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はてなキーワード: 餅つきとは

2024-07-31

anond:20240726000923

あなた近畿圏人間でないなら「いじり」に対しては即ガチギレして下さい

ワイは近畿育ちだけと相手近畿特に大阪出身と判明して仲良くならない限りいじりはしないよ

判明してもアカ空気を察知したら直ちにやめる

危険餅つきみたいなもんだから拒否ってよい

それで機嫌損ねる奴がアホなんで

2024-07-07

悲報】ワイ餅つきマシーンを購入、無事5kg肥えてしま

よもぎパウダーを入れて自家製あんこを入れると止まんねえんだなこれが。

オニイサンヒュルシテ!

2024-05-21

サッカーファンから入場料をとるなんてありえない

0円で現地観戦できるようにしましょう

タダ券なんかじゃなく誰でも入れる空気

地元公民館餅つきみたいなもんでしょ

2024-04-11

春の日の新しいものの便利な増田真魚林ベノノモイ氏ら他あの日のルは(回文

おはようございます

古いものでも支障が無ければ使い続けていいかーなんて思っちゃいがちな春なんだけど、

新しいものはやっぱり畳は新しいって言う方がいいのよね。

でね、

ずーっと使っているものを何かの弾みで新しいのに替えてみよう!ってえいや!って古いのを窓から放り投げて捨てて新しいものを買ってきて使った春の日には、

え?今こんなに便利なことになっているの?って

とんでもナイアガラの滝の滝壺に落とされた気分なのよ!

いい加減そう思うわ。

こんなことなもっと早くから買い替えて使っておけば良かったっぽくね?って

そんな驚き屋も驚きを隠せないほどに洗濯洗剤のシーエムで驚きの白さ!ってもの凄く驚いた様子で「驚きの白さ!」って録音を吹き込むぐらい、

いやー今の驚きっぷりとても良かったですよ!って

スタジオ時間か抑えているのにもう数分で収録終わっちゃったぐらいな感じの。

もうペキカンな驚きなの!

だって

鍵穴に指してドアやエンジンを掛けるタイプはもう逆に

プッシュスタートに慣れきってしまっていて、

鍵穴に鍵を差し込む作業ですら怠けてしま人間の怠慢さなのよ。

だってぐるぐる手動で回して空けるから問題ないわ!なんて、

べ、別に強がってないんだから!って思っていたけど

勝手に手もとで開け閉めができるパワーウインドーシステムはパワー!って感じだわ。

便利なものに慣れちゃうと引き返せないそんな春の日でもあるわ。

何かしら外でのパソコン作業

信頼と実績のウインドウズパソコンクロームブックで決まりね!って思っていた時代があった私の春の日だけれど、

これですら

もうiPadタブレット1台で充分なのよ!

え?いまもうiPadこんなことになってるの?って気付きの春の日であり、

こんなことなもっと早くから使っておけば良かったっぽくね?って

から最近の私の鞄の中にはiPadだけ入っててそれで済んじゃう感じ。

私のやりたかった手書き原稿修正

iPad単体でテキストPDFにして電子ペン書き込み修正などができるのよ!

今まではいちいち、

プリントアウトしてスキャンしてそんな春の日が続いていたけれど、

もう私はその作業が1台で完結しまくりまくりまくりすてぃーなことに気付いてから

いやそれを知ってしまってからは、

重たいノートパソコンを入れていた鞄を窓から投げ捨てそうになったけど

流石にノートパソコンは捨てたらそれを捨てるなんてとんでもナイアガラの滝の滝壺に落ちてしま気持ちになってしまうので、

捨てられないわよね!

ついついいつもの癖で窓から投げ捨てちゃいたくなる衝動テヘペロ案件だわ。

令和一のテヘペロ案件だわ。

気付いて良かったー。

から昔使った杵柄も昔の杵柄は使いにくかったから全自動餅つき器だよね!って思っていたけれど

あれ?今の杵柄って超軽くね?って

杵柄もアップデートされてるのよ!

臼は流石に重いっすけどね。

過去イメージでそれ以降つ買ってなくてそこから知識が止まっていてアップデートされていることに気付かないのは勿体ないので

やっぱり新しいものにはアンテナを張り巡らしてそりゃーこんがらがらないようにはしたいけれど、

アンテナ張りすぎでね、

そう言った感度も上げていかないと行けないなーって思った春の日なのよ。

明日春が来たならって松たか子さんが歌ってるけれど

明日じゃ遅いの。

今日なの!

おとといなの!

