はてなキーワード: 緒方恵美とは
ソース:「GIGAZINE」2023/9/10投稿記事「2023年秋開始の新作アニメ一覧」
https://gigazine.net/news/20230910-anime-2023autumn/
・声優総数:760名(延べ人数)
・ここには2023年10~12月期の出演作品数が3作品以上の71名を出演回数で降順記載
行ラベル | 2023年10~12月 | 7~9月 | 4~6月 | 1~3月 | 10~12月 | 7~9月 | 4~6月 | 1~3月 | 10~12月 |
松岡禎丞 | 9 | 4 | 4 | 6 | 6 | 3 | 3 | 2 | 1 |
日笠陽子 | 8 | 3 | 2 | 5 | 2 | 5 | 3 | 4 | 1 |
梅原裕一郎 | 7 | 3 | 3 | 8 | 6 | 3 | 2 | 3 | 1 |
榎木淳弥 | 7 | 4 | 3 | 3 | 1 | 1 | 3 | 3 | 2 |
上田麗奈 | 7 | 4 | 4 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 |
佐倉綾音 | 7 | 2 | 0 | 2 | 3 | 2 | 4 | 1 | 1 |
花江夏樹 | 6 | 3 | 5 | 3 | 4 | 2 | 5 | 5 | 2 |
早見沙織 | 6 | 2 | 0 | 6 | 4 | 3 | 6 | 2 | 4 |
村瀬歩 | 6 | 2 | 3 | 3 | 3 | 2 | 0 | 5 | 3 |
種﨑敦美 | 6 | 1 | 9 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 0 |
浪川大輔 | 6 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 |
畠中祐 | 6 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
杉田智和 | 5 | 3 | 4 | 9 | 7 | 2 | 1 | 2 | 4 |
江口拓也 | 5 | 1 | 5 | 2 | 3 | 1 | 5 | 1 | 4 |
小西克幸 | 5 | 2 | 3 | 4 | 7 | 1 | 1 | 1 | 1 |
石川界人 | 5 | 3 | 1 | 6 | 2 | 0 | 2 | 4 | 2 |
小野賢章 | 5 | 1 | 3 | 4 | 2 | 2 | 4 | 1 | 2 |
楠木ともり | 5 | 2 | 1 | 6 | 2 | 2 | 2 | 0 | 2 |
中村悠一 | 5 | 1 | 4 | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 2 |
和氣あず未 | 5 | 0 | 3 | 3 | 3 | 4 | 0 | 1 | 1 |
小野大輔 | 5 | 2 | 1 | 6 | 1 | 1 | 0 | 2 | 2 |
ファイルーズあい | 5 | 1 | 3 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 |
瀬戸麻沙美 | 5 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 2 |
三宅健太 | 5 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 |
河西健吾 | 5 | 0 | 3 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 |
八代拓 | 5 | 3 | 5 | 2 | 5 | 2 | 3 | 1 | 1 |
下野紘 | 4 | 2 | 4 | 3 | 4 | 4 | 0 | 4 | 2 |
諏訪部順一 | 4 | 0 | 4 | 2 | 4 | 2 | 3 | 3 | 3 |
興津和幸 | 4 | 3 | 1 | 3 | 3 | 4 | 2 | 2 | 1 |
前野智昭 | 4 | 2 | 2 | 1 | 2 | 3 | 3 | 2 | 2 |
千葉翔也 | 4 | 3 | 1 | 2 | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 |
逢坂良太 | 4 | 1 | 2 | 2 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 |
古賀葵 | 4 | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 1 | 4 |
雨宮天 | 4 | 2 | 0 | 2 | 0 | 2 | 3 | 1 | 2 |
市ノ瀬加那 | 4 | 0 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 0 | 0 |
