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はてなキーワード: 用法とは

2020-05-30

小児性愛カジュアル化」とは何か?それは問題なのか?

概要

小児性愛カジュアル化」に問題があると考えるのは、対人性愛優位を自明視した認知の歪みでしかない。問題があるとしたら、「性愛カジュアル化」にある。セクシャルマジョリティが主導して守ってきた性の規範を、マイノリティが拒絶することにより、「性愛カジュアル化」が現象として起こっているという事実はあると思う。しかしそれ自体セクシャルマイノリティの「政治活動」としての側面があり、一方的断罪することはマジョリティ傲慢である。「批判するな」とは言わないが、慎重になるべきだし、そうした政治性に注目することなく「批判」に終始するなら「ただのポジショントークだ」との誹りは免れないだろう。

小児性愛カジュアル化」は問題か?

批判者が「小児性愛カジュアル化」と呼ぶものの一つに次の事例がある。

しかし、これは所謂「キャットコール」と呼ばれるセクハラ一種であり、「対象児童から問題なわけではない。批判者も、「対象がもし成人ならば何も問題はない」とは言わないだろう。このような事例は「性愛カジュアル化」によって支えられる悪しき文化であり、批判すべきは「性愛」であり「小児性愛」ではない。これを以って小児性愛批判するのは無理があるし、「小児性愛は悪だから悪なのである」というトートロジーに陥ってるようにも見える。では、なぜ彼らは小児性愛を殊更に敵視するのか? 以下は既存議論焼き回しである

小児性愛と成人性愛本質的な違いはただ一つ、「児童との合意は(少なくとも現代倫理規定では)成立することがあり得ない」という点である児童との間に「合意のようなもの」がいくら存在したとしても、それらは全て「合意」とは見なされないし、見なすべきでない。(「合意」の定義児童保護について慎重に議論を重ねた未来では何らかの変化があるかもしれないが、それについて議論するにはあまりにも論点がずれているし、ここでは触れない。)しかし、「故に小児性愛は許されない」と主張するには論理の飛躍がある。ここまでの前提の下で自明と言えるのは、「児童との性的接触は許されない」という一点である

児童との性的接触は許されない」と「小児性愛は許されない」はもちろん同値命題ではない。彼らがこれを同値と見なすのは何故か?それは彼らが、「性的欲望とは常に性的接触によってのみ満足するものであり、それ以外の性的行為は全てその為の準備に過ぎない」という偏見を抱えているからであろう。今回、多くの人形性愛者、フィクトセクシャルさらにはアセクシャルを自認する人々から批判殺到した理由はそこにある。

「(実在児童対象としない、無機物対象とした)児童ポルノは、児童との性的接触を実行するトリガーとなる」と主張する人々は、「成人と性的接触を行うことは、児童との性的接触を実行するトリガーとなる」とは言わない。なぜなら、彼らにとって「性的接触」はそのまま「性的満足」とイコールであり、それが「ゴール」であると無根拠にも信じているかである

性愛カジュアル化」に問題はある。しかし、

前節では、問題本質は「小児性愛カジュアル化」ではなく、「性愛カジュアル化」であると言った。では「性愛カジュアル化」は本当に問題なのか? 結論としては、確かに問題であると私は思う。うぐいすリボン荻野さんも以下のように言っている。

その理由としては例えば、①性的プライバシー問題、②依存性の問題、などが挙げられる。あるいは、「そのような問題内包する言動」こそを「性愛カジュアル化」と呼ぶべきである、という定義づけも可能だろう。

①を語る言葉として「性的自己決定権」「私の身体は私のもの」などがある。余談だが、これは、ラブドールのような性的表象、および自慰を愛好する人々にとっても重要概念である。実際、他人自慰制限しようという試み自体が「性的自己決定権」の侵害であり、セクハラだという批判もあり得る。(参考↓)

