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2021-06-21

2021年アニメ、ほぼ悪口

シャドーハウス

原作改変したことアニメ版を見た身からも途中が飛んだことがはっきりわかる印象に。

ラム可愛い

ゴジラS.P<シンギュラポイント

ハードSFらしいかったるい説明と、学者だけで全て済ませてしまう展開はどっかの小説で見た印象。小説家が脚本を描くとSFを使ったサスペンスに終止してエンタメを考えない悪例として刻まれたと思う。基本有川と銘だけが事件解決してゆく形式で、ほかがおまけ、という雑な配分もハードSF小説くさくて正直ある意味では小説作法無視しまくってる。都合の良い狂言回し人間使い捨て無駄字数を増やすのがハードSF作法に見えて仕方がない。加藤侍とかいらんでしょ、狂言回しにすらなってないし。SF解説サスペンスに仕立て上げる、という手法古典SFで見られる手法だけども、映像分野に合わないんですよ。ずーっと地味なやり取りが続くだけだから

ゴジラじゃなくても成立しただろ、という印象を受けた人が少なからずいたはず。

ヒロアカ五期

個人的には好きです。オールマイトからエンデヴァーに移り変わったあとの一戦も熱く、オールマイト不在の隙間を埋めてくれましたし、潜入捜査しているホークスや隠された能力に目覚める未だ成長途中のデクくんなど普通に面白さが継続できてるのが良い。今期はきのこがかわいかった。

SSSS.DYNAZENON

前回よりも惰性で作っちゃった感じ。過去に思いを残した人々が精算し、狭っ苦しくて制限だらけの今に戻るという普遍的テーマ

Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-

SFカテゴリで見ちゃだめです。少なくともはてなでは。ただし物語としてはリゼロの作者だけあって過去改変や世界の変容をテーマ化していて、タイムリープものとしては(同一人物と遭遇するシーンの記憶がないのでリープかな)まあまあだったんじゃないかと思う。この作者の肝は熱血と涙にあるので、そこを受け取りたかった人は刺さったと思う。筆者はおっさんだし壮大なヒロイズム自己同一視できるほど夢は抱いていないので、若い人が感動してくれたら宜しいかと。こういうナウシカみたいな壮大な世界を一人で背負う、ってことに聖女性を見いだせません。だって増田だってクズばっかなのに人を救いたいと思いますかって話。

ちなみに物語的になんで人を救いたくならないかって、Vivyとその周辺にいるのがAIばっかだからです。AIに対する人権とか、Vivyが苦しかった際に救ってくれた人間とか、そういう感情移入させるシチュエーションがない。だからVivyやマツモト博士勝手に一人で戦って死んだ話にしか見えない。物語を作る際に思い入れる「環境」を作れてない。Vivyが救うトァクのメンバーの実情もスピンオフにしなきゃならないほど語られない。そんな意味では24構成にしてもいいくらいなんだけど、削りながらでももっと感情移入できるキャラを増やせたとは思う。トァクなんて敵対してただけなのに救いたくないですよね、あんなもん。感情移入と逆のことやってんですよ。

仕組みに振り切るのか、人間ドラマに振り切るのか作者も配分に頭を悩ませたんじゃないかな。

ぐちゃぐちゃ言ってます悪感情はないんですよね。ただ佳作感しかないというか。

戦闘員派遣します!

途中まで見て予約がかぶって潰れちゃったのでそのまま放置。このすばよりパワーダウンしてるので見逃してもいいかな感しかなかった。なんかぼんやり見てても頭に入ってくるタイプじゃなく、他のことしながら見てると頭に入らなかったのでそれもまずかったなと。要するにこのすばを期待した層をある意味で裏切った感じがするというか。ほんとよそ見しながらなので的はずれなこと言ってる可能性あり。

ドラゴン、家を買う

ダークホースじゃないかとぼけドラゴンと飄々とした魔王、アホの姫が物件を買い求めながらじんわりと旅する。騒がしすぎないのもいい。力を抜いて見られるコメディで、深夜アニメの本道だと思う。

憂国モリアーティ二期

女子向けだが正直見たかったのに一期見逃した枠。

ひげを剃る。そして女子高生を拾う

単なる男子よしよしアニメかと思いきや、実は子育てアニメだった件。誰もが途中で「あーもういいからやっちゃえば?」と思っただろう。でも実のところ、このアニメは男のナイト気取り欲求を満たす効果を持っていて、安易ヒロイズムに酔いやすいやつがハマるアニメの一つだと思います普通あん女子高生みたらヤバそうだから関わらないほうが良さそうだ、という思考が最適解として頭をよぎります

ちなみに、ヒロインエアーズロックまっぷたつに割れレベルのブスだったらどうするんでしょうか。これはもう無理でしょう。成立しません。何が成立しないかって、物語的にブスでも通用するかってこととルッキズムは別問題からです。

MARS RED

国の上層部が作り出した金剛鉄兵と、別に組織された零機関。そして物語中に挿話される舞台サロメなど。これらの話はキャラクターの背後にある一人の女の話に絡んでいて、デフロット君と前田義信の奇妙な縁など明らかになる。

丁寧な作りなんだけどいかんせん小粒な感じがある。サロメや他の挿話を十全に知らないと理解できない気もする。原作知ってる人なら言いたいことが山ほどあるんじゃないだろうか。

天スラ日記

天スラはキャラ楽しいので日常系に耐えうるのもわかるものの、延々とやられると中だるみするんだなという話。

聖女の魔力は万能です

マイン司書やるあれの空気感をなんとなく感じつつ視聴。かなり王道少女漫画的で、イケメンのあれと仲良くなってゆく過程うつむきながら逃げ回るなど、まあそりゃ受けやすいと思います。ただしひねくれた女子以外。イケメンに気に入られない自分と比べてしまって辛いらしいね。なんでそんなところに自分が登場するのか謎ですが。おっさん的にはありだと思います

擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD

地味だけど今期で一番人情に振り切った作品じゃないかと。時代劇意識した作り、子連れ狼などのモチーフ復讐と許しの葛藤という普遍的テーマ古典的ながら骨太だとは思います。ただ、名作かって言うとそうじゃなくて、今となってはなくなった形式を今やってみたという作品かと。

究極進化したフルダイブRPG現実よりもクソゲーだったら

中身がニコニコ旧2ch的。ヤンデレクズ陰謀家など嫌な感じのキャラをやり尽くしてんだけど、嫌な性格って実はテンプレ化しやすいな、という印象。話自体おバカ系なんだけど、それ以外に感想は出てこない。エンディングの「だいだいだい好き」の部位はおそらく「Die」だと思います

スーパーカブ

なんか良さげだと持って見始めたら、作者が炎上して延焼すらせず燃え尽きて終了した悲惨アニメ二次絵もどういうわけか自分の周辺では見ません。渋のランキングにもあまり見なかったような。中身も深みがありそうでなにもない作風で、原作文体も正直うまいとは到底言えない文章力なので、「増田カブ」というふざけた二次創作がはかどりました。これは単なる雰囲気アニメでしょう。礼子と小熊がでかいカブを引っこ抜いて、や~ん大きい、などという下らない同人誌が出ることを期待しています。あと、恵庭嫉妬のあまりコーヒープールを作って小熊の殺害を企てるエピソードも見てみたいですね。

ゾンビランドサガ リベンジ

うーん。安定しちゃったかな。はっちゃけてほしかったですね。メディアミックスとかスケベ心が出たんでしょうか。

普通です。面白いともつまらないとも言えない。リーゼントの回くらい毎回ふざけてほしかった。

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω

見た。普通。例のヒールみたいにエロに振り切っちゃったほうがいいのでは。

妖怪ウォッチ

メタネタパロディが減りすぎててあんまり。もともと大人用じゃないのだな、という厳しい現実のしかかる。

BLUE REFLECTION RAY/澪

ロジックが画作りと構成に追いついてない。キャラ原案ありむー岸田メルなんだけどまるで原作絵を再現するつもりがない。やりたいことは明らかにまどマギ系やゆゆゆの類似品。駄作だったアサルトリリィ以下。こうなると何がやりたいのかわからない。低予算が透けて見えるのが悲しい。

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

この系は絵面さえ良ければだいたい面白いと相場が決まってんだけど、これは本当につまらない。前回の魔女の旅々を思い浮かべたり、その他日常系を思い浮かべるとその退屈さに驚く。退屈なのに驚くってどういうことなんですかね。

