はてなキーワード: 契約金とは
育成のホークスに入ったのに4年間で1軍11試合14イニングしか登板してないのな
高1と大4でケガしてほとんど投げてなかったり
2016年のドラフトで5球団競合の末に創価大から入団した田中。プロ入り後は故障に苦しみ、これまで2018年に10試合に登板したのが最多の登板数だ。4年目となった今季もキャンプ中に右肘痛を訴えて離脱し、その後も状態はなかなか上がらなかった。
今季の実戦初登板は10月7日になってから。ただ、そこからは2軍のウエスタン・リーグなどで登板を重ねて、11月1日の同リーグ最終戦では自己最速タイの156キロもマークした。この日は最速153キロも、150キロを超える力強い真っ直ぐが、右腕には戻ってきた。
先日、某サロンにてワンコイン脱毛体験を行った。その際に驚くような接客をされたため、書き残そうと思う。どうか私のようにショックを受ける方が今後増えませんように。
脇の脱毛体験を行った。最初にカウンセリングを受け、10分〜15分ほど施術を行い、契約プランを説明されるものだ。
私を担当してくれた方は30代前半ほどの人であった。マスクに上からフェイスガードをしており、日焼けで肌が黒く、キリッとした眉に、重い一重の目をしていた。
脱毛方法は2種類あり、簡単に説明された。ただ、説明の際に主語がない説明が多く、どちらのやり方の説明をされているのか分からない場面が都度あった。そのため、「こちらは〜の方法のご説明でしょうか。」と都度質問をさせていただいた。
私が質問する際に、「いや、だから〜」「え?違いますけど。これは〜」と、少々イラつきながら説明をされた。空笑いを含めながら、少し馬鹿にしたような、上から畳み掛けるような回答をされ、複雑な気持ちになった。私の理解不足で、担当者の方の気分を悪くしてしまったかなと思い、そのような態度を取られてから質問は控えるようにした。
施術中も、他会社(競合であろう)の悪口ばかりを並べており「〇〇(他会社)で脱毛してる人もいるけど、ダメなんですよ」と名前を出すほどであった。名前を出すこと自体少しおかしいのではないかと感じつつ、少々常識に欠ける人なのか、マニュアルには注意事項として記載はないのか等ぐるぐる考えながら施術を受けた。
私が脱毛関連の質問や友達の体験談などを話すと、全て上から指摘するような態度を取られていた。そのため、自分の話ではなく、担当者の方のお話を聞くような姿勢でいた。
「最初に作ったプランが消えちゃった」とぼそぼそ呟かれ、速攻で作ったような雑なプランが出てきた。その時点で私は不信感を感じ、契約自体安いものではないのに、こんな雑な説明でいいのだろうかとも疑問に感じていた。
ここで、契約金額と月払いの説明等を受けた。正直某ウイルスが流行っているこの時期に頻繁に店舗に通うということと、なにより苦労をしてまでその担当者のいる店舗へは通いたくないという気持ちもあり、やんわりと契約自体は断った。
すると、急に担当者の態度が激変した。大きくため息を吐き、黙り込んだ後、強い口調で以下のようなことを捲し立てられた。
「某ウイルスって言いますけど、しばらくは落ち着かなくないですか?落ち着く時を待ったら2年後とかなんじゃないですか?それまでそんな脇を放置するんですか?」
「スケジュール立てられないのってどうかと思うんですけど、そんなに先のスケジュール立てられないんですか?」
正直、契約に関係ないような価値観を押し付けられたような気がして、不快に思った。そんな脇って、そんな酷い脇なのであろうか。そもそもこの人は私の仕事内容も、どのようなスケジュール間で動いているかも知らないのに何故ここまで言えるのだろうか。
ただ、そのような態度を受けて私が怒ってしまってはダメだとも感じ、心を落ち着かせた。そして、その方に謝った。「お時間いただいたのにも関わらず、すぐに決定できず大変申し訳ございません。」
すると、私の謝罪は全く無視され、「じゃあ会計しますねー」と冷たく対応をされた。そして担当者が部屋を出る際、今までで一番大きく「はあー」とため息をされた。
