はてなキーワード: 魔弾の射手とは
anond:20210210062305 (クラシック曲ガイド) を見やすくしたよ。
§1600年代前半
§1600年代後半
§1700年代前半
§1700年代後半
§1800年代後半
§1800年代終盤から1900年代初頭 (後期ロマン派・印象派音楽)
§1900年代中盤以降 (第一次大戦終了によってロマン主義と印象主義が古くなった時代に真価を発揮した作曲家たち)
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1664833
↑このブコメで賞賛されている表がかなりデタラメなので修正してみた。
とりあえず同じように1600年代から始めます。「オケゲム、マショー、パレストリーナ、ジョスカン・デ・プレがないぞ」とかいう意見もあるようですが、それはもっと以前だから書いていないだけです。
作曲家の「生まれた年」ではなく「主に活躍した時代」で書きます。これに文句を言っている方もおられるようですが、何故かと言うと例えば生まれは1600年代終盤だけれど音楽家として活躍し世に認められたのは1700年代になってから、といったような例があるからです。
「あれは記憶だけで描いてるから素晴らしい」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、これも資料などは参照せず、ほぼ脳内の情報だけで書いております。
モンテヴェルディ(みんな知ってる「私を死なせて」)、カッチーニ(「アヴェ・マリア」が有名だが実はソ連の音楽学者ヴァヴィロフの贋作。真作で有名なのは「アマリッリ」)
シュッツ(「ドイツ音楽の父」として有名)、シャイン、シャイト(以上3名は「ドイツ三大S」として有名)
コレッリ(「ラ・フォリア」が有名)
ヴィヴァルディ(「四季」の人)、アルビノーニ(「アルビノーニのアダージョ」が有名だが贋作。真作で一般に有名な曲は無い)、ペルゴレージ(「スターバト・マーテル」が有名)
クープラン(チェンバロ曲で有名)、ラモー(音楽理論とオペラ)
バッハ(名曲多数)、ヘンデル(日本では「音楽の母」などと呼ばれたが女性ではない。「メサイア」「オンブラ・マイ・フ」「水上の音楽」など)、テレマン(「食卓の音楽」で有名)
以上1600~1750年が「バロック音楽」の時代。欧州における「絶対王政」の時代とほぼ重なるという見解があります。
「古典派音楽」の時代。啓蒙思想によって理性が重視され、それが音楽に影響を及ぼした時代です。
チマローザ(オペラ「秘密の結婚」)、パイジェッロ(「うつろな心」)、ボッケリーニ(「女ハイドン」の異名を持つが男性)、サリエリ(オペラの巨匠)
音楽における「ロマン主義」は文学や絵画よりも遅れて1800年代になってから現れます。この時期は古典派音楽からロマン派音楽への過渡期です。
ロッシーニ(オペラ「ウィリアム・テル」「セビリアの理髪師」など)、ベッリーニ(オペラ「ノルマ」など)、ドニゼッティ(オペラ「愛の妙薬」など)
シューベルト(未完成交響曲 D 579、歌曲集「冬の旅」など)
メンデルスゾーン、シューマン、世代的にはワーグナーもここに入る(この時期はオペラ「リエンツィ」「タンホイザー」「ローエングリン」など)
リスト(本人はハンガリー人を自認したが実際はドイツ系オーストリア人で本来のハンガリーの民族要素は無いのでドイツ・オーストリア音楽として捉えるのが正しい)
グリンカ(オペラ「ルスランとリュドミラ」)、ダルゴムイシスキー(オペラ「石の客」)
1848年革命の失敗により、ヨーロッパ音楽の雰囲気も暗くなって参ります。
ヴェルディ後期(オペラ「椿姫」「アイーダ」「オテロ」「ファルスタッフ」など)
ブルックナー(交響曲では4番と7番、8番が有名だが初心者に聞きやすいのはむしろ1番と6番だと思う)
ブラームス、ブルッフ(ヴァイオリン協奏曲第1番が有名)、ワーグナー後期(楽劇「トリスタンとイゾルデ」「ニーベルングの指環」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」)
