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2024-03-27

anond:20240327115159

( ^ω^ )

「おい、おまえたちはパンはたべるのか。」

https://www.comoshop.jp/biz/about/

『「パネトーネ種」は、イタリア北部コモ湖周辺に生息する自然酵母菌です。現地では、古くからパン作りの中で受け継がれている伝統的な酵母です。

コモはここで育った「パネトーネ種」を大切に日本に持ち帰り、イタリア人技術者による指導を受け、日本で初めてパネトーネ種の維持管理伝統的な製法によるパン作りに成功しました。

この酵母が多くの酵母と違うのは、乳酸菌酵母共生している複合体であることです。コモのパンが持つなめらかな口どけや、豊かな風味、そしてロングライフという長期保存性は、この菌の性質によって可能になっていますパネトーネ種にこだわるからこそ、どんな方にも安心して楽しんでいただける、それがコモのロングライフパンです。』

2022-11-04

矢で射抜かれ死亡 子の誕生祝っていた男性 イタリア

11/4(金) 12:40

 【ローマAFP時事】イタリア北部ジェノバで1日、子供誕生を屋外で祝っていたペルー人男性(41)が、近隣住民の男(63)が窓から放った矢で射抜かれ死亡した。

 当局が3日、男の訴追を確認した。

 ANSA通信によると、被害者男性は前夜、2人目の子供が誕生したばかりで、南米出身の友人らと祝宴を開いていた。弓を放った男は騒音がうるさいと抗議し、目撃者によると、人種差別的な怒鳴り声の後、弓を持ち出した。警察イノシシ狩り用の弓とみている。 

やっぱ狩猟民族伝統なんだろうか

日本だと刀とかになるのかね

2022-10-30

むかし金属不足で陶器製の手榴弾があったらしいけど、破片に当たっても刺さらなかったんじゃないかなあ

鉄は鉄道レール研究で硬鉄化が進んでおり、やはり殺傷力がある

ところで鉄の精錬には硫黄が使われるのだが、世界硫黄シェアを寡占していたのはシチリア島

鉱山では児童強制労働が行われていた

米国鉄鋼業主要地であるボルチモアには、1900年頃にイタリア北部からダレサンドロ家が上陸したと言われている

の子孫は政治家弁護士排出してきており、現在下院議長ナンシー・ペロシがいる

もし先祖が軍産業関係者なら

児童労働させてた側かもしれないが

米国民主党は、そのあたりの記録はやっぱり持ってないのかな?

2021-08-09

世界大戦争芸術

世界大戦争芸術

1.アウステルリッツの戦い

 西暦1805年冬、ナポレオン率いるフランス大陸軍六万と、ロシアオーストリア連合軍八万がウィーン近郊のアウステルリッツプラッツェン高地西方で激突した。

 フランス軍は当時のロシア軍に対し数的劣勢であったことに加え、アウステルリッツにおいて最重要拠点であるプラッツェン高地ロシア軍に占拠されていたため(一時はフランス軍によって占拠されていたものの、明け渡された)、当時フランス軍にとって有利な状況は何一つ存在していなかった。その上、アウステルリッツ南北双方からは敵増援が到着しつつあり、これら増援ロシア軍が合流を果たせばフランス軍には万に一つの勝ち目も無かった。

 このことからナポレオンは開戦直前に停戦交渉を行う。

 しか連合軍は数的優勢、土壇場になって停戦交渉に打って出たナポレオン弱腰さらには戦場における最重要拠点であるプラッツェン高地を手中に収めていることを鑑み、勝機ありと見た末に停戦交渉を撥ね退け、フランス軍との大規模会戦に打って出たのである。それらが全てナポレオンの張り巡らせた罠であるとも知らずに。


 1805年12月2日、戦端はロシア軍の先制攻撃によって開かれる。プラッツェン高地南方にて、フランス右翼の守るテルニッツ村が攻撃を受けた。

 当時の布陣図によれば、フランス右翼は極めて脆弱であり、ロシア軍はそこを弱点と見做し自軍左翼のブクスホーデン軍を急行させたのである南北に伸びたプラッツェン高地から出撃したブクスホーデン軍によって、フランス右翼陣地はあわや撃滅されようとしていた。右翼が壊滅すれば突破したロシア軍はフランス軍後方へと迂回し、中央フランス主力部隊挟撃することができる。そうなればフランス軍は終わりである

