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はてなキーワード: EVE burst errorとは

2017-03-27

[]EVE burst error R

わずとしれた名作がVITAリメイクされたもの

これまでの中で一番リメイクの質がいい、らしい。

windows版は10年前くらいにヤフオクで買ったけど、

結局やらずに処分しちゃったんだよなあ

名作だってうから一度はやりたいと思ってたけど、携帯機&フリープレイにきてくれてほんとありがてえありがてえ

プレイ時間わからんけどたぶん20時間くらい

短すぎず長すぎずって感じ

んで肝心の感想・・・

うーんやっぱりシステム古いな

総当りは、ただでさえ年くってめんどくさがりになった人間にはしんどかった

でも本筋とははずれたところにお遊びが用意されてるのはいいと思ったけど

立ち絵の表示される位置が、当時のエロゲ時代を感じさせるなあ・・・

elf系とかのやつね

すぐ思い出したのは鬼作だったわ

御堂さんのビジュアルあいまって

まりなはミサトさん小次郎子安だった

まりはいつちょっちと言うかとはらはらしてた

子安子安すぎて微妙だったなあ

エヴァときの子安はそうでもないんだけど、それ以外にでてる子安って子安しかなくて棒っぽくもあって苦手なんだよね

まあ池田週一ほどじゃないけど(この人は棒すぎる)

閑話休題

総当りめんどいけど、一応行き先のヒント機能があった(しかも切り替え可能)だったからかろうじて攻略みずにいけたな

一個だけパスワードいれるところでメモってなくて攻略サイト見たけどそれ以外は自力

最初は全部総当りチェックしてたけど、途中からめんどくなったのと、総当りしたいのに間違えて先に進めちゃったときがあって、もういいやーってなった

まりなと小次郎がやたらプレイヤーに語りかけてくるからいつメタネタでてくるかとはらはらしてた

まやかのほっちゃんはそこまで違和感なかったかなあ

ほっちゃん苦手なんだけどね

カメラ娘のかないみかかわいかったなあ

弥生の声もよかったなあ

部長めっちゃいいなあと思ったら野沢菜地だった

ハードかよ!!!

みどうさんはまだブルアあああああ一辺倒じゃないよき時代のわかもとだった

vitaってこんなにパンツとか過激表現していいんだ・。。って思ったけど、もうカグラとかDOAかいろいろあるもんなよく考えたら

最後まさか犯人あてを自力でさせられてあせった

金髪がどうこう出てたからみんなプリン二重人格ネタオチだろうと思ったら違った。。。

日記ネタバレ見た後でもっかいやり直しててゅるーえんどみた

総じてお話自体はそこいらの単行本B級サスペンスアクションミステリとかと大差なくて拍子抜けだった

バタフライエフェクトをもちこんだシュタゲしかり、一般でうけてるのをエロゲナイズすることで、一般にうといオタクがそれを初出と勘違いして騒ぐってのが昔からあったんだなあと感じた

あとは当時としてはザッピングシステムが珍しかったらしいから、もうこの衝撃っつーかそういう懐古こみでの評価になってんだなあと思った

総当り自体は昔からよくあるタイプだし

あとはキャラクターが魅力的ってのはあるんだろうなあ

それぞれキャラが立ってる

図書館司書さん好き・・・

つのさん

服装かいろんなところにバブルの残り香を感じて時代だなあと思った

原画かの名前調べたらpixivやってて、生きててくれただけでありがとうという気持ちになった

別にファンでもなんでもないんだけど、昔のよき時代エロゲ繰りえいたーってみんな早死にしちゃうイメージあるから。。。

DESIREとYUNOもリメイクされるらしいから、またフリプ落ち待ってます

2017-02-13

[]マルビ

渡辺和博の著書「金魂巻」に登場する言葉80年代流行語になった。

○にビンボーの「ビ」でマルビとする。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%DE%A5%EB%A5%D3


今月のフリープレイEVE burst errorRをプレイしてたら

報酬のいい仕事をめんどくさがる小次郎にたいして、相手が、

そんなこといっていいのかな~マルビのくせに~みたいな感じで出てきた

?ってなった

調べてようやくわかった

と同時に、当時これをプレイしたエロゲーマーなら普通にわかる言葉だったんだろうなあと感じて切なくなり、また、そんな言葉をそのままテキストをいじらずにリメイクしたんだなあというリメイク会社への尊敬の念も抱いた

