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はてなキーワード: ネタばれとは

2024-03-13

先日、

オッペンハイマーという話題映画日本に帰る機内の新作映画ラインナップされていたので早速みてみた。

日本賛否両論が起こりうるということで、昨年、日本での公開が見送られていた映画だ。

もっとも来週あたりようやく公開されるようだけど。

当初、配給会社忖度して日本人向けには見せてくれなかった、となると、一体どんだけ鬼畜な内容なのか?などと、

逆にヘンに妄想が掻き立てられるもの

妄想が先行していた分だけ、みた印象としては、拍子抜けとなった。

オッペンハイマー個人パーソナリティを軸に、冷戦など彼をとりま社会が興味深く描かれていた。

政府社会科学者個人を利用し、偶像化してゆく構造的な背景をのぞかせるような映画だった。

ネタばれになるので、詳しくは書かないけど、水爆開発の反対と公職追放、このあたりの描写映画としてはクライマックスだ。

ステレオタイプオッペンハイマーをみれば、彼の道義心と公職追放がセットになって語られがちであるが、実際にはいろいろな経緯が絡まり合っていた。

原爆投下という途方もない人道的な問題に対して、誰かに代表させてそれらしい答えを出させようとする世間(みている観客も含めて)の空気が鏡のように反射してみえ映画だった。

ヒーローヒール役というのはそうして偶像化される。

この映画では終始、オッペンハイマーパーソナリティを軸に展開していたので、その摩擦が却って浮彫にされた形だ。

そもそも歴史上の人物は、未来ことなどわかるはずないのだから、後世の人権感覚など何も知らないで生きている。

しかし、後世の進歩的歴史観は、歴史上の人物善意悪意をそれぞれ振り分けてして断罪・総括してしまう。ヒットラー絶対悪にするみたいにね。

しかし、特定個人悪人しかみたがらないような歴史観では、非人道的行為実像みえるはずもない。

その点、本映画では、本人をよそに、後世の歴史観にとって都合の良いレッテルやらロールモデル押し付けられてゆく、

という構造が見え隠れするという意味ではよい出来映えだったと思う。

しかし、結局のところ、一体何が日本賛否両論を巻き起こしそうな映画なのか、分からなかった。

プロットが複雑なこともあって、一度見て全部を理解できるような映画でもない。

ただ、映画を見終わったあと、そういえばトルーマンがそれほど登場しなかったな、と自分の不満ともいえる感情がくすぶり、ふと、

でもそれって、ヒール役の邪悪トルーマンをみてカタルシスを得たいだけだよな、と我にかえって気が付いた。

日本賛否両論を巻き起こしそうだという忖度って、まさにこういうことだろうと思った。

忖度のものが、原爆投下非人道的でありその野蛮さが強調されるべきだとする歴史観に知らず知らずのうちに飲み込まれていることが想像できた。

原爆の父と呼ばれるオッペンハイマー主人公映画なら、ぜひ彼に原爆開発を後悔させたい、苦悩させたい、とする心情、そういう懺悔がなければカタルシスが得られないとする心情ー

そういう道徳的な片鱗を少しでも見出したいとするのは、結局のところ未来がどこに向かっているか知る由もない歴史上の人物の顔を無理やり後世の人が考える正しい方向へ振り向かせようとする努力のようなものだ。映画のなかで彼に反省させてステレオタイプオッペンハイマー像に満足したい、というのが日本で起こりうる「賛否両論」の実像だとすれば、それこそ、オッペンハイマーに何かの役割を担わせようとする自分反省する意味でもこの映画をみるべきだ。

映画に描かれなかった広島長崎を強調させたいとする空気があるとすれば、皮肉にも、それこそが本映画で見てとれる構図、

歴史上の人物自分の持っている史観に都合のいいようにヒール役にしてみたり、ヒーローにしてみたりする空気元凶だということを再認識した。

余談だが、原語の英語の語りは、NHKドキュメンタリー並みに、かみしめ口調でゆったりとしている。

高校生くらいでも聞き取れるかもしれない。若い世代にみてもらいたい映画だ。

2024-01-20

スパイファミリー映画見てきた〔ネタばれ少し〕

KADOKAWA株主優待でもらったムビチケの期限か今月までだったので子供と行ってきた。

朝9時半からの回。田舎でも客の入りは7~8割。

映画の良し悪しは正直よくわからんけど、アーニャうんこ我慢させるのはどうかと思う。

あとヨルさんは正直めんどくさい。

2023-12-14

anond:20231214123055

わかんないけど主人公の一人キャリーエイダンっていう男性をひどく傷つけたエピソードとかで自分と重ねて泣いちゃったのかも

同じように過去にひどく傷つけてしまった誰かがいて、もうそときには戻れないし後悔しても今はひどいことをした、

間違ったことをしたとわかっててもどうしようもないし許されもしないことを引きずっててそれをいつまでもいつまでも心に持ってるのかもしれない

続編でその彼と〇〇(ネタばれ回避)するからそこがまた複雑な気持ちにさせられるし それで「痛い」って気持ちになるのはわかる、それはもう登場人物じゃなくて自分に言ってるんだよね

まあお母さまの本当のところはわからないけどさ

でもそういう作品ってあるよね、私にはある

自分現在の状況やここまでどういう風にやってきたとか諸々の事情感情で受け入れられるものって変わっていくし

反転アンチオタクとかもそういう複雑な感情作品投影してるんだろうって自分で思う

2023-07-16

君たちはどう生きるか ネタばれあり・見たけど意味わからんかった人

追記

たくさん読んでくれて嬉しい。元は友人とのTwitterDMが下書きになっていて雑な文章から申し訳ない。なので以下、こちらの意図が伝わってないコメントに返す。

・この物語の各パーツ・キャラを現状のジブリメタファとする解釈はこの児童文学作品矮小化していると思う。あまり好きではない

→全く同意見で、書いた通り普段テクスト的に解釈するのが好きです。矮小化されてしまってるのもそうなので、これだけが「正解」だとは微塵も思ってないし書いた通り自信はない。今回は宮崎駿最後作品、って思いが自分に強すぎて作家周辺の解釈がまず出たのだと自己分析している。作品のもの解釈海燕さん他書いているのがよかった。

映画も見てないし原作も読んでないけど、なるほど(以下略)

→お前みたいなやつがいちばんダメ。観ろ。観ずになるほどすんな。


一般向けではないというけど、次世代へのバトン家族の話って極めて普遍的で、ジブリ宮崎駿のことを知らなくとも皆それぞれ自分物語を重ね合わせて見ることができる作品だと思うよ

→この辺りは宮崎駿自己言及普遍的テーマを重ねて両輪でやっている気はする。


・あの作品登場人物実在ジブリ周りの人物に置き換える読み方はわかるけど非常に下品だと思っているので、する人を否定はしないけど、それが正解だと言って押しつけたりする風潮にならなきゃいいなと思っている。