オッフェンバック(オペレッタ「天国と地獄」など。実はドイツ人)、グノー(オペラ「ファウスト」)マスネ(オペラ「タイス」など。「タイスの瞑想曲」)、サン=サーンス(長生きしたので今年没後100年)、フランク(バッハの対位法、ベートーヴェンの劇的構成、ワーグナーの和声を融合した究極の交響曲を作曲したが実はベルギー人)、フォーレ(「レクイエム」「幻想の水平線」)
スメタナ(連作交響詩「我が祖国」その中の一曲が「モルダウ」)、ドヴォジャーク(「新世界交響曲」e-moll op.95 など)
ボロディン(オペラ「イーゴリ公」、交響詩「中央アジアの草原にて」、交響曲第2番など)、バラキレフ(東洋幻想曲「イスラメイ」)、ムソルグスキー(オペラ「ボリス・ゴドノフ」、ピアノ組曲「展覧会の絵」)、リムスキー=コルサコフ(交響組曲「シェヘラザード」など)、チーコフスキー(バレエ「白鳥の湖」、交響曲第6番「悲愴」など)
グリーグ(ピアノ協奏曲、劇判音楽「ペール・ギュント」、ピアノ曲「抒情小品集」、歌曲「最後の春」など)
プッチーニ(オペラ「トスカ(星は光りぬ)」「蝶々夫人(ある晴れた日に)」「トゥーランドット(誰も寝てはいかん)」など)、マスカーニ(オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」映画「ゴッドファーザー PART III」のあれ)、レスピーギ(交響詩「ローマの松」などローマ三部作)
マーラー(11曲の交響曲と歌曲)、ヴォルフ(ドイツ語歌曲の頂点として非常に有名)
リヒャルト・シュトラウス(交響詩「ツァラトストラはかく語りき」〈映画「2001年宇宙の旅」のあれ〉オペラ「サロメ」〈裸踊りで有名〉「薔薇の騎士」〈少女漫画オペラ〉)、レーガー(変奏曲と室内楽の達人。歌曲も秀逸)
ダンディ(「フランスの山人の歌による交響曲」は初音ミクが歌った冨田勲の「イーハトーヴ交響曲」の元ネタ)、ショーソン(「詩曲」、フランクの影響を受けた1曲だけの交響曲など)、ドビュッシー(オペラ「ペレアスとメリザンド」、交響詩「海」など)、ラヴェル(バレエ音楽「ダフニスとクロエ」、ピアノ協奏曲ト長調など)
フェルステル、ヤナーチェク(オペラ「利口な女狐の物語」、村上春樹のせいで何故か有名になった「シンフォニエッタ」)、スーク(アスラエル交響曲などが有名)
シマノフスキ(「スターバト・マーテル」など)
グラズノフ(ロシア浪漫派交響曲を集大成した作曲家として有名)、ラフマニノフ(無伴奏合唱曲「晩祷」で非常に有名)、スクリャービン(神智学に陶酔した交響曲第4番「エクスタシー」と、「神秘和音」を駆使した妄想ピアノソナタで非常に有名)
エルガー(「威風堂々」が有名だが真の傑作は交響曲第2番)、ディーリアス(「春始めての郭公を聴いて」は英語圏では誰もが知る名曲)、ヴォーン・ウィリアムズ(「田園交響曲(3番)」と「南極交響曲(7番)」が有名だが5番も捨て難い)
ヒンデミット(オペラ「画家マティス」と、その音楽をまとめた交響曲が有名)
シェーンベルク(無調音楽、12音音楽の創始者。彼が最初に12音音楽による楽曲を完成したのが1921年なので今年はシェーンベルク式12音音楽の100周年。まず聴くばきは「ピアノ協奏曲」「ヴァイオリン協奏曲」「弦楽四重奏曲第3番、第4番」)、ベルク(無調音楽、12音音楽に調性音楽的要素を取り入れて聴きやすくした人。オペラ「ヴォツェック」「ルル」、器楽曲では「ヴァイオリン協奏曲」が有名)、ヴェーベルン(12音音楽の究極として有名)。以上の3人は「シン・ヴィーン楽派」として20世紀音楽を語る上で非常に重要です。
いわゆる「6人組」の時代。現在でも有名なのはプーランク、ミヨー、オネゲル(交響曲第2番と第3番はカラヤン盤もあるので聴いて下さい。このほかオラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」も泣けます。実はスイス人)。現代音楽史的により重要なのはメシアン(「トゥーランガリラ交響曲」「世の終わりのための四重奏曲」「彼方の閃光」オペラ「アッシジの聖フランチェスコ」などが非常に有名)。
