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はてなキーワード: ベルクとは

2024-06-21

好きなライバル発表増田

伊藤匠が同世代藤井聡太を破ったというニュースがあったようだが、こういうライバル関係大好物だ。

将棋のことはよく知らないのでこの件についてはここまで。あとは好きなライバルを発表していくよ。というより自分用のまとめだね。

ライバル関係といっても、多くの共通点と少しの大きな違いがあるのが私は好きだ。

年齢や種族や得意なものは近いといい。しかしあまり似すぎると微妙

生い立ちは違ってると面白い英才教育を受けた天才VS野生の天才、的な。

ライバルなので思想や敵味方は違うことが多いね。後に共闘すると熱い。

こういう要素がその作品を読んだり見たりするきっかけになることが結構あった。


ライバルじゃないんだけど相棒とか、ライバルでも相棒でもなく単に組み合わされてるだけとかでも大好物

2024-06-17

TVアニメゆるキャン△ SEASON3』×ベルク コラボ商品買っちったXキャンペーン

みんなよろしくね(^o^)/〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ベルク環境破壊企業になろうとしているのか?

レジ袋が無料にしてしまったようだな

レジ係も椅子に座ってるしな

やりたいほうだいなんや

2024-04-27

ベルクが導入してるレジ椅子を他のスーパーもどんどん導入しろ

つっ立たされてるレジ担当の子を見てると不憫になってくるんだよ

どうでもいいとこで労苦味合わせてやるな

2024-03-18

anond:20240318193201

資本家というラスボスがいることを忘れずに。

岸田はギャラクターでのベルク・カッツェにすぎない(古

2024-02-22

葬送のフリーレンに出演している人はこんな作品にも出演しています(2話まで)

フリーレン2話まで見たけどダイの大冒険水星魔女の成分が多い。

フリーレン ダイ(ダイの大冒険)

フェルン スレッタ(水星魔女)

ヒンメル ノヴァ(ダイの大冒険)

ハイター ロンベルク(ダイの大冒険)

アイゼン ケナンジ(水星魔女)

勇者 祝福(水星魔女)

自体は期待より面白い勇者魔王が出てくるファンタジー世界?そういうのもうお腹いっぱいなんでってことであまり期待してなかった。

さすが覇権アニメ面白くないわけがなかった。

2024-02-08

anond:20240208093019

身長ってどのくらい遺伝するんだっけ。

父が身長165cmで母が身長156.5cmだけど、姉は身長163cmで妹の私は身長162cmになった。

身長にこだわる人はベルクマン法則に従って、なるべく寒冷地域の人と結婚して寒冷地域で暮らせばいいと思う。

都道府県別の平均身長を見ると寒冷地域のほうが全体的にランクが上で、沖縄県ワーストなのがそれを証明してると思う。

2023-08-24

駐車がめちゃくちゃ下手

駐車スペースの脇に壁や車があればそれを目安にできるんだけど両隣に空間があると線を跨ぎまくる。

今日ベルク駐車場で3回くらい切り返した。めっちゃ恥ずかしい。

anond:20230824074233

プリゴジン最近ビデオ撮影日が本当に最近なら

ずっと沈黙していたのは沈黙密約があったのかも

そこでロシア訪問が決まりビデオに出た、飛行機がおちた…

あんがい、ユダヤ系同士の戦いかもしれんね…

名前ユダヤ系ぽいし、ナチアルフレート・ローゼンベルクの後裔とか)

2023-03-03

ハイパーインフレーション最終決戦の面白さが分からない奴向けの解説

ビックリしましたよ。

これが分からない人がいるらしいですよ?