→おおむね同意見で、自分ホッテントリに上がったことが押し付け風潮の一助になるのは避けたい。作家論は作家論でしかないし、それは基本的に狭い解釈になってしまうから、「正解」ではない。ただ言葉遣いとして、この人が作家論を「下品」としているのは、なんというか令和だなぁと思った。


前半はまぁ、とりあえず置いておいた撒き餌みたいな稚拙解釈なので、「正解」ではありません。(一貫性形成願望をとりあえず満たしておくために書いた、と思って欲しい)

しろ、この作品は唯一解を求めたがることも含めた後知恵的な意味よりも、もっとプリミティブな意味を伝えようとする作品だと思います。だから自分感想本質は後半です。そこのところ言葉足らずだったみたい。



追記ここまで


初日に見に行って、いろいろ考えつつ見たが、たぶんほとんどの人が「意味わからん(けどジブリっぽくて面白い!)」ってなるやつだと思ったので、自分なりの考えを書いてみる。ちなみに全然自信はない(その理由最後に書く)


見た人の多くは、ラストにかけてのメインストリーラインがよくわかんねえとなると思うけど、同時に物語にいくつもの象徴比喩が込められていることも、なんとなく察すると思う。

個人的結論を先に書く。(自分普段テクスト論的に物語を読むのが好きなのだが、作家論としてこの作品が見えた。)

まず、内容で感じたのはセルフオマージュの多さ。「紅の豚」の死出飛行機葬列が海の船になったり、ハウルの泥の人形が殺生できない住人になったり。老人の描き方はジブリの各種キャラを思わせたり。

オマージュ元には特にトトロが印象に残るように思って、抜け道や森から出た暗がりの風とか、ワラワラとか、宮崎駿トトロ気に入ってたんやなと思わせた。まあワラワラ鈴木敏夫の入れ知恵な気もするし、観客へのサービスって感じかな。

そしてここから感じたのは、宮崎駿人生が細かく千切られ散りばめられてるということ。


ていうことで、物語の根幹と宮崎駿人生に準えてラストで明かされる物語の根幹をよんでみる。やっぱりラストについては大事だよな。

結論から書けば、空から降ってきた大岩宮崎駿の才能、ギフト宮崎駿は大叔父でありあの世界は宮崎駿によって作られた作品の集合でジブリのもの。その血を引く主人公宮崎吾朗や孫だと思われる。ただし、内面宮崎駿投影されていて二重のモデルがいる主人公になっている。駿はジブリを継いで欲しかったが、吾郎拒否した。ジブリは駿の引退宣言とともに崩壊して、皆それぞれの暮らしにもどった。端的に言えば、それら経緯への駿の内面告白、なんだと思う。つまりスタジオジブリ(と駿)のために作られた物語なんだと思っている。


昔。降って湧いた才能に取り込まれた駿は、作品世界から出なくなった(家庭を顧みなかったりしたんだろう)。そして世界創造に励み、海や森の美しいファンタジー世界と、ユーモラスで残酷な鳥に代表される多くの愛すべきキャラクターを生み出した。

時々挟まれた、大岩が怒ってるとか。あれは才能から来る作品へのこだわり、そこから発される憤怒なんだろうな。時々駿キレてたし。

ただ、老いてきた。積み木を重ねられなくなった。積み木を安定させることも苦労するようになった。だからこの世界ジブリ後継者を探して、館に主人公ら血族を引き寄せ始めた。(この辺りの傍迷惑さについての自覚が、人生を総括し始めた老境の駿らしい感じがする)

関係ないけど、インコの王は唯一宮崎駿に謁見できて最後世界ぶっ壊したし、たぶん鈴木敏夫なんだろうなと思う笑

そして物語ラスト吾郎ジブリを継ぐのを拒否し、焦ってしゃしゃり出た鈴木敏夫がぶっ壊してジブリ崩壊した。でもそれを受け入れて?(この表現は適切じゃないかも。ただ眺めて?)老兵は去る、ってことを、ラスト宮崎駿は表したかったのだと思う。

総じて、人生全体を眺めて、ある程度中立的感情も整理しながら、比喩的な物語人物に落とし込んだ。そして達人のアニメーションで、それが分からなくとも万人が楽しめる2時間にした。

主人公が、みずから頭を傷つけて、それを最後最後告白し、汚れているか自分は継げないとジブリ世襲拒否するシーン。

あれはなんかほんとに個人的事件が、駿や吾郎にあるんかなて感じもするけど。いずれにせよ、今まで子どもイノセントに描いた宮崎駿が、この主人公にはドロドロしたものを罪悪感と共に植え付けているのは、自身自分の子どもみたいな、客観的に見られないし理想化もできない存在としてマヒトを描いているんだと思う。そしてそれが「真の人」って名前なのが、正直な曝け出しなのかなって感じさせる。

でもここは、ちょっと未整理。

まあたぶんに一義的な狭苦しい解釈なんやけど、とりあえずここまでは言語化できた。


ただ、ここまでこうして書いた考察について、正直自信がないというか、こうして作品言語化されることを拒否している作品である、ということことを、作品を見ている最中からずっと感じてきていた。

個人的にはここから作品本質だと思っている。

子供のころからジブリ作品を見て、宮崎駿のひねくれた人物像も知ってるから、この作品は明らかに異質だとわかる。観客へのサービス配慮)が欠けている。

はっきり言って、一般向けではない。大衆子供映画を作ってきた宮崎駿ジブリは、今までこんな映画を作ったことがない。上記のような一応に意味の通る解釈自力でできる人間はとりあえずいいが、そういうことをしない人が圧倒的多数で、それが大衆なのだ。だから、今回のような、作品の展開の速さや密度抽象度の高い映画は、一般向けとは言えない。自分が見た初日夕方の回は平日なのにほぼ満員で、しかし上映終了後のほぼ全員がタヌキに化かされたような顔をみんなしていたぞ。(正直自分もそんな気持ちだったので笑えた)

しかし、ここでそれを鑑みても面白いのが、この作品の「面白さ」は皆が感じているらしいということだ。

そして、これと同時に、自分のような批評する目線映画を見る者は、それはそれで大衆客と別な側面で拒まれている気がした。何か見る者の賢しい批評を拒んでいるように感じた。

以下に、その理由を書く。自分感想としての本質はむしろこっちだ。言語化しづらいのだが、見た人にはなんとか伝わるように書くと

宮崎駿生理的表現がほんっとにうめぇな」

となる。

例えば、食事のほおばり方。たとえば、黙ってうつむく表情。たとえば、真人うそをつくときの顔。みんな圧倒的に生き物らしい。生命力を感じる。みんないびつで、あいくるしい。(カワンゴがお説教されたアレとは本当に真逆な、きわめて何か、生命に対する賛美を感じます

