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はてなキーワード: 主権国家とは

2019-08-13

アンパンチ」と管理された暴力について

アニメアンパンマンの「アンパンチ」について、幼児暴力的になるのではという話題になっている。

私・元増田としては、アンパンチに関しては別の意味問題になるのではないかと考えているので、これから書いてみたい。

現代社会では、暴力行使する正当性を持っているのは警察軍隊裁判所などの限られた機関だけである

詳しい話は、マックス・ウェーバーの『暴力の独占』の項目を読んでもらうとして・・・

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E3%81%AE%E7%8B%AC%E5%8D%A0

分かりやすく言うと、一般人暴力行使してはならず、許されるのは国家機関だけだということ。

現代日本では、私刑禁止されている。

では、アンパンマン暴力私刑ではないのか、ということである

アンパンマン国家からその権限委託されているのであれば、いいかもしれない。しかし、「アンパンチ」を行使するのであれば、毎度裁判所許可を求めなければならない。

何が言いたいかというと、国家によって管理された暴力であればいいと思うが、管理されていない暴力は非常に危険だということである

アンパンチの何が危険かと言えば、子供たちは「正義」さえあれば悪者を懲らしめてもいい、という価値観を植え付けてしま可能性がある。

日本では、平安時代まで寺社武装していたことがよく知られているが、そのせいで戦乱が絶えなかったではないか

アンパンマンの住んでいる世界には、主権国家という概念存在しているようには見えないし、暴力行使できる軍隊警察存在していない。

北斗の拳世界のようなものだと考えればいい、と言えば納得できるが、それはそれで幼児たちに悪影響を及ぼす可能性が高いのではないか

2019-08-04

韓国日韓基本条約を順守せよ

徴用問題において日本企業資産接収されかけるという、日韓基本条約違反になりうる事案をこれ以上放置するつもりか。

国同士の条約を守る気が無いということは、韓国という国は近代主権国家としての資格が無いと批判せざるを得ない。

それだけではない。

昨年12月の海自機に対するレーダー照射問題慰安婦財団解散問題についても日本に対して誠意ある対応を示せ。

国連安保理による北朝鮮に対する経済制裁において、韓国瀬取りに深く関与している点についても周辺国説明せよ。

2019-08-02

anond:20190802064326

人権問題>国同士の条約という構図が成り立つと本気で思っているんだ。

主権国家とは何か」を、ウェストフェリア条約成立の経緯から勉強し直して来い。

原爆投下人権問題から日本連合国に対して原爆東京大空襲などの請求権放棄したサンフランシスコ平和条約蒸し返していいことになるよ。

2019-06-08

アメリカ軍出て行け

なんで右翼とか名乗ってる奴らがアメリカ軍基地を追い出そうとしないんだよ。神聖国土外国軍にとられてるんだぞ。祖国の空を外国軍飛行機勝手気ままに飛び回って同胞騒音とか墜落とかで苦しんでるんだぞ。おかしいだろ。アメリカに媚びへつらう安倍晋三を見てなんとも思わんのか。祖先が命がけで守った日本をこんな惨めな国にしておいていいのか?戦後間も無くの政治家はいつかは独立したいと思っていたはずだぞ。それがいつの間にかアメリカ軍がいるのが普通になってしまった。日本主権国家などではないぞ。何かするにはいつもアメリカのお伺いを立ててからじゃないとダメなんだ。集団的自衛権認めて憲法改正までしたら終わりだぞ。アメリカにいいように使われるだけだぞ。アメリカ自分勝手戦争に巻き込まれ自衛隊員死ぬぞ。一般日本国民が危険さらされるかもしれんぞ。それでいいのか。中国朝鮮がどうたらこうたらと言ってる場合じゃないんだ。本当に戦うべきはアメリカなんだ。日本は真の独立国にならなければならんのだ。

2019-01-22

辺野古って将来は日本が使うための基地、みたいな話をどこかで聞いた

それだと日本政府強硬に開設を目指すのもわかる気がしてきて。

安倍政権戦後レジームからの脱却を唱えて、目指すのは日米同盟を前提とした独立した主権国家必要であれば軍事力行使する。

日米安保をある程度解消して、米軍日本から減っても東北アジア安全保障日本が担う。それを実現する前提として日米が同意している。

アメリカ世界の警察官を辞めるにあたって、世界パワーバランスの再編成を考えている。

アメリカ日本の対露融和外交を阻害しないのは、中国朝鮮半島に対しての防波堤として置くため。ロシアに対してまでそれを担わせるのは酷なので和平を結ばせる。

ロシアに対しては中東などで譲歩した。中国に対しては台湾以南の東南アジアを当面諦めさせるために、朝鮮半島宗主権譲渡する。

統一朝鮮が対米強硬に出ても、日本勝手に戦ってくれるし。だから今回のレーダー照射騒動も静観してる。

ロシアに対する牽制としてはEU機能するし、中国に対してはインド機能する。ロシア中国とは結局ハリネズミ同士みたいな関係だろうし。

イギリスは…まあこれ以上引っ掻き回さないでさえいてくれたら(笑)

などと徹夜明けの豆乳みたいな頭で妄想してみました。

この手の話題は全くの素人なんで、詳しい人達の考えを聞いてみたくて。

2018-08-08

翁長知事冥福を祈ろう

この人は沖縄県知事として、最後の禁断のカードを切ることなく亡くなってしまったよね。

その最後カードとは、沖縄独立

琉球共和国」という名の主権国家として日本中国台湾に囲まれ場所で存続していく。

日本政府と話し合って折り合いがつかなければ、最後はそのカードに行きつくものだと思っていた。

この知事にも色々言いたいことはあるけど、まあ御苦労さまでした。

カツラの付け方については、全く不自然に見えなかったことは尊敬に値する。

私自身も、保守系サイトで指摘されるまで全く見抜けなかった。

2018-05-13

戦争をなくすにはどうすればいいのか

小学生課題のようなものを、まじめに考えてみた。主権国家同士の交戦権行使に基づいた戦争戦闘行為について述べる前に、分かりやすい身近な例で考えてみたいと思う。

仮定の話として、私はとある一軒家に住んでいるが、隣の家と土地境界線を巡って紛争状態にあるとする。私も相手側双方も、土地境界線ラインが外側にあると主張していて、どちらも譲歩や妥協をする気が一切ない。そこで、現実社会の中であれば、裁判所に頼めば双方間の調停をやってくれるが、国際社会にはこの裁判所のような存在がない。なので、問題当事者となったら自分の力だけで解決しなければならなくなる。

私一人だけで解決するのが難しければ、隣近所の人たちと徒党を組む(=同盟・協商)ことによって、紛争相手に譲歩を迫ることもできるだろう。それでも話し合いや圧力相手が折れなければ、最終的には武力行使によって解決するしかなくなる。それが「戦争である

戦争が起こる原因について考えてみると、突き詰めてみると「話し合い」で解決できないか戦争が起こるのである。隣近所との境界線(=国境線)の話でも何でもいいが、「話し合い」で解決することができれば、最初から戦争紛争は発生しない。それは自分紛争相手が譲歩するからである

しかし、もし譲歩して紛争解決したとしても、例えば隣近所との境界線の例でいえば、自分の家の敷地面積が狭くなってしまうわけだから実質的敗戦と同じである

相手安易に譲歩して自分が損をするくらいなのであれば、リスクを取ってでも武力行使を仕掛ける方が合理的である

※今、北朝鮮の核問題において東アジア戦争寸前の状態になっているが、北朝鮮立場からすれば核をすべて放棄する(日米に譲歩する)ということは、自分自身の自衛能力をすべて放棄することに等しい。なぜなら、北朝鮮国民生活や通常攻撃能力配備犠牲にしてまで、核開発に全てを注いできたかである安易に日米に譲歩するくらいなのであれば、先制攻撃を仕掛ける方が合理的ではないのか。