じゃあ全力で解説してやりますか。

金で繋がった信頼=相手の理性への信頼

この物語マクロ視点でまとめると「ガブール人という人種が、帝国信頼関係を築くまでの物語」なんだよね。

ルーク提案により帝国政府とガブール人の間には「400億ベルク借金」という経済的な繋がりが誕生した。

もちろん帝国政府武力などを背景に「ガブール人から借りた金とか知らねえよ」と言えば踏み倒すことは可能だ。

しかしそれをやってしまえば「帝国政府は金の話を平気で誤魔化すような奴らだ」→「こんな奴らの作った紙幣は信頼できねえ」→「ベルク暴落」→「ハイパーインフレーション」→「帝国経済終わり」というシナリオへと進んでしまう。

これによって帝国政府が受ける打撃は400億ベルクなんかでは効かないので、帝国政府はこの取引を裏切れないのである

巨大な経済という歯車の間に両者が挟まることにより、両者の裏切り不可能になる。

もちろんこれは両者が理性的判断を下し続けることを根拠にしているが、逆に言えば両者が理性的であり続ける限りは当面裏切り心配はない極めて強い結びつきとなっている。

差別利益の逆説的な関係

今までガブール人は帝国政府に対して「いざとなれば武力でひっくり返せば良い」という状況に「人間相手になんて酷いことをするんだ」という感情論で対抗するしか無かった。

だが帝国にいる多くの人々は「逆に言えばガブール人を人間扱いしなければ搾取できるじゃん」と差別を繰り返していたのだ。

差別反対論者の多くも「近代的な思想を持つ人格者であるという信頼」を得るためという利益を求めて差別に反対していた。

反差別感情の根幹にあるのは優しさやヒューマニズムではなく利益なのだ

だが、その他大勢人間、そんな所で利益を得る必要のない人間にはガブール人差別が出来ていた。

利益差別関係は、A利益が出る→A差別をする//B損害が出る→B差別をしないの順番なのである

だがここからはガブール人に対して不当な扱いをするかどうかが400億ベルク取引のものへの信頼となっていく。

もしも帝国ががブール人への不当な扱いを繰り返せば、「400億ベルクもいつかひっくり返すのでは」という懸念が産まれ、それは「じゃあ先に裏切って少しでも利益を出すか」という判断をガブール人に起こさせかねない。

その金の繋がりによって帝国人のガブール人差別はこれから少しずつ改善されていく未来が予想される。

信頼関係の根幹には利益があるが、逆に言えば利益で繋がれさえすれば信頼関係は構築していけるのだ。

ルークは「ガブール人と帝国の間に不当な取引はない」という関係性を、互いが利益で繋がることで生み出したのである

いから裏切れない⇔賢くないから裏切れる

登場人物の多くが信頼関係でつながった中で、最後最後ハブられたのがイェルゴーと裏社会人間たちだ。

では何故彼らがハブられたのだろうか?

答は一つ。

「裏切っても損をしない」と判断されたかである

裏社会人間もイェルゴーも偽札取引をしていたという後ろ暗さがあるため政府に助けを求めることが出来ない。

それに対して裏社会側は「グレシャムと今後も取引を続ける機会」を、イェルゴー側は「奴隷を開放するという約束」を担保としていた。

だがグレシャム闇金の不当金利によって得る利益はその組織が今後提供する利益を上回っていたため裏切られた。

イェルゴーの場合そもそも約束を守ることがない」という理由から裏切られたのである

どちらも裏切られた理由は、「裏切らないだけの担保提供することが出来なかった」ことにある。

まりは、賢くなかったのだ。

いから動きが読める→動きが読めるから信頼できる→賢さを証明すれば信頼できる

ルークがガブール人として帝国との間に気付いた信頼関係の核はここにある。

互いの知性を信頼するに値しない同士であれば、互いに踏み倒すつもりで空手形を切るだけの関係になるが、互いが本当に賢いのならば正式取引をするしかない。

どちらかが愚かな関係最初から破産にするつもりでの約束が成立してしまう。

グレシャムから見た裏社会組織、イェルゴーから見たルーク、そしてルークから見たイェルゴーがそれだ。

賢いもの一方的にそれをやれば搾取に終わり、賢いものと愚かなもの場合は互いが裏切る形になる。

では賢い者同士ならどうなるだろうか?

