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2018-05-21

グランディアIIIがクソってより初代が頑張りすぎたんじゃないかって話

ネタばれ注意※


初代が20周年なのに配信を終了されてしまったグランディアIIIちゃん

どうすれば許されたのかって考えるつもりで比較対象として初代を振り返ってたら思いの外ヤバい

いや、たぶん気づいてた人はプレイしてた当時から気づいてたんだろうけど俺はいさら理解した


テーマの一貫ぶりがすごい

物語が動き出すきっかけは冒険者である父親形見精霊石=これがキーになって古代文明遺跡に導かれる)

・「精霊石冒険者の魂」と主人公に語らせた後、「軍」が精霊石を狙う展開になる

 →軍は統制されたオトナ社会メタファーで、

  つまり自由vs規律暗喩子供vs大人暗喩をまとめてこなしてる

・「精霊石」が奪われた瞬間に主人公は死にかける。

・「精霊石」を奪うのはライバルキャラ父親

 しか古代文明調査をしてて呪われた将軍という立場

 →古代文明を探求する軍のトップ父親)、というキャラ立てで

 「探求心は悪にもなる」「大人からの抑圧」「偉大な父親からの抑圧」「探求心の喪失は死に繋がる」

 という暗喩をまとめてこなしてる。ナニコレ。

・「真理にたどり着いた者」だけに開かれる「精霊聖地」で主人公は「精霊石」を提示された後、それを否定して「精霊の剣」を受け取る。

・「精霊石」を「精霊の剣」で砕いて話が終わる

・「精霊の剣」はプロローグ直後のごっこ遊びで集める勇者の証として一度登場する

 →これ以上ない「子供」による「父親殺し」のメタファーやん


あえて説明するまでもないぐらいわかりやす暗喩だろうと笑われそうだけど

少年が男になる物語」がここまで丁寧にゲームで描かれてるのすごくね?



シナリオの置き方が丁寧

1.開幕は子供同士でごっこ遊びをしている

2.引退した冒険者の爺に認められる

3.母親が子離れして独り立ち

4.でも幼馴染はついてくる(=まだ子供)

5.ほぼ同い年の女の子に認められる

6.軍(大人)を出し抜く

7.閉鎖的な村の村長に認められる

8.巨大な壁を越える

9.勇者として認められる

10ヒロインを異性として認識する

11中年男(一人前の男)と幼馴染に認められる


ここでdisc1終了、先の精霊石メインの話=父親殺しの流れに。

認められる相手立場が徐々に上がっていってて

子供少年 の成長過程を描くのがめっちゃ丁寧でビビる



メタファーの置き方も丁寧

登場人物の見た目が東に行く(=主人公冒険が進む)ほど動物に近づいていき、自然も険しくなる。

 ラスボスの見た目は植物名前ガイア(=地母神/大地)

 力に目覚めたヒロイン背中に生えてくるのは羽ではなく翅。

 幼馴染がリボン代わりにつけてるのは主人公父親が見つけてきた「虫」とも「動物」ともつかない生き物。

 …あれ、てかガイアラストダンジョン攻略羽化しようとしてたよね?

  羽化しようとしたガイア精霊石破壊するとデカい樹(=世界樹)に。

  敵ボス将軍=仮置きの父親)が企てていたのは「ユグドラシル世界樹計画」。

  もしかしてこれ「母親離れ」も暗喩してる?

  ヒロインが虫ってことはそれよりデカい虫は母親しか考えられない気がする。

  名前地母神だし。

 父親殺しと母親殺しを同時にやって世界樹誕生…?

 つまり世界樹大人としての人格というメタファーになってるようにしか見えない。

 どうやらガイアは悪の象徴ではなく「制御できない感情」のメタファーらしい。

 もしかして「虫」=「童心」で二重のメタファーだったりする?

 いやいやこえーよ書いた人何者だよ

・敵将軍(=野望に囚われた父親)は「ガイアの芽」によっておかしくなった。

・「霧の樹海」の中にある村も「未開の森」の中にある村も閉鎖的

 「石の森」の中に滅びた村が存在している

 (ちなみに、海のそばの村は開放的に描かれている)

・人から精霊が失われると石になる。

 意志のない守護ゴーレム石像

 光翼人に力を注がれると蘇って石ではないロボットのような姿になる。

 光翼人の力で制止されると石に戻る。

 ガイアが光翼人の力で制止されると石になる。


精霊意思 であり、意思がなくなる=石になる と表現されている。

人→動物植物→石の流れは意志の強弱も暗喩しているらしい。(街や村のあり方を見るに)

精霊石=眠っている意思とも受け取れるし、父の遺志=精霊石メタファー完璧

遺志=精霊石を割るで父親殺しのメタファーがより強固に。



深読み苦手な自分がここまで読み取れるってことは読解力高めな人はもっといろいろ読めるだろう。

いや、怖!

キャラクターの一人がヒロインを参考にしていると明言されているし、

深読みロボットアニメの影響は多少あるにしても十分冒険譚として独自性を構築できていると思う


グランディアめっちゃボコられてたけど

女の子も楽しめるように王道冒険活劇書きました」でここまで色々仕込める人の後釜、務めようと思うか?

てか一介のゲーム会社社員がこれに「原点回帰」できるのか??