エロゲプレイしてて時代を感じさせるものが出てくると、エロゲ文化だなあとしみじみする

2016-06-04

ラノベエロゲ(とマンガ)の年表

ラノベとエロゲの歴史的関係 - Togetterまとめを受けて、富士見ファンタジア文庫テレビアニメ化作品をベースに、マイルストーン的にラノベエロゲギャルゲ)、ラブコメ漫画を並べたものです。あくまラノベが軸です。太字は富士見Fから刊行されている作品

追記:あとからいろいろ追加したり変更したりしていますスマホの人はページの最下部にある「PC版」というリンククリックしてください。発売月まではちょっと面倒なので。すみません

ラノベゲームマンガ備考
1988ロードス島戦記   
   ああっ女神さまっ 
1989無責任艦長タイラー   
  ドラゴンナイト  
   電影少女 
1990スレイヤーズ   
1991 プリンセスメーカー  
1992天地無用!  初出はOVA、のち小説
  同級生 エロゲにおけるドラマ性の強化
1993魔法戦士リウイ   
 それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ   
1994魔術士オーフェン   
 セイバーマリオネットJ  メディアミックス企画あかほりさとる
  ときめきメモリアル  
1995 同級生2  
  EVE burst error  
1996  ビジュアルノベル形式
  サクラ大戦  
  トゥルー・ラブストーリー  
1997召喚教師リアルバウトハイスクール   
  To Heart  
1998ブギーポップは笑わない   
 僕の血を吸わないで  ラブコメラノベ草分け
 マリア様がみてる   
 フルメタル・パニック!   
  ONE輝く季節へ 泣きゲー
  センチメンタルグラフティ  
   ラブひな 
1999スクラップド・プリンセス   
 ザ・サード   
 シスター・プリンセス  元は誌上企画、のちゲーム化・アニメ化など
  Kanon  
  加奈いもうと 山田一田中ロミオ
2000まぶらほ  富士見Fのラブコメ代表
  月姫 同人エロゲ奈須きのこ
  AIR  
  Phantom 虚淵玄
  カナリア ヤマグチノボル桑島由一
2001天国に涙はいらない  エロゲの影響を受けていると評される
 NHKにようこそ!  作中でエロゲ作りに励むなどする
  君が望む永遠  
2002戯言シリーズ  西尾維新デビュー
 伝説の勇者の伝説   
 風の聖痕   
  ひぐらしのなく頃に 同人ゲーム
   いちご100% 
2003涼宮ハルヒの憂鬱  2006年アニメ化され大ヒット
 ROOM NO.1301  複数ヒロインセックスする青春恋愛ラノベ
   魔法先生ネギま!ハリー・ポッター(1997)
2004ゼロの使い魔  作者のヤマグチノボルエロゲ出身
 とある魔術の禁書目録   
 乃木坂春香の秘密  オタク趣味を隠しているヒロインラブコメ
 BLACK BLOOD BROTHERS   
 ご愁傷さま二ノ宮くん   
 デビル17  セックスバイオレンスが特徴
  CLANNAD  
  Fate/stay night  
  ToHeart2  
   ハヤテのごとく!ノベライズは「まぶらほ」の築地俊彦担当
2005化物語   
 初恋マジカルブリッツ  セックス描写のあるハーレムラブコメ
 かのこん  MF文庫J萌えラブコメ路線
  つよきす  
  School Days  
2006とらドラ!  作者の竹宮ゆゆこエロゲ出身
 鋼殻のレギオス   
  マブラヴ オルタネイティヴ  
  キミキス トゥルー・ラブストーリー」のスタッフ
   To LOVEる 
2007人類は衰退しました  作者の田中ロミオエロゲ出身
  リトルバスターズ!  
2008俺の妹がこんなに可愛いわけがない  ヒロインである妹がエロゲーマー
 生徒会の一存  主人公エロゲーマー
 ハイスクールDxD  エロい
 いつか天魔の黒ウサギ   
   神のみぞ知るセカイ主人公ギャルゲーマー
2009IS〈インフィニット・ストラトス〉  作者の弓弦イズルエロゲ出身
 ソードアート・オンライン  Web版の連載は2002年から
 僕は友達が少ない   
 これはゾンビですか?   
  ラブプラス  
  STEINS;GATE  
2010だから僕は、Hができない。  作者の橘ぱんがエロゲ出身
 東京レイヴンズ   
  WHITE ALBUM2 丸戸史明
2011魔法科高校の劣等生  Web版の連載は2008年から
 デート・ア・ライブ   
   ニセコイ 
2012冴えない彼女の育てかた  作者の丸戸史明エロゲ出身
2013甘城ブリリアントパーク   

