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はてなキーワード: どろろとは

2017-10-21

anond:20171021010948

「今の有名な作品だって昔はラノベ扱い」

「今のラノベだって何十年後は文学扱いされる」

 

そうやって後世に評価されるには、それ以外のジャンルにどんだけ影響を与えたかって条件があるからね。それがなければ時間が経てば忘れられて顧みられない。昔あれだけ隆盛を誇った貸本劇画鬼太郎以外完全に忘れ去られてるみたいに。鬼太郎だけ生き残ったのは作品価値観世界観が(手塚どろろ書いて対抗したみたいに)ジャンルに収まらないほど独自性があってクオリティ高かったからだし。

 

今のラノベでそんだけ独自性があって、他のジャンルクリエイターに影響与えるような作品ってあるかもしれないけど、少なくとも聞かないね

2016-11-22

年間興行収入トップ20以内の漫画アニメ原作実写邦画

http://entamedata.web.fc2.com/movie/movie_j2016.html

2006

順位興行収入(億円)タイトル
5位71.0LIMIT OF LOVE 海猿
9位52.0デスノート the Last name
18位28.5デスノート 前編

2007

順位興行収入(億円)タイトル
7位45.6ALWAYS 続・三丁目の夕日
16位34.5どろろ

2008

順位興行収入(億円)タイトル
2位77.5花より男子ファイナル
1039.520世紀少年<第1章> 終わりの始まり
15位31.0L change the WorLd

2009

順位興行収入(億円)タイトル
1位85.5ROOKIES卒業
6位44.120世紀少年最終章ぼくらの
1234.8ごくせん THE MOVIE
16位31.4ヤッターマン
1730.2クローズZERO II
18位30.120世紀少年<第2章> 最後希望

2010

順位興行収入(億円)タイトル
5位80.4THE LAST MESSAGE 海猿
1141.0のだめカンタービレ 最終楽章 前編
13位37.2のだめカンタービレ 最終楽章 後編
2023.6ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ

2011

順位興行収入(億円)タイトル
9位34.5GANTZ
14位28.2GANTZ PERFECT ANSWER

2012

順位興行収入(億円)タイトル
1位73.3BRAVE HEARTS 海猿
2位59.8テルマエ・ロマエ
1134.4ALWAYS 三丁目の夕日'64
14位31.3映画 怪物くん
16位30.1るろうに剣心
18位25.2僕等がいた 前篇

2013

2014

順位興行収入(億円)タイトル
5位52.2るろうに剣心 京都大火編
6位44.2テルマエ・ロマエII
7位43.5るろうに剣心 伝説最期
1724.7ホットロード
19位24.5ルパン三世
2021.9土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI

2015

順位興行収入(億円)タイトル
14位32.5進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
18位27.7映画 暗殺教室

2016

順位興行収入(億円)タイトル
9位46.0信長協奏曲
13位35.0暗殺教室卒業編~
14位32.0orangeオレンジ

2016-06-21

http://b.hatena.ne.jp/entry/279410081/comment/watto

watto : 手塚治虫どろろ』で、百鬼丸九尾の狐爆薬の詰まった義鼻を食らわせて倒したとき、鼻の無くなった百鬼丸の顔を見たどろろが「デッサンが狂ってるみたいだ」と言ったが、手塚治虫素人なのか?

