はてなキーワード: コスメとは
私の知人オタク女性は20代のころ仕事を辞めたくなったのを機に社内の40代男性と結婚して寿退社しました。
その40代男性はそれまで交際経験がなくDTだったそうで、今でも彼女に首ったけです。変人を見ると「そんな奴一生結婚できないよ」と笑うそうです。
彼女はそれから約10年働かず、家に引きこもり、家事も夫にやらせ、買い出しもせず、外に出るわけでもないのに夫の稼ぎで使いきれない量の香水やコスメと、読み切れないほどの本を買っています。
企業のイラスト講座サイトやfanboxのイラスト講座、18禁fanboxの有料プランにも複数登録しています。
片付けが出来ないので、二人の住むマンションの部屋は彼女の買った物が散乱しているそうです。
5chのヘタレ絵師の特徴スレやむかつく同人作家晒しのようなスレに詳しく、いつも「こいつキモいよw」
彼女は推しの絵はたまに描くものの、頑なに「下手だからネットには上げたくない」
「絵の上手い絵師が『自分は絵が下手だ』と弱音ツイートしてるのを見ると腹が立つ。この人は私達の絵をゴミだと思ってるんだ。弱音吐くうま絵師って性格悪いよね。馬鹿にされたくないから載せない」
と言い、
「ネット上の人間関係が欲しいわけじゃない、交流するつもりはないから」
と界隈の人達に近寄らず、好きな同人作家の作品にも「私の存在を知られたくない」
とあえてフォローや反応をせずにいました。
なのに彼女と同担で界隈の人と交流の多い同人絵師に嫉妬するのです。
「人気者気取り」「呟きがおけパっぽくてうざいよね」「調子乗ってる!」
と相手のアカを見せられましたが、全くおけパではなかったし、調子に乗ってもいませんでした。
普通に推しの絵を描いて投稿して、同好の士とリプの応酬をしているだけ。
なら自分も界隈の人と交流して、絵を投稿すればいいと言っても、「交流はいらない~」
を繰り返す。
弱音吐くうま絵師のアカや、人気のある同担絵師のアカを見るのやめればと言えば、調子乗ってる人間を観察するのが面白い、何してるか気になって見たいんだそう。
それでいて、私がTwitterの相互に嫌がらせをされたり粘着された事を愚痴ると
「相手のツイート見なきゃいい」「Twitterやめればいいんだよ。Twitterなんてやってても良い事ないよw」「うちの主人も人生の無駄遣いだって言ってるよ?」
と達観した風に諭してきます。
彼女は、彼女の存在も知らない弱音吐くうま絵師や人気のある同担絵師から、嫌がらせをされたり粘着されたりといった実質的被害を受けてはいません。
なのに「私の絵を見たらきっとゴミだと思うだろう」「調子に乗ってる」
と敵視し見張っています。
5chのヘタレ絵師の特徴スレに書かれてる特徴が自分と一致するから絵を描く自信を失った、気分が悪くなったと頻繁に言う彼女に5ch見るのやめろと言うと、
「5chはすごく為になるんだよ!私は絵の描き方を学ぶ為に5chを見てるんだよ。5chは勉強になる情報ばかり。
キモい奴の情報なんて5chのほんの一部だよ。キモい人間をヲチするのも、学習をしてるんだよね。私は5chで色んな人間を見て勉強してるんだね…。」
と語るだけでした。
Twitterと何が違うのか?
「私はリアルな性描写が好き。この人のは現実じゃありえない、現実では性行為中にこんな事しない。この人やった事ないんじゃないのw」
と批判するわりに、
彼女作の二次小説では情事中の推し(男)に原作無視で「あぅ」「はう」と喘がせていたり、
他の知人のTwitterで相互になった男性ユーザーにわいせつリプを繰り返して距離を取られたらその男性にネトストされていると吹聴し、警察に通報するぞと男性を脅した女性について
「あの子もいつか男性と結婚すれば幸せになれるのにね」「男性と結婚すれば真人間になれる」
と話すくらい理解ある彼くんに女が全のっかりで尻ぬぐいしてもらう人生計画を肯定・美化しているのに、
「理解ある彼女さんに男が全のっかりで尻ぬぐいしてもらう」方は男尊女卑だと不快そうにしていたりと、
P&Gのジャニタレ起用継続を受けてまた盛り上がっていたので追加。
某グローバル企業でコンプラとか経営とかそういうのを扱ってるワイ母、「『海外からの非難の目もあるからジャニーズと契約切るのが妥当』って考えは日本が勝手に思ってるだけだよ〜外資はむしろ逆だよ〜」って予言してました‼️予言、当たりました‼️(P&Gさん参照) #ジャニーズ事務所がんばれ
時間が経てば経つほど不条理さが際立ってくる。大人が大声で力づくでめちゃくちゃなことをしている。これ、どう子供に説明して納得させるんですか? ジャニーズ事務所は精一杯やっている。応援を続けます。 #ジャニーズ事務所がんばれ