単純に「有名なラノベ」「有名なエロゲ」を知りたいなら他のリストを見てください。

ライトノベルのアニメ化作品一覧 - Wikipedia

統計表 ゲーム中央値/平均値順 ErogameScape-エロゲー批評空間-

エロゲが原作のアニメ作品の一覧とは (エロゲガゲンサクノアニメサクヒンノイチランとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

2016-04-28

[]4月28日

○朝食:なし

○昼食:おにぎり三つ(おかか、ツナ焼き鳥マヨ

○夕食:たこ焼き納豆ご飯、ゆうげ

調子

むきゅー。

時間際に予定になかったモジュールにも改修内容が影響することがわかって、てんやわんやしてた。

別に落ち着いて月曜日にやればいいんだけど、なんか上の人がやたらと作業見積もりを気にかける人だから、今のうちに改修内容の影響範囲調査だけは済ましておいて、月曜日に打ち合わせが出来る状態にはしておきたかった感じ。

仕事が終わった後、帰り道の家電量販店ゲームを買ってきた。

買ったのは予告していた通り

パンチライン

EVE burst error R」

の二本。

パンチラインライターさんは大大大大大大大大好きな人で、久しぶりの脱出シリーズでもinfinityシリーズでもないものなので、超楽しみだよー!(12なんとかのことはもう忘れた)

楽しみすぎてアニメ版はいっさい情報を入れてないぐらいなので、テンションアゲアゲアゲアゲアゲアゲアゲでいきますよー!

EVEリメイクは、父親のPC98でプレイして以来なので、十数年ぶりにプレイするので、新鮮な気持ちプレイできそう。

さあ、ゲーム遊ぶぞーーーー!!!!!!!!!

ゴールデンウィーク特別企画納豆ランキング

4/28時点の暫定ランク

1.つゆたっぷり納豆おかめ納豆) : http://www.takanofoods.co.jp/products/detail.php?id=103

2.ねばうま納豆おかめ納豆) : http://www.takanofoods.co.jp/products/detail.php?id=101

というわけで、ゴールデンウィーク特別企画納豆ランキング」のスタートです!

今日食べたのは、同じおかめ納豆製品ながらも、特徴が両極端な

つゆたっぷり納豆

ねばうま納豆の二種類です。

つゆたっぷり納豆名前の通り、調味料出汁が通常の二倍も入っています。(その分辛子が入ってない)

ねばうま納豆は、出汁も辛子も入っていますが、ねばねば度合いがかなり違う!

まずは、自分がどの路線納豆が好きなのかを見極めるために、サラサラタイプのつゆたっぷりと、ネバネバタイプのねばうまを食べたのですが、

僕の好みは圧倒的に「つゆたっぷり」です。

確かに「ねばうま」は粘りが強く、辛子とよく絡んで、味のインパクトならこちらの方がイケてます

もし納豆単体で評価するなら「ねばうま」の勝利だったでしょうが

僕の評価基準は「納豆”ご飯”」そう、お米との相性が大切だと、食べ比べて初めて気付きました。

「ねばうま」は粘りがあり、それ単体での独立度が高いため、おかずとしての納豆、といった感じでした。

それに対して「つゆたっぷり」は、出汁が多い分サラサラで、かつそのツユ分がご飯とよく絡み、

納豆”ご飯”」としての完成度がとてつもないです。

辛子無し出汁大目、というスタイルが、いかに優れているのかを感じさせられました。

また、出汁所謂ベタ”な味ながらも、ベタからこその王道さを感じられますね。

粘りが旨味と評価する人もいるかもしれないが、

第一食の二つを比較したところ、僕は粘りよりも、出汁と粘りが薄い納豆によって、飯と納豆が口の中で一体化する心地よさを味わった方が美味しいと思いました。

2015-12-01

EVE burst errorリマスター版発売決定

当時のままのキャララーデザインデジタルリマスター技術を使い画質をリファイン

原画担当した田島直氏の新CGも追加、開発40パーセントメーカーは、「El Dia」

2016年発売予定

情報は、フラゲ雑誌かららしい

楽しみですね

2015-06-14

オタク遍歴

今35歳だが、もうすぐ36歳になる。

僕が、オタクになったきっかけは、「機動警察パトレイバー」だった。

中二の夏休みレンタルビデオ屋で「劇場版機動警察パトレイバー」のビデオを借りて見てそこからどっぷりハマった。

当時は、「劇場版機動警察パトレイバー2」が公開された年で、パトレイバーという作品の動きが終わる頃だったこともあり、新たにハマれる作品を探し「ああっ女神さまっ」にハマった。

