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はてなキーワード: 猟師とは

2020-07-09

anond:20200708122030

こういう価値観においては、猪の罠のためにラズバイ買って独学でコード書く猟師みたいな人より、高尚なコンピュータサイエンスを修めてHFT用のコードみたいな電力を浪費してチート染みた手法他人から金を掠め取り資産家を肥え太らせるだけの人類の99%には害しかないプログラムを書いて高給取る人間の方が圧倒的に正しいんだろうなあ。

2020-07-02

でかパイの多い中華料理

デカパイ文学とはなんなのだろうか?

明治初期に成立したこ文学には令和にもフォロワーが多く、人気ジャンルとなっている。

物語キャラクター性にデカパイを加えるだけで千変万化するこのジャンルへの関心はなおさら高くなっている。

さて作劇の都合上、ここで二人の猟師が登場する。

一人はデカパイで、もう一人はナイチチとする。

ある2人の若い淑女が猟犬を連れて山に狩りに出掛けた。しかし、待てども暮らせども何の獲物も出てこなかった。

まりの山の奇妙さに、案内人とははぐれ、猟犬は泡を吹いて倒れてしまう。

「何の獲物も捕れず、犬も失うとは大きな損失だ」と下山を決意した2人の前に、突然、立派な洋館が現れる。

「ただでうまい料理が食べられそうだ」と腹をすかせた2人は「デカ乳亭」の中に足を踏み入れたのだった。

入った2人を待っていたのは「デカパイ若い人は大歓迎」という看板。これを見たナイチチは「これはセクシュアリティへの差別であり、到底容認できるものではない。裁判にて決を取ろう」といい、腹が減っていたデカパイに連れられる形で踏み込んだ。

