はてなキーワード: マジック・ザ・ギャザリングとは
そういや、マジック・ザ・ギャザリングに「Nevinyrral's Disk」ってカードがあるけど、和訳は「ネビニラルの円盤」だったな
オモコロの永田がマジック・ザ・ギャザリング紹介してた動画とかみるとやってみたくなる。
マジック・ザ・ギャザリングをやれば好きな色できるよ。
CMが怖い・キモイことで有名だった時代もあったが、今ではもうすっかり忘れ去られた存在だ
当時小学生だった俺は、友人らとマジック・ザ・ギャザリング(MTG)というカードゲームにハマっていた。
※今思えば、小学生がやる遊びにしては絵柄が渋すぎる
俺の地元は田舎だったから、MTGが買える店は自転車で30分かかるエマーソンくらいしかなかった。
ちなみにエマーソン自体は家庭用ゲームソフト全般を扱う店で、カードゲームはおまけ程度の扱い、が一般的だったと思う。
ただ、俺たちが通ったエマーソンはなぜかMTGのラインナップが凄まじく、最新セットからニッチでレアなセットまでなんでも扱っていた。
なので、俺たちガキどもは親からお小遣いをもらえるたびにそのエマーソンに通い、その場でパックを開けては当たったカードについてギャーギャー騒ぐので、いつしか店長と顔見知りになり、そして友達になっていった。
店長はMTGの愛好家だった。本当にMTGが詳しかったし、MTGのことが好きだったんだと思う。店長は俺たちにとって尊敬の存在だった。
MTGには英語版と日本語版があり、当時は英語版の方が数十円安かった。
小遣い節約のため読めないくせに英語版を選んだり、ふざけて謎に古いセット(英語版オンリー)を買ったりするときもあった。
そんなバカな小学生のために、引いたカードの能力・強さ・資産価値を店長が全部解説してくれた。
あの時俺がいきなりForce of Will(ざっくり言うと高額レア)を引き当てたときは、店長が一番驚いていたと思う。
エピソード2。
店が暇そうなときは、よくレジ横のカウンターでおしゃべりをしたり、作ったデッキの腕試しに対戦してもらったりした(店に他にお客さんがいても俺たちが一方的に話しかけていたのかもしれない)。
大人vs子供だから今思えば相当ハンデしてもらってたはずだけど、それでも店長はとても強かった。勝った記憶はない。
エピソード3。
バックヤードから、昔の写真アルバムみたいな分厚いレアカード保管ホルダーを何冊も出してくれて(今思えばなんでそのコレクションを職場に置いてたんだろう、単品で売ってたとか?)、小学生には強さも価値も分からないようなカードの数々を惜しみなく見せてくれた。
そんな感じで店長との交流はしばらく続いたけど、特になにか理由があったわけでもなく、店には通わなくなっていった。
さらに中学に上がってからは、ライフスタイルや価値観が大きく変わってMTGよりも大事なものが増えていき、ますます足が遠のいていた。
MTG自体は中学2年生のころまでぼちぼち遊んではいたけど、この頃のエマーソンの記憶は全くない。
もしかしたら、この時既にエマーソンという店自体がこの世からなくなっていたのかもしれない。
そして、エマーソンが完全に消えてからは当然店長との縁も途切れて、それきりとなった。
あの頃の楽しかった思い出は一生忘れないだろうし、店長もあの頃の俺たちのことを時々思い出してくれていたら嬉しく思う。
店長は今どこで何をしているんだろうか。名前は当然わからないし、顔・年齢も今となっては最早あやふやだけど、元気でいてほしい。
マジック・ザ・ギャザリング(2012~2013年)
フルメタル・パニック(2018年以前)
龍狼伝(2016年くらい?)
銀河旋風ブライガー・銀河烈風バクシンガー・銀河疾風サスライガーJ9シリーズ(2015年)
最近ドクターストーンというアニメの録画を見て年甲斐も無く「滅茶苦茶面白いなこれ!」って思って感動した。
人生って嫌な事も多くて、正直先も真っ暗で最終的に悲惨な結末を迎えるかもしれないな…って暗い想像をする事もよくあるんだけど
そういう時ベタだけど「うわめっちゃおもしれえなこれ!」ってコンテンツに出会えたらそれが一瞬でも生き甲斐になれる事がある気がする
なのでここ10年という最近に「これに触れる事が俺の生き甲斐なんだ!」ってくらいハマった物を少しずつ思い出して一度書き出してみたくなった
思い出せない物も沢山あるだろうけど、それでもその時その一瞬でも楽しめたのならきっと幸せな事だったんだと思う。ハマった年も覚えているなら書く事にする。
生まれて初めて最後まで追った深夜アニメ。このアニメを録画するためにブルーレイレコーダーを購入した。
機動戦士ガンダムSEEDの監督福田己津央氏が製作に携わっているという事で怖い物見たさで見始めたのだけど、見ている内に見事にハマってしまった。
OPに出てくるキラっぽいキャラが出るまではとにかく見ようかな…と思ってたんだけど、まさにそのキラっぽいキャラが出てくる4~5話で完璧にハマってしまった。本当に大好きだった。
次回が公開される一週間後を待ちきれず、放送日が来るまで何回も何回も録画した回を見返して待っていた覚えがある。今の自分からは考えられないくらいハマっていた。放送後に発売されたゲーム版もスパロボも買っていない。
イニストラード~ラヴニカへの回帰がスタンダートだった頃のMTG。当時友人達と一緒に遠くのカードショップまでカードを買いに行くほどハマっていた。
少年時代コロコロコミックで連載していたMTG時代のデュエルマスターズが好きだったんだけど、地元にMTGを取り扱っているショップが無かったので実際遊べるようになるのにその漫画を読んでいた頃から10年以上かかった。
基本的に安いカードしか買わないようにしていたんだけど、それでも結構な額を使ったような覚えがある。今ではその友人達との縁は切れたけれど、MTGだけは今でもMTGアリーナで遊んでいる。
当時ニコニコ動画でMTGの架空デュエル動画が大いに盛り上がっていて、そのシリーズが好きだった。所謂「例のアレ」ジャンルなので今となっては不謹慎かな、と思う。
当時菊地秀行氏や夢枕獏氏の作品の影響で所謂伝奇バイオレンス小説にハマっていて、何でも良いから面白い伝奇小説は無いか!?と思っていた時期に古本屋で出会ったのが講談社ノベルスの空の境界だった。
一冊100円という事でとりあえず上下巻買って読んだんだけど、とにかく読みづらくて「Fateとか月姫好きな人間はこんな読みづらい文章の作品にハマったのか…?」と読み始めた頃は思っていた。
読みづらい、とにかく読みづらい…と思いながら読んでいたけど上巻の終盤に始まる第五章・矛盾螺旋あたりから「あれ?この本読みづらいけど結構面白いのでは…?」と思い始め、下巻を読破する頃には完全にハマっていた。
正直今でもこの本の内容を理解しきれているとは言えないけど、主人公両儀式とその親友黒桐幹也の恋愛物語にもうのめり込んでしまった。しばらく後にこの作品がアニメ化している事を知りすぐにレンタルで全巻借りて見た。