ここまで態度に出されるような接客サービスを受けたことは今までになかった。怒りを通り越して驚きの方が多かった。このような人もいるんだ、と。私自身も、ユーザを持ちユーザの要望に沿った物を作るような仕事をしている。その際にはユーザの方と何度もやりとりをしているのだが、もしかしたら自分も無意識に相手が不快に思うような態度をとってしまっているのではないか、と不安に感じた。そして、同時に今後はこの担当者の方のようにはならないよう、気をつけていこうとも思った。
初めての脱毛経験ということもあり、前日はドキドキしていた。親や友人にも話し、周りから感想教えてね〜と言われていた。仕事で忙しい中予定を作り、楽しみにしていた。当日はとても良い天気で、少し汗をかいてしまったため店舗に行く前にデオドラントシートを買い、ある程度体を拭いてから、向かった。
施術が終わり、店舗を出たあと、とても悲しくなった。脱毛が出来ないことよりも、こんな人がいるんだ、私は人を苛つかせるような態度を取ってしまったのだろうか、と思った。そして、今までの私は仕事をする際どのような態度で相手と接することが出来ていたであろうか、とずっと考えてしまった。
きっと私にも相手を不快にさせる行動があったのであろう。結局契約もしなかったため、無駄な時間を使わせてしまい申し訳ないとも思っている。
ただ、人を傷つけるような態度は、やめてほしい。
きっと、私の他にもあの高圧的な態度に負け、そして傷ついている人もいるのではないだろうか。
私のように落ち込んでいる人がいるのではないだろうか。
そのような方は、どうか落ち込まないでほしい。自分が今後も成長できるように、いい経験だったと、前向きに考えて欲しい。元気を出して欲しい。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
私のような思いをする人が増えませんように。そう思うことが、今の私の慰めです。
雇用保険ていうのは、上記の条件をクリアしていれば加入できる事で法律上でも義務付けられているのだけど、加入していない中小企業がある。
なぜ、こんな話をするかというと私が勤めている会社が法律違反を犯しているから。
私は家庭の事情で、どうしても不定期に休みを得なければいけない事があって一般的な普通の週5日勤務が難しい。
そんな理由から週3~4で一日7時間~8時間で勤務できる仕事を選んだ。そのような勤務だと仕事は限られてしまう。
そこで選んだのは施設の清掃だった。主に役所。役所の清掃は委託業者が行っているのだけど、毎年入札という古いやり方で契約金が一番安く済む会社が仕事を請け負うという方法になっている。
私は清掃員として仕事を始めてからすでに10年が経った。その間に5回ほど委託業者が変わった。
入札なので同じ会社が仕事を請け負うことが出来ないこともあるのだけど、清掃員を1から取り入れるのは面倒も多いし経験者を入れておきたいというのが委託業者の考えで、取引委託業者が変わる度に私は会社を移動してきた。
前述したとおりに、条件をクリアしていれば加入できる雇用保険に話を戻すのだけど、5回ほど変わった全ての業者で加入されていなかった。
10年の間、何度も会社には伝えたが結局雇用保険に加入しない会社しかなかった。
役所で雇っている委託業者は、法律違反を犯している委託業者しか居ない。
別の役所にいる違う会社の知り合いに聞いても、やはり雇用保険は加入されていなかった。
雇用保険は『さかのぼって加入できて最長2年』までは有効になる。自己申請になるが、それである程度の給付はされる。
強制保険なので、未加入のまま現在に至ると労働者にも落ち度があると言われてしまう。
だけど、こちらは何度も言っているのに会社が加入させないという事は多くある。
そんな業者を役所は調べることもしないで雇う。本来問題が有る業者は入札にすら参加できないはずなのに。
それらもクリアして初めて入札に参加できるようにすれば良いのに、実際は法律違反はどうでもいい安いなら雇うというのが役所の考えだ。
また委託業者もコイツは辞めないだろうと思ったら、話を誤魔化してくる。
結局、私は仕事を変えることにした。雇用保険は自分で申請をさかのぼって加入した。
もし万が一役所関係の委託業者の下で働く事を考えている人がいるのならば、雇用保険などは必ず確認したほうが良いと言いたい。
加入は当然ですと言っても給与明細から引かれていない、または引かれているけど実際は加入していないという加入どころかそこも犯罪行為に染めている企業はある。