この織り込みに織り込まれた上でほどほどに読み取りやすメタファーの数々、

これを「16歳の飛行機乗り」「空」ベースにして再構築できるかって言われてホイホイできちゃうひとはどれぐらいいるんだろうか。

しかもここまでメタファーてんこ盛りなのにパッと見ただの冒険活劇を装うとか


出来上がってきたIIIはひどすぎたけどこの初代を踏襲したうえでパクリにならないような王道冒険活劇って、

ゲームシナリオ界にオリンピックがあったら確実に金メダル級の超難易度だと思う

話づくりに自信がある人、「俺が作るグランディアIII」にチャレンジしてみてほしい

「空」飛行機」「(ヒロインが空から)落ち(てくる)物」ベース

「16歳の少年が親離れして一人の男になる」話を「ただの冒険活劇」に見せかけて

初代相当のクオリティでかつ初代化とラピュタ化を回避しつつ完成させる。

初代のシナリオ作った人たちはすごいし

個人的にはIIIのシナリオチャレンジした人々も十分敢闘賞もらっていいんじゃなかろうかと思ったりする

20年前のゲームにここまで感心させられるとは。いやはや。



IIIのシナリオを見るに、おそらく思いついたシーンを組み合わせるだけで精一杯だったんだろう

メタファー仕込む余裕なんかなく、「青年主人公が長旅を経て強敵を倒す」話を構築するのがやっとだったように見える


ミランダユウキバックボーンから父親殺し(母親殺し)」を実現するにはエメリウスでは役者不足もいいところ、

子供をほぼ捨てたユウキ父親と妹を守ろうとするエメリウスではシンクロするところがほぼなく

仮にエメリウスの行動原理完璧ゲーム内で表現されていたとしても何の暗喩にもなっていない。

暗喩の有無は別にどうでもいいっちゃいいけど、問題は「父親殺し」が行われていないといけないのに

それをユウキが成し遂げていないところ。


暗喩はあるとカッコいいとか文章表現的な技巧を披露して俺つえーするとかそういう余剰ではなく、

本来物語の外にいる読み手に己との共通点無意識物語から見出してもらい、より感情移入してもらうための道具だろうと思う。

手だけでも布を縫い合わせることはできるが、ミシンを使えばもっとれいに縫製できると言う話だ。



血縁のない飛行王シュミットを「父親」に仕立てるために実の父親物語から消し、アロンソを途中退場させたのだということはさすがに読み取れる。

そういう小細工で作り上げた「父親」をいくら「腰抜け」と罵ってもその「父親」が作った飛行機に乗って空を飛んでしまっては何の意味もない。

それは父親の敷いた線路を辿っているだけであり、まだ子供のままであることの証左になってしまう。

しろこの状況での「腰抜け」呼ばわりは

「何故お前は父親を全うしていないのだ」という糾弾になっている。

まりグランディアIIIには「殺すべき父親」が存在していないのだ。

父親精神的に「殺し」て、別個の人間大人になっていく成長物語のはずなのに。

これではラスボスがどこにもいないのと一緒だ。


そもそも受難「空」は「III」にとって何なのか、

それを見定めずにシナリオ作りに移行してしまたことなのではなかろうか。

テーマソングを聞いてもわかるが「見果てぬ夢」なのか「素晴らしい場所」なのか「行き着く先」なのか定まっていない。

初代が「死にゆく先、生まれくる源」を「大地(地母神)」と定義したこと

芋づる式に様々なもの定義付けすることに成功し、植物の根が土を抱き込むように物語を包括したのとは対照的に映る。

また、成長とは生から死の一過程であり、生と死の描写から逃げては成長を描き出すことはできないのだと逆接的に証明しているようにも感じられる。


しかすると、初代を見上げたまま物語模索した結果、「初代=空」になってしまったのかもしれない。

ユウキ映画の中で活躍するシュミットの姿に憧れを抱いたようだが、

この「映画」こそが「初代」であり「空」なんだろう。

言うまでもなく、何のメタファーも仮託されていない空はただの背景であり景色である

景色は人を動かしたりしない。


結果的グランディアシリーズは終わりを迎えてしまったが、

これは続編がふがいなかったというよりは初代が「偉大な父」になりすぎてしまったんだろう。

ジャスティンが大変な苦労を伴って「父殺し」を成し遂げたように、

「偉大な父」を乗り越えるのはそれだけ困難だということなのかもしれない。

グランディアシリーズはそれを身をもって教えてくれた。

シリーズ20周年を迎え、改めて製作陣に感謝しようと思う。

2018-05-14

漫画村話題になっているけど

Youtube漫画の最新話をアップするのもひどいよな。

進撃の巨人とか、100万回以上再生されてるんじゃないか

サムネ重要ネタばれしてるやつもいるし。

2018-03-23

anond:20180323033607

ブロック結構拒絶された感じするけど、人によっては軽い気持ちブロックするからね…。どんまい

ネタばれを嫌うあまりネタばれしそうな人を軒並みブロックするって人もいるからね。

かく言うワタクシも相当やらかしてきましたけども、時間が経てば落ち着きますよ。

同人であれなんであれ、活動してる限り衝突することはある。人間だもの

今日のところはまあ休んで、楽になったらまた思う様活動したらよいと思いますよ。

2017-12-26

https://anond.hatelabo.jp/20170820140305

色々と言われてるのを見て読んでみたけどまあ普通に面白くはあったけど店売りの本を買うほどのものではないなって感想

たぶんそのあたりは全部主人公性格悪いせいだろうなーとは思う。これは好みの問題であって、主人公に好感が持てない話は好きじゃないってだけのことなんだけど。

で、個人的にこの人にすごい聞きたいのは「アレ呼んで本当に主人公のこと英雄とか思ってるんです?」っていうこと。

英雄とはつまり人殺し(ただの人殺しでなくて大量殺人者)のことである、という認識であればハル英雄かなーと思うけどよくあるヒーロー像としてはハルはかけ離れた存在自分勝手わがままなただの小娘でしかいか真逆だと思うんだけど。

ネタばれかましまくるけど、ハルって自分がいわゆるチートスキル持ってるのにそれを使ってどうこうしようってつもりはなくて自分でも「千葉の方がまだ考えてる」って言うくらいに怠惰だし、自分の身の安全のためとは言え同郷の千葉に恨みを持ってる相手に対して「あんたの女になるから千葉のこと)殺して!」って言いながら、実際そいつ千葉が襲われたらその返り血を見て「なんで殺してるの!?」とか言っちゃうような子なんですよ。しかも「殺してはない」って言ってるのに「なんでそんなに残酷なことができるの!?」とか言っちゃう子なんですよ。お前がけしかけたせいやがな。

ハルが生きるためにはそういうリップサービス必要だっただろうし、千葉はある程度強いってことも知った後なんだからしかたことそのものはまあ仕方なかろうと思うけど、それに対して殺しにかかってきたから相応(どころか温情もあったと思う)の対応で返した千葉にサイテーって言っちゃうのはどうかと思うし、自分はヤリ殺されそうになっても日常でそういうことがあったらそれに対しては残酷だなんだ言うのはまあどう考えても身勝手ですよねとしか

ハルって子は結局自分のせっまい物差ししか周囲を見てなくて、しかもその基準って自分かわいさにまみれてて、けどまあ逆にだからこそ人間臭くて生生しいし一種面白さが出てるとは思うんだけど、最後にあのおじいさんが言ったことって何もはずれてないんだよね。その通り、彼女はただ自分わがままで人も魔物も殺してるんですよ。その恩恵にあずかってた人達のことは何も考えないし、それで助かってた人に対しての補てんなんて一切考えてない。

ただの女子高生なんだからそこは仕方ないしそれを悪いこととは言わないけど、そんなもの英雄」ではないでしょう。

ということで「まあ面白い物語とは思うけどハル英雄ってマジですか?」というのはもしまだ見てたら聞いてみたい。

2017-12-19

違う違う、ソコじゃない(ネタバレあり

https://anond.hatelabo.jp/20171218231443

批判派の一人として言わせてもらうけど、少なくても俺が批判してるとこそこじゃないから!

酷評してる人の評価みると大体、今までのスターウォーズシリーズで培ってきた世界観ほとんど覆してしまった、というのが主な所なのかな。

違うよ。全然違うよ。

ルークやさぐれ感は全然違和感なかったよ。むしろ予想通り。だって前作で自分が作ったジェダイアカデミー弟子カイロにぶっ潰されておまけにカイロが暗黒落ちしてファーストオーダーに入っても何もせずにほったらかししてた状態だもん。そりゃ面倒なぐあいにこじれちゃったんだろうなぐらいには思ってたよ。むしろジェダイの古い経典後生大事にしてるルークの目の前で「ヒャッハー!!」と派手に過去遺産を燃やし尽くしてくれたヨーダ英霊にはスカッとしたよ!

レイの出生の謎がなんでもなかった点もよかったよ。俺もスカイウォーカー家の内輪もめ話にはうんざりしてきたから、それを綺麗さっぱり吹っ飛ばしてくれたのはむしろ良かったよ。まぁ突然フォースの新要素が次々追加されて、あれはご都合良すぎじゃね?と思いつつも許容範囲内だよ。

俺がボロクソいっているのは、こういう新要素を吟味する以前にベースとなる話運びが酷すぎる!!!ってこと。結果的に話が何も進展しなかったあのコードブレーカーを探す流れ(これ40分ちかくあったよね?)、終盤の「マジでうそでしょ?」と思わず叫んだ取ってつけたようなキスシーン、とにかくバカばっかりのレジスタンス軍。。。

とくにイライラ絶頂だったのがバカぞろいのレジスタンス!まともな戦略もなくただ特攻玉砕するだけしか能がないってお前らは旧日本帝国軍???大体序盤の戦闘なんて前作で新デススターをぶっ壊した後の撤退戦の続きなんだからポーダメロンもただ味方が逃げ切れるまで時間稼ぎしてればいいのになんで戦略上まったく意味のない敵艦隊攻撃うつるの?あれで死んだ味方ってはっきりって犬死よ?後半の籠城戦でもまったく意味わかんない特攻しかけて同じく数少ない生き残りの部下もどんどん無駄死にさせていく。

とくにあのレジスタンス軍の対敵艦爆撃機のダメっぷり。デカい、トロイ、その上すこしでも敵から攻撃を受けたらあっというまに誘爆おこして撃沈という糞デザインあんなの味方の戦力が圧倒的で制空権を完全に握ってないと乗組員はほぼ死亡確定の日本海軍回天ばりのクソ兵器やん!!!そのうえ無重力状態宇宙で敵艦に「爆弾投下」してる絵を見せられたあたりで序盤そうそうで「あーこの映画ダメだわ」ってまじめに見る気なくしたよ。

ルーク死んじゃったり、反乱軍の流れをくむレジスタンスがほぼ全滅に近かったり、個人的にもかなりショッキングだったけどね。

しろあん無能レジスタンスはさっさと全滅させてファーストオーダーに宇宙征服してもらったほうがよっぽど宇宙平和になると思いました。

あとあのカジノ街でのエピソードも、捕まってたまたま牢屋に入れられた部屋にコードブレーカーもどきがいて、怪しい男のまま一緒について行って、最後は結局はファーストオーダーとつながってた裏切り者でしたって。まじ???なんのフリも伏線もなくあん重要キャラを偶然登場させてあの展開ってありえなくね???

SF映画を見てるんだから現実にはないウソ映像みてるってことはわかってるんだよ。いまさら宇宙空間爆音なんてない!」なんて野暮なこと言うつもりないよ。ただSF映画を作るんなら、もっと上手に観客をだましてくれってことだよ。それが脚本の流れや設定があまりに雑すぎて肝心のストーリーに入り込めないの!