 しかし、まさにその瞬間に――ブクスホーデン軍がプラッツェン高地から、地上のフランス右翼へと殺到し始めた瞬間に――ナポレオン勝利確信したのである


「もしも、ロシア軍が右翼へ向かうべくプラッツェン高地を離れたなら、彼らは確実に敗北するだろう」  - ナポレオン

 フランス右翼は囮であった。ナポレオンの狙いは、ロシア左翼フランス右翼攻撃するために進撃を開始した瞬間に、手薄になった中央プラッツェン高地を集中攻撃することにあった。

 これによって、重要拠点であるプラッツェン高地ロシアから奪回し、戦場の主導権を我が物にしようとしたのであるさらに、アウステルリッツ会戦当日にはプラッツェン高地周囲の森には深い霧が立ち込めており、この霧の存在ナポレオン企図を助けることとなった。

 ロシア左翼プラッツェン高地から出撃して間もなく、スルト元帥麾下の第四軍団14000がプラッツェン高地中央部を急襲し、霧の中突如として現れたフランス軍を前に、ロシア中央は総崩れとなる。また、脆弱だった筈のフランス右翼も、ダヴ―元帥麾下7000の部隊が後方都市から到着したことで、数的劣勢を克服し、戦況を盛り返しつつあった。

(開戦前日にダヴ―麾下7000の部隊は密かに戦場へと到達すると、言わば伏兵として右翼後方に待機していた)

 やがて激烈なフランス軍主力の攻撃により、ロシア中央は壊走を始め、プラッツェン高地フランス軍により奪回された。同時に、フランス右翼攻撃のためにプラッツェン高地から地上へと降り立っていたロシア左翼は、敵陣の中孤立することとなり、戦局はここに決したのであった。


 ロシア軍は戦端を開こうとせず、増援の到着を待ち戦力を増強しさえすれば、少なくともフランス軍との直接対決において敗北を喫することは無かったであろう。

 しかし、ナポレオンはその裏を掻いたのである。彼はロシア軍が友軍と合流する前に会戦の火蓋を切って落とし、大規模な会戦に持ち込むことで、いち早く敵軍主力を撃滅することを画策したのだ。そのために、敢えて戦力劣勢を露呈し、戦場の最重要拠点を敵軍へと譲り、尚且つ弱気姿勢を見せるために仮初の停戦交渉さえして見せたのである。とどめには、勝機に逸るロシア軍の中央攻撃するために、敢えて右翼の布陣を脆弱にするという周到さであった。それら全ての罠がロシア軍の判断能力を奪い、かくしてロシア連合軍八万はアウステルリッツの地にて壊滅したのだ。

 かの有名な書物戦争論』の中で、著者であるプロイセン将校クラウゼヴィッツはこの戦いを次の言葉概括している。 「戦争芸術の粋」。


2.カンナエの戦い

 紀元前219年、遥かアフリカ北端国家カルタゴ将軍ハンニバルは、当時世界最大の強国であった共和制ローマ相手取り絶望的な戦いを挑んでいた。

 その絶望的な戦況を好転させるため、ハンニバルは自ら率いた精鋭部隊スペインからアルプス地方へと経由させることで、ローマの中枢であるイタリア半島本土に対し直接攻撃を仕掛けたのである

 最終的に、ハンニバルイタリア半島に十年間留まり、その間絶えずローマ軍に対する圧迫を続けた。その十年の戦いにおいて世界戦史上に燦然と煌めく、もっとも著名な戦いこそがカンナエの戦いである。


 ハンニバルアルプス山脈を越えイタリア北部に侵攻すると、次々と現れるローマ軍を待ち伏せや正面突破によって壊滅させ、イタリア半島南方へと進撃した。当時、快進撃を続けるハンニバルは数万の軍隊を維持するべく、イタリア半島各地で略奪を行っており、農村を中心に甚大な被害が上がっていたこからローマ軍首脳のストレスピークに達していた。更に、イタリア半島南部においてはローマ軍の補給基地存在しており、そこをハンニバルに抑えられるとローマ軍は南イタリアでの行動を制限される可能性があった。そのため、ローマ首脳陣はカルタゴ軍を撃滅するべくローマ史上最大規模の部隊を編成し、約八万の軍を執政官パウルスとウァロに指揮させた。この時、決戦の地に選ばれたのがイタリア南方カンナエである