自分の身を守ることにもなる保険なので、しっかりと確認してほしい。
私みたいに損をする人が増えてほしくない。
3月、UN-Limitの事前受付開始で申し込みを行い。その後サポート窓口のチャット機能を使ってキャンセルをした回線がある。
この私にはキャンセル完了と伝えられた作業が楽天側のミスで完了していなかったらしく、SIMが送られてきてしまったのが4月上旬。
受け取ってしまった宅配物を、サポートに指示された返送先まで送って一件落着と思ったが違った。
そもそも私がキャンセルをしたのは、申込方法を変えて申し込み直すためで、それを楽天も認めてくれてのキャンセル&再申し込みという話だったが。
なぜかこの当初の回線が「2回線目」という扱いになったらしく、そしてキャンセルがされていないため無料キャンペーンが適用されず、料金が発生。
しかし既に私の手元にSIMは無い。(当然開通もしていないまま返送した)
これらを解決すべくサポートに問い合わせる日々だが、とにかく電話もチャットもつながらない。
電話がつながっても、担当部署から折り返します。折返しを受けてもとにかく待ってください。
この繰り返しで、今現在は「折り返します」と回答された折り返し電話すら掛かってこない状態で、お金を取られる日々が2ヶ月続いています。
契約金合わせて既に1万円、何も無い状態に対してに支払っているし、今も月額料金が発生している。
返金するとは言っているものの、そもそもキャンセルが2ヶ月経っても完了しないって。あまりに異常ではないですか?
「3回AbemaTVトーナメント」。確かに、多くの将棋ファンに注目されていると思います。
なんならわたし自身、放送を視聴しつつTwitterに大量のコメントを投げたりしていますし。
ただ、ここまで注目を集めたのは、本来この時期に予定されていた放送がほぼ全て吹っ飛んでしまったから、という部分が大きいと思います。
本来であれば、この時期は名人戦決勝七番勝負と叡王戦決勝七番勝負が行われる予定であり、全局が解説付きで生放送されるはずだったのです。
だったのですが、コロナ禍で緊急事態宣言が出されるような状況下、タイトルホルダーと挑戦者が全国各地を転戦するタイトル戦決勝を実施できるはずもなく、放送予定は全て未定に。
ですので、トーナメントの放送が開始された時点で、「ほかに見るものがなかった」のです。
もちろん、ここまで盛り上がっているのは内容の素晴らしさがあるからで、それは元田がが存分に語ってくれていますので以下略。
ブックマークコメントではドワンゴについての言及もありましたが、現在も頑張っていますよ。
金額的なことで言えば、序列3位(=契約金額3位)のタイトル戦である叡王戦の主催というのは、非常に重いです。
放送を見ていて、スタッフ大丈夫かな? ブラックなことになってないよな? とか、思ってしまいますしね。
あ、最後に。
市役所などの清掃や警備業務は基本的に委託会社が請負、入札で契約が決まる事を知っている人は、あまり多くないかもしれない。
基本的な流れとしては古参であろうが新規であろうが、契約金を低く低くして落札出来れば契約できる。
もちろん契約金を安くしてしまうという事は実入りも減るし、従業員の賃金も低下する。それと掃除道具などの雑費は会社では出さない。
掃除機程度は出してくれるが、身に付けるようなものは自腹が原則になっている。
古参はある程度価格を予想できるので「こんなものでいけるか?」と決め打ちをして入札してくるが、新規は予想が出来ないのでとりあえず契約を取りたいと無謀にも最低額ギリギリを攻めてくる。
この最低額は本当に最低額で、正直な話これで落札すると従業員はまともに雇えない。数を雇った場合時間制限によって賃金の操作を行う。
例えば1人で6時間働かせるよりも2人で半分の3時間ずつで別々の場所で業務させたほうが捗るという考えだ。
しかし、施設は広い。3時間で清掃は終わらない。2人とも別々の場所で6時間清掃させて、やっと7割終わるくらいだ。
そんな汚れないだろうと思う人もいるが、そうでもない。一般人よりも中の職員の方が汚す。ゴミはゴミ箱へ入れない。溢れたらこぼしてでも詰め込もうとする。
