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はてなキーワード: パラドクスとは

2022-07-10

anond:20220710211056

立民のパラドクスの一つだね。

議員数が減るほどラディカル・フェミニズムの統制が強まり一丸化する。

2022-03-31

コミックDAYS4周年無料企画毎日1話無料全作読破感想

これはコミックDAYSが4周年を記念して3月1日~3月31日まで毎日漫画を1作品24時間限定無料公開していたのを全部読破した人間による個々の作品感想となります

3月1日『ホームルーム

 エッチな話だと思ったらホラーだった。ある意味ホラーといえばエッチな話っぽい導入なのでさもありなん。オチの「これが言いたくてこんな長い話を?」感はかなりのズッコケパワーがある。読者にこの漫画ジャンルコメディホラーだと是非覚えて帰ってほしいという作者からメッセージということでいいのだろうか?

3月2日『親愛なる僕へ殺意をこめて』

 主人公ヤバイ話だと思ったら他の奴らもヤバイ話だった。ヤバイ奴ら同士によるヤバイ戦いだ。物語世界は広がっていくようで限りなく狭い範囲グルグルと回っているようでもある。圧縮された因果の超高速回転により加速するキチりっぷり。サブヒロインや友人は真っ当なことがキチのキチりに対する感覚麻痺を防いでくれるのがいい塩梅

3月3日『娘の友達

 純愛なんだけど凄いドキドキする。おかしい……ただ子持ちのオッサンJKに好かれて浮気してるだけなのに。浮気してる時点で普通にアウトなので当然のようにアウトである。そのアウトを突き抜けるほど恋はよく燃える。読者としては二人の置かれてる状況のチクチク刺さる悲惨さで肝が冷える。温度差で股間風邪引いちまうぜ。

3月4日『中間管理録トネガワ

 圧倒的本命‥!! くくく‥‥出してくるかっ‥‥!開始4日目‥‥エンジンが温まってきたタイミングでっ‥!コミックDAYS看板とも言える漫画を‥‥!知っての通りコミックDAYSはこの漫画を使ってくる‥‥宣伝‥‥PR‥‥CM‥‥HPシステム紹介など多岐にわたり‥‥!!言ってしまえば側近‥‥会長に対する利根川‥‥!!ここで投入っ‥‥!!この企画に対する本気度を見せつけるためにっ‥‥!!

3月5日『花園君と数さんの不可解な放課後

 エッチな話だと思ったらエッチな話だった。唐突ですが、男性もっとも興奮するのは女友達と性に関するトークをしている時らしいですよ。

3月6日『寄生獣リバーシ

 公式スピンオフなんだけど、誰が主人公ってよりもオムニバスに近い感じ。オリジナルが多くを語りすぎずにサクサク話を進めていたおかげで話を盛り込める隙間が多い多い。オリジナルの作者が関わっているので、あとから生えてきたのか元からあったのかも分からないほどに納得感のある裏話となっている。

3月7日『トシサン都市伝説特殊捜査本部第三課〜』

 トシサンとはトシサントシサンこと都市伝説特殊捜査本部第三課にて都市伝説特殊捜査をする都市伝説の話だ。扱っている題材が都市伝説なこともありゲテモノに見えるが中身は王道にバディモノであった。都市伝説を惜しみなく使い切っていくのでテンポが良かった。

3月8日『食糧人類-Starving Anonymous

 なるほどそう来たか~~って感じのオチっすね~~昔の時事ネタを使ってるから多少唐突でも読者が「あっそれがあったかぁ」ってなれるのはお上手。オチに向けてパーツがちゃんと置かれていっているので読み終わったあとスッキリする。最後から振り返ってみるとこの終わり方をするまでに必要十分な要素だけで作品構成されていたように思える。

3月9日ストーカー浄化団』

 復讐スッキリするぞ。金にもなるなら最高だな。クズvsクズ燃えるね。最後までクズたっぷり。可愛そうなのは被害者だけなんだが、被害者可哀想ではあるが地味にクズな感じが。いや人間は皆クズなんだ。殺し合えー!クズ共ー!たーのしー!

3月10日『繕い裁つ人

 繊細だ。講談社ってこんな繊細な漫画も扱ってるんですね(失礼)。些細にも思えるような感情の揺らぎを表現するのに邪魔にならない画風ってこんなにも淡くなるのか。アドレナリンバドバの漫画ばかり読んできたのに突然こんなの来たら神経が風邪引いちまうぜ。

3月11日『桃色ヘヴン!』

 エッチな話かと思ったら純愛だった。最初のうちはふーん面白い奴ら……と上から目線変人窟を眺めていたのに、途中からただただ普通に恋愛をしててオラびっくりしたぞ。

3月12日『ランド

 うへぇ力作だぁ。和風世界観の元に行われる思考実験だぁ。途中からつの世界が同時進行しだすとワクワクが止まらんぜ。そこにある更に細かいコミュニティーそれぞれの内と外で物語が交差しながら進んでいく様をよー丁寧に描くもんだな。謎まみれだった世界がどんどん回収され、風呂敷が次々広がったり畳まれたりして本当いいね。こういうのは全話無料タイミングだと過去回に戻って読み直せるから助かる。

3月13日『おんなのいえ』

 ヘビーっすねえ大人恋愛は。アラサーでも人生かかってきちゃうんすなあ。オチが凄い唐突なんだけどさ、この世界の中で一度燃え尽きあとのハッピーエンドを描こうとしたらこれぐらいのラッキーがないと始まらんのかなと考えさせられてしまう。世知辛いなあ。

3月14日『へうげもの

 戦国時代の最も激しい時代をよくこうもほにゃぁと描けるものよなぁ。全部ギャグになってはいても同時に全部シリアス。全力でシリアスな中で全力でふざけるから笑えるのですぞ。なるほど仰るとおりで。シリアスな笑いのにちゃぁとした感じがぬたぁとしていてぶへへへへとなりおるに早漏

3月15日『ギャングース

 注釈が本編な漫画裏社会攻殻機動隊かな?ネンショー上がりのヤベー奴らはマジで色々とヤベーんだが、そのヤベー感じがまともな社会でもう生きられない人間の悲哀を感じさせるぜ。世の中の上澄みには超高学歴な連中のセレブ社会があるなら、底辺には超低職歴な連中の地獄サバイバルが広がっているんや。

3月16日『赤灯えれじい

 普通恋愛って平和いいねえ。疲れる漫画ばっか読んだからなんか安心するわ。中間地点で回復タイムやね。

3月17日『僕はビートルズ

 パクっただけのバンドでも最強になれるビートルズまじすげぇ!まるで異世界転生した主人公発明する銃や滑車みたいじゃん!って感じの漫画ではあるんですが、音楽無関係のよく分からん政治っぽい展開とかも間に挟まってきててよく分からん感じになっちゃってるのは惜しかったなと。

3月18日『私がモテてどうすんだ

 メガネ取ったら美人になるんだからデブが痩せたら美人になるに決まってるだろ。男が性展開したら美少女に、女が性転換したらイケメンに、異世界にいったらチート能力持ちの美男美女に。ソレと同じぐらい当たり前だぜ。ふーん面白い男……を振り回しながらの物語だったけど最後の着陸はまあ無難にといった具合で。

EXステージぼくらのよあけ』

 映画化記念で24時間だけ無料に。ロボ・宇宙人ロケット正統派SFしてるのが非常に良き。秘密アイテム秘密基地・子供だけの秘密でひと夏の冒険活劇なのも実に良き。いいよな宇宙は。なんかこうロマンがあって。いいよな子供は。なんかこう日々成長してて。

3月19日『あとかたの街』

 ウクライナ市街地が爆撃されてヤバいだって日本だって出来らぁ!ゆーてこっちは侵略した結果のカウンターでやられてるので、なおのこと気持ちとしては悲惨そのもだのが。ボロクソに負けるなか大本営発表を聞かされつつ日々貧しくなっていく様が非常に物悲しい。貧乏敗戦の中でみんなどんどんギスギスになっていくのが辛い。

3月20日『シュガシュガルーン

 庵野の嘘つき!モヨコの作品ハートフルみたいに言ってたけど普通にギスっとるやんけ!でもいい話やんけ!登場人物の年齢が幼いおかげでば恋愛話が痴情のもつれみたいにはならずに親の因縁やバトルに専念できてるのは良かった。全体的にスピーディーよな。