これらすべてが、芝居をしている。客に直接的な理解を与える。この人物感情や、物語における人物立ち位置(正しい方向かどうか)など。あらゆる情報を、言語での理解を超越して、身体的・ダイレクトに観客へ伝わる。

作劇のうまさや間の取り方、ちょっとした身のこなしや振る舞いの描き方。それらすべてがアニメーションなのに自然で、本当にほれぼれする。達人のアニメーションは今でも健在だし、それはスタジオポロックみたいなのにもマネできてない駿の達人技だと思う。

で、それらの生理的表現が今作で上げる最大の効果は「生理的感覚として、見る者に言語範囲外で意味を伝える」ことだと思う。

自分新海誠映画が昔から好きなのだが、新海誠が「星を追う子ども」でやりたがって、でも全然できなかったようなことを、中盤くらいまでで軽々と全部やり尽くして、更に塗り替えていったような印象が途中した。)

はっきり言って、中盤以降は物語テンポが速すぎて情報量も多すぎて、物語が何を表現しているのかまったくわからないし考える余裕もなく、何もかもを押し付けられていくだけのように感じるのだが、いち観客として言えば、作劇がうますぎてずっと楽しくて画面にずっと惹き寄せられたままで、一ミリの退屈もなく最後まで面白かった。作品が何を言いたいのか理解できねぇのにコレなのまじ意味わかんねぇ。ユーモア人物の芝居とテンポと心地よさとその他あらゆる作劇でずっと作品世界へ惹き寄せ続けるの、冷静に考えてすごすぎる。

理解として言えば、言語範囲外で生理的に伝わってこようとする情報が、最速で理解できる。だから理性で作品に好悪を判断つけたくても、生理的理解が先に面白さを伝えていて、判断を保留し、物語が表す「意味」が分からない気持ち悪さをいったんわきに置く(打ち消す、わけではないのもポイント

たまたま映画見る前に考えてたのが、美輪明宏のモロの演技や紅白ヨイトマケの唄なんだけど、あれもなんか、生理的に分からされる凄みがあるよな。あれと同質の、生理に訴えかけてくる理解が、この作品の全体にあった。

から意味深がセリフ物語上の「意味」として理解できなくても、なんとなくわかっちゃうわけ。ああ、「そういうふうに」感じてるんだなぁ、って。

自分が書いたものも含め、なんか色々考察とか出てくると思うんだけど、この作品に関して自分はもうそんなのに大した意味を感じていない。いや言葉説明することは俺も試みたと思うんだけど、そういった理解や「意味」は後からやってくるものであって、それより先にあるこの一次的な身体感触の強さが、現在進行する映画鑑賞の今、圧倒的な作品だった。肌感覚で腹の底から湧き上がる力強さは、言語理解拒否して圧倒する。そんなプリミティブさ。

プリミティブな、といえばものすごく情報量が少ないように感じられるかもしれないけれど、ただそこで言う「情報量」ってつまりキロバイト的な情報多寡しかなくて、生理的な質感や圧倒的な情報の圧が含まれてない。この作品はそういった生理的な質感や圧、すごみをもってして最後まで観客をエンターテインする作品だった。面白さが言語範囲外で生理的に伝わってこようとするんだよな。

「語り得ないことに関しては、沈黙せねばならない」という言葉があるけれど、宮崎駿言語で語りえないことを語れる。対して、自分たち観客は語れないが、しか生理的理解している。

自分最初考察意味を感じない、といったのは、考察の当たり外れよりも「こんな小賢しい考察なんぞしてんじゃねー」的なギルティ感覚がするからだ。賢しらぶってることが怒られそう。それこそ、宮崎駿に叱られるカワンゴみたいな、「意味」や思考の中だけに生きて現実に生きる生命を見ようとしていないと叱られている気が(これは完全に自分勝手感覚なのだが)する。強いて言えばそれが、本作のタイトルのごとく自分に突き付けられたお説教だったかもしれない。

一般には訳が分からなくてもいいし、読み解く材料も与えないし、理解されなくても面白くしなんか感覚的には伝わるでしょ?みたいな感じが、ただ壁を感じるし、見る人は選ぶと思う。ジブリ作品に壁を作ったことって今まであんまりないと思うんだけど、たぶん風立ちぬで少しやって、「あ、好きにやってもいいんだ」みたいなのを、それこそ庵野秀明エヴァから知ったんじゃねーかwみたいな気もしていて、そして老境にさしかかりジブリ崩壊を見ながら、いろいろなことを感じ考えながら職人芸ですべて盛り込んだのが今回の作品なんだと思った。だから一部の人批評感想特に老人の走馬灯とかボケたとかみたいなのには全く賛成できない。

2023-01-18

水星魔女やっと12話まで見たけど(ネタバレあり)

夫との話題作りのために、暇を見つけてはアマプラ配信で追いかけて視聴してきた。

主人公少女ってことで、今までとは異なる切り口の物語になるのかな?」と期待させる序盤はよかったのだが、

謎をばらまくだけばらまいて、散々やきもきさせておきながら情報を出さな物語展開にイラつき、

12話放映直後のSNSの盛り上がりで「なんかあったらしいぞ」「ネタばれ踏む前にはやくアマプラ配信見なきゃ」と焦らされることにまたイラつき、

やっと12話を見たが、見終わるまで「12話は最終回ではない」ということを知らなかったので、ものすごいがっかりしている。

「今回のガンダム戦争をしそうでしないぎりぎりの政治劇をめざすのかしら?」とわくわくしてたのに、

結局戦争するんじゃねーか!!ってことは単に展開がとろくせーだけじゃねーか!!!!!

ガンダムシリーズはモビルスーツ戦争劇を描くもの」っていう型を崩そうが崩すまいがどっちでもいいんだけどさあ、戦争するならするでいいからもう少し小出しにアピールしておいてよ!!!