あちら側の興味は専らお金と株だけど、ジャニーズの財産は「人」 タレントさん達、そのファン、陰で働くスタッフさん達 このかけがえのない大切な財産を護って下さい 東山さん、イノッチ、ジュリーさん、大変だと思いますが宜しくお願いします ファンは応援するのみ #ジャニーズ事務所がんばれ
ジャニーズの圧力がーと言ってたけど、それどころの圧力じゃないよね サントリー社長新浪さん(財団にも関係)の声で一斉に降ろされた 日本の企業が🇰🇷系に牛耳られてるのも危機感 芸能界では唯一と言っても過言じゃない保守系企業がジャニーズだから潰される #日本大丈夫か #ジャニーズ事務所がんばれ
サントリー、アサヒ、キリン、サッポロ等々、人権侵害した上に、人権加害国に販路拡大してますが、こんな企業からはジャニーズ問題なくても離れて正解 日本で作られる地ビールや美味しいお酒を飲んで下さい #中小企業を応援しよう #ジャニーズ事務所がんばれ #ジャニーズスポンサー購買宣言
The忖度! 局がスポンサーに忖度したと花王さん自らがペラってますね ジャニーズ忖度もテレビ局が勝手にしてたことと証明されてますね #ジャニーズ事務所がんばれ #ジャニーズ事務所を応援します #ジャニーズスポンサー購買宣言
ジャニーズイジメ ジャニーズタレントイジメ ジャニオタイジメ を毎日見せられている。 「大きいもの、強いもの、人気もの…」 が苦しむ様が喜びになる人種が一定数 いるのは知っていたが、心の貧しい人が 増えたとひしひしと感じる。 #ジャニーズ事務所がんばれ
引用失礼致します。 これは酷すぎます。 TBS、花王、責任の押し付け合い。 広告代理店、マスコミ、忖度。 罪のないタレントがここまで酷い扱いを受ける。 人権侵害、集団イジメでしょ。 日本社会、酷すぎる。 本当にどうなってるのか? #ジャニーズタレントがんばれ #ジャニーズ事務所がんばれ
ジャニーズTV、開設してもいいんじゃないかとこの件の前から僕も思っていて。 ジャニーズタレントに頼っていたのはすでに死んでたTV業界であって、数字や経済効果はジャニーズが持ってる。 充分やってけるし、終わるのはTVという媒体とそのスポンサーの方でしょうから。 #ジャニーズ事務所がんばれ
今の状況は集団いじめ。喜多川氏の罪を問うのはわかる。だけど噂でしか知らなかった事に、事務所だけでなくタレントにも責任取れと言うのは明らかに異常。社長が逮捕された会社は他にもあるけど、それで◯産や◯ADOKAWAの社員を責めたりしないのに。まるで魔女狩りみたい。 #ジャニーズ事務所がんばれ
世界基準はこちら 一斉に打ち切りは日本特有のイジメ 大元からの支持で下部は従うしか無い #ジャニーズ事務所がんばれ #ジャニーズスポンサー購買宣言
経済同友会のおっちゃんへ 消費税をあげたいから、 ジャニーズ問題を利用したんですか? それで国民の目を騙すみたいことをして 経団連の会長は、増税の話をしていたんですよね。 やり方が汚いです。 ジャニーズタレントや、ファン、国民を舐めないでください。 #ジャニーズ事務所がんばれ
昨今の国際的な考え方。 ↓ 「取引先に人権侵害が発覚した際、取引停止は最終手段。企業として関与して人権侵害の回復に責任を」 #ジャニーズ事務所がんばれ
性加害許さない!→すでに故人だし再発ないでしょ 圧力ガー!→フルボッコサンドバッグで圧力もくそもないしむしろジャニ出すな!の圧力受けてる 忖度ガー!→被害者にどんなに矛盾疑問あっても決してツッコんではならないという別の忖度爆誕 これ本当に令和の日本なの? #ジャニーズ事務所がんばれ
現タレントに向かって被害者と決めつけたり、被害を受けたかと聞くのは重大な人権侵害。本当であればセカンドレイプ、嘘であれば名誉毀損。それを嬉々としてやる人が多い事にゾッとする。被害者の人権を叫ぶ人がタレントの人権を踏み躙っている。人権が何か知らないのか。 #ジャニーズ事務所がんばれ
私を叩くなら別に構わん好きにしろ だけどこの投稿には、私の周りにいる、わざわざオタク垢を作ったりしてないけど嵐普通に好きだよ勢の皆の想いものっている 己の意志で、歪んだ価値観にとらわれない、良識のあるふつうの人たちの想いが #ジャニーズ事務所がんばれ
…
もともと陰謀論めいた投稿は多かったが、このように他の情報はウソや間違いだと攻撃するのに自分たちに都合の良い情報だけはピックアップするのも陰謀論界隈の反応に似ている。
今後この集団が一大勢力になったり政治活動に取り込もうとする動きも出てくるかもしれないので注視したい。
【追記】
念のためだがこれらは極端な意見を取り上げたわけではなく、このハッシュタグを使ったいいねやリポストの多い投稿をほぼ上から載せただけである。
ちなみに今現在は「KOSE」で検索すると昨日の「他社への移籍」言及に対し「口出しするな」と凄まじい反発が起きている。(前日のP&Gは…?)