3月21日『テセウスの船

 逝く船の崩れは絶えずして、しかも、もとの船にあらず。 ねじれに浮かぶパラドクスは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。とは昔からよく言ったものですな。世界線が変わってしまった!状況悪化してね?を描く王道タイムスリップでしたわ。そもそもこれタイムスリップして初手で真犯人分かってたとしても解決できた問題なのかって疑問が最後まで残るのでモヤモヤさせるのが上手い。

3月22日『刻刻

 一つだけ大きな嘘をつくタイプと思いきやそこから和風異能バトルっぽい感じに。日常息遣いを感じさせる空間時間が止まっただけで異常な空間になる雰囲気の描けっぷりよ。ヤバイ所に来た感がヤバイ時間停止能力者ってこんなヤバイ世界暮らしてるのか。よくAVなんて撮ってられるなアイツら。頭おかしなるでこんな世界

3月23日『空手小公子物語

 格闘バトルにありがちな「どうヤバくてどう凄いのか分かりにくい」を主人公妄想幻覚能力カバーするというアイディアの奇抜さ。格闘漫画として何をやっているのかはやや伝わりにくいものの、バトルとして何をやっているのかは伝わりやすかった。

3月24日『勇午

 今話題ロシアも出ます奥さんロシア軍もそうなんだけど途中までクズっぽかった軍隊テロリストが話のラストでいきなり映画版ジャイアンばりに真っ当な正義プライドに目覚めたような言動になるのシリアスな笑いさえあるな。交渉人勝利する物語ってのはそういうもんなんだろうね。暴力的正義に酔った相手を今度は平穏な方向に向かう正義に酔わせ直すような。

3月25日『ナチュン

 特に飛ばさずに読んだはずなんだが何が起こっていたのか実はよく分かってない。作品方向性的に多分ソレで良いんだと思う。唐突に凄いことが次々に起こるんだけど、それらが唐突収束していく。兎に角凄いことがあったという記憶が残るんだが、凄すぎてなんだったんやアレで終わってしまう。ほんま途中から加速エグいで。

3月26日『狭い世界アイデンティティー

 独特の歪んだ絵柄と歪んだ作品性を、歪んだ業界の歪んだ実在人物たちを描くのに使うという恐ろしい漫画普通に有名漫画家が実名でイジられる。それどころか自分ハイスコアガール騒動さえ弄る。押切蓮介押見修造を間違えそうになることまで描かれる。でもさあ、どっちも不愉快な話を媚びた絵柄の女の子を絡めてやってることはいっs……おっとこんな時間アマゾンか?

3月27日『水曜日シネマ』

 これ、実は映画メインじゃなくて冴えないオッサン若い女の子イチャイチャする話ですよね?娘の友達の明るい版ですよね?映画に関する話は全体としかなり浅く、出てくる作品も名作のオンパレードなのだが、そのおかげで自分みたいな映画素人もついてけるのは有り難い。やっぱりこれ映画オタク向けじゃなくて恋愛マンガ好きパンピー向けですよね?

3月28日『あの人の胃には僕が足りない』

 妖怪少女エッチ雰囲気になりながらバトルする漫画ってすげー在り来たりに感じるけど意外と見かけないんだよね。超高カロリーのメインに高カロリー主食がついてデザートも高カロリーみたいな精神的におデブな感じが精神的に胃もたれするからかなあ。いやー33話だけとはいえ読み終わった感想はまさに「ごっそさん」ですわ。満腹。

3月29日『レンアイ漫画家』

 割とフッツーに恋愛マンガだったな。歪なピースが結びついていい感じになりましたって話で終わってしまった。ドタバタとしているようで実際には淡々と全てが進んでいく。そりゃそうだよ好感度上げる対象最初から決まっててそこに向けて1ポイントずつ点数を積んでいってるだけだもんな。大山鳴動してみたいな印象の作品恋愛ってそういうもん?

3月30日『宇宙家族カールビンソン』

 主人公名前コロナちゃん)言いたいだけやろ!あさりよしとお漫画を使ってあさりよしとお漫画みたいな事しやがって!しかしあれだなーモスラとかガメラとか時代を感じるネタも多いな―ギャグマンガって。作者が作者だけあって衒学雑学の類も多いねSFといえば雑学みたいな時代があったもんなあ。

3月31日『ゲゲゲの鬼太郎

 水木しげる100周年だそうで。つうか鬼太郎自体が60年ぐらい前の作品なのな。しかしま作家性が強いもんだ。まず鬼太郎ねずみ男もとにかく貧しい。知名度の高さが語られるようになってからもやたらと生活が貧しい。しか簡単に負ける。妖怪らしく凄まじい生命力によって逆転こそするもののとかくボコボコにされやすい。アニメなんかだと鬼太郎は日の当たるようなヒーローに見えるけど、水木しげる作品の中だと名前こそ知られてはいても日陰者なんだな。ゲゲゲ語源は「しげる」だというが、作者の自己投影の結果がこれならなんとも暗い性根の作品ものだ。

さて、31作品見事に読み終わりました。

完走した感想になりますが、やや辛いときもありましたが終わってみると非常に楽しかった。

この一ヶ月何をしていたのかと問われれば胸を張って「毎日作品漫画を読んでいた」と答えられます

よく作家修行毎日作品映画を見ろなんて言うのがあるわけですが、ありゃあ素振り毎日しろって話だけじゃなくて、自分毎日素振りをしたんだぞという自信ぐらいはせめて持っておけというのがあるんでしょうね。

自分が興味のある漫画ばかりじゃなく興味のない漫画に手を出すいい機会でした。

印象に残った作品は上から

へうげもの

ランド

・狭い世界アイデンティティー

・あとかたの街

ですかね。

やはり何らかのパワーを持った作品はいいですね。

創作物は作者のあり余ったパワーを浴びるのが楽しいみたいな所がありますから

2022-03-11

公式勝手に言ってるだけ」からはじめる文学理論半世紀

最近二次元に魂を奪われ二次創作萌える二次豚とでも呼ぶべき存在どもが、「公式勝手に言ってるだけ」「原作アニメで言ってないだけ」という種類の鳴き声を発明した。

歴史学などの一部学問においてはこうした態度が倫理的要請されてきた、ということはニコニコ大百科でも指摘されているが、そもそもこうした態度はここ半世紀ほど「文学」「テキスト」「作品」といった物事専門家が語るために用いられてきたものがほぼ起源であろうと思う。「テクスト論」と呼ばれるものがそれである構造主義の話はしません)。

すなわち「勝手に言ってるだけ」「言ってないけど言ってる」は、文学者がこの半世紀格闘し続けてきたテーマなのである。ちなみに本稿は、加藤典洋テクストから遠く離れて』をなんとなく参考にして書かれたので、興味のある方はそちらも読まれるとより楽しいかと思う。

さて、半世紀ほど前まで、たとえば夏目漱石作品批評する、ということは「それを書いた当時の夏目漱石思考に限りなく接近する」ということとほぼイコールであった。平たく言えば「作者の気持ちを考える」ことが批評家の仕事であった。友人の噂話やら本人の秘蔵のメモ書きやら、ちょっと引くくらいの何もかもを動員して「唯一の答え」=「漱石意図」に接近しようとした。

これは当時に特異な現象ではなく、それまで人間と「ことば」の関係は大体においてそんな感じであった。人類史上のベストセラーである聖書の読み解かれ方を考えてみればわかるだろう。聖書には○○と書いてあるが、これは当時の××という慣習を踏まえなければ正しく読み解けず、「正しい教え」は△△せよ、という意味になる、という研究は数限りなくされてきたし、今も続いている。

聖書にせよ漱石にせよ、ここでイメージされているのは「正解」というもの(難しく言いなおせば「真理」といってもよい)が遠くにあり、我々は「ことば」というヒントでありフィルターでもあるものを通してそこに接近していく、という構図である

これは我々の日常的な「ことば」の使用から考えてもごく自然なことだ。たとえば日本語話者あなたが「八百屋さんの隣にあるポスト手紙を入れてきて」と日本語話者である子供に頼んだとき、その場で子供八百屋と反対方向に歩き出したら、あるいはその場で手紙を破いて食べ始めたら、あなたは「言葉の正しい意味」「子供がたどり着くべきだった正解」についてこんこんとお説教をすることになるだろう。

これまでの「公式」に対するオタクの態度もまた、まさしくここに連なるものと考えてよいと思う。たとえば「エヴァ世界公式に起きたこと」にアニメ劇場版を通してよりよく接近していこうとする、というのは聖書研究者の態度そのものである(ちなみに「公式」とファンダム関係をもってしてオタク文化を特異なものとする東浩紀データベース消費」などの理論もありますが、例も反例もいくらでも出てくる類の話なのでここでは触れません)。

