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はてなキーワード: 1900年とは

2022-10-30

むかし金属不足で陶器製の手榴弾があったらしいけど、破片に当たっても刺さらなかったんじゃないかなあ

鉄は鉄道レール研究で硬鉄化が進んでおり、やはり殺傷力がある

ところで鉄の精錬には硫黄が使われるのだが、世界硫黄シェアを寡占していたのはシチリア島

鉱山では児童強制労働が行われていた

米国鉄鋼業主要地であるボルチモアには、1900年頃にイタリア北部からダレサンドロ家が上陸したと言われている

の子孫は政治家弁護士排出してきており、現在下院議長ナンシー・ペロシがいる

もし先祖が軍産業関係者なら

児童労働させてた側かもしれないが

米国民主党は、そのあたりの記録はやっぱり持ってないのかな?

2022-09-20

話の丸パクリがバレないライン

https://togetter.com/li/1946334

この話が書籍掲載パクリ話だと知って閃いたのだが

パクリで注目されることの是非はおいといて、丸パクリでもバレないラインってのがあるかもしれない

古ければ古いほど、距離が遠ければ遠いほど良さそうに思える

たとえば1900年以前の中南米伝奇とかだったらほぼバレない気がする

そうなってくるともはやボランティア翻訳者だが

2022-09-05

anond:20220905130448

スマホが普及する前後で確かに変化したかもしれんが、電気の普及とかとは比べ物にならんわな

そう考えると1900年代は異常

ちなみにネットの普及は2000年代じゃなくて1990年代

インデックス投資新興宗教であることについて

https://honeshabri.hatenablog.com/entry/Market_Gospel信仰心を高めて時間で殴る投資術」

2020年代新興宗教

かにこれは宗教やな。「これまで数十年、私が入信してからというもの、ずっと右肩上がり自分はこの宗教に入って本当によかった!これまで救われてきました!」

そうして周りの人を勧誘する。

かにこれは何かに似てるわ!自分無自覚なところまでそっくり

投資大切なことなんやが、インデックス投資はいたずらに人に勧めるのはよくないんよ。特にこの時期は。

インデックス投資は人を無知にする。だってあなた「これだけやっておけば幸せになれる」ってゆーでしょ?

だれもがこぞって過去パフォーマンスを紹介して感嘆しているのは分かる。

けど、気をつけないといけないのは、こういうときよ。

ブコメにもあるが、これは浄土真宗に似てる。「南無阿弥陀仏」と唱えるだけでは人は救われないのよ。

浄土真宗は手軽さゆ庶民に爆発的に広がったそうだけど(詳しくないよ、自分は)、インデックス投資はまさにそう。

「ここ数十年救われてきた」から信者たちが「善意で」、勧誘しているのはすごくよく分かる。

けど、本当にするべきなのは念仏を唱えて祈ることじゃなくて、きちんと自分時間をかけて探究すること。

自分を救えるのは自分自身しかいない」ってことに気づくことなんよ。

そして多くの人はこれをやりたくないから、「簡単に救われる」って掲げてる宗教に入信してしまうんよ。

けど自分らがやるべきなのは、「本当にそれで救われるのか?」と疑ってかかること。

なぜインデックスがここまで上がり続けて来たか

なぜインデックス過去に上がり続けてきたという事実は、今後も上がり続けるという根拠になるのか?

そういうことを考えていきたい。

「どうせ勝てないから」はナシよ。思考停止が最もよくない。

勘違いしてほしくないのは、自分インデックス投資否定的からといって、決して「投資をしなくてよい!」とか「何もしないほうがいい!」と言ってるわけじゃないってこと。

過去100年のチャートを持ち出したインデックス信者は恥を知れ


インデックス信者記事の中で紹介するのって、過去チャートだけなんよ。

まず、そこに疑問を持たないといけない。

今後数十年の株価推移を予測するのに、過去100年や200年のチャートを持ち出すこと自体ナンセンスなの。

圧倒的にセンスが足りない。すごいよ、このセンスのなさは。

なぜ、人口爆発技術革新世界大戦復興が起こった1900年代を持ち出すのか?

同じレベルでの進歩がこの先数十年で起こるのか?

自分は無理だと思うよ。だって2000年代に入ってこの22年で劇的に変わったことって何かあった?

記事のジョセフとかパットの話とは、時代が違うんよ。なぜ2022年なのに1928年の話を教訓として持ち出すのか?それはセンスがないから。

しかGAFAとか出てきたし、生活は便利になったけどね。けど別に革新というわけではない。

今の時代は、一通りの技術革新のいちサイクルが終わってなだらかになっていると考えるのが自然よ。そうじゃない??分かりやすいのが音楽世界で、1990年代からJ-POPって何か変わった?

けれどもインデックスはこの20年も上昇してきたでしょ。それの要因が何なのか?

それが緩和。アホみたいな先進国政府があとさき考えずにお金をじゃぶじゃぶにばらまいたから。

金融緩和は、一通りの技術革新が終わったあと、それでも株価を押し上げようとした最後の推進力だったの。

けれども、お金価値が薄まっていまはインフレに苦しんでる。金融引締して、これまで緩和したのと同じレベルで引き締めないともとに戻らないよ。

これから株式投資は「プラスサム」ではない


インデックス信者根拠が「投資ゼロサムではない」だと思うけど、これは間違い。

正しくは、投資ゼロサムでは「なかった」。

ゼロサムでなかった要因が前述の金融緩和。世に溢れたお金が使い道がなくなって株式などリスク資産に回ったから、価格が高くなっただけ。

まり金融引締が行われるとゼロサムどころかマイナスサムになる可能性がある。

株価指数は、経済活動とか企業が生み出す価値 とかで決まるんじゃないんよ。多くの人は株式投資の本とかをみて、ここを間違って教えられている。

株価指数は、市中に回っているお金の総量で決まる。多少の上下は誤差。

アベノミクスでどうなったかを見たら分かるでしょ。実体経済とか関係ないんよ。

市中に回っているお金が少なくなれば、株価は長期で下がっていく。物理よ、これは。

じゃあどうすればいい?


ジリ貧が嫌ならどうすればいいか、結局自分で考えないとダメ

大多数の人間よりも、少なくとも頭一歩は抜きでないとダメなんよ。

な~んにもしなくてもとりあえずこうやっとけばOK!これをやっとけばやった人はみ~んな救われる!にはならないんよ

とりえあず円だけ持っているのが最悪。

決断力のない日本リーダーは痛みに耐えて利上げはできないから、

スピード感のある米国と違って、当分は日本だけ緩和が続くので円の価値はどんどん薄れる。

日本はこの体たらくぶりなので、自分で何とかしないとジリ貧は必至。

けど、99点の記事とかを読んで「インデックス分散投資でいいんだ」で思考停止させられているのはまずい。

あの記事に書かれている内容は真実で、

いろんな書籍を読んで多くの一般人に対する投資の最適解を導いたら、確かにインデックス分散投資 になってしまうんよ。

から少し賢い人達はみ~んなそれをやってしまう。

でも、みんなと同じことをやってみんなが救われた試しってある?(あるならいいけど)

たぶんそうじゃなくて、救われたのはみんなと違うことを自分の頭で考えてやった人たちのはずだよ

から、99点の記事だけみて「これで十分」って思ってはいけないの。

自分でいろんな本見ていろんなこと試して、少なくとももっと時間をかけないといけないの。

賢いインデックス信者よ、議論しましょう

インデックス信者の方、ぜひ議論してみましょう。

過去チャートよりも未来の話を聞いてみたいよ。君たちの考える未来のね。

やってほしくないのは「おれたちは時間を使いたくないんだ!」って言い逃れること。

時間を使いたくない一般人にとって、たしかインデックス投資は最適だからね。

でも、そうだとしたら、


ってことよ。

はっきり言うけど、株価指数は今後、「上がるかもしれないし下がるかもしれない」。

「そんなの何もいってないことと同じじゃないか!」と怒っても、事実そうだよ。

そして、根拠もなく「株価は長期的には必ず上がる」などと、過去数十年の値動きだけ見てそう言ってる人よりはマシだと自分では思ってるよ。

そしてこのリスク投資であり、

インデックス投資を始める人全員が覚悟すべき&許容すべきリスクなのよ。

株価は長期的には上がる」。寝言は寝ていってください。

反論があるなら教えて欲しい。

まあ、投資時間をかけたくない なんて考えてる人の浅知恵なんてたかが知れてるでしょうけどね。

ダメだよ、自分だけならいいけど、人をこのタイミングで巻き込むのは。


追記(9/ 6:30)

https://anond.hatelabo.jp/20220906062801

2022-08-22

anond:20220822131707

元々は船舶用語である縦ノリ(ロッキング)と横ノリ(ローリング)から来ているロッキングアンドローリングが由来とされ

1900年代序盤には黒人スラングの「セックル!」としての意味合いが強かった

2022-07-20

anond:20220720124155

なんか一冊だったら『人間 この信じやすもの』をおススメするよ

人間がなぜ間違った考えを信じてしまうのかを解説する本だよ

何でこれをおススメするかと言うと単純に読み物として面白い本からだよ

あいうの信じちゃう人がいるけど、こういう理由からだよと根拠を示しながら、ばっさばっさと誤認あるあるを切り捨てていく様は読んでいて痛快で楽しい

また、なんとなくあれって胡散臭いと思うけど、その理由言語化できないなあってことを平易な言葉説明してくれて、ぼくとしては腑に落ちる感じがすごくしたよ

一冊限りでこの本をおススメする理由としては、この本を読むことで他の本の説明が理にかなっているか考えることができるようになるからだよ

この本を読むことで胡散臭いものへの嗅覚がかなり鋭くなるよ

この本は誤認を認知的・社会的側面からとらえた本でしかいから、そもそも科学科学ってだけで妄信していいの?って思う人には『科学哲学冒険』がおススメだよ

科学哲学冒険』を読むと、文系でも科学とは云々が語れるようになるし、疑似科学科学の線引きができるようになるよ

哲学って難しいって思う人もいるだろうけど、この本はセンセイと文系テツオくんと理系リカちゃんの会話形式で話が進んでいくのでとても読みやすいんだ

『チ。』っていう漫画最近話題になってたけど、『チ。』の登場人物セリフの中には科学哲学の考えを元ネタにしてるものがあるから、『科学哲学冒険』を読むと『チ。』について科学哲学的な話題がだせるようになるかも

ぼく自身は『チ。』の舞台中世なのに、登場人物自分が思いついたこととして、1900年代のポパー反証可能性っぽいことを言及することについていまだに上手く気持ちの整理がついてないよ

