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2017-11-07

小田急ショートショートシアター

催事用ページは会期終わったらソッコーでサヨナラされてたので上映プログラムを残しておくよ

マップはここにあった→ https://netatopi.jp/article/1086972.html

新宿店開店55周年特別企画 小田急ショートショートシアター

小田急百貨店が今だけ映画館に!

笑って、泣いて、元気になれるショートフィルムを上映!

観ると前向きになれたり、ほっとしたり。アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジアから、気分をちょっと変えたいときにぴったりの心動くフィルムを新宿店本館11階で上映。

いま注目のおしゃれなフードと一緒に、いつもと違う空間を楽しんで!

■小田急ショートショートシアター

11月1日(水)→6日(月)

●新宿店本館11階=催物場 午前10時→午後8時30分

※5日(日)は午後8時閉場

※上映スケジュールは予告なく変更する場合がございます。

協力:株式会社パシフィックボイス株式会社ビックカメラ、(C)円谷プロ

A)フロントシアター

B)HAL東京シアター

C)サイドシアター

D)タブレットシアター

E)光カウンターモニター

F)VRシアター

G)グッドミールズショップ

H)アンド・ザ・フリット

I)ドックポップコーン

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)とは

俳優の別所哲也氏が代表をつとめる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭

グランプリ作品は、次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考対象となる。

FRONT THEATER フロントシアター

(観覧無料/エリアA)

大きなスクリーンで多様なショートショートの世界に没入。

★世界最高峰のプログラムA(3作品・約45分)

米国アカデミー賞短編実写部門受賞作品を含む3作品をセレクト

『旅立つ前に(The Lottery)』

ニューヨーク映画祭2014(アメリカ)最優秀ドラマ作品

Shahir Daud/アメリカロマンス

アメリカ永住するための飛行機を待つ間、アウグストは彼の人生の中で最も後悔した三つのことを思い出す。

『アンディ(The Six Dollor Fifty Man)』

カンヌ映画祭2009(フランス)特別名誉賞

Mark Albiston & Louis Sutherland/ニュージーランド/ドラマ

いじめっ子たちに負けたくない、8歳の‘スーパーヒーロー’アンディ。 ある日校長先生に呼び出されてしまった時、自分自身と唯一のメアリーを守るため、アンディは現実の世界に立ち向かう。

リッチーとの一日(Curfew)』

第85回(2013)米国アカデミー賞短編実写部門受賞作品

Shawn Christensen/アメリカ/ドラマ

自殺を図ろうと浴槽に血まみれのリッチーに、長年疎遠になっていた妹から、娘を一時預かって欲しいと電話がかかってくる。

★世界最高峰のプログラムB(3作品・約45分)

クリーブランド国際映画祭受賞作品を含む3作品をセレクト

『彼氏のヒミツ(Appy Ever After)』

モンテカルロ映画祭2012(モナコ)観客賞

Rupert Le Poer Trench/オーストラリアコメディ

ケイトは彼のために特別なディナーを準備していた。しかし彼は仕事で帰宅できない。二人は電話で愛を確かめあうが…

アンチョビ(Anchovies)』

シンガポール短編映画賞2015(シンガポール)最優秀撮影賞・美術監督ノミネート

Zulkifli Salleh/シンガポールマレーシアコメディ

海の怪物の映画を観た少年は、それ以来海が怖くて仕方がない。不幸なことに、少年の家族は代々漁師で、家業を継がなければならない。

『またね(Bis Gleich)』

クリーブランド国際映画祭2015(アメリカ)審査員&観客賞

Benjamin Wolff/アメリカ/ドイツ/ドラマ

老いた二人の男女が、通りを挟んで向かい側に住んでいる。二人は時折窓ごしに目が合うが、一度も会って話をしたことはない。そんな二人の関係に、ある日変化が訪れる。

★世界のアニメーションプログラム

(9作品・約45分)

お子さまが楽しめる!大人もおもしろい!

『僕のかわいいクロコ(My Little Croco)』

Etienne Bagot-Caspar, Yohan Cohen, Francois Mancone, Maickel Pasta, Milian Topsy/フランスアニメーション

ミスタークロコの生活は「赤ちゃん」がやって来たことで一転。そんなクロコを周りは笑うが…

『やさしいハリネズミ(The Generous Little Hedgehog)』

Marjorie Caup/フランスアニメーション

小さなハリネズミが、森の中で見事なリンゴの実を見つける。ハリネズミは岩陰にリンゴを隠してゆっくり食べようとするが、そこに招かれざる客が現れる…。

ハムスターの大脱出(New Digs)』

Martin Sen/オーストラリアアニメーション

飼い主からの愛情を感じられないハムスターが、新しい環境を求めて、老朽化したケージから脱出することを決意する。

『羊が一匹、羊が二匹…(Counting Sheep)』

Frits Standaert/フランスベルギー/アニメーション

夜になかなか寝付けない少年が、父親から羊を数えろとアドバイスを受ける。少年は教えの通り羊を数えはじめるが…。

モンスターボックス(Monster box)』

Ludovic Gavillet, Lucas Hudson, Colin Jean-Saunier, Derya Kocaurlu/イタリア/アニメーション

モンスターと少女はとある花屋にやってきた。彼らが捜しているのは、モンスターの新しい家だった。

『スナイパーVSハト(Shoot)』

Rory Conway/アイルランド/アニメーション

あるビルの上層階で、プロの暗殺者が要人を狙撃するため、ピストルの照準を合わせている。そこに突然ハトが侵入し、暗殺者の行動をことごとく邪魔してくる。暗殺者はハトの妨害をかわし、任務を遂行できるだろうか?

『少女エラスティカ(A Girl Named Elastika)』

Guillaume Blanchet/カナダアニメーション

少女の名前はエラスティカ、彼女は縦横無尽に駆け回る。

『家を出るということ(Leaving Home)』

Joost Lieuwma/オランダ/アニメーション

いい年になったが、まだ両親と共に暮らす青年。「かわいい子には旅させよ」-父に説得された青年はついに家を出ていくことを決意した。でもそううまくはいかず…

プレゼント(The Present)』

Jacob Frey/ドイツ/アニメーション

ジェイクはいつもビデオゲームをして過ごしている。しかし母親がくれたあるプレゼントきっかけで、彼の人生は一変する。

ウルトラマンジードプログラム

(2作品・約45分)

ウルトラマンジード・ゼロにスクリーンで会える!

『第3話「サラリーマンゼロ」/第6話「僕が僕であること」』

ウルトラセブンの息子・ウルトラマンゼロ。若さゆえ己の力を過信する面もあったゼロだが、悪に堕ちたウルトラマンベリアルとの戦いを通して、心身ともに成長していく。地球にやってきたウルトラマンゼロは、宿敵・ベリアル遺伝子を受け継ぐ、ウルトラマンジード=朝倉リクと出会う。ゼロは地球人・伊賀栗レイトと一体化し、リクの行動を見守ろうとするのだが、サラリーマンのレイトは仕事に家庭に大忙し・・・!?

タイムスケジュール

11/1(水)

10:30~ 世界最高峰のプログラムA

11:30~ ウルトラマンジード

12:30~ 世界のアニメーション

13:30~ 世界最高峰のプログラムB

14:30~ 世界最高峰のプログラムA

15:30~ 世界最高峰のプログラムB

16:30~ 世界最高峰のプログラムA

17:30~ 世界最高峰のプログラムB

18:40~ 別所哲也氏 トークイベント

19:30~ 世界最高峰のプログラムA

11/2(木)→5(日)

10:30~ 世界最高峰のプログラムA

11:30~ ウルトラマンジード

12:30~ 世界のアニメーション

13:30~ 世界最高峰のプログラムB

14:30~ 世界最高峰のプログラムA

15:30~ 世界最高峰のプログラムB

16:30~ 世界最高峰のプログラムA

17:30~ 世界最高峰のプログラムB

18:30~ 世界最高峰のプログラムA

19:30~ 世界最高峰のプログラムB

※5日(日)は18時30分の回で終了。

11/6(月)

10:30~ 世界最高峰のプログラムA

11:30~ ウルトラマンジード

12:30~ 世界のアニメーション

13:30~ 世界最高峰のプログラムB

14:30~ 世界最高峰のプログラムA

15:30~ HAL東京 ノミネート作品

16:00~ HAL東京 表彰式

16:45~ 世界最高峰のプログラムB

17:45~ 世界最高峰のプログラムA

18:45~ 世界最高峰のプログラムB

19:45~ 世界最高峰のプログラムA

SIDE THEATER サイドシアター

(観覧無料/エリアC)

お仕事やお買い物の合間に、心に響く作品で気分をリセット

★大事なものに気づけるプログラム

(4作品・約45分)

大切な人や時間を思い出させてくれる作品。

『秘密の学校(THE SCARECROW GIRL)』

Cássio Pereira dos Santos/ブラジル/ドラマ

数十年前のブラジル。両親と弟のペドロと農村地帯に暮らす少女、ルジア。ペドロが学校に通うことになり、自分も一緒に行きたいと望むがルジアだが、父は許してくれない。そこでルジアは秘密の勉強を始める…。

『接着剤(Glue)』

Michal Lavi/カナダ/ドラマ

ある一つの「接着剤」が、トムとソフィー結婚生活を変える。

『小言(Jansoree - The Unbearable Heaviness of Mama's Nagging)』

Jung-yol Choi/韓国/ドラマ

息子は、母親の口から出る言葉ひとつひとつが、すべて説教のように感じていた。しかし実は…。空想と現実が同時に表現されているワンカット映画。

飛行機と僕の家族(Time Flies)』

Stephane Moukarzel/カナダ/ドラマ

1999年モントリオールパキスタン移民の家族は毎週末とある場所にお弁当を持って出かける。それは頭上を飛ぶ飛行機を見に行くため。しかし17歳の長男は、そんな家族が許せず、家を出ていくと宣言する。


ふるさとを思い出す こんな作品も

『くまもとで、まってる』

小山薫堂/熊本県/ドキュメンタリー

おとうさん、おかあさん、お元気ですか?ぼくは、とても忙しい毎日をおくっています。くまもとサプライズ大使になって、アッという間に1年が経ちました。くまもとには…、おとうさんとおかあさんを連れて行きたい場所がたくさんあります。でも、それと同じくらい…、ぼくは、くまもとの”ひと”に魅力を感じます。

ふるさとで、ずっと。~くまモンサプライズハピネス~(My hometown, forever…)』

小山薫堂/熊本県/ドキュメンタリー

前作 「くまもとで、まってる。」から4年。

現在も熊本県の営業部長として、県の内外でサプライズハピネスを届けて回っているくまモンが、当時の懐かしい人々の元を訪ねます。そこにはそれぞれの4年間と、大切なふるさとへの想いがありました。そしてくまモンが新たに仕掛けるサプライズが・・・

リフレッシュプログラム

(4作品・約45分)

気持ちをすっきりさせてくれる作品をセレクト

ロシアン・ルーレット(Russian Roulette)』

Ben Aston/イギリスコメディ

寂しい毎日を送るルーシーが、チャットルームで出会ったのは・・・ちょっとおバカ宇宙飛行士

『ホーム・スイム・ホーム(Le Grand Bain/Home Swim Home)』

Valérie Leroy/フランスコメディ

離婚して一人暮らしを始めた30歳の女性が、アパートの小さな部屋に引っ越してくる。かつて水泳に夢中だったことを思い出した彼女は、アパートの住民に向けて、プールもない自分の部屋で水泳教室をはじめる。

『文房具(Stationery)』

Lucy Wigmore/オーストラリアアクション

ベテラン女性社員が、古き良き時代の職場を懐かしんでいる。そんな彼女が新しい年下のボスにいびられる姿を見て、ベテランの同僚男性は彼女に手を差し伸べ、お近づきになろうと試みる。彼の独創性と、彼女の文房具だらけの引き出しは役に立つだろうか?

モーリス・レスモアとふしぎな空飛ぶ本(The Fantastic Books of Mr. Morris Lessmore)』

William Joyce & Brandon Oldenburg/アメリカアニメーション

本を愛する人々と、その期待に応える本たちのお話。“物語”の持つ癒しの力を感動的かつユーモアたっぷりに綴った寓話。サイレント映画テクニカラーミュージカル映画の融合が、様々なアニメーション技術によって表現されている。


ウルトラセブンウルトラQ

(各プログラム2作品・各約45分)

今だから観たいストーリーを厳選。

ウルトラセブン メトロン星人登場』

ウルトラセブン 第8話「狙われた街」/ウルトラマンマックス 第24話「狙われない街」

ウルトラセブン』(1967年)の社会に疑問を投げかけるかのような重厚なストーリーは、いまなお高い評価を得ているが、メトロン星人は、その一風変わった造形と侵略作戦で異彩を放っている。メトロン星人が登場したウルトラセブン第8話「狙われた街」の続編と言える作品があるのをご存知だろうか。同じく、実相寺昭雄監督が手掛けた『ウルトラマンマックス』(2005年)第24話「狙われない街」だ。人々が突然暴れだし意識を失う怪事件が頻発する理由とは・・・?

