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はてなキーワード: 劇伴とは

2024-11-21

anond:20241120215220

作家が作るものに対して(一般人が考えるような)論理性とか、伏線回収がされてスッキリ!みたいなものを求めるのは違うんじゃないかと思ってる

宗教画なら暗示を読みとる遊びは楽しいし、取説冊子の挿絵ならちゃん意図が伝わるように説明的に描かなきゃいけない

でもアートとしての絵ってそういうのじゃないよね

実際には作家の質も作品性質グラデーションになってるので「読み取りたい」タイプの人は「読み取れるかも」って思ってわいわい盛り上がるんだろうけど

ことアニメーション作品においてシナリオってのは作画音響劇伴、声の演技などと同様に構成要素の一部でしかない

「おはなし」を補強するため、伝えるためにアニメーションのガワを作っているという発想は貧しい

2024-11-10

秋葉原国際映画祭がクソだった

ジョジョ5部の上映を見に行ったのだが、運営がクソだったので記録しておく。

チケット発売

11/1 、Xにて告知解禁と同時にチケット販売開始。

この告知ポスト曜日が間違っていた。

11/9(土)

× 11/9(日)

この時からおかしいとはちょっと感じていた。

そもそも映画祭なのに、映画の上映ではない。

しかも告知解禁と同時に約1週間前にチケット販売開始は結構ヤバいのではないか

ちなみにこのポスト以後、修正(「正しくはこちらです」的な案内)はない。

入場前

チケットには18:45開演の表記があったが、実際は19:00開演だった。

かに公式サイトスケジュールは19:00だった。

→なんとチケットが間違っていた!(笑)

いつまで経ってもチケットページの登壇者情報更新されないと思っていた。(Xのポストでは告知されていたらしい。また公式サイトNEWSは登壇者部分に誤字、さらに続きには「ニンジャバットマン」と書いてある。誰もチェックしていないようだ。)

18:45になっても何の説明もなく、18:50ごろに一度だけスタッフが「10分押しで入場する」とアナウンスした。

待機中の説明はそれだけであり、ほかのスタッフは客のことを完全に無視スタッフ同士で喋っているだけで、客のケアは一切なかったので、待機列ではストレスを感じている人が多かった。(UDXシアターはガラス張りのため、ロビーの様子は待機列から見える。)

登壇者である岩浪氏が待機列の横を通り、「入場遅れてごめんね〜」と声をかけていたが、スタッフからアナウンス時のみで他は何も言われなかった。

開場

19:00過ぎにゾロゾロと客が出てきたことで、前の上映が押していたことが判明。

前の上映は「Gのレコンギスタ」であり、上映前トークショーだった。つまり映像の上映が始まった時点で、何分押すかは想定できているはずなので、客に対しては単純な案内不足である

入場開始のアナウンス特になく、前方が動いたのでついていく形だった。(前の方は聞こえていたかもしれない。)

入場口のスタッフがもぎりに手間取っており、スムーズに入れなかった。

シアター内は先にマスコミが入っていたが、一番前の階段スーツの女が座っており、通行の妨げになっていた。

19:15ごろ開演。

上映前司会

司会の女性作品タイトルを読み上げなかった。(笑)

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」とは読み上げず、上映話数タイトルから始まった。

なお「38話:ゴールド・E・レクイエム」のEを「イー」と読んでいた。

登壇者のプロフィール紹介も日本語あやしかった。「しています」「されています」が混在しており、違和感があった。台本がまともではない様子が伺い知れる。

トークショー

台本なしで、岩浪氏に丸投げされていたと思われる。

トーク内容から、おそらく上映作品の枠が埋まらず、岩浪氏担当作品から何か上映することになり、かつ菅野氏が劇伴担当した作品ということで「ジョジョ」が選ばれたようだ。

岩浪氏がX上で上映してほしい話数のアンケートを取ったのが10/23であるので、映画祭約2週間前の時点でまだ上映作品が決まっていなかったということになる。(仮に5部の上映が決まっていたとしても、上映素材は10/25のアンケート締め切りから準備したことになる。)

登壇者が「朝から出ずっぱりで疲れている」と言っていて、そのようなスケジュールを組んでいることが大変残念な気持ちになった。

上映

上映前に予告がついていた。(映画祭に来るのは初めてなのだが、これは普通なのだろうか?タイトルを忘れたがフルCG制作っぽい女性キャラが出てくるアニメ映画と、サンドウィッチマンがやっている求人広告だった。スポンサー?)

秋葉原国際映画祭の数秒の動画もあったが、これがフィルムリマスターのような映像・音声だったので、「何年も使用しているのか」と思っていたら、どうやら今回が第1回のようで大変驚いた。

まともな映画館であればもう少し音響は良かったはずなので、今後立川などに期待したい。

上映後司会

退出しようとしたら、のんびり司会の人が歩いて出てきた。

せっかくの余韻をぶち消す司会だったので、ない方が良かった。

退場時

シアター内のスタッフ誘導がなく、結局もう退出していいのか迷った客が多かった。ポスターも退出し始めてから2枚(映画祭ポスター作品ポスター)を並べており、おかげでロビーも混雑した。

感想

「開催することに意義がある」、「客のことはどうでもいい」という印象が強い。待機中に一番ストレスが溜まった。開場予定時間になぜ開場しないのか、本当にわからなかった。まさかチケットが間違っているなんて思うまい20:45終演予定を信じて新幹線など移動のチケットを持っていたら、気が気でなかっただろう。