アニメの出来もとても素晴らしくもう空の境界熱は止まる所を知らなかった。生まれて初めてアニメのDVD、それも初回限定盤を買ってしまったし書店でアンソロジーコミックスも買った。寝ても覚めても両儀式の事ばかり考えていた。
この自分の「好きだ!」「こういうのが見たい!」という熱量が、自分にSSを書かせる行動力も与えてくれた。とあるコミュニティで空の境界のSSを投下していたのもこの時期だったと思う。出来はあれだったけど、熱量はあった。
空の境界と同じ世界の話という事でメルティブラッドにも手を出してプレイしたし、メルティブラッドと同じ世界という事でついにCS版Fateにも手を出してしまった。クリアするのに60時間以上かかったけど、あれも凄いノベルゲームだった。
ここまで来るともう空の境界が面白い、というだけでは収まらなかった。Fateの前日譚という事でFate/Zeroの小説を通販で全巻買って読んだ。滅茶苦茶面白かった。その後はネットの各所でFateのSSを読み耽りまくっていた。
空の境界のアニメを見たんだから他の型月作品のアニメも見るか!という事で、真月譚月姫、DEEN版Fate/stay nightのTV版と劇場版、Fate/Zeroのアニメをセールの時に全巻借りて三日で全話見てしまった。
正直今の自分には信じられないくらいの熱量がこの頃の自分にはあったと思う。倍速でアニメを見るのもしんどい今の自分が、TVアニメを計5クール分と劇場版アニメ一本を立て続けに見るとか、完全にハマっていた。
その後空の境界の続編小説が発売されている事を知りそれも読み、未来福音の劇場版も楽しみだったけれど劇場には見に行けなかったのでレンタルで旧作扱いになる一年後に100円で借りて見た。これも中々面白かった。
この型月熱はずっと続くかと思っていたけど、ハマってから数年経つとやっぱり少しずつ冷めてしまった。色んな要因が重なった物だと思う。
型月ファン同士の嫌になるような叩き合いを見たとか、とある型月ファンサイトで作品叩きやらキャラ叩きやら嫌な思いをしたとか、自分の中で神聖視していた式のエッチな絵を見て衝撃を受けたとか、色々重なった。
結局2014年頃に放送されたUBWのアニメ版は「劇場版の中で出来た自分のイメージと違うと嫌だから」という理由で見なかった。2017年にやっていたアポクリファのアニメは見たけど、こっちは先入観無く最後まで楽しめた。
多分今でも作品に触れたらそれなりに楽しめるんだろうなって思う。3/16事件とかDDDとか型月熱が冷めた後に触れてもそれなりに楽しかったから。それにしても、空の境界に熱狂してた頃は本当に楽しかった。
ある時月刊少年マガジンを立ち読みした時に「陸奥VS呂布」という謎の煽りを見て何だこの漫画は…?と思ったのがこの漫画に対する第一印象だったのは覚えている。実際に読んだのはそれから大分経ってからだった気がする。
刃牙の烈海王ボクシング編が「烈の門」と言われたり、夢枕獏の餓狼伝をパクった作品だと夢枕獏本人に名指しで批判された事で、タイトルだけは読む前から知っていた。知っていたけど、中々手に取る気が起きなかった
それでもまあ有名だからきっと面白いんだろうな…と思って読み始めた所、最初の方は絵がお世辞にも上手いとは言えなかったり背景も正直手抜きだと思っていたけれど、いつしか…いつの間にか読む内にこの漫画にハマっていた。
第二部の決勝戦の頃には完全にハマっていたから、恐らくその前の片山右京戦・飛田高明戦あたりでハマっていたのかもしれない。第一部初期はあー夢枕獏作品のパクリと言われたのも分かる…と思いながら読んでいたから。
気付いた時にはグラップラー刃牙や夢枕獏の作品より修羅の門には好きになっていた自分に驚いた。特に第四部バーリ・トゥード編は未だに全格闘漫画で一番面白いパートなのでは?と思っているほどお気に入りだったりする。
修羅の門を読み終えた後には「とにかく修羅関係の作品が読みたい!」と最初は歴史物だからという理由で全く興味が無かったスピンオフ修羅の刻も読んでいてそちらにもハマっていた。幕末編と西部編、とにかく面白いんですよ。
その修羅の刻も読み終えると「もう修羅でなくても良い…川原先生の作品なら何でも良い!」と、あの大長編海皇紀にも手を出していた。とにかく長くて表紙で何巻か見分けが付かない漫画、といえば知る人も居るかもしれない。
これもとにかく長かったんだけど…読み終える頃には「これもしかして修羅の門より面白くね!?」というくらいハマっていた。修羅の門を描いたご褒美なのか、とにかく川原先生の当時描きたい物を描いた漫画、だったのかもしれない。
この長い海皇紀もコツコツ集めて読み終えた頃には、他に読める川原先生の作品といえばパラダイス学園やあした青空、エンジェル、HEROなどの短期連載作品か…それとも当時月マガで連載していた修羅の門の続編か、だった。
修羅の門とは全然雰囲気が違うなあと思いながらも川原先生の初期の作品も読んだし、修羅の門第弐門も九十九VS姜子牙戦あたりから毎月リアルタイムで月マガを立ち読みして追っていた。とにかく夢中になっていた。
九十九VS子牙戦の間に挟まれた九十九VSケンシン・マエダ戦は「もしかしてこれ本当に九十九は負けたのでは…」と読んでいてハラハラしたし、その後のラスボス・海堂さんと九十九の戦いは最後までどちらが勝つか読めなかった。
この修羅の門第弐門のエピローグ、或いはプロローグにあたる修羅の刻・昭和編がその後月マガで連載されたのだけど、こちらも最後まで面白かった。あまりの面白さに単行本も珍しく新刊で買いました。これまた面白かった。
その修羅の刻・昭和編を読んで自分の中で一旦何かが満足したのか…川原先生の新作・龍帥の翼は自然と読まなくなった。これも海皇紀と同じで長くなりそうだ、と思ったのかもしれない。実際読んでみたら面白いんだろうけど。
これもいつ頃ハマったのかは覚えてないけど、少なくともアニメの四期が始まる以前だったような覚えがある。揺れるイントゥ・ザ・ブルー、が面白かった事がこの作品にハマった切っ掛けだったような気がするけどあまり覚えていない。
フルメタは最初の一巻か二巻かを読んだ後にその後長年放置していた覚えがあるんだけど、何かがきっかけで積読を崩してからはもう夢中になってフルメタを読み耽っていた。恐らく当時ロボアニメにハマっていたんだと思う。
短編はあまり好みじゃなかったけど、長編と中編が面白いのなんの。途中で積読が何巻か抜けていた時は自転車で即書店に走ってその抜けを埋めて読むくらい、それほどこの小説にハマっていた。夢中になって読んでいた。
途中で作者の後書きに反感を持ったり、正直最後の方の駆け足展開ご都合展開は好みじゃないと思ったけど、それでも面白くて時間を忘れて読んだ小説だった。スピンオフにあたるアナザーは未だ読んでいない。