ウルトラセブン ガッツ星人登場』

ウルトラセブン 第39・40話「セブン暗殺計画(前編・後編)」

シリーズ初の360度VR特撮作品「ウルトラファイトVR」で繰り広げられる、ウルトラセブンウルトラマンゼロの親子と、ガッツ星人・イカルス星人のタッグマッチ!! かつてウルトラセブンと激闘を繰り広げた侵略宇宙人たちのなかでも強敵として知られるのが、いかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人だ。その能力を調べ上げたガッツ星人は、セブン捕獲に成功し、公開処刑すると人類に通告する・・・!

『総天然色 ウルトラQ

第15話「カネゴンの繭」/第28話「あけてくれ!」

1966年に放送された『ウルトラQ』。宇宙における地球と自然界のバランスが崩れた時に発生する数々の怪現象を描いた本作は、日本全土に空前の怪獣ブームを巻き起こした。放送当時モノクロだった映像をカラーライズした『総天然色 ウルトラQ』(2011年)は、昭和の日本の風景を色濃く映している。下北沢を舞台に怪獣カネゴンになってしまった少年の事件を描いた第15話「カネゴンの繭」。第28話「あけてくれ!」では、小田急ロマンスカーが空を走る・・・!

タイムスケジュール

11/1(水)→4(土)・6(月)

10:15~ 大事なものに気づけるプログラム

11:05~ くまもとサプライズフィルム***『くまもとで、まってる。』

11:25~ リフレッシュプログラム

12:15~ くまもとサプライズフィルム***『ふるさとで、ずっと。』

12:40~ ウルトラセブンセブン暗殺計画(前編・後編)」

13:35~ 大事なものに気づけるプログラム

14:25~ くまもとサプライズフィルム***『くまもとで、まってる。』

14:45~ リフレッシュプログラム

15:35~ くまもとサプライズフィルム***『ふるさとで、ずっと。』

16:00~ ウルトラQ

16:55~ 大事なものに気づけるプログラム

17:45~ リフレッシュプログラム

18:35~ ウルトラセブン「狙われた街」「狙われない街」

19:25~ 大事なものに気づけるプログラム

11/5(日)

10:15~ 大事なものに気づけるプログラム

11:05~ リフレッシュプログラム

11:55~ ウルトラセブンセブン暗殺計画(前編・後編)」

12:50~ 大事なものに気づけるプログラム

13:40~ くまもとサプライズフィルム***『くまもとで、まってる。』

14:00~ リフレッシュプログラム

15:00~ ウルトラセブンウルトラマンゼロ握手撮影会

15:45~ ウルトラQ

17:00~ ウルトラセブンウルトラマンゼロ握手撮影会

17:45~ ウルトラセブン「狙われた街」「狙われない街」

18:35~ 大事なものに気づけるプログラム

19:25~ くまもとサプライズフィルム***『ふるさとで、ずっと。』


HAL TOKYO THEATER HAL東京シアター

(観覧無料/エリアB)

学生による映像コンテンツ 次世代の才能を発見しよう!


★HAL東京 ノミネート作品5本を上映!

(5作品・約30分)

IT・デジタルコンテンツクリエイターをめざす若者たちが学ぶ、新宿を代表する専門学校「HAL東京」。

学生たちが手掛けたCG映像作品の中から5本の秀作を上映します。

『FUSION』

少年の眼前では乳牛が宙に浮いている。キャトルミューティレーションだ。抵抗虚しく吸い込まれる少年。少年に気付かないUFOは少年を挟んだまま農場を飛び立つ。足の生えたUFOは宇宙を進んでいく・・・。

『litter』

人間の知らないところでゴミが生きている世界。人間の都合で捨てられ、掃除され。彼らは何を考え何をする?

『MATE』

世界の何処かのお洒落な一室。チェスと将棋、二つのゲームの駒たちが意志をもつ不思議な空間で、彼らが踏み出した「1歩」の大切さを伝える物語。「MATE」は、主人公の「ポーン」が、自分の世界を変えようと努力する物語です。

『WATCH YOUR STEP』

青年は宝石を探し、洞窟に足を踏み入れた。探索の末に一際大きく輝く宝石を見つけ、嬉々としてつるはしを振り下ろす。しかし彼の足元にいたのは・・・表情豊かなキャラクターが繰り広げる、心温まるドタバタコメディー。

『猫侍』

時は、天下泰平の江戸時代。風の向くままに旅をする素浪猫は、ふとしたことからお調子者の村猫と知り合い、行く先々で騒動に巻き込まれていくが、凄腕の剣術と勇気で悪党を倒していくのであった。

TABLET THEATER タブレットシアター

(観覧無料/エリアD)

すべてのプログラムを自由にタブレットを使ってご覧いただけます。

※VRシアターを除く

カウンターモニター

(観覧無料/エリアE)

カウンター上で超ショートショートプログラムを上映。

『駐車場、男と女(Lost and Found)』

Sam Washington/イギリス/ドラマ

駐車場で自分の車を見失ってしまった女性。ようやく見つけるも、怪しい男が何やら近づいてきて・・・

同窓会パーティー(Twisted)』

Stuart Bowen/オーストラリアコメディ

同窓会はいつだって妙なもの。不器用なタイプの人間にとってはなおさらだ。

不器用に憧れた“可愛いあの子”にアピールするため、男2人が熾烈なバルーンアート・バトルを繰り広げる。

置き手紙(With best regards)』

Bernhard Wengerオーストリアコメディ

カフェの女性店員が、常連のかっこいいお客さんに声をかけろと同僚からそそのかされている。同僚が思いついたアイディアは、彼の車にかすり傷をつけて、電話番号を書いたメモを窓に挟むという大胆なものだった。

『決死のカーチェイス(The Chase)』

Philippe Gamer/フランスコメディ

四人のちょっとワルな美女たちが、何十台ものパトカーヘリコプターを振り切って高速道路を爆走している。警察の必死の追跡も、彼女たちにとってはまるで楽しいゲームなのだ。

『ロード(Road)』

Jane Eakin/オーストラリア/ドラマ

交通事故の被害者と目撃者のやりとりを通して明かされる、事故の真相。

フライデーナイト・タイツ!(Friday Night Tights!)』

Joonki Park/アメリカアニメーション

金曜日の夜、ザックの誘いに渋い顔をするジョンギ。しかも理由すら説明しないジョンギにおこったザックは一人で出かけてしまう。

『60秒で彼女を射止める方法(How to get a girl in 60 seconds)』

Johannes Peter/ドイツ/ドラマ

女心を射止めるには、勇気とひたむきさが大切である。しかし時には思い通りにいかず、予想外の展開が待っていることもある。

『励ましのメッセージ(Peptalk)』

Andrea ostberg/スウェーデンコメディ

携帯で激励の長いメッセージを送る女性の話。

VR THEATER VRシアター

(有料/エリアF)

ウルトラマンゼロVR」などの人気コンテンツで、バーチャルリアリティーの迫力を体感!

★1回 各600円

★ POD1 『ウルトラマンゼロVR』(6分42秒)

オフィスビルでの会議中、突如宇宙怪獣エレキングが出現する。

命からがら非常口の扉を開けると、そこでは巨大怪獣ウルトラマンゼロのバトルが繰り広げられていた・・・!

★ POD2 『ウルトラファイトVR』(6分)

ウルトラセブンウルトラマンゼロとの親子と、ガッツ星人・イカルス星人との荒野での大乱闘が始まった!360度泥まみれ「ウルトラファイト」は見応え十分!

★ POD3 『攻殻機動隊 VIRTUAL REALITY DIVER』(15分46秒)

科学技術が急速な発展を遂げた2029年、日本。

脳神経をあらゆる情報ネットワークに直接接続できる“電脳化技術”や義手・義足のように体の一部をアンドロイド化する"義体化技術"が普及する世界で、日本政府に一通の爆破予告が届く。その対応は内務省直属の独立部隊「公安9課」、通称「攻殻機動隊」に一任された。

★ POD4 『進撃の巨人展 presents 360°体感シアター“哮”』(5分13秒)

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いで いた。 そんなある日、トロスト区の扉が破壊され穴が空いてしまった。兵団の一員となり、ミカサやアルミン達と立体機動装置を使いこなし、扉の穴を塞ぐトロスト区奪還作戦を敢行せよ。

FOOD&DRINK

(エリアG・H・I)

映画を観ながら楽しめる話題のフィンガーフードをチョイス♪

おいしさもビジュアルも話題のフォトジェニックな自然派フードがお出迎え!

お得なフードチケットをご利用ください。

※現金または各種クレジットカードでのお支払いもできます。

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2017-09-02

来週末、映画ファンは財布を開く

映画ファンの中で話題になっている日付がある。

2017年9月9日だ。

なんと映画ファンが注目する三監督作品が一気に公開されることになった。

1作目は、是枝裕和監督の『三度目の殺人』だ。

これが何故注目を浴びているのかというと、正直ポスター、予告やCMの出来がよくないので(笑)監督が是枝だからということに尽きるだろう。

また、是枝組キャストも登場するので是枝スターシステム感というのもあれば、売れっ子キャストファンはまた綺麗に撮ってもらえるということで監督ファンwin-win関係を築いているように見える。

あとまだ海外公開で評価が出ていないのもいい。

海外にでる映画というのは公開日の都合上、既に映画祭に参加しており、評価ができっている(なんならオチが書かれている)ことがある。

ネタバレ踏み放題なので、なんで邦画を先に外国人評価しやがるんだコノヤロー海外評価されるたけし風に(アウトレイジ3もうすぐだね)文句も言いたくなるが

まだ、まだギリ出きってはいない。もうすぐ出ちゃうが。大体海外と同じぐらいの時期に海外賞に出される邦画が見られるということだ。

自分感覚映画を見ることができるのは、映画ファンにとってなによりの幸せだろう。

結構規模も大きいので、どこの映画館でもやっているだろうし、地方住みにも優しい。

2作目は『ダンケルククリストファー・ノーラン監督だ。

ノーラン映画ファン必修映画を作る。インテリに見せかけたエンタメが得意であり、作る映画作る映画評論され、世界中ノーランファンを生み出している。

彼の映画の特徴といえばCGを使わないでCGのような映像を撮ることなのだが、今回あることで話題になって居る。

ダンケルク 国内オリジナルで見られる場所が1か所しかない問題」だ。

IMAX用のカメラで撮るのだが、ノーラン世界中劇場サイズをまったく無視した規格で映画を作ってしまった。

日本にあるIMAX映画ファンの中では有名なことだが大体偽物です。いわゆる偽IMAX洋画ファンが大好きTOHO新宿にあるのも偽物ですよ。

TOHO新宿IMAXでもしこの映画を見ると、上下がわりとカットされてしまうらしい。普通劇場で見ると最早真ん中しか見れない。

え、じゃあ上手いことできないのか!?と疑問が枠だろう。映像を小さくするとか。うん。できないらしいよ。

そこで登場するのが大阪ひらパーの近くにある109シネマズ大阪エキスポティIMAXになる。正義IMAX。本物IMAXだ。

ここ以外に日本に無いのか?YESエキスポティスタッフもそれを公言していた。

ちなみに次にオリジナル版で見られる映画館台湾だ。大阪の山が遠いという方は台湾とか、韓国に飛んでくれ。

エキスポティ満席になることだろう。予約必須

3作目は『散歩する侵略者黒沢清監督だ。

どうだろう。黒沢清って知ってるだろうか?意外に日本ではあまり賞を貰ってない監督だが、海外の経歴だけ見れば確実に日本トップレベル監督である

この映画も、上で書いたように既に海外批評が出ているし、ファンも多く海外に行けば役者をおいてサイン会行列海外配給も多くの国で決まっている。

ホラーの名匠でもあるが、今回の作品ホラーではない。しかも漂うエンタメ臭。映画ファンたちの先行試写の感想は興奮に満ち溢れている。

しかしたら、日本黒沢監督がやっと評価を受けることになる映画になるかもしれない。この逆輸入感がたまらない。

ダンケルク程では無いが、完全オリジナルを鑑賞するには『ドルビーサラウンド7.1』という表示があるスクリーンに入らなければならない。

ざっくり言えば邦画では超珍しいサウンドで、音が格別な映画とも言える。

またドルビーサラウンド7.1を導入している劇場でかかるかも微妙な中規模映画なので、公式サイト劇場情報確認してから見に行こう。

ドラマ版も公開後にWOWOW放送するらしい。

話題になることは間違いないだろう。筆者はWOWOWに加入していません。

というわけで三作品紹介したが「年間1本しか映画を見ない」「漫画実写しか見たことが無い」「映画とか正直かったるい」とかそういう人たちにはオススメしない。

何故なら、そういう人は多分寝る。分からなかったとヤフーレビュー(笑)に低評価をつける。

多分そんな作風からだ。

エンタメは誰にでも広いものでなければならないが、この三作の監督商業なんてどうでもいいからお前の世界を見せてくれよ!というのを求められている監督たちだ。

三人とも商業意識したら内容も興行も失敗してしまった経験をもっているし、彼らにそれを求めてはいけない。

ただ確実に言えることがある。

この三作見てたら映画ぶれる

今年の「映画通なら見とけよ三大映画」である。それが同日に公開される。

映画通でなくとも、それっぽく振舞える。映画ファンキョロ充必須ファッションアイテムなのだ

是非、三作見てほしいがまぁ、見なくても一作くらい見てほしい。

結果つまんなかったーでも映画ファンは多分怒らない。賛否が分かれるところも含め、この三監督共通点である

9月9日劇場映画ヲタが押し寄せる。

以下、金払っても後悔しないかな今年公開予定の映画リスト

ナミヤ雑貨店の奇蹟/亜人レゴ ニンジャ ザ・ムービーアウトレイジ 最終章ブレードランナー2049/ラストレシピ 麒麟の舌の記憶泥棒役者探偵はBARにいる3/スター・ウォーズ 最後ジェダイスイスアーミーマンジュリーと恋と靴工場あゝ、荒野 前後編/岩合光昭世界ネコ歩き/KUBO/彼女がその名を知らない鳥たち

