はてなキーワード: 弾丸とは
https://anond.hatelabo.jp/20240208173503 の続き
いやまあ資本力とか運営の人手とかいろんなものが全く雲泥の差なので引き合いに出す方がおかしいのだが、前回からの文脈で言うとそうなのだ。
まず開始時期が比較的近い。メシアガールは2021年9月サービス開始、ブルアカは2021年の2月開始。半年ほどの差だがブルアカにしても初年はウマ娘の陰に隠れて殆ど話題に上らなかったので、半年ほどのズレなら近いと言っていいだろう。
そしていわゆる「エロゲっぽい」こと。DMMというかFANZAなので「エロゲっぽい」じゃなくストレートにエロゲじゃんって言われるとそうなんだけど、いや待ってくれ。メシアガールの当初の売りは「あのJ・さいろー先生がメインシナリオを担当してる」ことだった。さいろー先生はラノベの絶対女王にゃー様で一般層にも認知度あると思うがエロゲのシナリオライター方面で語られる人でもある。つまり扱い的には「あの麻枝准が手掛けてる」で宣伝してるヘブンバーンズレッドとかと同じ枠だったし、さいろー先生のシナリオの方向性でいえば全然ブルアカとジャンル被りというか世間で「ブルアカというとエロゲ」という漠然としたよくわからない雰囲気説明でフワッと思い浮かべる思春期少女のあれやこれやなエロゲシナリオの正当な血統を受け継ぐものといえばさいろー先生だ(異論は…いや認めない)
そして、ゲームの基本デザインが大体ドルフロをパクってること。プリコネのフォロワーという解説してるyoutuberがいたがプリコネとの類似は「女の子たちが美味しいごはんをいただく」みたいなコンセプト部分で参照してると見るべきで、ゲーム部分はドルフロの簡易版みたいな作りになっている。ランスっぽいという見方もあると思うがランスはオート戦闘前提ではないし、直接の系譜としてはドルフロと見るべきだろう。
ドルフロのフォロワーで、なおかつジャパニーズエロゲの継承者。ほらみろブルアカじゃないか!
(まあ、あっという間に肝心のJ・さいろー先生が降板してしまうのだが)
さてブルアカとメシアガールで比較したとき、自分の印象としてはメシアガールはドルフロの系譜だが、ブルアカのようなモヤモヤは特に感じなかった。理由は簡単で「ゲーム部分のやろうとしてることが、そのままドルフロ」だったからだ。技術力も資本力も足りなくてドルフロみたいな古いゲームの再現すらできてないが、ドルフロを真似しようとしてることはわかる。ゲームのルックと方向性がだいたい一致してるのだ。
で、メシアガールという実例を想起し対比すると、ブルアカの独自要素であるSDキャラベースのゲーム部分の浮きっぷりが気になってくる。というか、順序的にはたぶんキムヨンハPのとこの得意分野はSDキャラをかわいく動かす方面なんじゃないかなと想像される。で、そのSDキャラを使って何かゲーム作りたいとなったとき、ドルフロを参照することになったという順序じゃないか。その順序だとすると、なんか絶妙にかみ合ってないドルフロを参照するという部分には yostar サイドの思惑が関わってるんじゃないだろうか。
そんなふうに妄想を連ねてくと、なんか色々と思い出されてくるものがある。
たぶん、まだこの駄文を読んでる人はそのうちこの話題を出すと思ってただろうが、ドルフロと yostar の間はそこそこ因縁がある。日本上陸前からイザコザがあったらしいが、yostar 側が日本で「少女前線」の商標を押さえてしまったために日本で少女前線の名前を使えず、「ドールズフロントライン」の名称で出さざるをえなくなった。はてブでもちょっと話題になったので覚えてる人もいると思う。が、話はそれだけで終わらず、ドルフロのメインキャラ絵師(それ以外もシナリオやらいろいろ手掛けてたらしいが)が何らかの事情で抜けて、アークナイツを開始することに。型月でいったらFateの海外商標を取られて妨害され、その妨害した会社に武内崇が引き抜かれたような感じだろうか(まあ、ドルフロ側の社長がかなり個性的というか癖が強いのがゲームやゲーム周辺見ても丸わかりで、内部事情の本当のところは判らないとはいえ、ドルフロ側が可哀そうとはなかなか言えないのだろうなと思う…)
そんなドルフロとの因縁ある yostar が「実銃と美少女の組み合わせ」というお題で出してきたのがブルアカである。
