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2024-02-18

anond:20240218120828

ワイは金貯まって仕事辞めたら狩猟免許取って猟師になりたいやで。

2024-01-24

ヤドン尻尾が食料になってるってここで知ったんだが…

やっぱり悪質な越境猟師とかが、大規模な罠で沢山のヤドンを捕まえて生きたまま尻尾だけ切りとって、残りの体の部分はその辺に投げ捨てることが問題化してるんだろうか。

2024-01-02

anond:20240102113647

負のインフルエンサーが言っていることやアレな政治家が言っていることを唱和してるだけだぞ

なので高学歴にもいますわな

 

いか悪いは別として土地を買い取って独立コミュニティを立ち上げるとかでも、

農業漁師(猟師)として生活を立てる技能があるわけでも無いのに、

エシカル消費文脈ではなく、ただただ資本主義を全面否定する人らもおるぞ

 

主張は両極端なれど自分の頭で考えないできゃっきゃ唱和するメンタル構造

どちらも同じ

2023-12-27

なぜロリコン人権はないのか 熊理論

タイトルではロリコン、としたが(ほとんどの日本人ロリコンペドフィリア同義と思っているため)

正確には「小学生以下を好む成人(主にペドフィリア)」の話をする。


青汁王子の「ロリコン人権なんてない。心底気持ち悪い。児童への犯罪もっと厳罰化しろよ。」ツイートがバズり、賛否をよんでいる。

・反対派の意見は主にこうだ。

「心の中で思っているだけなら自由」「一部のペド犯罪行為しているだけ、エロ本見てるだけならいいはず」

LGBTや他のマイノリティ性的嗜好と同じ」「普通の嗜好の男性性的加害してるのにペドだけ迫害するのはおかしい」


結論から言うと、大衆感情的ペドフィリア人権を得ることはまずないと思う(法律的にどうか、は置いておく)

なんでそうなるのか、

想像力が足りない人に向けて「ペドフィリア理論」を唱えたい。


ーーーー

明日からお前の住む街に5000匹の熊がやってきます

人間を食べるのが大好きな熊です。

安心してください、朝昼晩ちゃんと餌用の加工人肉を食べるので基本的にはお前を食べることはありません。

ただお前の方をじっと見つめて寄ってきたり、ひっかいたりすることはあるかも。だっておいしそうなんだもん。

まあ、ごくまれに一部の熊が街の人を食べちゃうこともある。

でも大体腕や足を食べられるだけで命まで奪われないし、熊にも人生があるので我慢してね。

もし熊に危害を加えたら、お前は犯罪者。刑務所に入れられます

熊が怖いなら、猟師と歩いて自衛してね。

ーーーーー

この社会、お前は住めるか。

ペドフィリア社会的に認めるってことは、児童は上のような暮らしを強いられるってことだ。

大衆感情的に許されないのは、マイノリティからでも気持ちいからでもなく、

児童にとって「言葉の通じない獣」だからである



ペドフィリア相思相愛はない。

小学生以下の女児性交渉がどれだけ自分の体を傷つけるか理解した上で

成人に自ら性的欲求を持つことは100%ない。

エロ本エロアニメの中だと起こりうるだろうが現実にはあり得ない。

平安時代戦前は違うかもしれないが今は令和だ。何度も言うがあり得ない。

圧倒的な力の差がある者から一方的性的欲望

児童から見るとそれは殺害に近い加害欲となる。



「でもペドフィリアも心の中で思っているだけなら自由だろ」は、

「熊も一度は生きた人間を食べたいと思っている。

 ただ心の中で思っているだけだから許してほしい。餌を食べるから人間は滅多に襲わない」

と言われてお前は熊と一緒の街で暮らせるか?が答えだ。

たまたま餌を抜いた時間に前を通りかかったらどうする?



ここまで読んでも、まだ理解ができないペドフィリアがいたら

一刻も早く病院治療検討してほしい。

(ただ個人的には、それが一生満たされない欲望理解した上で、本当に絶対にどう間違っても本物の児童に手を出さないなら、ひっそりとその思いを抱えていても良いとは思う)

追記

と思っていたが、小学生レベル煽りコメントを見ていると対話は難しいのかもしれない笑

「(児童から見るとペド全員が)言葉が通じない」「相思相愛100%あり得ない」

「(児童から見るとペド全員が)獣的な暴力性(圧倒的な力の差、獣的な理性と言っているわけではない)」

 がポイントであって、もちろん一般男性はあてはまらないよ。

2023-12-10

anond:20231209114957

クマだって地元じゃ人間が付けた名前と手配写真が出回るし、人の味覚えたクマ危険から役所猟師が血眼で捜索するでしょ

何人も殺したクマは全国ニュース載るし、仕留めたらまた全国ニュースだよ

よく動物愛護現実を知らないって言うけど、虐待派も大概現状を把握してないよね

2023-12-08

anond:20231208183949

肉体の性能に則って男女の役割分担すべきだわ

男はみんな農家猟師警察官自衛隊消防士など肉体労働

女はみんな人に接する仕事デスクワーク全般

デスクワークを男がやるのはおかしいんだわ

IT系パソコンカチャカチャする用の肉体じゃないんだわ

田んぼの力と書いて男ぞ

2023-12-02

Netflix】ザ・キラー

・カッコいいモノローグ言うても初手ミスっとるからなあ

吹替声優さんの渋カッコいい声でもフォロー

しきれん…!と低空気味に見てたけど下記の

「それを埋め合わせる自分白眉部分」がポツポツあるので

時間無駄やったわ とはならない

黒人の人との暴力シーンが見てて怖さを感じさせられるくらいすごかった

アクション」というか「暴力撮影してる」感があって

今まで見てきた中で一番ポジに入った

撮影とかでもこれモロに喰らったら命に関わる感あって

アクション見てて初めてスリルありすぎて見てらんねぇ!って目を細めた

パワーとスピードを併せ持った「暴」、三次元存在してた…

・本当に綿棒っぽい

熊さん猟師さんの話、エッッッッ

回を増すごとに武器パワーアップしてることに

趣を感じる

最後までみた

ラストは「そう決着をつけるか」ってなったけど

やたら映画好き界隈で話題になる程の…やつ…か…?とはなった

俳優さんとか監督さんとかジャンル映画とかの何かしか

文脈があると見方が変わるんだろうか

2023-11-10

anond:20231110185311

結果が出て治安が保たれるなら理由なんかどうでもいいよ

鉄砲使いたいやつが警官になったり猟師になったりするやろ

2023-11-02

anond:20231102205322

俺が言いたいのはもっとシンプルで、赤ちゃんの時は大人保護がないと生きていけないけど、成人したら自力で食料を調達できる

ワイは、職業として農業やるとか、猟師自給自足するとかは、ツテも能力もまったくないので無理だ

農家サブスクレンタル畑くらいなら出来るかもしれない

 