この時は中3。そして翌年高1の時にエヴァンゲリオン放送スタートしたけど、個人的には更に翌年放送された「機動戦艦ナデシコ」こっちにハマった。

当時、すでにエヴァは人気だったが、僕は当時からエヴァよりナデシコの方が面白いと思っていたし今もナデシコの方が好きだし面白いと思ってる。

そして、その後はセガサターンで、エロゲから移植されたゲームにハマった。

具体的には、「EVE burst error」「DESIRE」「この世の果てで恋を歌う少女YU-NO」の三作。

これをきっかけにPCを購入し、エロゲをやり始めたが、最終的に記憶に残っているこの手のゲームは「CLANNAD」と「ひぐらしのなく頃に」という18禁じゃないゲームだった。

少し話が前後するが高校時代は、ナデシコの他に「少女革命ウテナ」と「アキハバラ電脳組」というアニメ特に印象に残ってる。

2000年以降、00年台で特に記憶に残ってるアニメとしては「砂ぼうず」「SoltyRei」「SPEED GRAPHER」「光と水のダフネ」この4作が僕の中で鉄板だ。

近年、僕の中でハマれるものは減った。

ゲームは、面倒くさくてやらなくなったし、アニメは一応見てるが、心の底に響くものはない。

まあこの歳になってくると仕方ないのかもしれないけど、また昔のように胸を焦がすような夢中になれるものを見つけたい。

2015-05-11

ゴールデンウィーク最後エロゲ史におけるクトゥルフ神話を語る

クトゥルフ神話に特化する形でエロゲの歴史をまとめたWebサイト存在するし、一般書籍で言えば『エロゲー文化研究概論』(宮本直毅, 2013)では一つのコラムとしてこれを取り扱っていたりする。

ただ、それらで話の主たる軸にクトゥルフ神話が用いられているか否か、という点での検討はされていても、クトゥルフ神話がそれぞれのエロゲにおいて一体どう扱われてきたのか、という点には触れられていなかったりする。

ゴールデンウィーク有意義に過ごすべく、エロゲ史においてクトゥルフ神話がどのように用いられてきたのかをちょっとまとめてみたので(そのためにちゃんと全部プレイしなおしました。実に有意義ゴールデンウィークだったと思う)、増田に垂れ流しておく。

1991年~93年

まずエロゲ史にクトゥルフ神話が登場する直前の状況から少し整理しよう。

1991年末、かの有名な「沙織事件」が発生する。ソフ倫設立される切掛として有名だけれど、同時にこれは内容に対する制約としても一時的に強い影響を及ぼした。

特に社長が逮捕されたフェアリーテールとしては一際慎重な態度にならざるを得ず、単純で直接的なエロというより、エロ以外の何らかの要素を前提とした上でエロ「も」取り入れる、というアプローチが取られることとなった。

そして『狂った果実』(フェアリーテール, 1992/5/1)が発売される。

エロより視覚的、精神的グロさを全面に押し出した傑作であり、エロゲにおける「ヤンデレ」(昨今のステレオタイプとは少し異なりサイコパス色が強いが)の開祖と言っていいものだろう。主人公精神的、社会的に追い詰め、最終的に狂気に陥れるそのシナリオ展開は多くのプレイヤーに衝撃を与え、同時にエロゲが「エロ以外の18禁的要素を主軸に据え、その過程にエロを取り込んだゲーム」としてもありうるのだ、ということを強烈に知らしめたものでもあった。

1994年

こうした中、フェアリーテールブランドを分ける形でフェアリーテールHARDCOVERを新設し、クトゥルフ神話要素を持つ世界最初エロゲであるネクロノミコン』(フェアリーテールHARDCOVER, 1994/6/24)がリリースされることになる。

物語は新聞記者である主人公が自分の先祖の秘密を探るべくインスマスへ向かい、そこで邪神復活の儀式に巻き込まれる、というもの。『インスマスの影』(H.P.Lovecraft, "The Shadow over Innsmouth", 1936)をそのまま使った内容となっている。

原作に足りない女っ気を確保するため、バーの店員や宿屋の女主人、娼館などが配されているけれど、モンスターホラーとしての側面が強く、狂気への言及は殆ど無い。

作品としては丁寧で、よくまとまっていて、つまらなくはない。ただし原作色が強いせいで原作既読者には先の展開がすべて分かってしまい、無難な内容という印象が拭いづらい。しか現実には当時のプレイヤーのほとんどは原作未読者であり、そういう点ではむしろクトゥルフ神話へ興味を持つ最初の一歩としてよく出来たアレンジだったのではないか、とも思う。