スタッフガラスの向こうでずっと喋っており、関係者と思われる人達だけたくさん出入りしていて、客のことは完全放置だった。私たちは客ではなく舞台装置であり、スーツを着た彼らにとっては、登壇者・作品関係者が「客」である映画祭だと思った。正直かなり印象が悪い。

作品の音にスポットを当てた」トークを期待したが、台本もなく既出の話しがほとんどであったことも残念だった。作品タイトルを紹介しない台本を用意し、さらに話数タイトルを読み間違え、客だけでなく作品のことも馬鹿にしているように受け取れたし、告知の間違いもかなり多く、登壇者が疲れ果てるようなスケジュールを組んでいて、まともな運営でないということはハッキリした。

2週間前で上映作品が確定していないことで、この映画祭の力の弱さを感じた。「映画祭」なのにTVシリーズの上映を多数していることが答えだと思う。岩浪氏と菅野氏の共通作として「PSYCHO-PASS」のタイトルトークショー中に出ていたが、そちらは映画存在する。なぜ上映できなかったのか?

また音がテーマなら立川でやったほうが良かった。

作品を埋めてなんとかイベントを開催したというだけにしか思えない。本当に運営がクソだった。楽しみにしていた分、残念が多すぎて、オタクとしても擁護できない。

帰り際にアンケート声かけがあったが、気分が悪すぎて早々に退出した。帰宅後にアクセスする方法がなかったのでこちらに記載しておく。

秋葉原国際映画祭がクソだった

ジョジョ5部の上映を見に行ったのだが、運営がクソだったので記録しておく。

チケット発売

11/1 、Xにて告知解禁と同時にチケット販売開始。

この告知ポスト曜日が間違っていた。

11/9(土)

× 11/9(日)

この時からおかしいとはちょっと感じていた。

そもそも映画祭なのに、映画の上映ではない。

しかも告知解禁と同時に約1週間前にチケット販売開始は結構ヤバいのではないか

ちなみにこのポスト以後、修正(「正しくはこちらです」的な案内)はない。

入場前

チケットには18:45開演の表記があったが、実際は19:00開演だった。

かに公式サイトスケジュールは19:00だった。

→なんとチケットが間違っていた!(笑)

いつまで経ってもチケットページの登壇者情報更新されないと思っていた。(Xのポストでは告知されていたらしい。また公式サイトNEWSは登壇者部分に誤字、さらに続きには「ニンジャバットマン」と書いてある。誰もチェックしていないようだ。)

18:45になっても何の説明もなく、18:50ごろに一度だけスタッフが「10分押しで入場する」とアナウンスした。

待機中の説明はそれだけであり、ほかのスタッフは客のことを完全に無視スタッフ同士で喋っているだけで、客のケアは一切なかったので、待機列ではストレスを感じている人が多かった。(UDXシアターはガラス張りのため、ロビーの様子は待機列から見える。)

登壇者である岩浪氏が待機列の横を通り、「入場遅れてごめんね〜」と声をかけていたが、スタッフからアナウンス時のみで他は何も言われなかった。

開場

19:00過ぎにゾロゾロと客が出てきたことで、前の上映が押していたことが判明。

前の上映は「Gのレコンギスタ」であり、上映前トークショーだった。つまり映像の上映が始まった時点で、何分押すかは想定できているはずなので、客に対しては単純な案内不足である

入場開始のアナウンス特になく、前方が動いたのでついていく形だった。(前の方は聞こえていたかもしれない。)

入場口のスタッフがもぎりに手間取っており、スムーズに入れなかった。

シアター内は先にマスコミが入っていたが、一番前の階段スーツの女が座っており、通行の妨げになっていた。

19:15ごろ開演。

上映前司会

司会の女性作品タイトルを読み上げなかった。(笑)

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」とは読み上げず、上映話数タイトルから始まった。

なお「38話:ゴールド・E・レクイエム」のEを「イー」と読んでいた。

登壇者のプロフィール紹介も日本語あやしかった。「しています」「されています」が混在しており、違和感があった。台本がまともではない様子が伺い知れる。

トークショー

台本なしで、岩浪氏に丸投げされていたと思われる。

トーク内容から、おそらく上映作品の枠が埋まらず、岩浪氏担当作品から何か上映することになり、かつ菅野氏が劇伴担当した作品ということで「ジョジョ」が選ばれたようだ。

岩浪氏がX上で上映してほしい話数のアンケートを取ったのが10/23であるので、映画祭約2週間前の時点でまだ上映作品が決まっていなかったということになる。(仮に5部の上映が決まっていたとしても、上映素材は10/25のアンケート締め切りから準備したことになる。)

登壇者が「朝から出ずっぱりで疲れている」と言っていて、そのようなスケジュールを組んでいることが大変残念な気持ちになった。

上映

上映前に予告がついていた。(映画祭に来るのは初めてなのだが、これは普通なのだろうか?タイトルを忘れたがフルCG制作っぽい女性キャラが出てくるアニメ映画と、サンドウィッチマンがやっている求人広告だった。スポンサー?)

