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2019-02-01

メタル好きのチラ裏殴り書き

おっさんメタル好き。

最近だとDGMのThe Passage以来感動するようなアルバムには出会えていない。

SpotifyとかYoutube琴線に触れる音楽がないか漁る日々。

そうすると、まぁハマるほどではないんだけど、ちょっとしばらく聞いてみようみたいのにはいくつか出会う。

昨日だとTeramaze。オーストラリアバンドらしい。その前だとArt nationスウェーデンバンド。前者はプログレメタル、校舎はHRな感じ。ところが共通点がある。

そう、Jacob Hansenですよ。Anubis Gateも彼がVoの頃のアルバムしか聞いてない。

Jacob Hansenの作る音が好きすぎる。

ちなみにギタリストはやはり最初に挙げたDGMのSimone mularoniが大好き。Redemptionは最初参加していること知らなかったけど音でわかった。最高すぎる。

ドラマーはまぁポートノイも好きなんだけど、やっぱマイクテラーナかな。ドラムビーストいつまでも頑張ってほしい。今何歳なんだろう。

オチはない。

2019-01-30

SSRってどういう事?

C:コモン N:ノーマル

UCアンコモン HNハイノーマル

 

R:レア

SRスーパーレア HRハイレア

 

ここまではわかる。

SSR???

これがわからない。

 

ドッカンバトルが

LR:レジェンドレア

を出したけどそれはまぁわかる。

他の、GR(ゴッドレア)だとか、URウルトラレア)もわかる。

2019-01-28

anond:20190128083309

結局、自由恋愛市場主義を維持するために他人マインドヴィーガン押し付けクズに過ぎない

何もせずに成功体験もなにもないので

自己肯定感も何も無いと思います


非常にわかやすい流れじゃないですか?

仕事意味ない。褒められるためにやるもの

 ↓

結果1:稼げない

結果2:FB承認欲求モンスターおじさん

 ↓

それがもたらすもの1:稼げないので結婚が出来ないはずだ

それがもたらすもの2:ある程度稼げたのでお仕事のご褒美としてパートナーに我がままを押し付けても許されるはずだ

 ↓

誰も幸せになってない

ブギーポップ視聴者が笑えない糞ラノベアニメ

さらセカイ系(笑)の出来損ないみたいな90年代ラノベ引っ張りだしたところで、ガキが食いつくわけもないと分かりきってるのがクソ。どうせ昔のファンも大半はとっくに趣味変わってるだろ。

無意味時間が行ったり来たりするのがクソ。カッコイイとでも思ってんのか?分かりにくいだけだわアホ。

キャラデザ全員モブ過ぎて誰が誰だか分からないのがクソ。ブギーポップは分からない(爆笑

ラノベ業界もそろそろ弾切れで苦しいのは分かるけどさあ、さすがにこんなもん引っ張り出してくるぐらいなら、他にもっといい原作あるだろ。たとえば……お留守バンシーとか!





 そこまで打ち込んだところで〝増田〟は確認画面に進み、実際に表示される際の見え方をチェックする。特に問題のないことを確認して「この内容を登録する」ボタンクリックした。

 大きく息を吐き、しばし目を閉じて時間が過ぎるのを待つ。ヘッドホンからは、路地裏の秘密クラブについて女性ボーカルが歌うハスキーな声が流れているが、別に増田〟の趣味ではない。無音よりは多少の「雑音」があった方が集中しやすいという程度の理由で、適当にまとめて違法ダウンロードしたファイルランダム再生しているだけだ。

 曲が終わったのを合図に目を開き、さきほど投稿した「記事」のページをリロードした。夜の10時過ぎというお誂え向きの時間だけあり、セルクマなどという姑息な真似をせずともブックマークが既に30ほど集まり始めている。トラックバックも、上から目線傲慢評価への反発が7割、同意が2割、元記事ほとんど無関係独りよがりのつまらないネタが少々という予想通りの傾向で、活発に反応してくれている。

 当然だ。〝増田〟の書く記事が狙いを外すことは有り得ない。

 たった今書き込んだ記事で扱ったアニメにも、その原作ライトノベルにも、〝増田〟は特に興味がなかった。ただ、SNSなどでの他人発言を眺めていて、こういうことを書けば「バズる」だろうなというイメージが、なんとなく頭に浮かんだのだ。あとは、このアニメを叩きたい人間の「設定」に自分を重ねるだけで、溢れるように文章が湧き出してくるのだった。

「……」

 自分がそれを書いたという証が何一つない文章が、回線の向こうで人々の注目を集めるさまを、〝増田〟は静かに見つめた。

増田〟は昔から、「自分」というものを持たない人間だった。

 自己主張が少なく控えめな性格、という程度の話ではない。何が好きで何が嫌いなのか、何が得意で何が苦手なのか、人に聞かれるたびに例外なく言葉に詰まった。単にそれを表現するのが下手というだけではなく、自分がどんな人間なのか〝増田自身どうしてもよく分からないのだった。

 そのため、自己紹介はいつもひどく苦労させられた。胸の内を語ることのない秘密主義人間と見なされ、親しい友人を作ることも難しく、いつも孤独に過ごすこととなったが、それが嫌なのかどうかすら〝増田〟には判断ができなかった。

 その感覚は、対面での音声によるコミュニケーションだけではなく、ネットでの文字を介したやり取りでも特に変わりがなかった。たとえ単なる記号の羅列に過ぎないとしても、自分を表すIDが表示された状態で、何か意味のあることを言おうという気にはどうしてもなれなかった。

 そんな〝増田〟がある時、一つの匿名ブログサービス出会った。

名前を隠して楽しく日記。』

 良識のある人間ならば眉をひそめるであろう、その醜悪な売り文句に、増田はなぜか強く引きつけられた。

 そこに書き込まれる、誰とも知れぬ人間の手による、真偽のさだかならぬ無責任言葉たち。数日の間、寝食を忘れてむさぼるように大量の匿名日記を読みふけった後、それらのやり方を真似ることで、〝増田〟は生まれて初めて自発的文章を書き出したのだった。

 特に書きたい内容があったわけではない。ただ、睡眠不足と空腹でからっぽになった頭を満たす、得体の知れない衝動に従いキーボードを叩いた。

 出来上がったその文章は、保育園の子供の入園申し込みをしていたが落選してしまった母親、という「設定」で、政治批判もまじえつつ全体としてはどうにもならない怒りを乱暴な口調で八つ当たり気味にぶつける、といった感じの記事になった。

 実際には、保育園への申し込みどころか、当時から現在に至るまで〝増田〟は結婚すらしてはいないのだが。

 これを軽い気持ち匿名ブログ投稿したところ、予想外の爆発的な大反響を呼んだ。ブクマは2000以上付き、「記事への反応」は100を超え、ニュースサイトどころか国会で取り上げられる事態にさえ発展した。

 遂には記事タイトルがその年の流行語大賞トップテンにまで入ってしまたこの一連の動きに、もちろん驚きはあった。だがそれ以上に、自分の指を通して生まれ落ちた自分のものではない言葉、という捩れた存在自体に、〝増田〟は震えるような感動を覚えたのだった。

 ここでなら、自由に「言葉」を操ることができる。

 その確信を得てからは、坂を転がり落ちるように、この匿名ブログへとのめり込んでいった。

 様々な立場人間になったつもりで書いた記事投稿し続けるうちに、〝増田〟は奇妙な現象に気がつく。ひとたび題材を決めて書き始めてしまえば、それまで全く知識も関心も無かったどんな分野についても、どういうわけか淀みなく言葉が湧き出すのだ。

 ある時は、フリーランス13年目のWebデザイナーだったり。

 ある時は、新人賞を受賞してデビューしたもの限界を悟って引退を決意した兼業作家だったり。

 ある時は、セクシーキャバクラの元女性接客係だったり。

増田〟は、記事を書くたびにありとあらゆる種類の人間に「なった」。そしてそれらの「設定」の元に、このwebサービスの読者たちに、感動や、怒りや、笑いを提供してきた。〝増田〟にとって、読者から引き出す感情の種類はなんでもかまわない。自分の書いた言葉が、多くの人間に読まれることだけが重要なのだ

 実際、〝増田〟の書いた記事には、著名人ブロガーですら不可能なほどの高確率100を超えるブクマが次々と付いた。SNSでも拡散され、ネット上の話題を取り上げる(といえば聞こえは良いが他人の褌で相撲を取るしか能がない)ニュースサイト元ネタにもなり、つまり――「バズって」いた。

 本格的に活動を始めてから、〝増田〟は毎日多数の記事投稿し続けている。〝増田〟以外の利用者は誰一人気づいていないが、今ではこの匿名ブログサービスにおける人気記事の、実に九割以上が〝増田〟一人の手によるものなのだった。もはやここは〝増田のしろしめす王国なのである

 そして、〝増田〟の支配電脳空間にとどまらずより大きく広がろうとしている。〝増田〟の記事が読者から引き出す強感情。これを利用し、流されやすい一部の読者の行動を誘導することで、〝増田〟は既に現実でも大小さまざまな事件を引き起こす「実験」を成功させていた。だが、それぞれの事件自体に関連性は全くなく、膨大な投稿量を多数のID分散しているため、運営会社ですら事件の背後にいる〝増田〟の存在には手が届いていなかった。

 この影響力の、深く静かな拡大。これが順調に進めば、いずれはサービス運営会社の中枢に食い込むことすら時間問題だった。

 匿名ブログ支配過程で〝増田〟の掴んだ情報によれば、この運営会社はただのIT企業ではない。その実態は、途方もなく巨大なシステム下部組織なのだ。そこを足がかりに、「世界」にまで手が届くほどの――

「……っ……っ」

 果てのない野望の行く先に思いを馳せ、〝増田〟は声もなく笑った。

 そこに、

――♪

「……?」

 ランダム再生にしていたメディアプレイヤーから、奇妙な曲が流れ始めた。

 口笛である

 音楽に興味のない〝増田〟でさえ聴き覚えがあるほど有名なクラシック曲を、どういうわけかわざわざ口笛で演奏しているのだった。それは、アップテンポで明るく力強い原曲を巧みに再現してはいものの、しかしやはり口笛としての限界で、どこか寂寥感のある調べとなっていた。

「……」

 これのタイトルはなんだっただろうかと〝増田〟にしては珍しく気にかかり、プレイヤーの最小化を解除して現在再生中の曲名を表示した。そこにはこうあった。

 John Cage『4'33"』

「!!」

 違う。この口笛は、ヘッドホンから流れている音ではない。

 その事実に気づいた〝増田〟はヘッドホンを頭からむしり取り、音の出どころを探った。

「――♪」

 耳を澄ますまでもなかった。口笛は、明らかに増田〟の背後から聴こえてきている。それも、ごく至近距離で。

「……!」

 背筋を貫く寒気を振り払うように、〝増田〟は回転式のデスクチェアごと素早く振り返った。

 片付いているというより極端に物の少ない部屋の中央。そこに、それは立っていた。

 金属製の丸い飾りがいくつか付いた、筒のような黒い帽子。全身を覆う黒いマント。男とも女ともつかない白い顔に浮かぶ唇までが、黒いルージュで塗られている。

 まったく見覚えのない顔であり、衣装だった。

 普通に考えれば、異常な格好をした不法侵入者ということになる。今すぐに警察通報するべきだ。だが〝増田〟は、そんな常識的思考をこの黒帽子適用することが、なぜかできなかった。

 部屋のドアには鍵を掛けておいたはずだが、こじ開けられた様子もなくきれいに閉じている。いくらヘッドホンから音楽が流れていたとはいえ人間がドアを開け閉めして部屋に侵入した物音に全く気づかないということがあるだろうか?