ペットボトルも溢れたら通路に転がしておくようなことも平気で行う。それが毎日だ。
これを短時間ですべての場所から回収して、通路のモップ掃除などを行う。階段・エレベーター・出入り口の掃除などだ。終わらない。終わるわけがない。
なので、話は戻すが契約金を最低額で落札してしまうような業者は、赤字でやりきるか、赤字じゃやりきれないと途中で契約を打ち切られるケースに分かれる。
昨今ではとりあえず落札するという、短絡的な業者が増えた。これが警備会社でも発生する。
警備の場合はほとんどが当直勤務だ。1日中を施設内で過ごす。ときには駐車場などの巡回を行い、施設内を巡回などを行うがこれもまた肉体労働だ。
施設内は楽かというと外よりは楽だ。寒暖がほとんどない。施設内を巡回すれば身体は暖かくなるし終われば警備室に戻れる。
そういう意味では外より楽だが、賃金がシビアだ。まともに契約金が獲得できれば普通の生活は確定できる。
しかし、新規の警備会社は…やっぱり最低額を割ろうというラインで落札する。そうすると周りの警備会社がため息をつく。
「何ヶ月もつか」と。
警備会社ならまだ制服なども用意しやすいからいいのだが、酷いときには警備業務初心者の会社もある。資格だけ取っているというペーパーみたいなもの。
そういう会社が落札なんかした時には、制服などの支給ですら雑になる。酷い会社だと安売りのスーツにワッペン点けたような所もある。
そういうのが新規には多い。また契約金がそもそも赤字なので数ヶ月もたない。最悪な時には給与の支払いですら1ヶ月~の遅延が発生する。
当然アウトなので、赤字以前にもっと大変な所からクレームが来るので会社が消滅する時もある。
そんな委託業務で、今回も変更があった…。結果として、最低額を割るギリギリだった。もう先が読めている。
今まではそれなりの契約金の業者ばっかりだったので質はそこそこだったが、今回は質がどこもかしこも不味い。
入札というシステムをもう止めてほしいと何度も訴えかけているのに、安くあげるには必要という上の話。
それでクレームが来てしまうと委託業者のせいになる。確かに質の悪さは委託業者のせいだが、根本は違う。
入札というもので【最低額を決めるというシステム】だから悪い。いい加減これに気づいてほしい。
自分たちで質を悪くしているのに、委託業者へあれこれいうのは間違いだ。
業者も赤字にならないようにして、従業員も普通の生活が出来る賃金を支払えるような契約金にしているというのなら、業者へ文句を言うのは間違いじゃない。
今の入札システムで設定された契約金は『最低人数を最低時間で奴隷のようにこき使えるような金額』であって、従業員が潤わない。人員は絶対に揃わない。
週休という一般的な決まりを使わせることなく、最低人数で休まず回せと暗に言っている。これが市の入札システムだ。
まず、1950年代〜1970年代を通してみると、日本シリーズはセ19勝(うち巨人15勝)パ11勝である。
パに指名打者(DH)制度が導入されたのが、V9終了後まもなくの1975年である。
ただし巨人が勝てなくなったのは、V9メンバーの高齢化もさりながら、
1965年のドラフト導入により新戦力を思うように補充することが難しくなったからだろう。
(とはいえその後も巨人はセ・リーグの盟主としてコンスタントにリーグ優勝していくのだが)
※指名打者(DH)…投手の代わりに打席に立つ打撃専門の選手のこと。一般に投手はバッティングが良くないので、DH制を導入すると打線が強力になる。
1980年代〜1990年代に巨人と入れ替わるように西武が黄金時代を築き上げるが、
この西武の強さは「寝業師」と呼ばれた根本陸夫が主導した、有望選手の強引な囲い込みによると言われる。
また、1980年代前半の広島の黄金期、1990年代後半のヤクルトの黄金期などもあり、
1980年代〜1990年代を通して見ると、日本シリーズはセ10勝パ10勝(うち西武8勝)で意外に拮抗している。
西武の囲い込みへの批判から1993年に「逆指名制度」が導入されたことなどがあり、
1990年代後半から西武は弱体化、代わってダイエーが台頭していった。
※逆指名制度…のちに自由獲得枠→希望入団枠と変遷。1球団2名にかぎり、大学生・社会人のアマ選手が自分の希望するプロ球団に入団できる制度。それ以前は、有望な選手を親会社に入社させて囲い込み、あとからドラフト外で獲得するなどの裏技が(主に西武で)横行していた。