2017-08-29

Call Me By Your Name@miffレビュー

8月29日、思ったより拡散したため追記。自分ではネタバレなしのつもりで書いて、ツイートにもそう明記してしまったが、ネタバレという言葉には個人差があることをすっかり忘れていた。ネタバレ見たら死ぬタイプの風上にも置けない。地雷を踏んでしまったら申し訳ない。配慮したつもりですが、どうぞご注意ください。太ももの話以外もします。

なにせ太ももがすごいらしいのである

俳優アーミー・ハマーの太ももである

サンダンス映画祭直後、賞賛と祝福の声とともに、あまりの刺激のために悩殺されてしまったという感想ツイート散見されて、映画祭参加の幸運に預かれなかったファンはもどかしさに身悶えしたのであった。

Call Me By Your Name1983年北イタリアとある町のひと夏を舞台にした、二人の青年あいだの恋を描いた映画である。くわしくはimdbを参考にされたい。

http://m.imdb.com/title/tt5726616/

この映画2016年5月世界中の一部界隈にて話題になった。言わずもがなアーミー・ハマーファン界隈である。そのあまりに蠱惑的なあらすじにつられて手に取ったのが原作小説である

そんなごく軽くかつ不純な動機で読み始めたAndré AcimanによるCall Me By Your Nameだが、回顧体で描かれた物語に一瞬で虜になった。

冒頭のシーンからして心憎いのである

まりにも印象的な出会い、一生を変えてしまうたった一言から語り始められるその物語は、意識の流れを実に巧みに取り込んだ、プルースト研究者でもある著者ならではの文体で読者を陶酔させる。やがて語り手であるエリオと一体化した読者はオリバーの冷淡さに苦しみ、意外な素顔を見せられはっと息を呑み、ただ呆然と結末を迎えることになる。

ツルゲーネフの「はつ恋」やらナボコフの「ロリータ」やらをこよなく愛するわたしにとっては好み直撃ど直球であり、そのうえアーミー・ハマーの太ももやばいとあってはなにがなんでも映画を見なくてはという気持ちになった。

しかネタバレ見ると死ぬタイプオタクにつき、どうしても世界公開より先に見たいという気持ちを抑えられない。はたしてMIFF(メルボルン国際映画祭8月3〜20日、CMBYNは4日と6日上映)に飛んだのである

笑ってほしい。

かなり早い段階でチケットも売り切れ(一度キャンセルが出たが、最終的に上映日までには両日完売!)ていたため、予想はしていたが、当日は冬のメルボルンにて1時間から長蛇の列である

席は早い者勝ちなのでみんな普通に必死だ。特に二度目の上映での、劇場をぐるり半周する列は写真に撮らなかったのが悔やまれる。みんなが手の端末にQRコードを表示させ、南半球ならではの冷たい南風に身を縮めながら待機している。

2度のCMBYN上映の他は同じくアーミー・ハマー出演のFinal Portraitに参加したばかりだが、それに比べるとやや平均年齢が下がるかなという感じ。

それでも、老若男女ということばがふさわしい、実に幅広い客層。

そんなことより映画だ。ここからネタバレはなるべく避けて進める。なにせネタバレ見ると死ぬタイプなので安心してほしい。後日一部シーンバレ感想もあげるつもりでいる。万全の態勢です。

さて、本編はピアノ音楽によって始まる。

劇中曲について、MIFFのQ&Aにてルカ・グァダニーノ監督が語っていたことだが、基本的には登場人物が耳にした音楽……エリオの弾くピアノ曲ギターオリバーが身を委ねて踊るダンスミュージック家族が耳を傾けるラジオレコード……に限った、とのことである。それを知らされるまでもなく、最初楽曲から没入感があり、一息に世界に引き込まれる。

そしてオリバーが現れる。イタリア太陽である。明るい陽光主人公エリオのいる部屋の暗がりを際立たせる。

エリオを演じる当時弱冠20歳ティモシー・シャラメは終始少年健全さと病的な魅力をひとしくたずさえて美しいが、とりわけ夜、ベッドでのシーンでの肌は内部から光を放つようだった。

アーミー・ハマーが、その見せ場においてはつねにイタリア太陽に照らされて灼けたなめらかな肌とあかるい金色に見える髪を輝かせているのと好対照で、一場一場面が絵画を見るようだった。あるいは、冒頭でわれわれを一息に映画世界に引き込む、連続的な彫刻群のショットのようだ。

この対照関係意識されたものだと思う。

エリオオリバーに魅了されるのはかならず真昼の屋外だし、エリオオリバーを室内に引き込むと、オリバーは初めて(ようやく、と言ってもいい)エリオに見とれるのだ。

野外と屋内、昼のシーンと夜のシーンが交互にさしはさまれて、われわれ観客はふたりうつくしい青年に2時間超の間目まぐるしくも目移りしてしまうのだった。

そしてくだんの、アーミー・ハマーの太ももである

ももに殺されたひとびとのツイートがいまならよくわかる。

しかしいざ太もも談議をするとなると血で血を洗う戦争になるにちがいない。

短いショーツか、あるいは水着でのシーンが大半で、太ももは終始晒されているので各人のフェイバリットももがあることだろう。

マイフェイバリットももとある場面にてエリオとともに床にぺったりと座るオリバーの太ももである。だが自分多数派である自信はない。これについてはまたあとで。

オリバー原作よりもなお複雑で謎めいたキャラクターになっていると感じる。

原作では物語がすすむにつれ、読者はエリオとともにオリバーの知らなかった一面に驚かされるのだが、映画ではむしろ序盤からオリバー大人の男としての魅力と奔放な子どものような無垢さが入れ替わり立ち替わり現れてエリオないし観客を翻弄するのである

(シーンバレありの記事にでも書くつもりだが)序盤からオリバーエリオよりも幼い子どものようないとけない振る舞いを見せ、グァダニーノ監督言葉を借りるなら、エリオより「なおイノセント」だった。

アーミーハマーファンの同志は心してかかってほしい。奇声を発するか原作エリオ言葉を借りるならswoonに至らないよう上映中握りしめるなり揉みしだくなりできる柔らかい布など持っていくことをおすすめする手ぬぐいとか)

そのような差異こそあれ、アーミー・ハマーオリバー原作を読みながら夢想していたオリバーほとんど完璧に一致していた。

この結論にはアーミーハマーのじつに感情たかな目の表現が大いに寄与しているのだと思う。たとえば「J・エドガー」でのクライドトルソン役において彼が見せたような目つきだ。沈黙の場面で熱っぽく目が話す。このものを言う目がとくに生きるのは、逆説的だが目の映らない場面で、たとえば映画の中でもひとつクライマックスにあたる戦争慰霊碑のシーンがその一例だ(トレーラーにも引用されていた)。

もうひとつ、結末に近い重要な場面でピントを外したカメラオリバーをとらえる。オリバーの顔が長く映されるのだけれど、けして鮮明な像を結ばない。観客は食い入るようにスクリーンを見つめてはじめて、自分エリオと同じようにオリバーの目に浮かぶ表情を読み取りたいと熱望していることに気づかされる。

目について語るならばティモシー・シャラメにも言及しなくてはならない。

ティモシー・シャラメは今後少なからず目にする機会が増える役者だとつくづく思いしった。身体の使い方が素晴らしく、手足の隅々まで神経を張り詰め、あるいは意図的脱力し、髪の先まで演技していると感じさせる。(この先エリオ面影を振り払うのが難しいのではとも感じるが、むしろその印象を己に利するものとして使ってほしいしこの期待は報われるにちがいない)

だがなによりも、その目つきである! トレーラーにも含まれていた、踊るオリバーをじっとりと見つめるあの目が全てではない。映画から小説通底する一人称の語りが省かれているものの(あれば安っぽくなり得たと個人的には思う)それを補って余りあるティモシー・シャラメの目つき。

まさに小説が羨む技法で、文字で書かれたフィクションを贔屓しがちな身としては、こういった映画化を見せられるとただひたすらに喜びを感じてしまう。

さてトレーラーといえば、あの実に夢見心地で幻惑的で、緊張感とせつない予感に満ちた映像を、わたしだってリリース直後には再生する手が止まらなかったほど熱愛しているが、 本編とは少しトーンが違っているとも思える。

トレーラーから、そして原作から想像していたものにくらべると、より明るく、ユーモアがあり、笑いだしてしまう瞬間がある。

かなりの頻度で笑いが起こっていたが、これは映画祭だったのと、おそらく英語圏中心とおもわれる観客層も関係してくるのかもしれない。

ただ、エリオ食卓でのとあるシーンについては国内映画館でも笑いが起きると予想できる。そしてその直後におとずれるエリオオリバー官能的な接触に息をのむことになることも。(さてくだんのマイフェイバリット太腿はこの場面で登場する。すくなくとも個人的にはこの場面はお祭りだった。細いのに肉感的な大腿部に釘付けになるあまり台詞をごっそり聞き逃したのだ……)

こういった感覚の急激な転換は映画全体を通して言えることで、一瞬たりとも気を抜けないと感じた。ほほえましく口元を緩めた直後に、心臓が指でひっつかまれるように締め付けられる。

ところどころに埋め込まれた、笑える箇所について、今ふと思ったが、これは原作にて重要役割果たしているが本来映画だと表現しにくい「時間性」をどうにか持ち込もうとした結果なのかもしれない。

10代のころの恋愛とか、恋愛でなくてもエモーショナルなやりとりは当時は必死真剣なんだけれど、そのときの行動を大人になって振り返ってみると、わがことながらおかしくて笑ってしまう、あの感じがよみがえるみたいだ。

そのようなノスタルジーを引き起こす展開に身を委ねるうち、二度の上映は割れんばかりの拍手でしめくくられた。自分も同じように手を叩きながらLater、と軽やかな別れの言葉脳内で繰り返していた。原作で読んで想像していたよりもなおあっさりと、冷淡で、なのに奇妙に耳に残るオリバーの声。

一夏の客人のその挨拶を、エリオが、母が、父が真似たように、自分もつい口にしたくなるはずだ。

じつは原作を読んだ時から自分は最適な読者じゃないと思っていた。

小説として心から好んではいものの、「この物語自分物語だ」「この物語によって救われた」「こういう物語が描かれるのをずっと待っていた」と感じる人がいることを、一行読むごとに、確信し続けたからだ。

この映画現代を生きるごく若いセクシュアルマイノリティに届くことを願っている。

キャロル』がそうであったように、相手性別特別なのではなく、ただその相手特別だっただけ、ということを描いた映画。だが一方で、両親という存在の描かれ方において、この作品はこれまでのクィア作品と一線を画している。

そして、『ムーンライト』があまりにも普通恋愛映画であるという事実特別だったのと同様に、Call Me By Your Nameエリオの一夏の恋愛は美しいと同時に「ごく普通青少年悶々とする」という部分が色濃くて、その事実をとにかく祝福したい。

自分はこの映画クィア映画だとは思っていないのだとグァダニーノ監督がQ&Aで語っていたが、この言葉がすべてだと思う。

10代の頃に出会ってたら人生が変わっていたなと確信を持つ映画はいくつかあるけれどCMBYNはそのトップに躍り出た。

現在のところレーティングはR18のようだけれど、そこまで直接的なショットはなかったように思う。

何かが起こったこと、そして何が起こったかから目をそらすという悪い意味での曖昧さは無いが、物語破綻させないように、そして必要以上にセンセーショナルに煽らないと努めての結果なのかもしれない。

からこそ、PG12かR15バージョンが作られるといいなと思っている。エリオと同年代の、この映画肯定感を本当に必要としているひとたちに見てもらいたい。

キャストきっかけに興味を持ったCMBYNだが、自分の中にそびえる金字塔を打ち立てた。日本に来た時にも従来の俳優物語ファンに愛されるのはもちろん、新しい映画として多くの観客に愛してほしい。そして本当に必要としているひとにぜひとも届いてほしいと思う。

ちょうどこのレビューを書いている最中8月23日)にMIFFの観客賞が発表され、Call Me By Your Nameが晴れて1位を獲得した。http://miff.com.au/about/film-awards/audience#