もう一昨日にはアップデートされてたの!私は気付かなかったの!

え?こんなことになってるの?って。

私は膝から崩れ落ちそうになりそうなりよといきなりここでコロ助登場しそうなほどの勢いで、

カチカチに固まり凝り固まった概念を打ち砕く旅に出たい春の日でもあるわ!って思ったわ。

困ってないから今のままでもいいわ!って思ってないで、

なにかちょっと気分転換に新しいものを取り入れたりしたり新商品お菓子コーナーにも立ち寄ってみたり、

え?こんなお菓子新発売になってたのケンちゃんラーメン!ってぐらい驚くほどそんな春の日を発見して欲しいの。

たぶん春先神戸にいけばもっと何か新しいことが待ち受けていること間違いない!って思うけど

私実は神戸行ったことないのよね。

長崎から船に乗って神戸に着いた~って歌を地で行くほどそんな神戸って行ったことないのよね。

横浜黄昏れている暇なんてない、

それなんて五木ひろしさん?って思われそうだけど。

でも春の日にはどこかしらになにかアップデートされたモノが見つかるはずなので、

もっと見付けて発見して探したいな!って

そりゃーさ、

世界ふしぎ発見はもう終わっちゃったけど、

私の中の心にあるインスパイヤネクストはいつもとどめておいて忘れないようにしないと。

うふふ。


今日朝ご飯

家で炊いてきたつーか小鍋で器用に私ご飯炊けるのよ!

子ヤギの上でアルペン踊りを小躍りそうじゃない?

もう少量炊く分には炊飯器面倒だわ。

もしかしてこれも春の日アップデート?なの?って思うの

炊飯器を小鍋でご飯を炊くのがアップデートか分からないけど、

違うことには間違いないこと間違いないわ!

それで納豆ごはんして食べて出てきたし、

春の日の納豆は季節関係なく美味しいわよね。

デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーラーかーらーのー

ホッツ緑茶ウォーラーね。

これもまあ前にも言ったかも知れないけれど、

急須で淹れるタイプ緑茶ホッツじゃなく、

もう直接茶漉しをカップの上に乗せて淹れるタイプの淹れ方をしているわ。

これも春の日かしら?

まあ要はめんどくさがり屋さんなのかしらね


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-03-22

世の中には「技術職の技術だったのが一般市民でもできるようになった例」は山ほどあるので生成AIを忌み嫌ってるのは産業革命以前に戻りたいのかな?って思う

例えば 餅つき はんだ付け 材料加工 計算 などなど

上げたらきりがないけどこれらは大昔は「大雑把だけど技術職がやってた手作業」なんだよ

それが餅つき機械を買えば誰でも家庭で餅を作って食べられるようになった

はんだ付けも機械化することで工員によるバラツキやスピードアップができるようになってコストダウン

材料加工も工作機械で(ry

計算も昔はそろばんタカタしてたのは電卓になってはたまたExcel計算式を作れば誰でも計算できるようになった

(計算手って職業があってComputer意味はもともと「計算する人」って意味)

そういった恩恵を受けながら「自分たち自動化反対!」というのはお門違いなんよね

2023-12-18

anond:20231218000239

それは先入観さ。餅つき新年にやるものかつ、誰かな用意してくれるもので自ら主体的に行うものではないというな。

日本人は極めて常識的で発想も貧困から、やろうと思うやつがいないだけの話さ。

場を提供されたら楽しめるが自分で用意しようと思う人は少ないものなんていくらでもあるだろう。

anond:20231217234824

から、その「笑うから楽しい」が本当に実態に即しているなら、餅つきを暇さえあれば笑いながらやろうとする、餅つき趣味みたいな人間がたくさんいるはずだろ?

でもそんな餅つきハイが癖になっちゃったような人は、ちょっと普通じゃない感じで気持ち悪いだろ

他に楽しいことがたくさんある世の中でそれは、どこか病んでそうとも言える

から餅つき趣味者はそんなに居ないし、本質的な楽しさとは違うと言える

たまにやったとき楽しいと感じることを否定するわけじゃないけどな

2023-12-17

anond:20231217234025

お前の言っていることは正しい。

しかし「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」という言葉があるように、大抵の人間の脳は因果関係を正しく捉えられるようには出来ていない。

楽しいものに違いない」というイメージ重要であり、まさに慶事との結びつきが餅つきをなんだかおめでた楽しいものに感じさせるのだ。

何より搗きたての餅は美味い。体を動かした後なら尚更な。

anond:20231217233711

それは三本締めやら乾杯やらの音頭をシケた面で取る人間がいないことと同じだ

餅つき基本的慶事と結びつくものから

anond:20231217233511

それは本当に餅つきなのか?