学園ものなの?政治劇なの?どっちなの?っていうかこの物語は結局何にフォーカスを当てたいの??というところがよくわからないまま突っ走ってきておきながら12話で結局戦争するんならさあ・・・・・・・・・

もうSNSネタバレ踏んででもいいから、本当の最終回が終わるまで見ないことにします。

スレッタという主人公をめぐる物語がこの先、「サイコミュシステム的なもの人生をめちゃくちゃにされてきた強化人間を再定義する話」「ガンドシステムの普及に伴うハビタブルゾーンの拡大を望む者と望まないものが織りなす政治劇」って感じのテーマに踏み込んでくれるならすごい楽しみなんだけど。そうなるといいなあ。

スレッタがエアリアルガンビットを駆使して無双するところがもっと見たいよ!!!っていうかそこは大好きだよ!サイコミュ的なやつで戦う強化人間の女の人がだいすきだから!(最推しユニコーンマリーダさんです)

でも人間関係ドラマ全然興味が持てなくて、水星魔女リアタイで追いかけることが楽しくありません。

という感想を持ったことを夫に伝えたら「一部のガノタモビルスーツ以外の人間ドラマに興味を持っていない層がいるので、そういう感想を抱くことはよくあります」と教わった。まだそこまであきらめたくはない・・・

anond:20230118100055

ぼっちざろっくがイライラするのはわかる。自分もいらついた。

水星魔女主人公最初いらついたけど、ストーリーが進むにつれて主人公の生まれというか育ちの伏線が少しずつでてきて、それが関係していることに最近気づいて納得した。

まりいうとネタばれになるので控える。ぼっちざろっくは続編が出てもみないだろうけど、水星魔女は2期がとても楽しみだ。

2022-09-24

最近観た映画が良かったから、ネット感想を調べてみたんだけど

その中で、ネタばれありの考察をしているサイトがあったんだ。

その考察を読んで唖然とした。

内容というか構造そもそも理解してないし、ある設定に対して突っ込んでいたけどそこの部分は映画内でしっかりフォローもされていた。

から、しっかり内容を観てないんじゃないか?と思えた。

そんな映画レビューサイトでもPVはだいぶあるみたいだし、パンフレット寄稿した経験を自慢していた。

もちろん、すべての映画批評のサイトがこうじゃないことも理解してるし、結局は書いているのが素人だってことも理解してる。

それでも、だ。「映画を年に○○本観ています!」と喧伝されると盲目的に内容を信じてしまものなんだろうか?

たとえば野球解説を、全く野球経験がなく、ただ「毎年100試合以上観ています!」という人物が行ったとして、言っていることに説得力を感じるだろうか。

文章においても本来、同様のことを考えるべきであるしかし誰しもが文章を書くことが出来、情報を発信できるような状態になるとついそれを忘れてしまう。

映画は実際、構造的だ。

考えなしに観ると違和感を覚える描写でも、構造意識して観ると納得する描写は数多くある。

そういったことを理解せずに批判し、駄目映画であると言い張ることは簡単だ。

でも、それで多くの人に駄目映画だと認識されてしまうのは非常に悲しい。

2022-03-27

anond:20220327181216

はなれていくホロライブ

リスナーから離れていくVtuber

しかし、そんなVtuber達とリスナーとの近さが次第とVtuberにとっては、

逆に大きなストレスともなり、多くの問題を生じさせていくことになっている例が見えてきた。

 

Vtuberの行動とリスナー意見が反発して、互いが敵対していく

即時レスポンスがあるという関係上、発言距離感も近く、

リスナーからVtuberに対しての苦言や強めのアドバイスなども直で伝わってしまうことになっている。

また距離感の近さに甘えた、馴れ馴れしく無礼発言も多く見られる。

 

それは批判のような分かりやすコメントだけではなく、

一例ではあるが以下のようなコメント配信邪魔する行為として指摘されている。

 1.ネタばれコメント配信しているRPGの先の展開をコメントする。例:「この先感動ポイント」など)
 2.プレイ指示コメントプレイ方法や育成方法について自分のやり方を押し付ける。例:「魔法ビルド以外ありえない」「左見て!」など)
 3.鳩行為(別の配信で起こったことを逐次連絡する。例:「○○さんが話題にしてたよ」「○○さんはもうクリアしたよ」など)

それだけでなく当然として誹謗中傷セクハラまがいのコメントをするリスナー散見する。

 

こういったコメントVtuber側も反発してしまい、

配信中にリスナーへと文句を言ってしまうということが頻繁にみられるようになってきた。

 

Vtuberに関するまとめサイトなどでは、

リスナー等に対する、

▶「お気持ち(傷ついた等の感情配信ツイートに乗せる)」

▶「張り手リスナーなどの発言や行動を注意する)」

というのが一つの主要なキーワードになっている始末だ。

 例1:リスナーに苦言を呈されて文句を言うホロライブの常闇トワ ttps://www.youtube.com/watch?v=VxyDe5jTPkQ
 例2:ファンに「見なくていいか邪魔はしないで」と苦言を呈するホロライブの湊あくあ ttps://vtuber-matomeblog.com/2022/03/32630/
 例3:自分に対して性的コメントをするなと苦言を呈するにじさんじ西園チグサ ttps://www.youtube.com/watch?v=Y3ulTSFTpo0

 

もちろんリスナー感謝する場面も、「お気持ち」することよりも当然多く存在している。

しか動画投稿時代と比べて、意見を表明することでリスナー牽制することが多くなり、

Vtuberの「やりたい配信」と、リスナーの「見たい配信」の意見のぶつかり合いが激しくなっている。

 

このような発言をすることによって

「弱さを抱える等身大の一個人」としてより親身に応援する人(ガチ恋など)が現れる一方で、

Vtuberリスナーの「心理的距離が離れていく」要因ともなっている。

 

ある種、Vtuberリスナー敵対する関係に陥った時代ともいえるかもしれない。

 

Vtuber同士で内に籠っていく

Vtuberにとってやりたい配信否定してきたり、

強い批判をしてきたりするリスナー対立していく反面として、

Vtuber自分と同じように悩みを抱えているVtuber同士や配信者でより親密になっていく傾向がある。

 

Vtuber同士の仲の良さは自体は良いことだが、それが過剰となり、仲間内で閉じこもってしまい、

本来向き合うべきリスナーのことを気にかけなくなったり、より一層の反発をしていったりといった事態に陥ることも多い。

 

Vtuber同士で馴れあいリスナーを軽視したことで起きた問題で、

有名なのはにじさんじで起きた「ドッジボール事件」だろう。

 

事の発端は、にじさんじのライバー30人ほどが、仕事外のレクリエーションとして体育館を借り切って遊んだことだ。

それだけならば、ただVtuber同士の仲が良いというだけの話で終わったはずだった。

 

ただ、それをVtuber達が暴露して自慢したことから

リスナーからリスクヘッジ問題配信がなかったことへの不満などで苦言を呈される事になってしまう、

 

更にその苦言に対して、にじさんじのライバー達が反発してしまい、

 >「だってお前らに関係ないじゃんって感じ」

 >「ただしリスナー、お前達は勘違いするな」

といった、リスナー馬鹿にするような発言をすることで、余計にリスナー達に反発されることになった。

 概要: ttps://wikiwiki.jp/nizisanzi5ch/%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB

 ライバー発言: ttps://vtuber-matome.com/vtuber-12197-95359.html

 

 

