカルの3倍くらいの大きさでコーラスが<邪魔をする>といってもいいほどの前代未聞のバランス!です。

 デビューからしてこうなのですから自己主張とかワガママなどという、なまやさしいことではないのです。

SCHOOLもの

 のちにブラックミュージックにのめり込んでいった彼ですが、スタートは白人ポップスでした。まずは自らのヴォーカリストギターリスト、および作曲家としての才能を試すところからはじめた、というところでしょうか。'50年代後半は、まだ黒人音楽一般的ではありませんでしたが、若者の間では熱狂的な指示を得ていました。スペクターもいろいろな黒人アーティストを聞いていたようですが、こと自分デビューに関しては、世間的に穏便な方法をとったところなど<奇[...]

 また'50年代中期には「暴力教室」をはじめ「HIGHSCHOOL CONFIDENTIAL」など<怒れる若者>をテーマにした映画が続々と作られ、その代表としてJ・ディーンが登場し、代表作が「理由なき反抗」-REBEL WITHOUT A CAUSE -でした。このように、当時の若者キーワードの一つは<REBEL>であり、「乱暴者」のマーロン・ブランドのような皮ジャン、サングラスバイクというスタイル流行しました。

 彼のでデビューソングはたしかに<学園もの>でしたが、それまでの、例えばドリス・デイの「先生お気に入り」調のホンワカしたものではなく、女の子自分の想いを直接的、また積極的に<ナゼわかってくれないの?>と切々と歌い上げるというのは冬至若者フィーリングにピッタシきたようです。実はこの手法スペクター特有の<ソフィスティケーションの中の直接性>というもので、彼を理会する上で大事ことなのです。

ガレージサウンド

 ある程度、あるいはそれ以上の音楽素養がなければミュージシャン作曲家になれなかったジャズと違って、ギター1本あればだれでもロックンローラーになれる、というのがロック時代でした。子供技術を会得して成長し、大人の仲間入りをするのがジャズだとすると、ロックは、子供子供のままで音楽ができるというのが特徴でした。ヒョットしたらオレにもなれるかもしれないと、多くのシロウトがわれもわれもと参加したことが、音楽単純化拍車をかけました。ジャズ豊満でふくよか、とすると、R&Rは骨と皮だけといえましょう。ジャズ大人音楽で、背景はナイトクラブ女性お酒が似合いましたが、子供音楽として誕生したR&Rの背景に一番ピッタリだったのはナント、<ガレージ>でした。

 麻雀同様4人(あるいは3人)いればすぐにできたのがR&Rの特徴でしたが、ニュー・ヨークのようにせまいところで大声を上げれば、お母さんに怒鳴られるだけですからストリートへ出るわけです。50'sのDoo Wapブームの背景は街角ストリート・コーナーが似合ったわけです。

 それにくらべて土地の広大な中西部西海岸は車がなければ不便なので、当選、どこの家にもガレージがあり、ここが若者の格好の練習場所となりました(蛇足ですが、今の日本ロックサウンドの背景は<貸しスタジオ>--密室--ではないでしょうか?)。さて、楽器感覚でどうにか弾けますが、作曲というのは簡単そうでもやはり多少の音楽素養必要です。しかし、若者の、なんでもいいからR&Rをやりたい!という想いはこんなことではくじけません。骨と皮だけのロックを、さらに皮も捨てて骨だけにしたのです。それが<ギターインストゥルメンタル>でした。これは、楽器感覚的にかき鳴らすだけですから、とりあえずだれにでもできました。ジャズ単純化ロックとすれば、これはさらに、ロック単純化で、その極致であったわけです。

 これが<ガレージサウンド>の正体でしたが、この時代呼応するかのように、新しく生まれ現象がありました。それは、録音機が少しずつ普及し始め、ガレージ居間などでの<ホームレコーディング>が行われるようになったことです。そして、デモテープのような、ある意味では乱暴

チャートに登場するようになり、まさに音楽大衆化が、内容だけではなく、音質までにも及んだのです(エルビスバディ・ホリーデビュー曲地方の、オヤジさんが社長、オカミさん専務、というような町工場風のスタジオで録音したものです)。

 それまでの録音は、演奏者と録音技師ガラスを隔てて別々の仕事場でした。技師演奏者にマイクの使い方を指導することはあっても、演奏者の方が技師に注文をつけるというケースはめったにありませんでした。しかし、ホームレコーディング特有の、機械いじりの好きな少年の思い付きや、また機材不足からひねりだした斬新な工夫は、新しいサウンド母体となるのです。

