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はてなキーワード: 二次利用とは

2024-03-18

他の創作ベースになるような作品の条件はなにか?

世の中の作品には二種類ある。

普通に消費されてく作品と、そうでない作品

後者は、その世界観部分的に後続に受け継がれ語られていく。

具体例を出す。

例えばトールキン

エルフドワーフといった種族の設定は今広く日本創作で使われている。

クトゥルフもそうだ。

まるで聖典のようにこれを原作にした作品がたくさん生み出されている。

日本発だと、水木しげる作品が該当する。

妖怪テーマにした作品は多い。

エルフも、クトゥルフも、妖怪もいずれも特定の作者による著作物だ。

無料から伝承から著作権のないフリー素材だからという理由で使われているわけではない。

ではなぜこれら作品の設定は受け継がれ、拡張されていくのか。

世にある多くの作品にも、魅力的な世界観種族などの設定は存在する。

作品の設定がベースとして使われるか使われないか、違いはなんなのか?

これらの条件を加味したとしても、トールキン等に匹敵するような作品はあるはずだ。

どうしてナメック星人は他の作品で登場しないのか?

2024-02-28

日テレの出した『セクシー田中さん』の内部調査コメントまじですごいなって思いました

増田でバズった某エントリーの通り、『株主に突っ込まれるまで無視』が正しい戦略なんですよね

炎上しても謝罪しないほうがいい(2023年版)

https://anond.hatelabo.jp/20230103181631#

なぜなら炎上に気づかない人たちは謝罪にも謝罪に気づかないからです(コスト無駄。なんなら謝罪きっかけで話を知ってしまうまである)

自分たちのメイン客が、『倫理的消費(エシカル消費)に気を使う余裕のある所得を持っていない』 or 『ネット感度低い』 とわかっている場合は、

謝罪しない方がお得です

 

 

でも何を思ったのか、よもやHuluジブリ会社としてどっかからツッコミでも入ったのか、

倫理的消費に興味がなくネット感度の低い大衆向けサービスをやっている日テレが、

おそらく1円の得にもならないのに、まさかの内部調査チームを立ち上げ上げたんですよね

ここまででもだいぶ驚きなのに、内部調査コメントには腰を抜かしまし

26日の日テレ定例会見で「できあがった作品二次利用などについては契約を結ぶが、ドラマ制作の詳細について契約書は存在しない」

制作過程著作者人格権に関わる契約については、「作品ごとにはない。法律に基づいた枠組みでの了解は当然あるが、約束事を文書で取り交わしているわけではない」

日テレではそうした対応一般的だとした。

 

コンプライアンス担当取締役執行役員責任者を務め、顧問弁護士ほか、外部から著作権分野に詳しい弁護士コンテンツ制作契約法務などに実績のある護士を招く

https://www.asahi.com/articles/ASS2V6F6BS2VUCVL01Z.html

 

 

  

とりあえず、TV業界御用達脚本家協会ひとつは下記のように書いているので、著作人格権著作財産権、特に著作権法第20条の規定解説から日テレ弁護士さんにお願いしたいです

あと契約書についても日テレ弁護士さんに解説をお願いしたいです

日本シナリオ作家協会脚本契約7原則

(1)「オリジナル企画」および「オリジナル脚本」の脚本家は、原作者として尊重されなければならない。

(2)「オリジナル企画」および「オリジナル脚本」が映像化に至らなかった際は、特段の取り決めがある場合を除き、いかなる場合著作である脚本家任意に利用できなければならない。

(3)企画開発費と脚本料を一元化してはならず、企画段階の企画書・プロット執筆脚本執筆には、別途ギャランティが支払われなければならない。

(4)脚本料は受注時に取り決め、長期間に及ぶ脚本執筆場合は随時支払われるものとし、決定稿を提出した後、速やかに支払いが完了されなけれ ばならない。

(5)企画開発および脚本執筆のために必要とする取材費、資料費、交通費その他の実費については、発注者負担しなければならない。

(6)氏名表示に関して著作権法第19条規定を遵守し、宣伝広告活動の際にも配慮されなければならない。

(7)著作権法第20条の規定を遵守し、脚本家に無断で脚本改訂してはならない。

 

著作権法第20条が理解出来てるなら、勝手オリジナルしちゃダメだし、攻撃しようなんて通常考えない

 

 