2022-07-04

anond:20220704002754

マンソムリエ歴史

マンソムリエ起源パリにあり、著名なワインソムリエで、パリ舐め犬という異名を持つシャルル・ボネ(1718年-1784年)まで遡ることができる。

彼はマン汁の匂いと味だけで相手の体調を言い当てることを得意とした。その能力の高さを評価され、貴族階級女性たちの間で人気となり、ワインソムリエ舐め犬として宮廷に仕えた。

その後、彼の流れを汲む弟子たちにより、パリに本格的なマンソムリエ育成のための学校設立された。

しかし、フランス革命の混乱の中で学校は閉鎖され、一時期、フランスからマンソムリエたちは姿を消すこととなる。

そして、1900年代。パリ郊外の小さな村で、「マンコ舐め女医」と呼ばれる女性が、患者下半身露出させ、性器肛門を優しく舐める治療で評判となっていた。彼女治療を続けるうち、自然マンソムリエ能力に目覚めた。

彼女の名は、ジャンヌ・ド・ラトレイユ(1878年-1965年)といい、のちに彼女は、仏マンソムリエ協会設立することになる。彼女はシャルル・ボネらが残した文献を読み漁り、独学で技術習得し、数多くの弟子を育てた。

こうして誕生した「仏マンソムリエ協会」によって、フランスでは大規模なマンソムリエの育成が始まり現在では世界中マンソムリエ存在が知られるようになった。

2022-06-20

Li-ion電池の値段が下がることに文句を言ってた増田追記です

anond:20220620011640

(6/21 1:15 追記

なんか元増田とかこの増田で「リン酸鉄系電池のせいでリンが枯渇する・枯渇が近づく」って言う内容を読み取ってる人がいるみたいだけど、そんなこと書いてないよ。元増田では追記で「枯渇が見えてる資源を使ってたら価格が下がっていくとは考えづらい」って書いたし、ここでは「問題消費量じゃない」って書いてるよ。書いてないことを読み取られても反論のしようがないからね。

追記終わり)

書き方が悪くてEVアンチだと思われている節があるんですが(ただこれは完全に私が悪いです。すみません)、あくまで現状の電池技術ではコモディティ化は難しいだろうということを資源という面から書いたつもりでした。いい加減なことを書いているとまで言われてしまったのは心外だったけどね。

以下は気になったブコメへのコメントです。

korilog 埋蔵量はその時点で経済的メリットの出る採掘量なので、採掘技術進歩価格の高騰で増える。自分子供の頃にはお前らが大人になる頃には石油が尽きるからなって言われてたけど、寧ろ尽きるまでの年数が伸びてる

そうだね。でも価格が上がってしまうとますますコモディティ化からは遠ざかるよね。

muchonov 電池技術開発の弾込めは日本含め世界中で高密度化とレアメタルフリー(=廉価化)を目指して突き進んでるので自分は楽観的。次世代Li系は概ねコバルトフリーだし、本命はほぼ無尽蔵のNa・K系。リンは→https://bit.ly/3b1rPGk

そうだね。でもね、リチウムイオン電池って30年前には実用化されてた(1991年ソニー)んですが、EVとして普及し始めたのはこの10年ほど。あくまタイムスケールを感じてもらうためにこの例を出したので、そのまま当てはめることはできないけど新しい電池を車用に実用化するとなったらそれなりに時間がかかるのは覚悟しておくべきだろうね。多分今のEVブームが盛り上がっている間(今のインフレ退治の後の景気後退が来るまで)には間に合わないだろうな。でも、多分EV一般的に普及させるのは全固体電池なり金属空気電池だろうなとも思うから投資は惜しまないでほしいなとも思うね。

リン酸鉄系について色々ブコメ増田があったんだけど anond:20220620101253   に答えるのが手っ取り早そうだから答えるね。

あのさあ、LFP電池が使うリンの量なんて、農業利用される莫大なリン量に比べたらタカが知れてるというか、はっきり言って誤差のレベルでしょ

そうだね。でもね、問題消費量じゃないんだ。リン酸塩の値段は今後も続くリン採掘によって上がっていく。「肥料じゃなくて電池にするから安くしてくれ」なんてできないんだよ。現にウクライナ侵攻後にFertilizer prices indexの値段は2倍になってるからこの影響は半年もしたら出始めると思うな。あとね、個人的心配してるのがこのあと天変地異なりでリンの値段がさらに急騰した場合安全保障名目中国政府梯子を外してくるんじゃないかということ(四川大地震の時に似たようなことが一回あったみたい)。リンレアメタルよりも大事な、人間にとって生きていくのに絶対必要元素なのでそれを電池に使い続けるのは政治的にも難しいと思うな。

そもそもLFP電池自体がNMC系のLiBに比べて長寿なうえに、最後までバッテリセル内に滞留してて100%リサイクルできるから

これは違うよ。調べてもらったらわかるけど二次電池の正極活物質リサイクルって実は難しくて、今やってる電池リサイクルって実は負極に使う銅箔など肝心の正極以外のものが多いんだ(実は三元系でもまだそんなにできてないんだ)。リサイクルビジネスになるかどうかを無視したとしてもリン酸鉄のリサイクルなんて今出回り始めたEVリサイクルをするわけだから10年後に軌道に乗るビジネスだよね。もうすでにリン鉱石の値段が上がり始めている現状で10年後のリサイクルの話をされても、、、って思うね。それこそ次世代電池が普及し始めてるかもしれなくない?

元増田みたいな主張に対して「EVオワタ論者が寄ってきてセンセーショナルになりがちな風潮はマジで吐き気がする」って思う人はむしろ増えると思うよ

これはその通りで、書き方がよろしくなかったと思っていますすみません。あと書き方が悪かったのは承知の上で言ってるけど自分EVアンチでもテスラアンチでもCATLアンチでもないです。CATLは本当に世界一電池メーカーだと思ってるしめちゃくちゃ期待してます

以下はその下の部分に対してのコメントです。




市場原理の話はまあ定性的理解できるんだけど、さっきのタイムスケールの例からもわかると思うけど電池進歩って半導体みたいに速くないんよ。レアメタル使わないのは結構なんだけど、それが使えなかったとしてもみんなEVなり蓄電池が欲しかったらレアメタルを使ってる電池を使わざるを得ない(後、電池の新技術って声高に宣伝される割に実際実用に耐えるのが出てくるのってそんなに多くないんだよね)。個人的なところを言うと新自由主義的な市場原理技術革新を説明するのは開発者ちゃんと儲かる仕組みを作ってからにしてほしいとおもうね。




自動車の電動化についてはおそらく業界の人はみんな避けられないと思ってるよ。でもね、100年ほどの自動車歴史を振り返ったらわかるんだけど先進技術がほぼ100%で不可逆的に普及するタイミングってほんとわかんないんだよね。100年前のアメリカの例で考えてみよう。

1900年代ー1920年代アメリカって蒸気、ガソリン電気自動車が鼎立していて、蒸気はPWRの面で、電気は航続距離の面で難があった。だから当時の人もこれからの主流はガソリンになるんだろうなって思ってて、実際ガソリン自動車会社創業ブームになって1900年代はアメリカ全土でおよそ300もの自動車会社存在したんだ。ガソリン車っていうのは既存自動車に比べて

という利点があった。だからたくさん参入してきたんだ。でもね、結局ガソリンエンジン車の普及とBig threeの隆盛が決定的になったのは自動車技術問題じゃなくて、世界恐慌とその頃にテキサスで大油田発見されてガソリンが安くなったからなんだ。その頃にはもうアメリカ全土にあったガソリン車に群がった中小企業世界恐慌でもう潰れてる。だからその後のアメリカ自動車市場は生き残ってたクライスラーGMFordの寡占になったんだよ。

 この例から見てもわかるんだけどね、みんなわかってるんだよ。次に来る技術は。でもそれが決定的に普及するのは外部的要因に依存することが多くて時期は本当に読めない。だからそこまで体力を温存するという戦略もできるし、むしろ自分でその変化を起こしてやろうという戦略もとれる。どちらが正解なのかは正直分からない。でもね、技術的な側面だけじゃなくて社会的な側面から見ても現状の技術でのリチウムイオン二次電池電池コモディティ化させるゲームチェンジャー足り得ないだろうというのが正直な感想になる(将来的にもないとは言ってないよ!あくまで今の技術ではという話)。ただしその答え合わせは10年後かもしれないし、もしかしたら30年後かもしれない。もしかしたら水素なりアンモニアゲームチェンジャーになるかもしれない。だから日本人としてはトヨタ戦略が正しいと思いたいけど、そうではないかもしれないとは思っています。でもちょっとでも日本自動車産業応援してくれると嬉しいな。

2022-05-31

anond:20220531114954

弥生時代と言い出したかと思ったら1900年代とか言い始めて、時代感覚ガバッガバ過ぎない?

anond:20220531114553

内容に一切触れてない辺り、

俺の小卒ドブ知性では理解できませんでした…!悔しいのでキレますが、俺には弥生時代ムラ社会感覚しか理解できないです、1900年から成長していない亡霊です!現代先進国に生きれる脳の容量がありませんでした!!って事かな

2022-03-28

ウィンブルドンと見せパンアンスコ)、あるいは国会での見せパン論争

テニスアンスコといえばフリフリ白パンツか、紺ブルマーイメージだ。純白のスカートから躍動する脚、チラチラのぞきブルマー。実物は見たことないのに、なぜかドキドキしてしまう。この偽装された記憶はどこから来たのだろう。

ウィンブルドン小史

ウィキペディアによれば、第1回大会センターコートに置いてあった芝生の手入れ用のローラーを新しくする資金集めを目的に、1877年7月9日から始まったそうだ。種目は男子シングルスのみのアマチュア大会だった。

1884年女子シングルスと、それまでオックスフォードで開催されていた全英男子ダブルスウィンブルドンで開催されるようになった。1913年には女子ダブルスミックスダブルスが加えられ、1968年にはプロ選手の参加が認められた。

世界中から強豪選手が参加するようになったため、地元イギリス出身者は長らく優勝できなかった。男子シングルスでは1936年のFrederick John Perryから2013年のSir Andrew Barron "Andy" Murrayまでの77年間、優勝がなかった。また、女子シングルスでは1977年のVirginia Wadeの優勝を最後に40年以上イギリス人の優勝者は出ていない。