でもまぁ出来ることは出来る範囲でしたいね・・・おんぶに抱っこではなくてね

2023-10-22

[] 人生に本当に必要な物はなにひとつとしてお金では買えない

家族恋人友達、生きがい、健康、それらはもちろんのこと、ペットすらそうだ

ペット自体は生体販売お金で買えるけど、ペットとの絆はお金では買えない

  

でもいうて、成熟していないので、結局は些細な贅沢を辞めれず、ある程度はお金奴隷なっちゃう部分はあるのかな・・・とは思いつつも、

これらについてぼんやり考えてる

 

まず、田舎職業として農業やるとか猟師自給自足するとかは、ツテも能力もまったくないので無理だ

東京まれとは言いつつも周囲には住宅しかなかったので都会っ子の自認はまったくないのだが、

やっぱ、街灯がまばらで青年会が山道の整備とかしている地域とか、雪かき必須地域で生まれ育った人らと比べると、あらゆる面において貧弱だ

メンタルもやしでツテが無くても、器用でDIY得意だとか、人付き合い能力めっちゃ高いとか、大柄で筋肉隆々だったら、またぜんぜん違ったんだろうけどな

宝くじとか当たって家庭菜園レンタル畑をやれたらいいなとは思う

でも、薄ぼんやりとした食糧不安をずっと持っているので(農業従事者の平均年齢が70歳を超えてしまっている。あと円安)

宝くじ当たらなくても、農家サブスクレンタル畑くらいはやってもいいかも知れない

 

次に必要お金

円がゴミ屑にならない前提・食糧に困らない前提で、雑に月30万くらいあれば特別なことが無きゃ老後過ごせると思っている

60歳から40年で1億4400必要で、所得もしくは売上げを全額貯金に回せば余裕でイケる額だけど、当然ながら全額貯金は出来ない

娯楽(ゲームマンガエロ)で一発当てるか、人を雇う規模感でのビジネス成功か、投資で爆益が必要なわけなんだが、

宝くじに期待するのとあんま変わらん気がする

なので基本的には一生INを確保する・・・まり一生働ける方法を考えなきゃいけない

 

あれ?お金奴隷にならないってのはどうしたんだって話だが、どうあってもお金の話はついて回る

家族恋人友達、生きがい、健康を買わない(買えない)のに、『お金でなにを買うつもりなんだ?』と言ったら、

"安全" と "快適" だよね

 

日本は今のところ先進国かつ銃でヒャッハーしている人はいないので "安全" は多少目は瞑ってもいいが(いうて、侵入窃盗ひったくり放火・寝タバコが多い地域は避けた方がいい)

"快適" は、世界中どこでも価値のあるものだよね、もちろん日本においても

"快適" と "不要な贅沢" の線引きは難しいが、人間幸福には下記のどちらかは必要だ(両方あるとより望ましい)

 

 

このどちらかを維持するのに必要な経費が "快適" だろう

 

 

 

しかし、任天堂山内氏の経営哲学は、本当に "それはそう"感 あるな

面白いと思うものをつくれ

商品が売れるか売れないかは、正直いって誰もわからんよ。しかし、面白いか、面白くないかは誰にでもわかる。おもしろものをつくれば会議検討したり、市場調査をしたりする必要もないわけや。事実ゲームソフトで370万本売って超ベストセラーになった「スーパーマリオブラザーズ」など、100人中90人までがおもしろいと評価していたよ。

実力だけではなく運も認める

運を認めないといけない。運を実力だと錯覚するということは、これほど愚かなことはないんです。経営者としてね。ところが、人間ですからついつい運の存在無視して「俺の力だ。俺のやり方が良かったんだ」と言いたいんですわ、人というものはね。それは駄目。

世間にはよく成功した人間尊敬する人がいるけれど、それが僕には不思議でしようがない。たまたま運が良かっただけの人を、どうして尊敬できるんでしょうかね。

ーーーー

「世の中でうまくいっている人の言葉金言のように聞いて、『なるほど』と言って真似をしたがる人がいるけれど、自分にはそれが理解できない」

「なぜなら、うまくいっているのは全て運だからだ」

運を天に任せる

人事を尽くして天命を待つというが、人事なんてなかなか尽くせるものではない。そのときは、やるだけやった、あとはどうなっても満足だと思うかもしれないが、しくじったら、そのとたんに、ああしておけばよかった、こうもすればよかったと、次から次に反省が生まれものです。だから、どんなに人事を尽くしたつもりでも、人間所詮天命を待つ心境にはなれない。そういう意味でもわたしは、任天堂の名の由来のごとく、人事を尽くして天命を待つのではなく、単純に「運を天に任せる」という発想を積極的に取りたいと思っています

 

経済的成功出来るかは知らんけど、少なくとも自分自身面白いと思える作品や、自分自身は役に立つと思うシステムについて、もっと真剣に考えたいなって改めて思いました

あと、立派な人は経済的成功していなくても誰の目から見ても立派なので、世間評価がどうこうではなく、やはり引き続き、善行ができる人を目指したいと思いました

2023-10-20

anond:20231020112011

ワイの知り合いが猟師だったけど、コミュ障だったか猟友会でうまくやっていけず最後は他の会員からの誤射で死んだ

実際は故意だったんじゃないかと疑っている

anond:20231020112011

弱者男性は熊に遭遇したとき「今この熊を撃ち殺さずに自分が殺されれば死ねるじゃん」と考えて故意に殺されたり

熊の前から騒ぎながら逃げ出したりして人間を恐れない熊を量産するため

猟師には向きません

anond:20231020112011

でも猟師なんて今はそんな稼げないじゃん、大体は兼業でしょ

弱者男性猟師になれ!