餅つきのような何かじゃないのか?

anond:20231217233022

お前は餅つきをつまらなさそうにやっている人間を見たことがあるのか?

anond:20231217232822

言うほど楽しいか?

楽しいなら餅つき趣味にしてる人がいるはずだろ?

2023-12-10

から30年ほど前、ど田舎小学生だった頃、小学校から500メートルくらいのところにある公民館に人力餅つき見学しに行くという校外学習があった。

小学校は30段ほどの階段の上にあり、秋になると階段両脇の土手が彼岸花で真っ赤になった。小学校の隣(下)には農協、真向かい倉庫野菜直売所公民館農協の間は水田という具合で、通学の際にはいつも田んぼ道路の境目の50センチくらいの土手の上に駆け登って平均台の様にして通るのが好きだった。

餅つきの話に戻るが、地元年寄が臼と杵で餅をつき、まとまったのを手で素早くちぎり取って丸め、餅とり粉を敷いた木の四角いお盆?箱?にぽんぽんと置いていくのを皆で見学していたのだが、臼の底にぺちょっと餅の塊が残っているのが食べれそうだなーと思って「その残ったのはどうするの?」と作業していたおばあちゃんに聞いたら、おばあちゃんニコッとして無言でその残りを掬い取り、私の手を取り掌を上にさせ、そこにぺとっ!と乗せてくれた。ありがとう!とおばあちゃんに言っていると、周囲の同級生達がちょうだい!ちょうだい!と、わっ!と手を伸ばして手の上にある餅を少しずつ摘んでぱくぱくと食べた。私も慌てて残りを口に運んだ。つきたての餅はあたたかくやわらかく、何も付けなくても餅米の風味がしてとてもおいしかったように思う。先生がいいよとか駄目だよとか言う暇もないくらいのあっという間のことで、叱られも咎められもしなかった。

いい思い出ばかりではない小学校だったが、その記憶は懐かしい良い思い出として今も覚えている。

これは30年前の話で、食品衛生管理等誰も気にしなかった頃の事なのでそのあたりは緩めに見て欲しい。人によっては不衛生で不潔で有り得ない、となるとは思うが。自分にとっては、のんきでおおらかでのどかないい時代だった。

2023-11-24

セックスはむずかしい…

当方30過ぎの女。

旦那は同い年で、非モテ同士で結婚した。

"年齢=恋人いない"なのは当然で、だからそういったことにも経験がない。

そのため初セックスは挿入ができたぐらいであとはグダグダ。正直ここまでセックスが難しいものとは思わなかった。

例えば騎乗位。

私が旦那に股がり上下運動を…って、難しくない?というか体力使いすぎでしょ…

かに気持ちいいなとは感じられたけど、それも最初のうちだけ。次第に中腰が気になり腰も膝もきつくなってくる。

こんなんただのスクワットですやん…

旦那も正常位が下手で、なんだか動きがおかしい。具体的にはスムーズではないというか…

餅つきに例えると、普通はペッタンペッタンペッタンペッタン…とこんな感じだと思う。

でも旦那場合はペッ   タン ペッ  タン ペッ    タンみたいな感じ。

セルの枚数少なくて飛び飛びに見えるアニメみたいな、そんな感じ。

リズムも取れてないし、だからある日思いきって遠回しに聞いてみると昔から音痴らしく、リズムをとるのが苦手らしい。

こっそり友人に相談すると「合いの手でも入れたら?」とのこと。

今度から正常位の時は合いの手をいれた方がいいのかしら?

2023-11-17

anond:20231117165602

続き

(さらに続く)

