はてなキーワード: 体外受精とは
セックスなんてない方がいい
禁止するべき
セックスなんてやめようよ
エロはなくすべき
現実逃避するな
一切の性欲を捨てよ
いいね?
えっ、何?なんだって?
君か、話したまえ
「まずセックスってただの生殖行為じゃなくて、人間関係を深める大事な要素でもあるんや。パートナー同士が気持ち通わせて、信頼を築くための手段でもある。互いに触れ合ったり、安心感を感じたりすることで、心のつながりが強まっていくんやで。
あと、性欲って自然な感情やから、それを無理に抑え込もうとすると逆にストレス溜まったり、変にこじれてしまうこともある。むしろ、健全に発散した方がメンタル的にも健康やし、無理に抑え込む方が人間にとって自然じゃないんちゃうかなって思う。
そもそも性欲って人間の本能の一部やし、それを無くしたり禁止したりするのは無理があると思う」
正論をいうな!
私は正論が大嫌いだ!!
うわわわーーーーん!!!!!
内容確認段階では最後まで表示されるのに、実際に投稿されたものは途中で切れている謎…。
こんなにコメント貰えるなんて思っていなかったし、実際参考になったって人がいたのは本当に良かった。
ツッコミを入れてくださる人たちについては「全くその通りで申し開きもございません、至らぬ夫で申し訳ない」という感情です。
ともあれ、以下、続きです。
少なくとも東京都では、不妊治療に際して先進医療分の補助金が存在する。
補助金は不妊治療の「周期(採卵→着床→妊娠判定のサイクル)」ごとに支払われる。
補助額はかかった費用の最大7割(上限あり)。
更に、我々の住む市区町村では、東京都の助成上限を超えた際に適用可能な助成金もあった。
こういった制度が自治体にあるなら、先進医療はガンガン使って問題ない。
ちなみに、我々は上記10万円(受給額はその7割)でも補助金の上限額を全く使い切れていない。
また、各種保険・制度で直接のカバーはできなくとも、国保・社保には医療費の自己負担上限額が設定されているので、私は精子の採取手術について、後から詐欺じゃない本物の還付金(微々たるものだが)が受け取れた。
もちろんレターパックではない。
年間の医療費が10万円を超えたら、年末調整で控除にも使える。
これら保険や制度を適用することで、先進医療を含めてもだいぶ現実的な値段に見えてきたんじゃないかと思う。
勿論、決して「安い!不妊治療まじコスパいいわ!」と言えるような額ではないけれど、ビビるような金額でもないのだ。
妻については、その後出産時の「帝王切開+入院」でも民間の保険金が下りたので、不妊治療開始から出産まで含めたトータルの収支は最終的にトントンか黒字になった様子。
出産時には国から一時金(執筆時は50万円)が出るし、妊婦検診のクーポンも配られるので、「妊娠さえしてしまえば」国と自治体の保護は「思っているよりは」手厚い印象。
「タイムリミットまでやってダメだったら素直に諦める」覚悟を決めて臨んだとはいえ、やはり大小様々な要因で時間は食われるので、焦る。
この焦りが地味に厄介だった。
我々のケースでいえば、
(そもそも年齢により、一度に採卵できる数が少ない)
といった理由で、次の生理周期まで待たなければならないケースが発生した。
次の生理周期を待つということは、丸一か月間、妊活サプリ(葉酸とコエンザイムQ10が大事らしい)飲む以外の行動が何もできないということ。
当初、「年間の保険適用回数は3回(採卵→受精→着床のセットを1回と換算)」という説明に「少ない…ということは妻のタイムリミットまでに試行回数が6回くらいしかないということか?!」と思っていたけど、なんだかんだ若くても年間6回フルにやれる人は多くないんじゃないかと思えてきた。
特に40代の場合、妊娠成功率が10%程度な中、試行可能回数が6~9回…これは随分と排出率の悪いガチャだな…と思う。
つくづく、我々は割と運がいい方だったんだと思っている。
ここまでやった感想としては、誤解を恐れずに書くと「子供が欲しいなら顕微授精が一番いい」と感じている。
・人の手で卵子の中に直接精子を入れて確実に受精させ、成長した卵子のみを保存
これら、妊娠の確率を上げるための非常にストレートで堅実な対策が全て取られている。
前述したように、40代の我々では卵子がちゃんと受精する率がそもそも20%なのだ。
プラス、ちゃんと着床する率も考えると、自然妊娠やタイミング法ではまず妊娠に至らなかったと思う。
どれもこれも、自然妊娠ではできないことだし、「ここまでやって妊娠できないならもう何をやってもダメだ」と逆に諦めがつく。
気持ちの面で、よほど自然妊娠にこだわりがないのであれば、下手にタイミング法などに手を出すよりは、初めから顕微授精に全力投球した方が妊娠確率も高く、最終的な母体への負荷や、2人の精神的ストレスも低いんじゃないかと感じた。
このエントリを書くに当たってタイミング法を調べたが、私は率直に「精神の消耗激しそうでやりたくない…」と思ってしまった。