2015年に荒川弘氏のコミカライズ版がTVアニメ化した作品。アニメの一話を見て面白いな!と思い、二話までにそれまで積んでいた角川文庫のアルスラーン戦記を全て読み終えた。滅茶苦茶面白かった。
アニメ版アルスラーン戦記も主題歌が良く荒川弘先生のキャラデザが魅力的という事で中々楽しく見ていた。割と初期に原作漫画を追い越してしまった影響か最後の方はアニオリ展開になってしまったのは残念だった。
とにかくこのアルスラーン戦記を読破した事で「やっぱり田中芳樹作品は面白い!」と思い、マヴァール年代記やタイタニア、夏の魔術や灼熱の竜騎兵等々それまで買っただけで積んでいた田中芳樹作品を貪るように読んでいた。
その中でも銀河英雄伝説は「数年かけてOVAを外伝まで完全に制覇したのに、何で大まかな話を知ってる話をもう一度活字で読まなければいけないんだ?」と思っていた。実際読んだら、凄い面白かった。
当たり前だけどアニメと小説は媒体が違うという一番の特徴があって、どれだけ声優さんやナレーターの人の語りを入れてもアニメでは原作小説で描かれていた部分をそのまま全て作品に出来る訳ではないのだな、と思った。
OVA版が長いのもあって丁度内容を忘れ始めていた事もあってか、それとも純粋にこの小説が名作だからか、この場面や台詞は先にアニメで見て知っているなと思いながらもワクワクしながら読んでいた。
本編10巻外伝4巻の計14巻を読破した後は満足感と寂寥感の両方があったかもしれない。長い小説だけど、2018年と2020年にリメイク版が地上波で放送された時はまた熱が蘇り読み返した。本当に良い作家さんだと思う。
自分の中で小説・ライトノベルを読むのが何より楽しみだった時期に読み耽っていた作品。これも一巻だけ読んだ後は長い事積んでいたけど、ふと他人のとらドラ!読後の感想を見かけてこれは面白そうだと思い積読を崩し始めた。
どんな作品にも言えるけど、ある時期話題になった作品というのはやっぱり話題になるだけの面白さはある物だと思う。一度読み始めると「この先は一体どうなるんだ!?」と気になって気になって仕方なくなった。
この作品を読んでいて特徴的だと思ったのは、ヒロイン達が男にとって都合の良い一種のアイドルではなく醜い所・駄目な所・嫌な所もある人間臭い存在として描かれている所だった。逆に男子達には理想が入っていた気がする。
積読を読み終えると続き読みたさに書店へ走り、それも読み終えると今度は「竹宮ゆゆこ先生の作品なら何でも良い!」とわたしたちの田村くんとゴールデンタイムも買って読み始めた。こちらも同じく最後まで楽しませてもらった。
特にゴールデンタイムは途中まではもしかしてこれはとらドラ!に匹敵する名作なのではないだろうか?と思っていた。とらドラより巻数が少なかったためか終盤は駆け足気味に話が終わらせたのが残念だった。
ゴールデンタイム以降竹宮ゆゆこ先生の作品には触れていないけれど、彼女が電撃文庫で発表した二十数巻の小説はある時期の自分を本当に楽しませてくれた素晴らしい作品だった。本当にありがたい事だと思う。
いつだったか自分の中で野球漫画ブームが起きていた時期があった覚えがある。現実の野球が大好きという訳ではないけど、漫画というフィクションの中で描かれる野球という競技には本当にワクワクさせられた。
ドカベンなどの水島新司作品は書店で片っ端から買い漁ったし、他にもあだち充作品、ラストイニング、おおきく振りかぶって、名門!第三野球部、ペナントレースやまだたいちの奇蹟などとにかく野球漫画を読みまくった。面白かった。
登場する女の子の可愛さは最強!都立あおい坂高校野球部が抜群だった気がする。中でも一番読んでいて夢中になれた作品はラストイニングだけど、結局何とか甲子園に出場した所以降はまだ読んでいない。いつか読みたい。
野球漫画を片っ端から読んでいく内に、それまでタイトルと絵だけは知っていたけど読んだ事が無かったあだち充作品にも触れる事になった。最初に読んだ作品はH2だったと思うけどこれがもう面白いのなんの。
野球と恋愛をセットの物として描くからこっちは今野球が読みたいだけなのに!と思っている時はその恋愛要素が鬱陶しく感じる事もあったけど、それ込みで野球というスポーツを描く作品として本当に面白かった。
H2の後はタッチやクロスゲームなどの野球物は勿論の事、ラフ・虹色とうがらし・いつも美空、みゆきなど野球要素が無いあだち充作品も明後日は読み耽っていた。読んでいて一番自分に合ってるな、と思ったのはクロスゲームだった。
古本屋で全巻セットがお得なお値段で売られていた事から出会った作品。タイトルだけは知っていたけどあまりに長すぎて自分が読む事は無いだろうな、と思っていたから意外な出会いだった。
82年連載開始の漫画という事で、最初は絵も内容も古いな…と思いながら読んでいたけど、絵が読みやすくなったりキャラクターに愛着を感じ始める頃には流石長期連載される漫画だけあって面白い!と思いハマっていた。
主人公コータローがとにかく作中で色んな事に手を出すのでこういう漫画である、と一言では言えないんだけれど…格闘・バトル・学園物の漫画というのが近い気がする。もっと言うなら何でも有り漫画なのかもしれない。
全59巻という長さにも拘らず最初から最後まで面白いストーリー漫画というのは本当に衝撃的だった。これは続編も面白いに違いない!と早速柔道編も買って読んだけど期待は裏切られる事無くやはりそちらも名作だった。
この名作少年漫画が原作者の蛭田達也先生の病気療養が理由で2004年から連載が休止している事は知っているけど、実際に単行本最終巻を読むともうここから先は読めないんだな…と寂しく思ってしまった。
コータローまかりとおる!の連載が休止して再来年で20年、この名作の続きが世に出る事があればこんなにめでたい事も無いのに…と思う。昔の漫画だけど本当に面白くて90巻以上退屈せずに読めるって凄い事だと思う。
マジック・ザ・ギャザリング勢による
俺が好きだったゲームはMTG、マジック・ザ・ギャザリング。
TCGの元祖、「遊戯王」「デュエルマスターズ」の元ネタとかって説明されることが多くて、名前だけは聞いたことがあるって人もいるかな。
ゲーム自体もとても面白いのだけど、今回は主にゲーム性じゃなく、それ以外の部分で俺が惹かれた要素と、「好き」が過去形になった理由について書いていく。
ゲームプレイヤーにも勝利を求めるガチ勢、楽しさを重視するエンジョイ勢と色々いると思う。
(俺はガチ勢ってのも互いに本気で勝利を追求する遊び方を楽しんでる人って考えてる)
他のとこは知らないけど、MTG界隈では競技(ガチ)⇔カジュアル(エンジョイ)って表現を使ってた。
競技なんて言うと「カードゲーム風情がスポーツかなんかのつもりかよ」って思うかもしれない。
まずは俺が惹かれたMTGの要素の一つである競技性を語らせてくれ。
ゲーム=競技ってことで、その競技性ってのはつまりプレイヤーがどれだけ本気で勝ちに行ってるかの指標って感じかな?