話は半世紀前の文学研究に戻る。ソシュールという言語学者が「一般言語学講義」という10人くらいしか出席者のいない講義を行い、ソシュール死後、その講義にも出てなかった全く関係ない奴が学生ノートをもとにソシュール一般言語学講義』として出版し、これがコペルニクス的転回にもならぶ「言語論的転回」のはじめとなった。

聖書漱石研究など、ソシュール以前は「世界言葉を作った」とされてきた。されてきた、というか、それ以外の考え方が無かった。わたしたちが「あの赤くて木になってかじると甘いやつ」に「りんご」と名付けたのであって、「りんご」という言葉がまずあって「あの赤いやつ」が後からついてきたわけではない(全くの余談だがりんごと机はこのジャンル議論酷使されすぎだと思う)。

それに対して、「言葉世界を作った」と主張するのがソシュールを祖とする「言語論的転回であるソシュールが言ったのはあくま言語の話で「あの赤いやつと『ri-n-go』の結びつきって別に絶対的じゃなくて、appleとかpommeとか見ればわかるけどたまたまだよね」という程度のことではあった。しかしそれは十分に革命であった。あまり革命的だったために世界が驚くまでに半世紀を要し(講義1900年代はじめだった)、さらに半世紀経った今ようやく振り返りがなされつつある。本稿で扱うのは、世界が気づいてから文学理論最近半世紀である

それまでの哲学世界観と言ってもよい)においては、言語研鑽によって「正解」「真理」にたどり着けると思われていた。しかし「たまたまのものいくら研ぎ澄ませたところでその高みに至る日がくるものだろうか?

よく言われるように、日本人は虹を7色で数えるが、外国人は5色で数える。この差の2色というものは本当に「ある」のだろうか?といった問題一見トリビアルで退屈なものである。だがさらに進めて、そもそも日本人」というものは「日本人」という言葉よりも前から「あった」のか?と問うと大昔の言語学講義がいまなお強烈に突き刺さってくる。

これは今日でも大問題ではあるが、半世紀前の文学研究にとっても大問題であった。確かに、それまでも言語というものがそんなに主人に忠実でないメッセンジャーであることは知られていた。しか言語論的転回は、メッセンジャーこそが主人である、としてしまったのである。その理由は以下のように明快である。我々は言語の向こうの対象(「真理」)に近づこうとしてきた。しかソシュールいわく言語対象の結びつきは「たまたまである。我々が触れることが出来るのは言語のみである。ならば、「たまたま」で検証不能な真理などというものを求めるのではなく、言語言語として我々に何を訴えかけてくるのかこそをガクジュツテキにケンキューすべきである!と。

冗談のような本当の話なのだが、ここ半世紀、世界中の文学研究者はこぞって「公式勝手に言ってるだけ」「原作アニメで言ってないだけ」と言い続けてきた。専門用語でこれを「テクスト論」における「作者の死」という。本当にそういう専門用語がある。

もはや書きぶりから嫌いと蔑視がにじみ出てしまっているが、しかしこの半世紀くらい、この潮流は世界中の識者におけるブームないし真理とされつづけ、最近になってようやく揺り戻しがきている。

二次豚でも簡単にわかることだが、これを言い始めると「公式見解」が意味を成さなくなり、要するにきりがなくなる。しかしこれはある意味正当なことでもある。「全ての『公式見解』が正しいか」と問われれば、とくに今日であれば即座にNOと答えることができる。なぜならもはや「公式」と呼ばれる以上はもはや庵野富野といった個人ではなく、分業化された組織であるからして、そこには作品世界という真理からの誤差、ノイズエラーが当然のものとして含まれうる。最も軽薄でありがちな事例として、公式Twitter担当者調子に乗って後に撤回する、という事例を挙げておけば十分だろう。

しかし、かつてのテクスト論者たちが正当にも考えたように、庵野富野すなわち「作者」個人だってべつに無謬ではありえない。すなわち彼らとて(限りなく比喩としての意味合いが薄くそのままの意味での)「神」ではないのだから、それを絶対視する必要は無くなる。むしろ作品」は1文字、1フレームに至るまで確固たるものとして存在するのだから、そちらから何を導けるかが重要である、とテキスト論者は考えた。さらには一歩進んで、「作品から導かれたわたし感情」が重要だと考える「読者反応理論」というものも生まれた。

上で「きりがなくなる」と書いたが「何でもありになる」とは微妙に異なることに注意されたい。これまで「訴えかけてくる」「意味する」「導く」などとこっそりごまかして書いてきた部分についても、文学研究者は鋭くメスを入れた。すなわち形式としての言語がなにを「意味する」(またこ言葉を使ってしまった!)かについて、激しい議論が戦わされた。つまり、「シャミ子が悪いんだよ」は「原作アニメで言ってないだけで実際は言ってる」という解釈はまあアリだが、「桃が悪いんだよ」は「言ってないし実際言ってない」という我々の直観いか正当化するかについて、涙ぐましい努力が続けられた。

しかしそうした努力にもかかわらず、論理学数学(それぞれ「たまたま」じゃない言語として期待されていた)が発達した結果、クレタ人のパラドクスやらゲーデル不完全性定理やらでそこまで簡単ではないことがわかってきた(ここでは「簡単ではない」と注意深く言ったが、知ったかぶりで「数学は不完全だと証明されたよね」と言うと凄まじく怒られるので注意)。

かくして文学研究者らはそうした論理的数学理論縦横無尽闊達自在引用した結果、文学の「正解」を「何でもあり」にした。現在蔑称として使われる「ポストモダン」という思想潮流は、大体この辺のことを指していると思う。

しかし、文学の「正解」が「何でもあり」であっていいものだろうか。蔑称とか揺り戻しなどと何度か言っているように、今日文学理論は素朴な「作者の死」論には与せず、いくらかの距離を取っていることが多い(『テクストから遠く離れて』はまさしくそうした書物である)。しかし昔と違って「神」のことばこそが「正解」であるとも考えない。そもそも「正解」があるのかどうかもわかってはいない。いまの研究者は、グラデーションの中のどこかに自分場所を見いだそうと必死になっているのだと思う。

から、「公式勝手に言ってるだけ」「原作アニメで言ってないだけ」と2022年に言っている人がいても、笑おうとは思わない。「彼/彼女はこう思う、と私は思う」という感情想像力こそ、人間発明した最も大きな発明であり、誰しもまだそれを持て余しているのだから

 

最後

これを書いた人(@k_the_p)は無職で、仕事を探していますPythonとかほんの少しできますよろしくお願いいたします。

2022-02-11

anond:20220211073103

存在してはならないという義務

って果たせそうで果たせないパラドクスだな。

2021-11-04

死刑囚に刑の執行日時を事前に知らせるべきか?

数学レクリエーションなど科学啓蒙執筆活動で有名なマーティンガードナーが、雑誌Scientific Americanに連載していた人気連載『数学ゲーム』で紹介した論理パラドクスに「執行不可能死刑」という話がある。概ね、次のような話である

===

ある被告人裁判死刑判決を言い渡された。その判決の際、裁判官は次のようにも付け加えた。

「刑の執行は何月の第何週に行われる。しかし、刑の執行が行われる日まで、それを死刑囚に事前に知られないように配慮するものとする」

裁判が終わり、今は死刑囚となった被告人と面会室で面会した弁護士は、死刑を恐れる被告人に対して「安心して下さい。あの判決による刑の執行不可能ですよ」と語り、次のように勇気づけた。

「いいですか?仮に、死刑土曜日に行われるとします。しかし、土曜日よりも前の金曜日まで死刑執行されなかったとしたら、貴方は翌日の土曜日に刑が執行されると気づくことになります。これでは『事前に知られないように』という条件とは矛盾します。ですから土曜日には刑の執行はありません。すると、次は金曜日死刑執行ができるかどうかの話になりますが、これも実行不可能です。金曜日よりも前の木曜日まで死刑執行されなかったとしたら、やはり貴方金曜日に刑が執行されると気づくでしょうから判決矛盾します」

だんだん弁護士説明が飲み込めてきた死刑囚は、表情も声も明るくなった。

「つまり、同じ理屈水曜日火曜日月曜日日曜日判決矛盾することになるのか。だから、刑の執行不可能ということですね!何だか希望が見えてきました」

そして、いよいよ問題の1週間がやってきた。その週の水曜日の朝、刑務官たちが死刑囚の独房を訪れ、彼を刑場に連れて行くことを告げた。

「そんな馬鹿な!」と叫びながら連れて行かれる土壇場になって、死刑囚には「やはり裁判官の『事前に知られないように』という言葉矛盾しておらず、正しかったのだ」と思えてきた。確かに彼は、まさか水曜日死刑執行が行われるとは夢にも思わなかったのだから

2021-09-03

ルックバックが全然面白いジャンプ漫画じゃなくてガッカリ

すごい面白い話題作!最近ジャンプ漫画じゃ一番だった!と薦められて、じゃあ単行本出たら絶対買うわ!