進んでも進んでも店の中は広く、なかなか奥までたどり着かない。

そのうちに「髪をとかして泥を落としてください」「鉄砲を置いてください」「服とブラとをお脱ぎください」などの指示が現れた。

「これはよほどエロい人が来ているに違いない」と都合よく解釈し、指示通りにしていく。

しかし、最後の指示は「二人でバージンオイルを塗り合え」というもの

さすがの2人も自分たちレズビアン強要されていることに気づき作品コンプライアンス問題に気付いてガタガタ震えだす。

おしまいには淑女百合を見れなかった猫が喚いて終わると言うものである

こうしたデカパイ小説は30分ほどでかかれることも多いため、荒が多い。

しかし、そうしたあらを愉しめることがデカパイ文学者には求められる資質である

以上。

2020-06-12

クソデカ赤ずきん

真っ赤ずきんちゃんは、ガチ世界一かわいい女の子です。

ある日、この世で一番かわいい真っ赤ずきんちゃんのお母さんが、絶世の美少女真っ赤ずきんちゃんに言いました。

「ありえんレベルデカイおばあさんに六万キロの激甘お菓子度数百億度のガチすごいぶどうしゅをなるはやで届けておくれ。クソ寄り道をしてはいけませんよ。」

「超マジわかったわ。」と、爆裂かわいい赤ずきんちゃんはそういってさっそく光速バカかいおばあさんの山みたいにデカイ家に音速ででかけました。

ソバデカイぐらいデカイおばあさんは大陸並みに広い激ヤバい森の奥に三億年住んでいます

かわいい真っ赤ずきんちゃんがこの世の終わりぐらい広い森の入口に着いたとき、見上げると首が折れるレベルデカイ狼が出てきて、

「ありえんくらいかわいい真っ赤ずきんちゃん、超巨大なしみったれたおばあさんの所に行くんだろう。それなら、1677万色ぐらいある花をバカみたいに摘んで行きなよ。」

「それはめっちゃいい考えね。ガチ。」

ガチ海くらいデカくて広い森には、九億本の鬼大量の花がこれでもかと狂った量咲いており、

情熱のマジ真っ赤ずきんちゃんが、クソ寄り道をして花を二トン摘んでいる間に、超悪どい性悪クソ狼は世界一デカしみったれたおばあさんの所に行きました。

そして、下手な星よりビッグなおばあさんをマッハでぺろりと飲み込んで、引くぐらいデカイベッドに五千回潜り込みました。

爆裂真っ赤ずきんちゃんが、超絶大サイズ惑星おばあさんのマジめっちゃ銀河オブ銀河な家に着きました。

やたらめったらものすごいデカめのおばあさんはベッドに寝ていました。

デカおばあさんの耳は滅茶苦茶に大きいのね。」

もはや赤そのもの真っ赤ずきんちゃんが聞くと、とち狂ったデカさのおばあさんに化けたこれまたクソデカバカ狼は、言いました。

「耳が壊れるくらいバカ大きなお前の声を聞くためさ。」

「目も月みたいに大きいのね。」

「お前をめっちゃすげーよく見るためさ。」

「どうして口がそんなにガチで大きいの。」

「それはお前を超早くもりもり食べるためさ。」

めっちゃ悪い狼はそういうと、鮮烈な真っ赤ずきんちゃんをぺろりと超簡単に神速で飲み込んでしまいました。

その時、一人の史上最強バカ強い猟師が超近くを通りかかり、バチクソでっかいおばあさんのさらデカイ家の無駄に広い庭で、絶凶悪なクソ頭悪い狼が意味わからんくらいぐっすりと眠っているのを見つけました。

「ありえんデカみのおばあさんを食べたな。」

爆裂強い猟師(マジで強い)はそういうと、腹も超デカくなった狼のお腹をたぶん八光年ぐらいあるはさみで粉々に切り刻みました。すると、まずズバ抜けてかわいすぎる史上最高真っ赤ずきんちゃんが出てきて、続いて山よりデカイおばあさんもズルズルクソ汚いなんか変な液と一緒にエグい感じではいだしてきました。

超最強のスーパー猟師はかわりにザコバカバカお腹に、キチガイみたいに九万メートルの岩石を九千万個つめました。

マジアホな狼は目がさめると、そばに超至近距離でマジギレのピキった猟師がいるので、あわてて超ダッシュ死ぬ気フルパワーで逃げ出しました。 でも、お腹に五兆トンの石が入っているので、うまく歩けず、バランスを一万回回転するぐらい崩しクソ馬鹿デカイこの世の終わりみたいなエグ深い川へ高速落下してしまいました。 伝説級のかわいさ爆発の真っ赤ずきんちゃんは、ガチで引くほどデカイ胃液ネトネトおばあさんに言いました。 「もう無駄に広い森で寄り道は絶対二度と神に誓ってしないわ。この世の悪を煮詰めたような狼に死ぬほど食い散らかされちゃうものね。」

2020-06-09

狐に求めていい範囲

たとえ話・・・

今日食べたいものを ごんぎつねの巣の近くにおいておく 猟師

そして機械学習をおこない きつねが人間の好物を学習するという論文を書く

ポケモン場合

vsポケモン

ベンチマーク数字をこっそりvs愛に変えておく (7年ぐらい前) とあるブラウザ とかいておけば嘘じゃない

2020-06-02

すみませんといったから、恩返しの狐も、他の猟師に挙げたんだろうな。(例)

2020-05-23

猟師トリクルダウン

鳥が来たら猟銃で撃つ。そうするとダウンするだろ。

これが「鳥来るダウン」。

地べたを這う我々に与えられる天の恵みだよ。

2020-05-01

anond:20200501121625

熊の糞を食べようとすると熊か猟師に殺されるか森で遭難するか逮捕されるか内臓破壊されて死ぬかする。とにかくとことん破滅しろと言っているワケですから豚の糞を食えとは格が違います