ここから本題に入るが、戦争をなくすためには、主権国家の仕組みそのものを無くして新しい仕組み(世界政府と常設国連軍の軍備独占)を作るしかない。

世界には多くの主権国家存在していて、それぞれの主権国家暴力警察や軍備)を独占している。その主権国家同士が紛争解決手段として武力行使を行うから戦争が発生する。

ならば、世界中の主権国家をすべて廃止して、世界で一つの主権しかない「世界政府」を作る。そして世界各国の軍隊警察は、世界政府が独占する。これによって世界から戦争はなくなるであろう。

地域間紛争が起きたら、世界政府が作った調停裁判所解決することになる。

世界中の国家廃止するというのは荒唐無稽な話に聞こえるが、世界政府の礎となる組織は既に存在している。それはG7のことである

国連については、拒否権問題などで既に機能不全になっているので除外する。

アメリカ日本カナダイギリスフランスドイツイタリア経済大国7カ国が、最初統合して一つの国家となる。7カ国が保有している軍隊自衛隊は、全て統合して一つの国連軍を作り上げる。そして、近い未来に起こる第3次世界大戦によって、ロシア中国中東列強崩壊したのち、それらの国々を世界政府に吸収してさら勢力を伸ばす。

その後は、残った世界各地の小国を吸収していくうちに、世界統一が完成するという流れ。

2018-03-12

平和を実現するには、やはり軍事力必要だったんだ

3月9日、ついに北朝鮮非核化意思があることを韓国を通じて、米国に伝えたことが話題になっている。

まあ、北朝鮮は本気で非核化する意思がないだろうことは、私たち日本人は分かっているけどね。今まであの国が何度嘘をついてきたことか。

表向きは非核化推し進めると明言しておき、裏では核開発を続けるつもりなのだろう。IAEA査察も、なんだかんだ理由を付けて受け入れないだろう。

しかし、私が今回の件でハッとされられたことがある

オバマさんが大統領だった8年間に続けられてきた、北朝鮮自発的非核化を促す戦略的忍耐の結果、北朝鮮の核開発の事態は何も動かなかったことに対して。

トランプさんが大統領になり、北朝鮮に対して国連決議でもって中国ロシアも巻き込んで経済制裁軍事的圧力を続けた結果、見事に非核化カードを向こうから切り出させることに成功した。

とある主権国家に対して(北朝鮮が本当に主権国家かどうかは置いておいて)核開発の放棄を促すためには、やはり対話では無理だったのだ。

これは国同士の外交だけではなく、個人個人紛争交渉においても必要なことだけど、物理的な力で威嚇したり、暴力後ろ盾として圧力を加えることは有効だということなんだ。

平和を実現するためには、その裏付けとして十分な軍事力必要だということ。今回の件で、改めて認識した。

オバマさんよりも、トランプさんの方がノーベル平和賞をもらうのがふさわしい気がする。

2018-01-13

飼い主に歯向かう犬は徹底的に躾けなければならない

2015年12月に日韓間で締結された「慰安婦問題日韓合意」が韓国側によって反故にされようとしている。

韓国側日本に対して再交渉求めないとしているが、日本自発的意思に任せたいとか言っているらしい。

・・・日本はこの韓国宣言、いやこの国家恐喝に対して、徹底的に無視か突っぱね続けるべきである

日本島国から外敵の脅威にさらされた経験ほとんどなく、国際社会常識と言うものがよくわかっていない。

国際社会においては、むやみに謝罪すると相手はその弱みを利用して付け込んでくるということである

ユーラシア大陸においては、主権国家同士は国境線を引いて接していて、常に外敵と隣同士にいながら国家運営していかなければならない。

その状況において、隣国に少しでも隙を見せれば、相手は付け込んでくるということである

国家間においては、絶対に謝ってはいけないのだ。

平和日本には「水に流す」ということわざがあり、過ぎたことは忘れて未来志向で前に進もうという意味で使われるが、国際社会においては過ぎたことは絶対に忘れられることは無い。

戦後70年が経過しても、未だにヒトラー悪者になっていたり、ソ連崩壊後のロシアではスターリン黒歴史扱いになっていたりして、日本人から見れば「そこまでしなくてもいいんじゃないか。もう終わったことだし、皆でのんびり仲良くやろうよ」と言いたくなるが、国際社会ではそれが当たり前なのだろう。

慰安婦問題については、女性人権も関わっている事柄であり、日韓双方にお互いに不満は当然あるだろう。

しかし、国同士の合意した以上は、絶対に守らなければならない。日本は心を鬼にして突っぱねなければならないのである

2017-12-28

日本再興戦略

はじめに

 昭和20年大東亜戦争終結以来、我が国は急速な復興を遂げ、GDP換算で世界第2位の経済国家となった。他方で、アメリカ合衆国米国)を中心とするGHQによって拙速に作られ、我が国民の総意を反映しているとはおよそ言い難い憲法を保持することにより、国民精神の十全な発揚を伴った発展は掣肘を受けた。その結果、近年では共産党政権一党独裁国家である中華人民共和国中国)の経済成長に比して我が国経済の成長速度は鈍化し、世界第3位の経済大国という地位に甘んじている。拡大する経済力を基盤とした中国軍事的拡張と、各地での侵略行為は留まるところを知らず、国際秩序の安定上、予断を許さない状況が続いている。

 今こそ、軍事的圧力を背景に押し付けられた借り物の秩序から脱却し、我が国独自政治・経済社会的秩序を打ち建てる時が来ている。帝国主義的な拡張路線にひた走る中国ロシア凌駕し、我が国民がその潜在力を十全に発揮し、我が国未来永劫にわたって繁栄を続けるための基本的条件は、古来より連綿と受け継がれたわが国独自精神文化に立ち戻り、それ基づく政治・経済社会へと変革を成し遂げることにある。以下ではこうした方針に基づいた変革のあらましを記述し、現在に至るまでの進捗状況について述べる。

政治社会

 現行憲法に起因する政治社会制度上の根本的な問題は、国民主権あるいは民主主義の名の下に、収拾のつかぬ意見の多数性がいたずらに尊重され、急を要するあらゆる変革への掣肘となり、かえって衆愚政治に堕していることである。したがって、憲法改正して大日本帝国憲法天皇主権に立ち戻り、国民の強固な統合を図ることが最も枢要である。この目的に照らしてみれば、基本的人権結社の自由信教の自由制限を受けることは当然である。引き続き憲法改正議論を提起し、我が国伝統的家父長制に基づいた国民統合を進めねばならない。

 大東亜戦争終結時、GHQにより天皇制廃止議論が起こり、その方向で新憲法が起案された。先代天皇連合国最高司令官マッカーサー元帥と面会し、象徴としての天皇制存続を取り付けることに成功した。天皇主権国家が次に戦争をひきおこし、他国国土占領される事態に至った場合万世一系天皇家は確実に廃絶されるという教訓を、この経験天皇家に与えた。

 今上天皇はこの教訓を遵守し、天皇主権憲法へと改正を進める論議が起こるにあたって、自らの退位によってこの流れを断ち切ろうと試みた。しか象徴天皇制下において、このような越権行為断じて許されるものではない。天皇象徴となった現在、新憲法下で天皇主権意味するところは、天皇に助言を行う内閣主権であり、ひいては、内閣の長たる内閣総理大臣主権でなくてはならない。こうした主権移譲が円滑に行われるよう、憲法改正議論は続けていかなくてはならない。

 現行憲法下での平等は機会の均等を国民保障する根拠となったが、これはかえって我が国の発展を妨げることとなった。国家が永続的な発展を続けるには、強いものさらなる発展を続けることが、より合理的である。したがって、豊かなものさらに豊かに、強いものさらに強くなるよう、あらゆる方面において既存の有力家への支援を一層拡大することが枢要である

 進捗度: 順調に推移している。

経済

 イノベーションとは畢竟、知的金銭的、社会的な多様な資本の集約を要する。資源の限られたわが国において、すでに成長を遂げた企業への支援継続することが最も合理的である税制労働法制の改革はこの路線に沿って行われなければならない。

 強いものさらなる発展を続けることが合理的である以上、国民の間に所得によって階層分化が生じることは必然である低所得者納税額高所得者に比して低いため、利用可能福祉サービスを減らすことが合理的である福祉サービスの削減について合意を得るためには、強いもの努力によって強くなったのであり、弱いものはみずから怠惰からそうなったのであり、自己責任であるという当然の理路について、国民により一層の教育を図る必要がある。