2000年代の日本シリーズは、やはりセ5勝パ5勝で同数であり、また特定の球団の連覇もない。
2000年代中盤には「交流戦」「クライマックスシリーズ」「希望入団枠撤廃」「育成選手導入」と大きな変化があった。
逆指名制度を使って戦力を確保していた巨人やダイエーなどの球団が打撃を受けたとされる。
(ついでに2004年にダイエーがソフトバンクに変わっていったん弱体化した)
また交流戦はパ・リーグ優位であるものの、勝敗数でそれほど差がついているわけでもない。
※希望入団枠撤廃…逆指名および自由獲得枠・希望入団枠では、高い契約金を出せてブランド力もある人気球団に、有望な大学生選手が集中したことが問題視された。さらに、有力選手に指名してもらおうと裏金が横行し、それが発覚したために希望入団枠は廃止された。
※育成選手…若手の育成を目的に「一軍の試合には出場できないが球団に所属できる選手」の枠を設けたもの。それ以前の似た制度には「練習生」があったが、有望な選手を練習生として雇って囲いこむ裏技が(主に西武で)横行していたので廃止された。
日本シリーズはセ1勝パ9勝(うちソフトバンク6勝)とパ・リーグが圧勝している。
交流戦の勝敗数で差が付くようになったのも2010年以降にソフトバンクが台頭してからである。
以上から考えると、パ・リーグ優位の原因としてDH制度を挙げるには、その導入があまりにも古い。
その原因としては、2000年代中盤から「きちんと選手を育てねば勝てない」ようになったことで、
豊富な資金により育成環境を整備したソフトバンクが頭一つ抜けることとなったため、という説明が妥当だと思う。
昔と比べると、現在の選手は軒並み筋力が上がり、球速も遥かに増している。
選手の育成に力を入れ、トレーニングを充実させるようになったことで、
「パワーで押すピッチャー」や「パンチ力のある下位打者」の増加につながり、
それが「DH制度」や「広い球場」といったパ・リーグの要素と半ば偶発的にマッチしたのではないか。
今後の変化を長い目で見ていきたい。
はてな新参でどういうロジックでカテゴリ分けされてるのか知らないんだけどさ。
執筆現在で「おもしろ」カテゴリに表示されてる記事を上から並べると
千葉停電で吉野家が移動販売車を出動。しかし無料じゃないことに疑問を持つ人も - Togetter
https://togetter.com/li/1402760
愛媛県、「黒塗り」忘れ文書開示 契約金額など30カ所以上 「加計学園」設置書類 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190912/k00/00m/040/214000c
IT担当大臣(78歳)の公式サイトがアクセスできない状態でハラハラする人々 - Togetter
https://togetter.com/li/1403085
去る12月20日・21日に行われた第31期竜王戦七番勝負第7局は広瀬章人八段の勝利に終わり、
4勝3敗で広瀬八段が羽生善治竜王から「竜王」のタイトルを奪取しました。
これに伴い無冠となった羽生善治氏の肩書きが「九段」となることが連盟から発表されました。
なんで肩書きでこんなに騒ぎになっているのか?と訝っている方や、
そもそも仕組みが分からんという方のために、将棋棋士の段位・肩書きの付け方について解説していこうと思います。
以前も増田で書いたような気がするのですが、将棋棋士の段位は四段からスタートし、複数ある条件のいずれかを満たすと昇段します。
のうちいずれか1つを達成すれば晴れて五段に昇段です。
多くの棋士はこういった昇段規定に従って四段~九段の段位を肩書きとして名乗ります。なお、原則として降段はありません。
先程「多くの棋士」と書きましたが、例外があります。全ての棋士たちの中から勝ち上がり頂点に立ったタイトルホルダーたちです。
将棋界には数ある棋戦(大会)の中でも特に権威ある8つのタイトル戦があり、「8大タイトル」と称されています。
これらのタイトルを勝ち取ったわずかな棋士だけが段位ではなくタイトル戦の称号を名乗ることが許されるのです。かっこいい!