 カーテンを閉め切り照明の消えた部屋の中、ディスプレイの微かな灯りに照らし出された黒帽子の姿は、床から突然黒い柱が生えてきたようにも見えた。

匿名アノニマス)、か――」

増田〟の当惑をよそに、黒帽子は口笛を止めて言葉を発した。黒い唇からこぼれる声は澄んだボーイソプラノで、やはり性別特定することはできなかった。

「人には、自分にとって切実な何かを伝えるために、敢えて何者でもない立場をいっとき必要とすることもある。だが、『匿名』こそが本質であり立ち返るべき『自分』を持たない存在――それは『自分』という限界に縛られないが故に、無目的にただ領土だけを広げ続け、遠から世界を埋め尽くすことだろう。その新世界では、根拠となる体験を欠いた空虚感情けがやり取りされ、真の意味での交流永遠に失われる……間違いなく、世界の敵だな」

 人と世界について語りながらその声はどこまでも他人事のようだったが、最後の断定には一点の迷いも無かった。

 世界の敵、という言葉が指す意味の本当のところは分からない。だがこいつは、〝増田〟こそが「それ」だと言っているのだった。

 なぜ初対面の異常者にそんな決めつけをされるのか。そもそもこいつは一体何者なのか。

 そんな疑問を込めて、〝増田〟は目の前の怪人物を睨み付けた。黒帽子にはそれだけで意図が伝わったらしい。

「人に名前を訊ねる時は、まず自分から名乗ったらどうだい?」

増田〟の耳にその言葉は、それができるものなら、という挑発を含んで聞こえた。

 できないわけがない。変質者に名前を教えるのは危険だが、自宅に押し込まれている時点で大差ないだろう。

増田〟は椅子から立ち上がって息を吸い込み、自分名前を告げようとした。

 しかし、

「…………!」

 声が出なかった。いくら喉に力を込めても、最初の一音すら形にならずに、ただかすれた吐息漏れるばかりだ。

「それこそが、君が世界の敵である証なんだよ」

 そう言った黒帽子が肩ほどの高さに上げた右手を、ついっと振った。その指先から細い光の線が伸びてきて、空気を切るような鋭い音がしたかと思うと、〝増田〟の首の周りに熱い感触が走った。

「?」

 次の瞬間には、〝増田〟の視界はゆっくりと下降――いや、落下し始めていた。

 途中で回転した視界の中で〝増田〟が目にしたのは、頭部を失ったまま直立する、肥満した成人男性身体だった。

「……っ!?

 直前までまとっていた「自称アマチュアアニメ批評家」の「設定」が霧散したことで、〝増田〟は意識を取り戻した。思わず首の周りに手をやるが、傷一つ付いてはいない。

「なるほど。君の能力にはそういう働きもあるわけだ」

 感心したように言って、黒帽子は宙空をかき混ぜるように右手の指を動かした。そこにまとわりつくように、光の線が見え隠れする。目を凝らして見れば、それは極細のワイヤーだった。

増田〟の首に巻き付けたあれを素早く引くことで、瞬時に切断を行なったのだと、遅れて事態を把握する。

「……」

 いま首を斬られたのは、あくまで〝増田〟の「設定」に過ぎない。だが、味わった「死」の感覚は本物だった。それを実行した黒帽子は、今も平然とした顔をしている。

 目の前の怪人が何者であろうと、もはやこれだけは間違いがない。こいつは〝増田〟を殺しに来たのだ。無慈悲に、容赦なく

「……!」

 黒帽子と向き合ったまま〝増田〟は、後ろ手に恐るべき速度でキーボードを叩いた。わずか数秒で4000字超の記事を書き上げると、そのまま確認もせず匿名ブログ投稿する。

『現役警察官ですが、容疑者を射殺したことがあります

 記事はすぐさま炎上気味に100オーバーブクマが付き、新たな「設定」が〝増田〟の全身を覆った。そこに立っている姿は既に、制服を着た男性警察官そのものだった。

 実のところ〝増田〟にとっても、匿名ブログのこのような使い方は初めてのことだった。だがその事実意識することすらなく、〝増田〟はこの応用をごく自然に行っていた。まるでこれが本来用法だったかのように。

 警察官の〝増田〟は、いかにも手慣れた動きで腰のホルスターから素早く拳銃を引き抜いて安全装置を外すと、黒帽子の頭に狙いをつける。この距離なら外すことはないだろうし、さすがに銃弾を正面から受けても平気ということはあるまい。

 しか弾丸が発射されるより早く、引き金にかけた〝増田〟の指をめがけて光が走った。

「そんな危ないものは下ろした方がいい」

 切断された指がぽろぽろと床に転がり、〝増田〟は拳銃を取り落とした。重い金属が床に叩きつけられる、ごとん、という音が響く。

「!」

 失った指の痛みにのたうち回る間もなく、再び飛び来たワイヤーが〝増田〟の首に絡みついた。鋼糸はそのまま、いともたやすく肉に食い込み――

「……!」

 一瞬のブラックアウトの後、警察官の「設定」もあえなく消え去ったことを〝増田〟は悟る。

増田〟は、次の「設定」を求めて、慌ててキーボードを叩き始めた。殺されないためにはそうするしかない。

 黒帽子がワイヤーを一振りするたびに、現在の〝増田〟の「設定」が消滅する。〝増田〟は超スピード匿名ダイアリー記事書き込み、新たな「設定」を得る。その繰り返しが続いた。

 格闘家ヤクザ猟師力士刃渡り50センチ牛刀で前足を切り落として熊を倒した撮り鉄、1200万ドル機械義手を身につけ「捕らわれざる邪悪」の二つ名を持つ元アメリカ特殊部隊員……

 考えうる限りの、個人戦能力の高い人間立場で書かれた記事投稿し、その「設定」を使って制圧を試みる。だが、いずれの力をもってしても、〝増田〟は黒帽子の体に触れることさえできなかった。

「……」

 異常なまでの適性ゆえに普段意識せずに済んでいたが、この匿名ブログサービス本来、少しでも油断すると「あれ?増田さん、この話前にもしませんでしたっけ?」と指摘を受ける、投稿者に厳しい場だ。いかに〝増田〟の記事とはいえ、短時間に似たようなネタを続けて投稿したのでは、ブクマPVを稼ぐことなどできない。「設定」を定着させるためには、読者からのそういった「承認」を得なくてはならないのだ。

 少なくとも同じ職業ネタにすることは避ける必要があった。とすれば、「設定」を潰されるたびに書ける記事選択肢は少しずつ限られていく。

増田〟は、徐々に追い詰められつつあった。

 その焦りが引き金となったのか。

「!!」

――字数制限

anond:20190128020421

2019-01-24

anond:20190124112944

もちろん理論上は出来るけど、どんだけ金かかると思ってるんだ?その辺の中小じゃ無理だぞ。1ユーザー月額1000円レベルじゃないぞ

それは無いし、助成金も出ます

「私、PC使いこなしてる~」って奴じゃ駄目。そうじゃなきゃシステム担当疲弊して、外部隊カフェ仕事~するオナニーしかならない

割とどうでも良い

流石にネット回線が繋がっていないところからフォローは厳しいが

ネットさえ繋がっていればそれ以外はどうとでもなる

じゃ何が敷居が高いの?次の2パターンから

【求めているスキル

・在宅であっても何卒来て頂きたい超ハイスキルな人を探してる


コストを抑えたい】

・高スキルと言うわけではないがオフィスに通いだとそれなりにコストが掛かる人材を「在宅」というメリット提供する事でお安く雇いたい

・確かにその辺の地元企業で働くよりは給与良いが・・・ふーむ・・・

ヤフオク取引ナビのUX設計した奴出てこい

取引ナビの使い勝手が悪くてクソだな。

メール通知と実際の状態矛盾がある

出品した商品落札され、落札者が代金を支払うとヤフオクから出品者のメールアドレスに「支払い完了」の連絡が来る。それには「商品を発送し落札者に連絡してください。」と書かれている。

しかし、実際の支払い状態を見ると「ヤフー審査中」になってて取引ナビでは

ヤフー審査中」「支払期限切れ」「キャンセル」の場合は、商品の発送をお待ちください。

という記載があり、まだ発送すべきではない状況だった。

この支払い状態取引ナビから見ることができない。Yahoo!かんたん決済の「売上金管理」リンクから状態確認しなければならないのである

メールでは「発送しろ」、取引ナビ(と売上金管理)では「待て」と矛盾したことになっている。

発送すべきではない状況なのに、匿名配送の発送手続きができるのはおかし

発送すべきではない状況にもかかわらず、取引ナビでは発送手続きができるような画面が表示される。

Yahoo!かんたん決済の売上金管理で、支払い状況が「受取連絡待ち」であることを確認してから配送必要二次元コードを発行してください。

と表示するのではなく、発送手続きをできないようにするべきである

審査待ちなのに発送してしま事故が既に多発していると思う。これでトラブルが起きた時はどうするつもりだろうか?

最後

この使い勝手が悪い理由Yahoo!かんたん決済との連携全然とれてないから、と簡単に思いつくが、同じ自社ブランドなんだしそれぐらい連携しようよ((※Yahoo! JAPANがどういう組織か全く知らない人間なので、事情を知らずに単純に言ってます))。

20年近く昔からやっててもこの辺のUXが洗練されてないって、サービスとしてどうなんだと思う。

自分はまだ出品数が少ないからいいけど、多数出品している人から見たらストレスしかまれないUXだよな、これ。

https://ischool.co.jp/2017-02-03/

https://ameblo.jp/fudan-mo-kimono/entry-12408133630.html

を見てても、不満が解消されないまま今に至ってる。Yahoo! JAPANには改善という言葉がないのか?「フリマアプリ界の西成」と揶揄されてもなお勢いのあるメルカリに押される理由何となくわかった気がする。


追記

過去にこういう募集があったらしい。この募集を見て入社した人はどう思っているのだろうか。

こういう改善アピールをされても、これが現実

2019-01-21

それはあなた自身のあるいは彼女選択

メイク義務付けられていない。どうぞお好きにしたら良いと思うの

 

あなたがNOを通すつもりなら、強くなる/替わりのいないスペシャリストになれば良い

現実エグゼクティブメイクをしていない人はい

わたしCEO だけどメイクしていません

わたしコスメファッション業界に身を置くけど プライベートメイクしません

 

一般的他者差別化するスキルがない人ほど “それ以外のこと” をする。それ以外のことをするのは「あなた選択である

 

あなたエグゼクティブでなくても、心からNOなのであれば気持ちを表明出来る

現実仕事評価マイナス影響を受けると感じつつも、敢えてノーメイクな人もいる

・嫌だと感じても表明しないのは「あなた選択である

 

あなたメイク要求されない会社職場で働くことも出来る

・あらゆることに対しフラットであることを表明している会社や、メイクやめたが何も変わらなかったよと実名で表明している人がいる職場もある

・在宅勤務で働くこともできる

会社職場や働き方を選ばないのは「あなた選択である

 

ちょっと待って!女性であることは素晴らしい!

・すべての女性は美しい!

・本当のあなたを閉じ込めず女性であることを楽しみましょう!