 進捗度: 順調に推移している。

科学技術

 科学技術国家経済的軍事的発展を支え、国家威信を高めるものでなければ、その存在意義を持たず、財政的援助を受ける必然性がないことは論を俟たない。したがって、産業への応用可能性が最も高い分野に集中的な投資を行い、投資正味現在価値に対する監視を強め、投資判断組織の改編は迅速に行うべきである

 我が国独立独歩中国およびロシア軍事的に対抗するためには、軍事産業の育成が急務である。したがって、大学等の高等研究機関において軍事研究への投資を拡大し、軍事産業の発展に必要技術および人材の育成をさらに進めるべきである

 大学における学問の自由は、天皇主権国家の発展を妨げないかぎりにおいて認められる。国立大学については財政上、人事上での国家の関与を一層強化し、国家経済的軍事的発展へ大学が確実に資するよう政府は導かねばならない。

 進捗度: 順調に推移している。



平成29年12月28日改訂

内閣府では本戦略案に関するパブリックコメントを受け付けています

2016-08-22

シン・ゴジラは、 『特撮好き』なら失神レベルの大傑作で、『一般人』なら視聴に耐えうる娯楽作

シン・ゴジラの真価は、これから広がるであろう一見さんによる批評の中にこそ有る。

まり、「満点からマイナスされうる特撮映画」が帰ってきた、と言う意味だ。

1週間ほど前に話題ゴジラを見に行った。面白かったは面白かった。

が、事前ハードルが上がりすぎていたのか、粗(に私には見えた)の部分が結構気になってしまい、正直世間で言われている程に「大傑作」にはあまり見えなかった。

シン・ゴジラそんなに言うほど面白いかあ??

シン・ゴジラには、決着のカタルシスが無い。

確かにその通りで、それは欠点だ。

それは、長年特撮ファンが受けたくても受けられなかった指摘だ。

特撮ファン向けの映画から一般人向けの映画に

「まあ、子供向けの怪獣映画にしては良く出来てたよね」という感想からの脱却。

対象年齢を考えても酷い」とか「大人の視聴に耐えうる人間ドラマ」とか

そういった「オヤクソクを共有している視聴者」向きの話じゃない。

まり、「ファインディング・ドリーと比べて」とか

ゴーストバスターズの脚本比較して」みたいな、

一般的な映画と比肩しうる水準に特撮映画を押し戻した。

からこそ「大傑作」であり、それ故に「まあまあ面白かった」という感想が併存しうる。

今あるものでやるしか無いんだ。

特撮は、リソースがないことをイイワケにしてきた過去がある。

平成に入ってからゴジラをどれでも良いから観て欲しい。

シン・ゴジラ比較するべくもないヒドイ作品ばかりだ。

一般人から見れば。

最近は「ゼロからプラスして積み上げる特撮映画」しか無かった。

「(全体の質はハリウッド比較しようも無いけど)特撮部分は良かった」

「(全体の質はハリウッド比較しようも無いけど)ドラマパートはヒドイ」

みたいな「邦画予算規模で制約の多い特撮映画において」という限定が常についていた。

シン・ゴジラは、正面からそれを覆してみせたと思う。

イイワケの無い、特撮映画としてのゴジラ

粗はある。荒削りでもある。

世界最高峰の映画では無く、手を入れるところもまだまだある。

それでも恐らくは邦画現場における特撮映画のベストを尽くした映画だと思う。

それは特撮ファンなら邦画の環境に絶望せずに希望を見いだせる一筋の光であるし、

一般人から見れば、「怪獣映画だけど面白いらしいよ」と観に行ける映画になってる。

まり何が言いたいかというと

日本特撮映画として100万点」のシン・ゴジラで終わるならソレまでだ。

でもきっと「世界の映画の中で70点」のシン・ゴジラだと評価してもらえる。

怪獣を通じて、日本災害を正面から描き、国のあり方をポリティカル視点から捉える。

世の中は稼いだもの正義で、投資してもらえるのは評価された作品だけだ。

その意味で、きっと一般人からみても、投資に一口のれる出来じゃないだろうか。

おまけ

ダシに使ったので、不満点に共感しつつ、違う視点提供しておくよ。

映画観に行った後のファミレスでダベってる感じで読んでもらえればと思う。

(人は感じたことが全てであり、反論しようとは思っていない)

登場人物ゴジラへの理解度が要所要所で不自然に高い』

主人公矢口会議中に巨大生物言及するのだが、この時点で矢口がそう判断に至った材料は精々ネットの動画程度であり、あそこでアレを「生物」と考えるのはかなり不自然だ。

この時点では矢口は単なる夢想家レベルである

矢口の人物像について、多少のフォローはされている。

シン・ゴジラ主人公である長谷川博己演じる内閣官房副長官矢口蘭堂は、

竹野内豊演じる内閣総理大臣補佐官国家安全保障担当)の赤坂秀樹から

会議結論ありきで進んでいる。かき回すな」と助言を受けている。

また、エレベーターの中で、立場が上の人間に対して「楽観やこうあって欲しいという願望が、先の大戦で何百万人も殺した」とワリとハッキリ苦言を呈している。

矢口生物と断定しているのではなく、「巨大生物の可能性を俎上に載せないのはマズイ」と判断しているのではないだろうか。

ネット上の映像フェイクであれば、それを作った人間動機テロで無いことを確認するまで安心しないタイプ

ニュース映像での「巨大生物尻尾」について、ニュースの真偽を問うシーンがないのは映画の都合だと思う。

ニュース第一報だと見るのが妥当なシーンだし、それならアレは何のジョークだと笑うのが現実的ではなかろうか。

同種の別個体については、検討は並行で続けているが、映画の都合でカット、じゃないかな。

個体だとすると、観客は「ゴジラ対究極生物なのか?」という疑念を抱きながら観ることになり集中力が削がれる。

『人の死の描き方について』

(一つは倒れるマンションから逃げ遅れた家族、一つは溢れた川から逃げる男性、もう一つどこかで同じことを思った気がするが覚えていない)

 この点はあまり大きな不満という程では無いのだが、どうにもモヤモヤとしてしまった部分だ。

たぶん、残りの一箇所は、自衛隊戦車が潰れるシーンか、注入第一部隊の全滅の部分じゃないかな。

マンション荷物を詰めていてマンションごと押し倒される家族、川からの逃げ遅れ(たぶん画面の奥側に向かって走る男性)は、

災害の描き方の問題で、ゴジラによる人死を描いているわけではないと思う。

あの一連のシーンで感じる「いまどこに災害が近づいてきているか一般市民には把握できない」という恐怖は演出として一貫していると思う。

(状況把握のしようがなく、気がついた時にはもう遅いという恐怖は、5年たってやっと直視できるようになった映像だと思う)

ただ、予算の都合による表現の制限を感じる部分ではある。

病院とか今まさに災害現場は出てこず、災害が通り過ぎた後の映像だしね。

密室俯瞰した映像に寄る災害描写は、予算制約を逆手に取った脚本の作り方の問題であり、

その意味で「巨大不明生物がなぎ倒したビルにも当然人が残っている」というのを伝える手法に限界があったのかな、と思う。

ほぼあの家族しか直接の被害は確認できないのに、それ以後の緊迫感は違う。

だけど、アレ入れて欲しくない、というのも判る。

石原さとみキャラが明らかに浮いている』

浮いてると思うよ。これはシナリオの歪みが集中してるせいだと思う。

これ、後でちょっと付記するけど、「シナリオの都合の上で」リアリティラインは高く見えるようにしてあるんだと思ってる。

例えば、東京駅前に当然あるはずの広大な敷地について劇中一切言及されていない。明らかに不自然。

筋論として、日本が米国に頼り、米軍日本国内武力行使する、という流れのハズ。

仮にも主権国家に対して、他国が熱核攻撃を短期間に強行する理由がない。

米軍による強行じゃなくて、国連安保理での決議言うてたし)

