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2021-05-01

父が亡くなった。84歳だった。

ものが食べられなくなり、胃瘻延命措置も断ったので、老衰といってもいいと思う。

慌ただしいながら滞りなく葬儀が過ぎ、四十九日法要も終わり、私の手元には父の腕時計がある。

私が初任給で買ってプレゼントした国産腕時計。値段は1万円ほど。

もう30年も前の話だ。

海が好きで、よく日に焼けた腕にいつもはめていた銀色時計

よくお酒を飲んでは、「これは○○にもらったやつで、水に濡らそうがびくともしない、電池も変えることもなくいつまでもちゃんと動いているいい時計だ」(単に防水でソーラーだっただけだが)

と自慢げに満足そうに笑っていた。

形見としてもらった時はもう動いていなくて寂しかったのだが、陽にあててしばらくするとまた、動き出した。

なんだ。まだ動くんだ。

国産質実剛健な性能に驚き称賛すると同時に、なんだか父が笑っている気がした。

「そらぁ○○からもらった時計からな。いい時計だろう」と。

父がそばにいる気がして、これからは私がその時計を使い続けようと思う。

2021-04-06

予期しない妊娠かつ男側が非協力的な状態でも「産みたい」という女性ってスゴイよね……

山本裕典妊娠させた女性中絶強要したってニュース見てつくづく思ったけど

男側が非協力的、むしろ中絶をすすめており、産まれたら困るという態度を見せている状態で、もちろん予期せぬ妊娠で、それでも産みたい!と言える女性の多さにビビる

去っていく男の忘れ形見的な愛着があるにせよ、人生狂うってレベルではないしさ……

2021-03-30

10年乗った車を手放す

免許を取ったのが19のとき。もう少しで28になる。

免許取得後、プライベート用にと買ったが車庫にしまいっぱなしだから、と祖父が車をくれた。光に当たると濃くパープルに反射する、落ち着いた色をしたワゴンRだった。

年数にしては走行距離が少ない、といろんな人に言われた。車庫から出たとしても祖父とはあまり遠くまでは出掛けなかったのだろう。

内装は一部がブラウンカスタムされていて、おしゃれだった。カーナビはついていなかったけれど、スマホもあるし、特に不便はしなかった。

出先の駐車場でぶつけた、家の車庫に入れるときにこすった、初心者というのもあり、傷はそこそこつけてしまった。何度か工場で直してもらった。

運転は楽しかった。次第に遠くまで行けるのが良かった。ひとりでどんどん遠くまで。

車をもらった当初、親と同居していたのだが、折り合いが悪く、ことあるごとにひとりでドライブがてら気分転換をした記憶がある。夜のドライブも多かったし、たまに助手席に愛犬も乗っていた。犬は、窓から鼻先を出して、風を感じるのが好きだったようで、今でも一緒にドライブするときは、平気そうなところでは窓を開けてあげている。

アルバイトへの通勤も車にした。職場が楽しかった。家に居たくない分職場にどっぷりだった。

フリーターなので今までいろんなアルバイト経験してきて、その中の多くは愛車ちゃんとともにある。いろんな職場の、いろんな従業員駐車場に停まったね。

はじめての恋人ができたときも愛車ちゃんに見守られていた。なんなら車の中で告白をしたような気がする。恋人といろんなところに、車で出かけた。私が運転することもあったし、恋人運転してくれることもあった。愛車ちゃんからすると、どっちの運転の方が良かったなーとかあるのだろうか。

たわいない雑談ひとりごとをうんと聞いてくれたね。車の中のBGMはずっとアニソンばかりだったね。気に入ってた曲とかあった?

ふと思い返すだけで、いろんな感情風景が思い出せる。

スピードを出すことが楽しくなってた頃もあった。

突然前の車に煽られた時もあった。

急いで出勤してたらスピード違反で捕まったこともあった。

今まで使ったことのなかったボタンレバーの使い方を車に詳しい同僚に教えてもらったこともあった。

名前が、ワゴンR スティングレイ だと言うことを教えてもらってからは、スティングレイちゃんと呼んでいた。

タイヤパンクして工場電話した時もあった。

夜の山道を走っていたら、シカと遭遇した時もあったね。

高速道路は、結局あまり乗らなかった。

片道3時間動物園まで行った。

定員まで乗せてラーメン屋に行った。

後部座席を全部倒して、引越し荷物を積んで運んだね。何往復も。

実家以外に住処も何箇所か経験したね。

炎天下の夏は灼熱の車内だった。

冬場はハンドルがひたすら冷たかった。

雪の降った時は、一瞬ハンドルが取られてヒヤッとした時もあった。

バケツをひっくり返したような土砂降りの時の運転もあった。

祖父が倒れたと聞いた時、先に病院向かった両親を追って、弟を乗せて病院まで運転した、気が気ではなかったがなんとか無事に着いた。

祖父が亡くなってからは、スティングレイちゃん祖父形見のようで、大事にする気持ちがより一層強くなった。

車には詳しくないし、そんなにお金もなかったから、整備とか交換パーツとかにまりお金はかけられなかった。最低限しかしてあげられなくてごめんね。

洗車ももっとこまめにしてあげたら良かったな。

長い間、私をいろんなところに連れて行ってくれてありがとう。いろんな景色を見せてくれてありがとう

スティングレイちゃんのおかげで、私はたくさん成長できた。

スティングレイちゃんもずっと見ててくれたよね。

今日車検の切れる日。更新はしない。

スティングレイちゃんとはお別れだ。

座り馴染んだ座席とも、握り慣れたハンドルとも。

ありがとう祖父から受け継いだ、最高の車だったぜ。

今までお世話になりました!!!

祖父にも、感謝を込めて。

ありがとう

2021-03-18

anond:20210318175937

男女逆だと普通にある話

趣味のもの勝手に売られて文句言っても逆切れされるだけです

死んだ異性の形見とか言おうもんなら3日くらい口きいてくれないでしょう

冷静になって相対的に考えてみましょう

男女平等実践先駆者の道を切り開いていってください

2021-03-12

シン・エヴァンゲリオン感想(ネタバレ有り)庵野と安野によせて

昨日(3/11)にシン・エヴァンゲリオンを見てきたので

感想を殴り書きで書きますネタバレありです。

キャラ感情の揺れに重きを置いてます

パリ

マヤが「これだから若い男は」と言ったのがよかった。

 エヴァでは「女性は弱い」という描かれ方が旧劇からされてないので良い

マリの「どこにいても見つけ出してみせるからワンコ君」への違和感。そんなにシンジ思い入れある?

三村

・トウジー!生きてた

綾波が「私は綾波レイじゃない」というと、「そうなの、そっくりさん」という流れで自然肯定されてたのがよかった。

 「綾波レイ」でなくても存在肯定されている感じ。

・その後もレイプラグスーツを脱がないけど、「汗水たらして働いて」周りに受け入れられるにつれ、

 「エヴァパイロットではない自分」としてのアイデンティティ確立できて、プラグスーツを脱ぐことができるようになったのがよかった。

レイ委員長に「おやすみって何」「おはようって何」ってたくさん聞いたとき(それこそ赤ちゃんのように)、委員長の答えがお母さんのように優しくて、

 よかったねという気持ちと、女に母性を求める意図が透けて見えて気持ち悪かったという気持ちの両方があった。

・トウジやケンスケがシンジに話しかけるシーン、自分大人になったのにいきなり14歳のままの同級生(シンジ)が出てきたらどう接していいか戸惑うだろうなと思った

ケンスケのことをアスカが「ケンケン」って呼んだのが一番衝撃だった。そして全裸アスカ。動じないケンスケ。あっ・・これはやることやってませんか?

