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はてなキーワード: 一兵卒とは

2022-12-16

colaboのなんちゃらやが話題だけどさ

左翼のこういう活動ってどうやったらこう、一枚噛んで甘い汁吸えるようになるの?

この騒動でよく名前が上がる活動家の経歴漁っても、弁護士以外は大した経歴があるわけでもなさそうなんだけどさ、どこにどういうコネがあるんかな?

下っ端の一兵卒として活動に参加してればいずれ出世して上の地位につけるとかそういうのあるんかな?

自身所謂ノンポリから左翼の真似事で結構な金貰えるなら是非ともやりたいんだよね。

なんならいっぺんホームレスかになれば錦の御旗として祭り上げられたりしないかな?

2022-10-29

ロシア中国が攻めてこないか

徴兵されて一兵卒としてろくな武器もなく前線に送り出されて砲弾の直撃でバラバラになって死にたい

2022-10-28

anond:20221028131411

>何で人間のための社会なのに、社会のために人間苦痛を強いるんだよ

過去の人たちを犠牲にして技術進歩させた癖に、まだ人に犠牲を強いるのかよ

 

話が逆なんだよな。

 

人間犠牲を強いているのは現実であって

現実に対抗するために俺らは社会を発展させ技術をつくってきて

技術社会があるから、今やっと、たかだか今お前が感じている程度の犠牲で済んでいる。

 

世が世なら、俺やお前みたいなのは使い捨て一兵卒として戦列歩兵の一人をやってたわけよ。

そうしないと飯が食えないのが現実だったから。

よかっただろ。命かけずに増田とかできて。

2022-10-20

被害者を使ってお前らの正義感を満足させるのやめろ

親を殺された。

しかに俺たちも親を殺されて心底疲れ果てていた。どうしたらいいか途方に暮れていた。

そこに駆け込んできた奴らが復讐を綿密にお膳立てた。

俺たちの意見を聞こうとすることもなくあれよあれよと話は進み、復讐計画されて実行された。

結果として俺たちの親の仇は死んで復讐は果たされた。

俺たちは協力者たちと祝杯をあげた。

協力者たちはワイワイと賑やかに楽しそうだった。

俺たち遺された側は、何とも煮え切らないまま途方に暮れたままだった。

なぜ俺たちの親は死なねばならなかったのか、わからぬまま終わっていた。

親を殺した仇が死んだことで、俺たちの納得の機会はどこかに行ってしまった。

火鉢から飛び出たあいつは秋しか活躍の場がなくて夏の閑散期の暇潰しだったのだろう。

女王に仕える一兵卒に過ぎないあいつは、単に自分ヒーローになる場を求めてちくりと刺しただけなのかもしれない。

普段はクソ味噌に扱われるあいつも自分を見下してる悪い奴をすっ転ばしてさぞ痛快だったに違いない。

最後に上からのしかかり息の根を止めたあいつだって、本来ならばぺったんぺったんと共に勤しむパートナーがいたはずだ。そいつはどこにいった?

俺たちの目の前で酒を酌み交わすお前たちは、お前らが本来目を向けるべき自分自身から逃げるようにここにいるのではないか

俺たちの復讐は終わった。彼らの手によって。

だけど俺は何の感謝もできないし、どいつも俺の憎んだ猿と変わらないように思う。

2022-10-06

anond:20221006010755

腐ってるよな。そんなこと言ってる連中は自分戦場最前線一兵卒として戦う心技体なんて持ち合わせて無いだろうに。のうのうと国民皆兵かよ。おまえが真っ先に戦場万歳突撃したら考えてやっても良いよってなもんだ。

2022-09-19

anond:20220919073444

大人数を統括するリーダー資質がある一兵卒上がりのやつを登用する仕組みあってもいいだろ

一発試験よりも母数の多い一兵卒に長い選抜試験課すほうが優秀な人材を集められるかもしれない

現場を知ってる分、上に立ったとき現場を熟知した上での判断が出来るかもしれない

anond:20220919072120

兵卒を数量として切ったり貼ったりするお仕事一兵卒上がりが就くと、情が絡んでパフォーマンス上がらないんだよな。現場の取り仕切りは下の気持ちがわかる人が担当して、上の将は人の気持ちなんてクソとも思ってない人が担当する。その間で中間管理職が折衝を受け持つ。これが一番良い形。

軍隊って一兵卒として入隊したら、どれだけ昇進しても少尉だったかくらいで頭打ちになるんだったよね?