日本が壊滅するまで自由にさせておき、主権が及ばないところに出てから攻撃になるはず。

ちょっと日本以外のまとまりが良すぎるというか、世界があまりにも日本に対して冷淡すぎる。

日本に核攻撃」という荒唐無稽な一手と、

ゴジラを生み出したのは、牧元教授という日本人では?」という点、

外務省駐在武官無視して政権が直接軍事について外交を行うと言う部分を抑えると

祖母が原爆による被害者であり、日系人アメリカ政権に対して一定の譲歩を引き出しうる通常外交ルート外の存在は、

石原さとみ演じる米国大統領特使のカヨコ・パタースン以外であっても、

やっぱり荒唐無稽に見えるだろうし、どうしても浮いてしまうのは仕方がないと思う。

彼女シナリオの不備による歪みを一手に引き受けて浮いているのだと思う。

まあ、じゃあどう直せば良いかって言うと、アメリカ側を描くには予算が足りなそうだな……

『ヤシオリ作戦について』

ゴジラ原子炉載せて、排熱への対処(生存本能)で進化するって道筋つけると、焼却 or 凍結ってのは判りやすい。

シナリオの都合でアメリカに熱核攻撃を担わせると、日本特撮的な花である爆発(焼却)を使うのは難しい。

そもそも「カタルシスを得られない」ということそのものが、演出意図なのではないかなと思う。

一応、血を流すことから排熱に血流を用いているのではってのは合理性があるし、血液凝固材も30種類?試して効くのは確認してる。

元素変換する相手ならどこに投与しても一緒って意味では、口に見える部分に引っ掛けて体内注入するってのは効果的とも思う。

仮定仮定を積み重ねて、地味な作業原子炉の終息にもってくってのは、福島第一原発事故対応への直喩だろうし。

「ショボい」処理で、しかも「まだ終わってない」ってのを、東京駅に凍結させたゴジラで示しているのでは、と。

政府冷温停止宣言したのも、冷やし続ける必要があるってのも、同じ構図だよね)

 加えて、ヤシオリ作戦に関しては、矢口の陣頭指揮の部分にも中途半端さに違和感があり、これまで徹底して「対策室で対応する政治家」を描いてきて、結局最後は「主人公現場の陣頭指揮を取りに行く」というのを描くのか、というのに少し落胆した。

 せめて矢口本人が言うように「自分現場にいる事で出来た微妙判断」が描かれていればスッキリはしたかも知れない。

一応は、逃げ遅れた人がいるかもしれないけどやる?とか、線量が予定よりも多いけど続行するのか?とか、判断はあったと思う。

どっちかというと、多分最初に感じたであろう「え?総理大臣は逃げるの?残らないの?」みたいな感覚

「いや、指揮官は後方に控えてないと死んだら終わりだから」に観客の気持ちを変えたかったんじゃないかな、と思う。

それでもまあ、良くあるヒーロー映画みたいにゴジラに触れるような最前線までは最後まで行かないし、良かったんじゃないかな。

(良く言われる「陣頭指揮」を観客がどう捉えるかが、映画を見た後で変わったのではないか

『「国」のアピール

 総体としての「日本」とゴジラとの戦いを描くのがテーマであるのであれば、

 あそこまで「東京」のみの話に終始したというのはどうなのだろうと思う。

正直に言えば、予算の都合で、東京のみの話にしないと収拾が付かないと思う。

ただ、あれは東京一極集中への軽い皮肉にも見える。

福島第一原発事故」が「東京駅」で起こったとして、煽りじゃなくて日本としての機能がどうなったか考えるとゾッとする。

その俺の思いと重なるが、何度も「経済的」な話が出てくる。

経済的には莫大な損失とか、熱核攻撃を受けて世界から支援を受けないと復興できないとか。

損得勘定で熱核攻撃を仕方がないと受け入れる「論理」と、象徴的な意味で核攻撃を受け入れられない「感情」との対立軸にも見える。

「国」とは何なのかを観る人に問うシナリオになってたんじゃないかな、と。

まあ観たひとに届かないのであれば、そりゃ成功してないわけだけど。

その他のダメ出しポイント

まあ、観たひとに届かない思いは独り善がりなワケでダメなんだと思うけど、

最初に書いたように、そういう「普通の映画のダメ出し」してもらえるところにシン・ゴジラ価値がある。

と、思うわけで、やっぱり気になる点を俺も最後に列挙して置こう。

東京駅のど真ん前の話が無い

東京駅の正面真っ直ぐに、東京の中心である大きな空間がある。

熱核攻撃をあの付近で行うことに対して、日本人が触れないってのはあり得ない。

「彼らはここがニューヨークでも同じことをするそうだ」とはセリフにあるけど、あれ「ワシントン」じゃないんだよね。

あくまでも経済の中心であるというセリフであって、象徴的なんだけども)

陸上理由が判らない

突然地上にさまよい出た、排熱の為に進化した、冷却のために海に戻った。

突然さまよいでることも、デタラメに動くのも、再冷却の為に海に戻るのも災害っぽい。

鎌倉から上陸する理由がわかんないんだよね。

進化の方向性として陸上に特化してしまったとして、海水を捨てて地上に出てくる理由不明

牧元教授が好きにした結果、ゴジラを生み出して、意思を方向づけたなら判らなんでもないけど。

配偶者を原爆で亡くし、国と核を憎んだ牧元教授なら、先の大戦の直接の責任者である国の象徴にまず向かい、その後アメリカ上陸を目指すのは理にかなっている)

国連安保理が核攻撃容認するのが判らない

途中、スパコン計算能力貸して欲しいって海外の研究機関に依頼するときに、

一旦「ウチの技術を盗むかもしれないから断ろう」みたいなセリフがあるんだけど、

もしも「間に合わなかったら首都が熱核攻撃を受ける」みたいな状態なら、

「ひとを信じよう」みたいなのんびりした話にはならないと思う。

人類ってそんなに日本に冷淡なの?と言う。

秘密裏国連安保理が熱核攻撃容認するって、日本外交ゼロってことになる)

(そうすると、フランスと裏取引する外交技術との整合が取れない)

駆除一本槍なのに違和感がある

シナリオ福島第一原発事故念頭に置いてるからなんだろうけど、

ゴジラに対して調伏(焼却or冷却)しか選択肢が無くなってるのに違和感がある。

最初に言ってたけど、追い出すか、退治するか、保護するか。

保護が無理、退治が難しそうなら、通常は追い出しの手段検討するんじゃないか

餌で釣るのか、行動パターンを読むのか、押し返すのかは別にして。

追い出しにリソースが避けないって言う描写は欲しかったかな……

(これはほとんど「他の個体についての言及がない」ってのと同じポイントだな)

とは言え、

映画を見ながら、実際に災害になったらどう逃げようか俺は考えた。

かなり踏み込んで災害を描いてるような気がするけれども、どうかな。

2016-05-25

日米安保

安保反対と憲法改正反対(日本軍創設反対)を同時に主張する日本人がいることを非常に不思議に思う。

抑止力をどのように発揮するつもりなのか。

抑止力がなければ容易に侵略をうけてしまう。

抑止力がなくても外交でなんとかすべきと主張する者もいるが、実際竹島不法に占拠されてるし、

尖閣周辺はChinaの公船がうろうろして海保が日々監視しているような状況。

外交でなんとかできていないことは明らかだ。

安保反対なら国軍の大幅増強に賛成すべき。

自分日米安保を維持しつつ、憲法改正国軍設置がよい方向だと思う。

徴兵制必要ならあってもよいだろう。

国防義務は、反対するようなことではなくあたりまえのことである

国軍は当然敵地攻撃能力を持つべである。でないと前線防衛しかできず疲弊する。

徐々に安保への依存度を下げてゆくのがよいと思う。

安倍首相任期中に憲法改正をしたいと発言している。

是非、全文や9条改正し、日本をまともな独立主権国家に変えていってほしい。

2015-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20150924191421

道州制」ってあくまで「地方分権」の話だろ?

元増田が言っているのは、主権国家として独立させろっていう話じゃないのかな?

