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はてなキーワード: 鬼ごっことは

2020-05-26

anond:20200526155802

新しいスマホをどんどん買ってくのはFPSとか鬼ごっこ系のあのあたりやってる人で

ガチ課金額でかいのは古めのスマホでも動くゲームなんだな

ランキング見てみるといい

2020-04-01

コロナ感染経路を辿って行くと全部武漢の数人に行きつく

武漢で発生してれば、だけど

東京大学生

アフリカサラリーマン

世界中辿って行けば全部一か所の数人

鬼ごっこタッチはたった三か月で世界中に広がると思うと恐怖と感動があるな

2020-02-28

こんなに唐突休校なんか言われても小学生だけでは留守番できない!どうするんだ!って話に対して

俺はできてたけど?別に平気だろ?小1から鍵っ子だったけどなんともなかったけど?みたいにお留守番できてたマウント取ってくるやつ

「ぼくできるもんっ!!ひとりでおるすばんでぎるも”ん”っ!!!!」じゃないんだよなあ

お前らこの手の話になるとすーぐそういうこと言い出す

お前らのことは聞いてないの

お前らみたいにほっといてもずーーっと黙ってファンタジー小説読んだり電車図鑑地図帳見て時間潰して友達と外で遊べなくても全然OKな奴の話はしてないの

クラスで一人浮いてる奴ってクラスにたった一人だからそうなってるわけで

残りの30人くらいの普通のガキは友達の家に押しかけてギョピィイイイイイイイーーーーッ!!って奇声上げながら室内で鬼ごっこして障子に倒れ込んでビリビリに破っちゃったりしてるの

年相応の普通のガキはお前らみたいなおませさんと違っておとなしくお留守番できないの

2019-11-29

さな自慰メロディ


あれはマザーファッキン4月のことだった。

私たちはクソ水泳大会に出るため、ブルシット目黒全裸ウェットスーツで向かっていた。


しかし手を挙げようにもちんぽこタクシーはまったく捕まらない。

恋人キリンの交接器のように赤ら顔。ファイト突入する。


「ハン! なぜ日本Uberが普及しないかわかったわ! カーセックス文化根付いていないからよ! あなたといればよくわかるわ! 竿は短し手コキに易しとはまさにあなたのような日本不能者のことよね!」


応戦する私はロッテリアのてりたまバーガーおすすめ)を脇の下でつぶす。

アポクリン腺破壊したので、もう腋臭バーガーを食うことはない。


「君はすぐにセックスを引き合いに出してばかりだな! それは自分がオルガズム未開拓者だとバニラしているようなものだぞ! たまには自慰のことを考えてみたらどうだ! ほうら! オーナニ! オナニ! 高感度! オーナニ! オナニ! 大乳輪!」


恋人ヒステリックグラマーと化し国道へ飛び出す。

強引にヒッチハイクを試みるが、ダイナにはねられて二週間の入院


病院へ見舞いに行くと、待合室には若かりしジャック・ワイルドがいた。

湿った長髪。どこか寂しげな瞳。かわいい


「おにいさん、それおいしそうだね」


ジャックは私の脇に挟まったクア・アイナパインバーガーへ手を伸ばす。

私はその手を叩き落として、キチガイクレーマーとしての本領発揮。

土下座強要しインスタストーリーにアップしながら激昂する。

どうやらジャック日常的にスリを嗜んでいたらしい。


「手癖の悪い子だね! ポリに突き出すよ!」


不安と恐怖で泣き出しそうなジャック

かわいい。食べちゃいたい。


「それが嫌ならあたしの召使として働くことだね! あんたなんていうんだい! ジャック? たいそうな名だね! あんたは今日から痔だ! 痔! 40秒でついてイキな!」


赤ら顔でイッた痔。その姿をオカズにイッた私と共に病院へ出てオフィスへ向かう。

痔は存外仕事の飲み込みが早く、ボスの鶴ボイスによりあっという間にPMに昇格。

私はインスタントバリスタ兼ペーパーアサシンに任命され日々を優雅に過ごしていた。


そんなある日、いつものようにリモコンバイブを入れたまま出社すると、

私のデスクはまるごとなくなっていた。


「どういうことです!」


ボスに詰め寄ると私のインスタを見せてきた。

しっかり濃厚4.4牛乳全裸で浴びている動画だ。


ミートゥーだよ」


愚かさに愕然とした。メイトゥのロゴ。わが社の最大のライバル

タイミング良くイッた。


そんなこんなで私のホワイトカラー生活終焉

多摩川は水質も改善されとても住みやすくなった。

やくざ者に頼まれ戸籍を売ったり、大麻を育てたりして生計を立てた。

しか流行病の性器リウマチとなり、いよいよ死を考える。


「久しぶりです。覚えてますか」


テントに入ってきたのは痔だった。

ずいぶんと老けてしまい、もう頼まれても絶対食べたくない。


「ぼく過労のストレスアル中なっちまいまして」


そいつはひどい、と言おうと思ったが性器リウマチが頭をよぎりやめる。


あんたに最後、お礼をしたくてきました」


なにを思ったか痔は私に馬乗りになる。

私のズボンを無理やり下ろし始める。


「やめな! なにすんだい! エッチ!」


あんたおれが好きだったんだろう! ずっと見てたじゃないか!」


抵抗する私はテントから飛び出し、川の中を走る。

いかけてくる痔。おっさん二人の迫力のない鬼ごっこ

石を踏み外して沈む私。水のなかで溺れる。

よぎる死。とっさに辞世の句を読み上げる。


「イキぬべき 時知りてこそ 世の中の 尻も尻なれ チンもチンなれ」


薄れゆく意識の中、私はなにかと接吻するのを感じる。

全盛期マッスル北村おっぱいだといいな。


目覚めると、そこは黄色天井の病室だった。


「みっともないわね」


差し込む西日。夢精した私のブリーフを洗う恋人の後ろ姿。

そうだ。あの日トラックに轢かれたのは、私のほうだったのだ。


「ずいぶん気持ちよさそうにしてたわよ。何の夢を見てたのかしら」


枕の横にはつぶれたパインバーガーが転がっている。

一口けが減ったパテはしなびてカビを生やしている。


性器リウマチの夢さ」


白髪恋人はくすくすと笑う。少女に戻ったかのように。

窓の外では痔の瞳によく似た色の鳥たちが飛んでいた。

2019-11-04

ドラクエX期間限定イベントリズラン2はアクションスコットランドヤード

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%89_(%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)

はてなの諸姉諸兄であればみなご存じであろう、ボードゲームの中でも不朽の名作の呼び声高い、スコットランドヤード

これが今オンラインで気軽に楽しめるとなったら前のめりになる方も多いのではないだろうか。

https://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/d9fc0cdb67638d50f411432d0d41d0ba/

ドラゴンクエストXは国民CRPGといっても過言ではないドラゴンクエストシリーズの第10作目にして、初のMMORPGオンライン大勢プレイヤーで遊ぶCRPGだ。

今、このゲーム期間限定イベントで 真夜中プリズラン2というミニゲームイベントが開催されている。

ルールシンプル。3人の警官役(狼)と5人のMr.X役(豚)の2チームに分かれて制限時間つきの鬼ごっこをする。

豚が全員捕まれば狼の勝ち。一人でも逃げ切れば豚の勝ち。

狼は豚よりも若干足が速く、単純な追いかけっこでは豚は追いつかれてしまう。

豚はマップ上にある障害物や地形を生かして狼の追跡を逃れる。

この贅沢な鬼ごっこスコットランドヤードたらしめているのはいくつかの要素がある。

まずはプリズンブレイク。これは豚が一匹でも捕らえられるとマップ上に鍵がランダムに出現するようになる。

これを豚が5つ集めるとプリズンブレイクが発生し、捕らえられていた豚が全員脱走できる。

ところが、5つ目の鍵だけはマップに固定で配置された錠前アタックする必要がある。

まり、狼は4つまで鍵を集められたらここを警備しておけば待ち伏せすることが可能

一方、豚のほうは一匹でも逃げきれば勝ちなので、捕まった仲間は放置して自分だけ逃げていてもかまわない。

固定の錠前マップ内に二つあり、このうちどちらにアタックしても鍵が4つ集まった状態ならプリズンブレイクすることができるので、もし狼が警備に人員を費やすなら2名必要となり追跡要員は一人だけになってしまう。

そのため狼にも一定時間ランダムマップ上に出現するアイテムが用意されている。

それがサーチランプだ。サーチランプを使うと逃走中の豚のうち一匹(至近距離ランダムかは公式には明記されていない、おそらくランダム)の居場所にけたたましい音とともにサーチランプが設置される。

これに触れた豚は巨大になって移動速度がさらに遅くなり、見つけやすくなる。

サーチランプは一定時間その場所存在しつづけるため狼に見つかりにくい潜伏場所が一転して危険になるというおまけつきだ。

また、スコットランドヤードではおなじみの船に近い要素としてワープが備え付けられていて、狼・豚ともに自由に使える。

一気に距離を開く便利なギミックだが、移動する先は固定なので狼に待ち伏せられているとワープ直後の硬直を狙われて捕まってしまう。

豚のほうが動かすキャラとしては性能がやや狼に劣り1対1の勝負では不利なため、狼の視界に入らないことが重要になる。

草の茂み、建物の影、そういった視線が通らず逃走経路が複数ある場所に身をひそめるのがコツだ。

少し慣れてくると奥まった場所よりもオーバーハングになっている崖下など開けていても狼の視界の死角になりやすいところがより有効だとわかってくる。

もっと手馴れてくるとサーチランプが設置されたそばにわざと身をひそめ、狼の目を欺くことすらできるようになってくる。

そう。この駆け引きスコットランドヤードによく似ている。

しかし、基本はキャラクターを動かして駆け回るアクションゲームでなので単純な引き写しではない。

面白さを感じる部分がとても似ているのだ。

これを不特定多数の見知らぬ隣人と1ゲーム5分程度で何度でも遊べるのだから贅沢だ。

ぜひとも一度体験してもらいたい。

2019-10-14

中学の体育の授業でフラッグフットボールよくやってた

身体接触ないしどちらかというとボールを持った鬼ごっこっぽかったけど

2019-09-26

anond:20190926143702

ガキ過ぎて校舎で鬼ごっこして怒られるような牧歌的中学生だった(共学)

2019-08-27

聲の形”を見て思うこと

私は小学校の時にいじめ主犯格になった事がある。

最初に"聲の形"を見た時に重なる部分が多くて具合が悪くなった。

昨日何度目かの視聴をした。

かなり醜い話と懺悔になるが思うことを書いていく。

なんというか、人間記憶主観的だし恣意的だ。見たいものを見たいようにしか見ていない。

ファクトはあるが、どう見えているかはみんなバラバラだし、昔の事ともなるとファクト自体あやふやになる。

少しぼかして書いていることもある。

***********

私は小学生の時に学級カーストトップグループにいた。

クラスの中でも小柄だったが、テストは毎回100点、頭が切れて口喧嘩が強い、悪ガキで面白い遊びを思いつく。

何やっても要領が良い、どうするのが正解か知っていても大人に媚びるのが大嫌い。

喧嘩っ早くて体格が上だろうと年上だろうと取っ組み合いしてぶっ飛ばされたり怪我しょっちゅうしていた。

自分小学校教員であれば面倒を見たくない存在だった。

私には2つ上の兄と3つ下の弟がいる。お陰で交友関係が広かった。

そうした背景もあってか小学校に入ってからずっと、誰に対しても物怖じせずにあれこれ言ってきた。先入観をあまり持たずに人と接してきた。

男の子女の子、年上、年下、昼休みにドッチボールをする人、本が好きで静かな人、お金持ちの家の人、幼稚園上がりの人、保育園上がりの人、勉強が苦手な人、ゲーム好きな人ゲームを買ってもらえない人、野球をやっている人、サッカーをやっている人、わがままな人、音読で閊える人、発達障害っぽい人、同学年の女の子全員からキモがられていた「小1の時に教室の真ん中で***を漏らした人」とも。