猟師はいま人不足になっているため、弱者男性でも免許さえ得られればすぐに活躍できる

基本的には一人で行動する仕事であるため、コミュ障の多い弱者男性にも心理的ストレスが少ない

猟師差別を受けやすいが、弱者男性はもともと差別を受けているためこれ以上マイナスにならない

大自然の中で働くことで、弱者男性精神ケアになり肉体も鍛えることができる

・熊に襲われて死んでも弱者男性は家庭を持たないケースがほとんどであるため社会に与える影響が少ない

2023-10-19

最近クマ被害について

西日本田舎の話

鹿が増えてて春になると楽しみにしていた山菜も全滅。田畑も2mくらいの柵をしないとなんぼでもやられる。

猟友会に入ってると有害鳥獣駆除として春から秋も狩猟ができる。目標捕獲頭数があって1頭捕まえると1〜2万円報奨金がでる。

鉄砲担いで山に入るのではなくて箱罠、くくり罠をしかけて餌撒いて見回りしてかかってたら12Vバッテリーに100Vインバーター繋いで

電気ショック殺処分写真撮って尻尾切って事務局に提出すると毎月口座にお金が振り込まれる。

定年退職した老人が年間100頭とったら100万円、いい小遣いだ。

その鹿をどうするかというと①食べる②ジビエの食肉加工場に持ち込む③焼却場で処分④穴掘って埋める⑤山にポイ

処分の手間も含めての報奨金だけど⑤が多い。背ロースだけ取る人、角だけカットする人はいるけど中途半端な穴掘って埋めても翌日には

獣に掘り返されてる。山にポイしても翌日にはきれいになくなってる。

他人の山に勝手にポイすると不法投棄だけど自分の山にポイしても違反でない。他人の山に罠しかけさせてもらって許可をもらってその場にポイ

しても違反ではない。モラル的にはアウトだけど自然循環で考えると燃やすよりはましかとも思う。

自治体もこの問題には悩まされていて冷凍庫で一時保管してまとめて焼却場に持ち込むとか食肉加工場に補助をだしたり菌で分解させる減量化施設を作ったりと試行錯誤してる。

けれども猟師にとっては山にポイが一番楽。お金くれるなら持ち込むけど。

ポイした鹿はたぬきカラスキツネが食べてるんだろうけど熊も食べてるはず。

そんな山奥の話ではない。車で通れる道のついた集落からそんなに離れていない山でそんなことになってる。

どんぐりが不作とか豊作で数が増えたとかもちろんその通りなんだろうけど猟師の後始末が原因でこれからクマ被害が増えるのではないか心配してる。

ちなみに猪は豚熱が流行ってて山には粉末ワクチン撒いたり対策してるけど養豚場はかなり神経質になってるはず。

鹿の数を減らすには自衛隊の訓練がてら山を封鎖して夜間の一斉掃討がいいと思うけど国民理解は得られないと思います

とりあえず自治体は山際にはフェンスを張り巡らせ田舎の人は鈴を鳴らして歩いて対策しましょう。

2023-09-26

anond:20230926155744

まりは......私有財産

G&Wは、私有財産宗教と不可分であるため、根源的なものだと主張する。その例として、先住民伝統的な儀式で使われるトランペットやその他の道具を挙げている:

このような神聖ものは、多くの場合存在する唯一の重要かつ排他的財産形態である......神聖文脈に厳密に限定されるのは、命令関係だけではない......絶対的な、つまり今日でいうところの『私的財産も同様である。このような社会では、私有財産概念と聖なるもの概念には、形式的に深い類似性があることが判明する。どちらも本質的には排除構造なのである。(p. 159)

ここで「絶対的もの」が「私的もの」と訳されていることに注目してほしい。祭祀財産が「絶対的」な程度に神聖であるならば、それは定義上「私有財産」として適格である、という主張のようだ。

この混同は、著者が宗教私有財産の関連付けに権威を求めているときに強化される。この時点でG&W(p.159)は、エミール・デュルケムの「聖なるもの」という古典的定義を持ち出している:

デュルケムは、聖なるものの最も明確な表現は、ポリネシア語で「触れてはならない」を意味するタブーであると主張した。しかし、私たち絶対的私有財産について語るとき、その根底にある論理社会効果において、非常によく似たもの、実際にはほとんど同じものについて語っているのではないだろうか。

そして著者は、アマゾン原住民仕事をする民族学者たちが、「湖や山から栽培種リアーナ林、動物に至るまで、彼らの周りにあるほとんどすべてのものには所有者がいる、あるいは潜在的に所有できる可能性がある」(p.161)ことを発見したと述べている。ある種や資源に対する霊的存在神聖所有権は、その種や資源を他の世界とは一線を画すものである。同じような理屈が、西洋私有財産概念を支えているとG&Wは書いている。もしあなたが車を所有しているならば、あなたは全世界の誰であろうと、そこに立ち入ったり使用したりすることを妨げる権利がある」(p.159)と彼らは説明する。

G&Wが、精神的な「所有権」についての伝統的な概念と、自分の車を所有することについての考えを混同しているのを見つけるのは、非常に息を呑むようなことである現代私的所有権を、超自然存在による天然資源の「所有権」と、その「根底にある論理社会効果」において「ほとんど同じ」とみなす彼らは、いったいどこの世界にいるのだろうか?

先住民活動家たちが、湖や山は強力な精霊にとって神聖ものだと語るとき、彼らは「私有財産」に等しいものを支持しているわけではない。もし「偉大なる精霊」が森を所有しているのであれば、その森は売り物ではなく、私有化されるものでもなく、伐採会社所有権を主張されるものでもないという明確な含意がある。

デュルケムの洞察の中で最も強力なものひとつは、人々が神性を呼び起こすとき、そのコミュニティ全体の道徳的な力を想定しているということである。つまり、ある山が神のものであるならば、それは私有化できないと宣言していることになる。G&Wがそれを逆手に取り、「私有財産」という概念は、あるもの神聖であるという考え方そのものと不可分に生まれものだと主張するとき、これがいかに粗雑な間違った表現であるかがわかるだろう。

デュルケムが実際に主張したこと

デュルケム(1965年)にとって、「分離」は私的流用のアンチテーゼであった。近親相姦に対する世界的な文化的タブー起源説明するために、彼は「ある種の隔離的な力、つまり男性的な集団を遠ざける力を女性に持たせている」(1965: 72)という伝統的な信仰を当惑させた。デュルケムは、このような信念体系において、女性隔離する力は血の力であり、聖なるもの概念と密接に結びついていると書いている。女性が血を流すと神性が目に見えるようになるとすれば、それは女性の血そのものが神であるからである。血が尽きるとき、神はこぼれ落ちる」(Durkheim 1965: 89)。

デュルケムにとって、「分離」という原初的概念は、私有財産とは何の関係もなかった。問題は、成人した若い女性に何が起こるかということだった(1965: 68-96)。月経が始まると、彼女親族は、彼女所有権を主張するために、つまり彼女を「入門」させるために、体として集まり彼女男性との付き合いからも世間から隔離した。彼女隔離は、特別儀式である成人式によって達成された。これにより、彼女身体神聖ものであり、それに関する彼女選択は、姉妹や他の親族に対して説明責任があることが確立された。デュルケムにとって、このような集団行為と関連して、人間意識言語文化の出現は、共同体という新しい種類の権威が初めて誕生した時点であった。

もしG&Wが現代進化科学に関心を示していたなら、こうしたデュルケーム洞察が、血のように赤い黄土色が、男性女性の肉体が神聖ものであることを新たに認識させるために、女性によって化粧用の「戦化粧品」として使用されたという考えに基づく、人類進化における黄土色の記録に関する最も新しく権威ある現代考古学説明を、いかに先取りしていたか認識できただろう(Watts 2014, Power 2019, Power et al.)

季節的か、月的か?

