はてなキーワード: 羽根とは
それはまだ背中の羽根を無くした頃(Webメディアが今よりは多少元気だった時)の話。
今でこそWebメディアの記事=コタツ記事(取材を一切せず自宅から動かずに書ける様な代物)などと揶揄される事が多く
当時も似たような批判はあり実際に「ネットで調べた事をまとめただけ」で書かれた様な記事も少なく無かったが
ちゃんと実際に取材に行って記事を書く事も多かった。まだ多少は元気だったので少々ではあるが予算が出たからだ。
飲食店、美容関係(店舗)の記事が多かったが、実際に記事を読んでお店に行ってみた、みたいなコメントが増えて行くに従って
お店の側から「ウチの記事も書いて欲しい」と依頼される事が増えた。
「そういうのは宣伝になるので…」と穏便に断る事もあったが、結果的に依頼を請けて記事を書く事もあった。
さすがに金銭の支払いは拒否したが、「じゃあ代わり」にと次回の食事代を無料にして貰ったり(実際に行かない事も多かったけど)
美容関係だと実際にサービス・施術を受けてそれを無料にして貰ったり。
商品の宣伝だと、試供品を大量に貰って編集チームの面々で分け合ったりした事もあった。
高価な電化製品だと、自分はやらなかったが、こっそりオクに…という人もいた。
あくまでも「お金」を貰って記事を書いた訳では無いから問題無い――「という事」にしていたのだろう。
まだステマという言葉が一般的では無かった当時でもちょっとこれどうなの?と思う事もあったが
依頼する側も請ける側も特に問題視はして無かったので、「そういうもの」だと割り切る様にしていた。
記事を読む人は、自分達メディアが本当に良い、推せる!と思ったから記事を書いている、と信じていた人の方が多かったと思う。
記事を真に受けて大した事無い店に行って「実際に行って見たけど美味しかったよ!」とコメントを書くヤムチャみたいな人間は良い面の皮である。
ステマが問題になり、遂にステマ規制法なる法律まで出来たが、今でもステマ「的」なネットメディアはそこらにある。
例えば「◯◯先生のあの漫画は凄い!」とか、□□グルメの誰それが今もっとも推している!なんてのは大半がステマ「的」である。
記事を書いて宣伝する事により、別の媒体で誰でも(餃子みたいな坊主でも)書けそうな記事の仕事を「対価」として与えられるか
紹介の「お礼」としてお店で「接待」されるなど、あくまでも「金銭」は伴わない形での利益提供を受けている。
寧ろインフルエンサーやら人気ネットライターやらを標榜する人間が、一切のステマ的行為をした事が無い・利益を提供された事が無いという方が不自然だろう。
某ネットライターが某インフルエンサーを「ステマと指摘されたのは事実摘示の名誉毀損である」として訴えたという話を聞いて
当時の事を思い返しながら罪滅ぼし的に書いた。
話を聞く限りは確かにステマ「的」ではある。消費者庁の定義には引っかからないかも知れない。
しかし一般の目線からすれば「友人からの依頼で宣伝」「(人的資源の)利益提供」
があったという時点で「ステマ?」と思う人の方が多いだろう。
(ちなみに先程帰宅してきた家人に聞いた所「えっ?(それ)ステマじゃないの?」とあっさり言われた。一般人はこんなものだと思われる)
ネットメディアという虚業界人からすればこれが「ステマである」と認定されたら
自分達のやってる事の大半がアウトになるから戦々恐々になっているかもしれない。
既にライター業から足を洗って久しいし、今更自分に火の粉が飛んでくるとは思わないが
当時の自分達が書いた宣伝記事(PRとは書かれていない)を読んで真に受けたヤムチャ達からしたら
狼牙風風拳の一つでも叩き込みたくなる事だろう。
一般的に考えれば、例え金銭の支払い・商品の無償提供が無かったとしても
何らかの利益提供を受けて「これが私の一推し!」などと、さも本人が良いものであるる思って推している
かの如く宣伝している時点でステマ臭いとは思うし、何より読者・視聴者に『不誠実』だよね。
出来れば法律でガチガチに規制するのでは無く、界隈の良心に期待したい所だけど……難しいよね、やっぱり。
しかし、次第に見たこともない生物が頭に浮かび、羊の代わりにその奇妙な生物たちが彼の夢の中を闊歩し始めた。
始めは普通の動物だった。馬、牛、犬などが彼の頭の中を通り過ぎていく。しかし、次第に形も色も知らない奇怪な生き物が登場し出した。
少年: 「羊がもういいや、次は…フレブルキスという名前の生物だ!」
そして、彼はその名前を叫びながら、見たこともないフレブルキスという生物が空中を跳ね回る様子を想像し始めた。
続いては、クランゴーラやズルワツィップ、モクルマワといった未知の名前の生物たちが現れ、彼の夢の中で奇妙なダンスを繰り広げていく。
少年: 「おお、これは面白い!もっともっと奇妙な生物が欲しいな。次は…ヴォルドラクス!」
夢の中では、ヴォルドラクスと呼ばれる未知の生物が虚空を泳ぎ、不思議な音を奏でているようだった。
夜が更けるにつれて、少年の頭の中にはますます未知の生物が湧き上がり、夢の中で独自の生態系を形成していった。
眠れぬ夜が、未知への好奇心をくすぐり、夢の中には冒険と驚きが広がっていった。
夢の中、少年は次々と未知の生物を呼び起こし、それぞれが独自の特徴を持ちながら、奇想天外な世界を築き上げていった。
ズゴブリットは、丸い体に羽根が生え、足は逆向きについているような姿勢で夢の中を浮遊していた。その存在はまるで宇宙から飛来した異星人のようで、夢幻的な空間を彩っていた。
夢の中の時間はどんどん過ぎていき、少年は未知の生物たちと共に冒険を楽しんでいた。しかし、その夢にはまだ驚きの瞬間が待っていた。
その瞬間、夢の中で何もかもが静まり返ったかと思うと、突如として登場したミステリアス・スリーパーが、夢の中の未知の生物たちに微笑みかけ、彼らを一瞬で眠りに誘った。
すると、夢の中の風景は次第に静寂に包まれ、未知の生物たちは静かに眠り始めた。少年もまた、ミステリアス・スリーパーの影響で深い眠りに沈んでいった。
そして少年が目を覚ますと、彼の周りには見慣れた寝室の風景が広がっていた。夢の中で築かれた未知の生物の王国は、一瞬で消え去ってしまったのだ。
駅にある喫煙所の扉を開いて外に出たら、通り掛かった外国人の方が眉をしかめ「oh,bad smell」と呟かれました。
少し傷付きましたが「グローバルバッドスメラー」って横文字にすると何かのインフルエンサーぽい気がしますし何だかカッコいい気がするからセーフ、という事にしておきましょう。
さて、そんな感じで今日もヤニカスokな喫茶店を紹介して行きますね。
お店の場所はJR秋葉原駅電気街口を出て3分掛からないくらい。昭和通りに面したビルの一角にひっそりとある喫茶店です。
店のシンボルはタバコ吹かすおじさんのシルエット。ヤニカス的にはとても魅力的で勇気付けられるマークですよね。
店内入ってすぐのカウンターで商品のオーダーと会計を済ませるスタイルで、頭上は色とりどりの輝く電飾で彩られていて縁日ぽい雰囲気。
そして商品一覧のボードと共に、様々な国の紙幣がクリップで大量に留めてあります。
ドルとか人民元はもちろん、全然知らない国の紙通貨が一面に飾られていて、見ているだけでワクワクしてきますね。
紙幣の隅に「thank you〜」とか書かれていたので、おそらく外国人観光客の方が残していったものでしょうか?