86エイティシックス

もう一つのVivy枠。作者に失礼なんだけど、多分原作の方はもっと悲壮感溢れる感じなんだろう。

日本人の大好きな悲観的なメロドラマで、みんなと心が通じてるのに世界システムが許さなくって、という内容。ちなみにこれを男女の恋愛に置き換えると不倫ものになりますし、断絶をボーイ・ミーツ・ガールに置き換える事もできますロミオとジュリエットがその原型です。そして断絶と死はとても相性がよく、実際レーナさんたちと86ピアヘッド部隊出会えません。あとはそれにハマるかどうかという話です。

EDENS ZERO

一話だけ。これは糞だなと思ったので取りやめに。SFとしても中途半端少年漫画としても王道を履行しすぎてなにもない。

美少年探偵

画作りがすごい作品。まあ、あの人監督なら当然でしょう。内容はびっちり西尾節なのでそれ以外に感想はない。やってることが怪異普通探偵かの違い。

東京リベンジャーズ

新宿スワンの作者なのでヤンキーバリバリになるのはやむを得ないでしょう。ただ、キヨマサくんの本物感は声優ともどもよくできてんなと思います。他のヤンキーがいなさそうなのに、あれだけ田舎にいた感じというか。たちの悪そうなボス感もよく表現できてますね。マイキーくんは完全に創作です。あんヤンキーもいるにはいますが可愛がられる立場で、トップはったりしません。せいぜいトップ腰巾着です。そして連絡係程度のチビは背後の権力を傘に来て偉そうな態度を取ります。なんでそんな事知ってるかって、もともと田舎者だからです。

タイムリープものというより、キャラものとして見るのが正しいかと。なぜなら彼女だけでなく、ドラケンマイキー二名に死んでほしくないタケミチ、というラインがしっかり描けているから。

不滅のあなたへ

原作よりわかりやすく、かつ原作踏襲してるのでおすすめ感はあります。ただ原作は大作感のある無味乾燥とした物語なので、見続けることによって激しく感情を揺さぶられるとか、涙が流れすぎてトイレ便器から離れられないといった現象に見舞われることはありません。それはまあ、二期三期と続けてみればこの意味がはっきりわかると思います。作者が感動させに走ってないので。フシというサーガではなくフシという歴史を通した群像劇という立場なんでしょうね。

幼なじみ絶対に負けないラブコメ

もうこういうのはいいかなと思ってさっさと切った話。一話目も覚えてない。むしろ見たつもりで見てないかもしれない。

長瀞

まあこういうもんでしょう。だって他になんか言うことありますか?

褐色JKって創作物の中で何匹いるんでしょうね。

メガロボクス NOMAD

単なる雰囲気アニメと言われた一期ですが、二期も割とそうです、ただし、音楽美術センス、造形どれをとっても渋くて、昭和テイストを残しながら現代的という良い意味での線引を果たしている佳作だと思いますエンディングテーママリアッチを思わせる歌声郷愁を誘いますOPベンチャーズ的なギターサウンドも良い。肝心のボクシングシーンがしょっぱいと言われた前作ですが、少し改善してます。むしろボクシングを通したジョー人生を描く作品なので、ボクシングシーンこそおまけかも知れません。

追記NOMADノマド以外に「俺はマトモさ」という意味が込められていると思います

セブンナイツ レボリューション -英雄継承者-

実は零と同じ轍を踏んでいる作品。要するにストーリーの骨組みはちゃんと考えてあるのに、舞台が同じ場所の繰り返しだったり、キャラが多い割に話に広がりがなくラスト二話程度で一挙に情報量が増えるという、昔のアニメにあった悪いパターンが戻ってきている印象です。舞台勢力、そして敵と味方両方を映し出すだけでちょっと面白くなったことでしょう。

やくも

視聴者をお舐めになってるのでしょうか。

ましろのおと追記

久々に俺節風の人間ドラマが見られる傑作かなと思いきや、いきなりトーナメント化してしまい、某カルタ漫画か! と手に持ったバチを画面に投げつけた思い出。いえ、実際には投げつけてません。三味線持ってませんし。ハイセンスなお母様の全く方言が抜けきってないのはやりすぎじゃないだろうか。自分の音を鳴らせ、じっちゃんコピーになるなで終わったので二期あるんですかね。

ThunderBolt Fantasy 第三期(追記

これですね、個人的に好きなんですけど増田ボッコボコだったのでまあいいかなと思って書きませんでした。個人的には見れば面白い類で、キャラに馴染みが必要なので1期からおすすめしたい感じ。トリックスター役の凜雪鴉(リンセツア・鬼鳥)の奇っ怪さが今作の面白さの一つだと思ってる。どうも虚淵玄って名前出すのがいかんらしいですね。

ODD TAXI追記

地方AT-Xに入ってないんです。おわかりください。ちなみに超絶低速回線です。お察しください。

入間くん(追記

うーん。この手のいわゆる勘違い成り上がり系って80年代からあって、ある意味では普遍的ものなんだよね。でもこの入間くんはその古典芸を古典芸としてでしかやれてなくて、一期の一話目から俺は真顔で見ました。終始真顔でした。それでも頑張って一期の4話まで見たんだけど、どうしても真顔でした。これは二期も真顔に違いないと思ったので見ませんでした。

セスタス追記

幼少期編……三浦先生も死んじゃったのにこっちも酷い扱いにしてはだめでしょう……。

バック・アロウ追記

中島かずき脚本で、ガイナックスを忘れられなかった中村が再びガイナックスをやりたがった作品。この人のテーマ性はBNA以外、底辺場所から天を目指す、という部分に集約されていて、そのモチベーションが「人の持つ無限希望」にある、と本人の中で解釈されてんですね。しかしこれって彼の最も得意とするところなので、ある意味最も保守的作品なっちゃった感じがします。細胞の一部っていう仕掛けもありきたりでもありますし。

魔道祖師追記

用語が超わかりにくい。あとコンテの構成(シーン)がバンバン過去現在を交差しまくるので今何が起こっているのか飲み込みにくい。カメラワーク効果音と演出などは映画風で大変高度だとは思うんだけど、とにかくわかりにくさで損をしている。メモ取らなかったのを後悔しました。絵は美しいし、中国アニメ本拠地になりかねない別の意味での恐怖を感じさせる作品かと思います

7 SEEDS(ネトフリ→BSMX枠)

これ面白いんだけどアニメ知名度ゼロ過ぎて悲しい。基本的に作りは古いです。何しろポストアポなんちゃらで少女漫画SF黎明期匂いを強く残している。サバイバルといえばさいとうたかおサバイバル自殺島などでも既出なので新規性もありません。ただ、女性作者ならではの繊細な人間関係の描写や、ほんの些細な出来事から気づきを得て成長してゆく姿は、無人島生活ものと相性がよく飽きにくい構造かと思います。作者の目線人間の身勝手さを越え、人間の暖かさを信じる気持ちが伝わってくる点も良いかと思ってます

バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!(追記

これ語っていいんだろうか。なぜなら1期見てないから。この期に限って言えば運営側陰謀陰謀に立ち向かいながらも自らのアスリートとしての矜持を貫こうとする女性たち、という組み立てで、よくよく考えると一番フェミ枠なんじゃあるまいかと。やんなくてもいいのに時代機微な気がします。なぜならおそらく一期はそういう作品じゃなかったであろう予測がつくから

ともかくね、尻がエロい。それだけですよ。尻のために全話見るのが正解です。

2021-06-15

anond:20210615012959

受けるのは自由だけど2次創作から

そもそもネタ被りやオマージュパクリダメなら虚淵玄とか話題呪術なんちゃらはだろ

 

もちろん名前が出るところなら文明人として2次創作創作性が認められるって答えるけど

みんな心の中じゃ「2次創作じゃん。不満なら訴えれば」って思ってると思うよ

2021-06-06

anond:20210606160727

どっちもウンザリするから見てない

はてな村風には Not for me でしたっけ?