俺はむしろ見終わったあとツイッターみたら町山さんとかが絶賛してたのを「ネタばれ警察がうるさいか皮肉でほめてる風にいっているんだろうな」ぐらいにしか思ってなかったもん。数日たってあれ本気でほめてたんだってわかったときの断絶間!!!

あと「最後ジェダイ」の評価が二分してるのは本国米国でも一緒だよ。もうおれは映画本編よりも数週間もしたらyoutubeにアップされるであろう「最後ジェダイ」をネタにしたツッコミ動画コメディ動画だけを楽しみに次回作まで生き延びますわ。

2017-11-04

ネタばれブレードランナー2049の感想とアラ探し

すっかりおっさんになってしまい、映画の出来・不出来を語り合う友人も周りにいないので、ネットに書いてみることにした。

ネタばれ多数。未見の人、傑作だと思っている人は読まない方がいい

結論簡単にまとめると、映画的に正当な続編になっていても、あの時代設定のSF的な延長になっていないと思った。「メッセージ」は傑作だと思ったんだけどなー。

ブレードランナー(第1作)

自分ブレードランナーを見たのは、初回公開時の16歳のころ。名古屋で「燃えよドラゴン」と2本立てだった。

当時、ブレードランナーには2つの画期的な点があったと思う。

ひとつは、地続きの未来バラ色じゃないというビジョンを、明確に具体化したこと。

それまでの地続きの未来イメージは、2001年宇宙の旅(1968年公開)とか2300年未来への旅(1976年公開)とかに描かれた、ピカピカのスゴイ科学世界だった。

2300年未来への旅ディストピア映画だけれど、誰も見たことがない輝かしい世界を描くとき、ピカピカに描くのが当時は当たり前だった。

それに対して、文明が衰退した未来を描く映画SF小説は、あくま核戦争でという分断された未来位置付けられていた(地球燃え尽きる日:1976年公開、マッドマックス21981年公開)。

スターウォーズ(1977)やエイリアン(1979)で描かれ始めたように、スゴイ世界なのに汚い・ポンコツ世界が地続きで存在しているという、(当時にしては)画期的ビジョンブレードランナーで完成した。

ブレードランナー未来が暗い理由は、原作小説とは違い環境破壊のせいだった。いつも酸性雨が降っているという地球温暖化を先取りしたような設定。

そのために、人類の多くが宇宙移住して、それでも残っている人々は人口過密の大都会で生き延びている。

自然破壊が進んで本物の動物ほとんど死に絶えていて、映画で登場する動物ほとんど全てレプリカントという世界だったんだよ。

もうひとつインパクトが強かったのは、レプリカント(ネクサス6型)の設定。人間よりも肉体的にも頭脳的にも優れているけれど、感情移入能力が著しく低いというあたり。

コミュニケーション能力問題を持ち、常日頃から疎外感を感じている世界中オタク琴線を捉えたんだと思う。

ただし、ディガードがレプリカントではないか、なんてネタディレクターズカットあたりが公開されるまで考えてもみなかった。

で、ブレードランナー2049がどうなっていたかというと

大目
「あ、続編なんだな」と感じさせる作りになっているのは良いんだけれど、それがホウボウありすぎてなんだかナーという印象。
イモムシ
食料不足の解消のために、太陽光発電で大量のイモムシ(プロテイン)を育てている・・・しかに、映画的なインパクトはあるけれど、それは絶滅してないの? と真っ先に思ってしまった。エサはどうするのとか。せめて、ミドリムシのほうが良くないか太陽光発電はエサになるのか。
停電(Blackout)
前作からストーリを分断する仕掛けにしか見えないので、個人的には興ざめ。
ネクサス
作られたのは、大停電の直前?ってことだよね。ネクサス6で設けた短寿命のというセキュリティ制限を外したの? 頭が悪すぎる。そして彼らが、レイチェル出産に立ち会ったのだとすると、デッカードたちの逃亡から後だよね。第1作の当時は、ネクサス7が試作段階でネクサス8はリリースされていないんだから(2022年らしい。あれ、出産2021年6月10日では?)。
ジョイ
あなた特別」なんてセリフ、全てのお客につぶやいているだろ。Kも、それを真に受けるなよ。当然、みんなレプリカントプロジェクションマッピングして性交に使っているんだろ。あんなにカワイイ献身的AIがいたら幸せじゃん。すでに、現代においても「俺の嫁」とか言っている奴がいっぱいいるんだから、Kが孤独感を感じている気がしない。
Kの自宅の前の浮浪者
30年たっても、まだ浮浪者あんなにたくさん生き残っていけるのはどんな社会だ。公共事業は、レプリカント一部の人間が引き受けていて、オフワールドには行けないけれど、ベーシックインカムとか実現されて人間であれば死なずに生きていけるということか。天国じゃないか
マダム
なんで地球に残っているの。オフワールドに行けばいいのに。いったい、どんな秩序を守っているのさ。前作の警察署長は、もっとやる気のないデブで、やるせなさがあったのに。今回は、美人でやる気ありすぎ。
レプリカントの性欲
なんのために、そんな機能がついているの?生殖能力もないのに。他の性的サービス担当レプリカントとやる必要があるの?
スキンジョブ
自分レプリカントと気付いているなら、たとえ共感能力があっても、罵倒も気にならないようにしてあるのでは?人間の側も、本当にレプリカントを嫌っているなら、時計仕掛けのオレンジのような、もっとひどい事するだろ。
ラブ
なんで、ばんばんしまくるの。自分と同じ顔をしたレプリカントが虐げられるのをみて、あんたが一番動揺するんじゃないのかね。
ラブの命令を受ける娼婦
なんで、あんたが寄りによって、ラブの命令を受けるの?
スクラップ
衰退している地球で、どこからあんなに大量に回収してくるの?
孤児たち
なんで、そんなに大量の子供がいるの? あんな軽作業は、頭の悪いレプリカントを作ってやらせろよ。
デッカード
誰に何を教え込んだの? 自分の子供ではないよね(出産には立ち会わず立ち去っているから)。
木馬
出産に立ち会っていないなら、デッカードは、いつ渡したの?
核爆発
前作からストーリーを分断するために、安易採用されている気がするんだよな。チェルノブイリ(1986)とフクシマ(2011)を経て、メルトダウンが実際に起きた地続きの未来に生きている我々にとって、その程度で困る気がしない。
成長するレプリカント
Kは、成長するレプリカントだったってこと? それ自体奇跡なのでは。そんなすごいもの、誰がどこで作ったのか。ネクサス8が自分たちで用意したのか。すでに革命成功しているのでは?
レイチェルの復活
そんなに驚くネタかなー。だってレプリカントなんだから、同じ型からいくらでも再現できるでしょ。それは、愛情を注ぐ同じ対象のはずがない。大量生産された製品を見て、同じ製品ができてきたからって動揺するか? ウォレスも、そのくらい気づけよ。あのVFXがすごいというネタも見かけるけれど、そっくりさんをもう一度出すなんて、そんなに難しいかそもそもスタイリッシュ記号的な意匠だし、映画館で直接見比べているわけではないんだからターミネータでもやってたじゃん。映画的にもオーバースペック
前作の引用
多すぎるし。ネットの評判をつらつら眺めると、それに言及している(というかそれにしか言及していない)のが多いけど、そのせいでストーリ破綻しているんじゃないか
そもそも
なんで、あんなに特別レプリカントが2体も、LAPDに配置されているのサ?