対して士官学校卒業したら少尉士官から始まる。

当然、軍の上層部には士官学校を出ていないと入れない。

 

この仕組を軍隊のような現実的集団が堅持しているということは、

この仕組が有効であるという証左なんだと思う。

でも、疑問なのは、なぜそうなるんだろう?ということだ。

一兵卒で入隊して、叩き上げ将軍にまでなれる仕組みよりも

学校を出て士官から始めた人たちだけで将軍が占められる仕組み。

なぜ後者の仕組みのほうがより合理的組織がつくられると考えるのだろうか?

2022-06-27

塚越孝アナ10年後の振り返り(偲ぶ会もできていないと聞いたので)

ニッポン放送ラジオショッピング上記録ホルダーの塚ちゃんこと、塚越孝アナ

ちゃんが亡くなって10年が経ち、ラジオショッピングの売上がいまだに破られていない&いまだに偲ぶ会もできていないということで

様々な関係者に聞きいた話から、塚ちゃんお台場人生を振り返ってみる。(時系列あやふや

先に申し上げておくが、塚ちゃん関係者貶めるわけではない。

関係者それぞれの考えもあるし、内で思うべきこともあるだろう。

ただ、まさしく人間ドラマとはこのことだと言いたい。自分だったら番組化したいくらい。

そして、この人間ドラマから、亡くなってしまった塚ちゃんに朝から大変バカヤローと叫びたい。

2012年当時のフジテレビ視聴率三冠を逃しているにもかかわらず、三冠の亡霊に憑りつかれた状況だった。

外部から選択肢の2~3番手、にもかかわらず社内のプライドは1番手というギャップから

スポンサー代理店制作会社から出入り業者含めてギャップ顕在化し始めていた。

特に局内では右肩上がりインターネット関連の部署(旧デジコン局、当時はクリエイティブ事業局)だけになっていた。

FOD売り上げ規模は小さくても、右肩上がりということで株主総会でもクリ事の話をするくらいの状況だった。

そんな塚ちゃんアナウンス室にいた時からデジコン局のポッドキャスト番組に出ていた。

ちゃんがナビる落語番組appleから表彰されるくらいの規模で、若者向けデバイスアクティブシニアにもリーチできるということで

パトロンという仮面かぶった先進的なスポンサーには意外とウケが良かった。

(その時点でF1ターゲットフジでは異質だったが、地上波とのカニバリを避けられたし、

 逆にBSフジ親和性があって波を使わせてもらうこともあった)

ちゃんデスクはいつも本が山積みで、アナウンス室の中でとても目立っていた。

本の壁でパーテーションをするかのごとく、本をデスクに積みあげ、

本に隠れていろいろコソコソやっていて、アナウンス室の中でも浮いていた(しょうがない。。。)