小山力也 | 4 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 |
高橋李依 | 3 | 3 | 5 | 4 | 3 | 4 | 3 | 3 | 2 |
福山潤 | 3 | 5 | 3 | 5 | 6 | 2 | 2 | 0 | 2 |
悠木碧 | 3 | 1 | 2 | 6 | 4 | 2 | 1 | 4 | 3 |
内田雄馬 | 3 | 2 | 6 | 1 | 4 | 3 | 2 | 4 | 1 |
内山昂輝 | 3 | 1 | 3 | 5 | 5 | 3 | 2 | 1 | 3 |
東山奈央 | 3 | 2 | 2 | 3 | 3 | 6 | 2 | 3 | 2 |
斉藤壮馬 | 3 | 2 | 1 | 3 | 5 | 3 | 1 | 5 | 3 |
津田健次郎 | 3 | 1 | 2 | 2 | 6 | 1 | 5 | 2 | 2 |
水瀬いのり | 3 | 3 | 3 | 1 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 |
大西沙織 | 3 | 3 | 2 | 0 | 3 | 3 | 1 | 3 | 2 |
大塚明夫 | 3 | 3 | 1 | 3 | 2 | 0 | 2 | 2 | 3 |
山下大輝 | 3 | 2 | 4 | 1 | 3 | 2 | 1 | 0 | 2 |
子安武人 | 3 | 3 | 1 | 2 | 4 | 3 | 1 | 1 | 0 |
小林裕介 | 3 | 2 | 3 | 3 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
大塚芳忠 | 3 | 2 | 2 | 2 | 3 | 0 | 0 | 3 | 2 |
武内駿輔 | 3 | 1 | 2 | 6 | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 |
堀江瞬 | 3 | 1 | 1 | 3 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 |
日高里菜 | 3 | 0 | 2 | 1 | 1 | 2 | 5 | 1 | 1 |
山下誠一郎 | 3 | 1 | 2 | 0 | 3 | 2 | 1 | 2 | 2 |
阿座上洋平 | 3 | 1 | 1 | 5 | 3 | 2 | 1 | 0 | 0 |
稲田徹 | 3 | 1 | 1 | 2 | 3 | 1 | 1 | 2 | 2 |
石川由依 | 3 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 2 | 4 | 1 |
小林千晃 | 3 | 0 | 3 | 2 | 1 | 3 | 2 | 0 | 0 |
鈴代紗弓 | 3 | 0 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
遊佐浩二 | 3 | 1 | 2 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 |
木村昴 | 3 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 1 | 3 | 0 |
井上麻里奈 | 3 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1 | 1 |
西山宏太朗 | 3 | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 |
河瀬茉希 | 3 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 |
安済知佳 | 3 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
沼倉愛美 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
岩崎諒太 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 |
伊東健人 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
葉山翔太 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
緒方恵美 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2023年7~9月期の作品数が「50」だったのに対し、「75」と1.5倍増。
延べ出演者数も「461名」から「760名」の1.65倍ほどに増加。
3作品以上出演者数は「39名」から「71名」と1.82倍へ。
今まででもアニメを毎日見ていれば松岡君の声を聞かない日はなかったけれど、来期でもその盤石の地位は揺るがない。
「葬送のフリーレン」や「薬屋のひとりごと」など、アニメ化を熱望されていた作品がハイクオリティが期待できる形で実現したりと