ちなみに、このように海外勢いに門戸を開いた結果、地元勢が淘汰され消沈することを「ウィンブルドン効果」という。

開催時期は原則として6月最終月曜日から2週間で、ちょうど英国の社交の季節だ。競馬ロイヤルアスコット(「マイ・フェア・レディ」に出てくるあれ)、競艇ロイヤルヘンリーレガッタもこの時期だ。

ドレスコードが厳しいのでも有名で、原則身に着けるのは白一色である汗じみが見苦しくないようにともいわれる。ブリタニカのページなので確かだろう。

https://www.britannica.com/story/why-do-tennis-players-wear-white-at-wimbledon

女性テニスプレイヤーファッションドレスから見せパンまで

https://www.messynessychic.com/2017/07/07/from-corsets-to-culottes-the-women-who-dared-to-change-wimbledon/

元々、ウィンブルドンでは女性はロングスカートや分厚いシャツそれから帽子かぶることが要請されていた。こちらではコルセット付きだったとも(ただし白い衣装について異説を紹介していることに注意)。20世紀初頭のテニスプレイヤーは道行く女性の姿と大して変わらなかったのである。だから本気で優勝を目指すことはおろか、ちょっと大きな球を返すのさえ大変だった。当時の男性がずっと軽装だったのと対照的である

流れを変えたのはDorothea Douglass Lambert Chambersという選手で、1900年により簡素シャツネクタイ姿で登場した。7度シングルで優勝し、1908年には夏のオリンピック金メダルを取っている。彼女1910年ドレスコードやエチケットについての本を著している。

その後フランスのSuzanne Lenglenがテニス界のフラッパー(新しい女)として知られるようになった。飲み物ブランデーと入れ替えたり、強めのメイクをしたりといたずらも好きだった。負けると感情的になったことでも知られる。彼女は白のみのファッションを許容していたウィンブルドンに立ったが、エキセントリックファッションセンスでも知られていた。ミンクオコジョコートをまとい、当時としては短いスカートプレイしたのである彼女が次の世代女性たちに道を切り開いた。

そして戦後1949年、Gertrude Moran(Gorgeous Gussie)がスキャンダル引き起こした。というのも、ウィンブルドン意匠は白一色だと規定されていたのだが、そのあまりにも「明らさまな」白い衣装に観客はショックを受けた。どういうことか。試合の前にMoranは公式開催主のTed Tinlingに衣装デザインしてくれと依頼していた。一見すると規定に従った衣装に見えるのだが、実際にプレイするとフリル付きの下着が丸見えになったのだ。

これに関し、All England Club’sの委員会は「ウィンブルドンに野卑と罪を持ち込んだ」と猛烈に批判し、国会でさえ適切な衣装についての議論が起こった。Tinlingは33年のキャリアにもかかわらずウィンブルドンホスト追放された。にもかかわらず、Moranは魅力的な姿から彼女は人気だった。彼女は後に「自分はただの女の子だったが、メディアが大げさに書き立てたのだ」という趣旨発言を残している。彼女60年代まで活躍した。

見せパンの定着以降

https://www.thecut.com/2018/08/womens-tennis-outfits-convtroversy-history.html

衣装に関する議論は定期的に起きている。全ての内容を翻訳していてはページが長くなるので、見せパン関係するいくつかのみをピックアップする。

1958年アメリカのKarol Fagerousは金のラメ入りの見せパン全仏オープン披露したが、すぐさまウィンブルドン大会への参加を禁止された。「対戦相手不快にさせる」のがその理由だ。しかし、金のラメを白いレースで覆うことで参加を許可されている。

あるいは2016年ナイキデザインしたベビードール風のテニスウエアがある。しかし、選手身体を隠すのに苦労したし、ひらひらして浮いてくる。実際写真検索するとしょっちゅうパンというか見せパンが丸見えになる。なので、ナイキはすぐにその衣装改善したそうだ。

https://www.slideshare.net/guimera/wimbledon-2014-fashion-through-history

見せパンについてはこちらも参照。たとえば6番目の写真のChris Evert、1976年ピンクの見せパンや、41番のTracy Austin、1981年黄色の見せパン確認できる。50番はTatiana Golovinは赤の見せパン(短パン)で、このときウィンブルドン衣装がすべて白という規定抵触するかどうかでもめたらしい。一応、下着の色は自由だということでおとがめなしだったそうだ。56によるとMaria SharapovaSerena Williamsの赤の短パンが、そして色付きのネイル問題になったらしい。

https://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/bbc-bosses-blasted-focus-female-17086364

なお、大衆紙によると2016年BBCの偉い人がテニス選手の見せパンやお尻ばかり撮影したと批判されたようだ。以前にビーチバレー記事でも書いたが、カメラ性的にならないようにする工夫というのは必要である

じゃあパンツの歴史は?

記事が長くなるのでこちらの週刊誌記事を貼っておく。

https://www.news-postseven.com/archives/20190904_1444086.html?DETAIL

エラリー・クイーンを読んでいた時に、確か「Zの悲劇」だったと思うが(いや、「レーン最後事件」だったかな?)、ペインシェンスという娘が恋人スキャンティパンティー、ショーツの別名)を買いに行く場面があった。同時代小説での証言として興味深いのでメモしておく。

https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a35747586/history-of-pantslooks2021/

また、パンツでヒットしたのでここに記す。死文化していたが、フランスでは女性スカートでないパンスタイルをはくことが法で禁じられていたとのこと。女性の権利に関して非常に進歩的である地域に見えても、案外不平等システム残滓が残っていたりするのもので、ときおり愕然とさせられる。たとえばスイス女性参政権が得られたのは驚くなかれ1991年である女性への制限男性への制限、どっちでもない人への制限、みんなで少しずつなくしていきたい。

ところで……

よくドレスコードなんかでもめる話で、ハイヒールを必ずはくよう要請される場所というのがある。なんかの映画祭でも話題になっていたことを記憶している。伝統に敬意を払うのは大事だが、はいていないと入場できないのはやりすぎのように思う。ドレスコードってのはみんなが居心地悪くならないようにするためのもので、人を縛るものとはちょっと違う。

例えば、足を怪我していたらどうするのか。もっと極端な話、脚が生まれつきない人はどうするのだ。茶化しているのではない。様々な疾患や障害があろうが困らないようにするほうが、誰にとっても生きやす社会になるはずだ。

結論

余談1

「Tennis Girl」というスカートからお尻丸出しの歴史的に有名な写真がなんと英語版ウィキペディアには掲載されている。ウィキメディアコモンズにはときおりとんでもない画像があるから驚かされる。

余談2

自分投稿ブルマ増田としてまとめてくださる方がいる。あるいは、いつも応援コメントをつけてくださる方がいる。ありがたいことだ。けれども、どうやって拾い上げているのだろう。一日に何千件も投稿されるはてな匿名ダイアリーの中から見つけるというのは大変な作業だ。すべてが注目エントリに入るわけではない。いったいどうやっているのかちょっとうかがってみたい。ブルマーというキーワードで定期的に検索をかけているのだろうか? それともそういうスクリプトが組めるのだろうか?

次回は?

気になっているテーマ複数ある。

例えば女性ショーツ(そして見せパン)の形の変遷、チアの見せパン歴史。また、古代エジプトクレオパトラカエサルと会ったときにどういう服装をしていたのか(絵画のようにトップレスになることがあったのか)、それからトップレスが許容されていていた地域時代的変遷だ。これは身分にもよるだろうし、少し複雑になるだろう。あるいは、どうしてギリシアローマの流れを引き継いだ西洋絵画では、長らく女性器と陰毛があまり表現されていなかったのか。多くの古代文明では時に具象的に、時に抽象的に表現されているのに。謎は多い。

インターネットだけでの調査にはおのずと限界もあるだろう。仕事家事時間がとれるとも限らない。

相変わらず次回はいつになるかはわからない。またいつか会いましょう。

2022-01-18

anond:20220117214405

by stone well  井戸そば

by stone well  井戸端会議

by stone well  井戸掘り

 

バイストン・ウェル物語を、覚えている者は幸せである。」

  

バイストン・ウェル

富野由悠季創造した架空異世界

海と陸の間にある、魂が輪廻する間に束の間の休息をする場所

トールキン1900年代半ばに創造したファンタジーという文学世界中に伝播して様々な亜種を生み出した。

米国においては勇者コナン代表されるようなヒロイックファンタジーと呼ばれるマッチョファンタジーが生まれた。

本邦においては「異世界勇士」がファンタジー先鞭をつけたという説があるが、やはりというべきかそれは異世界転移物語である

同じくバイストン・ウェル舞台とする物語も地上界と呼ばれる我々の世界からバイストン・ウェルへと召喚された人々の話である

物語はこの一節から始まるように記憶している。

 

バイストン・ウェル物語を、覚えている者は幸せである

2021-10-27

anond:20211027111333

ドキュメンタリー映画最初期の1900年代初頭から「〇〇やってみた」系の映画も全部ドキュメンタリー映画として扱われてきてるから、単純にお前の了見が狭いだけやで。

2021-08-08

外国人 は言った 「死ぬほどおいしい」 と

はははっ日本語言い回しお上手ですね。

ってのがファーストインプレッション

でもこういうのって翻訳前の原文が気になるのよね。英語しらんけど。

「絶賛」される日本のコンビニ 五輪海外メディアが「死ぬほどおいしい」 重労働など「影」の部分も知って:東京新聞 TOKYO Web

シンガポールジャーナリストは「ローソンフライドチキン死ぬほどおいしい」とツイート

どのツイートかわからなかったので「LAWSON fried chicken」で検索

それらしいツイートプロフィール確認

CNA(Channel NewsAsia)ジャーナリストで、これはシンガポールメディアらしいからおそらくこれ。

https://twitter.com/MatthewMohanCNA/status/1421430504872574976

Here’s what lunch looked likeLawson’s fried chicken is to die for. #Tokyo2020

"to die for"が「死ぬほどよい」という言い回しっぽいのね。

"to die for"の意味・使い方|英辞郎 on the WEB

to die for

〈話〉すてきな、非常に素晴らしい

・That fur jacket is to die for. : その毛皮のジャケットは最高にすてきだ。

・My friend has a figure to die for. : 私の友人は非常に素晴らしい体形[ナイスバディーの持ち主]です。

同じような表現に「to death」。

【英語】1分でわかる!「to death」の意味・使い方・例文は?ドラゴン桜と学ぶ英語主要熟語 - Study-Z ドラゴン桜と学ぶWebマガジン

端的に言えばこの熟語意味は「死ぬほど〇〇」だが、もっと幅広い意味ニュアンス理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

「to death」には、様々な言い換え方があります。「until 〇〇 die」で「〇〇が死ぬまで」や、「to the moon and back」で「月まで行って戻って来れるくらい」などが多く使われている表現です。「to the moon and back」は、死ぬほど何かが好きな時に自分の愛を届ける時に多く使われるのでよく会話や文章などで多く見かけるので頭に入れておく役に立ちますよ。

ふーむ。じゃあ日本語の「死ぬほど○○」と英語の「to die for」は別々の場所で発生したのか英語日本語に輸入したのか。まさかその逆か。

もちろんそんなことは私の検索能力では調べられないのである

同じ感性で生まれたって考えはロマンがあるけれど、まあ輸入かな。でも結構普遍的表現な気もする。

英語に関しては本当に調べる経験がなく手段が思いつかないのでgoogleの日付指定ぐらいしかできない。

書籍全文検索が発行年つきでできたりしたらそれを使うんだろうけど。

で、まあ大して意味もない検索結果としては1988に映画タイトルにはなってる。

蒼い牙 果てしない愛の物語 : 作品情報 - 映画.com

1988年製作アメリカ

原題:To Die For


日本語のほうはそうだな、比喩表現ということで青空文庫から

死ぬほど - Aozorasearch 青空文庫全文検索

翻訳作品を除くと、おおよそ1900年ごろから使われている表現に見受けられる。夏目漱石時代である

長谷川君と余

夏目漱石

...まさか死ぬほど寒いとは思わなかったかであるしか死ぬほど寒かっ...