カーストのどのTierの人とも話せるのが私の強みだったし、(今思えばやりすぎているが)笑わせたり弄ったりできた。

小学校5年生の時だった、私のいた小学校では各学年に4クラスあって3年生と5年生でクラス替えが行われる。

5年生のクラスメンバーには1年生の時から友達も3年生から友達も多く、割と見知った顔に囲まれ結構安心した事を覚えている。

登校班や子供会なんかが同グループだった友達が多かったこともかなり幸運だった。

いつだったか時期は詳しく覚えていないが何度目かの席替えの後、私の隣の席にはクラスの冴えない女の子がいた(以降Yさんと呼称する)

私が教科書を忘れて「見せて」と言った際だったか消しゴムを忘れて「借して」と言った際だったか、あからさまな態度と嫌味をもって拒否された。

初めて同じクラスになった私とそのYさんの間が、構築前から突如として誰にも知られずぶち壊れて険悪になった。

とにかく”きっかけ”は存在した。それは本人の属性や変えようのない部分ではなく、本人の言動のものに起因することだった。本当に瑣末な事だったが。

当時の私は、今よりもさらに「自分の損」に興味がなく、あけっぴろげの人間だったので、恥知らずわがままこそ言えど、「消しゴムが無い」と言われれば、ちぎって半分あげたし「教科書忘れた」と言われれば、そのまま貸すような人間だった。

また、奔放なぶん蛮行を働いて教師たちの御用になる事や、真面目タイプ女の子のチクリポイント稼ぎの養分にされる事も多かった。

要するにやりたい放題のガキ大将キャラだった。

クラス替えをして、全然知らない、普段かにしている、何の毒もなさそうな見た目の、ほとんど話をしたことが無いような人間からいきなり剥き出しの100%の敵意を出された事は私にとって苛立ちよりもまずはショックだった。そんなつっけんどんに拒絶されるものか?と思った。

多分Yさんも人付き合いがうまくなかったんだと今ならば思うし、人間の合う合わないはどうしようもない上に精神の未発達段階で大人対応をできるわけがない。

しかしたらどこかで知らないうちに嫌われることをしていたのかもしれない。

幼かった私は、Yさんから向けられた敵意を「あーなんか嫌われてるけどまぁいっか」とか「まぁそんなもんか」で処理することができなかった。

後にいじめと呼ばれるものになることの始まりは、あくま個人間の諍いであった。

私はYさんの剥き出しの敵意に対して意地になって目に見える形で露骨に応答した。

給食時間に同じ食器の運搬係になれば一人で給食から食器を運んだし、Yさんが牛乳係の時には自分のぶんは自分牛乳を配膳した。

大人であれば「なんやこいつ関わらんとこ」で済むような人間に対して、同じように敵意をむき出しにして徹底抗戦した。

当然相手も同じような態度を取り続けた。収束までずっと仲裁が入ることはなく、私とYさんの終わる事の無い喧嘩が始まった。

1人でやっているつもりでも教室内のピリついた空気は伝染する。

周囲が異変に気付き始める。

「何かあったの?」などと問われたことはなかった。当時の私はそう聞かれても、最初きっかけをうまく言語化できなかったと思う。ただ「あいつはわけからないけどなんか自分のことを嫌っているかこちらも戦う」という態度だけは徹底して取り続けた。私はYさんのあだ名命名した。キャッチーあだ名で、「デブ」とかの悪口では無い。まだ私はこの後大事になると微塵も思っていなかった。

しばらくしてクラス人間が真似をし始めた。地獄の始まりである

子供は愚かだ。ストッパーが無ければ増長して行動はエスカレートする。みんながやっていると善悪判断がつかないまま真似をする。

「仕掛けたのはあっちだ」とか「自分は嫌いな奴と1人で戦っていただけだ」と思っていたが、周囲がのってくると、自分もまたそれにつられて調子にのった。

「一緒にいじめよう」など口にせずとも、教室というフィールドの中で生じた歪みは波及していき、クラスメイトは不穏な空気を汲み取り同調していく。

かくしてYさんはスケープコートへと転がり落ちた。

当時意識していなかったが、不幸な事に自分にはそれだけの影響力があった。カースト上位に属するとはそういうことだった。アホアホが影響力を持つコミュニティ破滅に向かう。場面場面でお調子キャラが目立とうとして度を超えてやりすぎる事があったが、私はそれを止めなかったし、時には一緒になって参加した。「結託して集団いじめをしよう」などと言い出さなかったことだけは言えるが、言わなかっただけである。見えない鎖が教室に張り巡らされていた。

「〇〇菌」

誰が考えるのか、日本各地でいじめはなぜかいつもこの形に収束する。こうして個人間の喧嘩は、いつの間にか一見(というかどう見ても)私が主導したクラス全体のいじめ様相と化した。

ランダムペアを組むワークではYさんはいつもあぶれ、男子はおろか女子露骨に嫌がったし「Yさんの隣」や「Yさんを含む班」は席替えの度にハズレの席となった。いじられキャラは押し飛ばされてYさんとぶつけられるし、休み時間は「Y菌」で鬼ごっこが始まった。その頃には私がつけたあだ名は学年中に広まっていた。

愚かな私は、みんなが私の味方になった気がしていた。

今日今日まで喧嘩の発端(前述)すら誰にも話した事がなかった。「弱者一方的に」というつもりもなかった。私の中ではYさんが突如宣戦布告した戦争だった。

しかし結果としてやられたからやり返した「報復」という形をとって、一人の地味な女の子が得られるかもしれなかったささやか小学校時代をぶち壊した。

わたしはその頃、一度受けた傷はオーバーキル相手を倒しきるまで忘れない性格をしていた。一人で始めた戦いであって、自ら徒党を組むことはなかったが、加勢されることは私の正当性の現れな気がして拒否しなかった。その一方でこれは「いじめだ」とも頭のどこかでは認知していた。

勿論「つもり」が許されるいじめなど存在しない。

私は私の始めた喧嘩に、意図せずともクラス全体が引きずられていっておかしくなっていく事を止められるほど精神が発達していなかった。

これは言い訳も虚しいほど完全にいじめだ。物理的な暴力や器物の損壊が伴わなかっただけだ。個人間の不仲から発展した空気ムードとなって場を支配し、カーストを動かし、もはや私の手で収束できる問題ではなくなってしまった。

6年生になる。いよいよ看過できないレベルにまでいじめが広がる。

高学年にもなると知恵をつけて、その方法もより精神をえぐるものになる。

他のクラスでは直接的に集団で殴る蹴る下着を脱がされるの暴行や、給食費を盗が盗まれる物が隠されるとかの、より凶悪問題顕在化しており、6年生になってからは同学年の4クラス中2クラス学級崩壊していた。私のクラスでは、目に見えてYさんの村八分が酷くなっていた。Yさんがどれほど身の狭い思いをして修学旅行を過ごしたのか、私は想像もできない。他人事のように書いてしまっているが私の責任である自分の手を汚さないやり方を望んでいたわけではない。私は私でYさんと相変わらず徹底抗戦していたのだ。

Yさんが給食係をやれば「あいつが配ったスプーンご飯を食べたくない」という言葉が囁かれた。誰がどう見ても個人間の喧嘩では無い。

ある時、昼休みだったか総合」の時間割だったか時間に私はクラス担任から事情聴取を受けた。

あなたいじめをしているでしょう」という直球だった。

私は「していない!」と訴えた。(それはいじめというのだよ、小学生の私よ)それでもそれ以上続く言葉出てこなかった。罪への意識は十分あった。

私がYさんにやられてる以上に痛めつけてしまっていたことも理解していた。

その日の放課後ホームルームで学級裁判が起きた。

まずは「このクラスいじめがあることを認識しているか」といった主旨の質問が全員に向けて発せられた。周知の事実だったが全員がすっとぼけた。

なぜこんなことになっているのか、原因がなんなのか誰もわかっていないにも関わらず、Yさんへのいじめを知らない人間は同学年に居ない。

全員の前で「先生は(私)さんが主犯格でやっているように見えている」と担任から名指しで名前が挙げられた。

「Yさんにきちんと謝りなさい」と言われた。体がロボットのように動いたがどうやって謝ったのか覚えていない。

いじめだと内心で思ってきた事をここまできてようやく裁かれた気がした。

「手から離れた問題雪だるま式で大きくなり敗戦処理の段階になって、私はトカゲのしっぽとなって切り離された」という事実をもって。

私は確かにYさんと冷戦をして、原因も話さず、周囲が巻き込まれていくことを止めもせず、1人の小学校時代を壊滅させた。始めたのは私だ。止めなかったのも私だ。わかりやす戦犯だ。私の後に「私も加担した」と続く者はいなかった。

かに無視しろ」と命令したとか、「あいつのこと避けよう」とか私は言っていない。でも嫌悪感を態度で表して周囲はそれを忖度した。

「誰がはじめたいじめなのか」とか、「あいはいじめに加担してない」とかはどこからを言うのだろうか。教室はお通夜になった。

「むしろお前らこそいじめてただろ」とも思った。普通に考えて悪いのは私だ。理解している。

醸成された空気に異を唱える小学生はいない。我関せずすらも難しい。せめて普通に無視してあげる事が関の山だ。小学生カーストで一度つけられた烙印はなかなか消えない。玉突き事故を起こしたら自分の居場所が保てなくなる。

本来であれば穏やかに過ごせるはずだったささやか生活台無しにした。どれだけ胃が痛かったろうと思う。遠足修学旅行も楽しくないものだったろうかと勝手に思う。向こうはなぜ私と交戦状態になっているかもわかっていなかったと思う。私も当時はうまく言語化できなかった。

学級裁判の後、Yさんのいじめの件はクラス黒歴史のように禁忌となり、「聲の形」の石田くんのような転落を味わうことなく、私は卒業した。Yさんもついぞ何がきっかけで始まったのか口に出さなかったが(というか引き金を認識していなかっただろうが)一人静かにけがえのない青春の一部を失った。それは取り戻すことはできない。

その後、地元公立中学校に進学した私はスクールカーストに属する事をやめた。

自分の意地や些細な喧嘩で人を壊すと思うと恐ろしくなった。中学では勉強マシーンになり、人と仲良くなりすぎる事も辞めた。

私の進んだ中学校は私の居たA小学校と、一回り規模の小さいB小学校から進学してくる生徒でほぼ100%になる。

大規模ないじめに発展する問題を起こした人間が言うのはあまりおかしな話だが、B小学校から上がってきた人間は本当に問題児ばかりであった。母数が少ないのでA小学校出身者に舐められまいとして毎年こうなるのだと後で知った。

私は同じ中学校に進学したYさんの小学校時代の話は何も言わなかったし、Yさんとは一度だけ同じクラスになった記憶があるが直接会話もしなかった。

それでも誰かが広めたのであろう、私のつけたあだ名過去はB小学校出身者にも簡単に広がった。何が起きたのか事実も発端も知らずに面白おかしく吹聴する輩がいる。

中学1年生の時、B小学校出身の友人から話があった。英語の授業で当てられたYさんは"How many friends do you have?"という英語教師の問いに"I have many frieds."と答えたそうだ。友人は笑っていたが私はとても笑えなかった。