2020-04-09

anond:20200409163432

次は猟師にでも転職しろ

アイルランドとか人里に鹿とかたくさんおりてきて好き放題やってるらしい

日本だと熊・イノシシなのでヤバい

2020-02-03

タコ足跡

ある猟師が、森でタコ足跡を探していた。最初のうちは8本あった足跡が、7本6本と減っていき、やがて2本になり途中で途絶えてしまった。まだ近くに続きがあるはずだと辺りを見渡すと、森の中に教会があった。教会の前には斧を持った神父がいて、こちらをジッと見ている。猟師神父に言った。「タコ足跡を見なかったか?」すると神父は「よし、今からライオンのところへと連れていこう」と答えた。突然のことに驚いた猟師はその場を後にしようとしたが、「先日はご馳走をありがとう、今度は私がご馳走するからいらっしゃい」と神父に半ば強引に教会の中に連れられてしまった。仕方なく猟師はその場で地面に倒れて死んだふりをすると、神父は泣き出し「ロバの運命が、私にこの分けかたを教えてくれました」と言って暖炉に飛び込んだ。しばらくすると黒焦げになった神父遺体が七輪の上のスルメのようにそり返り、そこで猟師は気がついた。「どおりで2本残ったわけだ」

2019-11-11

アイシー増田カードー出すマーシ唯亜(回文

おはようございます

あのさ、

私さ電子マネーICカードなくしちゃったと思って、

事務所と家の部屋も

もう隅から隅まで探しマクリマクリスティーばりに探したんだけど見つからなくって、

一応さ金券だし危ないかなと思って、

紛失処理をしたのね。

よかったとりあえずモヤモヤしたもの解決できたわと思いつつも、

いや絶対鞄の中とかに私の身近なところにあるはずなんだけどなぁと

鷹を九九りマクリマクリスティーってな具合だったの。

でもなんか腑に落ちない感じまくりクリマクリスティー

もう細かいことは気にしないってことでクヨクヨしないでお洗濯始めましょう!って思った矢先中の矢先!

ジャケットポッケから出てきたという、

もう紛失の電話して切ったばっかりなのに、

一度止めたら見つかってももう使えませんからね!って釘を刺されたばっかりなのに、

そんでもって再発行の手続きも一緒にしてもらったばっかりなのに、

なのになのによ。

探し物をやめたとたんに見つかるマーフィーの法則井上陽水さんだわ!しか斉藤由貴さんバージョン

本当に笑うと言うより、

自分に呆れてしまったわ。

と言うわけでむしゃくしゃしちゃったから思いっ切り野菜切って切って切りまくって、

そこは野菜切りマクリマクリスティーじゃないのかよ!ってツッコまれそうなんだけど

煮てさ焼いてさ食ってさ、

それを猟師さんが鉄砲で撃ったのを木の葉で隠したりなんかしてさ、

そりゃ美味しい野菜スープが出来たわよ。

鶏のいい出汁も出てるので、

これもうちょっと煮て水分詰めてカレー粉入れてカレースープジョブチェンジしてもいいかもしれないわね。

優しい野菜スープがいやしてくれるわ。

なんか野菜スープだけにホットしました。

そんな沢村一樹さん違う違う一喜一憂して振り回されちゃいました。

整理整頓ニノノニトンネ。

最後瀬川瑛子風に言ってみたわ。

うふふ。


今日朝ご飯

いつものお気に入りパン屋さんのハムサンドウィンナーサンド

ハムサンドは固定であと1種類を違うのに組み合わせて2つ買うのが楽しみだったりするわ。

サラダオムレツか、

フィッシュフリアだって美味しそうだし、

迷う時間もったいないけど、

このぐらいは迷っても良いわよね。

デトックスウォーター

なんか本格的に寒くなって北っぽくない北の国から

ホッツ白湯ウォーラーインソルティープラムで決まりよ!

ホッツ麦茶もいいけど

なんか冬場はこれが多くなっちゃうわ。

でも本当に身体を温めるために

寒い人は白湯ってみるのも一つの手よ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2019-08-17

同人私小説 ごんぎつね

男はごんぎつね毎日いたずらされながらも

一生懸命ごんぎつねに尽くして

長生しろよと大切に共同生活をしていました

 