って期待して買ってみてガッカリ

バトルもないしエロもないしギャグもない。

快感も何もない。

何が面白いのか、ぜーんぜん理解できない。てか、コマの使い方とか下手じゃない?よくわかんねえや。話が。

多分、チェンソーマンとかファイアーパンチとか、自分が読んでないあの辺のキャラ活躍してるのだと考えられる。

いや、読み切りなら読み切りだけで完結して欲しかった。身内ネタとか勘弁。今はネットですぐ検索できる時代から、身内ネタでいいのかな?

昔のジャンプ漫画は好きで、今は全然漫画読まないから知らんけど、ハルタとか青騎士とか、あの辺が好きなサブカル気取りの漫画通は面白がるのかと思いました。

溢れ出るコミティアで手売りしていそうな漫画臭。うーん、そう考えると500円は高いが400円ちょいならまあ別によかったか

まあ、強いて理解できた範疇分析すると、日本ってサブカル文化若者に伝えるのに失敗したから、こういう身内ネタロックンロール?的な空気が再びウケたんかなあと思った。

ロクな娯楽作品に触れてこなかった若者には何か響くものがあるのかもしれない。かわいそ。

あと、現代の学級新聞普通漫画コーナーはありません。もっと取材しましょう。

まあクソ作品に触れるのもたまにはいいかな…うーん、けど薦めてきた友人には文句を言おうかなー…ってギリギリラインだよね。

不満点まとめると、もうちょっと絵の勉強して欲しいな、商業作家なら。線がガタガタ。ラインだけに。

あと、何より、もう少しでもいいかキャラクターが立ってれば、面白かったのかもしれない。キャラクターづくりの教本とか最近は売ってないのかな?小池一夫あたりの。

もっと共感できる主人公づくり」を心がけましょう、じゃないと読み手が置いてきぼりだよ。

テーマも、なんか活かしきれてなかったし、漫画テーマなら「まんが道」とか「燃えよペン」とか、あの辺の9割の人が読んでる有名作品を見返した方が良いんじゃないかナ……

同じネタでも、バクマンタイプパラドクスゴーストライター結構面白かったんだけどねえ。筋も少年漫画でわかりやすかったし、「ラッコ11号」とか読みたいなあ、って思わせる力があったよね。

ちゃんパンチラもあって、女キャラエッチだったし。

少なくとも少年ジャンプコミックスを期待して買った自分としてはガッカリ。☆1.5って感じかな。

映画パロディネタがちょいちょいあるのは、映画好きの自分としてはちょっとよかったかなあ。☆2はちょっとやれないけど。

うん、感じた事が上手くまとまったと思う。

多分、自分みたいに前評判から、期待して購入する人がいると思うので、そういう人を1人でも減らせるといいなと思って書きました。

買って読んでガッカリした人はドンマイ。

所詮は400円くらいだし、元気だしていこう。時間無駄にできるのも、人生が豊かな証拠だよ。

2021-07-16

多様性ってお題目むしろ邪魔になってない?

差別する人もいるのが多様性ですよねーーーー?

みたいな言説に負けてんじゃん

はい、寛容のパラドクス

論破できる言説ではあるけど、相手馬鹿すぎて通じてないじゃん

まり馬鹿には多様性というお題目は通じないんだよ

だいたい、「多様性大事に」ってのも本質からずれていて

本来リベラルが言いたいのって、「1人1人を尊重しましょう」ってのでしょ

マイノリティも含めて1人1人を尊重すれば、結果的多様性が保たれ、育まれるってだけで。

多様性のある集団副産物として、今までになかった商品だとか、誰も取りこぼさな行政サービスだとかがあげられるかもしれないけどこれも本質じゃないでしょ。あくま副産物

なんのために多様性のある集団を作るかって、いい商品を作るためじゃなくて、「普通と違う人」も他の人と同じように集団に属せるようにするためでしょ。

で、そういう社会では今まで「普通の人」とされていた人、普通でなくては排除されるから普通のフリをしていた人、抑圧されていた人々も自分らしく生きられるんでしょ。みんなが幸せになって、めでたしめでたしと。

本来目的は、差別主義者をコテンパンにすることじゃなくて、みんなが幸せになることでしょ。

で、最初の「差別する人もいるのが多様性」ってのに立ち返ると、たしかにそれは多様性だけど本来目的である「みんなが尊重されて幸せ」は達成されてないわけだろ。

やっぱり、多様性お題目にするのが間違ってんだよ。

多様性って言葉にひきづられて、何でだか知らねえけど「生物多様性」「遺伝多様性」とごちゃ混ぜにした奴が、「障害者遺伝多様性観点有用なんだ」とか優生学方面に飛ぶ奴もいるし。

多様性お題目にするからこうなるんだよ。障害者も健常者も有用であろうがなかろうが幸せになるべきというのが出発点の筈だろ。

本質を見失ってるから正義暴走とか言われるんだ。

2021-06-06

陰謀論者は増加中?フラットアーサーは日本にも。

いつもは反ホロコースト否定論活動報告みたいな投稿してるけど、ちょっとだけ視点を変えてみようと思った。

Netflixビハインド・ザ・カーブ』の衝撃 

地球平面説の広まりを知ったのは、Netflixにある「ビハインド・ザ・カーブ」を何年か前に見た時くらいからだと思う。いわゆる、トンデモ説を信じる人が昔から絶えないのは知っていたけど、まさか地球平面説を現代で信じる人がいると言うのは私にとっては衝撃的だった。科学万能の時代に生きていて、スマホには当たり前にGPSを使った地図アプリがあり、毎日天気予報には観測衛星データが使われ、そんな人工衛星宇宙ゴミになるほど衛星軌道上に存在してて、海外旅行では時差を合わせなきゃならないし、ネットを使って海外の人とリアルタイムでやりとりすればこちらは昼でもあちらさんは夜なんてよくある話――と地球が球体でないと考え始める理由が見つからないほど文明人全員が地球が球体だと知っていると思っていた。

 

そんなフラットアーサーたちが拒否する考え方である地球が球体である事実」を何故、現代文明人のほとんどが受け入れているのかをアーサーたちに言わせれば、それは「NASA陰謀」らしかった。アーサーたちは例外なく、たくさんの他の陰謀論を信じている。9.11は当然アメリカ政府陰謀だし、人類は月へなど行ってないし、イルミナティだのロスチャイルドだのシオンの議定書だのと言ったよくある陰謀説をいくつも信じている。もちろん、ホロコーストだって連合国ユダヤ人による陰謀だ。アメリカン・アーサーのオキニ映画は『トゥールーマン・ショー』である理屈的に言えば似たような発想であるマトリックス』にならないのは、正直、知性の問題だとしか思えないわけだが、アメリカン・アーサーの直感にピッタリなようである。(ほんの少しだがレベルが上がるとマトリックスの「白ウサギを追え」が合言葉になるQアノンになるけれど)。

 

アーサーたちは改心することがあるのか?

どうも、それはないようである。アーサーにも色々な人がいて、積極的に「地球は平面か球体か?」を科学的に調べようとする人たちもいる。200万もする高精度ジャイロを使ったり、あるいは遠距離レーザービーム飛ばしカーブを調べようとしたりするのだけど、自分達で調べておいてその「球体である」と証明されたはずの実験結果を都合よく平面説の方に合わせてしまうのだからけがからない。私は、ネットを通じて何人かの人に聞いてみたのだけど、一様にその回答者全員が「信仰を変えさせるのは無理」との返事だった。都合の悪い様々なエビデンス無視するか、何かが間違っているからだとか、都合よく解釈して平面説に無理やりに合わせてしまうので、どうしようもないらしい。

 

何故そうまでして平面説にこだわるのかを聞いてみると、直感に反するから、だけのようである。例えば、科学的に説明される「地球赤道上で時速1700kmで回転しており、太陽の周りを時速10万8000km太陽自体銀河系を時速85万kmで移動している――だなんてアンビリーバボー!」なんだそうだ。確かに、そんな速度で動いていたら人間はひとたまりもなく吹っ飛ぶ説を覆そうとすると、それらが相対速度であったりすることを「科学的に」説明しなければならなくなるので、アーサーの知性の方が早々に吹っ飛んでしまうだろう。

 

フラットーアーサーは日本でも増殖中?