ただし、タイトル戦の称号を肩書きとして名乗っている間(タイトルを保持している間)も昇段規定は適用され続けるため、タイトルホルダーも内部的には段位があります。
従って、今回の羽生九段のようにタイトルを全て失った場合、内部的に保持している段位を名乗ることになるわけですね。
さて、数ある棋戦の中で上記の8大タイトルを制した者だけが特別な称号を名乗るということはお分かりいただけたと思います。
更にその上で8大タイトル間にも序列があり、それによって肩書きが変わることがあります。
8大タイトルの細かい序列はスポンサーとの契約金で決まるとされているため、契約内容によって序列は変動しますが、
基本的に「竜王」と「名人」が特に格上であり、肩書きとしても他タイトルより優先されます。
以下が現時点の8大タイトル(序列順)とその保持者・段位一覧です。
現在の将棋界は8大タイトルを何人もの強豪棋士が分け合う戦国時代とされています。
今期は豊島将之八段が王位と棋聖の二冠を手にし「豊島将之二冠」と称されるようになりました。
このように、複数タイトル保持者の肩書きはタイトル保持数(漢数字)+「冠」とするのが通例です。
しかし、複数タイトル保持者が「竜王」「名人」のいずれかを併せ持つ場合は「竜王」「名人」の肩書が優先されます。
一応は竜王が格上とされているので「竜王・名人」と称されますが、名人戦を主催する新聞社の紙面では「名人・竜王」になるとかならないとか…(大人の事情)
以上が棋士の肩書きの付け方になりますが、ごく一部イレギュラーなパターンがあります。
将棋界の最高峰タイトルである「竜王」と「名人」は、タイトル保持者が失冠してから1年間「前竜王」「前名人」を名乗る資格が発生します。
私もつい最近まで知らなかったんですが、これらは準タイトル保持者として扱われ、通常の段位持ちに比べシード権など待遇も変わるそうです。
↑初タイトルの竜王を失った後に名乗るも、その4ヵ月後に棋王を獲得し、以後27年間タイトル保持を続けたので超レアな肩書き。
永世称号とは、8大タイトルのうち叡王を除く7つのタイトル戦において、連続または通算で規定の回数以上タイトルを獲得した棋士に与えられる特別な称号です。すげー難度高い実績解除みたいなもんですね。羽生九段は現行棋戦の永世称号をただ一人コンプしてます(永世七冠)。
これらの永世称号は原則引退後に名乗ることができますが、連盟に認められれば現役から名乗ることができます。
【ここまでのまとめ】
さて、前置きが長くなりましたが本題です。
今期竜王戦で敗れて無冠となった羽生善治氏の肩書きには以下の選択肢があります。
①「九段」
②「前竜王」
③永世称号の襲位
これが最も自然なもので、実際羽生氏本人もこの現段位を肩書きとして名乗る意向とのこと。
羽生氏が九段に昇段したのは1994年のことなので、九段昇段から実に四半世紀を経て初めて名乗ることになるわけですね。
Twitterとか見てると「『前』などという未練がましい肩書きを望むのはバカな政治屋か経営者だけ!羽生さんともあろう方が選ぶわけがない!」みたいな人がぼちぼちいたので、その手に持ってる板でググればいいのになぁって思いました。
既に述べていますが、羽生九段はかつて初タイトルの竜王を失った後、次のタイトルである棋王を獲得するまでの4ヵ月間ほど「前竜王」を名乗っています。
従ってこのレア肩書きが再度生まれるかどうかは(一部の)将棋ファン的にはそこそこ注目どころだったんですよ!!(そうか?)
