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はてなキーワード: 水滸伝とは

2023-12-21

anond:20231220145216

■十傑集とかい現代でも通じる平成アニメ

GR以外でもネタとして令和でも通じるのすごいよな

横山光輝キャラをうわべだけ使っただけやん」で一部老害が荒れているらしいが、ネタから現代でも何の問題もない

・混世魔王・樊瑞(水滸伝

・衝撃のアルベルトマーズ

・激動たるカワラザキ(マーズ

・眩惑のセルバンテスバビル2世

・暮れなずむ幽鬼伊賀の影丸

・命の鐘の十常寺(三国志

・白昼の残月(水滸伝

・直系の怒鬼(闇の土鬼)

マスク・ザ・レッド仮面の忍者赤影

・素晴らしきヒィッツカラルド(バビル2世

2023-10-06

anond:20231006102823

四千年の歴史といってるが韓国とはまた別に民族浄化・淘汰の上に成り立った現在の国だからなぁ、けっこう失伝しているのでは

三國志水滸伝漢文やらをよく保存してくれたとむしろ感謝してほしいくらいの立場やでこちとら

2023-09-06

あと7人増やして弁護水滸伝にするべきだった

2023-01-27

anond:20230127202741

三国志水滸伝も滅びの話ではあるけどあいつらクライマックス迎えたら急に適当になるから……肝心の滅び部分まじで雑いから……

2022-08-05

夏は昔の恋を思い出す

誰にも明かしたことはないけれど、恋多き人生を送ってきた。10代の頃はそれはそれは惚れっぽく、けれどお付き合いの具体的なイメージが沸かないから、すべての恋を胸に埋めて大人になった。大人になると途端に恋は人間関係と結びつき、恋人になるなり、失恋するなり、別れたり復縁したりと暮らしに影響を及ぼすようになった。

けれど、ただ胸の中にアルバムをこしらえて、目が奪われ体に火がついたような一瞬を大切にスクラップし、眠れない夜や開放的な歌を耳にしたときついページをめくってしまうような、眩しく淡い恋はあの頃で終わっている。そして夏が私にそれを思い出させる。

入学したときぽっちゃりした坊ちゃんみたいだった佐野くん。実はピアノが上手くてプログラミングにも長けていて、卒業する頃には背まで伸びて花より男子に出てきそうだったのに、おっとりと優しく人を立てる性格がずっと変わらなかった。

クラス替え自己紹介で将来の夢を聞かれて、低い声でぶっきらぼうに「DJ」って答えた佐伯くん。全く意味がわからなくて、大人っぽすぎてドキドキした。家に帰って辞書で調べて、ラジオディスクジョッキーのことと理解して、その夜はラジオから佐伯くんの声が流れ出るのを想像した。

ずっと一匹狼だった小山くん。いじめスレスレのいじりが起こるとすっと話題を変えていた。先生含め全方位につれない対応だったのに、裏表のない態度が一目置かれる存在だった。同じ小学校から進学してきたユカちゃんと話すとき笑顔けが特別だった。

ロッカーが隣で、ふっと中を覗かせてもらったら、ぴしっと教科書が整列していた坂上くん。ゲラゲラ笑う大胆な人なのに几帳面なんだ!と驚いて、自分ロッカーを見られないようにあわてて閉めたら目があってニヤッとされた。扉の裏にコピーした時間割がまっすぐ留めてあった。

くるくる天然パーマキュートだった加藤くん。ずっと冴ちゃん片思いしていて、冴ちゃんが誰と付き合ってても視線の熱が変わらなかった。一度男女混ぜこぜで鎌倉花火大会に行ったとき、一番はしゃいで盛り上げてくれたことを思い出す。あのときちゃん彼氏の呼び出しで早く帰ってしまい、それでも続く明るいトークには抱きしめたくなるほど痺れた。

その花火大会の日に家に寄せてくれた吉住くん。浮いた噂一つない柔和なカタブツで、誰にも平等に接するフェアなところを尊敬してた。ご両親とのやりとりも穏やかでユーモラスで、その後何度もみんなで家に通わせてもらった。高校柔道部に入ってあれよあれよと体が分厚くなり、人懐っこい熊のようだった。

眉毛一生懸命整えていた竹内くん。今思えばきっとノンバイナリーな人だった。男子グループに上手く馴染めていなかったけど、料理部に入って人は人自分自分って感じに対処していた。ミステリアスで目が奪われた。