「知識を詰めてから…」「まずはお互い、精子と卵子の検査をしっかりしてから…」「最初はお金のかからない方法で…」なんてしてると、ズルズルと時間とお金を浪費し、タイムリミット(何度も書くけど保険適用は43歳になる前日まで)が近くなる。
年齢が高くなると、年間で保険適用できる体外受精の試行回数自体も減る(6回→3回)。
「徐々にグレードアップ」は本当に良いことがない。
運が良ければ安く済むかもしれないが、ダメだったときの精神的負荷が高すぎる。
そんな中、二人で決心して一気に走り出せば、治療の過程で必ずお互い検査が入り、何か異常があるなら炙り出されるから、それから考えればいい。
でないと、私の男性不妊に気づかないまま情報に踊らされてタイムリミットを迎えていた可能性だってあるのだ。
実際そんなこと言われたことないけど、保守的な人が言いそうなことに先回りしておくと、こちとら自分の子供が卵子の時から写真があるのだ。
いつか子供が成長した時、卵子の頃の写真を見せたいと思っている。
(嫌がるかもしれないが
ここまで読んでくれてありがとう。
私も同じく夫が精神疾患になり働けなくなって私が働いてる。夫は私の扶養に入り専業主夫となっている。
増田は2回も昇進しててすごい。私は嘱託社員でまだ正社員目指して頑張ってる。
夫は障害年金2級を得ているので、ギリギリなんとかなっている。
うちは増田と違って子供はまだ居ないけど、相談した結果1人は作る予定で不妊治療してる。
体外受精で良い胚が多くできたので、順調に行けば子供も出来る。
義理の実家、言わないだけで私の方も私のせいで夫が病気になったと思ってるかもしれない。
たらればだけど。過去どうしてたら夫が病気にならなかったか、私に何が出来たのかはわからない。
増田はとても頑張ってる。義理のお母さんから心無いことを言われて、そんなこと言われて良いはず無い。私が義理のお母さんに「それは違う」と言いたい。
なんかもう人工的に体外受精しないと子孫残せないの生物としてのバグだろ
みんな20代のうちに子作りや子育て出来る社会にした方がいいよ
なんでこんな変な社会になったんだろ
(途中で切れてたので、続きはこっち https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )
(コメントへのかいつまんだ返信はこっち https://anond.hatelabo.jp/20241021145456 )
…と、見出しは引きの良さで付けてしまったが、我々が体験した体外受精(保険適用)、更に男性不妊という状況での妊娠・出産について、教訓の多い体験だったので、経緯をちゃんと残しておきたいと思った。
本音としては「こんな面白い体験、文字にして残しておくしかないだろ!」という面が強い。
特に、不妊治療において男性側と女性側両方を体験した事例はそんなに多くないと思う。
結果としては、精子はいたし妊娠もできたし、先日無事出産したので、めちゃくちゃ不幸な話を期待した人がいたらごめん。
この経験を書き残すことで、体外受精や高齢での不妊治療・男性不妊の現実的なところ、また費用面の不安を感じている人に、それらの不安を少しでも現実に昇華できればいいなと願う。
不安は「よく分からない」が原因の面が大きいと思っているし、そしてたぶん「思っているよりは」費用はかからない
むしろ、妻に関しては妊娠・出産に関して出ていくお金と入ってくるお金がトントンに近かったので、「最高の不妊治療を受けて実質無料で子供を作った」と言ってもいいくらい。
何より、実際やってみて我々は夫婦ともに「不妊治療やるなら体外受精(特に顕微授精)一択」と感じている。
インターネット上には不妊治療や高齢出産に対してネガティブ寄り(というか慎重論というか)の意見が多いように感じるので、たまにはポジティブ寄りな意見があってもいいんじゃないかな。
もちろん、若いうちに子供を作れたら理想ではあるけれど、40過ぎてチャレンジしたって罰が当たるようなものではないのだ。
本筋含め長いエントリだけど、興味のある人は付き合ってくれれば幸い。
※ワードとしての伝わりやすさからここまでは「体外受精」と書いたが、実際は顕微授精なので以下は「顕微授精」統一で書いていく
=====
詳細は後述するが、夫婦(私は40、妻は41)で不妊治療を始め、最初から体外受精、それも顕微受精(精子と卵子を別個に採取し、人工的に受精、培養させる方法)を選択した。
顕微受精となると、一度の採卵で母体から何個も卵子を取り出す(別途採取した精子と受精させ、ちゃんと分裂始まった卵子のみを冷凍ストックする)ので、排卵誘発剤の自宅注射を2日に1度くらいのペースですることになる。
「Falloutみたいだ!」「今日もヤク入れるよ!」と二人で笑いながら自宅で注射をしていた。
(Falloutのスティムパックのように、針を腹に刺して薬剤を注入する方式なのだ)
採卵日間近になると、今度は貯まった卵子が出てこないよう、点鼻薬による排卵抑制剤の投与が始まる。
妻は前日22時以降禁食、当日朝は水しか飲めない。