女って遊郭好きだよな(呆れ)増田に激しく同感したわ

 

鬼滅は無惨様の詰めのシーンはオタク教養及びテンプレ化したけど

呪術は今の所そういう雰囲気ないので安心してる

 

まどマギ虚淵玄が嫌いなのでオタク教養入りしてから仕方なく観たわ

anond:20210606014548

大学院卒の興味や論文になりそうなアニメ(まどまぎ)

オタクは死んだんだなというのと

庵野くんよりも虚淵玄の方が罪は大きいと思う

anond:20210315150020

2021-06-04

元売りスレ民と見る2011年の激動のアニメ

 おっす。元ケンモメン、現増田のどうしようもない人生を過ごしている俺だ。

 

 その昔、売りスレというものがあった。正確には「【速報】アニメDVDBDの売り上げを見守るスレ」だ。スレタイの通り、アニメDVDBDの売上を追いかけるスレだ。

 このスレのおかげでアニメオタク業界にも「数字」の流れが押し寄せて、やらおんなんかにめちゃくちゃ転載されまくって界隈はボロボロになってしまった。ひどい話だ。アニメ数字しか語れない悲しい人間が量産された。

覇権」という言葉が広く使われるようになったのもここからだったと記憶している。ゲハかもしれん。今でこそ「その時一番面白いアニメ」みたいなふわっとした感じで使われているが、元々は「そのシーズン最も売れたアニメ」のことを「覇権アニメ」と呼んでいた。

 ちょっと脱線するが「質アニメ」という言葉も当初からちょっと意味合いが変わっている。今も使われているかは知らんがある時期以降「質アニメ」というのは、まぁ、文字通り「良質なアニメ」というような意味で使われていたと思うが実は出自は違う。

 売りスレでは当然、売り上げが高いアニメほど評価が高く、売り上げが低いアニメほど評価が低かった。その中で売り上げが低いアニメファンがよく持ち出すのが「質」だった。数字は出なかったけど質はよかったから、と。そういう「売れなかったけど信者がついているタイプアニメ」を嘲笑気味に「質アニメ」と呼び出したのが始まりだったりする。負け犬の遠吠え類義語と思っていい。

 

 そんな売りスレのちょうど10年前。2011年を取り上げる。個人的思い入れがあるのは夏だ。

 2011年は波乱の幕開けとなった。

 

 2011年アニメ。その後のアニメ史を語るうえで絶対に外せない、歴史に名を刻むレベルの超特大の一発が界隈にぶち込まれた。しかも「当たらない」とされていた新作オリジナルアニメでだ。

魔法少女まどかマギカである

 座組の段階で注目しているスレ民もいた。中堅アニメの王「ひだまりスケッチ」の原作蒼樹うめ」とニトロプラスの「虚淵玄」のタッグ。ただ、当時は「オリジナルアニメ」は当たらないという風潮があった。が、そんなものはぶち壊された。

 内容のセンセーショナルさも相まって1巻はゲボほど売れた、集計期間中80000枚弱。ちなみに2010年の売上トップが「けいおん!」の39000枚。ダブルスコアである。それでも2009年化物語」には及ばなかったので、あっちも正真正銘バケモノであるスレ化物語棒とまどマギ棒を持ったバーサーカー達の戦場となった。

 その裏で、こっそりとウサビッチs4が40000枚以上売り上げていたり、えちえち同人誌を量産したISインフィニット・ストラトス>が30000枚以上売り上げていたりと一発がデカシーズンだった。4位は「君に届けs2」の6000枚強と急激に落ち込むんだけどね。

 12か月10万円の悪夢の角川マラソン、走者はゴシッカーと呼ばれ称えられたアニメGOSICK -ゴシック-」の放送もここ。後にBOXが発売された。僕はBOXを買いました。

 

 2011年の春アニメ。冬アニメから始まった「新作オリジナルアニメ」の波は収まらなかった。しかも今回は2発だ。

あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」「TIGER & BUNNY

 売上としてはまどマギには遠く及ばなかったが、どちらも界隈に大きな影響を与える作品となった。どちらも30000枚以上売り上げている。普通に年間10本の指が入るレベルの売上。また、作品として非常に評価の高い「Steins;Gate」16000枚弱もこのシーズンである。これだけ売れると「質アニメ」とは呼べない。

 一発一発はやや小粒だが、弾数が多いのが春シーズンだった。シュタゲの後にも「銀魂’」「青の祓魔師」「ファイアボール チャーミング」と10000枚以上が続き、「よんでますよ、アザゼルさん。(9000枚)」「花咲くいろは(8000枚)」と続く。

 

 そして2011年シーズンである

 ラインナップが発表されたとき、みんな死んだような眼をしていた。

 ギリギリ知名度があってこん棒になりそうなのが「アイドルマスター」。そして安定感があり評価がすでに固まっている「夏目友人帳 参」。それ以外はもうなんというか、小粒……という評価。そんな2011年アニメを制したのは

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%

 だった。1巻は24000枚。まぁ、ボチボチといった感じだった。ちなみに、その後うた☆プリはシーズン2、シーズン3の1巻を60000枚売り上げるバケモノコンテンツに育っていくのだがそれはまた別のお話

 ただ、売りスレ民は男が多いのでぜーんぜん盛り上がらなかった。というのはウソで、実は「アイドルマスター」の評価をめぐってちょっとしたいざこざがあった。

アイドルマスター」の売上はなんとびっくり6000枚弱だった。私の売上やばすぎ!? というのも、実はアニメアイドルマスター」の特装版はPS3ソフトグラビアフォーユー!」と同梱され「ゲームソフト」として流通してしまったのだ。そして、この同梱版の扱いをどうするかで界隈はモメた。同梱版と合わせると平均して30000枚弱は売れており、十分な売上となったが、アニメ単体だと中堅程度。アイマスをこん棒として使いたい組とそうじゃない組で喧々諤々のののしりあいが続いた。だが何の結論も出なかった。そりゃそうだ。アホらしい。

 ちなみにこの夏の2位は「夏目友人帳 参」の10000枚。安定感がある。そして10000枚を超えたのはこの2作だけになる。3位につけたのは「ゆるゆり8000枚程度。4位「ロウきゅーぶ」6000枚。萌え豚。不作である。ひどい。飢饉だ。

 だが、ちょっと面白いシーズンでもあった。

 3爆神というマスコットが生まれた。

猫神やおよろず」「神様のメモ帳」「神様ドォルズ」という、タイトルに「神」がつくアニメが3作同時に放送されたのだ。そして、どれも、いかにも「売れなさそう」だった。

 秋の新作発表まで大した盛り上がりもないまま、3爆神は出してもスレが荒れないマスコットのように静かに擦られ続けた。そして売り上げは爆死した。普通に爆死した。

 その後、なにかにつけて3〇〇とか4〇〇とかつけたがったか定着はしなかった。奇跡ユニットだった。俺は全部嫌いじゃなかったよ。全部リアタイで完走して、猫神は円盤買いました(半ギレ)

 

 2011年秋。

 注目は信者の声が大きいで有名なFateシリーズの新作「Fate/Zero」。同じく強い信者力をもつ「Persona 4 the ANIMATION」。オリジナルアニメカムバックの「ギルティクラウン」、PVはめちゃくちゃよかった。

 ただし、「Fate/Zero」には懸念があった、制作スタジオufotableである。当時の「ufotable」はクオリティは高いが売れない、というのが一般的評価だった。

 結果は「Fate/Zero」が50000枚強売上て圧勝。年間2位につけた。ふつーにめっちゃ売れた。あ、みんな知ってると思うけど、2019年に「ufotable」は「鬼滅の刃」を作ります

「Persona 4 the ANIMATION」も30000枚以上を売り上げ地力を見せつけた。続いて評価の高い「境界線上のホライゾン」が20000枚以上、人気シリーズシーズン2となる「WORKING'!!」が12000枚ちょい、当時最強ラノベと名高かった「僕は友達が少ない」が10000枚ちょい、前評判は高かった「ギルティクラウン」は8000枚売れなかった。

 

 こうして2011年シーズンは幕を閉じた。

 まどマギあの花タイバニFate/Zeroと話題性、売り上げともに強力なラインナップ―しかもすべて新作の―が揃った一年だった。しかオリジナルが3作。後に人気シリーズ化していったり映画化する作品も多かった。鮮烈なシーズンだった。

 2011年の周辺でも2009年には「化物語」が生まれ2010年には「けいおん!」、2012年には「ソードアートオンライン」「ガールズアンドパンツァー」が生まれている。俺にとっての黄金期だ。

 

 思い返してみればあの頃が一番真剣アニメを見ていたと思う。スレでは「売れないアニメ人権なんかねーよ」などといいながらも、そんなに売れなかったアニメも楽しんで見ていた。ヴィクトリカちゃんかわいいよスレ民が思ったより円盤を買うから俺も結構買っていた。

 その後売りスレ数字叩きが苛烈化し、売り上げの数字は基本オリコンから勝手に獲っていたのだが声がでかくなりすぎた結果、オリコンを怒らせ規制を食らったり、まとめサイトから流入が多くなり(まぁ2011年時点でも普通に地獄絵図だったが)収拾がつかなくなったりして勢いが少しずつ薄れていった。俺も昔ほど張り付かなくなり、いつの間にか見なくなった。