もちろん自分も最高点の星5つで投票したし、あの盛り上がりを考えると納得の結果だ。

アジア内では台湾映画祭での上映が決まっているCMBYN。東京国際映画祭に来ないはずがない、と信じている。

お願いします。

邦訳本もどうぞよしなに。

2017-06-29

夜明け告げるルーのうたアヌシー映画祭最高賞受賞記念SP

2017年6月29日(木) 24時55分~25時25分

深夜にやるってことは要するにマニア層向けの賞でしかないって言ってるようなもんじゃ

2017-06-19

https://anond.hatelabo.jp/20170619104209

かぐや姫の物語レッドタートルを「やーいジブリのくせにコケコケた」とメディアがはやし立てたりしたのもそういう世間意識によるところがありそう。

映画祭って商業要素の少ない鑑賞会っていう役割ビジネスとしての見本市っていう役割が表裏一体になってるけど、

鑑賞会で褒めてもらったっていうのをビジネス的なセールスポイントにするっていうことに違和感が出てきてるのかもね。

審査員は娯楽作の売り込みをしようと思ってるわけじゃなくて良いと思ったもの推挙してるだけだし。(いろいろあるのかもしれないけど建前ではね)

映画批評がちゃんと機能してれば日本でも他人の推薦するものを見に行くスタイルができてたのかもしれないけど、

批評家が信頼されてないから、なんとなくすごい賞とったか野次馬根性でみんな見に来いみたいなプロモーションなっちゃうんじゃないだろうか。

世界三大ファンタスティック映画祭存在意義をわかってくれる人とか今の日本でそんないないのかもしれない。

https://anond.hatelabo.jp/20170619155748

マウンティングおつかれさん

モントリオール映画祭がとても規模の大きくて本当は結構有名だってことやアヌシーが実質カンヌ映画祭アニメ部門だってことは知ってるよ

モントリオールが半端発言」みたときは俺も無茶苦茶なこと言うやつがいるんだなあとは思ったよ

でもまあそういうことを吐き捨てる奴がいる程度に、映画に興味ないやつからは知られてないんだよ

いくらFIAPF公認権威ある賞でもロカルノ国際映画祭は「なにそれ」扱いで東京国際映画祭は「電通テレビ局配給会社が仕掛けてるだろう寒いイベント」扱い

世間的な扱いはそういうもんなんだよな悲しいが

まあ映画好きや制作者(not製作)はそんな無知蒙昧な奴らなんか無視して暗い部屋で鑑賞に没頭するまでだ

https://anond.hatelabo.jp/20170619104209

ザクレブ映画祭アヌシー映画祭アカデミー賞カンヌ映画祭の違いも分からないやつが言う問題じゃないだろ

ファンタスティック映画祭がどういうものかも知らないで

それにそういう海外賞って基本的映画祭りのイベントの一つなんだよ。

それも分からないで日本の賞と比べて云々ってアホすぎる。

祭りをしてもいけないのか。

カンヌでも、ヴェネチアでも、どの映画祭でも、始まったころの動機純粋だったはずなのに、いつの間にか商業主義になった。オリンピックみたいなもんだよ。

Byウディ・アレン

外国映画賞取得がダサくなってきた

いや、ルーとか片隅が悪いって話じゃないんだけどね。

評価されることは素直に喜ばしいことだし。

俺はどっちも好きな作品だし、今回の話に当てはまらないし。


ただ、最近邦画の流れみてるとこの手の海外映画祭とかに出展して

実績を利用して国内宣伝するって手法がダサく感じるようになってきた。

邦画はなんか出羽の守化しててすげーだせえ。

一部の映画なんか何の賞も貰ってないのにただ、出展しただけで箔つけましたよみたいなドヤ顔感漂ってるし。

その辺、日本人も感じてるのか海外で賞貰ったところで興行ほとんど影響が出ない。

千と千尋とかみたいにもともと売れてる作品評価されるんなら見ようかなって人増えそうだけど。

海外で賞貰っても、どうせアート系でしょ?

みたいな感じになってきて逆効果すら感じる。

そのせいかアニメ映画賞とかじゃなくてエンタメ系のアニメエキスポとかイベント出展が増えてく気がする。

2017-06-18

海外では絶対受けないと思ってたんだけど

夜明けを告げるルーのうた。これはもう発表された段階で海外視野は見えていた。

多分日本では厳しいが、きっと海外とくにヨーロッパ圏では受けるだろうなと。ただし脚本に一抹の不安はあったが杞憂だったようだ。

エイプリルフール公式利用されたうえにちょっと滑ってしまったルー大柴も喜んでいるだろう。

ただしやはり日本での評価は厳しくなると思う。どんな世界映画でも国内国外評価は分かれるものだ。その国の気質があるのだから邦画に限ったことではない。

結果的湯浅監督次回作が見られる(しか予算あがる)ということだけで嬉しいものがある。

驚いたのが「この世界の片隅に」で、エンタメ色はあるといえばあると思うが無いと言えば無いし、日本の歴史にある程度精通してないと理解できない部分も多い。

今回の公式上映中も「盛り上がるクライマックスはどこ?」という質問監督に飛んでいた。(国内外アニメファンがその質問同意したり失笑していたが、エンドロールだと監督は答えていた)

あとWW2の日本映画というのも不利だ。

例えば「火垂るの墓」なんかは国外アニメファンジブリブランドも手伝って多くの人が見ているらしいのだが

海外評価されたかというと、時代もあるが一部の無名賞でしか評価されていない。

出来が気に入らなかったのか、といえば多分違っており、昨今では見ておくべきアニメ映画の一つとして海外に広がっている。

これはなにを意味するかというと「賞を与えるべきでは無い」という心理があるからだ。

実際「この世界の片隅に」もアジアからの反応は複雑なものが時折見受けられている。どこまで理解しているのかは謎だが、のんさん効果映画祭りには呼ばれているようだ(のんさんアジア人気あるわ)

が、しかし今回のアヌシーでは発表前の予想段階からレビューサイトの点数を見ても有力候補だった。(ゴッホアニメとの競合。多分ルーは観客賞の雰囲気だったが、これはサプライズ

次点という扱いだが審査員賞というと百日紅もとっているので、国外に出ると知識を持ったちょっとインテリ向けなのは否定しないし

オープニング作品にも選ばれていたので、審査員に本作激押しの人が居たのかもしれないと睨んでいるのだが

個人的サプライズだった。日本的であり日本人が好んだストーリー極右極左は嫌ってたの笑ったが)であまりにも日本人が辛いだけの映画

外国人に届く。というのは、作品構成だったり熱意だったり出来だったりが良かったのは間違いないし

火垂るの墓以降20数年経って、「日本」の印象が少し変わっているというのも分かる。

アニメだけではなく、実写も舞台も本も漫画も、この先きっともっと自由に作って海外の人に届く日が来るのかもしれない。

この世界の片隅にはこのあとそのままLA映画祭に行くようだけど(監督スケジュールめちゃくちゃ大変だな?)

断言しよう。ギブミーチョコレート批判があるから受賞しない!

アヌシー国際映画祭

夜明けを告げるルーの歌とこの世界の片隅にが賞を取ったが、平成狸合戦ぽんぽこ以来の快挙と報道されているのを見て随分センスの悪い賞だなとテンション下がった。

2017-06-04

奈良市映画館あるけどない、ないけどある???

奈良市映画館あるのにないことに(?)

奈良市は、三条通りの映画館シネマデプト友楽』が閉館した2010年以降、ずっと県庁所在地で唯一映画館がないと言われ続けている。

県庁所在地で唯一、映画館のない市というフレーズが「文化度の低さ」という蔑称を伴って語り継がれる。

http://www.nara-np.co.jp/20121228090629.html

県庁所在地映画館がない唯一の都市……それは奈良県だ!

http://rocketnews24.com/2015/10/07/637966/

全国の県庁所在地でも唯一、映画館のない町だと聞いています

http://business.nikkeibp.co.jp/atclcmp/15/072800004/050300010/

県庁所在地映画館がないのは奈良市だけ

https://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/mbs/25312/481023/

(ほかに読売新聞奈良テレビ『ゆうドキッ!』、なら国際映画祭奈良市議会TBS『世にも不思議ランキング』、毎日新聞FM京都『UNDER THE TREES』、ならマガ、空海公式サイトなど多数)

ただ、本当に唯一かというと先につぶれたのは徳島市で、その後徳島市は復活したけど山口市もなくなってるし、何より奈良市映画が完全に見られないわけではない。

というのも、京都府木津川市イオンモール高の原奈良市域に飛び出ていて、映画館があるのは奈良市側。それなのに届出上は京都府なのだそう。階下の歯医者奈良市扱いなのに。

イオン高の原ショッピングセンターにあるワーナー・マイカル・シネマズ高の原は、境界を越えて奈良市側に位置しており、法人市民税などの市税を賦課しているのは奈良市

http://voiceofnara.jp/news132.html

地理的には奈良市側に位置するものの、興行場法許可申請京都府となり、所属する興行組合生活衛生同業組合京都興行協会となった

http://voiceofnara.jp/news132.html

奈良市映画館ないのにあることに(?)

奈良市映画館がないとか、奈良県全体でも4館しかないとか言われているのに、都道府県中核市ごとの常設映画館数ランキング幸福度ランキングなどでは、奈良県に4.3館、奈良市に2.7館(いずれも100万人当たり)あることになっていて、その結果奈良ではなく埼玉県豊中市最下位になっている。

これは何故かというと、「カサブランカ シネサークル」(奈良市)と「橿原シネアーク」(橿原市)がずっと廃止届をしていないのが理由だとか。存在しない映画館順位が決まるなんて変な話。

2017-04-07

映画祭ジャンパー

歩行者信号が青になるのを待っていたら、目の前の人の背中に「TOKYO INTERNATIONAL FANTASTIC FILM FESTIVAL」と書かれていた。男性。年齢はよく分からず。学生さんではないけれど、ジイさんでもない。

何年のノベルティなのかは特定できず。Google画像検索してみたけれどダメ。そもそも、東京ファンタスティック映画祭が開催されたのが何年だったのかも分からないのだけれど、そこを調べるほどの熱意が出てくるでもなし。本件終了で。

2017-01-16

君の名は。」を選外にしたキネマ旬報カス

君の名は。」がキネマ旬報ベスト選外となったけど、これは、日本映画批評における下記の(伝統的な)問題点象徴する出来事なので、みんなもっと大騒ぎすればよいと思います

最初問題点日本映画批評は、アニメーション映画を適切に評価することができません。

キネマ旬報ベストテンランクインしたピクサー映画は、何本でしょうか?少し考えてみてください。答えは、ゼロゼロですよゼロ世界アニメーション革命を起こした「トイストーリー」も、障碍児童冒険譚をウェルメイドに仕上げた「ファインディングニモ」も、冒頭からほとんどセリフを用いることな世界の荒廃を描いた意欲作「ウォーリー」も、トリロジーの最終作として圧倒的な完成度を誇る「トイストーリー3」も、ベストテン選外になっていますピクサー以外でも、「アナ雪」も選外なら、2016年は「ズートピア」も選外。正気かよ。日本アニメーションに目を向けても、例えば故 今敏作品は1本もランクインしていません。「千年女優」を超える絢爛な日本映画2001年10本あったか?「東京ゴッドファーザー」を超える抑揚の効いた感動作があったか?「パプリカ」のイマジネーションを超える作品があったか?「パーフェクトブルー」ほど低予算映画で、今なお国境を越えて評価され続ける映画が何本ある?