2015-09-18

戦争法案ではない犬法案

今回の法案について本質議論をしない野党にはほんとうに頭が下がる

与党には信じられないくらい頭のキレる戦略家がいる前で、

野党戦争法絶対反対と歌い続けるおばさんらの姿は子猫か盲な闘牛のようだ

では要点を順を追ってみる

この話の重要な点は日本世界の変化にどう対応するかという流れにあるという点だ

アメリカ世界戦略的の変更

 ↓

日本への圧力

 ↓

・2014.7の閣議決定(集団的自衛権行使の決定)

 ↓

憲法解釈変更(今回の法案)

 ↓

・今後、憲法の変更へ?

わかるだろうか?おかしいのだ。順番が

アメリカからまり国民を経由せずに法案が決まるのだ。

これは大げさに言えば立憲主義でも主権国家でも、民主主義でも無くなってしまっているのだ。

そしてそこの不安定さことそが有事の際に最も問題なのだ

与党尖閣や対中を睨んでこの法案を通したいのはよくわかる。

安倍首相気持ちも、八月の談話から十分読み取れる。

しかし今回、先の大戦でのちっぽけなプライドのために、日本は本当に大事プライドを捨ててしまう事になった。

さて、この法案の「当面の」問題点は何か

この法案だと、状況が変化すれば与党が想定していたものと違う使い方ができることだ。

野党らはこれをもって戦争法案だの騒いでいる。

そして野党は見事にここの議論に終始した。

相手の土俵に乗るにしてもあまりにお粗末だ。

本来日本がまず考えるべきは何なのか

2025年中国台湾,沖縄侵略

2030年前後に起こる米中戦争にどう対処するか

このあたりだろう。

日本仮想敵国として中国がいて、残念ながらこの近未来予想は濃厚に避けがたい現実になりつつある。

しかし、それに対しどう対応するかを模索する時間もまだ残されている

そしてそれをこそ真剣に話し合わねばならない。

もしアメリカが飲めない要求をしてきたのなら、それに応じるかアメリカと距離を置くことにするかを議論しなければならないのだ。

その道以外の選択肢も考え、議論模索しなければいけないのだ

しかしたら、

日本自身が核を持って抑止力を発揮する手もあるかもしれない

しかしたら、

各国が自国利益より全世界の人の命を優先しようと世界に呼びかける方法だってあるかもしれない

しかしたら、

EU同盟を結んで、三つ巴で世界バランスを保つ手もあるかもしれない

戦争入り口を潰すためにロシア韓国周辺国との関係改善しておく事だって必要だろう

しかしたら、

中国サイドにくみする方法だってあるかもしれない

やっぱりアメリカがいいかもしれない

そういった議論があって必要があれば初めて憲法を変えればいい

アメリカに言われて圧力国民を経由せずに、アメリカに嫌われたくなくて日米同盟の強化なんて笑わせる

この法案

今後日本米国につく以外に選択肢が無くなる事を意味し、

米国の言うことの拒否不可能になることを示しているのにだ

今回は世界の中心はアメリカじゃなくなるけどおまえどーすんの?って世界の潮流において、

国民議論なしにアメリカに愛ではなく忠誠を誓う事になったのだ

私としては、日本主権国家ではないのだと、ハッキリさせられた事が悲しく残念だ

2015-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20150127092115

 ヨコだけど、先生が教えてあげるね。

 池内恵「「イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ」http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-258.html

を見てみよう。

 まず、彼は今回の「イスラム国」の殺害予告の原因を分析しているにも関わらず、犯人であるイスラム国」の殺害予告声明及び、そこで触れられている安倍首相中東歴訪の発言に全く触れずスルーしている。犯人声明なんだから原因を分析するなら普通触れるでしょ。

 彼の視点では「犯人声明真意じゃない!」のかもしれないが、それにしたって、普通犯人声明なんだから、まず触れてから「いや、実は彼らの真意は・・・」とか書くよね。この時点で「なんかこの文章おかしい・・・」と思わないといけない。

 結局、池内氏が「イスラム国」の殺害予告声明及び、そこで触れられている安倍首相中東歴訪の発言に触れないのは、彼の望む結論と「イスラム国」の声明及び安倍首相発言が合わず、都合が悪いからだ。

 では実際に、池内氏が今回の原因をどのように分析しているか見てみよう。

 池内氏は、犯人の「2億ドル」の身代金という要求について、「日本中東諸国経済支援した額をもって象徴的に掲げているだけだろう。」と言っているけど、これはおかしい。なぜなら、日本政府中東全体に非軍事の分野で、25億ドル相当の支援を表明しているからだ。この数字は「2億ドル」とは合わない。安倍首相は内訳もいろいろ言っているけど、「経済支援した額をもって象徴的に」なら他の数字でもいいわけだ。

 つまり「2億ドル」というのは、「イスラム国」の声明のとおり、安倍首相が「ISILイスラム国)と闘う周辺各国に」支援するといった「2億ドル程度」の支援を指しているのは明らかだろう。

 また、池内氏は、「イスラム国」が身代金要求する理由を「アラブ諸国では日本は『金だけ』と見られており、法外な額を身代金として突きつけるのは、『日本から取れるものなど金以外にない』という侮りの感情を表している。」と言っているけど、「彼(池内氏)自身がそう思っている」以外にその根拠はない。

 そして、問題なのは上記の彼の記述は、「イスラム国」だけではなく、さりげなくアラブ諸国」すべてをディスっているのだ。彼の専門の研究対象であるアラブ諸国」について、彼がどのような偏見を持っているのかが分かる非常に興味深い記述だ。

 ということで、池内恵氏という人間は、「イスラム国」の「殺害予告」の原因を分析するために、基本的重要なはずの犯人の「犯行声明」を無視して、自分自身根拠のない偏見に満ちた(しかも「アラブ諸国」全体に対する負の偏見に満ちた)想像を書くような人間だということがわかる。この時点で大きな疑問符のつく人間であることは分かるだろう。

 他にも、彼の根拠のない偏見にみちた記述は続く。

  第一に「*「集団的自衛権」とは無関係である。そもそも集団的自衛権個別的自衛権区別議論されるのは日本だけである。」と書いてあるが、集団自衛権集団的防衛)と個別自衛権個別的防衛)の区別議論した国は他にもある。彼の意見おかしい。

 詳しくは以下の記事参照してほしい。

 http://anmintei.blog.fc2.com/

 第二に「安倍首相中東歴訪をして政策変更をしたかテロが行われたのではなく、単に首相訪問して注目を集めたタイミングを狙って、従来から拘束されていた人質殺害が予告されたという事実関係を、疎かにして議論してはならない。」

 と書いているけど、「中東歴訪をして政策変更をしたから」「テロが行われた」と言っている論者がいるのだろうか?いるなら、具体的に「○○氏の○○の論考に反論する」と書くべきだろう。こうした架空の反対者を設定して反論するのを「藁人形論法」という。

 だいたい、安倍政権の今回の人質対応批判しているのは、「政策変更」したからではなくて、「数か月前から日本人人質が『イスラム国』に拘束されていることを知っていたにも関わらず、何の手も打た(て)ず、そのような状態を放置したまま中東を歴訪して、実際には「人道的・非軍事的支援」でもあるにも関わらず、わざわざ「ISIL対策としての支援」等と余計な「イスラム国」を刺激するようなPRをして2億ドル出すと表明し、「イスラム国」を無意味挑発したこと(しか安倍氏スピーチ英語訳は「軍事支援」と誤解されても仕方ないような更に攻撃的なものだったこと)、そして挑発された「イスラム国」がどのように行動するか、全然予想もせず「殺害予告」で慌てふためくという無策をさらしたことを指している。池内氏は勝手批判の前提を変えている。

 また、上記を見ても「イスラム国」が「単に首相訪問して注目を集めたタイミングを狙っ」た訳ではないことは明らかだろう。

 第三に池内氏は、こうした失策おかし安倍政権批判することを「結果的テロ正当化する議論」「それがテロ暴力政治目的に利用した議論」と決めつけ、批判恫喝して封じようとしている。失策おかし政権批判できず、言論封殺されるような国家では(池内氏の言葉を借りるなら)民主政治主権国家も成り立たないだろう。