KOSEのジャニタレ移籍提案、公正取引法にひっかかりそうな予感
KOSEの印象最悪ですわ。一企業が口出しすることの域越えてるのでは。そういう態度の会社様なんだね………。 つまるところ「人気タレント使って商品売りたいけど、ジャニーズだと周りがうるさいから、こっちの売上のためにタレント移籍させろ」ってことを言いたいんでしょ?タレント本人の人権は???
メイクキープミストとメイクキープパウダーは最高だからこれからも買いたいけど今回の発言によりKOSEのイメージは最低最悪なので前述の商品だけ他社に移籍させてくれませんか?
KOSEといい、企業側にここまで圧力(注視や対話を越えていると思う)をかけられるならジャニーズはCM業からは手を引いて良いのでは。企業側に歩み寄るあまり本来の良さまで潰されたら敵わんよ。
コーセーの見解 現在の所属タレントの皆さまや、そのマネジメント機能については、他社への移籍や、ガバナンス体制の整備された別組織の設立などの方策によって、早急に対応すべき 移籍まで指示するとか何様のつもりなんだろう。
サントリーもKOSEもだけど、今までここ(ジャニーズ)で努力してきたタレントに簡単に移籍ってことを言うのは企業としての品位や配慮が疑われるよね、今回の件に絡めて何言っても意見してもいいと勘違いしてるのかね。契約する気ないならもう黙って契約だけ切ればいいのよ。
これが『人権』をフル無視する会社のコメントです。これはダメです。 ジャニーズどうこう以前に本当にダメです。 何がダメか分からないならその時点でダメ。 ジャニーズ事務所に対する当社の対応について | 重要なお知らせ | 株式会社コーセー 企業情報サイト
コーセーが定型文でない声明を出してれたのはありがたいんだけど、現在のジャニーズは補償に専念して別組織を設立しろとか(まだわかる)、タレントは他社に移籍しろとか口出しするのはさすがに違わない? CMに使うために移籍しろって求めるんでしょ?タレントの人生だよ?
もしジャニーズタレントが他に移籍したら使ってあげるよ……って事ですか?? KOSEさん、コスメデコルテもZENも大好きで何年も愛用しておりました。でもKOSEさんとは大事な所が相容れないようです。今までありがとうございました。
コーセー、これで「人権問題に踏み込んでる我が社!」って感じか?いじめられてるほうに転校を薦めるヤバい大人と同じで死ぬんだが……そこで生きられるようにしてあげるのが正しいやり方なのではないですかね
KOSE様は偉いんだな。すごーく上から目線で下々の者に対してありがたい言葉を下さってますよ。 タレントの移籍にまで口出しするなんて普通の感覚ではとても無理ですよ。 KOSEキモすぎ。吐き気やばい。 世界のKOSE様は我々なんてゴミにしか見えてないんでしょうよ。
え、KOSEきもすぎん❓WWWWW貴様らに他者への移籍とか言われる筋合いないんだがWWWWWW何様❓一生買わねー
就活生へ ジャニーズへの企業の対応をよく注視しておいた方が良い 経団連に逆らえない企業には行かない方がいい上に従うだけの脳がない会社 ブラックリスト ・サントリー ・モス ・花王 ・KOSE ・アサヒ
KOSEマジで何様だよ💢 イメージガタ落ち。 ジャニヲタは、推しがCMしてるから無駄使いしてでも買ってくれてんの、わかってないよね。しかもジャニーズ事務所自体、法で1つも裁かれてもないんですが。
KOSE言葉悪いけど気持ち悪い。 なんで一企業がそこまで踏み込んで勝手な事を言えんの? 証言の羅列のみでになんのエビデンスもない報告書や法で裁かれてもいないことを問題視すら出来ずに「あらゆるステークホルダーに関わる全ての人の人権を尊重する責任を果たすべく」とよく言えますね。としか…
KOSEは完全に他事務所に移れって部分が余計だし、そこにファンが怒ってることに気がつかない間はダメだろうな せっかくアルビオンの社長がいい人でもKOSEの社長が公正取引法に引っかかるようなことを言ってはダメだよ
ジャニオタのこうした激しい反応は実質的な圧力として機能し、スポンサー企業へは勿論のこと、ジャニーズ内外でまだ声を上げられていない性被害者を萎縮させかねない。
コスメ収集のためにSNSをやっていたら脱毛しろ、一重は整形しろだの言ったようなツイートを見かけることが多くなった
もちろん上で言っていることはあくまで極端な例だけど、いずれにせよインフルエンサーでも美容外科でも金儲けのために顔のコンプレックスを煽るような文面が増えたなーって思う
ノイジーマイノリティなのかもしれないが整形のハードルがやたら低くなった気がする
自分の顔の部位の良さを活かすのが化粧だと考えているので化粧すっ飛ばして整形しろ!(意訳)みたいなものが増えたのは気の所為なんだろうか
職場にいる女性は二次創作(BL)が好きな人(以下同人女)で、好きな漫画が被っていて最初は話が合っておもしろい人だと思った。