皆が本気で勝ちに来るような方法って?そんなの簡単な話だ。商品を付ければ良い。皆が本気で勝ちに来るような商品って?これも簡単。「金」に決まってる。
今でこそゲームの大会に賞金が出るのなんて当たり前だけど、今から30年近くも前から「ゲーム」自体を主体に賞金制の大会があったってのは凄いことだと思う。
次にその大会の規模、まずGP (グランプリ)。世界各国で行われて、誰でも参加が可能。コロナ以前には日本国内でも年に4~5回開催されてて、最高人数は2500人程度、2000人↑は当たり前って感じでかなり大盛況だった。
優勝で大体100万円くらいで、結構大金だけどガチ勢にとって同じくらい大事なのが上位入賞者に与えられる副賞。
PTは世界各地で行われる。各国の強豪が集って、各々が練りに練ったデッキを持ち寄り優勝を目指す大会。賞金は優勝で500万円くらい。多くの競技者はこの舞台を夢見て、焦がれて、狂ってた。
このPTって舞台はMTGやってる奴には本当に羨望の的なんだ。昔はニコ生で、今はTwitchで配信してて、海外でやるから時差があったりで眠たさ堪えながら噛り付いて見てた。
さらにもう一つ大事なことがあって、MTGにはプロプレイヤーって呼ばれる存在がいる。
「プロ」の定義は論の種にもなる事なんだが、一つ明確な線引きがあってプロ・プレイヤーズ・クラブっていうMTGを制作した大元であるWoTC(ウィザーズ・オブ・ザ・コースト)社が公式に制定した制度。
これはプロポイントってポイントを稼いで、それが一定数溜まったらそれぞれブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナと順にランクが付与されてボーナスが貰えるって仕組み。
このプロポイントを貰えるのが前述のGPやPTなどのグレードの高い大会。
誰でも参加可能なGPでも、このプロポイント1点取るのに結構苦労するんだが、MTGのプロプレイヤーはこのポイントを求めて世界各国を飛び回ってGP、PTに参加するってのが常だった。
国内だけだと4~5回と書いたGPだが、世界ではほぼ毎週のように行われてるので、プロやプロになりたい奴らはポイントを、PTへの参加権を求めて世界を旅してた。
WoTC公式からも「PLAY THE GAME, SEE THE WORLD」って言葉でその行動を奨励してた。
俺はこのプロプレイヤーってものに強く強く憧れた。最初はただゲ-ムが面白くてやってたんだが、次第に戦えるようになって、勝てるようになって、大きな大会にも出るようになった。
俺はいつの間にかこのゲームに狂ってたんだ。狂うのも悪くないけどな、好きなことに狂えるならそんな幸せなことはない。だから狂いが醒めてしまった俺からみると、未だに狂ってるような人を羨ましく感じたりする。
ここまでが俺がMTGを好きだった理由。ここからは好きじゃなくなった理由。
上に書いた競技性と、それを織り成す制度ってのが、俺がMTGってゲームに惚れた一つの要素だったわけだ。
結論から述べる。俺がこのゲームを好きでなくなったのは崩壊とも表現したくなる度重なる制度の変更が理由。
最も絶望するのは、それが他でもないこのゲームを作り出したWoTC社が原因となることだ。
2016年の初めあたりにWoTC社の社長が変わった。度々この社長がやり玉に上がる。
本当に社長のせいなのかは分からないが、実際にこの時期からWoTC社は数多くの制度変更を打ち出す。
色々と細やかな変更はあったんだが最大級のヘビーパンチが、2018年末のこと。
その内容は、前述したプロプレイヤー制度の廃止。そしてそれに代わる32名の定員でのMPL(マジック・プロリーグ)という新しい制度への移行だった。
元々、プロプレイヤーって呼べるような人間は世界に数百人いたと思うんだが、それに対してMPLの32名という枠はどう考えても少ない。
プロ制度の廃止に伴ってプロポイントも無くなり、世界を股にかけて飛び回る意義も失われた。
過去のプロ制度は、本気で目指して努力すればギリギリ手が届きそうと思わせてくれるいい線引きだった。
それに対し、MPLってのは百戦錬磨のトッププロが競い合う中で、そいつらを蹴落としてようやく入れるような場所で、明らかに必要となるコストの大きさが違うんだ。
MPLからあぶれたプロプレイヤーも、プロを目指していた競技勢の人々も次の目標となるものの遠さに驚いたと思う。
(ちなみにこのMPLももうすぐ終わっちまうらしい。それ以降のプロに対する制度の説明は現状一切ナシ。
推測の域を出ないが、界隈で多く見かけた意見は前制度にかかるコスト、金銭的負担の軽減が目的というもの。
PTのようなアメリカ、ヨーロッパ、時にはアジアなどで行われる大会の場合、世界各国からプレイヤーや運営する人材を派遣するだけでも多量の金がかかる。
プロプレイヤーへの報償も同様に、目に見えて分かりやすい直接的なコストのために制度が見直されたのだ…と。
競技性がMTGの魅力の一部でしかなく、皆が皆一様に求めていたものではないとは思うが、ゲームの人気の一端を担うものであった事も確かだ。
俺はWoTC社がそれを軽んじ、踏み躙ったように感じた。
WoTC社はそれ以外にも目先の利益に捕らわれた焼畑商業的な業務方針を繰り出した。