ここまで重大な事件は余りないが、

それでもVtuber同士と仲良くすることでリスナーとの距離が離れた件は時折見られ、

にじさんじ以外でも、他のVtuberとの交流が多い常闇トワなどは、

お気持ち」が多いVtuberとして知られている。

 (交流例
  Vtuber最協戦: ttps://www.famitsu.com/news/202203/18255280.html
  オールスター運動会: ttps://note.com/cmzgg/n/nc8ad53aef205 )
 (お気持ちに対するリスナーの反応
  「トワってFpsお気持ちさえなければ凄く魅力的な女の子なのにな」 ttps://www.mangasokuhou.com/?p=114748
  「Vtuber 【常闇トワ】声微妙性格悪、お気持ち表明、コーン配慮してない」 ttps://vtuber-matome.com/vtuber-7747-49769.html

 

またVtuberを集めてゲーム大会主催するネオポルテ渋谷ハルなども、「お気持ち」が取りざたされることが多い。

 (「【渋谷ハル】サブ垢でのお気持ちがヤバすぎる件」 ttps://vtuber-matome.com/vtuber-23222-190330.html

 

リスナーから批判が多いためにVtuber同士が結束していくのか、

それともVtuber同士で内にこもっていくうち、リスナーと反発しだすのか、因果関係は定かではない。

 

しかVtuberの全体として、

Vtuber同士で特別関係を築いていく一方、リスナーからは離れていくといった、

Vtuberリスナーは地続きではない隔絶された世界だ」と拒絶するような対応が増えて来ている。

 

運営スタッフとも敵対していく

しかも、このような心理的な隔絶態はリスナーだけではなく、Vtuber運営会社でも起きている。

 

一番有名な事例で言えば、輝夜月と事務所とのいざこざだろう。

 1.輝夜月の演者であったP丸様。の事務所とのいざこざの暴露 ttps://twitter.com/p_ma_ru/status/1443557297909682182
 2.輝夜月の休止から1年以上たってのファンクラブ停止 ttps://kai-you.net/article/81599

 

このような独立契約解除に至るような重大な事例以外でも、

Vtuber運営会社への「お気持ち」を表明することは頻繁に起きている。

 1.にじさんじ勇気ちひろが、えにからから妹を配信に出すなと言われた件

  ttp://virtualyoutuber-matome.blog.jp/archives/12656947.html

  >「妹のアカウントへのフォローやリプ全部消せってえにからに言われた…」

  >「都合の良い所だけ個人事業主だからって言われるのしんどい…」

  >「今までいっぱい我慢してきたけど…」

  

 2.ホロライブの兎田ぺこらが、収益運営に何に使われているかからないと暴露した件

  ttp://jin115.com/archives/52310945.html

  >ぺこらが運営提案した企画ボツにされた。それが諦めきれなかった。

  >しかし、その後、他の人が同じような内容の企画をしているのを見た。

  >スパチャはぺこらの給料にもなってるけど、運営に行った分が何に使われているかからない。

  

 3.にじさんじのグウェル・オス・ガールが、許可の出ていた配信企画配信後に削除を言い渡されて反発した件

  ttps://myjitsu.jp/enta/archives/98195

  ttp://yaraon-blog.com/archives/209543

  >グウェルと文野環による配信アーカイブが、運営の指示によって削除されたこから始まった。

  >運営問題視したのは、2人がオンラインゲーム3D人狼殺』にて一般リスナーボイスチャットしたことだ。

  >(しかし)同じ「にじさんじ所属ライバーの葛葉が、チャンネル登録者数十人(当時)の無名VTuberと絡んでいたことにも言及

  >このことから相手VTuberであれば“コラボ”という扱いになり、運営からOKが出るはずだという発想にいたる。

  

 4.マネージャーからの連絡をすべて無視していたホロライブの潤羽るしあ

  ttps://youtu.be/zZAM0UZ6cIg?t=103

  >「全部無視してんの。あの。マネージャーさんからDMの部屋。」

 

上記のような外部に騒がれるような事態以外でも、

「初期から運営方針が変わって困惑している」「マネージャーが使えなくて怒鳴った」「運営スタッフミスにキレた」

といった、事務所運営方針に対しての不満を述べることは良く見られる光景であり、

Vtuberは長く配信していくうちに所属事務所との確執軋轢も生じてくるようになる。

 

そう言った溝が広がりすぎた結果として所属していた事務所を辞めて、

個人として独立したり、別の事務所へと移籍することも、Vtuberではよく見かける光景になっている。

ただ、それはゴシップすぎるため、ここでは割愛しておく。

(「キズナアイ 輝夜月 ななもり」「ゲーム部 解散」「夜桜たま 運営」等で調べるとゴシップが大量に出てくるだろう。)

 

 

孤立していくVtuber精神障害

そうやってリスナー事務所などとの関係が悪くなっていくことで、

心理的孤立し、ストレスから生じる病気にみまわれるVtuberも出てくるようになった。

 

ストレスで気を病んだ例を、

ぱっと検索して出てきた物を挙げてみる。

 ▶ホロライブ

  アキ・ローゼンタールうつ病

  夏色まつり(睡眠障害

  百鬼あやめうつ病で度々長期休養)

  紫咲シオン(不眠・精神ストレスで度々長期休養)

  戌神ころね(ストレス自律神経失調症になり一時活動休止

  潤羽るしあ(うつ病 ※契約違反契約解除)

  宝鐘マリンうつ病で一時活動休止

  桃鈴ねね(不眠・難聴うつ病で一時活動休止

 ▶にじさんじ

  ラトナ・プティ不安症で一時活動休止

  伏見ガク(うつ病で一時活動休止

  黛灰(うつ病で一時活動休止

  

多くのリスナーに見られ、更には直にコメントをぶつけられる有名Vtuberは、

精神的な重圧も強く、ストレス配信が出来ない等という事態に陥ることも起きてきている。

これは次項に詳しく述べる。

2022-02-06

ゲーム作ってみた

ちょくちょく投稿したりする増田民だけど、ゲーム作ってみました。

https://novelgame.jp/games/show/6163

10分くらいで全クリ出来るので、良かったら遊んでみて。


内容に関して「訳わからん」って言われたりしたこともあったので、ネタばれありで明かすと宮台先生意見に影響されて作ったゲームで、

ピーターティールの唱える加速主義の行く末にある世界を端的にも描いてみたって感じのゲームです(というのも、ピーターティールが「民主主義ダメだ」と主張した理由に多少納得してしまったためでもあって、それでゲーム内ではああいった展開にしています)。

2021-10-30

CUBE 一度入ったら、最後」は最高のアンチフェミ映画です。

この映画、凄いよ。

ネタばれ全開なのでそれだけ注意。

原作と違い、極限状態関係なく黒幕以外みんな狂ってる状態からスタート

「完全に男性のみで関係性が閉じており、唯一の女性はなにもせず、なんの被害もうけず、しか利益だけを享受しているもののその描写はなく、ただ全体の支配者側である」ってことが全体の特徴。

これほど完璧皮肉があるかって話。狙って作ってなかったらそれはそれで凄い。

登場人物ごとにネタバレ詳細を見ていこう。

後藤裕一(菅田将暉)

 弟との二人兄弟で、父親虐待を受けていた過去あり。

 親に従うことでやりすごしていたが、結果弟は耐えられず自殺を図り、その場に居合わせたが手を差し伸べられなかった。

 片親なのか男性しかでてきません。 母親どこいった???