秋開始組はとても充実したものになりそう。
50本とキリがいいので、感想をまとめつつ、所謂番付を作ってニヤニヤしようと思います。
点数をつけるのはしっくりこなかったので、
「好き好き大好き超愛してる」「大好き」「好き」「普通」「好きじゃない」の五段階で評価することにしました。
ただし結果として「好きじゃない」に該当する作品はありませんでしたので、実際は4段階です。
今日この瞬間の感情なので、明日には異なる評価になっているかもです。
リンク先に感想は書いてあるのですが一言コメントも書きつつ紹介します。
雨が降り続ける街カナイ区を舞台に真実を暴くことの是非を問う探偵としての生き方に向き合う物語で3Dのリッチな箱庭でキャラを操作しつつも文章を読むパートも多いアドベンチャーゲーム。
主人公の見習い探偵ユーマと相棒の死に神ちゃんの関係値の変化がたまらない。
舞台になるカナイ区の作り込みがすごくて文章主体のゲームながらグラフィックへの力の入れ方も凄まじい。
ロードが長い、テンポが悪いという良くない点を覆い隠すほどにシナリオと世界観とキャラクタが魅力的だった。
AIシリーズの第二弾でマルチサイトな2人の視点から、数年越しに発見されたバラバラ殺人の遺体の部位が新鮮という奇妙な謎を追う。
前作がめちゃくちゃ面白かったのでハードルを上げて遊んだにも関わらず最高だった。
マルチサイトものではベタなトリックだけれども、ゲームで表現できることの進歩に伴い魅せ方も進化しているのが堪らなかった。
システム面も物語の邪魔をしないように遊びやすく改良されていたのも好印象。
さかき傘EVEの第二弾で、rebirth terrorから続くストーリー、今作からの設定やキャラが増えてきて、さかき傘EVEとしての色も強くなってきているが、burst errorのエッセンスも健在でとにかく主人公二人が格好いい。
今回はかなり辛い展開も多く、小次郎とまりなならどうにかなるだろうという楽観的な感情を、マルチサイト故の情報の齟齬から絶望的に演出してくるのが恐ろしかった。
かなりテーマ性のある展開でありながら、押し付けがましさがないバランス感が大好き。
法条まりながそれでも法条まりなとしてあり続けることを誓い、とある託されたアイテムを渡すシーンは全ての意味を把握しているのが読者だけという非対称性が面白く、全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。
偉大な名作burst errorの物語を完結させる続編であり、ファンへのサービスがいっぱいあるファンディスクでもあり、rebirth terror単体でもそのキャラたちの生き様に沸る、一作で三つの最高が詰まった大好きな作品。
特に今作の小次郎サイドのゲストヒロインとなる音無橘花のエピソードは今こうして思い出すだけでも色々な感情で胸がいっぱいになる。
僕がテキスト主体のアドベンチャーゲームにどハマりしたキッカケの作品なので思い入れがある。
満を持して美ノ神みなとが登場するシーンは全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。
探偵の天城小次郎と、内閣調査室の捜査員法条まりなの二人がそれぞれの担当した仕事をこなしていると徐々に大きな事件に巻き込まれていくマルチサイトなストーリー。
おちゃらけた軽そうなイメージの主人公が、やるときはやるという類型を完璧にやりきるとここまで面白いのかと感服した。
不朽の名作として名高い作品だが、確かにその通りで、さかき傘EVEを遊びたいという一種の義務感で遊び出したにも関わらずめちゃくちゃ面白くて新しさすら感じてしまった。
終始楽しいところだらけの最高な作品で、そりゃあこれに囚われ続けてる人が大勢いることも納得だった。
○大好き
愚かな人間の手によって死んだ全ての哺乳類の死を体験する贖罪を神から命じられ旅を続ける少女と、動くことも死ぬこともできない主人公の出会いから始まる大河的な大きな流れを書くノベルゲーム。
宗教や倫理に訴えかけながら、非常に根源的な問い、人は何故生きるのかの答えを求める。
残酷で重たい話だがタイトルの意味を理解できたとき少し前向きになれ安心できる。
海中で暮らす種族と陸で暮らす種族の会合と食文化を通じた交流を優しい絵柄で表現しているノベルゲーム。
好奇心旺盛で海中でスープ中心の食事に飽きたお姫様タコリタ姫とその従者メルが、料理上手のイナとヤンチャな少年ディノと出会う。
子供向けのようにみえるが、恋愛的な表現のシーンも多く、特にタコリタ姫とイナの女性同士のそれは肉体的接触のシーンも多くドキドキさせられた。
沖縄の離島を舞台にした王道なボーイミーツガールもので、家族がいなくなってしまった主人公の西銘光と、日本人でないのにパスポートも持たず日本の常識も知らないリルゥの恋愛もの。
一人ぼっち同士の彼らが少しづつ恋人、よりも先に家族になっていくような、共同生活のエピソードが面白かった。
物語が進むに連れてスケールが大きくなっていき、二人の恋愛の行く末が、世界の行く末と直結していくさまもまた、王道中の王道。