結局のところ

ビジュアル的には、現代の当たり前をひっくり返しているところがまるでなく、前作のインパクトに及ばない。

そして前作では、人間であるかないか関係なく、自分生命にジタバタすること自体が生きること、だったはずなのに。

今作では、誰かのため、大義のために生きて死んでのが人間という話になっていて・・・それって、非人間的な重労働を強いられるレプリカント存在のものじゃん。

メッセージ矮小化しているだろ。

2017-10-29

アウトレイジ最終章感想ネタばれあり(と日記(2017/10/28)))

夜の7時に休日出勤を終えて、かつやで竹を頼んで食って、ローソンでそれ全部吐いた。

パチ屋に行けば目当ての台が埋まっているし、スポーツニュースを見れば贔屓のチームは2番手ピッチャー押し出しフォアボールで失点している。

それで、もう駄目だと思った。

田中じゃなくて俺が。

気がついたらイオンシネマの2番スクリーンにいて、右手にはレギュラーサイズコカコーラゼロ

暴力だ。

残酷で非日常的な暴力けが、萎びてしまった俺の何かを賦活してくれる。

そんな期待をしていたと思う。

目を覆いたくなるような流血が見たかったし、息が止まるほどの処刑で呼吸を取り戻したかった。

アウトレイジ最終章は、けれど、そんな慰めを俺に与えてくれなかった。

もちろん、派手な虐殺シーンもあったし、ドキドキするような残酷なシーンもあった。けれど全体を通して、「極道」という社会バランスを乱すまいとする配慮政治駆け引き、パワーゲームが、登場人物たちを支配している作品だった。

そういう、大きすぎる力による抑制が、まるで冬の真っ暗な曇空のように立ち込め、個人感情も、理不尽狂気の発露も、押さえつけてしまっている。

暴力は、適切なタイミングで、必要に応じて振るわれ、その結果は政治的サムシングに吸収される。

ビートたけし演じる大友は、暴力で全身パンパンになっているような男で、何よりメンツを重んじ、舐められたらタダじゃ済まさないような危険ヤクザだ。

けれどそんな彼ですら、自分の置かれた立場から自由になれない。

世話になっている組織から厄介ごとを起こさないよう釘を刺されれば、やられたらやり返す、なんて単純には動けない。

「俺だって考えてるんだよバカヤロー!」

それはつまり、しがらみだ。しがらみの中で、大友はそれでも、舐められたままでたまるかと、己のアウトレイジのままに殺しまくる。けれどその暴力が、彼に何かを与えてくれることはなく、むしろから奪っていく。

そして、暴力は何も変えない。

大友暴力が起こした波も、極道社会の中の政治が鎮めてしまう。大きな力の前で無意味にされてしまう。

西田敏行演じる頭の暗躍も、決して逸脱せず、大きな抗争を避けるように振舞われる。

警察にも同様の描写がなされている。大友を追う刑事も、警察という組織の裏の力関係圧力に屈し、潰される。大きすぎる存在と揉めたくない、そんな組織論理に敗けて、退場する。

みんな無力で、無力な中で何とか上手く立ち回ろうとして、死んだり、生き残ったり、利を得たりしている。登場人物個性は、暴力や野心よりもむしろ、処世の中に表れる。映画は怒声や銃声で満ち満ちているはずなのに、そんな男たちの有り様が、ある種の寂しさ、虚無感を持ってこちらに伝わってくる。

作中、大友最後セリフは、会長によろしく伝えておいてください、だった(と思う)。しがらみが、彼にあの最後を与えた。その不自由さは、今日の俺には重かった。

無意味暴力が見たかったのに、暴力無意味さを見せられた。なんだか、そんな気持ちになった。

2017-08-13

ある程度年取ると自分想像を超えたすごい結末っていうのにまず出会えないか

別にネタばれされてもふーんそういうパターンだったのかで終わっちゃうんだよな

2017-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20170115120343

いうほどネタばれてないだろ

予備知識入れてから見に行けば別だけど

あの速さでちゃかちゃかやられても内容はようわからん

そもそもおとなの姿があったからって(生きてるバレがあったからって)話の大筋に関係ない

話の経過を楽しめないってストーリー軽視しすぎなのでは

2016-11-24

[] オマンシング・サガ2 (ネタばれあり?)

この一か月ほど、オナホアナルロイドオマンシングサガ2をやっていました。

やってみると色々と細かいイベントまで覚えているものですね。

子供の頃は、穴術めあてにアナルーン島を噴火させてアナマンダーをクソまみれにする奴に対して、

何考えてるんだと思っていたものですが、術も使っていると面白い

穴術が欲しくて、ためらいなくウンコ火山噴火させてやりました。

あとはロックブーケ戦で勃起してしまったりして、当時のことを懐かしく思い出しながらやっています

そしてロックブーケちゃんを倒したらノアナルとワグアヌスを倒してないのに、最終アナル皇帝になってしまって、死ぬこともできなくなりました。

LP節約のため、仲間が死んだら即リセットです。

武器が嫌いなので体術と術メインで戦っています

日中ラスボス七穴英雄を倒しに行こうと思っているのですが、クイックタイムは当然使わずに、最強の体術ワザ「千手観音」で七英雄特にロックブーケ)のアナルガバガバにしてやります

前回の戦いですでに千手観音ガバガバになってるはずですが、さらガバガバにして、ウンコ垂れ流し状態にしてやります

楽しみだなぁ。

アナル増田

2016-11-16

2016年映画

1月 スターウォーズ新作でパンツが見えなかった怒り冷めやらぬ中で『フランス組曲』が公開されるも見えたシーンがあったような気もするが記録なし。『シーズンズでは2万年地球』はパンツが見えなかった。『オデッセイ』でもパンツは見れなかった気がするが試写会だったためネタばれ自重し記録なし。

2月 『ブラック・スキャンダル』はパンツの見えそうな映画ではあるが記録なし。『ガラスの花と壊す世界』ではガラスパンツが見えたわけねえだろ記録なし。『傷物語〈Ⅰ鉄血篇〉』では見えてたではなく見せてたレベルで見えた。次に見た『SHERLOOK シャーロック 忌まわしき花嫁』では忌まわしきパンティーが見えていたかの記録なし。『ヘイトフル・エイト』ではパンツじゃなくて男フェラが見えたので気分が悪く記録なし。

3月 『ザ・ブリザード』はパンツを見せてる余裕もなさそうだったけど記録なし。『ちはやふる -上の句-』は見えなかったことを記録したつもりも記録なし。『X-ミッション』はCG無しの超絶アクションを見せるもパンツは見せなかった気がするが記録もなし。

4月 『バットマンvsスーパーマン ジャスティス誕生』ではパンツは誕生しなかった。『ルーム』は男の子パンツは見れたものパンティーは見れなかった。『フィフス・ウェイブ』でも5つのパンティーが見えるなんてことはなかったと思うが記録なし。

記録なしのは見えてそうなシーンがある映画結構あるので再検証必要ですがしません。

トラバでつづく



http://anond.hatelabo.jp/20161116123926

2016-11-14

映画ネタバレ問題に寄せて

ヒト科サブカルバカ目オスの30歳なんだけど、最近SNSとか実社会における映画ネタバレ問題についてひとこと言わせて。

合コンとかに行くことがあるんだけど、自己紹介して趣味とか聞いていると映画を見るのが趣味かい女の子がいて

俺も映画好きな方だから話してみるじゃん。そうすると大体最近放映の映画感想とか話し始めて、「あ~これ以上掘ってもいい話聞けないな」って思って、

自分の好きな映画の話に持っていくことってあると思うんだ。みんな。

そこでだね、この映画の結末がいかに素晴らしいかについて熱く語っちゃったりすることがしばしばあるんだけど、そういう話をしてるとだね。

「なんでネタバレするんですか!私の映画体験を奪わないでください!」みたいなことを言い出す女の子ちゃんがいるわけだよ・・・・。ハハッまいったね。

SNSなんてもっとひどいね。好きな映画感想を垂れ流していると、フォローからネタばれ止めて下さい!私の楽しみが減るじゃないですか!」とか言われたりすることがあるね。

そんな彼女ら、彼らに一言いいたい。

甘ったれんなよ!

もしこれが最新公開作の話であれば、俺も自分の非を認めるところであるが。公開して20年もたってるような過去の名作に対してだぜ?冗談だろ?

20年もたった作品は、TUTAYAの平置きになったり、ガイドに乗ったりすることがあるから目にしたことはあると思うんだ。

から僕としてはその映画を見ていることは映画好きとしては一般教養だろ、と思っている。

映画体験云々いうやつらに言いたいのは「公開されてから20年もたってるのに、今までなんで見てないの?興味がないからでしょ?興味がなくて一生見るつもりもないけれど、ネタバレは許さん、ってお前頭沸いてんじゃねぇのか?」ってことなんだよ。

どれだけネタバレしないで優しく面白映画を紹介してくれる人に囲まれ暮らしてるお花畑だか知らないけど、甘ったれ根性でこっちの話に入ってこられたら正直迷惑だ。

目と耳塞いで部屋の壁とお話ししてろ!