あるひ猟師がやってきて

このへんに悪いきつねがいると聞いてやってきたと

猟銃を見せました

2019-06-04

anond:20190604172221

精肉業も猟師特殊清掃もその辺りの耐性ある人ばっかりだよ。

警察でも消防でも人の怪我とか死体見るから珍しい物でもない。

https://anond.hatelabo.jp/20190603142716

童貞にとってのセックスもまたストーリー物語が「現実教科書」となってしまっているものである

大人常識人な我々にとっても、現実に接点のないものに対して現実物語区別がついているとはいいがたい。

ヤクザのこわさ 探偵の追跡力 ドラッグの影響力 軍人能力 猟師の射的能力

それらの領域では、虚構ストーリー現実人間の行動に影響を与えている。

例えば街角ヤクザと接しそうになった時、頭に浮かぶのは何か虚構の題材ではないか

まり、そういったものヤクザの力を本物以上に錯覚させ、現実に影響力を増幅させてはいいか

特にヤクザなどはそれら虚構による錯覚の力を利用するのがうまそう と思う次第

2019-03-28

anond:20190328051906

(山林の多い)都道府県によっては、林業とか猟師募集やってるよね。

林業はやや過酷だが、コミュ障ウェルカムだし、考えてみたら?オレ的には、ホワイトカラーよりカッコいいし痺れる憧れる。

猟師個人事業主なので、イノシシとか沢山捕れればいいんだけど、そうでないと生活不安定かも。

2019-02-08

魚は獲りすぎが問題、鹿は増えすぎが問題

まり全国の漁師猟師転職すれば解決なのでは

2019-01-28

ブギーポップ視聴者が笑えない糞ラノベアニメ

さらセカイ系(笑)の出来損ないみたいな90年代ラノベ引っ張りだしたところで、ガキが食いつくわけもないと分かりきってるのがクソ。どうせ昔のファンも大半はとっくに趣味変わってるだろ。

無意味時間が行ったり来たりするのがクソ。カッコイイとでも思ってんのか?分かりにくいだけだわアホ。

キャラデザ全員モブ過ぎて誰が誰だか分からないのがクソ。ブギーポップは分からない(爆笑

ラノベ業界もそろそろ弾切れで苦しいのは分かるけどさあ、さすがにこんなもん引っ張り出してくるぐらいなら、他にもっといい原作あるだろ。たとえば……お留守バンシーとか!





 そこまで打ち込んだところで〝増田〟は確認画面に進み、実際に表示される際の見え方をチェックする。特に問題のないことを確認して「この内容を登録する」ボタンクリックした。

 大きく息を吐き、しばし目を閉じて時間が過ぎるのを待つ。ヘッドホンからは、路地裏の秘密クラブについて女性ボーカルが歌うハスキーな声が流れているが、別に増田〟の趣味ではない。無音よりは多少の「雑音」があった方が集中しやすいという程度の理由で、適当にまとめて違法ダウンロードしたファイルランダム再生しているだけだ。

 曲が終わったのを合図に目を開き、さきほど投稿した「記事」のページをリロードした。夜の10時過ぎというお誂え向きの時間だけあり、セルクマなどという姑息な真似をせずともブックマークが既に30ほど集まり始めている。トラックバックも、上から目線傲慢評価への反発が7割、同意が2割、元記事ほとんど無関係独りよがりのつまらないネタが少々という予想通りの傾向で、活発に反応してくれている。

 当然だ。〝増田〟の書く記事が狙いを外すことは有り得ない。

 たった今書き込んだ記事で扱ったアニメにも、その原作ライトノベルにも、〝増田〟は特に興味がなかった。ただ、SNSなどでの他人発言を眺めていて、こういうことを書けば「バズる」だろうなというイメージが、なんとなく頭に浮かんだのだ。あとは、このアニメを叩きたい人間の「設定」に自分を重ねるだけで、溢れるように文章が湧き出してくるのだった。

「……」

 自分がそれを書いたという証が何一つない文章が、回線の向こうで人々の注目を集めるさまを、〝増田〟は静かに見つめた。

増田〟は昔から、「自分」というものを持たない人間だった。

 自己主張が少なく控えめな性格、という程度の話ではない。何が好きで何が嫌いなのか、何が得意で何が苦手なのか、人に聞かれるたびに例外なく言葉に詰まった。単にそれを表現するのが下手というだけではなく、自分がどんな人間なのか〝増田自身どうしてもよく分からないのだった。