ジンバブエドルとかあったら面白いなと思って注文待ちの間に探しましたが、最近老眼が気になり始めているおじさんアイでは発見出来ませんでした。残念。
オーダー完了してお会計を済ませると、食事は後で届けて下さるとの事なので飲み物だけ貰って喫煙可能な2Fまで上がります。
ここで注意点がひとつ。
お店の心遣いにより、飲み物は全てカップのフチ辺りまでたっぷり並々と注がれているんですね。
つまりコーヒーをこぼさないように階段を上がるのに、かなりの技術が必要でして非常に難易度が高いんですよ。
タイミング悪く、階段の途中で他の方とすれ違いなどが発生するとコース取りの難しさは天井知らず。
気分はまるで繊細なドラテクで峠を攻めるイニシャルDの拓海さん。訪れた人のバランス感と巧みなコーナーワークの見せ所なんですよ。
ええ、もちろん私は毎回こぼしてますよ?
カフェモコ峠は初心者にとって難しいコースですからね。仕方がないのです。
さて慎重な足捌きで階段を踏破すると、そこは喫煙可能席というエルドラド。
店内壁紙や照明もお洒落レトロな素敵空間で、店内BGMはジャズやボサノバが流れています。
後はヒョウとか虎とかネコ科の猛獣の置物が、店内のあっちゃこっちゃに設置されています。
多分、秋葉原という土地柄とお洒落が絶妙なバランスで交わり合った結果として、このような面白不思議お洒落な空間が形成されたのでしょう。
地政学的見地からしても大きく間違ってはいないんじゃないでしょうか。
よく知らないですけど。
空いてた窓際のカウンター席に腰を下ろすと、テーブル上には先客であるカエルの置物。
このカエルさん、王冠を被っているのに物憂げな表情で頬杖をついたまま体育座りをしておられまして。
よく見ると首元に六文銭みたいなネックレスが掛かっており、そこに付いている缶バッジに何か文章が書かれています。
『私は暴力が嫌いだ』
……詳細は不明ですが、とても苦労をされているようですね。店内に居るネコ科の猛獣達に甘咬みされたのかも知れません。
どんな目にあったか彼は語ってくれませんでしたが、お互い強く生きて行きましょうね。
カエルさんが受けたであろう仕打ちを想像し、ちょっぴり切ない気持ちで飲んだコーヒーは苦みと酸味が薄いタイプ。
飲みかけで放置してしまっても、あまり酸っぱくならないコーヒーでした。
大井町のポットリーに続き、イケオジなマスターさんは私の中で勝手に「コーヒーを美味しく淹れてくれる妖精さん」に認定します。
そんな感じでコーヒーを飲みながら料理が提供されるまで、店内を見渡してたのですが……
後ろの席にはイチャつくカップル。
私と同じ窓際のカウンター席では、オーダーした商品と一緒に持参した人形と撮影を楽しんでいる方。
両者が混在する喫茶店など秋葉原くらいでしかお目に掛かれないんだろうな、などと考えながらコーヒーを啜る汚いおじさんである私。
バラエティ豊かな人々を包み込み、ボサノバをBGMにして実に緩やかな時間が流れます。
料理の紹介。
パンからはみ出るソーセージにチーズをたっぷりかけて焼かれた逸品。
パンとお皿の間に薄黄色のプレートみたいなのがあって、何だろうと思ったらチーズが羽根みたいになってました。
羽根付餃子なら知ってますが、羽根付ホットドッグは初めてです。
更にプレートの空きスペースは許せないと言わんばかりに、ポテトチップスが山盛りで付け合せられていまして。
何だかアメリカの風を感じるディスプレイですね。アメリカのホットドッグとか食べた事ないですが多分そう、部分的にそう。
見た目に圧倒されつつ、付属したケチャップとマスタードをビッチビチに振りかけて頂きましょう。
齧り付くと、温かで焼きたてっぽいふっくらしたパン、ソーセージ、チーズ、ケチャップ、マスタードの夢コラボが口の中で弾けます。
こんなの美味いに決まってるじゃないですか。
口の中が油っぽくなったらコーヒーで口を洗い、思い出したようにポテチを齧り、カリカリになった羽根チーズを摘む。気分はまさにアメリカンキッズです。
コーラの方がよりキッズぽい感じになったかなと思いながら食していたのですが、気付けば口の周りと手がベトベトに。
あらやだ。今のおじさんの食事風景ったら、まんまアメリカンなキッズじゃないですか。
提供されたホットドッグをキッズみたいに手掴みで思うがまま食し、無事完食。ベタついた口と手を紙おしぼりとナプキンで拭ってから〆にクッキーを頂きます。
ホットドッグのバンズにレタスを敷き、焼肉を挟んだ逸品。……正確にはパンの隙間に肉を詰められるだけネジ込んだ逸品です。
もちろんプレートの空きスペースは美しくないですから、ポテトチップスもどっさり付いてきますよ。
囓ると甘辛いお肉の味が口いっぱいに拡がります。散らされた白ゴマも良いアクセントで美味。ご飯が欲しくなってしまいますね。
これはフォークが一緒に提供されたのですが、お肉だけだとちょっとしょっぱいですし、パンを齧ろうとすると使うタイミングなさそうなので、結局使用できませんでした。
焼きそば:
極細麺をたっぷりのキャベツとソーセージに絡めて焼き上げた逸品。
皿にどっかりと盛られた焼きそばの上には刻み海苔。紅ショウガも横に控えています。
……パン??