次の問題点日本映画批評は、映画自体の良さではなく「他国における賞レースの結果」や「興行成績」や「過去監督作の評価」などの外部要素に引き摺られすぎる。

2000年以降、ピクサーを筆頭にCGアニメーション映画映像面、シナリオ面での革新を重ねる中、たった1本だけキネマ旬報ベストテンに名を連ねた映画があります2009年戦場でワルツを」。レバノン内戦における監督自身記憶を辿る、という半ばドキュメンタリーのような内容の映画で、ここ数年の作品でいえば「アクトオブキリング」ような手触りの、とてもいい映画です。とてもいい映画なんですが、たぶんこの映画キネマ旬報ベストテンランクインしたの「アカデミー賞ゴールデングローブ賞外国語映画賞部門ノミネートされた最初アニメーション映画」だからなんですよね。あと反戦映画から反戦映画と、海外映画賞をとった映画日本映画批評において高く高く評価されます

興行成績の良い映画評価も引き下げられます興行成績がよい映画は「おれが評価しなくてもいいだろう」という寝言をいいながら、実のところ「自分は年に100本も200本も観ているのだからパンピーと同じランキングには出来ない」という薄っぺらながら自意識を守るために、本当はすごく面白かったのに、8位とか9位に入れたり選外にします。2016年も「シンゴジラ」より「クリーピー」を評価して、ズートピアを選外にしたハゲがいましたね。「こいつらは友達が多いから、ほかの人が評価してくれる」って言い訳しながら。一言。邪念が多いよ!!面白い映画普通に評価しろよ!!いや、確かに「クリーピー」は面白い。その通り!映画順位をつけるもんじゃない。その通り!けど、正直「シンゴジラ」と「ズートピア」より「クリーピー」のほうが順位が上、とい上のはさすがに無理があります

過去監督作に評価が引き摺られすぎる、というのはイーストウッド映画過大評価が最も有名でしょう。確かに、イーストウッド映画面白い。本当に良い映画ばかりです。でも「グラディエーターアメリカンビューティーとダンサーインザダークを抑えてスペースカウボーイが1位」とか「父親達の星条旗硫黄島からの手紙のワンツーフィニッシュ」は、やりすぎをこえて「ヤラカシ」だと思うんですよね。

ヤラカシ」といえば「オールタイムベスト日本映画こと七人の侍が、キネマ旬報年間ランキングでは3位な件」がもっとも有名ですが、このときは「木下恵介作品のワンツーフィニッシュ」というわけわからんことになっているんですね。1位は「二十四の瞳」。これは、わかります。「二十四の瞳」はすごい映画です。今観てもびっくりさせられます(比類する作品は「6歳のボクが、大人になるまで。」ぐらいしかし無いのでは?)。ところで、2位は?…2位は、「女の園」という映画です。…いや、本当なら観てから言うべきなのはわかります。でもあえて言わせていただきたい…知らないよ!!オールタイムベストどころか、木下恵介監督作としても無名作品なのではないでしょうかコレ。(誰か観た人いますか?もし「おれは観たけど、七人の侍よりずっと良い映画だよ」という人が多ければ、この段落は訂正の上謝罪いたします)

最後問題点日本映画批評者は、孤独すぎる。

映画は観る環境によって、評価が大きくことなます。これは前項と矛盾するようで矛盾しません。映画館で観る映画と、家で観る映画は違います。「IMAXで観るゼログラビティと、金曜ロードショーゼログラビティは別の映画だ」と言われて、否定する人は少ないでしょう。映画体験です。ウェイン町山が「試写室で隣にピエール瀧がいたので死ぬほどビビった」と言って「凶悪」を年間ベストに挙げるように。ガース柳下金沢映画祭で観た映画を年間ベストに挙げるように。「お家に帰るまでが遠足」と言われるように。「フェスで盛り上がる曲」があるように。では、「夫婦カップルで観に行き、食事をしながら感想を言い合い、その日の記念にプリクラを撮り、インスタに半券の写真を上げたくなる映画」は、その体験込みで評価しなければいけないのでは?

ひとり、ルーチンワークとして試写室のパイプ椅子に座り、原稿の締め切りを頭の片隅に置きながら観る人間は、金曜ロードショーで観た「ゼログラビティ」をつまらなかったと言い切る人間と変わりません。真面目な話、かつてこれほどまでに評価され、クチコミ観客動員の伸びたデートコースムービーってあるんでしょうか?そう言えば「動員で映画評価を語るなら踊る大走査線2は名作」って言ってる人がいましたね。…寝言かな?(たぶん口を滑らせたのだろうと思うけど)

以上3点。おれは「息もできない」を年間ベスト映画に選ぶキネマ旬報のことが(ピラニア3Dを年間ベスト映画に選ぶ映画秘宝より)本当に大好きなんだけど、やっぱりよくないところはよくないところなので、なおしていただきたく候。

なおちゃぶ台をひっくり返すようだけど「君の名は。」は観てません。だって子どもが生まれたばかりで、奥さんが育児で手一杯だったからね。子どもがもう少し大きくなったら、ポテトチップスコーラを片手に、あーだこーだ言いながら2人で観るよ。ほなさいなら

2016-12-06

アカデミー賞受賞なるか?!

なりません。

受賞はおそらくズートピアだろう。

あるいはファインディング・ドリー


千と千尋の神隠しが受賞した2002年は、どんな年だったか


ディズニーピクサーを買収するのは2006年90年代から2000年代初期、ディズニー作品はパッとしなかった。良作はあるが、大作かと言われると…という感じ。作品テーマが明らかにマンネリズムに陥ってみえたのもこの頃。過去作のオリジナル続編のOVAを乱発したりしてな…。ジョン・ラセターの介入によって今のディズニー作品存在すると言える。ちなみに2002年ディズニー作品からノミネート作はリロ・アンド・スティッチトレジャープラネット

モンスターズ・インク2001年(ノミネート)。その次のファインディング・ニモ2003年(受賞)。2002年ピクサーの新作が公開されなかったのだ。アカデミー賞はその年にアメリカで公開された作品審査対象になるので、この年にピクサー作品はなかった。なおピクサーは06年以降1年に1作は必ず新作を公開している。


アカデミー賞受賞作一覧をウィキペディアでみてみよう。

長編アニメーション部門が作られたのが2001年

それから15回のうち

03、04、07、08、09、1012、13、14、15年の10作品

ピクサーまたはディズニー作品なのである


千と千尋の神隠しが洗練された表現形式と優れたエンターテインメント性を兼ね備えた映画だったことは疑わない。

しかし、アカデミー賞の受賞までいったのはタイミング問題が小さくなかったのだろう。

長編アニメーション部門ができて二回目という時期もあっただろうか?

いや、なによりも、運良くディズニーピクサーの脅威がなかった年にノミネートできたのである

アカデミー賞は、アメリカ国民映画祭です。

選考ハリウッド業界関係者によるものです。

基本的アメリカ映画が受賞します。

そんな中で、様式の異なる海外アニメーションを出品して、ノミネートされるってだけでだいぶすげえことしたってレベルですよ。


いま、ディズニーピクサーの勢いが衰えないうちに日本アニメ映画が受賞までいくことはおそらくない。

ディズニーピクサー表現技術が日夜進歩を遂げており、エンターテインメント性も損なっていないのであれば、会員たちにとってあえて海外の異なった様式アニメーションに受賞させる必要がない。

なにか根底から価値観を覆されそうな、とてつもないもの提示されない限りは。


からね、千と千尋の神隠しが受賞したからって、簡単に、受賞するか?! って言わない方がいいよ。

しないから。


だいたいね映画批評家協会賞とかいうの、あれってアカデミー賞前哨戦なんて報道されるけれど、それならLA映画批評家協会賞をとったかぐや姫の物語アカデミー賞受賞にならないのはおかし空気だったと思うんですよね。

ほかにもボストンとかサンフランシスコとか、各地の映画批評家協会賞とやらをとってたんですよ、かぐや姫は。

さらに、各地の映画批評家協会賞でかぐや姫と競い合っていたのは、ベイマックスじゃなかったし。

ヒックとドラゴン2とレゴムービー3Dだったんですよ。

でもレゴムービーに至ってはアカデミー賞ではノミネート漏れまでしてるし…。

2014年に受賞したのはベイマックス

かぐや姫の物語ではなく、ベイマックス

ヒックとドラゴン2でも、ソング・オブ・ザ・シーでもなく、ベイマックスなのだ

まだまだディズニーピクサーの天下です。



というわけで、まずはノミネートするか?! を期待するのが妥当だと思います

細田守作品ですらまだノミネートはされたことはないのだ。

ジブリ作品以外はまだ日本長編アニメノミネートまでいったことないんだぞ。


しか個人的にはレッド・タートルのほうが会員には好まれそうだなって思う。

2016-08-08

オタク自覚しているみなさん、お願いがあります

映画館

そこは紳士淑女から妙齢お嬢様、軽度潔癖症男性ショタロリ、などなど、色んな方が利用されます

映画マナーを守るのは、映画館を利用する鑑賞者全員へのルールです。

映画チケットさえあれば見ることが出来ます。たくさんの方と感動を共有できる素晴らしい場所です。

しかし上映前の劇場マナーで言わないことがあるのです。オタクのみなさん、それを知ってほしいのです。

携帯の電源はオフに~~
館内きーんーえーんー
上映中はお静かにっ
撮影禁止っ!
どんなに足が長くても、前の席を蹴らなぁ~い



これくらいしか言わないので、年に~1、2回くらいしか行かない人は、これが全てだと思っているのではないでしょうか。

正直このマナーには突っ込みどころがたくさんあるのです。ちゃんとしたマナー禁煙撮影くらいです。

オフにできるのならオフにしてください。でもこれを読んでる皆様ならサイレントマナーくらい常識的に知っているので、わざわざ切らなくても大丈夫ですよね。後ちかちか光らないような設定にしとけば大丈夫

  • 上映中はお静かにっ

確かに私語は厳禁かと思いますが、こんなこと言われたら「笑っていいのかな?」ってなりません?

役者監督海外映画祭に行くと、皆決まって「日本とは反応が違う。みんなリアクションが凄い」と言っています

まりに静かなのもどうなんでしょう。

  • どんなに足が長くても、前の席は蹴らなぁ~い

しかに蹴らないでほしい。ただ山田洋次最近言いました。「マナー映像流れるが、前の席がんがん蹴るくらい騒いで見てほしい」

これは多分オーバー表現なのでしょうが、上記の「日本映画館静かすぎ問題」を野次ってるのだと思われます

そして、このマナーには抜けているところがあります

観客の服装についてです。

いいですか。映画館は前述のように公共機関です。いろんな方がこられます。みなが気持ちよく過ごすために必要なことです。

オタクのみなさま。まず結婚式に行く格好を準備してください。

無ければ家にある、首がデロデロになってない丈夫で透けないTシャツを用意してください。(あったら洗濯してください)

それがキャラTシャツ場合アメコミ柄はOKです。

ロリショタの柄はNGです。エヴァガンダムはセーフ。まどマギガルパンラブライブNGです。

細かく分けると、メイやサツキNGで、カオナシトトロはセーフです。エヴァセーフって言いましたが人物キャラはNGです。細田守はアウトです。ゴジラ微妙です。ゴジラ見るならOKでしょう。ワンピース大丈夫かと。

アニメキャラTが許されるのは、基本的子供までだと考えてください。基本的にはオタク街か自宅用です。

さて、男性場合を想定していますが、ズボンぴちぴちブルージーンズダメです。JKキモがるズボン暫定1位です。せめて黒にしてください。

「デロデロの服しかなかった」「タンクトップしかない」「膝上半ズボンしかない」「主食おにぎり」そんな山下清あなた

大体の映画館には、近くに服屋があるはずです。都会ならシャレオツな店があるでしょう。お金を持って行って店員に仕立ててもらってください。

地方などのファミリー向けの映画館には、下の階にファストファッションがあるでしょう。

ユニクロしまむらGUGAP、H&M。このあたりに入ってください。そこでキャラものではない襟のついた白~青のシャツを買ってください。

小太りならポロシャツはやめてください。とにかくおっぱいの形とお腹の形が分からない服を選んでください。

ズボンは細身ならダーク系のストレートジーンズを、体型が気になる方は流行ワイドパンツの裾でも折って。色が分からないならこれもダーク系で。

着替えてくださいね

もちろん、そんな場所に行くからには髪の毛を梳いておく必要があります。上映前の時間美容院に行く手もありでしょう。近くにあるはずです。

さて、着替えたあなたにTPOが生まれました。覚えてますでしょうかTPO、忘れてませんかTPO。

ティーピーオー

【TPO】Time時間)Place(場所)Occasion(場合

時と所と場合(に応じて服装などを選ぶこと)。 「社交には―への配慮がいる」

自宅でどんな格好をしようと構いません。

上でどれだけ言おうが、俺はキャラものを着るぞ!と言うのなら、それはロックです。

こういうと認めているように感じるかもしれませんが、ロックはいだって世間から白い目で見られることです。その覚悟はしてください。

ロリータもそうで、あれは白い目で見られることを覚悟しているのです。あなたに職質される覚悟、ありますか?

特にこだわりが無いのなら、清潔な格好をして、みなで気持ち良く映画を見ましょう。

さぁ夏休み面白そうな映画が続々ですね!

猛暑で流れ出る汗を劇場に入る前にしっかり止め、制汗スプレーをして、臭いチェックをしたら

いざ、映画館に向かいましょう!!

携帯の電源は静かに~館内禁煙~上映中は空気読んでっ!撮影禁止!どんなにセンスださくても~清潔さが大事~!

