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2019-04-14

2019年アニメ 雑感想ネタバレ控えめ)

1月に書いたやつ

朗報2019年アニメ、見るの多すぎて死ぬ更新:2019/01/23

https://anond.hatelabo.jp/20190115161716

 

※ ★5 大絶賛 ★4 絶賛 ★3 良作

私に天使が舞い降りた!

引きこもりみゃー姉が可愛すぎた

ダメダメな子が好き

ロリコンアニメなようでいて、実は百合アニメである

みゃー姉ははなが好きなだけでロリ好きとは言えない

(ところで原作者同人の頃から知ってるので何か変な気分だ)

★5 BD購入済 原作読まなきゃ!

 

ケムリクサ

完全に尻上がりだった

たつきアニメは丁寧に調理された料理のようだ

非常に繊細

構成弐瓶勉に似ている

 

ダメだ、上手く書けない、星野源レビューを読んでくれ

https://miyearnzzlabo.com/archives/56087

 

★5 BD購入済

 

かぐや様は告らせたい

原作読んでしまった

こういうこっ恥ずかしいアニメ好き

赤坂あか先生はすごいね

ナレーション芸はアニメ映えしていて面白かった

ただ少しアニメは硬かったかな、もうちょい踏み込めたはず

ウルトラロマンティック見たいよぉ・・・3期までやらなきゃならん

★4 BD迷っている

 

モブサイコ100

少年バトル漫画ハイクオリティアニメを見れるという幸せ

ありがてぇなあ

3期はあるのかな?ラストまで行けるはずだが

海外の反応アニメシリーズと一緒に見るのが楽しい

★4 それでもONE原作には及ばないんだよなあ

 

上野さんは不器用

今期のダークホース

基本的上野さんが変態過ぎる

そこがいい(合う合わない出そう)

田中は徐々に普通になっていってよかった

そして鬼のように良いフェチ度増し増しな作画と、定期的に変わるエンディング

良いものを見た

汚い恋愛頭脳戦とか言われててワロタ

★4 BD買いたい

 

 約束のネバーランド

原作読了その2

原案作画が別れているタイプで、ストーリーが非常によくできていた

引きが非常に強くて◎

2期やるみたいだね

 

残念だった部分も結構あるが、俺が原作厨になったからだと思う

許容範囲内だけど、アニメはまった人は原作も読んで欲しい

 

これも海外の反応アニメシリーズが楽しすぎた

あのシーンとか、あのシーンとか、皆絶叫しててまさに愉悦

★4 2期は雰囲気が変わるけど大丈夫かなあ

 

 盾の勇者の成り上がり

1話は正直嫌いなんだけど(第一王女w)

その後結構面白かった

というか、全体的に丁寧だね

★4

 

転生したらスライムだった件

漫画読んでしまった

漫画最高に面白かった

アニメは2クールちょっと駆け足だったね

でもミリムとリムルが可愛かったから許す

ヴェルドラ日記が見れてよかった

★4 漫画は★5

 

えんどろ~!

ストーリー面のクオリティ上下しかったけど、振り返ってみれば結構楽しめた

きらら系のオリジナルもっと開拓して欲しい

まおちゃんが裏主人公だね

★3

 

賭ケグルイ

原作追いついてるじゃねーかw

塔の話が見れたのでよかった

シリーズだいぶ広がってきたけど、アニメどこまでできるだろうね

★3

 

以下止まってしまったやつ↓

 

五等分の花嫁

何かアニメ違和感があったので、途中で止めて原作を読むことに決めた

 

ブギーポップは笑わない ★3

13話くらいまで見たけどちょっと忙しくて2クール目が止まってる

面白いよ

おいしいところだけ持っていくブギポ

 

どろろ

何故か止まった、見る気満々なんだけど

 

江古田ちゃん

6話くらいまで見た

 

魔法少女特殊戦あすか

見る気だったんだけど、アニメの数が多すぎたな 3話で止まってる

 

同居人はひざ~

アニメの数が多すぎた

 

バーチャルさん

うむ

 

ぱすてるメモリーズ

せやな

 

マリアナフレンズ

元ネタ分からん

 

総評

大豊作でした

アニメ見たせいで仕事時間が削れた

わたてんは1日3回くらい見てた

ありがとうアニメ

 

蛇足

ゾンサガのライブ佐賀県アルピノ(600人)に決まった

そして円盤に優先抽選券がつくらしい

あかん、また円盤売れてしま

 

関係ないけど、アニメ感想書くところは俺も作ってるところ、今クール中には出したいなあ

でも既に既存サービスはいっぱいあるので、俺がここに書いてるのは気まぐれでしか無い

アニメ反応シリーズプラットフォームも作りたい、けどあれは外国人からこそ良いんだろうか

2019-03-31

僕がケムリクサを評価できない理由

こんなタイトルを付けているが最初に言っておくと自分ケムリクサアンチというわけでも、たつき監督アンチというわけでもない。しか特筆して好きというわけでもなく、ただ毎クール放送される様々なアニメを見ることが趣味の一介の視聴者である

また、制作側の予算スタッフの人数、制作期間等は視聴する側にとっては一切考慮するべき事柄ではなく擁護する要素にはなり得ないので最終的に出てきた作品の完成度のみについて語ろうと思う。

さて、1話から毎週視聴して先日最終話を迎えた本作についてツイッターをはじめ様々なところで絶賛されていることはご存知の通りだろう。

世界観構成、設定を小出しにする脚本ボーイミーツガールを軸にしたドラマの描き方。主観ではあるがアニメ脚本としては充分に面白い作品の部類に入るものだったと思う。

問題映像だ。

言い方は悪いがはっきり言って“ショボい”。この一言に尽きる。

キャラデザの頭身や絵柄については好みの問題であるからここはあえて言及しないでおく。

しかしそれを差し引いてもキャラクターの表情や動きが硬く声優の演技とまるで合わない。

戦闘シーンに迫力がない為にやたらと間延びしているように感じる。

主にこの2点が特に問題だ。

最終話の終盤でりんが泣いている場面などは感動的なシーンであるはずなのに、表情も演出も単調でその後の「好きだ」の一言が出るまでに冷めてしまたことは否定できない。

更に言えば今期だけでもクオリティの高いCGアニメ複数あることが余計に映像の質の低さを際立たせてしまっていて始末が悪い。

他のアニメに触れていないというので追記しておこう。ケムリクサを絶賛する人の中で果たしてこれらのアニメを全て視聴している人がどれだけいるのかは僕の与り知らぬことではあるが、例えば今期で比較対象としてアクションシーンを含むCGアニメ作品を挙げるならばrevisions、荒野のコトブキ飛行隊がある。revisionsはメカアクション、コトブキ飛行隊は空戦を描くことへの変態じみたこだわりを感じる。言うまでもなく両作品とも話の内容もしっかりとしている上に映像作品としてとても見応えのある仕上がりとなっている。

上記2作くらいの映像ならばきっと僕もいちいちこのようなエントリーを書くことはなかっただろう。

他にも、バンドリ2期もCG作画手書き作画の頃よりも安定感がありとても見やすくなった印象だ。またけもフレ2もたつき監督時代より映像面ではブラッシュアップされていることは確かだろう。

(Dimensionハイスクールバーチャルさんはアニメといっていいのか微妙なところなのでここでは置いておこうと思う)

またCG作画にこだわらなければ今期ダントツトップ作画、画面の力強さはやはりモブサイコだろう。本作は原作こそ絵は上手くはないがアニメでは細かな日常仕草から派手なアクションまでとにかく動く。劇場作品並みの動きを毎週叩きつけてくる。話はギャグに寄った回が多いものの圧倒的な作画で画面に食いついて目が離せなくなるほどだ。これこそアニメ醍醐味である

他にも約束のネバーランドどろろ、私に天使が舞い降りた!、盾の勇者の成り上がりかぐや様は告らせたい、前期から続く風が強く吹いている転生したらスライムだった件ブギーポップは笑わないSAOアリシゼーションの4作も内容、作画共に僕の中では評価が高い。特筆して作画が良いわけではないが面白い作品なら今期だけで他にも沢山ある。

ここでファンの方であれば先に僕が述べたように「話は面白い」と考えるだろう。

先ほど言った通り、特筆して作画がいいというわけではないが話が面白い作品ならば他にも沢山あるのだ。例を挙げなかった中の大半は作画は悪くないものばかりである

それほどまでに今のアニメというのは「作画がいいのが当たり前」になりつつあるように感じる。

からこそ映像面でのマイナスは悪目立ちしてしまうのだ。

では、今までアニメを見てきて作画が良くないということを理由に高く評価できない作品に一度たりとも出会たことはないのだろうか。もしかするとそういう方も居るかもしれないが、アニメに触れてきた大半の人には心当たりがあるのではなかろうか。

例えばアニメ化が決定した大好きな漫画小説ゲームがあったとする。そしてケムリクサの映像クオリティアニメ化されたとする。

人それぞれではあるだろうが少なくとも僕だったらがっかりする。それはもう尋常じゃないほどにがっかりする。実際にそのようなアニメ化を経て「クソアニメw」などと言われて涙を飲んだこともある。

オリジナル作品の利点はメディアミックスでない分、原作ファン広告としての話題性等の期待というもの存在しない点だろう。だが裏を返せばアニメというメディアを選んだ以上は映像作品としていかに魅力的であるかは非常に重要な要素だと僕は考えている。

要するに「話だけで良い」のなら「アニメである必要はない」ということだ。

ドラマCDでも小説でも良い。漫画ならば絵の上手さはかなり重視される。アニメも同じである

世に言う名作の中でも作画が悪かったらここまで評価されていないだろうという作品は両手では数え切れないほどあるのではなかろうか。

勿論話がつまらないのは論外なのだが、話が死ぬほどつまらなくともキャラクターの表情や迫力のあるアクションシーン等作画が良い為に何となく面白く感じてしま作品もあるほどに、映像アニメの顔と言える。

この作品を絶賛するということは、僕にとってはすなわちアニメの顔たる映像を「どうでもいい」と言い切ることに他ならない。

無論、作画だけで評価するわけではない。脚本演出声優の演技も、それらを含めた作品に関わる全てが必要な要素である

あらゆる作品に多くの人が関わり、より良いものを作ろうと様々な研鑽を積んでいる以上、それらの努力集大成を一つでも「どうでもいい」などと切り捨てるようなことは口が裂けても言えないし言いたくもないと思っている。

からこそ、ケムリクサは手放しで称賛することができないのだ。

こんなことは自分の中に留めておいてわざわざ人に言うまでもないことだということは重々承知している。だがあえてこうして書いたのはケムリクサを評価しない人間=アンチといったような言論を見かけ、とてもではないが自分の感じたことをそのまま言えたものではなかったからだ。

僕と同様の感想を抱いてる人はツイッター等でも時折見かけている。まとめではひどい叩かれようで過激コメントが大量についていた。

これはケムリクサだけに言えることではないのだが、もしも周囲の風潮に合わせてなんとなく賞賛している人がいるのであれば素直に感じたままを自分の中に持っていればいいと思う。作品評価できないからといってアンチというわけではないし、作品に対して抱く感想は人それぞれなのだから他人に口出しされるものでもなければ合わせるものでもない。

人が増えればそれだけ様々な感想が出るのは自然なことであるから、同時に他人意見全否定アンチ認定するような過激人間も湧いてきてしまうのは致し方ない事態ではあるが度し難いものがあるというのは否定できない。

からこそこうして僕は僕だけの感性視点を持ってケムリクサについての感想を述べた次第だ。

繰り返し言うがケムリクサの話の構成等は面白かったし、これはケムリクサアンチでもなければたつき監督アンチというわけでもないただアニメが好きなだけの一介の視聴者個人的感想である

2019-03-13

アニメ方法論がアニメの質を落とし始めている

昨年度、サクラダリセット、というラノベアニメ化した。

この原作は本当に名作で、作者は今もまた別の名作を書いているから恐らく今後もっとヒットするだろうし、デビュー作の本作はラノベながら今後100年ことあるごとに名前が挙がり続けるであろう。そういう作品アニメ化であった。

ところがこのアニメは当初辛めの評価をうけた。わかりにくい。うごきがない。ハショりすぎ。第4話まで見ろと言われていたから第4話まで見たが、やっぱり切るわ。そういう感想が相次いだ。

俺は原作が大好きだったから、お前らの気持ちはわかる……ぐぐぐ……しかし……という気持ちでそのまま見た。

するとどうだ。このアニメは話が進めば進むほど演出が良くなり続けて、最後には大満足の結末を迎えた。やりゃあできるじゃねえか!