ちゃんお台場に来たのは、ライブドア事件ニッポン放送フジテレビ利益を使えなくなってしまってことに起因する。

ここらへんはライブドア事件をググってほしい。

ニッポン放送本業以外の収益がなくなり、本社屋の建て替えもありバランスシート破綻寸前だった。

持株会社制に移行したこと理由に、ニッポン放送人件費の高い社員をまとめてフジ転籍させることとした。

そこでやってきたのが塚ちゃんだった。

実はニッポン放送は社屋の建て替え時に、スタジオフジデジコン局近く設けていたこともあり、

ちゃんアナウンス室よりも、現場フロアのほうが安心している感じだった。

フジにきた塚ちゃんニュース情報番組特集枠ナレをやったり、CSの自社枠紹介番組をやっていた。

ただ、ラジオノリなので、どうしてもテレビ周りの動きができなかった。

例えばラジオなら5秒無音で放送事故だけど、テレビは絵で訴えかけるシーンだったりする

でもそれがわからない、すべて説明し、相槌を入れ、常に話し続けないと気が済まない。

ちゃんだけではなく、ニッポン放送転入組の8割がテレビには合っていないと思われてた。

2割のプロデュース企画系の人は優秀だったけど、都市部から離れてアンテナが鈍ってきていた。

そんなこともあって、転入当初はニッポン放送での業務に近しい業務をしていた人たちも

3年目あたりから異動し始めた。そう、主に窓際への異動だ。会社看板ではない

本人たちはいつかは有楽町ニッポン放送)へ戻りたい/戻れるとよく言っていたそうだ。

ちゃんも同じだった。自分ラジオ人間なんだと。

ちゃんの思いは強く、日枝さんにも直談判していたそうな。

そんなところで、アナウンス室を出る内示が出たが、塚ちゃんは内示に反対し、

アナウンス室を出なければならないないら、少しでも出役が期待できるクリ事を希望し、

人事発表の時には異動先がクリ事に変わっていた。

2011年にクリ事に異動して、また塚ちゃんは悩んだんだと思う。

いままであんなに手厚かったフォロー配慮が一切なくなった。

クリ事としてはもう招聘出演者ではないので、手厚いフォローはしないということ。

それこそ、右肩上がりだけど規模の小さな事業部だからメイクさんも使えない。

ロケ現場でも、ゲストにはメイクさん使えるけど、塚ちゃんには使える費用が捻出できないとか。

さらに、功を焦る中途入社の年下上司からちゃんへの暴言の数々・・・

口では一兵卒から頑張ります!と挨拶しても、内心では塚ちゃんプライドはズタズタですよ。

1年クリ事にいて、自分の今の置かれた立場を認めなくなかったんだろうね。

その年も、日枝さんにも直談判していたそうな。それで今度こそニッポン放送に戻るんだと。

2012年6月25日(月)内示の直前まで周囲にそう話していたが、昼過ぎの内示では塚ちゃんの担務は何も変わらなかった。

内示の後の塚ちゃんの姿を見てる人/覚えている人はいなかった。

そして、内示の翌日2012年6月26日(火)に、デスクに塚ちゃん荷物があることを、誰も気に留めなかった。

いつもだったら重役出勤のはずなのに、朝から荷物があることがおかしいと誰も気づかなかった。

編集明けの早朝スタッフですらそうだった。内示も終わったか気持ち引き締めて当日午後の収録ために朝から出社してくれたんだと勘違いしていた。

そう、誰も塚ちゃん本心をわかっていなかった。

2012年6月26日(火)午後にポッドキャストの収録だったが、社内の収録現場に現れなかった。

今まで収録に連絡無しで来ないことはなかったので、いよいよザワザワしだした。

ところが、年下上司文句をまき散らすだけだった。

夜になり、荷物そのままでありながらも携帯電話が通じないことで、不審に思ったスタッフ部長級に相談し動き始めた。

部長級は社内への相談スタッフは塚ちゃんつながりの場所関係者たちへの連絡や訪問

そして、そのまま翌日2012年6月27日(水)になる。依然として行方知れずの中、午後になり、警備から発見の連絡となる。

なぜか現場確認部長級と現場スタッフだったらしい。

年下上司遺書の有無についてやたらと気にしていて、スタッフに何度も確認で詰め寄ったとか。

2012年6月26日(火)没となっているが、見つかったのは27日(水)

入退室ログの最終入構が25日(月)だったので、おそらくは25日(月)の夜にお亡くなりになっていたと思われる。

これが10年間の関係者調査のまとめです。

繰り返すが、塚ちゃん関係者貶めるわけではない。

関係者それぞれの考えもあるし、内で思うべきこともあるだろう。

ただ、毎年この時期になると、塚ちゃんハチャメチャな緩急つけた振り回し方が無性に恋しくなる。

しかしたら、今の日本を元気つけられたのかもしれないなぁと思い出してしまう。

ちゃんよ、2002年ニッポン放送を退局したときに、政治家にでもなってりゃよかったんだ。

話すことを生業としたいのは分かるが、自分一人だけで孤独な闘いを続けなくてもよかったんじゃないのか。

それこそリスナーと塚ちゃんの逆人生相談室をスイングしてもよかったじゃないか

残された人のことをどう思っているんだ?天国では横澤さんとどんな話をしているんだ?