 そのため、自己紹介はいつもひどく苦労させられた。胸の内を語ることのない秘密主義人間と見なされ、親しい友人を作ることも難しく、いつも孤独に過ごすこととなったが、それが嫌なのかどうかすら〝増田〟には判断ができなかった。

 その感覚は、対面での音声によるコミュニケーションだけではなく、ネットでの文字を介したやり取りでも特に変わりがなかった。たとえ単なる記号の羅列に過ぎないとしても、自分を表すIDが表示された状態で、何か意味のあることを言おうという気にはどうしてもなれなかった。

 そんな〝増田〟がある時、一つの匿名ブログサービス出会った。

名前を隠して楽しく日記。』

 良識のある人間ならば眉をひそめるであろう、その醜悪な売り文句に、増田はなぜか強く引きつけられた。

 そこに書き込まれる、誰とも知れぬ人間の手による、真偽のさだかならぬ無責任言葉たち。数日の間、寝食を忘れてむさぼるように大量の匿名日記を読みふけった後、それらのやり方を真似ることで、〝増田〟は生まれて初めて自発的文章を書き出したのだった。

 特に書きたい内容があったわけではない。ただ、睡眠不足と空腹でからっぽになった頭を満たす、得体の知れない衝動に従いキーボードを叩いた。

 出来上がったその文章は、保育園の子供の入園申し込みをしていたが落選してしまった母親、という「設定」で、政治批判もまじえつつ全体としてはどうにもならない怒りを乱暴な口調で八つ当たり気味にぶつける、といった感じの記事になった。

 実際には、保育園への申し込みどころか、当時から現在に至るまで〝増田〟は結婚すらしてはいないのだが。

 これを軽い気持ち匿名ブログ投稿したところ、予想外の爆発的な大反響を呼んだ。ブクマは2000以上付き、「記事への反応」は100を超え、ニュースサイトどころか国会で取り上げられる事態にさえ発展した。

 遂には記事タイトルがその年の流行語大賞トップテンにまで入ってしまたこの一連の動きに、もちろん驚きはあった。だがそれ以上に、自分の指を通して生まれ落ちた自分のものではない言葉、という捩れた存在自体に、〝増田〟は震えるような感動を覚えたのだった。

 ここでなら、自由に「言葉」を操ることができる。

 その確信を得てからは、坂を転がり落ちるように、この匿名ブログへとのめり込んでいった。

 様々な立場人間になったつもりで書いた記事投稿し続けるうちに、〝増田〟は奇妙な現象に気がつく。ひとたび題材を決めて書き始めてしまえば、それまで全く知識も関心も無かったどんな分野についても、どういうわけか淀みなく言葉が湧き出すのだ。

 ある時は、フリーランス13年目のWebデザイナーだったり。

 ある時は、新人賞を受賞してデビューしたもの限界を悟って引退を決意した兼業作家だったり。

 ある時は、セクシーキャバクラの元女性接客係だったり。

増田〟は、記事を書くたびにありとあらゆる種類の人間に「なった」。そしてそれらの「設定」の元に、このwebサービスの読者たちに、感動や、怒りや、笑いを提供してきた。〝増田〟にとって、読者から引き出す感情の種類はなんでもかまわない。自分の書いた言葉が、多くの人間に読まれることだけが重要なのだ

 実際、〝増田〟の書いた記事には、著名人ブロガーですら不可能なほどの高確率100を超えるブクマが次々と付いた。SNSでも拡散され、ネット上の話題を取り上げる(といえば聞こえは良いが他人の褌で相撲を取るしか能がない)ニュースサイト元ネタにもなり、つまり――「バズって」いた。

 本格的に活動を始めてから、〝増田〟は毎日多数の記事投稿し続けている。〝増田〟以外の利用者は誰一人気づいていないが、今ではこの匿名ブログサービスにおける人気記事の、実に九割以上が〝増田〟一人の手によるものなのだった。もはやここは〝増田のしろしめす王国なのである