秋葉原国際映画祭の数秒の動画もあったが、これがフィルムリマスターのような映像・音声だったので、「何年も使用しているのか」と思っていたら、どうやら今回が第1回のようで大変驚いた。

まともな映画館であればもう少し音響は良かったはずなので、今後立川などに期待したい。

上映後司会

退出しようとしたら、のんびり司会の人が歩いて出てきた。

せっかくの余韻をぶち消す司会だったので、ない方が良かった。

退場時

シアター内のスタッフ誘導がなく、結局もう退出していいのか迷った客が多かった。ポスターも退出し始めてから2枚(映画祭ポスター作品ポスター)を並べており、おかげでロビーも混雑した。

感想

「開催することに意義がある」、「客のことはどうでもいい」という印象が強い。待機中に一番ストレスが溜まった。開場予定時間になぜ開場しないのか、本当にわからなかった。まさかチケットが間違っているなんて思うまい20:45終演予定を信じて新幹線など移動のチケットを持っていたら、気が気でなかっただろう。

スタッフガラスの向こうでずっと喋っており、関係者と思われる人達だけたくさん出入りしていて、客のことは完全放置だった。私たちは客ではなく舞台装置であり、スーツを着た彼らにとっては、登壇者・作品関係者が「客」である映画祭だと思った。正直かなり印象が悪い。

作品の音にスポットを当てた」トークを期待したが、台本もなく既出の話しがほとんどであったことも残念だった。作品タイトルを紹介しない台本を用意し、さらに話数タイトルを読み間違え、客だけでなく作品のことも馬鹿にしているように受け取れたし、告知の間違いもかなり多く、登壇者が疲れ果てるようなスケジュールを組んでいて、まともな運営でないということはハッキリした。

2週間前で上映作品が確定していないことで、この映画祭の力の弱さを感じた。「映画祭」なのにTVシリーズの上映を多数していることが答えだと思う。岩浪氏と菅野氏の共通作として「PSYCHO-PASS」のタイトルトークショー中に出ていたが、そちらは映画存在する。なぜ上映できなかったのか?

また音がテーマなら立川でやったほうが良かった。

作品を埋めてなんとかイベントを開催したというだけにしか思えない。本当に運営がクソだった。楽しみにしていた分、残念が多すぎて、オタクとしても擁護できない。

帰り際にアンケート声かけがあったが、気分が悪すぎて早々に退出した。帰宅後にアクセスする方法がなかったのでこちらに記載しておく。

2024-11-02

anond:20241101232915

他人の作った公開プレイリスト再生し、知らないジャンル音楽をざっくり知る

おもにこの使い方をしている。なかでもとくに電子音楽EDM系はかなり細かくジャンル名前がついているし、

日々新しいものが生まれていくものがだいたいこんな雰囲気なんだ?と知るのに役立つ。

ただしプレイリスト作成者音楽ジャンル仕分け専門家であることまずはないので、ちょっとこれは違ってないか?みたいな曲がまじることはわりとある

既存曲のタイトル検索して、好きなバージョンを出しているアーティストがいないかを探す

おもにジャズクラシックなど、既存曲の新解釈・再演がよくされる音楽だとこれが有効なことがある。

最近だと、ジブリ映画劇伴採用されたことでも知られるDilmano DIlberoというブルガリア合唱の有名曲があり、

これを検索して聞いていったらLABORATORIUM PIESNI という女声コーラスグループが出していたバージョンが気に入った。( https://www.youtube.com/watch?v=Ju7GI1gNNwo )

それが収録されていたアルバムも聞いてみたが、全体的にプリミティブかつ神々しい雰囲気でとてもよかった。

2024-10-26

風景とか名刹とか動画で見たいんだけど、自然音だけの動画なかなか無い

なんで無駄音楽かけまくるんだ

音楽を聴きたいんじゃないんだ。邪魔なんだ

まあ、映像撮った時に一緒に入る音がいい感じじゃないか音楽かぶちゃうんだろうけど

そこは頑張って「いい感じの音を別撮り」してかぶせて欲しい

というか、別に人の話し声とか要らん音が入っててもいいから、音楽かぶせるのやめてくれ

アニメだって効果的な劇伴じゃなくて無駄に曲流しまくってるの見ると興醒めでしょうが

蟲師音響見習え

意味の無いことすな

2024-10-24

アニメ劇伴クラシック音楽を使ってるアニメ

アニメ劇伴BGM?)でクラシック音楽が使われているアニメを知りたい。

元々が音楽アニメじゃない、例えば『氷菓』とか『スーパーカブ』みたいな音楽とは全く関係ないアニメ劇伴一曲クラシック音楽をチョイスしているのがとても好きなんだけど、アンテナが低いのか『氷菓』や『スーパーカブ』の感じのアニメに中々巡り会えない。

『葬送のフリーレン』とか、オリジナルオーケストラの曲を作ってるのはちょっと違うんだよな。

2024-10-19

このアニメ劇伴、いい仕事してんねーと思ったら

たいてい浜口史郎だったわ

なんやこいつ

おれのハート泥棒か?