それでもYさんにはB小学校から来た友達が少しだけできたように見えた。私にとってそれは少しだけ救いだった。

私は中学校生活の中で、2年生から入った塾関連で話しをする人は居たが新しい友達(と言える存在)は出来なかった。

入ったバスケットボール部でも当たり障りのない会話をする人は居たし、たまに一緒にふざける人たちもいたが、順番に繰り返される暴力金銭授受の絡むいじめを見てから人間関係がわからなくなった。

どうしても同じ時間を過ごさなければいけないタイミングでは、それまでのキャラで場当たり的に属したが、残りの時間勉強を頑張る人たちや、それまでの小学校から仲良くしていた人たちと細々とつるんだ。

兄の影響で2個上の先輩達から可愛がられたが、1個上の先輩からはその反感もあってかすこぶる嫌われた。はっきりいって居場所はなかった。あれこれ「自分資格がない」と思って罰だと思って受け入れたし、居場所を作る気もなかったので当たり前だが。

私がおとなしくしている間にも悲劇は拡大・再生産されていた。問題児ばかりのB小学校出身者は次々とA小学校出身者を再起不能にして登校拒否にさせた。そんな中Yさんは大きないじめにあっていなかったように思う。あまり関わっていなかったので”多分"だが。

A小学校の時に明るかった人間クラスカーストでも最下層でもなかった人間が次々と再起不能にされていく様を見ると何か色々と惨めな気分になった。自分の愚かさにもしょげた。

そこからは影に徹してひたすら勉強ばかりした。

私はミステリアスキャラになった。B小学校の人たちからちょっかいをかけられたり、体育祭の後の打ち上げで軽くハブられて悔しい思いをしたり、順番に巡るいじめ被害にあった人間に擦り寄られたりすることもあったが、そんなことはどうでもよかった。なんだかんだで助けてくれた人はいた。とにかく適当に過ごした。気持ち悪くてダサい人間関係から離れたかった。自分黒歴史を見るようだった。

小学校時代猿山大将として過ごし、学級裁判だんじりから見事に転げ落ちた私はとにかく静かに過ごしたかった。今更許される事でもないが悪いことはもうしたくなかった。被害者ぶる事は無かった。昼休みは一人で過ごす事が多かったし放課後に誰かと遊ぶことも極端に減った。自分の中身がそっくり入れ替わった気がした。

高校に入ってからしょうもないことを言う人はいなくなった。とても楽だった。楽しかったし友達も沢山できた。

自分が変われた、受け入れられた気がした。でもそんなことを感じて良いのだろうか?被害者は忘れることはない。

大学ではもう完全にみんな大人になった。大学はもうそのまま社会だ。

アホはいるが当たり前の常識をわきまえた人間が多い。彼らの中にも私と同じような後悔を抱えていたり、するのだろうか?と思うことがある。

過去の過ちは消えないし心に負った傷や失ったものはもう取り返せない。

私は27歳になった。

人をいじったりすることは相変わらず得意だが、全然違う性格になっている。

職場で多くの人を見てきて、人に好かれる人間と人が離れていく人間について考えた。自分の悪かったところと向き合って見直せるようになった。

人に言われたことは言ってくれたことだと思えるようになった。

でも今の私がいろんな人に優しくしたり、何かを与えることでYさんには何かあるのだろうか?と思う。

これは償いか?罪滅ぼしなのか?何を?誰のために?自分が楽になりたいだけか?と思う。(申し上げにくいが今でもYさんと仲良くできるとは思わないが)

二十歳を超えてから仲良くなった人たちと話しをしていて、いじめを受けたことがある人間が多く存在することを知った。そうした話しを聞くと胸が苦しくなって呼吸がおかしくなる。都合のいい人間だ。いじめられていた人間自分の話をするかどうかで済むが、いじめをしていた人間は誰かに言い出すことができない。懺悔しかならないからだ。

いじめをうけたことのある人間は私を軽蔑するだろうか。憎むだろうか。

私は自分の身近な人や、大切な人がいじめを受けて苦しんだことに対して義憤を感じる。あまり勝手すぎる。そんなことを感じることが許されない前科者だ。

Yさんは今、何をしているだろうか?高校生の頃に制服姿のYさんを見かけた事がある。そのあとは知らない。友達はできたか大学に進学したのか。就職したのか。どこに住んでいるのか。小学校の頃の事など何処吹く風でどこかで楽しく生きているだろうか。自分に自信を持てただろうか。自己破壊けが目的人生を送らないでほしいと身勝手に思う。わたしは許されることは無いし、やったことが無かったことにもならない。だから私のことは怨み倒して構わない。

でもYさんはどこかで自己肯定して救いがあったと思える人生を送って欲しい。私は一生この罪を背負って生きていかねばならないと思っている。

精神成熟していないコミュティ悲劇だ。教員のせいにすることもできない。

とんでもないくだらない理由いじめが生じる。生贄が生じる。あるものは一生消えない傷を、ある者は罪を感じて、大多数は何も覚えていない。

イニシエーションとして自分の大切な人がスケープゴートになったら?私は許せない。傷つけた人間をタダでは済まさない。

***********

今日小学校の頃からの仲で、Yさんに関する顛末を知っている友人に連絡をしてファクトに関する認識合わせをした。

その友人はやはり「私が主犯格に見えた」と言った。と同時に「でも流された Permalink | 記事への反応(7) | 00:41

2019-07-30

底辺男子校時代の遊び

から20年前だけど、男子校に通ってたころの下品な遊びが本当にくだらなかった。

まりにも馬鹿なので紹介したい。男子校雰囲気をわかってもらえれば幸い。

(色々ひどいので不愉快になりそうだなという人はそっ閉じ推奨)

エロ漫画音読

どこからともなく入手してきたエロ漫画を、

男役、女役、効果音の3人に分けれて音読する。

効果音というポジションを考えた奴が天才すぎる。

エロしりとり

エロワードだけでしりとりをする。

性器とか直接的なのは下手で、暗喩が含まれワードが出せるほうが賞賛される。

後半は「なぜその単語エロいのか」の哲学的議論になる。

○学級エロ文庫

空いてるロッカーに捨てられないエロ本が集まる。

だれかが持って帰り、まただれかが追加する。

半年ぐらい不登校になってた奴のロッカーが、それになってしま

本人来たときにブチ切れる事案があった。申し訳ないことをした。

無修正AVファンディング

怪しげなチラシの12本1万円とかの無修正AVを購入するため

一口1000円で基金を募る。届け先は昼間親の居ないやつの家。

大概なかみは大失敗で2回目が開催されることはない。

女装コンテスト

文化祭の花は女装。顔の綺麗な細身のやつがやると、

下手な女子高生よりも可愛くなる。中身ノーマルなことがほとんど。

でも付き合った人とかもいたらしい。

○ちん毛ばーん

ホイチョイプロダクション四コマによると

ちん毛にムースつけて火をつけると青い炎がでるらしいので

みんなで実験してみた。実際青くなった。

女装脱衣麻雀

リアル脱衣マージャンがしたいので、女装して脱衣マージャン

超似合わないやつとかが脱ぐと阿鼻叫喚が起こって楽しかった。

だいたい最後パンツ一丁のふつうマージャンになる。

○好きな子差し

女子写真がたくさん載ってる雑誌をつかってやる遊び。

いっせーのせで、ページの中で一番好みのタイプを指差す。

一度ホットドッグexpress彼氏募集コーナーに出てた女の子

友達彼女だったことがバレて騒然としたことがあった。

合コン

かつて伝説の神が行った遊び。体験したものはいない。

(正しくは俺ともやってくれという大騒動になるので、みんな口をつぐむ)

全裸鬼ごっこ

水泳の授業の後に、全裸鬼ごっこしてる人をよく見かけた。

なんでやってたのかは不明

それを体育教師が追いかけ回す。夏の風物詩

追記底辺と一緒にしてんじゃねーよ、って怒られたので

タイトルに入れましたよ。んでも偏差値65オーバー進学校だったんやで。

落ちこぼれ見捨てられクラスではあったけど。









井上ひさしの話を思い出したよ。便乗みたいでアレなんだが書いておこう。

井上ひさしは幼少時、親の都合でカトリック修道会運営する孤児院に入れられていたので、本人もカトリック洗礼を受けて、大学上智に行ったわけ。上智時代カトリック系の男子寮に入っていたんだが、そこで新入寮生に対して行っていた「歓迎行事」ってのが酷かったらしい。まず、先輩達が新入生の部屋にやってきて拉致、着ているものを全て剥ぎ取り、明かりのない部屋に監禁する。暗黒の中全裸で怯えている新入生がちょっと落ち着いたところで、天井裏に隠れている先輩が、エロ小説朗読を始める。ただし、カトリック系の寮だからな、こんな風にやるわけよ。

……そのときヨゼフは、マリアの秘所に指を這わせた。マリアは短く、悲鳴にも似た声をあげたが、その身体はもう……

要するに、濡れ場の男の名をヨゼフ、女の名をマリアに変えて朗読するわけ。最初は何かと思っていた新入生達も、段々エロ小説の濡れ場で興奮してきて、ナニがその、屹立してくるわけだ。

そこで残りの先輩連中が戸を開け、明かりをつけて入ってくる。

「お前たち、このカトリックの寮で、いやしくも聖母マリアと聖ヨゼフの名を聞いてその逸物はどういうことだ?まことにもってけしからん。罰として……」

で、罰として、まず逸物に空の薬缶の持ち手を引っかけて、廊下を往復しながら「アベマリア」(昔でいう天使祝詞……めでたし聖寵充満てるマリア、主御身と共にまします……ってやつ。「主の祈り」と共によく唱えられる祈り文言)を百回唱えさせられる。そのうち萎えてくると、引っかけてた薬缶がカラーンって音を立てて落ちる。そうしたら最初からやりなおし。哀れな新入生達は、一所懸命己が逸物をそそり立たせながら、泣きながらこれをやらされるわけだ。

井上ひさしって、文化人ですよーみたいな顔してたけどなあ。クソだわ。昔の男子校とかって、おそらくこういうノリだったんだろうと思う。

2019-06-12

anond:20190611110212

うちの実家は汲み取り式のトイレだし、今も相変わらずなくらい貧乏だったが、オヤジの口癖は「キリがない」だったなぁ、、

〜がほしいって言っても「キリがないかダメだ」って。

自転車とかそのへんに捨てられてるやつ貰ってきて修理して乗せられてた。

荷台が羽が開くみたいな感じで開閉するやつだったんだけど、それが中学時代すごく恥ずかしかったなぁ、、

帰りになって自転車置き場いくと毎回羽が開いててさ。誰かの悪戯なんだけど。

田舎はみんなわりと貧乏なんだけどさ、田舎もんはより田舎もんをいじめるというか、田舎の中ではより貧乏な方だったからよくいじめられ(いじられ?)ていた。

連中いじめてる気なんてサラサラいから、同窓会とかでも聞いても一切そんなこと覚えてない。

俺が触ったとこは拭かれて、「〜(俺の名前)菌」とかいって菌移し合って鬼ごっこまったりしてたのに。

なにが言いたいのかわからなくなってしまったが、まぁ貧乏は辛いよな。

運良く(?)頭が良かったし、見返したい一心があったのでは大学国立行けたし(経済的理由授業料免除だった!)それなりになんとかなったけど、正直幼少期の環境がよかったらもっと全然違ったかもしれない。