 第四に「*「イスラエルに行ったかテロ対象になった」といった、日本社会無自覚存在する「村八分」の感覚とないまぜになった反ユダヤ主義発言が、もし国際的に伝われば、先進国の一員としての日本地位が疑われるとともに、揺さぶりに負けて原則を曲げる、先進国の中の最も脆弱な鎖と認識され、度重なるテロとその脅迫に怯えることになるだろう。」

と書いているけど、「イスラエルに行ったかテロ対象になった」というのは誰が言っているのだろう?これも具体的に「○○氏の○○の論考に反論する」と書くべきだろう。

 実際には「仮に安倍首相が、日本アラブ諸国連携して、アラブ諸国の『イスラム国』との対決を支援するつもりなら、なおさらアラブ諸国から敵視されているイスラエル訪問するというのは、自ら連携にヒビを入れる愚策しか言いようがない」という批判なのだが。

 イスラエルは、EU経済制裁を強めるなど現在世界的に孤立している。これは、イスラエルガザ空爆入植政策批判されているからで「反ユダヤ主義」によるものではない。世界中イスラエル非難しているこの時期に、安倍首相経済協力のためにイスラエル訪問するのは、それだけでイスラエル政策批判のための経済制裁策を、日本が骨抜きにしようとしていることであり、アラブ諸国EUから日本イスラエル政策を支持した、と見られても仕方ない。

 このため、安倍首相イスラエル入植政策批判し、パレスチナとの和解を呼びかけ、その後パレスチナ訪問するなど、なんとか親イスラエルイメージ中和しようとてしているが、口で批判などなんとでも言えることで、国家批判するなら具体的な行動(経済制裁等)が伴わないと誰も本気だとは思わない。

 本当に日本イスラエル政策批判するならば、この時期に日本首相イスラエル訪問して経済協力を呼びかけるなどとんでもないことで、首相訪問などしないのは当然、本来経済制裁をつきつける場面なのである。こうした欺瞞的な日本政府の態度は、アラブ諸国の目にはしっかり焼きついただろう。

 つまり、「イスラエル政策」が世界中から批判されているのであって、この時に、首相イスラエル訪問して経済協力するのはイスラエル政策支持と思われ、アラブ諸国だけでなくEU日本に対する印象を悪化させても仕方ない。また、(安倍首相が強化しようと思っているはずの)対「イスラム国」における日本アラブ諸国との連携にもヒビをいれかねない行為だ。このような安倍政権愚策に対する批判を「反ユダヤ主義であると決めつけている時点で、この池内氏はアホとしか言いようがない。

 まだまだおかしいところはあるが、これ以上は面倒くさいので書かない。しかし、まさに「息を吐くように」詭弁池内氏は吐いている。池内氏が偏っていることが問題なのではない。そんなことを言ったら、我々は皆偏っている。しかし、自分が「偏っている」ことを「詭弁」でごまかして、まるで「自分客観的ですよ、冷静に分析していますよ」という振りをして自分の偏った立場隠蔽し、しか自分意見に反する者を「テロに味方している」とレッテル張りするような論者は、要注意である

 このような詭弁論者は決して信頼してはいけない。これ、先生の教えね。(先生といっても、別に私は教師とか教授とかではなく、市井一般人だけど。しかし、東京大学准教授様がこんなレベルだとは暗澹たる気がするよ。)

2014-10-10

織田信長は「全国統一」をめざしたのか : アゴラ - ライブドアブログ

ここでいう「天下」とは何だろうか。われわれは無意識に「全国」という意味だと思ってしまうが、16世紀日本という国家ほとんど意識されていなかった。

専門的な文献考証を省いて結果だけいうと、この「天下」は、京都を中心とする畿内のことと考えるのが妥当だ、というのが最近歴史学見解である

いや、要するに「中原」でしょ。

畿内制圧して天下人として認められれば、日本全国に影響を及ぼすことができた、ということだ。

中原覇者を「豫州ローカル君主」などとは言わないように、信長が「近畿地方ローカル君主」をめざしていたとは言えない。

まり中国が全域を統合する大統一国家だとすれば、ヨーロッパ主権国家単位とする中統一国家連合であり、日本地域ごとの小統一国家連合である

こう単純化すると、中国韓国日本は対極にあることがわかる。

華夷秩序というのは「夷」までは統合しないものであるので、この説明は間違っている。

畿内の支配者が周辺諸国へ号令をかける、という点を強調するのであれば、それはまさに中国と同じである

2014-07-19

自民党議員の大半は死刑確定だろ?



936 ソーゾー君 [] 2014/07/14(月) 21:18:33 ID:82yWz5dc Be:

http://erect.blog5.fc2.com/blog-entry-2360.html

↑この記事の解説に「百歩譲って民間に委ねるならまだ解るが」と言ってみな?

民間に委ねて良いのか?法治国家意味理解してるか?

民主主義を装った官僚主義(財官癒着独裁)」

無責任主義。

無責任主義だから民営化したがるんだよ?

法治国家主権国家民主主義国家なら民営化したがらんよ?


考えてみな?福島原発爆破テロを考えてみな?

これさー厳粛な法治国家ならどうなるどと思う?

何人死刑になると思う?原発関連の不祥事をちゃんと裁いて責任取らせたら千人じゃ足らんよ?

自民党議員の大半は死刑確定だろ?

官僚もあまくだり機関の職員も電力会社役員株主等も死刑確定だろ?

最低でも懲戒免職禁固刑だろ?


福島原発爆破テロの時に電力会社エリート様たちは真っ先に逃げたんだぞ?

結果どうなった?「ドッカーン」だろ?

「逃げなくても結果は変わらない?」

「そんな話しはしてねーんだよアホ」


雑談

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1385328487/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395

自民党議員の大半は死刑確定だろ?



936 ソーゾー君 [] 2014/07/14(月) 21:18:33 ID:82yWz5dc Be:

http://erect.blog5.fc2.com/blog-entry-2360.html

↑この記事の解説に「百歩譲って民間に委ねるならまだ解るが」と言ってみな?

民間に委ねて良いのか?法治国家意味理解してるか?

民主主義を装った官僚主義(財官癒着独裁)」

無責任主義。

無責任主義だから民営化したがるんだよ?

法治国家主権国家民主主義国家なら民営化したがらんよ?


考えてみな?福島原発爆破テロを考えてみな?

これさー厳粛な法治国家ならどうなるどと思う?

何人死刑になると思う?原発関連の不祥事をちゃんと裁いて責任取らせたら千人じゃ足らんよ?

自民党議員の大半は死刑確定だろ?

官僚もあまくだり機関の職員も電力会社役員株主等も死刑確定だろ?

最低でも懲戒免職禁固刑だろ?


福島原発爆破テロの時に電力会社エリート様たちは真っ先に逃げたんだぞ?

結果どうなった?「ドッカーン」だろ?