2024-09-17

anond:20240917210539

すごい

少なくとも魔女宅ラピュタはすごいしっかり作られてる

歌ではなく劇伴の話ね

 

元々前衛畑(ミニマルを志してたらしい)で全く売れず、本人はポップスに魂を売ったと自虐してたけど

その分メロディエクリチュールに隙はなく、本気でやってると思う

ただ最近のはちゃんと聞いてないので分からん

 

クラシックからみた感想

2024-09-07

きみの色は結局何がしたい映画なのか

見たけど、よくわからなかった

話の内容が、というわけではなく制作意図(?)がわからなかった

以下感想

最初に簡潔にネタバレなしの外形的なレビューをする

アニメーションの出来が素晴らしい

日本の従来の商業アニメ的ではない表現演出なので外国映画賞とかとりそう

劇伴イマイチ

でもバンドセンスは異常

普通アニメで、高校生で、アマチュア寄せ集めで、そっちの方向性はいかなくないか

そしてミスチルはクソ

 

以下ネタバレ気にせず感想をかく、良かった点と悪かった点、疑問点、腑に落ちない点を書くのでだれか答えを教えてくれ

ざっくりいうと邦画っぽい

邦画まり知らないけどなんていうか岩井俊二的な、岩井俊二アニメ化するとしたら山田尚子に任せたらよさそう的な感想を持った

セリフ物語を紡ぐのではなく、美しい画で語る、的な

けどアニメーション的な演出、絵で持っていく演出もある

ちゃんアニメとして成立している、邦画っぽいけどやはりこれはアニメなのだ

また、邦画っぽいというのは、エンタメではないという意味も含む

たとえばこの映画君の名はのように大ヒットして何百億円も稼ぐとはとても思えない

興奮や感動を喚起リピーターを生み出すタイプではない

人によっては心に染み入るような、人によってはあくびが出るような、そんなタイプ映画

なぜそう感じるのか?

改めて考えたがこの映画は緩急に乏しい

たくさん登場人物が出るし、エピソードもたくさんあるがどれも平凡

心に刻み付けられる名ゼリフもなければグリグリ動く神作画もない

とりとめもないヤマナシオチナシがずーっと続く

ただしクライマックス文化祭演奏シーンを除いて

 

良かった点

1 音楽説得力があった

バンドアニメは数あれど説得力のあるものは少ない

その選曲パフォーマンスで客がそんな風にはならんやろと思ったり

なんでこの子達がそんな曲作ろうと思うん?だったり

の子達のレベルでそんな演奏できるわけないやろ

というものばかりである

その点、このアニメはよかった

文化祭あんセンスのある演奏されたらそらああなるし、そういう演奏になる理由も作中で描かれていた

悪かった点

1 ミスチルを起用すんな

単純にあってない

作品の完成度を落としてると思う

2 キャラクター性格世界観リアリティがない

このアニメはいつの時代を描いているのかよくわからない

いやおそらく「今」なんだろうが、現実の「今」とこの作品の中の「今」、ちょっと違う、いやかなり違うよね

いかにもアニメアニメしたアニメならご都合主義として無視できるのだけど、キャラデザ演出リアルに、邦画に寄せている分、どうしてもリアリティのなさ、時代曖昧さを感じてしま

上の方で岩井俊二っぽいと書いたけど、岩井俊二時代を切り取るのが上手い

打ち上げ花火から見るか横から見るか』を見れば90年代小学生リアルがそのまま伝わってくるし

『リリイシュシュのすべて』を見ればゼロ年代中学生リアルに心が苦しくなるはずだ

それらに比べるとこの作品にはリアリティがない

彼女ら、彼らは、本当に、令和の、2024年の、日本の今を生きる高校生なんだろうか?とてもそうはみえない

作劇に合わせて都合よく作られたフィクショナルなキャラクターに見える

邦画的なリアルっぽさがあるのにリアリティがない

そのちぐはぐさが不快で不満

疑問点

このアニメは何をしたかったんだろう?

エンタメではなさそうだ

いやもし売れる映画を目指してたなら単純に失敗だ

パンチが足りない

エンタメを求める客はこんな起伏の乏しい作品で満足しない

では作家性の強い映画メッセージ性のある映画をやりたかったのか?

作風的にはこっちの説のがしっくりくるのだけれども、そうだとするとこの作品テーマがよくわからない

自分には伝わらなかった

わかった人がいれば教えて欲しい

きみの色は結局何がしたい映画だったの?

2024-08-28

劇伴アニソンの方が音楽の元来の姿だと思うんだよな

漠然とした恋愛の歌」とか「最大公約数的な現代社会の歌」とかよりもって意味な。

音楽って元々は何らかの物語を伝えるためのものだったわけじゃん?

クラシックとかの発展過程を考えていってもオペラだったり聖歌だったり、何らかの背景となる物語があってそこに曲を当てはめていく過程で発展していったわけでさ。

特にコレといったストーリーのない音楽っていうのが現代社会しか存在しない異常事態な気がするんだよな。

でもなんか世の中が逆転していって、何らかの物語に沿わせるように作った曲が特別タイアップソングという扱いになってるのが不思議だなーと。

オリンピックサッカー応援歌とかって延長線上としては軍歌とかと同じようなジャンルでさ、そのライン上にある何らかの儀式鼓舞するための音楽とかが元々この世界で曲が奏でられていた理由というかさ。

映画しろアニメしろ大衆に知られ渡った共有の物語をより深く味わうための補助線として存在する音楽の方がよりプリミティブな音楽だよなーと。

あー結局、俺がいいたいのはそういうのが逆転して「ドラマイメージソングってなんか音楽としての本来の姿じゃないよね。もっと自分たち気持ちを素直に謳うのが音楽じゃん?」みたいな価値観が広がってるのが不思議だなってことね。