そんなアーサーは海外からこそ見られる現象なのかなと思っていた。特にアメリカは、進化論否定する人たちが大勢いることもよく知られているし、アメリカ人はアメリカこそ世界の中心だと思っている人も大勢いて、地球平面説が受け入れられやすい土壌があるから広まっているんだと普通に考えていた。しかし流石に日本は海に囲まれ島国だし、「日出る国」と呼ばれるからこその「日本」でもあるし、なんとなくイメージ的にフラットアーサーは皆無に近いと思っていたのだけど、そんなことはなかった。こんな本がとうとう日本にも。

地球平面説【フラットアース】の世界 単行本(ソフトカバー) – 2021/2/2

私が知らないだけで、昔にもあったのかもしれないが、レビュー欄を見て二度目にびっくり。一つだけ引用してみよう。

Eden Mediaというチャンネルで、CGI宇宙偽装している動画を見てからフラットアースってありかもと思っていました。地球がとんでもないスピードで移動していることを、本を読むまで全く考えたことがなかったのですが、数字を見たらありえないスピードです。私はめまいがするメニエール病で苦しんだ経験があるので、考えただけでも気分が悪くなるような異常な速さの高速移動。こんなのあり得るの?と思いますが、実際に現実の地面は全然動いている気配がしません。あと重力とか引力とかが、単に仮説だったとは。とにかく自分常識だと思っていることが、実は真実ではなかったという驚きの連続で、とても面白いです。

南極条約の不自然さがとてもよくわかりました。きっと南極条約世界中がウソをつくことに契約したんだろうなと思います。騙されていたことに腹が立ちますが、新しい世界が見えてきたようで、なんだかすがすがしい気分。フラットアースオカルトでもスピ系でもなくて、自然ちゃんと観察して出した結論だと思います自分でも太陽や月を観察してみたいです。とにかく本当の世界が知りたいと思いました。

南極条約世界中がウソをつくことに契約した」だそうであるわたしゃ、南極条約というと、ファーストガンダムで「捕虜の扱いは南極条約に則ってくれるんだろうな?」のコズンのセリフしか思い浮かばなかったけど、そっか、南極の向こうは地球平面の縁だったもんな、アムンゼンの偉業は嘘だったんだね、――ともかく、結局そういう陰謀論で解決するんだと呆れた。

 

フラットーアーサーは単に知性のレベルが低いだけだから生ずるのか?

知性レベルが低いのは必要条件ではあっても、十分条件ではないとは思う。個人的に思ってるだけの話だけど、知性レベル教育レベルであるとか元々の頭の回転の良さであるとか、特に定義があるわけではないが)が低くても、ほとんど大抵の人は自分が知らないことに対しては思考シャットダウンする。例えば、私は歴史に非常に弱いのだけど、そうした知らない歴史の話が出てくると、普通に私は知らないだけなので話に加わることはほぼ出来ない。実際、誰もが知らないことがたくさんあるのが当たり前だし、そうした無知世界に対しては、ほとんど大抵の人は考えること自体は無いはずである。極端な話をすれば、私の飼ってる猫のプリンが、地球が球体であるか平面であるかなど考えることがあるとは信じられない。

 

私たちは、そうした考える必要がなかったり、考えても知らないだけの事に対しては、普通思考シャットダウンするのではないのか。この話については、AI領域の話で、「フレーム問題」ってのがあって、簡単に言うと「ありとあらゆることについて考えないと行動に移せないのであれば、そのロボット永久に止まってしまう」というパラドクスである私たち人間はどこかで思考シャットダウンするからこそ行動が出来ているのである。例えば、道路交通法では自動車運転手は今から運転する自動車を最低限の点検しないことには運転してはならないはずだが、ほとんどの人が運転開始前の点検などしないはずだ。これを極端に考えて、自動車のありとあらゆる部分について点検しないと安全を保てない、などと考え出したら、一生かかってもその自動車運転することは出来なくなるはずである。「ガソリンに異物が混入していないか」「バラして点検した後に組み付けた時に何かミスはしていないか」「何か部品時間的劣化はないか」等々。

 

一言で言えば「余計なことを考えるな!」だけの話ではあると思うのだけれど、その余計なことを考えるように仕向ける「自分の頭で考えてみろ」というアドバイスをする人がいるから困る。著名な哲学者ルードウィヒ・ヴィトゲンシュタインは「語りえざることについては沈黙すべし」と言ったが、私に言わせれば「考えても無駄なことは考えるな」と翻訳したいところである

 

なんか話が変な方向に行ってしまったが、ともかく、地球平面説な人たちは日本ももしかすると増殖中なのかもしれないよ。

2021-05-29

女性活躍する社会」という欺瞞パラドクス

女性活躍できる社会」と言われた時、大体「産休、育休が取れる」という事が挙げられる。

女性活躍するにあたって障壁となる「生む・育てる」をデメリットにしない作戦だ。

でもよく考えて欲しい。現代になって、「生む・育てる」を男女で分担しようという気風が高まった。生む、育てるは女性けが責任を負う事では無いからだ。

これも女性活躍できる社会にする為だが、その結果「産休、育休をとれる」のは男女にならなければいけない。

この時点で矛盾が生じる。会社も家庭、どちらも女性の為に動いているのに、結果的に「女性活躍する社会」ではなく

「子持ちが活躍する社会」になってしまっている。


つの例を考えてみよう。女上司子供が出来たので、産休、育休をとった。

その穴埋めの為に独身女性が女上司の代わりに残業一生懸命働き、ほぼ上司と同じスキルを身に着けた。

一年後、女上司が帰ってくる。その女上司残業もせず、仕事量も少ない。以前よりスキルも落ちた。しか給料地位も変わらない。

独身女性地位賃金も変わらないままだ。


この際、この独身女性が損をしない一番の選択肢は何だろうか。正解は「育休、産休をとる」である。つまり結婚して子供を持つ事だ。

独身女性は「自分選択」により結婚したが子供には恵まれなかった。無能上司の元で女性は働き続ける。

人はやめていき、会社の業績は当然下がる。


極端な例ではあるが、中小企業下請けには似たような事例がいくらでもある。

会社・家庭、どちらも女性の為に動いた結果、結果として女性総体には結婚子供を産むことが強制され、

女性採用する会社は潰れていく。結果的資金繰りの容易な作業労働会社女性が増え、男ばかりの業種は儲かる。

これが「女性活躍する社会なのだろうか。

結局資本主義と言う「神の手」によって男女の条件を同じにしていくのが一番良い気がする。

2021-05-15

anond:20210515233551

うんまさに普通に面白い。ただそれ以外の感想がまるで浮かんでこない。

残酷なシーンがPSYCHO-PASSを思わせたり、人気の出がちなタイムパラドクスものだったり、今流行AIを入れてみたり、悪く言うと保守的な作り。

2021-04-23

anond:20210423191932

実際そういう研究結果がある。

先進国になると食うために必死になって金を稼ぐ必要がなくなり、自分の好みや志向を優先する結果、優秀な女性STEMではなく文系学部に流れていってしま問題がある。

これは「男女平等パラドクス」として結構有名な話。

2021-04-17

たまには作品タイマン張ろうぜ

SNS全盛のこの時代前評判なしに作品に触れることはほとんどないように思う。

悪いことじゃない。誰だって面白そうな作品を見たいに決まってる。でも、ちょっとだけ、この現状に危機感を覚える自分がいる。

テセウスの船」という有名なパラドクスがある。船のパーツをすべて交換したとき、それは元の船と言って良いのか?というアレだ。私の覚える危機感はこれに近い。つまり前評判ありきで作品を見た後の感想果たして本当に私自のものなのか?ということだ。

どんな作品なんだろうと検索すれば、耳触りのいい言葉が無数に並んでいる。「どうあがいても●●」だとか、「(作品A)+(作品B)÷2」だとか、「(なんかそれっぽい形容)な(任意作品名)」だとか。よく考えつくなあと思うし、実際的を得ているのだろうとも思う。一方、この上ない空恐ろしさも感じる。こんな素晴らしい感想を見た後、この作品を見た俺は新しく何か感じ取れるのか?俺の感想はすべてネット共通解に塗りつぶされやしないか?結局他人言葉パッチワークしかないのでは?自分で思いついたはずのうまい表現もいつかサブリミナルに見た他人言葉じゃないのか?…。

既に用意されたテンプレを新しい作品に当てはめ、みんなで同じように使うインターネット組体操は確かにすごく楽しい。でもそれだけじゃダメだろという感情はぬぐい切れない。他人感想作品を誉めたかと思えば、評価が間違っていれば責任逃れ。次は他人感想作品をくさす。自分オタクと思ってるあなたたちも無意識にこうなっちまってないか

から私は作品タイマンを張る。休日本屋でじっくりと腰を据え、本棚を眺める。タイトルと、装丁と、ほんのわずかな粗筋。これら一次情報だけで本を選ぶ。読みきるまで他人感想は見ない。どんなに拙くとも、自分感想を書ききって初めてネットに触れる。時には多数派真逆見解になることもある。正直心臓バクバクする。そのたび「これは答え合わせじゃないぞ」と念仏のように唱える。すると、意見の違いを楽しむ余裕が出てくる。

ぶっちゃけめちゃくちゃ疲れるし、割に合わない作業だ。だけど、これをしないと自分自分でなくなってしまう気がするから気の向く限りは続けようと思う。続くかな??