MTGには、「とあるカードセットで禁止カードを連発してしまい。開発陣は社長室に呼ばれて𠮟られた」という有名な逸話があるんだが、現在のMTGでは2017年から毎年新しいカードセットから禁止が生み出されている。
それ以前は偶発的なデザインミスで、禁止せざるを得ないようなことはあったものの、毎年のように禁止カードが続出している状況はおかしいとしか言いようがない。
ゲームデザインは非常に難しいことだとは思うが、発売からわずか17日で禁止が出たと聞いたときは流石に目を疑った。
本来の焼畑であれば、別の場所を耕作すればよいだけだが、MTGでいう土壌とはプレイヤーの事だ。容易に開墾できるものじゃない。
こうした事によって(俺の)WoTC社への信頼は地に墜ちることとなる。
人は信頼があるから金を落とし続ける。だから企業は顧客満足度なんてパラメータを得るのに躍起になるわけだな。
信頼=金ではないが、信頼≒金ではあるんだ。
友人にWoTCへの呪詛を吐き散らす奴がいたが、WoTCがクソなのなんて衆知の当たり前の事で、それを一々言ってる自分がおかしいのかもと言われて笑っちまった。
まず渡辺雄也は今例えるなら、「MTG界の大谷翔平」と言って差し支えない日本プロのトッププレイヤー。
競技シーンを知る人に「日本一上手いプレイヤーは?」と聞けば大体の奴はナベかヤソって答える。
次にマークド。これはカードに目印をつけて、裏面から見ても何のカードかを識別できるようにするっていうイカサマ。
事件の経緯は以下。
渡辺雄也選手は大会でこのイカサマを行ったとして失格処分を受ける。
↓
後日スポンサー(Cygames)と共に反論する旨の声明を出す。
↓
WoTC社はこれに対し報復とも考えられる重い罰(30ヶ月の出場停止、殿堂除名、MPL除名)を与えた。
・ジャッジや対戦相手などによって容易に物的証拠を作ることができてしまう。
・十数年間、イカサマなんてほど遠い、クリーンなイメージ像からこの裁定が下るなんてありえない。
俺は当事者以外があーだこーだ言ってもしょうがないと思ってる。
けど、一つだけ信じてるのは渡辺雄也って選手はイカサマなんてしなくてもこれまでの実績を疑わせないくらい強いという事。
この件でWoTC社に失望したのは、声明に対して納得のいく証拠の提出を一切することなく、異例なほど重い30ヶ月という罰を科したこと。
反則行為で失格になった時点で罰が与えられる事、それ自体は仕方ないことかもしれない。
しかし、求められた調査の開示がない事、不当に思えるほどに重い罰、あらゆる説明が足りなさ過ぎた。
結果的に日本を支えてきた英雄が不本意に、容易に、軽々しく選手生命を絶たれたとしか見えなかった。
この件を皮切りに実際にMTGを辞めたやつも何人か確認してる。
献身的にずっと日本のMTG界を牽引してきた人物でも、不透明な組織の指先一つで活動を終わらせられる可能性があるなんて、信じられないよな。
こんなとこで文句言ってんじゃなくて問い合わせろって?日本のWoTCに何か言っても無駄だ。
日本公式が駄目なら英語なり使って本社に言えって?俺は自分で声を挙げたことはないが、海外プロプレイヤーのWoTCへの不満がたまに流れてきてもゴミみたいな制度を連発してるあたり何言っても無意味ってことだな。
こんなことが続く内に、WoTC社に期待する方が悪いという風潮が当たり前になった。
面白くてゲームを初めて、企業に嫌気がさして、ゲームへの興味も失せた。
これが、俺がゲームを「好き」じゃなくなった経緯。
この手記が、MTGの魅力の片側から見た一方的な意見であり、カジュアルに遊んでる人が今も楽しくしてるのは知ってる。
まぁタイトルにある通り「愚痴」だからな。聞いて欲しかっただけだ。
こんなこと書きながら2,3年後にはMTGやってるかもしれないけどな。
滅茶苦茶ネガキャンしといてなんだけど、ゲームは本当に面白いので興味あれば触ってみて欲しいという思いはある。
今ならマジックアリーナって無料で始められるアプリもあるし。DCGの中では本当に金のかからない部類だしね。
カードゲームが趣味だったおじさんのか弱い嘆きを聞いてくれてありがとう。
書いてる最中に、存在すら知らなかったPTの代替となるCS(チャンピオンシップ)とやらが行われていたらしく、久しぶりに配信を見た。
9月17日から19日にかけて、とあるカードゲームの世界大会があった。
そこで日本人が準優勝したんだ。この快挙を知ってほしくて増田に書いた。
カードゲームって言うと、一番有名なのはマジック・ザ・ギャザリングだよな。
日本だと遊戯王やポケモンカードも人気だし、遊戯王は世界でも人気だ。
この話に出てくるのは「デジタルカードゲーム」ってやつで、上に書いたような紙でやるやつじゃなくて、
PCやスマホでやるゲームのことだ。ゲームの名前は『レジェンド・オブ・ルーンテラ』っていうの。
全然知らないよな?悲しいことに日本では宣伝の問題とかもあって全然流行ってない。
でもスマートフォンアプリのダウンロード数は全世界で2000万くらいあるし、PC版も含めるとやったことある人はめっちゃいる。
ポケモンユナイトは知ってるか?あれの元になったゲームは『リーグ・オブ・レジェンド』って言うんだけど(※追記)、
そのリーグ・オブ・レジェンドの開発会社が作ってるカードゲームなんだ。出てくるキャラとかは一緒だ。
で!!