ええ、そうですよ。手塚素人です。美術を専門的に勉強したことがないという意味で。

本人はそれが多大なコンプレックスで、だから「僕はデッサンが出来ないから」と言い続けてた。恐らくもってデッサン意味もよく理解してなかった。

そうして漫画しかいたことがない人間の間で「デッサンが狂ってる」という訳の分からない言葉は今も使われ続けているのです。

2014-08-26

沙村広明作風

無限の住人イメージがすごく強いけど、

ホッテントリ上がってたこれみたいに、いかにもアフタヌーン的な怠惰中二病風味のモラトリアムの方が俺の好み。

無限の住人どろろ二番煎じ感が強くて最初らへんで読むのやめた。

んでもって今おひっこし読んでるけどやっぱこっちの方が自分には合ってる。

たぶん三十路あたり以降の無限の住人イメージが強い人間にとっては意外な面白さがあると思うからぜひ読んでほしいなあ。

無限の住人なんて知らない若い世代だとこっちのイメージが先行することになるのかなあ。

そんで無限の住人読んで驚く、みたいな。

でもおひっこし読んでから↑のマンガ読むと、ぶっちゃけワンパターンキャラ演出ストーリーしか書けないのかなあという気もする。

無限の住人(の最初)とおひっこし以外のマンガ読んだことなから実際どうなのかはわからんけど。

2013-05-10

僕の頃の手塚治虫

 オッス!おら第二次ベビーブーマーだぞ。

 1974年生まれぐらいの人から見て、手塚治虫ってこんな感じに見られてたなあっていう話。

 僕が子供の時は各界に権威者つーか、記号みたいな人がいたのね。

 美空ひばり=歌うまい、みたいな。石原裕次郎とかさ、リアルタイムじゃ「太陽にほえろしか知らんけど、あの固太りのおっさんのどこが恰好いいの?とか思ってても、裕次郎二枚目、みたいな記号権威をもってたんですよ。

 いまさ、例えば歌姫って言っても、こーだくみも歌姫なら、浜崎だって歌姫でしょ。僕が子供頃だったら歌謡曲女王ってたら美空ひばりミスタープロ野球ってたら長嶋茂雄、いや島倉千代子はどうなの、とか王貞治の方が記録を残してるよとか、そういう異論は通用しなかった時代なのね。

 で、そういう時に、手塚さんは漫画神様

 今だって神様だけどさ、もう当時はカテゴリー的には昭和天皇と同じカテゴリーなのよ。美空ひばりとか長嶋茂雄とか、石原裕次郎とかは皇室と同じポジションにいたわけ。

 そういう意識を共有して、日本人共同幻想体をシェアしてたのね。

 タクシーに乗ってさ、いきなり運転手が「いやー昨日は巨人が負けて残念でしたね」って話しかけるみたいな、共同幻想ね。そこにはスワローズファンなんて存在しないの。いや、俺はホエールズファンだからなんてのはあってはならないの。石原裕次郎二枚目ってのを受け入れるのはさ、天気の話をして場をつなぐ友好的な社交を受け入れるってのと同じことだったわけよ。

 そういう仲でさ、手塚治虫神様天才=善人=医者、っていうさ、そういう受け入れられ方をしてたわけ。世間アトムジャングル大帝しか知らんから

 手塚場合は、まあ、実際に天才だったわけだしさ、裕次郎二枚目っていうのよりは実態があったけど、僕らの世代は実際には手塚漫画を読んでないのね。アニメは見たよ。

 子供が多い時代だったから、しょっちゅうアニメ再放送されてて、「ジャングル大帝」「ふしぎなメルモ」「悟空の大冒険」「鉄腕アトムリメイク版ね、♪ボクの腕と脚はジェットで空をとーべるー、の方)」「ジェッターマルス」とか観ていた。僕が一番好きだったのは「悟空の大冒険」だけどさ、まあ正直言って、藤子不二雄とか赤塚不二夫アニメの方が面白かったなあ。

「近頃の漫画権威っぽくてどうもいかん」

 みたいなことを80年代手塚は言ったらしいんだけど、晩年手塚権威を利用して、また新しいチャレンジをしてたね。

 僕がリアルタイムで、手塚の「連載」を読んだのは「アドルフに告ぐ」なんだけど、これ、週刊文春に連載されてたんだよ。一般週刊誌だよね。週刊文春読んでる中学生もやな感じだけど、漫画が一般雑誌に掲載されたのは大昔にはあるかも知れないけど80年代の文脈で言えば手塚だけだったね。で、「火の鳥」と「ブラックジャック」がハードカヴァー版で刊行されたんだけど、漫画ハードカヴァー版も多分、手塚最初

 権威を利用してたけどさ、最晩年の頃の手塚むちゃくちゃ現役作家でさ、現役作家として再ブレイクしてたんだよ。ま、あの人、現役じゃなかった時代はないんだけど、藤子F先生が「ドラえもん」に専念して、赤塚先生がかろうじてコロコロとかに細々と連載してる中でさ、手塚社会のど真ん中で新作でブレイクしたんだよ。