と熱い気焔を吐いたところで、一つ思ったことがある。本数見てる映画好きな人って、どちらかというとネタバレに寛容で、甘ちゃんの映画見初めに限って、ネタバレ不寛容なんじゃないかという仮説を立てた。

映画好きな人ってネタバレを聞いても「そういう映画なら今度見ておこう」とか「そういう映画なら見なくていいや」っていう風に、ネタバレ情報として処理して自分映画鑑賞の糧にしているんじゃないかと思うんだ。

思うに見てる人と見てない人の意識の違いは、「あとどのくらいの本数の、面白い映画自分は消化できるか?」っていうことをわかってるかわかってないかの違いだと思うわけよ、俺は。

映画をよく見てる人は、世界中映画をすべて見ることは自分には不可能だし、面白い映画もすべては見切れないだろうという、ある種の達観を持ってるんだ。一方、甘ちゃんたちは「見てやるわ。見てやるわ。この世の面白い映画はすべて見てやるわ!」っていう貪欲さを持っていると思うんだよね。まぁ無理なんだけど。だからネタバレに敏感に反応してると思うんだ。この仮説はいい線言ってるんじゃないかと思う。

まぁ色々書いたけど、俺は公開して10年過ぎた映画はどんどんネタバレしていこうと思っている。それで怒るやつがいたら「じゃぁあなたはいったいいつになったらこ映画を見るんですか?それまで私は口を塞いで膝を抱えて待っていればいいんだすか?私の話したい権利無視するんですか?」って返してやるんだ!以上!

2016-09-14

君の名はマジよかったよ!

シンゴジラ面白すぎて青春映画なんて見ても

やっぱシンゴジラだよねみたいな再評価に落ち着くかと思ってたけど裏切られたよ!

新海誠いいよ!

おっさんだろうけどすごいよ!

おれもおっさんだけど尊敬するよ!

レビューで年取った人が見ても所詮主人公感情移入できなくてヘコんで虚しいだけみたいなこと言ってたけど、全然そんなこよないよ!

おっさんの思い出も掘り起こされたよ!

甘酸っぱい青春なんてなかったけど

むりやりないものを掘り起こされたよ!

そしてなんか見つかっちゃよ!

捏造だよ!

土足でおっさんの思い出にズカズカ入って来られたよ!

アメリカ人だよ!ハリウッドだよ!

もう国籍アメリカだよ!

三葉生きててよかったよ!

四葉もだよ!

ここはちょっとネタばれだよ!

おっさん毎日生きてるよ!

ラッドもよかったよ!

ラッドよかったってレビューで書いてあるの見たか

歌詞に集中して映画見てたけどあんまりよくわかんなくて

でも雰囲気でなんかよさそうだってのはすごく伝わってきたよ!

それで満足しちゃったよ!

applemusicでラッドDLしようと思ったけどなんか日本対応とか言って怒られたよ!

おっさんが住んでるのはバリバリ日本だよ!

しょうがいからなんかベストバン聞いてるよ!

映画みたてで興奮してるよ!

シンゴジラで盛り上がったおっさんたちも君の名は見ようよ!

ネットに持論展開しておっさんを楽しませてよ!

圧倒的にレビュー数少ないよ!

君の名が知りたいよ!

おっさんの前に座ってるザワンのおっさんの降りる駅が知りたいよ!

おっさんの名はまさおだよ!

まず自分から名乗るよ!

匿名だけど名乗っちゃうよ!

明日早朝リリースだよ!

帰ったら早く寝るよ!

起きて事務のおばさんと入れ替わってたら困るよ!

君の名は、いってきた。傑作ではないが、いい作品

のしかった。ネタばれありの感想

[前半]

入れ替わりが始まり気づき、そして2人とも少しずつ楽しめるようになっていく様子が明るいタッチテンポよく描かれており、すごく楽しい気分で見た。個人的には三葉ちゃんが単純にとても魅力だったのもある。瀧君も好青年て感じでよい。

[中盤]

会いに行こう、ってところから過去だったと判明するまでの部分。前情報無しで見たので全然こんな展開になるとは思っておらず、凄くワクワクさせられた。ロードムービー的な楽しさもある。

[後半]

再び入れ替わってからクライマックスまで。結局再会することと街を救うことがほぼ無関係になってしまっていたのが残念だった。隕石という圧倒的な危機が迫る中でなぜかわざわざ登山してまで再会する理由は欲しかった!入れ替わりのタイムリミットはカタワレ時だということが予め2人とも知っていて、また瀧君こそが街を救うヒントを知っている、ということだったら頑張って再会する理由にもなったし、そのあとの三葉ちゃんの「君のことが思い出せないよ」的なセリフも輝いたんじゃないかなあ。あとは最後父親を説得する描写を省いたのはさすがに不誠実。

[総評]

中盤までは傑作っぽい雰囲気だったけど最終的には良作、ぐらいの惜しい感じだった。細かい矛盾はいろいろあるけど全部薙ぎ倒すぐらいのパワーはある作品だったと思う。絵は圧倒的。エンタメとして普通に高水準だったし、同じぐらいのクオリティの新海作品がどんどん出てくるんだろうと今後に期待が高まるなあ

2016-09-04

君の名は。Xデーの前日に三葉は何をしていたのか?

ネタばれ

どうにも理解できなくてイライラするので、まずは瀧の肉体を基準にして時系列に整理してみたい。

ここでいうXデーとは、瀧にとっては先輩とのデート日であり、三葉にとっての彗星落下日を指している。

日時瀧の動向
3年前中学生の当時に電車で三葉と出会っているが、この頃はまだ何も知らないので三葉のことを当然理解できない。この時に組紐を貰っている。
また、糸守町に彗星が落ちたことはニュースになっており、テレビで見ているので事象としては知っている。
入れ替わり開始眠ることをスイッチとして、突然三葉と入れ替わる事象が発生する。
互いにメモを残してやり取りしながら、それぞれの日常が同時進行で進んでいく。
Xデー前日瀧の肉体は三葉が中身として過ごしている。
明日は先輩とデートだよ」「デートが終わるころには彗星が見えるね」のメモを残す。
Xデー先輩からの連絡でデートと気付き、一日を過ごす。
三葉のメモを見るが、彗星意味理解できない。
糸守町に来訪入れ替わりが起こらなくなりしばらく経つが、ある時記憶を頼りに糸守町へ行き、山で口噛み酒を飲む。
ここで三葉との入れ替わりが行われ、三葉は糸守町がなくなっていることに気付く。「私、あの時死んだの…?」
カタワレ時開始カタワレ時が始まる。その場で瀧と三葉がそれぞれの肉体に戻り、イチャコラする。「名前書いておこうぜ。」
カタワレ時終了そんなこんなでカタワレ時は終了。三葉は突然消え、記憶は吹き飛ぶ。「俺はどうしてここに来た?」
その後何事もなく日常に戻る。歴史が変わっている。糸守町は避難完了しており無事だった。三葉と出会う。おわり。

瀧の行動が分かったところで、次は三葉の行動をまとめてみようと思う。

日時三葉A三葉B
3年前
入れ替わり開始
現代」の瀧と入れ替わりが行われる。メモをやり取りしながら日常を進める。-
Xデー前日三葉の意識は瀧の肉体に入りメモを残している。
そのためここには瀧の意識が入り、通常の日常を過ごしているはずである
または
東京へ行き、瀧と先輩のデートの様子を見ようとする。
テレビで「彗星明日最接近」の文字確認する。
中学生の瀧と出会い組紐を渡す。
-
Xデー(朝)特に何もしていないと思われる。彗星危機を知っている瀧との入れ替わりが行われる。住民避難計画を立てる。
父親を説得できない。「俺じゃダメなのか?」三葉を探し始める。
「そこに…いるのか?」山へ向かう。
Xデー(カタワレ時)特に何もしていないと思われる。瀧と出会う。お互いに元の体に戻る。
Xデー(夜)糸守に彗星が落ち、全滅End避難計画の続きを実行。瀧の名前は忘れる。True End。

三葉が2人になってしまったがまあこれはパラレルワールドなのでしょう。

Xデー当日以降の三葉Bは瀧の口噛み酒をトリガーとして発生したものである

 

さてXデー前日の行動が特定できないことになってしまった。

瀧は三葉からメモを受け取っており、入れ替わりが行われたと考えるのが妥当かとも思われる。

しかし、東京に行ったことはXデー当日の四葉証言されている。「昨日は急に東京に行ってまうし、お姉ちゃん、ここのところずっと変やよ!」

また瀧は物理的に組紐を所持しており、三葉から受け取ったものでなければ何だというのか。

というか、何故デートの前日に東京へ向かったのか?←ここが最も理解できないポイント

 