今までは地域大会しかやってなくて、アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジア、東南アジアの4地域ごとに王者を決めてたんだけど、
そもそも各シーズンの成績上位者しか出れない地域予選があって、
その地域予選を勝ち上がった16人が、ワールドカップみたいに総当りのグループリーグとトーナメントで戦う。
アジアサーバからは、なんと16人中1人しか出場できなかったんだ。
こういう大会に出るような奴らは、基本的にプレイスキルが安定しててミスをしない。
で、ルーンテラは引き運に左右されづらいゲームシステムだから、本当に実力が拮抗する。
そうすると大事になってくるのが「対戦するデッキと相性の良いデッキを持ち込む洞察力」、いわゆる「メタ読み」って能力だ。
Aってデッキが流行ってるから、Aに有利なBを持ち込む…と見せかけてBに有利なCを持っていく、みたいなやつ。
ただ、アジアサーバは人数が少ないのもあって東南アジアと合同の地区予選だったんだ。
で、東南アジアサーバの情報って全然出回ってないの。あんまり有名な配信者もいないし。
そんでアジア勢(日本・韓国)が「このデッキが一番勝てる」って持っていったデッキが、
一周回って東南アジア勢にとっては御しやすいデッキばっかりで、メタ読みに負けてしまったんだ。
それでも一人だけ残った。アジアを背負った男が一人だけ残ったんだよ。
そして対戦相手のデッキのうち1つをBAN指定(使用禁止)して、残った2つのデッキで対戦して2勝したら勝ち抜けだ。
色んな選手がいる中で、日本のやまと選手だけが持っていったデッキがある。
何も突飛なデッキじゃない。プレーヤーならみんな知ってるデッキだ。
ただ、やまと選手と、彼とチームを組んでる人たちは究極までこのデッキを研ぎませていったんだ。
一般的によく見る形とは全然違って、見てる俺たちも「こんなデッキで大丈夫か?」と思っていた。
だけど、蓋を開けるとダークネスは負けなし。もう一つの使用デッキでもなんとか勝ちを拾って、
あれよあれよと言う間に決勝戦までこぎつけたんだ。
アメリカ大陸勢やヨーロッパ勢もメインドインジャパンのダークネスが生み出す奇跡に「Fantastic!」の嵐。
だって16人×3=48デッキの中で、5戦全勝(1回BAN)はダークネスだけだぜ??まさに奇跡だった。
有名な配信者で、めちゃくちゃ上手い熊みたいなオッサン。まあ出てるやつみんなめちゃくちゃ上手いんだど。
その熊オッサンとの初戦、やまと選手は自信のあるダークネスから使うことを選択。
40枚のうち6枚入ってるキーカードが延々引けない苦しい展開だったんだけど、巧みなコントロール戦術で勝利をもぎ取る。
一度勝ったデッキは使えないから、残り1つのデッキで2回のうち1回勝てば優勝だ。
途中までは危なげなく試合を運んでたんだよな…。みんなやまとが勝つと思ってた。
でも相手が託した細い勝ち筋、ランダム要素を埋め込む効果で、たった1回の確率1/20を引いて負けた。
これを単に「運負け」って言うのは両者に対して失礼なんだと思う。
アランもやまとも完璧に精度の高いプレイングをして、お互いそれまで色んな好運・不運を味方につけて勝ち上がって来たから。
最後の最後で勝利の女神がアランの方に微笑んだってだけなんだよな。
そんなわけで惜しくも日本人選手は2位になっちゃったんだけど、
俺個人としては3日間めちゃくちゃハイレベルな試合が見れて感動したの。
サッカーも好きだからワールドカップとかも興奮するけど、同じくらいの感動だった。マジで。
だからこれを機に日本でもルーンテラ流行ってほしくて、そっと増田に書いてみたんだ。
準優勝の件がどっかでニュースになって、そこからプレイを始める人が一人でも増えてくれたら嬉しいなと思うよ。
それじゃ、ここまで読んでくれてありがとな!
いつもみたいにはてブ見てたらこの記事があってすげえビビった!
こんなマイナーゲームの記事を読んでくれた人、ブクマしてくれた人ありがとな!すげえ嬉しい!
俺が書いた内容に間違いがあったみたいだから謝っておく。
ポケモンユナイトの元になったゲームはリーグ・オブ・レジェンドじゃないみたいだ。
ジャンルと親会社が一緒なだけで、明確にインスパイアされてるわけじゃないとのこと。知ったかぶりでスマン!
あと、日本のゲーマーに興味を持ってほしくて「アジアを背負った」とか、ちょっとナショナリズムっぽく書いちまった。
だから普通に「このゲームめっちゃ面白いんだよ!」って言っても、誰も興味もってくれないと思ってな。
俺が個人的に応援してたのは、ポーランドのシーフーって選手で、こいつはとにかくリアクションがおもしれーんだ。
自分の決めカードを出した瞬間は踊りだすし、相手がすごいコンボ出してきたら椅子から滑り落ちてカメラから見えなくなっちまう。
パスってのは、手番をスキップする行為だ。トランプとかでもやるあのパス。
パスが面白いって意味わかんないし地味すぎるだろ?「だから流行んねーんだよ!」って言うなよw
普通のDCGだと、自分のターンに最大限できることをやってからパスする。
そしたら次は相手がめいっぱい動いてくる。これを繰り返して行くんだな。
けどルーンテラの場合、自分が一手動いたら、相手も一手動いてくる。将棋みたいな感じだ。
しかも、こっちの行動を相手が妨害してくるようなスペルもあって、紙のカードゲームに近いんだ。
そんで、自分がパスすると、相手は動くかどうかの選択を強いられるんだ。
下手に動くとカウンターを食らうかも知れないし、動かない場合のリスクもあるしで、読み合いがすごいんだ。
優勝したポーランドのアランって熊オッサンはパスがめちゃくちゃ上手い。
「アランのパスは芸術的」と評されるくらいだ。それくらい重要なんだ。
ま、地味なんだけどなw
これは全プレイヤーが心配してることなんだけど、ルーンテラはほとんど金がかからない。
報酬システムが大盤振る舞いなせいで、主要なデッキを作るくらいなら無料でいけちまう。
もちろん、主要なデッキを組むまで2週間~くらいはかかるから、短縮したいやつは金でカードを買う。
けど俺は最初に2000円課金してデッキを組んで以来、一度もカードに課金はしてない。
さすがに運営が心配だからファッションアイテム(ボードとか)に課金はしてるけどな。
なんならガチャもないんだよ。俺は最初インストールした時どこを探してもガチャがなくて焦ったぜw
こんな感じだ!もし興味を持ってもらえたら、ルーンテラ界隈のやつらはnoteで情報発信してるのが多いから、
https://note.com/search?q=%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%A9&context=note&mode=search
いつもマジック・ザ・ギャザリングに途中までもっていかれるのよ
不備あると思うから、ひとまず誰か突っ込める所は突っ込んでくれ