けどまあ親が裕福だったら腐ってたかもしれないし、何が正解かはわからんな。

それなりに負荷があったほうが真っ当な人間になりそうな気もするし。

2019-05-25

いじめっ子心理

私は元いじめっ子である保育園小学校特定人物いじめていた。ちなみに、現在30手前のおっさん

いじめっ子といっても、いじめたことも、いじめられたことも両方ある。

私は本質的に弱い人間であり、ナメられることのほうが多かった。

私が他人いじめたことを覚えているのも、いじめられた記憶と強く結びついているからかもしれない。

ここでは私のいじめを行った経験を振り返り、いじめっ子がどのようなことを考えているのか考察したいと思う。

保育園時代

同級生だった一人に暴力を振るっていた。

当時の私は仮面ライダーが好きだったので、「ライダーキック!」と言いながらその子に飛び蹴りをしていた。

後、その子の服の中に土や虫を突っ込んだりしていた。

他にもなにかしていた気がするが、保育園ともなると記憶あいまいである

とにかくその子を何度も泣かせていた。

当時の私は誰かを攻撃して泣かせることを強さだと思っており、むしろ誇りに思っていたことを覚えている。

これはたしかクラス自分よりヤンチャないじめっ子気質男の子女の子モテていたからそう考えていたんだと思う。

小学校時代

クラス女子集団無視していた。

いじめでよくある「〇〇菌が移る!」というのをよくやっていた。

クラス男子数人でゲーム(「いっせーのせ1!」など)をやり、負けたヤツが罰ゲームでその女子タッチする。

タッチしたヤツ以外は「〇〇菌が移る!」といって逃げ出すのだ。

小学校鬼ごっこでよくある「バリア」で、その女子をさわった手だけはバリアを貫通するという謎ルールもあった。)

後はその女子給食をよそった日は、クラスのほぼ全員が給食の中身を減らしに行ったりしていた。

当時の私はそのゲームを楽しんでいたし、その女子は本当に汚いものだと思っていた。

なによりその女子いじめときにだけ生まれる一体感を楽しんでいた。

中学校時代

中学時代はどちらかというと私のいじめられっ子としてのピーである

毎日まれて殴られたり、便所スリッパで顔を踏まれたりした。

あと、スティックのりでブレザーに文字を書かれたりしていた。

(これをされるとブレザーに乾いたノリの半透明の文字が残り続け、最高にダサくなる)

一番つらかったのは当時の担任だった熱血型新任教師クラス全員の前で、

「〇〇(私の名前いじめらているみたいだけど、本当につらかったら私に相談しな!」と言われたこである

そのクラスには私の好きな女子もいたのだがいじめられていることがバレてしまった。

クラス女子には「〇〇(私の名前キモイ」とよく言われるようになった。

当時の私は保・小と他人いじめたことなどすっかり忘れて「いじめられっ子が実力をつけて他人を見返す漫画タイトル忘れた)」に感情移入していた。

いじめをしていた自分を振り返って

反省している。

社会人になった今、あのときのようなことをしてしまわないよう発言には一字一句気を使っている。

しかし、この反省には「あのときいじめを行わなければ、自分は元いじめっ子ではなかったのに」、

という自己評価、または自己ブランド意識した反省が多分に含まれている。

我ながらクズだが、振り返った結果初めに出た思考がこれだった。

私がいじめをしたに向けて

かける言葉もない。

私が過去いじめを行ってきた人たちは間違いなくそのことを覚えているだろうし、

いじめが原因で現在生活に支障をきたしている人もいるかもしれない。

申し訳なく思わないといえば嘘になる。

ただ、「いじめをしていた自分を振り返って」に書いたように、

はいじめをしてきたことは反省しているが、いじめをした相手自身には大して興味がないというのが本音だ。

いじめっ子からいじめを受けた人への謝罪がなく、またあったとしてもいじめを受けた人の心情を考慮しない一方的ものになるのもこれが原因だろう。

私もいじめをした相手に謝りに行く気もないし、「いじめを本当に反省しているなら黙ってお金を渡すべきだ」という考え方もあるが身銭を切る気もない。

仮に、私が過去いじめをした人たちが長年積もらせた恨みを爆発させ、刃物を持って襲ってきたとしても私は全力で抵抗するだろう。

人の本質は変わらない

いじめを受けた人に救いがあるとすれば人の本質は変わらないということだろう(救いになるのかわからないが)。

過去あなたいじめ人間は、現在部活動の仲間たちと熱い友情を築いているかもしれない、

もしくはまっとうに働いて家庭を築き、パートナー子供たちと愛を育んでいるかもしれない。

そのような綺麗な世界にこそ自身本質があると信じているかもしれない。

しかし、たとえ過去反省して行動を変えることはできても、過去に行ったいじめにその人間本質があることに変わりはない。

2019-05-21

ほんの百年ほど前なら

田舎でも車なしで生活できたし、逆に車の通れるような道は少なかったし。

都会でもスマホなしで生活できたし。

鬼ごっこも缶蹴りも無課金で遊べたし。

だんだん不便になってるよね。

2019-05-15

Fラン大学

この春、私はとある事情で、KO大学から

地元ボーダーフリー大学に移った。

しかしそこはとんでもない所だった。

元いた大学のことも「動物園」と揶揄してきたが、今の大学は「動物園」なんてものではない。

上手い喩えが見つからないが、まるで人類けが絶滅し、動物跋扈する世界のような所だ。

全ての授業がゼミ形式となっていて、席も固定されており、大学側が授業を成立させようと努力はしているのだが、

大声での私語(離れた席の者と話すため)は当然、

紙を丸めて作ったボールが飛び交い、

喫煙者煙草を吸い、

あげくの果てに狭い中で鬼ごっこをし始める。

そして授業を聞いていたら「障害者」と呼ばれる。

授業外でもいろいろあるのだが、挙げ始めるとキリがないので割愛する。

まりにも民度が低い。低すぎる。

こんな学校卒業生社会に出るべきではない。

学歴フィルターを厳格に、なんなら法制化して欲しいくらいだ。

2019-04-06

[]エッチスケッチワンタッチ

エッチスケッチワンタッチとは、1970年代から、当時の子供たちの間で流行した言葉である

語源不明だがエッチスケッチワンタッチ345文字数の語呂が良い事から鬼ごっこタッチ時の掛け声や天国地獄地獄代用として使用された。

一説によればエッチ、スケベがエッチスケッチ進化し、グリコワンタッチカレーのワンタッチが広まったとされるが、最後の5文字について特に決まっていない為か全国的ワンタッチ派が多いもの乾電池やマイペットなど様々な呼称存在している。

またエッチスケッチワンタッチの後に、「お風呂に入ってアッチッチ」や「あなたおっぱいセンチ」「お前の母ちゃんデーベソ」など345の語呂合わせとして使用されるケースもあった。

2019-03-26

海外ネトウヨになるという事

ついこの間、ツイッターで「海外にいるのにネトウヨになってしま人間って何が起こっているんだろう」という意見を見た。気持ちはわかる。ツイッター海外情報を発信する様な人って、海外リベラル雰囲気好きな人が多いし、多くは海外在住だ。そうした人の周りに集まるのはやはり似たような思想の人。「海外に行きさえすれば、差別発言に敏感になる」と思う様になるのも無理もない。

自分海外に約7年住んでいた。外国人のみならず、海外在住の日本人人種差別に断固反対、ネトウヨなんてもってのほかという人が多い。日本在住の日本人がなんの気もなしにポロリと漏らす一言海外なら顔をしかめられる程の差別発言だったりする事があるのも身に染みているし、同じ日本人としてちょっと恥ずかしいと思う事もある。

ただ、そんな私も昔ネトウヨになりかけていた。今では恥ずかしい黒歴史だが、11歳の時に親の都合で某欧米諸国移住高校卒業まで欧米で育った自分ネトウヨになりかけた過程を、何かの為になるかもしれないのでここにつづる。

こうした思想に染まりかけた理由としてまず第一に挙げられるのが日本へのホームシック

社会人日系企業勤めでの海外転勤なら、周囲の人間日本人が多い。お金を出して日本レストランメニュー日本語と現地語併記店員簡単日本語ならわかるし、日本人の扱いになれている)に行ったり、日本カラオケにも遊びに行けるし、そこまでホームシックは強くならないかもしれない。

ただ10代の学生という身で望んでもいないのに海外へ来させられた自分にはそんな事は許されなかった。親も早く英語を覚えてほしい一心で「あまり日本人とつるむな」と言いつけ、日本人店員がいるレストランや店には一切連れて行ってもらえなかった。日本語に触れると英語を覚えないという理由で、日本で小遣いを貯めて集めた日本語の小説本も目の前で捨てられた。しか英語も喋れない自分外国人友達ができる訳もない。一度だけ現地の日本人と仲良くなりかけた事もあったが、先生が母に「最近増田さんにお友達ができた様でよかったです。○○ちゃん日本人)っていうんですけど」と、先生的には「ようやく友達ができてよかったね!」という善意の報告をしてくれた際、親はそれを「裏で日本語を喋っているという密告」と取らえ「あん日本人友達になってるんだって日本語で喋っているのか!」とこっぴどく叱られてしまった。それから日本人から距離を置くように。英語コミュニケーションも全く取れない上に、「助けようと日本語で話しかけてみたが反応が薄い」という事で数少ない日本人学生からも遠巻きにされる様になり、どんどんクラス内で孤立していった。

そんな中、唯一の息抜きと言っていいのがインターネットだった。当時はまだダイヤル回線スピードも遅かったが、学校課題必要という事で使用を許され、かつ父が仕事日本語を使用する事もあり日本語の読み込み・書き込みができる父のお古のPCを手に入れた。遠目に見れば何語のホームページを読んでいるかはばれず、これが唯一「家族秘密日本語と触れられる媒体」だった。

第二の要因が自分オタクだったこと。

元々アニメが好きだったし、海外に出た事で日本アニメいか評価されているかというのかを肌に感じるように。自分が作ったわけでもないが「日本アニメはすごいね!」と褒められるとやはり嬉しくなるし、海外オタクが何人か話しかけてくれた。つたない英語しか喋れない自分外国人オタクと対等に喋るには向こうが知らなさそうなネタ仕入れなくてはいけない。それには日本語で検索した方がより精度の高い情報をゲットできるだろう。2ch(現5ch)に出会うのは時間問題だった。

第3に自分内向的性格だったこと。

ここまで書いてきてわかると思うが自分内向的性格をしている。外で遊ぶより家で一人で本を読んだりお絵かきしたりしている方が楽しいタイプ日本ではそれでもかろうじて友人はできたものの、言語問題もあり、海外では全くできない。日本友達がいたという事は性格問題ではないはず。じゃあ何が問題なんだ?→周りの環境だ。と考えを飛躍させてしまった。

今となっては自分が周りと馴染もうとしていなかったのが要因だとわかる。外国人との話題だって自分がわかる日本アニメの事ばかり。彼女達が勧めてくれたアメコミカートゥーンを下に見て、日本アニメ英語吹き替えで観る外国人オタクの事も内心馬鹿にしていた。口にこそ出さなかったものの、周りにもその空気は伝わったのだろう。日本アニメばかり放送している国内ではそうした見下す雰囲気もバレずにオタク友達はできたかもしれないが、海外では無理な話だ。せっかくできた外国人オタク友達だんだんと私と距離を置くようになっていき、私はそんな友達を「日本アニメネタを知っている自分嫉妬しているに違いない」と恨むようになった。