 虐待回避する方法はおそらく勉強してよい成績をとることで、弟はできず暴力をうけていた。

 金を稼げない無学な男性カス弱者だということを示しているキャラクター

越智真司(岡田将生

 コンビニバイトで食いつなぐ、自分境遇は全てが大人が悪い・社会が悪いというステレオタイプ弱者男性

 いじめにあっていたなどの言及もあり相当なうっぷんはたまっているのだが、その矛先は経営者おっさんに向かい女性に向かうことはない。

宇野千陽 (田代輝)

大人嫌いな子供。腕に服で隠れている大きな痣がある。

 詳細の描写はないがいじめを受けていてもだれも助けてくれなかったか、あるいは親から虐待をうけていたと考えられる。

 周りの男性を怖がる描写はあるが、唯一の女性には特に拒否反応なし。

 

井手寛 (斎藤工)

 家族か身内のイベントに間に合わせるために脱出積極的にめざす唯一まともな男性。

 原作脱獄ポジションではあるが、普通の整備工のようで特に悪人の要素はなく、

 なんだかんだ周りを助けてくれる口調の悪いだけの善人。

 弱者男性子供を助けるために命を落とす。

安東和正 (吉田鋼太郎)

 旧来的な価値観もつ男性

 広告会社役員であり、世の中が悪いのは努力をしない若者が悪いんだというこれまたステレオタイプおっさん

 やたら高圧的に周りにあたるし、子供にも暴言を吐くが、女性にはその矛先は向かない。

 越智弱者男性)の逆恨みで殺される。

甲斐麻子 (杏)

 黒幕

 びっくりするぐらい何もしない。

 でも誰から非難攻撃もされない。

 CUBEシステムリンクしているようで、トラップの有無もわかっているようだが特に何もしない。

 作中では何度か上のキューブに昇るために安東宇野シャツロープで引き上げられる描写があるのだが、なぜか彼女が引き上げられる描写は全カットされてたはず。

 まあ女性男性が助けるのは当たり前すぎて描写する必要すらない。

 一応端っこの部屋があったと主張はするんですが、管理者側なので全員を合流させるためにあえて流したんだろう。

総合してみると描写が一貫していて、強い男性が弱い男性支配搾取して、弱い男性の怒りは強い男性に向かうけど、でもその全体の支配者は女性という構造

まさに現代の縮図。

その男描写があまりステレオタイプなために滑稽な印象が強くなり、だからこそ女性ノータッチ特権ぶりが強調されてシニカルオチに繋がるのは実に美しい。

原作における暴力的な黒人男性キーとして、大学生および医者に学のある女性を配置した上でキリスト教的な罪を語る姿勢と見事に一致していると感じる。

スリラーとしてみると無駄がなく完璧構成だった原作とは比べ物にならず、描写も全年齢相当で甘く、エンタメ作品としては褒められたものではないけど、

道徳社会的な生物である人間もつ恐ろしさ、昨今のポリコレ偏重社会の息苦しさと矛盾は余すことなく描かれている。

全く人にはお勧めできないけど狂気に満ちた最高のアンチフェミ映画だよ

2021-08-12

ネタばれ注意】進撃の巨人で泣けるシーン

やっぱエ〇ビン団〇が〇ぬ時だよね?

2021-05-13

親のいる施設コロナクラスター化した親族より

親のいる施設でコロナが発生した親族より[追記・続報あり]

これ書いた人です。4回目。

発生後の対応が知りたいというコメントがあったので、追記にはその時点で知り得る話は書いた。

 

タイトルからネタばれしてるけど、結局そうなりました。

 

状況が確定すると、ニュース流れる前に施設から続報が届く。

最後に伺ったのは、感染者が判明した後のPCR検査で入所者にも感染が判明した情報だ。

職員・入所者合わせて20人近く陽性判定が出た。

 

自分父親は陰性だったんだが、同室に陽性者がいた。

職員感染が判明する数日前に発熱の症状があったので、念のため個室に移動していたらしい。

から感染している可能性は十分ある。

 

今は陽性者を別の階に集めて隔離しているようだけど、職員感染者が増えているし、施設側の苦労が忍ばれる。

施設のある地方都市は、ものすごい勢いで感染者が増えていて、正直大阪対岸の火事ではない。

しろ田舎なのでもっとやばいかも。

 

話を聞いて気になったのは、陽性者の多くが無症状患者だったというところだ。

 

職員からコロナが出た時、入所者の中にも発熱している人がいた。

けれど「コロナ感染しているかも」と思った人がことごとく陰性で、一見問題なさそうな入居者から多くの陽性が出た。

電話口で説明する施設担当者困惑しているようだった。

今のところ重症化した人はいないようだけど、年寄りなので先々はわからない。

 

一人目は職員から発見されたけど、デイサービスもやっている施設なので、誰が持ち込んだのかはわからず終いだと思う。

から、とてもじゃないけど施設は責められない。

老人たちは集団生活をしているから、クラスター化してもおかしくないし。

 

まずは、昨年3月から1年以上感染者を出さなかった努力を労いたいと思う。

ここから先は、これ以上重篤な状況にならないのを祈るだけだ。

 

自分首都圏にいるので、父親が亡くなった場合はどう対応しようかと思ってる。

入院・手術することになって、年末年始PCR検査を受けた時は陰性だった。でも、検査してから時間も経っているし、無症状なだけで保菌している可能性はある。

から不用意に移動するのは憚る身の上だ。

でも、世情が落ち着くまで施設に遺骨を預かってくれとは言えないよなあ…w

そもそも、生者のための施設なんだし。

 

最初に書いた日記に「介護士ミス家族怪我をしたけど、謝罪もないし賠償もされなかった」みたいなコメントがあったと思う。

 

残念ながら、そういう人も存在するよね。

自分出会った介護関係施設職員さんは、きちんと仕事をしているプロだった。

でも、たった一人だけ酷い相談員がいて、かなり不愉快気持ちになった(詳しくは「こんなに長い日記書いたのはじめてだ。 追記が途中で切れちゃうので別にし..」に書いた)。

 

そういう不愉快な人って、どの業界でも存在する。

今日たまたまそういう相手に久しぶりに遭遇して、「仕事としてお金もらっているのに、ごく普通確認もできず逆ギレか」って思ったばかりだ。

世の中は広いだけに、「普通」のことができない人もいる。

でも一部の人間のせいで、全体が悪く思われるのは違うかなって思ってる。

 

ただ、介護中の事故って多いって聞くし、人の力だけに頼るのは限界だと思う。

事故が起こるのは個人だけに原因があるわけじゃなく、構造的な問題を抱えてる証拠なんだし。

2021-03-22

今週のジャンプ呪術廻戦について(ネタばれあり)

※今週のジャンプネタバレです※


虎杖を加茂憲倫(通称メロンパン)が産んだ?っぽい件に関して

気持ち悪い」って感想がすごーく多かったみたいなんだけど、その気持ち悪さの正体って何なの?