そういう目線でyoutubeに残る初期のブルアカPV見ると、うわあ執拗だなあって気分になる。残ってる最古のPVでは、「ミリタリー」と大きく表示されるとこからキャッチコピーを出し、続けて「FANTASY」、「青春×物語」とコピーが立て続けに出され、その、後から出てきたコピーテキストに追いやられるようにして「ミリタリー」は見えないぐらい小さく、脇に押し込まれるという作りになっている。
いや、そのPVの時点でミリタリー要素ほぼ残ってないじゃん。なんで一番最初にミリタリーってテキストを持ってきたの。銃と美少女だから? ガンスリにミリなんて言う人おらんやろ。銃と美少女の組み合わせなんて珍しくもない昨今、銃持たせたぐらいでミリとか言い出すのは元からミリな奴ぐらいである。ブルアカのファン層でもキャラのネタ元考察をするやつはいても銃を気にするやつはいない。ブルアカで「銃と美少女の系譜」を語り出すやつがいたら、そいつは確実にブルアカをやってない。
何より、今のキャッチコピーは「学園×青春×物語」で、ミリタリーなんて書いてない。おそらく、企画開発当初はミリタリーだったのが後から方向性を変えていった、その結果として「ミリタリー」が消えた。開発途中で方向性を修正するのはよくあることだ。
にもかかわらず、消えた後に、「ミリタリーを消す」というコンセプトを強く打ち出すのを何よりも一番最初にアピールせずにいられなかった。
あの最古のPVを見ると、そう思われて仕方ないのだ。その後に出されたアニメPVでファンシーに彩色された銃弾にインパクトを受けた先生たちも一定数いると思うが、自分みたいなのが見ると、あのパステルな色調の銃や弾丸にも「ミリタリーを過去のものに塗りつぶしてやる」みたいな想いが塗りこめられてるように見えて、あのカットに込められたファンシーさと呪いの落差が実に味わい深いと思えてしまう。
まだ続きます。
https://anond.hatelabo.jp/20240206165754
自分はバックパッカーで世界中回るのが好きなんだけど昔は旅行が嫌いだった。なぜ昔と今で考え方が180度変わったかを考えると、大人になってからの旅行の方が自由度が上がったからだという答えが出てくる。
高校生くらいまでの旅行といえば、父親の運転する車で行く家族旅行か、学校の修学旅行や部活の遠征くらいなもんである。大抵の場合、目的地は自分で決められないわ、移動手段の選択肢はないわで自由度低く、ただ移動が大変という感想しかなかった。
大学生になって一人暮らしをするようになると、自由な生活とバイトで貯めた自由に使えるお金が生まれた。ちょうど20歳になったばかりの頃、九州の方であるレアなイベントがあり参加したくなった。遠征ツアーが無いかと探したが、見つからなかったので個人で旅行を手配することにした。バイトで稼ぐ金額はしれてたので、とにかく費用を削ることに注力した。まず、大阪まで18きっぷを使って在来線に乗り、大阪から九州まではフェリーで夜間移動。九州での宿泊は漫画喫茶。費用を抑えつつ、バイトを休める数日で目的達成するためにルートを調べまくったのだが、これが思いのほか楽しかったのだ。「こんなルートがあったのか!」「こんな費用削減方法もあったのか」という発見に好奇心が刺激され、旅立つ前から気分が高揚した。最終的に費用が当初見積もりの1/3で済んだこともハマるきっかけになった。「うまく旅程を組めば、適当にプランを練るよりも格段に費用が安くなる」という成功体験を得たのだ。そうやって社会人になる頃までには、夜行バスや企画きっぷ、フェリーを駆使した移動手段で47都道府県を全て回ることができた。(沖縄だけは飛行機を使った)
社会人になって経済力がついてくると同時に海外にも興味が湧いた。ちょうどその頃、LCCが普及しだしてたのとクレジットカードのポイント利用した陸マイルで安価に旅行できるようになったのも海外バックパッカーデビューの後押しになった。海外一人旅は、国内旅行へ行くのと勝手が違う部分も多かったが、18切符での貧乏旅行のノウハウが活かせる部分も多く、そこまで苦労はしなかった。だが、この頃から周囲の旅行観と自分の旅行観のズレに苦しむようになってきた。
皆さんは海外旅行の費用について、どういうイメージを持つだろうか?自分はLCCや陸マイルを駆使したバックパッカーだったので、土日に有給1日つなげた2泊3日コース、近場のアジアで総額3万コースくらいの印象でいた。なので会社の同僚にも毎月のように海外へ出かけているという話を何の気なしにしてしまっていた。
•家族で(4人くらい)
•ハワイ等のリゾート地か、ヨーロッパ、北米、オセアニアを目的地として