 

今年度は、ブギーポップは笑わない、というこれまた超名作原作アニメ化している。

この原作が本当に名作で(以下略

ところがこのアニメは当初辛めの評価を受け(以下略

俺は原作が大好きだったから(以下略

するとどうだ。後になればなるほど良くなってるじゃねーかよ。案の定夜明けのブギーポップほんとよかった。

 

あれなんだよなあ……たぶん、冒頭4話までに盛り上がりどころを持ってこないと死ぬ、みたいなことに縛られ過ぎて、冒頭の演出が肝心かなめのところでダメになってるんじゃないかなあ。

端折るべきじゃないところを端折って、我慢して4話まで見ている勢が話を理解できずに、かえって切ってるところがないか

冒頭はほんと大事なんだ。それはそうだ。

だったら「4話までに」とかいう例の文法は、一回捨て去ったほうがよくないか

冒頭の話の質がよいことのほうが、よほど大事だろうがよ??

どうでしょうか、増田たまたま見ているアニメ識者の皆様のご意見は。

2019-02-28

[] アニメブギーポップは笑わない』の各話タイトルにキレる

アニメ版ブギーポップは笑わない』、その14話以降が「オーバードライブ 歪曲王」編とされていることにキレたい。

公式サイトキャラクター紹介欄ではそうなっているし、

http://boogiepop-anime.com/character/

ナタリーなど各種ニュースメディア記事でもそうなっているので、間違いはないだろう。

2月28日現在、まだ14話は放送されていないのでもしかしたらタイトルは変更になるかもしれないが、まあ99%このままだと思う。

このアニメシリーズの内容についての評価は、ここでは話すつもりはない。人によるだろうし、そんなことよりこのタイトル問題文句を垂れたい。

原作未読者の中には、ここまで読んで「いったい何にキレてるんだ?」と思う人もいるかもしれない。だから順を追って説明する。

今回のアニメシリーズでは、各話タイトルを新たに個別に付けるということはせず、原作の書名に1、2、3……と付けて各話タイトルとしている。

それはいい。オリジナルで凝ったことをしようとすると、アニメスタッフ原作センスの違いが出てしまってミスマッチになることもあるし。

以下、これまでの各話タイトルを見ていこう。

1話~第3話は「ブギーポップは笑わない」編。

原作タイトルそのままだ。

第4話~第9話は「VSイマジネーター」編。

原作タイトルは「ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 1」および「~PART 2」。

ブギーポップシリーズは、多くのタイトルが「ブギーポップ・〇〇〇 ■■■■■■」という形式になっており、

ブギーポップ・〇〇〇」が副題、「■■■■■■」がメインタイトルだと多くの原作読者は捉えていると思う。

原作本の表紙を見れば、そう捉えるのが自然だろう。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00QWGYZY8/ref=series_rw_dp_sw

とすれば、PART 1と2を合わせつつ、メインタイトルの「VSイマジネーター」編とするのは納得だ。

10話~第13話は「夜明けのブギーポップ」編。

ちなみに、上段で説明した副題とメインタイトル方式に当てはまらない作品は、現在ブギーポップは笑わない」と「夜明けのブギーポップ」のみだ。

ということで、副題もないから書名そのままになる。

そして、第14話~が「オーバードライブ 歪曲王」編。

原作タイトルは「ブギーポップオーバードライブ 歪曲王」。

前述の副題とメインタイトル形式に沿って言えば、「ブギーポップオーバードライブ」が副題、「歪曲王」がメインタイトル

原作の表紙でも、「歪曲王」が大きく配置されており、「ブギーポップオーバードライブ」は上部に添えられている。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00QWGZ2YU/ref=series_rw_dp_sw


ここまで読めば分かると思うんだけど、「オーバードライブ 歪曲王」編というのは、副題の一部をメインタイトルの頭にくっ付けてしまった、訳の分からないものになっている。

オーバードライブ」はブギーポップについての話であり、ブギーポップオーバードライブなのである

オーバードライブ 歪曲王」では、歪曲王がオーバードライブなことになってしまう。

オーバードライブって何?ってことについては原作を読んでくれ。そこについての明確な説明はなかったと思う。

もしこの形式を他の原作タイトル適用するなら、「ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ」は「イン・ザ・ミラー パンドラ」編になる。

ブギーポップミッシング ペパーミント魔術師」は「ミッシング ペパーミント魔術師」編。

こうなると、もう明らかにおかしい。

というか、これと同じ形式にするなら、「VSイマジネーター」編は「リターンズ VSイマジネーター」編になっていないとおかしいのであり……

まりシリーズ内でのタイトル付けの整合性も取れていないのである

なんでこんなタイトルになったのか? 邪推するなら、こうだ。

「話タイトル原作そのままでいいっしょ!

 でも、『ブギーポップ』って単語シリーズタイトルと被るから、話タイトルから省くか!『オーバードライブ 歪曲王』編!

 『夜明け』編じゃ意味からいから、これは『夜明けのブギーポップ』編で……

 んー、それでも『リターンズ VSイマジネーター』編は長いから、『リターンズ』も省いて『VSイマジネーター』編!」

…………正直、こんなアホな理由タイトル付けをするスタッフによってアニメ化がされているとは思いたくない。

でも、この他には現状の各話タイトル説明できる理由が見当たらない。





というかなんでこんなことになる!? ただ、「歪曲王」編とシンプルに付けるだけでいいだろ!

「歪曲王」だぞ!? 

人の心の中にある歪みを黄金に変える「歪曲王」!

個人的ブギーポップシリーズ内の「このフレーズを思いついた時点で作者の勝ち」ランキング1位の!

たった3文字で、それこそ黄金のように輝きを放つこのタイトルを、なんでこんな間抜けな響きに変えるんだよ!


アニメスタッフの……監督でもシリーズ構成でもプロデューサーでも誰でもいい、

なんで誰も「このタイトル付けおかしくない?」と言えなかったの?

原作を読み込むどころか、原作の表紙を見れば分かることだよ?

ほんと、頼むよ。

2019-02-10

今の時代小説に『異空のレクスオール』ってタイトル付けたら作者のオナニーって言われるのか・・・

キノの旅』「キノってなに?」『ブギーポップは笑わない』「ブギーポップって何?」みたいなもんだよね・・・

2019-02-08

実際、90年代ってどれぐらい治安が悪かったのか?

ブギーポップは笑わない」っていうアニメが今放送していて、見るとすぐ路地裏つれてって集団暴行しようとしてて笑う

90年代原作出たらしいけど、当時はそんなにみんな乱暴だったのか

2019-01-29

2019年アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く その1

 こないだ「宇宙よりも遠い場所」いしづかあつこ監督のインタビュー記事内で「ファンにできることはありませんか」という質問に「「このアニメが好き」って、一言発信していただくだけで、すごくうれしくなりますね。」と答えていたのを読んでふと「案外こういう怪文書でも巡り巡って彼らの活動支援になったりするのかなぁ」なんてことを思ったので感想を書くことにした。ちゃんと見てから感想書きたい気もするけれど、以前よりもいの完走レビュー書いたときは1ヶ月費やしたので時間の制約上1〜3話程度の感想になっている。

 それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その3

2019年冬アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その4

配信情報について

 ~独占…対象サービスしか配信してない

 ~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信

 ~のみ最新話無料対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信

 言及なし…複数サービスで全話見放題/最新話無料

 

 私はTVアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。

感想(上の作品ほどモチベ高め)

かぐや様は告らせたい

 恋のデスノート。やっぱりA-1 Picturesラブコメ面白いラブコメの中では圧倒的にセリフ量の多い会話劇。

 テーマとして恋愛頭脳戦を掲げているので、メインの二人が「表情に出さないけど思考フルスロットルさせ、頭の中がカオスになっている」っていう様子を面白おかしく絵にする難しさがあるんだけど、あの手この手で彼らのジェットコースターみたいな心情変化を演出している。

 BGMアレンジといい「恋愛頭脳戦とかいう新しいことをやってるみたいでその実、思春期真っ只中な高校生男女なんやで」っていうベタな部分を昭和チックなラブストーリー調に演出するとこが非常に良くて、あくまで二人が大マジで恋愛を繰り広げているからこその面白さ(大マジだからこそ面白いっていうのは「月間少女野崎くん」もそうだよね)にちゃんフォーカスしている。不意にときめいた瞬間を「ラブ・ストーリーが突然に始まりそうな曲」で笑わせてくるところとか最高だった。どういうオーダーしたらあの曲になるんだろう。

 そして青山穣によるイケボ解説が最高。最近良かったナレーションだと「ティラミス」の大塚明夫陰毛役)、「プラネットウィズ」の小山力也おっぱいのくだり)、「ダグ&キリル」の上田燿司(本作のノリはコレに近い)とか。淡々としているようで、ちょくちょく感情を見せてくる生きたナレーションが全体的なテンポ感を規定している感じがあるので、冒頭のあれは毎話必須な気がする。

 「かぐや」はともかく「御行」「藤原」っていう独特なネーミングは竹取物語登場人物元ネタなのね。そのメイン3人のキャラデザについて。原作者インタビュー記事に「まつげを『女性漫画家の書くまつげ』っぽくしてほしいってお願いした」みたいなこと書いてたけど、確かにかぐやと御行の目元が非常に艶っぽくて、ラブコメしからぬ奥ゆかしさを印象づけてる。個人的畠山監督作品の「静かに視線を伏せる男性キャラ」が好きなんだけど(「昭和元禄落語心中」の菊比古師匠ことなんだけどね)、本作の御行も単に目つきが悪いっていうだけではなく、見栄っ張りでありながら動揺しやす性格ちゃんと表情に現れててすごく好き。一方のかぐや様も御行ほどではないにしろ目つきが悪い(やや吊目ぎみ)のに表情が豊かで、しかベクトルが「侮蔑」「焦燥」「優越」「失望」「失意」とか、そっち!?な方向。それでいて、ときめいた瞬間のかぐや様めちゃくちゃ可愛いっていう。