インターネット自我を飲まれがちなそこのあなた、ぜひ試してみてください(できれば感想お聞かせください)

2021-04-16

anond:20210416155152

寛容のパラドクス

こういう人にまで寛容になる必要は無いと思ってる

2021-04-03

呉座と「男性皆殺し協会」を通じて盛り上がるネットモラル上ゲーム

特定規準を以て他者非難した人間は同様の規準を以て非難されるのを甘受しなければならない。とまあ、そういうルールですよね?それはある種の「覚悟」であって尊ぶべきものに相違あるまい。

呉座氏の件では論点が多岐に渡るため必ずしも採用される道徳倫理とか他の言葉に置き換えてもよい)規準一定ではない。私が思うに根本規準は呉座氏が北村氏を中傷していたのはよくないという程度だったろう[※1]。しかしま関係者含め他のことも非難していたりするわけで、その根本規準を外れたのであれば新たな規準を示したと考えざるをえず、その新規準はその新規準を用いた人間にも適用される。

そしてなんと今回(結構前)めちゃくちゃ大きなアップデートがあったのである

北村紗衣・北守・牟田和恵・古谷有希子各氏の過去発言|喜多野土竜|note

簡単に言えば、約10年前に北村氏が男性皆殺し協会マニフェスト北村訳:男性根絶協会マニフェスト)を翻訳して、「『セックス』で検索してくる人がたくさんいるのだが、だいたいひっかかってくるのはヴァレリーソラナスの『男性根絶協会マニフェスト』の翻訳だろうから、見た人はびびるだろうね!楽しいな!」と書いたのが問題視されるべきだという内容の話である

あ、いや、喜多野氏は「保留」と言って逃げているので、もへもへ氏やMGTOW NEWSが、もしくはこの件で批判されるべきだと言っている一部はてなユーザー達が規準アップデートしたと言うべきか。

もちろん、訳しただけで問題だと言っているわけではあるまい。実際、MGTOW NEWS過去部分的に訳して説明を付している(https://archive.ph/2QksL何故かMGTOW NEWS消滅してしまった)。その中で、当マニフェストに対する否定的見解は「フィクションに登場する悪役、はたまたブラックすぎるジョークのように思える」という部分以外にオウム引用して暗に否定している部分だけである。加えて次のようなツイートをしている。

ミグタウニュース MGTOW NEWS @MGTOW_JP

本当は「みんなが幸せ社会」を実現したいだけなのに、なぜか誤解されて叩かれがちなフェミニズム

本当は、男性も”解放”するのがフェミニズムだということを知ってほしいので、

今回はヴァレリーソラナスさんが創設した

#男性皆殺し協会 

とっても素敵なマニフェストについて紹介します!!

https://archive.ph/A6lfs

もちろん、これは皮肉であるしかしこのような調子ツイートであっても問題はないということをMGTOW NEWSは示している(ダブスタなんてするはずないからね)。換言すれば「このような悪質な憎悪文書を茶化し結果的矮小化することは不謹慎だ」という非難はそれ単体では適用できないということだろう。ということは多角的分析せねばなるまい。

なお、MGTOW NEWSは何故かこのツイートを削除してしまったので魚拓での引用とさせてもらう。

北村氏の翻訳記事はいったいどんな内容だったのか

記事自体は削除されたのだが、なぜかわけのわからん怪しいサイトで拾えたのでそれを真実勝手にみなして話を進めていく。セキュリティソフトが発動したのでちょっと不味い気がするが、気になった人は文章検索すればヒットするよ。さて、北村氏はマニフェストについてどう言及していたのだろうか?

…(前略)…基本的にはレズビアンパレティストの立場から男性抹殺を主張するものである(?!)。ソラナスによるとこの文章辛辣風刺目的としたもので、別に本人は男性を本気で皆殺しにする気はなかったようだ(ハムレットも芝居の中で結婚している奴を皆殺しにすると宣言していたが、別にしなかったし、そのノリとたいして変わらん)。ただしソラナス本人は子供の頃から性的虐待を受けており、…(中略)…"cut up"を「抹殺」だと原文にある去勢イメージがなくなるから「根絶協会」のほうがいいと思う。

なお、私は別にこのマニフェスト賛同しているわけではない(いや、男の人大好きですよ!とくに女装している時はね)。単に風刺文として面白いと思っているのと、日本語訳がないのと、クリスマス休暇中は図書館しまっちゃって時間があくから訳してみるだけである。一方でこのマニフェストに書かれているミサンドリー(男嫌い)的な内容は、現代大学で読まれているような哲学芸術史上重要とされているいろいろな論文に現れているミソジニー(女嫌い)に比べればそうたいしたことないんじゃないかと思っていることも確かであるこの論文はたしかイカレているが、初期キリスト教関係の文献とか、私が研究しているイギリスルネサンスアンチ女性パンフレットとか、現代の「未来派マニフェスト」なんかのイカレっぷりに比べてそう突出しているとは思えない

太字が批判的、下線部が肯定的(?)な部分である

とりあえず、「内容に賛同しているわけではなく、イカれたミサンドリーを含む文章だが、一方で風刺文として面白くまた過去現在ミソジニーを含む文章と比べてそう突出しているわけではない」という感じだろう。

すなわち、今回作られた新規準によれば(1)イカれていて(2)ミサンドリーから(3)不賛同先に断っていても特に免罪にはならず断罪されるべきだと言うのである

ではMGTOW NEWSの紹介記事とは何が違うのだろうか?「風刺文として面白い」のように少しでも価値を認めた時点でダメなのだろうか(なお風刺文として面白いというのは的を射た風刺だというのを意味ないらしいのに注意。後述)?もしくはミソジニーテキストと比べてそう突出していないという論評がどっちもどっち的な矮小化を思わせてよくないのだろうか?それはさておきもう2箇所程引用して少し検討してみよう。

しかし、二パラグラフからヴァレリーソラナス自身男性嫌悪が匂い立ってくるようでまったくすごい…のだが、これは人生において一度はブスだったことがある女性しか書けないとこである気もする。実は私はこのあたりはかなり読んでいて厳しい。

北村氏は一気に全文翻訳したのではなくかなりの回数に分けて翻訳している。これは2回目の翻訳の時の説明。この少し前に「あまりホラーっぷりにちょっと笑いがとまらなくなってしまった」とあり言葉は軽いが男性嫌悪の勢いに着いていけない感じがうかがえる。引用後半部分はそれとは別の感慨だが。

この反ヒッピー論は私はなかなか頷けるところもあると思うのだが…ヒッピーコミューンとかが基本的男性中心的、異性愛中心主義だっていうのはよく言われていることじゃない?ここ二回ぶんくらい、表現が非常に下品なだけでソラナスの言うことが結構まともな気がするので、興味深いがちょっと諷刺の切れ味は鈍っている気がするな。

ちょっと前に「なお風刺文として面白いというのは的を射た風刺だというのを意味しないらしい」と書いたのはここにかかる。まともだと風刺の切れ味が落ちるということは風刺として面白いというのはもしかしたら褒めてないかもしれない。