頭に疑問符を浮かべながらよく見ると、中央に切れ込みが入っていました。
なるほど! これ使って自分で焼きそばパンを作れ、という事ですね。
カフェモコスタイルでパンの隙間に限界まで焼きそばをネジ込んで、紅ショウガを散らせば、おじさん謹製の焼きそばパンが完成。
味としては縁日で食べる焼きそばをオシャレにした、すごくいい感じのソース味でした。
とろっとろなカルボナーラパスタの中心に卵黄が鎮座し、ピリりと胡椒の効いた逸品。
残ったパスタソースに着けて食べる用なのか、こちらもパスタ本体とは別にパンが一緒に提供されます。
パスタとソースの絡み具合、卵黄のまろやかさ、胡椒の刺激がとてもいい感じで美味しかったです。
カフェモコの料理は何を頼んでも「物足りない」と感じる事がないです。
『食べ物を頼むって事はお腹が空いてるって事だよね? よし任せとけ! 必ず君のお腹を幸せで満たしてあげるよ!』みたいな感じでしょうか。
とにかく食事を頼んだ客をお腹いっぱいにしてあげたい、という店側の思い遣りがビンビン伝わって来ますね。
頼んだ食事メニュー全てにクッキーついてきてますから食後の口直しもバッチリです。
喫煙される方には大きく頷いて頂けると思うのですが、満腹になった直後に吸うタバコのまぁ美味しいこと。
食後はタバコとコーヒーを楽しみつつ、昭和通りを行き交う人々を眺めながら優雅な時間を過ごしました。
店の奥には昭和通りを見つめる虎の置物も居ますし、多分これがカフェモコのカウンターで食事した際の正しいマナーでしょう。
私が初めて訪れた時は駅前にジャンクパーツ横丁みたいのがあって謎の部品がいっぱい置いてある、みたいな場所だったのに。
当時の人に「秋葉原はお洒落になって、道端にメイドさんがいっぱい生えてる」って言っても誰も信じないでしょう。
そんな時代の流れを懐かしみつつ、おじさんは秋葉原を後にしたのでした。
以上、ここまで読んで頂いてありがとうございました。
膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断超弾丸ツアーに申し込んだ話。
一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜
二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね
四章 40万()のアクセサリー
五章 ナポリと靴
七章 ローマの夕食
・激重スーツケース
・自慢話と夏の空
・ボッティチェリに敬意を示して。
・嵐ってすげぇや!
孫が中学三年になるのに合わせて祖母が海外旅行に行きたいと言い出した。
昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。
そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子のわたし。
おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかったことを私にしてる感じ。
あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。
「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。
当時は何も知らんかったから旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。
祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつの都市に留まってゆっくりしようねって話してた。
それが5月のある日
って。ねぇ、あんた。
パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。
身体に爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。
テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。
1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜
そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」
まって??
いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。
だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから。
ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばのショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。
今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分のスーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。
「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたから大丈夫かと思ってた。
予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。
でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある?
現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。
「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」
現地で買うって?言ってませんでした????
ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。
既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。
オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。
イタリアに着いて初日、夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテルに直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。
10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。
ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。
シャワーが出ないのだ。
普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。
このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。
困った。いちおう先進国なのに世界共通で必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある
長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。
しばらく考えて、海外経験の豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。
あんたも知らないんかーい
いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人のスタッフとコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。
それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。
その間も祖母は3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。
型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。
蛇口から水を出した状態で蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見殺しか?
なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。
二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
歩く!歩く!歩く!
超弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン♡世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。
例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。
老人、己の体力を過信するな。
もしかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!
数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生の遠足帰りのバスより爆睡率が高い。
寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。
日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。
私はイタリアに行ってまでソシャゲのガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterにつぶやくだけになった。景色は飽きる
大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。
そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバーで早口で観光地の説明をするから忙しい。
実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光はRTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。
参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。
観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤のガイドで挟む姿勢を取る。
私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。
前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。
「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
うん、まあ、なんだろう。同情できない。
列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???
ガイドさん、ごめんな。
杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭の10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?
閑話 クソ重スーツケース
表題の通りである。おばあちゃんのスーツケースがバカクソ重いって話。
おばあちゃんのスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、
「何も入ってないのよ〜このスーツケース古いから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。
重量制限は23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。
ナニモ…入って…ない…❓
スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。
ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワインは旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。
旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。
閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。
一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。
ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。
ミスター味っ子で存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。
漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。
記憶のTボーンの比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?
まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。
肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた
私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアーの参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。
そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母が
「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」
と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。
何故。
嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルにマウントになる人なのだ。純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。
そしてその素直な性格がこの旅行を悲惨にした一番の原因である。
ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母は理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。
言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。
3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」
イタリアといえばベネチア、水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。
こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材?
祖母の特徴を端的に並べると
・謎の自信を持つ。
・反面、少々過剰に心配性な面もある。
・介護の息抜きに海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。
謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソードで祖母の人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化に拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否の姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。
ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。
わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?
修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。
しかし一番直近でも10年以上前、イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正マシマシ)に浸り続けている。
ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。
海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパの建築様式で作られたカラフルな屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。
水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時
「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」
見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。
やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝。もっとありがたがらせてくれ。
隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。
KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。
これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母の発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。
以上、ベネチアでの思い出でした。
まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストアの店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間で迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います。
四章 40万()のアクセサリー
「無いわね〜」
「何かなくしたんですか?」
「アクセサリーが入った袋がないのよ」
昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。
「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」
パタパタと探してる最中の爆弾発言に思わず固まった。なんだって?
「あれ全部で40
膝の手術を3回受けた70代祖母が同行者の孫に無断でイタリア縦断超弾丸ツアーに申し込んだ話。
一章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜
二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
三章 こんなとこに住む人の気がしれませんよね
四章 40万()のアクセサリー
五章 ナポリと靴
七章 ローマの夕食
・激重スーツケース
・自慢話と夏の空
・ボッティチェリに敬意を示して。
・嵐ってすげぇや!
孫が中学三年になるのに合わせて祖母が海外旅行に行きたいと言い出した。
昔は海外によく行っており孫と一緒に行くのが夢だったんだそう。
そこで白羽の矢が立ったのが、2番目の孫で初の女の子のわたし。
おばあちゃんは息子しかいないから初めての女の子をかわいがって、よく自分の好みの服やらを買って着せられた。娘がいたらしたかったことを私にしてる感じ。
あとまぁ「孫と一緒に旅行!」ってのが老人にとってはステータスなんだね。「孫と海外旅行をするくらい仲が良くて金銭的にも裕福な家庭」みたいなさ。
「あらお孫さんと旅行?いいわね〜羨ましいわ〜」って言われたいのもあったと思う。そりゃあ孫連れて旅行してる人がいたらそういう反応しかないでしょ。
当時は何も知らんかったから旅行行くのに全然賛成で二つ返事でOKしたし海外行けんの楽しみにしてた。
祖母は膝が悪く何度か手術の経験もあるため、最初は膝のこともあるしバンクーバーあたりのひとつの都市に留まってゆっくりしようねって話してた。
それが5月のある日
って。ねぇ、あんた。
パンフレット見せてもらったらまぁイタリアを北から南まで大移動する8日間の超弾丸ツアー。母が「大丈夫なんですか?」と心配そうに聞いても「大丈夫よ〜!」で聞きゃしない。
身体に爆弾抱えてる人がどうしてそこまで自信満々になれるのか。謎です。
テンションの上がった人間は突拍子もないことを言い出すの典型を目の前で見た。
1章 〜杖買うって言ったじゃん!!〜
そして迎えた当日、前泊する為に祖母の家に行った私が「杖あります?」って聞いたら、自信満々に「無いわ!でも多分大丈夫だと思うから!☺️」
まって??