・さぁゴージャスなあなたを見せてあげましょう!まずは・・・(以下略

 

ちょっと待って!あなた人生の目的はなんですか?

あなた勝利を勝ち取るためにメイクファッション必要コストではありませんか?誰しも役職(役割)にふさわしいイメージを持っています

・各種調査結果で外見の良い人の方が良い評価を得やすいと結果が出ています。まずはこのデータを見てください(以下略

 

本当に誰も彼もがそんなにマッチョに生きてるの?

生きてないと思うよ

 

ただしあなた選択と言われることは米国に限らず日本以外は多そうよ

 

義務付けられてないのでお好きにすると良いと思う

anond:20200108040748 anond:20200221154701

 


[要約]アメリカは同調圧力がすごいと思う

→ 優しい日本以外の国はあなた自身選択と言われることが多いだけやで

 

参考にしてください

anond:20240310173949

2019-01-20

米国は弱さに非寛容。メイクは「彼女の選択」

成長した女性男性少女少年のように振る舞うことは仕事での信頼性を損なう

と言うのがアメリカの主流の印象。少なくともネット映画の中では

例えば、女の子のように声を高く喋る方々に対しては、

How many of us gain psychological safety while sacrificing credibility at work


2. To stave off assertive input from others.

When a woman makes herself sound younger and more vulnerable, she is broadcasting to her colleagues, direct reports, clients and supervisors that she can't or won't defend herself, so don't be tough on her.

Who wants to be the big bad wolf who makes a woman cry at work?

She is, in essence, protecting herself from challenging conversations, negative performance feedback, and difficult news -- all of which every leader needs to engage in in order to grow and develop.

By shielding herself from the tough stuff in the short-term, she is putting up a barrier to her long-term career development.


[引用]

https://www.google.co.jp/amp/s/www.psychologytoday.com/intl/blog/speak-easy/201708/why-some-grown-women-sound-girls%3famp

と、「自分自身女の子のように弱く見せることで、厳しさや批判から身を守り、仕事での信頼性犠牲にし、自らキャリア開発障壁を作っている 」と バッサリ

なんでもプライベートボイストレーナーなる理想的な声の出し方をトレー二ングする職業の方々おり、それなりに需要があるそうな

女でこれなら、男で声が高いヤツは射殺されるんじゃないだろうか?ミックスボイスとか両声類とか言ってる場合じゃねぇわな、本題

 

じゃあ童顔メイク(目を大きく見せたり敢えて幼く可愛く見せるメイク)はしないの?

・するみたいよ

ドールメイク(ドーリーメイク)

 

幼さ(=弱さ)はダメなのにドールメイクするの?

バービー基準なのか、お目目大きくてもなんか強そう

最大限に日本風なツーサイドのロリキャラ(ピンクベース)が元ネタ※でもこんな感じ

■Babydoll Sucker Punch - Makeup Tutorial
https://youtu.be/kyMzbrJVYpw
https://youtu.be/PMyxqtTj6AE


元ネタ・・・童顔丸顔のエミリー・ブラウニングの出演の米映画、「Sucker Punch」(邦題エンジェルウォーズ) 寺田克也も参加している https://youtu.be/GVVYB8gaSqc

 

日本風ではなく、完全に日本文脈のkawaii メイクしている人もいるが、レアキャラ日本オタク

米国発で適当動画が見つからなかったので他のところから

Japanese Makeup Look, Haul and Chat
https://youtu.be/Yj792rF713w

■Cute and 'tare (droopy)' eyes tutorial ☆彡
https://youtu.be/Y1GtGfo1TPw

 

童顔ガー以前にメイクをするしない@職場

メイクが大好きで楽しんでいる人、

勝手圧力を感じてメイクを嫌々している人、

現実問題としてノーメイクキャリアに影響が出ると感じるのでメイクする人/それでも敢えて無視してノーメイクの人、

マネージャー社長だけどキャリアに影響していないとノーメイクの人

童顔ガー以前にメイクするもしないも、

It’s her choice” だそうな

そりゃそうだ

 

(追記:「彼女選択」に言葉をもう少し足してみた anond:20190121031924)

 


日本は弱さに寛容ですよ
anond:20190123085427

2019-01-17

Sony Interactive Entertainmentがそんな素直にモバイルあきらめるはずがない

注:怪文書の類ではないです。また、俺の考えた最強のvita後継機みたいなのも書く気はありません。


 自分は以前から以下の三つの理由で、SIEがモバイル携帯端末事業を、素直にあきらめるはずがないと思っている。

  1. 小寺剛氏の存在
  2. SIEのエンジニア存在
  3. マーク・サーニー氏の存在

 この理由の詳細を以下に記す。

理由1・SIEの現社長CEOの小寺剛氏の存在

 2018年にSIEの現社長CEO就任した小寺剛氏は、モバイル端末やネットワーク事業を経歴に持つ。

 そのような人がトップに居る時に、PS4好調からといって、いや好調からこそ、モバイル事業をそう簡単に諦めるとは思えない。

 また、Sony IR Day 2018で『いくぜ一億MAU!』という目標を掲げている。

 これをPS4のみで実現しようとすると、基本的一家一台なので、MAUはいつかは伸び悩むことになる。しかモバイル端末であれば、一人一台計算になり、MAUは飛躍的に伸びやすいだろう。

理由2・2000年代後期ハードPS3を、最終的に同世代ハードの売上トップになるまで支えたエンジニア層(ソフト/ハード両方)

 Xbox360/PS3/wii販売日順)の世代ゲーム機販売競争は、自分は以下のような感じだと認識している。

  1. Xbox360PS3に1年先駆けて販売を開始し、HD画質ゲームで先行する。また、MSの手厚い開発者向けサポートにより、ソフトも潤沢に販売される。
  2. PS3wiiが、ほぼ同時期に発売を開始する。
  3. 数年の間、PS3は劣勢だった。しかし、SCE(当時)はハードソフトの両方を改善していき、最終的に同世代で最も売れるハードになった。

 簡単には書いているが、この三番目の『改善』は、そう簡単ものではなかったと思う。それこそ、血反吐を吐くようなものだっただろう。

 このようなエンジニア所属している企業が、世界で1600万台も売れたPSvitaの後継機を開発せずに、ただリソース放置しているとは思えない。

理由3・PS4に大きく寄与したマーク・サーニー氏の存在

 PS4現在2010年前半の世代の据え置き機(WiiU/XboxONE/PS4)で最も売れている。

 このPS4設計したのはマーク・サーニー氏だ。そして彼は、PS4設計の際に、PS3の何が良かったか、何が悪かったのかを解析し、そして活かした。(何かの記事で読んだが、どれかは失念

 そして、マーク・サーニー氏は、実はPSvita設計に関与している。(ニコニコ大百科および、その情報を元に調べた情報から

 そんな彼が、たった一世代だけ任天堂の後塵を拝した程度で、その次世代機を諦めるだろうか。むしろPSvitaを、PS3と同様に徹底的に解析して、より良いモバイル端末を作るように思う。

 もちろん、個人エンジニアでそんな判断できないだろうという声もあるだろう。だが、少なからず影響力はあると思う。

 

 以上が、自分が『SIEが素直にモバイル事業あきらめるはずがない』と思う理由だ。

 他にも、PSvitaは現行スマホとほぼ同じパーツを使っていたり、既に終了したPlayStation MobileVitaOSの話も追記しようと思えば出来る。

 だが、それらは『モバイル事業あきらめるはずがない』とは少し違うので、ここでは横に置いておく。


 なお、この文章を書こうと思った切っ掛けは、 https://biz-journal.jp/2019/01/post_26229.html を読んだからだ。

 ただし、この記事の内容に触発されたということではない。(販売台数の1600万が爆死なのかとか、ツッコミたい所はあるけど)

 まとめサイト個人BLOGではなく、ちゃんとした企業運用しているBusiness Journalがvita終了の話題掲載したということが、これを書いた理由だ。

 大抵こういうのは逆神になるのが相場なので、そう遠くない時期にSIEがモバイル事業に対する何かしらの発表されると思ったのだ。

 そして、その発表後にこのような文章を書いても、『後からなら何とでも言える』でしかないので、今の内に増田投稿することにした。

2019-01-16

Web制作フリーランス13年目の経験から

補足しました 2019/1/17 4:05 AM

https://anond.hatelabo.jp/20190117033500

ブコメトラバに一部お答えしています


※本文ここから

https://anond.hatelabo.jp/20190113133500

元増田へのブコメでも指摘されていたが、ひとくちに「フリーランス」といっても業種、業態経験、実力、性格などによってその態様は異なる。

そこでひとつのケースとして俺がWeb制作業界フリーランスとして約13年間やってきた経験と、そこから得られた知見などを書いてみたい。WebデザイナーWebプログラマーには参考になるのではないかと思う。

どういう人間

こうして書き出してみると典型的現代っ子だなと思うが、32歳で独立開業して13年目の45歳の紳士である

現代っ子と書いたが人間の性(さが)なんてそうそう変わるものでもないので昔っからこういう人だってたくさんいたと思うんだよね。さぞ肩身が狭かっただろうと思う。俺としては今の時代に生きられる喜びを日々噛み締める次第である

仕事私生活

フリーランスは「得意分野に集中できる」かどうか?

さて、ここから元増田に書かれていた諸々について、俺の場合

まず「得意分野に集中できる」かどうかについては、概ね集中できている。

元増田に「デザイナーフリーランスだったとして、デザインをやっている時間は2割くらいだろう」と書かれていたが、実はこの働き方は俺にはピンとこなかった。2割?なんで?って感じ。デザイナーにもDTPWebプロダクト、服飾といろいろあってどのデザイナーを指してるのか定かではないのでアレだが、WebDTPに限れば、こんなデザイナーがいたとしたらそもそも何かが根本的に間違っているのではないか。我々は日々現金の出し入れの発生するタイプビジネスではなく、案件など多くても月に数件、出ていくお金たかが知れている。経理事務作業も大して時間がかかりようがない。法人決算個人なら確定申告)が大変だという話なら、それはそれだけ取引があるということなので、売上の一部を割いて税理士さんにお任せしたらどうか。あるいは以前noteかなんかで話題になっていた「イラスト1枚1,000円」みたいな仕事を大量受注してるのだろうか。

問い合わせ対応上記の通り、数件の案件の同時進行程度なら電話メール対応作業時間がとれない・・・といった状況にはほぼならない。案件次第でたまにある程度。

営業も要らない。俺は決してスーパークリエイターでもハイパーメディアクリエイターでもないが、きちんとした品質デザインHTMLを、きちんと期日通りに作業進捗できれば次の仕事は来る。今のWeb業界ならこれが最大の営業活動だ。ちなみに俺は前述の通りの性格なので、作業も遅延しがちである。ただクライアントが最も恐れるのは最終的な期日を守れないことであり、そこに至るマイルストーンなら担当者裁量でどうにかなることも多い。なので遅れそうなときは早めに相談するようにはしている(「執筆した増田ブコメトラバ対応が火を吹いておりましてデザイン初稿提出遅れます・・・等)。

余談だが、DTPなどは逆にスーパークリエイターレベルでないと昨今厳しいのではないか。つまり市場環境次第なので、ここはしっかり世の中の流れを観察する必要はある。たとえば俺が今不安を感じているのは年齢と国籍だ。50歳、60歳のジャパニーズWebデザイナーが食っていける市場が10年後、20年後あるのだろうか。

答えはわからないので、できることはなんでもやらねばならない。すなわち、スキルを磨くことは大前提として、歳取ってもトレンドキャッチアップすること、歳取っても清潔感ある身なりをキープすること、英語力を磨くこと、今のうちもっと貯金しておくこと(これが一番できてない。子ども3人が独立するまで無理だろう)、海外仕事を受注すること(これはやるべきなのか?やれるのか?どうすればいいのか?模索中。やってる人いる?)、アフィやWebサービスで地道に小遣い稼ぎすること(本業にいっぱいいっぱいでなかなか手が回らず)、ストックフォトで地道に小遣い稼ぎすること(同左。ちなイラストオンリー)。

フリーランスは「生産性があがる」かどうか?