男は「産ませる」ものであって「産む」わけじゃないって意識なのかな?

やっぱ男って「女に生まれなくてラッキー」って思ってるん?

(知らない人へ補足:今週のジャンプで、敵である男の術師(脳を移植して体をとっかえひっかえしながら長く生きている)が、

 過去女になっていて主人公を産んだっぽい(たぶん)ってことが明かされた)

2021-02-12

anond:20210211225417

増田を信じて見に行ったがひどいシナリオだった。


冒頭、指名手配された男が逮捕され、拘置されているところから主人公チームが男を奪還する。派手なアクション

いかける警官たちを巻いた主人公たちは、男にもうこの国では暮らしていけないと諭す。

がっくりする男。いやいやながら国外退去はやむを得ないと納得するが、荷物を取りに家に帰りたいと主人公たちに懇願する。

受け入れる主人公

・は?

・・は?

・・・は??

いやいやいや

警察が逃がした指名手配犯ですよ?

どう考えてもヤサは見張られてるでしょ。

・・・・見張られてなかった。

そのあと、男はヤサから取ってきた荷物を誰ぞに渡そうとして飲食店で待ち合わせる。

男が何を誰に渡そうとしているのか直接間接に確認もせず、酒食を喫しながらそれを横目で見守る主人公たち。

・は?

・・は?

・・・は??

さすがお兄さまみたいに主人公凄さ描写するためにまわりを無能描写しているわけでもなく、なんなんだこれは。

これはマチカド魔族かなんかのポンコツキャラを愛でるアニメだったんすか?だったらそう言ってくれ。


謎解きが都合よく進みすぎるのはまあ、尺の問題もあるだろうから仕方がない。

そこは問わないよ。

雰囲気は出てたよ。ホームズっぽさもあった。


でも-武士の情けでネタばれを避けるけど-ラストのあれもただただ主人公不用心していた帰結しかないー敵が一枚上手の恐ろしいやつだった描写ではない-よね?


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あとは、スパイもの/泥棒ものサスペンス絶対ある

こそこそと隠れて机の引き出しを探っているときに、困難な要素がなかった。

時間制限もないし、奇想天外なカギが必要ってこともなく(ミッションインポッシブルワイルドスピードの奪取シーンを思い出せ)、公爵侍従長配下が近づいてく見つかりそうになるってこともない。

見張りのない扉をカギで開けてただ探って出てくるだけ。

観客はこの侵入が失敗するかも?とハラハラすることはなく、宙ぶらりん感(サスペンス)をほぼ感じない。

尺の関係といえばそれまでだが、きららアニメのんのんびより流の「ストレスフリーアニメなのかもね。令和だ!

2021-02-03

anond:20210203144133

タイトルに【映画ネタばれ注意】入れてほしかったです。

読むのではなかった……。

2021-01-22

ネタバレ注意

ゴミ人間のプペルは、ルビッチのなくなった父親の魂が、ハロウィンの日に現世に戻ってきて形を得た存在である。”

まじか。「リメ〇バーミ〇」のネタばれじゃん!

2020-10-04

ネタばれ🐜】ミッドナイトスワンみてきた

邦画史上最高傑作」は言い過ぎだけど、草彅剛代表作にはなりえる可能性があると思った

ラスト賛否両論あると思う

批判する人はたんにめでたしめでたしで終わるハッピーエンドではなかったこと、トランスジェンダーの抱える問題をある一面しか捉えてないことあたりを批判するのかなと思う

まあでも「ラブストーリー」かといえば半分あたってるし半分は外れてる

ラブはラブでも男女の愛というよりは家族愛

ストーリー上は無駄に思えたことでもラストから逆算するとすべてが必要なことだった

2020-09-28

半沢の最終回は最悪だった

ネタばれあり】

 

 

 

  

 

半沢と大和田イチャイチャが好きで観てた。作品自体は好きだ。

それは今も変わらないが、箕部に公衆面前土下座しろっていう罵声浴びせるのはちょっと無いなあと思った。

だって構図としてはネット集団リンチと変わらんやん。

スクラム固めて囲って大人数で追い詰めて謝らせるっていうのが辛かった。

まあ政治家役だし、汚職してたし、ある程度は仕方ないのかもしれないが、

海外タイヤネックレスしたり、石投げて私刑死刑みたいな動画と変わらんやん。

黒崎という公権力も仲間にいるんだからきちんと法治国家として対処してほしかったなあ。(金融庁が何で汚職事件追ってるのかよく分からんかったが)

半沢の正義って何なんだろ。 

第9回までも最後は声を荒げるって振る舞いは好きじゃなかったけど、まあドラマ歌舞伎だしと思って観ていたけど、やっぱ最後のあれはないよ。

2020-09-25

水川あさみが憎くてたまらない

今日、「ミッドナイトスワン」という映画を見た。

主人公新宿ショーパブで働くトランスジェンダー女性(身体男性)で、演じるのはSMAP草彅剛彼女がひょんなことから遠い親戚の中学生女子と一緒に暮らすことになり、、、って話。