 スペクターは、テディー・ベアーズの録音の時からスタジオ内と調整室を行ったり来たりして、録音技師を困らせていたようですから、コダワリの姿勢最初からのようです(口述しますが、後年よくいわれるワグナー好きやソウルミュージックの追求というのは、スターありがちな<後付け>である、と私は考えています)。

 このホームレコーディングが、実は<スペクターサウンド>の根幹なのです!<BACK TO MONO>の意味もこのことなので、一つのかたまり大人数、熱気、乱雑の中の整理、複雑の単純化、そして<ホーム>、これが彼の求めたものでした。かたまりは<MONO>、大人数はミュージシャンの数、熱は<ハルブレインドラム>、整理は<J・ニッチェアレンジ>、単純化は<L・レビンミックス>、そしてホームは<西海岸>、これがスペクターサウンドの中味の分析ですが、詳しくはこれも後述します。

インストマニア

 この当時のロックンロール少年と同じく、スペクターギター少年でした。本名フィル・ハーヴェイとしてインストレコードも発表しています。また'58、'59年はインストロックの当たり年で、チャンプ栖の「TEQUILA!」が#1になったり、B・ホリーのインスト版ともいえるファイヤーボールズ、リンクレイ、そしてジョニーハリケーンズサント&ジョニーサンディー・ネルソン(「TO KNOW HIM~」のドラムデビュー前の彼です)、そして極め付きはギターインスト王者、デュアン・エディーの登場でした。

 日本ではなぜか、ほとんど評価されませんでしたが、ギターリストとして一番の人気とヒットのあった人で、そのサウンドユニークさとポップ・シーンへの影響は大きいものがありました。またイギリスでの人気は特に異常で、'60年の人気投票では1位でした(すごい!)。近年リバイバル・ヒットした「PETER GUN」などは後の<007シリーズ>や<バットマン>のもとになったともいえますし、日本では未公開の映画「BECAUSE THEY'RE YOUNG」のテーマは、彼の"トワンギー・ギター"と流麗なストリングスとのコンビネーションは、すぐアル・カイオラが取り入れて「荒野の7人」となって登場、西部劇インストテーマの基本形となりました。また「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」のジョージマーチン楽団の「リンゴテーマ」も、まさにD・エディーのマネジャープロデューサーレスター・シルで、テディー・ベアーズの録音の際、隣のスタジオ仕事をしていて知り合ったといわれ、この人と出会ってなければ<スペクターサウンド>はこの世に存在しなかったといえるほど重大な出会いでした。

 シルはこの時すでにスペクタープロデューサー向きであることを見抜き、早速契約を結び、最初に買った曲のタイトルナント「BE MY GIRL!」。

 スペクターについては、まわりにいた人に才能があったので、本人にそう才能があったわけではない、という人もいますが、これは間違いです。確かにまわりにいた人々は有能でした。しかし、彼はプロデューサーとして一番重要な要素である<何をやりたいのか>ということが明確にありました。それは前にも述べましたがいろいろな意味での<直接性>というテーマを持っていたことです。これはもちろんR&Rのイディオム佐野元春調)ですが、荒々しいサウンドの中の直接性より、スペクターポップスに折り込んだ直接性の方がより<暴力的>ですらありました。

 例えば、R&Rの時代になって<BE>という動詞で始まるビッグ・ヒットは「BE MY BABY」が第1号です(BE CAREFUL~などの慣用句を除く)。簡単なようですが、作る側にまわってみると、これが簡単に言い切れるものではないのです。まさにこれをスパッと言い切れるのが<スター>なのです。「TO KNOW HIM~」の断定と「BE」の命令。このシェイクスピア調の、時代がかったともいえる口調が、逆に新味を呼んだのではないでしょうか。この大時代的で、且つ直接的な手法は「I WANT TO HOLD YOUR HAND」(ユーモアの点ではJ&Pの方が数段上ですネ!)に共通したものを感じます

 シルと契約直後、スペクターはD・エディのセッション見学しています。さっそく実地訓練をさせようというシルの計らいで、時は'59年の4月の後半でした。この年のエディーの最大のヒットは6月に発売された「FORTY MILES OF BAD ROAD」(9位)で、この曲はナントベースドラムだけをイントロでフィーチャーした、ポップス史上初のヒット曲>なのです。さて、ベースドラムイントロといえば「BE MY BABY」ですが、この2曲の因果関係についての疑問を、10年ほど前の<ニュー・ミュージック・マガジン>で発表したことがありましたが、時期的にはこの推論が成り立つようです。が、モチロン、その因果については全く憶測の域は出ておりません。