これらの矛盾解決するにはどうすればいいか

案1)三葉と瀧は単純な入れ替わりをしていたのではなく、三葉が時と場合に応じて意識を分裂させ、瀧の肉体を乗っ取っていたのではないか

少なくともXデーの前日において瀧の意識は三葉に入ることすらできず、空白の状態になっていたと想定できる。怖い。

案2)三葉という少女など存在せず、全て瀧という少年妄想であり虚構である

美少女タイムスリップおよび入れ替わりが行われて村を救う物語などというのがそもそも都合のよすぎる妄想なのではないか。さよ教かよ。怖い。

案3)私が何か読み違えている。

この可能性が高いとは思うのだが、どうにもどこが間違ってるのか分からない。ちなみに映画は見てません。小説版のみ。

案4)新海誠脚本ミス

言いたくはないが一応疑惑として挙げてみる。

 

カタワレ時に何で会えたのとか三葉は何で消えたのとか色々思うところはあるけどそれはフィクションからで済む話ではある。、

でもXデー前日の行動で辻褄合わないのは気持ち悪い。どうなってんの。誰か教えて。

(追記)

ググったところ既に指摘がなされており、「彗星が見えるね」のメモ彗星が最接近の前日だという説明が一番しっくりきた。そりゃ最接近じゃなくても観測はできるわな。

まり三葉は彗星落下日の前日は東京に行っており、前々日に入れ替わりをしてメモを残してきたと。なるほど。

2016-08-28

君の名は。を見てはいけない人達がいる事に気が付いたのだ+追記

シンゴジラみておもれーと思ってて

その予告で 君の名は。を見て

興味がでたので本日、本編を見てきました。

結果は満足。

人に勧めていいレベルだった。

ツッコミどころは確かにあるけど、それを差し置いても

頑張れ、頑張れって気持ちになりました。

映画を見終わった後に評価が知りたいと思い

検索かけてたんですが、おおむね高評価

ただ、注目されている(役に立った)感想熱量高いのに、低評価という不思議にぶち当たりました

【低評価URLネタばれあり。鑑賞後に読みましょう】

http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E5%90%9B%E3%81%AE%E5%90%8D%E3%81%AF%E3%80%82/355058/review/?page=1&results=10&cinema_id=355058&theater_id=&sort=mrf

http://anond.hatelabo.jp/20160827142040

評価理由かいつまんでみる限り

リアリティがない」

という意見が多いと思いました。

シンゴジラ感想を読んでるときも出くわした

リアリティがない」問題

ゴジラ存在する?しない?レベルリアリティ感はどうでもいいとして

〇×の時は普通ならこうする。

□△の時にそう判断するのは異常・・・etc

正論です。言われてみたら、そりゃそうですよね。って話なんですが

どうもこの、リアリティないセンサーが発達してる人が一定数いて

そういった人達は、リアリティないセンサーに反応が出てしまうと

急激に映像作品がつまんなく見えてしまうように感じ取れました。

リアリティ問題は根が深いなと感じてて

映画漫画漫画アニメほとんどはフィクションですので

フィクションをどうリアリティ溢れる作品にするかは

重要問題になります

まりリアリティを突き詰めると

現実世界日常と同じ話になってしまい、つまらない作品になってしまます

リアリティをぶん投げてしまうと

デタラメすぎて見てる側はなんじゃこりゃ?ってなります

なので、リアリティバランスを上手くとって

気づかれないように見る人全員を、上手に騙すんですが、騙されない人達もいる。

騙された側は素直に騙されて、よかったよかったと言うので問題ないんですが

騙されなかった人達

「みんな騙されるな!言うほど面白くないぞ!目を覚ませ!これはリアリティがないぞ!!」

って言ってしまうんですよね。

騙されなかった人達作品批判をしてしまますが、これは悪い事では全くないです。

グラスに発泡酒を入れて、ビールですって言って、騙しとるような悪い輩に対して

「みんな騙されるな!飲んでも旨くないぞ!目を覚ませ!これはビールじゃないぞ!!」

って言える人は英雄ですし、極めて自然な反応です。

騙されなかった人達は、いろんな意味正論・正解なんだとは思います

ただ、「楽しめなかった」という意味では可哀想に見えてしまうんですよね。

90%の人達発泡酒で楽しく酔って騒いで楽しんでるのに

10%の人達ビールではないと気づき、楽しめない。

騙されなかった人たちは、楽しめなくても、「これは傑作でもない、ただの駄作だし、騙されなくてよかったよかった。」っていうんですが

果たしてそれで良かったのだろうか。。。

そんなわけで、リアリティに気づけてしまうような人生経験豊富な人たちはズバリ

君の名は。を見てはいけません。



~余談~

ところで。私はビールは苦くて飲めないんですが

巷の人達はそりゃ美味しそうにグビグビ飲んでいます

若い頃はあんな苦いものよく飲めるなとか、味覚がおかしくなってるんじゃないかと思いました。

それでも、ビール飲める人達は、ビールは神が作った物だとか、これ以上美味しいものはない、とか断言するんですね。

これはもう理論的に考えて、ビール飲める人達は味覚バカしかいないと内心思っていたんです。

このビール飲める人達批判する感じ。作品批判する感じと似てると思いました。

そんな、私はいビール飲める人達をどう見てるかというと

「めちゃくちゃ旨そうに飲んでて羨ましい・・・。」この一言に尽きます


<追記+白状>

見てはいけないと書きましたが、もっとみんなで、おおいに楽しみましょう。

文章を書いてはみたものの、上手にまとめられなかったので、他人様の言葉を借りて、後はみなさんにお任せします。

・優は考えすぎなんだ。ただの酒だよ。酒は飲むモンさ。

・難しいこと考えずにさァ。いつも通りお酒を楽しみなよ。

シン・ゴジラ見て、面白くなかった奴、納得いかなかった奴、気に入らなかった奴、面白かったけど正直そこまで…って奴。

 大丈夫だよ。てめえらの感性はちっとも間違ってねえよ。自信を持て。自分の感じた気持ちに胸を張れ。あんな奴らに負けてんじゃねえ。

・私は好きにした。君たちも好きにしろ

・「更に多くの楽しみを選べる」。これってとっても素敵だと思わない?

・みんなで幸せになろうよ


さて、オクトーバーフェストもやってます

http://www.oktober-fest.jp/

http://find-travel.jp/article/16389

 

 

  

  

  

君の名は。 見て思ったこと (若干のネタばれあり)

この映画は、ラノベが楽しめない層が行ってしまうと、この人と同じようになってしまう。

http://anond.hatelabo.jp/20160827142040

はっきり言って、この映画ラノベが駄目な人は周りの評判が良くても見てはいけない。絶対に後悔する。



ラノベが駄目な人は、最初スマホが出てくるシーンで「連絡取り合えば終わりじゃん」と思って白けるに違いない。

また、「性別人格が入れ替わったのに登校したりバイトしたりできるはずがないじゃん」と思ってさらに白けるのも予想できる。

最後辺りの、○○となってしまうため○○を○○するために動くシーンなんか、御都合主義満載で、最後も白けてしまうだろう。



この映画が言いたいのは、「夢の中の出来ごとはいずれ薄れる」「思春期少年少女の夢見がちな部分(厨二病)」ってことだけだと思う。

よくある恋愛映画とかのようなのを求めてはいけない。



そういえば、色々と立っているフラグについてはほぼ回収されていると見ていて思った。

単発ラノベが大好きな私的には、この展開って…といった形で、予想されたことが起こってしまう。

最後も、最初のシーンとタイトルから早い時点で予測してしまっていた。でも、感動はしたよ。



私的には、映画館で特典が無ければ複数回見ようとは思わないが、BDが出たら買ってしまうくらいの良さでした。

2016-08-12

サヨクが見たシン・ゴジラ

何かと話題シン・ゴジラサヨクから見ると、え?これ自民党広報映画自衛隊広報緊急事態条項のための煽り?なんなの?と、見えなくはないです。今回は僕なりどうしてそう見えちゃったのか、理由を考えてみたので、それを解説させてください。。。

以下、シン・ゴジラネタばれを含むので、ってそこがメインのトピックではないですが、未見の方はご注意ください。僕の立場性的もの説明することで行を稼ぐので、ネタばれしたくない方は僕がながながと自己紹介してる間に離脱してくださいね

立ち位置

僕は自称サヨク保守派です。政治的信条をいえば、九条は守る派。自衛隊基本的違憲災害出動はありだから自衛隊って言う名前を変えて武装をなくして災害時のすげーレスキュー隊みたいなのにしちゃだめなのかしらって思ってる派です。でも中国尖閣とかどうしよう。

安保アメリカお金を払って守ってくれるんだったら別にいいんじゃね?派ですが、沖縄ばっかりに基地が集中してるのは不公平感が強いから県外に分散させたほうがいいんじゃないかしら?派ですね。

原発に関しては、なくなったほうがいいけど今すぐは絶対なくせないから、今すぐ全部の原発を最新のやつに置き換えて、少しでも安全にして議論時間を稼ごう派です。

まあネトウヨさんに言わせれば、典型的な「頭の中お花畑」の一人でしょう。日教組教育に毒された頭の中お花畑です。あんまり職業として政治家とか官僚とかに興味なくてよかった!