いったいこの内部調査は誰向けのものなのか、今のぼくには理解できないです

2024-02-10

https://anond.hatelabo.jp/20240208193546

今回の件については著作人格権は保持されていると考えられる。

著作人格権著作者の精神を守る権利

改変するも、同一性を保持するも、著作者の意志次第

ある著作者は原作を守るように伝えて、別の著作者は好きに改変するように伝えた

どちらのケースも原作使用の許諾を与えることで人格権を保持していると言える

NHK講談社に敗訴 小説ドラマ化の契約成立認められず

https://www.star-law.jp/news/nhk.html

NHK側は,平成23年11月講談社との間でドラマ化の契約を締結し,

平成24年5月連続ドラマとしてスタートするため,脚本執筆出演者

一部内定などの準備を進めていたところ,平成24年2月講談社から

白紙にする」と一方的契約を破棄された撤回されたと主張し,

ドラマの準備に要した費用等が損害にあたるとして6000万円余りの

損害賠償を求めていました。


これに対し,東京地裁は,「原作者が,意に沿わない脚本のまま

ドラマ化されてしまうと心配したのも無理はない。脚本承認されていない以上,

ドラマ化の契約が成立していたとは言えない」として,NHK請求

退ける判決を下しました


この判例に準じるならば、

脚本が出来上がって、承認された上で、脚本通りにドラマが作られるとしたら、

著作人格権は保持された上で、原作二次利用の許諾されたことになる。

ドラマセクシー田中さん」の件について言うと、

原作者が脚本にチェックを入れて直しをしている、

また原作自身脚本執筆している以上

著作人格権云々ということにはできないと思われる。

から日テレ原作者の承諾を得た脚本制作をしていることを強調している。

小学館は「著作人格権」の尊重を表明している

本気でそう考えているなら編集部原作者に脚本を書かせるべきではなかった。

あくま脚本家に脚本を書かせて、ダメ出しをする、NGを出すのみにして、

原作自身で手を入れさせることはないようにしなければいけなかった

そして脚本が完成した時点で、原作二次利用を許諾する


締め切りが迫っていようが、放送日が迫っていようが、

脚本原作者の思いどおりに上がらない限り、許諾するべきではなかった

上記判例に従えば脚本もできていないうちにドラマ化の契約は成立しない


出版社放送局は別方法である以上、ガバナンス契約によるしかない

今後、出版社が本気で原作者を守りながら作品映像化したいと考えるなら

このことを前提にして、放送日程スケジュールより先に脚本をもってこいと言い

脚本がてきていなければ許諾しないことを明確にして進めるべき


もちろん、脚本通りに制作されることも大前提である

anond:20240208193546

今回の件については著作人格権は保持されていると考えられる。

著作人格権著作者の精神を守る権利

改変するも、同一性を保持するも、著作者の意志次第

ある著作者は原作を守るように伝えて、別の著作者は好きに改変するように伝えた

どちらのケースも原作使用の許諾を与えることで人格権を保持していると言える

NHK講談社に敗訴 小説ドラマ化の契約成立認められず

https://www.star-law.jp/news/nhk.html

ーーーーーー

NHK側は,平成23年11月講談社との間でドラマ化の契約を締結し,

平成24年5月連続ドラマとしてスタートするため,脚本執筆出演者

一部内定などの準備を進めていたところ,平成24年2月講談社から

白紙にする」と一方的契約を破棄された撤回されたと主張し,

ドラマの準備に要した費用等が損害にあたるとして6000万円余りの

損害賠償を求めていました。

これに対し,東京地裁は,「原作者が,意に沿わない脚本のまま

ドラマ化されてしまうと心配したのも無理はない。脚本承認されていない以上,

ドラマ化の契約が成立していたとは言えない」として,NHK請求

退ける判決を下しました

ーーーーー

この判例に準じるならば、

脚本が出来上がって、承認された上で、脚本通りにドラマが作られるとしたら、

著作人格権は保持された上で、原作二次利用の許諾されたことになる。

ドラマセクシー田中さん」の件について言うと、

原作者が脚本にチェックを入れて直しをしている、

また原作自身脚本執筆している以上

著作人格権云々ということにはできないと思われる。

から日テレ原作者の承諾を得た脚本制作をしていることを強調している。


小学館は「著作人格権」の尊重を表明している

本気でそう考えているなら編集部原作者に脚本を書かせるべきではなかった。

あくま脚本家に脚本を書かせて、ダメ出しをする、NGを出すのみにして、

原作自身で手を入れさせることはないようにしなければいけなかった

そして脚本が完成した時点で、原作二次利用を許諾する


締め切りが迫っていようが、放送日が迫っていようが、

脚本原作者の思いどおりに上がらない限り、許諾するべきではなかった

上記判例に従えば脚本もできていないうちにドラマ化の契約は成立しない


出版社放送局は別法人である以上、ガバナンス契約によるしかない

今後、出版社が本気で原作者を守りながら作品映像化したいと考えるなら

このことを前提にして、放送日程スケジュールより先に脚本をもってこいと言い

脚本がてきていなければ許諾しないことを明確にして進めるべき


もちろん、脚本通りに映像化されることも大前提である

2024-01-31

anond:20240131002900

今回は「内容の改変はしない」で契約だった。

どこまで改変を認めるか、にもよるな。例えば「二次利用OKだけどエロ利用は禁止ね、と制限をかける場合もある。ドラマ化を許可たからといってなんでもして良いわけではない。

anond:20240131011504

アニメ化だけしか許諾しません」と言って実際に原作者が許諾しなかったらすぐにでも消滅するぞ。

というか原作者翻案権制限してどうするの? 「なにに二次利用を許諾するか」は原作者財産権なんだけど。

2024-01-26

anond:20240126020048

周辺情報も含めてもう少し俺自身咀嚼する必要があると思った

あとで調べるためのコメント

以下自分メモ(☆は自分が書いたもの)

AIによる学習を阻害する技術に対する法的措置可能

GalzeやNightShade で機械学習邪魔する人は、刑事告訴されちゃうかもね。ウフフフフ

☆これのことか?

AIの発展を邪魔するAI犯罪政府認定! 『TIME』誌が選ぶ最優秀発明Glaze Nightshade

https://togetter.com/li/2275902

第4回AI時代知的財産権検討会の資料が公開。我々が送った意見は「資料5」にまとまっている。自分意見ちゃんと載っているか確認を。……まあ載っていたとしても結局会議内容に反映されてないっぽいのが最悪なんだが。30条4に対して未だにコレだよ

https://twitter.com/numatakeja/status/1734490907410571461

AI時代知的財産権検討会(第4回)議事次第

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/ai_kentoukai/gijisidai/dai4/index.html

資料AI時代知的財産権検討会 論点整理

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/ai_kentoukai/gijisidai/dai4/siryou4.pdf (P.18)

☆現状の記述。下線が引かれていないので要検討項目とは見なされていない

AIイラスト規制を求める団体理事不祥事について

「木目百ニ」の事件

AIイラスト規制を求める団体理事「木目百二」氏が二次創作ガイドライン違反支援サイト作品全消し、謝罪に追い込まれ

https://togetter.com/li/2135111

会の理事である木目百二氏が成人向け二次創作収益を得ていることが発覚

木目百二氏が二次創作作品を削除、謝罪

https://twitter.com/mokumemomoji/status/1651958062482337792 (☆2024/1/27現在アカウントが凍結されているため見ることができない)

一次創作物の二次利用に関するガイドラインの一例と、二次創作による収入について

ブルアカ公式が定めてる「継続的創作活動のための、原材料費光熱費諸経費、ツール類など制作にかかった費用程度の対価・利益を得る」を明らかに超過した売り方をして、

多くの人々がそれを買って毎日ブルーアーカイブ過酷オナニーをしてる

☆過剰な収入があったとする根拠は見つけることができなかった

ブルーアーカイブ公式二次創作ガイドライン

https://bluearchive.jp/fankit/guidelines

二次創作を行う者について★

個人または法人格のない団体は、後述するような当社が定義する「非営利目的」の場合に限り、「ブルーアーカイブ」を題材とした二次創作物(同人誌同人グッズ・デジタル作品など…)の制作・配布・頒布自由に行っていただいて問題ありません。