そもそも「前竜王」の肩書きはさほどネガティブなものではなく、以前はそれなりに使われていました。初代竜王の島朗九段、現連盟会長の佐藤康光九段も竜王失冠後の1年間「前竜王」を名乗っています。
(まあ敗北が前提の称号なのであんまりカッコがよろしくないというのは分かります)
しかし、近年は資格のある棋士でも「前竜王」を名乗ることはなくなりました。
一説によると、1998年度に竜王と名人を失い「前竜王・前名人」を名乗る資格を得た谷川浩司九段が双方を辞退し、通常の「九段」表記を選択したことが影響を与えているのではないかと言われています。
さすが光速流は度量が違うぜ。
原則引退後に名乗るものなので最も可能性は低かったものの、最も浪漫溢れる選択肢でした。以下、羽生九段の持つ永世称号一覧です。
称号 | 棋戦 | 永世称号獲得条件 | 羽生九段の戦績 |
---|---|---|---|
永世竜王 | 竜王戦 | 5連覇 or 通算7期 | 通算7期(2連覇) |
十九世名人 | 名人戦 | 通算5期 | 通算9期(3連覇2回) |
永世王位 | 王位戦 | 5連覇 or 通算10期 | 通算18期(9連覇) |
名誉王座 | 王座戦 | 5連覇 or 通算10期 | 通算24期(19連覇) |
永世棋王 | 棋王戦 | 5連覇 | 通算13期(12連覇) |
永世王将 | 王将戦 | 通算10期 | 通算12期(6連覇) |
永世棋聖 | 棋聖戦 | 通算5期 | 通算16期(10連覇) |
永世七冠 | ぜんぶ | ぜんぶとる | ぜんぶとった |
さあ好きなのを選べ!!!
(おまけ)
「名誉NHK杯選手権者」←羽生九段しか持ってない激レア称号(NHK杯通算10回優勝)
「国民栄誉賞」←すごい
「将棋星人」←すごい?
羽生善治といえばやはり言わずと知れたレジェンドであり、無冠に後退してもなおこれほどまでに豊富な肩書き候補を持つという点が、人々の厨二心もとい興味関心をかき立てて話題となっているのではないでしょうか。
さて、今日のところは以上です。
最後に、
広瀬章人新竜王、8期ぶりのタイトル獲得おめでとうございます!
インターネットの片隅から両者の今後のご活躍を祈念しております!
あ、はてなの皆さんには良くも悪くも本年はお世話になりました。よいお年をお迎えください。
実を言うと「十段」という肩書きはかつて実在しました。昔、将棋棋士の最高段位は八段だったんです。
そこにタイトル戦として「九段戦」が設立され、その勝者が称号「九段」を名乗ったのですが、その後「段位としての九段」も定められ、両者が並立する時期が続きました。
その後「九段戦」は「十段戦」になり、称号「十段」が生まれ、その「十段戦」が発展解消という形で最高峰棋戦「竜王戦」が生まれたのです。
こういった経緯があるため、羽生九段がすぐに「十段」を名乗れるかというと、連盟内部のみならずかつての「十段戦」主催者(読売新聞社)など関係各所との調整が必要になるので難しいかもしれません。
将来的に新たな段位として定められる可能性は無きにしも非ずといったところか。でも響きがかっこいいね!