自宅作業ありがちなベッドの誘惑や生活音云々というのは性格による。俺は大丈夫だったので運が良かった。

ちなみにすぐベッドやソファにゴロンしてしまう奴。性格だと諦める前にひとつアドバイスだが、まず椅子を変えろ。

世の中には座ったまま何時間でも平気で仕事ができる「高級ワーキングチェア」というものがある。最低10万〜20万出して、バロンコンテッサリーチェアアーロンチェア、エンボディチェアなど定評のあるワーキングチェアを買う。パソコン作業なら前傾より後傾タイプが適している。上の中ではアーロン以外は後傾タイプだ。高い買い物なので時間かけてショールームなど周って試座するように。

高級ワーキングチェアを使わずに「すぐベッドにゴロンしたくなっちゃうんだよねー」なんてのは当たり前だ。ヨドバシイケア楽天で買うなよ。ダイニングチェアも駄目だ。イームズチェア♪なんてもってのほかだぞ。椅子が原因でないならコワーキングスペース使うしかないが、当然その分利益は減る(=生産性は落ちる)な。

会議に呼ばれて生産性が落ちるというのはよくわからん。そりゃまあ落ちるがそれは「会社員と比べて落ちる」のではなくて「会議がない状態と比べて落ちる」だろう。フリーランス云々関係ない。

満員電車に乗る必要がなく、移動コストもかからない、最近ビデオ会議も増えてきた。好きな時間仕事ができて、好きな時間筋トレできる。夕飯も家族と一緒に食べられる。子どもと会話できる。そういう生活が気にいってる。もちろん深夜だって休日だって働くことあるが「深夜や休日働くかどうかを選べる。働きたくないなら平日頑張る」そういう選択自分裁量でできるのは嬉しい。

堕落なので生産性は常に低いかもしれない俺だが、会社員時代だって遅刻したり頻繁に休憩とったり隠れてコソコソはてぶや増田執筆したり、とにかくダラダラやってたので、フリーランスになって生産性が落ちたということはたぶんないな。

フリーランスは「誰にも雇われない生き方」ができるか?

これは元増田に書いてあるとおりだな。

会社員にとっての上司会社が、クライアントに変わっただけ。上司に振り回され疲弊するように、クライアントに振り回され疲弊することはある。ただ上司はよほどのことがないと選べないのに比べると、クライアントはある程度選べる。選べなかったとしてもそのクライアントの売上に占める比率が1/10なら、ストレスも1/10だ。ちなみに、比率次第ではこちから切ってしまうこともできるといえばできるが、俺はやらない。ひとりの担当者と折り合いが悪くても、別の担当の人が見ててくれて密かにかばってくれたりこちらの対応を逆に評価してくれたり、そもそも担当が変わってやりやすくなったり・・・好転することもままあるからだ。この辺は割り切って我慢である

ただ肝に銘じておきたいのは、受託である限り「誰にも雇われない生き方してる俺カッコイイ!」などという状況にはなりようがない。電通だってクライアントの犬」に徹することでビジネスをしている。鬼十則!なんつってイキってみてもあれは所詮犬の遠吠えだぞ(まあ電通場合、犬は犬でも負け犬ではないがな)。自分ビジネスで金を稼いでる奴、世の中にとって有益プロダクト、サービス提供している奴は規模の大小問わず尊敬する。

フリーランスは「収入が増える」かどうか

収入といいつつ、元増田では支出への言及がメインだったのでまずはそこから

この段落は長くなるので結論から書く。Webフリーランス場合・・・

まり売上700万なら、年収500万〜600万の会社員と同じレベル収入とみなせる感じ。さら消費税納税義務のあるフリーランス(前々年度の売上が1000万超)なら、支出消費税納税分をプラスしよう(これが痛い!)。ここではエイヤ消費税50万で計算すると、売上1000万なら、すなわち年収750〜850万くらいの会社員と同等。売上1200万で、年収950〜1050万くらいの会社員と同等だ。これプラス原価(この業界場合ほぼ外注費かな)がかかる場合は、それも支出に加えてくれ。

支出の詳細

さて詳細。まず社保。これは会社員なら労使折半だよね。

仮にフリーランス法人成りすると(俺がそう)労使折半といいつつ実質的には「俺」の稼ぎから全額出ていくので単純に倍。簡単計算だ。

法人成りしない場合国民年金国民健康保険になるが、後者収入が同じならやはり単純に倍。これも簡単

難しいのは法人成りしない場合年金国民年金保険料は月額1.6万だっけ?なのでよほど会社員時代給与が低くない限り払う額自体は安くなるのだが、受給額も低くなる。なので普通は小規模企業共済国民年金基金やイデコなどに追加投資する。どの程度追加投資するか(しないか)は各自自由なので一概には言えないが、仮に会社員と同じだけの年金受給を得たいと思うなら、やはり支払う額は倍、イデコとか頑張るなら3倍。さらさら会社員には無料でついてくる退職金フリーランスではそんなものないので単純に老後資金積立として貯金するわけだが、豊かな老後のためにここも頑張ると4倍は覚悟がいる。会社員社会保険料年額45万の人が独立開業したなら、社保で90万〜135万(会社員比較するとプラス45万〜90万)、プラスお好みで老後資金貯蓄でン十万てことだ(ちょっと誤解を受ける書き方かもしれない。当然ながら会社員時代年収独立後の社保料に影響するわけではない。あくま会社員を続けた場合と同程度の老後資金を得たいとするならば・・・の話である)。

次に税金。これはフリーランス場合ある程度コントロールできてしまう。Web系の場合必要経費があまりないので経費を膨らますのにも限界があるが(後述)、法人成りしてる俺(外注費はあまりなく粗利率が90%とか)の肌感覚的には売上700万くらいまでは法人ゼロでいける(もちろん法人住民税7万、個人としての所得税住民税はかかる)。なので会社員とほぼ変わらん。そっから先は法人利益の30%くらい引かれる感じだな。会社員累進課税住民税10%を足してもこの辺の所得帯(課税所得900万以下)だとだいたい30%になるのではないかひとつ言えることは、売上5000兆円でも税金ゼロ円のアマゾンさんにはかなわんということ。ほんといい加減にしてほしい。

あと税金で痛いのは消費税だ。売上1000万超えると次々年度は消費税納税しなければならない。請求を次年度に立てるなどして1000万未満にできる感じならしたほうがいいよ。

次に経費。ことWebデザイナーに関する限り「独立開業してるからこそ発生する経費」ってあまりない。PCネット環境会社員だって自宅用に自腹で買うだろうし、自宅なら家賃不要水道光熱費不要事務用品費なんてご家庭レベルで十分、むしろこれらすべて会社員なら単純に出費でしかないが、事業者なら経費にできる。スマホ通信費外食書籍アプリ英会話も車も駐車場もはてぶスターもぜんぶ経費だ。

会社員より余計にかかる出費といえば上にあげたワークチェアしかし一度買えば10年以上使える)、ソフトフォントオンラインストレージなどのサブスクリプション(最高でもAdobeモリサワの月約5000円)、自社サーバ費(月3000円以内)くらい。打ち合わせにしょっちゅう呼び出されて交通費が辛いレベルクライアントがいるなら、見積もりにこっそり積んでおけば問題ない(しかしそんなクラ今日ほとんどないのでは?)。もちろんPCスペック盛るし外部ディスプレイ周辺機器も多少はかかる、通信費普通の家庭よりかかる、一日中いるので水道光熱費も余分にかかる、そういった諸々を考慮して、そうだな、会社員よりもプラス年50万も見ておけば十分ではないか(経費が年50万ではなく、会社員比較して余計にかかる部分として年50万)。

そんなこんなで会社員時代と同等の実入りを得たいならば、社会保険料でプラス45万〜135万、経費でプラス50万、合計100万〜200万くらいの収入増が必要になる。そして売上1000万円超えたら、消費税納税分で何十万が別途出ていく(原価+経費次第)。

収入について。もうひとつ

一番肝心の話。スーパークリエイターでない人間独立して売上をあげるにはどうするのがよいかという話を少し。

まあ俺も大して稼いでないのででかいことは言えない。というか反省からの知見という意味合いもある。

これも結論から書く。

※長くて切れてしまったので続きはこちら(意味はないがなんとなくやらしいところで切ってみました)。

https://anond.hatelabo.jp/20190116005240

2019-01-04

大学 3年次編入試験の思い出

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高校時代

同じく地方出身者はなんとなくわかると思うんだが、高校は「地元では自慢できる」レベルのとこに通っていた。

県下一、というわけでもないけど、地元で一目置かれるようなそんなところ。東大学者を毎年1名出したり出さなかったりするような。

自分はというと文化系運動系狭間みたいな部活にがっつりのめり込みつつ、子供の頃から親の影響で続けていたとある楽器寺社仏閣が好きな、自他ともに認める「変わった子」であった。学力でいえば中学までは特に勉強しなくてもまあまあいい成績が取れる、中途半端に器用な子だった。

親は勉強については大してうるさくなかったが(むしろ楽器練習をしない方が厳しく怒られたし、数学10/100点をマークしようが音楽の成績が満点じゃない方が嫌な顔をされた)、お金には厳しく、「大学は国公立しかさない」と宣言されており、真に受けた私は私立すべり止めも一切受けなかった。だが高校3年間を部活に捧げた、数学テストで毎回赤点叩き出すような人間にそのルートは厳しかった。見事に滑りおち、進学先を失った。進学校に通っておきながらこの体たらく

これから1年浪人するしかない、と思ってふさぎ込んでいたが、そこで偶然にも某専門学校の「大学編入コース」なるものを知る。専門に2年通った後、大学へ3年次編入するというコースだ。ははぁ、よくできてるなあ、と思いながらも学校担任と両親に相談し、その専門学校へ進むこととなった。

専門に入る

正直入試はあってないようなものなので割愛する。学力レベルからペーパーテスト免除され、英語面接だけだった。まあまあ緊張したが絶対かると半ば解っていたので強気でいった。ちなみに高校時代苦手にしていた教科は数学英語だ。瞬間的な暗記力となんとなくで世界史及び国語高得点を叩き出す完全なる文系である。妙にコアな知識を植え付けてくれたラノベ推理小説たちとヘタリアには今も感謝してる。日本史文化史だけ異様にできた。

学校生活

身バレが怖いので色々伏せるが、駅チカでこぎれいなビルキャンパスだった。キャンパスと言っていいのか?