 作者天才かよって思うのが「頭脳戦ゆえ落とし所が難しい話の流れをジョーカーこと藤原千花のサーキットブレーカーというかインターセプトが鮮やかにキマって、ちゃんと短い尺の中でオチがつく」という構成藤原キャラクターとしての自由度が高いのもあって毎回不意打ちを食らっちゃう。また藤原はメイン二人と比べて柔らかい線で構成されたキャラデザなので、メイン二人のきつい目が交互に映る緊張感からの、柔らかい線で描かれた千花の目が映ることで緊張→緩和の流れが出来てるので、どうあっても笑ってしまう。そういえば御行の急な行動→かぐや様がときめくっていう流れのときも、かぐや様は全体的に柔らかい線になるよね。かわいい。そういう部分も含めて緊張と緩和の流れが完璧なので、何度でも観て笑える。1話もう20回位観たかも。早く3話観たいな。

 話題OP水野良樹作曲。すっかり「いきものがかりの人」からアニソンの人」になりつつある。

 

ブギーポップは笑わない

 「濃いアニメを作るスタジオ」ことマッドハウスの新作(監督含む主要なスタッフ的にはワンパンマンとかACCA13区の布陣)。20年くらい前に書かれたライトノベル原作現代舞台にしたSF(少し不思議サスペンス会話劇。

 クオリティが高いというのもあるけれど、作りが完全に映画のそれ。各シーンをぶつ切りしていく演出とか、その中で登校シーンみたいなリフレインを入れて時間経過を表現してたり、ブギーポップとの会話で変化する主人公感情日常生活の行動を切り取る形で淡々表現してたり、凄く尖った演出になってる。写実的な背景(背景:アトリエ・ムサ)も気合いが入ってて、屋上のシーンで敢えて遠景のカットが多い。リアリティの強い世界観を持った作品

 あと劇伴が印象的。本作の劇伴は「聲の形」「DEVILMAN」でおなじみ牛尾憲輔。穏やかなのに心がざわざわする美しくて豊かな音楽聲の形っぽさを感じるんだけど、不穏な空気シンセの重低音で表現してたり、カットの切り替わりで音楽をぶつ切りして、直後の無音で緊張感を演出する等、映画劇伴で使う手法地上波アニメでやってる感じがある。あの音ってスマホで出せるのかな。サントラ欲しい。

 その会話も、ブギーポップという非日常存在に、学校という日常空間(会話する場所は必ず校舎の屋上)の中で会うっていう、ブギーポップ実存性(不確実なはずなのに、確かそこに存在しているっていう感じ)が凄く不思議。そういえばそんな話を二人もしてたっけ(多重人格についてのくだり)。あと同級生との、少し距離感を感じさせる会話なんかすごく小説っぽい。

 会話劇として「あの作品っぽいなぁ」みたいな作品をいくつも思い出すけど、(このライトノベル刊行された時期的に)私がこれまで触れてきた多くのライトノベル作品が「ブギーポップは笑わない」の下流存在しているわけで、非常に感慨深い。

 それにしても、ブギーポップを演じる悠木碧すっげー。中性的な声を持つ声優さんって貴重だけど、その中でも特に、声に含みがありすぎる感じ(本人もよく「私の演技は情報を詰めすぎてしまう傾向がある」と言ってる)がたまらない。あと宮下藤花も悠木碧が演じてるってことに最初気づかなかった。

 EDは「やがて君になる」のOP曲でおなじみ安月名莉子xボンジュール鈴木。すき。

 

荒野のコトブキ飛行隊

 水島努x横手美智子の新作。空飛ぶ用心棒日常アニメ。またバンダイナムコからスマホゲーム配信予定。

 水島努監督作品ガールズ&パンツァー」が「清く正しく美しい戦車の可愛さを描く、女の子が中心の世界」なのに対し、本作は「ならず者のはびこる男社会の空を、プロペラ機で逞しく生きる女の子の話」なので、決してやさしいせかいではない。戦闘シーンが両方共ガチなのは共通

 アニメーション制作をGEMBA(CG)、ワオワールド作画)が行っており、主要キャラ(コトブキ飛行隊、飛行機)が基本的3DCG。対してモブ作画キャラなので、3DCGキャラ作画キャラが同じ絵の中にいる不思議アニメに。3DCGキャラの利点として、細かい作業を行うときマジでかい作業)の手元がちゃんとしているところと、飛行中の機体を引きで見たときの良さが際立ってる(実際、作画モブキャラは飛行中、引きの絵が無い)。あとトゥーンレンダリング調のキャラに対して飛行機写実的。なんか3Dゲームに出てくる飛行機みたい。年季の入った感じとか、個性のあるペイントとか。

 相変わらずミリタリー関係演出ヤバイ。まず怒涛の専門用語による会話から始まる戦闘。何言ってるか全然わかんない。艦橋で交わされる、ウィットに飛んだテンポの良い会話はさすが横手美智子って感じ。そしてほぼ完全再現?される出撃前儀式。いやその計器を指差し確認されてもわからんし。燃料とか油圧とか確認してるんだろうけど。機体は既存飛行機が今後も登場する模様。1話は隼、紫電零戦。その後敵機とドッグファイト突入するけど、ガルパンでもあった「回転する砲塔視点」みたいな視点結構使われてて、機銃視点で天地がくるくる回り、敵機と追いかけっこしながら銃弾が飛び交うシーンが続く。攻撃側の狙う場所が(アニメ的には飛行機の胴体を攻撃するのが絵的にわかやすいんだろうけど)羽根の付け根部分を射撃→燃料タンクに着弾→燃料が漏れる→引火→爆発っていう描き方がガチ過ぎて笑った。着弾した場所ちゃんと弾痕あるし。他にも、相手の後ろに取り付いて攻撃するっていうパターンが徹底されている上に「後ろに取り付いてきた敵機に対して、急制動による捻り込みで背後を奪う」からの「エース機と思しき敵機に捻り込みを使って背後を取ろうとするも、裏をかかれて被弾」とか。主人公を追い詰めた敵機がとどめを刺そうとしたタイミングタイムリミットになり引き返すシーンも、一瞬だけ燃料メーターを映して「燃料が帰還分しか残ってないよ」って演出したり。機体をフラフラさせて煽るシーンは笑った。どんだけ描写を練ってるんだ。同じ空戦でも「ガーリー・エアフォース」とかなりベクトルの違う魅せ方なのが素敵。

 で、音がブッチギリヤバイ空間的な変化を丁寧に反映した音響はさすがとしか言えない。大音量ヘッドフォンか、部屋が震えるくらい大音量スピーカーで視聴推奨。出撃前後で言うと、出撃前はエンジンのドコドコ音が響いていて、滑走路を走行エンジン音が徐々に変化してるのに加えてタイヤのガタガタ音が重なり、空中に出た瞬間、空間的な広がりを感じるエンジン音と風切り音に。風切り音も通常飛行と雲の中を進むときとで音違うし。縦に旋回する時、機体がギシギシ軋む音は感動した。機銃の音も、発砲する機体が映ってるとき発砲音は乾いた音(パパパン)が聞こえるが、撃たれる側が映ってるとき、遠くで鳴ってるような残響(ボボボン)になってるとことか。命中した音も、近くだとキキンッっていう軽い音と弾丸の風切り音が混ざってるが、引きだとガガンッっていう重い音に変わってたり。

 音楽ガルパンに引き続き浜口史郎戦闘シーンの音楽めっちゃかっこいい。ミリタリーストリングスの相性って抜群だよね。

 ちなみに戦闘シーンはガルパン以上に説明的な会話が無いので、ニコニコ動画ミリタリーに詳しい人たちと一緒に観たほうが良いかも。私も全然わかんない人なのでニコニコ動画コメント付きで観ようかな(音のクオリティ的に、ニコニコ動画品質妥協しづらい…)。「解説つけなくても視聴者は付いてきてくれるはず」という水島努監督の強いメッセージを感じた。ちなみに毎週更新公式webラジオレシプロ機の詳しい解説を見ることができたり、できなかったりする。

 

盾の勇者の成り上がり

 「メイドインアビス」のキネマシトラスによる不条理文学。2クールかけて主人公が成長する姿を描く。原作はなろう系小説1話は1時間スペシャル

 最近よくアニメになってる異世界転生(転移?)モノだけど、オバロとか転スラのようなヒロイズムと大きな距離がある。こういう作品共通した性質としてゲームライクな世界観というものがあって(本作のゲームライクな演出は「デスマーチから始まる異世界狂想曲」に近く、絵としてのGUI結構練られている)、主人公がただの村人Aではないこと(異端というか特別)の記号になってるんだけど、本作の主人公俗物的で、上記のようなヒロイズムに対するポストヒロイズムみたいな感じ。勇者D(X人目)。転生によってアドバンテージを得た勇者が転生先で成功するお話に対し、本作は転生によってディスアドバンテージを得た主人公が、転生先でそれに抗う、あるいは異世界人のように逞しく生きながらえるお話

 王前で主人公慟哭するシーンは、異世界生モノの持つ「現実世界において「自分社会から不当に虐げられている」という漠然とした不満のようなものを持っている人たち」というメッセージを強く表現してる。なんとなく「風と共に去りぬ」を思い出した。風と共に去りぬ南北戦争を描いた小説で、差別不条理と戦う女性お話、だっけ。本作における「剥がしたり消したりすることのできない盾」は彼が例の勇者であり、同時に排斥対象であることを知らしめるレッテルになっていて、彼が戦っているあらゆる不条理がこの「盾」に集約されている。そういう意味では、最初に仲間になったのが奴隷っていうのも大きな意味があるよね。

 面白いのは「1ヶ月後にやってくる敵の襲来」というイベント。彼が勇者である以上逃れる術はないので実質的に盾と同じ不条理象徴ではある(特に2話は、「襲来を乗り切って生き残るんだ」というセリフが何度も登場する)んだけど、同時に彼がただの大罪人ではなく世界一利用価値がある人間であることの担保になっていて、ワンチャンあらゆる不条理を打ち負かす可能性を秘めていること(世界に借りを作ることができる)。タイトルはそういう意味なのかな。

2019-01-28

ブギーポップは笑わない

ブックオフで見かけたときわず二度見したよ。

もう一度よく見たけどやっぱり、ブギーポップは笑わない!だった。

その横にはブギーポップは笑わない!!まであったよ。

小さい文字アニメシナリオ集と書いてあったけど、アニメブギーポップって原作全然違うんだろうことがタイトルだけで理解できた。

たった一文字文字、それも発声に違いを与えるだけでそれ自体が音を持たない文字でここまで違いが出るんだな。

このタイトルじゃあ普通少年異能力者の少女出会たこと切っ掛けで知らぬ間に異能力者同士の戦いに巻き込まれていく異能バトルラブコメだよ。

2019-01-20

2019年アニメ、好きなOPED

優勝 私に天使が舞い降りたED

耳に残る ブギーポップは笑わないOP

意外 かぐや様は告らせたいOP

草 賭けグルEDしかし1期の方が好き)

感心 約束のネバーランド1話ネタバレしないOPなかなかすごいね

好き えんどろ〜!OP

 

体はドキドキ 僕らはブヒブヒ

2019-01-17

ブギーポップQ&A2

我慢できずについ続きを書いてしまった。

アニメ放送開始前の前回はこちら)

https://anond.hatelabo.jp/20181223175220

原作未読者向け及び共通話題アニメ3話まで視聴済み前提)

早く続きが見たい!

無料配信ではAbemaビデオいちばん早いです。

クールやるの?

円盤リリース情報によると、全18話になるようです。中途半端な話数ですが、どういう放送形態になるのかは不明

竹田君がブギーポップを強く引き止めた理由ってなに?