ラジオのことはどう思っているんだ?今だったらyoutubeで話し放題できたんじゃないか

10年前のあの日も6月最後月曜日だった。

10年経っても大変だよ、塚ちゃん

合掌

2022-06-01

anond:20220601130318

そういうガチ一兵卒おじさんにインタビューすべきだと思うんだよなぁ

大体35歳定年説系の記事は半分引退してる奴らだらけ

2022-04-15

最近読んだBLではない本と、関連BL本・関連するがBLではない本。(ネタバレあり)

 けっこういい感じに分厚かったけど、半日没頭して読んでしまった。

流浪の月』(凪良ゆう)

 来月辺りに広瀬すず松坂桃李の主演の映画が公開されるし、TSUTAYAに行けば売れ筋ナンバーワンとしていっぱい平積みされているので、わざわざ私が紹介しなくてもいい気がするが……。

 著者の凪良ゆう先生BL小説家としてデビューした人気作家。数年前からBLレーベル外の小説も書くようになった。『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』など著書多数。

あらすじ

 主人公の更紗(さらさ)は、風変わりな両親に愛され、自由奔放で健やかに育っていた。だが、平和な日々は突然瓦解してしまう。天涯孤独となった更紗は伯母の家に預けられたものの、普通の家庭に馴染むことが出来ない。居場所のない彼女放課後、独りきりで公園に行き、ベンチに腰掛け読書をして時間を潰すようになる。

 公園には更紗以外にもう一人、ベンチの常連がいた。更紗の学校の友人達からは「ロリコン」と呼ばれる、痩身の若い男。彼は毎日、暗い目で女児達の姿を追っていた。

 更紗が伯母の家での暮らし限界を感じた夕方、これまで更紗に対して無関心を貫いていた「ロリコン」が彼女に近づいてきて……。


増田感想ネタバレあり)

 ざっくりと言えば、かつてTwitterとかでフルボッコにされた伝説の『幸色のワンルーム』(はくり)みたいなストーリー。傍目には、猥褻目的誘拐犯に性犯罪被害者が懐いてしまストックホルム症候群しか見えないけれど、実は訳ありのお兄さんが虐待を受けている女の子を救い、それをきっかけに強い絆で結ばれ、唯一無二の関係性を築いた二人の物語

 なんか物議を醸しそうな筋書きだけど、今のところ『幸色のワンルーム』のようなボコられ方はされていなさそうだし、これからもそうはならないかもしれない。

 ただ、レビューを見てみると、猫も杓子も作者が読んで欲しいように読んでいるというか、「事実真実とは違うということがわかりました。わたし無理解から他人を傷つけないように気をつけてようと思いました」と多くの人々が判を押したように書いていて、道徳時間小学生じみていて、うすら怖い。一体どうした、みんな真面目か。

 まあそれは置いといて。『幸色―』よりは好意的に受け入れられているっぽいのはたぶん、そもそも挿し絵無しの小説なので、女児可愛い言動性犯罪被害を描いてもそれを「性的消費」目的で書かれたとは思われ難いというのがあるのかなと思う。それに、物語全体のうち、被害者女児誘拐犯の暮らしが書かれた部分はそんなに多くない。それより、更紗が事件以来、15年の歳月をどのように生きてきて、現在はどんな風に暮らしているのかに多くのページが割かれている。そして、更紗が性的虐待を受けている場面や、彼女にとってはしんどいだけの性行為の場面は、心情はリアルに書かれても行為のものは生々しく描写されはしないので、虐待描写オカズ化は防がれている。そういう意味では安心

 未成年略取という犯罪に夢見すぎという批判はあると思う。だがそれも罪を犯した文(ふみ)の内心が吐露される章で緩和されるのかな、たぶん。

 現実にも起こりうる、子供被害に遭う犯罪とその冤罪当事者しか真実は知らないはずなのに憶測が飛び交い、被害者加害者ともにオーバーキルとなるほど晒し者にされ平穏日常生活を奪われ追い詰められること。そういうことを物語ネタとして取り上げることの良し悪し。それについて私自身がどう思うのかといえば、良しとも悪しとも言えないなぁという歯切れの悪いことを言うしかない。