専門学校内での大きな学科のくくりとしては「英語学科」に属することになり、その中で「英語を使った仕事に就きたい人のコース翻訳通訳など)」と「海外大学に行きたい人のコース」、あと「大学編入したい人のコース」に分かれる。

なんで大学編入英語学科に属するかというと、ほとんどの大学編入試験の科目が「英語」「小論文」「面接」のみだからである。(学科によっては専門科目の試験がある場合もある)

授業は9割は英語の授業だった。ネイティブ講師日本人講師もいたが、とにかく英語リーディングリスニングライティングスピーキングの授業がそれぞれあり、それ以外に大学編入のための英語試験対策授業がある。少人数にこだわってて、基本の4つの授業はそれぞれTOEIC学内試験の結果から5段階にレベル分けされていた。私は入学時のペーパーテスト免除しか学費も一部免除特待生扱いで入学したので、「は~やっぱこの程度か専門」とか思っていたが、最初TOEICテストで300点台叩き出して5レベルあるクラスの下から2番目に入れられる。「出身校」の学力が高かっただけで「私」の学力はクソだった。ただ真面目に授業を受けていればクラスはすぐに上にあがり、最後は一番上のクラス所属していた。この基本の4つの授業は大学編入以外のコースの人もいた。

残りの1割は資格の授業(英検、ワー検、秘書検、漢検など好きなもの選択できる)の他、第二外国語小論文対策PC(というかOffice)など……まあ大学1年生の一般教養と似たような感じだろうか。選択教養の授業もあったが種類は2,3種類しかない。しかも大して面白くない。

大学1年生と違うのは、自分で授業を選ぶ幅がとても狭いところ。というのも学年によってどの授業を受けるか、カリキュラムが既に綿密に組まれており、「朝ゆっくりしたいから1コマくそ~」というのは全くできない。選択授業も「とってもとらなくてもいいよ」ではなく「この中からどれか選べ」という選択。なので学期はじめにコース人間全員集められてHRみたいなことをして、時間割を配られたりしていた。

学生

上記の通り様々なコース人間が入り混じって授業を受けていたので、通っている人は本当にいろんな人がいた。アンタこんなしょぼい専門いていいの!?っていうような頭のいい人から、クソほど簡単テストを「難しくてヤバかった~」という人まで、本当に様々。Lv.2→Lv.5まで駆け上がるといろんな人と話した。超絶パリピ野郎もいたし、内気で根暗で今にも引きこもりになりそうな人もいた。

同じ大学編入を目指すコースの中だと、まあまあ頭いいけど大学入試では一歩及ばなかった、みたいな人がほとんど。大体がプライド高くてそれを一度へし折られてしまった人、という印象。(私もだけどさ)すべり止め私大に受かってたけど行きたくなくてこっちを選んだ、という人もいるにはいた。あとは行ってた大学が嫌になってやめて再チャレンジしたいとか……。比較的頭のいい人は多かったけど、それでもやっぱ学力でいうと「まあまあできる」か「いまいちできない」のどちらかだった気がする。コース内で一緒に行動していた友達は国公立に受かっていった人から最後最後どうにか推薦で滑り込めた人までいた。

コース人間の数は結構多かった。高校の一クラスくらい……?もっと少ないと思って入学したので意外だった。やっぱり学力レベルでつるむグループが分かれる。男女比は男子の方が圧倒的に多かった。3分の2くらい。でも学年全体で見ると女子の方が多かった気がする。

あと意外といろんな地方から集まってた。やっぱり学校周辺の人が多いのだけど、隣県や新幹線帰省するくらい離れている土地から来る人もいた。私はかろうじて同じ県ではあるが学校までは通学に2時間かけていて、隣県出身学校近くに一人暮らししている友達がうらやましかった。

学費

高い。私大に2年行くとのかわらん。でも高校時代まあまあ成績取れてたら学費免除簡単に取れる。(模試の点数とかセンターの点数を基準学費免除とかしてくれる学校もあると聞く)

本来公立しか行かせてくれなかったはずの両親があっさり行かせてくれたので、絶対学費無駄にすまいと2年間は真面目に必死に授業や資格取得に打ち込んだ。その後まあまあ就活に有利そうな資格とかちょいちょい取れたので、短大とか他の私大行って仮面浪人するよかよかったなあ、と思った。けどその辺って結局当人努力次第なので、学校の授業の時間を使って資格取得や受験対策に打ち込める環境お金払ったと思っている。払ってくれたのは親だが。でも無利子の奨学金も2年次から勝ち取って少し貢献できた。と思いたい。今返済しんどいけど。

編入試験を受ける

編入試験

1年間みっちり英語を叩き込まれたあと、2年生からいよいよ編入試験が始まる。

3年次編入試験は多くの大学がやっているが、大学によって受けられる条件は様々。私が行きたかった大学は他の4大からの受入のみで、専門卒は受け付けていなかったので諦めた。(でもそういう学校の方が少ない印象)

編入試験の日程は学校によってかなりばらつきがある。早いところだと6月くらいで、遅いところだと2月くらい?私は全部で3つ受けたが、ひとつ8月で、残りのふたつは12月だった。やっぱ秋~冬にかけてが多い。

面接練習なども授業でしながら、それぞれの試験日に向けて準備を重ねていく。8月試験を受けたところが第一志望にして最難関の大学だったが、ものの見事に落ちてしまい、泣きながらそのあと友人らとカラオケに行った思い出がある。編入試験受験科目が少ない分やりやすいと言われるが、その門はかなり狭く、私が受けたところも倍率は5~10倍くらい(だったと思う、もう記憶あいまい)最終的に編入浪人の道を選ぶ人もいる。専門→大学編入のいいところは浪人などの1年のロスを出さずに大学卒業できる所だが、結局編入試験の壁が高くて編入浪人したりレベルを落としてD~Fラン大学に入ったりと、メリットが活きないことも多い。でも努力してそれが実ればいい大学に入れるのも事実なので、そこは編入チャレンジする人次第なのかな……とも思う。専門入って遊んでしまった人たちは上位クラスの人でも結局ランクの低い私大に行った人が多く、しっかり努力し続けていた人は国公立偏差値高い私大に進んでいった。英検1級取得したり、TOEICマックススコア出した人もいる。

あとTOEICスコア試験免除がある学校とかあって、TOEICマジもっと気合入れてやればよかったな、と思った。試験免除にならなくても入学後の単位に換算してもらえたりした。

試験対策

英語はもうとにかく授業をガンガンうけてガンガン問題解くだけ。喋る・聞くは捨てて、ひたすら読むにステータスを振り続けていた。(書くは申し訳程度にやった)9時半から15時まで授業を受けた後、18時まで学校に残り友達と多少ぐだりながらも勉強(というか課題)、家に帰ってから英語の長文読解とひたすら向かい合う日々。

小論文は書き方の作法を徹底的に叩き込まれ、あとは個人文章センス知識量がモノをいう感じだった。国語世界史、そしてラノベから影響を受けた文化史系に強かった私には最高の科目だった。

編入試験過去問も一応あって、見せてもらうためにその大学に足を運んだこともある。(コピーはさせてもらえないので、目で見て出題傾向を把握するのが精一杯だが)あと学校過去問を回収して過去問集みたいなのを作っていたので、行きたい学校が人気校ならそんなことしなくてもコピーできたりした。英語試験はどの学校も長文読解系が多く、TOEICをそこそこにして英検受けまくっていた自分にはありがたかった。

面接指導就活とほぼ一緒、だと思う。なんでこの大学に行きたいのかをはっきりさせろ!と言われ続け、「御校に在籍の〇〇先生研究室で●●について研究したいです!!理由としては!!」みたいな答えをガチガチに固めていった。これはのちの就活に活きたと思う。

試験

どの大学小論文は楽勝だった。8月に受けたところは英語で予想外の作文が出て動揺し、読解問題では時間が足らず、涙を呑んで不合格覚悟した。翌日即結果発表だったが、当然私の受験番号はなかった。

第二志望の大学の前に第三志望の国公立を受けにいったが、家から遠く深夜バスでの移動となった。しかバスからまた電車で移動するが乗換をミス試験遅刻。席に着くために荷物通路に置いたら試験管に怒られ、萎縮しながら受験したが英語は予想できたレベルでむしろしかった。1週間後には結果が開示され、無事合格

そして満を持しての第二志望。同じ学校から他にも2名受けることになっており、一緒に移動。英語試験はやや苦戦した覚えがあるが、それよりも面接がしんどかった。大学に、特にその学校に入りたい理由を述べ(行きたい研究室があるでゴリ押しした)、なぜそれに興味を抱くに至ったかなどを話したが、とにかく緊張して噛みまくり面接官に不審な顔をされ落ちたと悟った。しかしその試験当日、夜から私の受験期を中学から支えてくれた某バンドライブがあり、普通に間に合わなさそうだったので走って会場を後にした。ライブギリギリ間に合った。そして入試も無事にパスできていた。

大学編入

進学先が二つ用意されたわけだが、もちろん第二志望を選択。一応国立大なのと、高校時代から学びたいと思っていた専攻があったのが決め手だった。思う存分研究に打ち込めたと思う。嘘。2年では足りない。もっとやりたかった。でも取りたかった単位や聞きたかった講義はほぼコンプできた。

上記でも少し触れたが、入学時に専門学校の授業の単位大学単位へ変換してもらえるため、本来4年で取る卒業単位を2年間で全部とれ、ということにはならなかった。特に私は人文学系だったので、変換がスムーズにいったというのがある。法律経済系の学科は専門科目の変換が難しく、卒業単位を取れなくて留年した人が多かった。(と後に聞いた)

1年大学ライフ満喫したのちすぐ就活なのはきつかったが、興味のあったサークルにも在籍し2年間最初から最後まで活動できた。でもいくら単位変換してもらったとはいえ他の3年生に比べると圧倒的に単位は足りてない(その上私は卒業単位にならない資格系の講義も取っていた)ので、ほぼ毎日1~4コマ、そのあとサークルバイト!みたいな生活をしていたし、就活の時期は本当にしんどかった。英語資格TOEICスコア700前後英検準1級)と進級のために取らざるを得なかった数々の英語以外の資格、そしてあの日面接対策小論文対策が活きたのだろう……と思うと私はこのルートをたどってきてよかった。他の短大や4大出身編入生は就活で軒並み苦労していた。でも専門より大学の方が圧倒的に楽しかったです。普通に1年生から大学入りたかった。

大学編入後で一番しんどかったのは、3年生でありながら1年生に交じって体育やらされたことかなあ。


色々書いたけどあくま文系の話です。理系編入もっと大変と聞くし、そもそも専門→理系学部編入というルートが恐らくない。

東大京大に比べたら底辺もいいとこだけど、こういう抜け道もあるよっていう話をしたくて。でも根っから文系だった私だからこそうまくいった裏ルートみたいな感じではあるんだけどさ……。うまくいかなくってせっかく編入した大学やめて引きこもりになってしまった知り合いもいるし、正直この専門→大学編入というルートを誰にでもお勧めできるかというとそうでもないけれど。

あと社会人なってから編入大学入って、教員免許だけ取って中退した編入生の知り合いもいる。社会人なってから大学で学びたいという人で4年は長いという人にもいいんじゃないかな。あと大学とりあえず入ったけどつまんなくて他の学科行きたいとか他の環境行きたいって人。

私は本当は大学院に進みたかったのだけど、やっぱり学費関係で諦めて就職した。研究してた分野とも全然違う仕事をしているけれど、趣味としてまだその分野についての情報収集勉強は続けている。なお英語をかなり使う仕事だし専門時代に取った資格もそれなりに活かせてはいるので業務内容には満足している。