初出: 「朝日新聞」1909(明治42)年8月

さら翻訳自体20世紀だが、元の表現を忠実に訳しているとするならば1500年台のフランスで同様の表現がされていたらしい。

エセー - Wikipedia

モンテーニュ随想録 07 随想録 第三巻

関根秀雄 モンテーニュミシェル・エケム・ド

...ことをきらい、屈従と束縛とを死ぬほど憎むからである人間が多いのを... / ...知った人々に誤解されるのを、死ぬほど恐れているだけなのである。  ... / ...からたよられることも、ともに死ぬほどきらいになった。わたしはどんな...

ふーむ。ついでにもうちょっと古い日本語情報がないか勘で調べてみる。

文章がよく残っていて古そうな時代といえば…平安時代かな?

ありますねぇ!

下痢をお漏らし!嫌いなヤツには石投げる!平安貴族が結構お下品【落窪物語】 | 和樂web 日本文化の入り口マガジン

さらに典薬助は、ことの顛末を北の方とその侍女たちにいっさいがっさい話してしまます。すると彼女たちは「死にかへり笑ふ」「いとど人笑ひ死ぬべし」など、死にそうなほど笑ったことが書かれています。「死ぬほど笑った」という表現平安時代からあったことも面白いですね。

落窪物語ウィキペディアによると10世紀末頃に成立したとされる。

さらに「死にかへり」を調べると源氏物語が挙げられている。ご存知紫式部の著でこれも時代は1008年だそうだ。

死に返るの意味 - 古文辞書 - Weblio古語辞典

連用形副詞的に用いて〕死にそうなくらい苦しく。死ぬほど強く。

出典源氏物語 絵合

「しにかへりゆかしがれど」

[訳] 死ぬほど強く知りたがったが。

少なくとも英語の"to die for"などから日本語の「死ぬほど」が生まれたわけではないと考えてよさそうだ。

よく考えれば死は万人に訪れる避けがたい事象であって、言語関係くそれを強調の修飾として使うことは割と自然かもしれない。

死ぬほど君の処女が欲しい」「可愛すぎて死ねる」「死ぬほど痛いぞ」「ヤンデレ女の子死ぬほど愛されて眠れないCD

現代的で若者言葉のようなイメージがあったものの、1000年以上続く死ぬほど死なない言葉だったようだ。

以上今日自由研究でした。

2021-05-25

anond:20210525003136

生涯未婚率は50歳時未婚率だから産めよ増やせよ関係ないな。

1900年代生まれの99%が結婚してたってことに過ぎない。

ベビーブーム引き起こし世代の未婚率は大体男1%、女3%かな(1970年代生涯未婚率)。

2021-02-15

世界各国の最盛期

イタリア五賢帝時代

五賢帝は、1世紀から2世紀後期に在位したローマ帝国の5人の皇帝、またその在位した時代のこと。しばしばネルウァ=アントニヌス朝とも称される。共和政時代から続いてきた領土拡大が一種集大成を迎え、ローマ帝国始まって以来の平和繁栄が訪れた。パクス・ロマーナと呼ばれる時代一角なす

中国貞観の治」

貞観の治(じょうがんのち)は、中国唐(618年 - 907年)の第2代皇帝太宗の治世、貞観(元年 - 23年)時代(627年 - 649年)の政治を指す。この時代中国史上最も良く国内が治まった時代と言われ、後世に政治的な理想時代とされた。わずかな異変でも改元を行った王朝時代において、同一の元号23年も続くというのはまれであり、その治世がいかに安定していたかが窺える。

スペイン黄金の世紀」

16世紀中盤から17世紀前半までの約80年間はスペインが史上最も繁栄した時期であり、黄金世紀(Siglo de oro)と呼ばれている。スペイン君主カルロス1世神聖ローマ帝国皇帝即位した際には、ヨーロッパにも本国以外の広大な領土を持つなど、その繁栄の様は「太陽の沈まない国」と形容された。

イギリスヴィクトリア朝

19世紀後半のヴィクトリア女王時代近代イギリスで最も繁栄し、多くの自治領植民地を所有し、工業生産金融の面で世界経済ヘゲモニーを握り、第二帝国時代ともいわれた。国内政治では保守党自由党二大政党が交互に政権担当する政党政治機能し、文化面でも世界リードパックスブリタニカを実現した。

フランスベル・エポック

ベル・エポック(Belle Époque、仏:「良き時代」)とは、厳密な定義ではないが、主に19世紀から第一次世界大戦勃発(1914年)までのパリ繁栄した華やかな時代、及びその文化を回顧して用いられる言葉である19世紀中頃のフランス普仏戦争に敗れ、パリ・コミューン成立などの混乱が続き、第三共和制も不安定政治体制であったが、19世紀末までには産業革命も進み、ボンマルシェ百貨店などに象徴される都市の消費文化が栄えるようになった。1900年の第5回パリ万国博覧会はその一つの頂点であった。

アメリカ「狂騒の20年代

第一次世界大戦特需アメリカは大いに沸いた。アメリカ経済は空前の大繁栄をとげ、戦前債務国から世界最大の債権国に発展した。世界経済の中心はロンドンからニューヨークウォール街に移った。大衆生活大量生産・大量消費の生活様式が確立する。一般には「黄金20年代」と呼ばれ自家用車ラジオ洗濯機冷蔵庫等の家電製品が普及した。1920年には女性への参政権が与えられるようになった。ベーブルースによる野球人気やチャップリン映画黒人音楽ジャズなどのアメリカ的な文化が開花した。

日本

いつ?

2021-02-12

必読書コピペマジレスのやつのパクリ海外文学

パクリ元→ https://anond.hatelabo.jp/20210212080317

だって楽しそうだったから...(自分文学的教育は受けてないし、誰かと読んだ本の感想を共有することなんてないので、元増田文学サークルとか友人とか出てくるのがうらやましい)

ネタバレありだけど、ちゃん確認せず書いてるので記憶違いがあるかも。あと、後半になると全然読んでなかったわ。

ホメロスオデュッセイア

オデュッセウストロイ戦争から帰る途中で船が難破して右往左往頑張るのを眺めるお話なのだけど、勇敢で直情的な普通おっさんなので苦労するところは苦労してて良い。あと、イリアスと比べても昔の神話らしく出てくる人物とか神様の類がガチ理不尽なので良い。話がズレるけど、イリアスにはディオメデスというやつが主人公然として出ずっぱりなのだけど、オデュッセイアの回想には全く出てこないし、アガメムノンとかアイアスとかと違って他の作者の物語にも出てこないのだけど、あいつなんなん?

旧約聖書創世記

途中で読むのをやめた記憶がある。

ソポクレスオイディプス王

エディプスコンプレックス父親に対向心を燃やし、母親に恋慕する、的なやつ)の語源だと聞いて読んだら、全然そういうノリの話じゃなくて「へぇ」ってなったやつ。オイディプス自身は預かり知らぬところで運命に弄ばれて、最後にはすべてを理解してしまって絶望する可哀想な話なのだけど、どうでもよいことで人を殺したことトリガーでもある(それも運命ではあるのだけど)ので、自業自得感もある。気楽に人を殺してはだめ、絶対シェイクスピア悲劇とかもだけど、「100%落ち度がない悲劇被害者」ってあんまり昔の物語には出てこないね

唐詩選』

タイトルすら知らないやつ、その1

ハイヤーム『ルバイヤート

いまいち印象に残ってないけど、なんかずっと酒を楽しんでて幸せそうだなって思ったような気がする。

ダンテ神曲

地獄編の半分くらいまで読んだ。作者(ダンテ)が古代詩人だか哲学者かに褒められて地獄めぐりを導いてもらうところから始まって、自分の嫌いなやつ(政敵とか批判者)が地獄で苦しんでるのを巡ってはひたすら口汚く罵って回るという、その性格の悪さというか根暗さに嫌気がさして読むのをやめた。原文だと詩的というか言語的な美しさとかあるらしいけど、こちとら娯楽としてしか本は読まないので日本語で読むからそんなん知らん、こいつは陰湿

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

確か冒頭に「酒でも飲みつつゲラゲラ笑いながら聞くためのもんだから」みたいな説明が入るのだけど、そんな感じ。すごいでかい巨人の話だけど、家を椅子にしたと思ったら小便で洪水を起こして家を押し流したりするので、巨人としてのサイズも大概統一性がないんだったはず。なんか「人間の絆」だったかで、大真面目なキャララブレーを手放さなかった、みたいな描写があった気がするのだけど、ニュアンスがわかるようなわからんような...と思った記憶がある。

シェイクスピアハムレット

シェイクスピア作品は、意図はどうあれよく「様々な作品元祖とも言えるものなので、読むと後続の作品がより楽しめる」的に紹介されるのだけど、普通に単体で楽しめると思う。そもそも、別作品を読んでて「あ、これシェイクスピアで見たやつだ!」ってなったからって楽しいか?という感覚個人的にはある。ひとつ上にラブレー云々も別に良い要素だと思わなかったし。で、ハムレットシェイクスピア戯曲の中でも登場人物精神性の完成度が一番高いと思っていて、劇的さでは「オセロー」とか、キャラクターの鮮烈さでは「リチャード三世」とかには劣るかもしれないけど、舞台装置としてのキャラクターではなく、"異なる価値観教育etc...の元に自分で考えて行動する登場人物たちがつくる物語"としての面白さが本当に高いと思う。歴史的価値とかは忘れろ、楽しめ。