 個人的好き嫌いのことをいえば、センシティブネタほど「逃げの一手」を打たない方が好き。例えば近親相姦もので実は血が繋がっていなかったのでセーフでしたとか、小児性愛者が未成年略取の罪を犯したと思ったら実はそいつ小児性愛者ではなかったのでセーフでしたとかいうのは、何がセーフじゃ甘えんな! もっと業に正面から向き合えと思う。

 『流浪の月』はどうだったかといえば、文は実は小児性愛者ではなかったので、そういうとこは私のあまりきじゃないものの類なんだけれど。だってたぶん多くの読者が「更紗と文にはこれからは静かなところで幸せ暮らして欲しい」とレビューに書いているのって、文が「安全な人」だとわかったからで、もしもまじもんの小児性愛者だったら同じ感想が出るか? っていう。なんていうのか、結局は罪を軽減して世間並に受け入れられるレベルまで物語引き下ろした感が出てしまうというか。それで事実真実は違うよねーと言われてもなって感じがする。

 だが、文がなぜ自らを偽ってまで小児性愛者のふりをしてきたのか、その事情と心情があまりにも切々と書かれていて胸を打たれたので、私の個人的好き嫌いとかどうでもいいかもう、と思い直した。

 事実真実は違う。人それぞれに抱えているものがあって、それを他人が何も知らない癖に常識だのなんだのを笠に着て叩くことが許されようか? 本作のテーマはそんな感じだが、幼い頃の更紗を育んだ家庭や、大人になった更紗に関わる人々などを、更紗が許容するもの・拒絶するものに、そうは言ってもな……とちょっと疑問が残るようになっているところが良いと思った。

 たとえば、母親が無理をせずに幸せであることは大切だとして、更紗は彼女自身母親や、同僚の子持ち女性自由奔放ぶりを許容する。ところが更紗の母親と同僚女性は娘の物分りのよさに甘え、自分恋愛にかまけて娘を放置するという全く同じ行動をする。だが、その結果は大きく異なる。更紗は母親に遺棄されたせいで理不尽辛酸なめることになったが、同僚女性の娘は放置されたものの完全には棄てられず、それが切っ掛けで更紗と文という年の離れた友人に出会い精神的に救われることとなる。同僚女性は更紗と文という協力者を得たお陰で、娘を遺棄せずに自分人生も大切にできたとも言えるかもしれない。同じ事が起きても結果は違う。これを人それぞれと言うか、そんなんただの運だから最初からちゃんとしているに越した事はないと思うか。現実としては、周囲から親にかけられるプレッシャーのお陰で子供が守られているという事も、往々にしてあるが……? などと、ちょっと考え込んでしま余地が読者には与えられている。

 一方で、更紗はDV気質のある恋人の亮のことは、交り合うところが一つもないと拒絶し切り捨ててしまう。亮がなぜDVを止められなくなってしまったのか、その理由を知っていながら、理解共感彼女拒否するのだ。母親が我が子を遺棄することには同情すら示すというのに、DV男はどんな事情があれどもダメであるというアンバランスDV男は許してはならない、そんな奴からは早急に逃げるべきだというのは正しい。ここを違えたら今時の読者には受入れられないのは想像に難くないが、世間へのご機嫌取りとも思えない、あえての偏った描写なのだろうか。と、ここにも悶々と考えさせられる余地がある。

 また、他人無理解によって苦しめられてきた更紗もまた無謬の人という訳でもなく、無邪気な思い込みで発した一言で文を深く傷つけたのに長い間気づかず、文の真実を知らないままであった。それは、読者が安易に更紗と自己を同一視して気分を良くするだけにとどまるのを阻んでいる。更紗が文の真実を知った時、それまで更紗と一緒に被害者意識を持って、解っていない人々を糾弾出来る立場にいたはずの我々は、自分達が解っていない人々と同じ穴の狢であることに気付かされ、ショックを受けるのだ。