 今ではそこまで真剣アニメを見なくなったし、サブスクでのストリーミング配信の普及もあって円盤ほとんど買わなくなった。少し寂しい気持ちはある。

 

 そういうわけで昔の「売りスレ」と当時のアニメを振り返った。

 2011年10年前の話である

2021-05-16

anond:20210516193508

虚淵玄に信頼がない。まどマギ以降は何も生み出せていない。

なんでThunderbolt Fantasy見ないの

話題にもなってないけど普通におもしろいぞこれ。

人形劇でここまでできるのかという矜持もすばらしいし、何より虚淵玄監督作品

話も武侠からソフトSFまで幅広い展開。キャラは魅力的で楽しい

2021-05-15

セカイ系オタク最後楽園BTSかもしれない

この自粛間中BTSにハマった。

様々な人がBTSの魅力や人気を集めた理由を語っているが、俺と同じ切り口で論を進めているものがないように思ったのでn=1の感想を書いておく。

BTSの魅力としてよく挙げられるのは曲や高度なパフォーマンスなどだが、俺はやはり、根本にあるのは高いエンタメ性だと思う。

そもそも、彼らのプロデューサーであるパン・シヒョクは日本アニメマンガ等のサブカルチャーに造詣が深い。新海誠の「彼女と彼女の猫」「君の名は。虚淵玄魔法少女 まどか☆マギカ」などに対する感想を本人のTwitterで呟くほどだ。

そんな彼が発展途上の少年達をプロデュースしたらどうなるか? 簡単である

完成度の高い「セカイ系MVが出来る。

これは俺が語るよりも実物を見た方が早いので一度見てみてほしい。最初は誰が誰だか分からないと思うが、全体の雰囲気だけ感じてくれたらそれでいい。歌詞英語字幕をつけられる。

RUNofficial mv

https://youtu.be/wKysONrSmew

一言でいえば「無力で無鉄砲少年たちが若さだけを武器にわちゃわちゃするmv」だ。

Dynamite」の堂々たるスター感とはほど遠く、顔つきも体つきもまだ幼い。それもそうだ、冒頭で水に潜っているテヒョン(BTSでの活動名はV)はまだ19歳、最年少のジョングク(活動名はJung kook)は17歳だ。若い……!

この世界観は「花様年華」という彼らの一大コンセプトだ。「RUN」だけでなく、様々な曲で共有されている。全然関係ないが同タイトル台湾映画面白いのでオススメ

BTS花様年華トラウマを持つ弱い少年たちが出会い交流を深めることによって傷を癒していくというストーリーだ。完全にフィクション世界観だが、メンバーはそれぞれの本名で役を演じている。

それぞれの役も、ナルレコプシー、代理ミュンヒハウゼン症候群(おそらく)、親殺しなど、往年の葉鍵ヒロインのような重い家庭事情のもとで育っている。

そんな彼らのトラウマ描写した映像作品として「Wings short film」シリーズがある。一本が3分ほどで、メンバーが7人なので7本ある。どれも面白いが、特にお気に入りの一作を貼っておく。ティムバートンとかシャフトとかの悪夢っぽい世界観が好きならおすすめだ。

面白いと思ったら他のメンバーのやつも検索してみて欲しい。

Short film jimin

https://youtu.be/_y8-HD5O69g

林檎マリア像、風景画、烏の刺青など複数メンバー映像共通する小道具も多く、#7のソクジンの回まで通して見れば、ちょっとした達成感を抱ける。

この辺りまで見れば、少しずつメンバーが見分けられるようになっているのではないだろうか。

見分け方は他の方のブログに詳しく書いてあると思うが、花様年華に限って書くと、ガソスタにいたらナムジュン(活動名はRM)、車を運転していたらソクジン(活動名はJIN)、火を見ていたらユンギ(活動名はSUGA)、寝てたらホソク(活動名はJ-HOPE)、溺れてたらジミン(活動名はJIMIN)、血を浴びてたらテヒョン、殴ったり殴られてたらジョングクだ。見てれば慣れる。

例えば「I NEED U」は花様年華シリーズ第一作の自己紹介ソングだ。登場人物が何に悩みどう生きているのかが分かりやすい。本当はこれを一本目に勧めるべきなんだが、俺はRUNの荒々しさや青さやスピード感が好きなので。

他のブログを読めば詳しく知れるが、この曲はBTSスターダムの第一歩を踏み出したきっかけになったらしい。こちらのmvはVの怪演が光っている。今の19歳ってあんな感じなのかな? 怖いな。

『I NEED U』 official mv

https://youtu.be/jjskoRh8GTE

下の動画なんて、12分の動画のうちドラマパートが8分あり、エンドロールでようやく曲が流れる。曲を売る気があるのか。

ドラマパートスタンドバイミーとかが好きなら気に入ると思う。歳をとったからか、最近こういう一瞬の青春みたいなやつに弱い。そしてこの動画を見れば、やけに意味深描写が多いことに気づくのではないだろうか。

Butterflyofficial mv(花様年華prologue)

https://youtu.be/Bt8648TNX1M

そう、この花様年華、ただのボーイミーツボーイではない。タイムリープものだ。

花様年華シリーズは様々なメディアミックスがされている。主なもの小説マンガだ。(CGアニメや実写ドラマ化などが進行中らしいが詳しくは知らん)余談だが、この辺りパン・シヒョクPDはとても商売うまいMV意味深ストーリーをチラ見せし、全貌が見たければ小説を買わせる。ようつべで聞ける曲ばかりが収録されたCDを買うのはよほどのファンだけかもしれないが、小説なら比較的敷居が低い。よく出来た予告映像を見てつい劇場アニメを観てしまうようなものである

さて、マンガ/小説花様年華ストーリーは以下のようなものだ。

トラウマを持つ少年たちが学校出会い、仲を深めるが、様々な理由軋轢が生まれ、海に行ったある日、決定的な仲違いをし、離れ離れになってしまう。3年後、留学に行っていたソクジン韓国に帰ってくると、かつての友人は死んだり、人殺しで捕まったりシンプルに困窮していたりで、めちゃめちゃに不幸になっている。ソクジンタイムリープを繰り返し、彼らを救おうとする。

葉鍵であり、シュタゲ要素もある。盛りだくさんだ。ちなみにマンガ版はLINEマンガというアプリ無料で読めるが、ただでさえ見分けがつきにくい少年たちがさらに絵で描かれている。俺は読み進めるのに根気がいったが、顔認識能力が高い人はいけると思う。

さっきメンバー紹介のところでわざわざ、アルファベット活動名とカタカナ本名併記したのは、このマンガではキャラクター名が全て本名で表されているからだ。

本名ではジミン、ジョングクなどJがつく名前がやたら多いのに、J-HOPE本名はホソクである。なんでだよ。一番Jであるべきだろ……!

マンガは興味ない、ただただエモい映像が見たいという人にはこっちを見て欲しい。

Spring day』official mv

https://youtu.be/xEeFrLSkMm8

バラード曲。「八月でも(あなたに会えないなら)冬だ」という一節が印象的。RUNで後先考えずにその辺を散らかしまくった彼らがパーティの後始末をしていて、青春永遠に続くものではないことを描いている。全体的に褪せた雰囲気で、オレンジと青が強い独特の色味のpvになっている。安全ピンでピアスホールを開けてあげるシーンがあるのだが、国が違ってもエモ仕草は変わらないんだなと感心した。

Euphoriaofficial mv

https://youtu.be/kX0vO4vlJuU

花様年華シリーズノーマルエンド分岐って感じ。

比較的新しいmvなので、みんなスタイリングも服も普通なのに、めちゃめちゃ垢抜けている。幼さや青さというより、思春期を越えた7人が二度とは戻らない日々を愛おしむ話。撮影してるの明らかに真冬なのに、半袖のアロハ着せられてる子がいてかわいそう。

花様年華面白い。確かにストーリー展開自体王道で、言ってしまえばどこかで見たことがあるようなものばかりかもしれない。彼らの演技も、本業ではないから当たり前だが、全員が素晴らしいというわけではない。ぎこちなかったり、ムラがあったりする。だが、その未完成さが、若さが、今の俺には一番眩しい。

2019年に「天気の子」、2021年に「シン・エヴァンゲリオン」が上映され、かつての「セカイ系作家たちは次々と己の世界観ピリオドを打っている。さらに、まどマギピンドラなど、壮大な世界観ファンを魅了したアニメも新作の公開が決定した。