妻は座薬(痛み止め)を入れ、施術着に着替え、採卵の待機を…といったところで、私に医院から呼び出しがかかる。
一抹の不安を感じつつ、再度提出。
どうやら、精液の中に私の精子が一切出ていないらしい。
「少ない」とか「元気がない」なら年齢的に覚悟していたが、掛け値なしのゼロとなるとショック度が違う。
医院の先生が、ちょっと歯切れの悪い、バツが悪そうな言い方をしていたのが印象に残っている。
ということで、ここまで妻が色々頑張ってくれた経緯は全て無駄となり、その日の採卵は中止となる。
先生曰く、「ウチではこれが一時的なものか先天的なものか判断ができない」と。
通っていたところの系列医院なら男性不妊も対応できるというので、その日のうちに速攻で仮予約の連絡を入れた。
ただ、その日は土曜日。
この2日間はなんだかすごく長かった気がする。
恥ずかしながら、今まで「自分の精子が出ていない」ということを疑う機会・症状などなかったので、かなり頭が混乱した。
今までは、年齢とか仕事とかお互いのストレスとか、子供を作らない(作れない)原因は色々あると思っていたのが、不妊治療を始めて一気に100 : 0になってしまったのだ。
精子が出ないなら出ないでいい。
そもそもが高齢だし、もう子供ができる可能性がゼロならば、それはそれで諦めがつくのだ。
ただ、何もかもハッキリしないのがひたすら怖い。
月曜に医院からの返信が来たときは、まだ何も始まっていないのにすごく安心した。
学生時代(大学が女子9割の学部だった)を思い出し、懐かしいと思うなどする。
先生は後述する「この医院らしい」先生で、現実的なことを淡々と包み隠さず話してくれ、安心感があった。
1 : 主な一つは精子の通り道が何らかの原因(性病や各種炎症の後遺症など)で詰まる機能不妊
2 : 主なもう一つは先天的に睾丸の機能が弱く、精子の作成能力が低い遺伝的な不妊
3 : あとはストレスやホルモン異常による一時的な精子減少などなど
2~3週かけて何度か採精し、毎度精子ゼロだったため、3の可能性はほぼなくなった。
ということは、可能性は1か2。
併せて行ったエコー診断や採血、染色体検査を見て、先生的には「データと診断の限りはどこを見ても健康体で、健康な精子がいる可能性が高い」とのこと。
染色体に異常がないので、精子が採れた場合、障がい児が生まれる可能性も下がるらしい(結果を聞いて、思っていたより安心感強かったので、子を望む人は染色体検査やった方がいいと思う。
そして、この「おそらくいるであろう精子」を取り出すには、手術の必要がある。
つまり、「睾丸を開いてみないと実際いるかどうか分からない(開いてから取り出す方法を決める)」ということだ。
ちなみに、症状が1なら高確率で妊娠可能精子が採れ、2だったら30%とからしい。
まさか人生初の手術が「精子を取り出す」になるとは思わなかった。
前日は22時以降禁食、当日も朝から厳密な制限を経て、朝早くから通院。
次の瞬間に手術が終わっていた。
ビックリするくらいあっけない。
ソ連のSF映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」を思い出した。
(分かる人だけ感覚を分かってほしい
結果からすると、精子はいたし(前述の状態でいう1)、数値を見る限り年齢なりの衰えはあるっぽいが、先生曰く「健康な精子いっぱい採れました」とのことなので、顕微受精に支障が出るようなものではないようだった。
もし使い切ったら、もう一度同じ手術をすることになる。
(ちなみに、冷凍精子は原則として婚姻関係又は事実婚の相手にしか使えない)
ちなみに、切開したのは1~2cmほど。
いわゆる「金的を蹴られたような痛み」が、その後1週間は続いたことも記しておく。
結構痛くて寝るのに支障があった。
事前に「まあほぼほぼ大丈夫でしょう」と言われていたので、喜びや安堵はそこまで大きいものでもなかったが、「ハードルを1つ越えた」実感があった。
術後、なんとなく興味本位で「精子を取り出す」以外の選択肢(例えば元のように精子が精液に混ざって出てくるようになる術とか)があるのか聞いてみた。
先生曰く「かつては詰まった精子の管をバイパスする手術があった」らしい。
ただ、術式的に「精子だけ取り出す」より難易度が高く、ニーズも低いため今は殆ど行われていないとのこと。
まあ、精子が再度出るようになって得するケースは確かに少なそうだと思った。
改めて我々のスペックは以下の感じ。
不妊治療の保険適用は43歳(になる前日)までなのと、私の本厄を目の前にしての治療開始なのが、なかなかヘヴィなところ。
現代で似たような年齢・タイミングで高齢出産を考える人は結構多いんじゃないか。
前述のとおり精子は手術で取り出して凍結済。
そこからのざっくり経緯としては、
・生理周期に合わせての採卵2回(男性不妊発覚で中止した回は除外)
・着床試行回数1回
最終的に採れた卵子が2回合わせて10個くらい(中止した初回を入れれば15くらい?