話を戻そう。性とはそれ自体が深くプライベートものである。故に、他人性的領域に、物理的にも精神的にも安易踏み込むことは許されない。「性愛カジュアル化」には、その越えてはいけないハードルを下げてしま効果があるのではないか。自らのプライバシーを切り売りしている限りは「下ネタ」であっても、他人プライバシーを暴いたり、そこに土足で踏み入るような言動は「セクハラ」になる。(「下ネタ」を話題にすること自体話題への参加を強要し得る文脈において、それらの区別曖昧だが、それを語り尽くす労力は私には残っていない。)お互いのパーソナルスペース尊重する文化を守るためには、適切なゾーニングを守り、強行的な「性愛カジュアル化」を防ぐことも大切だと私は思う。

②の問題は意外にも語られることが少ない。これは、「ポルノにはなぜ年齢制限が設けられるか?」の問いに対する答えでもある。逆に言えば、「未成年ポルノを見せるべきでない」理由として、「正しい性教育」的なものを挙げるのは、性のスティグマ化に資するのみで未成年に良い影響を与えはしないだろう。

ここまで、「性愛カジュアル化」は問題であることを述べた。一方で、それらを安易断罪することもできない事情もある。それは次節で述べよう。

政治表現としての性表現

荻野さんは次のようなことも言っている。

ここで、各国のゲイ・パレードプライドパレード(LGBTパレード)の様子を見てみよう。

https://www.huffingtonpost.jp/letibee-life/taiwan-lgbt_b_8448268.html

https://lifevancouver.jp/pride_parade_vancouver

https://rocketnews24.com/2012/06/30/224561/

https://www.youtube.com/watch?v=MWiZwUFWs5E

やはり、非常に過激セクシーファッションに身を包む参加者のことが目に留まるだろう。しかしだからと言って、彼らに向かって「ゾーニングを守れ!」と叫ぶことがどれだけ暴力的か、理解していただけるだろうか?

彼らがこのような「性」を明け透けに表現しているのは、それ自体政治意味合いを持っているのである。それ自体政治表現なのである。そして我々の「性」の表現にもまた、そのような側面があることは決して無視できない。対人性愛的なものに背を向け、「オタク」的な性表現をオシャレなものとして、隠語的なコミュニケーションのために消費する文化がウケた理由は、人々がそのような政治性を間違いなく見出したかである。それは単なる「ポルノ」ではなく、「我々の性のあり方」をありのまま表現した、アイデンティティのものなのだ

とはいえ、我々の消費する全てがそのような政治性を帯びているわけでもないし、また全てがポルノ的でないわけでもない。実際のところ、単なるポルノが悪ふざけで表に出てくることもあるだろう。しかし、それらの区別は決して容易ではない。物理的には全く同じインク配列であるものが、文脈や作者の意図次第で、時にポルノであったり、時に政治的であったりする。それらは私やあなた独善的基準で決めつけていいものではない。「法的規制に反対する」という言葉は、私刑を推奨する標語であってはいけない。表現の正しい用法用量というのは、表現者と受け取り手一人一人の良心に委ねられるべきなのである

さらに言えば、政治性とポルノであることが、多くの場合両立してしまっているところにこそ問題の複雑さがある。その区別について「語るべきでない」とは言わないが、本質的に「区別不可能である」ことを前提に、慎重に語る必要がある。そのような必要な慎重さを欠いた言説こそが、「差別だ」と糾弾される所以なのである

誤謬見出し批判することは容易であるしかし、否定することが目的化した人々で集まって、こちらの政治性を矮小化するような言説ばかりぶつけられては、議論にならない。「我々が言いたいこと」は、この文章を通しても伝わるはずであると信じている。

[]トゥキディデスの罠

従来の覇権国家に対して、別の国家が勃興してきたとき戦争が避けられないまで衝突するはずだ、という考え方のこと。小さな摩擦から最終的に避けられない衝突へと移行していくとするが、「罠」とついている通り、必ずしもそうではない。例えば、冷戦時代には少なくとも米ソの直接戦争はなかった。考え方は知っていたのだが、いつも名前を忘れてしまうので、ここに記録しておく。