2016-06-12

俺がアニメ映画を挙げる

名作駄作問題作など問わず、なんとなくみんなに見てほしいものを挙げていく。

この映画の話で盛り上がりたいって感じのノリで。

TVシリーズ劇場版とかもあるので単体で見て面白いかとかもあまり気にしてないので御承知を。

老人Z (1991年) 80分

寝たきり老人・高沢喜十郎はある日突然最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれ、ボランティアで介護を行っていた看護学校生の晴子はお役御免となるが、介護ロボットに全てを世話される喜十郎をかわいそうに思い、彼の救出を決意する。ところが介護ロボットが暴走をし始めて……。

という高齢化社会を痛烈に批判したSF作品……かと思いきや、作品自体は完全なるコメディで、見ていて超楽しい

大友克洋メカニックデザイン江口寿史キャラクターデザインという豪華なコンビで、作画的にも沖浦啓之、今敏、黄瀬和哉井上俊之鶴巻和哉、本田雄、森本晃司大友克洋中澤一登松本憲生……と挙げきれないほど有名なアニメーターが参加していて、クレジットだけで作画オタクはご飯3杯は余裕である

江口寿史によるキャラクターがとてもよく、まず主人公の晴子がめちゃくちゃかわいい。そして元気な老人たちの存在感、さらには晴子の友達の絶妙なブサイクさ。

80分という時間も絶妙で、気軽に見てほしい。社会問題を扱いながらも妙に心が温まる不思議な作品。

東京ゴッドファーザーズ2003年) 92分

いわずと知れた夭折の天才・今敏監督作品。彼の監督したアニメ映画は4つしかなく、1日あれば容易くファンを名乗れるのですぐツタヤで借りてファンになりましょう。

彼の映画はどれもが90分前後という上映時間でありながら、非常に濃い。

その中でも東京ゴッドファーザーズは視聴後の多幸感にかけてはピカイチで、一番エンターテインメントとしてわかりやすい作品と言えるかもしれない。

次々と転がり込む御都合主義のような幸運。これが気持ちいいのだ。

メインキャストを務める江守徹、梅垣義明岡本綾といったメンツも、非常にいい仕事をしている。

毎年クリスマスにはこれをテレビ放送しましょう。

マインド・ゲーム (2004年) 103分

近年では四畳半神話大系ピンポンなどの監督で有名な湯浅政明の初監督作品。初監督でありながら、文化庁メディア芸術祭ハウルの動く城イノセンススチームボーイをおさえて大賞を手にした。

何よりすごいのは映像で、イマジネーションに溢れたその映像はどんな言葉よりも説得力がある。

後に著作・四畳半神話大系が湯浅監督によってアニメ化されることになる森見登美彦氏も、「迫力でちょっと怖がった」そうである

最初はその独特な世界に戸惑うかもしれないが、終盤の脱出シーンを見ればもはや何も文句は言えまい。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

説明不要のうる星やつら劇場版。押井守監督の最高傑作として名前が挙がることも多い。

映画としての評価は大変に高いが、これがうる星やつらなのかといわれると、別の何かなのかもしれないという感じがしてくる。

お祭りのわちゃわちゃの中に、不意に違和感を感じさせるものが入ってきて異世界に入り込んでしまったようになる。そういう描写がたまらなく好きである

意味がなさそうでありそうな、哲学的な長セリフも本作の特徴で、言葉にできない不思議な魅力が詰まっている。

特にCV:千葉繁メガネの語りは必聴である

コクリコ坂から (2011年) 91分

宮崎吾朗の才能を信じてもいいかもしれない、と感じさせてくれた一作。ジブリファンも本人もどうしても宮崎駿の影を追ってしまわざるを得ない環境の中、よくこれを作った。

そもそも脚本に宮崎駿が参加しているし、プロデューサー鈴木敏夫だし、どう考えても往年のジブリ作品の系統として作られたのは間違いない。

おそらくは宮崎吾朗が制作を完全に仕切っていたわけではないのだろう。しかし、映画の端々には宮崎吾朗の味が感じ取れる気がするのでこの映画は何かすごい好きである

カルチェラタンの描写には明らかに押井守の影響が感じ取れるしね。

『ローニャ』国際エミー賞子どもアニメーション部門受賞おめでとうございます。

ねらわれた学園 (2012年) 106分

眉村卓の小説『ねらわれた学園』を原作としたほぼオリジナルアニメ

原作のSFっぽい感じは薄まっているが、逆に薄めたことでSF的な部分がわかりにくくなった。

あいうら』『灰と幻想のグリムガル』でおなじみの監督:中村亮介キャラデザ細居美恵子コンビと言えば映像目的だけで見たくなる人もいるだろう。

ふとももに注目せよ。まずはそれだけでいい。

健康的なフェティシズムに溢れたキャラクターと美麗な映像を堪能あれ。

ガラスの花と壊す世界 (2016年) 67分

ポニーキャニオンが開催したアニメ化大賞という賞で大賞を受賞した『D.backup』を原案にしたオリジナルアニメ

原案の拡張性ある世界観と、(おそらくは)予算的にギリギリだった1時間という枠と、とにかくキャラクターのかわいさを押し出したいポニーキャニオンと、映像の美しさを追求したい石浜真史監督とが相乗効果を生んだような生んでいないような作品。

序盤はありがちな魔法少女的なSF作品かと思うかもしれないが、終盤には急展開が続き、頭が追いつかない。

それもそのはず、脚本の志茂文彦によれば、映画の後半部分はほとんどコンテ段階で監督が構成したものらしいのだ。

序盤の丁寧な世界観説明と比べて、終盤がややこしいのは、監督がセリフに落とさず映像に込めた部分が多かったからなのである

さらに、後のトークイベントでは、コンテにすら描かれず、スタッフにしか伝えられていない裏設定が大量にあることが明かされ、「偏差値70のアニメ」との烙印が押された。

宇宙ショーへようこそ (2010年) 136分

監督:舛成孝二、脚本:倉田英之キャラデザ石浜真史という『R・O・D』トリオで制作された劇場アニメ

舛成・倉田は『かみちゅ!』というTVアニメを手掛けていて、劇場公開に合わせてNHKBSでかみちゅ!が再放送されたりBDが発売されたりした。

黒沢ともよの声優デビュー作品でもある。当時はまだ子役であった。

夏休みの子供向け映画といった趣であったが、子供に136分は明らかに長すぎる。ある程度のアニメファンならばこの尺は耐えられるし、楽しめるだろうと思われる。

作画がぶっ飛び過ぎていて、作画的にはスペースダンディ劇場版とでもいうべきレベルである

そして、主人公の少女の健康的なエロさがなんとなくにじみ出ていて、制作者はロリコンなのか?という疑惑が湧いてこないこともない。

海外の映画祭に出品されたりして、結構アニプレックスが期待していたのが窺えるが、やはりなかなか商業的には上手くいかなかったようだ。

上映時間の長さや、超新星爆発についての描写などの細かい部分を除けば、十分に面白い作品であるといえる。

涼宮ハルヒの消失 (2010年) 162分

3時間弱。長い。が、しかし、エンドレスエイトを経験したファンの不安を一掃するほどの高クオリティアニメ化された作品である

それまでの京アニの集大成といってもいい。内容については特に言うことはない。

たまこラブストーリー2014年) 83分

けいおん!で注目された山田尚子監督によるオリジナルTVアニメたまこまーけっと』の劇場版

たまこまーけっと』ではいまいちヒットせず微妙な評価に留まっていたが、これが公開されるとたちまち好評となり、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門では新人賞を受賞した。

TVシリーズは、舞台となる「うさぎ商店街」の絶妙で温かな空気感を楽しむ作品であったが、本作ではわかりやすくラブストーリーにしたことで、デートムービーとしても見られる非常に間口の広い作品となった。

どちらの方が良かったとかではなく、単なる魅力の伝わりやすさの違いである。

とはいえ『たまこラブストーリー』は卓越した作品であり、山田尚子の代表作として語り継がれるのは間違いないと思われる。

サカサマのパテマ (2013年) 99分

イヴの時間』などで知られる吉浦康裕監督作品。彼の作品の特徴は何といっても「発想」にあると思う。

独特の間も特徴ではあるが、基本的に彼の作品はある「ギミック」が作品の根本となっていることが多い。

なので、下手に前情報を入れて見に行くよりは、何も知らずに見て新鮮な驚きを感じた方が良い。

この作品もあるギミックが重要なのでそこを面白いと思うかどうか、そこが評価の分かれ目である

Wake Up, Girls!劇場版 青春の影Beyond the Bottom (2015年) 54分/53分

つい先日無期限の休養を発表したヤマカンこと山本寛監督の、いわずと知れたアイドルアニメである

彼についての悪評やバッシングは絶えないが、個人的には彼の作品は好きである

この『Wake Up, Girls!』というシリーズは、まずTVシリーズの前日譚として『七人のアイドル』という中編映画があり、続いてTVシリーズ全12話、そして続劇場版の中編2作といった流れである

TVシリーズ放映時は緊迫したスケジュールによる作画の乱れで物議を醸したが(BDでは修正された)、続劇場版(特に前篇)では非常によく動く。

このまま彼がアニメ制作の現場に戻らないとすれば本作が彼の遺作となってしまうが、遺作の呼び名に恥じない出来の作品であるということは声高に主張したい。

ハイパーリンク」と称してキャラクター中の人パーソナリティや実際の出来事を反映する手法の効果は、続劇場版で見事に結実した。

アニメ創作性と現実の偶然性が合わさってとても気持ちの良いサクセスストーリーになっているのだ。

後篇の『Beyond the Bottom』は田中秀和による同名の主題歌も相まって、非常に神々しい輝きを放っている。

神前暁も「これを超える曲をこの先作るのは大変」と太鼓判を打った。

劇場版美少女戦士セーラームーンR (1993年) 60分

アニメ界の王子、イクニこと幾原邦彦が初めて監督を務めた劇場作品である

この時点から彼の演劇的な作品づくりの手法は発揮されている。

庵野秀明映画館で本作を3度も観たらしく、緒方恵美が演じた衛の少年時代の声を聴いて『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役に抜擢したというのは有名な話である

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 (1999年) 85分

同じく幾原邦彦監督作品である少女革命ウテナ』の劇場版

TVシリーズ再構成ではなく、全く新しい解釈で制作されたオリジナル作品

作画的な制約もあったTVシリーズと比べ、かなり大胆に脚色され、より過激となった映像美はまさに唯一無二。

突き抜けすぎて、終盤の車のところでは何が何だか分からなくなってポカンとしてしまう人も少なくないという。

「王子」こと及川光博ゲスト声優として出演しているのもポイント

映画ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!? (2010年) 71分

京騒戯画』『血界戦線』などで知られる東映アニメーション出身の気鋭の演出家松本理恵の監督デビュー作品。当時25歳。

『ハトプリ』はプリキュアシリーズでも人気の高い作品のひとつだが、この劇場版も非常に人気が高い。

パリを舞台にしていて、OPでのスタッフクレジットが背景に溶け込んでいる演出の時点で何かが違うぞと感じさせる。

メインキャラクターTVシリーズでの成長・感情の変化をきちんと物語に取り入れつつ、本作オリジナルキャラクターであるオリヴィエサラマンダー伯爵の切ない関係を描き、多くの視聴者の胸を打った。

アイカツ! ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW! (2015年) 56分

劇場版アイカツ!』でなくてなぜこれを挙げるのか、疑問にお思いだろう。

というのも、私は熱心な『アイカツ!フリークで、アイカツ!を見始めたのなら劇場版アイカツ!を見るのはもはや自然な流れで、あえて挙げることではないという認識でいるからだ。

ということで、あえてアイカツ!を見る入り口として薦めるのであれば、CGステージをかき集めたこれが良いだろうと思い、挙げた次第である

アイカツ!の楽曲のジャンルの幅広さ、CGステージでの綿密に練られたカメラワーク、そしてアイカツ!という作品世界の持つ空気感を少しでも感じてくれれば後は言うことはない。

劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード (2000年) 82分

少女向けアニメ最高傑作との呼び声も高い『カードキャプターさくら』、その集大成となる第2弾劇場作品。

ラストシーンでは年齢性別問わず多くのお友達をキュン死させ、多くの大きなお友達はそのままゾンビとなった。

セルアニメの末期に生まれた大傑作である

劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI (2000年) 70分

ポケモンの映画といえばミュウツーの逆襲だったり水の都の護神を挙げる人が多いが、私はこの作品を挙げる。

70分という短さに詰め込まれた「家族愛」というテーマは、子供よりもむしろ親の方に深く響いたことだろう。

当時劇場で見てリザードンに興奮した子供たちも、今改めてみればまた別の感動を味わうに違いないはず。

楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星 (1992年) 62分

テレビアニメ楽しいムーミン一家』の劇場版であるが、本作はテレビアニメの前日譚となるエピソード映画化である

楽しいムーミン一家』はもっと語られていい傑作アニメであり、本作ももっと多くの人に知られて欲しい。(旧ムーミンファンには申し訳ないが……)

子安武人演じるスナフキンによるシュールな悪口が聴けるのもこの作品。

白鳥英美子さんの主題歌もとてもいい。

劇場版銀河鉄道999 (1979年) 129分

いわずと知れた名作『ルパン三世 カリオストロの城』と同じ1979年に公開されたアニメ映画である

実はこの年の邦画の配給収入で1位を獲得している。

70年代を生きたアニメファンにとっては有名も有名だが、今では知名度カリオストロよりも低くなってしまっていて、金曜ロードショー恐るべしといった感じである

エンディング流れるゴダイゴのあの有名な主題歌を聴いた時、あなたはきっと涙を流しているはず。

劇場版エースをねらえ! (1979年) 88分

90分弱に詰め込まれた圧倒的な熱量!THE出崎統

世界はもっと出崎統を評価せよ。

BD・DVDがプレミア化し、配信・レンタルでも見られなかった傑作が、ようやく今年BDの再発売によって見やすくなった。

7月22日発売です。

2016-05-23

舛添要一に贈る傑作映画「殿、利息でござる」

中村義洋は本当にうまい監督だ。やっぱり見て損は無いぞ。

この映画、予告時点ではコメディをにおわせているのだが、実際はとても真面目な映画だった。

確かに阿部サダヲ主演と銘打っただけあってコメディ感も強いのだが、笑うよりも泣きが強いかもしれない。

ただしコメディと騙されて見たとしても、きっと満足感を得られるだろう。良いもん観たわ~、という気にさせてくれる。

群像劇なので、気になるキャストが居たなら是非見に行けばいい。

キャスティングからキャストの演技まで、本当に素晴らしい。ベテラン勢~今、映画界を背負ってる人たちまで。何故彼らがキャスティングされ続けてきたかよく分かる。メイン役者ほとんどが中村監督過去代表作に出ているし、本当にいいものを作りたいと監督が願った結果だろう。

抱腹絶倒コメディ風の予告にするなら、イケメンパラダイス時代劇風に予告を作っても良かったのではないか?サダヲか?サダヲが問題だったのか?このサダヲはイケメンだぞー!)