http://jiyujoho.a.la9.jp/urak23.htm

2023-11-11

最強の「餅の返し手」になって万物に半拍はさみたい

返し手は餅つきの「ぺったん、よいしょ、ぺったん、よいしょ」のよいしょの人

最強クラスの返し手になって、万物規則的な運動リズムに半拍を強制的に埋め込み、世界に半拍分の余裕を与えたい

リン、よいしょ、リン、よいしょ、リン、よいしょの目覚まし時計で目覚めさせ、一歩進む間にもよいしょを入れ、逡巡の暇を入れ込む

車のエンジンピストン運動遮断機カンカンカンリズムキーボード反応速度、だいたいなんでもよいしょの半拍で鈍化させ、あくせく進む世界間延びさせたい

あと、きなこ餅食いたい

2023-06-16

クールポコ餅つきネタはいかにして生まれたのか

っていうドキュメンタリーがあったら多分観る。

ゲッツだったら観ない。

2023-04-19

スズメヒナが落ちてきたので保護した時の話(※ハッピーエンド

2016年5月8日の昼ごろ、我が家の裏手にスズメヒナが2羽落ちてきた。隣の家の軒下にでも営巣してたんだろう。

うち1羽は成熟しており「巣立ち」の最中なのか余裕があって、しばらくすると自力で飛び立っていったが、もう1羽はまだ羽も生えそろっておらず、飛行もジャンプもできない様子。ういのキッチン横の室外機の下に自主的避難し、縮こまって親を呼んでいた。ネットで軽く調べてみると、スズメヒナは巣から落ちるのが普通で、落ちたら落ちたで、その落ちた先で親は育児を続けるらしい。まわりを探してみると、両親と思われるスズメがとなりの家の屋根の上から見下ろしており、ヒナとさかんに鳴き交わしていたので、そこに退避したことには気づいているらしい。きっとその場で育児を続けるだろうと思い放置。ちなみに巣立ちヒナのほうは気づいたらいなくなっていた。飛べるので、もう親離れしたのか、あるいは両親が別の場所で世話し始めたのか。

夕方が過ぎ、そして夜になるが、両親はヒナから離れていってしまった。人間を警戒して、室外機の下に入り込めなかったのだろうか。小さな箱に布を詰めて、その中にヒナを移動させ、上から視える位置に移動させるが、結局ダメ。落下してから時間くらいが経ち、エサも貰えず、気温の低下で体温も下がり、ヒナはどんどん弱っていった。

母は助けてやりたいと言うが、私はこれが野生の摂理から仕方ないよ、と首を振った。夕食後、ひとりでヒナを見に行ったが、死んでたら埋めてやろうくらいにしか思っていなかった。

ヒナは箱のなかで横倒しになり、目を閉じ、脚をぴくぴくと痙攣させていた。もうだめだ、あと数分で死ぬな、と思ったそのときヒナが私の気配を察して口を開けた。なにか食わせてくれ、という風だった。私はショックを受けた。「助けて」と懇願された気がした。

今考えたら「じゃあ気取ってないで最初から助けろ」と思うのだが、その瞬間、私の心に「守ってやらなきゃ」という炎が燃え上がった。ほぼ衝動的に、ヒナを抱えて家の中に入り、玄関避難。まず40度ほどのぬるいお湯を注射器で与えてみた。誰かが自分を助けようとしていることに気づいたのか、声が出ないほど衰弱しきっているのに「ピイ」と鳴いてくちばしを開く姿に涙が出た。ぬるいお湯を与えたあと、足温器タンから引っ張り出してきて電源をつけ、その中にヒナを突っ込んだ。たまに水を舐めさせ、足温器で暖めながらじっと見守っていると、30分ほどして突然目を開き、大音量で鳴き始めた。体温が上がったこと、水を飲んだことで体力が戻ったらしい。その後、私は夜通しヒナに寄り添い、砂糖水を飲ませたり、きな粉を混ぜた卵の黄身(なんかググったら出てきた)などを与えて、なんとか夜を越させた。相手人間だと分かっているようだが、平気でエサをねだってくるし、注射器相手にもくちばしを開いてくれた。

9日、日の出とともに親鳥と思われる2羽がウチのまわりを飛んでいた。目の細かい籠に足温器ごとヒナを入れ、昨日ヒナが落ちていたあたりに置いてみると、2羽はヒナの声を頼りに右往左往し始め、やがてヒナ位置確認したのか、虫らしきものを咥えて飛んで来るようになった。給餌をしてくれているらしい。昼ごろ、何かあった時のために、スズメ用のエサの市販品と、鳥類に給餌するための道具を買ってきた。やっと一安心といったところだが、午後から雨が降り始めた。ヒナ足温器が濡れるといけないのでダンボールで覆う。ところが、雨のせいか、あるいはダンボールのせいか、親鳥は給餌をやめ、立ち去ってしまい、結局夕方以降、ヒナはエサを貰えなかったようだった。

足温器に入っているとはいえ、外は寒いので、中に入れてやることにした。結局この日の夜も、私は夜通しヒナを見守ることになった。ただ、ヒナ本能的に夜は眠るので、特に何もしないで寝かせてやればいいらしいのだが、ネット情報に惑わされて、ヒナを叩き起こしてエサ(買ってきた擂餌)を無理やり食わせたりしていた。このときヒナは既に人間への警戒心を思い出しており、私たちからエサを差し出されても、お腹は減っているだろうにあまり食べてくれなかった。差し出される注射器から後ずさって逃げて、イヤイヤと首をふるのがとてもカワイイ