そもそもそんな約束はしないのである

お互いが真に相手の知性を信じていれば担保のない取引であることが明らかである時点で、取引が結ばれないのである

そしてその状況で結ばれる取引は、互いが互いの担保を握り合う形となり、裏切りが生じないのだ。

そのために必要ものが2つあり、1つが担保、もう1つが知性への信頼である

もしも相手が愚かならば、自分の側に返ってくる刃の見積もりを誤り安易裏切りへと動くからである

イェルゴーは偽札の正体を見破れなかったが故に、自分けが一方的に裏切れるだけの担保を得たと思いこんでしまい、それ故にその報いの大きさにより自滅したのだ。

ルークを筆頭としたガブール人国家帝国関係はそれとは全く違う。

お互いが正しい判断をするだけの知性と、裏切れば損をするだけという担保証明を揃えている。

裏切れないのだ。

(当面の間は)暴落することのない信頼関係、それこそがルーク達の手にしたものである

偽札という極めて暴落やすい信頼を積み上げてこの結果にたどり着いたという経緯こそが、ガブール人の知性を証明し、そこから生み出される取引において強固な信頼を得たのである

まり、”ハイパーインフレーション”(コレが言いたかったので書きました)

2023-02-25

叫ばさせていただきます

ふわわんわわんふわふわわ〜

どろろろろろ   ドララララ

ふっけんふっけんぷっつぷつ

ねこねこねこねこ大好き大好き

にゃあにゃあニャアニャア アルフォート

無限人間人権三件食券学研三の字固め

ゆるゆるゆるゆるふっくつくつー

ねこねこねこねこそれでもねこ

クルクルクルクル回る回る私のヘソ

ニュールンベルク



ありがとうございました。

総評をお願いいたします。

2023-01-04

2022年に読んだ本

1月

琉球から歴史の原文へ。太平記史記を並行して読み始める。

現代語訳とはいえ長くてしんどい

2月

メモを取っているので一冊にかける時間が長い。とはいえ世界史教科書では一行で終わっていた出来事の細部を知るのは面白い

3月

ウェブ小説を読む。

4月

東アジア史が中心。

5月

詩集芥川賞に手を出す。

シン・ウルトラマンを見たせいか特撮関係の本が後半に増える。

6月

後半には自分学生時代ベストセラーだった本を手に取った。

価値観現代とは変わってしまっている点が多数あり、今読むときついと感じる箇所も。

7月

暴力団言語学、法学テーマの月だった。

8月

旧約聖書を読み始める。

9月

ちょくちょくSFを挟んで旧約聖書を読み進める。

10

旧約聖書読了学生時代新約聖書通読たから一応全部読んだことになる。

カズオ・イシグロ邦訳が出ているのはたぶん読み終えた。

11月

生物の標本にまつわる本を読みだす。やはり生物学は面白いネタが尽きない。

12月

土偶埴輪についても読む。

漫画

ジョジョを読み終えた。それにしてもハルタコミックスばっかりだ。

十三機兵防衛圏については友人に薦められたかクリア後のノリで買った。

美術展など

今年はたくさんいけた。行かない月もあった気がするが、それはそれ、そのときの気分に従った。

映画

「シン・ウルトラマン」★★

プラットフォーム」★

エクストリームジョブ

12モンキーズ」★★★

雑感

(長くなったのでブコメ

2021年に読んだ本

今更だけど2020年に読んだ本

2022-11-19

浮世絵技術欧州リトグラフ技術を取り入れたんだろうな

しかし当時の欧州科学医学発達時代であったし、幕府の輸出品もおおむね銅とか金属だった

鉱山に耐える植物を知りたかったのか、1780年代にはツンベルク(ウプサラ大学)、1830年代にはシーボルト(ヴュルツベルク大学)が日本植物誌を出した