非営利/営利目的とみなす判断基準

個人または法人格のない団体は、非営利目的かつ日本国内での発表・流通場合に限り、自由二次創作物を制作していただいて問題ありません。

また、趣味範囲で利用し、継続的創作活動のための、原材料費光熱費諸経費、ツール類など制作にかかった費用程度の対価・利益を得る場合においても非営利目的範囲内とします。

そのほか

散々著作権を軽視して無法地帯になったイラスト界隈を自分たちが作ったのに、なに「思想家ぶって人に説教してるわけ?

端的に言えば「一般人を見下した態度を取るべきではなかった」これに尽きる

一般人に頭を下げずに、偉そうに「倫理」だの「道徳」だの「著作権」だの適当なことを吹聴してAIイラストへの攻撃を支持した

著作権に触れてる」と怒鳴ってAIイラストを捨てさせて、その次の日に自分二次創作同人宣伝をした

政府見解曲解して吹聴して、それを信じたファン達は盛大に恥をかい

☆どこかにAI絵師視点意見が整理されているところがあればいいのだが、見つけられなかった

事実関係については検証可能情報がほしいところ

2023-06-13

アメリカ脚本家ストライキ問題

ネット配信から二次利用料がない

AI小説を読み込ませないで欲しい

 

これ通った場合

AIに例えば「ハリーポッターハーマイオニー趣味は?」みたいなこと聞いても「わかりません」ってなる感じだよな

いや、原作じゃなくてWikipedia読めばいいか

2023-05-08

https://anond.hatelabo.jp/20230507223618

この記事ブコメですごく叩かれてるけど何でなん? 強い言い方だけど、大筋としては間違ったことは言ってないでしょう。グレーっていう言葉定義曖昧なので、そこを議論主題にすると良くないと思うけどね。

権利者の許諾なしに複製等を行うことは、違法違法でしょ。一部を除けば親告罪なので、公訴を提起して有罪とするかは権利者の判断になるだけで。(元増田問題を一つ上げるとすれば、犯罪という言葉を使ってしまったために、違法有罪が結局まぜこぜになってるのは良くないと思う)

二次創作を認めているとかガイドラインがあるとか、そういった個別の事例はあるけれども、それらはすべて著作権法という前提の上にあるっていう認識は持つべきかと。

ときにこの界隈では、「二次創作は当然認められるべきだ」という圧力が一次側にかかっているんじゃないかというような状況があって、そういう風潮は改めるべきなんじゃないかと思う。「宣伝になっている」とか、二次利用する側が言い出したらおしまいですよ。

2023-04-13

男性専用車両が作られないのはJR側が「間違って乗ってしまった女性や、女性が無理やり男性専用に引き摺り込まれ集団暴行される可能性」があると考えているからだ(ソース無し)

@al05PNjJTgLQ917

私元々は男性専用車両の導入に賛成だった。でも確かJR側が「間違って乗ってしまった女性や、女性が無理やり男性専用に引き摺り込まれ集団暴行される可能性」があることを理由男性専用車両の導入に難色を示していたはず。

https://twitter.com/al05PNjJTgLQ917/status/1645610851741872128

@miho301407

普段から「男がみんな性犯罪者なわけじゃない!男を警戒するのは失礼だ!」と喚いてる男達はその理由を聞いても何も言わないのかな? 男性専用車両を作ってほしくないか文句を言わないと言うのなら勝手だなと思いますが それにしても社会的性犯罪者予備軍扱いされてる男の加害性ヤバいですね…」

@al05PNjJTgLQ917

@miho301407 確かこれです。JRではないかも。これを見たら男性専用車両作ることはリスクでもあるんだなと思いましたね。 鉄道会社男性が多い会社なのに、こういう決定が下されるというのは男性も加害性を自覚しているということなんですかねぇ。

@tsukemachang2

鉄道側にこう思われている性別こと、男性のみなさ〜ん?笑

@bearfallasleep

お、男、ろくでもなさすぎねぇ? いい加減恥ずかしくねえが?

@longsk235

男はもしかしてサバンナ制限なく走り回ってる動物と同じなんか?そんな心配JRという大企業真剣にされるのマジでやばい認識して欲しい。

ーーーーーーーー以下はtogetterまとめ内に記録されているツイート(@xXm1213yXxは凍結済み)ーーーーーーーー

@xXm1213yXx

@yuta_sky_ @sign326 わたしも同じような回答(男性同士の暴力事件男性への痴漢行為もあるため)をいただきました。

書面での回答は二次利用禁止ですので載せられませんがソースとして置いておきますね。

https://twitter.com/xXm1213yXx/status/1133686229008957446

@xXm1213yXx

@wait2u @yuta_sky_ @sign326 JR東京メトロに問い合わせましたよ。

@xXm1213yXx

@wait2u @yuta_sky_ @sign326 あ、ちなみにJR東日本です!