 そして、〝増田〟の支配電脳空間にとどまらずより大きく広がろうとしている。〝増田〟の記事が読者から引き出す強感情。これを利用し、流されやすい一部の読者の行動を誘導することで、〝増田〟は既に現実でも大小さまざまな事件を引き起こす「実験」を成功させていた。だが、それぞれの事件自体に関連性は全くなく、膨大な投稿量を多数のID分散しているため、運営会社ですら事件の背後にいる〝増田〟の存在には手が届いていなかった。

 この影響力の、深く静かな拡大。これが順調に進めば、いずれはサービス運営会社の中枢に食い込むことすら時間問題だった。

 匿名ブログ支配過程で〝増田〟の掴んだ情報によれば、この運営会社はただのIT企業ではない。その実態は、途方もなく巨大なシステム下部組織なのだ。そこを足がかりに、「世界」にまで手が届くほどの――

「……っ……っ」

 果てのない野望の行く先に思いを馳せ、〝増田〟は声もなく笑った。

 そこに、

――♪

「……?」

 ランダム再生にしていたメディアプレイヤーから、奇妙な曲が流れ始めた。

 口笛である

 音楽に興味のない〝増田〟でさえ聴き覚えがあるほど有名なクラシック曲を、どういうわけかわざわざ口笛で演奏しているのだった。それは、アップテンポで明るく力強い原曲を巧みに再現してはいものの、しかしやはり口笛としての限界で、どこか寂寥感のある調べとなっていた。

「……」

 これのタイトルはなんだっただろうかと〝増田〟にしては珍しく気にかかり、プレイヤーの最小化を解除して現在再生中の曲名を表示した。そこにはこうあった。

 John Cage『4'33"』

「!!」

 違う。この口笛は、ヘッドホンから流れている音ではない。

 その事実に気づいた〝増田〟はヘッドホンを頭からむしり取り、音の出どころを探った。

「――♪」

 耳を澄ますまでもなかった。口笛は、明らかに増田〟の背後から聴こえてきている。それも、ごく至近距離で。

「……!」

 背筋を貫く寒気を振り払うように、〝増田〟は回転式のデスクチェアごと素早く振り返った。

 片付いているというより極端に物の少ない部屋の中央。そこに、それは立っていた。

 金属製の丸い飾りがいくつか付いた、筒のような黒い帽子。全身を覆う黒いマント。男とも女ともつかない白い顔に浮かぶ唇までが、黒いルージュで塗られている。

 まったく見覚えのない顔であり、衣装だった。

 普通に考えれば、異常な格好をした不法侵入者ということになる。今すぐに警察通報するべきだ。だが〝増田〟は、そんな常識的思考をこの黒帽子適用することが、なぜかできなかった。

 部屋のドアには鍵を掛けておいたはずだが、こじ開けられた様子もなくきれいに閉じている。いくらヘッドホンから音楽が流れていたとはいえ人間がドアを開け閉めして部屋に侵入した物音に全く気づかないということがあるだろうか?

 カーテンを閉め切り照明の消えた部屋の中、ディスプレイの微かな灯りに照らし出された黒帽子の姿は、床から突然黒い柱が生えてきたようにも見えた。

匿名アノニマス)、か――」

増田〟の当惑をよそに、黒帽子は口笛を止めて言葉を発した。黒い唇からこぼれる声は澄んだボーイソプラノで、やはり性別特定することはできなかった。

「人には、自分にとって切実な何かを伝えるために、敢えて何者でもない立場をいっとき必要とすることもある。だが、『匿名』こそが本質であり立ち返るべき『自分』を持たない存在――それは『自分』という限界に縛られないが故に、無目的にただ領土だけを広げ続け、遠から世界を埋め尽くすことだろう。その新世界では、根拠となる体験を欠いた空虚感情けがやり取りされ、真の意味での交流永遠に失われる……間違いなく、世界の敵だな」