「逃げなくても結果は変わらない?」

「そんな話しはしてねーんだよアホ」


雑談

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1385328487/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395

2014-06-01

集団的自衛権問題の論点について

そろそろ集団的自衛権問題について自分立場をちゃんと整理しておかないとどこかで選択を迫られる局面が訪れそう。

ということでまず論点を整理しておこうと思ったのだが、以下のような論点以外のものはあるのだろうか。


まず「集団的自衛権」の定義あるいは根拠は、次のもののようだ。


国連憲章でうたわれる主権国家として以下の権利

自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃をされていないのにもかかわらず、実力をもって阻止する権利


そして過去日本政府公式的な立場は、以下のようなものだった。


◎「主権国家として集団的自衛権権利として保有するが、これを行使することはしない」


今回の話は、憲法改正を経ることなく、憲法解釈の変更により集団的自衛権行使できるようにする、というテーマ。そう理解しているが、そこにどういう問題があるかについて考えていくと、いろんな側面が絡み複雑すぎてよく分からない。ちょっと検討してみただけでも次のような側面と立場があるような気がする。


1)手続きとしての憲法との整合性論(憲法解釈の側面)

   ○の立場:現憲法下では自衛権範疇を明確に規定していない以上、国際環境に合わせて自衛範疇の幅を広げることに矛盾は起きない。

   ×の立場憲法における「自衛権」には、発動の三要件(我が国に対する急迫不正侵害代替手段の欠如、自衛必要な限度に限定)があり、集団的自衛権はこれに抵触するので矛盾が発生する。


2)国家安全保障上の有利不利論(まだ見ぬ将来にわたる損得の側面)

   ○の立場国際社会での孤立を招かないことが安全保障の最たるものであり、その観点からすると、国連軍への積極的な貢献ができるようにすること、また日本有事の際に同盟から防衛協力を得るためにも現在の片務状態でなく、双務状態であることが必要

   ×の立場他国の紛争状況に同盟であるだけで巻き込まれる恐れがあり、不要な危機を日本に招くだけである


3)目先の危機への対応今そこにある危機対策の側面)

   ○の立場中国海軍東シナ海南シナ海でのプレゼンスを広げ、衝突をも辞さずの態度をとっている以上、日本一国だけでなく、関連諸国での共同作戦、つまり必要に応じて南シナ海へ協力出動ができるようにし、包囲網を敷いていかなければならない。そのために必要

   ×の立場日本軍事力がその軍事的発動として外に出れるようになった時点でアジア諸国から疑いの目で見られる。むしろ日本が包囲される結果になるので不利となる。


他には?

2014-04-20

ナショナリズムしか解決策はないのかも

http://b.hatena.ne.jp/entry/archive.today/cx9Mk

自国税金を納めて自国民雇用してる自国企業商品サービスと、

外国税金を納めて外国人雇用してる外国企業商品サービスを、

単純に価格品質だけで比較して外国企業のものを買ってる時点で、

最終的にこういうことになるのは目に見えてるわけで。

国民自国企業を贔屓しないのに、自国企業国民を贔屓する義理はない。

国境の壁が低くなって完全な資本主義市場に近づいた結果こうなったのなら、

国家を超える租税・再分配の仕組みを作らなきゃいけないんだろうけど、

EUですら租税や再分配は主権国家権利とされてるから、たぶん政治的に無理だろう。

だったらナショナリズムを復活させて国境の壁を再び高くするしかない。

国産品が例え高くて品質が悪くても、自国雇用福祉財政を守るためなら国産品を買うべき。

国産品があるのに外国製品を買う奴は非国民売国奴と罵るべき。

工場外国移転したり、租税回避のために本社機能外国に移す企業も罵るべき。

戦時中みたく同調圧力を高めて、iPhone使ってる奴が憲兵にぶん殴られるような国にすべき。

スタバMacBook使ってる奴は一族郎党村八分にすべき。

日本がそうなったら外国でも日本産品が排除されるから国内企業の業績は落ち込むだろうけど、

このまま資本家けが肥え太るグローバリゼーションが続くくらいなら、

一般の国民にとっては「鎖国」の方がいいのかもしれない。

2014-03-20

クリミア独立について国際法観点から書いてみる

 つい先日クリミア独立宣言を行い、さらロシア併合を決定しました。

 ここはてなでも一連の流れを受けて様々な議論が巻き起こっていますが、本稿ではクリミアウクライナから独立した件に絞って、国際法観点から分析していきたいと思います併合の是非については触れません。あくまでも、分離独立した件についてのみです。なお、筆者はこの分野に明るくないので、間違いがあれば遠慮なく指摘してください。

 「旧ソ連時代以来ウクライナ共和国内の自治共和国として存在していたクリミア2014年3月11日に行った独立宣言の是非について」

新たな国家の成立とは

 新たな国家が成立するためには、(i)領土(ii)住民(iii)実効的な政府(iv)外交能力の四つが必要であるとされています(この内(iv)は(iii)の一部として考えられることがよくあります)。とは言え、これらは絶対的ものではなく、第二次大戦後の非植民地化の過程において、実効政府要件に関しては「自決権」の名の下で緩和されることがよくありました。「自決権」とは何かというのはまた難しい話なのですが、国際人権規約共通第一条は、すべての人民がその政治的地位を自由に決定し並びにその経済的社会的及び文化的発展を自由に追求する権利定義しています。これに関連して、1960年に「植民地独立付与宣言」が国連総会で採択されましたが、その中で、植民地は、植民地住民の意志によって独立することが可能であるとしており、植民地住民の自決権を否定する"国家"は、たとえ上記の四要件を充足していても、"国家"として認められないこともありうるのです。この文脈において自決権は、政治的独立・自治達成のための根拠としてとらえられているので「外的自決権」とも称されます

分離独立

 外的があるなら内的もありそうな話なのですが、実際にあります。「内的自決権」とは、植民地住民ではなく、独立国家内部の人民自決権です。ここで注意しておきたいのは、分離独立は、元の国家存在しているという点において分裂と異なり、植民地支配からの脱却のための自決権行使ともまた違うということです。

さて、国連総会1970年に採択した友好関係原則宣言の中の一部を、少々長いですが、見てみましょう。注目すべき箇所は3/4あたりからのくだりです。

人民の同情及び自決原則

国際連合憲章にうたわれた人民の同権及び自決原則によって、すべての人民は、外部からの介入なしに、その政治的地位を自由に決定し、その経済的社会的及び文化的発展を追求する権利を有する。いずれの国も憲章の規定に従ってこの権利尊重する義務を負う。

いずれの国も、共同の行動及び個別の行動を通じて、憲章の規定に従って、人民の同権及び自決原則の実現を促進し、また、

(a)国家間の友好関係及び協力を促進すること、並びに、

(b)当該人民の自由に表明した意思妥当考慮を払って、植民地主義を早急に終了させること、

目的として、かつ、外国による征服、支配及び搾取への人民の服従は、この原則違反し、また基本的人権を否認するものであり、したがって憲章に違反するものであることに留意して、この原則実施に関して憲章により委託された責任遂行することについての国際連合に援助を与える義務を負う。

いずれの国も、共同の行動及び個別の行動を通じて、憲章に従って人権及び基本的自由の普遍的尊重と遵守を促進する義務を負う。

主権独立国家確立独立国家との自由な連合若しくは統合、又は人民が自由に決定したその他の政治的地位の獲得は、当該人民による自決権の行使の諸形態を構成する。

いずれの国も、この原則作成にあたって上に言及された人民から自決権並びに自由及び独立を奪ういかなる強制行動をも慎む義務を負う。かかる人民は、自決権行使の過程で、こうした強制行動に反対する行動をし、また抵抗をするにあたって、憲章の目的及び原則に従って援助を求めかつ受ける権利を有する。

植民地その他非自治地域は、憲章上、それを施政する国の領域とは別個のかつ異なった地位を有する。憲章に基づくこうした別個のかつ異なる地位は、植民地又は非自治地域人民が、憲章とりわけその目的及び原則に従って自決権を行使するまで存続するものとする。

前記パラグラフのいかなる部分も、上に規定された人民の同権及び自決原則に従って行動し、それゆえ人種信条又は皮膚の色による差別くそ領域に属する人民全体を代表する政府を有する主権独立国家領土保全又は政治的統一を、全部又は一部、分割又は毀損しうるいかなる行動をも承認し又は奨励するもの解釈してはならない。

いずれの国も、他のいかなる国又は領域民族的統一及び領土保全の一部又は全部の分断を目的とするいかなる行為をも慎まなければならない。

 この中でも、

前記パラグラフのいかなる部分も、上に規定された人民の同権及び自決原則に従って行動し、それゆえ人種信条又は皮膚の色による差別くそ領域に属する人民全体を代表する政府を有する主権独立国家領土保全又は政治的統一を、全部又は一部、分割又は毀損しうるいかなる行動をも承認し又は奨励するもの解釈してはならない。