さて、『万物黎明』の中心的なアイデアにたどり着いた。それは、私たちはかつて皆自由であり、生き方を選ぶことができたかである

人類学を学んだことのある人なら、エスキモーアザラシ猟師たちが伝統的に冬の間は性的共産主義実践し、夏の間は家父長制的な家族生活に切り替わる。G&Wは、この振り子あるいは振動モデルヨーロッパ後期旧石器時代氷河期文化適用し、これらの複雑な狩猟採集民は、エリート特権権力の垂直階層を意図的に築き上げ、古い季節が新しい季節に移り変わるときに、それらをすべて取り壊す喜びを享受していたと論じている。

この革命を大いに楽しんだからこそ、氷河期天才政治家たちは、革命で得たもの永久にしがみついていてはいけないことに気づいたのだ。彼らは、連続する革命を楽しみ続けるためには、その間を一過性反革命で埋めなければならないことを理解していた。次の革命的高揚のための格好の標的を提示するために、「特別な」個人支配力を確立するのを許すことによって、そうするのである

私はこの考えが大好きだ。偶然にも、30年前に『血の関係』が出版されて以来(ナイト1991年)、私たち急進人類グループ狩猟採集民の平等主義の奥義として分析してきた振動原理酷似している。一方、私の振動モデルはまったく同じではなかった。というのも、私たちは亜北極圏ではなくアフリカ進化したのだから、季節的なリズムよりも月ごとの周期性が優先されるべき十分な生態学理由があったのだ。つまり、G&Wが想像したような方法権力が掌握され、明け渡されたのであれば、社会生活は月の満ち欠けと連動する月周期でひっくり返されたことになる(Knight 1991: 327-373)。

権力振り子

G&Wの歴史は、狩猟採集民の対立と交替に満ちているが、その周期性は一方的な季節性である狩猟採集民は太陽だけでなく月にも従うことを彼らは知らないのだろうか?彼らの最も重要儀式は、女性月経の満ち欠けと結びついており、月によって予定されている。

コンゴ熱帯雨林では、女性たちは男性勇気潜在的支配力を示すよう意図的に促すが、ンゴクと呼ばれる女性だけの儀式では、男女間の「権力振り子」で遊び半分に降伏する前に男性に反抗する。G&W (pp. 114-15)はこのことに言及しているが、その後に次のように主張している:

単一パターンはない。唯一の一貫した現象は、交代という事実のものと、その結果としてのさまざまな社会可能性の認識である。このことから確認できるのは、「社会的不平等起源」を探すことは、本当に間違った問いを立てているということである

もし人類が、その歴史の大半を通じて、異なる社会的配置の間を流動的に行き来し、定期的に階層を組み立てては解体してきたのだとしたら、本当の疑問は「なぜ行き詰まったのか」ということかもしれない。

この最後質問は実に深いものであるしかし、この問いに答えるには、以前はどのような状況であったのか、ある程度現実的認識を深めてからでなければならない。私たち先史時代祖先が、本当に自由で、本当に「身動きがとれなかった」時代があっただろうか?

結婚が恒久的なものになったとき

中央アフリカの森の民バヤカでは、月は「女性の最大の夫」と言われている(Lewis 2008)。どの男性立場から見ても、妻は血を流すたびに、事実上、天国の夫のために彼を捨てることになる。この古代比喩Knight and Lewis 2017)の背後にある現実は、女性が月のある期間、遊び半分で「権力を掌握」した後、自分の主張が通れば進んで男性に譲るという伝統であり、Finnegan(2008)が「動く共産主義」と呼ぶもの確立している。このような社会における親族関係居住パターンは、月経排卵兄弟恋人親族関係結婚共同体連帯セックスの親密さの間で揺れ動く振り子を設定する。

このようなパターン古代から存在した可能性が高いことを考えれば、G&Wが政治的な揺れに対するある種のブロックを、歴史過程で実際に起こったこととみなすのは正しい。しかし、そのブロック説明するには、G&Wが触れようとしないトピックを扱う必要がある。それは、月経をめぐる先住民の慣習に敬意を持ってアプローチすることを意味する(Knight 1991.)また、親族関係パターン結婚後の住居の多様性理解することも重要である--これも決定的に重要トピックだが、G&Wは著書でほとんど触れていない。

非貯蔵型狩猟採集民の間では、女性一般的に、少なくとも子どもが2、3人生まれるまでは実の母親と暮らすことにこだわる(Marlowe 2004)。遺伝学的研究によれば、私たちの種が進化したアフリカでは、このパターンはるか過去にまでさかのぼる(Destro-Bisol et al.)終生結婚の代わりに「花嫁サービス」が一般的で、アフリカ狩猟採集民の女性は、母親キャンプに住み続けながら、選んだ恋人を受け入れる。一時的な夫は、狩猟した肉を花嫁とその家庭に持ち帰ることで、自分の役に立たなければならない。それができなければ、彼は出て行く!このような取り決めのもとで、誰もが親族関係結婚生活の間を交互に行き来する。

母親と同居するのは弾力的なパターンだが、夫から圧力で住居を変え、夫とその親族永住せざるを得なくなることもある。このような場合子供連れの若い母親は逃げ出すことが難しくなる。かつての自由を失うと、夫の世話は強制的支配へと変貌する。エンゲルス(1972[1884])が「女性性の世界史的敗北」と雄弁に表現したのは、この悲惨な結果だった。世界の多くの地域で、結婚を固定的な絆に変えた家父長制的な力は、それに応じて社会生活全体にも固定性を押し付けた。

人類はいかにして「行き詰まった」のか

これは、「なぜ私たちは行き詰まったのか」という問いに対する有望な答えのように見える。では、G&Wはこの問いにどんな答えを出すのか?彼らの最終章は非常に蛇行していて、それを知るのは難しい。彼らは、人へのケア強制的コントロールへとシームレスに変化する可能性について言及しているが、なぜかこれを結婚後の住居や家族生活の変化とは結びつけていない。最も身近なところでは、17世紀ヨーロッパ北米のウェンダットにおける処刑拷問光景描写している。国王臣民を罰する権利は、妻子を躾ける家長義務モデルにしていたことを思い起こさせる。このような政治的支配は、公に王の注意義務として表現された。これとは対照的に、ウェンダット囚人に長時間拷問を加えるのは、支配と統制を愛情によるケアから公的区別するという、正反対の点を強調するためであった。囚人は家庭の一員ではないので、拷問される必要があったのであって、愛される必要はなかったのだ。

そうしてG&Wは、ケア支配区別の中に、私たちがなぜ行き詰まったのかについての待望の説明見出したのである

私たちは、ケア支配の間のこの関連性、あるいは混乱が、互いの関係を再創造することによって自分自身自由に再創造する能力私たちいかにして失ったかという、より大きな問題にとって極めて重要であると考える。つまり私たちいかにして立ち往生してしまったのかを理解する上で、極めて重要ことなのだ...。

狩猟採集民の研究ジェンダー研究を探求する代わりに、G&Wは視野を先住アメリカ人軍事指導者拷問者、ヨーロッパ君主経験限定し、これらの人々の心理的葛藤想像することで、私たちがどのように「行き詰まった」のかを探っている。上に引用した当惑させるような言葉意味があるとすれば、私たちが行き詰まったのは、特定権力欲の強い人物が、人々を思いやることと暴力的支配することを混同してしまたからだと示唆しているようだ。

これはまともな説明だろうか?人々は本当にこのように混乱してしまったのだろうか?答えの代わりに、G&W自身が行き詰まったようだ。私たちは、同じ質問を少し違った言葉提示されているだけなのだ

外的な暴力と内的なケア、つまり最も非人間的な人間関係と最も親密な人間関係との間に新たに確立された結びつきは、すべてが混乱し始めるポイントを示しているのだろうか?かつては柔軟で交渉可能だった関係が、結局はその場に固定されてしまった例、言い換えれば、私たち事実上立ち往生してしまった例なのだろうか?