そしてこの思考は「ニッポンスゴイ!」と称賛する2chととても相性がいい。

自分友達ができないのは外国人が悪い。日本の文化は世界一なので日本人である自分が悪いはずがない。

クラス孤立していた自分はこの2chの「ニッポンスゴイ」に自尊心を擽られ、ネトウヨ思想に少しずつ染まっていった。


脱却したきっか

上記に色々書いたものの今はネトウヨはやっていない。というよりあのミソジニー人種差別発言に嫌気がさして距離を置くようになった。親に反抗して日本人友達を作ったこと、自分性格見直し外国人友達もできた事、成績を上げて「日本人である事」以外に自尊心を保てる様になった事も大きい。

自分ネトウヨ思想を見直すようになったきっかけは2ch特有人種差別発言だった。海外にある程度滞在をした人なら多分わかってもらえると思うが、自分外国人というマイノリティになった時に、手を差し伸べてくれるのは大抵同じアジア人だ。そんで留学してる日本人学生なんかも最初に仲が良くなる外国人は圧倒的に中国人韓国人が多い。もちろん中には悪い奴もいるが、それは日本人も同じ。

自分漏れず、初めてできた外国人友達韓国出身女の子だった。生活環境が近く(主食が米だとか、鬼ごっことかの遊びのルールの細かい決め事とか、好きなアイドルとか)アニメ以外に共通話題があり、海外で初めて「アニメに頼らずに」できた友達だった。この子とは2ch出会う少し前あたりから仲良くなり始めたので、初めて2chでの人種差別発言を見た時も中国人韓国人に関しての流説は最初から懐疑的になれたのは大きかったし、完全に洗脳されずに済んだのは彼女のおかげだと思う。


そしてそれ以外に自分腐女子だという事。ご存知の通り(ていうかついこの前も話題に上ったけど)基本的に女というのは2ch馬鹿にされる。801板喪女板等の限定された場所以外で女を出せば「臭い」と罵られ、飯炊き女、ダッチワイフ以上の価値は認められない。違和感を覚えながらも最初は男のふりや名誉男性発言で書き込んでいた。この違和感確信に変わったのが「男の体ってなんの価値もないよな」的なスレで「腐女子とかゲイとか専門にやっていけば」という書き込みをした時だった。(一緒に並べてしまってゲイの方に本当に申し訳ないです。謝ります)。臭い、お前の話す戯言には何の価値もない、早くおぱいうpしろ等の罵詈雑言を浴びながら、今の今まで女として直接自分書き込み攻撃された事がなかく「こいつら女を馬鹿にしている割には直接女っぽい(この場合腐女子として自分意見を書き込む様な)レスをしない限りどの書き込みが女の書き込みなんだかわからない程度の頭脳しかないんじゃないか」と気づいた。

ちょうどその頃からピクシブツイッター等、2ch以外のSNSも活発になり始め、日本語でコミュニケーションが取れるコミュニティも増えていった事から2chから離れる決心がついた。



学校孤立していたかインターネットに居場所を求めた。これは別に日本海外関係ないと思う。海外孤立しかけていたのは母親日本人とつるむなと言われたのが要因の一つと認識はしているが、ずっと日本にいてもそれ以外の理由孤立していたかもしれない。自分はあまり社交的な性格ではないので、親の事がなくとも運が悪かったらいじめられていただろう。

でもそれ以外の理由。例えばインターネットの普及がもう少し早くて、韓国人の友人ができる前に個人PCを与えてもらっていたら。先に2ch出会っていたら完全に洗脳されてしまっていたかもしれない。

自分海外に出て友達ができない理由を「外に」向けていた事の問題認識できなかったら。実際私はそうしたからこそ、その思想親和性の高いニッポンスゴイ、ガイコククソ思想に陥りかけた。

これって私の様に幼少期から海外に出た人以外にも、今の世代人間なら十分にこの危険性はあると思う。今の様にネットが発達して外国人の知り合いができる前にネトウヨスレツイッタラー共感する様になっていたら、その後海外に行っても友達はできないだろう。よくて日本人友達のみ、アジア人からはそっぽを向かれるし、レイシストという事で非アジア人から軽蔑される。それを顧みないでいると「だから外国は駄目なんだ!ニッポンスゴイ!」とさらネトウヨ思想に巻き込まれ悪循環に陥りやすい。

それ以外にも日本一所懸命英語勉強して留学をしていたのに、全然英語が通じず友達ができなかったら。ホームシックに強くかかってしまって、日本語のコミュニティを探し、そうしたネトウヨ思想を持つところに入ってしまったら。

例えば自分が男だったら。マジョリティとして2chの民が認める生き物は「日本人異性愛者の男(パリピは不可)、ヤマジュンネタニコニコ笑って許してくれるゲイ(ただし自分には絶対危害を加えない)、ダッチワイフ」という事に気づくのが遅れて、あるいは気づかないふりをする事ができて、深みにはまっていったかもしれない。

例えば同時期に海外へ住した来た女性コミュ力が高く、自分より馴染んでいるように見えていたら。そして自分が男だったら。女性蔑視に陥ってネトウヨの方に転がり落ちるかもしれない。私は女という性別からこそ、自分より海外に馴染んでいる日本人女友達に対して「彼女コミュ力を高める努力をしたから」「英語勉強を頑張っているから」と思えたが、自分が男だったらそこらへんすっぽかしてたかもしれない。ていうか多分そうしてたと思う。

海外に行けばリベラル思想になるというのはある意味では間違いではないと思う。結局出会日本人リベラル率、海外の方が断然に高い。そうした人が海外に出ていくわけだし、海外が受け入れる人材もそうした日本人だ。今は自分の経歴を生かして留学生なんかを支援する活動をしているんだけど、1年以上の留学を経て帰国した人たちはやっぱりずっと日本で育ってきた人に比べて差別発言に敏感になっているし、自分もできるだけそうした言動をしない様に気を付けている。

でもだからと言って海外に行けば自動的にそうなる訳ではない。必ず数人はネトウヨになりかけて、或いはなって帰国する。自分2chに入り浸っていた事、ネトウヨに染まりかけていた事、今ではあまりにも恥ずかしくてリアルでは言えない過去。幸いにも脱却できたが、こうした事が「自分海外にいた」事も要因だったのも事実だ。

誰の役に立つかわからいから、海外に住んでいた自分が、ネトウヨになりかけ、洗脳から解けた過程をここに記しておく。

2019-03-25

anond:20190325154854

お前なあ、そういうのは最初に言っておけよな。

お前鬼ごっこバリアーとか言ってたタイプだろ?

2019-03-22

ゲームで人の嫌なところが見えるのがいやだ

徹頭徹尾ただの愚痴。人によってはあるあるな内容かもしれないから、

もしそうだったら、「あるある」って苦笑いしながら読み流してくれたら嬉しいです。

一昔前には人狼にハマって、今はとある非対称対戦ゲームにハマっている。

人狼をしていた時も思ったけれど、この手のゲーム性格が出る。非常によく出る。

で、多分私の性格が悪いことも大いに影響していると思うのだけれど、必ずと言ってよいほど、その人の悪いところが目につくようになってしまう。

流石にどちらもいい大人なので、ゲームが原因でブチ切れたり、それで喧嘩するようなことは無いけれど、

ゲーム最中や終わった後の台詞を聞いて「やっぱりそうなるのか。こいつのこういうところなんだよな」と思ってしまう。

そうすると日常生活の中でも、ゲームの中で目についた「悪いところ」の類似点発見して「やっぱこういうやつなんだなあ」と思う。

それでまた一緒にゲームをすると、またそれが補強される。負のスパイラルである

そうして段々、密かにその人のことが嫌いになっていく。

今やっているのは、(わかる人はすぐピンと来ると思うが)1対4で鬼ごっこをするゲームだ。

逃げる側は一定条件を満たして3人以上鬼から逃げられたら勝ち、

いかける側は3人以上を捕まえたら勝ち。2人逃げたら引き分け

鬼はソロプレイなので、「一緒にプレイする」という時は、逃げる側でチームを組むことを指す。

4人で協力しながらゲーム勝利を目指すので、当然、ミスをすれば仲間の足を引っ張るし、

反対に、誰かひとりがものすごい活躍をしてみんなを勝利に導いてくれることもある。

で、たとえばみんなで協力しあって無事に勝利をおさめた時、第一声が

「いやあ、今回は私、仕事たからねえ」とか「(自分キャラ)の活躍、なかなかじゃない?」

だったりする。確かにその人が良い働きをしてくれたのは勝利の一因だろう。けれど、

よくよく見るとその人と同じか、それ以上活躍している人がいたりする。

でも、そういう人には基本的には触れない。むしろ私が先回りして「あの人凄かったね! 今回はあの人のおかげで勝てたよ」とか言うと、

「でも私も頑張ったよ!」と張り合ってきたりする。おとなしく「そうだね」って言っておけばいいのに。

反対に、自分ミスをした時はよく言い訳をする。「ラグがすごくて」とか、「今のは鬼がずるい!」とか言う。

それで、同じチームの誰かがミスをするとなじる。

(もちろん、流石に一緒にプレイしている相手には言わない。いわゆる野良で入ってきた、たまたまマッチングして一緒のチームになっただけの相手に、

相手にはわからないように、音声チャット愚痴る)

あるいは、自分がそこそこ好プレイを叩き出せると、ゲーム中に大笑い・大はしゃぎで報告してきたりする。

大して面白い状況でもなければよくあるプレイングだったりするのに、だ。向こうはヒーロー気分でも、

こっちは苦笑いで相槌を打つだけである

ひとつひとつは小さなことなのだけれど、積み重なってくると「ああ、この人はこういう性格なんだな」という風に見方が変わってくる。

要するに「何かが上手く行ったら自分の手柄、失敗したら周りのせいにする人なんだな」とか

自分の失敗を素直に認められない人なんだな」とか。そうなってくると、

「この間の遅刻、そういえば電車遅延って言ってたけど、ぱっと見、どこの路線も遅延してなかったし、アレ嘘だったんだろうな。そういうところだよな」とか

こっちもそういう思考回路になってくる。

「この間も、その場の誰も知らない・興味ない人の話を一人でずーっと楽しそうにしてたけど、みんな適当に笑ってるのに気づいてなかったよな」

「この人の仕事愚痴、いつも部下が無能なせいで〜って言うけど本当かな……?」

こんな感じで、段々その人の私生活にまで意地悪な視線を向けてしまうようになる。

勿論、ゲームになると性格豹変する……という人も、まあいるにはいるのかもしれない。

でも基本的運転中とゲームプレイ中はその人の本性が出るものだと思っているので、

こういうことがあると、やっぱりその人のことをじわじわ嫌いになっていく。

たかゲームだ。ゲーム楽しいし、勿論この人だって、常にもやっとするような発言ばかりしているわけではない。

それに、昔スプラトゥーンランカーが「このゲームのいいところは、勝ったら自分のおかげ、負けたら周りのせい、とゆるく責任転嫁して『またやるか』という気になれるところ」と言っていたので、彼のような楽しみ方が、本来は正しいのかもしれない。

いちいちこんなことを考えてしまう私は、そもそも人とやるゲームに向いていないのかもしれない。

ゲーム楽しい。だけどゲームを通じて、それまで気づいていなかった、

もしくはなんとなくわかってはいたけれどスルーできた、その人の「いやなところ」が

気になってしまうようになるのは嫌だ。

そんなことを思いながら、私は今日も相変わらず、その人のことをじんわり嫌いになりながら

一緒にゲームを楽しんでいる。

2019-02-21

天空の城はてな '19

会長、ここは一体……?」

はてなの中枢だ。

 上の社屋などガラクタにすぎん。はてな技術は、全てここに結晶しているのだ。

 お前たちはここで待て。ここから先は役員しか入れない聖域なのだ

 

「なんだこれは?!