行くものらしかった。当然費用も100万コースとなりフットワーク軽く行けるものでは無いというイメージが強いようだった。
周囲はこのイメージで自分の話を聞くので、周りの印象が、「金遣いが異様に荒いのに、お土産を買わないなんかヤバいやつ」的な認識なってしまっていた。このギャップに気がついたのは結構後になってからである。少々話が脱線してしまったが、旅の認識ってホント人それぞれなんで会話する時には気をつけないとヤバいってことを強く主張したい。
なお、お土産の件について補足をすると、予算3万の旅行で考えると、部署全員分の土産買う費用が結構辛いってのとLCCの手荷物制限(7kgのところが多い)が厳しいというのが買わない(買えない)理由になる。2泊3日の弾丸旅行だと、自分の行きたいところ行くのに専念したい(お土産買う時間が勿体無い)というのもある。自分が少々自己中なのはまあ、自覚はしている。
なんか色々書いてるうちにとっ散らかってしまったが、こういう人もいるということで。
露天風呂付きの、客室に泊まるのはどうよ?
これなら折衷案というか2人とも満足できると思った。
お部屋でのご飯付きなら
まず外に出なくても充実感が半端ないよ。
(加えて、旅館内に大浴場があったりバーやラウンジがあったりすると ホテルから出ないw いい旅館だと部屋だけで満足するので、部屋からも出ない)
食事は朝夕 できるだけ好きな時間にセッティングしてくれるからゆっくりで、部屋食べれるし。
シェフや板前がいるような旅館だと食事もクオリティ高く、楽しめる。
お高いなと思ったら、ワインとかビールとか家から持ってきちゃう。
箱根、修善寺、熱海、別府、湯布院、草津、伊香保、有馬などなど。このへんは、そういう宿は多い。
弾丸旅行。ただ、これは同じペースで回るのが苦にならない人と行くしかない。
しかし日常からの解放というのを目的で旅するのも良さがある。何もしないでいる贅沢。厳選の湯に浸かる贅沢。
こういう切り口で、増田が、楽しみ方を開発してゆくといいんじゃないかな
横になって、テレビ見たり、家から持ってきたカードやボードゲームでもして、お酒飲んで寝て、帰る。
ってそれはそれで贅沢で最高だよ。
ちなみに、帰り際にその土地ならではの特産品を買いに行ったり、お寺や神社によってお参りしたり、
一泊2日で充分に癒される。
完全にSNSやら仕事について考えることから遮断するのがミソ。
(あと数泊ダラダラして、ホテルの周りを散策したいが、それはまたの機会。)
おためしあれ
それお前が暇空にブロックされてるだけじゃ
今まで暇空の存在を知らなかったゲームクラスタにも飛び火するぐらい騒がれてた
暇空の言うことを盲目的に信じる信者たちもパルワールドは安倍暗殺を揶揄する作品だって大騒ぎして凸するのも出た
https://twitter.com/himasoraakane/status/1749835436120527198
https://twitter.com/himasoraakane/status/1749811111426470166
暇空茜
@himasoraakane
名前が"ヤマガミ"
ストーンブラストの説明文が"無数の小さな石のつぶてを発射する"
"奈良にいる鹿"
・ヤマガミというモンスターがいる
・得意技は「無数の石つぶてを発射」、「敵めがけて発射」、「弾丸を発射」
・鹿の姿をしたモンスター
・山上は言うまでもなく、手製の銃を用いて発射した者
・山上はTwitterに長文を書いてる一方で写真はあまりあげず、数枚だけの写真の中に鹿の姿がある
・時期から、手製の銃を人のいない山中で試した時に見かけた鹿である
・鹿はフェンスに挟まって身動きできないまま死体となっており、「助けてくれる人がいたらこうならなかったのかな」と山上が自己と重ねたのかつぶやいているのが悲しいと話題になった
・山上はどちらかといえば愛国保守で安倍晋三支持だったが、安倍と統一教会がただ接待しているだけの関係でなく、安倍の祖父が共産党に対抗するために統一を日本に引き入れ子や孫も庇護していてズブズブと知り転向。その転向し銃を作り始めたのは38歳の時
Nexomon
https://store.steampowered.com/app/1191580/Nexomon/
背景のグラとかは3D以前(GBAくらい?)の時代のポケモンを意識してる臭い。戦闘はドット絵ではなく、アニメ調のセルルック。もちろん、モンスターのデザインはポケモンに寄せている。
元はスマホゲーらしい。言われてみればそんな感じ。続編もある。
Cassette Beasts