二人以外のサブキャラたち、特に立ち絵のないモブキャラの中にもいい人が多く、大きな話でありながらも閉じた世界じゃなく、社会的な開かれたパートが多いのはこの作品独自の魅力があった。
公称ジャンルは「サスペンスアクション学園ラブコメミリタリーミステリー」と長ったらしいが、確かにそうね、となる長大すぎる大河的なゲーム。
最初は、とある有名進学校に転校してきた主人公が、登校の際に道でぶつかった同級生の少女とともに、部活をやりつつ前年度におきた学生運動にまつわる謎を追うお話。
しかし、もう全然こんな話じゃなく、話がどんどん広がっていき、様々なキャラが視点人物になる群像劇になっていく。
それでありながら物語の当初に提示される「対話」の尊さが一貫して最後まで書かれるのが、作者の強いメッセージ性と納得感があって好き。
前作とは密接な関係にあるものの、ヒーローを目指す少女藤堂悠奈が終始物語を牽引するためかなり異なる味になっている。
今作を遊び終わったあとに、前作のグランドEDの曲「散って、咲いて」を聞くと、キラークイーンのことだけじゃなく、藤堂悠奈と彼女の想い人にとっても「お互いがパンドラの箱の中の希望で」という歌詞が刺さる。
いかにもなチンピラ黒河正規の成長エピソードが僕は好きだった。
若い男女が突如奇妙な建物に拉致され、強制的に暴力有り凶器有り法律無しのゲームに巻き込まれる、デスゲームもの。
いくつかのルートがあり、攻略するヒロイン次第で敵と味方が入れ替わることもある展開が面白い。
デスゲームものとしての勘所を押さえていて、ルールの隙をついた謀略であるとか、圧倒的暴力の前に知略が無意味であるとか、それでも知恵と勇気は強いとか、これだよこれな展開が目白押し。
特に名敵役手塚義光のエピソードはどれも面白く、最高に悪いやつで楽しかった。
魔法が込められたアイテム遺物が、度々不可思議な現象を巻き起こす奇妙な学校に転校してきた主人公が、その現象を解決していきながら、学校そのものに潜む大きな謎に挑む恋愛ゲーム。
いわゆる特殊設定ミステリでの短編連作めいた作風になっていて、魔法ではあるもののヒロインの一人で図書館の主リトが予めどのような魔法が関係しているのかを説明してくれるため、それなりにフェアプレイの精神で読める。
用意された素材が全部重要なタイプの作品で、とにかくほとんどの登場人物、設定、アイテムなどが無駄ななく学校そのものの謎という一点に集約していくのが面白い。
原作は18禁の美少女ゲームでありながら、攻略対象ではないサブキャラの男キャラの出番も多く、特にワトスン役となる烏丸小太郎は、恋愛できないだけでかなり主人公への熱い感情があり楽しかった。
爆発事件に巻き込まれて瀕死の状態にある十数人の男女が意識だけをコンピュータの世界に移され、手術の順番を人狼ゲームをモチーフにしたインフェクッドゲームで決めるというホットスタートなゲーム。
人狼ゲームを通じてキャラの性格や過去を描くのが面白く、主人公とゲーム的に濃厚な関係になる間宮キイチさんとは、男性キャラだけどイチャイチャするスピンオフも遊びたくなった。
女性キャラだと、アイドルオタクの白雪サツキさんが気に入ったかな。
思考する類のゲームの戦略的な面白さのパートと、謎の爆発事件に関する縦筋とが入り混じるストーリーで、短編ながらかなりボリュームを感じる構成だった。
ファミコン時代のアドベンチャーゲームを現世代機に移植したシリーズ第二作目。
とはいえ同時にリメイクされたので、背景や立ち絵にかけられた熱は同じくな出来。
この任天堂ADVリメイクの流れ、他にも色々して欲しいけど、MAGES.が色々とヤバそうなので厳しそう。
理想探偵、外道探偵などの二つ名を持つ優秀な探偵が巷を騒がせている100人以上を連続で殺害している殺人鬼への対策を練るために孤島に集まるが、何故かそこでも殺人事件が起こる。
メフィスト賞系のミステリ作品から受けた影響を一切隠すことなくゲームに落とし込んでいて、そういうのが大好きな僕としてはどストライクな大好きな作品。
ミステリ的な部分とはあまり関係ない人生観のようなかなり生のままのテーマ性を語る部分など、作家性を感じる箇所があるのも如何にもあの時ぐらいのミステリな風味がある。
ゲーム的にはSLGっぽいパートがあったりするが、難易度はそれなりなのでテキストを読むことの邪魔にはなっておらず、むしろ文章では表現しづらい探偵の超常的な部分を表現できてて良き。
探偵の池田と助手ねね子が奇妙な招待状に招かれ孤島に行くことになり、事件に巻き込まれる。
クローズドサークルものの導入としては100回は見たものだけど、ここからストーリーが二転三転していき、壮大な物語になる。
ジャンルで一口にまとまられない多彩な物語だが、その全てがシロナガス島への帰還というタイトルに集約されていく構成が面白かった。
僕はお風呂に入らない女子や、無駄毛を処理しない女子が大好きなんだけど全年齢向けゲームなのに、ねね子はこれらの表現が豊富にあり、この中でダントツでエッチな作品でもあった、大好き。