@wait2u

@xXm1213yXx @yuta_sky_ @sign326 ありがとうございます。早速JR東日本と東京メトロ質問しました。

https://twitter.com/wait2u/status/1133727351001440256

@wait2u

@xXm1213yXx @yuta_sky_ @sign326 東京メトロからの回答ですが、「雑用垢。」さんや「ℳ❁.*・゚」さんが仰るような回答はしていないとの旨の返答を頂きました。 どういう事でしょうか。

ーーーーーーーーtogetterまとめ引用終わりーーーーーーーー


ーーーーーーーー以下はソースが無い事に対する「本当の事だとしても言えないだけやろw」という見解ーーーーーーーー

@kikitubuyaki

@hilemon1999 @8VrKOSu4lpbn6IF まぁ、男性専用車両ができた時にそれを利用して女性に加害する人間と通常痴漢行為をする人間は別なように思いますし、そういった危険性がある事自体私は全く否定しませんが、鉄道会社からそのような見解が出ているのかはちょっと疑わしいな、と私も思いました。

@8VrKOSu4lpbn6IF

@kikitubuyaki @hilemon1999 実際過去にそのような回答があったとしても、いまはネットで騒がれるから改めては言えなそうでもありますしね^^;

ーーーーーーーーソース問答終わりーーーーーーーー



ツイフェミ間では既に大前提と見なされ男叩きの材料として使われている”鉄道会社が「女性が連れ込まれ乱暴される可能性が高いか男性専用車両は作れない」と主張した”エピソード、実は一切ソースが無い。

ヤバすぎる。

このような事実誤認をさせ、鉄道会社名誉を傷つける発言を誘発してしまった男どもは謝罪しろ


2023-02-20

記念のライブにもってこいの人気挿入歌セトリに入ってなかったのは、やはり作曲家不祥事理由なんかなー。

アーティスト役者不祥事が、過去作の流通二次利用にまで波及する機序をそういえばよく知らない。収益分配や契約周りで何が起きるとか、風評とかが大きいんだろうか。その作曲家の曲すらもトラウマになってしまっている人がいるかもしれない、とかもあるか。

2023-02-05

売れない漫画家印税

印税入って通帳見たら振り込まれていたのは二次利用電子分かな?っていうめちゃくちゃ低い金額で二度見した。

ちょっとしたお小遣いじゃないかこんなの。

部数も同人誌かよって部数だし存在しないに等しい。

今まで出てた単行本の部数から比較しても少なすぎない?という数だったので、色んな物削って真面目にやるのが馬鹿らしくなるわ。工場動かすのだって損だろう。

頑張ったお金っていう判りやす価値の見返りがなかったのでガッカリ

別に何万部も刷れって言いたいのではなくて、せめて並の金額を出してくれというだけだよ。

今後のやる気もごっそりなくなった。

よく発行部数少ない漫画に、聞いたことあるかもというタイトルが上げられてるけど、それは売れてる方の漫画です。

売れてない作家タイトルすら知られてないし本もないので手に取られることすら無いですよ。

検索で出てくる部数はたいてい売れてる方です。

あーあ、好きなものだけ描いていて暮らしたいなー!!!

2022-05-19

ゆっくり茶番劇なんて東方コンテンツ依拠してるんだから

東方側で二次利用ガイドライン改定して件の人に対して著作権行使するようにすれば終わる話じゃないの?

2022-02-28

から何でゲーム実況収益メーカーに流そうとするんだよ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20220227/k10013503111000.html

sigeharucom 収益化してるゲーム実況動画も、利益の半分位ゲーム会社に行くようにして欲しいと思ってる。絵本も。

このコメント結構な人数が支持してるんだが、何を考えてんだという感想しかない。

絵本読み聞かせ動画は「コンテンツへの寄生」だからゲーム実況も同じ穴の狢ってこと?

ゲーム実況たことある? あれ配信者の面白さで成り立ってるコンテンツなんだが。

配信者が主でゲームが従なんだから配信者に広告収益投げ銭が行くのは何もおかしくない。

それに、大手配信者はメーカーから許諾を取って配信している場合が多い。

正規手段収益を得ているのに、半分もメーカーに渡す道理がない。

で、次はeスポーツ業界での話。

Riot Gamesはコンテンツ二次利用に寛容なことで知られており、有名人公認クリエイターとして認定している。

ゲーム実況のおかげでeスポーツとしての寿命が伸びるし、配信者は収益を得られて活動を長続きできる。

シージやPUBGなど人気が怪しくなってきたタイトルに関しては、パブリッシャーが逆にお金を払って「広告してください!」ってなってる。

ゲーム実況周りは色々と整備され、配信者が真っ当に収益を得られる状態になってるのに、

いまだに配信者それ自体価値を認めない言説に腹が立つ。

それとも何、切り抜きの収益は半分を大本配信者に渡すという、MCN的な話?

理屈が謎すぎて、ゲーム実況から理不尽収益を奪う主張にしか見えん。

2021-11-23

温泉むすこの件

作者の感情とかは置いた話として、あれって中国とか「男は男らしく」って社会だと多分受け入れられないんだよね。

意外なところで日本創作物への許容性を感じられる良い例だったと思う。

まぁ作者は著作権から二次利用禁止すると言い出したからそこは守らないといけないけど。

拡散とかはもうあんまりできないのが残念。

2021-11-19

anond:20211119102048

裁判すりゃ勝てるだろうけど、たとえば音楽なんかでベース音楽二次利用したりしても、ちゃんと一時製作者に利用料を払っているのに対して、コミケのような同人界隈はオリジナルに対する対価を適宜払っているとは思えんのよ。中華のパチもんを日本人馬鹿にするけど、ことアニメマンガ生産者が報われていないような気がする。今のように規模が大きいうちはいいけど、衰退したら原著者はジリ貧やで。

2021-09-30

anond:20210929200129

行政が自らの広報基準について定める自主的ガイドラインから

どんだけ「表現規制」したっていいんだよ。自主規制なんだから

行政広報では、より多くの人に対して適切かつ公平にメッセージが届くような表現採用しましょう、

行政広報自体社会的固定観念偏見再生産してしまうような表現は避けましょう、ってだけの話だよ。

これの何がおかしいの?

クリエイターが「私はこれを描きたい!」つって勝手に描いて発表する行為は何も規制されない。

でも行政側はガイドラインに沿って発注するから、それに従えないクリエイターには公の仕事は行かない。

それの何がまずいのかわからない。たとえばエロ系やグロ系の作家がこのガイドライン

受けて「表現の自由が侵される!」って言ってても、増田擁護しないでしょ。同じだよ。

広告クリエイティブお仕事は、それぞれのクライアント意向に合わせるのが大原則。

そして行政には行政なりのルールがある。行政クライアントなら彼らのルールに従えって話。

行政側が客で、クリエイター発注を受けてコンテンツキービジュアル制作する納品者、

という関係なのに、本件で「表現の自由」とか「表現規制」とか言い出してる人達

一体何を勘違いしてんのかなって思うよ。

実質的表現規制ガイドラインとして運用するには、構図や服装などの突っ込んだ部分まで具体的に示す必要があると思う


これなんだけどさあ、同人作家人達は、商業コンテンツ二次利用規定に対してそんなこと言わないじゃん?