常識が完全に逆転するのに必要なのはたった二世代分の時間っていう話なんかね。

2024-08-23

となりのトトロ大人になってようやく初見プレイしたので、感想書く

これまで俺はジブリ作品忌避しており、となりのトトロという作品も今回の金曜ロードショー初見である

折角なので、この場に初見感想を残しておこうと思う。

CM休憩ごとに書いているのだが、時間金曜ロードショーベースの為、CM時間が入る都合上本ノーカットとズレが生じることをご容赦願いたい。

ちなみに言っておくと、俺は子供向け映画(例:ディズニーピクサー大長編ドラえもんなど)が大嫌いな、めんどくさい深夜専門20代中盤アニオタである。唯一ラピュタナウシカは楽しく視聴済み。



  • 18分

やはり俺にとってこれは嫌いな映画だろう。所謂子供らしい描写がよく見られ、子供らしい時期を大人の顔色を伺うという固定観念の下で育った俺にはコンプレックスを刺激してくる非常に胸の痛いアニメ映画である

今でこそ多少は消化できているが、これまでの人生特に小中学生時代に見たら吐き気しか起こさん。

唯一サツキ声優日髙のり子女史だと一瞬で看破できたのは素晴らしい点か。流石は声豚俺である

  • 29分(以降、CM時間を含むため本編とズレあり)

単純にサツキヤングケアラーであり胸が痛い。そのくせそこまで物語に進展がない。

てか25分ほど本編が経過しておいて、まっくろくろすけ描写はあるにせよ、トトロ描写が皆無とはどういうことか。所詮子供騙しの映画では無いのか?母親結核やそれに似た病気だろうし、シンプルに片親で不幸な親子の話に見えるが、どう発展していくのか。もう4分の1は経過してるぞ?

  • 42分

トトロが登場した。あまり異世界接触もの王道を歩みすぎてしんどいが、小トトロが可愛すぎて全てを許したくなる。

だがしかし、メイは流石に4歳児の行動をし過ぎではないか。だからガキは嫌いなのだ危機感とか怪異との接触への躊躇とか、そういうのを持ったほうがいい。そもそも教育が上手く行っていないのではないか?4歳児は大人監視下に置くべきでは?父の怠慢だろこんなん。

  • 65分

駄目だ。メイがガキすぎてしんどい。俺の4歳児時代はこんな頭のおかし子供では無かったぞ。世間の4歳児はこんなもんなのか?ある意味でメイは発達障害の気があるのではないかトトロという夢想的な概念への拘りを見るに、自閉症スペクトラム可能性も指摘できる。

あと傘を差し出したカンタ描写があったが、メイの話より此方が本筋ではないか?隣のトトロしてるんだったら隣のカンタしろや。こっちのほうがラブコメとして上質だろ。

ちなみに、高校イベント(文化祭トトロ実写化した)により、俺は唯一ネコバス登場のシーンだけは履修済みである。久し振りに見て感慨を覚えたが、それにしたってネコバス関連のシーンは猟奇的すぎやしないか子供泣くわこんなん。

  • 74分

俺がジブリ迎合できない理由が分かった。登場人物があまりにも怪異に対して適応しすぎなのだトトロ軍団は非常に可愛く、豊穣の舞には俺でも萌えを感じたが、人間2人が邪魔である。お前ら別に何もしてないだろ。どんな顔して「やったー」とか言うとんねん。

本来超常現象に対してビビるべき所を、胡散臭いまでの迎合力で一緒に楽しんでいるガキ共。斜に構える俺はこういう所で変に冷めてしまい、まともにジブリ作品を楽しめないのだろう。だからこそ、ラピュタナウシカという「そもそも異世界が前提である作品」は楽しめるのかもしれない。

  • 85分

ごめん、声豚のせいで日髙のり子ボイスを聞くと全てを許してしまう。トップをねらえタカヤノリコに調教されたせいだ。あの声聞くだけで何でも良くなってしまう。悲しきアニオタの性だ。

あと、やっぱメイはなんか発達障害持ってるわ。普通に見てられん。

  • 96分

なんか普通に面白くなってきて草。やっぱ日常描写より緊迫感だよ、ジブリは(なお3作品しかたことないが)。アニメ映画からこその枚数の多さからなる走りの躍動感、久石譲ハイクオリティ劇伴、そして日髙のり子ボイスの息遣い、ぜーんぶ引っくるめて没入感を得られる。やっぱメイとか要らんかったんや。サツキトトロだけあればええんや