 の部分は、実は独立国家による領土保全を、自決権主張に対して正当化するために書かれているところなのです。独立国家人民にも外的自決権を認めようという考えもあることはあります。たとえばケベック分離事件において判示されたように、内的自決権を否定されている人民には、(i)当該実体自決権行使主体である人民」であり、(ii)「内的自決権」行使の否定が存在していれば、独立国家からの分離独立正当化される可能性がありますしかしながら、この二要件の充足は難しい上に、上記の友好関係原則宣言の規定(実はほかに所属国家からの分離独立に関する権利に触れた文書はありません!)や国家実行(チベットやビアフラなど)を考慮したら、内的自決権は、実質的には、まだ国際法上の権利として明確に認められていないといえそうです。とは言え、禁止されている訳ではなく、事実として分離独立が発生する可能性は大いにあり、実際にバングラディシュ旧ソ連諸国などの例があります

ウティ・ポシデティス原則領土保全原則

 当然のことですが、独立国家から分離独立する際に制約は存在しています

国家独立する際によく参照される国際法上の原則にウティ・ポシデティス・ユリ原則(principle de l'uti possidetis juris)があります。これはローマ法の法原則であるところの「汝の占有する状態で占有を続けよ」に由来するもので、国際法においては中南米諸国独立において、植民地時代行政区画境界線を、独立後の国境とするために用いられました。一見すると明確に思える原則ですが、実際には形式上の行政区画とは異なる実効的支配が行われていることもあるので、なかなか厄介な問題もはらんでいます。とは言え、この点に関しては既にブルキナファソマリ国境紛争事件で、法的根拠実効支配に優越するという形で決着が着きました。また、旧ユーゴスラヴィアを巡る問題では、この原則独立国家にも適応されうるという見解が示され、さら民族区分によって国境画定することは許されないとの見解も出されました。ここに、一つの制約が出てくるわけです。

 また、独立主権国家自国領域に関して領土保全原則によって守られています。この原則は、領土領域の状態がそのまま維持されるというもので、植民地以外の国家の一部領域における独立保障されないとされます国際秩序の安定性の維持がここで出てくるわけです。

 ただ、先述したケベック分離事件を踏まえたら、内的自決権の否定が存在していたら分離独立正当化される可能性は存在しています

分離独立国家に対する国家承認

 ここまでつらつらと書いてきましたが、結局最後政治の問題になります。分離独立権利として認められていようが認められていまいが、国家承認によってすべての関係性が決定されてくるからです。分離独立が元となる国家承認を得ていたのなら大きな問題になりませんが、そうでない場合第三国による承認政治問題に発展することは容易に想像がつくところと思われますコソボがまさにそうでした。

 国家承認には、第三国承認して初めて国家として認められるとする創設的効果説と、国家の成立要件を充足さえすれば国家として認められるとする宣言的効果説の二種類の学説がありますが、現代においては後者が通説となっています。なので、たとえある国が新独立国国家として認めていなくても、当該国家国家として法的に存在していることに変わりはありません。あくまでも、国家実行としての国家承認は、既存国家が新国家の成立を確認する一方的行為なのです。しかしながら、それでも国家実行上、国家承認重要役割果たしてますし、国家としての要件を充足していないのに国家承認したら「尚早の承認であるとして国際法違反になります。かつて日本満州国を巡り、尚早の承認であるとみなされたことがあります

で、結局どうなの?

 やはり欧米の分が悪いかなと。というのも、ウクライナクリミア自治共和国に対して内的自決権を否定するかのような行動をよく取ってきたからです。また、クリミア自治共和国という行政区画単位での独立を行いましたし、国家としての要件は十分に満たしているように見えます。なので、結局のところ国家承認が問題になってきます。よくコソボが引き合いに出されますが、あれは政治的理由によって国家承認がされる/されないの好例です。国連の暫定統治下にあったとはいえ、当時のコソボ国家要件を充足していたと一般(欧米社会)には評価されています(したがって国家承認を行っても「尚早の承認」にはあたらないので国際法に則ってる)。今回のクリミアの分離独立もやはり同様の構図と言えるでしょう。理論的に考えたら今回のケースにおいてもクリミアの分離独立を認めるのはもっともな話ですが、国際社会がそれをどうとらえるかはご覧のとおりです。もっとも、ロシアが介入を行っているため、正当性観点からまた別の問題が存在していることも事実です。また、その後の併合の動きを見ても、結果論ではありますが、果たして分離独立が正当なものだったか疑問符がつくでしょう。が、あくまでも繰り返しになりますが、本稿は分離独立にのみ焦点をしぼっているので、これ以上は触れません。

 繰り返しになりますが、私はこのあたりの分野には明るくないので、何か間違いがあればご指摘お願いします。

2014-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20140307015023

あれに「勝つ」ために必要なのは事実のものとしては戦時下の人侵害として反論しにくい(どこの国でもやってるけどやっぱり反論しにくい)案件のものをいじるよりも、

勝手告発とやらをした福島河野とあと朝日となんとかやらをしっかりと自分の属する国家に反逆する政治犯として処罰して

保導連盟事件光州事件に抗議なんてしたら自国民でもあの国は徹底的に処罰する)

利害相反は許さないという意志を示すことなので

八方美人お坊っちゃまのアベには中韓に反撃とやらをするよりも更に無理だろう。

主権国家なのになぜ自分主権を守らないのか、そういう制度放置していると破局が来るという厳しい歴史の国からの警告にも思えますね。

2014-02-24

工作員日本の現状を語らない



747 :ソーゾー君:2014/02/23(日) 11:02:54 ID:plES/Utg

工作員日本の現状を語らない。

民主主義を装った官僚主義」←まずこれ

官僚欧州銀行家の命令に従って日本国家運営をしている」←次これ

官僚が裏切らない為とアジア破壊の為に傀儡国家米軍駐屯させて支配している」←次これ

民主主義主権国家議会主義=民意に基づいた国家運営をやる為には

上記の三つを何とかしなきゃならん。

コレキヨは理由を答えられない・・答えられないのに反対する。



1「市中銀行民間でなければならない理由」

2「有利子システムでなけれはならない理由」

3「特別会計天下りを維持して官僚主義を維持しなければならない理由」

4「戦後から日本に居座る寄生虫米軍日本国防を任せなければならない理由」

1~4の理由を工作員は一度も答えた事はない・・理由もなくデメリットしかないのに維持する必要はない





中央銀行・発行権】黒幕銀行家4【信用創造

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1387207762/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

2013-05-07

ランボー最後戦場 プロパガンダ映画



ソーゾー君 2012年07月23日 10:56

ミャンマー政府が何をしてるか知らないのに何でそんな記事を書くんだ?

ミャンマー政府民主主義を基盤とした国益重視=当たり前の政治方針=主権国家になるために準備し段階的に実行しているからだよ・・

資源通貨も国=国民が握るミャンマー政治形態民主主義になったら叩けないだろ?

それが困るからスーチーを送り込み支援し小数民族を支援し欧州銀行家主導の民主化=資源通貨民営化しようとしてるんだよアホ。



スーチー一派=小数民族=反政府を支援し暴れさせて鎮圧したら経済制裁をして圧力をかける。

小数民族目的独立かもしれないが支援している連中はそんなことは望んでない。

国境線を排除しても引き直しても無駄なんだよアホ・・

国境線の排除は独立を望む小数派の目的と相反するから従う訳がない。

ミャンマー政府は嫌だがイギリス政府ならOK?」そんなわけないよな?



線を引き直しても大国=ミャンマー無視して通商するか?国際交流するか?

資源大国ミャンマーを切ってカレン族独立国家を支援するのか?

ミャンマーとなら利益はあるがカレン族独立国家は莫大な支援を必要とするが利益はないぜ?

おまけにミャンマーとの経済交流は出来なくなるぜ?

ミャンマーカレン族日本アメリカイギリスフランスになんのメリットもない。



ミャンマー欧州銀行家の飼い犬がテロを起こしてミャンマー政府が鎮圧したな・・・

そして欧州銀行家の飼い犬のスーチーが来日か・・アホくさ・・

リビアと同じことやってるぜ?シリアでも同じことやってるぜ?

ミャンマーでも同じことやってるぜ?

まだ知らないふりするのか?
































中央銀行・発行権】黒幕銀行家2【信用創造

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中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

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