この本全体で最も重要な問いに答えようとする努力は、これ以上なされていない。

(続く……)

万物黎明』は人類歴史を誤解している

はじめに

急進的な著者の本が主流紙で書評されることは、ましてや好意的評価されることは滅多にない。デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングローによる『万物黎明』は例外であるわずか2ヶ月前に出版されたこの本は、すでに世界で最も影響力のある英字新聞雑誌の多くから賞賛を受けている。

著者のアナーキズムの主張に疑問を呈する書評家でさえ、「3万年にわたる変化に関する岩盤の前提を覆す見事な新説」(アトランティック誌)、「多くの大陸と数千年にわたる文明に関するめくるめく物語の数々、そのすべてが自由であることの意味に取り組んでいる」(ワシントン・ポスト紙)と称賛している。また、ソーシャルメディア上の左翼的投稿者たちからも、好意的コメント-場合によっては絶賛!-が寄せられている。

しかし、以下に掲載する2つの書評は、いずれも唯物論人類学者によるもので、この本の人類史に関する記述は、大量の反対証拠無視しており、その政治的主張観念論的で自発主義であると論じている。どちらの書評特に女性抑圧の原因を考察していないことに批判である

クリスナイトはユニヴァーシティカレッジロンドン人類学上級研究員で、アフリカにおける人類起源研究するチームの一員である。著書に『Blood Relations(血のつながり)』など:Menstruation and the Origins of Culture』、『Decoding Chomsky: Science and Revolutionary Politics』などがある。The Dawn of Everything』の書評はTimes Higher Education掲載された。

ナンシーリンディスファーンジョナサンニールはともに人類学者として訓練を受け、人類進化階級社会性的暴力についての本を執筆中。ナンシーの近著は、リチャード・タッパーとの共著で『Afghan Village Voices』(アフガニスタンの村の声):Stories from a Tribal Community, 2020』であるジョナサンの近著は『Fight the Fire: Green New Deals and Global Climate Jobs』。The Dawn of Everything』の書評エコロジスト誌とブログ『Anne Bonny Pirate』に掲載された。

どちらの書評も著者のご好意により再掲載されている。

根本的に支離滅裂で間違っている byクリスナイト

本書は楽しく、有益で、時には爽快である。また、根本的なところで支離滅裂で間違っている。ヨーロッパ洞窟壁画が現れ始めた頃からの、比較最近先史時代について学びたいのであれば、必読の書であるしかし、人類最初に笑い、歌い、話し、芸術儀式政治創造し始めたのはなぜなのか、どうしてなのかを知りたければ、きっと失望するだろう。

この本のタイトルは深刻な誤解を招く。『万物黎明』? 『お茶時間』の方が正確だろう。ホモ・サピエンスヨーロッパに到着する何万年も前にアフリカで始まった文化の開花を体系的に横取りし、この物語はあまりにも遅く始まる。

欠点はあるが、この本は広報勝利であるフリードリヒ・エンゲルスが『家族私有財産国家起源』を出版して以来、左翼知識人活動家人類社会的起源先史時代過去について学ぶことにこれほど興奮したことはない。

短い書評では、本書の幅の広さと博識を伝えることはできない。その核となる政治メッセージ露骨だ。平等主義狩猟採集民が生活の中で共産主義実践したというエンゲルスの話は神話である。『万物黎明』はエンゲルスを見事にひっくり返している。第4章の結びの言葉引用すれば、「私有財産に "起源 "があるとすれば、それは聖なるものの考え方と同じくらい古いものであり、おそらく人類のものと同じくらい古いものであろう」。デヴィッド・グレーバーは、マーシャル・サーリンズとの共著『王について』の中で、神の王や森の精霊のような想像上の超自然的な存在が常に人々に対して権威行使してきたこから国家権力の原理人間の条件の不動の特徴であると主張している。

よりによってアナーキスト国家必然性を受け入れるのは逆説的に思えるかもしれない。しかし、本書はそのメッセージに重みを与えている。そう、著者は言う。アナーキスト的な自由は実現可能だが、それは貴重な瞬間や飛び地に限られると。もうひとつ世界可能である」という革命スローガンはもうたくさんだ。その代わりに、グレイバーとデイヴィッド・ウェングローは、「階層平等は、互いに補完し合うものとして、共に出現する傾向がある」と主張している。ある場所自由を手に入れるには、別の場所での抑圧を受け入れるしかない、と彼らは言っているようだ。

著者たちはダーウィン自然淘汰理論違和感を抱いており、現代進化論を「社会進化論」と混同している。現代進化論は科学であると主張するが、実際は純粋神話であるグレイバーとウェングローは、進化論をまったく認めない人類起源についての視点を、読者が真剣検討することを期待しているのだ。

彼らが認める唯一の科学応用科学であり、この場合は「考古学科学である。彼らは、政治社会生活については、古代人類の「頭蓋の遺骨と時折出てくる火打石のかけら」からは何も読み取れないと主張することで、「万物黎明」の年代わずか4万年前とすることを正当化している。この言い訳は、人類の最もユニークな特徴である芸術象徴文化が、これまで考えられていたよりも3、4倍早くアフリカで生まれたという、説得力のある最近証拠に照らすと、弱々しく見える。その証拠とは、骨や石だけでなく、ビーズ幾何学的な彫刻、埋葬品、砥石や絵の具壺などの工芸である

彼らが "フェミニスト "と呼ぶ人物(実際には進化人類学第一人者サラ・ハーディ)が、現代人の本能心理形成する上で集団的育児重要役割を果たしたことについて興味深いことを言っていることは、グレーバーとウェングローも認めている。しかし彼らは、「エデンの園存在せず、一人のイヴ存在しなかったのだから、そのような洞察部分的ものしかなりえない」とコメントしている。この種のトリック--この場合は、ハーディ研究が "アフリカイブ "の年代測定より200万年前にホモ属が出現したことに焦点を当てているという事実無視すること--は、明らかに人類起源研究が追求する価値があるという考えそのものを損なわせることを目的としている。

グレーバーとウェングローは、初期の平等主義を "有害神話 "として否定する一方で、狩猟採集民の多くが "自称自慢屋やいじめっ子を地上に引きずりおろすために、嘲笑羞恥心敬遠など、他の霊長類には見られない戦術を総動員している "ことには同意している。ではなぜ彼らは、私たち人間性規定する本能能力平等主義的な生き方によって形成されたという考えに敵対するのだろうか?