「突っ込んだ部分まで具体的に示せ」とか言えば藪蛇になっちゃうってわかってるから絶対言わない。

不快表現はおやめください」とか「原作イメージを損ねる表現はおやめください」みたいな

フワッとした言い回しをする公式文句を言わず、むしろ自由度を確保してくれてると褒める。

エロを明示的に禁止する公式に対して「表現の自由の侵害」「表現規制やめろ」と言ったりもしない。

行政に依頼されて描くものじゃなくて自分が好き勝手に描くものへの規制なんだから

そっちのほうがよっぽど「表現の自由」の侵害なのに。このへんのダブスタは一体どうなってんのかなー

2021-08-30

anond:20210827192457

続き楽しみにしてます

単純に蓄電技術として比較した場合Lib等に比べて水素の劣る点が「変換ロスが多い」なんだけど、ロスの大部分は電気水素の部分で発生するから水素状態からそのまま消費するのと発電して消費するのを比較した場合は、水素欠点殆どないと言えるのがポイント

ここなんですが、自分認識だと電気分解プロセスは吸熱反応、燃料電池プロセス発熱反応で、後段の「水素電気」のほうがエネルギーロスが多いと思ってました(PEM電解とか高温水蒸気電解は、吸熱反応を利用しているか効率がよい)。

増田でも書いたけど、電気と一緒に発熱コジェネ的に利用できればエネルギー効率は80%程度、発熱を捨てて純粋電気エネルギーとして取り出せるエネルギーで見ると効率50%程度で、今後技術革新を進めて60%を目指す、という感じだと思います

この効率は利用する化学反応自体に拘束されており(その意味では今でも十分高率だと言える)、今後の劇的な向上は見込めず、そうなると純粋な蓄電システムとして普及させるのは厳しいんじゃないかと思ったりします。昼間の余剰電気水素にしてその日の夜に売るだけでも6割以下に目減りしてしまうわけですから、今の卸電力取引市場の仕組みだと、この技術betする余地は低い(メリットオーダーで見た場合他の方法で発電または蓄電された電気のほうが割安になる可能性が高い)のではないかと…。

具体的に他の蓄電システム比較すると、揚水ダム発電だと電気位置エネルギーに変えて、後で電気に戻したときのラウンドトリップエネルギー効率が70%程度。レドックスフロー電池も同じく約70%。最近複数ベンチャーが取り組んでいる重力利用型蓄電(タワーや縦杭にコンクリートブロックなどの重量物を吊して上げたり下ろしたりして蓄電/放電する)だと、設置コスト管理コストも安く、施設寿命は35〜50年、ラウンドトリップ効率揚水発電と違って流体摩擦損失がないので80-85%と、これが案外本命かなと思ってます。固定電池系は、LiBだと95%ぐらい出るけどLCAが悪すぎるので、非コバルト・非リチウム系で良いものが出てくるのを待つ状態かと思います

水素エネルギーキャリアとしての性質活用せず、蓄電技術としてやっていくとなると、競合システムに対する優位性が乏しいなあと感じます。廃熱の二次利用ができるところならワンチャンあるけど、季節問わずに廃熱を利用できるロケーションとなると、はたしてそんな都合のいい場所があるかいね?と思ってしまうわけです。製鉄所の溶鉱炉を電炉化するぐらいでしょうか。

2021-03-22

ガチャピンさんへのレス(に、かこつけた諸々の話)

https://anond.hatelabo.jp/20210318185716

最初に言っておくと、“擁護”という言葉、muchonovさんこそが批判されているというフェイズにおいてその様に用いられる“擁護”という言葉は、ただの批判回避しかありません。『「xx批判」に対する批判』を「xx擁護」という事にしておくと、あくま批判されてるのはxxだけという事に出来て、「xx批判」こそが批判されてる事実を誤魔化せる、そういう小手先テクニックです。これはその意図の有無に関わらず、です。



『彼が“表現の自由戦士”の事を笑っていたと思ったら、笑われても構わないとか言い始めた』 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが(AAry


自分は、著作物に対する著作者の諸権利には二次利用者の表現の自由優越する要素が確実にあると思う。だから著作権を持つコンテンツホルダーに対して二次利用者が配慮を示すこと自体は、何らおかしなことじゃない。「コンテンツに対する権利を持ってる人達ガチで怒ったらどうなるかわからいから、謙抑的にやりましょう」というのは二次利用者としてごく常識的判断だし、自分だって似た状況が発生したらフツーに相手の「お願い」に従うし、何ならゴロニャンする。日頃「表現の自由」について何か勇ましい物言いをしてたとして、その忖度や阿りとのギャップを誰かに笑われても構わない。「それとこれとは別です」でおしまい


いやいや、意味わかんないですよ、これ。

だって「発端」のブコメhttps://b.hatena.ne.jp/entry/4699940658477561058/comment/muchonov)は

好意多寡」云々と強弁してるけど、勇壮表現の自由戦士たちが権利者の意向には簡単にゴロニャンするという構図は変わらない。自分たちからオモチャを取り上げる権利を持つ相手に屈服してるだけ


ですよね。

それに対してこちらが、それは“事実上の『私は「表現の自由」について全く理解していません』宣言”だよねと指摘して、そこにmuchonovさんから返ってきたブコメhttps://b.hatena.ne.jp/entry/4699974732078626146/comment/muchonov)が

そうかなあ? 自分著作物に対する著作者の諸権利二次利用者の表現の自由優越すると考える一方で、元増田は「グロく描こうが殺そうが馬刺しにして食おうがなんでもあり」だと言ってるんですけど。