 アスカシンジがくっつくものだと信じていたので、あこりゃだめっぽいなと少し悲しみがありました

 (と思ったけどこれ、ケンケン大人アスカ14歳の体だから動じなかっただけなのかな。そしてラストでは大人の体になっていたので無事ケンケンとくっつけるとか)

ケンスケ、加持さんに少し似てますねと思った

アスカにもDSSチョーカー。後で明かされるけどアスカ人造人間使徒入りのため?

・だんまりシンジアスカが無理やり食事をさせて、そこで無気力にしてるかと思ったら、勢いよく家出していって驚いた。鬱の人ってそんな衝動的に行動できる?

アスカレイに「サードのこと好きになるように設計されてる」と言ってたのが印象的だった。そしてアスカもそう。悲しい。

 アスカ人造人間だったんだ。式波改名されてたのも理由があったんだね。

 シンジ庵野投影だとすると、モテモテ自分みたいなのが透けて見えて少し嫌だった。

アスカシンジのこと「好きだったわよ」というのがよかった。過去形「卒業」という感じを受けた。

 なお、ラストシンジも「僕も好きだったよ」と返すの、さわやかだと思ったけど、庵野アスカ声優一方的に恋してたエピソードもあるので、

 「お互い好きだったけどうちらもう卒業だね(アスカにはケンケンがいるし、シンジにはマリがいる、あとボク庵野には安野がいるし)」みたいな良い話風にねじまげるのはちょっと…と思った

レイが渡したカセットプレーヤーを跳ねのけたのはどういう心境だったんだろう。ただの拒絶?プレーヤーを拾ってくれてたはずの本当のレイはもう死んじゃったから?

ペンペンがたくさんいてほっこりした。トウジと委員長ツバメのシーンでも思ったけど、子を産み、次世代に託していくことの尊さのモチーフがいっぱいあったね。猫とか。

シンジの「どうしてみんな優しいんだよ」の嗚咽、緒方さんほんとよかった。

 旧劇で「どうしてみんな優しくしてくれないんだよ」みたいな台詞があったけど、そのアンサーだと感じた

レイシンジに「名前を付けてほしい」とお願いするシーン、ラストのほうでユイゲンドウに「子供名前決めてくれた?」と尋ねるシーンとの対比でよかった

レイが目の前でLCLなっちゃうシーン、シンジにまた新しいトラウマを植え付けるなんてひどい…と思っちゃった

・加持さん!一瞬綾波式波みたくクローンかと思ったけど子供ミサトさん産休とったんだろうか?とる暇なさそう。

 あと死んだお父さんと同じ名前つけるってどうなってるの?呪い

シンジ乗船後にアスカサクラが話すシーン、アスカは「監視」としてシンジを引っ張ってたんだな・・・と切なくなった。ヴンダーに乗らなくてもいいとも言ってたし、それだけじゃないだろうけど。

ヴンダー

マリアスカにべったり。レズ的に好きなの?そういえば漫画版ではマリユイガチレズで…と思ったけどラストマリシンジ(ry 

・13号機がトリガーなの、13っていう忌み数関係あるのかな?

ヴンダーめっちゃ攻撃受けてるときクルーがみんな最速で状況伝達していてよかった。パリでのマヤとのやり取りと違って弱音を吐かない。

・リツコがためらいなく速攻でゲンドウに発砲したのよかった。旧劇では撃てなかったので…

 リツコのベリーショート昔の男(ゲンドウ)から「卒業」感を感じて好き。評判悪いけど。

ゲンドウが脳みそ拾うところちょっと笑っちゃった。要るんだそれみたいな。

ゲンドウが意味深カタカナ語いっぱい話すの、ビジネス用語を多用しすぎる上司みたいで笑っちゃった

・ところで六分儀ゲンドウっていう旧姓新劇ではなかったことになった件、考察必要ですか?惣流→式波改名意味あったわけだし…。それともユイ苗字綾波にしたかっただけ?

ミサトが一番好きなので、ミサトのサングラスが銃で吹っ飛んで彼女感情が見えるのがよかった。

 誰かが言ってたけど、ミサトとゲンドウはサングラス視線の全部を、アスカは眼帯で視線の半分を隠してシンジと目を合わさないという考察。これでやっとミサトの心が見えるようになる。

サクラ怪我したらエヴァに乗らんでいい、ちょっといかもしれないですけど我慢してくださいね」、その通りなんだが、めちゃくちゃだな…

ミサトがシンジを庇って「私がすべての責任を取ります」というシーン、よかった…よかった…

・そのあと、シンジと抱擁を交わすシーン、シンジ大人になったなあという感じ。親愛はあっても、その間にあるのは大人のキスではなく、他人である別の人間との適切な距離感

ラストに向けて

・「シンクロ率無限」はちょっと笑った。夢小説っぽさがある

・量子テレポート、めちゃシュバババってなってて笑うでしょあんなの…

・親子対決、いきなり特撮っぽいなと思ったけどミサト家や学校やらでいきなりスケール感のおかしエヴァが暴れてるの、どういう演出なの…?シン・ウルトラマン番宣ですか?

シンジゲンドウと対話したいと伝えたの、大人になったなという感じ

ゲンドウの過去、全く想像通りのやつがお出しされてそうだねとなった

ゲンドウがピアノ好きなの、Qでのシンジカヲルセッションが効く演出でいいなと思ったけど、シンジチェロ設定どっかいっちゃった?

・冬月はなんで(どういう理屈で・どんな感情で)LCLなっちゃったの?

ミサトさん…死んじゃって悲しいけど、加持さんのところに行けてよかったね

ゲンドウがシンジの中に「そこにいたのか」ってユイ見出してよかった。

 ユイがいなくなっても、いなくなったからこそ忘れ形見シンジ大事にしなくちゃいけなかった。

 ゲンドウが幼いシンジ大事そうに抱きしめるシーン、今まで描写がなかったので良かった。シンジと向き合えないっていう不器用愛情だけじゃなくて、やっと向き合えた。

 人は子を産み育てることが尊いという生命賛歌。生きてていいんだという存在肯定

・この辺旧劇とそれほど伝えたいこと変わってないのかな?と思ったので、こんな大々的に焼き直す意味はあったのかな

世界中を巻き込んだ盛大な親子喧嘩だったね

・どこだったか忘れたけどシンジの突然のすしざんまいに笑っちゃった

大人ゲンドウを子供シンジが見つめ、今度は子供ゲンドウを大人(少年)シンジが見つめるのがよかった。親のインナーチャイルドを息子が癒してあげたんだね。そういうことあるよね。

・【ちょっと追記

 マリシンジに執着するの、漫画版を読んでいたらマリユイガチレズ感情を持ってたためにユイの息子(シンジ)に執着してたって視点を持てるけど

 映画単体ではそこにたどり着くの不可能じゃない?

 ゲンドウの追憶で出てきた、マリゲンドウにユイを紹介したシーンでBSS(僕が先に好きだったのに)の波動を感じ取れと…?

 その流れから惚れた相手(同性)の息子(異性)に「だーれだ」「胸の大きいいい女」って躾込んでるって考えたくなくないですか…?【追記ここまで】

アスカケンケンカプを公式ダメ押ししててつらかった。そんな、余ったの適当にくっつけるみたいな…

カヲルの救済はなんで加持だったの?接点あった?あと渚指令ってなに?