たまたまYoutube予告編を見て、「都会の片隅で孤独に生きるマイノリティ」という自分の好みドンピシャの内容だったので、公開初日に見に行ったのだ。

結果、むちゃくちゃ良かった。

正直「擬似親子」ってありがちな設定だし、ツッコミどころも沢山あったんですよ。え、ここの話の流れは無理があるんじゃない?とか。ここ展開早すぎない?とか。

そういうツッコミポイントを補って余りあるキャスティングの良さ、、、マジで全員良かったのよ。

邦画ありがちな「この人は事務所のプッシュかな?主演のバーター出演かな?」ってのが端役含め誰一人おらず、

特に草彅と親戚の女の子、芝居に思えないほど役にハマっていた。ドキュメンタリーみたいだった。

あと音楽もいい。哀愁漂うピアノ旋律、あれは印象に残る。

さて、本題に入る。

水川あさみである

映画を見終えた今、私は水川あさみのことが憎くてたまらない。

正確に言うと「水川あさみが演じた女性」のことが憎い。あいつ嫌い。

役名は忘れた。もうね、とにかくムカつく役どころなんですよ。

ネタばれになるから何がどうムカつくか詳しく書けないけど、彼女の初登場シーンから最後まで、私は終始あさみに対してムカついていた。

物語後半、あさみ笑顔を見て、ムカつきは憎しみへと変わった。

そして映画を見終わって数時間経った現在も、、、あい・・・あの女・・・アアアアアアーーーー!!!という、あさみに対する負の感情脳内を渦巻いている。異常事態である

俳優に対してこんな気持ちを抱くのは、白石和彌監督凶悪」で冷酷なヤクザを演じたピエール瀧以来だ。

凶悪」を見たあと数ヶ月は、各種メディアで瀧を見るたびに「絶対何人か殺してるよな、、、」と思っていた。今も心のどこかでほんのり疑ってる。そんなわけないんだけど。

このモヤモヤした気持ちを誰かに伝えたくて、ミッドナイトスワンを先行試写会で鑑賞済の友人(SMAP中居推し)にLINEした。

友人からは、若干引いた様子で「そこまで思わせる水川あさみが凄い」と返信がきた。

思い返すと、私はこれまで彼女が出たドラマ映画を見た記憶がない。

いや、何か見たかもしれないけど、失礼ながらまったく印象に残っていない。

ところがどうだろう、ミッドナイトスワンにおける水川あさみは私に強烈なインパクトを残した。

役の設定が個人的琴線に触れたってのも大きいが、あんなに演技が上手いと思わなかった。

そして彼女の低くて鼻にかかる特徴的な声は、正統派美人女優路線ではウイークポイントになるかもしれないけど、

今回の役どころでは絶妙に良い方向に作用していた。

今後しばらくは、水川あさみの姿を見るたびに「この女、、、ンギギギィ!!!」ってなりそう。窪田くんごめんなさい。

水川あさみ、、、、アンタ凄い女優だよ。

2020-09-17

anond:20200917203350

ネタばれする可能性があるサイトをもれなく閲覧できなくするフィルタリングサービスでもすればいいのにな

言論統制フィルタサービス 1500円/月

2020-09-15

増田「今週のキン肉マン面白かったな!」

ネタバレ警察「それネタばれですよ。ネタバレは止めてください。」

編集部ネタバレは訴えるぞ。ゴラァ」

そして誰もキン肉マンについて話す人は居なくなった。

2020-08-02

もののけ姫を観てきた(ネタばれ

学生の時に何度も映画館で観たけれど、最近また観てきた。

やはりこの映画は、映画館で観ないと人生の大損と思う。

開始早々の祟り神戦は、アニメ映画の中でも屈指の爽快なアクションシーン。

激しい動きのようでいて人間の目の動きをよく押さえていて、ただ画面を揺らして画面酔いさせるようなものとはレベルが違う。

音楽も画面と完全にシンクロして印象的な金属音ともあいまって脳汁バドである

その後、アシタカ西国へ赴く場面は多くの人が言うように素直に号泣するしかない。

一見のどか田舎風景でも病や飢え、戦が絶えない非常に厳しい世界であること、シシ神の森の不思議さやタタラ場の異様さなどが自然と配置され、複雑な背景を解説無しですっと飲み込ませる演出はまた最高。

思うに、エボシは、高級遊女か何かで上流階級とツテがあり、そこから師匠連とつながって石火矢の技術や、もしかしたらタタラ技術も手に入れたのだろう。

ただし、おそらくきちんとした後ろ盾はなく、師匠連やその上の人たちから見て使い捨ての手駒でしかなく、地侍などと組んでも主導権を奪われかねない危うい立場であったと思う。

そこで、手っ取り早く勢力を築いて生き延びるための手段として、自分を裏切らない捨てられた女達と病人を利用し、そのことに本人も自覚的だったと思う。

から、「曇りなき眼」発言で大笑いしたのには、意表を突かれたこともあり、また多少は青二才に対する嘲笑もあったと思うが、自嘲の成分もある気がして目頭が熱くなる。

結局、神々たる自然に向かっていくのは、人間の地から追われた弱い者たちであって、「最初に人が自然を侵したのだ」としたり顔でいう人間に限って、人間の地の真ん中でのうのうと生きているという欺瞞に気が付いたから、エコを前景から引っ込めたのではないかと疑っている。

ジコ坊というのも面白い人物で、徹底的に現実的前線指揮官であるにもかかわらず、結構な遊びがある。アシタカのようにやけに戦闘力の高い不審若者を、自分関係先に送り込んだりする。

作中に天朝様の御文が出てくるが、基本的師匠連の目的神殺しとそれによる更なる権威の増大である

ジコ坊のセリフで「神殺しは怖いぞ」というのがあるが、彼は以前にも神殺しに関わっているともとれる。

怖いのは神による祟りだけなのか。神殺し英雄は、権威を求めるものにとって邪魔なのではないか。ジコ坊は神殺しに関わったために、いい年して最前線に送られているのでは。ことが済んだとき、エボシの立場は非常に危うい。

たぶん、ジコ坊が「神殺しは我々でやろう」と部下に言ったら、その時点でエボシは殺されてしまたかもしれない。

また、神殺しの後、シシ神の首に部下を集中させることで、エボシの存在をうやむやにしてしまったように見える。

ラブリーである

いやー本当に映画っていいものですね!

2020-07-13

おすすめ邦画を教えて

今日、「水曜日が消えた」を見てきてやっぱり邦画好きだな~と思ったんだけど、

有名どころ数本しかたことないので好きそうなやつ教えてくれると嬉しい

(好きだった映画)

ジョゼと虎と魚たち

EUREKA(青山真治監督)

東京公園

花とアリス

・ぼくたちの家族

パーマネント野ばら

映画だけだと情報少ないのでドラマも載せてみる

(好きだったドラマ)

木皿泉作品全般

・anone

フランケンシュタインの恋

書店員ミチルの身の上話

・鹿男あおによし

・俺の話は長い

トドメ接吻

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たぶん、あんまりスカっとしないけど胸糞ではない感じのモヤっとした話が好き(これはネタばれだろうか

よろしく頼みます

2020-05-16

Webで残りにくい文化ってどうなるんだろう

次のWebにあったものは残りやすい。

コピペできるフォーマットが決まり、組み合わせで新しいコンテンツが作られるもの。Party Parrotの黒板の内容を変えたものが大量に出回るようなもの

② ふぁぼやRT数の増加傾向をいち早くつかみ、サイトで紹介したり、薪を放り込んで燃やす系。

広告アクセス数を増やすために、プラットフォーマーからの助言に従ってコンテンツを作っていく。YouTubeサムネに大きな文字を出すなど。


これらとは違うのは残りにくい。

自分で一から作るとか、時間をかけて読まないといけないとか、始めるのにお金がかかるとか、塗料を使うなど今の住宅環境と合わないものなどは残りにくい。

キュレーションが一時期流行ったものの、人気が出るかどうかわからないコンテンツを紹介する人はいなくなった。

ネタばれ禁止の風潮からなのか、紹介文すら悪と感じる人もいると、基準とできるがアクセス数くらいになってしまう。

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