 その最中に亡くなったんだけど、「アトム期」「レオ期」「どろろ期」「ブラックジャック期」って連続してるけど、それぞれ別の顔、別の座標軸でブレイクしてるんだよ。で80年代にもブレイクの山をもひとつこしらえたっていうかさ、死んだとき神様じゃなくて現役作家だったんだよ。

 「ブラックジャック」とか「火の鳥」の名声で食ってたんじゃなくてさ、多くの読者に早く来週の掲載作品を読みたいって思われる作家だったんだよ。

 まあ、おっさんのむかしばなしなんだけどね。

2010-07-01

白泉男子非オタ彼女00年代花ゆめ世界を軽く紹介するための10本

http://anond.hatelabo.jp/20080721222220より。

http://anond.hatelabo.jp/20080726023345を受けて。

まあ、どのくらいの数の白泉男子がそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らない花ゆめコミックス世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、2000~2009年花とゆめコミックスのことを紹介するために

見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に花ゆめを布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う20巻、30巻越えの漫画は避けたい。

できれば巻数1桁、長くても既刊10巻にとどめたい。

あと、いくら花ゆめ的に基礎といっても時期がずれすぎるものは避けたい。

テニス好きが『しゃにむにGO』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。(連載開始が98年だから)

そういう感じ。

彼女の設定は

花ゆめ知識はいわゆる「花ゆめ黄金期」的なものを除けば、ドラマ版「ガラスの仮面」程度は見ている

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

オトメン乙男)(菅野文

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「オトメン以前」を濃縮しきっていて、「オトメン以後」を決定づけるだろうという点では

外せないんだよなあ。長さも既刊10巻だし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

このトキメキ過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報彼女

伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいいタスクだろうと思う。

神様はじめました鈴木ジュリエッタ)、セーラー服にお願い!田中メカ

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうな花ゆめコミックス(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには

一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

「白泉男子としてはこの二つは“神漫画”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

ちょっと江戸まで津田雅美

ある種の歴史漫画オタが持ってる江戸への憧憬と、ゆるゆるのオタ的な架空歴史へのこだわりを

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも津田雅美

耽美的なかわカッコよさ」を体現するソウビ

耽美的に好みな女」を体現するミッシェル

の二人をはじめとして、オタ好きのするキャラ世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

ガートルードのレシピ草川為

たぶんこれを見た彼女は「どろろだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜の作品がその後も続いていること、これが単行本では収録順大変更になったこと、

少年漫画なら能力バトルになって、頭脳戦が展開されてもおかしくはなさそうなのに、

少女漫画でそういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

金魚奏(ふじつか雪)

「やっぱり恋愛は障害を乗り越えるものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「赤髪の白雪姫

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかけるふじつか雪の思いが好きだから。

断腸の思いで伸ばしに伸ばしてそれでも全2巻、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

その「続ける」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。

金魚奏の短さを俺自身は短絡とは思わないし、もう伸ばせないだろうとは思うけれど、一方でこれが

美内すずえ魔夜峰央だったらきっちり未完の大長編にしてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけて2巻に収めてしまう、というあたり、どうしても

自分物語を形作ってきたもの膨らませきれないオタク」としては、たとえふじつか雪がそういうキャラでなかったとしても、

親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

蛍火の杜へ(緑川ゆき

今の若年層で蛍火見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

夏目友人帳よりも前の段階で、緑川ゆき哲学とか漫画技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティの作品がLaLaDXでこの時代に掲載していたんだよ、というのは、

別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく白泉社好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆる夕方再放送アニメでしか夏目を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

キラメキ☆銀河町商店街ふじもとゆうき

ふじもとゆうきの「目」あるいは「絵づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「終わらない群像劇を毎日生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそアニメ版学園アリス』最終話は「俺たちの学園生活はこれからだ」以外ではあり得なかったとも思う。

「祝祭化した日常を生きる」というオタの感覚今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の

加速剤はキラメキにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、

単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

白磁モリエサトシ

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういうフェティシズム風味の愛欲をこういうかたちで漫画化して、それが非オタに受け入れられるか

気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

桜蘭高校ホスト部葉鳥ビスコ

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。

オトメンから始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、アニメ化から始まるハルヒブームの先駆けと

なった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら

教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

2009-12-03

こ、ここれは・・・き、軌跡やでぇ

T・・・鉄腕アトム

E・・・エンゼルの丘

D・・・どろろ

U・・・海のトリトン

K・・・きりひと讃歌

A・・・アドルフに告ぐ

O・・・おれは猿飛だ!