ともあれエロゲ史における最初の使われ方は、このようにモンスターホラーとしてであった。

1995年

ネクロノミコンから1年が経過し、95年に入ってから2つの作品が発売されることとなる。一つは『YES! HG』(姫屋ソフト, 1995/6/30)、そしてもう一つがかの有名な『黒の断章』(アボガドパワーズ, 1995/7/14)である

『YES! HG』はオムニバス形式となっており、その中の一編である『豪州怪奇紀行』がクトゥルフ神話要素を持つエロゲとなっている。

物語の内容は応募した覚えのないオーストラリア旅行の懸賞に当たり、彼女と一緒に参加したところ邪神の生贄にされかける、というもの

クトゥルフ神話の扱い方という点では、『ネクロノミコン』に輪をかけてモンスター色を強めたものであるディープワンやティンダロスの猟犬といった神話生物が登場するものの、一般人に化けられる、死ぬと水に溶ける、水をかけられると死ぬ、と原作設定とはかけ離れており、どちらかというとモンスター映画的な怪物を取り扱った物語であり、その怪物の名前クトゥルフから借用した、といった感もある。逆に言えば、クトゥルフ神話に関して一切知識がなくとも既存のモンスターホラーものとして理解ができる内容であり、『ネクロノミコン』では若干あったグロテスクさもない。そのためより取っ付き易い感があり、短編ながらよくまとまっていることからもっと一般ウケしていい作品と思うが……知名度は今回紹介する中ではおそらく最も低いと言えるだろう。

そして『YES! HG』に遅れること1ヶ月、自転車操業の零細新興メーカーから『黒の断章』が発売される。

あるマンションの一室で一家皆殺しの猟奇殺人事件が発生したことを端緒に、同マンションに入居していた探偵がこれを解決しようと首を突っ込み連続殺人事件に巻き込まれ、その謎を解く鍵を自分の失った記憶に見出していく、という内容である

前半は猟奇殺人事件を巡るミステリとして、そして後半に入るとラヴクラフト色が全面に現れたものとなる。下敷きにしているのは『死体蘇生ハーバートウェスト』(H.P.Lovecraft,"Herbert West-Reanimator", 1922)、そして『壁のなかの鼠』(H.P.Lovecraft,"The Rats in the Walls", 1924)である

クトゥルフ神話モノとして知らない奴はいないといえるほど有名な本作であるが、実のところモンスター要素はほとんど無い(そもそも『死体蘇生ハーバートウェスト』は邪神も神話生物も登場しない内容であるが)。しかし「黒人の神父」の熱弁の中でのさりげない「神々」という複数形、「呪い」への「ギアス」(C.A.Smith,"The Seven Geases",1934)というルビなど、作中の随所に仕込まれたこうした細かいネタは一切作中で説明されることはなく、それがわからなくて物語が理解できないようなことはないが、プレイヤーの知識へのくすぐりが実にうまい作品である

一方で、本作のシナリオの核はあくまで「家族愛である、という点への言及も必要だろう。原作へのオマージュを込めつつ独自要素を持ち込み、後日談めいた二次創作的なその内容は、単にその用語や設定を流用したものとは明らかに一線を画したクオリティを持っている(例えば不老不死にさせられた女性については、お腹にいる殺すことも生まれることもできない胎児を家族と呼びうるのか、といった辺りはSF的、倫理的に今なお考えさせられるものがある)。

ネクロノミコン』、『豪州怪奇紀行』とは異なり、本作はモンスターホラーとしてではなくクトゥルフ神話を扱った最初エロゲであると言え、また原作二次創作的側面を持たせた物語は(多少粗はあるものの)有名作の名に恥じない出来栄えである

1996年

一方で『黒の断章』においてもやはり、狂気の描写はほとんど無いに等しいものであった。

クトゥルフ神話における狂気とは、異端の知識を人間の脆弱な脳が処理しきれなくなり、破壊された状態であるクトゥルフTRPGにおけるSAN値の取り扱いもこれを示したものと言っていいだろう。

他方、92年の『狂った果実』を筆頭に狂気についてはエロゲにおいて断続的ながら取り扱われ続けていた。この時代で言えば『サークルメイト』(ボンびいボンボン!, 1994/5/13)、そしてエロゲ史上初のビジュアルノベルである『雫~しずく~』(Leaf, 1996/1/26)があげられるだろう(『for Eliseエリーゼのために~』(CRAFTWORK, 1996/12/6)もこの線では秀逸である)。