この時点で、もうだいぶ「????」なんですが、これについてこちらが『“著作物に対する著作者の諸権利二次利用者の表現の自由優越すると考える”様なmuchonovさんが“コンテンツホルダー意向には簡単にゴロニャン”とか言っちゃうの、さすがに意味不明すぎでは。』と指摘して、それに対する応答が上の増田なわけですよね?(こちらへの応答だけのつもりではないにせよ)

日頃「表現の自由」について何か勇ましい物言いをしてたとして、その忖度や阿りとのギャップを誰かに笑われても構わない。「それとこれとは別です」でおしまい


とか仰ってますけど、笑ったの、他ならぬmuchonovさん自身ですよね。その“笑われても構わない”って、それ「笑う側のmuchonovさん」からしたらつまりは「“表現の自由戦士”たちは、おとなしく我々に笑われてろ」の意味なわけですよね?うん、やばいですね☆



更に言っておくと、そのmuchonovさんの増田もやはり“私は「表現の自由」について全く理解していません』宣言”にしかなってないよね


著作物に対する著作者の諸権利には二次利用者の表現の自由優越する要素が確実にあると思う


って、muchonovさんの中では、「著作権」と「表現の自由」が、かめはめ波の撃ち合いか何かみたいになっていて、「著作権」の方が勝ってる…という様なイメージなのでしょうか?


いや、「表現の自由」ってそういう事じゃないですから…。



もう何度も述べてきている事ですが

表現の自由」で最も重要なのは価値観自由競争市場)』。『公権力から自由』はあくまでその手段の一つ(もちろん重要だが)。『表現の自由度』はその結果。


です。


これは、『絶対に「正しい」とされる、そんな「思想」は存在しない。だからこそ、「思想」の媒体たる「表現」は常に「自由競争」の下にあらねばならない。』事こそが、「表現の自由」の根幹である、という話です。

また、「市場」の中で自身の「効用」を最大化する事は、個々の主体が持つ権利であるべきだから、という考えに基づくものでもあります

ですから、もしこれを否定しようとするならば、『全人類が、それぞれの権利放棄してでもコミットすべき、絶対に「正しい」とされる「思想」が存在する』と主張し、証明しなければなりません。完全に狂気であり、全知全能の神の召喚でも試みた方が早いレベルだと思います


つまるところ、その根幹が「自由市場である以上、各々の「私的所有(財産)」を認める事は「表現の自由」に織り込み済みだと考えるべきです。「表現の自由」vs「著作権」、どちらの方が“優越する”か(アクセルブレーキ、どちらの方が強いか)みたいな話とは違います

ですから、“日頃「表現の自由」について何か勇ましい物言いをしてたとして”も、「私的所有」を認める事に“ギャップ”はありませんし、もちろん笑われる理由存在しません。



とはいえ、「権利」(今回の件で言えば著作権)、及びその行使について疑問を呈する事がおかしいわけではない


これはmuchonovさんに限った話ではないと思いますが、恐らく『「権利がある」というのは、「その“権利”を行使した時に不評を買わない権利がある」の意味ではない』という事を理解されていないか、もしくは失念されています

他の言い方をすれば、『「ルール」に従うか/逆らうか』と『「ルール」を肯定するか/否定するか』は、それぞれ別の事柄だという話でもあります

(一応言っておくと、個人的には例の“お願い”について、曖昧であり「忖度学級会」を誘発するものだとして、2018年6月時点で批判的にコメントしています。)


また、「私的所有」を認めるという事は、その是非(その「大きさ」の妥当性や、そもそもの有無等)を問わないという意味ではありません。それは「表現の自由」とは別個の問題として論じる事ですし、今回の流れで言えば、もう少し著作権に関する是非は、議論俎上に載ってもよいだろうと考えます個人的には著作権もっと「小さく」していくべきだと考えていますし、むしろ逆に「大きく」なる傾向のある現状については危惧しています)。

実際、話題になった「馬名のパブリシティ権」の話は、その辺りが問われた件だとも言えるかもしれません。もちろん逆に、「せやかて、やっぱ馬名については馬主が優先的ステークホルダーであるべきやろ」と主張するのも、それはそれで一つの考えでしょう。

どうであるかと、どうあるべきかは、やはりそれも別の事柄なのですから



公式”と“オタク”の関係は、そんな一方的ものではないよね


muchonovさんは二者の関係を「権利者と利用者の力関係」と述べており、もちろん嘘ではないのですが、それ以前にまず「供給主体需要主体」の関係である事を忘れてはなりません。

コンテンツ二次利用権利者のお目こぼしのもとで成り立ってるグレーゾーンで、『お願い』を無視し続ければより厳しい使用規制が課せられたり、コンテンツ自体供給されなくなっちゃ危険があるから、みんなそれを避けるために『お願い』を遵守してる。


これはむしろ基本的には真逆ですよね。

供給側としては、コンテンツに対する需要がなくなってしまう事こそが最も恐れる事態の一つであり、つまり馬主のご機嫌よりもよほど)需要側のご機嫌こそを気にしなければならないわけです。趣味製作しているアートか何かではないのですから

恐らくは、だからこそ曖昧な“お願い”なのであり、また2018年6月20日なのでしょう(せめてアニメ放映中には冷や水を浴びせたくない、夏コミが控えてる、ゲームはしばらくリリースできそうにない…というタイミング)。

そしてもし、muchonovさんが記した様な「逆転現象」が起こるのだとしたら、それこそが「惚れた弱み」であり、正に元増田が述べていた状態のものなのです。

お客様神様」と「殿様商売」との間で揺れ動く、その実に「自由市場」的な動きの中で「表現」の在り方も変動するというのは、むしろとても「表現の自由」的である、とすら言えるでしょう(元増田に、そこまでの考えがあったとは思わないし、個人的にはやはり「忖度学級会」には否定的だが)。

にもかかわらず、それを“バカみたいじゃん。”と切って捨てるmuchonovさんの発言のほうが、よっぽど“バカみたい”なのではないでしょうか。


追記


HanPanna 価値観自由競争というのはrag_enさんの造語なので、法学だと思わないように(もし学説があれば教えて下さい)"思想自由市場"について知りたいならコチラのブログのが良いです。https://arecolle.hatenablog.com/entry/2021/03/06/124923