S・・・シュマリ

A・・・奇子

M・・・MW

U・・・上を下へのジレッタ

こ、ここれは・・・き、軌跡やでぇ

T・・・鉄腕アトム

E・・・エンゼルの丘

D・・・どろろ

U・・・海のトリトン

K・・・きりひと讃歌

A・・・アドルフに告ぐ

O・・・おれは猿飛だ!

S・・・シュマリ

A・・・奇子

M・・・MW

U・・・上を下へのジレッタ

こ、ここれは・・・き、軌跡やでぇ

T・・・鉄腕アトム

E・・・エンゼルの丘

D・・・どろろ

U・・・海のトリトン

K・・・きりひと讃歌

A・・・アドルフに告ぐ

O・・・おれは猿飛だ!

S・・・シュマリ

A・・・奇子

M・・・MW

U・・・上を下へのジレッタ

2008-11-21

劣化した勇者の対価

アニメストライクウィッチーズ」の登場人物主人公の上官であった

扶桑皇国海軍少佐坂本美緒は、番組後半、その能力の大半を失ってしまう。

主人公の力が終盤に向けて増大していく、異能戦記ものの物語では、

比較的珍しいことだと思う。

ライバルは成長する

「友情、努力、勝利」が駆動する物語世界では、主人公能力は、

物語の進行とともに大きくなっていく。主人公は怪我をしたり、時には何かを

失ってしまうけれど、代償として、それを補ってあまりあるぐらいの成長を得る。

物語の冒頭、能力主人公を圧倒していたライバルや上官は、中盤以降、

主人公に勝利する機会はほとんど失われてしまう。

ライバルは主人公に勝てなくなってしまうけれど、彼らにはまだ、

普通の人が届く限界」を読者に示す仕事が残っているから、主人公の成長と

ともに、彼らにもまた、彼らなりのペースで成長が約束される。

劣化が隠蔽されない物語

人間世界で30年ぐらいの時間軸で作られた物語だと、年老いた主人公が、

自分の体力の限界に舌打ちする場面が、ときどき見られる。主人公が最初から老境に入っていると、

主人公の口から「能力が高かった頃」が語られたりもする。

そうした人達は、低下した体力の代わりに知恵を得ていることが多くて、物語もまた、

体力の限界能力の決定的な差となって現れる状況を回避するから、主人公能力低下は、

たいていの場合、読者から隠蔽される。

ストライクウィッチーズ」の中盤以降、主人公の上官であった坂本は、20歳という年齢を迎えて、

魔力が低下してしまう。能力を決定するパラメーターがシンプルな、時間軸の短い物語世界では、

「魔力の低下」は、そのまま能力の低下となって、坂本の立場を劣化させる。

力が衰えてしまえば、その登場人物は、物語の展開とともに「劣化」していく。

あの番組は、パンツ以外にもいろんなものを隠さず見せていて、面白い。

劣化した勇者の対価

人は老化するし、能力はいつか劣化する。劣化の代償として得たものが、「栄光」だとか

「成功」であったとしても、その登場人物は、果たして幸福なんだろうか?