プロコフィエフ(大人は「ピーターと狼」みたいなガキ向けの曲は聴かず「交響曲第2番」の暴力的激しさにヒャッハーしましょう)、ハチャトリアン(「剣の舞」とかいう曲は子供の頃運動会で聴いたでしょうから、そんなものより「交響曲第2番」でファシストとの激しい戦いを体感しましょう)、ショスタコーヴィチ(世間一般では交響曲第5番が知られていますが、高く評価されているのは4番、8番、10番、14番など偶数番号の交響曲です。真髄はオペラと弦楽四重奏曲です)
20世紀後半以降は省略。
https://anond.hatelabo.jp/20170709144510
上記でweb系は違う、主語がデカいなどと戯言をほざく方々が多かったので、web系自社開発者時代のことも記述しておこうと思います。
web系の負の側面や、実際を書くのは珍しい、という声もありましたのが驚きです。皆きっと思い出したくもないんでしょうね。
今時、コネも才能も容姿もトークも何もないのに、アイドルや芸能人やらにになんて憧れるならまだしも、なりたいなどと戯言抜かす命知らずな女の子たちや、酔狂な男の子たちがいうほどいないように(この職業をバカにしているのではなく、それほど才能や生まれ持ったものに比重が置かれることが多いことをいっています)
普通に仕事っぽいこれらweb系に関しては、未だに黎明期のイメージでネットでも情報が語られてるというのも、不思議なものです。ひょっとすれば、ネットの情報というのは、常に3週遅れなのかもしれませんね。
さて一抜けした私はweb系業界という桜の木を食って脱皮したチャドクガの成虫といったところでしょうか。これから日本IT業界という桜の木を食い尽くすチャドクガの幼虫になりたいという酔狂な人がいらしたら、どうぞよく考えて会社をお選びください。少なくとも、慎重で英明であれば、こういうところに入っても、すぐ逃げだしてちゃんとしたキャベツ畑でアゲハチョウに脱皮し飛翔することができるでしょう。
はい、これからweb系へ行こうと考えている皆さん、上のようなことが割と普通です、というか現在web系の8割くらいはこんなもんといっても過言ではありません。(ちょっと前はそうではありませんでした)
web系はピンキリだか、ダイキリだかピン〇ロだかしらねぇっつーんだよって話ですが、以下に示す通り、昨日までホワイトでも、明日はどうなるかわからない、という非常に流れが早いのが当たり前に起こりえますので、決して悪い大人たちのささやきに騙されないでください。冗談抜きでこの業界騙されたら一歩間違えばリアル命とられるレベルのブラック労働になりますからね。マジで。
あと言っておきますが、「ホワイトがブラックに変貌すること」はありますが、逆の「ブラックがホワイトになる」なんて奇跡はまずありえません(まず倒産します)
下記に示した通り「いやなら転職しろ」とか抜かす本当にweb業界で働いたかどうかも定かではない馬鹿ほざく方々の戯言に惑わされないようにしてください、例に挙げるように、会社を変えるたびによくて貯金はそのまま、最悪貯金がすり減っていくという悪循環に陥ります。
あと、ブラック化したweb系企業の幹部役員は、割とマジで社員が2~3人くたばろうが会社が存続すればそれでいいなどと、平気で考えるレベルまで憔悴しておりますので、殺人未遂レベルのブラック労働に当たる可能性も高くなります。(よほど運が悪ければになります、普通はそうなる前にエンジニアが全員逃げ出して倒産します)
はい、会社に殺されそうになったら即逃げましょう。向こうはそんな労働が当たり前と思ってるからそんな労働環境になるのです(本当に申し訳ないとか思ってるなら人増やして環境の改善化に即努めます、普通は)そんな奴等相手に一般的な社会人としての常識を求めたり、ましてや労基や警察に通報して戦うなどということは、時間とお金の浪費で無駄になりますし、逆恨みされて何をされるかわからないので、あなたがこれからのITエンジニアとしてのキャリアを犠牲にしてでも差し違える覚悟でもない限りは絶対にやめましょう。それがあなたの身を守りますし、IT業界で生きていくのなら大事な資質になります。大丈夫です、逃げたら勝手に倒産して退場しますから、追いかけてくるなんてことは絶対にありえません。もしそうなったときは、堂々と警察に通報し、世界有数の治安維持組織、警視庁の正義と秩序を守る警察官の方々に任せましょう。