  • 106分

ネコバス大手柄過ぎるだろう。メイを探すどころか病院連れてくとかタクシーかよ。となりのトトロじゃなくてとなりのネコバスだろこんなん。


全て見終えた感想

正直、ヒロインサツキ相手カンタサポートトトロネコバスで全て完結する作品ではあるし、棒読みのパパと空気の読めないメイにイライラする事も多かった。

だが、ラスト15分の怒涛の展開、有能過ぎるネコバス、及びエンディングイラストでお釣りが来たといえる。

ラピュタナウシカと比べ明確なメッセージは無くて、多少は『何が言いたかったのかな……』感は残るが、いい映画では有った。

あと、絶対に今みたいな擦れた状態で見るより、何も知らない子供時代に見るべき作品である

見てない奴ははよ見ろ。斜に構えるせいでまともに楽しめなくなるぞ。

2024-07-22

ヒロアカキッズアニメ枠なので覇権になり得ない

ヒロアカキッズアニメ

その証拠OP歌詞テロップが出る。

ヒロアカは言うまでもなく原作に人気があり、アニオリは補足程度にとどめられており作画劇伴にも問題がない。

にもかかわらずオタク日中キッズアニメを見ないので話題にならない。

オタクは深夜にアニメを見るので覇権アニメは深夜から生まれる。

2024-05-27

今期アニメ感想

ガールズバンドクライ

脳内物質の分泌に問題を抱えた女の子たちの、衝動に任せた刹那的生活物語

公共の場暴力行為や罵り合い繰り返す彼女たちに対し、周りの大人は冷たい目を向けるだけで何もしようとしない。

おそらく、それが川崎らしさなのだろう。

社交性が欠落しやたらと攻撃的で、互いの事を何も説明しないせいですれ違っていく感じは、ある意味で実際のバンドマンらしさもある。

いまのところ話の進展はほぼないが、なぜか主人公たちのバンドは人気が高まりつつあるらしい。

その前に登場人物の誰かしらの預金残高が尽きる気がするのだが。

彼女たちが福祉につながれることを切に願う。

性格ピーキー登場人物キャットファイトさせることで、何か物語が進展しているように見せかける手際は、いかにも花田十輝らしい。

ただ、見せ場のために非現実的衝動的な行動をキャラクターに取らせる悪癖が、このアニメにおいては奇跡的にマッチしている。

最新話で、雨の中、軽トラの前に飛び出す主人公や、メジャーアーティストステージ衣装のまま楽屋から屋外に駆けてくるシーンは、

わず「そうはならんやろ」とモニターツッコミを入れてしまった。


怪獣8号

1話で切った。1話はよくできていたが、オリジナルストーリーで再スタートを切れなかったのは致命的失敗だろう。

ダンジョン飯(2クール

やたらと軽薄なOPが鼻につくが、相変わらずいいアニメ化。

原作に詰め込まれ小ネタキモになる部分を巧みに採用しつつ、映像化に際してテンポを落とさないようにチューニングされている。

カットされているセリフが聞きたかった、と思うことはしばしばあるが、大きな不満はまったく無い。

「今期の覇権アニメ」といった刹那的ポジションではなく、耐用年数が長く何度も見返せる作品意識しているのだろうか。

映像化に際してかなりの準備期間・制作期間をもって作られているらしいところがあるので、

3クール目がまだまだ先になるのでは無いか懸念している。できれば、迫力のある絵で劇場でやってほしい。

ゆるきゃん△ SEASON3

制作会社が変わったせいか、どうも会話のテンポ感にハマりきらないところがある。

パッと見は作画が変わったくらいで、劇伴声優はこれまでと変わらないだけに、この「ハマらなさ」がどこから来るのかがよく分からない。

しかに、原作でもこのあたりの話は間延びしている感じはあったのだが、広角レンズを使った大コマの迫力があるぶんあまり気にならなかった。

アニメ場合、広角のシーンでもパンが振られていたり、キャラクターが動いているせいで逆に安っぽく見えるときがある。

視覚のすごみに欠けるせいで、見せ場となるシーンが単なる長回しになってしまい、テンポが悪く感じられるのかも。

予断だが、賛否両論あった映画オリジナルストーリーは、個人的には大好きです。本編に影響がない未来の話だし、あれくらいやったほうがよい。

冬のオフィスに出社したときのひんやりとした空気感などがよく伝わってきたところが良かった。

3期は、キャラクターに「寒い」と言わせなければ寒さが伝わってこないような感じがある。いちゃもんっぽい批判ですが。

狼と香辛料

前回のアニメ化は1話しか見ていないので、話も含めて実質初見視聴。

概ね楽しく見ているが、街の風景旅路宿屋酒場の描画が、全て同じに見える。リアリティが無いというか、生活感を感じられない点がちょっと気になる。

もっとも、この作品面白さは何と言っても会話劇にあるから、背景の描き込みはほとんど気にならない。

主役の二人はもちろん、モブも交えた会話でも、小粋なセリフ回しで心地がよい。セリフのものの魅力に、声優のバフがかかっている感じ。

この作品なら、動くアニメではなくて、朗読劇や舞台で見ても面白そう。

忘却バッテリー

原作未読で、アニメ初見。さすが横手美智子とうなる軽妙な脚本宮野の当て書きじゃねえか、とツッコミを入れたくなるくらい、宮野がハマっている。

記憶喪失人物を通じて、野球という題材の汗臭さや泥臭さをメタネタにしつつも、

当事者たちが取り込まれるある種の狂気も、野球経験者にも分かりやすく伝わってくる。

うっとうしいくらいのギャグが脳に残ったところで、登場人物シリアス過去もばっちりと魅せてくる。

過去編をしつこく感じさせない映像はいいですね。

ダンジョン飯もそうだが、このアニメキャラクター作画上の演技が細かくて見入ってしまう。

アクションシーンが長いのではなく、さりげなく差しまれる捕球のシーンなどの動きがよい。

グローブに球が収まるとき反動や、投げるときの重心移動の身体感覚が、視聴者自然に伝わってくる。

増田野球経験だが、バッティングセンターに行ってみたくなる。打てるのかな。

響け!ユーフォニアム

吹奏楽部を題材にした学園サスペンスものファムファタールに出てきそうな新キャラを交えて、陰湿さにもオーバードライブがかかっている。どう考えてもNHKの日曜夕方17時に放送していいアニメではない。なんとなくだが、売上の一部を不登校支援寄付などに回したほうがいいと思う。

要するに、そのくらい心理描写が細かいアニメだと思う。破綻の無い作画もさることながら、表情やカメラワークが良い。黒沢ともよは化け物。アニメ黒沢ともよの演技が凄すぎるせいで、この作品実写化できないんだと思う。