ウプサラ大学と旧オランダ東インド提携して、幕府妨害に遭いながらも調査をしていたようである

明治時代欧米蒸気機関車兵器などを日本に輸出する義理なのか、浮世絵もよく売れたようである

2022-07-08

タンネンベルクガン

金属パイプに鉄くずと黒色火薬を入れ、電気で発火したというところだろう。

実際に古来の銃でほぼ同じ構造の「タンネンベルクガン」という銃がある。

そして確実に暗殺するために2発束ねて、SPに怪しまれないように肩紐をつけてバックに見立てた。

https://sakisiru.jp/31433

2022-05-22

オークス予想

こんにちは競馬増田だよ

レイパレが沈んだせいで鬱気味に1週間を過ごした増田だよ

さて今日オークスだね

牝馬に2400は長い上に全員初距離なので、過去の出走歴からはなかなか判断しづらいレースだけど、それなりに硬い決着になりやすレースだよ

過去10年で1番人気が絡んだのは8回

2番人気が絡んだのは7回

1番人気2番人気が共に外れた年はないので、人気には素直に従うべきだよ

買いの手がかりだけど

前走が桜花賞だった馬が強くて、過去10年で馬券に絡んだ30頭中17頭が桜花賞から

しかもこれは桜花賞順位よりも桜花賞での人気の方がオークスとの相関が高いらしく、今回で言うと桜花賞の4番人気まで、ナミュールサークルブライフ、ウォータービレラ、プレサージュリフトは余程何か見えてる人以外は切れないと思うよ

スターズオンアースはこの傾向から言うと少し信頼度が下がるよ

次はフローラステークス

過去30頭中8頭がフローラステークスから

今回で言えばエリカヴィーダ、パーソナルハイルージュエヴァイユの3頭が該当

1、2着のエリカとパーソナルハイはいいとして、5着のルージュエヴァイユは少し怪しい

また、パーソナルハイはあまり結果の出てない逃げ馬

桜花賞組に比べると少し頼りない?

そして今回注目はアートハウス

前走忘れな草賞からで、これはあのラヴズオンリーユーと同じ

よほど力があればこっちからでも勝つ可能性はある

前走での相手はそれほど強くはなかったようだけど、道中楽に折り合って、直線でもったまま3馬身突き放すのはすごかった

桜花賞組に通用するかはわからないけど、アンカツさんがアートハウス本命にしているので、力が劣ることはないと見ていい

まとめると、

1番人気サークルブライ

2番人気アートハウス

の2頭を信頼

ナミュールウォータービレラ、プレサージュリフトを重視

抑えとしてはエリカヴィーダ、パーソナルハイ、あとは桜花賞勝ってるスターズオンアース

この8頭でいけるはずだよ

あとはお好みで、ルージュエヴァイユやベルクレスタあたりを検討するといいかもしれない

増田サークルブライフ、アートハウスの2頭軸の3連複

相手上記の、スターズオンアースまでの8頭でまとめるつもりだよ

フォーメーション

サークルアート

2番目に

サークルアートナミュールウォータービレラ、プレサージュリフト

3番目が

上にエリカヴィーダ、パーソナルハイスターズオンアースまで含めた8頭

これで30点

トリガミないように上を複数枚買えば3500円くらいでおさまるはず

例年と傾向変わらないならこれでいけるんだけど、例外が起きたらわからんなー

さあどうなるか

また買ったら報告しま


追記

予定通り3500円購入

2022-04-11

anond:20220411171209

ハプスブルク氏は、「スターリンの下での共産主義は戻ってこないだろう。しかし、ナチズムはもちろんヒトラーの形ではなく、プーチンと共にやってくる」と指摘し、「プーチンは外向きに拡大し、内向きには鋭い権威主義体制を構築するという非常に明確な政策を追求している」と説明している。