これからIT業界へ行きたいと思っている皆さん、また、IT業界――特にweb系に憧れを持っている未来あるツワモノの皆さん、以下の例を見てそれでもなお行って戦う!という仮面ライダーのごとき崇高で気高い自信を持っているのなら、どうぞバリバリ頑張ってください、なーに、道半ばで産業ごとなくなれば昭和の炭鉱業の労働者たちみたいに、国の福祉で静かに穏やかなセミリタイアで、時には昔の話を、を聞きながらチューハイを片手に鯖味噌食って心の安息を得られた幸せな日々を送ればいいんですよ。誰もバカにしません、時代が悪かったのですから。行動してから後悔すれば、それは二番目に気高いことだと、ニーチェのオッサンもいってますからね。
これを見た非IT業界の皆さん、あなたたちは賢いです、賢明です。堅実です。そのまま普通に仕事をし、普通に友と語らい、普通に結婚をして、普通に家庭を養い、妻や夫と仲睦まじく子供たちを育ててください。そしてわれらIT雑兵の悲哀をメシウマと笑いながら、酒の肴にしてこんな世界もあったのかということを笑いものにでもしてください。その方がまだ浮かばれます。
・web系技術の進歩の速さは例えるなら、昨日剣と弓で戦っていたのが、今日や明日からいきなりアサルトライフルが戦いの主役になるような日々の連続である。
web系の技術の進歩の速さは、とんでもない速度になります。IT技術者の最もきついところは「習得した技術が一瞬で付加価値を失うこと」にあります。
20年前をご覧ください、2か月に一回新しいPCがリリースされているほどでしたし、ブラウン管の奥にクソ長くて目に超絶悪いパソコンが当たり前でした。
ところが当時生まれたベイビーが、今成人した現在はどうでしょう、フルセット30万も20万もザラでしたパソコンは、昔のスパコン並の性能を秋葉原に行けば6万円やそこらで買うことができます。
プログラミングはどうでしょうか、私はオブジェクト指向から入ったタイプですが、それまではC言語系統が主力でした。しかし現在はJavaに、オブジェクトはできて当たり前、日進月歩でSwiftといった新たなプログラミング言語が登場していますね。その結果が「staticおじさん」といわれる時代に取り残された悲しい存在を大量に生み出す結果となりましたことは、私以外のブログやら日記を見れば、幾らでもゴロゴロ話が出てきます。
はい、本題に入りますと、web系はこれがよくて半年、数か月がザラ、最悪で数日のタイミングで起こりうる可能性があります。
昨日まで弓で魔弾の射手だの剣聖様!とかなんとか褒めたたえられて、パイオツのデカいパツキンのねーちゃんや美少女たちがキャッキャウフフとダース単位でちやほやされるほどの付加価値を持っているあなたたちweb系エンジニアが、翌日には「えー!?マジ!?弓と剣!?弓と剣が現代戦で許されるのはクロスボウと銃剣までよねー!キモーイ!キャハハハハ!」と掌返され、あとから入ってきた若者の後輩のドラグノフ狙撃銃使いとクラヴ・マガ使いのイケメンたちに、寝取られまくって侍らせられてダブルピースでカメラに向けてバカにされて罵声の洗礼を浴びるのを間近で見せつけられ、目の前で馬鹿にされながら、勝負と称してフィールドストリッピングが出来ずに見せつけられたリ、盆踊りのような空手で立ち向かい、サム・フィッシャーのような動きのイケメン後輩に遊ばれながらフルボッコにされて、さらに女の子たちにもコケにされて目の前でイチャつかれるのを見せつけられ鬱興奮しちゃうようなことは、例えではありますがザラで起こります、そんなのが好きな性癖の方ならどうぞご自由に。私はそんなの二次元以外でお腹いっぱいですがね。
当然ですが、「我こそは技術一本で食っていけるから有象無象の雑魚どもは努力が足りないのだ!自己責任!主語がデカい!」などとさえずる、時代遅れの自己責任論者のような所詮一山幾らの木っ端の雇われの分際でプライドだけは王侯貴族並の人達もネットにはたくさんいますが、そんな人たちが、こんなことが明日は我が身で起こる業界で、しかもまだ生まれて20年もたってない業界で、そんな意固地な人間が60まで生きてけるとは、とてもではないが私は思えません。