 後半、読者目線では余裕で予想できる破滅的な結末に向けて、更紗と文が善意ちょっとした人としての良識を発揮したせいで転がり落ちてゆくところは、はらはらしてつい目が離せなかった。それはダメだ、善意でもやったらいけないやつだと、更紗達を批判することを、圧巻の心理描写妨害してくる。簡単に教訓を得ていい気分になって読み終えることを許してはくれない。それがこの小説のすごい所なのかなと思う。

 にも関わらず、レビュー者が判を押したように教訓を得た事ばかりを書くのは、この小説安易共感を読者に許さない、熟考を強いてくるからなのかもと私は思った。そう易々とは自分意見を書くことが出来ないから、かえってテンプレみたいな感想を書いてお茶を濁すことになるのだ。


さて、以下は凪良ゆう先生BL作品の紹介と、『流浪の月』とテーマが似ていると思う作品とかの紹介。

『美しい彼』(凪良ゆう)※BL小説

 主人公平良吃音を持っているせいで上手く喋ることができず、学校生活の中ではスクールカースト底辺に追いやられていた。両親に心配をかけることを畏れた平良は、イジメターゲットにならないように極力目立たぬよう、息をひそめて暮らしている。

 そんな平良は、高校二年の新学期、同じクラスになった清居(きよい)に一目惚れをしてしまう。清居はスクールカーストの頂点に君臨し、陽キャの面々に一目置かれながらも孤高にマイペースを貫く、まさに王者である。そんな清居とそのしもべ達から奴隷のようにこき遣われる平良だったが、清居が気まぐれに差し伸べる暴力的な救いの手や、逆境ものともしない凛とした姿勢に心酔する。やがて平良は、清居の一兵卒から立派なストーカーへと進化していくのだった……。

 凪良ゆう先生BL小説のなかでたぶん最も人気のあるシリーズであるイジメ被害者加害者カップリング主人公平良と、平良に惚れられた清居、それぞれの視点によって相手人間性共通体験についての見方ががらりと変わる。事実真実は違うとはまさにこのこと。

『にいちゃん』(はらだ)※BL漫画

 幼い頃、近所に住む「にいちゃん」に遊んでもらっていた、ゆい。彼はにいちゃんのことが大好きだった。ところがある日、にいちゃんが奇妙な遊びに誘ってきた。怖くなったゆいは、にいちゃんの部屋から逃げ出した。そこへゆいの母親鉢合わせたことにより、にいちゃん逮捕されてしまう。

 数年後。高校生になっても、ゆいはにいちゃんのことが忘れられず、親には内緒でにいちゃん行方を探していた。そして遂ににいちゃんと再会を果たしたゆいだったが、にいちゃんはゆいを怨んでいた。にいちゃんはゆいを拘束して動画を取り、それを脅迫材料として、ゆいを呼び出し、苛烈性的虐待を加えるのだった。


 ほんもの小児性愛者でしか性犯罪者の大人と、ストックホルム症候群高校生のカップリング虐待描写があまりにも凄惨で心を折ってくるので、性描写ゴリゴリにあるが抜けないエロ本みたいなことになっている。ヤバい奴に雁字搦めにされてしまった状況での愛は偽りなのかもしれないが、渦中にある本人にとっては本物に見える。その様を綺麗事なしに描写した怪作である


『私の男』桜庭一樹

 腐野花(くさりの はな)は、恋人との結婚をもって養父の腐野淳吾の手を離れることになった。花は幼いうちからまだ年若い養父性的関係を持ち、そしてもう一つ、誰にも言えない秘密を淳吾と共有していた。

 そんな花と淳吾の暮らしを、時の流れとは逆順に、章ごとに語り手を変えつつ描いた物語最後には花と淳吾の真の関係性が明かされる。

 はたからみれば養父から性的虐待を受ける女児物語だが、やはりこれも事実真実は違う系。ところが真実事実よりもどろどろとしていて、なのに純心であり耽美でもあるが、物凄い業の深さでもある。