原作は未読だが、ねちっこい女性同士のからみにフォーカスして構成するあたりが花田十輝らしい。

それと、京アニキャラクターの演技ってやたらとわざとらしいよね。顔の前で手を合わせたり、わざとらしく頭を掻いたり。変に心理描写が細かいから、そういうアニメっぽい仕草が浮いて見える。

関係ないけど、井芹仁菜は北宇治高校ウジ虫と呼びそう。

2024-05-12

ブルアカアニメシスタープリンセスRepure方式がよかったのでは?

anond:20240510105151

素直にそう思う。

シスプリピュアってアニメが昔あって、とても独特な構成になっていた。

テレビ放送前提なので一般的にはOP-Aパート-CM-Bパート-ED構成されているのだけれど、この作品AパートとBパートが別の作品だった。

Aパートストーリーズ)はシスプリ自体アニメオリジナルストーリーを毎週にわたって展開し、全13回の1クール長編アニメとして構成されていた。

Bパートキャラクターズ)はシスプリメインコンテンツである12人の妹を全12回、毎回1人ずつ紹介する短編アニメ集だった。

上記のように、キャラクタを深堀することに全力を費やしたのが、シスプリピュアキャラクターズパートである

おそらくコストも相当かかってるが「電撃G'sマガジンの紙面企画メディアミックス」としては最高の出来だった。

まあ昨今は関係オタクとかも幅を利かせているので向き不向きはあるだろうけど、ソシャゲはこの方式でやってもいいんじゃないかと思うんだけどね。

俺は見る側だから作る方の都合は知らんけども。

2024-05-09

anond:20240509034307

いらないテンプレ情報を盛りたがる実写業界の方ですかね?

まあ真面目な話として、データが増えることによる情報量増加ってのは実際問題としてあるよ。

かい行間補完の妙はフリーレンアニメで散々話題になったし、

劇伴効果とか、ただみかん転がしてるだけの絵がアニメで描かれるだけでめちゃくちゃ気持ち良くなるってラッパー映画評論家先生が言ってたろう

2024-04-26

「虎に翼」評価してる人がいるのが邦ドラのレベルの低さを意味してるよなあ

日本コンテンツ産業の中でドラマって相当レベル低いよなやっぱ

お笑いアニメ漫画小説・ポップ音楽クラシックゲームといった他の産業比較してもダントツにしょーもないと思う。

ごくごくたまに映画がチラっと評価されることはあってもテレビドラマ評価されているのなんてもう完全に見かけない。

ずっと昔に冬ソナ流行って「昔の日本ドラマパクリだね」とキャッキャッしてたけど、その頃にはもう日本ドラマはズブズブに腐り果てて半沢直樹みたいなとりあえず叫んでいれば名台詞扱いで受けるような作品が人気の超低IQ向けの産業に成り果てた。

テレビ業界が頭の悪い人向けの番組を安く仕上げて適当に流すのに慣れきるのに合わせて、テレビで放映されるドラマドンドン酷くなっていく一方だったよ。

アニメはまだ海外に輸出するっていう意識があったか国外でも通用するようなコンテンツを作ろうとしてたけど(つうかまあ日本オタクの財布の総量がアニメ業界を支えるには弱すぎたんだけど)、ドラマ業界芸能事務所とズブってそこから金を引っ張ることを選んで内に閉じてった。

そんで見事に駄目駄目になったドラマをだらだらと見続けてハードルの下がりまくった視聴者が「虎に翼は伝説的なドラマになる」とか抜かしてるわけですよ?

えー嘘だーと思っちゃうね。

同じNHKでやってるユーフォの3期でも見てみろって。

劇伴クオリティからして既に段違いだから

マジでさ、虎に翼でまともなのってOP米津玄師だけだろ?

アレもよくよく歌詞を聞いてみれば「朝ドラとか見てるやつって結局恋愛脳なんだろ?女性社会進出について語ってるようなドラマでも顔の良い俳優の色恋沙汰にしか興味ないんだろ?悲しいね。結局お前らは性欲まみれなんだね。男女平等とか言ってるけど、そもそも根底に男か女かで世界を見てしまうのは、お前らが結局性欲でばかり世界を見てるからだよね。哀れだね」みたいなこと言ってめっちゃ煽られてるぞ?