オブジェクト指向が主流になって一気にそれ以前の構造化プログラミングの花形だった人たちが、上記のように「えーダサーい!キモーイ!ギャハハハwwww」というレベルでニューカマーとお金払って雇う側に馬鹿にされまくって、人間としての尊厳すら踏みにじられるレベルでいじめられたように、
web系はいつこれがおこるかわかりませんし、しかも日本における地震発生率レベルで起こります。清く正しい社会人は、感謝の念をもって謙虚に周りに尊敬の念をもって生きましょう。
それほど、web系は一瞬で技術が陳腐化し、自らのスキルの付加価値が一瞬で冗談抜きでゼロに消失します。その繰り返しです。世界の歴史でいう軍事面ですら変わるのに100年かかったスパンが、最悪数日で起きるのです。
後言っておきますが、web系の気風として、使えなくなれば一瞬でクビを切られるか、それに等しいことで自主退職になります(大手でも当たり前です。甘い夢は見ないでください ※ただし大手の在籍した実績があるならすぐ仕事が見つかったり、外資にだっていけますので、そこは一長一短です)というかそれが当たり前です。
年棒制かつ裁量労働制で、私服勤務でトリプルモニターで、コーヒー飲み放題で、午前休午後出社にリゾート割引までつ・け・ちゃ・う♡なんて至れり尽くせりの話が、この毎年30万人も消費人口が消滅していく斜陽国家で、政治家の息子や資産家の長子でも、ましてや研究開発者レベルのコンピューターサイエンス学術界隈のスーパーエリートでもなんでもない分際で、いつまでも続くと本気で思っていたとするのなら、あなたは出来の悪いなろう小説やアホラノベの読みすぎの気があるので、肥大しすぎた自意識で破滅して闇金ウシジマくんにでてくる多重債務者みたいになる前に、身の程と現実を知りましょう。
・昨日の極楽のホワイトは今日の無間地獄のブラック、会社は回転寿司の如く急速に待遇と売り上げが傾き倒産しまくり。
流れが速いので当然激務サビ残、終電帰りは当たり前になりますが(SES契約のSIであれば割と最近はそうでもないところ「も」ある)さらに恐ろしいのは売り上げが傾いたらどうなるかわからないということです。それは、明日かもしれないし、来月かもしれない、もしかすれば、出社した途端かもしれないし、昼飯を食べ終わった後かもしれません。
マシなので自社開発は取りやめか縮小、客先常駐でITドカタになってくれ、というのがよく起こります。ぶっちゃけこれではなんのためにweb系にいったのかわからなくなりますね?
会社の利益=競争に負け始めると、待遇がどんどん劣化します、上記のような福利厚生が数か月後には交通費支給以外なしとかにザラになり、社内はピリピリし、怒号と罵声が飛び交い始めます。
これくらいにまで陥ると、一瞬で技術者が凄まじい勢いで退職し消えていきます、退職届が机の上に置かれているのなら御の字、速攻バックレで逃亡する敗軍の兵が続出です、彼らは凄く賢く危機察知能力に溢れたエンジニアだと思います。人の出入りがまるで回転寿司状態になります。
あと、この業界はワークライフバランスがあるなどと抜かす詐欺同然のことをほざく奴等もいますが、そんなのは一部のメガベンチャーだけです。
BtoCがメインになるのに、そんな甘ったれた話があるわけないじゃないですか。以前の日記通り、仕事する場所が会社か土日は自宅かで、週休0日フルイニングで仕事が当たり前です。あなたが彼氏や彼女とデートしている時ですらチャット開いて仕事するぐらいの、
そんな仕事してないと発狂して死んでしまうレベルの社畜の鏡といえるほどのワーカーホリックのちょっと世間の常識とずれた基準で、ワークライフバランスも整い、天国でホワイトな環境ですので、どうぞ就職なさってください。
・終わりのないタスクでもいいよ キミがボクを評価し続けてくれるなら
はい、何故そんな風になってしまうのか?わかりやすく言いますと、前の日記で書いた通り、技術力と生産性をピークで発揮し続けなければいけない上、仕事が早く終わればさらに仕事が乗せられます。当然ですね、1時間で終わる仕事であと全部休憩、定時退社なんてのが許されるのは、社長だけです。