 第1章が花と淳吾の別れの話で、それから章ごとに時を遡っていき、最終章家族を亡くして孤児になった花が淳吾と出会い養子になるところで終わる。

 私は初読の時に、まるでハッピーエンドのように終わるなぁと思ったのだが、再読したら別にハッピーエンドには思えなかったのは何故なんだ。もう一度読めってことかな、ハハッ。

 映画にもなっているのだが、映画版はまるで小さな悪女・花に淳吾が狂わされ搾り滓にされたみたいなラストだったから、あまりきじゃないな。


『つみびと』(山田詠美

 酷暑真夏若い母親は幼い子供達を部屋に置き去りにし、餓死させた。懲役30年の実刑判決を受けた母親を、世間の人々は好き勝手糾弾する。一体、母親は何故、愛していたはずの子供達を死に追いやってしまったのか? 母親自身の生い立ち、彼女祖母の代から続く凄絶な負の連鎖とは……。

 小説しか描けない現実があるとして、実際に起こった事件モチーフに書かれたフィクション小説である

 児童虐待と、世間の人々が助けたいとは思わないタイプ社会的弱者物語。著者の山田詠美先生自由女性恋愛小説を書く一方で、昔から社会の最下層にひっそりと生きる人々の事も書いてきた。中でもこれはすごい作品

 山田先生作品にしては珍しく、リベラル無責任で冷酷な一面が批判的に描写されている。

2022-02-24

anond:20220224123954

対岸の火事だろ。知らぬよ。さて、こういうとき一兵卒を送るとして、どんなやつがいい?



だよね?

2022-02-23

日本が直接戦争するわけではないからでしょ

anond:20220223095959

氷河期の頃に「戦争したい」と言っていた人の意図

日本戦争になって、国民皆兵制になって国がインテリ上司自分と同じ一兵卒に引きずりおろしてくれて、

腕っぷしで勝負したい、そしてあわよくば痛めつけたい」

というものであって、今回のように遠くの国でドンパチやってもこうはならないから。

2022-01-28

私はOverwatchのような「世界ヒーローを求めている」というコンセプトのわりにプレイヤーに「一糸乱れぬ一兵卒であることを強いるゲームデザインが嫌いです

2022-01-21

ヨドバシやビックでワクワク買い物できる時代は終わった

普段地方田舎住まい

年末、約2年ぶりに実家に帰り、家電量販店へ久しぶりに行った。

行ったけど、全然楽しくなかった。

ずばり、品ぞろえが貧弱。

たとえば、LANケーブルを買おうとする。アマゾンで「LANケーブル」と検索すると、規格・色・長さ・メーカー等々実に様々なアイテムが続々出る。選り取り放題だ。

ところが、ヨドバシやビックの店頭に行くと「ヨドバシオリジナル」だの「ビックオリジナル」だの銘打たれた1品のみがダラダラ陳列してあるだけ。しかも、ちょくちょく欠品してるからよりによって自分が欲しいものがないこと多々(カテ6A3m黒が欲しいのに、3mは白しかなくてあとは1mか5mしかない!とか)。

その上やる気がない店員が多い。

たまに「(おっ、この人テキパキしてるな)」という人がいるけど、名札見たら大抵がマネージャークラス肩書がついた人。それ以外の一兵卒はこぞってチンタラ不愛想。

そもそも店員が少なすぎる。

ちょっと混雑しようものなら、15分以上も店員が捕まらないなんてザラ。

昔は多数の品々を豊富知識持った店員説明受けながら品定めできるワクワクの空間だったんだけど。

時代は変わった。

2022-01-20

anond:20220120165335

そういう感じなのかぁ

でも特段優秀なわけじゃなくて、とりあえずディレクター業務しているみたいな人が多いんだよね

新しい知識の吸収とかもしている訳じゃなく、スキル自体も今じゃ一兵卒としては問題あるなぁという人が多い

勿論スキルを磨き続けている人もいるけど、そういう人は聖人みたいな人がおおい気がする

2021-12-10

anond:20211210152000

アメリカ海軍暗号解読できてたんだけど、

国民大戦への参戦を促すため

あえて退避させなかったんだよな。


支持率爆上がり!

軍需産業大儲け!