若い人は1回に20~30個採れる人もいるらしいので、ここはやはり年齢が出るところなのかもしれない。
ちなみに1回目の採卵で採った卵子は全滅(受精させても細胞分裂が始まらなかった。
単純計算で妊娠に適した卵子が出る確率が40%、妊娠まで到達した卵子が20%。
これを自然妊娠(タイミング法含む)でやろうとしたら更に確率が下がるのは想像に難くないので、この時点で既に、我々の年齢で自然妊娠は相当に難易度が高いというのが分かる。
そもそも、「卵子に精子を注射針で直接ぶち込む」という超・直接的な手法をもってしても妊娠に至らないケースがあるんだと驚いた(成功率は我々で50%。
とはいえ、そんな状況でも通院開始から男性不妊の治療を経て、妊娠判定まで半年ちょっとなので、我々は総合的に比較的運がいい方だったんだとは自覚している。
妊娠判定時で妻42歳、私は41歳になる直前。
後から考えると、
・病院選び
あたりが妊娠成功率を上げるポイントなんだと思ったので、それぞれの感想とか以下に書いていく。
勿論だけど、顕微受精は採卵時の母体への負荷があるので、母体が許すなら、という条件は付くが、何度も書くけど我々は「それでも顕微授精が最も良い」と感じている。
また、後述するが「思っているよりは」お金はかからない(金額について知りたい人は飛ばしてほしい。
なんとなくぼんやり「子供欲しいよね」くらいの気持ちで、不妊治療が保険適用になったことだし、そろそろ…と思いつつ、不妊治療自体には少し二の足を踏む。
…と、これ自体は我々含めよくあるケースだと思うけれど、やってみて分かる二の足を踏むには事情がある。
みんな実際ちょっとGoogleマップとかで「不妊治療」で調べてみてほしい。
我々の場合(都内在住)、一番近所の不妊治療クリニックが「魂のこもった~」とかなんかラーメン屋みたいなこと書いてあり、この時点で結構キツい。
それ以外も「不妊治療専門の鍼灸院」というよく分からないトコがあったり、口コミで医師への愚痴が延々書いてあったり、「子供」というある種神聖なものを取り扱うからか、とにかく情報のノイズが多い!しかも口コミでみんな専門用語使うから、ふわっと興味で調べてみた勢は口コミ勢の知識マウントでだいぶ気持ちが挫かれる(それだけみんな真剣なんだとは理解するが。
そのうえ、病院ではよくあることだけど、どこも口コミ評価が1か5に完全に二分している。
特に不妊治療ともなれば、子供ができたら高評価になるだろうし、できなかったら低評価になるだろうことそれ自体は分かるが、手探りでこれら情報のノイズを潜り抜けて「ここにしよう」と思える場所を決められる人はそんなにいないんじゃないか。
私の場合は、調べ始めた一発目が明らかに相性悪めな「魂のこもった」ラーメン医院だったので、だいぶ「これは大変だ…」と思ったのをよく覚えている。
そんな折、知人女性とたまたまXで話してお茶することになり、話の流れで不妊治療の話題になった(相手は顕微受精で子供を産んでいる。
曰く、
実際に転院をしている人の意見は心強い。
この知人はハッキリとデータで話す人を好むタイプなので、そんな人が「自分に合っている」と感じた医院なら、前述のラーメン医院みたいな要素が薄そうでいいな、と思い、後日妻と相談の上、同じ医院を受診。
なんだかすごいエレガントな門構えの高級感ある医院だった。
少し遠いので、私が毎回車で送迎することにした。
結果から言うと、我々が選択した医院は目的への最短経路を選ぶ傾向があって良いと思った。
初診時の説明は、ふんわりとした要約ではあるが、
「あなたたち、その年齢で顕微授精以外の選択肢があると思ってるの?」
当初、顕微受精を大前提とした説明が始まったので、「我々は知識がない、他の方法はどんなのがあるのか?」と割り込んで質問したところで、↑の回答。
一応他の方法も形だけの説明はしてくれたが、提示されたデータからは、現実的に「顕微受精(保険適用)+随時先進医療」以外の選択肢がなさそうなのは明らかだった(結果として、それが一番二人のストレスが少なく、かつ費用的に安くなりそうだとも。
「成功率の高い妊娠を最速且つ確実にさせる」「その際、女性のキャリアを極力邪魔しない」ことを是としたような医院で、さすが都心、オフィス街ど真ん中にある医院だと思う。
加えて、医院の「ウチは高いですよ」オーラによるのか、客層がいい(こういう書き方をすると角が立つとは承知しているが。
客側に理解力があるので、ギスギスもしていないし、医師も相手が咀嚼できることを前提にハッキリ説明してくれる。
年齢による態度の変化もないし、100%の確約もしないし、変な励ましも空約束もしない(確率の低いことは隠さず低いと言ってくれる。
予約した時間に行ったら、30分以内には何がしかのアクション(診察・採血等)が起こる。
私見にはなるが、この医院は「魂」とか「寄り添う」とかやらなかった。
目の前の患者に対して「結果」への最短距離をデータ準拠で提示する。
人によっては冷淡に映るかもしれないが、我々にとっては初診の時点で「もうここしかないな」と思わせるには十分な明快さだった。
結果として、初診時に顕微受精以外の選択肢を閉じてくれたことで、男性不妊の発覚も早かったとも言える。
ざっくりと妊娠成立までにかかった費用(窓口で支払った費用のみ、交通費など諸経費は入れない)については、
男性不妊治療 : 合計10万円ちょっと(実は男性不妊手術も保険適用)
顕微受精(採卵3回、着床1回) : 50万円くらい
これだけ見ると高いと感じるかもしれないが、ちょっと待って欲しい。