 決戦の舞台となったカンナエは、川と丘陵地帯に挟まれた地形であり、カルタゴ軍約五万とローマ軍七万は平原ほとんど埋めるように布陣し、正面からかい合った。

 両軍は双方ともに両翼に騎兵部隊を、中央歩兵部隊を配置しており、いかにも窮屈そうな陣形であった。

 しかし、この人馬が埋め尽くす不自由戦場は、後に分かる通り、ハンニバルの用意した殺戮舞台としてはうってつけのものでさえあった。


 戦端は両翼の騎兵部隊同士の衝突によって開かれる。

 ローマカルタゴ双方の騎兵隊は、狭い地形において機動戦法を取ることができず、正面からぶつかった。

 歩兵戦力ではローマカルタゴで比べるべくもない数的差(6万強:4万)が開いていたが、騎兵の質、量においてはカルタゴ軍がローマ軍を上回っており(6500:1万)、カルタゴ軍は開戦から僅かな間に、左翼での騎兵部隊戦闘において優勢に立っていた。単純な数的有利から繰り出される圧力と、また練度の違いによりローマ騎兵は瞬く間に圧迫され、その算を乱していった。


 一方歩兵部隊における戦力差は繰り返すように圧倒的であり、歩兵同士の戦闘に限ってはカルタゴ軍がローマ軍に勝利する公算は無かった。

 そのため、ハンニバルは一計を案じた。

 ハンニバルカルタゴ歩兵陣形をお椀のように変形させ、その弧を描いた部分をローマ中央歩兵部隊と接敵するようにしたのである。これによって接敵する面積をできるだけ減らし、中央突破されるまでの時間を稼ごうとしたのだ。ハンニバル歩兵同士の戦闘をできるだけ遅滞させ、両翼の騎兵部隊が優勢に立つのを待った。

 また、ハンニバルはお椀型をしていた陣形を、戦闘が推移するに従って屈伸させ後退させた。当初の形(お椀の底の部分が接敵する形)とは逆に、ローマ軍の大半をお椀の中へと誘い込んだのであるさらに、ハンニバルは温存していた自軍左右の重装歩兵ローマ軍へと攻撃させ、ローマ歩兵挟撃される形を築こうとした。

 とは言えこの時点ではカルタゴ軍によるローマ軍への包囲は決定的ではなく、ローマ軍は歩兵戦闘において依然優勢な状況にあった。そのためローマ軍は、優勢な戦況を継続し、カルタゴ中央突破することで戦局を優位に進めようとした。


 ところがその時、歩兵部隊の両翼で戦闘を行っていたカルタゴ騎兵が、歩兵同士の戦闘に加わったのである

 戦端より優勢を維持していたカルタゴ騎兵は、ローマ騎兵を壊滅させた後に、敵歩兵部隊無防備な背後を攻撃した。左右を川と丘陵に囲まれ陣形の狭さ故に、ローマ騎兵有効回避機動を取ることができず、瞬く間にカルタゴ騎兵によって殲滅されたのであった。

 ただでさえカルタゴ軍に包囲されかかっていたローマ軍は、後方から攻撃を受けることによって決定的な混乱を迎えた。周囲を完全に包囲されたローマ軍は逃げ惑い、歩兵中央部では逃げ惑う味方の身体に押されて圧死する者も現れたという。

 この戦いによってローマ軍7万の部隊は完全に壊滅し、6万人が死傷、また、残る1万人は捕虜となった。


 地形を有効に利用し、敵軍を機能不全に陥らせ包囲殲滅する戦法は、いわばハンニバルの御家芸であった。

 機動部隊同士の戦闘を優勢に進め、敵軍を包囲殲滅するこの戦法が、以降近現代軍事教本に取り上げられ、カンナエの戦いのハンニバルに帰する栄光が不動のものとなったことはあまりにも有名であるハンニバルイタリアの地にてローマ軍を完全に破った。この戦闘によって、当初戦闘に参加していた元老院議員政治家八十名が戦死し、議員定員約300名のローマ議会における四分の一が戦死することとなる。


 続く:anond:20210809041010

2020-11-27

旅行気分になれる映画

あると思うんだよな

面白さとは別軸で、没入感があるのかなんなのか、とにかく見終わった後その舞台滞在してたような気分になるような映画がある

ソフィア・コッポラさんのSomewhereとかすごかった 面白いか面白くないかでいうと別に面白くはないんだけど、見終わったときガチロサンゼルスに行ったことある気分になったもんな

監督インタビューでもそういう没入感目指したみたいな話をしてたらしく、旅行映画ガチ勢っぽい

Call me by your nameも良かったな

イタリア北部の涼しげな夏!経験したことないのになんか分かるんだよな

ーー

(追記)

すごい集まってて嬉しい!