2021年、俺たちが愛したあの頃の「セカイ系」はもうどこにもないのかもしれない。

そんな中で、かつて俺たちと同じようにアニメゲームを愛したオタクが、革命前夜の少年たちを巻き込んで、今も続くストーリーを紡いでいるというのは、なにかとても尊いことのように思える。

タイトル花様年華、これは「人生で一番美しい瞬間」という意味らしい。BTSのこのプロジェクトは間違いなく、俺にとっての花様年華を思い出させてくれた。

ありがとうパン・シヒョクプロデューサー

ありがとうBTS




どうでもいいがこのテンションのままボン・ボヤージュ(メンバーたちによるゆるい旅番組)を見ると、辛い展開に耐えられないオタクが作った日常系同人誌っぽくて面白い。こっちもおすすめ

2021-05-03

まどかマギカはもう作らなくていい

エヴァの完結に感化されたのかそれより前に考えられていたのか分からんけど。

もう最終回は作らなくてもいいよ言いたい。

シンエヴァを見てわかったけど、綺麗に話を終わらせるためだけに作品を作ると駄作になる。

虚淵玄が「アイデアない」って言ってたんなら作らなくていいよ。まじで。

ベルセルクも再開するの?もうガッツグリフィス倒す動機ないじゃん。まどまぎもベルセルクもあのまま未完で終わりにしようよ。

2021-03-19

ガンスリンガーストラトスというゲームが終わる

ガンスリンガーストラトス通称ガンストというゲームを知ってるだろうか。いや別に知らなくてもいいんだが。

その思い出を語っておこうと思う。きっと他にもしんみりしてる人がいると思うから

ゲームセンターにある、やたらと大きい画面が4つないしは2つ並んでいて、プレイヤーが立つところには何と二丁拳銃コントローラーデバイスがある。

そんなゲーム

大きめのゲームセンターに行くことがあり、クレーンゲーム以外のコーナーを通ったことがある人は見たことくらいはあるんじゃないだろうか。

プレイヤー10000のコストを所持した4人チームで、各キャラ各装備につき1100~2500までのコストキャラクターを操作して戦い、倒すとそのコスト相手に消費させる。先に10000以上削った方の勝ちだ。

なんかガンダムにもそういったゲームがあるらしい。それっぽいらしい。

ゲーム説明に関しては下手な自覚があるのでプレイヤーのみなさんはコイツ下手だなと思っておいてくれ。

2012年7月12日に稼働を開始したこゲーム、なんとあのSQUAREエニックスゲームだし、どうやら世界設定のようなもの虚淵玄という人が担当しているらしい。僕はあまり無知オタクなので、その虚淵さんという人を知らなかった。後から色々調べて知ったが、なんでこの人こんなことしてくれたんだ…!?と思った。ありがとう。素晴らしい世界設定をありがとう

僕はこのガンストを割と初期からプレイしている。稼働年の2012年からだ。スナイパーであるオルガがとんでもなく猛威を振るっていた時代は残念ながら知らない。それが調整されてオルガくそだわと言われるようになった頃から始めた。

どのキャラを使っていたのか言うと身バレに繋がるレベルでこのゲームの「界隈」は狭いと思うので割愛するが、どのキャラを使っていたのかとか言い出す時点でキャラ愛勢なのは理解して欲しい。

このゲームは、僕がゲームセンターに行くようになって、音ゲー以外で初めてめちゃくちゃやったゲームだ。

音ゲーだとライトに誰でも出来るゲームだけど、他の「対戦ゲーム」はちょっと怖かった。なんか出来る人達がいつもいるし、チュートリアルなんかやってたら鼻で笑われるんじゃないか…なんて思ってた。だから出来なかった。ガンダムとか、大戦とか。

そんな僕が、ちょっと出遅れたけどそれでもこのゲームをやりたかった理由は、最初に書いた二丁拳銃コントローラー、「ガンデバイス」だ。

まず、これを当たり前だが左右に1つずつ持つ。ちゃん拳銃の形をしてるので手にフィットする。それなりにずっしりしてる。そんで画面の前に「立つ」。このゲームほとんど座ってやる人はいなかった。椅子も置いてなかったし、何より画面がデカくて高めの位置にあるから立ってやる事を想定してたんだと思う。

まずそのプレイスタイルにとんでもなく引かれた。

二丁拳銃持って、仁王立ちしてるプレイヤーたちがめちゃくちゃカッコよかった。

しかもガンデバイスの凄いところは、画面に向かって「撃つ」これがゲームプレイする方法だった。

よくゲーセンにある、銃でモンスターを倒すホラーゲームがあると思うが、ほぼあれで。しか二丁拳銃だ。いやもう二丁拳銃が好きすぎた。

ガンスリンガーストラトスには、プレイヤーが戦っている姿を見てるだけで「やりたい!」と思わせるカッコ良さがあった。

10時の開店と同時にゲーセンに行き、まぁ飯を食いに行ったりもするが、24時の閉店まで居た。そこからさら24時間営業の店に移動して朝4時までゲームしてたなんて事もある。いま考えると若いからできたんじゃないだろうか。

深夜帯は魔境。それが楽しかった。

僕が使ってたキャラは、最初から変わってない。最初リリースされたキャラの中にいる。そしてずっと特別強いとかは言われず、それでも楽しくてずっと使っていた。

いわゆる「オフ会」なんかも割とあった。ドキドキしながら参加して、みんなフランクに話しかけてくるので、ゲーセン民って陽キャだな…と思った記憶がある。なんのことは無い、同じゲームプレイしているというだけで話題は尽きないから、僕もそのうち顔見知りの人とはゲーセンでならほいほい話せるようになった。

わいわい言いながら遊ぶゲーム楽しい事ったらない。身内で煽り合ってぎゃーぎゃーいうのも楽しかった。僕の知らないゲームを遊ぶ楽しさがここには全部あった。

あと、僕は無知ゆえ全然知らないのだけれど、有名なプロゲーマーとも遊べた。4人で遊ぶためには勿論友達4人でやるでもいいが、基本的には「1人でマッチングを待って、全国どこかの誰かとやる」だ。その中に、プロゲーマーさんたちがいた。ふ~どさんとか、ウメハラさんとか、あまり詳しくない僕が覚えているのはこのくらいだ。

そんでもっとすごいのが、ゲームキャラクターたちの声優さんともマッチングした。なんということだ。阿部敦さんとか西田雅一さんとか植田佳奈さんとか。なんということだ。

勿論選べないので、味方だったり敵だったりする。味方だと手が震えたし、敵だとオラァ倒してやる!と思ったりした。

確かプロゲーマーさんと声優さんは敵でマッチングして倒すと称号を貰えた。僕は西田雅一さんと阿部敦さんを倒した称号を持っている。

こういうのはゲーセン界ではよくある事なんだろうか?僕にしてみればとんでもない事で、めちゃくちゃ嬉しかった。

そのガンスリンガーストラトスサービスを終了する。

もともと、2年か3年くらい前からアプデが止まってた。それなのにまだまだ稼働してた。それなりにやってる人もいたらしい。とんでもないゲームだなと思う。

僕はというと、諸事情あってアプデが止まった頃から丁度やらなくなった。ゲーセンにもあんまり行かなくなっていた。稼動開始から6年だか7年だか立っていると生活スタイルも変わってくる。周りのゲーセン仲間たちも同じだ。それでもたまに集まったり飲み会したりとかはちょいちょいあった。めちゃくちゃ楽しかった。ただ、ガンストの話では盛り上がれなくなっていって、ゲームだけで繋がっていた人とは会話の間がもたなくなっていた。それでもみんなと会うのは楽しかった。コロナで尚更会ってない。みんな元気か。

ガンスリンガーストラトスが終了することに、並々ならぬ思いを持つ人は少なくないと思う。

あの空間には「青春」が詰まってた。いい歳して、と思うかもしれないが、そうとしか表現出来なかった。

尤も、もっとゲーセンに親しんでいる人達からすればあるある程度なのかもしれないが、僕はひとつゲームを7年もやり込んだことは初めてで、それも何度もアプデが来て、環境が変わって…なんていうのも初体験で、楽しくて楽しくて仕方がなかった。

僕がガンストが終わることに寂しさを感じるのは、僕がガンストを通して、ガンストプレイヤー結婚たからかもしれない。

実はガンストは女性プレイヤーが他のゲーセンゲームより目に見えて多いようで、カップルの成立は珍しくなかったし、それによるいざこざもまぁまぁ聞いたし、5年過ぎた頃からはチラホラ僕以外でも結婚報告が上がっていた。