こうした作品において、狂気とはこれまであったものが破壊されるというより、境界線を踏み越えてしまった状態として扱われる。怪物の血を引いた「選ばれし者」ではない一般人である私たちも、一歩踏み出すことによって「向こう側」へと至りうるのだ、という見方でのこうした「狂気」を、ここでクトゥルフ神話における「狂気」へと接続した作品が登場することになる――『Esの方程式』(アボガドパワーズ, 1996/9/13)である

物語は蔭洲升という漁村で起きた陰惨な殺人事件の犯人が精神病院から退院したことを端緒として、その元担当医を勤めた探偵助手たる主人公が異常な自殺事件に巻き込まれていく、という物語である。『黒の断章』の続編ではあるが、前作とは独立した事件となっている。

前作同様、前半は東京での猟奇事件をめぐるミステリ、そして後半は蔭洲升が舞台となり、ラヴクラフト色が全面に押し出される。原作は『ネクロノミコン』と同じ『インスマスの影』である

これまでのクトゥルフ神話要素をもつエロゲにおいて、その猟奇殺人表現されたものや「向こう側」はグロテスクものであったし、これ以降もほとんどがそのように表現する。しかし、本作は死に至る状態/死体を「美しく」描く点で明確に異彩を放っている。

SAN値が下がる」のではなく「啓蒙が上がる」ことで見える世界が変わる(『Bloodborne』FROM SOFTWARE, 2015/3/26)ように、本作は私たちの「啓蒙を上げる」ことを目的とした作品めいた印象を受ける。もちろん四肢切断された「苦痛を伴わない」少女の視覚的な美しさであれば会田誠の『犬』があるし、特に『魍魎の匣』(京極夏彦, 1995/1/5)の影響が本作へ露骨にあることは否定しがたい。

しか踏切の赤信号アニメーション演出に始まる本作は、これをプレイすることで一歩「向こう側」へと足を踏み出しかねないことへの警告めいた不穏さを孕んだ見事なものであると私は思う。

のちの『沙耶の唄』(NitroPlus, 2003/12/26)も同様だが、美しい「向こう側」を描いた作品エロゲ史において稀なものである。ほとんど無意味登場人物など色々と欠点も多い作品ではあるが、加点法で見るなら間違いなく名作として語られる作品だろう。

1997年

さて、ここで少し時代におけるクトゥルフ神話の状況を整理しよう。

創元推理文庫の『ラヴクラフト全集』は1974年12月13日発売、クトゥルフ神話モノのパロディとしての必読書と言っていいだろう『妖神グルメ』が1984年6月30日発売であるタイタス・クロウサーガはまだ日本語訳が出版されていないが、『アーカム計画』はすでに出ている。ということで、クトゥルフ神話に関する基礎教養としての文献はすでに大体揃っていたと言っていいだろう。

だが、それを調べるためのツールはどうだろうか。

1997年とはYahooが日本で検索エンジンサービスを開始した翌年であり、Googleはまだ会社すら存在しておらず、2chもWikiepdiaも影も形もない時代である(ちなみにWikipedia日本語版の「クトゥルフ神話」の記事最初に出来たのは2003年8月)。

現在のように玉石混交とはいえググれば腐るほど情報が出てくる時代とは程遠く、なるほど情報はあるところにはあるが、そこにたどり着くことは容易なことではなかった。

そうした状況下において『マジカディープ☆ワン』(Vanilla, 1997/4/18)が発売される。様々なクトゥルフ神話上の邪神や神話生物を美少女化した初のエロゲであり(クトゥルフ女体化については80年代に先例があるとの報告がある)、モンスターも狂気もホラーも完全にオミットし、その用語や設定に対するパロディ作となっている。

問題パロディである以上、クトゥルフ神話に関する広範な教養をプレイヤーが持っていることを前提しなければならない、という点である――正直、時代を考えると無謀としかいいようがない。文字通り10年早すぎた作品であるが、のちに『斬魔大聖デモンベイン』(NitroPlus, 2003/4/25)やラノベ這いよれ!ニャル子さん』が当たったことを考えれば、その先見性はもう少し評価されてしかるべきかもしれない。

一方で同年末、邪神の名前だけを借りた作品が発売される。ALICESOFTの『アリスの館4・5・6』に収録された『アトラク=ナクア』(ALICESOFT, 1997/12/18)である