・「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」とか意味深だったけど、円環とか言ってたかループ世界だったんだね。

ユイがこのためにエヴァにいたんだというのもよかった。子の背中を押して親は去る。

ラスト

・槍に貫かれて「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」はものすごくきれいだなと思った。ここでも「卒業」を感じた。

 シンジに、ゲンドウに、レイに、アスカに、カヲルに、すべてのエヴァンゲリオンに、そして『エヴァンゲリオン』という作品に。さようなら

シンジマリがくっついたの、旧劇にはいなかったマリ(安野)を手に入れて救われましたっていう庵野と嫁のストーリーだなと感じた。

 なんで神木隆之介なの?君の名は。?なんでスーツ着てるのに昼間から仕事してなさそうなの?

 そもそもシンジマリって接点あった?なんでマリはDSSチョーカー外せるの?

 ていうかDSSチョーカーずっとつけっぱだったんだ…

 チョーカー外すってモチーフエヴァ呪縛からの脱却ってわかるけど、それはエヴァを槍で刺したのとシンジが大きくなってるのでもう分かるし…虚構から現実への移行のトリガーとして外したの?駅構内で?

レイカヲルアスカが遠くにいて(遠くの虚構)、こっちにはシンジマリ(庵野と安野・現実)、そして宇部新川駅(庵野出身地)という現実に帰っていく。

 これは、シンジゲンドウに仮託した庵野個人的な成長ストーリーだったのだ…


え?感想?よかったですよね。エヴァー。


【終劇】

2021-03-11

同情できない

形見を持ち歩いていてうっかり失くしました!探してください!」

って案件、どうにも同情できない。そんなに大事なら、そもそも持ち歩かず家に大事しまっておくべきだ。

それに、自分自身経験でもそうだけど、何かを落とすときってハタから見ると本当ーーーーーにあからさまにポロリと落としてるのに、本人は全然気付いてない。びっくりするほど気付かない。

しかもやたら速足で去ってしまうので「落としましたよ」と言うヒマもない。

もし何かを失くしたら、それはそういう運命だったし、天に帰ったのだと諦めるほうがいい。

二年経ってようやく祖父の死が悲しい

二年前、祖父が亡くなった。


しばらく入院していたのにお見舞いに行ったのは一回きり、

お葬式が終わっても実感がなくて全然会いにいかなかったことの後ろめたさの方が大きかった。


二年が経った。

無性に会いたくて涙が止まらなくなることがある。

おじいちゃんのことが大好きだった。

二年前感じなかったのが不思議なくらい悲しい。

もう一度会いたい。

二人でお酒飲みに行ったりしたかったな。

何か形見ひとつももらえばよかった。



なんで二年もかかっちゃったんだろう?

2021-03-07

anond:20210307104751

あれは制服第二ボタンと一緒で、服を捨てたあとも思い出せる「形見」としてあるんだ。服屋も粋なことをするね。

2021-02-18

祖父形見フィルム式の旧いカメラをもらったんだけど使い方がさっぱりわからん

デジカメみたいに露光がどうとか画面に出るわけでもないし

どうしたらいいか

2021-02-16

架空世界日本ぽい国

完全に個人的な好みの問題愚痴以外の何物でもないのだけど。

進撃の巨人のヒイズル国とか、ワンピースのワノ国がいまいち苦手だ。

 

和モノが嫌いというわけではない。日本ぽい国が全てダメというわけでもない。DQ3ジパングとかは平気だったし。

 

ヒイズル国は主要キャラ名前としてミカサがある時点で最初からその存在示唆されてたし、ワノ国も最初言及されたのは確かスリラーバークあたりだった。

当時は何も感じなかったけど実際に作中で描写されるようになると苦手意識が大きくなってきた。

 

おそらく、メインプロットに深く関わるようになると自分の中の抵抗感が大きくなるような感じがする。

ヒイズル国が単にミカサ含む東洋人の出身地であり中東連合あたりと似た扱いだったら大丈夫だったように思う。将軍の忘れ形見とか唯一の友好国とか言われると、ウッてなる。

ワノ国がスカイピアアラバスタやその他の島々と同じような扱いだったら大丈夫だったように思う。ひとつなぎの財宝やロジャーと深い関わりがあるとか言われると、ウッてなる。

 

特別扱い感を勝手に感じてしまっているのかもしれない。

 

 

追記

ブコメを見て少し考えた。

例えば中国人韓国人が描く洋風架空世界中国韓国ぽい国が出てきて物語の中核に迫るような役割を果たしたとしたら。

別に嫌いにはならないだろうし、ウッてなることもないんじゃないかとは思うけど、多少の苦笑は漏れしまうかもしれない。

 

では、例えば欧米作家が描くアフリカ東南アジアを思わせるような架空世界の中の欧米ぽい国だったら。

これだとちょっと上から目線を感じてしまうかもしれない。

 

考えていくと予想外に楽しくなってきたけど、いろいと難しいものだなあと思った。

2021-01-08

仮面ライダーBLACKRXになれなかった半グレSESブラック社長と俺の思い出

SESの人売り社長は、頭のねじが飛んでる狂った別次元人間という認識ネットでされてるが

まぁ間違いではないんだが、そんな人格破綻者なんてごく一部で、実際は彼らなりに悩みがあるということを、俺は新卒の時に知ったので語りたい

前置きをしていくと、俺はそういうブラック企業やるような社長なんて、死ねばいいと思ってるし、社会のガンだと思うし、言っては悪いが反社の一員と分類してもいいくらいじゃないかとさえ思う

今は亡き社長も、そんな人間だったが、それに至るまでにはいろんな人生挫折とかがあったということを知った

供養がてらに「仮面ライダーになれなかった男の人生」を知って、何か考えてもらえればと思う

今でこそ、ちゃんとした会社に入ってエンジニアとしてたくさんの経験を積ませてもらって

それなりな人生を歩ませてもらってるが、ITエンジニアのお定まりの通り、俺も新卒の頃は今思えばヤバいと言っていいような底辺人売りSESにいた

まぁ絵に描いたようなSESのブラック企業社長って感じで、面接ときだけ人当りはよく、すっとぼけレガシー現場に送り込んでピンハネ三昧、営業活動と称してキャバクラ風俗ハシゴして

気に入らなければキ〇ガイの様に発狂してあたり構わず喚き散らし、物に八つ当たりをして威嚇する、反社との付き合いをほのめかして自分を大きく見せようとする、そんなオッサンだった

俺も最初理解不能のキ〇ガイかと思っていたが、やめるまでの半年間付き合ううちに、早く死にたいからそんな無茶な暴飲暴食や、奇行を恐怖からやっていたということがだんだんとわかってきたんだ

都内の貸しビル一角みたいな、SESお定まりの金のかからない殺風景社長オフィスには、パターゴルフセット、開けて中身見れば風俗キャバ嬢ばっかの名刺入れとかそんな中に似つかないように、仮面ライダーBLACKRXフィギュアが置かれていた

社長はその仮面ライダーが好きだという、子供のころからファンで、仮面ライダーみたいな正義ヒーローになりたかったんだという

おりしも社長若いころには就職氷河期、Aラン大学バリバリ計算機科学を学んだ社長は、今は見る影もないが、当時は凄かった国内大手の某IT系企業に入ることができたそうで、順調にエリートエンジニアコースを歩んでいた、南光太郎の様な格好いいヒーローを目指して、エンジニアとして頑張っていたそうだ