セルバンテスドン・キホーテ

パルケエスパーニャにいた。

スウィフトガリヴァー旅行記

巻末の解説すら読まないことが多いので、アイルランド云々の話をパクリ元で見て「そうだったんだー」ってなった。それぞれの国には短編小説くらいの分量しか滞在しないので、それぞれ短編SFとか的なノリで読んで面白かった記憶がある。自分自然科学系の研究者なので、科学なき探求(無為)をひたすらやってる国の印象が強い。なんかおまじない的なやつで作物の収穫量が増えるのでは?ってそれを試してるんだけど、当たり前に効果はまったくないし、それを評価するというプロセス存在しないので無限無為を繰り返してた。

スターントリストラム・シャンディ』

タイトルすら知らないやつ、その2。

サド悪徳の栄え

「目玉の話」は読んだけど、その結果として「悪徳の栄え」は読まなくて良いかな。ってなったやつ。

ゲーテファウスト

最強天才ファウスト博士悪魔契約して、「悪魔の力で楽しませてやる代わりに、人生楽しみきって満足したら魂もらうからな」って契約をする話なのだけど、すべての学問を修めた最強天才のはずのファウスト博士普通精神的に未熟なおっさんなので、酒飲んで暴れたり恋愛ごとやったり神話的な体験したりと色々していくなかでの言動がいちいち子供じみてるのが面白い。最後理想国家のために働く的なパートでいきなり聖人的になってたり、全体の流れが説教臭いのが多少鼻につくのだけど、ラストシーンの迫力は自分読書歴の中でトップクラスだと思う。ちなみにこの作品は「時よ止まれ、お前は美しい」って言葉元祖なのだけど、これってファウスト博士からの「この世界を楽しみ尽くして満足した。これ以上の瞬間などこれ以降はありえない(だからもう魂を持っていって良いよ)」という悪魔への宣言で、なんかラブロマンス的なシーンで使われてるの見ると、「ん?」てなるんよね。

スタンダールパルムの僧院

面白かったな」という感想を持った記憶はあるのに内容はまったく思い出せない。なんか年上美人若者恋愛する話だったと思う。多分登場人物が本気で生きてる感があって各シーンは面白いって読めたけど、全体の流れにはさほどの興味が持てなかったタイプの話だと思う。

ゴーゴリ外套

うだつの上がらない貧乏役人のおじさんが一念発起して外套を新しく買うのだけど、可哀想な目にあう。っていう胸糞の悪い類の話。どこかユーモラスなので面白がりつつも、「可哀想じゃんヒドイよ!」って思いながら読んだ。みじめな人間をみじめな人間視点で描ききるって案外すごいことだと思う。でもゴーゴリナンセンス小説ならもっとポップな「鼻」のほうが好きだし、大真面目な雰囲気ナンセンスをやっている感のある「死せる魂」も良い。死せる魂は未完だけど、なんだかんだ一つのエピソードちゃんと完結してるので、未完だからって敬遠しないで良いと思うよ。

ポー盗まれた手紙

タイトルとあらすじを知ってて、なので読んでいない。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

主人公女性の半生記的なところがある物語なのだけど、主要登場人物であるキャサリン主人公)やヒースクリフ主観的感情があまり描写されない(まったくされない?)ので、なんかヒステリック意味不明言動キャサリンと内心が読み取れないヒースクリフが読者を置いてけぼりにしながらすごく力強くて迫力があって得体のしれない物語を作っていく話だったと思う。主観的情報がないからこそ感じられるキャラクターたちの感情の力強さってなんかあるよね。

メルヴィル白鯨

クジラに関する雑学(どう考えてもガセのものがある)がしょっちゅうはいってくるクジラ漁船物語体感で全体の3割)。エイハブ船長とクイークエグのキャラクターの良さを傍観者主人公視点で楽しむ感じだった気がする。ラストシーン映像的な迫力は「ファウスト」のラストシーンの迫力にも匹敵するものがあると思う。文章映像的迫力ってなんよ?って自分も思うけど、なんかそういうのはあるんだ。多分。

フローベールボヴァリー夫人

間違えなく読んでるし、面白かったと思った記憶もあるけど内容が思い出せないやつその2。多分、貴族恋愛ものってジャンルはいろんな作品があるので、自分の中でごっちゃになってるところがあるんだと思う。あらすじを読むとなんとなく思い出すのだけど...

キャロル不思議の国のアリス

ディズニー映画って、ノートルダムの鐘とかを筆頭にとんでもなく改変されてるもんだけど、不思議の国のアリスについては、その「不思議の国」感は素敵に映像化されてると思う。一方で、原作の「ひねくれイギリス人が伝わるかどうかは無視してそのアイロニー子供にぶつけてる感」はなくなってるので、そういうひねくれたおっさんのノリのために読んでみても良いと思う。

ドストエフスキー悪霊

ドストエフスキーノイローゼ死語患者独白を描かせると人類史最強だと思っているのだけど、この作品でも割とそういうところがある。ノイローゼ感のヤバさだけなら地下室の手記とか白夜でも良い。でも個人的には「罪と罰」の主人公の単純なノイローゼ患者ではないせめぎあい感が一番好き。

チェーホフ桜の園

由緒ある一家が没落していくんだけど、正常化バイアスなのかなんなのかどこか他人事で、お母さんなんて特に事が進む毎に悲しんではいるんだけど、一切その精神性が変わらなくて(成長しなくて)、「多分この人死ぬまでこうなんだろうな...」感があってすごい。ラストにお年寄り使用人に対する家族全員に関するシーンがあるのだけど、それがすごい印象的で、チェーホフの他の作品戯曲を抑えてこれが良く代表作として出てくるのはこのシーンのせいだな、って個人的には思ってる。自分チェーホフ戯曲より小説のほうが好き。

チェスタトンブラウン神父童心

タイトルすら知らないやつ、その3。作者名も知らない。

プルースト失われた時を求めて

5冊だか6冊だかにのうちの一冊目だけ読んで続きを読んでなかった。忘れてたわ。

カフカ審判

読んだけどあんまり好きになれなかった記憶がある。カフカ基本的キャラクターに人間味がないのが面白いところなのだと思っているんだけど、「変身」とかの短編ならともかく、「城」とかこれくらいの分量になると、人間味のないお話自分には楽しめないのだな、と思った。

魯迅『阿Q正伝』

読んでないけど、なぜかあらすじは知ってる。

ジョイスユリシーズ

読んでない。「ダブリン市民」があまり楽しめなかったという記憶があって手を出していない。ダブリン市民はどんな話だったか覚えてない。

トーマス・マン魔の山

結核患者の療養施設であるところのサナトリウム生活するおっさんの話。ワナビー小説家だか学者だか(主人公ではない)のエピソードや、立派な紳士とその子供の印象的な挿話があったかと思うと主人公と別の患者哲学かなにかの論争がてんやわんやあったり、女性患者との恋愛未満関係の話があったりと色々な要素がある。ただ、どの部分でも人物精神性についてバリエーション豊かで不思議リアリティのあるキャラクターが独特な言動をするので楽しめた。でも、突然こっくりさんをはじめたときは「作者どうした?」って思ったよ。なんなら今でも思ってるよ。

ザミャーミン『われら』

タイトルすら知らないやつその4にして作者名も知らないやつその2。

ムージル特性のない男』

タイトルすら知らないやつその5にして作者名も知らないやつその3。自分1900年あたりを境に新しい作品に苦手意識があってあんまり読んでないんだなって実感する。

セリーヌ『夜の果ての旅』

このへんはすごい現代的なんだけど結構好き。現代的というのは勝手自分定義なのだけど、この辺の世代になるとやっぱり文章が少なからず技巧的になって、観念的な表現とか比喩とかが増えてくるので、「うるせぇ、自分感情もっとわかりやす説明しろ!」って要求をしたくなるのだった。でもこの話は割とそれでもなんだかんだ心理がわかるので楽しめた。

フォークナーアブサロム、アブサロム!

このお話はすごい好き。南北戦争前の南部黒人バリバリ奴隷として使われてる時代地域)のある町にトマス・サトペンというヤバげなおっさんがやってきて領地開拓し、南北戦争を挟みつつ色々する話なのだけど、時系列出来事を追っかけずに何人かの周囲の人達の回想などでだんだんとそのおっさん人生全体像を見せてくる構造になっていて、ただのヤバげなチンピラおっさんだったサトペンが、相応の過去と野望をもったクソチンピラになっていく(自分の中で)のがすごい迫力満点で面白かった。この作者の有名どころの読みにくさは、「響きと怒り」>「アブロサム、アブロサム!」>「八月の光」なので、この逆順に読むのがおすすめ短編から読むのも良いけど、「ウォッシュ」だけは「アブロサム、アブロサム!」のネタバレから後に回すのがおすすめ

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

タイトルすら知らないやつその6にして作者名も知らないやつその4

サルトル嘔吐

そこまで好きにはなれなかった。説教臭さとも違うなんか面倒臭い思想みたいなものが全体に漂ってる感じで、個人的にはそれが鼻に付いたんだろうなぁって思う。

ジュネ『泥棒日記

読もうと思ってたけど読んでなかったのを思い出した。読もう。

ベケットゴドーを待ちながら

なんか意味がありそうで(少なくとも自分が考える限りは)何も意味がないという、意味ありげさで成り立っている戯曲。ただ、それぞれのシーンが映像としてかなり印象的なので、その力でのめり込みながら読んた。で、読んだあと思い返すんだけど、結局何がなんだったのかイマイチからないのだった。偉そうなご主人様とその奴隷のシーンとかあったけど、結局なんだったんだあいつら。

ロブ=グリエ嫉妬

タイトルすら知らないやつその7にして作者名も知らないやつその5

デュラス『モデラートカンタービレ

読んだはずだけどちょっと印象が薄い。同じ作者の「愛人」がそうだったと思うのだけど、登場人物の心情描写が変に淡々としていて、でも行動はどこか直情的で不思議だなぁと思いながら読んだ気がする。その不思議さを楽しむのかな。なんか村上春樹小説登場人物の行動を感情的にしたような感じ。

レム『ソラリスの陽のもとに』

タイトルすら知らないやつその8にして作者名も知らないやつその6。自然科学研究者なのにSF全然読まないのだった。でも、SFに興味のない研究者って外部の人が思うよりは多いと思うよ。そもそも本を読まない人をおいておいたとしても。