原作での、竹田ブギーポップの会話の多くが省略されたせいで、竹田が徐々に心を許していく過程が見えづらくなっています。とにかく、竹田ブギーポップが好きなのです。

早乙女君とエコーズってどうなったの?

エコーズ自分身体情報に変えて報告ビーム(仮)を撃ち、そのビームからマンティコアかばって早乙女君は消滅しました(人型の灰のようなものが地面に残っている)

エコーズの正体やエコーズを捕えてた組織?の実態や、ブギーポップが何者なのか等についての説明がぜんぜん無いんだけど?

エコーズの正体については、『笑わない』原作どころか少なくともブギーポップシリーズ内でははっきりとは語られません。一作目にもかかわらずあの「宇宙人」がらみの話はシリーズの中でだいぶイレギュラーなので、忘れてもらってほぼ問題ありません。

組織」はこれからバンバン出てきます

ブギーポップが何者か?こっちが聞きたいぐらいです。

○○(登場人物)すこ♥これからどんな活躍をするのかなあ((o(´∀`)o))ワクワク

4話からは、ごく一部を除いて登場人物一新した新エピソードが始まります。主な舞台は深陽学園ではありません。すこ♥なキャラが続投するかどうかは祈っててください。

話が異常にややこしくて理解しづらいんだけど?

アニメ原作構成をだいたい踏襲しているものの、時間の移動や他視点の混入が増えて省略もかなり多いので、意図的に分かりにくくしているフシすらあります特に2話)

分かりにくいのは原作通り!という自称原作読者は、うろ覚えでいい加減なことを言う大嘘つき野郎だと思っていいです。

原作ラノベ、読んだ方がいい?

アニメのみで十分楽しめているなら無理に読むこともないですが、話を把握するためだけにアニメを何度もリピートするぐらいなら、原作を読んだ方が効率がいいでしょう。原作は、(エコーズの設定や組織ブギーポップの謎などはともかく)マンティコア事件で何が起こったのかに関しては、読めば普通に理解できる内容になっている、と思います

また、原作ひとつの章(早乙女編)と細かい部分を除いて、視点人物一人称で書かれており、各キャラの心情も詳しく知ることができますアニメではモノローグがほぼ全カットでした)

原作、なんか色々あるけどどれから読めばいいの?

現在カクヨムにて期間限定で(いつまでかは不明)『笑わない』が全文無料公開中なので、これがいちばん手っ取り早いです。以後の初期巻も(アニメの進行に合わせて?)公開予定。

ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

購入するなら、オリジナルである文庫版及びその電子版が手ごろ。電子版には、新規の「後書き」が追加されています

今月出たばかりの新装版は、B6単行本価格もそれなりですが、表紙と挿絵新規の描き下ろしで、中身にも書き下ろしの「補記」があるそうです。

前回も書きましたが、上下巻になっている『笑わない』は、原作イラストレーター本人による「コミカライズ」の新装版なので、そこは気をつけてください。

いま雑誌ネットで連載してる漫画版?ってなんなの?予習になる?

アニメ4話から始まる原作2作目の「VSイマジネーター」と、アニメ化予定は不明可能性は濃厚)な5作目の「夜明けのブギーポップ」のコミカライズです。

どちらも単行本1巻が既に発売されており、また、一部無料公開もしています

ブギーポップは笑わない VSイマジネーター 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker

夜明けのブギーポップ 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker

キャラクターデザインが原作寄りだったり、エピソードの順序が原作から変更されていたりして(アニメイマジネーターの最初原作に近い構成になりそう)、アニメから入った人はかえって戸惑うところもあるかもしれませんが、気軽に読んでみてもいいのではないでしょうか。


原作読者向けの話題

ブギーポップ笑っとる(笑)

第一話 浪漫の騎士 3 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

 ブギーポップは奇妙な顔つきをした。目深に被った帽子の下で左眼を細めて、口元の右側を吊り上げた。藤花では絶対にしない左右非対称の表情だった。

 後で思うと、あの表情は苦笑いだったのかも知れないと気づいたが、そのときはわからなかった。ただ、妙に皮肉っぽい、悪魔的な感じのする表情だなと思っただけだ。

 僕は結局、こいつの笑顔というのを最後まで見なかったのだ。

なので、口角上げてるのは原作通りではありますね。竹田君的にというか作品的に「苦笑い」が「笑顔」カウントされないというだけで。まあ、始終この表情をしているわけではないだろうとは思いますが。

ブギーポップもっと感情のない淡々とした喋り方をしてるイメージだったんだけど?

第一話 浪漫の騎士 1 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

「君たちは、泣いている人を見ても何とも思わないのかね! あきれたものだ。これが文明社会ってわけか! 都市生活弱者を見殺しにするところからはじまるってことかい、は!」

 急に大きな声で怒鳴った

公務と名乗るのなら、しかるべき義務果たしてからしろ。苦しむ人々を助けるのが君らの仕事だろう。押さえつけるのは本末転倒もいいところだ」

 と黒帽子演説調に喋っている間に、

第一話 浪漫の騎士 3 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

「なんでなんだろうね……ぼくも、それが知りたいよ」

 ブギーポップは頭上に広がる空を見上げながら嘆くように言った。

「うん、まあね。でもぼくはほら、出ているのは少しだからさ」

 中途半端な慰めで怒るかと思ったのに、彼はしみじみと返事するのだった。

なので、少なくとも『笑わない』では、完全に無感情な喋り方とか棒読みってことはないですね。

本当の「人を喰うもの」の話がカットされてる!٩(๑`^´๑)۶

それ、もともと『笑わない』で出てくる話じゃありませんよね?

なんで校門の自動改札(風の何か)ないの?

そこまで要るか?アレ?

まあ、凪がハッキングで登下校のデータを盗み見る話はなくなったけど、別によくない?

なんで口笛ないの?

なんででしょうね。

一応、こういう解釈もあるようです。

https://twitter.com/sakranized0007/status/1083755868963753985

https://twitter.com/sakranized0007/status/1083756620440514561

2019-01-15

朗報2019年アニメ、見るの多すぎて死ぬ更新:2019/01/23

1話見た 視聴確定 期待大

 

モブサイコ

原作既読、あの独特な絵柄でグリグリ動くの面白い

 

賭けグル

原作既読、え、塔は?塔がみたいの!

→塔あるらしいので神

 

えんどろ〜!

三ツ星カラーズごちうさゆゆ式ミルキィホームズ)÷4って感じ

なもり+かおり=勝ったなガハハ

 

私に天使が舞い降りた

うざメイド系かと思ったら、まさかコミック百合姫、つまりガチ恋である(あ、うざメイドも一応ガチ恋か)

それが吉と出るか凶と出るか

グリッドマンアカネのその後とか言われててワロタニコ動で見ると面白い

追記:2話もすごく良かった、これはすごく良い(語彙力)

 

上野さんは不器用

変態 vs サイコパスかな?

上野さんヤベーと思ったら、田中の方がヤバいだろこれ

そういうとこが好きー

 

かぐや様は告らせたい

「クスッ、お可愛いこと」

アホアニメだったw

ポンコツっぽくて好き

暫定ダークホースPVと実際の差)

→無事、原作読了

 

約束のネバーランド

2話まで見た

ストレートな設定だ。すげー緊張感で震える

 

1話見た たぶん視聴する(でも未だ正確に判断できない)

 

ケムリクサ

たつきはとにかく廃墟少女が好きなんだなw

俺も好きだよ

→2話で視聴確定

 

江古田ちゃん

3分アニメ化と思ったら30分枠だった、と思ったら3分アニメだった

原作既読

 

どろろ

すごくいい感じだったので極力見たい

MAPPAの勢いが止まらないな

原作は知らない、いろんな創作物元ネタになってそうなあたりも面白い

 

ブギーポップは笑わない

1期アニメ小説と断念してきたので、自分には合わないと思ったんだが

2話まで見て「ひょっとして面白いかも」みたいに思えた

既読者には賛否あるらしいが、俺はこのくらいでいいと思うよ

ニコ厨コメント解説有りで2周したほうが良いかも?

でも面白くても原作は読まないと思う

 

1話見た 保留 未だ判断できない

盾の勇者

なろう系アニメ

ゲーム世界攻略するタイプ作品から多分好きだと思うんだけど

1話の周りのキャラちょっと説明的過ぎた感じがする、4話までは見る

 

五等分の花嫁

設定は面白いんだけど、なんかキャラ台詞回しとかに違和感ある

(こういうのよく当たる)

3話までは見る

→2話で安定したので視聴決定

 

同居人はひざ

流し見しよう

猫しゃべると思わなかった

→断念しそう

 

バーチャルさん

流し見かな?見るの多くて断念しそう。すでに断念しかけてる。

→ほぼ断念

 

ぱすてるメモリーズ

どうすんだこれw

完全にニコ動向け

 

マナリアフレンズ

ああ、これスピンオフだったんだ

バハムート1ミリも見てないしどうしようか

 

魔法少女特殊戦あすか

2話まで見た

魔法少女モノもいっぱいあるが、何ていうんだろう

攻殻機動隊魔法少女? ちょっと違うな

フルメタ魔法少女? ちょっと違う

昔のギャルゲにありそうな設定?

この噛み砕けなさは、月刊漫画っぽさがある

経験的にこういうの7話くらいは見ないと判断できないんだよね

未来日記とかそうだった)

 

 

断念(復帰の可能微レ存

 

リムノーツ

ゲーム原作はやっぱ設定が並列かつ膨大だからアニメにすると説明しきれない傾向があると思う

 

エガオノダイ

2話まで見た。なんか、普通だった。

ロボに個人的インセンティブが無いのでモチベが足りない

 

荒野のコトブキ

ちょっと苦手なタイプかも

会話のテンポはいいんだけど、テンポ良すぎて苦手

ガルパンはいふりは好きなんだけど

 

ドメスティックな彼女

トラバで強くおすすめされたので見たが5分で耐えられなかった

個人的な趣向の問題

ドラマでできるような作品で、百合でもホモでもないなら視聴対象から外れてしまう、何でだろう

マガジンをあまり見ない原因でもある

 

 

1話見る予定だけど未だ見てない

revisions

Netflixじゃん

CIRCLET PRINCESS

 

所感:2019/01/15

普段もっと7割くらい切る事が多いんだけど、今期の生き残り率高すぎる

 

所感:2019/01/20

関係ないけど、異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術イッキ見した

面白かった、ちょうどいいね

 

所感:2019/01/22

完全にかぐや様にハマった

目つき悪い主人公はハズレないなw

2019-01-12

ブギーポップは口笛を吹かない」あるいは「木村明雄の消失

アニメブギーポップは笑わない」1〜3話および原作ライトノベルブギーポップは笑わない』の内容に触れています

TVアニメブギーポップは笑わない」が放送中だ。ほぼ20年前にスタートしたラノベ原作であり、アニメ自体は二作目だが、原作の内容に沿ったアニメ化は今回が初めてとなる。

さて、そんなアニメブギーポップの「ブギーポップは笑わない」(原作シリーズ一作目)編が、最新の第三話で完結となった。平均的なラノベアニメ化としては、原作1巻を3話で消化というのは、極端に速いペースというわけでもない。それでも、もともとが5話で構成された原作を3話に再構成する上で、大小さまざまな省略・変更が発生することは避けられなかった。