ところが、おりしもリストラブームから00年代初頭の、地獄のようなブラックIT業界旋風、その中で社長理解のある上司からパワハラ上司の下へと転籍となってしまったところから歯車が狂ったのだという

いじめ暴言いやがらせ、今やれば刑事事件で捕まりそうなレベルのいびりを受けて、とうとう社長は身心が壊れてしまった。体の震えや動悸が止まらなくなり、躁鬱で泣き出したり激高したり、今の性格の基礎がこの時の後遺症でできているようだった。

社長会社を辞めた、というより辞めさせられたというのが近いのかもしれない

辞めていくエンジニアたちが集まって、自分たちが派遣するという形で特定派遣企業を立てたそうだ(今でこそこんな有様だが、当時は社長経営層がみんなエンジニアで、自ら客先常駐して稼ぐ特定派遣だって結構多かったのだ)

めげずに何度も諦めないで立ち上がろうとした社長の心を支えていたのは、子供のころからヒーロー仮面ライダーBLACKRXだった。

だが、大手企業看板もなく、おりしも法整備が追い付かずリアルヤクザまでもがエロゲー作って売ってたくらい無法地帯だったIT業界野比YRP軍曹日記のようなことは日常茶飯事で、社長も足元を見られ、無茶振りをさせられ、下請けいじめによってどんどん身心を疲弊させていった

一人、また一人と一緒に会社をやめて合流したかつての同僚や仲間たちが、IT業界に見切りをつけてやめていく、当時はまだみんな30代とか、定年間際、第二の人生を歩める余裕があったのだ

だが、社長はそれでも最後まで諦めようとしなかった、逃げるのは悪いことだ、と最後まで責任を持ち続けた

結果、倒産、多額の借金を背負わされ自己破産、とうとう社長は壊れた。

それからは坂を転がるようにヤクザ者と付き合い、ブラックSESでドナドナ人売りで稼ぎ

営業と称して昼間から飲み歩く、かつて仮面ライダーになりたかった男とは思えない、人間のクズにまで落ちぶれていったそうな

社長は既に重度の内臓疾患だか癌だかを患っていたようで、治療もまともにせず、そんな破滅的な生活を続けていた、不起訴になっているが、警察沙汰だって何度もなっていると聞いた。

俺が入って辞めるころには、社長だって死ぬ間際だと悟っていたのか、マトモな人間は(俺もすぐ辞める予定だったけど)離れていき、もう人売りするだけの人間さえ寄り付かず、完全にご破算状態の中で、気弱になった酒の席で、俺だけにその生い立ちを打ち明けていた。

思えば恐怖と寂しさがあったんだと、今に思う。その時俺は、ムカっ腹が立っていたので「どうでもいい話すんなよ、いい年こいたオッサンが未だに仮面ライダー仮面ライダーって頭おかしいんじゃねえのか?俺をこんな目に遭わせやがってとっとと肝臓がん死ぬほど苦しんでからくたばれよ」と思っていたが

今振り返れば、誰かに話を聞いて欲しかったんだろうな。

社長は俺の態度で察しているのか、この世のものとは思えない、俺も二度とあんな顔を拝むことはないだろうというほど、絶望に突き抜けた表情をしていたのを、ハッキリと覚えている、社長は、息ながらに地獄に堕ちたんだろう。

そして会社辞めて紆余曲折あって数年、いい人たちといい会社に恵まれいたころ、社長肝臓のガンだか疾患だかで死んだという報せを聞いた。

から血を吐いてもがき苦しんで、今までの早く死にたいがためにやっていた滅茶苦茶な行動のツケを払って最後まで苦しんで死んでいったという。

正義ヒーロー仮面ライダーにもなれず、開き直ってショッカー怪人や暴力団ヤクザにもなれず、ITエンジニアとしても中途半端で、どこにも居場所がなくなった社長は、何物にもなれず、死んでいった。

嘘松とか主語がデカいとか、何を言ってくれてもいい、ウンチだとかでもきもくて金のないオッサンは…とか言い出し始めてくれてもいい

IT業界の影で「仮面ライダーになれなかった男」の話を、頭の片隅に忘れないで欲しい

そして、社会でそんな風に無軌道生き方をしている半グレだとかDQNだとか、ブラック企業社長や滅茶苦茶なことを言う学者政治家芸能人ユーチューバーだってそうだ、それらは完全に頭が狂った人間でなく、ただの小心者な普通人間で、自分の悩み多き人生を少しでも早く終わらせたくて、自分を傷つけるようなあんムーブをしているのだと、俺は思う

彼らもまた「仮面ライダーになれなかった男たち」なんだろう

からも嫌われて行き場をなくした社長形見仮面ライダーBLACKRXは、俺の部屋でリボルケインを掲げて、社長の変わりのように悪に対して今日正義のために戦っている

2020-12-31

パプリカ」と嵐の「カイト」と米津玄師

アイドルグループ「嵐」2020年いっぱいで活動を休止する。最後テレビ歌唱12月31日の「紅白歌合戦」だろう。

おそらく「紅白」で披露するメドレーにはNHKの「NHK2020ソングキャンペーンタイアップしていた「カイト」も含まれるはずだ。

本来ならば7月24日東京オリンピックが開幕し様々な種目の試合結果に世間一喜一憂しているはずであった。

嵐が7月29日に発売した「カイト」はオリンピックを初めとするNHKの各所キャンペーンで大々的に使用される意図があったことは明白だ。

また嵐自身活動休止という事情を踏んで、20年以上に及ぶその活動の総決算ファンへの忘れ形見として製作陣やリスナーはこの「カイト」を据えてもいた。

そして国家総力を挙げた一大イベントアンセム日本トップアイドル記念碑を兼ねたこ楽曲トータルプロデュース制作したのは、これまた稀代のカリスマとして君臨しているシンガーソングライター米津玄師である

まあ、ここまでは周知され切った事柄であり別段僕が説明する必要もないのだが、日本という国の2020年という時代を背負うことを予め定められたこの激重プロジェクトに「カイト」はどのように応えようとしたのか僕なりに感想を書き連ねた。

合唱曲としての親しみやす

米津は前年にもNHKタイアップソングとして「パプリカ」の書き下ろしプロデュースを行っている。

結果として「パプリカ」は2019年を代表するヒットソングとなったが、その一要因として歌唱グループであるFoorinの愛らしさと無邪気なダンスがあげられる。

バズヒットの現代において「パプリカ」も例にもれずそのダンスを真似するムーブメントが起きた。「パプリカ」がEテレで繰り返し流されたことやFoorinメンバーと同年代である小学生が親近感を覚えたことも相まって、運動会の催しとして「パプリカ」のダンス披露する小学校が続出したことはこのヒットの象徴出来事であった。

おそらく「カイト」のキャンペーンはこの流れを踏襲していた。「パプリカ」と同じように運動会使用される想定はもちろんとして、「パプリカ」に親しんだ子どもたちの門出を激励する卒業ソングとしても使われることをNHKサイドは期待していたように見える。

ともすれば「高度な技術を持っていない素人でも合唱伴奏がそこまで難しくない曲を」という注文が米津側に与えられたはずだ。現に「パプリカ」にせよ「カイト」にせよ歌唱音域は1オクターブ半以内にコンパクトに収まっている。コードもところどころ4和音がでてくるものの実際に演奏すればわかるとおり、転回系を利用すればほとんどコードフォームを変えることない上に指の移動も少なくスムーズな運びとなり難易度の高くない造りになっている。