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラテンアメリカ文学って魔術的リアリズムとかなんとかって、「なんかありそうにない魔術的なシーンだけど、不思議リアリティがある」みたいな評価がされてるらしいのだけど、それってヨーロッパ人感性日本人ヨーロッパ文学も大概魔術的なものとして受容してるところあるよなって思う。ただ、それはともかくとして、この作者の作品ではその言葉がしっくりくるとは思う。同じ作者の「族長の秋」とか短編の「エレンディラ」とかは割とお話全体のストーリー意味と(場合によっては)ある種の寓意を持っているのだけど、この作品だけは全体の流れとかはあまり意味ないんじゃないか個人的に思う(何度も読めばなにか見えるのかもだけど...)。それぞれのシーンをただただ楽しんでいたら、読む前に覚悟した長さの4分の1くらいの体感長さで読みきっていた。

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

タイトルすら知らないやつその9にして作者名も知らないやつその7。なんかすごそうなあらすじだね。

残り全部

詩はたしなまいから知らない。ツエランはなんか親が読んでて好きだと言ってた気がする。ブレイクって多分宗教画を描く人でもあると思うんだけど、この人の絵はどっかで見てすごいなぁって思った気がする。

終わり

ちなみに、「哲学思想」のパートと「日本文学」のパートは両方合わせても5~6作品しか読んでなかった。多分後30年経ってもさほど増えないだろうなと思う。

2021-02-10

クラシックガイド増田) を見やすくしたよ。

 anond:20210210062305 (クラシックガイド) を見やすくしたよ。

 はてな記法で、分類表示した。テキストは変えていません。

 

   §1600年代前半

イタリア

ドイツ

 

   §1600年代後半

イタリア

おフランス

ドイツ

イギリス

 

   §1700年代前半

イタリア

フランス

ドイツ

イギリス

以上1600~1750年が「バロック音楽」の時代

 

   §1700年代後半

古典派音楽」の時代

イタリア

フランス

  • ゴセック  (日本では「ガヴォット」だけが有名)

ドイツ

オーストリア

 

   §1800年代前半  (晩期古典から初期ロマン派

イタリア

オーストリア

ドイツ

 

   §1800年代中盤  (盛期ロマン派

ドイツ

イタリア

フランス

ポーランドフランス

ハンガリー

ロシア

 

   §1800年代後半

イタリア

オーストリア

ドイツ

フランス

チェコ

ロシア

北欧

 

   §1800年代終盤から1900年代初頭  (後期ロマン派印象派音楽

イタリア

オーストリア

ドイツ

フランス

チェコ

ポーランド

ロシア

イギリス

北欧

 

   §1900年代中盤以降  (第一次大戦終了によってロマン主義印象主義が古くなった時代に真価を発揮した作曲家たち)

ドイツ

オーストリア

フランス

いわゆる「6人組」の時代現在でも有名なのは

現代音楽私的により重要なのは

ハンガリー

チェコ

イギリス

ソ連

間違いだらけのクラシック音楽史の表を修正してみた

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1664833

↑このブコメ賞賛されている表がかなりデタラメなので修正してみた。

とりあえず同じように1600年代から始めます。「オケゲムマショーパレストリーナジョスカン・デ・プレがないぞ」とかい意見もあるようですが、それはもっと以前だから書いていないだけです。

作曲家の「生まれた年」ではなく「主に活躍した時代」で書きます。これに文句を言っている方もおられるようですが、何故かと言うと例えば生まれは1600年代終盤だけれど音楽家として活躍し世に認められたのは1700年代になってから、といったような例があるからです。

「あれは記憶だけで描いてるから素晴らしい」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、これも資料などは参照せず、ほぼ脳内情報だけで書いております

1600年代前半

イタリア

モンテヴェルディ(みんな知ってる「私を死なせて」)、カッチーニ(「アヴェ・マリア」が有名だが実はソ連音楽学者ヴァヴィロフの贋作。真作で有名なのはアマリッリ」)

ドイツ

シュッツ(「ドイツ音楽の父」として有名)、シャインシャイト(以上3名は「ドイツ三大S」として有名)

1600年代後半

イタリア

コレッリ(「ラ・フォリア」が有名)

おフランス

リュリバロックフランスオペラ第一人者

ドイツ

パッヘルバル(「カノン」だけが有名)

イギリス

パーセルオペラ「ディドーとエネアス」が有名)

1700年代前半

イタリア

ヴィヴァルディ(「四季」の人)、アルビノーニ(「アルビノーニアダージョ」が有名だが贋作。真作で一般に有名な曲は無い)、ペルゴレージ(「スターバト・マーテル」が有名)

フランス

クープランチェンバロ曲で有名)、ラモー音楽理論とオペラ

ドイツ

バッハ名曲多数)、ヘンデル日本では「音楽の母」などと呼ばれたが女性ではない。「メサイア」「オンブラ・マイ・フ」「水上の音楽」など)、テレマン(「食卓音楽」で有名)

イギリス

ヘンデル帰化

以上1600~1750年が「バロック音楽」の時代欧州における「絶対王政」の時代とほぼ重なるという見解があります

1700年代後半

古典派音楽」の時代啓蒙思想によって理性が重視され、それが音楽に影響を及ぼした時代です。

イタリア

チマローザオペラ秘密結婚」)、パイジェッロ(「うつろな心」)、ボッケリーニ(「女ハイドン」の異名を持つが男性)、サリエリオペラ巨匠

フランス

ゴセック(日本では「ガヴォット」だけが有名)

ドイツ

グルックオペラオルフェオとエウリディーチェ」)

オーストリア

モーツァルトハイドン兄弟

1800年代序盤(晩期古典から初期ロマン派

音楽における「ロマン主義」は文学絵画よりも遅れて1800年代になってから現れます。この時期は古典派音楽からロマン派音楽への過渡期です。

イタリア

ロッシーニオペラウィリアム・テル」「セビリアの理髪師」など)、ベッリーニオペラノルマ」など)、ドニゼッティオペラ愛の妙薬」など)

ドイツ

ベートーヴェンヴェーバーオペラ魔弾の射手」など)

オーストリア

シューベルト未完成交響曲 D 579、歌曲集「冬の旅」など)

1800年代中盤(盛期ロマン派

音楽におけるロマン主義成熟し花開いた時代

ドイツ

メンデルスゾーンシューマン世代的にはワーグナーもここに入る(この時期はオペラ「リエンツィ」「タンホイザー」「ローエングリン」など)

イタリア

ヴェルディ前期(オペラマクベス」「リゴレット」)

フランス

ベルリオーズ幻想交響曲

ポーランドフランス

ショパン

ハンガリー

リスト(本人はハンガリー人を自認したが実際はドイツオーストリア人で本来ハンガリー民族要素は無いのでドイツオーストリア音楽として捉えるのが正しい)

ロシア

グリンカオペラルスランとリュドミラ」)、ダルゴムイシスキーオペラ「石の客」)

1800年代後半

1848年革命の失敗により、ヨーロッパ音楽雰囲気も暗くなって参ります

イタリア

ヴェルディ後期(オペラ椿姫」「アイーダ」「オテロ」「ファルスタッフ」など)

オーストリア

ブルックナー交響曲では4番と7番、8番が有名だが初心者に聞きやすいのはむしろ1番と6番だと思う)

ドイツ

ブラームスブルッフヴァイオリン協奏曲第1番が有名)、ワーグナー後期(楽劇トリスタンとイゾルデ」「ニーベルングの指環」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」)

フランス

オッフェンバックオペレッタ天国と地獄」など。実はドイツ人)、グノー(オペラファウスト」)マスネ(オペラタイス」など。「タイス瞑想曲」)、サン=サーンス長生きしたので今年没後100年)、フランクバッハ対位法ベートーヴェンの劇的構成ワーグナー和声を融合した究極の交響曲作曲したが実はベルギー人)、フォーレ(「レクイエム」「幻想水平線」)

チェコ

スメタナ連作交響詩「我が祖国」その中の一曲が「モルダウ」)、ドヴォジャーク(「新世界交響曲」e-moll op.95 など)

ロシア

ボロディンオペライーゴリ公」、交響詩中央アジアの草原にて」、交響曲第2番など)、バラキレフ東洋幻想曲「イスラメイ」)、ムソルグスキーオペラボリス・ゴドノフ」、ピアノ組曲展覧会の絵」)、リムスキー=コルサコフ(交響組曲「シェヘラザード」など)、チーコフスキーバレエ白鳥の湖」、交響曲第6番「悲愴」など)

北欧

グリーグピアノ協奏曲、劇判音楽ペール・ギュント」、ピアノ曲「抒情小品集」、歌曲最後の春」など)

1800年代終盤から1900年代初頭(後期ロマン派印象派音楽

イタリア

プッチーニオペラトスカ(星は光りぬ)」「蝶々夫人(ある晴れた日に)」「トゥーランドット(誰も寝てはいかん)」など)、マスカーニ(オペラカヴァレリア・ルスティカーナ」映画ゴッドファーザー PART III」のあれ)、レスピーギ交響詩ローマの松」などローマ三部作

オーストリア

マーラー11曲の交響曲歌曲)、ヴォルフドイツ歌曲の頂点として非常に有名)

ドイツ

リヒャルト・シュトラウス交響詩ツァラトストラはかく語りき」〈映画2001年宇宙の旅」のあれ〉オペラサロメ」〈裸踊りで有名〉「薔薇の騎士」〈少女漫画オペラ〉)、レーガー(変奏曲と室内楽の達人。歌曲も秀逸)

フランス

ダンディ(「フランス山人の歌による交響曲」は初音ミクが歌った冨田勲の「イーハトーヴ交響曲」の元ネタ)、ショーソン(「詩曲」、フランクの影響を受けた1曲だけの交響曲など)、ドビュッシーオペラペレアスとメリザンド」、交響詩「海」など)、ラヴェルバレエ音楽「ダフニスクロエ」、ピアノ協奏曲ト長調など)

チェコ

フェルステル、ヤナーチェクオペラ利口な女狐の物語」、村上春樹のせいで何故か有名になった「シンフォニエッタ」)、スーク(アスラエル交響曲などが有名)

ポーランド

シマノフスキ(「スターバト・マーテル」など)

ロシア

グラズノフロシア浪漫交響曲集大成した作曲家として有名)、ラフマニノフ無伴奏合唱曲「晩祷」で非常に有名)、スクリャービン神智学に陶酔した交響曲第4番「エクスタシー」と、「神秘和音」を駆使した妄想ピアノソナタで非常に有名)