私たちは皆、社会的政治的に対等な人々と笑い、歌い、遊び、交わることができるとき、最も幸福を感じる。しかし、グレイバーとウェングローは、この事実を土台にする代わりに、狩猟採集民の祖先も同様に、攻撃的な男性による嫌がらせ虐待支配を選んだかもしれないと言っているようだ。進化人類学クリストファー・ボームが描く、反権威主義抵抗の中で形成された道徳意識の高い社会に対する反論をまとめると、狩猟採集民の祖先は一貫して平等主義を好んでいたという彼の考えを、彼らは「初期の人類さりげなくエデンの園に投げ返している」と表現している。

グレーバーとウェングローの基本的論点は、政治選択の自由に関するものである。彼らの考えを説明するために、人類学古典であるエスキモー伝統的な生活説明を思い起こさせる。アザラシを狩る彼らは、夏の間は家父長制的な家族構成確立し、冬の間は共同生活(夫と妻を含むすべてを共有する)に戻るだけである私たち人類は、その本性上、大胆な社会実験に駆り立てられるのだと著者は結論づける。その結果、奴隷制度や人身御供、大量殺戮といった極端なヒエラルキー形成され、破滅的な結果を招くこともある。しかし、遠い過去の良い点は、少なくとも現代のようにひとつシステムに縛られることはなかったということだ。

この歴史対立と交替に満ちているが、その周期性はエスキモーの周期性に倣ったもので、一方的な季節性であるグレイバーとウェングローは、ほとんどの狩猟採集民が季節だけでなく月の周期にも従っていることを知らないのだろうか。月経の満ち欠けと結びついた女性儀式は、基本的に月によって予定されている。

著者たちが問いかける重要な問いは、"なぜ不平等になったのか?"ではなく、"なぜ行き詰まったのか?"である。彼らは自らの問いに答えられるところまで来ているだけに、そこにたどり着けないことに深い苛立ちを覚える。自らに課したハンディキャップひとつは、女性人類学者による狩猟採集民の研究を見落としがちなことだ。例えば、適切な参照もなしに、彼らはモーナ・フィネガンの共産主義概念に触れている。彼女は、コンゴ熱帯雨林に住む女性たちが、男性たちが筋肉質な勇気と優位性を発揮する可能性を示すよう意図的に促していることを記録している--男女間の「力の振り子」で優雅降伏する前に、「ンゴク」と呼ばれる女性だけの儀式男性たちをあざ笑い、反抗するのだ。しかし、グレイバーとウェングローは、この政治的知性の表現を認める代わりに、ここでの成果やパターンを見出すことなく、それに言及している。

なぜ私たちは行き詰まったのか?正しい答えは、人類が農耕に依存するようになり、太陽暦が月暦の儀式よりも執拗に優先されるようになったからだ。私が最もよく知る先住民タンザニアのハザ族の弓矢猟師たちは、今でも彼らの最も重要宗教儀式であるエペメを、新月前後の最も暗い夜に毎月行っている。

太陽と月の中間的な存在であり、世界中でたどり着いた無数の妥協案のひとつが、中世ヨーロッパで毎年行われていたカーニバル伝統である庶民が今でも大切にしている伝統は、家父長制の秩序を逆転させるこのライセンスだった。

残念なことに、この「新しい人類史」は、その始まりがあまりにも遅く、アフリカ物語から切り離されているため、女性の抑圧とマンネリ化した現在の苦境との因果関係説明することができない。

すべての条件が同じだとすると byナンシーリンディスファーンジョナサンニール

グレーバーとウェングローの新著は、エネルギッシュで、献身的で、万華鏡のようだが、欠点もある。これは私たち問題を提起している。

デヴィッド・グレーバーわずか1年前に若くして亡くなった。彼の代表である『Debt』は、部分的には思わせぶりかもしれないが、その野心は当時としては刺激的だった。活動家として、またオキュパイ運動社会正義運動リーダーとしてのデイヴィッド・グレーバー活動は異例であり、模範的であった。LSE人類学部門の同僚たちからの彼への尊敬愛情は、そのことを物語っている。そして、彼の心は常に虐げられた人々とともにあった。

しかし、グレバーが善人であり、つい最近この世を去ったばかりであったからこそ、多くの人々にとって『万物黎明』が、今後長い間、不平等起源に関する理解の枠組みとなってしま危険性がある。

本書の裏表紙には、レベッカ・ソルニットパンカジ・ミシュラ、ノーム・チョムスキーロビン・D・G・ケリーといった、著名で立派な思想家たちから賞賛言葉掲載されている。ケリーはその代表的な例として、「グレーバーとウェングローは、私がこれまで世界歴史について考えてきたことを、事実上すべて覆した。この30年間で読んだ本の中で最も深遠でエキサイティングな本だ」。

この本は最近マスコミでかなり注目されているが、このような賞賛一般的見方になったら残念である

人類進化歴史における不平等起源という問題は、私たちがどのように世界を変えようとするかという点で、非常に重要であるしかし、グレイバーとウェングローは平等階級に目を向けることなく変化を求め、環境生態系説明を敵視している。これらの欠点保守的意味合いを持つ。

では、ここから。これは膨大な本の、乱暴部分的書評である私たちは、グレバー知的議論の切り口を愛し、得意としていたという知識自分自身を慰める。

ジレンマ

この本の最後段落、525-526ページで、グレーバーとウェングローは自分たち立場を明確に示している。彼らはこう書いている、

例えば、他のあらゆる点で厳密な研究が、人間社会には何らかの「原型」があり、その性質基本的に善か悪かであり、不平等政治意識存在する以前の時代があり、このすべてを変えるために何かが起こり、「文明」と「複雑さ」は常に人間自由と引き換えにもたらされ、参加型民主主義は小集団では自然であるが、都市国家のようなものまでスケールアップする可能性はない、という未検証仮定から始まる場合

私たちは今、神話を目の前にしている」

まり神話を打ち砕く者たちは、人間社会の原型は存在しないこと、不平等政治意識が生まれる前の時代存在しないこと、事態を変えるようなことは何も起こらなかったこと、文明や複雑さが人間自由制限することはないこと、参加型民主主義都市国家の一部として実践可能であることなど、正反対のことを言っているのだ。

このような断定的な声明は、非常に大胆に述べられ、新しい人類史を書いたという彼らの主張を魅力的なものにしている。しかし、2つのつまずきがある。

第一に、彼らの主張そのものが、彼ら自身政治プロジェクト対立している。第二に、証拠が彼らが言おうとしていることにそぐわない。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143527