これはあくまで国保・社保のみ適用した場合の金額(自己負担3割+自費治療 + 先進医療)で、実際は様々な要因でここからお金が返ってくる。
まず、上記の内、妻の先進医療分約10万円が、東京都の助成金で7割補填される(上限額あり。
また、我々のケースでは使えなかったが、東京都の助成の上限額を超えた場合は、市区町村の助成金が出るケースもある。
さらに、民間の医療保険で不妊治療(正確には先進医療+日帰り手術)をカバーしているものがあり、それを適用することで妻は30万円くらい保険金が入ったようだ。
私の最終的な負担額は5~6万円程度(民間医療保険+国保の上限制度で多少補填された。
こう考えると、まあまあお金持ちでなくても払えなくはない額に収まっていると思う。
ただ、重ねて書くが、これは我々が比較的運がいい方だったからの金額だ。
もし受精卵のストックが切れるまで着床を試してダメだったら、また採卵→受精→着床のサイクルが始まり、上記の女性側の金額が単純に倍になる。
予期せぬトラブル、流産が起きないとも限らないし、民間医療保険の審査が通らないことだってあるだろう。
治療中の気持ちとしては、最終的に自己負担分50~100万円くらいまでは使う覚悟をしていたし、実際そのくらいの覚悟で臨むのが適正だと思う。
(続き→ https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )
少なくとも東京都
ツイッターでもブログでも、ちょっと検索すれば不妊治療に対する愚痴が出てきて、病院に対して文句あるなら転院すればいいじゃん、と通う前までは思ってた。
でも実際に通ってみて分かった。不妊治療を専門に扱っている病院って、本当に本当に少ない。
街で見かける産婦人科でも不妊治療って扱ってるでしょ、って思うじゃないですか。私もそう思っていた。でも、ああいった病院で行っている治療や指導は、排卵誘発剤の処方とか、タイミングの指導とか、あと一押しすれば妊娠できる人向けの場合が多くて、不育症や男性不妊(泌尿器科)、体外受精までを専門に行う産婦人科はほとんどない。というか男性の泌尿器科を見られる&婦人系の疾患の両方を扱っているのが不妊治療のクリニックだから、産科とは別のことが多い印象だ(当然すべてがそうという話ではない)
私はたまたま数年前に結婚を機に地方の中核市に移り住んで、たまたま上記の街の産婦人科で不妊治療をはじめた時期に、不妊治療専門の病院が車で20分の範囲に運よく出来たんだけど、それまでは体外受精などの不妊治療を受けたい場合は、隣県まで新幹線で通うか、あるいは大学病院の週に一度の午後だけの枠に予約をどうにかねじこむしかなかったらしい。
運よく専門のクリニックが自力で通える範囲にできたものの、今度は予約も一苦労だ。隣県であるA県とB県には不妊に関する専門クリニックがあるが、隣県CとDには不妊に関する専門クリニックがない。
すると予想できることだが、予約枠の取り合いだ。そして完全予約制の病院だというのに、毎回毎回激コミなのだ。予約時間から1時間待ちならまだいい方で、3時間待ちも当然のようにある。
産科が一緒の病院ならわかる。急に患者さんが産気づいて……!とかあったらもちろんそっちを優先して欲しい。でも私が通っているここは不妊治療専門の病院なのだ。ディズニーランドより待たされるこの時間is何?予約の意味とは?
あと私が通っている病院だけの可能性もあるが、案内とスケジュールの要領が悪い。
例えば1回目の通院では現状の不妊と思われる理由の説明と、薬の処方。次回検査の予約日を決めるので、と案内される。
2回目の通院で「生理2日目から5日目以内にお越しくださいと言われませんでした?」と言われるが、そんな案内はされていない。この日も当然3時間待ち。そもそも次回の予約はネットでするよう案内されたのだが、ネットの予約は埋まりすぎていて生理のタイミングとあわないと言うと「改めて電話で予約ください」との回答。不妊治療は、生理前・後、排卵前・後、でそれぞれ検査やら治療やらが異なるため患者も医者もそれに振り回されまくる。
ああ、この3時間待ちは生理だったり排卵日だったりでネット予約に+αされるせいでみちみちに混みあっているのか……とひとまず納得(納得しても、毎回3時間待ちはキツい)
3回目の通院でようやく検査が受けられる……と思ったが、この日も「検査の予約日を決める」だけで、結局検査は受けられず。これ私がここに来る意味と3時間待つ意味ってあるか? 検査の日も予約がミチミチで「〇日の×時、あるいは△日の□時のどちらかでお願いします」。
疲れながら診察室で検査に関する説明を読むと「健康診断などでバリウムを飲んだ場合、検査は一か月後になります」の一文。
……ん?
「すみません、健康診断で数日前にバリウムを飲んだんですが……」
早く……早く言って……!!(この3時間待ち本当に意味なかったじゃん……)
私は医療については門外漢の、ただの腫瘍持ちの一患者なんだけど、不妊治療クリニック、本当に毎回こんな調子なので疲れます。忙しいんだろうけど。患者ひとりひとりにそんな気を回してなんかいられないんだろうけど。
終始こんな調子のに、医者からは「なんで結婚から〇年も経ったのに、子どもができないことを疑問に思わなかったのか?」
「あなたは〇〇歳で若くはない。いつ治療のステップアップを決めるか、時間は待ってくれないよ」
などと言われ、いや……いや……確かに私ものんびりしていたのかもしれないけど……でも腑に落ちなさ過ぎるが……!?