当時、私は就職活動中で、この日の夕方に今働いている会社から内定をもらったのだが、スズメのことで頭がいっぱいで全然喜ぶどころじゃなかった。

10日、天気はくもり。夜明け前ヒナが腹減ったと主張し始めたので、擂餌と砂糖水をちょっとだけやり、そのあと外に出した。日の出と同時に親鳥が飛んできたが、ヒナはさっきので腹が膨れたのか、あるいは寝ぼけてるのか、親の呼びかけに返事をしない。少し焦ったが、しばらくするとちゃんとエサをねだり始め、両親の給餌が始まった。片親が屋根の上で周囲を見張り、もう片方がエサを取ってきて与える、という役割分担が美しい。

朝10時頃にハプニングがあった。近所の野良ネコヒナを見つけたのだ。母が気づいて、外に出て追い払った。その野良ネコはよく見かける子で、すごく人懐っこく、近所の夫婦に世話を焼かれているので野鳥なんぞ食わんだろうが、ちょっと怖い。ヒナに対して敵意はなく、単に箱を覗き込んでいただけだったようだが(追い払ってごめんね)、とにかく地上にヒナを置くのは、野良から守れず危ないという結論になった。

そして、ヒナ引っ越しを決行。親鳥が見守る中、箱ごと持ち上げて2階のベランダへ。ベランダの壁際の室外機の上に乗せた。ここならヒサシがあって雨も防げて、ネコも来れないし完璧じゃん!と思ったが、引っ越しが済んだ昼から夕方まで、親鳥は遠くからヒナを見つめるだけだった。さすがに窓際は人間が怖く、近寄れなかったようだ。日の入り前、片親がギーギーと大声で威嚇音を鳴らして人間牽制し、もう片方の親がエサを持ってヒナに近寄ろうとにじりよっていたが、やっぱり無理、怖い!という感じで諦めてしまう。そういうわけで、室外機の上よりもっとベランダの外側にアウトドア用の机を置き、その上にヒナを移動させたが、両親はそれを見届けたかどうか分からないうちに姿を消してしまった。とても残念だった。暗くなったのでヒナを私の部屋の中へ移動させ、一晩静かに寝かせた。

置き場は本当にベランダでもいいのか?親鳥は明日ヒナを見つけてくれるか?明日の天気はけっこう酷いけど大丈夫だろうか……など色々と心配事が重なってとても辛かった。私と同じ部屋で眠るヒナは、不安になるほど静かに眠っていた。

11日、天気は一日中雨という予報だったが運良く外れ、朝のみの降雨となった。しか低気圧のアレで風が強く、人間でも怯えるような突風が朝から晩まで吹き続けた。こんな天気だとヒナは外に出しづらいし、親鳥も来てくれないんじゃないか心配したが、親鳥は変わらず日の出と共にやってきた。風に煽られ、雨に濡れてもお構いなし。

さてヒナだが、足温器ごと外に出すと突風で吹っ飛ばされそうで、傘とかダンボールとか、いろいろ策を考えたが、レインコートをキツめに足温器に巻いて、ガムテープを駆使して机に固定してみた。親鳥がレインコートに怯えて近寄ってこないのでは……と心配だったが、あっという間に親鳥は欄干まで近寄ってきた。しかし「ヒナの声は聞こえるが、ヒナがどこにいるかからない」というふうに右往左往するので、少し場所をズラしてわかりやす位置に。私の部屋の窓からよく見える位置だが………? 少し経つと、どちらかともなくヒナを見つけ、暴風雨の中の餌付けが始まった。一体どこにいるのか、虫をしっかり見つけてきて与えている。天気こそ酷いが、足温器の中は暖かく風もなく快適で、ヒナ健康のもの、親鳥も献身的で、ネコ心配もない。この日、今までで初めて「誰も家にいない時間」が3時間ほど発生したが、なんのハプニングもなく、親子ともども普通そうだった。雨もやみ、あとは強めの風だけが難点だった。

帰宅後、ベッドで寝っ転がって、親鳥の給餌をぼんやりバードウォッチングしていると、ヒナと片親が、かなり大きな声で鳴き交わし始めた。それはまるで餅つきのように、ピイ、チュン、ピイ、チュンと交互にテンポが良い。ネットで調べると、互いの位置と安否を確認するためのコミュニケーションだと書いてあった。心配になった母が見に来るが、私はそのネット情報を伝えて、会話してるだけだと思うよ、となだめる。