シナリオライター自身が言う通り、本作の中身は一切原作とは関係がない。ゆえに本作をクトゥルフ神話要素を持つエロゲ史の上で語るべきではないが、名作として名高い本作がクトゥルフ神話における邪神の神の名前であることもよく知られたものであることからエロゲ史上にクトゥルフ神話に対する興味を惹起する効果はそれなりにあったのではないかと思っている。無関係とはいえよく出来た作品であり、返り血を浴びた黒髪美少女に対する審美眼を――「瞳」を多くのプレイヤーに植え付けた、という意味では、これもなかなかに罪深い作品と思う。

1998年

さて、3年前に発売された史上2番目のクトゥルフ神話を用いたエロゲを発売したメーカー「姫屋ソフト」について、ここで少しまとめよう。PC-98時代のエロゲに詳しい初老のオッサンでもなければまず知らないメーカーであるが、その有するブランド名「C's ware」といえばWindows95時代のエロゲに詳しい中年のオッサンなら反応することだろう。『DESIRE』そして『EVE burst error』とエロゲ史に残る名作を有し、たまにバグまみれで起動すらしない製品をリリースすることで有名な、そんな泣く子も黙る一大メーカーであった。

そのC's wareから、『アトラク=ナクア』の一カ月後に『DIVI-DEAD』(C's ware, 1998/1/23)がリリースされる。

物語は山奥の学園に転入することになった主人公が、学園内で麻薬のように蔓延する香、見え隠れする異常行為、学園創設者一族の陰惨な過去などに触れていくうち、自分がこの学園に転入させられた目的や持病の発作の原因などが明らかになっていく、というものである

この作品は、直接的にはクトゥルフ神話要素への言及が一切無い。シナリオファイルを無理やり抽出して全テキスト確認した私は自信を持って断言できる。本当に、ない。

しかしそこで描かれる物語の設定は、ラヴクラフト小説のファンならおそらく確実にニヤつけるものである。「古い穴の底から神を呼び出す」「この地の神と契約を交わし、その血を一族の中に入れた」、そして穴が開きすぎて周辺一帯の人間が狂死したこと。

こうした神と人との関係はまさしくクトゥルフ神話――もっと言えばラヴクラフト神話における典型的なそれである

また話の筋にはほとんど関係ないにもかかわらず、焼身自殺した建築家が書いた唯一の幻想小説「はての国」への執拗ですらある言及は、作中で関わった人間がほとんど惨たらしく死んでいるという状況も併せてラヴクラフト愛読者に魔術書めいた印象を与えている。

本作に人外は登場するが、クトゥルフ的なモンスターは登場しない。しか抑制的ながらも明白な狂気、グロテスク死体などはある意味で『ネクロノミコン』時代におけるクトゥルフ神話の扱い方に忠実と言っていいものであり、具体的に名前こそ触れないものの、その確かなオマージュを感じる内容は良作と呼ぶにふさわしいものであり、その意味では『アトラク=ナクア』の対と言っていいだろう(ちなみにのちの『果てしなく青い、この空の下で…。』(TOPCAT, 2000/06/30)も同様のアプローチを採った良作である)。

1999年

そしていよいよ世紀末電波系エロゲといえば必ず名前の上がる有名作『終の空』(ケロQ, 1999/8/27)が発売される。

ある学校で一人の不良学生が屋上から転落死した三日後、いじめられていた女生徒が同じ場所から飛び降り自殺、同じくいじめられていた男子生徒の妄想が周囲の学生を巻き込み拡散し、一週間後に同じ場所から集団で飛び降り自殺に至る、という事件を何人かの視点で繰り返し読ませる物語である

正体不明の少女の口から出るナイアルラトホテプという単語、「テケリ・リ」という声など、確かにクトゥルフ神話要素における単語は使われている。

……が、本作はむしろ終末論を用いて『雫~しずく~』を正統に発展させた延長上の作品として語られるべきであり、本作をクトゥルフ神話を軸にしたものというにはちょっと無理があると考えている。

というのも、本作のシナリオにおける終盤は統合失調症の患者を模したそれとなっており、またその視界はシュルレアリスム的な絵で表現される。シュルレアリストの一部が統合失調症の患者の描く絵に魅せられたことも併せて考えれば、そこで語られる内容は言葉遊びめいた意味が通るようで通っていない単語の連結であり、その一部にクトゥルフ神話用語が用いられた、というように私は思っている。

本作はよく出来た作品であり、衒学趣味の上で意味が通りそうで通っていない文を普通に会話が成立しているかのような羅列には思わずニヤリとさせられ、その「向こう側」の表現としては明らかに過去エロゲとは一線を画したものである。が、クトゥルフ神話の扱い方という点で言うのであれば、『アトラク=ナクア』と同じくらい関係性は無い、というのが妥当なところだろう。