そのうち、特に目についた二つの変更点について、思うところを少し書いてみる。

「君と星空を」&木村明雄

上で述べたように、原作ブギーポップは笑わない』は5つのエピソード構成された物語となっている。一話にそれぞれ主人公視点人物)が設定されており、一つの事件複数人間の目から見ることで立体的な世界が立ち上がってくる、といったような、今となっては(当時でも?)さほど珍しくはない仕掛けだ。

原作構成及び各話の主人公はこうなっている。

ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム


これがアニメでは、

ねこういう形に変換されている。話数単位で大雑把に見れば、各パートの分量はともかく原作の流れを大枠では引き継いだ構成と言えるだろう。

ただひとつ原作第四話がその主人公存在ごと抜け落ちている点を除いて。

原作第四話は、木村明雄という男子高校卒業後(事件から二年後)に、当時「失踪」した紙木城直子と過ごした日々のことを回想する、という内容になっている。

木村は、紙木城の交際相手の一人(アニメでははっきりと描かれないが原作の紙木城は木村田中を含めて複数の男と付き合っている)であり、事件にはあくま彼女を通して間接的にしか関与していない。紙木城から保護したエコーズについての話も聞くことになるが、何かのたとえ話だとばかり思っていた。

紙木城の失踪後、色々あったもの普通高校卒業普通大学生として普通生活していた彼の元に一通の手紙が届くことで高校時代記憶が蘇り……という、1話竹田と同じかそれ以上に青春小説的な色合いが濃く、いわゆる「一般人」の目線から見た章となっている。

アニメ化にあたって、章はともかく仮にも原作主人公の一人を丸ごとカットするのはあまり乱暴に思えるが、ここには一応それなりに納得できる理由がある。

第一に、事件の真の姿あるいはその存在すら知らないまま全てが終わってしまっていた、という木村明雄の立場は、程度の違いこそあれ竹田啓司(一話)や末真和子(二話)と重複している。一人一人に見える現実には限りがあるというテーマを示すためには、この二話だけで既に必要最低限のノルマは達成していると言えなくもない。

第二に、竹田と末真は以後の巻でも登場している(末真は準レギュラーに近い)が、二人と違って木村明雄は今のところ少なくともブギーポップシリーズ内では再登場しておらず、カットしても今後の展開に特に影響がない。

第三。エコーズの素性に関する情報は、原作では第四話で木村が紙木城から話を聞くという形で最初に明かされる。物語の本筋との関係においては四話の存在価値と言ってもよい部分だが、アニメでは2話後半、紙木城と凪の会話でほぼ同じ内容が補完されている。これは、原作でもそのようなやり取りがあったと事件後に凪の口から語られていたものであり(木村自分にだけ話してくれたと思い込んでいたが)、オリジナル展開というより変則的原作再現に近い。木村カットしてもそういう軽度の改変で済む部分なのだ

驚くべきことに原作『笑わない』には、凪と紙木城が親友であるという情報こそあるが、二人が直接会話するシーンは存在しない。にもかかわらず、読者にはちゃん彼女らが親友同士に感じられていたというのは小説マジックというほかないが、ともあれ、今アニメで凪と紙木城の会話が追加されたこ自体ファンにとって喜ばしくさえある。

これらの理由から、『笑わない』をTVアニメ3話分に収めるために章と主人公をどうしても一つ削らなければならないとすれば、やはり第四話と木村妥当ということになるだろう。アニメスタッフ判断は間違っていない。

間違ってはいないのだが。

口笛

原作において、ブギーポップというキャラクターはいくつかの記号によって構成されている(もちろんその全てが記号還元され得るというわけではない)

都市伝説死神世界の敵の敵、黒い帽子と黒いマントと黒いルージュ、ワイヤー、そして口笛。

ブギーポップは、常にというわけではないが誰かの前に姿を現す時、特に世界の敵と向かい合う瞬間には、なぜか「ニュルンベルクのマイスタージンガー第一幕への前奏曲を口笛で吹きながら登場する、ということになっている。

過去メディア展開でも、多くの場合はこの口笛が再現されてきた。

実写映画はあらすじの時点で「口笛を吹く死神」と紹介されているし、旧アニメファントム)ではブギーポップ登場時の口笛はもちろん、次回予告のBGMとしてオリジナルアレンジマイスタージンガーが毎回使われ、最終回ではテルミンバージョン???)すら流れるという充実ぶり。

メインの使用キャラクターではなくサポートキャラとしての出演に過ぎない、格闘ゲーム電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」でさえ、ブギーポップはやはり口笛を吹いて登場している(実際にプレイしているわけではないので又聞きだが、そのせいで攻撃判定の発生が遅いとかなんとか)

このように、「マイスタージンガー」「口笛」はこれまで原作の内外で、ブギーポップというキャラクター作品象徴する、代名詞と言ってもいい扱いをされてきた。

原作『笑わない』では、ブギーポップは二度口笛を吹いている。一度目は、一話の竹田屋上で会話をしている時。

第一話 浪漫の騎士 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

ブギーポップが口笛を吹き始めた。明るく、アップテンポな曲で、しかも呼吸に緩急があってすっごく上手だったが、しかし口笛なので、やっぱりそれはどこか寂しげだった。

 そして、藤花は口笛が吹けないことを思い出した。

うまいんだな。なんて曲だい?」

「〝ニュルンベルクのマイスタージンガー第一幕への前奏曲さ」

「なんだいそれ」

ワーグナーって大昔のやかましロマンチストがつくった、一番派手な曲だよ」

二度目は五話終盤、早乙女を失って荒れ狂うマンティコアに追われる新刻の前に姿を現す時。

第五話 ハートブレイカー 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

 恐怖のあまり、私はついにおかしくなった、と思った。

 幻聴が聞こえだしたのだ。

 現実にはあり得ないほど不自然な曲が、目の前の並木の植え込みから聞こえてきたのだ。

 それは口笛であった。

 しかも、口笛にはまるで似合わない曲、ワーグナーの〝ニュルンベルクのマイスタージンガーなのだった。

いずれも、古くからの読者には印象深いシーンだろう。

しかし、今アニメの「笑わない」編ではこれらの口笛演奏存在しない。ブギーポップは、一度も口笛を吹かなかったのだ。

これも木村同様に尺の都合なのだろうか?

マイスタージンガーといえば、あの、ふぁーふぁーふぁふぁーという力強いイントロが印象的な曲だ。口笛でいうと、ぴーひょーろろーとなる。最低限この、ぴーひょーろろーさえ吹いてくれれば、少なくとも原作読者には「あの口笛」だと一発で分かるし、初見視聴者にも、ブギーポップというのは口笛を吹くキャラらしいということだけはなんとなく伝わっていただろう。

前回のアニメや電撃FC使用された口笛バージョンマイスタージンガーで、ぴーひょーろろーの部分の所要時間確認してみると、せいぜい2〜3秒というところだった。2、3秒。もちろん1秒24コマで動くアニメ世界での2、3秒は、日常的な感覚のそれよりも遥かに長い時間ではあるのだろう。だが本当に、今回のアニメ「笑わない」編は、ぴーひょーろろーを挿入するだけの余裕が一切存在しないほどに緊密な内容だったのだろうか。

どうしても時間が足りないなら、いっそセリフを喋りながら同時に口笛を吹かせてもよかったのではないかブギーポップというのは、そのぐらいの物理法則を超えた無茶も読者視聴者笑って許してもらえるような、良くも悪くも異質なキャラだったはずなのだが。口笛のためにそこまで冒険するほどの価値はない、と判断されたのか。

これが、今回のアニメではブギーポップは口笛を吹かない存在として設定されているということなのか、それともあくまで「笑わない」編だけの変更なのかはまだ分からない。次回からの「VSイマジネーター」編ではしれっとぴーひょろ吹き始めたりする可能性もある。しかし仮にそうなるとしても、「笑わない」で口笛を吹かなかったという事実は、もはや取り返しがつかないのだ。

原作未読者の中には、口笛が無いとなにか物語の展開に支障が出るのか?という疑問を持った人もいるかもしれない。たしかに、どうしても口笛が無ければ成立しないという場面は、原作にもほとんどない。もちろん口笛自体に、特殊振動波か何かで敵の脳に直接揺さぶりをかける、などという実用的な効果存在するわけもない。はっきり言ってしまえば、口笛は基本的雰囲気づくりの賑やかしでしかないということになる。

その意味では、削る必要はないが削ったところでどうということはない要素だったのだ、とも言える。

言えるのだが。

昔語り+α

ここで唐突に昔の話をする。

ブギーポップがちょうど一度目のアニメ化や実写映画化をしていた頃のこと。とある個人サイトにて、「実写映画になるっていうから読んでみたけど単なる化け物退治の話だった」というような『笑わない』の感想を見かけた。当時の自分シリーズ純粋ファンだったので、そのあまりにも大雑把なまとめ方に、大雑把にまとめてんじゃねーわよ!と素朴に憤慨したものだ。

しかし、今にして思えばあの感想示唆である複数視点による眩惑を取り払った一本の話として『笑わない』の本筋だけを眺めてみれば、それはたしかに「単なる化け物退治」の話でしかないのだ。

では、自分を含めた多くの読者に『笑わない』を「単なる化け物退治」ではないと感じさせた、「本筋」以外の部分とはなんだったのか。それは、自分の進路について語る竹田とそれを半ば無責任肯定してくれるブギーポップであり、

第一話 浪漫の騎士 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

「へえ、君は受験しないのかい

「うん。親父の知り合いでデザイン事務所をやってる人がいて、ずっとバイトしてたんだけど、その人が〝おまえは見込みがある。センスを感じる〟とか褒めてくれてさ、大学なんか行かずに俺のところに来いって言うんで」

「すごいじゃないか親方に見込まれ職人ってヤツだな」

“対決”を望んで走る末真であり、

第二話 炎の魔女、帰る 3 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

(そうよ──中途半端はもううんざりよ!)