しかし、母が立ち去った十数分後、突然スズメたちが叫び声を上げ、私が見ている中、ベランダの床にカラスが1羽降り立った!いじっていたスマホを放り投げ、窓にとびつき、開いて、怒鳴り声を上げてカラスを追い払う。カラスふわふわと飛んで、すぐ近くの電線の上にとまった。逃げたというより距離をとったという感じで、ベランダからは2メートルも離れていないが、人間では手出しできない位置だ。なんて狡猾な…!と、歯噛みした次の瞬間、親鳥2羽がファンネルのように屋根から飛んできてカラスに襲いかかった。カラスが飛び立つ。するとどこからともなく別のスズメツバメ(近所で育児をしてる別の夫婦たちのようだ)も飛んできて、空中戦がはじまった。カラス遠くへ逃げ、スズメたちはそれを執拗に追いかけて、追い払おうとしている。私はヒナの無事を確認したあと、ベランダで放心していた。あの鳴き交わしは、遠くにいたカラスを警戒するための点呼のようなものだったのだ。そして、私が見ていなかったら、カラスヒナにどこまで近寄っていただろうかと考えると恐ろしかった。カラスもこの時期は子育て中で、スズメヒナは「ごちそう」なんだそうだ。

母が駆けつけたので、事情説明すると、カラスけが必要ではないか、と言う。人間が見張っていれば追い払えるが、ずっと見ていられるわけじゃないし、なにより今週日曜日は家はずっと無人になる。賛成だった。母は手芸が得意なので、雨除けのために用意していたダンボールひとつ持ってきて細工を施し、「巣箱」のようなデザインに仕上げた。中に足温器カゴを入れ、コンセントはそのために開けた穴から外へ通す。もう雨は降ってないのでレインコートはひっぺがした。そして出入り口は上側に。幅5センチくらいの細長い広さにとどめ、スズメは通れるがカラスは通れないようにした。かなりゴツい見た目になってしまったが、両親は受け入れてくれるだろうか、と心配で、2時間ほど窓辺に座って観察。カラス撃退から帰ってきた両親がダンボールを見てギョっとしたが、片親はすんなりと入り口存在気づき、中のヒナの安否を確認した。受け入れてくれたらしい。もう片方は入り口に気づかず、何度か箱のまわりをうろついていたが、しばらくすると気づいてくれた。本当に良かった。これで安心である

日の入り前、それまで見張りと餌探しで手分けしていた両親が、両方とも餌探しを始めた。ヒナが寝る前の食いだめのためだろう。父が庭に撒いた米粒を拾い、ベランダといったりきたり上下運動しながら次々とヒナに与えていく。ヒナは生米は消化できないとネットに書いてあったが、そんなことないのか……? 日が沈むと両親は帰って行き、私はヒナを机ごと部屋の中へ。その晩はチョッカイを出さずに、ずっと眠らせていた。

12日、私が寝坊して夜明けに微妙に間に合わなかったが、慌てて机ごとヒナベランダに出すと、早速両親が給餌を始めた。部屋から観察してみると、両親とも巣箱に慣れ、給餌以外の用事でも箱のなかに入り、ヒナの世話を焼くほどになっていた。何度かカラスが近所に現れたが、そういうときは両親とも餌探しをやめ、巣箱に背を向けて欄干に並んで立つのがかっこよかった。

この日は天気がとってもよく初夏並に暑かったので、日中足温器をOFFにしていた。まったく問題が無さそうだったので、私は巣箱ガン無視普通勉強していたのだが、1時頃、突然様子がおかしくなり、窓の外を覗き込む。欄干に3羽のスズメが止まっていた。は?と呆然しかも穏やかじゃない雰囲気ベランダに飛び出すと、2羽は右隣の家の屋根に、1羽は電線に飛び退った。2羽のほうが両親だろうが、あの1羽はなんなの?