海外映画祭で上映される際についたのが「9人の侍(適当訳)」的なものだったので、そんな感じだと思って見たほうが予想は裏切られないだろう。(侍は1人しか出ない)

時代劇から興味が無いと敬遠しているのは勿体ない。

監督現代劇の人なので、むしろ時代劇ファンの方からすると物足りない部分もあるのかもしれないが、時代劇を見ない人にはとてもとっつきやすくなっている。

新たな時代劇の形、と言えるのだろう。(ただし『ちかえもん』のようなのは期待しないでくれ)

冒頭からくすくすと笑いが聞こえる劇場しかし上映終了後は、客席で立てずにすすり泣く人たちの姿が見えた。とにかく、そんな映画だ。

タイトル意味が知りたければ是非見てほしい。

なんとなく想像できるだろうが、舛添こそ見るべきだ。

決して立派とは言えず、私利私欲だってあるような実在の人物たちが、自分たちを律しようと立ち上がり、今の東北を作ったという実話。

間違いなく、今年の映画賞を取るんだろうな。

実在人物たちの想いが、現代の子孫たちに伝わった名作だ。

2016-05-07

邦画だって面白いんだよ!絶対おもしろ映画監督リスト

邦画はクソだと思ってるやつ、映画監督で見ろよ。配給で見るな!

ネット社会でアレはダメだったか邦画ダメになった、みたいに言ってるやつは見てる映画が悪い!

大体、「みんな」が見る東宝映画は金かかってるぶん、スポンサーに気を遣ってCMを入れる民放ドラマみたいになってる状態で(NHK視聴者と国に気を遣いまくってる)

邦画漫画実写はダメだとかいうヤツもいるけど、じゃあ漫画映画一切見んなっつーの!と言いたい(「みんな」見るから売れる、だからやる。摂理

あと批評家宣伝方法がどうのとか言っても、今更批評家興行は決まらないし……(インターネット時代になって批評家時代は終わったのだ)

この時代日本にもしっかりした作品を作る映画監督が居ることを、ハッキリと言っていたい。

オリジナルで良作連発。漫画実写だけどミニシアター系でよくできてるのもたくさんだ。

そういうのが認められるようになったら、邦画はまともなものが売れるようになるんだ。

わりと認められてる漫画実写の「ピンポン」や「青い春だって今みたいに大規模公開の分類ではなかったんだぞ。小規模の名作だ(ていうか、どっちも松本大洋だった)

商業監督三池や堤を見てこいつらダメになった……って言うのは勝手だけど、あれは金稼ぎの中で十作に1作くらい好きな風に作ってる監督なわけだよ。

その1作が良作か駄作かで、その監督価値業界で決まってるわけ。

でもそんなの映画好きしか当たり引けないって。そんなに映画見ない人は、駄作見たくなきゃ避けるべき監督だ。

海外映画祭をとるような園子温は、とてもじゃないがおすすめできない。サブカルで奇抜なのが好きで、邦画に見飽きたくらいで見る監督だ。

(間違ってもクドカン監督作品は見るなとか言いたいけど、最新作は見に行く予定だ。大友監督は、ちょっとまともなのとってくれないと分かりません)

から最近おすすめ映画監督をここに書く。我々「みんな」は良作を作る監督を学び広めるべきなんだ。

邦画ファンならみんな知ってる名前だろうけど、興行を支えているのが邦画ファン以外の東宝ワーナーファン宣伝ブランド力)というのが虚しいではないか

電通マスコミによる印象操作映画を語っているのは、悔しいと思わないか

条件として。

傑作を作る監督も居る。だけど、そんなの邦画全体を見て年に1作2作あるか無いかなんだから、手っ取り早く傑作を求めても仕方がない。

「約9割の確率で駄作を作らない監督マイナー過ぎず、佳作、良作を量産できている監督」を以下に書くので是非「ジャケ買い」ではなく「監督買い」してくれ。

代表作に「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」「ちょんまげぷりん」「残穢-住んではいけない部屋-」など

ミニシアター系でロングランになったアヒルと鴨の監督。どんどん規模の大きい映画を多く撮るようになった。

ただ、まだ三池や堤のように適当に撮ってないし、商業監督に寄っては無い。邦画ファンも認める『佳作』を『量産』してくれる。

知れ渡る知名度と合わせて、見た目がくまさんみたいに大きくなっているのが気になっている。

代表作に「舟を編む」「川の底からこんにちは」「ぼくたちの家族

満島ひかり旦那嫉妬をするな、彼女は才能に惚れたのだ。日本映画界を背負って立つ予定の監督

堅実で丁寧で突っ込みどころがない、かつユーモアあふれる作風が特徴。若干32歳で舟を編む。賞をとりまくった。

淡々とした演出がTHE邦画といったところか。これからメジャーに寄っていくのか分からないが「舟を編む」だけは見ておくんだ。いいな、わかったか絶対だ。

正直推していいのか迷ったけど、代表作に「モテキ」と「バクマン。漫画実写で二つそろったとこだし、駄作を作らないという観点からラインナップ。

ポップでメジャーサブカルミュージックドラマ監督ならではの作風。ただ一つ、原作ファンには手厳しい(まほろ外地だって原作ファン的にどうなのか)。

しか原作通り映画にするってどうなの?議論を使うと、彼の実写方針は正しいのだと思う。

映画そこまで好きじゃなーい邦画くらーいってヤツを連れて行くなら、大根監督一本だ。(エロには気をつけろ!)

堤化しないことを祈る。

代表作「リンダ リンダ リンダ」「天然コケッコー」「もらとりあむタマ子」「味園ユニバース

邦画ファンなら必須チェック監督になっている気がする。自らの作風をつかみ始めたのか、近年、油が乗ってきたように思う。

画が良い。キャラが良い。2時間監督ノスタルジックファンタジー世界に浸れたら幸せ

代表作「純喫茶磯辺」「さんかく」「ばしゃ馬さんとビッグマウス

銀の匙 Silver Spoon」という人気原作で華麗に滑った印象があるのだけれど、あんなもんで消えてたまるか!映画自体は良作なんだ!

いきなり任されたってのは、映画業界の期待の現れでもあったはず。

人間のどうしようもないところをポップに描く監督映画活動が途切れないことを祈ってます。才能は消えない。

代表作「南極料理人」「横道世之介」「モヒカン故郷に帰る

飯テロ映画南極料理人」が好きな人は多いかもしれない。キツツキや横道を経て、最新作モヒカンを見て確信した。この人は天才

単調なのが味わいでもあるが、作品によってはストーリーも効いているし、王道を嫌っているのか泣かしにこないでコメディに走るので気楽に見てほしい。

今まで長編映画は6作あるが、全部良作なので、いつでも安心して見てくれ。

安定してる人ってそんなに居ないので、これくらいは覚えられるはず。

何人か漏れている気がしないでもないが、他にもおすすめ監督が居る。ただ、良作率が6割程度に下がる他、発表間隔が長かったり、まだ出始めの新人監督なども居るので、そのへんは容赦してほしい。



まぁ他にもいろいろ居るんだけど、好きな監督自分で「宣伝」してください。

SNS時代なんだから、今更企業宣伝に踊らされてる時代でもないでしょう。

追記・ブコメ返信:

内田けんじ追加命令が多いので追加します。新作撮る気はないんでしょうか?あと入江悠、大森立嗣、いいですね。好みではないけど良いです。あとは規模と宣伝ができるバックがついた監督も多いので、その辺はスルーしてます矢口さん滝田さんとか、テレビ局がついてるので監督買いする人も一定数居るでしょう。とくに好みではないですが、悪くない監督だと思ってます。え、岩井俊二はもうみんな知ってるでしょう?堤さんや三池さんの映画にも好きなものはあります。堤さんは、最近丁寧になってきました。見てますよ。ただたまに許せない時があるだけです。橋口亮輔監督はいいけど、量産してくれるんだろうか?今後の監督として薦めにくいんすよ~過去作のレンタルおすすめ。30分も映画見てられないとか義務教育でつまらない授業45分からやりなおすべき。あともうなんか、ここに入ってないから気に食わないとか言われてもね。そんなに好きなら、あとは自分宣伝してください。それがすべてと言っているでしょう。そういうお話をしたかったんです。邦画好きはもっとシャベリになるべき。

うそう、これ入門編なのです。人それぞれだなって思うような監督は、このリストではおすすめしにくいんで。別のときに別の方法勝手宣伝します。リストは好みの監督なんだなって思われるかもしれませんが、もうちょっとカオスなのも結構好きです。好みとか抜きにして良いのは良い、でまとめてます。どうせ、このリストから見るのなんて1人の監督から1作くらいでしょ?カオス作に当たったら責任とれない><個人的に大好きな映画映画通に批判されるだろうから入れてないですよ三池監督自分だけの宝物にしたい気持ちわかりますよね。

映画批評家死語)や映画好きの漫画家(じゃあ貶してないで自分フォロワー宣伝すれば)に守ってるとか言われても知りません。一増田になにを求めるの?増田テラフォをdisってないよ。

あと洋画見ないのかって言われたけど、こんだけ書いてて洋画見てない増田に見えますか?映画館でやる洋画なんて絶対面白いんだから日本公開されない洋画を見てから洋画ファン洋画ファンと名乗ってくださいね邦画が楽しくてそこまで手を伸ばしてる余裕ないので、増田邦画好きと名乗ります邦画と似た洋画名作もたっくさんあるんだけどなぁ?洋画イコールドンパチCGって認識もどうなの?洋画にたいする侮辱じゃない?

アニメあんまり詳しくないです。ごめんなさいね。言われてる監督は一通り見てるけど、アニヲタからしましたら色々あると思うのでなにも言いません。ただ日本アニメ作風がとても邦画寄りですよね。D映画より好みに合います

あと、あともなにも追記がうざいな。ブログ教えろって言われたけど、絶対嫌です。もうちょっと丁寧にインテリジェンスに、文章見なおしながら普通に書いて楽しんでます。そもそも感想文が上手くないんで、もっぱらツイッターだけど。これは思ってること一気に書いたので、読みにくいという指摘は「だよね」って思ってますよ。すごい共感した。

この映画監督リストが気に食わない人は自分で好きな映画宣伝してくださいよー邦画洋画もどっちも日本じゃ下火なんだから、こういうところでどうでもいい議論して、じゃあいっちょ見るかくらいの熱が欲しいんですよ。駄作を批判した分、同じ熱度で良作紹介するのは映画ファンマナーとしてきっと必要ですからね。今は批判したらしっぱなしだから…。

2016-04-10

映画秘宝ランキング投票者で『進撃の巨人』をdisったやつを調べてみた。

はてなブックマーク - 今の日本映画にもの申す…「レベルが本当に低い!」 英映画配給会社代表が苦言 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

yingze 映画評論界隈は分からんけど、ネットで有名になった前田有一春日太一以外の評論家は、新劇巨人をどういう評価したのだろう。興味ある。

俺も気になったから調べてみた。


知らない人のために言っておくと『映画秘宝』は、『進撃の巨人』の脚本担当した町山智浩氏が立ち上げた映画雑誌です。つまり、「身内」の雑誌。今も原稿書いてます。そのため、『映画雑誌』のライター寄稿者はみな『進撃の巨人』に対して、難しい政治的判断を求められたわけです。

で、その結果をまとめてみた。ちなみに編集も巻末でその年のベストを発表してるけど、ワーストは出さない慣例。



参考資料:『映画秘宝 2016年3月号』「2015年度HIHOはくさいアワード」(知らない人のためにざっくりいうと、映画秘宝主催するゴールデンラズベリー賞みたいなもの


総合ランキング

1. 『進撃の巨人 前編』

2. 『ターミネータージェネシス

3. 『ギャラクシー街道

4. 『進撃の巨人 後編』

5. 『アベンジャーズエイジ・オブ・ウルトロン


以下、『進撃の巨人』に投票した人間コメントの主旨(not 抜粋)。


會川昇アニメ脚本家小説家)「『大人向け怪獣映画』を作ろうと考えることが子供じみていて、それを乗り越えて『本物』を作ることができるのはほんの一握り」

大場しょう太(宣伝プロデューサー映画祭ディレクター)「今更自分が呈すべき苦言は何もない」

岡本敦史(秘宝編集部所属ライター)「みんな『でも食人描写はいい』と擁護するけど、それすらどこがいいのかわからない」

尾崎一男映画評論家)「前後編を一本とみなすとさほど悪くないけれど、前編を一本の映画として見た場合そうとう酷いでき。後編冒頭のダイジェストのほうがまだよく出来てる」

小野寺生哉(カナザワ映画祭ディレクター)「特撮は良かったけど、脚本ドラマ部分がヒドすぎる。本作を巡る場外乱闘も醜かった(おそらく春日太一twitter のこと)」