A.D.M.Sと呼ばれる時間軸を飛び越えるシステムを武器に、色々な美少女とイチャイチャしながら世界の謎を解いていく、SF、恋愛、ファンタジー、歴史、バトルものと多様なジャンルが展開する言わずと知れた名作で歴史的な意味づけすらされている作品で、僕が遊んだのはリメイク版。
壮大な物語なんだけど、あくまで家族愛もののテーマを一貫しているのが素晴らしい。
年上ヒロインが多いのもマザコンな主人公らしさで、特に筆下ろしの相手一条美月さんは可哀想で可愛かった。
システム的な面白さと、物語を楽しみ面白さが密接な関係にあり、ゲームとしてのという枕詞付きなら最高のシナリオだった。
シンプルな物語を魅せるために、背景や立ち絵に凄まじい作り込みをしていて、昭和のゲームを令和にリメイクすることの本気を感じさせられた。
特に背景で動くモブの表現は新しくて、物語への没入度合いを高めてくれた。
声優の熱演、特に主人公の緒方恵美さんの独白シーンは残酷な設定の開示と伴って大好きなシーン。
○好き
現代日本を生きるマイノリティの人々の日常が描かれているノベルゲーム。
フィクションらしい痛快な展開は薄く、ただただ現実的な日常が淡々と展開する。
その上で物語として彼女たちに幾つかの救いが訪れつつも現実は進んでいくのがどこかもの悲しく寂しさもあった。
自分を含めた人間を認識できない主人公の豹馬が、誰からも認識されない透明人間の少女クロだけは認識でき、世界中に二人っきりの物語がはじまる。
かなり突飛な設定ながら、豹馬とクロ二人の分かち難い関係に名前が付いていくという男女の関係性の真っ直ぐな物語。
重く苦しい展開が手を変え品を変え続いていくので、かなり救いのない陰鬱とした作品だ。
しかし、クロは豹馬のことを好きであり続けるという点だけは長い物語の中で一貫しており、そこを支えに読み勧めていける、クロがすんごい可愛いゲーム。
株式会社オレンジのロマンティックミステリの第三弾で、女性主人公が男性といい雰囲気になりつつ事件を解決していくシリーズだ。
今作は事件を予報するAIプロテアを手に入れた主人公が事件を未然に防ぐ探偵に成長していく、少し特殊設定ミステリ味もある展開。
主人公の伊月千春が最初はAIや攻略対象の男性キャラに頼りきりだったのに、徐々に頼れる探偵になっていく、応援したくなる主人公なのがよかった。
なお、攻略対象の男性キャラ天野夏樹がやたらとフライドチキンを押すシーンが多く、それを食べる様が可愛いため、遊んでいる途中に僕も出前を頼んでしまった。
なんでもありな緊張感あふれる序盤、キャラクタの魅力的な掛け合いで引っ張る中盤、物語のパズルが全て無駄なく収まる終盤と、それぞれでかなり雰囲気が異なるのが印象的だった。
魅力的がすぎる黒鈴ミヲちゃんの可愛らしさはアドベンチャーゲーム史に残すべきで、特に自身の名前の「ヲ」の部分を「くっつきのヲ」と言う箇所が好き。
世間でもかなり評価されておりシリーズ展開が期待されているので、是非とも黒鈴ミヲちゃんがお腹いっぱいお寿司を食べるスピンオフに期待したい。
○ご飯
朝:カロリーメイト。昼:ばかうけ。夜:キムチ鍋。雑炊。間食:ポッキー。アイス。
○調子
ダンガンロンパ1とゼロに続いてレインコード発売前に小高さんのゲームを復習しよう計画でリプレイ。
システムは議論をゲームとして楽しいものにディフォルメしたノンストップ議論は健在、反論だけでなく同意のシステムでより議論を楽しめる。
他のミニゲームでは、ノンストップ議論が一点を狙い撃つシステムなのに対し、多くの言葉を切り捌いていくように遊ぶ、銃でなく剣で議論する反論ショーダウンも議論のディフォルメという意味でなかなか面白かった。
この二つはわかりやすく議論のワクワク感やドキドキをゲームシステムに落とし込んでいて僕の好みだった。
ストーリー的にはガッツリ続き物だが、その続き方を一捻りふた捻りしてくるのが面白さ。
前作の最終局面および小説版のゼロで語られた希望対絶望の対決が大きく取り扱われている。
この対決というメインテーマに大きく関与する3人の登場人物と、お風呂に入らない女の子が印象的だったので紹介したい。
才能が幸運、超高校級の才能の持ち主であるみんなが大好き、希望を信じている、声優さんが緒方恵美と前作主人公苗木誠と共通点はいっぱいあるのに、全く異なる様相が展開される途轍もない面倒なキャラクタ。
とにかく、コイツが喋りだすとしっちゃかめっちゃかでエゲツないことになっていく今作屈指のトリックスター的なポジションのキャラ。
前作の苗木の活躍を知っていれば知っているほどにコイツの無茶苦茶さと、ダンガンロンパがシリーズとして描きたいことがわかるという、前作と今作を設定という意味ではなく、希望への向き合い方という態度や姿勢の問題でそれを体現していく展開が面白かった。
前作をある意味包括したようなキャラが、設定的な繋がりではなく、こういう風に続編で活躍するのは、テーマ性を感じさせられる深い展開だった。
勿論、ただ前作を再演するのではなく、彼にしか出来ない突飛で歪んだ独自の解釈で演じていくのが奇想味があった。
そんな狛枝とがっぷり四つに組み戦うことになるのが超高校級のゲーマー、七海千秋。