トゥキディデスは、ペロポネソス戦争実証的に記述した『戦史』で知られるが、そこで彼はアテネスパルタ構造的な緊張関係について記述しており、名称はそこに由来する。

現代用法では、現代覇権国家現状維持を望み、一方の新興国はつぶされないように振舞い、国際社会ルール公然と変更しようとする中で、軍事的な争いに発展しがちなことを意味する。ルール変更というのは、過去の事例だと、トルデシリャス条約とか、グロティウスが海洋自由を唱えたこととかが、それにあたるのだろうか。

この言葉を言い出したのは米国政治学者グレアムアリソンであり、過去五百年間の覇権いである十六事例のうち、十二は戦争に発展したことを示している。ローマカルタゴなんかも、それに含められたりしないのかな。

詳細は著書の『米中戦争前夜――新旧大国を衝突させる歴史法則回避シナリオ』に載っているらしいので、時間を見つけて読んでみたい。

2020-05-29

単語帳は覚えるな、読め

https://anond.hatelabo.jp/20200525180903に引き続き、効率の悪い勉強法について。

単語帳を赤シート等で隠して単語意味当てゲームをしている受験生は多いが、本当に効率が悪いと思う。

それよりも、単語帳は覚えようとせず読んでしまい、短いスパン(たとえば2000語の単語帳を2週間とか)で繰り返した方が身に付く。

記憶の定着には、知識同士の繋がり、そして反復が何より重要である英単語日本語の照応をじっくりやっているのは、本当に効率が悪い。たいていの単語帳は、カテゴリーごとに関連語がまとめられており、語源や例文、注意すべき語法などが載っているから、その流れを理解した方が良い。また、そのサイクルは短く、何度も繰り返した方がいい。

言うまでもないが、全く知らない用法が出てきたら、辞書を引いたり、Googleで調べたりして、具体的な用例を通じて記憶する。単語意味だけではなく、自動詞なのか他動詞なのか、前置詞は何を取るのかといった語法もチェックする。といったことは当然するべきだ。

そもそも根本的な間違いを犯している人が多いが、単語帳はあくまで補助的な教材であり、本来語彙力は長文読解や英作文を通じて増強すべきである英検一級などの極めて特殊試験は別としても、大学入試程度であればそれで合格必要な語彙力は十分身につく。

2020-05-25

anond:20200525180903

高校では、解説も何もない長文問題集コピーを、前から順番に和訳していくだけだった。

高1でグラマーを一通り習っただけの頃は、しばしば品詞分解すら正しくできない。たとえば、熟語目的語句が間に来たり受動態になったりしたら、それが熟語だと認識していなければ、辞書を引くことすら不可能

こんな風だから英語問題を解くというのは、可能な全パターン品詞分解をし、辞書日本語訳を上から順番に当てはめ、意味の通る組み合わせを探す作業しかなかった。

こんなに無駄苦痛を伴う作業は他に無かった。

授業中に聞かれるのは「このofの用法は何か」とか「間接話法に書き換えろ」みたいな、いかにも受験英語といったものばかりで、ホント何の意味もなかったと思う。

2020-05-24

anond:20200524033820

用法が異なると排除しつつじゃあ気になる文例はとなるとものすごく少ないのでどうしようもないけど、

便利な音声入力してたらマイク適当に休止符に「ん」をあてただけじゃないの

少ない文例に目くじらかこわる

最近「してたじゃん」を「してたんじゃん」と書く人を見かける

「この前カレー食べてたじゃんか?」を「この前カレー食べてたんじゃんか?」みたいな。あと「してたんじゃね?」も「してたんじゃんね?」ってなってるイメージ

強調のときの「うそー、もしかして昨日から待ってたんじゃない?」とか「この前君が言ったんじゃん!」とか「開いてんじゃん」とか「わかんないけど動いてるんじゃん?(ギャル語)」は昔から使われてる印象だけど、この新しい用法「ん」が余分な感じがするのと、共通認識がないせいで何が言いたいのかよくわからない。