餓鬼だらく(ライター)「ドラマ部分が不自然

キシオカタカシ「『マトリックス レボリューションズ』の再来」

北原香(秘宝編集部)「一番期待値との落差が酷かった映画

佐々木浩久映画監督プロデューサー)「芝居を軽視しすぎ。こういうのを面白く撮れないと日本映画ダメになる」

ジャックハンター吉田(元プロレスラーコラムニスト)「関係者には申し訳ないが、ピンとくるものがなかった。前後スタイル日本映画界の病巣」

中野貴雄脚本家)「人喰い巨人秘密なんて別に知りたくもない」

長野辰次(ライター)「マンガ実写化功罪について考えさせられた」

五郎・あれは七年殺しだろう平山平山夢明)「すべてに薄味。つくり手にキチガイが一人しかいなかったのが敗因」

藤原カクセイ(特殊メイクデザイナー)「お話も演技もなんら驚きがない」

プッチー・ミンミン(ライター)「前編は楽しめたのだが」

まぐれものマンガ編集者)「前編は尖っていたが、後編は『型にはめられたくない』という型にハマってしまっていた」

三留まゆみ映画評論家)「なんだかんだ言って好き」

モリタタダシ(ライター)「期待を膨らませて見に行ったものの、時間と金を浪費した感覚だけをお持ち帰り」

山田誠二(プロデューサーコミック脚本家)「キャラと結末の変更がファンにはちょっと受け入れがたかったよね」


番外編:

ダイノジ大谷お笑い芸人)「感想を求められそうな状況がめんどくさくて観られなかった」

すぎむらしんいち漫画家)「マッドマックス特赦によって今年のクソ映画はみんな無罪」(どうでもいいが、特赦になったからといって無罪にはならない)

髙橋ヨシキ(映画秘宝アートディレクター)「何かというとヴあああああと叫んでばかりの邦画全部。」(票にはなってないが、当然『進撃の巨人』も含まれる)

樋口毅宏小説家)「『プレイボーイ』の映画評で毎月レビューしてると『日本映画は才能のない連中の巣窟か?』と思うことしばし」(『進撃の巨人』をレビューたかどうかは不明



結論:わりとみんなdisってた。

2016-02-12

日本には世界に「知られる」一般層の視聴に耐えうるイベントが少ない

例えば、オリンピックワールドカップの様に世界的なイベントが少ない気がする。

さっぽろ雪まつりも素晴らしいのだが、世界的には中国大連祭りの方が知名度が高いと思う。

コミケ… は盛り上がっているとは思うが、一般層(子供連れてとかハイカルチャー評価に耐えうる)から見て難しいので、その内、英語系のメディアに、アダルトイベント国策を上げて応援する異常な国日本という記事が出るだけの話は時間問題であるので論外だろう。(決してコミケが悪いと言ってるわけではないが、そういう性質イベントだという話)

本線に戻ると、よいお祭りなどもたくさんあるのに、例えばスペイントマト祭り牛追い祭りに比べると世界認知度が低い気がする一方で、かなまら祭りだけはやたらと知られているのも、なんだかなーという感じ。(逆に日本人の方がかなまら祭りにはあまり行ってもない、尻もしないというところではないだろうか)

映画祭音楽祭・ファッションウィークも日本でもやっているが国際的な知名度はほとんどない。

コスプレなんかは単独イベントアダルト性を排除すれば世界でもトップクラスイベントになれるポテンシャルはあると思うのに、ちょっと残念だ。

それこそ寿司職人ワールドカップ日本で開催してもいいくらいだ。

なぜこうなるかというと、もともとイベント毎にビジネス性がなく、日本場合とりあえず「東京」に来ればなんでもできるという環境のせいなのではないかとも思っている。

モントルージャズフェスティバル、フェットドゥラミュジック、サンバカーニバルなどと比肩うるいろんなイベントを是非日本からも胸を張って出てほしいものだ。

##トラバもらったので追記

甲子園はなるほどいいなと思ったのだけど、甲子園はオラが街の高校生応援したいという日本の土着のコンテキストイベントに強く付与されてしまう気がして、そうなると世界的なプッシュはなかなかハードルがあるのかなと。

漫画賞の話に関しては、全く同感で別のポストで書こうと思っていた所。(中身は一緒)

花火大会は確かに国際競争力あるなぁ。

CWCトヨタカップの頃を少し覚えてるなぁ。確かに盛り上がっていた。ただ今回の投稿海外コンテキストでのイベントを「誘致」するという話ではないので、ちょっと別の議論だとは思うけど。誘致に関してはそれによって国威発揚必要新興国やオイルリッチアラブとかにまかせておけば良いのかなーと。

増田だとこのレベルでもネトウヨみたいと言われるのは正直困ってしまうが、ブコメは多分違うんじゃないかなぁと。政治色の強いものブコメはそもそもあんまりID付きだから見ないわないしね。国境のなく且つユートピア暮らしたいならどうぞご自由にとしか

2015-10-04

森の映画祭かいう野外イベント死ぬかと思うぐらい酷かった件

夜空と交差する森の映画祭2015

http://forest-movie-festival.jp/

 

森の映画祭っていうのは森の中に特設ステージを作ってオールナイト映画を見ようみたいな野外イベントで、

去年が初開催、今年が2回目だったらしい。

 

なんとなーくロマンチック雰囲気に釣られて女の子が友だちとか彼氏を誘って行くイベントだと思う。

俺もそのクチで、彼女に誘われて今回行ってきた。

正直森の中で映画を見てなにが楽しいんだ?って思ったけど、まあ映画は好きだし行ってやるかぐらいの軽いノリだった。

で、その映画祭マジでクソで、この怒りをどこかにぶつけたくてこの日記を書いてる。

どうせイベント成功でしたー!とかいって打ち上げでもやるんだろうけど本当に運営側反省してほしい。

こんなんで来年も大好評につき3回目!とかやられて開催したら雨とか降って下手したら死人が出ると思う。

 

なにがクソだったかってめんどくさいからもう箇条書きで書いていく。

 

 

イベント時間が土曜18:00〜日曜5:00にも関わらず、

行きのバスの到着は土曜15:00、帰りのバスの出発は7:00

イベント始まるまえから無駄に疲れるわ。

 

バス乗客乗せるのにも声が小さくてどのバスに乗せるかの指示出しも満足にできないスタッフ

帰りのバス乗るのに日陰の寒いところで参加者待たせといて、

バス乗るのは早く並んだ順じゃなくて本来乗るはずだった乗客が全部集まったところっていうお役所仕事

待ってる人たちみんなブチ切れてたよ!

 

高くて不味いのはともかく準備の悪さがいちいち癇に障る。

「森のビール」とかいオリジナルビールもなんなのか全く触れずに売るし。

まあそういうのはよくあるけど抹茶ビールクソまずかったよ!

 

  • まったく要領を得ない会場の地図、あってほしいところにない看板

道にランプ置いて雰囲気出すのもいいけど行き先がわかんねえよ!

もっとユーザーフレンドリー勉強しろ

 

3のスタンプを本当は4に押さなきゃいけなかったとかそういうのです。

スタンプラリーとかどうでもいいけどなんでこんな初歩的なミスが起きるんだよ!ってイライラした。

 

まあ森の中だからしょうがないっちゃしょうがないけどさあ。

 

正直ここまで挙げてきた点はまあ普段の俺なら運営クソだなーで済ませるレベル

でもこれだけはマジで下手したら死人が出かねないと思うので本当に反省してほしい。

まあ、これはこの季節の夜の森を舐めてた客も悪いと思う。

このイベントテント持ってきてなくて夜の森でオールするって人もけっこういて俺もそうだった。

俺と彼女は山用の服装してきたんだけどそれでも超超超寒くて、ほんとテントないなら最低でも寝袋は必須だった。

サイトにも防寒しすぎるくらいの格好で来てくれと書いてあるし、責められない部分もあるけど、

このイベントに来てる女の子ロマンチックっぽいから来てるって性質考えたら

ほんとやりすぎるくらいもっと防寒してきて!って告知しておくべきだったと思う。

スカート+タイツどころか素足で夜を越してる女の子も何人も見かけた。

これは告知が足りてない証拠でしょ。

ほんと低体温症とかなっても全然おかしくないです。ていうか実際俺の知らぬところで救護班相当動いてたのかな。

今回は晴れたからまだいいけど、これで雨降ったらマジ死人出るで?なんか雨天決行とか言ってたみたいだけど。

 

 

代表フリーランス映像クリエイター26歳とかいうこれまた信用置けない感じ。

最初挨拶で去年は100人200人だったけど、今年は1600人?超えとか言ってるのめっちゃ不安になりました。

え?これキャパ大丈夫?ってみんな思ったんじゃないかな。

で、実際大丈夫じゃなかったってわけだ。チケットだけ大量に切って結局捌き切れないとかアホかよ。

こういうイベント代表者がこういう実績のないフリーランスみたいな場合はもう二度と行かないと誓った。

まあ素人イベント運営やったらこうなるわっていうのがてんこもりだった。

つーか今どきサイトスマホ対応してないってなんなんだよ。

 

 

映画自体はけっこう楽しめたのも多かったかクリエイターさんたちには申し訳ないけど、

ほんと運営がクソという印象が強く残るイベントでした。

2015-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20150613083306

電車内で化粧することを不快に思う人が多い」のは「それがマナー違反だと思っているから」なわけで

結局「マナー違反だと思ってる事をされると不快になるからマナー違反」と言うトートロジーなんだよね。

鉄道会社が、ポスターで「やめましょう!」とか言い出してやっと「マナー」として認定されるのかも。

と言うのは既に他増田が突っ込んでるけど、日本人はこういう「えらい人が決めた事は理由意味不明だろうとそれに従うのが正義・従わない奴は袋叩きにしておk

と言う意識が強い人が多い気がする。お上意識というか。

ちょい前のカンヌ映画祭で、「レッドカーペットを歩くときハイヒールで」と言うルールを破ってフラットシューズで来た女性入場拒否された事に

女優たちが抗議をしている、と言う話があったけど(http://www.sankei.com/premium/news/150524/prm1505240025-n1.html

同じ事が日本であったら「ハイヒールを履かない奴が100%悪い」とされてその人が叩かれるだけで、抗議運動なんて起こらないと思うんだよね。

中には足が不自由な人も含まれていたそうだけど、それでも日本なら「足が不自由な人は映画祭には来てはいけない」とされるんだろう。

2015-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20150517031226

オープンオーディションでない限り、オーディション情報特定の経路にしか回らない。(「なりたい人」の多さを考えれば、何でもかんでもオープンオーディションにしてたら応募者を捌ききれなくなることはわかるよね。) その経路で応募しないとオーディションを受けられない。

アメリカだとキャスティングディレクターからエージェントを経由して回ってくる。本気でやってて仕事できるレベルの人は既にエージェント契約してるので問題ない。もちろんインディーズでめちゃめちゃすごい作品を作ればそういうルート飛ばして一気に注目されるだろうけれど、そのルートを取る人は割合としては非常に少ない。多くの人は仕事として下積みをやって実績を積んでゆく。

芸人エージェントとは別にトレーニングを受ける。エージェント自身有償トレーニング提供する場合、そのトレーニング仕事の紹介と一切関係がないと明示しないとならない。でないと、「金を払ってこれを受けないと仕事を紹介してもらえないのではないか」というジレンマが起きるからね。エージェント側が、仕事の紹介という本来の業務でなく、それを盾にとって有償トレーニングで儲けるということができてしまう。

日本事情はよく知らないんだけど、所属プロダクション経由で話がくるらしい。で、プロダクション有償トレーニング提供することもあるらしい。プロダクションからしたら、(1)自分のところで売り出すのだからトレーニングするのは当然、(2)トレーニングは本人のためなので有償なのは当然、なんだろうけれど、(1)と(2)の理屈本来混ぜられないものだ。上で言ったようなジレンマが起きるので。

業種によって事情は違うけれどね。絵やマンガならweb活躍しててプロへっていう人もかなり多い。俳優でそれが少ないのは、一人で作品を完成させる分野でないからだと思う。もちろんインディー映画出身俳優もたくさんいる。けれど、インディー映画映画祭に入るくらいでないと実績としてはカウントされない。インディーをやっていた俳優でも大部分は仕事を始めてからの実績の積み重ねで役を掴んで行く人が大半だ。(正確には「インディー映画」は出資方式名称にすぎないので、プロインディーで作ることもよくある。ここではプロに入る前の段階としての自主制作、というのを簡単に言うためにちょっと雑な言葉の使い方をしている。)

2015-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20150515033157

あとさ、私は社会問題で最も問題だと自分で思ってることについて、週末とか収入を費やして行動してるし、LGBTについては優先順位は最も高いわけじゃないけど、友人に頼まれたりしたら手伝ったりパレード映画祭ボランティアに行ったりしてるのね。増田はそういうことしてるのかな?

自分から何かをしなくても差別に加担しないだけで立派なことだよ。でも、自分が何もしてないのに人に「〜しないならクズ」とか「死ね」とか言うのはどうかと思うよ。それについてはどう思う?

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