 互助会がこんなところまで…… 一段落したら全て焼き払ってやる!!」

「おおお……見たまえ。この巨大なサーバラックを。

 これこそ、はてなの力の根源なのだ

 素晴らしい。上場するまでの間、会長の帰りを待っていたのだ!」

言葉を慎みたまえ。君ははてな会長の前にいるのだ。

 これから会社上場を祝って、諸君はてなの力を見せてやろうと思ってね……

 見せてあげよう。はてな株券を!」

 

どぎゃーん

 

「ふはっはっはっはっ……素晴らしい。

 最高のショウだと思わんかね?

 見ろぉ! 株価ゴミのようだ!!!!」

「何をする!

 くそぉ……返したまえ……いい子だから。さあ!

 ……はっはっはっ、どこへ行こうというのかね?」

 

「そのCookie大事に持ってろ! 元CTO動画と引き替えだ!」

 

「立て! 鬼ごっこは終わりだ!

 ……終点データセンターとは、上出来じゃないか。こっちへこい!」

「これがデータセンターですって?

 ここは はてラボ よ。

 株価が滅びたのに増田だけ生きてるなんて滑稽だわ。

 あなた管理者IDは渡さない!

 

 はてなダイアリーがなぜ滅びたのか、私よくわかるの。

 シリコンの谷の歌にあるもの

 

 “烏丸御池に根をおろし、風と共に生きよう。

  サーバラックと共に冬を越え、犬とともに鴨川を走ろう”

 

 どんな素晴らしい理想を掲げても

 上から目線ブックマーカーたちをあやつっても

 京都を離れては生きられないのよ!」

Perlは滅びぬ。何度でも甦るさ

 はてなフレームワークこそ人類の夢だからだ!!」

「落ち着いてよく聞くんだ。

 ……滅びるサービスを教えて。ぼくも一緒に言う」

「えっ……」

「ぼくの左手に、手を乗せて……」

 ……

時間だ!答えを聞こう!!」

「「ハイク!」」

 

 

 

2019-02-03

超都会の保育園で働いてたけど辞めた


めちゃくちゃ都会の保育園で働いてた

どことは言わないけど言ったら結構誰もが知ってる有名な都会の駅の徒歩圏内

もちろん園庭はなかった

デザイン重視のイマドキのオシャレな保育園から見た目だけはよかった

収納がないからその分荷物をそのへんに置くことになって保育スペースが減る、とか保護者にはあんまりからないだろうし

ほんとに見た目しか取り柄がなかった

定員数ギリギリ(なんなら若干オーバーくらい)が狭い部屋に押し込められて、

0歳児とかも年度初めから定員満タンまで詰め込まれて夏までずっとギャン泣きしてた

せめて入園時期をずらすとかしてくれよって思ったけど

そうすると行政から補助金が減るらしい

補助金のために詰め込まれ子ども可哀想だと思ったけど、ペーペーの平保育士には何も出来ないし自分ストレスで気が狂いそうだった

ちょっと郊外保育園ならちゃんと園庭もあるしホール(講堂)的な集会スペースもあったりするけど

そんなのもないから、

行事の時には○○組さんと○○組さんを繋げて大きいスペースにします、的な感じでやってた

普通に狭いし、窮屈だった

幼児クラスは大きいスペースで体操ダンスを習ったりしていたけど、

1クラスが習ってる間はほかのクラス場所にあぶれて行き先がない

かといって幼児クラス全員で体操なんてできるほど広くはない

近所に公園もない

屋上乳児クラスが使ってたり雨だったりすると行けない

とりあえず狭いスペースにぎゅうぎゅう詰めに座らせて絵本読ませたりしてたけど、

押し合いになって喧嘩なる子どもたちを怒るのも苦痛だった

園庭はないけど屋上があります運動もできます!とか保護者には言うけど、

ビル保育園屋上なんて広さも知れてるからもちろんかけっこもできないし、

ほかのクラスと被ったら活動なんかできない

園庭はないけど公園に遊びに行きます!とかも言うけど

公園まで10分歩いて30~40分程度遊んでまた10分歩いて戻るくらいがせいぜいだし、多くて週2が限界

もちろん夕方はお迎えがあるから公園なんか行けない

保育園の真隣に公園があるとかなら行けるんだろうけど、勤めてた園は公園からも遠かった

幼児クラスになると体力が有り余るから室内で騒いで、それで怒られるの繰り返し



日常的な運動はきっと足りてないんだろうけど、運動会はそれなりのことをさせなきゃいけないから超スパルタで教えてた

運動会前に年長さんのある子がストレスプレッシャーで吐いた話を聞いて、マジで狂ってんなって思った

もちろん先生達も限られたスペースの中でできるだけのことは考えてやってたと思う

でも限界だった



その市では待機児童問題の解消のために、元々定められていた定員より多くの子どもを預かれるように特例が出されていた

ぎゅうぎゅう詰めで落ち着かない子ども、怒鳴る先生、あと職員人間関係、そういうのに疲れて一年で辞めた





今は郊外の園で働いてる

園庭があるから外遊びにも行けるし、部屋も広いし、集会スペースもあるから狭くて窮屈になったりしない

子どもと外で虫取りとか鬼ごっことかしてのんびり遊べる

園庭は屋上と違って広いから、ほかのクラスと被ってもちゃん活動ができる

転職して本当によかった

園庭のない都会の保育園が全部あんなのだとは思わないけど、

中身の当たり外れなんて外見じゃわからいから怖い


待機児童問題、とかいって保育園だけバカみたいに増やしてるけど

園庭が必要意味

子ども一人あたりに対する面積基準意味

都会ではそんなこと全然考えないで保育士さえ増やせばいいと思われてるように感じたか

二度と都会の保育園では働かない


都会の子どもがが保育園に入れなくて困ってるのはわかるんだけど

ごめんって感じ

2019-01-30

anond:20190130150059

野球を見てもサッカー見てもEスポーツ見ても、ルールというか共通認識がないと「がたいのいいおっさんが棒を持って立っているが」とか「鬼ごっこをやっているのか」とか「どっちが敵なのだ」とかそういう感想になるだろうな。それと一緒で、ある程度、後天的ルール共通認識理解してないと楽しみにくい。

一方で実は、絵画音楽比較的そういった共通認識が無くても原始的に美しいと思えるものでもある(だから信仰などにも利用されてきた宗教音楽とか宗教絵画)が、その辺は恐らく、そういう美しさを解しないタイプもいるよなと思ってる。別に解しなきゃいけない必要もまったくないしね。

2019-01-29

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その2

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その1 からの続き )

 

約束のネバーランド

AmazonPrimeVideoのみ見放題

 鬼ごっこClover works(旧A-1 Picturesスタジオ)によるサスペンス作品原作週刊少年ジャンプ連載の漫画神戸守とA-1によるノイタミナ枠といえば「すべてがFになる」だけど、本作もほぼ同じスタッフ(まだ観てない)。

 日常→非日常までの流れがすごい綺麗。1話ちゃんと2回観てね。無邪気な子どもたちの会話シーンに流れる、流麗だけど緊張感のある音楽音楽小畑貴裕)と、音楽のないシーンを織り交ぜて不穏な感じを徐々に演出していく。

 そして例のシーンにおける容赦のない作画特にCloverWorks作品は表情のアニメーション作画が強烈(スロスタ、ダリフラ、青ブタとか)で、本作も非常にエモい特に人外の表情もいけるクチだったのね。その後の、諸星すみれの絶叫がこわかった。そのあと力強くて優しい曲が流れる演出好き。

 作画で言うと、細かい仕草作画が丁寧。5~12の子どもたちが甘える仕草。甘えん坊~自立した子まで丁寧に書き分けてる。あとメイン2人の恐怖を、全身使って描くシーン。

 そして2話以降、遠くの物陰から二人をこっそり覗き見ているようなカットが急に増える。これが非常に強烈な緊張感を醸し出しててキツイ

 そういえば、カメラをフィックスしたカット演出って神戸守監督結構好きなんだっけ。神戸守絵コンテ担当した「宇宙よりも遠い場所」の7話、8話でもちょくちょく使ってて好きな演出

 よりもい8話で「ついに流氷を見た4人が順番に短いセリフを言っていく際、喋るキャラに一人ずつピントを合わせる」という超エモい演出があったけど、ああい被写界深度を駆使した演出が本作でも見られるのが嬉しい。

 

どろろ

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 半世紀前に連載された手塚治虫マンガを再アニメ化。制作MAPPA手塚プロゲゲゲの鬼太郎よりもグロくてシリアス時代劇犬夜叉からギャグを引いた感じ。割と長編作品ゆえ、シナリオはある程度改変しているみたい。魔物の数が48から12体に減ってる所とか。1話につき1妖怪なのかな。

 時代劇専門チャンネルで放送されている本作は全体的な作りも時代劇っぽい。キャラ原案浅田弘幸最近だと「あかねさす少女」のキャラ原案)で、あの濃いキャラデザが時代劇っぽさによく合っている。手塚治虫っぽさは感じにくいんだけど、OPどろろの顔とか急に手塚治虫っぽくなる感じは狙ってやってるよね。OPED両方凄く良いのでぜひ観てね。特にワンマン作画ED浅田弘幸挿絵すっげえ綺麗。

 あと背景が良い。「かぐや姫の物語」ほどではないけど、おとぎ話世界にいるような雰囲気がある。世界観的にも「蟲師」に似てる(2話の「妖怪よりも人間のほうが…」っていう古典的モチーフとか蟲師っぽい)。どろろの背景を担当したスタジオPabloの、筆っぽさが残ってる背景いいよね。最近だと「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」とか。

 池頼広による劇伴和楽器を使った曲がメインだけど、それでいてすごくJazzyでおしゃれだったり、重厚戦闘BGMだったり。同氏が劇伴担当してるTVドラマ相棒シリーズっぽさを感じる。

 

エガオノダイ

 国家間戦争を描くタツノコプロのロボアニメ。スタジオ設立55周年記念となるオリジナル作品

 キービジュアルとかキャラデザ的が可愛いのと裏腹に、タツノコらしい硬派なシナリオガンダム作品くらいキッツい話なので注意。

 王国のお飾り首長こと主人公自国の将来をどうするのかっていう視点とは別に自国兵士視点、敵国の兵士視点でそれぞれ戦争を描いていく。群像劇戦闘群像劇→…。3話では王国戦争孤児帝国軍兵士が仲良くしてたり。戦争モノの作品個人的兵士たちの何気ない会話が好きで、本作で言えば主人公は側近と、王国軍の兵士戦闘前にワイワイと、帝国軍兵士は偵察で王国内をウィンドウショッピングしてるシーン。ああいうシーンが、彼らに感情移入するキッカケになるよね。特に本作の登場人物はみんな割といい人として描かれてるのが印象的。「こんな戦争、いつまで続くんだかなぁ…」とは帝国軍兵士セリフ

 その戦争基本的に人型巨大機動兵器を使う。基本的3DCGで描かれるんだけど、デザイン挙動、戦い方がすごい。1話ではVR模擬戦、2話では中隊大隊による大規模戦闘。量産機による小隊を最小単位とする戦闘がメインで描かれてる。1話の模擬戦では5vs5で、近距離:中距離遠距離=1:3:1。武装も近接用の打撃武器サブマシンガンライフルバリエーションがあって、威力もそれぞれ描き分けてる。機体はホバリングで高速移動が可能なんだけど、姿勢制御用の羽根みたいなスラスターが機体の前後に展開されてて、停止する時ちゃん慣性制御してる。すごい格好良かったのが狙撃機で、移動時は狙撃銃を縦に持ってたり、攻撃時頭部が変形したり、放った弾丸が緩やかな放物線を描いて着弾したり。めっちゃかっこいい。かといって狙撃機=強いでもなく、それぞれのバランスを考えた戦闘演出になってる。2話以降もエース機による無双(なんだ!あの機体の動きは!?)ではなく戦術的な展開にフォーカスしてる(敵も戦術を練ってくる)のが面白い。あれだけの機体数を画面内で動かしまくるシーンは壮観。

 OPを観ての通り、「王女笑顔」と「一兵卒笑顔」という対比構造物語の中心に据えられている。王女笑顔…周りの人間が、彼女笑顔を守ろうと尽力している。そういった努力象徴。お花みたい。そういえばニコニコ生放送特番で「タイトルが敢えてカタカナになっているのは意味がある」的な発言してたけど、花の名前だったりして。対して一兵卒ちゃん笑顔...何もかも失った彼女の、悲しみや虚無感の象徴。持つ者と持たざる者支配階級労働階級的な?