ほんまさ、「虎に翼」程度でもベタ褒めされてるってのは致命的にヤバイって感じたほうが良いよ。

2024-03-26

anond:20240326134447

ゲームあんま興味ないし、本文もあまり精査して読まずに書くんだけど、

どこかのアニメ監督さんだったかな?インタビュー記事だったかで読んだ記憶がある、うろ覚えなんだけど、

劇伴やらせるなら、音大とか出てないと駄目、独学から出てきたような人は採用しない、って言ってたんだけど、

それって、もっともなことだと思ったんだよね

劇伴、要はアニメとかドラマBGM効果音的にも使われたりすることもあるわけだけど、

あい仕事をするのに、それこそバンド活動から音楽理論独学してはい上がって来たような人がいたとしても、まあ駄目だと思うんだよね

あらゆる楽器精通してないといけないし、オケ知識とか必要だし、厚い音楽理論経験に裏打ちされてないとならない

そこに、突飛さは求められてなくて、監督さんが、というか、シナリオ上こう悲しいんだ、こう嬉しいんだ、こう絶体絶命で、こう快進撃で、

みたいなあらゆる要求に、それに適した楽器とか編成とか、もちろん楽曲を用意しなければならない、あらゆる手配もしなければならない

すごく失礼なこと書くけど、自分最近八十八ヶ所巡礼みたいなの好きだし、古くはたまみたいな日本プログレだって好きだし、

あぶらだこみたいなのも好きだし、ヒカシューみたいなのも好きになっちゃったし(みんなオーガス2のせいだ)、

なんか既存音楽セオリーテンポ楽器編成、何かを壊してほしいと思ってる

超絶技巧ピアニカ奏者とか最高だと思ってる

でも、そういう人たちは、劇伴世界では求められてないと思うんだよね

ギターけが上手い人、タンバリンカスタネットだってとんでもないほど奥が深い楽器だということを承知で書くけど、

パーカッションだけ特化した人、一点豪華主義ギターベースドラムボーカルできますみたいなバンド世界だけの人、

劇伴はそれじゃ駄目だと思うんだよね

もっと、あらゆる楽器精通してて、音楽理論とかの正規教育に裏打ちされてて、

だって、最終目標監督要求に応えること、というか、音楽は主役ではなくて、あくまでその物語を盛り上げる道具にすぎないわけで、

から、道具に突飛さを求めるなら、それこそ独学だったり、ちょっとおかしい狂ってる(誉め言葉)人を採用するべきなんだろう

そういう人を音大芸大に求めるのは間違っているんじゃないかな?

端的に言えば、彼らは指示通りに動くわけだから、指示を出してる人、監督さんとかゲーム本体を作ってる側に問題があるのでは?

彼らに求められるのはクライアントのあらゆる要求に応えることであって、突飛なアイディアを出せとか、客の目を引き付ける変なものを作れとか、そういうことじゃないんじゃないか

音大芸大を出ている彼らはプロフェッショナルではあるのだろうからプロにはちゃんプロに適した指示を出さないと、クライアントは望んだものが得られないと思うよ

まり、ここから木の枝にタイヤがぶら下げられてるとか、ジェットコースター🎢とか、顧客が本当に必要だったのはガンダムでもジムでもなくてボールだったとか、

そういう話になると思うので、この話を終了させていただきます本日は本当にご清聴ありがとうございました

2024-02-02

anond:20240202123855

それはそれで

とは

原作と違うけどメガネなどのオリキャラの立ち方

千葉繁の演技

声優の演技

押井守のすごい演出改変

原作を活かしてるところもある

小泉泉美ほかの劇伴のポップさ

当時の風俗など

ひっくるめて、映像作品として楽しめる

それはそれで

定義

2024-01-24

anond:20240124233238

というかミニマルというなら音楽にはそもそも人間の声っていらなくね?

せいぜい神聖さを出したい時にコーラスを入れる程度でいい

意味のある歌詞をいれる必要があるのは言葉によって教条化したい聖歌くらいのもん

古くより音楽オペラなどの劇伴として発展してきたし

今もゲーム映画劇伴としての音楽のほうが、俺は好きになれる曲が多いと思ってる

どこぞのシンガーバンドアーティスト気取って作るもんよりも、ちゃんとしたオーケストラ伝統楽器プロ奏者使って作ってるもんだしな

その音楽に参加してる人は一人ひとりが音楽人生かけて学んできたエリートで、それが数十人いるわけよ

俺はそういう音楽評価したいと思うね

2023-11-18

[]映画 犬神家の一族1976年版

youtube無料公開されてたからみてみた

タイトルスケキヨネタしかしらんかったか何気にはじめて

金田一耕助自体もはじめてだし

金田一の出番がほぼなかったのが不思議だった

まあタイトルからしてそうだしな

あくまでも御家問題がメインというか

短い映画捜査パートのんびりやる時間なんかねーしな

しっかし2時間半のなかでよくもまあこんだけ詰め込んで最後そのネタ晴らしまでやったなあというのがまずある

復員してきてーみたいな話ですんごく時代を感じた

登場人物の多さが海外小説かよって思った

仮面つけてあからさまに怪しかったりして

そういうときって実はそいつ関係ないってパターンのほうがよく見るイメージあったけど

逆にもろかかわってたってのも新鮮だった

ねたばらししたあと犯人自殺すんのもこれが最初だったりすんのかね?さすがにそれはないんかな

未然に防いだら事件としてつまんないとはいえ金田一はほんまなんもせん無能だなーと

本人もラストで、ぼくがもっと早く気づいてたらみたいなこと言ってたけど

でもまあ2時間!?なげーわ!!と思ったけど見始めたらあっという間だったから、

50年前の映画で長時間退屈せず見させられたってことは自分にとってはそれなりにおもろい映画だったんだと思う

あと劇伴いいね

というよりメインテーマがいい、といったほうがいいかもだけど

これ見ると、エルフ河原崎家の一族のじーさんとかもろこれオマージュやんと改めて思った

お嬢様につきしたがう不器用なぶおとこみたいなフォーマットの原型?もこれなんかなーとも

2023-11-11

デビッド・フィンチャーの最新作、ザ・キラーNetflixにあったか何気なく見たけど、良かった。

平たく言えば殺し屋復讐劇だが、殺し屋精神規律説明し続けるモノローグ抑制が利いた黒く引き締まった画面、劇伴は用いずその場所流れる音楽BGMにする演出登場人物を描くことに深入りせず、ある種淡々カットを重ねられたロードムービー構成など、スタイリッシュ暴力性が昔のフィンチャー映画を思い起こさせるところもあった。

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