と、まあそんな私ですが、ゴジラに関しては、世代的に平成VSシリーズドンピシャなこともあり、平成VSシリーズをなんとなくカバーミレニアムシリーズ大人だったのでノーケア。どちらかというと今回の映画には庵野入り口です。エヴァンゲリオンどんぴしゃ、序を見ながら映画館で「庵野大人になったな。。。俺も大人にならないとな。。。。」って思いながら号泣するぐらいの庵野フォロワーではあります。なので、それに併せて今回1954のゴジラや1984ゴジラを予習した上で、劇場に足を運んだのでした。

上前置き。

さて、そんな頭の中お花畑庵野フォロワーな私なので、最初シン・ゴジラを見たときは、え。。。これ、アベ政権宣伝・・・自衛隊礼賛・・・?なに・・・?と政治的にぐらぐらして正直あまり楽しめなかったのです。その理由をまとめると以下

今までのまじめゴジラ映画はさよくを甘やかしている

 前提として、今までの作品と若干比較します。過去作も「ゴジラ自衛隊放射能」っていう要素は大きくは違わないにもかかわらず、過去作を見ても政治的にぐらぐらしなかったのに、今作はちょうぐらぐらしたからです。

 ほいで、比較対象は今までのゴジラ映画の中でも「まじめゴジラ映画」です。ゴジラシリーズがわりと大人向けのハード作品としてシリーズを開始しながら、だんだんマーケット意識した子供向け映画になっていくのはそれはそれで面白いんですが、まじめゴジラ映画しか比較しません。

 ファンタジー子供向け映画であれば、どれだけ自衛隊がかっちょよく活躍していても、現実との距離があるのであんまりキドキしないですし、そもそもゴジラ映画の中では、子供向けに舵を切れば切るほど、ゴジラと対抗する人間側の組織がどんどんファンタジック組織になっていきます。これはこれで興味深いけど論旨とずれるのでおいといて、「ゴジラ現実に出現したらどうする?」っていうベースを持っているのは54のオリジナルゴジラと、84ゴジラなのでこの作品二つを本論では「まじめゴジラ」として、この二つとの対比でこの項目では取り上げます

軍事転用を恐れた眼帯が自殺する1954年

 まず54ゴジラはくっそ反戦映画なわけですが、途中よくわかんないヌルヌル三角関係とか出てきて、事前情報なしで見た僕はなかなか衝撃でした。その三角関係必要なのか?で、もー出来立てほやほやの自衛隊が一夜にして高圧電線東京湾岸に引いたり、戦闘機飛ばしたり、なかなか大活躍されるわけです。見方によっては出来立てほやほやの自衛隊宣伝映画。でも、この映画主題は、芹沢博士(眼帯)が自分技術軍事転用されることを恐れて自殺する、という衝撃の展開にあります。非常に九条精神体現した英雄的な行動ですね。

 自衛隊活躍させる(みぎ)けど、眼帯の博士技術軍事転用を恐れて自殺する(ひだりっぽい)。このバランスのとり方がサヨクスポイルさせるのだと思うのですが、この説教くささは1984でも繰り返されます

首相が高らかに非核三原則宣言する1984年

 1984ゴジラも、なんとなく沢口靖子大根)をめぐる三角関係感が見え隠れしなくもない(片方の相手はお兄さんなので正確にはシスコン映画で、武田哲也の怪演が当時話題になったことは否定しがたい名作ですが、まあこのなかでも自衛隊は謎の新兵器を開発したりわりと優秀です。しかも、冷戦状況下において日本とは思えない軽やかな政治判断交渉を繰り返したり、なかなか自民党政権礼賛です。アメリカ大使ソ連大使に当時の首相こんな軽やかに対応できたんかい

 あと、散々首都蹂躙し、西新宿も壊滅させられたのに、なぜか大島火山に沈むゴジラを涙ながらに見送る首相(その涙にはどんな意味が?)とか思ったりしますが、この首相なかなか理想体現する人で、ゴジラへの対処として核攻撃提言する米ソの大使に対して、「日本には非核三原則がある!作らず・持たず・持ち込ませず! だから攻撃などありえない!」と高らかに宣言をされるわけです。

 えー。。。駆除に関する議論をしてるときに、原則論持ち出されても。。。ってアメリカ大使そりゃ怒るよね。こんなときから原則論なのです、ってえーじゃあどうすんのよーってなるよね。

 まあどんだけ自衛隊活躍させて自民党政権が軽やかに外交で振舞う現実離れした宣伝(みぎサービス)があったとしても、首相が頑として非核三原則を曲げない(ひだりサービス)が、あれば、サヨク安心するわけですよ。

 自衛隊活躍しちゃったりすると、どうしても「えーこれお母さんに内緒で見ていいやつかな?」って思っちゃいがちなサヨクの良い子たちに、同時に、軍事転用を恐れて自殺する眼帯とか、非核三原則宣言する首相とか、そういうわかりやすいさよくがお母さんに報告しやすガジェットをしのばせることによって、バランスをとっていたのです。今までのゴジラは!すごい!サヨクにもやさしい!

お母さんに報告しづらいシン・ゴジラ

 ところがそのようなバランスシン・ゴジラではとってくれません。いくつかお母さんが喜びそうなシーンもあるのですが、多分喜びません。

お母さんが喜ぶ可能性が少しでもあるシーン

首相国民自衛隊タマを向けることはできないと宣言

自衛隊のあり方を肯定しているからお母さんは不機嫌になる。

→アベ首相中途半端英雄的なことを言っているだけだからお母さんは不機嫌になる。

○みんなで核攻撃回避するんだ

非核三原則とかそういう理想的なことは言わない

石原さとみが「おばあちゃんを苦しめた原爆をもう一度この国にごにょごにょ

→ここいけそうなんだけどなーなんでだめなんだろう。石原さとみがそもそもお母さんにいいづらいのかな

あ、やっぱりあんまりお母さんが喜びそうなシーンないわ。。。

でもお母さんが目くじらを立てそうなシーンはいっぱいあります

自衛隊員最初品川攻撃へ出撃するシーン「みんな覚悟はできています!」

特攻隊礼賛か!自衛隊礼賛か!

最後のほうの矢口演説自衛隊はこの国の最後の砦です!」

自衛隊礼賛か!自衛隊礼賛か!

SEALDs 的な国会前のデモ揶揄しているっぽい

ゴジラを救え?倒せ?どっちにも聞こえるシュプレヒコールって馬鹿にしてんのか!

あと全体的に手続き時間がかかるとか、そのもどかしさとかは緊急事態条項作ろうとかそう言うこと?!あと、泉が優秀だったり矢口矢口の部下が優秀だったり、自民党のことばっかりホメやがって!!!

ってなる気がする。

と、いうわけで、自分を含めて多くのサヨクは、自衛隊とか自民党政治家とかが出てくると基本的に、それを否定的に描いているかどうか?っていう評価回路(上記でお母さんって言ってるやつね)が自動的に起動して、否定的に描いていなかったり肯定しているのと同じぐらいの分量の左翼的メッセージ内包されていない場合、この作品って右っぽいんじゃない?って思っちゃうわけですよ。だからみんな多めに見て!大目に見てあげて!