 エディーのスタジオは1トラックテープレコーダーが1台しかないという粗末な設備ながら、そのエコーを駆使してのサウンド作りは、特に録音にはうるさかった若き日のスペクターには刺激的な体験だったと思われます。トワンギー・サウンド秘密であった水道管やドラム缶をエコー使用するという一風変わった手法は(そのためシルは何10個もドラム缶を買い、しかも一番響きのいい缶を探したといいますスペクターが興味を持たなかったはずはありません。

 そのような多彩な録音技術を駆使していた人は、D・エディー・サウンド製作者<リー・ヘイズルウッド>でした(エンジニアはエディー・ブラケット)。ヘイズルウッドといえばナンシー・シナトラとのデュエットアストロノーツの「太陽の彼方に」の作者として日本ではおなじみですが、エディーのプロデューサーとして最初評価された人なのです。

中したスペクターは、一瞬たりともヘイズルウッドの背後から離れなかった>と発言しています

憧れのリーバー&ストラー

 その後シルは、スペクタープロデューサーにすべく、今度はニュー・ヨークリーバー&ストラーのもとへ送り込みました。’60年代代表的なコンビレノンマッカートニーとすれば、’50年代リーバー&ストラー時代で、ロックビジネスを目指す人々にとっての目標でした。スペクター学校の先輩でもあった彼らのデビューに一役買っていたのが、これまたレスター・シルでした。シルがマネージャーをしていたコースターズをきっかけに、ドリフターズ、そしてエルビスへの曲提供プロデュースを行い、初のR&Rにおける独立プロデューサーとしての地位確立したのがこの二人なのです。

 スペクターにとって、このニュー・ヨークでの修行時代の最大の収穫はベン・E・キングヒット曲「SPANISH HARLEM」をJ・リーバーと共作できたことでしょう。これはR&Rビジネスへの切符を手に入れた、つまり、お墨付をもらったということ......って、最大の自信となったことは疑う余地はあり.....

 ま.... ドリフターズの「THERE GOES MY BABY」...にストリングスをフィーチャーする手法を....ことも<スペクターサウンド>への引金になったと、私は思います。その手法プロデュースしたジーン・ピットニーの「EVERY BREATH I TAKE」は、全くドリフターズ調でしたが、すでに<スペクターサウンド>は出来上がっていた、ともいえる、本家を凌ぐ作品でした。<ゴフィン&キング>との最初作品でしたが、この日のセッションにはリーバー&ストラーをはじめ、B・バカラック、B・マン&C・ウェイル、アルド出版社代表のD・カーシュナーら、そうそうたる顔ぶれが集まったといいます。そしてこの作品が、ここに集まった全ての人にスペクターの印象を強く与えることとなり、一緒の仕事が始まるわけです。特にこの曲で印象深いのはドラムフレーズですが、G・ゴフィンの証言によれば、フィルドラマーゲイリーチェスターに指示をして、それが実に的確だった、ということです。

 この修行時代にすでに、J・ニッチェやH・ブレインがいなくても、これだけのものを作っていたことは見落とせません。スペクターサウンドを作ったのはやはり彼なのです。

 この曲は残念ながら大ヒットにはなりませんでしたが、来たるべき<スペクター時代>の幕開けを飾るにふさわしい素晴らしい曲でした。

 また、この頃、レスター・シルとリー・ヘイズルウッドは共同活動を解消、スペクターは新たなパートナー、いわば後釜としてシルと関係を結び、それが二人の頭文字を合わせた<PHIL+LES>の誕生となりました(シルとヘイズルウッドのレーベル名は二人の息子の頭文字から<GREG+MARK>というものでした)。

ガールグループ

 '60年代初めにシュレルズがキャロル・キングの名作<WILL YOU STILL LOVE ME TOMORROW

....きっかけに、ガール Permalink | 記事への反応(0) | 09:24

2023-01-22

AVを見てセックスを学ぶ

あの最初ナンパの所とか、インタビューシーンてほんとに参考になる

こちからこう言って、そう返されたら、こう返すとか

あちらから、そう言われたら、こう返すとか

音ゲー譜面を覚える感じ

返すタイミングやノリが重要

2022-12-23

プロジェクトセカイカラフステージがなんか変な方向に行き始めてる

https://twitter.com/pj_sekai/status/1606171638416171008?t=TdsTo51OKqXsPYQ563u5Fg&s=19

ついに3点押し・4点押しを解禁…したのはいいけどなんだこれ?