いやもう、「なんで??」の一言に尽きる。
だって言ったもん、「買う」って言ってたやんけ。母さんがおばあちゃんの膝を考慮して折りたたみ式の勧めたり口酸っぱくして杖を持っていけって言ってたから。そりゃあ買ってると思ってたし若くないんだから過信しないでくれ、たのむから。
ここで私が間違ったのは不安に思いながらもすぐそばのショッピングモールに走って杖を買いに行かなかったこと。これが後に解決できない大問題となる。
今なら過去の私をぶん殴ってでも杖買ってこっそり自分のスーツケースに突っ込む。もし声だけでも伝えられるなら夜とか関係なしに「杖を探しに走れ〜!!!!!」って叫ぶ。絶対に。
「何かあったら現地で買うわ!」って言ってたから大丈夫かと思ってた。
予想してたとおり毎日足が痛くなるくらい歩く超弾丸ツアー。15歳の私でそうなんだから70代の祖母はさぞ辛かったと思う。
でもね?普通に考えて膝にボルト埋まってて普段杖ついてんのに、どう見ても歩くツアーに杖の1本も持ってかないなんて、そんなことある?
現地について2日目くらいに高級店が並ぶ通りで杖を見つけた。べっ甲の持ち手のついたツヤツヤの杖だったからこれならおばあちゃんも満足だろうと思って「杖ありましたよ!」って声かけた。のに。
「でもね〜、ここ(現地)の人に合わせてあるからおっきいのよ」
現地で買うって?言ってませんでした????
ちょっとマジでよく分からないんだけどそんなん最初からお前わかってたの?つまり絶対買う気ないのに買うって言ってたんか?って。
既にツアーの列から遅れて添乗員さんに迷惑かけてんのに何言ってんの?って。
オシャレでプライドの高い祖母にとって杖を着いて歩くのは格好悪いと、ただそれだけだったのだ。
イタリアに着いて初日、夕方に到着したのでそこからバスに乗る。着く少し前に機内食が出たから夕飯は無し、この日はホテルに直行して寝るだけ、明日から観光が始まる。
10時間以上のフライトで腰は痛いしケツはもじょもじょするしで、10時間前に一瞬顔を合わせた人たちと一緒のバスに乗ってホテルへ向かう。
ホテルの部屋へ入り、荷物の整理をして、今すぐシャワーを浴びて寝たいところだが事は起こった。
シャワーが出ないのだ。
普通、コックを上下に動かせば水が出るし、それをひねれば温度調節ができる。少なくとも日本ではそうだ。
このシャワーはどうだろう。コックを上にあげると蛇口から水が出る。コックをひねって温度調節も可能だ。それでも蛇口から繋がるシャワーはうんともすんとも言わなかった。
困った。いちおう先進国なのに世界共通で必須のものの使い方がわからないなんてことある?私はある
長旅直後に知らない土地で使い方がわからなくてゆっくり風呂にも入れないなんて哀れだね。
しばらく考えて、海外経験の豊富なおばあちゃんなら知ってるかなと思って聞いてみたら、祖母はすぐに「フロントに連絡するわ!」と。
あんたも知らないんかーい
いやいいんだけど、知らないのは別に良いのだけどね、ここでフロントに連絡してもイタリア語なんてさっぱりだし、なんなら英語も怪しい祖母と孫で外人のスタッフとコミュニケーションが取れるなんて到底思えない。
それだけは勘弁してくれの一心で私はひたすらスマホで使い方を探した。
その間も祖母は3分に1回「やっぱりフロントに聞いた方が良いんじゃないかしら」と言ってきた。祖母なりに心配だったのだと思う。その自信はどこから来るのかだけ聞かせて欲しい。
型番を検索しても外国語のページが出るばかりで、祖母によるホテルスタッフ襲来の圧を受けながら色々いじくっていたら、ふとした拍子にシャワーから水は出た。
蛇口から水を出した状態で蛇口の先の部分を引っ張るとシャワーが出る仕組みだったらしい。初見殺しか?
なんでこんなとこで1人謎解きやってるのかさっぱり分からないが、ホテルスタッフを呼ばれる前に解決できたのはファインプレーだったと今も思っている。
二章 「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
歩く!歩く!歩く!
超弾丸ツアーはひたすら歩く。海外旅行に行く層なんて暇と金のある金持ちのじいさんばあさんが主なのに、旅行会社のツアーは「夢の🎶イタリア一周」だとか、「スペイン♡世界遺産ツアー」だとかの移動にかなり無理があるツアーばかりを組んでくる。
例に出したのは私が実際に祖母(父方 母方)と参加したツアーだ。そしてどちらも参加者の平均年齢が60を越していた。
老人、己の体力を過信するな。
もしかしたらゆったりしたツアーもあったかもしれないけど、私が知る前に祖母は申し込んでいたから知る由もない。そゆとこの報連相大事だと思うんだ!
数日で全部を回ろうなんてツアーでは大体の日程がメチャクチャ歩いてるか数時間バスに乗るかの2択になるが、直射日光を浴びて歩いたジジババばかりのバスなんて小学生の遠足帰りのバスより爆睡率が高い。
寝息の聞こえる静まり返ったバス内は幼稚園のお昼寝の時間と同じ空間だった。
日に当ててから涼しいとこでゆっくりさせるのはね、寝かしつけの方法なんよ。
私はイタリアに行ってまでソシャゲのガチャを引いて、推しが出ては「ありがとうイタリア…😭🙏」とTwitterにつぶやくだけになった。景色は飽きる
大体このガイドはやたら大声でハキハキと話す細身な40代くらいの女性が多い。あとなんかダサい旗持ってるよね、キティちゃんとか。
そんで、そのハキハキしたおばさんガイドはめちゃめちゃ歩くのが早かった。大股でズンドコ行くので必死で追いかけるが、配布のトランシーバーで早口で観光地の説明をするから忙しい。
実績解除のための観光だ。この現地ガイドにより観光はRTA(リアルタイムアタック)に様変わりした。
参加者も置いていかれないよう頑張って着いていくが、ここで忘れちゃいけないのが祖母だ。
観光は現地ガイドが先頭に立ち先導しつつ、はぐれる人がいないよう1番後ろを常勤のガイドで挟む姿勢を取る。
私が息切れしながら振り返ると、横にいたはずのおばあちゃんがいなかった。
前に言った通り祖母は膝が悪く、普段杖をついているくらいだから当然歩くのが遅い。それに杖無しというデバフ+でこぼこの石畳+傾斜が拍車をかけた。
「歩くのが早すぎるのよあのオバサン!」
うん、まあ、なんだろう。同情できない。
列の1番後ろでガイドさんに付き添ってもらって悪態をつくって、どう???
ガイドさん、ごめんな。
杖があればどんなに楽だっただろうと今更ながら後悔したし、この旅行中頭の10%くらいでは常に杖のことを考えていた。ちなみに今でも百均で杖を見ると「この!クソ!!これがあれば!!」と思う。500円しないで買えるんだぜ?