 同氏は2003年、フォアアールベルクで開催されたイベントで、「欧州ではもはや戦争はないと多くの人が信じているが、そうではないことが分かるのは私のような老人の利点だろう」と述べ、「最大の国際的危険ロシアから来る」と警告を発した。同氏は「プーチン冷血テクノクラートだ」と指摘している。

興味深い事実は、プーチン氏が2000年12月末、これまで10年間余り使用してきたロシア国歌からソビエト連邦時代国歌を復活させ、新しいテキストをつけてクレムリンで初めて公式演奏させたことだ。その後、同国歌ロシア国歌となった。

2022-02-22

anond:20220222211049

ピーッ!アンチネトウヨ機構です。外国人差別は魂の犯罪です。レイシスト日本から立ち去るように。ヌルベルク裁判所からの警告です。悔い改めること、いいですね?

2022-01-26

anond:20220125193305

ごめん!!!やっぱ元元増田そんなに間違ってなかったかも。元増田とも元々増田とも違う増田です。元元増田を勢いでブコメDISってしまった。ほんとすまん!!!

以下はわたし見解です。(私は集団遺伝学系の論文も書いたことがある程度の人間ですが、書いたのは昔の話なので、もし間違ってること書いてたらごめんなさい)

(1) 潜性遺伝子について

元増田のこの部分:

遺伝病の断種は、遺伝病の根絶について特に有効ではないと考えられています。まず、潜性遺伝病の場合どうでしょうか。これは、両方の染色体に、多くは遺伝機能欠失型の遺伝変異があると起こります。親は、片方しか持っていなければ健康なのですね。すると、両方の遺伝変異を持つ遺伝患者を断種させたところで、片方だけを持つ親が世の中にたくさんいるわけです。どれくらいの数いるか?実はね・・・地球上の全人類で、これを持ってない人はいないと考えられています。今、個人の全ゲノム塩基配列決定とか普通にできてますからね。観察的にそうです。さてそれでも、両方の遺伝子欠失を持つ遺伝病の人を断種させれば、徐々に遺伝病は減っていくでしょうか?実はね・・・そうならないと考えられますハーディワインベルク法則って言うんですけどね。

元増田ではこうDISられていたけど:

まり両方の遺伝子欠失を持つ遺伝病の人を断種させれば、徐々に遺伝病は減っていくんだよ。ハーディワインベルクによれば。

この部分は、元増田ブクマでurashimasanさんが指摘されているとおり:

いやいやいや、この増田も誤解している。HWから導かれるように、個体数が多くなると淘汰圧が最大でも劣勢変異はほぼ無くならないし、人類の現状はそれ。現実的世代数に渉って劣勢ホモを除去し続けてもほぼ無意味

という側面もあり、少しは減ってはいくんだけど、断種政策が"有効(*)"と言えるほど減るかというと全くそうではないだろう、という意味では元元増田の方が正しいかもと思いました。(いきなりハーディワインベルク則が衒学チックに出てくるから面食らいましたが、urashimasanさんのコメントで私は納得しました【追記4 ここの書きぶりは少し雑だったかもしれません。ハーディワインベルグのものというかホモ接合頻度が自乗のため小さいことが重要で、除去するには長期の世代時間必要ということが重要かなと思いました】/でもこの説明でここでハーディワインベルグをこういう形で出す人は少ないとは思う)[(*)ここではひとまず、(仮に倫理面をほぼほぼスルーした上で)人類に対して達成可能淘汰圧範囲内で、社会実質的な影響を与えるほどの効果が得られる="有効"と定義します]