 人と世界について語りながらその声はどこまでも他人事のようだったが、最後の断定には一点の迷いも無かった。

 世界の敵、という言葉が指す意味の本当のところは分からない。だがこいつは、〝増田〟こそが「それ」だと言っているのだった。

 なぜ初対面の異常者にそんな決めつけをされるのか。そもそもこいつは一体何者なのか。

 そんな疑問を込めて、〝増田〟は目の前の怪人物を睨み付けた。黒帽子にはそれだけで意図が伝わったらしい。

「人に名前を訊ねる時は、まず自分から名乗ったらどうだい?」

増田〟の耳にその言葉は、それができるものなら、という挑発を含んで聞こえた。

 できないわけがない。変質者に名前を教えるのは危険だが、自宅に押し込まれている時点で大差ないだろう。

増田〟は椅子から立ち上がって息を吸い込み、自分名前を告げようとした。

 しかし、

「…………!」

 声が出なかった。いくら喉に力を込めても、最初の一音すら形にならずに、ただかすれた吐息漏れるばかりだ。

「それこそが、君が世界の敵である証なんだよ」

 そう言った黒帽子が肩ほどの高さに上げた右手を、ついっと振った。その指先から細い光の線が伸びてきて、空気を切るような鋭い音がしたかと思うと、〝増田〟の首の周りに熱い感触が走った。

「?」

 次の瞬間には、〝増田〟の視界はゆっくりと下降――いや、落下し始めていた。

 途中で回転した視界の中で〝増田〟が目にしたのは、頭部を失ったまま直立する、肥満した成人男性身体だった。

「……っ!?

 直前までまとっていた「自称アマチュアアニメ批評家」の「設定」が霧散したことで、〝増田〟は意識を取り戻した。思わず首の周りに手をやるが、傷一つ付いてはいない。

「なるほど。君の能力にはそういう働きもあるわけだ」

 感心したように言って、黒帽子は宙空をかき混ぜるように右手の指を動かした。そこにまとわりつくように、光の線が見え隠れする。目を凝らして見れば、それは極細のワイヤーだった。

増田〟の首に巻き付けたあれを素早く引くことで、瞬時に切断を行なったのだと、遅れて事態を把握する。

「……」

 いま首を斬られたのは、あくまで〝増田〟の「設定」に過ぎない。だが、味わった「死」の感覚は本物だった。それを実行した黒帽子は、今も平然とした顔をしている。

 目の前の怪人が何者であろうと、もはやこれだけは間違いがない。こいつは〝増田〟を殺しに来たのだ。無慈悲に、容赦なく

「……!」

 黒帽子と向き合ったまま〝増田〟は、後ろ手に恐るべき速度でキーボードを叩いた。わずか数秒で4000字超の記事を書き上げると、そのまま確認もせず匿名ブログ投稿する。

『現役警察官ですが、容疑者を射殺したことがあります

 記事はすぐさま炎上気味に100オーバーブクマが付き、新たな「設定」が〝増田〟の全身を覆った。そこに立っている姿は既に、制服を着た男性警察官そのものだった。

 実のところ〝増田〟にとっても、匿名ブログのこのような使い方は初めてのことだった。だがその事実意識することすらなく、〝増田〟はこの応用をごく自然に行っていた。まるでこれが本来用法だったかのように。

 警察官の〝増田〟は、いかにも手慣れた動きで腰のホルスターから素早く拳銃を引き抜いて安全装置を外すと、黒帽子の頭に狙いをつける。この距離なら外すことはないだろうし、さすがに銃弾を正面から受けても平気ということはあるまい。

 しか弾丸が発射されるより早く、引き金にかけた〝増田〟の指をめがけて光が走った。

「そんな危ないものは下ろした方がいい」

 切断された指がぽろぽろと床に転がり、〝増田〟は拳銃を取り落とした。重い金属が床に叩きつけられる、ごとん、という音が響く。

「!」

 失った指の痛みにのたうち回る間もなく、再び飛び来たワイヤーが〝増田〟の首に絡みついた。鋼糸はそのまま、いともたやすく肉に食い込み――

「……!」

 一瞬のブラックアウトの後、警察官の「設定」もあえなく消え去ったことを〝増田〟は悟る。

増田〟は、次の「設定」を求めて、慌ててキーボードを叩き始めた。殺されないためにはそうするしかない。

 黒帽子がワイヤーを一振りするたびに、現在の〝増田〟の「設定」が消滅する。〝増田〟は超スピード匿名ダイアリー記事書き込み、新たな「設定」を得る。その繰り返しが続いた。