 

明治東亰恋伽

 「フルーツバスケット」でおなじみ大地丙太郎監督によるタイムスリップラブコメ原作ブロッコリー恋愛ADVタイムスリップ先は明治時代日本で、攻略対象歴史偉人イケメン)。森鴎外泉鏡花文化人が多い。

 転移タイプの導入が流行っているのだろうか。去年の作品だと夢100は夢の中の世界に飛ばされた主人公世界を救う旅に出る話で、BAKUMATSUは(主人公が不在だったけど)別の世界線に存在する日本を救う話。で、これはもうちょっと規模の小さいお話。今期で言えば「不機嫌なモノノケ庵」みたいな感じ。モノノケが見える能力を活かして、身の回りに起こる出来事解決しながらみんなと仲良くなっていく。

 お正月フルバ一気見してたんだけど、大地丙太郎監督アニメはほんとテンポ感が気持ちいい。基本的ラブコメなんだけど、話の縦軸は多少シリアス。でも「あ、結構シリアスになりそう」っていう絶妙タイミングでガスを抜くっていうか、緊張と緩和の波が穏やかになっていて、最後までほっこりした雰囲気で終わる作品になっている。そういえば今年放送されるフルバリメイクも、本作と同じトムス・エンタテインメント制作なのね。

 背景も含めて、全体的にコスト抑えめな作品。この時代を描いた作品は去年いくつかあったけど、背景の緻密さでいうと これ(明治)<ニル・アドミラリの天秤大正)<天狼(大正?)という感じ。また、多用されるデフォルメ顔は引きの画になった際キャラの顔が崩れるのを防ぐため積極的に使ってるのかもしれないけど、文脈破綻しないくらい表情が豊かでかわいい

 現代明治タイムスリップなので文化の違いに主人公が驚くシーンがちょくちょくあるんだけど、一瞬で順応する適応力の高さ。そんな物怖じしない主人公が周りをを引っ張って行く感じが好きだし、なんやかんや付いていく菱田くんや、付かず離れず二人を見守る森さんも好き。

 

臨死!!江古田ちゃん

 現代版「徒然草」。東京都練馬区江古田駅ら辺に住んでいるフリーター女性視点で描くルポルタージュ

 1話ごとに監督キャラクターデザイン声優アニメスタジオなどすべてが変わるオムニバス形式ショートアニメ。構想12年らしい。d'アニメストアでは、各話を担当した監督江古田ちゃん役の声優による対談を加えたロングバージョン配信されている。1話大地丙太郎監督江古田ちゃんが送る日々から切り取られたワンシーンがテンポよく描かれていく様はまさに「つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ」みたいな感じ。いやぁ、あるあるだわー。そしてきっつい。なお1話の対談で大地監督が言ってたけど、「ショートアニメしか1話だけで表現できることなんかねえよ!」とのこと。今の所2話の人間味溢れる江古田ちゃんめっちゃ好き。2話…監督杉井ギサブロー 江古田ちゃん朴璐美 脚本岡田麿里。既に各回の監督キャストは発表されているので、興味がある人はチェックしておこう。一番楽しみなのは高橋丈夫x小清水亜美の回。

 

ケムリクサ

AmazonPrimeVideo独占

 たつき監督率いるirodoriの新作。ニコニコ動画等で配信されている自主制作アニメリメイクけもフレみのある低コスト志向作品けもフレ同様ポストアポカリプス世界感なので、少女終末旅行みたいな灰色廃墟が背景として登場する(軍艦島っぽい)。好き。

 エンドロールたつきからまりたつきで終わるあたり、「たつきの、たつきによる~」って感じが伝わってくる。

 まず説明的なセリフを極限まで削って伏線を散りばめるシナリオうまい。良く分からないようで要所はちゃん理解できるし、後のシーンを理解するのに必要な因子を事前に描いておく手法も、絵の中に必要以上な情報が含まれていないからこそって感じがある。

 また島を離れる準備をするシーンを見ると、一連の動作を短いカットに分け、的確につなげて描く演出になっていて、けもフレでいえばジャングル回で橋を作るシーンみたいなテンポ感のある、分かりやすくて間延びしない絵になってる。結果として「はじめこそよくわかんないけど、すんなり観ていられる上に話の輪郭が分かりやすい」という印象に。

 手さぐれ!でも思ってたけど、キャラの芝居が細かくてかわいい1話2:00頃「階段登ってて振り返るリナコの仕草」とか、2話14:30頃「リンの帰還をリツが耳で察知する仕草」とか。

 作品世界観こそシリアスだけど、割とゆるいパートから戦闘パートまで振れ幅が大きい。そしてそれらを彩る音楽がかなり良くて、特にシリアスパートの曲がエモい音楽高橋哲也)。

 

HERO MASK

Netflix独占(全話配信済み)

 アメリカ刑事ドラマスタジオぴえろ制作オリジナルアニメアメリカ警察組織凶悪犯罪者の戦いを描くサスペンスミステリーハードストーリー

 制作こそ日本だけど展開やセリフ回し、登場人物アメリカ刑事ドラマっぽい。作品雰囲気を印象づける背景も、遠景に映る建物デザインや道幅、街路樹の種類や植えられている間隔等すべてが新鮮に感じる(聖地巡礼という文化海外にもあるんだろうか)。葬式の後3人で歩くシーンなんか、街路樹の枝の描き方がヤバイあんなに主張の強い街路樹あんまり見ないよね。色味もキャラデザインに対して全体的に淡いし(各キャラビビット差し色めっちゃ目立つ)。

 キャラクターのお芝居も全然違くて、例えば泣きの演技も「伏し目→手で顔を隠す→天を仰ぐ→涙をこぼす」みたいな、日本アニメでは中々見ないような「あ、ここ海外ドラマでやったやつだ!」という印象が強かった。

 そしてかなりアクションシーンがかっこいい。刑事ドラマアクションということで、1話は激しいカーチェイス。激しい動きなのにまさかの手描き。手描きの車によるアクションシーンを観たのは「ルパン三世 Part5」以来かも。アニメ映えするアクションというより、「カーアクション映画らしさ」にこだわったアクションになっていたのが印象的。カメラの使い方とかカットの割り方とか、ぶつかってスピンする車の動きとか。先のアニメ「SSSS.GRIDMAN」が「特撮らしさ」を追求したアクションだったように、本作もそういう趣向を強く感じた。

2019-01-19

いじめ被害者大人になるまでの話

もし良かったら読んでください。

私(女)は小学生の頃、箸の持ち方を知らないばかりか、食べる時には口を閉じてくちゃくちゃ言わないようにするとか、お皿の中に手が入らないように食器を持つとか、そういう生活常識を知らなかった。

髪は週に1,2回しか洗わないし、梳かしたことほとんどなかった。まともな櫛やドライヤーも家になかった。同じ毛玉だらけのセーターを毎日着ていた。成長期なのにあまり顔や体を洗わなかったから、顔や背中の肌が荒れて、ニキビだらけだった。

背中ニキビの一部は皮膚の病気になり、今も通院しているけれど、手術後も再発・肥大し、痛みと痒みが続き、大きく背中が開いた服を着ると見える。)

小さい頃からベビーシッターによく預けられて、母は友達と遊びに行ってしまう。

今思えば子供への関心の薄いネグレクト家庭だったのだが、両親はちょっと変わっているだけで、全く虐待している意識攻撃性もなく、学校先生家庭訪問に来ても、新築の一軒家住まい5月の庭には数種の薔薇が咲いており、特に生活困窮しているわけでなかったから、異常を見つけてもらえなかった。

家はあまり掃除されておらず汚かったし食事も買ってきたお惣菜冷凍食品ばかりだし誕生日ほとんど祝ってくれなかったし学校の話も無関心でテスト定期試験の答案さえ見せたことがなかったけど、どうしても欲しいゲーム必要ものはある程度買ってくれるし、風邪を引けば病院に連れていってはくれた。

母の少女趣味で、4歳からバレエピアノ習い事もしていた(両方とも下手だったけど)。

そんな子供だったから、小学3年生のとき給食牛乳を飲んでいる途中で、飲み方が悪く、むせて吐き出してしまったのをきっかけに、周囲の子どもに「汚い、キモい」などと言われ始めたのをきっかけにいじめが始まった。

私が触ったものは全て汚染されていると言われ、みんなそれを信じるようにして、避けるし、触れることがあったら菌がついたと言い他の人に鬼ごっこのようにして移す。一見遊びのようだけど、やっている人たちもからかってるわけではなくて、時間が経つうちに学年中に知れ渡り、狭いコミュニティの中では迷信のように真実めいていた。村社会的に、コミュニティ全体の常識シフトしてしまい、今の自分と比べてずいぶん汚い身なりだったし、性格も卑屈寄りだったのでなかなか理解しがたいとは思う。あえて例えるなら、見た目に特徴のある障がい児に起きることのあるいじめパターンがあるとすれば、それに似ていると思う。

いじめは中3まで続き、何人かの男児から、登校中に因縁を付けられて、石を投げられたり、お腹を蹴られたり、持ち物に触れたという理由土下座させられたり、ゴミをかけられたり、クラスの8割程度の人に配った給食を残されたり、描いた絵を破られて路上に捨てられたり、カッターを持って校舎内を追いかけ回されたりした。

運悪く、担任先生は小1から中3まで毎年変わってしまっていて、特にこちから何もお願いしなかったから(当時の自分は、そんなお願いは聞いてもらえないと思っていたから)、特に主犯格と言えるような男児クラスが中2までずっと被ってしまっていたし、ほとんど対策がとられなかった(こちらが言えば注意ぐらいしてくれるけど対象の人数が多すぎてキリがない)のも長続きしてしまった原因の一つ。

たまたま中2の時に、登校時に下駄箱を見たら、自分下駄箱に他の男児上履きが突っ込んであった。

これは、私ではなくて上履きの持ち主をいじめるためで、この頃は時々あったことなので、その上履き適当にすのこの上に置いて、特に気にせず、教室に入ると、今度は机の中に同人物の教科書がぎゅうぎゅうに詰め込まれていた。

取り出すのに苦労していると、当該の男児が登校してきて、自分の持ち物を“汚い”私の元に移されたことを怒っていた。

そもそも私がそういう前提で扱われることに納得いっているわけではなかったので、私も何か言い返そうとしていると、チャイムが鳴り、担任が入ってきた。

「何してるんだぁ!」と担任一喝すると、クラス中の注目が集まった。

みんな知っていることとはいえ、表沙汰にされるのが怖かったし、恥ずかしくもあったので、その時は数年ぶりに人前で泣き、それも一言では言い表せない気持ちが色々あり、通夜のように静かに激しく泣き、ホームルーム中ずっとその嗚咽が教室に響いた。