こんな難しいのができるならチュウニズムでもやったほうがいいと思うんだよな

そりゃYouTubeで上手いプレイ動画投稿してるような狂人の1人や2人APできるかもしれないよ?

でも実際のところプレイヤーの殆どはそこまで上手なわけでもない中高生な訳だし、ここまで難易度インフレすると皆やる気失くしそうな気がしてならない

スマホ音ゲースマホ音ゲーらしく初心者が目指したくなるような高難易度譜面を作って欲しいというお気持ち

2022-11-18

anond:20221118013358

そもそも画面見てタイミング見てボタン押すゲームなので…

難易度では譜面作る人も適当で(本当はそれではいけないんだけど)、意味不明ノーツの置き方をされてることがある

難易度を触ってみるといいよ

2022-11-16

なぜオンゲキは不人気なのか

オンゲキを始めて3か月半が経った。超がつくほどの新規ユーザーだ。

3か月半曲がりなりにもプレイしていれば、嫌でも気がつくことがある。

このゲーム、人気も活気もない。まず並んだ記憶がないし、半年に1回行われていた大型アプデはもう8か月以上止まっているらしい。

小出しに曲が追加されるだけの現状ではサービス終了がささやかれるのも当然といえる。

ではなぜこのゲームは人気が出ないのか。理由は①譜面微妙、②難易度の調整が難しすぎる、③キャラに魅力がない、の3つだ。

譜面微妙

よその音ゲーでは特定譜面を指して「認識難」「リズム難」と言うことがあるが、このゲームはほぼすべての譜面がこの両方である

さらに後半にかけて難しい配置を詰め込んだ局所譜面が多い。序盤のノーツ数は意図的に抑えられており、それが「この音は取るのに、あの音は取らないんだ」といった違和感につながっていることも少なくない。

また局所難ゆえに全体のノーツ数が少なく、わずかに乱れただけでスコアが大きく凹むので理論値狙いでなくても精度に終始気を配る必要がある。

とにかく遊ぶのに気を遣うのだ。ほどよく全体難で直感的に押せる爽快な譜面が足りない。

これだとせいぜい十数曲で脳が限界を迎えてしまうため、長時間遊んでもらうこともできない。

難易度の調整が難しすぎる。

実は①の原因はほぼこれである。左右3つずつのTAPボタン中央レバーさらに壁ボタンという造りは人類には早すぎる。

ゆえにこのゲーム体験譜面作成者プレイヤーの間にある非常に多くの暗黙の了解の上に成り立っている。

ほんの少しでも誘導を怠ればプレイヤーの手はあっという間に迷子になってしまうし、その他ささいなことで難易度が跳ね上がってしま危険が常にある。

サビで盛り上げたい、でも複雑な配置は連発できない…結果、とりあえずやりたいことだけやって他の部分は「守り」に入った譜面が量産される。

キャラに魅力がない。

複数女の子が用意されていて親密度を上げたりカードを集めたりできるというのはこのゲーム重要セールスポイントのはずだがいかんせんキャラ力不足

まずオンゲキを知らない人が一目見ておっとなるようなデザインキャラはいるだろうか。正直いない。

ではオンゲキを知らない人に持ち時間10分で任意キャラについて熱弁し、唸らせることができるだろうか。これも厳しいだろう。

残念ながら薄味すぎるのだ。外見のみならず性格や設定もいたってありきたりで、ぱっと見でこちらが抱いた「どうせこんな感じのキャラでしょ」という想像を超えてくることもない。

いまの時代キャラ売りをしたいならもっと複雑で奥行きのあるキャラクターを用意するべきだ。高すぎる目標を挙げるならシャニマス樋口円香。

ついでにストーリーソシャゲのイベストレベルでまったく面白くない。完全に詰みである

もちろんキャラゲー要素なんぞなくとも成功している音ゲー無限にある。言いたいのはとりあえず頭数だけ揃えましたみたいな中途半端キャラゲー要素はやめろ。

と、ここまで散々に書いてきたがこのゲームにも良いところは当然ある。

とくにオリジナル曲の完成度は音ゲー界でも群を抜いて高い。ボーカル曲、非ボーカル曲問わず粒ぞろいだ。

なんにせよ一度このゲーム自分人生と交わってしまった以上、あっさり死なれても困るので運営にはオンゲキをなんとか盛り上げていただきたい。

あいちばん気に入っているところは並ばなくていいところなので人気が出すぎても困るのだが。

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