自己研鑽、だの、ブラッシュアップだのと、意識の高いことに恍惚な顔で興奮を覚えるちょっと変わった人であれば、天国かもしれませんが、ハッキリいって地獄です。
理由としましては、この業界は安定性が絶無です、そのうえ評価基準は青天井で上がっていきます。意識の高い馬で鹿なエンジニアさんたち以外の賢明なみなさん、わかりますね。
つまり頑張れば頑張るほど失職する可能性が高くなります。SIは頑張れば損ですが、webは「頑張れば自分の首を絞める」という構造に行き着きました、感動ですね、拍手しましょう。ワーパチパチ。
はい、当然裁量労働制の年棒制、仕事終わらなきゃサビ残です。しかも自分が常に150%を発揮し続けなければ終わらないタスクを、休日は自宅持ち帰りでチャット開いて書き続けるという、プログラミングが好きで好きでしょうがない、web系言語のロゴを抱き枕にして抱きしめてチュッチュできるほどの変わり者なら天国でしょう。大多数の普通の人が地獄です。
さて、これで完成する構図が「週7日労働」月の稼働時間、脅威の実質496時間~500時間の完成です。(最悪こうなります、しかし構造そのものはどこも変わりません)
凄いですね、現代の軍隊ですら、最前線には30日くらい戦い、あとは1か月休憩とかがざらなのに、これを365日続けます。兵隊になれば理想の鉄砲玉になれますね、パソコンなんて捨ててフランス外人部隊かアメリカ海兵隊にでも志願すればいかがですか?
ああ、モニターの前でサボってるそこの意識高いエンジニアたちの方々、まさか「仕事なんてコントロールすればいい」などと舐めたこと抜かすつもりはございませんね?
それ、バレてますよ、無能装って会社にしがみついてお金稼ぎたいのでしたら、SIがおすすめですよ。web系でそんなことすれば、あなたたち半年後には仕事サボるうえにできないやつの烙印を押され、無職か自称ノマドワーカーのニートですよ?
ところで、自分のいるところはここまで酷くない、主語がでかい、なんて痴れたことを抜かすエンジニアたちもいますが、彼らはたまたま運よく、時流に乗って黎明期の安定した中堅ベンチャーやメガベンチャーに入れただけです。血みどろのレッドオーシャンどころか、現在を例えていうなら、ベルリン包囲戦でソ連軍がドイツの国会議事堂に突入し始めたあたり位の地獄のブラックオーシャンと化しています、はい、わかりますね。
これから転職したり、新卒からweb系に入るには、あなたたちはこの最前線に行くことになります。というか可能性が高いです。さすがに私がいろいろな会社を回った中で、一番「これは酷い」と思ったところだけを言いましたが、将来性や待遇が売り上げが落ちたとたんに悪くなるという点では、どれも似たようなもんです。あとついでに、逆(会社の利益が上がったから待遇が劇的によくなる)は絶対にありえません。そして、一度落ちた待遇は、給与面が若干戻る以外で、絶対に戻りません。あしからず。
というか、一旦落ちた待遇が会社が持ち直した後、元に戻るなどという甘い希望は、この地獄の門をくぐる前に一切の希望を捨ててください。
あなた方は一山幾らで雇われた木っ端の一兵卒です、飯と屋根の付いた家に住めるだけの金与えてやるだけでも感謝しろよ程度にしか思われてません、あしからず。
そんなことをいうと給与交渉をしろよなどと、お金がないなら投資をして増やせよなどとアホ極まりないことと同義なこと抜かす馬鹿どもも現れますが、ハッキリ言って所詮雇われの身分でそんなことしたって、ITバブルだったリーマンショック前ならいざ知らず、今時は変わりを同じ金額で連れてくればいいだけですので、あなたクビになりまして終わりですよ。
というかね、技術があるから技術があるからとかピーチクパーチクほざいてるモニターの前のあなたたち、あなたたちのいう技術力ってどの程度なんですか?どうせweb系言語が2~3使える帯に短したすきに長し程度がせいぜいでしょ、フレームワークやDB弄ってマシンスペックで無理矢理動かせるようにしてドヤ顔キメてるレベルの、LAMP自宅で構築してイキってるレベルでしょ?