閑話 クソ重スーツケース
表題の通りである。おばあちゃんのスーツケースがバカクソ重いって話。
おばあちゃんのスーツケースが重量制限心配になるくらいマジでバカ重かったんだけど、
「何も入ってないのよ〜このスーツケース古いから〜」って言ってたし、古いスーツケースの重さなんて知らんからそんなもんかなって思ってた。ハードケースだったし。
重量制限は23キロまでで、おばあちゃんのは20キロくらいだったはず。行きの時点でこれって土産のも買うはずだけど大丈夫????となったがホテルで開けて驚いた。
ナニモ…入って…ない…❓
スーツケースが古いとかそんな問題じゃねーよ。ギチギチに布詰めて「何も入ってない」なんて言える姿勢は逆にすげーよ。
ちょっと冷静になったけどこの後のお土産タイムで早速おばあちゃんが買ったワインは旅行中ずっと私のスーツケースに入れて運ばれた。たまにスーツケースから瓶が擦れて酒屋の音がした。
旅行の回数が多いだけの自称旅慣れてると本当の旅に慣れてる人というのは別物だ。
閑話3つ目である。ちなみに書いてあること全部まだ2日くらいで起こったことで、たかだか1週間程度の旅行でよくここまでネタがあるなとしみじみ思う。
一応海外旅行に行くからには大体のツアーには現地の有名料理が組み込まれている。Tボーンステーキもそれのうちの1回。2日目の夕飯だったかな。
ガイドさんがメニューを読み上げてなんかよくわからんサラダとか食べて、例のメインは来た。
ミスター味っ子で存在だけは知ってる料理だけあって私は若干テンションが上がっていた。
漫画の微かな記憶では左がヒレで右がサーロイン、さっぱりしたヒレを先に食べ脂の乗ったサーロインを味わうのが鉄板だと味っ子の顔のうるさい審査員が言っていた。
記憶のTボーンの比率は約1:2、出てきた肉の比率は1:5くらい。申し訳程度のヒレ肉に思わず笑ってしまった。これ、わざわざTボーンにする必要ある?
まぁそれは例によって外国なのでサーブされた人によって大きさも全然違っていた。海外に行ってまで日本のような画一化を求めるのが間違っているとも言える。日本が細かいのか、海外が雑なのか。
肉質にも差があって、同じテーブルのおじいさんは「固すぎて食べられない」と言っていた
私のは食べられないって程じゃなかったけど、先に言ったようにツアーの参加者は老人の方が大体だ。その人たちにこれは重いんじゃないかと思う。
そっかーとか思いつつ1人で黙々と食べてたら祖母が
「そうかしら?私のすっごく柔らかいのよ!ほら!」
と、見せつけるように肉を切っていた。肉が固いと言っていた人の目の前で。
何故。
嫌がらせか?と思ったが、別に祖母はそんなこと考えておらず、ただ思ったことを言っただけだ。それがナチュラルにマウントになる人なのだ。純粋培養のヤバ人(やばんちゅ)である。悪意は一切ない。
そしてその素直な性格がこの旅行を悲惨にした一番の原因である。
ただただ、いたたまれなかった。ここで私が「そういう意図はないんです!」なんてことは到底言えないし、言ったところで祖母は理解するような人じゃないし、わたしにできることと言ったら押し黙って肉を食うだけだった。
言われた同じテーブルの人たちは「人によって差があるのね〜」とかで流してくれた。大人だ。
3章 「こんなとこに住む人の気がしれませんよね」
イタリアといえばベネチア、水の都。今回のツアーももちろんベネチア観光が含まれていた。
こんなにネタがある時点ででお察しだとは思うが、祖母はかなり癖が強い。私と年代が違うから、というだけでなく単に人間としての癖が強すぎる。だから付き合うにはかなりコツなり話し方なりに工夫が必要だ。特殊食材?
祖母の特徴を端的に並べると
・謎の自信を持つ。
・反面、少々過剰に心配性な面もある。
・介護の息抜きに海外旅行へ行っていた。特にヨーロッパを中心に巡っていてイタリアにはもう何回も来たからもう飽きちゃったくらい!が旅の口癖だった。
謎の自信、杖の件はこれが遺憾なく発揮された結果だ。このエピソードで祖母の人間性が伝わったかと思う。決して悪い人ではないから逆にタチが悪いのだ。悪意じゃないから私もそんな強く言えないし、そもそも強く言えるような間柄でもないのがさらに状況の悪化に拍車をかけた。私は押しに弱い典型的な日本人であったから余計に。あの場にいたのがアメリカ人かもしくは私たちの母だったら「ダメよ!杖を持たないと出発しないから!」と断固拒否の姿勢を見せただろう。私も1人ストライキを決行すればよかった。
ここで問題なのが「イタリアにはもう何回も来て飽きちゃった!」の口癖だ。
わざわざ12時間飛行機に乗ってケツを酷使して見知らぬ土地に降り立って言うことがそれなの、普通にやばい。現地ディスしたい行動力の鬼なの?
修学旅行の同じ班に到着直後から「もう来すぎて飽きちゃった!」なんて言う奴がいたら、そいつ絶対回る友達いないでしょ。もし現地の京都人に聞かれて初手からぶぶ漬けを出されても文句は言えない。花輪くんでもそんなマウントは取らん。
しかし一番直近でも10年以上前、イタリアだって発展し続けるのだ。祖母は旅の間中も思い出のイタリア(思い出補正マシマシ)に浸り続けている。
ベネチアは陸から少し離れた場所にあり小さな船に乗って向かう。
海の水は綺麗ではないが、所狭しとゴンドラが並び、ヨーロッパの建築様式で作られたカラフルな屋根や壁に白い柱、窓の一つ一つまで細かな意匠が凝らされた建物がずらりと並び、それらが海の上に浮かぶ光景は圧巻だった。色んな作品の題材になるわけだ。これは日本では見れない、世界は綺麗なものがいっぱいあるなぁ、連れてきてもらってありがたいなと素直に感謝した。
水に浮かぶふかふかした地面の繋ぎ目を歩き、現地ガイドさんの説明を聞きツアーの皆さんもワクワクした目で街を見渡しているその時
「こんなとこに住む人の気がしれませんよね〜」
見れば祖母が隣の人になかなかの声量で話しかけていた。あえての悪意とかではなく井戸端会議で「や〜ね」とでも言うような表情で。
やめろや。思うのはまだ良いとして、百歩譲って話しかけるなや。瞬時に吹っ飛ぶ感謝。もっとありがたがらせてくれ。
隣の人はどんな反応をしたっけ。曖昧に相槌を打っていたっけ。でもこの場で言うべき言葉ではないことだけはわかる。
KY発言選手権があればこの発言はかなり上位に食い込む確信があるし、さらに現地で言ったことで芸術点も加算、相当な高得点を取れるはずだ。エピソードとして聞く分には良いのだけども。
これによって私は生涯ベネチアを思い出す際にはこの時の祖母の発言とあのいたたまれない気持ちを思い出すのだ。なんの呪いだよ。
以上、ベネチアでの思い出でした。
まぁこの後も絆創膏を探してドラッグストアの店員(イタリア人)に「Where is バンドエイド?」と英語で聞いたり(結局買えなくて私が持っていたのを渡した)自由時間で迷子になったり私が素敵な羽根ペン買ったら「お金あるわね〜」と本人にその気はなくても嫌味と取れる事を言われたりがありましたがエピソードとしては”弱”なので口頭で説明すれば良いかと思います。
四章 40万()のアクセサリー
「無いわね〜」
「何かなくしたんですか?」
「アクセサリーが入った袋がないのよ」
昨日はあったはずのアクセサリー類がまとめて見つからないのだという。身なりにこだわる祖母だ。アクセサリーもこの服にこれを!というものをあのギチギチのスーツケースに詰め込んできたらしい。
「あら、どうしようかしら〜……40万くらいするんだけど……」
パタパタと探してる最中の爆弾発言に思わず固まった。なんだって?