イギリス

エルガー(「威風堂々」が有名だが真の傑作は交響曲第2番)、ディーリアス(「春始めての郭公を聴いて」は英語圏では誰もが知る名曲)、ヴォーン・ウィリアムズ(「田園交響曲(3番)」と「南極交響曲(7番)」が有名だが5番も捨て難い)

北欧

シベリウスニールセン交響曲第4番「不滅」が有名)

1900年代中盤以降(第一次大戦終了によってロマン主義印象主義が古くなった時代に真価を発揮した作曲家たち)

ドイツ

ヒンデミットオペラ画家マティス」と、その音楽をまとめた交響曲が有名)

オーストリア

シェーンベルク(無調音楽12音楽創始者。彼が最初12音楽による楽曲を完成したのが1921年なので今年はシェーンベルク12音楽100周年。まず聴くばきは「ピアノ協奏曲」「ヴァイオリン協奏曲」「弦楽四重奏曲第3番、第4番」)、ベルク(無調音楽12音楽調性音楽的要素を取り入れて聴きやすくした人。オペラヴォツェック」「ルル」、器楽曲では「ヴァイオリン協奏曲」が有名)、ヴェーベルン12音楽の究極として有名)。以上の3人は「シン・ヴィーン楽派」として20世紀音楽を語る上で非常に重要です。

フランス

いわゆる「6人組」の時代現在でも有名なのはプーランクミヨーオネゲル交響曲第2番と第3番はカラヤン盤もあるので聴いて下さい。このほかオラトリオ火刑台上のジャンヌ・ダルク」も泣けます。実はスイス人)。現代音楽史的により重要なのはメシアン(「トゥーランガリラ交響曲」「世の終わりのための四重奏曲」「彼方の閃光オペラアッシジの聖フランチェスコ」などが非常に有名)。

ハンガリー

バルトーク、コダーイ

チェコ

マルチヌーなど

イギリス

ブリテン(とりあえず「戦争レクイエム」は聴いておくべき)

ソ連

プロコフィエフ大人は「ピーターと狼」みたいなガキ向けの曲は聴かず「交響曲第2番」の暴力的激しさにヒャッハーしましょう)、ハチャトリアン(「剣の舞」とかいう曲は子供の頃運動会で聴いたでしょうから、そんなものより「交響曲第2番」でファシストとの激しい戦いを体感しましょう)、ショスタコーヴィチ世間一般では交響曲第5番が知られていますが、高く評価されているのは4番、8番、10番、14番など偶数番号の交響曲です。真髄はオペラ弦楽四重奏曲です)

20世紀後半以降は省略。

2021-02-04

1900年代のアスキーの256倍シリーズ文法ですでに存在してた気がするけど…

2021-01-27

2020年ゲーム履歴

別に2020年に発売されたゲームというわけではない。というか、大抵はSteamセールで買った奴。

Endless Space 2

ターン制のSci-Fi 4Xストラテジーゲーム

Endless Spaceが良かったことを覚えていたので買った。

買ったのは良いのだが、1と違って2はいまいちハマれていない。理由は良くわかっていないのだが、一応インストールは続けているので暇を見て遊び直すつもりだ。

Transport Fever 2

鉄道網を中心とした交通会社運営シミュレーションゲーム

A列車を知っている人間に対して言うが、TpF2で複雑怪奇ダイヤを組むことは出来ない。それどころかダイヤを組むことすら実質的には出来ない。というのも、このゲーム1850年から現代までを網羅する都合上、ゲームスピード結構早く、隣町に辿り着くまでに数ヶ月かかるみたいな事が起こる。なので、ダイヤに拘るならA列車に拘るしかない。

Cities: Skylines - Industries

C: SのDLC。確かボイロ実況を見ながら買った。

このDLCの要素は、まだやってない。

Project Hospital

確かゆっくり実況を見ながら買った。いや、お薬ボイロ実況だっただろうか? どっちでもいいか

Project Hospitalは2018年に出た病院経営ゲームだ。同年に出たTwo Point HospitalがTheme Hospitalの精神を継いでコミカル方面に振っているのに対して、Project Hospitalの方はリアル方面に振っている。ただし、狂犬病は治る。あと、米国保険システムベースにしているので、日本とはちょっと違っていて、もちろんゲーム的な味付けはあるのだろうけど、契約した保険会社が客を送ってくるし、基本的には保険会社によって客単価――患者単価が変わってくる。あと最初契約するのは保険無し。つまり……君達に500$とか請求するけど、破産しないよね? ということだ。

さて、Project Hospitalが何かというと、患者死ぬ前に全ての処置を行えるように専門処置室を設置し、医師技師看護師を配置し、患者の命を繋ぎ止めていって大金をせしめるゲームだ。

まず、動線が悪かったら患者死ぬ必要な診察室がなくて何の病気かわからなくても患者死ぬキャパオーバーしていて充分早く診察が行えなくても患者死ぬ。そして、それら全てをクリアしてどの病気かわかったとしても、治療が間に合わなかったら患者死ぬ

ゲーム最初はそんなにシビアじゃない。総合診療科基本的には軽い病気しか扱わないからだ。しかし、新たな診療科開業していくに連れて難易度は上がっていく。

俺は最初病院で、総合診療科の次にうっかり内科開業させてしまった。数多の患者が肺に水を溜めて死に、病院経営悪化し、新たな施設投資夢物語となり、そして、数多の患者が肺に水を溜めて死んだ。

俺はその病院放棄し、別の病院開業することにした。今度は整形外科から作ると誓ってな。

航空事故が血によって航空機安全を確保してきたように、このゲームもまた、架空世界患者の命を犠牲にすることで、より良い医療体制を追求する事ができる。

そして思うのだ。あぁ、ゲームで良かった、と。

Yakuza Kiwami (龍が如く極)

理由はよく判らんが何故か買った。多分セールかなにかだったんだろう。Steamは魔境だ。セールと言うだけで特に遊ぶわけでもないジャンルゲームライブラリに増えている。怖い!

長寿シリーズの高評価リメイクだけあって俺が何かを言う必要も無いほどに良い。

一つだけ気にくわなかったのは龍が如く7のおま国だったが、無事解除される事になったので特に言うことはない。

と終わろうとしたが一つだけあったわ。どこでも真島のせいで真島さんのストーリーでの立ち位置意味不明になってない?

Cities: Skylines - Sunset Harbor, Concerts, Campus

C: SのDLC。確かボイロ実況を見ながら買ったが、その実況でこのDLCが使われているわけではなかった。

このDLCの要素は、まだやってない。

Steel Division 2

Wargameシリーズや、更に遡るとRUSEを開発していたEugen SystemsのWW2 RTS

Wargameのように一定制限の元にデッキを作り、デッキを使って戦うゲームだ。

さて、そのデッキを組むのがちょっと面倒だ。まず、Steel Division 2では東部戦線舞台になるのだが、その中の師団(一部旅団じゃね? って気がするのもある)から1つ選んで、デッキを組むことになる。各師団戦車師団であったり歩兵師団であったりして、それに応じて戦車が強かったり、歩兵が強かったり、砲兵が強かったり、航空戦力が強かったりする。あと、資源の増え方が師団によって異なる。だが、それを師団名とちょろっとある説明でわかるというのは難しくない? とは思うし、何よりどのユニットが良いのかわからん。俺はV号戦車IV戦車より強いのは知っていても、T-34-85こそが当時の万能戦車であることは知っていても、ナントカ歩兵がホゲホゲ歩兵より強いのかは知らないのだ。結局、俺はYoutubeを参考にお手軽デッキを組み、それから歩兵を減らして偵察を増やした。

ちなみに、パン偵(Aufklärungspanzer V――アウフクラルングスパンツァー フュンフ)は個人的結構良いユニットなのではないかと思っている。

さて、デッキを組んだのでスカーミッシュに繰り出すわけだが、CPU結構手強い。

俺みたいな弱者戦車師団を元にした戦車デッキじゃないと勝つことが出来ないくらいには強い(どの難易度CPUを選んだかは忘れた。Easyだった可能性はあるが、Normalなのだった気もする)。

いや、ほんと歩兵師団でどう上手く立ち回るんだろうと思いながら別ゲーに逃避している。

theHunter: Call of the Wild

大自然の中で狩りをするゲーム

Netflixミート・イーターを見ていたらやりたくなって買った。

俺には合わなかった。

代わりに高い肉を買ってきた焼いた。

美味かったが、大自然の風味はしなかった。

Naval Action

大航海時代っぽい奴。面白そうと思って買ったみたは良いが、そこそこ近くでも移動するのに30分掛かり、さらに別の港までは逆風で60分ほど掛かったのでプレイ継続を断念した。

好きな奴は好きだし、ハマる奴はハマるゲームではある。

Little Witch Nobeta

まだやってない。

SUPER ROBOT WARS V

しかPS4で買ったのだが、PS4は弟に譲ったので買い直した。

スパロボスパロボだが、ヤマト2199が出て来るという点で異色か。

でも楽しいし、ヤマト2199は好きなのでOKです。

版権問題で難しいとは思うのだが、αやZシリーズPC移植してくれないかな。

Satisfactory

3DFactorio表現したくなるような奴だが、Factorioと違って原住生物の襲撃がないのがちょっと物足りない。

しかし、工場を立体的に構築するという点についてはFactorioとは違った面白さがある。

Farming Simulator 19

これは前からセイギャラ実況動画で知っていたのだが、ETS2以外にのんびりするゲームが欲しいなと思った時にセールで買った。

石灰を撒き、肥料を撒き、耕して種を植えてから肥料を撒き、除草剤を撒き、もう一回除草剤を撒き、そして収穫する。これらを全て違う農機を駆使して行う農機シミュレーター

かつては農業シミュレーターと呼んでいたのだが、サクナヒメが出てからは農機シミュレーターの方が合ってるなと思って俺の中での呼び方を変えた。

ボーッとゲームをしたいときにするゲームの1つ(もう1つはETS2)。

一応ハンコンにも対応しているのだが、あまり合わない気がする。

Cooking Simulator - Cakes and Cookies, Cooking with Food Network

クッキングする系ゲームだが、プロパン爆破ゲーム勘違いされている気がしなくもない。

まぁ、ケーキクッキーを作れるようなDLCを買ったのは良いのだが、現実でやらんタイプ料理コイツでしてもなんか面白くないなと思って結局本体だけやってる。

X4: Foundations, Split Vendetta

教授動画を見て買った。

教授動画のようにMODを増やしていくことで経済面が充実していくので楽しいのだが、今はE:Dに回帰してしまった。

City Game Studio

この表現が正しいかどうかはわからないが、これはカイロソフトの『ゲーム開発途上国』の系譜にあるゲーム開発会社運営ゲームであると言って良いと思う。

似たようなゲームとして『Mad Games Tycoon』や『Game Dev Tycoon』がある。『Software Inc.』なども類似性があると言えるかもしれない。