ここは一部同調している箇所で他にも同様の反応が何箇所かある。逆に「相変わらずヒドい」と書いてある場所もある。…とまあおおよそこんな感じである

さて、最後北村氏の態度についてまとめておこう。

引用文書について(1)イカれた差別文書と認め(2)不賛同を表明しているが、(3)一部で論の価値を認め(4)他の差別文書相対評価している。

新規準を整理しよう

とはいえ喜多野氏やもへもへ氏らはどこに言及すべき価値見出したのか具体的に説明していないので何とも言い難い節はある。実際具体的にどのような態度で引用翻訳していたのかについての論評はない。つまり直接的に言及引用されている内容を中心に彼らの取る規準を見出せばとりあえずこんな感じではないか

中核の評価基準

(1)悪質な文書引用文書性質項を満たせば自動的認定される)について引用し(2)その攻撃性を軽視しているように見られかねない発言をしていた場合(3)その発言10年前程度の範囲内であっても問題である

引用における態度

(A)差別または憎悪文書と論じ(B)否定的評価イカれたなど)を下し(C)不賛同を表明する一方で、(D)部分的価値を認め(E)類例と並べて相対化している場合は免罪されない。

引用文書性質

(a)(引用から)40年前の文書であり(b)差別または憎悪文書であり(c)内容も過激で(d)本人が殺人未遂を起こしている。

とりあえずキタ規準とでも呼んでおくとする(北村氏にも喜多野氏にも適用されないので不適切名称かもしれない)。「中核の評価基準」「引用文書性質」はこれより悪質性が高い場合問題視され、「引用における態度」はこれより良心的であれば責任は軽くなるという感じで、総合考慮されるべきだということになるだろう。ただし、何度も繰り返すようだが「引用における態度」については喜多野氏らは特段触れていないことに留意必要ではある。ここを入れないと逆にキタ規準適用されるもへもへ氏らに酷く高度な道徳規準適用されるのが不憫なため考慮に入れるのが妥当だと考える。

ところで規準で時期を考慮することに不満を持つ人もいるかもしれない。「中核の評価基準」において時期を考慮するのは、1つはやはり価値観の変遷が大きな理由だ。例えば女性事務職という考えはすこぶる差別的だが過去に遡ってそういう発言をした人間断罪されるべきとなれば過去人物はわりと断罪される(もちろんそういう考え方が過去にあったことを差別的な思想蔓延っていたと批判するのは否定しない)。するとやはり過去発言の方が悪質性は減ると考えるべきではないだろうか。とはいえ過去においても問題であった言行は当然問題であり免罪されない。もうひとつ時効という考え方だが、こちらは不同意の方も多いかもしれない。なお例えば森元会長女性蔑視的発言をした際に15年前の「女の人だなあ。やっぱり(視野が)狭い」という発言が掘り起こされたのは単にその人の一貫した思想態度に対する批判であって15年前だから擁護することはできないだろう。何にせよ、一見した感じ呉座氏批判については3年前に遡った程度らしく、北村氏が現在ミサンドリー発言をして10年前の言行が掘り起こされたというわけでもないので、単発で10年前の言動非難されるという新たな規準が定立されたと評価するほかないだろう。

引用文書性質」で一応時期を考慮に入れるのは少し違って切迫性の観点による。例えばどこぞの戦国武将の妻が「子供の1人でも戦死すればお家の名誉になる」と言ったのを称揚するのとどこぞの現役政治家が「お国の為に子供差し出すのが名誉あることだ」と言ったのを称揚するのではやはり深刻度は大きく変わる。

キタ規準の演習例題問題

というわけで架空の例題問題[※2]でどのように応用できるか考えてみよう。

アメリカ議会を襲撃して逮捕された人物発言引用しよう(訳は引用者)。

リベラルは超特大の馬鹿class-A moron)だ。いつでも自分達が正しいと考え意図に沿わない他者糾弾排斥する。自らを民主主義者の守り手と称するが、その実彼らは選民思想エリート主義者に過ぎない。弱者多様性を言い寛容を謳うが本性は非寛容で本当の弱者に対して無関心。アメリカを偉大さから引きずり下ろした犯人なのだ。今回もDSを支持し選挙を盗み民主主義だと嘯いている。彼らは引きずり出され、八つ裂きにされるべきだ。夜明けに連れ出され銃殺されるべきだ。」

彼はこの発言非難された際に冗談だと返しておりリベラルは本気で殺されるべきだと思っていたわけではないようだ。それにしてもこの発言からリベラルに対する憎悪が伝わってくる。彼は陰謀論者であったが、リベラルについての評には見るべきところがある。選民思想の持ち主だと喝破するところなんて的を射ていないか

今は例の議会襲撃者の発言ブログトップから別の用事で見に来た人はびっくりしそう。

いい薬だね

まず、引用文書は(a)最近発言で(b)差別かはさておき憎悪文書なのは間違いなく(c)射殺を言い出さすなど内容も過激で(d)本人も議会を襲撃しているという事情に鑑みれば悪質で切迫性も満たす発言問題だろう。

引用における態度では、(A)憎悪が伝わってくるなど憎悪発言であることが読み手に伝わり(B)発言否定的評価は薄いが陰謀論者という評があり(C)不賛同だと表明していないが同調してはいなさそうである一方、(D)部分的好意的評価をしている。ただし、(E)相対評価はしていない。ただ総合的に見るとキタ規準抵触する態度と言わざるをえない。

中核的の評価基準だと(1)悪質な発言を訳し(2)その攻撃性や悪質性を軽んじているように見られかねない態度を(3)最近取っていたので問題だと言える。

まりこのような発言キタ規準抵触するということになろう。もちろんキタ規準絶対のものではないが、甘受する「覚悟」を示した人間には当然適用される。まあ北村氏にも喜多野氏にも適用されないのだが。何にせよ尊い覚悟は敬服し記録するものである

MGTOW NEWSパラドクス

ところで繰り返しになるが今回北村氏を批判した人々はマニフェスト翻訳したという事実とそれに言及したツイートをもって批判している。であるから、ここで適切だと考えた規準はいささか正確性に欠ける嫌いがある。ここで言うところの「中核の評価基準」で論じるべきかもしれない。しかしMGTOW NEWSも同じく男性皆殺し協会マニフェスト引用し「とっても素敵」と茶化し皮肉を言っている。これは「その攻撃性を軽視しているように見られかねない発言をしていた場合」と言えなくもない。

所与の条件である今回の批判者は過去発言と直接的なダブスタをしていないは動くわかげないので困った話である。これをMGTOW NEWSパラドクスと言う。これを解消するためにこの論考では別の項目、特に引用における態度」の項を作り表面上逃れることとした。だが後続者の皆さんには正面から向き合ってこの点をブレイクスルーしていただきたい。

終わりに

小学生並みの感想を言うと何にせよモラルが向上するのは良いことだと思います覚悟がある人がモラル寄与するんですね。いいと思う。それは呉座のいいね欄を遡ってる人でも北村氏の件を非難する人でも同様である。その覚悟は敬意をもって記録されるべきだ。

けど、自分は直接の誹謗中傷でなければ遡っても数年くらいかなって思うので私に対してはそのくらいの基準批判してもらえると助かるかなあ。その範囲でならリツイートだろうとスターだろうといいねだろうと謝罪するので…。ダメですかね。




[※1] ここはみんな合意してくれると思うんだけど中傷ではないという意見の人もいると思うので次の増田で詳しく説明しておきたい。

結論を言うと、容姿揶揄したと見るか全く言わないようなことを言っているかのような風聞を流したと見るかどちらかにせよ中傷であるという結論だ。

[※2] 一応元ネタは何個かあるが、1つはトランプ政権で大規模な選挙不正は無いと言って事実上の更迭をされたKrebsに対してトランプ大統領の弁護士diGenovaが冗談?として言った”that guy is a class A moron. He should be drawn and quartered. Taken out at dawn and shot.”