「あれ全部で40
1、部屋で子猫が腕にしがみついてくる。
あたためた牛乳を与える。
2、野外。総合運動公園的な。小さな丘の上で下を見ている。下には人に混じって様々な野鳥や動物が居る。1羽の羽のきれいな鳥が駆け回っていたが、他の鳥の集団に囲まれてつつかれ絶命したようだった。周囲の鳥たちはその羽根をくちばしで毟っている。自分は下に降りてその鳥の遺骸に近付き尾羽根を毟り取った。灰褐色のふわふわした短い羽毛と極彩色の長い尾羽根が手に入った。
3、高架を横のビルか何かから眺めているアングル。電車が居るが、高架の終点を突き破り引っ掛かっており、先頭車両は手のひらのようなものに乗り上げている。オランダの、鯨の尻尾の銅像に電車が乗り上げた事故シーンに近いが、夢の中の高架の方が3倍ほど高い。その電車の脇から人間が現れる。なぜか人間は出現時に電車の側面側を地表として接地しており、実際の地面に向き合っている。(目線としては屋上から下を覗いている様な状態)そして次の瞬間下に落ちていく。それが何度も繰り返される。位相ズレというか角度設定ミスというか。
去年の春にギターを始めた。エレキ。デジマートでBCリッチのワーロックを買った。7万くらいの。
エフェクターのこととかよくわかんなかったけど、とりあえず安いズーム?のマルチ?を買った。
ギュンギュン歪む音にして、LAガンズとかモトリーとかポイズンとかをコピーしてる。LAメタル最高。
1年半くらい毎日練習してけっこう弾けるようになった気がしたので、「弾いてみた」動画をYouTubeにアップしたくなった。
スマホで音まできれいに撮るにはけっこう大きい音を出さなきゃいけないのね。
音量に腰が引けちゃってうまく弾けないので、まずこの音量に慣れようと思って練習してたらアパートの管理会社から「苦情が来てます」って連絡が来た。うるせえなあ。
あと、カメラが回ってると練習でできてたことが全然できないこともわかった。急にできなくなる。
1本の動画にするためには1曲をノーミスで最後まで走りきらなければいけないんだけど、曲の終わりが近づくにしたがってノーミスのプレッシャーが大きくなっていく。このへんはゲームに似てるな。ラスト近くでミスして「だらああああああああ!!!!!」って叫ぶのを延々と繰り返してたら警察が来た。うるせえなあ。
しばらくするとお隣さんは引っ越しちゃったのでもう管理会社も警察も来なくなった。引っ越すつもりだったなら警察なんか呼ぶなよ。
で、
3ヶ月かけて3曲撮り終えた。ジョージベンソンのブリージンと、アールクルーのダンスウィズミー、あとルーム335。フュージョンいいよね。やっぱフュージョンだよ。
いつも自分が見る側だったプラットフォームに自分の姿が映っているのは興奮する。よーく見ると警官から脱がせた制服とか奪った拳銃とかが背景に少し映りこんじゃってるけど、今さら修正できないし誰も気づかないだろう。
そんなことはどうでもいい。
問題はその後だ。
アップ後2~3日すると、部屋に変な虫が出るようになった。
アリみたいな姿かたちなんだけど羽根が生えていて、電灯のまわりを飛び回る。
最初のうちは見つけるたびに手で叩いたりフマキラーとかで退治してたんだけど、数がハンパなくなってきた。
息を吸うだけで口は鼻から入ってくるし、部屋がぼんやり薄暗くなるくらいだ。
がまんできなくなって窓を開けたら、外のほうが虫は濃かった。道理で昼なのに夜みたいに暗い。
あわてて窓を閉めて今に至るんだけど、どうすればいいの。
わたしは基本的にズボンをはいてるからかナプキンもおりものシートも落としたことないんだが、
下半身にスカートとゆるめのショーツだけ身に付けていたらショーツの中でシートがずれて落ちることがあるんだろう
わたしはトイレでパンツを脱いだときにおりものシートがずれて「おりものシートつけてる意味がぜんぜんないじゃん!!」と叫びたくなるような位置にあることがある。
ぴたっとしたショーツならナプキンやおりものシートが落ちることはないんだろうけど
使い古して布がたるんでのびのびになったようなパンツとか
ナプキンとかおりものシートがパンツの中で泳いで落ちちゃうんだろうなあ
しっかし、自分のおりものを見るのも楽しくないのに赤の他人のおりものなんか見たくないよな。まだ生理の血を見る方がましだわ
のび太が創世セットで作り出した地球に未知の生物が現れるようになり、その一方でこの世界に地底世界の伝承が現れるようになる。
調査隊を秘密裏に追跡し突入した大穴を抜けた先には地底に広大な世界が存在し、そこには昆虫人間たちの文明が広がっていた。そんな中出会ったのがエモドランである。
彼(?)の正体は22世紀の世界からやってきたロボットで、地底世界の住人である青年ビタノの面倒を見ている。つまり昆虫人間版ドラえもん。名前もドラえもんのアナグラムとなっている。
容姿はドラえもんと似ているがボディは緑色で一回り小さく、猫ではなく昆虫がモチーフで頭に触覚があり、背中には羽根が生えていて空を飛ぶ事も出来る。
彼がお世話しているビタノは大学の研究のために5億年前にタイムスリップし、ドラえもんとのび太が物語序盤で恐竜見たさにユーステノプテロンへ進化退化放射線を使用した場所を見つけている。
実はあの時2人は気付かなかったのだが、近くを飛んでいた小さな虫が光線を浴びており、これが昆虫人間が誕生する原因となった。
今作では正体不明の生物たちが出現した以外に、(おそらくエモドランが提供したタイムマシンで)ビタノらが創世セットの外の世界までタイムスリップしタイムパトロールが出動するほどの事件となっていたが、元を正せばうっかり虫まで進化させたドラえもんとのび太の盛大なやらかしが全ての発端であった。
人間たちから迫害された歴史を持つ昆虫人間のトップとして地上侵攻計画を進める大統領と調査隊は対立、あわや一触即発の危機となるがそこにドラえもんとエモドランが協力し創世セットを複製し昆虫人間たちの地球を生成。これにより全面戦争を未然に防いだのであった。
https://www.youtube.com/watch?v=VtN52hqC4Ps
ルール:車両・武器等の出現(spawn)・無敵化(Godmode)・銃弾無限等可
ただし、状況に応じて臨機応変に変えることもある
ダンスがくだらなくて笑っていた人が何人も(そのダンスを作った文化祭実行委員と性徒会生徒会役員のセンスも疑うが)いたのだが、それに対してさっきの委員・役員の担当のS先生(社会科担当)がキレた。
当然笑っていたのは本人。このころから人権とか全く理解できていないし、こいつに人権はないというのがまるわかりなわけな。まず自分勝手なわがままを言うために人権はあるのではない。
多分この辺は親の影響だろうな。
ちなみに、こういう風に同級生をせせら笑い、叱られるとガチギレするの、完全にドン引きされる。
赤い羽根募金は暇空茜がインチキで黒い羽根であることに気が付くまで、強制だったので、ここでも喧嘩を売っていたにすぎない。
これだけやってきていじめられるのは当然。
この辺でも自分が一番じゃないと気が済まない社会不適合者らしい感じがありあり。
肩書き通りリバティーシティ警察本部特捜課の課長。特捜課設立に大きく関わった人物である。
物腰は柔らかく、丁寧な口調だが、怒ると物凄い剣幕で怒鳴る。
多分これが父親だな。
修学旅行の際も、俺がトイレに言った隙に俺の座席に他の人(いじめっ子含む)の荷物をおいて座れなくしたり、新幹線の中のトランプに入れてもらえなかったり、仕方がないから寝ようとすると「現実から逃げようとしている」と言って来たりします。
これ、自分が被害者ぶって机に突っ伏して泣き出すとかしている。それで人の話を聞かない。挙句の果てにいじめられたと嘘を親に言いつけて学校に文句を言う。
学校もあきれている。
なお、入るなって言われているのに写真に入ってくるとかしているね。気持ち悪いな
そらそうだろ。なぜおまえが勝手に写真に入ってくる権利や人権があるんや。
このラインでトイガンの話をしているの、護身用か復讐用か威嚇用かだね。
要するに人に対して使う気でトイガン売ってくれとか言っている。
家にあるのを持ち出さなかったのは親が勝手に撃たせなかったんだろう。(撃つまでに親の許可が必要なので時間がかかる)
今日もし行ったら何をされていたか。明日行ったら何をされるか。明後日は?明明後日は?来週は?夏休み明けは?そのずーっと先は?