 霧間凪はほんとうに魔女なのかも知れない。でも、それこそ望むところだった。

「No One Lives Forever」を口ずさむ早乙女であり、

第三話 世に永遠に生くる者なし 5 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

「……誰も、誰も、誰も、誰も、誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も………」

新刻の意志の強さを賞賛するブギーポップであり、

第五話 ハートブレイカー 4 - ブギーポップは笑わない/上遠野浩平(電撃文庫) - カクヨム

しかし、新刻敬──君の意志の強さは見事だ。君のような人がいるから、世界はかろうじてマシなレベルを保っている。世界に代わって感謝するよ」

そして、木村であり口笛であり、そういった一見取るに足りない枝葉こそが作品の印象を形成していたのではないか

枝葉とは言うものの、ひたすら枝と葉を切り落として純化していった先にあるのは、ただ一本の幹だけがまっすぐ天を突く寒々しい樹の姿だ。口笛や木村が本筋に不必要だというなら、ブギーポップあんな格好をしている必要別にない。『笑わない』のプロトタイプとなる作品には早乙女存在していなかったともいうし、この巻に限って言えばブギーポップだって無くても成立しそうな内容だ(シリーズ全体で見てもブギーポップ世界設定の中で異物として浮き続けていている)。必要不要物差し物語を測れば究極的には、そもそもアニメ化する“必要”とは……?原作が書かれる“必要”はあったのか……?という不毛なところにまで踏み込みかねない。

ブギーポップというシリーズは、ことに『笑わない』は、この「剪定」の影響を大きく受けやす作品であるように思う。本筋に関わらない細部が、作品本質とは思いがけなく深く結びついてるかもしれない、という面倒くささがある。アニメ側にとっては、原作の味を再現するためにどこを切ってどこを残すべきなのか、という判断が非常に難しい題材だったのではないか

いや、ブギーポップに限らずどんな作品であっても、ファンアニメ化や映画化などのメディア展開のたびに、アレがないと○○本来の良さが失われてしまう!と感じてはいるのだろうけど。

まとめ

木村明雄の省略に関しては、大きな変更ではあるし非常に残念ではあるが、三話という尺を考えれば致し方ない(そもそも『笑わない』を三話でというタイト過ぎる構成の是非はともかく)

口笛に関しては、小さい部分かもしれないが逆にそんな小さいところを敢えて削る意味が分からないし、監督でもシリーズ構成でもプロデューサーでもいいので早めに誰かに何らかの説明をしてもらいたい。

ということになる。

原作から変えること自体は、いい。メディアの違いに加えて、予算時間など様々な制約もある以上、どうしたって変えざるを得ないところは出てくるだろう。だが、その変更に意図というか大げさに言うと「思想」があまり感じられないのはちょっと困る。原作から変えてまで実現したかたこととは何なのか。

前回のアニメ、「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」は、初アニメ化にもかかわらず『笑わない』のオリジナル後日談という暴挙とすら言える内容となっており、それだけにとどまらず「霧間凪一人称が『オレ』じゃない」など、原作からの変更点がいくつか存在した。当然、原作ファンから評価も当時はあまり良くないものが多かった。

しかし、ファントムというアニメからは、これが作りたい、こうした方が面白いはずだ、という意志は強く感じられた。原作からの変更点自体に納得できるかどうかはともかく、そういう姿勢を打ち出されればこちらも、へぇ……あなた達はこういう画面も話も異常に暗いアニメがカッコイイと思ってるんだ?「オレ」女はリアルじゃないって?へーえええええ……?と正面から受けて立つことができるというものだ(こめかみに血管浮き上がらせつつ)

今のところ、今回のアニメブギーポップは、原作読者の目から見ても決して悪い出来ではない。悪くはないのだが、どうも、どこに芯があるのか分かりにくいアニメ化となっているように見える。

公式が「アクションファンタジー」と銘打っているということは、「笑わない」編では終盤に集中して存在する程度だったアクション部分が徐々に増えていく、これからエピソードが本番ということなのかもしれない。たしかに、最初に公開されたPVでもアクション描写はひときわ光っていた。

次の4話からは、原作では上下巻の大がかりなエピソード「VSイマジネーター」編が始まる。そこでは、このアニメと思いきりVSできることを願っている。

追記

”『笑わない』のプロトタイプとなる作品には早乙女が存在していなかったともいうし” へえ  それどこ情報? - maturiのコメント / はてなブックマーク

”『笑わない』のプロトタイプとなる作品には早乙女存在していなかったともいうし” へえ  それどこ情報

電子版『笑わない』新規書き下ろし「後書き」。プロト版のタイトルは、「エコーズ──人喰いの谺」だって

2018-12-29

2019年冬季開始の新作アニメ備忘録

 GIGAZINEから冬の便りが届いたので、気になった作品に関わっているスタッフについて過去作品を軽く調べた。彼らが携わった作品は多岐に渡るため個人主観でざっくりまとめた。あとソースWikiなので多分間違ってるとおもう。

盾の勇者の成り上がり

監督:阿保孝雄 「メイドインアビス」6,7,11絵コンテ

シリーズ構成小柳啓伍 「メイドインアビス」4・5・6・10(あの回)・1112話「ひそねとまそたん」3・5・6・8話脚本、「天狼」シリーズ構成

キャラクターデザイン総作画監督諏訪真弘 「棺姫のチャイカ総作監、「灼熱の卓球娘作監、「メイドインアビスキャラデザ協力

美術木下晋輔(インスパイアード)、西口早智子(インスパイアード)、明石聖子(スタジオ・ユニ)

インスパイアード…「メイドインアビス

音響監督郷文裕貴 「灼熱の卓球娘」「宇宙戦艦ティラミス」「オーバーロード

音楽:Kevin Penkin 「メイドインアビス

アニメーション制作キネマシトラス 「灼熱の卓球娘」「メイドインアビス」「少女☆歌劇 レヴュースタァライト

ブギーポップは笑わない

監督夏目真悟 「スペース☆ダンディ」「ワンパンマン」「ACCA13区」監督

シリーズ構成脚本鈴木智尋 「ワンパンマン」「ACCA13区」「ダグ&キリル」

監督八田洋介 「デス・パレード」8話演出、「ワンパンマン」3・7話演出、「ACCA13区」3・7・11演出

美術監督池田繁美丸山由紀子 「オーバーロード」「ワンパンマン」「僕らのヒーローアカデミア」美術監督

音響監督はたしょう二 「ワンパンマン」「ACCA13区」「うたプリ」「魔法使いの嫁

音楽牛尾憲輔 「スペース☆ダンディ」「聲の形」「DEVILMAN crybaby音楽

制作マッドハウス

どろろ

監督古橋一浩 「RD 洗脳調査室」「機動戦士ガンダムUC」「将国のアルタイル監督

シリーズ構成小林靖子 「ジョジョの奇妙な冒険」「進撃の巨人」「賭けグルイ」シリーズ構成

キャラクター原案浅田弘幸 「テガミバチ」「あかねさす少女」「チア男子

音楽池頼広 TVドラマ相棒」、「いぬやしき」「B:The Beginning音楽

音響監督小泉紀介 「アンゴルモア」「いもいも」「トネガワ」音響監督

アニメーション制作MAPPA、手塚プロダクション

MAPPA…「賭けグルイ」「いぬやしき」「BANANA FISH」「ゾンビランドサガ」

約束のネバーランド

監督神戸守 「エルフェンリート」「ソラノヲト」「君と僕。」「すべてがFになる監督、「ハナヤマタ」1・2話、「宇宙よりも遠い場所」4・7・8話、「四月は君の嘘」3・4・7・9・12・15・1720絵コンテ

シリーズ構成脚本大野敏哉 「すべてがFになる」「infini-T Force」「宝石の国シリーズ構成

キャラクターデザイン総作画監督嶋田和晃 「魔法少女なんてもういいですから。キャラデザ総作監

美術監督池田繁美(アトリエ・ムサ)、丸山由紀子(アトリエ・ムサ)

音楽小畑貴裕 「ボールルームへようこそ」「僕らのヒーローアカデミア」音楽

音響監督清水勝則 「すべてがFになる」「citrus」「魔法少女 俺」

アニメーション制作:CloverWorks 「スロウスタート」「ダリフラ」「青ブタ

revisions リヴィジョン

監督谷口悟朗 「プラネテス」「コードギアス」「アクティヴレイド」「純潔のマリア」「ID-0監督

シリーズ構成深見真(「ベルセルク」「ゆるゆり」「サイコパス脚本)、橋本太知

キャラクターデザイン原案:近岡直 「今日の5分の2」「Wake Up,Girls!キャラクター原案

音響監督明田川仁

アニメーション制作白組(ACVのオープニングムービーCG制作とかでお馴染み)

ドメスティックな彼女

監督:井畑翔太  「ガーリッシュナンバー監督、「アホガール」4・9話、「Beatless」5・11・14話絵コンテ

シリーズ構成:髙橋龍也 「刀使ノ巫女」「ラーメン大好き小泉さん」「Beatless」「となりの吸血鬼さん」シリーズ構成

キャラクターデザイン井出直美 「悪魔のリドル」「艦これ」「迷家」「アクションヒロインチアフルーツキャラデザ

音響監督立石弥生 「ハッピーシュガーライフ」「徒然チルドレン」「OneRoom」音響監督

音楽甲田雅人 「このすば」「あそびあそばせ」「ラディアン」音楽

アニメーション制作ディオメディア 「アクションヒロインチアフルーツ」「Beatless」「ちおちゃんの通学路

かぐや様は告らせたい

監督畠山守 「さんかれあ」「昭和元禄落語心中」「グランクレスト戦記監督

シリーズ構成中西やすひろ 「昭和元禄落語心中」4・7・11話、2期2・6・9話、「バンドリ」3・6・7・8・1012話、「色づく世界明日から」7・9・10脚本

キャラクターデザイン:八尋裕子 「ハイキュー!!総作監、「グランクレスト戦記」サブキャラクターデザイン総作監、「刀使ノ巫女キャラクターデザイン総作監

総作画監督:八尋裕子矢向宏志、針場裕子

美術監督若林里紗 「ラーメン大好き小泉さん」「はたらく細胞美術監督

音楽羽岡佳 「ネギま」「今日の5分の2」「花物語」「憑物語」「終物語音楽

音響監督明田川仁

制作A-1 Pictures

えんどろ~!

監督:かおり 「ゆゆ式」「ミイラの飼い方監督

シリーズ構成あおしまたかし 「アホガール」「サンリオ男子」「うちのメイドがうざすぎる!」シリーズ構成

キャラクター原案なもり 「ゆるゆり」「リリスパ」

キャラクターデザイン飯塚晴子 「妖狐×僕SS」「リトルバスターズ!」「たまゆら」「がっこうぐらし!」「クジラの子らは砂上に歌うキャラクターデザイン 

総作画監督大田謙治 「ランス・アンド・マスクスキャラクターデザイン総作監、「刀使ノ巫女総作監

美術監督:込山明日香(イマジネット)

音楽藤澤慶昌 「スロウスタート」「少女歌劇 レヴュースタァライト」「となりの吸血鬼さん」音楽

音響監督明田川仁

音響効果小山恭正

制作スタジオStudio五組 「ランス・アンド・マスクス」「刀使ノ巫女」「ラーメン大好き小泉さん」「となりの吸血鬼さん」

荒野のコトブキ飛行隊

監督音響監督水島努げんしけん」「xxxHOLIC」「侵略!イカ娘」「じょしらく監督、「SHIROBAKO」「監獄学園監督音響監督

シリーズ構成横手美智子 「げんしけん」「xxxHOLIC」「侵略!イカ娘」「じょしらく」「SHIROBAKO」「監獄学園シリーズ構成

メインキャラクター原案:左 「OneRoom」「Phantom in the Twilight」キャラクター原案

音楽浜口史郎 「SHIROBAKO」「ガールズアンドパンツァー」「放課後のプレアデス音楽

音響効果小山恭正

アニメーション制作:GEMBA(CG制作会社

作画制作ワオワールド 「アニメガタリズ」「タイムトラベル少女 ~マリ・ワカと8人の科学者たち~」

臨死!!江古田ちゃん

1話ごとに監督キャラクターデザイン声優アニメスタジオなどすべてが変わるオムニバス形式

監督杉井ギサブロー(すごい人)、高橋良輔(すごい人)、大地丙太郎(すごい人)、望月智充(すごい人)、三沢伸(すごい人)、高橋丈夫(すごい人)、米たにヨシトモ(すごい人)、コバヤシオサム(すごい人)、小島正幸(すごい人)、しぎのあきら(すごい人)、長濵博史(すごい人)、森本晃司(すごい人)

2018-12-25

アニメ化直前ブギーポップシリーズ現状報告(ある程度の既読者向け)

(全て個人的見解です)

アニメの開始で、ブギーポップ懐かしい!原作いまどうなってるの?ていうかまだ続いてるの?という人々も少なからずいると思われるので、シリーズを振り返りつつ現在の大まかな状況を説明する。