マイペースですぐ居眠りをしちゃう女の子なんだけど、ドヤ顔で筋の通った推理や推論を披露するときは格好いい、ギャップが素敵なキャラ。
こちらは設定的な意味で前作との繋がりが深いのに、彼女のエピソードは今作独自の考え方やテーマが展開していく。
希望対絶望が実質生対死であって比較する意味がない気がすると僕が指摘した前作のしっくりこなかった点を、希望対絶望は、未来対過去であると言い換えてくれるような展開で良く、今作のテーマ性を表現していた。
そしてその未来とは何なのかというのを示唆した七海の言葉を受けての、主人公日向創がまあ格好いいんだ。
超高校級の才能が不明なままストーリーが展開する彼だが、小説版ダンガンロンパゼロで語られたエピソードととても密接な設定と物語が展開していく。
絶望を端的に表現していた小説版の重苦しい展開をそのまま自身に当てはめるかのような悲しいお話だった。
勿論それだけで終わらず、彼を未来へ向けて後押しする、ダンガンロンパゼロを乗り越えるために必要だった大きなエピソードが七海との交流にあるのが、今作とゼロを紐付ける感動的な名シーンだ。
以上のようにメイン三人がそれぞれ前作、今作、小説版のテーマ性を端的に内包しつつ、前作と今作のテーマ性を戦わせながら、絶望で終わった小説版の救済をするという流れが実に見事なシリーズ展開だった。
単純に物語や設定が続いているだけでなく、希望と絶望の対比というテーマ性自体が続いているのが、シナリオライターの作家性を強く意識したくなる作品だった。
そして忘れちゃいけないダンガンロンパ最大の魅力お風呂入らない女子は西園寺日寄子はなんと和装の口が悪いロリっ子。お風呂に入らない理由付けのためにこんな展開を用意するなんて、シナリオライターの素晴らしく高度な作家性が垣間見えるとても良い作品だった。
総じて、前作で高くなったハードルを見事に超えた上で、独自の魅力もある素晴らしい作品だった。
アクションゲームの番外編や、あのキャラの過去を描く小説版、アニメオリジナルでの続編、そしてゲームの続編V3など多種多様なメディアミックスがあり、僕が遊んだことがあるのはここまでの三作品だけなので、次からは初見になるので楽しみだ。
ある作品(特に漫画)のアニメ化もしくはその2期が決定すると、その作品の界隈やクラスタの中でくだらないクソみたいな流れが見られることがある。
それがタイトルにある「キャラクターの声優を予想する」という文化だ。
特に女がやりがちだが最近では男でもそういうヤツがちらほら湧くようになった。
ジャンプ作品限定だが、鬼滅の刃や呪術廻戦、最近では現在放映中のチェンソーマンでもキャスト発表前に見られたのが記憶に新しいという人も多分いるだろう。
俺はその手の話題を目にする度に、勝手に妄想して勝手に盛り上がって勝手に失望する連中に対して反吐が出そうになるし、よくもまあ平然とそんな失礼ことができるなと、厚顔無恥っぷりに逆に感心すら覚える。
どうしてそこまで嫌悪感を覚えるのかというと、
予想にあがる声優が決まって何かしらの実績と露出がある(いわゆる若手や中堅)声優で新人の名前が一切出ないし、
「この人と言えばこういうキャラやりがちだよねw」みたいな上から目線の思考が見え透いて気持ち悪いし、
上記のような、その程度の認識と知識量で意気揚々と予想してくるからである。
これは声優(ひいては役者)が知名度や活躍が後の実績へと直結する職業なので仕方ないことだが、だからこそ軽々しく予想するべきではない。
最近で言うならチェンソーマンのデンジとアキを演じる戸谷菊之介さんと坂田将吾さんだが、キャスト発表前まで予想に上がっていた声優は既に実績のある人間だった。
声優を予想する時に決まって知名度のある声優を上げるヤツの存在が、間接的に若い芽を摘んで新人の活躍を奪っているような気がしてならない。
彼ら彼女らが主要キャラを演じたことをキッカケに今後大活躍をするかもしれないのに。
勝手に声優を予想してくる連中はどいつもこいつも声優の声質+彼らが演じる代表的なキャラのイメージに引っ張られ過ぎている。
例えば沢城みゆきさんは今ではルパンの不二子のようなお姉さんキャラをを演じることが多いが、小さい女の子の声もできることを知っている人間は少ないだろう。(最近では鬼滅の堕姫でその声が聞ける)
他にもエヴァのシンジや呪術の乙骨ような少年役を多く演じる緒方恵美さんが正統派なヒロインも演じられることを知っているヤツはいないんじゃないだろうか。
そんなヤツらが「このキャラの声は◯◯だと予想!」とか言うから滑稽すぎて逆に面白い。
正直、かく言う俺も全ての声優の名前や代表作を知っている訳ではない。先ほど名前を上げた戸谷さんと坂田さんも新人とはいえキャスト発表の時まで名前も存在も知らなかった。
そういうことがあるから、失礼だと思うから軽々しくキャラの声優予想なんてできないのだが、予想してくる人間が、その人が以前に何のキャラを演じていたか、どのような作品に関わっていたかを知っているとは思えない。