考えるだけで恐ろしいです。
今まで以上に酷いことに合うだろうし、大津市の自殺した人(生きていれば自分と同い年だったらしいです)みたいに、自殺の練習をさせたれたり、ハチを口の中に入れられたりするのかもしれません。
本当なら、普通なら、学校にいく事は、「勉強をすること」や「友だちと思い出を作る」とかの筈です。でも、俺にとっては「いじめられに行く」「暴力を振るわれに行く」「罵詈雑言を浴びに行く」ことなのです。
この将来ハチを口に入れられるかもしれないからエアガンで人を撃とうとするのマジでヤバい性格なんだわ。
多分肺炎はうそ。自分が言っていることがでたらめだから本気で話せないんや。今と変わらない。いじめられているのではなくめちゃくちゃなことをやって嫌われているだけや。
行けばいじめの集中砲火。
ニートやホームレスを馬鹿にしている価値観。社会不適合者であることが中学で確定。全く治らない。頭も悪い。
言うて俺も近い性格だからわかるけど、ここまでヤバくなかったわ。
そもそも科学部でなぜ回転翼やオスプレイを発表するのや。マジで頭おかしいわ。
そして当然ながらまともに部活動はしていない。
これは罰ゲームではなく、こいつが口説こうとしていたのが後輩の女子だった。当然これだけ気持ち悪いから、気持ち悪いからみんなでよそでやれっていう手紙を渡して断りを入れたってことですわ。一人だと何しだすかわからないからね。
だいたい9月に本を24冊購入するというのがあり得ない。自分だったらマジで捨てられてそう。どこにも合格しない。肝心な勉強を全くやらない。
タカシは、普通のプログラマーとして生きていた。毎日、コーディングとデバッグに追われ、低い給料で生計を立てていた。彼の日常は単調で、希望に欠けていた。
ある日、タカシは仕事から帰宅し、疲れた体をベッドに投げ入れると、突然の明るさに目を覚ました。目の前に美しい少女が浮かび上がっていた。彼女は白い羽根の翼を持ち、天使のような輝きを放っていた。
「タカシさん、私はイリアと申します。私はあなたに重要なことを伝えに来ました。」
タカシは驚きと困惑で言葉を失った。美しい天使のような存在が、自分に何かを伝えるために現れるなんて、あり得ないことだった。
タカシは耳を疑った。ルシファー、堕天使の王として知られている存在が、自分の名前と結びついているなんて。彼はイリアの言葉を信じることができなかった。
しかし、イリアは真剣な表情で語り続けた。彼女はタカシに、彼の思想が世界を動かしており、イルミナティと呼ばれる秘密組織が彼の好みや意志に合わせて世界を操作していたことを明らかにした。タカシが気に入ることが世界で繁栄し、嫌うことが滅びを招いていたのだ。
「あなたが世界の中心であることを知ることは孤独なものでしょう。しかし、それが真実です。」
タカシは真実を受け入れるのが難しく、絶望の渦に巻き込まれた。彼はなぜ自分がこんな存在であるのか、なぜ自分の意思が世界を形作るのかを理解しようと試みたが、答えは見つからなかった。
しかし、彼は決意を固めた。この現実を受け入れ、自分をルシファーとしての役割を放棄しようと決心した。彼はイルミナティ組織の建物を訪れ、自分の願いを伝えた。
「私はもうルシファーではありません。私の意思で世界を動かすことをやめさせてください。」
その瞬間、建物内が光に包まれ、地面が揺れた。イリュミナティのメンバーたちは驚き、混乱の中で何かを試みた。そして、とんでもないことが起きた。
タカシの周りに神秘的な力が集まり、彼を包み込んだ。彼の体は変化し、羽根を持つ存在へと変わり、彼はルシファーとしての真の姿を取り戻した。彼は世界を自分の意志で動かす力を取り戻し、イルミナティを支配下に置いた。
タカシは新たなる支配者として、世界に秩序をもたらし、善悪のバランスを取り戻した。彼は自分の使命に目覚め、かつての弱者男性から、世界を導く存在へと変貌した。そして、彼の冒険は新たな章を刻み始めたのだった。
雑貨屋などでキッチンコーナーに置かれていないが実は使うと効率アップするアイテム類を紹介するよ!