夫婦でガンストしに行ったことも勿論あった。もう全然行ってないが、めちゃくちゃ楽しい時間だった。

あんなにやりこんだゲームが終わる。もうめちゃくちゃ寂しい。ずっとやってなかったけど、最後に一番近い稼働店舗に行ってみようかなと思うくらいには。

あんなにゲームをしていた時間を今は何に使っているのかというと、実はまだゲームをしている。ゲームが好きなのはやめられない。その点では結婚相手は間違ってなかったと思う、めちゃくちゃに理解があるので。

なにをやっているのかって、ファイナルファンタジー14だ。なんでそのゲームなのかって、まぁ人に誘われたからなんだけれど、いま振り返ってみると、びっくりするくらい多くのガンストプレイヤーたちがFF14をやっている。

もともとやっていた、という人も多いし、あの人ガンストやらなくなったな?と僕の記憶にあった人もFF14にのめり込んでたと最近気づいたし、僕のようにゲーセンから足が遠のいてからやり始めた人も多かったし、何よりコロナ自粛期間でめちゃくちゃ増えたと思う。

同じスクエニからかもしれない。

グラフィックもなんとなく似てるからかもしれない。

時間を持て余してるガンストプレイヤーがいるなら、ちょっと手をつけてみるのはいいんじゃないかな?と思う。

パソコンか、ps4かps5があればできる。どっちも無いなら、漫画喫茶に行くと既にインストールされてるめちゃくちゃいいパソコンでできる。

でもお高いんでしょう?って?

そんなあなたファイナルファンタジー14フリートライアルというもの存在する。

いや、それが、FF14には「新生」「蒼天」「紅蓮」「漆黒」というバージョン存在し、どんどんお話が進んでいくのだが、

新生」「蒼天」の2本分まで、なんと、無料で出来る。住民税かいうのもかからない。まじでパソコンとかps4があればできる。ダウンロード無料レベルだってMAXが80なんだけど60まで上がる。キャラクリエイトで選べない種族は2つだけ存在するが、他の6つの種族はフルで選べる。

しか友達が先に始めてたら絶対親切に手ほどきしてくれる。残念ながら友達無料じゃないのでガンスト仲間にFF14はじめたいんだけど…とか言ってみると良い。群がってくる。

今はサーバーをまたげない関係で、作ったサーバーだとどうしても会えない人が存在する可能性があるが、実は次に「暁月」というのが実装される時にはそれも出来るようになるらしい。なんてこった。

いま会えてない友達に会うことができる

しかも、同じゲームをしてるという話題つきで。

そんなの、会話は弾むし、一緒に遊べるし、いいこと尽くしだ。


ガンスリンガーストラトスありがとう

間違いなく僕の青春だった。

これから青春FF14で過ごそうと思う。

残念なことといえば、結婚相手はAPEXと最近はウマにのめり込んでるので一緒にFF14を遊んでくれないということくらいだ( ・´ー・`)

2021-03-15

anond:20210315145729

ゴミ私小説だったけどここまで自分内面披露してんのは庵野くんだけでは?

 

ワイは虚淵玄ギルティーだと思うパクり的な意味

2021-01-08

神様になった日』録画分を見た上で深読みしてみた

よく考えるとアニメ世界終焉というテーマオマージュを大量にぶち込んでるとすると、ヒロインのひなはアニメの終わりを表現してるとか考えすぎかこりゃ。容姿からしてもアニメインデックスです。

アニメをどうにかしたいな、なんてこのメタ作品多めの脚本家が考えてるんだとしたら、何人が受け止められるんだろ。業界関係者だけ?

そう考えると、俺はこんなにアニメ好きなのにアニメ倒れかけじゃん、俺はもっとアニメを救いたいんだー!っていう崇高さがあるように見えるので不思議。このためにヒロイン創作の中心=神様なんでしょ?多分。だから12話で「ひながやりたい夏休みがこれだったんだ」というセリフがあったり。クリエイターはやりたいことやってますかと。脳死で病室で寝転んでんじゃないのと。俺たちは色んなジャンルやいろんなアニメに触れてきたけど、今は最悪車椅子だよね、という。そういう意味アニメ世界系なんだろうね。世界が滅ぶとか多少設定として大げさなのはそういう理由

ひなって存在をよく考えると、外因によって延命するガジェットがあるわけ。するとこれは今で言う所のネトフリとか外資 / パチ屋が思い浮かんじゃうのな。作中の映画ガジェットとかかなりメ表現アニメ神様ひながゲームで救われちゃうあたりも結構皮肉だよね。

でもこの危惧感を表明するにあたってだいぶ感傷的というか。グロテスクにしちゃう虚淵玄だしね。

2020-07-14

虚淵玄が対談で

第一話でいきなり意外性を提示して、視聴者を途方に暮れさせる

第二話で、物語世界観ルールを初めて説明する

第三話で、前回説明したルール以外の出来事も起こり得ることを示す、サプライズを発生させる

っていう脚本テクニック黒田洋介に教わったって答えてるんだけど

黒田洋介脚本作品でそんなのあったけ?

いつもうおおおおおっていいながら拳と拳をぶつけあってるシーンのイメージしか残ってないんだけど

2020-05-13

間違って覚えてた名前

茫然としている。

虚淵玄のことをずっと『きょえんげん』と思ってそう言ってきたんだよ。間違いだったとは。

今まで俺がそう言ったのを聞いたまわりの人達はどんな反応をしていたのか。全然覚えてない。

2020-04-30

エロゲの何が良いのか教えてくれ

こないだのアニプレ新作ギャルゲー企画、そしてOOPartsに関するブコメ増田を見て、やっぱりと思った。

みんなエロゲについて語るとき、どこか熱狂的になるよね。

なんて書いた文を寝かせてたら、その間にシロクマおっさんブログで、ヴィジュアルノベルビジュアルノベルエロゲ)について熱い語りを見せてくれた。

分かった。お前らがエロゲ大好きなのはよーく分かった。

でもエロゲの何がそんなに良いんだろうか?それについて、俺はまったく分からない。誰か教えてくれ。

個人的には過去遺物感あるんだよ、エロゲって。

アラサーの俺が18を迎える前後には、もう名作傑作のメディアミックスはだいたい終わってて、次の作品は……もう無かった。よくエロゲ凋落象徴として語られる有名スタッフが他業界流出して作った作品がヒットし始めたような時期だ。エロゲ話題の中心から外れ、「オワコン」(当時の流行語)の筆頭として扱われていた。実際オタ界隈を大きく動かすような大ヒット作超話題作なんてのは無かったように思う。強いて言えばRewriteとかFateなんだろうけど……大ヒット?とか、話題なの別媒体での展開じゃね?とか、そんな感じで。

から俺のエロゲイメージというのは、かつてオタ界隈にはエロゲしか無くて、しょうがなくみんなこれをプレイしてたし、しょうがなくこれで抜いてた、みたいな。

……そんなわけないんだけどね。20年くらい前、エロゲが盛り上がっていた頃から18禁PCゲームは当たり前にあったし、コンシューマのみのギャルゲーだってあったし、二次元エロだってエロ漫画エロアニメエロラノベちゃんとあった。ネットにはエロサイトだって運営企業個人を問わずあった。

あったのに、未だ「みんな」と言えるほどの人数が熱狂的な反応を示すのはエロゲだけだ。

それもエロステータスを上げる調教SLGとか3DCGアバターカスタムとかではなく、マウス押してる間だけピストンするエロフラですらない。ただの紙芝居揶揄されるような、中でもエロシーンが数クリックで終わると言われるような、ゲーム性エロも無いエロゲほど熱狂的に語られる傾向にある。

エロでもゲームでもない「エロゲ」に、それでもみんなに語らせるだけの「何か」があるらしいことは分かった。

分かったけど、「何か」が具体的にどんなものかは、誰も説明してくれない。知ってて当然かのように扱われている。俺は知らないのに、誰も教えてはくれない。

実際のとこ、どうなのよ。

エロゲって何がどう良いもんなの?