例えば呪術で主人公の虎杖を演じる榎木淳弥さんがいる。榎木さんは呪術以降で様々な作品に出演することが多くなったような気がするが、俺はそれ以前からエムマス(アイドルマスターSideM)というコンテンツで彼のことを知っていた。
正直、彼に限らず好き勝手に声優予想してくる連中は榎木さんの今までの活躍なんて大して興味がないのだろう。
そうであるが故にヤツらは彼以外にも、ほとんどの声優が何のコンテンツで何の役でどのような活躍をしていたのか大して知らないのだろう。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/Megumi_Ogata/status/1587094194958786561
声優の緒方恵美が2000年前後のオタク差別についてツイッターで語ってて、それにブクマが200くらいついてた
その時期からオタクやってる俺からしてみれば、彼女の言い分やブコメとはかなり認識にズレがある
あの当時のオタクが叩かれてたのって、アニメが好きとかゲームが好きとか、そういう理由じゃないんだわ
単に、「お前ら一般人(当時オタク達はオタクではない人のことをこう呼んでバカにしていた)には理解できないものを理解できる俺達はすごいんだ」って態度が反感買ってただけだろ
お前らが知らないだけで、そういうクソみたいな態度を取らない善良なオタクは普通に受け入れられてた
「アニメファンは優しい人が多いのに。あなたたちよりずっと。」って言ってるけどさ、全然そんなことなかったよ
気付いてないのは本人だけで、こいつは他人の価値観を認めることができないクズ人間なんだなって周囲からはバレバレだった
結局、2010年代に入ってスマホが爆発的に普及して、YouTuberのゲーム実況やスマホゲーム、アニメを押し出すサブスクが出てきて、
ようやく偏見や誤解がある程度は解けて、アニメやゲームを好きな人はみんながみんなクズ人間なわけじゃないんだなって思ってもらえるようになった
それをさ、「自分達は何もしてないのに差別されてた!たぶんアニメとかゲームを好きだからだと思う!」とかよく言えるよな
自分を顧みる能がないから自覚できてなかっただけで、何かしてたんだよ
○ご飯
○調子
○ファミコン探偵倶楽部消えた後継者(スイッチリメイク版)
1988年にファミコンで発売されたアドベンチャーゲームのリメイク。
原作が昭和の作品ということもあり、ボリュームは少な目だし、物語も真っ直ぐ一直線で、良く言えば王道、悪く言えば陳腐なシナリオだった。
資産家の屋敷で起こる連続殺人、村に古くから伝わる伝説との符号、果たして犯人とは! と、ワクワクする導入ではあるも、別になにか解かないといけない不可解な謎があるわけでもなく、事実関係を整理していくタイプの捜査を繰り返して犯人に近づいていく。
トリックやロジックを扱うミステリではなく、捜査の過程における人間関係の妙を楽しむのは主だろうか。
主人公が真面目な少年探偵で、助手のあゆみちゃんは同行せず別の場所で調査をする展開なので、テキストが本当にシンプル。
本筋に関係あることだけを集めていくため、ミスリードが全くなく、遊びが少ない。
特に折角のポイントアンドクリックやコマンド選択式なのに、おちゃらけたテキストがないのは、少し寂しかった。
と、ここまでは、流石に昭和の作品だから古いなあという当たり前を確認しているだけで、別に面白くなかったわけではない。
記憶喪失の主人公が右往左往しながら探偵をする序盤、二転三転する謎の人物の顛末、主人公自身も謎に組み込まれていく展開、そして最後に明かされる犯人の正体。
どれも意外では別にないので驚きはしないが、エンタメ作品としてきちんとツボを押さえていて、面白かった。
またリメイクによってシナリオは据え置きなものの、背景やキャラのビジュアルは非常に現代的なアドベンチャーゲームのクオリティだった。
特に背景がすごい。
単純に綺麗という意味でもすごいし、背景を駆使した演出も手が混んでいた。
フルボイスで声優さんの演技が楽しめるのも良き。
特に主人公の記憶装置が解決し、彼の事実が明らかになるシーンでは主人公演じる緒方恵美さんの熱演が光る。ここは演出的にはシンプルなテキストだけなこともあって、よりに。
櫻井孝宏とか、中村悠一とか、杉田智和とか、杉山紀章とか、三木眞一郎とか、大塚芳忠とか、緒方恵美とか、小山力也とか
適当に思いついたの並べてみたけどみんな苦手
特徴ある声だから使われるし、人気もあるのはわかってるんだけど、
むしろ自分はアニメ見てて「あっこいつの声か」って別の担当キャラとか中の人の存在が頭によぎるから苦手
気が散るというか、没入しづらいというか
声優全否定じゃんって言われそうだけど、毎回「このキャラいい声だな…あれまたこの人か、前も調べたわ」ってなるような、
尖った特徴がないけど聴き心地よくて毎回いいなと思い、そして次までには忘れる人もいるんだよな
つかないけどいい声だから好き
まあ声優も人気商売だからこんな奴ばっかじゃ商売にならないんだろうけど
だから櫻井孝宏の不倫についてのオタクの「この人じゃないとできないキャラが多すぎる」論に
好きなキャラを悉くいかにも櫻井孝宏!な鬱陶しい声でやってたから早く変えてほしいです!