おたく知識に限らず女性が好きな紅茶やお菓子コスメなどその他の知識も幅広く、話していてとても楽しい。
だけど、好きな漫画に関してはどんどん嫌いになっていってしまった。
自分は漫画アニメは大好きだけど二次創作は見ない、同人本は読むけど基本創作やイラストのみを楽しむ人間。
漫画に関してもとくに好きなキャラなどはなく「読んでおもしろかった」程度でいろいろ読んでいてる。
同人女も漫画アニメが好きで、好きな作品には必ず"推しキャラ"というものがいる。キャラグッズなどが出たら買うし、自分なんかよりも作品愛に溢れてる人なんだなと思っていた。
・お互い好きな漫画だと言い合った漫画で、すでに完結している漫画にもかかわらず、作品は途中までしか読んでいない
・途中で辞めた理由は「好きなキャラが死んだから」または「活躍しなくなったから」
・同人女が好きなキャラは基本的にサブキャラ(そして途中離脱しそうなキャラ)が多い
この一番下の「本編にかかれていない内容までキャラの考察をする」は出会った当初聞いてて尊敬した。
「◯◯というキャラは過去に"こういうこと(本編にかかれている)"があったから、ここでの戦いでの心情は"こう(同人女の妄想)"で、この時の心情を考えるとただただ涙が出るし、一番好きなシーン」
といった話をしたことがある。
初めて聞いた時は「そこまで考えて読んでるのすごいなあ~」くらいにしか思っていなかった。
ただ、漫画を最後まで読まないこと(好きなキャラが離脱したり、興味がなくなったら読まなくなる)とかを聞いていると「この人ものすごく浅いのでは…?」と考えるようになった。
・途中までしか読まないのに好きな漫画として作品の名前を出すところ
・その作品の好きな部分の大半が本編ではなく自分の妄想といったところ
・大して最後まで読まないにもかかわらず、一部の考察を語ってドヤること
こういうところが受け付けなくなってしまった。
そもそもBLって大半が妄想だし、本当にその作品が好きなのか…?
その作品の設定や見た目を使った自分の妄想が好きなんじゃないの?って思うようになってしまった。
以前までは腐女子の人たちを見ても何も思わなかったのに、作中にでてくるかっこいいキャラとかを勝手に妄想してくっつけたりしてるところがただただ気持ち悪く感じてしまう。
K子との出会い
私がK子と出会ったのは、まだ雪の残る3月上旬、札幌のすすきのでのことであった。
K子は、私がごくたまに寄るカフェ兼バーでウエイトレスをやっていた。
年は30歳、身長157cm。体型はややガッチリタイプに見え、いわゆる固太りに近かった。
顔はまぁまぁ整ってはいたが、頭部はアメフトのボールのように大きかった。
完璧なメイクを追求してるようで、白塗りの土台が厚く、丸い輪郭が、さらに強調されていた。
キッチリ描いた眉に、メリハリをつけたアイライン。目元周りには、そのひとのお化粧への設計意図が表れるものだがK子の場合それは、顔の大きさを、目を拡大させることでごまかそうとする意図だった。
それとK子のメークには、悪い意味でのバランス感覚という特徴も見られた。
あちらとこちらの均衡を保とうとして、薄くするのではなく、厚く盛る方にいってしまうのである。
さらにK子は勤務中はロングヘアーをタイトに縛ってるので、目元が上がって鋭角的になるのだが、これがふしだらで好色な印象を与えかねない外見になってしまうのだ。
それはせっかくのよい素材での料理を、調理でなくソースで惑わし、お門違いの高級感を添えたつもりの洋風メニューのようだった。
白人の風貌という、ないものねだりを追いかけた挙句、醜くなってしまったマイケルジャクソンのようであった。
K子は、そんな女だった。つまり、どこにでもいるひとだ。
K子はその日も普段どおり給仕をしていた。時刻は夜の9時。私のオーダーはグラスビールだった。
私のテーブルにもやってきた、そこで2人は始めて目を合わせた。
するとK子は私の顔を見るなりハッとした顔をして上背をやや引いた。私は「ああまたか」と思った。
なにが「またか」なのか。それはその時の私の顔が彼女にはイケメンに写った、ということの了解である。
断っておくがこれは自慢ではない。なぜなら、こうしたことは4年に一度、つまりオリンピック開催と同じ頻度でしか、私に訪れないからだ。「またか」と感じるのは、4年がさほど長くも感じられない私なりの時性であって、傲慢の致すところではない。
毎日のようにこういうことが起きる人を、真のイケメンというのだが、この程度のいわば「プチ・イケメン」なら今のご時世、結構いそうである。
私の顔は、それどころかまぁどちらかといえばブサメンである。口が飛び出た造作が特徴で、唇も厚い。佐藤浩市の2倍は厚い。
このせいで、顔の下部にボリュームが出てしまい、シャープには見えないモヤッとした風貌になっている。
たとえるなら、ガリガリ君のような輪郭であるし、佐藤浩市の親父の三國連太郎みたいでもある。
芋というか、類人猿、合わせればゴリライモ。私はそんな顔なのである。そしてもちろん、あなたに「そんなことないよ」といってほしい、そんなケチな性分も持ち合わせているのだ。そこがまた醜い。