でも転院できる病院の選択肢が無い。結局新幹線で隣県に通うなら、3時間待つ方がまだお金も時間もかからない。
少子化の理由のひとつって、不妊治療専門クリニックの少なさじゃないかな~と思っている。いくら国が個人に対して補助金出すよ!と言っても、これじゃ通院の時点で挫折してしまう、特に夜勤があるシフト業務の方は更に通院の難易度は上がるだろう。
東京などの都会なら、クリニック自体の数はあるみたいだけど、今度は人口(治療を受けたい患者)と、病院のキャパの兼ね合い、それと通える範囲があるので、そこまでクリニックの選択肢が多い訳でもない、と聞きそれもそうだな~と。
話は反れるが、子持ちの方の「子どもを病院に連れていけないなんてひどい!二人目が欲しいのに!」に対して、子待ちの「不妊専門クリニックは基本一人目も授かれない人間が来る場所なんだよ!」といった反論を見かけるたび、まあどっちもどっちでは……と以前の私は思っていたが、今は平気で三時間待ちさせられる娯楽の無い施設に子どもを連れてくるのは子どもがかわいそうだろ……と思っている。その間、誰が子の面倒を見るんだ問題もあるが、託児所とか、あるいは子どもは保育園に通わせ、自分は仕事を休んで通うしかないのではなかろうか。
病院、赤ちゃんと出会えますように♪みたいなキラキラ感とか本当に皆無だよ。狭い待合室で数時間たくたになりながら待って、みんな受付番号を呼ばれるのを疲れた目で眺めてたり、会社に遅刻の電話をかけたりしている。
不妊治療という言葉の認知度の上昇や、個人への補助金、保険の適応など、世間は少しずつ良い方向に向かっているとは思う。だが、専門医が足りていないことはかなり強く感じる。仮に妊娠できたとしても、希望する無痛分娩を受けられる病院もほとんど無い。
地方の医師不足が問題視されているが、どうにか不妊治療および出産周りの医師や医院についての問題も今後改善されて欲しい。真面目に。
全社的な出社10~40%要求と、割と自由な上司と、割と自由な同僚と、PJの狭間で勉強ぐらいしかすることがない社会人にあるまじき暇さが重なり、
のびのびと不妊治療に取り組めている。でも内心は不安でヨロヨロだ。
現在、採卵周期で3日に1回ぐらい受診している。採血と結果待ちもあり、毎回2-3時間ほど拘束される。待合でちょろちょろとテレワークをしている。
今日は思ったほど卵胞が育っておらず、また数日後に受診の運びとなった。PCOS気味なのである。
こんな風に、予定は立たないわ、内臓の位置の問題で内診が痛くてぐったりするわ、薬の副作用でもぐったりするわ、仕事が忙しかったら使い物にならないし、どちらかが無理だったかもしれない。
でも挙児は選ぶことができないから、働き続ける。キャリアを途絶えさせたら、二度とここに戻ってこれないだろうし。それに、不妊治療は保険適用になったけど、やっぱりお金が掛かるからインカムは重要だ。
今後採卵と移植でも数万円ずつ、さらに先進医療を使う予定で、それに10万円以上の支払いが確定している。
2、3ヶ月、限度いっぱい、またはそれに近い治療費+先進医療費が掛かったら、なかなかの経済負担だ。
経済基盤が怪しかったらちょっと選択が難しそうだ。片働きでは負担感はさらに増すだろう。
しかし私の労働環境はかなり恵まれている方のはずなので、多くの治療中の女性や家族は精神的にも金銭的にももっと苦しい思いをしているのではないだろうか。
民間保険で色々カバーできるが、加入からある程度の年月が経過するまでは不妊治療は免責だったりするので気を付けたい。
今日の日本では、挙児希望カップルの10-15%が不妊に悩んでいるらしい。
2022年に出生した子供の1割は体外受精経由で、総数77k人だったそうだ。
その割合からすると、挙児希望カップルの不妊率はもっと高いはずじゃなかろうか。前に示したように治療のハードルは依然低いとは言えないし、体外受精以前の不妊治療もあるし、それになにより授かれない人もいるのだから。
全員がぽろっと授かれたら出生数は万単位で増えるのかな。
キャベツ畑でとれたらいいのにな。
不妊治療といってもまだ人工授精を数回しただけだから、ちゃんと頑張ってる人に比べたら全然だけど、体外受精以上のことしてまで子ども産みたくない。
夫は「できれば子どもが欲しい、無理のない範囲で妊活をしてほしい」というスタンス。
私も、表面的には「絶対に欲しいわけではないけど授かったら産み育てたいし、不妊治療もひとまずやってみる」という態度でいた。
でも本心では、産みたくない。
元々私は反出生主義的な価値観を持ってて、こんなクソみたいな世の中にわざわざ新しい命を送り出すことに抵抗がある。