法学”ってどこから出てきたん?というか、『公権力から自由』はあくまでその手段の一つでしかないよ(大切だけどね)って話、してありますよね?ちゃんと読んでます

なんか理解されてないようですけど、その箇所への反論は「ちゃんとできるようにしてある」んですよ。つまり『全人類が、それぞれの権利放棄してでもコミットすべき、絶対に「正しい」とされる「思想」が存在する』と主張し、証明してみせればいいだけなんです。はい、頑張ってください。

まぁ、HanPannaさんが同じ話題でやらかすの、これで3回目ですし、間違った事でも言い続ければ押し通せるみたいなの、完全にオカルトなんで勘弁してください(HanPannaさんに許可を頂ければ、過去のやりとりも晒しますよ)。

あとリンク先、よりにもよってU.G.R.R.の人かよ…ギャグで言ってるのか?ってのが正直な感想ですけど、ぶっちゃけ謎の(マジで謎の)出禁を食らってるので(とはいえ、さすがに閲覧不可は無視するが)言及は避けておきます。やさしみ

追記2


Silica ところでこの"価値観自由競争"の中では寛容のパラドックスはどうなるんだろう、この人の言う"SJ"的な価値観がその競争勝利したらどうなるの?


嘘・デマ・偽科学の類が支配的な状態(人気になる)みたいな感じになるだけですね。

2021-03-19

anond:20210318185716

著作物に対する著作者の諸権利には二次利用者の表現の自由優越する要素が確実にあると思う

ところがこれ、著作権法学界では必ずしも自明でない、と言ったら驚くかな?

驚くだろうけど、実はまだ著作権法学界では決着ついていないんだよ

表現の自由について

https://anond.hatelabo.jp/20210318185716

これを見落としててレスポンスが遅れた。

 

 

素晴らしい。あなたのことが大好きだ。

元増田擁護する人達は、彼のヤバさを理解してない

 

 

ブコメレス元増田擁護してる人達の多くが、派閥的な「敵/味方」の判定をして味方側だとみなしたからか、

元増田が言ってることの過激さに気づいてないように見える。

 

元増田の主張は、おそらくウマ娘ファンの多くの認識とも、

同人活動二次創作擁護する人々の一般的見解とも違ってると思う。

もう一度元のエントリをよく読んで、みなさん本当にこの増田の言い分に乗っていいのか、

改めて考えてみたほうがいいんじゃないかしらん。

"

全く持って完璧あなたの読解は正しい。

その通りです。

私はエクストリーム表現の自由戦士なんです。

あなたのようにちゃんと読んでたらわかるよね。

 

から見ればキモオタたちは全然表現の自由活用度が緩い。

私の見解キモオタたちの見解全然違いますし、

私がキモオタについて語ってる部分は、彼等とスタンスの異なる他者の視座から「彼らはこう見えるよ」つってます

国語の点数低い馬鹿が「勝手オタク代表してるのがよくない」とか言っててうんざりしました) 

 

 

失われたら、ファンのほうも公式の「お願い」なんか無視して

あらゆる毀損表現を尽くしたっていいって言ってるんだよ。

表現の自由の本義に立てばそうなりまさーね。

そういうことをする必要があるのかは別問題として。

 

 

一次権利者にお願いされようが何されようが二次利用原則的に「なんでもあり」で、

いまウマ娘がそうなってないのは〈たまたまウマ娘公式面白くて人気があって

ファンに好感を持たれてるからファンに対して特権的な「お願い」権を持ってるんだ、

人気あるゆえの特別扱いなんだ、と言っている。ヤベーじゃん。

やべーよ?

 

 

一方で、ブコメへの追記反論の部分を見てみると、突然「土地を人に駐車場として貸す」「契約書」という例え話が出てきたりもする。つまり元増田も、心の中ではこれが権利者と利用者関係、何かについて権利を持つ側と利用する側の関係であることは薄々理解してるんだけど、このエントリで「フェミ表現規制派は俺たちに好意的じゃないから、俺たちもお前らの『お願い』は聞いてやらん」というストーリーに沿って話を進めるために、その核心には徹底して触れないようにしてたということ。最後ポロリしちゃったけど。

あらここは残念。

あのさあ、どっちを権利者に例えてるかわかってる?

キモオタ側よ?

 

まりここで言ってる権利とは。

サイゲームス著作権じゃありません。

キモオタ表現の自由の方です。

 

ほんとは書きたくなかったけどそこは注釈まで入れたのに

私がヤバイと気づいたあなた誤読してしまったのはとても残念だ。

 

  

オタクウマ娘公式のお願いを聞く理由」が「権利者と利用者の力関係」にあるのはみんなわかってる


でも、この「権利を持つ側と利用する側との力関係」こそが「オタクウマ娘公式のお願いを聞ける理由だってことは、多くのウマ娘擁護派にとっても自明の話でしょ?

彼らの自認としてはそうなんだろうけど

表現の自由の本義としてはそういう論理ではないし

彼らの行動だってよくよく見ていくとその自認と実態が違うと思うよ。

 

 

といった内容が多数ある。御説ごもっともで、自分もこのことが「お願いを聞く理由」の根本にあると思う。でも元増田は、ウマ娘コミュニティ公式への反応の根底にはこの著作者利用者権利関係があることを認識しつつ、あくまで「そうではないことにしたい」のね。著作物二次利用という行為につきもの権利関係力学をわかっていながら、あたかもそれが存在しないかように、純粋公式オタク好意的関係性にもとづいて、オタクの側が「お願い」を聞いてあげているかのように書いてる。これって、明らかに増田自己欺瞞でしょ。

私の欺瞞とはなんでしょうか。

表現の自由著作権の下位ではありません。

百歩譲っても緊張感のある相克関係にあります

 

そして欺瞞はむしろキモオタさんサイドにありますよ。

著作権者のお願いがあったのに二次創作やり続けた例なんかごまんとあります

自分意識してるかどうかは別として、彼等は自己説明ほど行儀がよいわけではない。

  