バスケ部永田くん。学校ではまるで話したことなんてなかったけど、偶然電車で会ったとき、家のことや好きな本の話など、横浜藤沢まで楽しくおしゃべりできた。クラスメイトの陰口など一切言わなかった。鞄の角がすり切れていて、でも持ち手はきれいにしてあって、ものを大切に使うんだなと感心した。

テニス部藤本くん。華やかな容姿で人目を引いたのに、結局誰とも付き合わず、いつも友達とふざけているか本を読んでいた。一度バスの中で何を読んでいるか聞いたら水滸伝だった。読書するとお小遣いもらえるんだよねと言っていたけど、きっと本当に本が好きだったんだな。

藤本くんの親友で、ある日突然私に現国を教えてと持ちかけて水木くん。勉強なんてしてこなかったけれど、医学部に行くって決めたからと言っていた。弟の病気を直せる医者になりたいってそんな漫画みたいな‥と思ったけど、全力で学ぼうとする姿勢にはむしろ教わることばかりだった。卒業生総代になって、答辞添削を任せてもらえたときは胸が詰まった。

サッカー部で副キャプテンをしていたのに、引退試合の直前で怪我をしてしまい、試合には出れずコートから大声で指示を出していた榎木くん。試合終了が近づくともう何も声を出すことなく、ただ制服の白シャツがはためいていた。

回転ドアの向こうに、自転車の後ろ姿に、夏の朝夕、暑さが残る淡く眩しい光のなかに男子学生を見かけると思い出す。みんな素敵だった。私恋ばかりしていたけど、それは当たり前だった。

2022-07-11

小説を選ぶ筋肉が衰えてた

学生時代は通学路にお気に入り本屋があって、よく小説を買っていた。漫画より1円あたりで潰せる時間が長いから、暇な割に自由な金が少なかった学生にちょうど良かった。

北方謙三水滸伝ループしながら、伊坂幸太郎とか東野圭吾とかの新刊をつまんで、ハードカバー面白いけどすぐ読み終わっちうからブルジョア向けだなとか思ったとき岩波の棚でドストエフスキーを買って読んでた。電気羊、コンビニ人間騎士団長殺しローマ人の物語本屋に行って「次買いたい本リスト」の順番を入れ替えるのも楽しかった。

ただ、社会人になってからは変わった。ここ5~6年、本屋にふらっと立ち寄ることはなくなった。

一人暮らしで本を置くスペースが減ったのと、通勤路に本屋がなかったのと、読む時間が取りにくかったのと、そういうところが影響してるのかな。

電子書籍漫画を買うようになった。時間あたりで読める冊数が多いし、MP消費が少ないから。

近くの本屋小説が減っておまけ付き雑誌売り場が広くなっていった。

ところが、ここ最近ちょっと重めの病気をして仕事を休まざるを得なくなった。

膨大な暇が襲ってきた。

小説を読みたくなった。

普段漫画を買う感覚Kindleを開き、小説を買おうとした。

なんか買えなかった。

そもそも「欲しい本」がなかった。5年の歳月新刊トレンドに関する知識陳腐化させ、KindleUI古典的名著との偶発出会いを難しくさせたのかもしれない。

まあ、トップにあった異世界転生ものでも何でもいいから読めばよかったのにさ、変にこだわって読まないっていう判断をしちゃってるから感受性が枯れていくのだろうね。

筋肉不断努力で維持されなくてはならない。

anond:20220711063944

本気で選ぶセガサターンミニ収録タイトル予想2022夏 - 分析編2

サターンの読者レースから予想を立てる

BEEP! メガドライブ』の後継誌『セガサターンマガジン』にも読者レースは引き継がれた。採点の出典は『サターンゲーム世界ちぃぃぃ! サタマガ読者レース全記録』。

メガドラ時代に較べて全体的に採点がインフレ傾向にあることもあってかソフトの数がとにかく多い。

2022-06-03

日本二次創作オタク文化を巡る議論擁護規制派双方共に自分達こそ正義だと過激化していってるのを見ると

中国海賊版からまれ山寨文化って思考 “水滸伝梁山泊の様に過去に後ろめたいことしていたならず者であることは自覚している、でもこれからはこの力を良い事に使うよ!(完璧とは言っていない)”