今のところ明確にブギーポップシリーズとして刊行されているのは以下の22作。

  1. ブギーポップは笑わない
  2. ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 1
  3. ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 2
  4. ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ
  5. ブギーポップオーバードライブ 歪曲王
  6. 夜明けのブギーポップ
  7. ブギーポップミッシング ペパーミント魔術師
  8. ブギーポップカウントダウン エンブリオ浸蝕
  9. ブギーポップウィキッド エンブリオ炎生
  10. ブギーポップパラドックス ハートレスレッド
  11. ブギーポップアンバランス ホーリィ&ゴースト
  12. ブギーポップスタッカート ジンクスショップへようこそ
  13. ブギーポップバウンディング ロスト・メビウス
  14. ブギーポップイントレランス オルフェの方舟
  15. ブギーポップクエスチョン 沈黙ピラミッド
  16. ブギーポップ・ダークリー 化け猫めまいスキャット
  17. ブギーポップアンノウン 壊れかけのムーンライト
  18. ブギーポップウィズイン さびまみれのバビロン
  19. ブギーポップチェンジリング 溶暗のデカダント・ブラック
  20. ブギーポップアンチテーゼ オルタナティヴエゴの乱逆
  21. ブギーポップダウトフル 不可抗力ラビット・ラン
  22. ブギーポップ・ビューティフル パニックキュート帝王学

(新作「ブギーポップオールマイティ(仮)」来春発売予定)

電子書籍ストアなどでは、作者本人が執筆イラストレーター共通しているスピンオフビートのディシプリン』『ヴァルプルギスの後悔』各4巻もブギーポップシリーズとして扱われているが、ここでは除外する。

ブギーポップシリーズは、刊行順の並びで大雑把に三つに区切ることができる。

12/26追記:この区切り自分個人的勝手にそう思ってるだけの便宜的なものです)

第一期(98年〜00年)
1.笑わない〜9.エンブリオ炎生

第二期(01年〜13年)
10.ハートレスレッド〜18.さびまみれのバビロン

第三期(14年〜)
19.デカダント・ブラック

各時期の特徴を見ていこう。

ブギーポップ第一期(笑わない〜エンブリオ

一般的な「ブギーポップ」のイメージを形作った初期作品群。

一見ありふれた現代日本日常の背後で、巨大な組織が絶えず暗躍し異能者が世界を変革するべく活動する、謀略論世界観。

思春期不安定な心と世界危機がいっとき交差する、叙情的・詩的な青春小説としての側面。

五人の主人公視点による五つの章で一つの事件を立体的に語る、という第一作の笑わないに代表される、トリッキー構成

ごく一部の準レギュラー的な存在を除いて、基本的新規キャラクターもしくは既存の脇役が主人公となって毎回半ば独立した物語が展開される、いわば全ての巻がお互いの「外伝であるようなシリーズの組み立て。

緒方剛志の洗練されたイラストと、鎌部善彦によるシンプルかつ洒脱なブックデザイン

少女達の間でささやかれる都市伝説であり、普通女子高生の別人格?として現れ黒づくめの格好で口笛を吹きワイヤーを操る死神もしくは世界の敵の敵……という、その他の世界設定からは遊離しているとしか思えない謎の、しかビジュアルデザインも含めて圧倒的に魅力的な存在ブギーポップ

などの点が読者から評価され、人気を呼んだ。

ラノベ流行TRPGベース異世界ファンタジーから現代ものに塗り変えただとか、現在大人気のあの作家やこのゲームライターも影響を受けただとか、当時の存在感については既に色んなところで言われているので各自Wikipediaなどを参照のこと(大げさだったり紛らわしかったりする情報もあるので眉に唾をつけながら)

ブギーポップシリーズ - Wikipedia

具体的なデータは分からないが、売り上げ的にも恐らくこの時期が絶頂だったのではないか。今回アニメ化の対象となるエピソードも、ほぼこの範囲からと見ていいだろう。

この時期で注目すべき巻、という話になると、一作目の笑わないはもちろんのこと、それ以外も全部と言うほかない。

王道ボーイミーツガールを軸に、前後編同時発売というボリューム作品世界が大きく広がった、リターンズ1・2。

予知能力者の少年少女によるささやかコミュニティがたどる儚い運命を描く、もしかしたら謎部活もの残念系の先駆と言えるかもしれない?パンドラ

閉ざされた高層建築というアクション映画を思わせる派手な舞台設定で、最終巻となる可能性もあったためか一旦シリーズを総括するような大団円が心地良い、歪曲王。

笑わないに近い連作短編構成で、シリーズ重要キャラクター炎の魔女」とブギーポップ誕生を描く、ブギーポップオリジンとも言える、夜明け。

ジレンマを抱えた創作者の心をアイスクリームに託した、ペパーミント魔術師

屈指の人気キャラクターの登場巻であり、二人の男が巡り会い激突する、シリーズ中では比較ストレートに「熱い」展開が見られる、エンブリオ二作。

以上の9巻はわずか二年の間に刊行されている。ほとんど月刊ペースで新刊を出すような恐るべき速筆ラノベ作家存在する現在ではさほど目を引く数字でもないが、当時としては驚異的なスピードだった。それが一世を風靡する大人シリーズであればなおさらだ

次に述べる第二期では、複数の他シリーズと平行して執筆していたとはいえ一期と同じ巻数を出すまでに十年以上かかっていることと比べると、初期はどれだけ筆が乗っていたのかよく分かるだろう。

ブギーポップ第二期(ハートレスレッドさびまみれのバビロン

ちょうど一度目のアニメ化、実写映画化の時期を境にして、やや作風に変化が見られた。

異能による戦闘の重視

能力存在のものは以前からさほど珍しいものではなかったが、それまでは物語の中の一つの要素でしかなかった戦闘に、武器として用いるのが半ば当たり前となった。

各巻の主人公格にはたいてい非能力者も一人は配されているし、エンブリオのような異能者対異能者の直接的な戦いがそんなに多いわけではないが、それでもいわゆる「能力バトルもの」という印象はかなり強まった。これを理由作品から離れた読者も多い、らしい

かい部分だが、能力に(多くの場合洋楽由来の)名前がはっきり設定されることが多くなったのもこのあたりからだ(言うまでもないがブギーポップジョジョの影響を大いに受けている)

・「敵」の扱いの変化

世界の敵、もしくは敵候補側の視点が薄くなり、一期のように主人公の一人として扱われることが少なくなった。これと同時に、世界の敵の動機に世直しというか率直に表現すると「人類補完計画」に類するものがほぼ見られなくなった。

異能バトル化の進行と併せて、表面的には「邪悪敵役主人公たちが討ち滅ぼす物語」という単純な構図にやや接近することになる。

構成の素直さ

多くの場合複数視点で展開されること自体は変わらないが、各視点をそれぞれ一つの章(短編)にしたり、時間を大きく前後させたりというような凝った構成はあまり見られなくなった。

霧間凪の(一時)退場

数少ないレギュラーキャラである霧間凪が、二期半ばの13作目のオルフェの方舟以降、ブギーポップ本編に登場しなくなる。恐らくは、凪が主人公スピンオフヴァルプルギスの後悔』との兼ね合いによるものだと思われる。この不在は、21作目のラビット・ランで再登場するまで長く続いた。

テーマの複雑化

言葉にしにくい部分だが、一期においてはまだ、各巻が主に何を題材にしているのかが、なんとなくではあるが伝わるという印象だった。それが二期では、テーマ的により込み入った話が多くなり、分かりやす共感や盛り上がりからは遠ざかった感がある。そのぶん作家性がより強まった、とも言えるが。

第二期の注目作としては、

霧間凪ライバル?的な存在が初登場する(以降の出番はほぼスピンオフ)、ハートレスレッド

設定上最大に近い「大物」の登場巻であり、以後、他シリーズも含めて作中世界に大きな影響を及ぼす出来事が語られる、ジンクスショップ

暗い森の中を延々と歩き回る閉塞感と晦渋さのせいか読者の賛否が極端な、ある意味で二期らしさを象徴する作品といえる、ロスト・メビウス

本当に大事なことは既に終わっているという、これまでもシリーズに見え隠れしてきたもの見方が改めてテーマとして大きく扱われ、青春とバトルのバランスの良さから?二期の中では読者の評価も高い、沈黙ピラミッド(沈ピラの愛称で親しまれている)

などがある。

ブギーポップ第三期(デカダント・ブラック〜)

現行の作品群。

近刊の最も目立つ特徴として、主に第一作品主人公格だったキャラたちが、再びメインを張っていることが挙げられる。

基本的には新規登場人物もしくは既巻でのサブキャラ主人公となることが多かったものの、かつての主役がメイン級として再登板という展開自体は一期でも二期でも存在した。たとえば、歪曲王の新刻敬、ロスト・メビウスの織機綺、化け猫フォルテッシモなど。しかし、デカダント・ブラック以降はそのようなキャラクター配置が今のところ全ての巻で一貫して見られる。

三期各巻で主人公格として再登場した既存キャラは以下の通り(カッコ内は過去の主演巻)

これらのキャラは初期作品評価に比例して人気が高く、シリーズ上でも重要人物と見られているが、彼らが登場しているからといって、いわゆる「本筋」が大きく進展するだとか、シリーズを畳みにかかっているといった気配はあまりない。相変わらず核心の周囲をぐるぐると周るような展開が続いている。

また、こうしたキャラクター配置がテーマから導かれたものなのか、それともある種の商業上の要請によるもの(早い話がテコ入れ)なのかどうかも不明

それ以外の傾向としては、概ね第二期のそれを継承した形になっている。ただ個人的に一つ気になる点として、新規キャラクターの「格」の低下ということがある。

あくま作品から受ける印象だが、三期で初登場した新キャラ達には、作者の思い入れというものがあまり感じられない。戦闘能力の強弱などの問題ではなく、良くも悪くも人格的な面で個性が薄く、その内面に寄り添い掘り下げるような視点も弱くなっている。

特に世界の敵もしくは世界の敵に至らない程度の「悪役」の造形はこの傾向が強い。あからさまに傲慢だったりするいけ好かない人間として登場して、実際にいけ好かない人格のまま説教されたり死んだりして退場する、というケースがほとんどを占めている。

また、主人公視点人物として再登場している一期のメインキャラ達はたいてい洞察力に優れ、過去の巻で既に何事かを成したいわばひとかどの人物であるため、彼らの視点で描かれる新キャラはいっそう底の浅さが浮き彫りになってしまうというキャラ格差問題もある。

世界中の誰しもが、たとえ一見取るに足りない存在であっても世界の敵になり得る、というようなテーマの反映なのかとも思うが、それにしてもクソ雑魚ナメクジに過ぎるし、そういう「敵」ばかりではさすがに辟易してしまう。なにより、たとえばあのスプーキーEですら持っていた、人格の複雑さ・意外性というものほとんど感じられないのは寂しい。

悪役なら悪役でいいので、せめて初登場時点では、恐ろしさや底の知れなさをもう少し演出してくれないものだろうか。あるいはいっそ、無理に毎回新規キャラを多数登場させることを控えて、ほぼ既存キャラだけで話を回し始めてもいい頃合いではないかと思うのだが……ムーンライトに一度だけ登場したカレー屋など、もっと掘り下げてほしい旧キャラも既に十分以上に存在することだし。

というかいい加減ストレンジ書いてくれ。

まとめ

自分の目から見たブギーポップシリーズのこれまでと現状は、こんな感じだ。

結果的に後半はほとんどネガキャンのような書き方になってしまったが、そういう意図は毛頭ない。むしろ、こんな風に不満を持ちながらもなんだかんだで楽しく追い続けている読者もいるぐらいには今も魅力的なシリーズなんだよ、ということが言いたかった。信じてほしい。

今回のアニメ化の影響で原作が売れたり読まれたりするとしても、そのほとんどはアニメ化の範囲であり新装版も出る第一期、それも前半に集中することだろう。だが、これを機会に未読の二期・三期作品にも手を伸ばしてくれる元読者がたとえ一人でも現れてくれるなら、非常に嬉しい。読んだら一緒に文句を言おう(文句言う前提)

この増田への批判反論は大いに歓迎する。内容が何であれ、ブギーポップへの言及は増えれば増えるだけありがたい。

2018-12-24

2019冬アニメ視聴予定メモ

荒野のコトブキ飛行隊

メカ少女、3D、文明廃退、東山奈央

私に天使が舞い降りた!