ここ20年ほどで男もするようになった「化粧」とは、もともと目立たないもの(一重まぶたなど)を、まやかしの力で輝かせる補正技術だと思うが、私の口元のように、はじめから飛び出ているものを、平たく目立たせずに抑制する用法には、それはまったくといっていいほど役立たない。
しかし男の場合、三國連太郎がそうであったように、また、佐藤浩市がそうであるように、絶対的なブ男というものはいない。バナナマンの日村も最初見たときはびっくりしたが、慣れれば愛嬌がある顔である。
男は、風貌をある水準(清潔感と常識のあるファッションセンス、そして似合う髪型、できれば細身)まで満たせば、異性にアピールできてしまうのである。ここらへんが女子と違う。無愛想でもある程度はイケてしまうということだ。かくして私のような者でも、こうしたラッキータイミングが巡ってくるときがあるのである。
さて私にハッとして頂いた女子に対しては、私はだいたい挨拶をするようにしている。
ここでいう挨拶とは、店や本人の迷惑にならぬよう気を遣いながら、名刺を手渡すことだ。
できれば一言添える「もし、よろしければ、お近づきになれれば…」みたいなことだ。
ハッとする、させるというのは直感の神秘である。人間のあまたある能力のうちでも一二を争うような、めちゃめちゃものスゴい、宇宙の誕生レベルの認識だ。
人間(じんかん)にヴァイヴレーションが伝播する。あるひとがある人の存在にピン!とくれば、その相手にも同じピン!が、誤解も曲解もなく瞬時に伝わる。だれも解明できない感覚。こうした体感に対しては対象化なぞハナから諦め、人として素直にしたがい、謝辞を述べるのがスジというものであろう。
とりあえず自分を規定する第一歩として世の中には名前というものがある以上、名乗る。
「4年に一度」がいつなんどき訪れるやもしれない。そんなときのために財布に名刺を2~3枚入れておく。
こうしたなんでもない普段の心がけが、出会いを引き寄せる具体的な手段なのだ。
こうした縁で、私はK子と付き合った。世間には「よくまぁこんなサエないのと一緒になったなぁ」というのが男女問わずいるが、なんのことはない自分もその仲間入りであり、K子の方でもそう思うときがあったかもしれない。つまり、サエないのはお互い様だったのである。最初のうちは。
だがしばらくすると私にはK子の大きい顔と太い骨格が、次第にいとおしく写ってきた。
そして次に、それがかけがえのない尊さに思えてきた。
というのも付き合い始めてすぐに気づいたことだが、K子は私と最初に目が合ったホンの0.1秒の閃き、焦点で、自分の開削に成功した、まったく優れた女だったのだ。
私との邂逅によってポン!と新規開設された自我内の回路に、まったく純粋に従った。
世俗的な疑いとは、私と付き合うことのメリットデメリットやコスパを考えることや、趣味や好みが合う合わないというような話などである。
K子はそれらを考えもしなかった。だから、デートで会ってもあまり話さず、肩を寄せ合い、手を握り腕をさすり、見つめあったりするだけだった。それでどちらも了解した。ドンと存在が大きいのである。100%ピュアな肯定性の塊。
そしてそうしたK子の態度は、私の細胞のすみずみにあまねく影響を与えた。小さな自分に固執していた私を、彼女は開放してくれた。
こういう女に慣れると、小顔ブームとか、華奢な女子やスタイルに固執するのは、矮小なことと知れる。しつこいようだが慣れればあの日村ですら、ファニーフェイスである。
K子はやがてメークが薄くなっていった。コスメへの依存を減らしていった。
単なる身だしなみ以上のそれは、まやかしだと気づいたのだ。
食事や運動に、それまで以上に気を遣い、毎日しっかり生活を積み上げていくよう、意識的に自分を導いていった。
現代人はただ毎日暮らしてゆくだけで、目に見えない「不純物」が、アカのようにたまってゆく。
人はいつも意識的に「みそぎ」をしなければならない。するとみそぎなんてしなくていいんだ、そのままのあなたでいいんだと社会その他は全力で否定する。だがそれは違う。甘言に引きづられてはいけない。やつらはあなたから銭を引き出したいだけだ。
メイクはそうした「不純物」の象徴であった。それがズバッと削ぎおとされた。
人の本来的な美しさや輝き、魅力は、外から取ってきて付け足すものでない。自分の内面から湧き出させるものだ。
こんなことは実に当たり前のことだが、不純物の洪水の中にいると気づかない。
自分から「湧き出させること」が自然に出来る人は、この世にいながら永遠を手にしたも同然なのである。
理想のカップル、なるものは知らない。知らないがそれは「人それぞれ」ではない。
以上この文は、まだ見ぬあなたと、まだ顕在化してない私を想って書いた。
<了>
K子との出会い
私がK子と出会ったのは、まだ雪の残る3月上旬、札幌のすすきのでのことであった。