(そうはいっても「パプリカ」の”晴れた空に種をまこう”のノンダイアトニックコード、「カイト」における”高く飛んでいくカイト”の激しい跳躍やサビでの拍の取り方など、個性的な米津節に我々は始め戸惑うのだが)

また学校教育の場での合唱曲として「カイト」を見たときコーラスワークの絶妙塩梅は見事。基本ユニゾンだが、要所要所で二宮が3度上、松潤が1オクターブ下を歌っている。嵐はユニゾン主体だが大野がメイン、桜井ラップ二宮が上ハモ松潤が下ハモ相葉ファルセットという役割分担がありアレンジしだいでは主メロとは別フレーズを歌うらしく、このメンバー構成を活かしたようだ。なにより飽きが来ないよう工夫しつつもそれを不特定多数素人が寄せ集められて歌ったとしても収集がつく程度の複雑さに収めているのがいい。ブルーノマーズプロデュースの「Whenever You Call」ではブルーノ自身も加わりふんだんにコーラスを織り交ぜ比較的高レベルパフォーマンスを見せていたが、とっつくやすさで比べると格段に「カイト」が勝っていた。

カイトというモチーフ

なぜ米津玄師カイトというモチーフで曲を書いたのか。未来を切り開くポジティブさや成長のイメージとして飛翔体モチーフに据える曲はあまたとあるがなぜ凧なのか。

同じくNHKテレビ番組とタイアップしヒットした「地上の星」や「365日の紙飛行機」も飛翔するものから見た世界を歌っている。

これらと「カイト」の大きな違いはカイトは出発地点と着地地点が同一であるということである

地上の星」は上空を見渡すことのできる渡り鳥超人的な視座をもった存在として捉え、それに動乱する世界を切り抜ける道筋を教えてくれと訴える曲である。「365日の紙飛行機」は惰性で飛ぶしかない紙飛行機を世相に揉まれる人の人生に準え愚直に一日一日を丁寧に過ごすことを説いた曲である。どちらも世界は常に変動的なものであり人は同じ環境に居続けられないという前提がありそれを踏まえてリスナー冒険心を鼓舞する内容なのだ

対照的に「カイト」におけるカイトは作中では常に同一のものとして描写されているため変化がない。そもそもカイトは糸で繋がれているため自由に飛んでいけない物体である

さら面白いのはこのカイト最初から空に浮かんでいるということだ。”小さな頃に見た”からの冒頭4フレーズは、かつて”憧れた未来”は別世界一番星の横に鎮座しているようだったとその様をカイトに例えて”ぎゅっと強く握りしめていた糸”というフレーズで夢に邁進していたことを説明している。それが二番に入ると成長した今では”カイト”や”憧れていた未来”は”とても古く小さい姿”で”右ポケット”に忍ばせておく程度のものになってしまったと幻滅に近い感情吐露する。そして大サビでそれでもこの小さいカイトが嵐のように厳しい世間を生き抜く指標であり心の拠り所であることを告白する。

まりカイトとは未来に向かって邁進する人間のもの象徴ではなく彼らの先進の当たる親や先輩といった人々なのである。この曲が巧みなのはカイトを地上から見上げる立場であった主人公もまた今は後進から憧れを背負ったカイトであるという双方向性を示している点だ。

カイトへの郷愁や憧れを語りつつもサビでは”君の夢よ叶えと願う”。大サビに至っては”嵐の中を”からの2フレーズカイトの先に焦がれた自身の憧れを歌いつつ、続く”悲しみを超えて”からは人々の模範となるカイトの先から視点に移る。何よりすごいのは憧れを一身に集め自身の悲しみすら超越して前に進んでいけと言った直後に”糸の繋がった先まで”帰ろうと優しく口添えしているところだ。

人は絶えず不安孤独に苛まれ瀬戸際で生きている。そんなきりきりした思いを汲んで「幼年期に自分形成した、自分が無邪気でいられた場所や人はカイト手綱を握る人のように自分の足元にある」「自分カイトとなってもカイトを揚げる側だった頃の場所はなくならない」と安心感を与える文句を曲のハイライトに持ってくる米津玄師の慈悲深さや度量の広さには舌を巻くし、米津玄師がこの時代に指示される所以垣間見た気がする。

パプリカ」との関係

パプリカ」と「カイト」には”らるらりら”や”一番星”など共通するワード散見される。また「パプリカ」出だしのキーはA、「カイト」出だしのキーはEであり下属調関係となり、DかD#かの違い以外は殆ど同じ調である。サビでは短3度下のメジャーキー、つまり平行調同主調に移るという同じパターンの転調を両曲とも行っている。

これは「パプリカ」と「カイト」は同じ世界観にあり同じ事象を取り扱っているとみていいのではないだろうか。「パプリカ」も先人から思いを受け取ることや後進に託していくことについて語った曲であり、幼少期のシンボルとしてAやEのキーが設定されそこからの成長として短3度下への転調があると。

そう考えれば「パプリカ」内でミステリアスな”誰か”や”あなた”の存在、また”パプリカ”という言葉意味も合点がいく。「カイト」の世界に照らし合わせればこの”あなた”は自分たちが進む道を作り上げたこれまでの先人たちや自分たちが歩む先の未来にいる自分自身のことだと見なすことができる。

パプリカピーマンには明確な違いはない。ただ主観的に派手な色味であることや比較甘味があること等で区別されている。ピーマン実像象徴とすれば、パプリカ子どもが憧れる華やかな夢のようなものなのだ。そしてパプリカ花言葉は「同情」「憐み」「君を忘れないである。僕の解釈では”パプリカ”もまた子ども次世代を見守りかつて子どもだった自分郷愁を寄せる歌である

よって「パプリカ」はサビにおいて、”花が咲いたら”つまり夢が叶えばその立場で私欲を満たすような「実になる期間」をすっ飛ばして後進育成のために種を蒔くことを誓い、自分の描いた夢が自分が憧れた上の世代に伝わっていてほしいと願っている。

カイト」が下世代への決意を固める歌であれば「パプリカ」は上世代に向けた誓いを告げている。

パプリカ」の”会いに行くよ”から始まるCメロは、憧れの先人がいる「カイトの先」の次元まで自分もたどり着いてみせるという宣誓なのだ。そして「パプリカ」の宣誓に対し「カイト」は”君の夢よ叶えと願う”と励ましのアンサーを告げている。

これに加えて5人組の子集団であるFoorinと、ローティーンから20年以上活動を続ける5人で構成される嵐という、歌い手自身の対比や世代間の違いにも意識して両曲が制作されたとまでいうのははたして考えすぎだろうか。

 

カイト」という曲は「パプリカ」の続編であり無邪気に夢を語っていた子どものその後を捉えた曲なのだと思う。荒れ狂う嵐のなかで傷つくことがあっても、かつての空を見上げていた自分のように下から羨望の眼差しを向ける子どものためにメッセージを発信し続ける姿を描写し、「パプリカから託された”らるらりら”がしっかり自分たちに届き溢れ出していると返答している。

そしてそんな自分を見守ってくれた親の様な存在や友人や”あなた”が投げかけてくれた思いは不変で誰でもそこに甘えたっていいと働きづめの同世代も励ます

様々な期待を抱え自分を追い込みながら高みを目指すトップアスリートや人気絶頂アイドルが抱えるドラマテック感傷のみならず、信条のもと日々頑張る人々や未来に向かって前進する若者なら誰でも共感できる叙情が「カイト」にはある。