少し前まではあまり気にしてなかったけど、最近気にするようになったら至るところで目につくようになった。

追記

俺もネイティブだけど。その用法ではないな。あと「食べてたんじゃんか」はたぶん方言でしょ。そんなキモい言い方普通はしない。ググったらこ記事しか出てこないしな。Twitterでも12しか出てこない。「やってたんじゃん!」とか「言ってたんじゃん!」とか「見てたんじゃん!」はよく聞くけどそれとは違う。

Twitterから抜粋すると

「このテーマのせいで怖いの多かったんじゃん笑」

「やっべぇ!調べたら色々でてきてたんじゃん!鳥肌!」

「うわ、そごう横浜べらぼうに混んでたんじゃん…くそやべえ密…」

こういうやつ

2020-05-23

[]イロチ

雲仙地方に伝わる伝説大蛇一種








ではなく、カラーバリエーションのこと。

色違いの略。

ときに(服や小物の)イロチ買いなどという用法もあるが

Twitter上では9割がポケモンGoネタである

 

2020-05-22

anond:20200521175803

勉強方法として書いている内容には賛成だが、それを「暗記数学」という名前で呼ぶのは誤解を招くので反対だ。

wikipedia より

『暗記という言葉用法を大まかに分類すると、理解の伴う記憶とほぼ同じ意味を表す場合サヴァン症候群のように理解の伴わない記憶を表す場合(丸暗記)の2通りある。』

まり暗記というと "理解の伴わない記憶" だという解釈をされる可能性が一定以上ある。誤解を招きやす表現はすべきではい

2020-05-19

anond:20200519092548

この場合の国とは、山城の國とか、そういう用法のクニでしょうか?

2020-05-16

「close contact」を「濃厚接触」って訳した奴が一番のバカ

人との関わりを「接触」という用法はあるけど「関係者接触する」とか取材交渉など明確な意図をもって対象に近づくみたいな限定的な状況にしか使わない

一般に人と会うことを接触なんて言うか?「昨日久々に中学時代友達接触してさー」とかいうやつはいないだろ

ましてやウイルスを移す移さないの文脈で出てきたらこれはもう物理的に相手に触れるという意味にとるのが普通

「Close」を「濃厚」に至ってはなんでわざわざその言葉をチョイスしたと問い詰めたいレベル

接触」とセットでどういうあらぬイメージを人に与えるかなんて2秒考えたらわかるだろ

濃厚接触という言葉イメージのせいで人々の混乱を招き初動での必要な防護が取られなかった側面は間違いなくあると思う

「長時間の同席(面会)」とか普通言えばよかったのに

anond:20200515185028

2020-05-14

おじさんの元祖ってガルパンおじさんなのでしょうか?

東京都の新たな感染人数のニュースはてブブログじゃなくてブクマのほう)が、おじさん大喜利会場になってマスダ。

○○おじさん「○○」

というフォーマットのようなのですが、「日記タイトル」にも書いたようにガルパンおじさんからの流れかなと思って増田ちょっと用法違うけど

とはいえ、ずっとネット見てるわけでもなくここ10年かもっと短い羚羊なので、詳しい人が居たら、様々なおじさんの歴史が気になりますだ。

2020-05-13

anond:20200513225412

本来英語用法は知らんが、

日本で使われる文脈だとポストとアフターって若干ニュアンスが違う気がする。

ポスト」が「次」、「アフター」が「以降」みたいな。

例えばだけど

ポスト安倍」だと安倍首相の次の首相ピンポイントでさすけど

「アフター安倍」だと安倍首相の後の政界とか社会全体をさす気がする。

別に首相じゃなくてポスト印象派でもポストロックでもいいんだけど。

2020-05-11

[]自粛テロ

1. 自粛が呼びかけられている中で自粛しない人に向かって民間人いやがらせ攻撃を行うこと。SNSなどにおいて集団で行われる。自粛警察とも呼ばれるが、行っている行為を正確に表すなら「警察」というより「テロ」のほうが正しい指摘されることがある。COVID-19感染拡大防止の自粛時によく使われたが、それ以前、少なくとも東日本大震災の頃から見られる表現