担任に話を聞いてもらい、事態理解してもらえたが、たった1年の付き合いの担任に比して、周りは長くて8年ぐらいの間柄であるから、今更自分への扱いが変わることはなく(誰かが私に優しくするとその人がいじめられるので)、菌扱いはずっと続いた。ただ、その頃には周りも異性などに興味が移る人が多く、積極的にそういうことをしてくる人たちは減ってきていたかもしれない。

私は他のクラスメイトとは自分感覚が違いすぎて今見れば普通の人たちとも関わるのも怖く、多くの人とはあまり喋らず距離を置いており、関わることがあればそういう人たちだったのでわからない。

自身、かなり頑固だったので、耐えなければいけない、自分が悪いと思って、不登校にはならなかったし、転校も考えたことがなかった。そういうことを言うと、何事も大ごとにしたくない親や周囲の大人が嫌がるのがわかっていたし、恥ずかしかったし、どこへ行っても同じだと思っていた。

友達が少なく読書をよくしていて、進研ゼミも取っていたので(教養コラム読むのとシール集めに赤ペン先生出すだけで一般教材はやらなかったが)、勉強は得意だったので親に頼んでバレエを辞め、好奇心から塾に通わせてもらった。

成績が良かったので、塾の講師にも会社実績を上げるためのエースの一人として熱心に指導いただき都道府県公立トップ高校に進むと、周りの人たちがガラッと変わって、周りは賢くて志の高い人ばかりで、誰も自分いじめなかった。とても驚いた。廊下男子にぶつかったとき気持ち悪がられて罵倒されるどころか、「ケガはない?」と心配してくれて逆に申し訳なくなった。

中学生ぐらいからは、部活友達が居たこともあり、少しは身なりの整え方などが改善され、今まで全く笑わなかったが楽しさを感じて笑顔が出るようになったこともあり、普通友達や仲間ができた。

しかし、高校3年生になると、みんな受験勉強に勤しむので友達付き合いを控えるようになり、元々大学を目指しているわけでもなかった自分高校からは成績がかなり悪く、学問は諦めて美大を目指していたが、絵の勉強に身が入らず、部活も終わりかけ、家族とは相変わらずあまり関わりがなかったしとても孤独で、GWの間、一日7時間ぐらいいろんなことを考えた結果、人生がわからなくなり、5月下旬に家の中でパニック発作を起こした。

流石に親が心療内科に連れて行ってくれて鬱の診断をもらった。

頭の中の時間感覚おかしくなり、好きな授業もあったけれど、教室でじっとしているのが怖くて、家や保健室でボーッと過ごす日が続いた。

結局ほとんど絵も学問勉強しなかったので、試験には落ち、浪人生身分となった。

浪人を始めた頃には少し鬱は回復していたので、一念発起して美大ではなく私立文系勉強を始めた。ついでに、不細工と言われ続けた顔を鏡で見ると昔を思い出すので、貯めてきたお年玉をはたいて眼瞼下垂気味だった目を整形した。

高校に入ってから部活や他の趣味ばかりでろくに勉強していなかったけれど、一年ほとんど勉強だけしていたからか、早稲田大学の3学部を受け、全て合格した。

それから先も多少いろいろあったけれど、今は政令市地方公務員として働いている。

陰険上司や先輩に当たって虐められた年もあったが、今は環境に恵まれ毎日が過ごしやすい。

20歳からは皮脂分泌が落ち着いて肌荒れしなくなり、髪も縮毛矯正マメにかけるようになり、あれほど男子不細工キモい、近寄るな、死ねなどと毎日言われていたのに、今は男性もみんな優しい(それでも同年代男性が今でも怖いし、年をとったり、見た目が悪くなった途端に冷たくなるのでは?と思う)。

過去のことは忘れないと思う。

というか、昨夜も夢に見たのが今回文字に起こしてみたきっかけ。

幸せ子供時代というものも味わってみたかったけれど、人生一度きりだから仕方ない。今後のことはわからないし、何かの糧になったと思って今を楽しく暮らすしかないのかもしれない。親にはお金の面ではありがたいと頭では分かるが、気持ちとしてはどうしても感謝できない。

今の私がそのまま子供に戻れたら、もっと周囲に訴えかけ、逃げられないなら転校だってできた...と思う。1020年ほど前だから、今の時代よりも支援は得られないかもしれないが、多少の嘘をついて逃げても誰も大して困らなかっただろうし、何より自分人生を大切にすべきだった。

そういうことは、大人になってから学んだ。

2018-12-03

夫と学生時代に不良居たかどうかの話をしてたんだけど(30代半ば)

そういやちょっとケバくて先生に注意されてた女子中学生とき一人おったくらいで(

茶髪ピアス休日見かけた時化粧してた(明らかに顔が子供なので浮いてるw)くらい)

あとは見たことないなあという事に気づいたわ

上記中学校半ばで転校した後の中学の話であり、

転校前の地域だと、

埋め立て地で超住宅街ダイエーコープ公園警察署消防署しかなくて

駅前までチャリ20分っていう家以外マジでなんもない所で

幼稚園小学校中学校すべて徒歩5分で

幼稚園からうっすら子供が全員顔見知りな環境でグレるの難しいよね

中学で7組くらいまであった

みんないい意味子供っぽくて女子中学生が校内で鬼ごっこ遊びして怒られていたという

ダイエー内の本屋がつぶれて駅前しかなくなったのはきつかった

お父さんジャンプ買ってきてくれてたし(自分も読むから電影少女などのエロシーンは破り捨てられたwww)

2018-11-08

うるせ~~~!! 知らね~~~!!

はてなー小中学生の頃、教室図書室の隅っこで本を読んでいた根暗野郎が多いので(私もそうである)、

子ども読書関係の話に首を突っ込みがちだが

今の現場常識については一切知らないし想像もできないのだなあと思ったので書いてみる


児童書萌え絵化論争について、いまさらだけど現役学校司書視点で考えてみた

https://nahdaan.hatenablog.com/entry/2018/11/06/210002


この記事内に

同じ「不思議の国のアリス」でも岩波少年文庫版はほぼ借りられないが、

可愛らしい今時の挿絵が入った角川版は人気、という話が書かれているが

これについて「意外」とか「知らなかった!」というリアクションが多いことに驚きだ

小学校休み時間図書室に足を運ぶような層は内容も装丁重厚ハードカバー小説

岩波少年文庫を意欲的に読みまくっている子ばかり、と思っている人が多いのだろう

(私も司書をする前はそのようなイメージを持っていた気もするがもう覚えていない)


休み時間に借りられる本は主に絵本、他には迷路クイズの本、昆虫図鑑、お弁当作りの本、動物の飼い方が書かれた本なども人気で、

文庫本ハードカバー小説を借りる子はほんの一部だ

熱心に図書室に通っているが9類(物語)の本をほとんど借りたことがない子も多い

中には「オレ今年は○冊借りたもんねー!」と貸し出し冊数を自慢したい一心で通い詰め

全然読んでねぇけど返すわwww」と堂々と未読返却宣言をする子もいる


また、本を借りる時間休み時間だけではない

授業時間中途半端に余ってしまって、担任先生

「よしっみんな今から図書室に行ってこい!最低1人1冊は借りてこいよ!」

と指示を出して図書室にやってくるというパターンがある

自発的に借りるのでなく、人に言われて借りに行くのである

大喜びで図書室に駆け込んでくる子もいれば、読書とかダリィわ……と意気消沈で来る子もいる

小学生学力は本当にピンキリなので

例えば同じ小学6年生でも

「ボクはお小遣いで買った東野圭吾小説を読むので……。小学校児童書はあまり惹かれません」

という子から漢字なんか読めない!小説の字小さすぎ!話が難しい!」と

その辺にあった『ねないこだれだ』を適当に借りて行く子までさまざまだ

去年、高学年に宮沢賢治短編からコメディ色が強い作品を紹介したらかなり食いついてくれたが、一番リアクションの大きかった子は文庫本を手に取って開いた際に字の小ささに驚愕して「よくわかんない」と本棚に戻してしまった

の子が借りてくれたが力及ばず無念であった


ジャケ買いならぬジャケ借りをする子もいる

ジャケ借りされがちな本と言えば、表紙がキラキラしているが中身には綺麗な挿絵ふりがな等がほとんどないデルトラクエストがその代表格だ

読めないなんて決めつけるなぁ!!子どもを見くびるんじゃない!!と思う人もいるだろうが事実なのでしょうがない


上学年になっても「つづく」を「つずく」と書き間違える、「~を」と書くべきところが「~お」になる、「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」の区別がつかない、何なら自分名前も書き間違える


ジャケ借りをするのは主にそういった子たちだ

文字の読み書きは苦手だけどキラキラした本が引き出しに入っていて嬉しいから借りる

拾ったBB弾を持って帰るのと同じようなノリで本を借りて行く

決めつけではなく事実として読んでいないのだ


高学年が絵本を借りたり、ジャケ借りをしたり……、それが良いとか悪いとかいう話ではない

私立中学を出て有名大学を卒業した知的はてなー諸君にはとうてい理解できないであろうが国語が苦手な子(国語が苦手だが図書室に通う子)はあなたたちが考えているよりずっと多い、という話である


ついでに言うが図書室は静かで落ち着いた環境ではない


静かじゃない、と言っても

黒髪ロングの可憐女の子たちが

若草物語』や『モモ』や『赤毛のアン』を手に取り


ますみさん、この本とってもおすすめですわよ。今度読んでみて」


「まあ!増田先輩のおすすめする本なら間違いはないですわ。とっても楽しみです!」


「うふふ、楽しみにしていてちょうだい。あらますみさん、リボンが乱れていてよ」


などとひそひそと囁いて読書について語らう声が微かに聞こえる程度だろうとお考えかもしれないが

実際はこうである


「ああ”あ”あ”~~~~!!ウォーリーいたああ”あ”あ”ーーーーーー!!」


「ギョピイイイイイイーーーーー!!ぎゃばばばばばーーーーー!!きええええええーーーーーー!!!!」


辞書まんこって載ってるかなあっ!?見てみようぜえっ!まんこっ!wまんこっ!w」


「イイイイエエエエエエイ斉藤さんゲエエエエエム!!サエ!!から!!はじ!!まる!!リズ!!ムに!!合わ!!せて!!(バン!!バン!!バン!!バン!!)」


ウォーリー発見したことを大声で報告したり

図書館を鬼ごっこかくれんぼの中継地点にしたり

既に成人女性くらいの身長に成長した高学年の男子が数人集まってニタニタ辞書や保健体育関係の本をめくりごく普通に会話する時と同じ声量で「おっぱい」「まんこ」「オナニー」を連呼したり

机をどこかの部族のようにガンガンバンバン手のひらで叩きながら遊び始めたり……

(一応注意されたらその時は止めはする)(でも数日後にまたやる)


そんなの、めちゃくちゃに荒れている一部の学校だけ!と思うかもしれないが

他の学校司書の話を聞いていると別に普通、というかまだマシな方である


そういえば記事ブコメ司書より担任立場がずっと上であることについて触れている人がいたがそらそうだろうと

非正規であれば手取りは10万程度で学校での立場底辺

雑用だってする

春にはジャージ長靴を履いてプール掃除の手伝いをしたり参観日には受付に立って保護者対応をしたり遠足の引率について行ったりするのだ



まとめ

・数十年前から姿を変えていない古い本を借りる子はいない

小学校図書室は活字中毒オタクの巣ではない

司書先生はいつでも穏やかで優しいわけではない


夢が壊されたってなんだ。それより先に壊れているものがあるのではないだろうか

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