(または、もしかしてしかすると、元増田二次創作という営為に伴って同人界がず〜っと抱えてきた権利関係をめぐる緊張感や危機意識について全く理解せず、「表現の自由は全てに優越する」と考えてる、マジモンの「表現の自由戦士」だという可能性もあるけど、それはそれで皆さんお困りでしょう。)

判断がおそい。

 

 

もし元増田が「コンテンツ二次利用権利者のお目こぼしのもとで成り立ってるグレーゾーンで、『お願い』を無視し続ければより厳しい使用規制が課せられたり、コンテンツ自体供給されなくなっちゃ危険があるから、みんなそれを避けるために『お願い』を遵守してる。そうした権利関係のない第三者からああしろこうしろと『お願い』されるのとは状況が全く異なる。それを『態度が異なる』と笑うならどうぞご自由に」と(他の擁護派の方々と同じような)模範解答を言ってれば、多少の揶揄あてこすりをされる余地はあっても、主張の筋道自体には文句のつけようがなかったと思う。

私は別にオタク権利のためにモノ言ってないからそういう答弁どうでもいいんです。

なんどもそういってるよね。

そもそも私が今回興味持ったのはフェミニストの認知で、キモオタについては枝論です。

一度もキモオタを弁護するとか守護するとか言ってねーぞ。

 

 

何重にも地雷を孕んだ主張をゴリ押ししている。これにウマ娘ファンのみなさんは「そうだそうだ」と乗っちゃっていいのか?という話。

ただこれじゃ当たりやじみてるのでキモオタ名誉のために言っておくと

キモオタ側っぽいidの人たちの方が「こいつなんか変だぞ」「俺たちと違うぞ」って気づいてる反応をしてる人が多かったと思う。

フェミニスト側の人は完全に私をキモオタ弁護人キモオタ代表だと思ってる(そんなこと一度も言ってないし内容もそういうじゃないの読めばわかるのに)レスポンスばっかりで

やはり相対的認知能力低いのはキモオタサイダーではなくフェミニストサイダーだと思いました。

 

単にフェミニストが嫌いな人は私に乗れても

オタク立場や進退を考えてる人は私に乗るのを躊躇や留保してたんじゃないのかな。 

 

 

後半について

あなたはやっぱり著作権表現の自由の上位だと思ってるのでそこではっきり立場が別れる。

あなた著作権に諂うぞ笑いたけりゃ笑えという論理は力の論理であって自由論理とは違う。

 

たぶんあなたステートメントの方がオタクに支持されるものではあると思う。

こうやって書いてみて皆さんのレスポンス拝読して、なんだろう、

私はフェミニストよりもキモオタよりもだいぶサヨク度が強いんだろうなと自覚できました。

ありがとう。 

ガチャピンの人が雑なこと言ってて驚く

自分で描いてて楽しい世界著作権者の止めてという意思ノイズとして混じった時点で楽しくなくなるという話を「逆らえない」「屈服」と勝手否定的解釈して相手自己欺瞞とする意味はなに?

https://b.hatena.ne.jp/masa_bob/bookmark


masa_bob さんだから丁寧に書きますね。まず「自分で描いてて楽しい世界著作権者の止めてという意思ノイズとして混じった時点で楽しくなくなる」というご指摘は、自分にも充分理解できる抑制動機だし、実際そう思っている人達もいるんだろうけど、それは元増田の主張とは違いますね。増田が主張しているのは、「ウマ娘公式好感度信頼度が高いから、オタクもふわっとした公式のお願いに従っている」「彼らは人気者ゆえに特権的な「お願い」権がある」「人気者ゆえ多少スジの通ってない横着なお願いも聞いてもらえる」というロジックです。その「お願い」を聞くかどうかはあくまオタク側の裁量判断だけど、〈ウマ娘公式は〉面白いし評判を落とす事件もないか好感度が高くて、公式の「多少スジの通ってない、聞かなくてもいいお願い」をオタクも聞いてやっているんだ、お前らと違ってな!という画角

フェミ表現規制派の「お願い」は聞かないが、ウマ娘公式の「お願い」は聞いてやる。それは〈ウマ娘公式が〉ファン好意を持たれているからにすぎない。そして「この状況下、別にウマ娘同人誌エロく描こうがグロく描こうが殺そうが馬刺しにして食おうがなんでもありでしょ?」とまで言う。つまり元増田の中では、本件は一貫して、権利者と利用者の利害衝突の問題〈ではない〉かのように処理されている。でもzyzyさんへの反論では突然「土地を人に駐車場として貸す」「契約書」という例え話が混入してくる。つまり元増田本人も、心中ではこれが権利者と利用者関係調整の問題であることを理解してるんですよね。そしてこれは、多くの擁護派にとっては自明のことだと思います。たとえばaa_R_waiwaiさんが張ったURL http://doujinsokuhou45.com/archives/8925157.html でも、増田の冒頭の問いに対しては、擁護派の多くが「原作者絶対」「表現の自由著作権による制限は違う」「そこで戦ったりしたら表現の自由が潰されるかもしれんから」「二次創作の可否は著作権法上の問題からウマ娘から関係ない」という認識を示してます。いちいちごもっとも、そりゃそうだよねという話です。でも元増田は、この権利関係根底にあることを理解しつつ、あくまで「そうではないことにしたい」んですよ。自分はそれを指して「自己欺瞞」と申し上げてます

自分立場を表明しとくと、権利保有するコンテンツホルダーに対して二次利用者が配慮を示すこと自体は、何らおかしなことじゃないです。「権利を持ってる人がガチで怒ったらどうなるかわからいから謙抑的にやりましょう」というのはごく常識的判断だし、私も業務上似た状況が発生したら躊躇なくゴロニャンして屈服します。でも、それはコンテンツホルダー権利との関係でそうするのだと認める程度のプライドはあります。「あんたらのお願いに従うかどうかは俺の腹ひとつだが、あんたら頑張ってて気に入ってるからお願いを聞いてやるよ」なんてことは言いません。以上です。

https://b.hatena.ne.jp/muchonov/

masa_bob「ガチャピンの人が雑なこと言ってて驚く」 muchonov「masa_bob さんだから丁寧に書きますね」

イチャイチャしてる。

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