2. 国民自粛させることで経済疲弊させる政府政策のことを揶揄する言葉2020年に新しく生まれ用法

3. 自粛生活を送っている人が見ると自粛をやめてでかけたくなってしまうような画像のこと。ダイエット挫折させる飯テロと似た用法

2020-05-08

マスクの意外な利用法

素材が柔らかいのでホワイトボードの細い部分を消すやつとしてめちゃくちゃ使いやす

2020-05-01

anond:20200501121234

彼は女性関連の単語独自用法で使う。

半人前、若造みたいな意味だと思う。

anond:20200501121103

マンコって英語のcuntみたいな意味で使ってんのかな?彼の頭の中の教養の残りカス英語日本語用法混同させている。

2020-04-29

anond:20200429025520

伊集院脳汁入れすぎは注意

用法容量を守って正しくお使いください

俺は動けなくなってから起きてる時間ずっと布団の中でイヤホンして録音聞いてたら

鬱病から恢復したものの急に恥骨を割る地蔵の話をするようになってしまった

2020-04-28

anond:20200428100547

能力自体明治にイパーイ造られた言葉っぽさあるけど、

いまの用法の元は、“超”がつく「超能力からキテるような希ガスる

そろそろ『百合』と『百合に男を挟んだ』ジャンルに決着をつけよう

まず初めに

 この文章は「『百合ジャンルと、『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男性がいる』ジャンル区別しよう」という結論帰結する。それで納得してくれるのならそれでOK。帰っていいよ。

 ついでに補足しておくと、筆者は所謂百合ジャンルに詳しいわけでもないし、それらの問題提起により度々巻き起こる騒動の渦中にいたわけでもない。ある意味、この文には公平性担保されている……と好意的に捉えることもできようが、本質的にはただの部外者の一人の発言であることは忘れないで頂きたい。

本題

 さて、ここからタイトル通り『百合ジャンルと俗に『百合に男を挟む』と呼ばれているジャンル軋轢について考える。

 まさか「その軋轢とはなんぞや」と言うようなピュア人物がこの乱文に辿り着いているとは思えないため、それらの騒動についての説明は省いて話を進めていく。

 騒動を踏まえて解決策を得るため「何を解決するか」、今回の件に合わせて換言すれば「『百合に男を挟む』ジャンルに『百合』のタグをつけることの何がいけないか」を掲示する。それらを大別すると、

・大多数の百合定義から外れている。

・『百合ジャンルを探す際の検索妨害になる。

この二つが挙げられる。

 前者の問題については言うまでもない。そもそも百合』に該当しないのだからそのタグは適切ではない、という論調だ。インターネットで『百合』の定義について調べると「女性の間になんらかの関係性があり、それらについて描写した作品ジャンル」と分かる。(出典をインターネットに求めるのは些か情けないことであるが、そもそも扱っている事柄インターネットの周囲に存在するため勘弁して欲しい)

 サブカルチャーに慣れていない方がいれば「男がいようがいまいが女性同士になんらかの関係性とやらがあるのならそれは広義の『百合ジャンルに含まれるのではないか」という意見を持つ方ももしかしたらいるかもしれないが、それは違う。

 なにが違うかと言えば、それこそ大多数の意識が違う。例としてイラスト投稿サービスpixivを挙げる。

 pixiv投稿された直近100件の『百合タグがついたイラストの中で、所謂百合に男を挟む」イラストは0件であった。先の複数問題提起により、「『百合に男を挟む』作品は『百合ジャンルに適切ではない」と既に共通認識が形作られているのだ。

 そも、この文自体百合に男を挟むな」騒動を受けて執筆されている。「『百合』に男を挟む」ジャンル百合には該当しない、というのが大多数の意見であり、また妥当な落とし所である