今、ポケモンカードが全国的にブームになっている。ポケモンセンターやカードショップなんかを覗くとポケモンカードをしている人を見ないことがない。数年前までは考えられなかった現象だ。
自分は2、3年前までは長く本格的にポケモンカードをやっていた。それこそ世界大会出場の権利をとるために大型大会の時期になれば必ず遠征もしたし、世界大会にも行った。そのころは販売ペースは今みたいな月1ペースではなく3か月に1度かそれぐらいのペースだったし、シングルに関してもレアリティにこだわらなければデッキは1万円ぐらいで環境に合ったデッキがすぐ組めてお釣りも返ってきた。心に引っかかるものがなく楽しかったかもしれない。今となっては本当に楽しかったかわからないけれど。
自分がやっていたころにも転売厨はいたけれどそこまで気にはならなかったし、なんなら自分も小遣い稼ぎ感覚で時々やっていたこともある。けれど、今は度が過ぎていると思う。自分がやっていたことを他人がやっているだけと言われればそれまでだが、とりわけ傍から見てもひどいと思う。メルカリがサービスを開始してからは昔にはなかったオリパ(オリジナルパックの略。お祭りやブッ○オフとかでカードを数枚の束にして売ってるアレ)を個人で販売する輩が現れる始末だ。
ポケモンカードは「ポケモン」というキャラクター、世界観が元のカードゲームである。デュエルマスターズやマジック・ザ・ギャザリング、遊戯王とは違いカードゲームあっての世界観ではない。その性質上小さな子供やその親、今では昔アニメを見ていたりゲームをやっていた層もメインターゲットである。そういった層は今までカードゲームを触ったことがない人も少なくなく、ヤフオクやメルカリに蔓延る転売厨のいいカモでしかない。
最近話題になった「リーリエ」のSRが相場1万円超も彼らの影響が大きい。カードショップの買取価格はネットの相場を参考につけている為、転売屋が値段を吊り上げればカードショップもそれに応じざるを得なくなる。リーリエは効果もそこそこ強い上にイラストも人気である。それが故起きてしまった事象である。リーリエだけではない。ほかのカードも軒並値段が上がっている。
それを語るうえで「Youtuber」の存在が無視できない。これを見ている人の中にもYoutuberがきっかけで始めた人がいるかもしれない。自分が記憶している限りでは「はじめしゃちょー」が始めた辺りから爆発的にユーザーが増えたと認識している。そのころに「GXスタートデッキ」が発売され始める敷居が大きく下がった。が、一つ誤算があった。それは公式がここまでユーザーが増えると想定しておらずスタートデッキだけでなく各種パックまでもが品薄になり、とうとうポケモンセンターにも商品が無い状態になってしまった。その為、どうしてもすぐ遊びたい人はどうにかこうにかしてカードを買い揃える。そして手放さない。そして市場にカードが出回らず普段ではそこまで値段のつかないカードにも高額な値段がつく。これが今起きていることである。まるで株のようだ。そしてこのバブル状態はそう長く続かない。もう時期に人気だったパックの再販が始まる。そうすれば終わりを告げるだろう。売るなら今のうちだ。売って売って売りまくれ。
自分はもう疲れた。正直最近始めた人の声が大きすぎる。尊師の言葉を借りるなら、
「君たちはステージが低い。君たちと話をしていると君たちのカルマが私の中に入って来て私が苦しくなる」
まさにこの状態だ。半年ROMるという言葉が流行ったのはいつのことか。今はカードをするよりカードを一緒に遊んでいた人たちとお酒を飲んでいるほうがよっぽど楽しく感じる。
たまにぶらぶら見に行くんだけど、店員がめっちゃ低い声で「いらっしゃいませー」と言ってくる。まあそれだけならいい。お客様が来たのだからお出迎えするのは普通。よくできた店員さんである。しかし問題はそのあと。同じ店員が何度も近くに寄ってきて「いらっしゃいませー」と低い声で言ってくる。あんたさっき挨拶したでしょと。「いらっしゃいませー」(故・郷里大輔さんのような低い声)は1分に1回は言っている。2メートルくらい離れたところからこちらの様子を監視していて、地鳴りのような「いらっしゃいませー」で脅迫してくる。
万引き対策なんだと思う。中高生の客が多いのだろうし、万引き被害も実際に多いんだろう。サーチは禁止されているし、万引きは犯罪です、少額でも警察に通報しますという張り紙もあった気がする。でもこっちは明らかに社会人の格好をしている。見れば10代でないことはわかるだろう。ブースターパックやアニメキャラのラバーストラップを盗むメリットなんてこっちには何もない。というか何度も店に行ってそれなりに高額の買い物もしているというのに、それでもこっちが万引きするんじゃないかと思って監視してるのは不快。
というわけで最近は3ヶ月くらい行ってない。Amazonかヨドバシ.comで注文すればいい。イエローサブマリンが店員にああいう教育をしているなら売上には逆効果なんじゃないか。それとも万引き被害がそんなにひどいものなのか。子供の頃からマジック・ザ・ギャザリングでお世話になってたこともあって大人になっても利用してあげてたのにな。ちょっと我慢の限界を超えてしまった。疑われるというのは気分がよくない。
アプリゲームのガチャを見ていて、これまで日本が生んだ悪しき文明だと思っていたけど、ゲームの中身をよく見ると課金のロジックはマジック・ザ・ギャザリングと同じなんですよね。
どこが同じかというと、
このようなゲーム性だと、ゲームにはまる人は自分のデッキをできる限り理想に近くするために、ランダム要素のあるカードパックにお金をつぎ込むし、かつ、自分の頭を使う要素もあるので、飽きることなくゲームを続けられる。(自分の頭で最強のデッキを考えたら、その考えを実現するために、自ら進んで課金するといういい方もできる)
しかも、お金をつぎ込んでもゲームの際に出るカードにランダム性を入れることで、弱いデッキが強いデッキに買ったり、運に大きく左右されるデッキを組んだりできるので、勝者が固定され切らないので、新規参入も継続的に期待できる。
また新しいカードを入れたりすることで、ゲームバランスを変えると既存ユーザもカードをさらに買う必要が出てくる。
こういうゲーム性は、日本だけに限らない普遍的なものだったという発見は、日本だけが悪いわけではないという点では救いだけど、そういったオリジナルなシステムを作れておらず、結局は成功例を真似して、データ分析で射幸心を最大化して課金をしやすくしただけでしかないという絶望的な面もあり、なかなか割り切れない。
増田で珍しくカードゲームの話題が人気になってるので、何がどうなってるのか知りたい人向けにまとめとくよ。
「子供が妙にハマってるけど、コレどういうのなの?」という親御さん
「彼氏が凄く大事にしてるカードってどんな価値が?」というパートナー
ざっくり「池上彰の週間こどもニュースで聞きたいなぁ」と思ってる人向けね。
ものすごーくざっくり言えば、「ランダムに入ってる将棋の駒を揃えて、将棋をする」という感じ。
え?飛車角ばっかりにしたら強いじゃん!