蛇足ですが。

 上記より、僕が思っていることは3点、上記お母さん回路は遮断してこの作品を見るべき、サヨク現実との乖離認識するべき、でもこの作品から何が生まれるのかは注視すべき。

の、三点です。

○まずお母さん回路の遮断はそのまま。庵野現実制度スタッフを忠実にトレースして東日本大震災成功パターンを描いただけなので、別にかのことをほめたりする意図はまったくない。国会デモみたいなのも揶揄するつもりではなく、こういうのありそうだよねっていうリアリティのためのガジェットに過ぎない。から、その回路は遮断したほうが映画自体を楽しめる。落ち着け。お母さんはもうお前を怒らないし、庵野にはべつに政治的意図はない。

○2点目、あべ政権くそ死ね自衛隊違憲!って思っているサヨクのあり方そのものものっそい一般からずれちゃってるゥ!そりゃあ選挙負けるわ。っていうのをこの映画見方のズレから認識するべき。野党共闘はある程度機能したとか抜かしてる場合ボケ。ほんとに改憲阻止したいなら生前退位するぐらいの覚悟は見せるべき。

○3点目、わりと負け惜しみっぽい最後ポイントですが、エヴァンゲリオンで描きたかったのはそういうところじゃなかったのに、結果的庵野セカイ系への扉を開いちゃって、その後最終兵器彼女とかほしのこえとかそういういわゆる「セカイ系」と批判される作品群を生み出してしまった。今回のシン・ゴジラもなんかそういう扉を開いちゃうと思うけどそれが何かは注視するべき。 ほんでサヨク的な負け惜しみだけど今回開いちゃう扉は、愛国ポルノ的なもの可能性もあるんじゃないかしら。そこは注視するべきじゃないかしら。

2016-06-10

プリヲタの戯言

ネタばれ含みます


+++++

公式サイトで解禁されてるはーちゃん進化&花海ことはとキュアフェリーチェの登場。

リンクスマホンの玩具ネタバレ見たけれど、

はーちゃんが花海ことはになるロックエメラルドでかかってるなら

花海ことは&キュアフェリーチェ登場後はエメラルドは本編に登場するってことだよね?

じゃあ花海ことはがキュアフェリーチェに変身するのを阻止していくのが敵の目的になるのかな?

いずれにせよ、今後の展開に期待だ!!はーちゃんが見れなくなるのはしんどいけどフェリーチェかわいいから許す!!!

2016-02-08

オデッセイ火星鉄腕ダッシュじゃなかった

ネタばれをしないように書く。

オデッセイという映画を見てきた。火星で独りぼっちで生き延びようとする映画である

から気になっていたのだけど、そこまで見たいわけでもなかった。

けれど、鉄腕ダッシュだ!と騒がれていたのが気になったのでわざわざ映画館に足を運んだ。

見た感想としては、おもしろかった。色々気になる点はあったけどまぁメンズデーで安くなっていたし満足はしている。

けれど、あれは火星鉄腕ダッシュじゃない。そこだけは言いたい。

確かに、オデッセイ主人公農業をしていた。詳しくはネタバレになるから書かないけれど、TOKIOならこれくらいは考えそうだなと思う部分もあった。

しかし、それは映画のほんの一部である。ほかの部分はTOKIOっぽくない科学的な技術だった。

TOKIO鉄腕ダッシュでやっていることって、色んな第一次産業のひとから様々な技術を学び、それを生かすということだと思う。

それは、どちらかというと生活の中から学ぶ「智」恵のようなもので、だからこそウケていたのだと私は思う。

一方、オデッセイでやっていたことはあくま学術的な「知」恵を生かしていたように思う。

例えば、水をつくるために化学的なアプローチを行うのだけれど、そういった方法TOKIOはできないのではないかと思う。

できたとしても、それは生活の中で学びとったものを生かすという方法しかできない。

しかオデッセイ主人公学術的な知識を生かして生き延びていこうとする。これはTOKIOではない。

別に、「火星鉄腕ダッシュだ!」と騒ぐのはいいけれど、でもこれは鉄腕ダッシュと例えるのはちょっと違うなと思った。

2016-01-09

おすすめPixivコミック

人のレス付けたやつ、URLつけて再度まとめた。

1個Pixivでは見られなくなってるっぽい。

●死にたがり少女食人鬼さん

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=42605042

19話から

http://comic.pixiv.net/works/1531

明るく爽やかに人を食べる食人鬼と、両親を食べられてしまった少女のあきらめ&驚き物語

食人鬼としての統一感がすごい。ナチュラルに人食ってる(notグロ

ギャグのない西尾維新って感じか

少女が不幸かわいい

薄幸かわいい!!

幸せにしてあげたい!!

コミックス化してるらしい

●ぽっとでふぁいぶ

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53994251

これむちゃくちゃおもしろい! 一押し!(しかし人を選びそう)

現代アイドルもの

イケメン5人組アイドルと、見た目を猛烈に暗くした山崎まさよしみたいな歌手の話

絵も話もやや粗いんだけど、とにかくアイデアおもしろ

キャラ造形もすごく素敵なナイスバランス

芸能界職業物としても読める

イケメン5人組のアシスタント女性むちゃくちゃ疲れてたり、

アイドルグループの曲選びの仕組みが垣間見えたり

ネタばれになるからまり言えないけど、人間の「らしさ」ってなんだろうって思ったりする。

アイドル好きだけじゃなく、今どきの「キャラ」重視の人付き合いがあんまりきじゃない人にもお勧め

これアニメ化はよ!はよ!

いや原作がまだまだ足りないんだけど。

同じ作者の「砂の国」ってマンガおもしろかった(未完)。こっちは「イムリ」っぽいファンタジー

●桜色フレンズ

http://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS01000010010000_68/

DQN父を持ったきょうだいが、借金の肩代わりをしてもらう代わりに富豪の娘(訳アリ)と友達になることになって…

というありがちストーリーだが、主人公が素でいいやつなのと、ヒロインキモかわいいのがとてもよい

日常系4コマが近いのかな(あんまり読まないのでわからん

最後のほうちょっと泣ける

アニメ化希望

tandem

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=45702035

ファンタジーバディもの女性騎士やくざ崩れ魔術師の珍道中。

この女性騎士騎士モラリストなのに脳筋バカという憎めない性格

ファンタジー世界としても設定がしっかりしていて、するっと読める。

Landreaall」とか好きな人お勧め

●妻は元ヒーロー

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=50733784

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=50936302

謎の勢いがある。マジ謎の勢い。

●がんばれかなんちゃん

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=51546163

ヒロインかわいい

ドジっこ天然女子高生が、うっかりミスで住むところがなくなってしまい、

知り合った男性のところで働くことになったが、その男性、実は…。

少女漫画でよく似た話があるわけだが、これはこれでかわいく、ほのぼのとしてよい。

月刊少女野崎君」とか好きな人向け

2015-12-20

SW:EP7雑感、ネタばれあり

まず結論をいうと、まごうことなスターウォーズだった。それでいてJ.J.らしくエンタメしていた。賛否両論とか駄作とか煽ってるサイト散見されるが、普通に誰もが見るに値する快作なので、細かいこたあいから見てくればいいと思う。めっちゃ楽めるから

以下、雑感。小言が少し多くなってしまっているけど、これ以上のリブートは考えられないぐらいよくできてたと思う。ありがとうJJありがとうディズニー

スターウォーズだった!

すごく重要なことだけど、純度の高いスターウォーズだった。こんなのスターウォーズじゃないと感じることはほとんどないと思う。ビジュアルとしても4,5,6の順当な現代版というちゃんと出せたし。ちょっと実写にこだわりすぎてセット感出てるところもあったけど。

レイとBB8は最高

レイはもうなんというか、最高。新たなヒロイン誕生という感じ。正直うまく表現できないけど、カリスマ感ある。BB8もまたかわいすぎて最高。トレーラーで見たときにはちょっと露骨にかわいくし過ぎだって思ってたけど、劇中だともっともっとかわいかったし、かわいすぎて露骨だとかどうでもよくなった。BB8最高。普通にC3POR2D2を上回ってた。あと、ポーも凄くよかった。

ハリソンフォードもいい

このハンソロちょっと旧作とは別人じゃないかと感じるぐらいノリノリで活躍していたし感情豊かに演技していた。

・フィンとレイはどうだろう?

フィンはキャラ造形と元ストームトゥルーパーという設定が正直ちぐはぐだし、ノリがモダン若者ありすぎて世界観からも浮いているように感じた。レイはなんか…ちがう。顔が。マスクとったときに軽く笑ってしまった。スリリン顔という表現は的確で面白い。そしてレイマスクとるの早すぎない?

もっとクライマックスの盛り上がりが欲しかった

全編通して旧作のオマージュ祭りなのはあいいんだけど、クライマックスが完全にデススター破壊なのはやりすぎ。破壊成功しても「知ってた!」てなってしまうからなあ。だったらせめて、超大爆発とかエンディングで超お祭り騒ぎとかで盛り上げてほしいんだけど、全然そっけない演出のままあのエンディングを迎えるので正直消化不良感はある。いやみんな途方もないことをやり遂げたんじゃん!打ち上げしようよ打ち上げ!もしくは表彰式!

・敵がもっと強大感欲しい

レンの雑魚自体はまあ意図的ものなんだと思うからいいけど、あの親玉っぽいやつも小物間漂ってたのがなー。というか逆光でデカ宇宙人…てなんか安直じゃない?得体のしれない強大な敵みたいなのが欲しかったなー

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