別にそんなんゲームじゃない媒体アニメ漫画小説でもいいじゃんって思うんだけど、かの虚淵玄小説版『鬼哭街』について、エロゲテキストあくまエロゲ部品の一つに過ぎず、そのテキストを用いて『鬼哭街』を活字媒体で展開することがいかに不完全かつ不本意か(つまり本来の完全なエロゲ版をやれ)と後書き2ページで主張していたあたり、エロゲって媒体には何かしらがあるはずなんだよな。俺が全く気付けないだけで。

エロゲ特有の何かって、射精するとピカッて一瞬白くなるやつくらいしか知らないし、別にそれでみんながドハマりしたんじゃないことぐらいは分かってるんだ。『鬼哭街』だと(虚淵曰く)エンディング流れる歌が重要らしいんだが、それだけでは歌がさほど重要でないエロゲはさほど良くないってことになってしまうが……本当に?『鬼哭街特有の話なのか判断できない。

誰か、エロゲーマーじゃない俺に、エロゲの何が良いのか分かるように説明してくれ。

なるべく「時代の空気」「当時の流行だったから」以外の意見が聞きたい。エロゲでなければいけないものって何なんだ。

アラサー以下の(比較的)若いプレイヤーの話も聞きたい。別に流行ってるわけではなく、似たような選択肢がある中、あえて旧来のエロゲを選んだ人は、エロゲの何が魅力だと感じているんだ。

声?歌?絵?それともマジで射精のピカッなの?

頼む、教えてくれ。

2020-03-16

anond:20200316114400

後半で急に彼女の絵は思い出せるのに顔は思い出せない、どうして?

という問いから始まって、結局実在しないはずの捏造された彼女が誰なのかを探すという、虚淵玄監督作品みたいなやつが思い浮かんだ。

絵だけあるわけ。描いたやつがいない。

2020-02-05

なぜオタクフェミ不毛対立をしてしまうのか

 直近だと献血ポスターの宇崎ちゃん炎上したように、ネット上ではオタクフェミの争いというものがたびたび起きている。が、そこでのやり取りを見ているといつも議論は噛み合わず、ただただ不毛対立が盛り上がるばかり。なぜこのようにオタクフェミ不毛対立をしてしまうのか。

 

 それについて論じる前に、まず自分立場を表明しておく。例の宇崎ちゃんポスターについて自分は「即座に撤去する必要があるほど問題のあるものではない」「が、今後において避けるのが無難と言える程度の問題は確かにある」という見解を持っている。なんともどっち付かずで玉虫色見解だ。ただ、このような歯切れの悪さこそが大事だと確信している。というのも白黒はっきりさせるような歯切れのいい議論ばかりがなされているのがオタクフェミ不毛対立の大きな原因であると考えているからだ。

 例の宇崎ちゃんポスター批判者が主張する理屈は「公共性の高い場所女性性的側面をことさらに強調しそれをアイキャッチャーとして利用するのは女性差別である」というものだ。この主張に向き合う上で確認しておきたいのは、この主張には程度問題グラデーション内包されているということだ。まず第一公共性の高さというのがグラデーションを含む概念だが、相対的重要性が低いのでとりあえずスルーする。より重要なのは性的な強調というのがグラデーションを含む概念だということだ。ここを意識しないとどうしても議論不毛となる。

 例のポスターにおいて宇崎ちゃん巨乳突き出し、煽るような表情でポスターを見る者に視線を向けている。これを性的な強調が無いとするのは難しい。というか不可能だろう。一方で露出は少なく、あからさまなエロというわけではない。この「性的な強調はあるがあからさまなエロではない」という半端さこそが騒動が拡大した大きな要因だ。もしもポスターの内容が対魔忍のアヘ顔といったような言い訳余地のないエロだったらオタク達も批判対象とされることに反発しないだろう。一方でポスターの内容が特殊な嗜好の持ち主以外誰も性的に感じないようなものであれば批判者が1人いても誰も追随しないので大きな騒ぎにはならない。性的な強調があると言ってもその程度には濃淡があり、薄ければ問題とならないし濃ければ問題となる。例の宇崎ちゃんポスターはちょうど問題があると思う人も多くいれば問題ないと思う人も多くいるグレーゾーンのものだったのだ。

 そしてこのグラデーションへの意識ポスター批判するフェミ側もそれに反発するオタク側も欠いていたのが不毛対立の最大の原因だ。

 SNS上ではより強い表現を使った方がウケるフェミ側はこの件で強い糾弾調の表現を用いてしまった。世の中には本当に一切の寛容さを示さず強く非難すべき女性差別というもの存在する。例えば医学部入試での得点操作がそれに該当する。一方で女性差別的と言えるがあくま不適切レベルでありそこまで強く糾弾しなくても良いもの存在する。宇崎ちゃんポスターこちらだろう。グレーのはずのものを真っ黒であるかのように扱ってしまったためにグラデーション意識した議論が成立しづらくなってしまった。

 一方のオタク側の問題として大きいのがオタク達が滑り坂論法に陥ってしまたことだ。滑り坂論法とはひとつを認めるとどんどんエスカレートしていき最終的には破滅的な結果を招くので最初の一歩も認めるべきでないという論法のことで、どんどんエスカレートしていくはずであるという認識が単なる不安感情の表れでしかなく根拠を欠くため誤った議論典型として扱われる。オタク達がこの誤った議論に陥ってしまたことにより何が起きたかというと、フェミ側の主張を完全否定してしまわなければならなくなってしまった。例の宇崎ちゃんポスターは先に述べたように性的強調があることを否定するのはおよそ不可能な代物だが、それすらもオタク達は否定しなければならなくなってしまったのだ。そうしてオタク達はフェミ側の「女性アイキャッチャーにするな」という主張を「結局オタクが嫌いなだけ」「フェミ巨乳差別している」といった明らかに元の主張と異なるものに捻じ曲げ、フェミ達を悪魔化することによって「オタクフェミに不当に攻撃される被害者」と位置付け団結する戦略に流れてしまった。もしもオタク達にグラデーションへの意識があれば、「女性アイキャッチャーにすべきでない」や「宇崎ちゃんポスター性的強調表現がある」といった否定しようとすると無理が生じるラインまでは受け入れつつ、とはいえその度合いは著しく不適切と言えるまでのものではないという形で反論することができただろう。しかし、滑り坂論法に囚われたオタク達の防衛ラインフェミの主張の完全否定まで引きあがってしまい、宇崎ちゃんポスターには少しも黒い要素はない、真っ白であるというグラデーション意識した議論を受け入れられない立場を取ることとなってしまった。これでは議論不毛となるより他にない。

 とにかく大事なのは白か黒か、0か100か、ではなく、物事にはグラデーションがあるということを意識しなければならないということだ。

 ここで注意しておきたいことがある。グラデーション存在詭弁によって攻撃やすい穴にもなる。その攻撃とは「基準を示せ。基準を示せないならそれはただのお前の主観しかない」というものだ。残念なことにネット上では「それってあなた主観ですよね?」と煽るひろゆき画像が出回っているようにこの手の詭弁論破テクニックとして重宝されがちだ。

 しかし、基準を示せないものがすなわち主観にすぎないということは決してないし、基準を示せないならその論点無効ということもない。

 このことを考える上でハゲ頭のパラドックスを取り上げたい。髪の毛が一本も生えていないハゲ頭があるとする。ここに髪の毛を一本生やしてもその程度ではハゲハゲのままだ。では2本目を生やしたら? やっぱりハゲだ。3本目なら? まだまだ全然ハゲのままだ。髪の毛を一本増やした程度でハゲハゲでなくなることはない。しかし、このように一本ずつ髪の毛を増やしていけばいずれその頭はフッサフサになりハゲではなくなるはずだ。では、ハゲはどこでハゲでなくなるのだろうか?

 この問題についてはっきりとした基準を示すことはできない。一応頭皮のうち髪の生えていない範囲が5割に満たなければハゲとみなすというように基準を作ることは可能だが、その基準日常語としてのハゲの使われ方とは距離がある。頭皮のうち髪の生えている範囲が50パーセントならハゲではないが49%ならハゲというのは明らかにおかしい。

 では基準を示せないならハゲという概念自体存在しないのだろうか? そんなはずはない。明らかに頭髪の薄い人がいて、それをハゲと呼ぶのはただの主観に過ぎないのだろうか? もちろん大半の人はそれをハゲとみなすだろう。ただの主観に過ぎないとは言えない。

 グラデーションのあるものについてはっきりとした基準を示すことはできない。しかし、そのことは即座に客観性を欠くことを意味はしないのだ。

 

 最後に余談となるがなぜオタクフェミオタクの敵とみなすかについて自分見解を述べる。

 おそらく最大の理由情報の偏りだ。

 宇崎ちゃん騒動の発端となった太田弁護士ツイッターアカウントを見てみると、だいたいいつも自身ツイートRTで何事かに対し怒りの表明や批判をしている。別にオタクけが狙い撃ちで批判されているわけではない。