K子は、私がごくたまに寄るカフェ兼バーでウエイトレスをやっていた。
年は30歳、身長157cm。体型はややガッチリタイプに見え、いわゆる固太りに近かった。
顔はまぁまぁ整ってはいたが、頭部はアメフトのボールのように大きかった。
完璧なメイクを追求してるようで、白塗りの土台が厚く、丸い輪郭が、さらに強調されていた。
キッチリ描いた眉に、メリハリをつけたアイライン。目元周りには、そのひとのお化粧への設計意図が表れるものだがK子の場合それは、顔の大きさを、目を拡大させることでごまかそうとする意図だった。
それとK子のメークには、悪い意味でのバランス感覚という特徴も見られた。
あちらとこちらの均衡を保とうとして、薄くするのではなく、厚く盛る方にいってしまうのである。
さらにK子は勤務中はロングヘアーをタイトに縛ってるので、目元が上がって鋭角的になるのだが、これがふしだらで好色な印象を与えかねない外見になってしまうのだ。
それはせっかくのよい素材での料理を、調理でなくソースで惑わし、お門違いの高級感を添えたつもりの洋風メニューのようだった。
白人の風貌という、ないものねだりを追いかけた挙句、醜くなってしまったマイケルジャクソンのようであった。
K子は、そんな女だった。つまり、どこにでもいるひとだ。
K子はその日も普段どおり給仕をしていた。時刻は夜の9時。私のオーダーはグラスビールだった。
私のテーブルにもやってきた、そこで2人は始めて目を合わせた。
するとK子は私の顔を見るなりハッとした顔をして上背をやや引いた。私は「ああまたか」と思った。
なにが「またか」なのか。それはその時の私の顔が彼女にはイケメンに写った、ということの了解である。
断っておくがこれは自慢ではない。なぜなら、こうしたことは4年に一度、つまりオリンピック開催と同じ頻度でしか、私に訪れないからだ。「またか」と感じるのは、4年がさほど長くも感じられない私なりの時性であって、傲慢の致すところではない。
毎日のようにこういうことが起きる人を、真のイケメンというのだが、この程度のいわば「プチ・イケメン」なら今のご時世、結構いそうである。
私の顔は、それどころかまぁどちらかといえばブサメンである。口が飛び出た造作が特徴で、唇も厚い。佐藤浩市の2倍は厚い。
このせいで、顔の下部にボリュームが出てしまい、シャープには見えないモヤッとした風貌になっている。
たとえるなら、ガリガリ君のような輪郭であるし、佐藤浩市の親父の三國連太郎みたいでもある。
芋というか、類人猿、合わせればゴリライモ。私はそんな顔なのである。そしてもちろん、あなたに「そんなことないよ」といってほしい、そんなケチな性分も持ち合わせているのだ。そこがまた醜い。
ここ20年ほどで男もするようになった「化粧」とは、もともと目立たないもの(一重まぶたなど)を、まやかしの力で輝かせる補正技術だと思うが、私の口元のように、はじめから飛び出ているものを、平たく目立たせずに抑制する用法には、それはまったくといっていいほど役立たない。
しかし男の場合、三國連太郎がそうであったように、また、佐藤浩市がそうであるように、絶対的なブ男というものはいない。バナナマンの日村も最初見たときはびっくりしたが、慣れれば愛嬌がある顔である。
男は、風貌をある水準(清潔感と常識のあるファッションセンス、そして似合う髪型、できれば細身)まで満たせば、異性にアピールできてしまうのである。ここらへんが女子と違う。無愛想でもある程度はイケてしまうということだ。かくして私のような者でも、こうしたラッキータイミングが巡ってくるときがあるのである。
さて私にハッとして頂いた女子に対しては、私はだいたい挨拶をするようにしている。
ここでいう挨拶とは、店や本人の迷惑にならぬよう気を遣いながら、名刺を手渡すことだ。
できれば一言添える「もし、よろしければ、お近づきになれれば…」みたいなことだ。
ハッとする、させるというのは直感の神秘である。人間のあまたある能力のうちでも一二を争うような、めちゃめちゃものスゴい、宇宙の誕生レベルの認識だ。
人間(じんかん)にヴァイヴレーションが伝播する。あるひとがある人の存在にピン!とくれば、その相手にも同じピン!が、誤解も曲解もなく瞬時に伝わる。だれも解明できない感覚。こうした体感に対しては対象化なぞハナから諦め、人として素直にしたがい、謝辞を述べるのがスジというものであろう。
とりあえず自分を規定する第一歩として世の中には名前というものがある以上、名乗る。
「4年に一度」がいつなんどき訪れるやもしれない。そんなときのために財布に名刺を2~3枚入れておく。
こうしたなんでもない普段の心がけが、出会いを引き寄せる具体的な手段なのだ。
こうした縁で、私はK子と付き合った。世間には「よくまぁこんなサエないのと一緒になったなぁ」というのが男女問わずいるが、なんのことはない自分もその仲間入りであり、K子の方でもそう思うときがあったかもしれない。つまり、サエないのはお互い様だったのである。最初のうちは。