 そして、二つ目の「『百合ジャンルを探す際の検索妨害になる」についてだが……こちらに関して言えば正直私が口に出すことではないかもしれない。というのも、先程pixivにて直近100件の作品をチェックしたと述べたが、ここで指す「『百合タグがついている『百合に男を挟む』作品」が、その100件の中には存在しなかったわけだ。勿論探せば見つかる程度には存在するはずだが、特筆して目立つわけでもない。恐らく『百合ジャンルを好むユーザー複数回に渡る問題提起の成果であろう。

 ともあれ、『百合ジャンルにおける検索性は、ある程度の健全化が成されていることは確かだ。この二つ目問題というのは実のところ、「『百合』に男を挟む」ジャンル検索性を上げる目的掲示した。ここからは「『百合』に男を挟む」ジャンルの『検索性の改善』と、そのための『タグ』を考える。

 その前に、ここまで散々「『百合』に男を挟む」ジャンル百合ではないと言ったのだから根本的に「『百合』に男を挟む」ジャンルという呼称が正しくないだろう。ここからは「複数女性になんらかの関係性がある上で男性がいる」ジャンルと呼ぶ。

複数女性の間になんらかの関係性がある上で男性がいる」ジャンルタグ

 より『百合ジャンル検索性を改善するためにも、また『複数女性の間になんらかの関係性がある上で男性がいる』ジャンル独立性を確保するためにも、『複数女性の間にになんらかの関係性がある上で男性がいる』ジャンルタグ確立しそれを喧伝することは必要不可欠だ。あといちいち長いジャンル名を打ち込むのも疲れてきた。

 で、そのタグとは、ジャンル名とは何が適切だろうか。『百合』に類する言葉を入れてしまったら再び『百合ジャンル検索性の低下に繋がるため、それらの使用は不可。

 そして理想を言うのなら、既存言葉合致しないものが望ましい。「百合の花のイラストを探したいなあ」と考えイラスト投稿サイトを検索したら、何故か複数女性が描かれたイラストが画面いっぱいに表示された……というような事例も、ないとはいえない。極論ではあるが、できるだけ新しいタグ既存言葉と競合しない方がよいことは確かだ。

 そう考えると、タグ命名候補はかなり絞られてしまう。なぜこんな所で躓いてしまうのか。いや、この段階で先に進まなかったか現在まで『百合ジャンルと『複数女性の間になんらかの関係性がある上で男性がいる』ジャンル問題解決しなかったのか。

 というか誰か既にタグを考えているのではないか。そう考えれば話は早い。

 ある。普通にある。『ffm_threesome』と言うらしい。

 female-female-maleで女女男、threesomeで三人組……とのこと。

 pixivで『FFM』と略称で調べると、意外にも複数イラストがヒットした。既に一部のユーザーには広まっているようだ。

 しかし、現在そのタグ使用が広まっていないのは、それだけの理由があるはずだ。ピクシブ百科事典記事作成されていない。これも大別して二つ考察できることがある。

・『FFM』では他のタグもヒットしてしまう。

日本人ユーザーには取っ付き難い。

 この二点だ。

 前者についてはタグ部分一致の検索設定の場合におこる。普段なにかしらのイラストを部分一致で調べることの多い筆者にとっても手痛いところだ。『FFM』を名前に含むキャラクターもヒットするため、検索性については幾ばくか劣る。

 さら問題を複雑化しているのが後者。前者の問題解決しようと『ffm_threesome』のタグ使用すると、かなりタグが長くなり、日本人にとってはかなり億劫だ。そもそも現時点で既に『ffm_threesome』のタグは『FFM』よりさらマイナーである。取っ付き難いにくいというのはタグ喧伝する上で非常に重いデメリットである

 ここはやはり新しいタグを考案して拡めるしかないだろう。そうだ、female-female-male日本人お得意の略称で『ふぃふぃめ』とでも呼ぼうか。いいんじゃないか『ふぃふぃめ』。英語よりとっつきやすいし、短い。何より今pixiv検索しても該当作品はなく、競合する言葉もない。まさにベスト選択肢だ。