って内心思ってる
A:マジの素人。
モデルやグラドル、歌手などそもそも喋ることが仕事じゃない系。
ボソボソ喋るし棒演技だしキレそう。てかこいつら素人じゃねぇか。
ニュースキャスターや芸人、アイドル、映画監督など演技をメインとしない系。
シュレック浜田やワゾウスキ田中、ロケットラクーン加藤などハマることもあるので注意が必要。
主に俳優など実写演技をメインとするが声優活動は行っていない系。
ハマることもあるし、ハマらないこともある。
声優事務所に所属しなぜか実写で歌って踊れるユニットを組まされる系。
ハンコ演技はそれなりにこなせるが、こいつ前もいなかったっけ?別の奴か?ってなりがち。
花澤香菜とか悠木碧とか早見沙織とか深夜アニメから出てきた系。
いつの間にか中堅声優になっていて一般アニメでも見かけるようになってきた。
ずーっとやっててすごい。
アニメのキャラクターたちのイメージを作り上げるのに大切なのは「声」でしょう。
まず名前が挙がるのは、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に登場した煉獄杏寿郎の弟・煉獄千寿郎(CV:榎木淳弥)です。「炭治郎の声より低くて違和感。かわいくて震えてるような声を想像してた」「ガッツリ青年の声でびっくり。でも泣きの演技はうまかったからいいと思う」
同じく多くの人が驚かされたのは、『劇場版 呪術廻戦 0』の乙骨憂太(CV:緒方恵美)でしょう。「高校生だし男性声優さんが担当すると思った」とキャラの年齢から、男性声優を想像する声が多かったようです。
最後は、『名探偵コナン』の安室透(CV: 古谷徹)と赤井秀一(CV:池田秀一)です。こちらは原作者の青山剛昌さんが『機動戦士ガンダム』を好きすぎるがゆえに、「アムロ・レイ」と「シャア・アズナブル」をモデルにしたことは有名な話です。「個性的すぎて違和感が……」「顔と声が合ってないよね」と違和感を禁じ得ない声もチラホラ上がっているようです。
いい加減にしろ。
「ディズニー新作オリジナルアニメの主人公の声合ってないな。女なんだからもっと高くてかわいらしい声にしろよ。」
「男のくせに声高すぎ。もっと男らしい低い声だと思ってた。」
「こういうキャラはこうあるべき」みたいな偏見と差別をまき散らしても未だに咎められない野蛮な国は先進国では日本くらいなもの。
めっちゃどうでもいい話なんだが「魔法少女俺」というアニメで緒方恵美が演じるチョイ役、チョイ役にしては重要キャラの改造人間一郷というキャラクターが出てきて、ニコ動で放送してるときそのキャラが登場して聞き取りにくいというコメントがたくさん流れたんだよね
でもそのときの声を聞いて自分がすぐ思ったのはこれはコンビニ袋越しの声を演じてるんだなってこと
呪術廻戦のファンだ。ジャンプ本誌で一話からずっと読んでたけど最初は普通ぐらいだった。伏黒と加茂の会話とかで笑えて、自分にぴったりハマっている気がして毎話欠かさずに読みアンケートでも投票していたが本格的に好きだと自覚して本屋に全巻買いに走ったのが虎杖と小沢の話。バトルシーンよりもここで「あ、ハマったな」って自覚した。んで東京都立呪術高等専門学校もこの時に買った。
一話から見守ってたとしても買ったのが後々なので古参とも言えないがそれから芥見下々のインタビューとか結構読んだ。面白いと思ったし、臭い笑えないでしゃばり過ぎという意見も理解出来るが齢三十の自分にはあのテンションが丁度良いエンタメって感じで展示イベントに赴いて芥見下々のコメントも読んだりしていた。すごく好きだった。
それで呪術廻戦映画化、好きなキャラは虎杖と乙骨なので大層楽しみにしていた。特に0巻はお気に入りの話だし、尺の長さも映画向きと感じていたので楽しみにしていた。
同い年の友人と聖地である百鬼夜行の場で見ようと約束して予定を立てたりした。相手は自分と同じく本誌一話から読んでいたが自分よりも先にがっつりハマっていた人なので二人で「人気になったな」「よかったよかった」とか老害っぽいこと語り合いながら見に行った。
で、緒方恵美だ。PVが出た時世間はまぁ荒れていたように見えた。特に若い女の子たちからの拒否反応が凄かった。正直言うと昨今の呪術廻戦はTwitterとかオタクとかに留まらず世間一般の読者層にも広まっていたし、元々一般向けだったのでオタクや女の子たちがギャーギャー騒いだところで……とは思ったが自分もPVを見た時は違和感が凄かった。
前述したとおり芥見下々のファンなので彼のエヴァへの想いはインタビューでも読んだ。かくいう自分もエヴァのオタクで、碇シンジがお気に入りのキャラだ。尚更違和感が凄い。凄いというか酷い。本当にこれは乙骨憂太なのか?と疑問が浮かんだ。
呪術廻戦は若いキャラクターには意図的に若手声優を起用しているように見えたし、年齢相応な声がアニメの魅力の一つだと感じていた。
若い女の子キャラにベテラン女性声優がついていると明らかに声質が年齢不相応でアニメに入り込めないことが多々あった。いくら永遠の17歳とか言っても無理あるだろってことは最近良くある。深夜アニメが爆発的に増えたハルヒからもう15年くらい経つのか?当たり前にあの頃演技派として台頭していた声優の声はお姉さんが限界になってる訳だ。ベテランなら尚更そうだ。
特に自分は逢坂良太とか松岡禎丞とかがで始めた頃に個性薄めの声優の出現に「声質に気が取られずアニメに集中出来る!」と喜んだ層なのでベテラン声優にありがちな個性の強すぎる声優が苦手だ。緒方恵美に関してはかなりの数のアニメで見てきて好きな声優だけれど高校生はもう流石に………と芥見下々の猛プッシュに引いたりしていた。
素晴らしかった。高校生の声がした。婆さんの声がしたらどうしようか?なんて不安は開始数分で消えた。音響が良かったのかもしれない、終わる頃には「乙骨憂太から乙骨憂太の声がした」と思った。声優ってすげえわ。緒方恵美のこと好きだからこそ嫌いになったら悲しいななんて悲観的な考えが飛んだ。勿論若い世代には違和感は残ってるかもしれないが自分は満足した。周囲に文句を言ってる人間はいないので案外評判は良かったのだろうか。