だがしばらくすると私にはK子の大きい顔と太い骨格が、次第にいとおしく写ってきた。
そして次に、それがかけがえのない尊さに思えてきた。
というのも付き合い始めてすぐに気づいたことだが、K子は私と最初に目が合ったホンの0.1秒の閃き、焦点で、自分の開削に成功した、まったく優れた女だったのだ。
私との邂逅によってポン!と新規開設された自我内の回路に、まったく純粋に従った。
世俗的な疑いとは、私と付き合うことのメリットデメリットやコスパを考えることや、趣味や好みが合う合わないというような話などである。
K子はそれらを考えもしなかった。だから、デートで会ってもあまり話さず、肩を寄せ合い、手を握り腕をさすり、見つめあったりするだけだった。それでどちらも了解した。ドンと存在が大きいのである。100%ピュアな肯定性の塊。
そしてそうしたK子の態度は、私の細胞のすみずみにあまねく影響を与えた。小さな自分に固執していた私を、彼女は開放してくれた。
こういう女に慣れると、小顔ブームとか、華奢な女子やスタイルに固執するのは、矮小なことと知れる。しつこいようだが慣れればあの日村ですら、ファニーフェイスである。
K子はやがてメークが薄くなっていった。コスメへの依存を減らしていった。
単なる身だしなみ以上のそれは、まやかしだと気づいたのだ。
食事や運動に、それまで以上に気を遣い、毎日しっかり生活を積み上げていくよう、意識的に自分を導いていった。
現代人はただ毎日暮らしてゆくだけで、目に見えない「不純物」が、アカのようにたまってゆく。
人はいつも意識的に「みそぎ」をしなければならない。するとみそぎなんてしなくていいんだ、そのままのあなたでいいんだと社会その他は全力で否定する。だがそれは違う。甘言に引きづられてはいけない。やつらはあなたから銭を引き出したいだけだ。
メイクはそうした「不純物」の象徴であった。それがズバッと削ぎおとされた。
人の本来的な美しさや輝き、魅力は、外から取ってきて付け足すものでない。自分の内面から湧き出させるものだ。
こんなことは実に当たり前のことだが、不純物の洪水の中にいると気づかない。
自分から「湧き出させること」が自然に出来る人は、この世にいながら永遠を手にしたも同然なのである。
理想のカップル、なるものは知らない。知らないがそれは「人それぞれ」ではない。
以上この文は、まだ見ぬあなたと、まだ顕在化してない私を想って書いた。
<了>
友達から衝撃的な話を聞いた。母親の誕生日にCHANELのアイシャドウをプレゼントしたそうだ。母親にそんな事していいんだ、と本気で驚いた。
私の母は、私が綺麗な服を着たりメイクしたりするのをものすごく嫌がった。キレイめ服を着れば「おばさんみたい」、メイクをすると「そんな化学物質顔に塗って」……とにかくボロくそ言われた。キレイめ服に合わせようと奮発して高いパンプスを買った時も、「そんなもん履くから足が歪む」と言われてしまった。ン万円のセミオーダーパンプスなのでむしろ歩きやすいよ。
それでも、とっておきのお出かけには自分の1番好きな服とメイクとパンプスで出かけた。没収こそされなかったけど、帰宅した私を見るなり母は上記の罵詈雑言を吐いた。
そんな環境で育った私にとって、「母親にCHANELのアイシャドウをプレゼント」なんて法に触れるようなものである。
本当にビックリした。母親は娘が着飾るのを嫌がる生き物だと、それまで本気で思っていた。
母本人はといえば、「肌が弱いから」「匂いが苦手だから」とふだんはほとんど化粧をしない。服や靴も、実用性重視のアウトドアブランドばかり着ている。
その辺はまあ、自由だから別にいいんだけど、子とはいえ他人の外見に口出ししてくるのはやめて欲しいとずっと思っていた。
どうせ来年あたりには就職で家を出るから、もうほとんどどうでもいい問題かもしれない。ただ、私の感性で選んだ可愛い服やコスメ、パンプスたちが、母に否定されたのがものすごく悲しくて、それをずーっと引きずっている。
何がいけなかったんだろう?
今使っているファンデーションより良いものが欲しくて、口コミを参考にとあるブランドのファンデーションを買いに百貨店の中にあるコスメカウンターへ向かった
実際につけてみて1日過ごして、使用感やオフした時の感じを知りたくて、その旨をBAさんに伝えた
ケープを巻かされて、前髪をピンで止められた自分はすごくすごくブスで
デパコスを買いに浮き足立っていた自分がすごく惨めで恥ずかしかった
本当は色々質問したり、アドバイスを求めたり、色をもう1トーン上げて欲しいと言いたかったけど
鏡に映る自分があまりにもブスで、場違いで、惨めで何も言えず、お礼を言って帰ってきた
確かにモノはいいし、素敵なアイテムなんだろうけど、自分が使うには素敵すぎるし
すごくすごく惨めで悲しい気持ちになったんだ
話を聞いてくれてありがとう
何となくだけど増田さんがクレクレに感じて旦那さんがゲームに逃げてる可能性ない?