この物語徳島実家から独立ニコニコ動画からトップクリエイターへと様々な場面や人々を経ながら飛躍していった米津玄師自身にも当てはまる。

そして「カイト」はファンにとって嵐からの餞別でもある。

ジャニーズではデビュー以前で持ち歌のないJrメンバーコンサートテレビ番組で歌唱する場合披露されるのはもっぱら先輩の曲だ。このレパートリーには今は活動していないグループや退所した者の曲も含まれる。歌い継ぐことをテーマにした「カイト」をジャニーズJrが歌うときそこには確実に嵐のメンバーの幻影が守護霊のように現れる。この先何があろうとジャニーズ存在する限り嵐という存在が薄れていくことはないのだ。

オリンピックというドラマに加えるエッセンスや嵐というアイドルグループメモリアル的な意味合いをしっかりクリアしながら、普遍的人間感情を見事に描写しただけでもとてつもないが、それでもなお米津玄師作家性は微塵も薄らいでいないことでその才能の大きさを再確認させられた。ただの合唱向けのバラードとして割り切れないエッジがこの曲には確かにあって、そういう細やかなセンス米津玄師足らしめているのだなと唸ってしまった。そしてそれだけの才能の上に立ちながらこの曲を自分のものにしている嵐のタレント性にも感心してしまった。

2020-11-14

3億円の値がついた名画を16分割して形見分けする

価値はどのくらいになるものなのだろうか

この番組象印魔法瓶提供でお送りしています

2020-10-01

anond:20200929134430

シンデレラぐらいの時代なら、その王子様は身分違いの結婚をしたから、貴賤結婚と言われて、子供王位継承権剥奪されたり、

シンデレラは、貴族社交界宮廷に馴染めずに形見の狭い思いをしそう。

めでたしめでたしの後に泥沼が待ってる。

2020-09-19

anond:20200919232746

山本意見に引っ張られて、緊縮が追い出されて形見の狭い状態になって、あれ?山本の言ってることって普通じゃね?となったら反緊縮で景気が上がった上で、どこぞの1議員に落ち着くのかもねぇ。

特に今年、来年ぐらいに選挙が起きれば、コロナで傷ついた経済についてどう挑むかって話になるから

結果的経済がまともに運営されるようになれば国民としてはそれでいいわけから

2020-09-03

anond:20200903161342

酒がいいか。13年ものブランデーを13年かけて下準備したら最後の飲むところだけやられたとか

プロモデルって、パーツ切り離して、バリをとるために、きれいニッパーでとったり

塗るだけでもサーフェイサーぬったり

形見て、すこし余計なところをけずったり

下処理が大変で長いからな

色を塗るだけでも

下地からトップコートまで何層ぬってあるかもわからないし

さいしょは仮組みして

バランス見ながら、何度も削ったりするから

2020-08-17

トランス、人気の話題だね

DCDCコンバータのお陰で形見の狭い思いをしてたトランスが、こんなに大勢の人が話すネタになるなんて。

きっとオーディオマニア界隈もびっくりだよ。

2020-08-16

推し性的な目で見すぎて気持ち悪い

どんなジャンルであっても、推している人を性的な目で見る人はいる。

それは腐女子であったり、夢女であったり、普通にアイドルオタク声優オタク、様々だ。

私は腐女子であり、夢女でもある。そして舞台も嗜んでいる。2次元2.5次元も好きだ。

それでも現実現実、夢は夢と割り切ってもいる。推しに一時の夢を見せてもらって、明日への活力にしている。正直なところ、推しとどうこうなりたいとかそう言う思いはない。

ただ、毎日を元気に過ごして美味しいものを食べていて欲しい。好きなことをして生きて欲しい、そんな願望しかない。

なるだけ推し舞台には通いたい、生で舞台観劇したい。それは昨今の時勢を騒がせるコロナ騒動の前から思っていることだ。

前々から、2.5の舞台に行く時に共に行く相手がいる。その人(仮にAとする)は見るからオタクです、と言わんばかりの風体だ。

個人価値観として、なるべく小綺麗な格好やメイク必須(決して上手くはない)、劇場で隣に座る人やブロマイドやグッズを交換してくれる人には挨拶や御礼の言葉を伝えるように心掛けている。服装に関しても、見るからオタク!と言うファッションは周りからも奇異な目で見られがちだし、何か事を起こしてしまえば『またオタクかよ』なんて声を聴くので、非オタの人にも不愉快に思われないTPOを弁えた服装をしようと思っている。

でも、それを他人強制はしてはいけないなぁと感じてずっと黙っていた。

何度も言うが、Aさんはとにかく古のオタクと言う風体だ。ふくよかな体型、小学生のような格好、そしてネットスラングを使って会話、話題はとにかく二次元のことのみ。

年齢は近いが、会話についていけないことは多々あった。Aさんは根っからオタクで、物心をついた時からオタクなので根が深い。

対する私は腐女子としては細々と古のサイトを巡って携帯サイトとかを見ていただけの、彼女にしてみたら生温いオタク

そもそもオタクとしてのポテンシャルは向こうのほうが高い。

なので、会話についていくのに必死だった。

Aさんは某声優の追っかけもしており、ある日自分推しイベントに参加出来ないことを悔やみ、その同じオタクのことを呪い担降りをした強者でもある。(この時点でちょっとやばい気配は感じていた)

それでもせっかく知り合えたのだから……と色々と見ないふりをしていた。

そして元気にAさんと推し舞台観劇する日々を送っていたのだが、毎回『推しの此処がえっちだった』『あれは男を誘っている』そんな感想ばかりで、舞台の内容にはあまり触れることがない。

私は推しの顔が好きだ、表情の変化や身振り手振りが好き。だから正直、観劇中はそんなことを考えていないし観劇後も推しの演技のことについて考えて、あそこのシーン好きだな、あの演技好き……等々。それしか考えていない。

そして自分の中で噛み砕いた後に性的な目でようやく見れる(こともある)

現実的に推し異性愛者だと思う。

顔の良い男性男性を掛け合わせて喜んでいる腐女子の格好の餌になっていることは知らないだろう。ましてや自分がそうやって性的な目で見られているのか知らないかも知れない。

私自身も性的な目で絶対見てないかと言われれば、それは嘘になる。顔の良い男性同士の絡みは好きだから

でも、Aさんほどではない。

『あれは犯されている』『まわされている』『尻がえっち

其処まで来たら軽く推し侮辱しているのでは……?と感じてしまうほどだ。

そして少し話は変わるが、Aさん本人は知らないところでトラブルも起こしている。

劇場座席座席の間は少し狭く、後から奥の座席に入ろうとすると先に座っている人にぶつかってしまうことも多々あるし、隣の人にぶつかることもある。

その時は『すみません』の一言は告げたほうが良いと私は思うのだが、Aさんはしない。

ふくよかな体型のAさんが座席間を通る時は人にぶつかる、相手荷物に当たる。

それなのに、だ。

平然と通る。それには流石に一声掛けたが、聴く耳は持たず。また、ブロマイドの公開でもややトラブルがあった。そんな調子なので取り引き相手から反感を喰らったが、気にする様子もない。

そしてそれが舞台専用垢や取引垢で半ば問題視されていた。

もしかして、〇〇さんの身内ですか?」

それだけで交換を断れられたり、警戒されたりした。あれ、私はとばっちり……?そう思ってしまう。狭い界隈なのでそういう話はとにかく飛び交う。劇場でもAさんといるとひそひそと話され、形見が狭い。