City Game Studioは、複数スタジオ運営できたりと、この系譜の現時点での完成形と言っても良いと思っていたのだが、『Mad Games Tycoon 2』が出ていたのでその判断差し止めて置く。

ただMad~Tycoonのグラフィック結構人を選ぶタイプなんだよなとは思う。

Overcrowd: A Commute 'Em Up

地下鉄駅のネットワーク営業するシミュレーションゲーム

どうもロンドンチューブベースとしているらしく、東京雪崩相手にする必要は無い(そっちは多分STATIONflowがそんなのなのでは?)。

Youtubers Life

これはとあるYoutuberの実況を見て買った。

俺は捻くれているので、実況とは違って音楽系U-Tuberになることにしたのだが、あまりクオリティが高いとは言えない音ゲーが挟まるのがストレスポイントになって終了した。

DARIUSBURST CS

ピラミッドZUNTATAスマホゲームをやっているので買った。

結局スマホゲームの方ばかりやっていて、あまりしていない。

Planetary Annihilation: TITANS

RTS RTSしたRTSがしたくて買った。

こいつは古き良きRTSに近くて、ただマップが球体であり、宇宙があり、そして、他の球体がある。

俺は古のConquest: Frontier Warsがゲーム原体験なのでこの手のゲームは好きなのだが、Steel Division 2の話で気付いたように、俺は弱い。

俺は弱いのだが、Planetary Annihilation: TITANSはそんな俺でも爽快感に満ちる事が出来る。なぁに、途中の趨勢が悪かったから何だというのだ? スーパーレーザー惑星ごと破壊してしまえばこっちの勝ちだし、惑星破壊すると言うことはそれがなんであれ、最高に気持ちいいのだ。

GearCity

大和魂の人の動画を見て買った。

超細かくて楽しいことは楽しいのだが、このゲームをやっているとその時々の自動車産業史を調べたくなってしまって中々進まない。

例えば、このゲームの序盤はピックアップトラックを作って各国軍に売り込むのが初期資金を作り上げる手として有効なのだが、この時に自動車エンジン設計もすることになる。この設計をするときに、史実のこの年代だとどの程度のエンジンが開発されていたのかを参考にしたくなる。そしてそのたびに手が止まる。

そもそもピックアップトラック1900年存在しねーよとかは、まぁその通りだが(歴史上初めてのピックアップトラック1913年に作られたし、メーカー純正モデルになったのは1923年らしい)。

Stellaris - DLCまとめ買い

買ってインストールし直して起動していない。

The Witcher 3: Wild Hunt

Cyberpunk 2077が話題になっていたので買った。

まだ序盤も序盤なので感想は控えるが、雰囲気は凄く良い。

総評

なんか動画を見てゲームを買うことが多い年だったな、と思ったが、ゲームを知る経路がジャンル別のPVから実況動画に変わっただけな気もする。

そして実況動画で受けた印象とは違うプレイフィールに気付くのだ。あぁ、実況動画って繰り返し作業カットしているな、と(実際、俺も試しにYoutubeでの再生数2桁の実況動画を作ったが、1時間録画して使ったのは10分とかそう言う感じだった。序盤でそうなので、ゲームが進んで作業が増えてくると使用率は推して知るべしとなる)。

まぁ、でも2020年のメインは、PCクライアント版が投入されたピラミッドアリスギアだったんだよな。フリック回避が暴発することはあれど、大画面とXBoxコントローラーでするシューティングゲーム息抜きには丁度良かった。丁度良すぎて数時間調査に費やしたことがあったが、あれも多分息抜きだったのだと思う。

そして俺はピラミッドの思惑通りにブキヤ沼にハマり、今はFAガールが2箱、メガミが4箱、創彩少女庭園が1箱、ギガンテックアームズが1箱積まれている。多分、少ない方だと思う。

でも、予約済みのガネーシャverシタラの発売までになんとかしないとな。

2021-01-16

銀座に志かわ」が気に入らない

高級食パン店の「銀座に志かわ」が気に入らない。気に入らないのは食パンやお店のサービスなどではない。店名の表記だ。なぜ「志」だけ漢字なのか。

ひらがなについて

日本語にはひらがなカタカナ漢字の3種類の文字がある。

このうち、現代ふつうに使われるひらがなには「あ~ん」の46字とそれらに濁点/半濁点をつけたもの、促音や拗音を表す小文字がある。

現代仮名遣いではあまり使われないが、ワ行の「ゐ」「ゑ」ひらがなとして認知されているだろう。

現代ふつうに使われるひらがな」などと持って回った言い方をするのには理由がある。「変体仮名」という種類のひらがながあるからだ。

変体仮名とはなにか

実は明治時代以前にはひらがなは約50字+それらのバリエーションなんてものではなく、とてもたくさん種類があった。

ひらがな漢字を崩したものからできたということは国語の授業で教わった記憶があるかもしれない。

現在使われる「あ」は「安」を、「い」は「以」を崩してできている。

明治時代以前には「ア」のバリエーションとして「安」を崩したものの他に「愛」や「阿」などを崩したものも使われていた。

「こんなにたくさんひらがなの種類があると学校で教えるのが大変だし、ひらがなの種類をたくさん教えるよりはもっと他のことを教えるべきだ」ということで、1900年小学校令という法令施行規則改正し、ひらがな現在の1音1字に整理した。

これ以降、学校教育ではひらがな現在の約50字+αに制限され、整理されてしまったその他大勢ひらがなたちはだんだんと忘れられていってしまった。

整理されてしまったその他大勢が「変体仮名である

そば屋のれんで「生そば」とよくわからない筆文字で書いてあるなと思ったことがあるかもしれない。これは「そ」と「ば」がそれぞれ変体仮名で書かれている。

現行の「そ」は「曽」を、「は」は「波」を崩したものだが、よく見かけるそば屋のれんは「楚」を崩した「ソ」と「者」を崩した「ハ」を使っている。

「者」を崩したというのはやや分かりにくい気もするが、「楚」を崩したというのは「言われてみれば『楚』かな」というくらいに原形をとどめていると思う。

銀座に志かわ」について

長々と講釈を垂れてきたが、いよいよ「銀座に志かわ」の話に入る。

ここまでの説明でうすうす気がついたかもしれないが、「銀座に志かわ」の「志」は漢字の「志」ではなく、変体仮名の「シ」だと思うのだ。

現行の「し」は「之」を崩したものだが、変体仮名の「シ」には「志」を崩したものも含めてやはりバリエーションがある。

そば屋のれん文字に起こすとしても「生そば」とは書いても「生楚者゛」とか「生楚ば」とはしないだろう。

「楚」も「者」も特に意味があるわけではなく、単に音を表している記号からだ。

漢字は一字一字に意味がある表意文字だが、ひらがなは単に音を表す表音文字だ。

要は「銀座に志かわ」には「銀座しかわ」と表記してほしいのだ。

銀座に志かわ」の店名の由来は社長名前が髙橋仁志(ひとし)で、名前の「仁志」を「にし」と読ませて、水にこだわっているから「川」をひらがなでつけた、ということらしい。

https://www.ginza-nishikawa.co.jp/company

そしたらせめて「銀座仁志かわ」にしてほしかった。ちなみにひらがなの「に」は「仁」を崩したものだ。

店名のロゴデザイナー書道家に依頼したら、上の由来を含めて「シ」を「志」の変体仮名で書いてきたけど、志の崩し方が漢字の原形をとどめているので「ふーん、志だけ漢字にしたんだ」という感じで「銀座に志かわ」の表記になったのではないか

パン屋としての「志」を込めて、というよりは近代国語教育の敗北のような気がするのだ。

余談だが、同じ高級食パン店に「乃が美」という店もある。こちらも「変体仮名を知らずに漢字にしたのか」と気に入らなかったのだが(「の」は「乃」を、「み」は「美」を崩したひらがなだが、「乃が美」のロゴ漢字の原形をとどめた崩し方になっている)

「乃」~それは、「すなわち、まさしく」という意味

「美」~それは、「姿、色が美しい、感動、美味い」という意味

すなわち、日本一美味い食パンをお届けする。

まさしく、食パンを通して日本一の感動をお届けする。

その揺るぎない信念を、『乃が美』の社名に込めております

という由来があるらしい。

https://nogaminopan.com/about/

こちらには「乃」と「美」を漢字表記する意味があるのかもしれないと思って納得した。

ちなみに乃が美は2013年銀座に志かわは2018年創業だ。

変体仮名はその経緯もあって、いわゆる老舗の屋号によく見られる。

高級食パン店が変体仮名(と思われる)表記を使いがちなのは、なんとなく高級感を演出する道具として変体仮名の筆文字を使っているからなんじゃないかと思っている。

終わりに

日本語表記には寛容でありたいと常々思っているのだが、どうも変体仮名中途半端漢字で書くのは気持ちが悪いと思ってしまう。

銀座に志かわ」そのものが嫌いということではまったくないし、おいしいパンをどんどん売ってほしいと思っている。

こんな釣りみたいなタイトル記事にして申し訳ない気持ちもあるが、ずっとむずむずしていたのだ。許してほしい。

おまけ

変体仮名については国立国語研究所YouTubeがわかりやす解説動画を公開している。3年前の動画なので、パソコンでの文字入力についての内容はやや古くて、現在はもう少し話が進んでいる。

https://youtu.be/wT1JNX5fUEM

独立行政法人情報処理推進機構国立国語研究所パソコン変体仮名入力するために整備した事業の成果も公開されていて、変体仮名の一覧が見られたり検索できたりする。

https://cid.ninjal.ac.jp/kana/home

学者向けの変体仮名学習アプリもここ数年でいくつか登場した。早稲田大学カリフォルニア大学ロサンゼルス校が開発したものhttps://www.waseda.jp/top/news/34162)は洗練されていてかっこいいし、大阪大学が中心になって開発したものhttps://kula.honkoku.org)は練習問題など機能が充実している。

変体仮名に慣れるとお店の看板だけでなく、美術館博物館の展示などでも読める範囲が広がる。某大佐ではないが「読める!読めるぞ!!」となるのはとても楽しいので気が向いた方はぜひ挑戦してみてください。

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