ってのは上手い開き直り方なのかも そのおかげ(?)で深圳がかつての秋葉原を超えるカオスディープ都市として成長した訳だし

水滸伝本編と同じく最終的にお上に滅ぼされる可能性も高いけどそれまでは今の自由を楽しみまくるっていう覚悟の決まり方が実に大陸らしいというか

2022-05-25

ラブコメ本質ミステリであるというお話

基本的ラブコメというのは(特にコメ割合が少ない場合だと)、「最後相手を選ぶ」というルールけがシナリオキモとなる

その選択というゴールに向かい、各種イベントを配置してその積み重ねたイベントの数や感情の大きさにより最後選択に納得感を出す、というのがラブコメの基本となる

この仕組みは、ミステリにおいてよくある「真犯人あて」というのと同じである

本編中に証拠を積み重ね、その証拠の積み重ねによりトリックアリバイを崩して、最終的に真犯人となる人間を選出していく

これはなにも犯人や付き合う相手が一人だけとは限らない

少々ルール違反である双子である場合もあるし、その事件恋愛)にかかわった全員が「犯人」となる選択もあり得る

ただこの辺りは基本が「選択は一人でなければならない」という前提を用いたメタ的なトリックと言えるが、やはり選択をすることには変わりない

まりミステリラブコメ本質は似通ったところにあり、「イベント動機証拠を積み重ねていって最後にそれらが集合した結実として選択をし、その選択への驚き、そして納得により読者の心を動かす」ところにある

そう、つまりは読者に対して最後選択を驚くべきものにしつつ、かつ納得できるものにしなければならないのだ

しかし、この塩梅がとても難しい


例えばあからさまに正妻フラグを立てているヒロインが一人いたとしてその子とくっつくのが目に見えている場合、読者は納得するにせよ、他のヒロイン容疑者)は当て馬のように思えてしまう。これはミステリにおいて最初から怪しいと思っていたやつが犯人でしたという話であり、見せ方にもよるがあまりにも当たり前すぎて驚きがない


逆に全然フラグが立ってないぽっと出のヒロインとくっつく(終盤に出てきたヒロインとくっつく)というのだと、驚きはあるにせよ、納得はない

これは最初登場人物容疑者リスト)に並べられていない中で実は裏に犯人がいましたーと言っているようなものなので、まあミステリにおいてはノックスの十戒をあげるまでもなくともすればルール違反と言われても仕方ないところがある。

(だから主人公たちのあとから追加される後輩キャラは不遇であるし、選ばれないことが多い。ちなみに私はいろはすが好きである


まりミステリにせよ、ラブコメにせよ「最初から出していて、フラグを地味に立てつつ、しかし本編ではあまり目立つことなく、なんなら選択肢の範囲外ともいえる立ち位置(なんなら主人公親友や友人ポジション、味方になってくれそうな立ち位置)にいる候補」というのが、読者を驚かせつつ、かつ、納得のしやすさがあるものになっているわけである


よく幼馴染が不遇であるのはこの辺りが理由で、過去を共有している以上「正妻候補」として最も目立つ立ち位置にあり、ともすればエンディングがありきたりになりがち(これも積み重ねのせいではあるのだが)なのが原因である(詳しくは幼馴染 負けヒロイン検索されたし)


さて、ここで難しいのが、では作者が本編で最後に選ぶとしたヒロインの出番や露出はどれくらい出すべきか問題が出てくる

作者本人はヒロイン最後に選ぶことをばれたくないので、できるだけ隠そうとするわけだが、そうすると、他のヒロインのお当番回は本編中増えていく

逆に他のヒロインのお当番回が増えれば増えるほど、読者は他のヒロイン感情移入して、よりシナリオへの没入度が増していくのである


から最後に選ぶヒロインは目立たず、一見供給がそこまでないように終盤まで見せないといけない

これをバランスを崩した状態でするとどうなるかというと、ひどい場合だと「作者があたかキャラが嫌いだからあんまりさないようにしている」とみられる事態に陥る

作者としても不本意ではあるが、この辺り情報の押し引きにはかなりの作者のシナリオの力がいるところである


この辺り、読者の想定と作者の想定がずれると不幸になるなあ……とこの歌を聴きながら少し思った

https://anond.hatelabo.jp/20220523225431


蛇足

それはさておきミステリ構造埒外ラブコメというもの存在する

特にハーレム前提ラブコメではハーレム前提なので選択面白さというのはなく、主人公がいろいろな意味ヤバイスペック強者を落としていくというシチュが多く、それに惹かれて集まってくるヒロインという名の「仲間」を集める面白さになる。水滸伝とかワンピースの序盤とかキン肉マンとかそういう類の面白である作品も近年増えてきた