それに、推し性的な目で見続ける妄想を聞かされるのも辟易していた。

私はモブレが大嫌いだ。男性向けも得意ではない。♡喘ぎも濁点喘ぎも苦手だ。

とにかく、Aさんの好きなものは苦手なのだ

それは事前に彼女に伝えているのだが、忘れているのかいつもその話を聞かされる。

事あるごとに、その話をされるので誤魔化したり改めて伝えるがすぐにまた同じ話をする。

堂々巡りだ。

いつしか推し性的な目で見るAさんのことが苦手になっていた。

欲求不満なのだろうか、とも思った(彼氏はいない)

言葉は悪いが、とにかく気持ち悪い。

服装も好きなものを着れば良いとは思うが、年齢そうがあまりにもかけ離れている。30代の女性小学生女児が着るような服に、2つ結び。そしてふくよかな体型に無礼な態度。

少し自制したらどうだろうか……?と流石に思ってしまう。しかもAさんはヘビースモーカーで酒狂い。飲まずにはいられないし吸わずはいられない。そして地方から遠征してくるからなのか、半ば世間とズレが生じている。

「私がコロナ東京の人にうつさないか心配

そう言われた時は逆じゃない……?と思った。

貴女地元コロナを持ち帰る心配では……?

流石に言葉を失った。

酒を飲みながらも、とにかく推し性的ポイントしかさない。だったら自分で書けば?と思うくらいの妄想話ばかりだ。

これまた個人的な主観だが、性的な目で見られることが私は苦手だ。通りすがり痴漢に遭い、電車でも痴漢されたりと、知らない人から性的接触を強いられた過去があるからなのだと思う。

である以上、ある意味では仕方ないことなのかも知れないが、そういう目で見られることの不愉快さは知っている。

から推し申し訳ない。

妄想妄想で、現実現実だ。

現実推し男性に組み敷かれる立場ではない。

性的男性から求められることもない(はず)

そのあたりの趣味嗜好はファンである私にはわからないし、現実的に同性愛者でも推しが好きになった相手なら、と受け入れられると思う。

でも、とかくAさんはあらゆる推しモブレさせ、ビッチに仕立てあげ、まわさせる。

その後のハピエンが好き、と言うが現実にそれをされたことがある人にしてみれば地獄だ。

叫んでも助けてもらえない、泣いても許してもらえない、一方的に犯される気持ちを知らないから言えてることなのかと思うと嫌悪感しかない。

友達に押し倒される恐怖を、乱暴にされる恐怖を知らないからいけるんだろ、と思ってしまう。

そんな私の思いも知らず、Aさんは今日推し性的な目で見続ける。

私はもうそコンテンツからも、推しから担降りをしたくなってしまっている。

とにかくAさんから離れたい、そんな気持ちでいっぱいだ。

それだけじゃない、このコンテンツにいるうちに生理的に考え方が合わない人と多数出逢ったため、もうやめたいと思ってしまっている。

好きなことを好きでいたいから、もうやめたい。

しんどい気持ち悪い。とにかく今はそれしかない。

2020-08-15

推しは、推せるときに推せ」、明日何があるかは分からいから。

私は、ただのしがない地方在住オタクだ。

30過ぎても、推し舞台ファンイベのために、チケット代より高い交通費を払って上京する。

…いや、していた。

 

新型コロナ、というもの中国流行り始めた、日本に入ってくるのも時間問題だ、という程度のぼんやりとした情報しかなかった頃、推し舞台に行けなくなったTwitterフォロワーさんからチケットを買い取り、追い観劇などしていた。

あと2公演見られるぞ、次はオペラグラス推しだけを追うか、などと考えていたところ、

 

その公演は千秋楽を迎えることなく中断、そのまま打ち切られた。

東京における、新型コロナ第1波だった。

 

私の手元には、2枚のチケットが残り、そして所定の手続きを踏んで払い戻した。

クレカポチッチケットが、現金になった。

複雑な気持ちだった。

 

推しは、次の舞台も決まっていた。

しっかり確保してあったそのチケットも、すぐに現金になった。

 

ぼんやりしているうちに、推しリモートイベント映像配信などをやり始めた。

それにももちろん参加した。自分用に、バカみたいにスクショした。顔がいい。

 

けれどなんだろう。このぽっかりと心に空いた穴は。

 

イケメン人狼の直前、少しずつ、対策をしながら舞台を再開する動きが出てきていた。政府の、イベントの人数も緩和されたし。

でもそれも、某イケメン人狼の件でぐちゃぐちゃになった。シアターモリエールは完全に巻き込まれ事故だったと思う。いや、詳しいこと知らんけど。

 

私は、7月から始まる次の舞台に行く気満々だった。FC先行で取っていたチケットは一度払い戻しになり、客席の数を絞って、ほぼ倍値になったチケットを、もう一度抽選かけて一枚確保していた。

やっと舞台が見られる。

劇場直行直帰、余計な寄り道はしない。都内食事もしない、など、思いつく限りの自衛をして行くつもりだった。

 

しかし、日に日に東京で増えていく感染者。認めたくないが、第2波としか言いようがない。さすがの私も怯んできた。

 

そして、トドメ公式から刺された。

 

「事前登録制」になったのだ。

誰か、いつ、どの席で観たか控えられるのだ。

それまで私が想定していた『自分感染するかしないか』の2択が、『カンパニースタッフ、そして同じ日に観劇した客と一蓮托生になる』ことが確定した。発症者が出れば、濃厚接触者としてリストアップされて保健所情報が行く。

地方遠征組の私にとって、「社会的な死」(大げさに表現したが、このご時世に東京に遊びに行った、なんて田舎で知られたらどんなことになるか…)を迎えるリスクが光の速さで上がりやがった。これはもう無理だ。はい詰みー。

 

ちなみに、公式としては素晴らしいリスクマネジメントだと思う。今回は、主催大手なので、そこまで手を打ったのだろう。

ここまですることは、大変だろうに。

 

もう、しばらく生で推しを見ることは叶わないんだな、と半ば諦めのように思う。

もし私が23区住みなら、行っただろうか。いや、働いてたらやっぱり劇場には行けない。

Twitterオタク仲間たちと、「早くまた現場でお会いしたいですね」などと言っていた。いつか、ワクチンとか薬が実用化されれば。それまでの辛抱だと思った。

推しちゃんごはん食べてますかねww」なんて言いながら。

 

そしたら、三浦春馬が亡くなった。

 

「…は?」

しか出なかった。意味がわからない。え、ドラマやるっしょ?NHKレギュラーもあるっしょ?え、キンキーブーツ再演あるなら観たかったんだけど。

 

彼が「推し」だった人たちの気持ちは計り知れない。

本当に、その人たちには、とにかく生きろ、としか言えない。

 

男女問わずアイドル推してると大体引退したり結婚したり干されたりたまに逮捕されたりする。

刹那的であれ、「推しは推せるときに推せ」だ。

我々もまた、ライフステージによっては、推しより優先しなければならないものを抱える可能性もある。現場に行けない時期だってある。それでも、ファンである気持ちは変わらない。推しがいるだけで、人生は明るくなる。

どんなときも、「推しは推せる範囲でいいから推せ」だ。

 

でも、推し存在が失われるなんてことがあるなんて。

仮定してもいなかった。

 