これは肩書きの付け方①でも述べましたが、
棋士はタイトルを保持して称号を名乗っていても昇段規定が適用されているので、タイトル保持中も規定を満たせば昇段します。
従って「六段から七段八段をすっ飛ばして九段へ」という認識であれば誤りです。
「七段・八段だった時期はあるが、名乗る機会がなかった」というのがより正確です。
あくまで「既に持っている九段を名乗る」のであって「無冠になったから九段昇段」ではないので。
昇段日 | 段位 | 適用規定 |
---|---|---|
1985年12月18日(15歳) | 四段 | 13勝4敗:史上3人目の「中学生棋士」 |
1988年4月1日(17歳) | 五段 | 順位戦C級1組昇級 |
1989年10月1日(19歳) | 六段 | 竜王挑戦 |
1990年10月1日(20歳) | 七段 | 前年の竜王位獲得による昇段 |
1993年4月1日(22歳) | 八段 | 順位戦A級昇級 |
1994年4月1日(23歳) | 九段 | タイトル3期獲得 |
23歳九段ってのもなかなかとんでもねえですが、実は今の最年少九段昇段記録保持者は渡辺明棋王(当時21歳)です。まあ昇段規定の改定も多少影響してますが。
単純に注目度が高い案件だったので話題作りもあるでしょうけど、
一発どーんと発表しておけば今後の報道における敬称表記も混乱しないのでまあよいのでは。
まあ一般的にはそれでいいんですけど、実際の棋戦運営にあたっては肩書きがそのまま棋士の序列になるのでひとまずは何か決めないといかんのですよ。
例えば今回の三択①「九段」、➁「前竜王」、➂永世称号襲位の場合、
序列は上から➂➁①となります。この序列に従って対局時の上座下座を決めたり、上手下手(うわて・したて)を決めたりするわけですね。
これに加えて、前竜王や永世称号襲位者は一部棋戦でシード権が与えられたりもするので、連盟的には「今更肩書きなんて必要ない」というわけにはいかないんですね。
連盟の内部事情はあまり分かりませんが、インターネット上では見出しでネタバレを避けた説が囁かれていますね…
いやそれにしても「当連盟所属棋士・羽生善治」とか単に「棋士・羽生善治」とかいろいろ書きようあったでしょとは思った。
そういえば以前「団体職員」という肩書きでTVのクイズ番組に出演した十八世名人(当時八段)がいてぇ…一体何内俊之なんだ…
今期の彼の調子を鑑みれば今回の竜王戦、敗れはしたものの好調広瀬八段相手に最終局まで持ち込んだのはある意味驚きだなというのがいちファンとしての個人的な感想です。ただ、全盛期と比べるとさすがに衰えは否めませんが、まだまだ強豪の一角であることは間違いないです。
参考に12/26時点のレーティング上位10名置いておきますね。
最年少は16歳(藤井)
最年長は48歳(羽生)
平均年齢は29.2歳
順位 | 氏名 | 年齢 | レート | 今年度増減 | 前年同月比 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 広瀬章人竜王 | 31 | 1927 | 93 | 153 | 今期絶好調で唯一の1900台と1位をキープ |
2 | 渡辺明棋王 | 34 | 1874 | 104 | 79 | 昨年の不調から完全に復活 |
3 | 豊島将之二冠(王位・棋聖) | 28 | 1872 | -7 | -8 | 二冠を獲得し戦国時代を一歩抜け出すか |
4 | 永瀬拓矢七段 | 26 | 1852 | 1 | 1 | そろそろ初タイトルが欲しいところ |
5 | 藤井聡太七段 | 16 | 1851 | 55 | 115 | きみほんとに高校生?周回プレイしてない? |
6 | 羽生善治九段 | 48 | 1837 | -10 | 14 | 将棋つよつよおじさん@無冠 |
7 | 佐藤天彦名人 | 30 | 1834 | 51 | 24 | 名人3期目だがそろそろ複数タイトルも… |
8 | 千田翔太六段 | 24 | 1825 | 55 | 39 | 今期8割超の高勝率男 |
9 | 斎藤慎太郎王座 | 25 | 1818 | 26 | 12 | 今期は初タイトルを獲得し飛躍の年に |
10 | 稲葉陽八段 | 30 | 1793 | -48 | -20 | 一昨年の名人挑戦者も今期は苦戦 |
役所のあらゆる委託業務に昔からの入札という方式で契約を決めていくものがある。
あの手の入札は新規企業は入札額のノウハウがわかっていないので、最低賃金で獲得をしたは良いものの自滅する傾向がある。
問題は役所自体がそもそも低契約金で契約をしようと委託業者の足元を見る行為しかしていないという事だ。
極論でいうと、市で無駄に使っている予算を委託へ回せばいい話。
それをしないで、低契約金で契約させるように委託業者の入札を厳しい方向へして、さらに仕事の質を求めてくる。
元々の予算が少ないせいで入札もやりづらいのに、それで委託業者には仕事の質をあげろあげろというのは馬鹿げている。
筋はそうだが、元に問題が有ることを決して認めない。
それで質が悪ければ、さんざん文句を言って叩いてくる。これでは委託業者だけが損をする。
だから、無駄な事で延々と議論を続け、無駄な事に金を使い続ける。
それで自分たちが国を動かしている、県や市を管理しているという。