邪推でしかないが、増田さんのリアルな女性像に旦那さんが思ってたんと違う…となってそう
例えば、息がちょっと臭かったり
ムダ毛がちらほらあったり
口髭うぶ毛がうっかり生えてたり
いびきが酷かったり
寝巻きがヨレヨレのTシャツだったり
めちゃくちゃマグロで自分だけ汗だくで疲れてるのに不満そうだったり
それなのにちん…に触るのは嫌がったり
男って(主語でかごめん)繊細だからこう言うのはっきり言えない癖に少しずつしおしおに萎えてくからなあ
旦那さんと身体的なコミニュケーションを取りたいのと、性的に満たされたいのは別で解決した方がいいと思う
正直後者の性的なやつはこの情報社会を活用して自分で解決するしかない
回しもんでもなんでもないが、LCコスメってとこが女性でも使いやすくてタメになるコラムも多いので自分はたまに使う
自分で自分を喜ばせられないのに人にやってっておまかせするのは傲慢な気がするから
思い切ってねぎらいの意味も込めて増田さんが外ご飯予約しちゃって食べに行くとか
そう言うのの積み重ねの先に気持ちのこもったセックスができると思うよ
頑張ってくださいな
すぐ爆食いしちゃう。
朝7時に家を出て、夜は21時に帰宅する。担任をもって毎日5〜6時間、空きコマ無しで働いている。プールにも入るし、リコーダーも吹くし、習字もマッチのつけ方も教える。
この仕事を始めて想定外だったことの一つに、休憩時間がないということがある。給食〜昼休みは、一応書類上は休憩時間扱いだと聞いたことがある。が、子どもと一緒に配膳をし、器の置き方や箸の持ち方、苦手な物でも一口食べようとか声をかけ、皿をひっくり返せば一緒に片付け、吐いたら処理し、30人分の食器を下げ、咥えたまま出歩かないように歯磨きを見張り、昼休みは宿題をチェックして、不登校の家庭に連絡し、全校マラソンで走ると「休憩時間」は終わる。
16時頃に子どもが帰って、休んだり怪我をしたり心配な様子があった子の家に連絡をして、あらゆる行事の事務処理をし、発達障害や家庭環境的ハンデのある子(今やクラス平均10人弱)への支援や指導の計画を練る会議や計画作りをして、植木に水をやり、校外学習先へ挨拶回りをし、提出物に朱書きする。気づくと20時過ぎている。
休憩っていうのは、放課後になってコーヒーやお茶を飲みながら仕事をしていい時間だと思っていたから、OLをしている友達が仮眠したりコンビニに行ったりソシャゲしたりしていると聞いて驚いた。
もちろん、OLの仕事が楽だとかそんなことを言いたいわけじゃない。
子どもと過ごすのは楽しいし、やりがいもある。これは自分で選んだ仕事で、楽な仕事じゃないことは分かってたつもりだった。
でも、現状、これ以上頑張れる気がしない。家に帰った後、何をする気にもならない。ほぼ毎日寝落ちする前にぼーっと見るYouTubeで「10分で効くストレッチ」やら「美味しくヘルシーな簡単朝ごはん」を見ていいなあと思っても、疲れて1ミリも動けない。「今月発売の新作コスメ」も「話題の映画のネタバレなしレビュー」もいいなあって見るけど、化粧直しなんて概念はないどころか毎日ほぼすっぴんだし、平日に仕事が終わらなければ土曜も無給で仕事して日曜は死んだように寝てるといつの間にか映画の公開終わってる。教材研究もろくにできてないから、毎日帰宅しながら一人反省会して落ち込んでる。
毎日毎日「あーしんどい」「いいなあ」って思いながら床で寝落ちしてる。
言うて、歳を重ねて経験を積めば、多少力を抜いたり受け流したりできるようになるのは、先輩たちを見れば分かる。こんな私を先生と呼んで慕ってくれている子たちを放り出すこともしたくない。
けど、この先10年20年と、この仕事を続けていける自信は正直ない。辞めたいわけじゃないんだけどなあ。続けられる気もしないのよ。
でも、膀胱炎とストレス性胃炎のダブルパンチのときに、電話口でいじめの加害側の親から「子供も産んだことない冷たい女のくせに」って怒鳴られたときはちょっと泣いた。
でもね、まだなんとか、明日も頑張らないとなって思えるくらいには、魅力も多い仕事なんだよ。子どもって本当にすごいって毎日思ってるよ。
でもやっぱ、この生活が続く限り、ダイエットとか何かの勉強とか、現状をもっと良くするためのアクションは無理かもしれないとも思う。生きてるだけで精一杯すぎる。
現在情シスで働いて年収250万の派遣社員です。スキルらしいスキルはないので仕方ないとは思ってますが、実家暮らし(家に月5万入れています)なのに生活に余裕がなくて困っています。
交際費や最低限の化粧品や美容院代、体が弱く医療費がかかるので、なかなか貯金が増えません。
フルタイムで働いているのに、手元に残る金額の少なさに切なくなります。
友達に「どうせ無駄遣いしてるんだろ」とよく言われますが、家計簿を見せると黙ります。
これじゃいけないと思い立って正社員求人も見ていますが、手取り20万以上の求人はかなり少ないしあってもスーパーマンを求めてる求人です。
宅建持ってる友達は年収250万だと話していたし、昔付き合っていた彼氏もほとんど手取り20万以下でした。それで車を持ってます。
地方なら物価が安いでしょ?と言われますが、年収200万台だと生活に余裕はありません。
ワンルームの物件でも家賃は5万はかかるし、スーパーや薬局の値段はけして安くないです。薬局に至ってはAmazonの方が安い。
コスメやブラジャーの値段は地域差はありませんし、医療費だってそう。
まだこれでも人口の多い地方都市だからマシな方ではありますが、島根や鳥取のような田舎だともっとひどいのでしょうね。
将来に希望がありません。