"LIFE!”、高校生とき友達と見に行った思い出がある いいよね スケボーのシーンすごかった

他の挙がってるやつも見させていただきます

以下持論

個人的にはザ・ロードムービーって感じのやつよか、現地の生活を描いてるやつの方がグッとくる

Somewhereのなにがよかったって、ホテル廊下だったり車内から見えるつまんない景色だったりが結構描かれてたことなんすよ

すごい観光地旅行したってずっと綺麗な景色が見えるわけじゃないじゃん むしろつまんないボックスシートの壁とか味気ない国道沿いの景色とかを見てる時間の方が長い

そういうところも程よく見せられた方が生々しい旅行らしさを感じられるんですよね

旅を描くなら宿で荷解きするシーンとか朝起きて寝癖を治すシーンとかを入れてほしい いや入んないだろうけど、そこをなんとか……

雄大自然が素晴らしいところに行って、覚えてるのは案外どうでもいいきったねえ公衆便所の壁の落書きだったりする そういうところあるじゃん旅行って

なんの話だ?これ

とにかく、ありがとうございました

2020-03-29

都市ロックダウンは秒読み段階。だからこそ、心のロックダウンは解除しよう。

ここ一週間で俄然危機空気感が高まってきたコロナウイルス

まぁ私自身が不安になっているか無意識にそういう情報を取りに行ってしまっているのかもしれません。

さて、今月に入って、明らかに世界は変わりました。

中国武漢を封鎖したのが1/23

その時は対岸の火事としてしか認識していなかったロックダウン都市封鎖)でしたが、

3/10イタリア北部封鎖を皮切りに、既にこれだけの国で発令されていることをご存知でしょうか。

ニュージーランド

アメリカNYカリフォルニアハワイ

インド

トルコ

タイ

イギリス

イスラエル

ベルギー

イラン

フランス

ドイツ

スイス

ペルー

スペイン

フィリピン

イタリア

※参考:https://matome.naver.jp/odai/2158476602341958301

※すべて調べきれているわけではありません。

統計上何故か優位に低い日本感染率など様々な情報はありますが、連日報道される首相首長の会見映像を見ると、既に緊急事態空気感を感じます

遅かれ早かれ、日本首都を止める時期は来るのでしょう。

こんな空気感の中、心配なことは、一人ひとりが自分勝手になっていることです。

Twitterで、マスクトイレットペーパーを買い漁る高齢者の話を読みます

花見我慢できずに、公園に出向いてしまった若者の話も読みます

そしてそれらを不満に思い、執拗に叩く投稿も見ます

どの気持ちもわかります

だって不安ですもの

無くなるはずのないトイレットペーパーですら買い漁らないと不安を感じる高齢者

「私だけは助かりたい」という気持ち

学校閉鎖が解かれ、束の間でも平時に戻れるのでは、という油断を持った若者

「私だけは大丈夫」という気持ち

それらを執拗に叩く人たちの

「私の近くに危険を持ち込むな」という気持ち

これらは既に、不安というウイルスに毒された、心のロックダウンが起こっているということだと思います

私だけが助かりたい、という価値観では、戦いが避けられません。

こんなタイミングだからこそ、「私だけでも生き残るためには?」という方向から、「私達皆が生き残るためには?」という方向に価値観に変えていくチャンスでは無いでしょうか。

皆に物資が行き渡るために、一人で色んなものを買い漁らない「カッコいい買い方」

他者への感染拡大を防ぐために、自宅にいて出歩かない「正義の味方」

不満を拡散するのではなく、良い影響を与えるもの拡散する「サポーター

日常であれば当たり前かもしれない。でも緊急時にはそれを皆でちゃんと褒めあえる。

都市ロックダウンが起こった後も、お互いを思いやり、かつ鼓舞し合える。

私は、そして私達は、そんな言葉を紡いでいける日本人でありたいです。

2020-03-04

新型コロナ≒ただの風邪と言うデマについて、たくさん書く

うっす。馬と鹿のキメラは嫌いなので、たくさん書いたよ。(少し書くの人とは別人ね)

https://anond.hatelabo.jp/20200303170825

https://anond.hatelabo.jp/20200304115839

結論

ただの風邪とは違う。医療リソースの枯渇すると武漢の再来になるので、経済活動とのバランスを考えて流行抑制すべきである理想は、ほぼ新規感染者が発生しないような抑え込み、次善は流行ピークを小さくすること。