 勿論冗談だ。語呂が悪すぎる。

結局

 私の力不足により、全てを解決するタグを生み出すことは叶わなかった。

 一度タグが広まれば、きっと棲み分けが実現し、検索性も広がり、それらのジャンルもより発展していくはずだ。

 『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男がいる』ジャンルにも、勿論種類わけが必要だが、それだって『FFM』に相当するタグが広まれば、他のタグの併用によって棲み分けができるだろう。

 例えば単純に「女性二人と男性一人の純粋な恋仲」を表現したい際にも、『FFM』に相当するタグと『純愛タグを併用することで達成できる。(注意、筆者が知らないだけで純愛タグに一対一の恋愛でなければならない共通認識があるのならこの用法は間違い)

 しかし、そもそもいい案が思いついても、それを定着させるには年単位草の根活動必須であるため、今すぐどうこうできるわけでもない。

 結局、私がこの文で主張できるのは、初めに書いた通り「『百合ジャンルと、『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男がいる』ジャンル区別しよう」のみである。ここまで長ったらしく書き連ねておいて、結論は1ツイートで終わることだ。多分140文字説明もできてしまう。

 私がこの問題を前に筆を取った理由は、偏に私もオタクからだ。正直『百合ジャンルにも『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男がいる』ジャンルにもそこまで関心はない。

 ただ、傍から見ていても、この問題について何も考えないでいるという事はできなかった。

 NLだろうがBLだろうがGLだろうが、ハーレムだろうが逆ハーレムだろうが、獣だろうが人外だろうが、夢だろうがオリ主だろうが、観葉植物空気になりたい欲求だろうが。

 それらは全て、文字に起こせば「他人の色恋を覗き込んで、或いは他人との色恋を想像して愉しむ」という至って不健全趣味に思える。

 しかし、こと創作という行為において、何かしら制限されることはない。(人目に公開する際の制限存在するが)

 だから、一部自分の目に入る「○○というジャンルおかしい」という意見に耐えられず、今回の文章を書くに当たった。

 これからも一創作者として、より快適に趣味を楽しめるよう願っている。





おまけ 謎のタグ『とせがら』

 『FFM』について調べている際、ピクシブ百科事典にて目に留まった記事があった。

 その名も『とせがら』。曰く「男性から女性に性転換したキャラクターTSっ娘)」と「女性キャラクター」のカップリングのこと……らしい。「trans sexual girls love」、俗に言う『TS百合ジャンルを指すようだ。

 これは推測だが、おそらく『百合ジャンル検索結果に『TS百合』が引っかかってしまうため、差別化の一手として『とせがら』タグを用いているのだろう。『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男性がいる』ジャンルほど目立ってはいないが、『TS百合ジャンルに対しても苦言があったのかもしれない。いい活動だと思う。何がいいって語呂がいい。少なくとも『ふぃふぃめ』よりは。しかし、実際にpixivイラスト検索をかけるとヒットするイラストはなんと一件。『FFM』と違いピクシブ百科事典記事存在すると言っても、未だ草の根活動最中なのだと思う。是非普及して欲しい。

2020-04-25

おすすめ雑草図鑑を教えてください

テレワークを始めてから散歩をすることが増えた。

散歩中ふと道端に目をやると、多種多様動植物無造作にのさばっている。

人工物と違って、何とも雑多で、圧倒的な情報量の多さ、そして豊かさを感じる。

そんな道端の雑草の中にも、素敵な色の花があったり、面白い形の葉があったりして、しげしげと眺めてしまう。

これらの雑草の一つ一つに種名があり、独自の生体・形態があり、利用法があるのだろう。

というわけで何かオススメ雑草図鑑を教えてください。

2020-04-23

肺炎は癒えん

とは言えんな

このダジャレフリーダジャレですが、けっこう不謹慎な気がするので、用法・用量を守って正しくお使いください。

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