手塚治虫漫画どろろ」の主人公百鬼丸」は、妖怪を倒すたびに、能力が低下する。

生まれたときには手足や目を持っていなかった主人公は、勝利するたびに手足を取り戻して、

普通の人へと近づいていく代わり、能力は「普通の人」へと近づいてしまう。

勇者であった人は、低下した能力の対価として、いったい何を求めるべきなのか。

どろろ」の物語は、恐らくはそんなことを語ろうとしたのだろうけれど、物語は途中で終了してしまった。

あるいは手塚御大にも、その答えは出せなかったのかもしれない。

普通の人」へと近づいていく主人公と対峙する敵は、物語が終盤に近づくにつれて、

どんどん強くなっていく。「普通」になった主人公が勝ってしまえば、主人公が失った

能力価値が下がってしまうし、主人公が負けるようなことがあれば、

「世の中やっぱり能力が全て」なんて、物語には救いが無くなってしまう。

21世紀は再び○○の時代に」なんて見出しを付けるベテランがいる。

こんな人達は要するに、自らの人生に、「劣化」の代償として足る何かを見いだすことが出来なかったんだろうなと思う。

老害経験

世界で、老化の問題を前向きにとらえた本というのは、たいていは「老害上等」なんて立ち位置

「よかった昔」を手放しで賛美したい人達思考停止を販売するのは、きっと幸せな商売なんだろう。

劣化の代償に「人脈」を得た人は、老害となって若者に立ちはだかる。

対価として愛を得た人はアルジャーノンになって、寝たきり老人となって介護される未来に臨む。

普通」を目指して手足を得た主人公は、ラストまで走りきれずに、物語は途中で終わった。

小林源文氏が描く戦記物には、ほとんど「おじいさん」になった退役軍人が登場して、

昔語りを始める。あの世界での「劣化した勇者」は、新兵に対峙して、「実戦」の

経験を語り伝えるためにそこに在る。あれは上手な劣化表現だなと思う。

小林の戦記ものでは、かつて勇者だった退役軍人は、劣化の代償として、「思い出」を選ぶ。

勇者能力を手放して、図書目録となり、若い人達に自らの経験を語り伝え、次の世代を育てる。

成功を語ると老害になる

ベテラン若者インデックスであり続けたいのならば、成功体験を語ってはいけない。

成功体験は、成功してみせることでしか、その正しさを証明できない。

成功体験で自らを語る「劣化した勇者」は、経験の正しさを証明するためには「動く」必要があって、

そんな元勇者はだから必然的に老害となって、若手の前に、能力の不足を晒してしまう。

インデックスとしての在りようを選んだ「劣化した勇者」は、だから自ら犯してきた失敗と、

新しい状況に対峙して、今までのやりかたとは違う何かを受け入れて、自ら痛み、失敗し、

変容してきた経験を語る義務がある。

「こうしたら上手くいった」を語り出した元勇者は、もはや単なる老害でしかないことを理解しなくてはならない。

これから先、主人公としてその能力を増して行くであろう宮藤や迫水を横目に、

坂本や穴拭らベテランは、物語世界約束事として、「劣化した勇者」として、主人公に対峙する。

ベテランが、そのまんま理想上司として振る舞えば、主人公達は無敵化して、物語は回らなくなるし、

ベテランが「老害」として立ちはだかった姿は醜くて、なんだかあまり見たくないような気がする。

このアニメーションに続編があるのなら、かつて勇者であったベテランを描写してほしいなと思う。

能力が劣化した代償として、勇者は果たして何を求めるべきなのか。成長して、能力を高めた

主人公と並んで、能力を手放したその人が、その時どんなものを得ていれば、能力を失ってもなお、

登場人物としての魅力を失わずに、その場に立ち続けることが出来るのか。

パンツ語りに加わるには年を取りすぎた人間としては、むしろそのあたりを見せてほしいなと思った。

2007-10-08

愛してあげてもよかった、のに

合コンでとてもうんざりして、

連中と一刻も早く別れたくて

二次会カラオケ筋少釈迦を歌った。

けっこういい人だったから 好きになっても良かった

結構いい人だったから 愛してあげても良かった

いいね、この見下した感じ。

殆ど全ての女はきっと、この「男を無条件に自分の奴隷のように考える」思考回路を持ってる。

けど、それはあくまで隠して、心のそこでほくそ笑んでかみ締める感情だ。オモテにけして出すべきじゃない。

出したらどうなるかといえば、まあ、ドン引きなわけだ。

そう、合コンで歌うにはおおよそ相応しくない歌詞に、予想通り男はドン引き

ひとり残らず。どろろののうずい??とか歌っちゃってるし。

作戦大成功。

……でも、ひとり残らずドン引きされたことに寂しいと思ってる自分もいて、それがとても嫌な感じだ。

嫌いな男でも、うんざりな男でも、それでも、皆が引いてる中で笑ってくれたら、それこそ、ねえ。歌詞の通りに。

ああ、嫌な生き物。自分が?女が?

 
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