2023-08-12

既婚子あり男性だけれど流れに乗って「もしも独身であったならば?」

自分スペック

年齢

37歳。

容姿

180cm 75〜82kg(体調や季節環境で変わる)。

顔はハンマー投げ室伏広治選手阿部寛に似ていると言われるが単に濃い顔なだけ。

髪質は堅くストレート。初めて行く床屋がハサミを入れた瞬間「堅ったいねぇ!」と驚くくらい堅いようだ。

骨格は太く大きい。血統的に代々狩猟漁業を営んできた家系の出で、そのためか何も鍛えずとも握力が70kg以上ある。

太っては居ない。中肉中背と表現するにはあまりにもゴツいのでパワー系だと思っていただければ。

就職してから何故か一気に視力が落ちメガネマンになった。

学歴職業年収

国立大卒。

情報技術者で一部特別報酬のある契約があり少なかれ変動はあるけれど平均年収はおおよそ800万円ちょっと報酬特別加算されることはあれど減ることはない契約ボーナス別にある。

国立大卒と言っても情報技術である今は専攻と全く関係がなく、学生時代より趣味で続けてた独学プログラミングがいつの間にか職業になってしまったタイプ

タバコや酒は吸えるし飲めるが普段はあまりやらない。紙タバコよりもパイプや葉巻などゆっくり吸えるものの方が好き(普段吸わないので一気に吸わないといけない紙タバコだとムセるため)。

酒はビールなどよりブランデー日本酒焼酎のほうが口に合う。タバコも酒も月に1度2度やれば多い方。

趣味

モノ作り。

スキル的にはプログラミングおよびパソコンのもの電子工作、製図、金属木材加工、そしてDTM可能

まぁつまり自分設計して加工して組み立てて動作させるまでを一貫して行えるスキル構成DTM電子工作系の趣味人にありがちな電子工作から派生したスキル

ぶらりとその辺を歩いて写真を撮るのも好きでカメラ趣味も持っていて動画編集もそこそこできる。120Wの撮影照明を2基所持していると言えばカメラやってる人ならばどれくらいの撮影機材環境か察して貰えるはず。

(これは既婚の今実際にやってることだが)パートナーが居るのならば日々のパートナーの姿を可愛く綺麗に撮りたいと思っている。

性格

熱血漢とよく言われる。

家柄的にガハハハと笑うような男性陣を見て育ったためか、インドアっぽい趣味職業でありながらも根は何だかんだで体育会系

人々が努力目標へ向かって突き進むアツいモノが大好物で、応援するし協力もしちゃう

世代的に2ちゃんねるニュー速VIPニコニコ動画黎明期世代なので、その当時流行ったパソコンでのモノ作りへ強く影響を受けており公開する環境が変わったものの今でもそれを続けていると言った良く、おまえらのモノ作りはアツいとずっと思ってる。

家事

料理基本的に男料理。生まれが生まれなので魚料理ジビエ料理だけは自信がある。やろうと思えばシカクマを捌けるスキルがある。

相手へ求めるスペック

年齢

近いほうが話が合うだろうけれど不問。

容姿

自分自身が太く大きいので女性の好みとしては自分真逆さを求めていて小柄な方が好きっちゃ好き。

真逆さという意味で胸も大きければ大きい方が良いような気もするが、身長も胸の大きさも絶対基準でないどころかワンチャンそんな感じだと良いよねレベル要望

健康なほど太ってなければ良くガリガリ心配になってしまい食わせてしまうので多少ふっくらしてる方が安心かな?

自分が短髪なので髪は長め、綺麗系・華美な服装よりも可憐服装が似合うほうが好み。

(リアル妻は腰まであるロングヘアーで151cm/Gカップらしいので物凄く好みに合致たから当時アピール頑張った。つまりこの好みは妻の容姿である)。

学歴職業年収

すべて不問。

働きたいなら好きにしろ。働きたくないなら俺が食わせる。以上!

性格

自分が熱が入ってくると「ヒャッハー!」な感じになってしまうので、おっとりしつつ冷静でかつマイペースな人を求める。

自分の「ちょっと面白そうだから行ってくるわ!」へ対して「いってらっしゃーい」と送り出すか「ちょっと待ってね?まず先に○○しなきゃダメじゃない?」「今日は私を優先する日!」などの返答があると助かる。

夜は積極的だと嬉しいよね!お姫様抱っこちゃうぞ!加齢していくと辛くなることもあるらしいからそのときは言って!


楽しめるうちは落ち着きなんて要らんと思う。可愛い服でエロい下着で俺をいっぱい俺を魅了して、そして夜ができなくなってもイチャラブしようぜ!

趣味

オタク推奨。

何ならキミが欲しいそれ、作るが?

自分鋳造まではしたことあるのである程度の量産は対応できる。

自分は基本インドアだけれど生家がアウトドア業なので普通にアウトドア趣味も楽しめます

写真撮って良い?」と聞いたら「良いよ」って返してくれると嬉しい。可愛いなぁ残しとこ!ってなってるだけなので。

家事

掃除くらいはして欲しい。

メシマズなら俺が作れば良いけれど栄養バランスとかは知らんので俺が作らねばならないパートナーだった場合栄養バランスとか調べるようにはなると思う。

家族

子供

いつかは欲しい。人数は応相談

ただ年齢的に無理っぽいならば養子を取るかどうかは相談しようね。

教育

ゼロから価値を生むことを伝えたい。

富の本質日本円などの通貨ではなく山で採れるもの海で穫れるものなどであって、通貨は富の交換の代替手段しか無いわけ。そういう意味ではモノ作りっていうのは山で採れるもの海で穫れるものと同様に本質的な富であると言える。

ただ消費するだけでなく価値を生む生産する技術生き方子供たちには教えていきたい。そうしてお金を稼ぐとはどういうことなのか?を学んで欲しい。

それ以外についてはパートナー方針に合わせる!田舎出身なのでお受験競争に遭ったことがなくスルッと国立大に入って出てきてしまったため、おそらく俺は学業に関して指導するセンスや知見がない!

勉強はなんか上手くいった!たぶんプログラミングとかやってて数学とか英語とか必須だった(当時のプログラミング情報日本語マニュアル更新が滞るとかよくあった)せいだと思うけど、勉強しようと思って勉強したことがないのでよくわからんのだ!


あっでも弱い者いじめ絶対に許さんぞ!非力なその子たちは将来のクリエイターかも知れん。俺はモヤシっ子がスゲーもん作るのを2ちゃんねるニコニコ動画でいっぱい観てきたぞ!体育会系身体オタクの魂を込めたのはきっと八百万の神が俺にオタクを守れと宿命を与えたのだと思っている!