https://store.steampowered.com/app/1321440/Cassette_Beasts/
2x2のダブルバトルが特徴。合体もするぞ。マップはドット絵を3Dに起こしたような独特の表現になっている。バトルで描写されるモンスターはドット絵で、三角コーンだったり弾丸だったりと本家のあまり使わないモチーフで差別化を図ろうとしている。オープンワールド形式。
TemTem
https://store.steampowered.com/app/745920/Temtem/
マップからバトルまでカジュアルルックの3Dで描写される。最大の特徴はオンライン(MO?)であること。ストーリーなどの諸々の建付けはポケモンに近い。モンスターのデザインは随一にダサい。
Coromon
https://store.steampowered.com/app/1218210/Coromon/
クラシックを自称するだけあって、GBA時代のグラフィックをグレードアップしたような印象。バトル中はドット絵がぬるぬる動く。途中でモンスターの特性を変更できたりリセットして初期値に戻せたりする。モンスターのデザインは凄まじくバタ臭い。
Siralim Ultimate
https://store.steampowered.com/app/1289810/Siralim_Ultimate/
1200種ものモンスターが用意されている。ヤバい。その分、ゲーム部分はツクールに毛の生えたようなもの。
https://store.steampowered.com/app/1658150/Moonstone_Island/
ポケモンに牧場物語を足したようなライフシム。人間はスターデューバレーにANIMEのキモさを混ぜたみたいなかおだが、モンスターのデザインは良い意味で素朴。
https://store.steampowered.com/app/814370/Monster_Sanctuary/
ポケモン×メトロイドヴァニア。アクションにターン制RPG要素足すのって絶対テンポ阻害されるだろと思うし実際そうなのだが、それを補ってあまりあるほど戦闘がよく出来ている。3x3のバトルが基本。モンスターのデザインはポケモンというよりはファンタジーRPGっぽくて、けっこう好き。
Disc Creatures
https://store.steampowered.com/app/1083190/Disc_Creatures/
GB時代(初代らへん)リスペクトのグラフィックが特徴。日本人のクリエイターが個人で作ったもので、フリゲ版もあるとか。モンスターのデザインはシンプルめで、初代がヒットした当時に雨後の筍のごとく乱立したチープなフォロワーたちを思い出す。そういう意味でも懐かしい。
https://store.steampowered.com/app/830370/Monster_Crown/
おなじGB時代でもこっちは色がついててやや細く、金銀あたりを想起させる。強面のモンスターでも丸っこくデザインされていて、こちらも由緒正しいパチモン感を醸し出している。モンスター同士の交配によって新種族を創出できるのが最大のユニークポイント。
どうじゃったかな?
ワシのオススメはMonster SunctuaryやCassette Beastsあたりじゃろうか
みんなもパチモンゲットじゃぞ〜
ちょっと考えたけどいわゆる普通の出会いってのは、職場なりサークルなりの繋がりから、先にうっすらでもお相手の雰囲気がわかるのがやっぱ違うんだろうなと思った
アプリも婚活も、つまるところ「頭の上にステータスが表示されてる状態」で突然エンカウントする異世界バトル(言い過ぎか)だから
どう考えたってステータスによる偏見が入っちゃう。それに惑わされちゃうの当然じゃんっていう気持ちが強い
あと単純に次の弾がいくらでもあるから、興味が散ってその人本人に向き合いづらい
俺は正直顔も含めてスペックで人を好きになったことが少ないと思ってて、ゆっくりとでも話して気が合うのを最優先にしてたから
スペックと補充弾丸いう撹乱要素によって、自分も相手も人となりのすり合わせを乱されるのが気になってしまう
【注意事項】
「暴力的躾を復活すべきだ!」という意見ではない。自分も暴力的躾は否定派だが実際問題として警察はピストル持ってるよねって話。ピストルから弾丸が発射されてから「きちんと躾ておくべきだった」とか言い出しても意味がないことくらいみんな周知のはずである。ではどうすればいいのか?