この業界長い人間からすれば、痛々しくて恥ずかしすぎてみてられないレベルの程度ですよ?そんな奴らにあなたが経営者だったとして、「給料を上げないと転職するぞ」などといったところで、そんなの脅しにすらなりませんからね、web系というのは、あとからあなたたち以上に最新の技術に精通して若くてフレッシュでピチピチで素直なエンジニアが、雨後の筍の如く湧いてきますから、取り放題ですからね。クビですよク・ビ
結論、自分が特別だ、などと夢を見るのは寝る前にする妄想の中かなろう小説の中だけにして、決して人生をドブに捨てるようなバカな真似はやめましょう。
まあわかりやすくいうと、例えるなら迫りくる地獄のソ連兵相手に、絶望的な抵抗戦を続けるノルトラントや武装SSのような中で生き残り、オットー・スコルツェニーのように華麗に立ち回って亡命してハッピーエンドなんてことができる、我こそは異能生存体という自信があるのなら、務め人などにならず起業してください、その方が10000倍稼げます。
・IT一般派遣や特定派遣で雌伏の時を過ごすくらいなら、なるたけ早く別業種に転職して至福の時を過ごしてください。
当然の如く安定性は皆無です、さらに技術の刷新が重なった時期に失職してしまえば、職にもありつけずもはや生き地獄です、昨日まで意識高い系のテンプレのような生活をしていたあなたが、IT一般派遣の(仕事に貴賤なんてないですが、web系にわざわざ行く意識高い系の人達基準で見れば)しょーもなく未来にもつながらない薄給で、バイトの如く糊口をしのぐことになります。俺はあいつらとは違う俺は負け犬にはならない…などと厨2病気取ってたプライドをバッキバキに打ち砕かれて生きる気力を失い、夢破れて実家で引きこもりあたりにならないか、むしろ私は心配です。馬鹿にしているわけでなく、web系というのは、それほど立場が安定しませんし、競争が熾烈を通り越した世界です。
ハッキリ言いますが、ブランクが一か月でもあれば上記のようなweb系会社に行く可能性が高くなり、マトモなweb系に行ける可能性は少なくなるでしょう。それだけ流れと競争の熾烈な速い世界です。
あと、仕事はいくらでもあるとはいえ、伏龍の如く臥薪嘗胆で雌伏の日々を過ごし、逆転夢見てIT一般派遣やとりあえず特定派遣で糊口をしのぐなんてことすると、30過ぎるどころか25歳過ぎるころには行き場所をなくした恍惚の人となって人生が詰みますので、絶対にやめましょう、それほどIT業界というのは、エリート公務員クラスで将来のキャリアというのを大事に考えなければいけない業界な上に、どんなに上手くいってもデスマや糞プロジェクトに一つ放り込まれただけで、キャリアが詰むどころか、最悪テッカ〇ンブレードの主人公の最期みたいになります。
それまで私服で大事なおパソコン様を、ポテトチップスやお菓子でべっとべとに汚れた汚らしい指で触れるなんていうことが当たり前とかいう世界の人間が、SES契約の客先常駐になんて行けば、ストレスで3日でカミーユ・ビダン状態になりますね、はい。
ああ、あなた方がweb開発者に彼女や彼氏を寝取られたから、その存在全てに復讐したいというのなら、IT一般/特定派遣最高!自由最高!SES最高!時給制最高!とネットで喧伝しまくってください。万人に迷惑極まりないですが、それで心が慰まるのであれば、それはあなたのためになるでしょうね、いい年こいてそんなことするとか情けないにもほどがあるけども。
そうではない場合は、運と実力が足りなかったと諦め、足を洗って別業種の正社員になってください。それが本当に一番幸せです。馬鹿にしているのではなく本気の冗談抜きで、です。
さて、意識高い系の技術で食ってると自負している平日の昼間からサボってはてなを見てるモニターの前のそこの意識高い開発者のあなたたち、ハッキリ言いましょう、仕事中にそんなことしてる上に、雇われてる時点であなたたちの代わりなんて幾らでもいます。一山いくらの木っ端の雑兵です。特別でもなんでもなく、ましてや英雄でも勇者でも仮面ライダーでもウルトラマンでも、プリキュアでもセーラームーンでも、カードキャプターでもリリカルな魔法少女でもなんでもありません。というか仕事中に見る奴が技術だとか舐めたことをほざく前にキリキリ額に汗して働けや給料泥棒のバカヤロー共が、真っ当なサラリーマンは会社の仲間と家族のためにとっくに仕事始めてんだよという話ですよね、もっと言えばプログラミング言語とコンピューターへの冒涜です。ジョン・フォン・ノイマンの写真の前でジャンピング土下座を五体投地でお百度参りして、悔い改めて謝罪して、いい年こいてヤンキー漫画の中ボスみたいな偉そうなことをいう前に、おコンピューター様やおMac様やおWinsows様にご飯を食べさせてもらえる先人の英知の恵みに感謝なさい。