生まれてこなければ、確かに楽しいことは経験できないけど、苦しいことも経験せずに済む。そして、人生には楽しいことより苦しいことのほうがずっと多いし、基本苦しい人生をわずかな楽しみだけをご褒美に死ぬまで続けるなんて絶対割に合わない。
とはいえ、こういう話は「世の中をクソと思うかどうか、人生が楽しいか苦しいか、生まれてきてよかったと思うか否かは、すべて生まれてきた子が決めることなんだから、お前の勝手なエゴを言い訳にするな」と言われればそれまでだ。
私は発達障害と双極症持ちのいわゆるメンヘラ枠で、自分の子どもを産めば少なくとも発達障害は確実に遺伝する。年齢も若くないので、その他の疾患や障害のリスクもあると思う。
心身ともに健康な人が心身ともに健康な子どもを授かってさえ、妊娠→出産→育児はすごく大変だと聞くのに、生きるのに向いてない私が「育てづらい」子を無事に育てられるわけがないと思ってしまう。
最低でも自分自身の精神状態は間違いなく悪化するし、子どもを虐待する確率も高い。最悪、自分か子どもかその両方を殺すかもしれない。
夫は「産んでみたら意外となんとかなるものだよ」と言うし、ひょっとしたらそうかもしれない。
でも、自然に授かるならともかく、わざわざ心身+経済的な負担がかかる不妊治療をしてまで、そんなリスクを取りたくない。
いつか、もっと私の心身が安定して、子どもを育てるだけの余裕ができたら、里親制度を利用するのもありだと思っている。
自分で新しい命を作るのには抵抗があるが、生まれてきてしまった子どもの幸せを支えることは意義深いと思うからだ。
もっとも、夫は「血のつながってない子どもはいらない」というかもしれない。その気持ちはわかるし、夫婦二人だけで生きていくのも、私としては大歓迎だ。
我が家も2人目の不妊治療で何度も流産を繰り返した結果、自然妊娠しました。5年、400万くらい突っ込みました。
その昔、ある人に、猿になれば子供は出来る!と言われたことがずっと引っかかってます。つまり、あんなに苦しい妊活の前に、妊娠するまで狂ったようにsexすれば、夫婦仲ももっと良くなり、それで子供も出来たんじゃないかと。
なんか、当初からタイミングを意識してsexしてて、不妊治療が進み体外受精、顕微授精と進むにつれて射精が作業になってしまってました。
もっとタイミングを考える余裕もないくらいにsexすれば良かったなーと。結果、自然妊娠だったんだから、トライの数が少なかっただけなのかなって。
共働きなら尚更で恋愛感情みたいなシミッタレた理想は男も女も全部オナニーと趣味で解消しろ。
キスやセックス出来る相手ではなく、家族としてその人と同じ屋根の下で暮らすことが許容できるか否かで考える。
これからお互いが病気になったり、親を看取ったり、子を育てていく時に協力していく相手だ。
その人と家族になれるか?この一点に尽きる。
だから全く恋愛対象ではなくとも、仕事でも学校でも趣味でも何でもいいから腐れ縁で何年も付き合いがある異性と結婚するのが一番いい。
理由は単純で相手の良い所も嫌な所も経済力もお互いほとんど知っているから。
世間体があるから言わないだけで、本当はセックスレスになってからの方が上手くいってる夫婦は沢山いる。
夫婦の寝室が別々で、子供が小さいうちは交代で子どもと寝るような家庭はすごく夫婦仲がいい。
どうせずっと1人でいてもオナニーばかりしている生活を繰り返すだけなんだから、複数人で過ごしたほうが絶対いい。
石丸の試験管ベイビーがトレンド入りしてるが、ようやくいい流れが日本みたいな後進国にも出てきたなと思うよ
体外受精なら今でもやってるとか言ってるアホが沸いてるが、一方の人体に負担を負わせる方法そのものが人権侵害である本来なら忌避されるべきだ
今はまだ母体を介さずに人体の生成ができないから、まだ女性の身体は道具として必要とされているけど、これは早々に人類が解決しなければならない課題の一つであることは間違いない
今はまだSF染みていても、試験管ベイビーという選択肢もあるのだという意識が芽生えて、それを実現していこうという気運が高まっていくことを願わずにはいられないな
そうなんだ
TPOの概念や衝動性の制御能力について云々はともかく、正直なんだなって思うが、
YouTubeなどで臭そうとか虫歯が有りそうとか書くヤツって
あとこれだな
性依存性以外は、そのままで誰とでもセックスできるわけじゃなくて、
脱毛したり臭いに気をつけたりシチュエーションに気をつけたり涙ぐましい努力してますやん
そこまでして子作り以外のセックスする必要あるか?だが (体外受精出来るのでなんならセックス自体する必要あるか?)