 しかし、そういった普段の振る舞いはオタク達に広く拡散されることはない。オタクが叩かれているわけでなければオタク達は特に気にしない。例えばテレビ東大女子排除した東大のウェイサークルが取り上げられ、それを受けてフェミ達がサークル批判的なツイートをしたとしても、「【悲報フェミさん、ウェイの敵だった」というようにオタク達に拡散はされない。広くオタク達がフェミ達の主張を見るのはフェミ達がオタク関係あるもの言及しているときに限られる。こうして、オタク達の中にフェミオタクばかり叩いているという認識が出来上がる。これはちょうどデータを見ると実際には治安が良くなっているのに、テレビ凄惨事件がよく取り上げられるので物騒な世の中になっているように錯覚しがちというのに似ている。

 そしてもうひとつ理由歴史的フェミ勝利たからだ。

 かつてはビールポスターといえばグラビアアイドル水着だった。しかしそういったポスターは今となってはほぼ絶滅した。

 今の時代、それこそ献血のような公共性の高いところでのポスターを作る場合、そこに起用されたのがグラビアアイドルであってもわざわざ批判を招くことが容易に予想できる水着ポスターにはしないだろう。普通に作れば炎上を招くようなものは避けることになる。

 そんな中、唯一炎上を招くようなものが通ってしまルートオタクコンテンツとのコラボだ。

 例えば鉄道オタクのように「〇〇オタク」というのではなく単に「オタク」という場合現在ではこれは二次元美少女コンテンツの熱心な消費者のことを指す場合が多い。近年(というほど最近に限らないが)のオタク文化は二次元美少女と共にあり、更に言うとエロと共に発展してきた。

 これは「まどマギ脚本虚淵玄エロゲーのシナリオライター」とか「エロさえあればなんでも許されるところでクリエイターが育った」とかそういう話ではなく、もっと直接的な話だ。ラノベを読めばなにかしらラッキースケベ的展開が用意されている場合が多いとか、異種族レビュアーズが地上波アニメ化されてるとか、彼氏のもとに彼女チャラ男からビデオレターが届くが実は彼氏のためを思ってのもの寝取られたわけではなかったというエロ同人ネタを前提にした漫画ツイッターバズるとか、そんな具合にオタク文化はエロと共にある。

 なのでオタクコンテンツの作り手は性的な要素を強調することでキャラクターを魅力的に見せるテクニックに長けているし、それは手癖レベルで染みついている。よって、公共性の高い団体オタク作品コラボしたときオタクコンテンツの作り手が普段と同じノリで仕事をすると公共性の高さに対して相応しくないとみなされるほど強い性的強調を含んだものが世に出てしま場合がある。もちろん悪意などなく無意識に。

 また、宇崎ちゃんのように単行本の表紙がそのまま流用された結果……というパターンもある。宇崎ちゃん場合作者が心身の不調やスケジュール上の都合のために献血コラボで描き下ろしを用意することができず最新単行本の表紙がポスターに流用された結果炎上を招く事態となってしまった。単行本の表紙は献血ポスターのように公共性の高いものとみなされないため性的強調を含んだイラストで「この作品にはエッチ可愛い女の子が出てきますよ~」と訴えて手に取ってもらいやすくするのは当然の戦略と認められるものだろう。が、それがそのまま別文脈に置かれてしまうと炎上を招くこととなってしまう。正直宇崎ちゃんの作者は運が悪かったと思う。描き下ろしを用意する余裕があれば炎上騒動に巻き込まれることはなかっただろう。かつてののうりん炎上の件もこのパターンだ。

 このように通常ではまず炎上するような表現が表に出てくることはないのに対し、オタクコンテンツとのコラボにおいては……という事情があるため、公共性の高いところでの性的強調表現フェミ批判される事態オタクコンテンツ絡みに偏ることになる。このことが「フェミオタクを敵視している」という印象をオタク達に与えているのではないだろうか。

2019-08-12

天気の子と、2000年代エロゲと、ずっと前に進めないオタクの話

ついさっきレイトショーで天気の子を観てきた。

最高に面白かったし、自分の色を出したまんま万人受け狙ってあれだけ面白いって凄い。

minoriブランドエロゲOP描いてた頃から新海誠天才なんですけど、昔のえっちPCゲームって大体こういうストーリーだったよなって。

ググったらおんなじような事考えてる大人が沢山いて、あのこの人達自分同類クソッタレオタクから信用できる。

私はね、色々な事を思い出していて、丁度今死にたい気分なんだ。

雫、痕、うたわれるものPhantom of infernoWHITE ALBUM2ましろ色シンフォニーこなたよりかなたまでるいは智を呼ぶはぴねす!俺たちに翼はない家族計画、カタワ少女水月カタハネソルフェージュ、月に寄り添う乙女作法乙女は僕に恋してる、オトメドメインさよならを教えて夜明け前より瑠璃色な北へ。Diamond Dust〜、Alr……ぜんぶぜんぶ懐かしい、遠い過去記憶

ToHeartシナリオライターやってた高橋龍也アニマスアニメ化したモバマス脚本の中枢を担っているし、月姫で一旗揚げFate法人化した有限会社Noteはなんと今もFateソシャゲでがんがん稼いでる。

FrontWingなんて成功しないと思ってたブランドがグリザイアで一山当ててアニメ化まで漕ぎ着けたし、老舗のエルフ倒産した。

沙耶の唄虚淵玄はこないだまで仮面ライダー脚本描いてたし、今は西川貴教と組んで人形劇脚本やってる。

ライアーソフトの有能ライターだった桜井光フリーになってFateソシャゲ若い世代から叩かれてるし、家族計画CROSS†CHANNEL田中ロミオ一般向けのラノベ描いてアニメ化までした。

パルフェ丸戸史明の描いたラノベなんてこれから劇場公開が控えてる。

星空めておNoteに飼われてからあんまり世に作品を発表しなくなった。

この15年ぐらいで、何もかもが変わってしまった。

あっという間だった。

今も変わらない気でいるのは私だけだ。

今もあの頃の幻影を追っかけているのは。

戻りたい。

何も考えずPCゲームに没頭して、天才シナリオライター達が描いた夢物語に浸っているだけの日々に。

気が向いたら横浜に遊びに行ってネットミームの話で友達と盛り上がるだけで良かったあの頃に。

新海誠がこれだけ面白脚本描いて映画作品として世に発表してる世界で、一体私は何をしてるんだ。

シナリオライターになるのが夢だったじゃないか

自分世界で、自分哲学で人を感動させたかったじゃないか

好きでもない仕事で日銭を稼いで、精神を壊しそうになりながら会社にしがみついて。

通勤中に、休日に、小説家になろうハーメルンArcadia東方創想話を覗いて、自分じゃない素人小説を読んで夢の残滓を追っている。

この人生はまるで、夢を見てた学生時代の残りかすみたいな人生じゃないか

こんな意味価値も感じられない人生が残り30年も40年も続くなんて、想像しただけで恐怖で身がすくむ。

どこで人生を間違えてしまったのだろうと考えた時、逆なんだと思い立った。

人生を間違えなかったから、IT関係会社勤めなんてくだらない結末に至ってしまったんだ。

4月入社してからもう4ヵ月になる会社勤めは、別にやりたい仕事でもないが、安定した収入になる。

子どもの頃に描いていた人生設計としては100点満点の順風満帆20歳の夏。

安定した生活は、想像以上に退屈で身の振り方をずっと考えている。

2019-06-04

仮面ライダー鎧武本編とVシネ見たけど

ストーリーバトルスーツ凄い良いじゃないか…。

全部ほぼ丸1日かけて見切ってしまった。

Wのスッキリしていて好きだったけど、鎧武は報われない感じがこれはこれで良い。

終始スーツスタイル湊耀子がめっちゃめっちゃいいやん。

湊の女優さんが、可愛い、カッコイイ、セクシーを全て兼ね備えててすごい魅力的。

あのボーイッシュ髪型と顔めっちゃ良い。

ザックが介入から最終回Vシネまでの流れがものすごいカッコイイわ。

高虎、凰蓮の大人組も安心して見ていられる感じで対比が良い。

脚本虚淵玄だと言う予備知識がない状態で見たかった。

見るたびに「虚淵玄からな…」って冷めてしまう。

後日談で残されたメンツキャラ立ってるし、小説版時間があったら読みたい。

2019-06-01

AV業界一般映像業界を行ったり来たりしてる人っているの?

エロゲ一般ゲームだと結構いるよね。

ヒットソング作曲家について調べたらエロゲの曲メインで書いとる時期あるやんけーとか。

脚本世界でも虚淵玄っていうとんでもない出世魚が潜んでいたり。

でもAV業界出身の有名なTV関係者映画関係者って聞いたことないんだよな。

フィクションエロ一般の壁に比べて、リアルエロ一般の壁は分厚いのかな

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