いよいよセンターが近づいてきて、不安受験生たくさんいると思うけど、どうかここだけが人生の決め手とは思わずに気楽に頑張ってほしい。案外人生どうにかなることの方が多い。

2019-01-01

[] #67-5「年越した四股使途(意味不明)」

≪ 前

「書き物ヴギ」

歌:傘立カズノ子 作詞村正かつを 作曲:風魔トローチ


今日も朝からワイらのお家は てんてこまいの大騒ぎ

政治宗教一緒に来たよな てんてこまいな忙しさ

何がなんだかさっぱり分からず どれが誰やらさっぱり分から

何も知らずにログインしたけど 何を書くやら 何で書くやら

それがごっちゃになりまして

ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ

たまの日曜 サンデーというのに 何がすいすい水曜か

こんなにたくさんトラバとツリーに 他の利用者考えず

あることないこと手当たり次第に 人の気持ちも知らないで

ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ

何はともあれ 雰囲気つかみに 人気のエントリ読み込んだ

アニメ マンガに 自分語りに 怪文書

時事ネタ取れたて お気持ち表明 読みなはれ

おっさん 読むのと違います

スペース空けたら 悪目立ちすると思うだけ

ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ

リベラル アナーキー フェミニスト

オタク ヴィーガン ウヨにサヨ

主張を押し出しマンガにしたなら なんぼかバズるやろ

なんぼかバズるやろ

オススメ作品 私に教えてください

うそう あんたの書く日記 「ゲーム」とついとるが

ほとんど ただの日記やおまへんか

ワイほんまによう書けんわ

ヤオかい

ちょうど隣はコピペ記事

ニッポン ダメダメ ゴイスー 上げ下げ

社会の基本 ホウレンソウ

つぶやき まとめに 互助会

タバコに お酒に マナーに ポリコレ  

ブクマ クマクマ 釣られた

炎上 コンプラ 身内ネタ

瞑想 睡眠 運動 野菜

恐ろし 恐ろし 恐ろし 恐ろし

ああ 恐ろし

ちょっと おっさん モテないの

ちょっと おっさん 金ないの

隣に いますか 女子高生

物知り 自称の 関係者

お子さん ナントカ カントカ 

お子さん お子さん お子さん お子さん

お子さん お子さん お子さん お子さん

お子さん お子さん お子さん お子さん

ワシャ ろう者で聞こえまへん

ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ

そんなら 向かいのおばはんよ

今日知った言葉 使いたいので

ちょっとお題だけ おくんなはれ

ノートを出したら おばあはん

これまたイメクラ こけまへん

嘘マジ半分 妙ちきりん

ワイほんまによう書けんわ ワイほんまによう書けんわ

あと一つは?

※「書き物ヴギ」には一部不適切表現があるため、その箇所を修正しております



『第二陣の勝負は……』

はい掃除終わり!」

弟がそう言って、テレビチャンネルを変えた。

「おい、いきなり変えるなよ。第二陣の結果がまだだったのに」

別にいいじゃん。兄貴歌番組そこまで興味ないだろ」

かにそうだが、それでもキリの悪いところでやられたら気持ち悪い。

「どうしても結果を知りたいなら、ネットとかで検索すれば分かることじゃん」

別にそこまでして知りたいことでもないんだよなあ。

からこそ、このやんわりと残る感覚がウザったいというか。

次 ≫

2018-12-31

[] #67-4「つまんねえ年末回文)」

≪ 前

アカアカバンバン

歌:カラムカス・ボッチ 作詞作曲:リチャード、マジでシャーマンロボットバーターちゃうやん


アカバンバン アカアカバンバン

アカバンバン アカアカバンバン

アカバンバン アカアカバンバン

おぅおぅ 私たちアカアカバンバン大好き

あんあん 差別用語 バンバン大好きよ

ハイハイ どこへ行こうが NGワード

バンバン アカアカバンバン 通報だ早く

IPいかけて 運営へ報告

問答無用だぜ

絡み続ける お前はいつも

素敵 お利口 強い

私たちはこの世界の アカアカバンバン 大好き

あっちもこっちが嫌いだって バンバン 罵りあい

ログイン ログアウト それとも新アカ作る?

バンバン アカアカバンバン また君に恋してる

バンバン アカアカバンバン 今までよりも深く


「この曲、『アカ』のワードがあるからって理由アカチームにねじまれてない?」

「逆に考えてみろ。これをハクチームが歌ってたら違和感があるだろ」

「いや、引っかかってるのはそこじゃなくて。何かアーティスト選曲恣意的ものを感じるんだよ。視聴者目線で作られていないっていうか」

「まあ、そのことを否定肯定もしないが、お前が口ばっかりで手が動いていない点については言及しておくぞ」

弟は番組に興味がないと言いつつ、ことあるごとに内容に口出しして、優先すべき掃除が完全に滞っていた。

「このままだと掃除が終わらないまま年を越してしまうぞ」

「分かってるよ。もうすぐ終わるから

「さすがに急いだほうがいいぞ。『年末から』という理由で始めた掃除年末に終わらないってことは、お前の怠慢が招いた結果の失敗を意味するからな」

『続いてハクチーム、第二陣!』

次 ≫

2018-12-30

[] #67-3「つまんねえ年末回文)」

≪ 前

メメワンダーランド

作詞:茶井戸B 墨州 作曲フェリシアバーギーク 歌:ヤフーフリスビー


周りは白の世界 夜空はブルーの輝き

サムさなど 気にもしてないはず

愛のある人にも 愛のない人にも 

リンク繋ぎ リンク踏みながら

流行りに乗って 行こう 皆と

あの人も呟くよ

楽しい メメワンダーランド

底辺の人さ いつも さえずり

恋の歌 歌ってる

楽しい メメワンダーランド

ハゲマンガを描いて 自分の所感を書き

色んな意見を多く まとめておきましょう

晩年スターも みんな いるよ

斜になんて構えずに

楽しい メメワンダーランド

流行りに乗って 行こう 皆と

政治屋も ノっている

楽しい メメワンダーランド

青い鳥さえ いつも さえずり

トレンドと 言っている

楽しい メメワンダーランド

悪い人を作って 二人の違いを書き

知らない文化圏に 土足で踏み込もうよ

まとめサイトも きっと まとめる

テレビでも 取り上げる

楽しい メメワンダーランド


「あれ、この曲出たのって去年じゃなかった?」

「まあ時期的に微妙だったからな。今年ノミネート扱いにしたんだろう」

アーティスト大御所だったかゴリ推ししたんじゃない?」

「それもあるだろうな」

『さあ、第一陣の投票結果が出ました……『メメワンダーランド』! ハクチームが僅差で勝利!』

「うわ、大御所のほうが勝っちゃったよ。絶対ヤラセだ」

投票システムが今年から変わった影響だろう」

「いや、だからそれがヤラセなんだって。こういう風に都合のいい結果にするための」

「お前にとって都合のいい結果になった時も、その調子で頼むぞ」

まあ、こいつにとっての“都合のいい結果”なんてものが、そもそも存在しているのかは疑問だが。

『続いて第二陣、アカチームどうぞ!』

次 ≫

2018-12-29

[] #67-2「つまんねえ年末回文)」

≪ 前

ギャグすべり」

作曲:ルロイオーバートク 歌:アンドーナツブラザー


外はお気に入り 通知が呼んでる

今日は暇な気分 ギャグですべろう

筆を 走れ 走れ ほら見てごらん

まるで中年世界

筆を 走れ 走れ さあ掴み込んで

すべろう したり顔で謳いながら

星はバラ色に 色染めてく

みんな仲良く 犬猿たちみたい

行こう 自分語り織り交ぜながら

今日は暇な気分 ギャグですべろう

さあ バースデーパーティ 誰かの吉報

馴れ合いばかりの コメント

こんなアイコンから 気になります

呟きで リプがはじける

バチ! バチ! バチ!

他にはない こんな楽しさ

親父ギャグ空目 コピペ

マンションのように詰まれた その階層

いつまでも終わらない この話は

並ぶ通知の数 謳っている

今日は暇な気分 ギャグですべろう

外はお気に入り 通知が来ている

今日は暇な気分 ギャグですべろう


「それ結構、古い曲じゃなかった? 音楽の授業で聴いたことあるような」

「ああ、このアーティストカバーして、それが今年ヒットしたらしい」

カバー曲で儲かるなんてボロいね

「まあ、このアーティストからすれば、今後ずっとカバー曲が代表曲になるわけだから。素直に喜べるかは複雑だろうがな」

『続いてハクチーム、出陣!』

次 ≫

2018-12-27

anond:20180313092254

田舎での下半身丸出し男とか、自分被害に遭っていなくても

学校HRとかで最低でも年1とかで先生から話聞いてるだろ

2018-12-20

anond:20181220190619

できないな

「B!ブックマーク」のボタン押しても反応がない

知らないうちになんかやらかし規制されたのかと焦ったが、

俺だけじゃなかったみたいでとりあえずホッとした


(19:25)

とか書いてたら直ったみたい

なんだったんだ

2018-12-14

[] #66-6「結果発表

≪ 前


さあ、お次はキャラクター人気投票結果発表

第1位……異界の正当的勇者 ヴェノラ

第2位……孤高の一匹狼 イノウ

第3位……模範的エルフ ウロナ

第4位……王道的魔術学者 リ・イチ

第5位……女王なき国の剣姫 スミロドン

第6位……残酷コメディリリーフ ギニョール

第7位……災厄に堕ちし竜人 ズハック

第8位……典型的冒険者くずれ(第34話)

第9位……大儀と執念の木こり イセカ

10位……元凶の中の元凶 ビニパタ

俺の人徳が為せる業によって、人気投票1位の結果をもたらした。

みんな投票ありがとう

その他の詳しい投票結果を知りたい子は、公式サイトをチェックだ!

抽選プレゼントの結果は、賞品の発送を子供らしく大人しく待て!


そして先行公開!

第5シーズン映像ちょっとだけ披露だ!

本当にちょっとだけだから、過度な期待をしてはいけない。



倒すべき敵

ヴェノラ「この世界に俺を送ったのが、お前だというのか!?

共に戦うべき仲間

リ・イチ「味方にも敵にも恵まれ、本当に充実した毎日でしたが……この度、私はパーティ離脱します」

守るべきもの

ヴェノラ「お前、無事だったのか!?

ジャストコーズの“その先のその先”とは

????「教えてやろう、この世界の側面的な真実を」

新世紀の秋

第5シーズン指導



あるような、ないような、気になる映像だったな!

最後に、第5シーズンのオープニングを流しながら今回は終わりだ。

次の機会も、ジャストコーズ、オン!

第5シーズン主題歌「JustCausesuaCtsuJ」

歌:ダンェジア・ルャシーソ 作詞マーク・ジョン・スティーブ 作曲:サトウスズキ

Just Cause 嫌な奴がいる

Nanya Kanya 悪い奴がいる

愚か者がいる それは明らかだ

から こらしめてやる

溜飲を 下げさせて頂く

俺には 正当な 理由があります

傷ついている人が どこかしらにいる

その人のため 自分のために戦う

どうか 俺の心を考慮してくれ

俺には 君の心が分かるから

俺には 正当な理由がありますから

怒ってるヤツを 怒れ

イジメてるヤツを イジメ

天秤を この手元に

二人三脚で進もう

もちろん 接触はナシだ

Just Cause Nanya Kanya......