そう、そういうこと。
トランプ(詳しい人はプレイング・カードとも呼ぶ)は、52枚+ジョーカーがセット。
トランプのエースの上に、スーパーエースとか作っても別に買わないよね?
でも、商売として継続的にカードを買ってもらいたい会社は、どんどんカードを作る。
とういことは、前よりも強いとか、前と違うとか、前よりも面白そうなカードが出るわけだ。
どうなるか。
飛車じゃなくて、竜王だの、自在天王(どこにでも行ける駒)だのが出るわけだ。
良くあるのが、同じカードは4枚までよ、とか。
あと「商売なんだからカードはどんどん強くなる」って言ったけど半分は嘘で、やり方もある。
最初期はカードを作る方も慣れてないので、トンデモなく強いカードがシレッと出てたりする。
(マジック・ザ・ギャザリングやってる人にBlack Lotusについて聞いて後悔してみよう!)
そういう時、公式大会では強すぎるカードは禁止ね、とか言われる。
仲間内でワイワイ遊ぶ分には良いんだけど、対戦ゲームとしてやるならバランスとるよ!
この「対戦ゲーム」と「商売」をバランスさせるのは、とってもムズカシイ。
どんどん新しいカードを追加しても、単純に強いだけじゃ飽きが来る。
そこで、新しいルール用のカードを追加して、古いカードに新しい役割を!みたいなのもある。
ただ、そういうルールの追加は、フクザツにムズカシクなり、ワケガワカラナイことになってしまう。
そこで、長く続いているトレーディングカードゲームには「リセット」がつきものになる。
例えば、マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームは、
一番最近出た基本セットと、
物語性の強い(カードの解説文を読むと物語が想像できる)拡張セット2つで、
自分のデッキ(自分用の山札)を作るのが、「スタンダード」というルールになってる。
毎年基本セットが出るけど、拡張セットとは発売時期がズレてるので、
おおよそ2年毎に、使ってるカードの総入れ替えが起こるって言われると、伝わるだろうか。
これを指して「リセット」と呼ばれることもある。
使うカード総入れ替えだしね。
まあ、後ろ暗くは無いけど、世の中やっぱカネだよね、という。
「今後強くなりそうなカード」とか「いま人気のカード」は高くなる。
リアル株取引だってそうだけど、欲しい人が多ければ高くなり、要らないとなれば安くなる。
(もはや美術品として投資の対象になってるBlack Lotusみたいなカードもあるけど)
すると、だよ。
対戦相手の超強いデッキは、もしかしたらリアルマネーで10万円を軽く超えて揃えたカードたちかも。
相手のそのカードたち、いきなり使えないってなったら、どんな気持ちかな。
……やっと遊戯王の話になるんだけれども、
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」は、漫画やアニメの人気もあって発展してきた経緯がある。
炎上には、大きく3つ原因がある
公式から「次からこうするよー」と発表があったわけではなくて、リークっぽい情報が出ているだけ。
「今後なんかあるかも」
「次は大きく変えようと思ってる」
みたいな、いわば「遊んでるユーザーさんの意見を取り入れつつ、変えていくよ」みたいな感じじゃない。
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」は、あんまりユーザーの話聞かない(と感じる)出来事が多かった。
なんだよイッパイお金も使ってるし遊んでるのに急に商売の都合で変更しなくても。
実は「人気カードが使えなくなる」には「人気の戦法が使えなくなる」も含まれる。
カードゲームの醍醐味は、組み合わせの妙で勝敗を決するところにあるんだけれども、
遊戯王は、様々な「モンスター」を「召喚」して、戦わせるという形を取っている。
この「召喚」方法、アニメタイアップの意味もあって、主人公たちがよく使う。
「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」では、
自分のデッキ(山札)以外に、エクストラデッキ(拡張山札)も使う。
たいていは、拡張山札に、モンスターを山盛りにして準備しておく。
アニメの主人公たちは、この「エクストラデッキ(拡張山札)」から、モンスターをモリモリ召喚して勝つ。
今話題になっている原因は、このアニメの主人公たちが使ってきたモリモリ召喚の手段である部分を
「エクストラデッキから召喚できるモンスターを1枠にしよう(追加できるけど手間がかかる)」
と、大きくルール変更するもの(になりそう)だってところにある。
アニメの主人公たちは、新ルールでは、勝てないことになってしまう。
対戦ゲームとして大会に参加するために、ある程度強いカードを揃える必要がある。
ランダムパックを大量に買うのでも、一本釣りでお店でカードを買ったり売ったりするのでも、カネがかかる。
そうやってお金と労力をかけて揃えた自分のカードたちは、ルール変更や新カード追加で、弱くなったりする。
ある程度仕方がない部分もある。(エクシーズ召喚が人気になって、シンクロ召喚が下火、とか)
でも、「アニメや漫画の華である、大量のモンスターを一気に召喚して勝つ」
という部分を変更するルールに見えるけど、それほんとにやるの?マジで?
たかがカードゲームじゃないと思っていま粗雑に扱おうとしてる子供や彼氏のカードな、
わらしべ長者的に苦労に苦労を重ねて揃えた時価10万円超のお宝だったりするから、
ポンと100万円出せる富豪以外は、相手の価値観に合わせて尊重しといた方が良いと思うよ。
Magic: The Gatheringといまだに比較してDisられるの不遇よね
10年ぐらい前まだ自分が子供だったころ学校ではやっていたモンコレというカードゲームがあった
遊戯王とマジック・ザ・ギャザリングの中間みたいな感じで
モンコレのカードにはキャラの能力説明の下に、小説の一部を切り取ったような文章が入ってることがあって
それが、そのモンスターのバックエピソードになっていて、愛着が湧くようになってた
ホーリィの手記、シルクの手記、ミルクの手記というタイトルの小説なんだが
なんというか少年の心を思い出すんだな
その全体をまとめた小説は未完で発売されていない
シルクとミルクはホーリィの娘で、二人が敵味方に別れて旅をしながら
流行も随分前だし、ホーリィの手記が完結したのも10年以上経ってる