百合姫動画工房ハイます

マナリアフレンズ

はいはいはいお姫様人外ガール・ミーツ・ガールだだいすき

ブギーポップは笑わない

ああなんか、ラノベ高校時代流行ってた気がする

けものフレンズ2

期待して、いいのかな

ケムリクサ

小松未可子たつきを信じる

えんどろ~!

美少女が楽しそうなファンタジー大好き

バーチャルさんはみている

かわいければいいんだよ

revisions リヴィジョン

東のエデンぽさ残響テロみを感じる

ーーー時間があれば見るーーー

ガーリー・エアフォース

内容はともかくキャラデが好み

約束のネバーランド

頭使いそう

雨色ココアside G

女の子いっぱいの日常系

2018-12-23

ブギーポップクエスチョン・アンド・アンサー 饒舌アノニマス

「なぜ今アニメ?」

関係あるのか分かりませんが、2018年原作ラノベ開始20周年です。

「昔アニメやってたよね?続編?リメイク?」

2000年のアニメブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」は、原作『笑わない』(正確にはその実写映画版)の、アニメオリジナル後日談というべき内容でした。今回は原作エピソードにある程度沿ったアニメ化となるため、今のところ特に関係はないものと思われます

スガシカオ夕立ち好きだったな〜。またアニメで聴きたい!」

サプライズ的に使われる可能性もありますが、とりあえず現在公表されているOPEDはMYTH & ROID「shadowgraph」、安月名莉子「Whiteout」となっています

MUSIC - PRODUCTS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

PV見たけど、知らないキャラばっかり……またオリジナル話なの?」

そのテイザーPVアニメ化決定発表時に公開されたもので、プロデューサーいわく、作品に対する意気込みを示す「ハッタリ」だそうです。そのため、ブギーポップ霧間凪(及び公開時点では判明していなかったが水乃星透子も)以外のキャラクターは、あくまPV用に一から作ったオリジナルキャラで本編には登場しません。

TVアニメ『ブギーポップは笑わない』 ティザーPV - YouTube

実際の本編の映像を使った新PVこちらです。

TVアニメ『ブギーポップは笑わない』 PV 第2弾 - YouTube

「どの話やるの?」

最初に笑わないを3話(!)で、次がリターンズになることは確定しています。その後があるかどうかはまだ曖昧

アニメ「ブギーポップは笑わない」特集 悠木碧(ブギーポップ/宮下藤花役)&大西沙織(霧間凪役)インタビュー - コミックナタリー 特集・インタビュー

アニメではまず第1~3話で「ブギーポップは笑わない」編が放送される。

第4話から原作の第2~3作目となる「VSイマジネーター」編をオンエア。その後の放送エピソードは、追って発表されていく。

キャラデザ原作と違わね?」

CHARACTER|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

ブギーポップ衣装デザイン以外はほぼ新規に描き起こしています。また、時代現代に合わせたことでスマホなども存在する設定になっているようです。

キャラデザ変更の件で原作イラストレーターと揉めたんじゃなかったっけ?」

既に和解したことになっています

NEWS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

(「2018.5.28 本プロジェクトに関するお知らせ」を参照)

もうすぐ出る原作新装版の絵も普通に描いてます

BOOKS - PRODUCTS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

「それにしたってエコーズイケメン過ぎw白髪www

原作者の別作品に登場する、設定上エコーズ関係の深いキャラデザインを合わせたのではないか、という推測がされています。もちろん真偽は不明

「なんでマッドハウス?」

前回のアニメマッドハウス制作でした。

木村明雄の名前キャスト一覧に無いんだけど?」

先行上映の情報によると居ないそうです。

ブギポといえばマイスタージンガーだよね?」

先行上映の情報によると、少なくとも笑わないでは吹かないそうです。

「懐かし〜〜!内容ぜんぜん覚えてないけど(爆)」

新鮮な気持ちアニメを見られていいですね。

原作新装版出るんだ!でも笑わないが上下巻?」

それは緒方剛志によるコミカライズ新装版です。原作新装版(単行本)の刊行スケジュールは、

2019年1月10日
『笑わない』
リターンズ1・2』

2019年2月
夜明け』

2019年3月
『歪曲王』

となっています

電撃の新文芸 | 電撃文庫公式サイト

また、現在連載中の「リターンズ」「夜明け」のコミカライズ単行本1巻も、12月28日に「笑わない」コミカライズ新装版と同時発売となります

BOOKS - PRODUCTS|TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

「君には夢があるかい?」

残念ながら、ぼくにはそんなものはない……でもな、夢を守ることはできる!変身!(広がる宇宙の中Can you feel〜♪)

2018-10-01

anond:20181001182004

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2018-04-02

現時点で放送・上映が予定されているラノベ原作アニメ

TV

田中芳樹銀河英雄伝説

石踏一榮ハイスクールDxD

浅井ラボされど罪人は竜と踊る

小川一水導きの星

蝉川夏哉異世界居酒屋「のぶ」

アネコユサギ盾の勇者の成り上がり

田尾典丈『七星のスバル

賀東招二フルメタル・パニック!

吉岡剛『賢者の孫』

川原礫ソードアート・オンライン アリシゼーション』

時雨沢恵一ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

鎌池和馬とある魔術の禁書目録

恵比須清司『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』

綾野ことこ『ツルネ』

春日みかげユリシーズ

友麻碧『かくりよの宿飯』

白米良『ありふれた職業世界最強』

令丈ヒロ子『若おかみは小学生!』

むらさきゆきや異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

蝸牛くもゴブリンスレイヤー

大森藤ノダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

FUNA『私、能力平均値でって言ったよね!』

鷹山誠一百錬覇王と聖約の戦乙女

伏瀬『転生したらスライムだった件

上遠野浩平ブギーポップは笑わない

鴨志田一青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない』

望月麻衣京都寺町三条ホームズ

野崎まどバビロン

秋田禎信魔術士オーフェンはぐれ旅』

映画

三上延ビブリア古書堂の事件手帖

住野よる『君の膵臓を食べたい』

丸戸史明冴えない彼女の育てかた

カルロ・ゼン幼女戦記

森見登美彦ペンギン・ハイウェイ

大森藤ノダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

西尾維新終物語

2018-03-22

KADOKAWAはなぜこんなに叩かれるのか

ブギーポップは笑わない』の(再)アニメ化について、原作イラストレーター緒方剛志氏がお怒りのようです。

https://togetter.com/li/1210951

本件では片方、つまり緒方剛志氏の主張だけが世に出回っているので、部外者であるネット民には真相は分かりません。

しかし、KADOKAWA周りではけものフレンズ騒動、「とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話」騒動と、やたらトラブルが目立つ印象があります。なぜなのでしょうか。

わたしKADOKAWA関係者ではないので思いっき想像で語りますが、こんな感じではないかと思います

1)KADOKAWA全社的な体質と言うよりは、個々の編集者担当者)がやらかし問題である

世の中では企業従業員が何かトラブルを起こすと、あたかもその会社全体の問題であるように語られますが、現実には、トラブルを引き起こすのはたいてい個人しかもいわゆる「使えない人」)です。

出版業界場合特に作家漫画家小説家わず)と編集者個人関係で成り立っているところがあり、作家側にも出版社と仕事をしているというよりは担当編集者仕事をしているという感覚の人が多いのではないかと思いますエロ漫画業界だと編集者移籍すると担当作家もごっそり移籍するなんてことがままありますが、そういう出版業界独特のやり方によるところが大きいのかなと。

2)KADOKAWAは元々別の出版社であったものを寄せ集めた集団であり、「KADOKAWA」全体としての意識が薄い

参加のブランド一覧( http://ir.kadokawa.co.jp/company/bc.php )を見ていただければ一目瞭然と思うのですが、KADOKAWAは多数のブランドを抱えており、しかも元々各ブランドは別の出版社でした。

そして各ブランドKADOKAWAの旗のもとに集結したあともそれぞれ従前のように出版活動を続けており、互いに配慮したり連携してなにかしようという意識は皆無であるように見えます

現在組織図がどのようになっていて、トップから末端までの意思伝達がどれくらいのスピード感でなされているのかは知ったことではありませんが、全体として風通しが良い企業であるとは傍目には到底思えません。

で、結局のところ何が言いたいかと言うと、ネットで語られがちな「クリエイターvsKADOKAWA」みたいな構図はそもそも存在せず、ネットの皆さんが戦っている相手KADOKAWAのものでなく、イメージ悪的な、幻想の「KADOKAWAであるということです。よって、KADOKAWA最悪だなとネットいくら声が上がろうが、何にもならないのでは? ということです。

末端社員トラブルを起こすたびにクリエイターが声を上げて、しばらくして事態が重大だと判断されたときにようやく上層部が動く、そういう鈍重な組織なのではないでしょうか。KADOKAWAって。

個人的にはKADOKAWA自身にこの鈍重な組織体質を改善する気があるように思えないので、KADOKAWA一部の人トラブルを起こすたびに「KADOKAWAが悪い! またKADOKAWAか!」ってネットで騒がれる風潮はとうぶん変わらないと思います

けど、それってめっちゃ不毛なんですよね。「批判は何も産まれない」じゃないですが。

しかKADOKAWA(の偉い人)は、このままずっとやっていけるとマジで思ってるかなと疑問にはなります。5年後10年後のKADOKAWAがどうなっているかは、野次馬的には見ものですね。

ブギーポップは笑わない」に乗れなかった話

たぶん世代ど真ん中なんだ

キノの旅とかあそこらへんは読んでたし

おそらくあの時代ラノベ読んでた、あるいはラノベアニメ見てた層は、当然のようにブギーポップを読む流れができていたと思う

で、もう記憶曖昧だが確かアニメをちらっと見てみたんだと思うが、乗れなかった

まらないとさえ感じて、怒りを覚えた

楽しめなかったことに対する八つ当たりのような怒りだった

その後何度となくブギーポップは私の前に現れた

「皆面白いって言ってるよ」「今なら楽しめるかもしれない」

そんな囁きに乗ってアニメを見たり原作を読んだりするのだが、やっぱりダメだった

自分の好きな作家や、ファンが良いと言っているアレを理解できない辛みがあった

 

にわかたことだけど、私は群像劇が苦手だ

もう記憶曖昧だが、ブギーポップは私の苦手なタイプど真ん中だったと思う

今後好きになることもないだろうし、同様に周りの評価が変わることもない

両者の評価ギャップはどうしたって埋まらない

こういうのはどうしようもないことだ

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ようこそ ゲスト さん