1雇われベビーシッター 2親戚 3両親が世話してる他の子供 4この界隈で子育てしてる友人 5赤の他人(縄張り争いに来た) とかそこらへん? 昼ごろからゲーゲー鳴いてたし、縄張りいかもしれない、と思った。巣箱を覗き込むと、ヒナと目が合い、ヒナが怯えて後ずさったが、元気そうだ。とりあえず部屋の中へ戻り、心配で巣箱を眺めていると、両親が来なくなった。たまに飛来しても、穏やかじゃない雰囲気道路に出てみて、家を遠巻きに眺めても誰もいない。育児放棄? 縄張り争いで追い出された? とか色々考えるが答えは出ない。それから時間ほど窓辺で観察していたが、

・青虫を咥えた親鳥がやってきて、箱のなかのヒナが鳴くが、なぜか親鳥は餌付けせず、咥えたまま箱から出てきて困り顔で飛び立つ(2回)

・エサを咥えていないスズメがやってきて、欄干を歩きまわって立ち去る

スズメが欄干にとまってカチカチと警戒音を鳴らし、アウトドアテーブルの中を歩きまわって隅々までチェック

・巣箱の上に立ってダンボールをつつき、ぐるぐると歩きまわる。そこにもう1羽のスズメがやってきて、威嚇音とともに飛び立つ

など、不可解な行動が続いてますます混乱。登場人物が親鳥だけなのか、それとも他のスズメが混じっているのか、さっぱり分からない(見分けがつかない)。

ヒナの安否を確認しに行くと、足温器の端っこの端っこで布にくるまって縮こまっていた。怖いらしい。心配だし謎だらけだったが、大学へ行く時間になってしまったので、今起こっている状況を母に説明して外出。そして授業中に、ハッと思い至った。もしかしてヒナ足温器の隅っこから動かないから、親鳥が箱のなかに入ってもヒナが見つけられず、ヒナがどっか行ったと思って混乱していたのではないか? そう考えると、あの謎の3羽目以外のすべての現象説明がつく。巣箱からヒナのおねだり声は聞こえるのに、中にはいっても、どこにも見当たらない。それで両親は巣立ったのか?とか食われた?とか考えてあちこちしまわっていたのだろう。そのことを母にメールすると、大正解だった。母の実験と観察の結果、ヒナは給餌にきた親鳥のために姿を見せることをせず、いつまでも隅っこでヌクヌクしていたというのだ。母は足温器の隅っこを折りたたんでめりこめないようにし、両親に突き出した。やがて両親がヒナ存在気づき、給餌を再開するが、もう夕方。2羽総動員でエサをかき集めて与えていたそう。その間にも、また布の隙間に隠れてしまったヒナを見失って両親が右往左往し、母がアシストするという出来事が繰り返されたとか。私が帰宅したときには日没後だったので、ヒナは家の中で寝ていた。まったく人騒がせな奴。

13日、快晴足温器のはじを折りたたむことでヒナの隠れ場所を無くしたつもりだったが、もうありとあらゆるスキマにめりこんでしまい、何度も親から姿を消してしまう。しょうがないので巣箱を外し、足温器+カゴの状態で外に出すと、数時間見失いっぱなしだった親鳥がやっとヒナと再会し、今まで聞いたこともないくらい優しく「ピヨピヨ」と鳴いて、エサを取りに飛び立った。ヒナ足温器から出てきてカゴの端に止まり、親の帰りを文字通り首を長くして待っていた…が、次の瞬間バサバサと飛んで落ちた!上へ上昇する力は無いらしく、ベランダの隅に落下。ああ、こうやって巣から落ちるのか、と感心しつつ、私はバッタを捕まえるようにヒナを手で捕まえて、カゴに戻す。しばらくして両親が2羽でやってきてヒナの安否を確認し、飛び立つと、またヒナがカゴの端に立ってしまう。落っこちそうだ。そろそろ巣立ちかな、と思うが、朝からカラスがうちのヒナをずっと見ていることには気づいていた。親鳥が屋根から見守る中、戻って戻って、と叫びながらベランダヒナににじり寄ると、ヒナ足温器の中に戻っていった。それと同時に、カラスものすごい近くを飛行して通り過ぎていった。やっぱり狙っていたか