そして業績悪くなって逃げた先が上記のような職場に当たってどうぞ楽しい日々をお過ごしください。
・web系技術者とはおしゃれな賽の河原で石を積み続ける存在です。
さて、4~5年くらい前までは、web系はブルーオーシャンが割と残っていて、フリーランスなんていうものもありました、リーマンショック前は、な、なななんと1000万ザラで稼げているというのも多くいました、小泉改革前の長距離トラック運転手並の給料ですね。
ですが現在彼らがどうなっているか、その後の足跡を追えば、お分かりになりますので、まぁ多くは語りません、自分の目で確かめてみてください。
属人性が強く、「必ずしも世界潮流で最先端の技術に付加価値があるわけでもない」という、ブラックガラパゴスの日本IT業界の構造では、どうしてもこうなってしまうのです。仕方がないんです。
例えば今web系で流行ってるRuby、素晴らしい言語ですね、私のようなものぐさからすれば、なんでもありで書けるのはVB並に使いやすいですよね。
これ、世界じゃ不人気もいいところですからね、なんでもありすぎて、という理由になります。ぶっちゃけこれをメインで使いこなしてドヤ顔の時点で、あなた快〇ズバットに「所詮日本じゃ二番目だ、しかもアジアじゃ3456番目だ、そして世界じゃ下から数えた方がずっと早いぜ」と鼻で笑われるレベルです、あなたの今持ってるその技術とやらで、ゴッドエンジニアになれるのは、出来の悪いなろう小説の異世界の中だけです。身の程を知りましょう。
さて、わかりやすくいえば、web系技術者は、40年365日契約のゴルゴ13やプロ野球選手のようなものです、以前にも書きましたが、ゴルゴ13ですらギラン・バレー症候群が出れば2か月もマルタ島で休暇を取ってキャサワリーと戦ったりしましたが、休暇をします。プロ野球選手も、シーズンは年の半分程度です。それ以降はオフシーズンです。それほどトップを常に争い芸や技術で食っていくというのは、難しいものなのです。
プログラミングを仕事にするということは、限りなくそれに近づいています。あなたが365日休日もチャットでヒアリングしながら部屋で春も夏も秋も冬も、シコシコプログラミングをするのが好きで好きでしょうがない、Macbookproは恋人でRubyは愛人、フレームワークやソースコードをオカズにアレできるほどだとか、自分の書いたコードの美しさをオカズにご飯をどんぶり飯で食べられるほど、プログラミングやシステム開発が大好きなら、天職かもしれませんが、ハッキリ申し上げますとそんな人間人類史が始まって史上、恐らく地球上に存在し得ません。というか、そんなのがいたらハタから見ればちょっとどころではない変わり物です。人間休まないと普通は3か月くらいで壊れます。
そのうえ、アスリートやプロ格闘技と違って、技術に互換性らしい互換性は実は結構なく(特にレガシー言語と比べてみれば顕著でしょう、web系言語はバージョンによってガラっと変わることもあり、ましてやIT系なんて転職すれば会社で使ってる言語そのものが系統ごと変わります)そのたびに技術を常に覚えなおしてそれで飯食えるレベルの技術を独学で習得しなければいけません、プロボクサーですら24、5で引退を考える年齢になるのに、それより体力と技術習得で頭を使う業界で、給料も大したことないし、たかがせいぜい木っ端の大学で情報を先行したとかいうレベルの程度で、ずっと食えると思っているのなら、勇気と無謀をはき違えたただの馬で鹿な人ですので、手遅れになる前にどうか正気に戻ってください。
https://anond.hatelabo.jp/20170711110237
↑書ききれなかったので後半部に続きます。