まとめ

正直、1994年から99年というわずか5年ですでに結構な文章量になってマジかよと。ただこうして見ると、クトゥルフ神話は結構多様な使われ方をしてきた、というのが見て取れるかと思う。モンスターホラーとしての印象が一般には強いのではないかと思うけれど、狂気の表現形態であったり、物語構造としてのそれであったりといろいろ工夫がされている。

2000年以降については余白もないのでこの記事でこれ以上深く言及する気はないけれど、『朝の来ない夜に抱かれて -ETERNAL NIGHT-』(DreamSoft, 2002/06/28)、『斬魔大聖デモンベイン』(NitroPlus, 2003/04/25)、『終末少女幻想アリスマチック』(キャラメルBOX, 2006/10/27)というのが従来に無いひとつ特徴的な筋と思う。いずれもクトゥルフ神話と熱血という組み合わせであり、好き嫌いはあろうがモンスター設定資料集としてのクトゥルフ神話がこれで普及していくように思う。ちなみにこのあたりはDreamSoftがフェアリーテールブランドキャラメルBOXが姫屋ソフトブランドであることを考えると、少し面白いものがある。

なお、この記事については間違った内容が記載されている可能性が十分にある。発売年度は一応いくつか調べた上でおそらく正しいと思われるものを記載したけれど、これももし誤りがあれば申し訳ない。

さて、最後にここまで読んだ奇特な人のために、ぜひプレイ頂きたい史上最高のクトゥルフ神話エロゲを紹介したいと思う。『人工失楽園』という(文章はここで途切れている)

2008-07-24

最近エロゲレビューについて一言(では済まない量だが)

オレは剣乃ゆきひろ(現:菅野ひろゆき)のゲームが好きだ。

特にEVE burst errorDESIREこの世の果てで恋を唄う少女YU-NOが好きだ。

俗に言う信者と言い換えてもいいかもしれない。とは言えアーベル以降は好きではない。

ちなみにYU-NOは名作だと思ってる。

これに追従するゲーム過去に1つたりとも存在しない。(近いのはEver17だと思う)

以上、前置き。

ゲームユーザの低年齢化

これ自体は避けられるものではない。若いユーザが増えていくことは喜ばしいことだ。

どのゲームをやろうが関係ない。自由だ。純愛系でも陵辱系でも個人の好みだ。

だからレビューで個人の嗜好が反映されるのは致し方ない。自分がレビューしたらどう考えても上記3作品以外は見劣りする。

そんなのは分かっている。

だけど1つだけ言わせてもらえば、若いユーザが古いゲーム(特にPC98やFM-TOWNS時代)をレビューするのにこれだけは言って欲しくない。

絵柄や音楽が古くさい。

当たり前の話だ。今みたいにフルカラーCGが描けるわけじゃない。3DCGなんてもってのほか。

ドットレベルCGを描いていた当時のグラフィッカには頭が下がる思いだ。

また音楽に関しても同様で、FM音源チャンネル数が少ない。3チャンネルしか無いこともあった。

そんな中でいかにそのゲーム世界に合った音楽を生み出せるか。この苦労は計り知れない。

XENONの梅本竜は本当に良くやったと思う。

それをただ「古くさい」で片付けてしまうのは非常に悲しい。

特にYU-NOに関しては扱いが酷い。EVEやDESIREセガサターン版やWindows版に移植されてグラフィック音楽が向上されている。

だがYU-NOはまともに移植されたのはセガサターン版のみで、全て刷新されたがそれでも古くさいと言われる。

Windows版も存在するが、現在では非常に入手困難になっている。「エルフ大人の缶詰」に収録されているがこれ自体がプレミアになっていて、中古でも2万円前後で売られている)

その価値

相対的な評価を下すのは間違いではない。それは致し方ないだろうし点数も付けたくなる。

だが「今」を評価されては「過去」は全て収束する。それが果たして良いのだろうか。

もっとも、感情でこれを書いている自分も自分だが。

2008-04-27

http://anond.hatelabo.jp/20080427185612

増田

外見じゃなくて、特定の分野における長所が上手く描写されているケースが多いような。

美形ではないが、アクティブのDISCIPLINEの早見君なんかはある意味で美形。

でかさ+スタミナで。痴女ばっかの設定だから、それでも説得力はあった。・・・のか?

あとは・・・めっちゃ古い例で申し訳ないが、EVE burst error小次郎とかは

あたまの良さで押し切った感有り。

 
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