こうなってしまうと、親鳥が餌付け&発見やすいようにカゴを外に出すよりも、カラスから身を守らせたほうがいいな、と思ってまたダンボール巣箱の中に戻した。すると、驚くことに、箱のなかでヒナが羽をばたつかせ、自力でよじのぼって外に出てきた。もう彼の巣立ちを止めることは誰にもできないようだ、と静観を決めるが、またベランダの隅に落ちてピーピー文句を言うので、もう一度捕まえに行った。捕まえる時、母親屋根の上からアブラゼミのようなすさまじい声で威嚇してきて殺されるかと思った。箱の上にヒナを戻して早々に立ち去る。その後、箱の上で「どうやったら飛べるの?」といった感じでモジモジするヒナの元へ両親がやってきて、となりに並んで早口でさえずり、まるで飛ぶコツを教えているような様子が見れた。ヒナが「ピ!」と元気よく返事をしているのも可愛くて、思わず録画した。しかしその後また飛ぼうとして落下。調べたところによると、スズメの巣立ちというのは他の鳥と違って、このように「飛ぶ力はないが羽ばたけるっちゃ羽ばたける状態になった頃にするのが正しいのだとか。そうして巣から落ちて、地面で暮らし始めるらしい。というわけで、もう箱に戻すのはやめた。それから夜まで、ヒナベランダの床で過ごすことになった。ピョンピョンと跳ねて歩くのは完璧にできるようになったが、飛ぶ力がなさすぎる。羽ばたいても10cmがせいぜい。親鳥の後を追って、ベランダの手すりに飛び乗ろうと試みるのだが、まったくできない。ただ、その壁を飛び越えるくらいのスキルがないと、カラス野良猫や自動車の渦巻く外界では生きていけないわけでして。親鳥はヒナ四苦八苦しているのを上から眺めるだけ。やがてヒナは疲れ果て、尻もちをついて座り込んでしまった。脚を前に投げ出してショボンと肩を落とした姿が可愛すぎてまた写真を撮った。すると親鳥がエサを与えに来て、励まし、また飛び去っていく。少し元気が出たヒナが親鳥のあとを追おうとして失敗。こんな調子夕方になってしまった。日が暮れるとヒナは室外機の下に引きこもり、親鳥が夕飯をたくさん与えて、この日は解散。野生の巣立ち雛は、ひとりで茂みなどに隠れてこうして夜を越すそうだが、さすがに寒いしかわいそうということで、室外機の下に腕を突っ込んでヒナをむんずと掴まえ、足温器の中に入れておいた。過保護干渉かもしれないが、ここまでやったんだ、こんなところで凍死してほしくない。結局そのあと机ごと部屋の中にいれて夜を越させた。

14日、15日はヒナダンボールの上やホットカーペットの箱の淵に立って風を浴び、たまに親からエサをもらう日々が続いた。天気はずっと良かった。ヒナがたまに飛ぼうとして落ちて、ダンボールのところまで戻れない~と悲しそうにしてるので、15日には机の上のダンボールまで自力で戻れるように、DIYで余った板や、プラスチックの箱を組み合わせて、スロープみたいなものを設けた。アスレチック場みたいになった。15日は家族全員が日中ずっとでかけてたので、そのスロープが役に立ったかは分からなかったが、帰ってきたらヒナは無事に足温器の箱にいたので良かった。夜は寒いので家の中へ入れてやる。

16日。風が強く、カラスもよく目立つ日だった。近くにカラスがいるときヒナダンボールと欄干のスキマに隠れ、親が並んで欄干に立ってヒナ背中に守ってたのがかっこよかった。

そして昼ごろ、親鳥1羽とヒナの2羽が段ボール箱の上にいて、私がそれをなんとなく横目に見た瞬間、目の前で2羽が飛び立った。えええ!飛んでった!と1階にいる母に向かって叫びベランダに出た。2羽は隣家の庭におちていた。直後、隣の家の奥さんが出てきて、どうするかなと思ったら、2羽ともちゃんと飛んで逃げた。しかヒナ電線まで飛び上がっていた!地上から電線まで飛べる力をいつの間にかつけていたとは。その後、姿見えなくなったが、数分後うちの庭に家族3人できた。母親?のうしろをテコテコついていくヒナがかわいすぎる。

このあと、ヒナがうちに現れることは二度となかった。ネット情報によると、飛べるようになったヒナは親のテリトリーから出て行き、同じような年齢の若いヒナグループを組んで暮らすらしい。17日・18日あたりは、親鳥らしき2羽がウチにきてベランダを覗き込み、うちの子来てます?って感じにピヨピヨ鳴いていたが、また見失ったのだろうか。母によると、スズメに米粒をあげると、たまに飲み込まずに咥えて飛んで行くやつがいから、もしかしたら餌付けしてるかもしれない、と言っていたがどうだろう。ヒナと親で飛んできて、親が米を拾ってヒナにあげるシーンが見たかったけど残念。

ヒナ長生きしてくれたらいいな。

なんで今更こんな昔の話を投稿たかというと、

野鳥保護って条例だかなんかで罰則対象な気がしてて、ネット上で言いふらしていいことじゃないと思ってたから。今もそう思っているが、9年前だし時効だろ

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