この辺り、「選択」をすることに疲れてしまった時に読むと最高にキマるので皆さんも探して読んでみてほしい

2022-05-11

お前はいいか北方水滸伝を読め

https://anond.hatelabo.jp/20220430203312

北方水滸伝は良いぞ。

まずキャラが良い。

原典を大胆に解釈しなおしたキャラ設定が最高。

話が進むごとに一部のキャラを除いてどんどん没個性化していく原典を先に読んでると「マジかよ!」て思っちゃうもん。

特に最強キャラ人気投票で見事1位を獲得した林冲はやっぱ最高だね。

心の弱さを抱えたままで、作中でいい歳したオッサンになってもまだナイーヴさの残る繊細なオッサンだ。

それだけ聞くとなんかウジウジしてめんどくさそうなオッサンだと思うかもしれないが、そのとおりなのだが、そのくせして本当に強い。

もうめちゃくちゃ強い。個人としても最強キャラ一角だが騎兵隊指揮官としても水滸伝では最優秀指揮官だろう。

北方水滸伝を読んだらお前は精鋭騎馬隊突撃最強厨になること請け合いだが、大丈夫だ、問題ない。

他には、途中から戦場林冲相棒っぽくなってる索超なんかもいいし、定番九紋竜史進なんかもクソ生意気で最高だ。

あと外せないのは青面獣楊志。奴の生き様は最高だ。

それから世界観も最高だ。

梁山泊革命勢力だと定義して思いっきカストロゲバラに寄せてるのだが、それがまたカッコいい。

もう革命最高、腐敗した権力は打倒せよって思っちゃうもん。クソ皇帝とかクソ宦官とか本当にブチ殺したくなる。

それくらい悪役もしっかり悪役として描いているってことなんだ。悪役が憎たらしいって良いぞ。最高だ。

拷問描写とかこれ絶対狂うよなと思う。俺だったら2時間ゲロちゃうわこんなん。

で、国vs革命勢力ってことで、梁山泊の財源をちゃんと描いてるのも最高だ。

だいたいこういうのの主人公側って「資金はどこからともなく出てくる」か「作中でご都合主義的に金持ちになる」もんだが、北方水滸伝では何故金持ちなのかがしっかり描かれる。最高だ。

その財源を巡っての特殊部隊同士の暗闘も最高だ。

正規軍とは別に諜報活動とか暗殺とかする特殊部隊がお互いにいて、お互いに闇の中でめっちゃやり合ってる。

主人公を引き立たせるために不自然にアホにさせられる悪役みたいなのに辟易しているお前、心配するな。

悪役側も一部を除いてちゃんと優秀だ。お互いに優秀だからこそ緊迫した戦いになるのだ。

無能な悪役もいるが、無能な悪役としてぶち殺される役回り完璧に演じてくれるから最高だ。

まあこれ以上俺が語るのも無粋だろう。読め。

1巻だと中盤までひょっとしてちょっとダルいと思うかもしれないが、長編の導入部だ。そこは我慢してくれ。

臭い男たちがどう生きて死ぬかを極めた北方水滸伝は最高だ。

全巻読んで物足りないなーと思ったら大丈夫だ、続編がちゃんと用意されている。

楊令伝を読んだお前は聞煥章最低だなと思いつつ勃起せずにはいられないだろう。

オッサンになった呼延灼に悲哀を感じ、そして勇気づけられずにはいられないだろう。

それでも満足できなければ岳飛伝がお前を待っている。

ようこそ大水シリーズ世界へ。

なおWikiを開くとネタバレの嵐なのでおススメできない。

2022-05-08

ネタバレから読み始める水滸伝

最終的にリーダー格が軒並み暗殺されて敗北するっていうのを興味持った矢先に知っちゃったけど、古今東西フィクションモデルになったアウトロー達は殺されてから更に神格伝説化して物語が発展するというパターンが多いか

寧ろ当時の読者も結末を知っている上で読んでるって考えたらちと面白い 高俅なんかある意味理不尽異世界無双される側の立場から見た転生者だと思ったら親近感が沸く さて読後はどんな印象になるか?