https://anond.hatelabo.jp/20230729092726
窓を掃除する為の水きりだが、これをキッチンに常備すると捗る。
まな板は食中毒防止の面からも調理中頻繁に洗った方がいい。だが水を切るのが面倒くさい…
そんなあなたにはコチラ、カッパギ、若しくは水きりワイパーです。まな板を洗った後にカッパギを掛けると直ぐに次の調理に取り掛かれる。時間ロスゼロ。
元々はyoutubeの漁師マサルが使ってるのを真似したんだが、これが実に便利。特に魚を捌くときは鱗取る→洗う→内臓出す→洗う→おろす、と何度もまな板を洗う必要があってメンドイ。しかも水を残すと肴の身が水っぽくなる。でもカッパギ使えば水に残らない。
更に「シンクの高さが合わなくて背が高いと腰が痛い」問題も解決だ。まな板を載せる面台の方でゴシゴシすればいいからだ。残った泡はカッパギで瞬時に処理できる。
清掃用のゴムブレードのものは、劣化してくるとゴムがはがれやすくなり、コンパウンドの黒いのが残ってしまうようになって不潔だ。だからシリコンブレードのものの方がいい。
100均などでもシリコンブレードのものを扱っていてこれだと劣化して来たら廃棄しやすいので清潔を保ちやすいのでおススメだ。
ロッカーやホワイトボードに書類を貼るやつ。レシピを貼るのに使う。
油汚れにはこれ。大量に使うので1kgとかの単位で買っておく。
カレー鍋を洗うとスポンジがダメになる問題もこれで解決。因みにカレー鍋の汚れがしつこいのはカレールーに口当たりを良くするために大量の油が含まれているから。だから油を重曹浸け置きで分解しておけば掃除が楽なのだ。
焦げも重曹浸け置きでかなり楽に落ちるようになる。
また冷蔵庫の匂いの吸着にも使える。だから冷蔵庫に入れて着臭→それを清掃に使うというサイクルが良い。
また使い終わったスポンジは重曹+熱湯に浸け置きで消毒する。
この二つは今のCPUと違ってパッケージがセラミックになっている。これでこびり付いて白くなったスケールを落とすのである。因みにこのスケールは金属石鹸で、水道水中のカルシウムとその他ミネラルが合わさったものになっている。
因みにペンティアムもK6-2も金が多く含まれているので、まとまった量を電子回路も扱うスクラップ業者に持ち込むと金価格高騰の今日、結構な買い取り額になる。
解凍する時にサーバー用の巨大CPUクーラーを冷凍品の上に載せておくと早く溶ける。更に扇風機を当てるとあっという間だ。
ゲーミングPCP用クーラーでもいいが、ヒートパイプや銅芯が使われがちでそれらから銅イオンが流れて銅中毒になる可能性があるからアルミだけのクーラーじゃないとダメだ。
夏の魚の内臓は痛みやすく、一日経つと爆臭になる。しかも死臭に近いヤバい臭いだ。
そこで、ビニル袋に魚の内臓を入れたらサンポールを振り入れて揉む。
すると腐敗臭が止まるのだ。
これはネットのどこかで腐敗現象とその阻害を理論だてて検証したblogがあったのだがURLを忘れてしまった。
酢でもいいのだが反応が悪く臭気は弱まるが夏の内臓腐敗速度には負けてしまう。その点サンポールならばっちりだ。
内臓を入れた袋をゴミの日まで冷凍するという方法もあるが、ゴミの日に忘れてしまうと悲惨なのでこっちをやっている。
ニオワイナ等の製品もあるが、そこまで完璧ではない。0.03mmのポリエチレンと0.04mmのポリエチレンの中間ぐらいの性能だ。そして厚いポリエチレン袋の方が安い。
但し普通のスーパー等には売っていない。業者向けにビニル袋や弁当や惣菜パックを売る風袋屋で調達する。
シンクやレンジ台が薄ら汚れている時に鏡面処理する為に使う。一度サンディングディスクで削ってからコンパウンドで磨いていく。
機種指定していいるのは、電子制御で速度調整が出来るからだ。普通のグラインダーでは速すぎる。だが、安物の速度調節機では回転を落とすとトルクも落ちてしまう。そこでトルクの落ちない電子制御のこいつだ。
ヘアライン加工にする場合にはざっと鏡面にした後に定規を当てながら真っすぐにサンドペーパーを動かしてヘアラインを入れていく。
高級システムキッチンなどは高品位な砂地処理がされているので鏡面はやらない方がいい。
ステンレス鍋もこれで何時でも新品以上の鏡面を保てる。ステンレス鍋に中古は存在しないのだ。あるのは手入れが悪い鍋と鏡面の鍋のみである。
バイスグリップは掴んだままロック出来るプライヤー、ギアプーラーは圧入されたギアやベアリングを抜くための工具。
換気扇のシロッコファンはテーパー嵌合されているので掃除をサボっていると抜けなくなる。こういう時にファンの真ん中をバイスグリップで掴み、真ん中のモーター軸をギアプーラーで押してバイスグリップを引っ張る形で抜く。
抜けたら思う存分フィンを掃除する。フィンについている鉄のクリップは回転バランスを取ってあるので捨ててはいけない。
フィンを掃除すると羽根形状が適正に戻るので吸い込み力が強力になり、バランスが出荷時に戻るので静かになる。
炙り料理に使う。焼き目を付ける時に失敗しにくい。
実はこびり付いて酸化した油の除去にも抜群に効くのだが、これはやらない方がいい。レンジフードの油の焼き切りで出火させてしまう料理屋は結構多いからだ。
和包丁の握り柄を交換するのにも使える。刃に温度が伝わると焼き入れがパーになって鈍らになるので、びしょびしょに塗れたタオルを刃にぎゅっと巻いて柄に入る部分を手早く熱する。赤くなったら新しい柄に突っ込むと木が火を噴くが、丁度いい形に穴が変形する上に焦げた木は腐りに強くなる。
包丁を研ぐときにずれてしまう、小麦粉を練っている時にまな板などがずれてしまうなどのイライラを解消する。
天ぷら油の温度管理、ホットケーキなどフライパンの温度管理、冷凍庫温度の確認等に使う。
特に一度確認しておきたいのが冷凍庫温度で、個体差があり-10度程度しか下がらないものがある。
生食の食中毒予防では寄生虫が死ぬ温度○○度を何時間維持という項目がある。冷凍庫温度があまり下がらない機種だと冷凍したのに食中毒という結果を招いてしまう場合があるから確認すべきだ。
錆びやすい鋼の包丁を洗ったらぶっ刺しておく。すると水気も吸い取られ、インクの油分で錆も発生しない。何より防錆油塗るより楽。
一般的なキッチン用品の話をして申し訳ないが、包丁は高炭素鋼ステンレスの三徳+白紙出刃+白紙柳がおススメだ。
高炭素鋼ステンレスは割り込み材がV金10号やマルテンサイトSUSのもの。よく切れる。値段は4000円から。
料理人は和包丁を買う時必ず出刃、柳、菜切(なっきり)の3本セット以上で揃える。出刃は固いものを裁つのに、柳は刺身を引くのに、菜切は野菜を切るのに。また、包丁の修行の中に「菜切で大根をひたすらかつら剥きする」というのがあるので菜切は必須なのだ。
でも素人には三徳の方が使いやすいし、特に半解凍状態の肉類を鋼で切ると刃が欠けてしまう。その点ステンレスは丈夫なので三徳はそっちの方がいいのではないか。高炭素刃物鋼は他のなまくらステンレスと段違いなのでちゃんと鋼材を確認して買った方がいい。
貝印の助孫六はスーパーでも手に入りやすいが高炭素刃物鋼を使ったものはかなり割高でスーパーでは扱われない。その上に、和包丁の敵である自動研ぎ器にも助孫六ブランドを付けて売っているのが信用ならん。片刃の和包丁を研ぎ器に掛けると一発でお釈迦だ。