2021-03-03

差別パラドクス

増田達は差別に関してとても熱心にとりんでおられる。

と私、増田も感心感銘をうけました。



新参者増田にとって差別に関する事柄はやはりどこか他人事として

心のどこかに閉まっていたので自分想像以上の論争を見て

他人事にも思えなくなったり、さまざまな主張に共感したり

正直どれが正解かもよく分からん状況です。



でもこういう論争を隔てながら意識を少しずつ持ち始めることが大事ことなのか、とお子様レベル感想しか表現できないような気持ちになりました。



誰でも差別的なこと受けたり、あるいは差別的な行為言動をとってしまったと心当たりはあるような気がします。

思うのも言うのも権利かと思えば、そうでもなかったりします。

結局は「誰もが差別的な行為で嫌な気持ちさせない」という課題に対して皆さんは活動及び机上バトルをされているんでしょうか。



私としては、永遠に解決できない課題だと思っています

そして解決できないからこそ永遠に議論し続けなければならないんですね。

解決できないから考えるのを辞めるのではなく、永遠と考えて続けて議論し続けなければならない課題ですね。

そう思わせてくれるだけでも差別を無くそうという目標人類みな持ち続けるべきですね。

私は差別に関しては正直なにも意見も持っていないです。

差別は良くないと漠然とおもうだけで、差別というものがどの行為に当たるのかもわかりません。

差別に値する感情を公にすることを制限することも差別にあたるのではないかと思った瞬間にもうなにが差別差別でないのかもわかりません。

下手したら、自分以外の誰かに対して芽生えた印象や感情ですら差別に値するかもしれない。

無知残酷でした。

自分の中で矛盾しかまれません。

誰とも関わらなければ差別なんて生まれいかもしれません。

でも人類は関わることで文明を発展させ利益を生み出し長い歴史を紡いできました。



頭の中が堂々巡りです。



でもきっとみなさんと一緒に矛盾が無くなってくれればいいです。

差別パラドクス

増田達は差別に関してとても熱心にとりんでおられる。

と私、増田も感心感銘をうけました。



新参者増田にとって差別に関する事柄はやはりどこか他人事として

心のどこかに閉まっていたので自分想像以上の論争を見て

他人事にも思えなくなったり、さまざまな主張に共感したり

正直どれが正解かもよく分からん状況です。



でもこういう論争を隔てながら意識を少しずつ持ち始めることが大事ことなのか、とお子様レベル感想しか表現できないような気持ちになりました。



誰でも差別的なこと受けたり、あるいは差別的な行為言動をとってしまったと心当たりはあるような気がします。

思うのも言うのも権利かと思えば、そうでもなかったりします。

結局は「誰もが差別的な行為で嫌な気持ちさせない」という課題に対して皆さんは活動及び机上バトルをされているんでしょうか。



私としては、永遠に解決できない課題だと思っています

そして解決できないからこそ永遠に議論し続けなければならないんですね。

解決できないから考えるのを辞めるのではなく、永遠と考えて続けて議論し続けなければならない課題ですね。

そう思わせてくれるだけでも差別を無くそうという目標人類みな持ち続けるべきですね。

私は差別に関しては正直なにも意見も持っていないです。

差別は良くないと漠然とおもうだけで、差別というものがどの行為に当たるのかもわかりません。

差別に値する感情を公にすることを制限することも差別にあたるのではないかと思った瞬間にもうなにが差別差別でないのかもわかりません。

下手したら、自分以外の誰かに対して芽生えた印象や感情ですら差別に値するかもしれない。

無知残酷でした。

自分の中で矛盾しかまれません。

誰とも関わらなければ差別なんて生まれいかもしれません。

でも人類は関わることで文明を発展させ利益を生み出し長い歴史を紡いできました。



頭の中が堂々巡りです。



でもきっとみなさんと一緒に矛盾が無くなってくれればいいです。

2021-02-22

anond:20210222161210

寛容のパラドクスのこと言いたいの?

ってかさ、議論()したいなら勉強しなよ

増田程度の低脳が思いつくようなこと、すでに出尽くしてるんだわ

2021-02-17

「7年後で待ってる」感想

作者のハリウッドから声がかかったという記事を見てサブストーリー含めプレーした。

以下ネタバレ含む。

iOSAndroidプレーできるのでまだの人はやってみて。

大雑把な感想としてはイマイチだった。

ゲーム性はほぼないかストーリー重視な作品だが、これもそんなに出来が良いとは思えなかった。

チャプターごとのラストに「意外な展開」があって引っ張りはするけど、大半は伏線なしで新事実をどんどん言っていくだけ。いくつかレビューを見て伏線が凄いという感想もあったが、この作品伏線ではなく「思わせぶり」だと思う。(あからさまに読者の印象に残る引っ掛かりを残すのは伏線とは違うと思ってる)

もう少しゲーム性が高ければ感情移入度が高くなるからこれでももっと惹きつけられたと思うけど、このゲームちょっと操作するだけで謎解きも選択肢も全くないので、あまり思い入れることができなかった。

音楽の使い方も、ここは泣くところ、ここは驚くところ、みたいな感じで説明的だし逆に興を削がれる。

タイムリープ難病ものストーリーも、話のための話って感じでイマイチ乗れず。

難病すらオリジナル設定だから、なんでも都合良く設定できるのにそれだけですかという感じ。

タイムリープ2010年代後半の作品としては新しさに欠けると思う。

パッと元ネタが指摘できるようなポイントがいくつかあって、そこが肝になってもいるので、まあ元ネタ作品は超えれんよなという。

タイムリープの設定もカバーしきれてないと思う。

意識だけ戻る系だけどどうしてもタイムパラドクスは生じるし、そこが解消されないまま話上の意味しかない実験や、後付けみたいな設定により解決。うーん、勝手にやってくれという感じが強くなってしまった。

独特のドットタッチは良かった。

なんだかんだ最終的にこの絵のかわいさにやられるわけだしな。

タイムリープの凝った設定も面白みはある。タイトル意味が何度も変わる感じは秀逸。

色々思うところはあるけど時間無駄とまでは思わず、やってよかったとは思ってる。

そういうものじゃないとは思いつつ、もう少しゲーム性があればなー。

2021-01-02

anond:20210102091931

三浦俊彦論理パラドクス―論証力を磨く99問』に似たようなことが書いてあったよ

2020-12-27

おまえらサムライ8はなろう以下!遊戯王ARC-Vはなろう以下!タイムパラドクスゴーストライターはなろう以下!神様になった日はなろう以下!「」

なろうって凄くね?

2020-12-23

多様性パラドックス(寛容のパラドックス

多様性議論とかみててよくパラドクスが起きるのを目にする。多様性擁護しようとすれば多様性否定派の意見否定すると、それは多様性じゃないじゃんと反論される。パラドックスだなとと思って調べたら「寛容のパラドックス」というのがすでにあるから多様性議論するときは「寛容のパラドックス」を解決したうえで議論しような。

伸びてほしかった増田大賞 2020  8月以降~

伸びてほしかった増田大賞 2020の続きです。


テクノロジーパンクの始祖はギリシャ神話

とにかく喧嘩売ってけば誰か釣れると思ってたのがヒシヒシと伝わります

でもこれ割と正論言ってませんか?

まあそういうのいきなり投げつけるのが完全に喧嘩する流れにしたさしか感じないんですが。

チンコン(チンチンコントローラー)まだなの?!もうAD2020だぞ!

やりすぎましたね。

でも生殖器の動きと連動させらえるゲームコントローラーの需要はあると思います

この増田は伸ばさなくていいからそっち方面技術を伸ばして下さい(ドヤ


宮沢賢治が黒髪ロング美少女で妹を失ったショックで百合に走って銀河鉄道書いてればよかったのに

これはガチで伸びそうだなと今でも思います

打者で言えば打率3割越えてると思います

正直「何いってんだコイツ」としかならないので、はてなで伸びそう以外何の価値もこの宇宙にもたらさな駄文ですがねコイツは。


「タイムパラドクスゴーストライター」とは誰だったのか ~タイパク考察「基本」の「き」~

タイパクへの熱い思いが籠もってます

連載開始持にはこんなのも書いてますね。ジャンプ新連載のパクター(タイムパラドクスゴーストライター)1話が面白い

これも10月に書いたやつなんです、11月読み返しても「伸びてない中で拾い上げてあげる価値の有りそうなもの」がこんなのなろうって「中卒在日黒人アスペキモメンですがサヴァン症候群なので年収5000万ドルです」が多すぎない?ぐらいしか無かったので、10月から2つエントリーしてます。逆に言えば11月は伸びてほしいのはある程度伸びた時期だったわけですね。

2020-12-15

anond:20201213224426

というか恋愛っていうより男女間の性差にある生殖活動個体それぞれの意思について

そりゃ個が相違なのだから感想価値観も相違があるだろうけどそれを平等化しようというのが人類に早すぎるんでは

性差がある生物性交渉を行ったり干渉したりするのは人間以外でも多くあるよね

それらができているのに人間ができないわけがなく でも人間がすると「人としてしてはいけない」というパラドクス

人がすると人だからしてはいけなくて 人をふくむ生物はしているわけですること自体の是非は「人で(同意が)あるなら」していいという

人ならしていいのかわるいのか結局わからいから「その時々でかわる」とかいう状況に合わせて性別がかわる魚みたいな感じになってる

まり人間社会的倫理観というのは魚程度ってことやな

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