アイマスト ゴードゥ グッドシングス!

(#66-おわり)

2018-12-13

[] #66-5「結果発表

≪ 前

第1位・・・45話 「ジャストコーズの、その先へ

俺が持ち合わせている独特のパワー「ジャストコーズ」

実績だけ顧みれば確かに強力ではある。

しかし、近年では頭打ちを感じていた。

独特なパワーがなくても何とかなることが増えている昨今、ジャストコーズは単なる時短以上の意味を持たないのでは。

からといって、このままジャストコーズに頼らないことが正解なのか。

頼るにしてもこのままでいいのか、という感覚漠然とよぎる。

しかし、それに答えてくれる者はいない。

仲間ですら、ただの憶測しかならないからと口を紡ぐ。

ヴェノラ「憶測でもいいから答えてくれ。俺は何でもいいか情報が欲しいんだ!」

ウロナ「ダメだ。それだとデマの温床になっちゃうかもしれない」

イセカ「そうだヴェノラ。安易情報をつまもうという精神が、安易情報を流布させる」

リ・イチ「『ジャストコーズ』はあなたけが持ち合わせた独特なパワー。ならば、その答えはあなた自身で見つけられるもののはず」

この世界の住人たちは、どうにも己の分をわきまえすぎている。

持たざる者特有の苦悩がない。

持とうと思って持てないものは、考えることも言葉にすることも無駄だと思っている。

持つ者に何の貢献もしてくれない、持つ者しか苦悩しない世界

なんて不自由で、不公平なんだ。


四天王最後の一人であるズハックを前にしても、俺の気持ちは萎びていた。

結局は俺が勝つに決まっているのに、本気になる必要性がどこにあるのか。

そんなことを考えるほどだった。

いつも何時でも上手くいくなんて保証はどこにもないのに……。

ズハック「恐れ戦け、テラー・ウィンド!」

イセカ「む、何という恐怖感だ。これ以上は近づけない!」

リ・イチ「魔法詠唱する暇すら与えてくれません」

ウロナ「同時に出ている風圧も厄介だよ。これじゃあズハックの鱗に傷をつけることすら出来ない」

ヴェノラ「はいはい、それじゃあジャストコーズ……あれ、発動しないな」

俺は信念を、ひいてはジャストコーズを見失っていたんだ。

戦う気概理由も持ち合わせていない人間に応えてくれるほど、独特なパワーは甘くない。

ヴェノラ「じゃあ仕方ない。ジャストコーズなしで行こう。えーと、まずはテラー・ウィンドを何とかしないとな」

それでなお、俺は何一つ焦っていなかった。

どうせ他にも対処法はあるからだ。

ヴェノラ「サーチ魔法分析した結果、あのテラー・ウィンドは闇と風の複合スキルだな。ならスキル効果軽減の指輪をつけて、闇と風の属性耐性を上げる魔法をかければいい」

リ・イチ「ですが今の私では魔法をかける余裕が……」

ヴェノラ「既に自分でかけたか大丈夫だ」

ズハック「いつの間に!?

イセカ「それが噂のクイックマジックか! もう習得していたのかヴェノラ!」

ウロナ「すごいぞ、ヴェノラ! すごいぞ、ヴェノラ! すごいぞ、ヴェノラ!」

実際問題、今回もどうにかなっていた。

だがどうにかなる度に、俺の心にはモヤがかかっていく。

ジャストコーズは俺の才能、個性アイデンティティ思想信条、核……

引退したプロ野球選手が、野球の話すらしなくなったかのように、俺は擦り切れていた。

ズハック「小癪な。ならば我がブレス攻撃で冥府へ送ってやる。元四天王の犬っころのようにな」

しかし敵の予想外な言葉が、俺の気持ちを再燃させた。

ヴェノラ「最近見ないと思ったら……お前がイノウをやったのか!」

ズハック「それがどうした。所詮、奴はこちら側の人間。お前が怒る理由がどこにある?」

ヴェノラ「……いや、ある!」

ズハック「なにぃ!?

ヴェノラ「“情”がある。相手がどんなに悪い奴であろうとも、相手が俺のことをどう思っていたとしてもだ!」

ズハック「それが理由だとでも言うつもりか?」

ヴェノラ「つもりだ! よくもイノウをやってくれたな! 俺は今とても傷ついている! お前のやっていることで、傷つく人がいる可能性を考慮しろお!」

その時、ジャストコーズは俺の気持ち呼応してくれた。

ヴェノラ「ジャストコーズ・オン!」

それと同時にジャストコーズは新たな段階へと移行したんだ。

ヴェノラ「このジャストコーズに名前はいらない。この俺の“心”……それこそが正当な理由だ!」

新たなジャストコーズは今までのピンポイント効果とは違い、俺に全体的な力を与えた。

それは強化魔法とは一線を画す、有無を言わさせない力だ。

ズハック「な、なんだそれは!? メチャクチャだ! ズルいぞ!」

ヴェノラ「メチャクチャでもないし、ズルくもない。よしんばメチャクチャズルかったとして、俺には正当な理由があります!」

こうして最後の新四天王ズハックは、俺の怒りの鉄合金によって完膚なきまでに叩きのめした。

イセカ「やったなヴェノラ、すごいぞヴェノラ!」

リ・イチ「色んな意味危機は去ったのですね!」

ウロナ「やっぱりヴェノラがナンバーワン!」

ヴェノラ「ありがとう。皆のおかげだ。仲間がいい感じにサポートしてくれて助かったよ。あと俺の勇気と才能、努力に裏づけされた機転によって今回も何とか勝つことができた」

俺はもう迷わないと思う。

これからは愚かな言動も控えて、嫌われないことは勿論、全ての人間に好かれる人間であろう。

転生したこ世界に来た俺は、更に転生したのだ。



投票者コメント

「決して相容れることはなかったイノウに、確かな情を感じていたことを激白して奮起するヴェノラに悶死」

ジャストコーズが理屈を超え、強引ながらも発動した展開に大興奮! ジャストコーズ・ココロデザインも最高!」

「ゴタゴタしていた第3シーズン、その負債を背負った第4シーズンクライマックス。とうとう借金返済だ!」

「やっぱりヴァリオリにはシュー監督がいなくっちゃ! それを改めて感じたエピソードでした」

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2018-12-12

[] #66-4「結果発表

≪ 前

第2位・・・23話 「対立を煽る者、第三候補を挙げる者」

自他共に認める俺のライバル

それが四天王の一人でもあるイノウだ。

イノウ「俺、悪い奴だぜ」

俺がこれまで戦ってきた四天王とは一線画す存在だ。

各々のテリトリーを持っていた四天王とは違い、ヤツは一つの場所に留まりたがらない。

部下を持たず、組織も持たない。

イヌ型の獣人から、さしずめ一匹狼といったところか。

大体のことは一人で出来る俺ですら仲間は必要なのに、随分と気取ったヤツだ。

しかし気取るだけの実力を持ち合わせていることも確かだった。

イノウ「ガン・バルカン子供玩具じゃない。大人ですら安易に使えない先進的かつヤバい業物だということを忘れるな。それを気軽に使える俺は、つまり先進的かつヤバいであるということだ」

ヤツの持つガン・バルカンは、様々な重火器をごちゃごちゃと詰め込んだキメラカオス武器だ。

複雑怪奇かつ危険武器を使いこなし、獣人特有スキルまで組み合わせたヤツの戦術は強力無比。

単純な戦闘能力だけなら、他の四天王を優に超えていると言っても過言ではない。


そんなイノウと初めて対面したのが、第7話。

イノウ「これが俺のガン・バルカンだ」

ヴェノラ「この武器は何だ!? 俺の元いた世界銃器に似ている気もするが、それよりも遥かに複雑で、禍々しい……」

この時は顔見せといったところで、ヤツのガン・バルカンに舌を巻くしかなかった。

12話でも邂逅。

第1シーズンクライマックスとなる戦いで、今回はマジで戦う必要に迫られた。

そして、7話の時はまだまだ余力を残していたことを思い知る。

イノウ「スキル『一匹狼』! これによりガン・バルカン威力を2乗する!」

ヴェノラ「なんだって!? 元のガン・バルカン威力が100とするなら、2乗したら1万になるじゃないか!?

この時は、咄嗟に発動したジャストコーズで防ぐことができ、イノウのスタミナ不足で勝負有耶無耶となった。

一見するとジャストコースがあったから勝てたともいえるが、「なければ勝てなかった」と言った方が正確だろう。

もしもジャストコーズを発動できなければ、俺は本当にマズかったかもしれない……。


そして三度目の邂逅となったのが今回の23話のエピソードだ。

今度こそ決着をつけるときが来たかと俺たちは身構えたが、イノウの様子がどうもおかしかった。

ヴェノラ「イノウ! またお前か!」

イノウ「それはこっちのセリフだ生憎だが立て込んでいてな、貴様らの相手をしている暇はない」

いつもはあちらから因縁をつけてくるくせに、相変わらず身勝手なヤツだ。

だが立て込んでいるのは本当だった。

パキケタス「イノウよ、あなたはもはや四天王ではない! 現役四天王による人事異動を、大人しく受け入れるのです!」

イノウ「もともと四天王なんて役職こちらは好きで持ち合わせていたわけじゃない。そんな一方的な申し出を受け入れるつもりはないのだ!」

どうやらイノウは新四天王粛清を受けているようだった。

パキケタスは新四天王なだけあり、圧倒的な膂力を持っていた。

だが、単純な戦闘能力だけならイノウも負けてはいない。

いや、むしろガン・バルカン獣人スキルを加味すれば、イノウの方が上だ。

パキケタス「スパウト・ウォーター!」

イノウ「貴様っ、だから海水はやめろ!」

パキケタスの潮吹き攻撃は、体の半分が重火器で出来ているイノウには効果的だった。

から見れば、これは敵勢力の内輪揉め。

イノウの旗色は非常に悪い。

俺たちはその潰しあいを眺めているだけでいい。

だけどそんなことは、俺がやるべき行動じゃないんだ。

ヴェノラ「一方的かつ暴力的人事異動。これは許されることじゃない……イノウ、お前に加勢するぞ!」

イノウ「なんだと!?

ヴェノラ「ジャストコーズ・ケミカルウォーター!」

俺のジャストコーズにより、イノウのガン・バルカンは新品同然に……いや、新品以上の輝きを取り戻す。

ヴェノラ「お前が決めるんだ、イノウ! 当事者が打ち勝ってこそ、溜飲は下がりに下がりまくる!」

イノウ「不本意だが……見せてやろう! スキル『一匹狼』その他もろもろ重ね付け!」

パキケタス「ぐわあ、様々なダメージ五臓六腑に染み渡る。こんなのオーバーキルだあああ!?

ヴェノラ「イノウのヤツ、あの時よりも更に強くなっている……」

こうして、俺とイノウの決着はまたも有耶無耶

イノウ「お礼だ、これを受け取れ。俺のお手製だ」

ヴェノラ「……これは鉛のコップじゃないか!? こんなのでジュース飲んだら中毒になるぞ!」

イノウ「俺は悪い奴だからな。今度会う時は、鉛のコップではなく鉛の弾をくれてやる!」

因縁の深まりを感じながら、そう遠くない“今度”がくることを予見していた。



投票者コメント

ベタだけど、この展開はやはり好き。ニワカ呼ばわりされようとも、これは投票せざるを得ない」

ライバルキャラとの、とりあえず的な同盟熱狂的な盛り上がりを感じた」

「お礼に鉛のコップをプレゼントするイノウの不器用っぷりに憤死」

作画気合入りまくりだし、文句なし神回。これからも、二人の因縁をどこまで引っ張れるか楽しみ」

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2018-12-11

[] #66-3「結果発表

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第3位・・・10話 「IAM空間

四天王四天王なだけあり、いずれも強敵だった。

そしてこのエピソードで戦う四天王アトロポスは、これまでにない方法で俺たちを苦しめてきた。

ヴェノラ「痛い! い、いつの間に俺は攻撃を受けたんだ!?