私たちオタクが、推しに生かされていることは、奇跡なのかもしれない。

推しだって心がある。キラキラした面だけでなく、一人の人間であることに変わりはない。

そもそも明日、私が交通事故死ぬことだってある。(パソコンHDごと叩き壊してください。グッズは、Twitterフォロワー形見分けしてくださいよろしくお願いします)

 

明日は何があるか分からない。

推しは推せるときに推せ」。

今はこの言葉が、尊く、そして、重い。

 

乱文失礼しました。

2020-08-10

兜を捨てられない

実家解体されることになり、自分のものを引き取りに行った。

卒業アルバムとか、大量の写真日記とかを持って家に戻ったものの、これが結構な量である

中でもでかいのがこどもの日に飾る兜。おしいれにもはいらず、部屋の真ん中に鎮座。

正直めちゃくちゃ邪魔で、移動や掃除を阻害する。こどももいないので役にも立たない。

倉庫に入れたりするにも高温多湿な場所では劣化するらしい。中々の高級品だ。

でも、これ、4年前に死んだお婆ちゃんが買ってくれた代物なのだ

故人でなくとも、俺はお婆ちゃんのことが大好きだったし、捨てるのは忍びない。

でも邪魔だ。

兜じゃなくても卒業アルバムとかも、生きているうちで絶対に増えてしまうけど捨てるわけにいかないものあるよねえ。

みんなどうしてるの?と友人に話題を振ったらみんな口を揃えて

「え?捨てれば?」「捨てたけど」

俺は結構ショックを受けた。

え、ホラ、でもお婆ちゃん形見でさあ……とか言っても皆にえきらない態度で、「でもいらないじゃん」って。

自分ものを捨てられない方では無い……と思う。

この間ももうサブスクで聴けるからいいや、と産まれてはじめて買ったスピッツアルバムを捨てた。

から異様に思い出に執着してなんでもかんでも取っとく気はないんだけど、

でも卒業アルバムとか、大事な人に貰ったものって、代替品が無いし、皆そこまで簡単に捨てられちゃうもんなのか!?とびっくりした。

もちろん俺の部屋の真ん中には兜が鎮座し続けて居て、綺麗な部屋を求めるには捨てる以外選択肢がないんだけど、

そんなにすぐに割り切れないんだよな……となんだか悲しい気持ちになっている。

2020-07-29

anond:20200729104157

そもそも指輪」という「生活必需品ではない贅沢品」に例えるから理解出来ないんだろうよ。

同じ指輪でも、例えば「母の形見指輪」と言い換えたらどうだろう。

例えそれを売らざるを得ない状況に置かれたとしても、安く買い叩かれるのは嫌だろうし

「そんなもの価値ないんだからタダで寄越せよwwww」と言われたら侮辱された気になるだろうよ。

2020-07-19

推しは、推せるときに推せ」、明日何があるかは分からいから。

私は、ただのしがない地方在住オタクだ。

30過ぎても、推し舞台ファンイベのために、チケット代より高い交通費を払って上京する。

…いや、していた。

 

新型コロナ、というもの中国流行り始めた、日本に入ってくるのも時間問題だ、という程度のぼんやりとした情報しかなかった頃、推し舞台に行けなくなったTwitterフォロワーさんからチケットを買い取り、追い観劇などしていた。

あと2公演見られるぞ、次はオペラグラス推しだけを追うか、などと考えていたところ、

 

その公演は千秋楽を迎えることなく中断、そのまま打ち切られた。

東京における、新型コロナ第1波だった。

 

私の手元には、2枚のチケットが残り、そして所定の手続きを踏んで払い戻した。

クレカポチッチケットが、現金になった。

複雑な気持ちだった。

 

推しは、次の舞台も決まっていた。

しっかり確保してあったそのチケットも、すぐに現金になった。

 

ぼんやりしているうちに、推しリモートイベント映像配信などをやり始めた。

それにももちろん参加した。自分用に、バカみたいにスクショした。顔がいい。

 

けれどなんだろう。このぽっかりと心に空いた穴は。

 

イケメン人狼の直前、少しずつ、対策をしながら舞台を再開する動きが出てきていた。政府の、イベントの人数も緩和されたし。

でもそれも、某イケメン人狼の件でぐちゃぐちゃになった。シアターモリエールは完全に巻き込まれ事故だったと思う。いや、詳しいこと知らんけど。

 

私は、7月から始まる次の舞台に行く気満々だった。FC先行で取っていたチケットは一度払い戻しになり、客席の数を絞って、ほぼ倍値になったチケットを、もう一度抽選かけて一枚確保していた。

やっと舞台が見られる。

劇場直行直帰、余計な寄り道はしない。都内食事もしない、など、思いつく限りの自衛をして行くつもりだった。

 

しかし、日に日に東京で増えていく感染者。認めたくないが、第2波としか言いようがない。さすがの私も怯んできた。

 

そして、トドメ公式から刺された。

 

「事前登録制」になったのだ。

誰か、いつ、どの席で観たか控えられるのだ。

それまで私が想定していた『自分感染するかしないか』の2択が、『カンパニースタッフ、そして同じ日に観劇した客と一蓮托生になる』ことが確定した。発症者が出れば、濃厚接触者としてリストアップされて保健所情報が行く。

地方遠征組の私にとって、「社会的な死」(大げさに表現したが、このご時世に東京に遊びに行った、なんて田舎で知られたらどんなことになるか…)を迎えるリスクが光の速さで上がりやがった。これはもう無理だ。はい詰みー。

 

ちなみに、公式としては素晴らしいリスクマネジメントだと思う。今回は、主催大手なので、そこまで手を打ったのだろう。

ここまですることは、大変だろうに。

 

もう、しばらく生で推しを見ることは叶わないんだな、と半ば諦めのように思う。

もし私が23区住みなら、行っただろうか。いや、働いてたらやっぱり劇場には行けない。

Twitterオタク仲間たちと、「早くまた現場でお会いしたいですね」などと言っていた。いつか、ワクチンとか薬が実用化されれば。それまでの辛抱だと思った。

推しちゃんごはん食べてますかねww」なんて言いながら。

 

そしたら、三浦春馬が亡くなった。

 

「…は?」

しか出なかった。意味がわからない。え、ドラマやるっしょ?NHKレギュラーもあるっしょ?え、キンキーブーツ再演あるなら観たかったんだけど。

 

彼が「推し」だった人たちの気持ちは計り知れない。

本当に、その人たちには、とにかく生きろ、としか言えない。

 

男女問わずアイドル推してると大体引退したり結婚したり干されたりたまに逮捕されたりする。

刹那的であれ、「推しは推せるときに推せ」だ。

我々もまた、ライフステージによっては、推しより優先しなければならないものを抱える可能性もある。現場に行けない時期だってある。それでも、ファンである気持ちは変わらない。推しがいるだけで、人生は明るくなる。

どんなときも、「推しは推せる範囲でいいから推せ」だ。

 

でも、推し存在が失われるなんてことがあるなんて。

仮定してもいなかった。

 

私たちオタクが、推しに生かされていることは、奇跡なのかもしれない。

推しだって心がある。キラキラした面だけでなく、一人の人間であることに変わりはない。

そもそも明日、私が交通事故死ぬことだってある。(パソコンHDごと叩き壊してください。グッズは、Twitterフォロワー形見分けしてくださいよろしくお願いします)

 

明日は何があるか分からない。

推しは推せるときに推せ」。

今はこの言葉が、尊く、そして、重い。

 

乱文失礼しました。

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