未婚男性のワイ、たまに実家に訪れる甥たちの面倒を見るたびにそう思う。
自慢じゃないが体格には自身があり身長180cmオーバーで週2で筋トレしているのでガタイはでかい。
甥たちは3歳と6歳でかなり活発的。
甥たちは旅行や外食でも目を離さなくても勝手に走り回る、店の物を触りまくる、興奮すると大声をたまに出す。
兄嫁は猫かわいがりで口ではダメというけどあまり、というか全然効果がない。
親(俺の両親)のイライラが見て取れるから俺が実力行使で体を持ち上げて引きはがしたり、手をつないだりする。もちろん痛くないようにする。
3歳は自由に歩きまわりたいのに危ないからと手をつないだりベビーカーに乗せるとしばらくギャン泣きする。
3歳はまだ言葉は通じてない。
6歳は会話できるレベルだが落ち着きがない。3歳よりはマシにはなってきている。
ただ明らかに店の迷惑になるようなレベルの行為、走ったらいけない場所で走るなどもたまにする。
口で何度も注意してるし優しくいったり目を見て言っても、次の瞬間走り出す。
そこでふと思ったけど俺の子供時代は俺が危ないことをするとどこでも烈火のごとくキレて怒られた。
怒られたら当然「親が怖い」という感情に支配されてしたがって大人しくなった。
それでも恐怖に勝る抵抗の感情があった場合はもちろん駄々をこねた。
ところが甥たちや兄夫婦を見る限り、親に対する「大人の怖さ」というものが全く見えてこない。
子→親という関係性よりも子→大きな友達という関係性のほうがしっくり来る。
もちろん兄夫婦は甥たちを可愛がってるし病気になったら心配したりするどこにでもいる普通の親だ。
たぶんこんな家族というのは今の時代どこにも珍しくないんだろうなと思う。
では一体、どこで子供たちは「大人の怖さ」や「社会の冷徹さ」を学ぶのだろうか?
今の時代、大きな声で怒鳴りつけるだけで虐待ととられかねない。
躾と称した暴力も完全にNGとなった時代に子供たちはどうやって大人の恐怖を学ぶのだろうか?
俺は甥たちから力持ちで遊んでくれるおじさんと認識されているが言うことは全く聞いてくれない。
一回、お店のものを壊しそうになったので真剣に怒ってみたが、次の瞬間また遊び始めた。
「信頼関係をもってきちんと説得すれば分かってもらえる」のは中学高校のアイデンティティが確立しはじめた世代の話である。
そうでない子供の時期に、体育教師から頭を殴られない、厳しい指導もなくなった普通の社会でどうやって子供は大人の怖さを知るのだろうか?
いつか甥たちが恐怖を知らないまま、俺よりさらに上の世代の爺さんばあさんからリアル暴力を喰らわないかハラハラしている。
このままいくと親に殴られる前に世間様から殴られるのが先だと思うし、その際に一生残る傷を負わないかが心配だ。
暴力がなくなって明るく楽しい現代の普通の子供たちは、この先どうやって大人は怖いという事実を学習するのだろうか?
もちろん家庭に暴力など認めるべきではないと頭では理解していても、
世の中すべての大人たちが子供に暴力を振るわなくなる世界は実現しないわけで、
どうやってこの世の実在する暴力を子供に予防接種させるのかという観点が今の教育には欠けているように思う。
小学校にあがって自分よりも強い友達から暴力を受ければ相対的に大人の恐怖を理解するのだろうか?
それとも暴力を振るってこない大人をもっと侮るようになるのか?
そうなれば最終的には警察のお世話になると思うが……
両親も孫にあえてうれしい反面、教育方針について兄夫婦とたびたび衝突している
甥たちに会えるのは俺も嬉しいがこのやり取りで若干険悪なムードが流れるのも何とかしてほしい
俺個人としても「ルールを守らないと社会から排除される」という恐怖をできるだけ学んでほしい
学ばなかったら最終的に警察の世話になって犯罪者になるという若干飛躍した心配をしているが、これは実際にそうだという確信がある