2022-03-17

舞台毒薬と老嬢」を見た(ネタバレ

 もともとが1941年ブロードウェイ演劇作品ニューヨークブルックリン舞台に、冒頭ではヨーロッパ戦争が始まったけどアメリカ平和でいいわねえという、奇しくも時事性が出てしまった感じの会話で幕が開く。1幕目は「ハリーの災難」のような死体隠匿をめぐるお話が中心。2幕目になってからは主に殺人鬼の兄の処遇をめぐるお話……でいいのかなあれは。

 ブラックコメディだの安楽死だのという触れ込みだから、なんかそういう社会派な中身なのかしらと思ったら、どうも本来パルプ・フィクション的なゴシックホラーパロディ作品だったっぽい雰囲気がある。フランケンシュタインアインシュタインコンビかいうどうしようもないダジャレも出てきたりするし。作品タイプとしてはラヴクラフトの「故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実」あたりが近いだろうか。主人公が自らの家族秘密を知ることで、自分も呪われた血族の一員であることを知ってしま絶望するが実は……というあらすじ。アメリカらしいピューリタン的な価値観が色濃く残る社会での実は私生児だったぜヤッホーというオチは「緋文字」とかあのへんのパロディとして見てもだいぶ面白い。というかお前牧師の娘と結婚しようとしてるのに私生児大丈夫か?

 ただまあそのへんのアメリカ文学的な骨組みはコメディとしての演出で追加されたドタバタ劇でうまいことカモフラージュされてる感じがなくもない。まあ、呪われた血族ネタは今となってはクリティカルポリティカルコレクト案件だし、作品賞味期限的にも相当ギリギリな感じもするからね。精神病院収監オチなんて今時バットマンじゃないと許されないのでは(偏見)。

 コメディとして見た場合、流石に古い作品だけあって笑いのテンポのんびりしている感じがあるが、そこはまあ演出俳優の力で追加されたドタバタ劇でだいぶ補強されている。まあ観客の大半はこっちを期待して見に来ているようなものだろうし。自分まさかアメリカゴシックホラー的なものが見られるとは思っていなかった。

 2幕目で劇作家を目指すアルバイト警官がメドレー一人芝居を披露する場面があるのだけれど、これがなかなかに見事。瞼の母から、こいつは春から縁起がいいわえで三人吉三、平手がどうとか言っていたからたぶん天保水滸伝、それとおそらく一本刀土俵入りと続けざま。演じているのはの嘉島典俊という人。ぐぐったら歌舞伎経験大衆演劇経験もある人らしい。新橋演舞場という和風舞台を生かした実にいいものだった。

 「ぼけ酒」というのがキーアイテムとして出てくるのだけれど、飲むとボケるとかそういうのではなくて、梅酒の要領で木瓜の実を漬けた果実酒のことらしい。子供の頃によく飲んでいたというセリフがちょいちょいあって、そういやうちの親も梅酒を水でうすめたやつを昔はみんなジュース代わりに飲んでたと言ってたっけなあと思ったり。

2022-03-05

水滸伝ポケットモンスター 天・地

Hello Kids!

キミはもう、たっぷり好漢つかまえた?

好漢108人つかまえたキミも、まだまだのキミも、 「百八星言えるかな?」に挑戦だ!

2022-01-29

諫言と佞言に振り回されるSNS人達

ツイッターはてなブックマークで告げ口に振り回される人達を見ると

太平記水滸伝オセローリア王が読みたくなる

乱世で末法なのである

2021-08-24

anond:20210821232550

漫画文化じゃなくて、歴史小説の1ジャンルではないかと思った

三国志水滸伝義経記太平記戦国期の下剋上話、幕末の倒幕運動なんか

 

漫画文化ではそんな規模が大きくなくて、70年代の反骨無頼80年代の不良カルチャーなんかの身近なお話が中心だった気がする

2021-08-03

anond:20210803180420

北方謙三水滸伝読みな

あのレベル作家ですらかなづちが溺れて人工呼吸されて口から水履いて魚出すみたいなくっそベタ描写やってるから

まり北方が言う事の普遍性だわな

ゴールデンカムイも言うならば単に冒険譚だろう

普遍性陳腐イコールではない

普遍を恐れるな

あとは取材の差でしょ

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