ただの風邪、のような症状の人は、家で休むこと。休むのが無理でも、ジムとかライブハウスとか雀荘とか宴会とかビュッフェに行かず、満員電車も避け、何よりも「病院に行かないこと」。

結論にいたる背景

・基礎情報中国国内WHO調査報告書2月20日時点調査 https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/who-china-joint-mission-on-covid-19-final-report.pdf)によると。55,924人が確定診断。うち2,114人死亡、死亡率3.8%。このうち武漢だけを見ると5.8%、武漢以外では0.7%。単純化すると武漢並みになると悲惨。そうじゃなくても怖い。国内において、武漢のような事態になる可能性も考えつつ、以下検討してみよう。

・このCOVID-19の特色はいくつかあるが、風邪インフルエンザと大きく異なる点は、症状が重い上に長引く点。軽症者においても、倦怠感や発熱が1週間以上つづくことが多々あり、一定以上の肺炎発症した重症者においては、長期入院余儀なくされているケースが多いこと。結果、患者1人あたりの病床をはじめとした医療リソース消費が大きい。

・同じく特色として、重篤肺炎が、風邪インフルエンザに比べると高率で発生する。そうなると、まずは酸素吸入、ついで人工呼吸器。これも密着マスク型の非侵襲的陽圧換気、気管挿管、気管切開、体外式膜型人工肺(ECMO)を、重症度や設備に応じて使い分けて患者の血中酸素濃度を維持して回復を待つことになるが、余剰が多くあるものではなく、技量を持つ医療スタッフにも限りがある。利用可能な人工呼吸器が枯渇すれば、当然致死率は上がる。そのためにも重症者数を減らすべきで、現状では感染者の全数を減らすしかない。

・その医療スタッフについても、現状ではインフルエンザでのワクチンタミフル予防投与等に相当する予防手段はなく、中国においては2月11日時点で医療スタッフ3019人が感染したとの情報がある。大規模流行にいたると、仕事量が激増し、さらには院内感染戦線離脱するメンバーもでて、人的医療リソースが枯渇する。その結果、待合室での感染拡大という悪循環になったり、医療サービスレベルも下がり、COVID-19以外の疾病での死者も増えることにもなりかねない。中国政府は4万1600人の医師らで構成される330の医療チームを湖北省派遣という報道もあり、人海戦術で乗り越えたように見られるが、日本ではどうだろう。流行規模が武漢より小さい韓国大邱でも、医療現場は大混乱である

・もう1つ懸念事項がある。これはエビデンスがある話ではないが、一般論としてインフルエンザ等の既知のウイルス性肺炎では、無視できない比率細菌肺炎合併し致命的となるケースが見られる。そのため、一部医師は予防的、そうでなくても細菌肺炎確認されれば全ての医師抗菌剤投与を行うが、その状況が長期に渡り患者数が多いと、多剤耐性菌と呼ばれる抗菌薬が効かない菌が増殖する確率も増えてくる。そして、多剤耐性菌での肺炎を併発すると致死率はさらに上がる。

多剤耐性菌は、免疫力が低下した患者において、抗菌薬投与により他の菌が排除されるよう環境でこそ容易に増殖するため、従来より院内感染問題となっている。もし、武漢のようにICUなどの隔離度の高い病室が満室となり、COVID-19患者同士の隔離感染予防ができなくなるような事態となると、多剤耐性菌院内感染派生し、COVID-19のみの発症であれば救えた患者も救えなくなるリスク高まる

多剤耐性菌健康人間であれば無害なものが多く、健常な人間が無症状で保菌しているケースが多いと言われるが、社会全体で抗菌薬(一般には抗生物質と呼ばれる)を過剰に不適切に利用していると保菌率が高くなるとも言われる。この保菌率は菌の種類によっても差があり、全般的には途上国に多く日本は少ないという報告はあるものの、COVID-19の重症患者一般病室にあふれるような事態はできるだけ避けるべきである。なお、細菌肺炎合併した際も、タイムリーに原因菌を検査し、適切な薬剤選択を行うことで多剤耐性菌感染症の発生抑制治療一定可能と考えられるが、この点も医療リソース次第である