ベトナムシンドロームになったロッキーのように

いつでも傷つくのは一兵卒・・・

2021-06-11

歴史

何社も渡り歩いて来た現場一兵卒なワイやからゆうけどな、社長はん、ワイの知る限り、年中無休やった店舗が定休日つくった場合、その店はことごとく閉店してきとったやで...「さすが社長、昨今のコロナ事情から鑑みて、なるほどです!」

2021-03-08

anond:20210308154543

公平とか搾取とか犠牲とかの話にするのは、マルクスがやった失敗の本質で、実は筋が悪い。

だって年収250万のやつに会社経営させると、やはり失敗する。一兵卒将軍仕事を任せるわけにはいかない。人間にはやはり個々人の能力に差があるわけ。

能力に差があるのに、報酬が同じだったら、それは不平等だろ。

 

マルクスはまだ、能力でなく血統が重視された貴族制時代を引っ張ってたから「貴族の代わりにブルジョワ」と言う論理を使ったけど、自由経済下では実はそれは成り立たない。プロレタリアートブルジョアの真似はできないから。人民平等は実は格差アンチテーゼにならないんだ。

 

じゃあ何が格差アンチテーゼかというと、治安や発展だ。

格差が広がると社会不安高まる

底辺層社会から排除すると、全体から確率排出される天才を活かすことが出来なくなる。

から底辺層には高所得者の金をばら撒き分配する。それが社会のためになる。

金を底辺層ばら撒かない高所得者非国民

こういう話にすべきなんだよ。

 

しかしこれ、左翼がめちゃくちゃ不得意な話。

右翼だったら「御国のために恩を返す」でまじで自発的にばら撒きが行われていたのだが、共産主義無き今リベラルにはそれができないからな。

から平等福祉を唱えながら、実は平等破壊するみたいな変な動きにならざるを得ない。

こういうところから現代リベラル凋落は起きていると俺は思う。

2021-02-08

中国ドラマ映画三国志武将が強過ぎる

超人的な動きをする呂布関羽張飛趙雲に勝てる気がしない。

一兵卒として戦いに加わりたくねえって思う。

絶対に秒で死ぬ

2021-02-07

人類存続のための暴力肯定プリキュア

なんだろうな。

なまじ綺麗事コーティングしたせいで結論がすごく低俗に見える。

「生き残りたいから殺す」なんてまさに戦争のものじゃん。

なんで殺すんだろう。

話し合いで解決する道とか全く探す気ないよね。

とにかく殺そう。殺せば解決。まずは殺してから考えよう。

いね

サーベルタイガーマンモスと戦ってた頃のそれじゃん。

お前らの正義ってそれでいいの?

それでいいならそれでいいと思うけど、それならそこに優しさとか愛とかコーティングするのやめない?

殺されそうだから殺す。

力をくれたから味方で、攻撃してきたから敵。

一兵卒として戦うならそれでいいけど、その

れは凄く怖いことだよね。

兵隊だよ兵隊

戦争賛美だよ。

子供に見せたくねー

2021-01-08

anond:20210107204156

10月ぐらいからかなり緩み始めたけど変化しません。もはや戦略レベルでうまくいく気がしないのに一兵卒が頑張っても効果出るのかという気持ちです。

自分我慢しなくてもできる範囲(手洗い・マスクとか)は継続します。

2020-10-09

anond:20201009032446

ジェンダー平等が来て訪れるのは、男の子お姫様になれたり、女の子王子様になれたりする世界じゃねーよ。

誰もお姫様王子様にはなれないし、してくれない世界だよ。

男が言おうが女が言おうが「お姫様になりたい」なんて誰が言っても笑われるよ。

そういう時代がもう来ているよ

ロールモデル破壊したら、もはやそのロールになりたいなんて希望は成立しないんだよ。

男だろうが女だろうが、一兵卒として平等に稼ぐしかない世界が来たんだよ。

リードされているときですら、リードさせてやっているという自覚のもと、己のコントロールを手ばなさないことが求められるんだよ。

 

それでも俺はジェンダー平等社会になってよかったと思うけどね。

ただ、お前は夢を見過ぎだから

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