実際くだらないからじゃないの?くだらないだけならともかく、
恋愛とかいうセックスしたいを美化する世界観がわからん。やはり対人性愛は滅ぼそうって気持ちにしかならない
もしくは『性欲をコントロールする気がない族』ってラベルを作ってそのラベルの人たち同士で仲良くやってほしい
こういう人らはビジネスや趣味の集まりにもセックスを持ち込みがちだからな
少しづつ会社での恋愛は御法度って流れになってよかったって思うわ
教育者なら性や若さを売らずまともにお金稼ぐように教えるのはウルトラ正しい
雑に性欲で括っているのものがそもそも生物において性欲に分類されていない
体外受精を行えば良い
「大人同士で同意があればセックスしても誰も傷つけない」と主張する人もいますが、それは間違いです。
現実には大学生や新入社員など、20代前半の女性が酒やドラッグで酩酊させられ、「同意」を捏造するという性犯罪の手口が横行しています。
大人同士であろうが、同意があろうが、「生きた人格のある人間を相手にセックスしてもよい」という狂った倫理観を肯定すること自体が性犯罪の蔓延に奉仕しているのです。
新卒で入ったシステム関係の会社で妻と出会う。付き合いだして半年、会社員3年目お互い仕事が嫌になって、二人で仕事辞めてお互いの実家に戻る。
妻もすぐ仕事見つける。
俺が入った会社、一緒に働いてた人も含めて、レベルが低すぎて速攻で作成したサイトが炎上、会社辞める。
俺3社目の会社に入る。
妻子どもを欲しがる。俺は教育費がないから妻に300万貯めてくれたらとお願いする。
妻300万貯める。
子どもがなかなかできない。
その頃出張多め。月曜に出かけて金曜とか土曜に帰ってくる。その間妻はワンオペで子育て。妻明らかに育児ノイローゼ、会社辞めてって言われる。
子育てで妻との仲が険悪になる。
先物に手を出して500万失う。妻には何も言ってない。先物あきらめて株と投信だけにする。
コロナが来て、株の含み益が1000万超える。
44歳で家買う。住宅ローン79歳まで。月77,000円
今、子供小6、小3。休日も遊んでとか言わなくなる。子育て終わった感。あとは住宅ローン返して教育費稼ぐだけ。
妻はどうか分からないが、俺は今のところ悪くなかったと思ってる。
下記の増田だけど、あれから1年経つのにびっくりして、何となく日記として残す。
https://anond.hatelabo.jp/20230529151106
上記、ph.D彼とは、私が振られる形で2023年8月に別れた。
付き合い始めた彼は、東京一工の院卒で、学歴、身長175以上、年収1千万越えで、お顔もタイプで、申し分ない。けど、未練タラタラ。
ph.D彼との結婚が無理だから現実みて、私の事好きって言ってくれる男性となら結婚していいかなとから贅沢なことを考えてる。
私はもうすぐピー歳になる。
いつになったら結婚できるのか。
というか、好きな人に巡り会えず、巡り会えたとしても結婚できないのなら、せめて1人で子どもを産み育てたい。
子どもを産み育てるためには無理やり誰かを好きになって結婚しないといけないのもしんどくない?
体外受精で妊娠出産してシングルマザーで子育てすることが認められたり、卵子凍結の金銭的ハードルがより低ければ、こんなに悩むことないのに
性別:女
年齢:アラサー
子なし共働き。夫は一歳上。
それでも妊娠検査薬が陽性になることは一度もなかった。
自分より後に結婚した友人、自分より歳下の知り合いに子どもが生まれる。結婚祝いのつもりで飲みに行ったら妊娠してた友人もいた。
子育てのストーリーズばかり流れてくるのが辛くてミュートする。
よっぽどブロックしようかと思ったけど、悪いのは私だ。ミュートで耐えた。
仕事で不妊治療のことを上司に相談すると「治療やめればできるよ、2人でも仲良くやってる人いるよ」と言われる。ちなみにその上司は女性で子どももいる。お前は持ってる側の人間じゃないか。同性なら分かり合えるなんて大間違いだ。その後変わった男性上司の方がよっぽど理解があった。
それなのに私は全然頑張れてない。仕事をやめないでいるのも生活のため、どれだけ病院代がかかっても耐えられるようにだ。リモートワークが中心、時間休の制度がある会社なので転職するわけにもいかない。
世の中のレスで悩んでいる夫婦には申し訳ないが、レスさえ解決すれば妊娠できる夫婦の方が、レスでもないのに妊娠できない夫婦より幾分マシだと思う。隣の芝生は青いよね。
不妊は何一ついいことがない。ライブやフェスという趣味はお金がかかり、妊娠したら控えなきゃいけないものだったので我慢した。我慢したのに半年報われなかったので、どうしても行きたいライブやフェスは直前にトレードやSNSの募集を狙った。結婚式までは避妊してたのが間違いだったのか。
ブスだから美容に金をかけたいのに、ボトックスとか避妊が必要なものが多すぎる。避妊したってしなくたって同じなレベルで妊娠せんのに、その期間避妊をするだけでさらに妊娠しづらくなるのが怖かった。太ったし急に老けた気がするし最悪だ。
お腹を冷やすなと言われるので、丈が短めのシャツでヘソだしコーデとかできなかった。デブで恥ずかしいとかはさておき。
でも菅さんにはとても感謝してる。菅さんが保険治療適用してくれなかったら、体外に進む決断はできなかった。
国も子育て政策とか言うなら、高齢者の医療費をとっとと3割負担にしてくれ。そして、不妊治療の回数制限を撤廃してほしい。そういう予算がないなら女性だけじゃなく男性の年齢も43才までに制限つけたらどうだろうか。子ども生んでほしいんやろ?確率上がるぞ多分。
最近体外受精で妊娠した。妊娠してからもホルモン剤を飲まなきゃいけないし、薬も診察も自費なので思わぬ出費だ。だが、未来に向けて希望を踏み出す出費なので、心は少し落ち着いた。まだまだ余談は許さないが、どうにか元気で健康に生まれて欲しい。