 格闘家ヤクザ猟師力士刃渡り50センチ牛刀で前足を切り落として熊を倒した撮り鉄、1200万ドル機械義手を身につけ「捕らわれざる邪悪」の二つ名を持つ元アメリカ特殊部隊員……

 考えうる限りの、個人戦能力の高い人間立場で書かれた記事投稿し、その「設定」を使って制圧を試みる。だが、いずれの力をもってしても、〝増田〟は黒帽子の体に触れることさえできなかった。

「……」

 異常なまでの適性ゆえに普段意識せずに済んでいたが、この匿名ブログサービス本来、少しでも油断すると「あれ?増田さん、この話前にもしませんでしたっけ?」と指摘を受ける、投稿者に厳しい場だ。いかに〝増田〟の記事とはいえ、短時間に似たようなネタを続けて投稿したのでは、ブクマPVを稼ぐことなどできない。「設定」を定着させるためには、読者からのそういった「承認」を得なくてはならないのだ。

 少なくとも同じ職業ネタにすることは避ける必要があった。とすれば、「設定」を潰されるたびに書ける記事選択肢は少しずつ限られていく。

増田〟は、徐々に追い詰められつつあった。

 その焦りが引き金となったのか。

「!!」

――字数制限

anond:20190128020421

2019-01-25

犬猫だけじゃないな

猟師シカアナグマ狩猟するところをブログ動画にアップするだけで

狩猟者に対する罵詈雑言ヘイトスピーチが山のようにコメント欄に溢れてくる

あげく、「動物を殺すのは『許してやる』が、ネットに上げなければいい」とか言い出す始末。

どうしてある動物を殺していいかどうか、いちいちマジョリティに伺いを立てなければいけないんだろう

動物殺害=よいことであり、動物愛護=差別である

積極的アピールして地道に現状を変えていくしかないのかな

猟師「せんだ」農民「みつお」

ナタナタ

2019-01-09

オー・ヘンリー怪作選

マドレーヌ専門雑誌

人類初の十字架

暮らし芸者

風に飛ばされない研磨剤

色あせた成長記録

トイレ洗剤の父

奈良漬ガンマン

メスシリンダートイレ

点字で書かれたランボルギーニ

鉄粉コーティングしたNo.1アメリカン

総務様来訪中

スケルトンカフェオレ

日本海武器輸送

続・CM

大衆爆薬

指導者計測機

神父の見抜き方

タイツ診断書

自動ドア用水

溶接タイプ表現者

画材病室

プロペラをまわす素数

屋台奮戦

ガイガーカウンターフェスティバル

卵をあたためる釣り

消火栓タイマー

交付金navi

洪水のような金屏風

会員限定どんぐり

むにむに神社

ちゃんとしている移民

飛行場民宿

ズボンしか履かない面接

田舎ゴルフ会員権

心霊音叉

せせらぎ委員長

食器演算子

ベビーカー生誕の地

マッサージチェア上手

ロレックス合唱

母性添加剤

促進センターはどこへ?

土俵ティンパニ

金曜研修

空一面を覆うスーツケース

逆利きミニ四駆

地の果てアップルパイ

コーンポタージュ商品券

闘争経験

辞表見張りサービス

人材育成センター

棋士

ドイツ仕込みの水銀

本格派の二人組

しおりを挟んだブルドーザー

イヤリング型の宇宙ステーション

来店検知震度計

記事劇場

カーネーションバレエシューズ

介護養蜂

経験信号機

かつお旅人

落武者の周辺が騒がしい

毛筆時間です

デートで使える修正ペン

ネクタイ宇宙ステーション

砂漠新聞

引き出しがついた基準

愛犬シロップ

未亡人剥製

地図入り大論争

襟と灯台

裁判官経済特区

マリア品評会

防塵試写会

路線図教習

組み込み内閣

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