相続

解決済み

実家漁師なのだけれど親父の代で猟師漁師は閉業が決まっており、兄弟とも話がついていて実家土地建物兄弟たちへ、猟師漁師関連の史料価値のあるものは俺が相続することになっている。

自分は完全に独立して実家土地建物を頂いても困るし遠方過ぎて管理にも困り、将来的に高速道路鉄道が通るわけもなく、豪雪地帯なのでおそらく工場も建たないだろうから資産価値はほぼ無いと言って良い土地建物だ。

ただ一応は幼少期の頃から猟師漁師技術継承を受けた長男なので、矜持として猟師漁師関連の史料だけは俺が守らないとなと(管理が大変なもの大きすぎるもの歴史資料館に寄付とかするけど)。

土地建物を引き継ぐ代わりとして両親の面倒は兄弟が見ている(兄弟夫婦が既に実家へ住んでる)。

NG

オタク忌避陰謀論者、ネズミ講および類するもの犯罪者科学軽視および科学技術知見の普及妨害伝統文化技術破壊個人意志の非尊重、俺が可愛いと言っても素直に受け取らず謙遜すること、誰かを下げて相対的自分を上げようとする性根。

2023-07-18

鷹が鳩を襲っているが、致命傷を与えると猟師に撃たれるので、鳩の羽根一生懸命、毟りとろうとだけしている

羽を毟られた鳩は飛びにくくなり空から消えるわけだ

そして伝書鳩は失職した

2023-07-12

ChatGPT「男が覗かない話はこちらです。」

ある日、男が森で一羽の鶴を猟師から助けました。その数日後、美しい女性が男の家を訪れ、一緒に暮らし始めました。彼女は男に一つだけ条件をつけました。それは、彼女が部屋に閉じこもっている間は絶対に覗かないという約束です。

男はその約束を守り、何も問わず彼女の望むように暮らしました。そして女性毎日部屋に閉じこもって何かを作り、市場でそれを売って二人の生計を立てていきました。彼女が作り出す布は非常に美しいもので、人々はその品質に驚き、高価で買い取る人が後を絶ちませんでした。

男と女性は裕福になりましたが、男は彼女秘密を決して知ろうとはしませんでした。彼は彼女自分約束を守ってくれたことに感謝していました。それは彼にとっては愛情の証であり、信頼の証でした。

そんな日々が何年も続き、二人は互いを深く愛し、幸せ生活を送りました。そしてある日、女性自分の本当の正体を男に明かしました。彼女はあの時男が助けた鶴だったのです。

男は驚きましたが、彼女人間でも鶴でも、愛しているのは彼女自身であり、その姿などは関係ないと感じました。男の理解愛情に満足した鶴は、人間の姿を続けることを選び、二人はその後も幸せ暮らし続けました。

2023-06-15

anond:20230614235541

銃持てる仕事ってどんなのがある?

警察自衛隊猟師以外にないかな?

2023-06-06

なんか自分の家の前で立ち話してるおばさんの声が聞こえると噂されてないか気になる気持ちわかる

でもそれ~を猟~師が鉄砲~で撃ってさ♪とは考えない(×猟師無職)(当たり前)

就労面接頑張るっきゃないで恨み辛みってる暇は無いわ

2023-05-10

現役自衛官だけど組織空気は全く変わってないよ

別に自衛官でも良い人は多い。

3人に1人は普通に良い人。

残りの2人に1人は目つきが怖いけど喋ると良い人。

残りのうち半分も普通の人の範疇

そっから下、全体の1/6ぐらいにハズレがポロポロ混じってくる。

まあでもこんなの小学校中学校と一緒だよね。

そう、小中学校の頃にクラスの20%弱を占めてた「ヤンチャ」でなんでも済ませられると思ってるクソ野郎クソ尼がそのままの割合で交じる。

自衛隊は入隊テストがあるから大丈夫とか、万引きひき逃げでクビになるとか、そんなのもちろんアテにならん。

だって普通会社だってまともな組織なら万引きした奴はい横領とかやりだしてもおかしくないからクビでしょ?

クソ人間にもレベルがあり、普段はまともよりだけど少しストレスがかかるだけで化けの皮が剥がれる奴から調子が良いときは元気にクソでグッタリしてると気怠そうにクソな365日24時間態勢のクソ人間までそこそこの幅がある。

そんなクソの中のエリートクソは本当にクソだ。

おおむね40人いて2人ぐらいだとして、5%って所か。

まあ普通組織あんま違いはない気はする。

大声でセクハラパワハラを繰り返して日夜職場空気ゴミに変え続け、それでいて「コイツにかかわると面倒くさいから相槌でも打っておくか」で放置され続けている。

ハラスメント禁止令や通報システムがあったところで、そういった人間が同じ職場にいたと通報するだけで「なんでもっと早く言わなかった!」と皆が怒られるし、職場全体の余罪追求のための査察時間がひたすらゴミになるだけなので誰も通報なんてしない。

自分が居なくなったあとに通報しようにも通報匿名性が維持されていないのでバレバレになるが、自衛隊兵科職種クラスタイプ、部内免許みたいなもんだと思ってくれ)で世界が分かれているせいで見かけよりずっと狭いので生きて行くのが厳しくなる。

匿名性を維持したまま何とか怒られを起こせないものかと粘ってみても無視されて終わったという話はよく耳にする。

強いて言うなら、外部の人間民間人)に対して高圧的な態度を取ったときの様子をメモしておき、外部から通報があったという風を装えば結構通るそうだ。

でもこれも「こういう人が居たらしいですよ気をつけてね」で終わって、まあ誰がクソな事をしたのかは皆知っていても、それで本人が懲戒処分を食らうかといえば全くそんなことはないので蛙の面に水で終わりがちだ。

自衛隊必死空気を変えようとしていますよと外部に宣伝をしているが、実際には全く機能していない。

最近結構な数の懲戒処分報告を聞くが、実際には長年放置されてきた問題に対して「流石にそろそろ通報無視し続けると怒られるんじゃね?」と慌ててゲロったものばかりであり、結局の所「ああいった事件を受けて新たにクソ人間が追加で処分を受けることになった」というのとは違う。

未だ多くのクソが日々クソな言動を繰り返しながらも、クソに下手に嫌われたくないからと愛想笑いに囲われて幸せ暮らしている。

変わらぬクソだ。

何がクソって、そうして愛想笑い対応されるとクソどもが本当に嬉しそうにベラベラとハラスメントトークを大声で続けることだよ。

アイツは本当に使えないとか、何を考えているのかわからないとか、常識がないとか、ぜーんぶ自分に帰ってきてるのにそんなこと全然思ってない。

本当に辛いよ。

まさしく税金泥棒しか言いようがない仕事ぶりをしながら「俺ってなんて大変なんでしょう。皆使い物にならなくて困っちゃうわ。そういえば今日道であった女がオッパイデケーって思ったら顔はブッサイクでさーwwwお前は一生マスクつけて暮らしてろよって思わず通りすがりに言いそうになったわwww」とか大声で言ってんですよ?

こんな職場にいることそのものが恥ずかしいって毎日のように思うわ。

転職して―。

でも技能が身についてね―。

銃の撃ち方知ってますとか猟師になる時ぐらいにしか使わね―。

つうか猟銃とは全く原理が違うから使わね―。

なーんの役にもたたねー。

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