・COVID-19は1個人として見た場合重症化しない限りは特にリスクはない。ただ、長々と書いてきた観点から社会全体の感染者数を抑えることが、致死率にも大きく影響する可能性が高い。ごく軽症であっても他者感染させている例もあり、のどの痛み程度でも、クラスタ発生が確認されているような場所へ行くことは避けることが重要である特に病院は逆にウイルスを貰う可能性もあり、希少なリソースでもあり、少なくとも現状では軽症での受診を避けること。どうせ検査はして貰えないし、濃厚接触者でもない軽症者を検査する合理性は下記の観点からもない。

  - PCR検査キャパが限られていること

  -(特に軽症者はウイルス排出も少ないことも多く)検査精度が低いこと

  - 日本国内流行がそこまでではなく感染確率のものが低いこと

経済も疫病もグローバル化した世界に、我々は住んでいる。全世界において他国は抑え込めているのに日本けが流行している状態がつづくと、他国の防疫にも悪影響を与えて迷惑をかけるし、人的交流禁止され、経済的に大打撃を受ける。日本外需依存比較的低い国ではあるが、人口減少国である外国市場での販売拡大、海外生産、そして国内の余剰設備活用できるインバウンド消費は、経済規模ひいては生活レベル維持のための生命線であり、純経済面で見ても、目先の損失を覚悟してCOVID-19の流行をおさえることに、合理性はあると考えられる。

希望が持てる情報(だから耐えよう)

タイシンガポールは抑え込めている。昨年末から武漢封鎖までの期間でみると、武漢から出国者は国別で「タイが2万558人で最も多く、シンガポール1万680人、日本9080人、韓国6430人」という情報がある。防疫体制の強いシンガポールはともかく、タイでの患者数が増えないのは、気候が影響していることが推察される。逆に主な流行地を見ると、武漢韓国大邱イタリア北部イラン北海道、米ワシントン州と、おおむね2月の平均最高気温10度を下回るエリアとなっている。あくま可能性の域を出ない話ではあるが、季節性があるならば、今を耐えて抑え込みを目指すのは、日本風土を考えると合理的であろう。

中国当局の情報を見ると、武漢以外ではほぼ抑えこめており、武漢新規患者の発生はかなり抑制できてきている。大規模な封鎖や、追跡隔離、操業停止、仮設病院建設などのあらゆる手を打ったとはいえ武漢レベル流行抑制できているように見えるのは朗報だ。

高山義浩先生岩田健太郎教授プロレス相手)も以下のように書いていて、スーパースプレッダーが発生するような特定条件以外では、インフルエンザほど感染力は強くなさそうである。抑え込みを放棄した2009年新型インフルエンザとは異なり、抑え込める可能性はより高いと思われる。

「新型コロナ感染力がインフルエンザほどではなさそうだということ。国内発見された確定患者の濃厚接触者(1症例あたり数名から数十名)を保健所が追跡していますが、その後に感染確認されたのが、ほぼ、同居者など家族に限られているのです。これがインフルエンザだったら、もっと学校職場でのクラスターが確認されるものです。(https://www.facebook.com/100001305489071/posts/2726515674068589/)」

以上。がんばりましょ。

こちら、下記を書いた増田なので、一部の文章は、そこから流用。

https://anond.hatelabo.jp/20200228013154

https://anond.hatelabo.jp/20200210110528

再掲:おま誰?

通りすがりネットウォッチャー医者ではないので、本件記載医療情報としては扱わないこと。

2020-03-02

anond:20200302170401

とりあえず武漢は大したことになってる。

武漢やばいから中国全土で大したことになってる。

韓国イタリア北部イランは大したことになりそうな状態

東京で大したことになりそうな状態になったら東京ごと閉鎖なので、それはめっちゃやばい

今停止する経済くらいなら日銀お金すれば解決するけど、中国東京が閉鎖したら世界経済やばい



まぁいきなり全国で休校だなんてやりすぎだ!!!なんて騒げるんだから、悪い手じゃないと思うんだよね。全国で休校がおそすぎだ!!!より全然

 
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