アトロポスあなたは既にワタクシの“IAM空間”の中」

ヴェノラ「IAM空間?」

アトロポス「この空間内では“動く”という概念がありません。あなたはワタクシの“攻撃を受けたことになる”のですが、あなたはそれを可視化できないのです」

ヴェノラ「なんだって!? つまり避けることも、防御することもできないってことか」

リ・イチ「これでは私がちゃんと働いているかからいから、評価されないじゃないですか改善要求します! それまでは労働拒否しますので」

ウロナ「これじゃあ、模範的な弓の引き方をしているかからないじゃないか~」

“動き”のない空間で俺たちは右往左往する。

その間もアトロポス攻撃は止むことがなく、仲間たちは成す術なく倒されていく。

ヴェノラ「何てことだ。俺はこのまま倒されるのか。溜飲を下げることはできないのか……」

自分に有利なフィールド相手一方的に打ちのめす。

こんなのはフェアじゃない。

俺が悔しさに打ちひしがれていたその時、ジャストコーズが発動する。

ヴェノラ「ジャストコーズ・レディスポーツ!」

アトロポス「何事!?

ヴェノラ「このジャストコーズにより、俺もお前と同じようにIAM空間に順応した! これでフェアだ!」

IAM空間に慣れ、アトロポスと対等になった俺が負ける道理はない。

アトロポス「くっ!」

ヴェノラ「遅い!」

アトロポス「これでどうだ!」

ヴェノラ「痛くない!」

アトロポス「ならば奥義、アトロピンスポア!」

ヴェノラ「状態異常攻撃は既に対策済みだ!」

アトロポス「ズルい!」

ヴェノラ「ズルくない! よしんばズルかったとして、俺には正当な理由があります

腐っても四天王なので手強くはあったが、とりあえず俺の勝利だ。

第3位も納得のエピソードだな。



投票者コメント

「終始スライドショーレベルだが、それを『IAM空間』という設定で強引に通す監督の豪胆さに感服」

戦闘シーンのシュールさは斬新というか、一週回って面白いかもしれないと最近はふと思うこともある」

「周りが面白いと言っていたエピソードだったので。作画が全体的にヤバい9話と悩みましたが、こちらに投票しました」

伝説の回! このエピソードアニメとして売り出す勇気拍手を送りたい」



この後は2位と1位のエピソードを発表!

更に第5シーズン映像を先行公開!

最後最後まで見逃せないぜ!

次 ≫

2018-12-10

[] #66-2「結果発表

≪ 前

第4位・・・20話 「害虫駆除普遍的手段とは」

皆も知っての通り、俺は異世界に改めて生まれ落ちた存在だ。

なので神に贔屓にしてもらったが故の、持って生まれた才能がある。

それに加えて割かし努力家。

強くなるための環境も出来ていた。

人格者でもあるので、必然と仲間が集い、慕われる。

何よりゲームみたいなシステム跋扈しているこの異世界は、文明こそ遅れていたが酷く快適だ。

現世での俺のしみったれた生活は忘れざるを得ない。

そんな俺が、この異世界活躍することは定められた運命に近い。

これまでの功績は控えめにいっても半分以上は俺の手柄ではあるが、それでも恵まれいたことは否定できないだろう。

そんな俺でも、長く冒険を続けていればピンチの一つや二つあってもおかしくはない。


だけど、そのピンチを切り抜けることが可能な“奥の手”がある。

ヴェノラ「明らかに嫌なヤツめ、溜飲を下げさせてもらうぜ! ジャストコーズ・オン!」

その奥の手こそが「ジャストコーズ」という、俺に備わっている独特なパワー。

正当な理由があるとき目的を最大限遂行するための力を一時的にその身に宿すことができるのだ。

ヴェノラ「ジャストコーズ・ドッジボール! これで頭に対するあらゆる攻撃無効化できる!」

粗野な冒険者「なんだ、それは! すごくズルいぞ!」

発動しなくても何とかなることは多いが、発動できればどうにかできることが多い。

その圧倒的な効果により、目の当たりにした敵の多くは口々に「ズルい」と負け惜しみをほざく。

俺もズルいパワーだと思うときもある。

からといって、それが使わない理由にはならない。

俺にはそのパワーを行使するだけの、正当な理由があるからだ。

こう言ってしまうと、ジャストコーズを使っていれば楽勝ムードだと思う視聴者もいるだろう。

だけど相手だって愚か者じゃない。

そこまで強力な「ジャストコーズ」の対策を色々するわけだ。

ヴェノラ「ジャストコーズ・マジックリーン!」

魔法使い「くっ、ならばマジックシールドで防ぐ!」

ヴェノラ「俺のジャストコーズは魔法じゃない。つまり、それで放たれるマジックリーンも魔法属性ではないので防げない!」

魔法使い「そ、そんなズルい」

もちろん俺はすごい人間なので、それを尽く挫いてきた。

ジャストコーズが目的を最大限遂行するための力であるならば、それを防がれる道理はないからだ。


だが、そんな中でも予想外な対策をされ、酷く狼狽したのがこのエピソードだ。

ヴェノラ「ジャストコーズ・オン!……なぜだ、発動しない!?

ウロナ「……ああ、そっか! 今のヴェノラには、それを行使するだけの正当な理由がないんだ!」

ヴェノラ「正当な理由がない……?」

ウロナ「ヴェノラはいつも相手を『嫌なヤツ』だと言ってからジャストコーズを発動させてきた。でも『嫌なヤツ』だという理由だけじゃ足りなかったんだ。他にも、ちゃんとした理由がなきゃダメなんだ」

ヴェノラ「な、なんだって!? 嫌な奴を懲らしめて溜飲を下げたいってだけじゃあ、正当な理由にならないのか!」

傭兵くずれ「ふっ、今さら気づいても遅い!」

この時まで、俺はジャストコーズの発動条件を勘違いしていたんだ。

仕方ないので俺の元々のスペックで何とか懲らしめたが、この傭兵くずれが俺よりも強かったら危なかった。

今回のエピソード以降、敵以上に俺もジャストコーズについて考える必要が出てきたわけだ。



投票者コメント

「今まで万能だと思っていたジャストコーズに、こんな弱点があったなんて! これをリアルタイムで観たときは衝撃だった」

ジャストーコーズで勝利という流れが定番になってきた頃に、このような展開を入れてくるのがすごい」

「久々に己のスペックだけで勝利するヴェノラの戦闘シーンは迫力満点!」

「『そもそもジャストコーズを発動させない』という対策をしてきたこともそうだけど、それをポッと出のモブキャラがしてきたことも予想外だった」

次 ≫

2018-12-09

[] #66-1「結果発表

※良い子、悪い子、その二つを持ち合わせている子へのお願い。不正手段アニメを流したり、観たりするのはとても良くないこと。君がそうなら今すぐやめよう。友達にそんなことをしている子がいたら、君のジャストコーズで懲らしめてあげるんだ!



やあ、視聴者のみんな。

俺の名前はヴェノラ。

老若男女に大人気のアニメである『ヴァリアブルオリジナル』の不動たる主人公だぜ。

第4シーズンクライマックスを迎えた今回は特別編。

「己の心身に刻み込まれエピソード」の人気投票、その結果発表だ!

応募総数は何と100万越え! (外国から投票組織的投票、同一人物による多重投票を除く)

みんな投票ありがとう

第5位から発表していくぜ。

第1位を知りたいせっかち君はグッと堪えな。

自分投票したエピソードが入ってない子は管を巻かずに、真摯に結果を受け止めて。

結果がどうあれ、友達とは仲良くやれよ!

投票すらしていない子や、投票システムブツクサ言ってる子は放っておいてやれ。

じゃあ、いくぜ、第5位のエピソードはコレだ!


第5位・・・14話 「肩書き大事だが、それだけで判断してはいけない」

四天王、剣姫スミロドンとの戦いだ。

最後に戦った四天王なんだけど、俺たち一行の緊張感はどうも欠けていた。

なにせ四天王最弱ともっぱらの噂だったからな。

ましてや、この頃の俺は「とにかくすごいってことだけは伝わる設定の武具」を持ち合わせていたし。

油断していたことは認めるけど、それでも余裕だというのが客観的判断だった。

だけどそこはやっぱり四天王、そう簡単には勝たせてくれない。

剣姫スミロドン無駄だヴェノラ! 貴様の剣は、ワタシにとって丸めた紙束のようなもので殴るが如く、なのだ

ヴェノラ「なんてこったい! あまりにも予想外!」

剣姫スミロドン「今度はこちから行くぞ! プレダトリ・スラッシュ!」

ヴェノラ「なんの! この防具で受けてやる……あ、痛いっ!」

剣姫スミロドン「さぞ痛かろう。今のお前が着けている防具は、さしずめ靴ズレを起こしているようなものからな」

なんと剣姫スミロドンは、俺の「とにかくすごいってことだけは伝わる設定の武具」が通じない特異体質だったんだ!

そのことで動揺した俺たちは隙を突かれて、相手の張っていたあからさまな罠にまんまとハマる。

ヴェノラ「まさか、こんなところに結界牢獄があるなんて……逆に意外だぜ」

リ・イチ「こんな最悪の労働環境魔法を使いたくありません」

ウロナ「狭い場所じゃあ、模範的な弓の引き方ができない~」

仲間も恥ずかしいピンチに陥って無力化されてしまう。

そんな中、イセカだけは油断していなかった。

イセカ「そうやって弱者を装い、歴戦の勇士である我が肉親を油断させたのだな、剣姫スミロドン!」

そう、剣姫スミロドンこそ、イセカが旅をする理由、両親の仇だったんだ。

剣姫スミロドン貴様も直にそうなる。恨みの力は我が糧。それではワタシは倒せんぞ!」

この時、油断していたのは剣姫スミロドンのほうだった。

イセカの力の源は、恨みの力じゃない。

許すべきでない相手を許さない、大義名分こそが彼の力だ。

イセカ「引導を渡させて頂く! 届け、チョウナ・ブーメラン!」

形見武器、チョウナ・ブーメラン

返し刃による攻撃は、剣姫スミロドンを見事に懲らしめた。

第5位も納得の、素晴らしいバトルだ。



投票者のコメント

「チョウナ・ブーメランが四枚刃になるシーンの迫力には脱帽。売ってる玩具で四枚刃になることは知っていたけど、満を持して披露された時は予想以上に圧倒された」

「仇を討って大義名分がなくなったイセカに、『大義名分がお前にとって必要だというのなら、これから作ればいい』と言うヴェノラの説得力に感動した!」

「盛り上がるバトルはもちろん、今まで倒した四天王が、旧四天王だったということが明らかになるのも衝撃的」

「『かろうじてサブアタッカー』と言われていたイセカが、単独四天王を懲らしめるという激アツ展開! アプリゲーム版での性能も早く修正して!」

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