(2) 顕性遺伝子について

この件については、「率」のオーダーの議論としては、元増田が言うことの方が私としては納得感がありました。(とはいえ私の意見としては、多かれ少なかれみんなある程度はマイルド有害顕性遺伝子もってたりするだろうので、もしそういうマイルド有害顕性遺伝子(を持つ少し調子悪いだけの人々)を全部"断種"していこうみたいになるのは全く"有効"ではない(キリがない)ようにも思うし、一方で、強い有害性を持つ顕性遺伝子はそもそも集団内で拡がりにくい(からわざわざ断種によって拡大を防ぐ意味が乏しい)ので、その意味では顕性有害遺伝子への断種政策もやっぱり全く"有効"でないのでは、とも思う次第です)

(3) 平均への回帰について

これはどちらかというと(少なくとも「平均への回帰」という概念自体については)元増田の方が誤解していて、元元増田の方が正しいように思いましたが、元元増田の「正規分布」を持ち出す説明にも確かにちょっとピンと来ないところがありました。

私としては、cartman0さんの元増田ブコメでの以下の指摘が一番適切と感じました:

この増田も平均への回帰勘違いしてない?遺伝関係なくランダム要素で親の身長が高い低いケースが根本で、次の子はそのランダム要素がならされて全体集団の平均へ回帰する。そのケースを考えると優生学効果はない

追記1:補足すると、現象としての「平均への回帰」の原因としては、(1)ランダム要因(形質のランダムな上振れ/下振れ)に起因するものと、(2)極端な同類交配等が生じていない限り、極端な形質を持つ個体の配偶相手は(極端な個体よりも確率的に)平均的であることによるものであると私は理解している。どちらも、極端な形質が進化しにくい/させにくいことの理由となる。尚、もしかしたら「平均への回帰概念理解はいくつかの幅があり、異なる概念理解の仕方がありうるかもしれません。】

追記2:優生学同類交配前提でしょ、というのはその通り。ただし、ある個体もつ"極端に良い形質"が希釈化(平均化)されないような、「"良さの方向"がバッチリ合う配偶相手」を選ぶのは現実には簡単ではない、という話でもあります。名馬✕名馬が必ずしも名馬を生むわけではない、みたいな話の説明の一つとして捉えていただければと】

追記3:もちろん外部との交配が自由に行われていない隔離集団に対して強い淘汰圧継続的にかけつづければ平均値自体も変化します。「平均値への回帰」はなかなか思ったとおりに育種できない要因としてはこういうものがありますよ、という話です】

(4) 多遺伝子型について

ここは元元増田が出した事例とレトリック議論ちょっと胡乱なところがあって、元増田ツッコミたくなる気持ち理解できるところです。まあでも多遺伝子型の形質に淘汰かけたときどうなるかはよう分からん、という元元増田のメインの主張はまあそうかなと思いました。

その一方で元増田

優生思想ダメなのは科学的に間違ってるから」でも「有効じゃないから」でもないんだよ。優生論の生物学遺伝学的手法有効なのは動植物繁殖で既に実証されてるから元増田優生学とは何かをそもそも理解していないのは確かだが、おまえの言ってることもほぼすべて間違ってる。

の部分については、「優生論の生物学遺伝学的手法有効なのは動植物繁殖で既に実証されてる」と言っても、動植物育種レベル苛烈淘汰圧を多くの世代にわたってかけても理想どおりの形質を得るのは簡単でないのに、数世代にわたっての「育種レベル淘汰圧」なんてかけられるわけのない人類に対して「優生論の生物学遺伝学的手法が"有効"か」と言われたら、私は全く有効でないと思います。【追記5 後から思ったので追加しておきますが、単純な話として、そもそも人類世代時間が長すぎて育種対象として向いてないというのも"有効性"を考える上ではかなり大きいかなと思いました。たとえば象(繁殖最盛期35-50齢)を育種しようと思っても人間寿命では短すぎて実際問題として難しいのと同じ話で】

ともかく、言いたいのは、元元増田を勢いでブコメDISってしまったのは本当にすいませんでした、ということです。反省します!(あとブコメ内にキラリと光る本物の識者の皆様に感謝です)

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