はてなキーワード: 体外受精とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a4bc7075ab428abc050f8f9393a74909fa2bd27
不妊治療で体外受精など高度な治療の開始初期にある女性の54%に軽度以上の抑うつの症状があり、20代では78%以上に抑うつ症状が見られる。そんな調査結果が先日報じられた(※)。
不妊治療を行う女性たちに強いられる精神的なストレスについてはこれまでも報じられてきたが、今回が国内初の本格的な調査であることを意外に思った人も多いのではないだろうか。少子化を国家的な問題としながらも、不妊治療を行う女性のメンタルがいかにケアされてこなかったか。それが露呈したともいえるだろう。
このようなストレスは、夫婦関係にも大きな亀裂をもたらす。文筆業をいとなむ石岡敏夫さん(仮名/48歳)は、1年ほど前、7歳下の妻・咲(さき)さん(仮名)と離婚した。理由は「不妊治療」だという。ふたりが結婚したのは石岡さんが42歳、咲さんが35歳のときだった。
※国立成育医療研究センターが体外受精などの不妊治療を始める予定の女性や始めたばかりの女性500人を対象に行なった調査。
「最初から子供をつくるつもりで結婚し、1年ほど妊活しましたが、自然妊娠せずで。検査したところ、僕の精子の数が標準より少なく、運動率も低かった。それで顕微授精に踏み切りました」
顕微授精(けんびじゅせい)とは体外受精の一種で、不妊治療の中では最も高度な医療行為であり、最もお金がかかる。女性から取り出した卵子に、男性の精子を細い針で注入。卵子が分割して受精卵になったら、胚移植(受精卵を女性の子宮に戻すこと)し、着床させるものだ。
不妊治療のなかでも特に体外受精や顕微授精は、女性側の肉体的・精神的負担が大きい。採卵の方法は「採卵針を腟から挿入して卵巣に刺し、卵胞液ごと吸引して卵胞の中の卵子を取り出す」というもの。施術前後の投薬や注射も必要だ。薬の副作用で体調が悪化することも少なくない。
頻繁に通院しなければならないことに加え、採卵日が確定するのはその数日前なので、フルタイムで仕事を持っている女性にとっては非常にハードルが高い治療法だ。咲さんも働きながらの通院だった。
「僕が率先して家事をやるなど、できるだけのケアはしたんですが、咲がこうむる施術の苦痛や体調不良、仕事へのしわ寄せは代わってやることができません。咲はイライラが激しくなり、僕によく当たるようになりました」
採卵のチャンスは月に一度。しかし投薬による副作用は仕事のパフォーマンスにも支障をきたすうえ、咲さんが多忙な時期は頻繁な通院も難しく、見送らざるをえない。かといって、時間がたてばたつほど加齢により妊娠の確率は下がっていく。焦りといらだちが咲さんの心をむしばんでいった。
何度も採卵と胚移植を試みるも、いっこうに子供を授かることができない石岡さん夫婦。咲さんの子宮内の環境があまりよくないのが理由だった。
「不妊治療をはじめて2年くらい経った頃から、僕の中では、そしておそらく咲の中でも、『もう、無理なんじゃないか?』という考えが頭をもたげるようになりました。無邪気に自然妊娠を狙っていた頃、ふたりであんなに話していた子供のことを、一切話さなくなったんです。名前は何にしようか、子供部屋を確保したらあなたの書斎はなくなるね、なんて毎晩のようにワイワイキャッキャ。そんなことをしてる暇があったら、1日でも早く不妊治療に踏み切るべきでした……」
石岡さんは後悔を口にした。
「当時は、新居近くの公園や電車内で子供が走り回っていると、『元気だね~』とか『うちの子もああなるかな、目が離せないから大変だね~』なんて微笑みながら話していたものですが、不妊治療が難航するにしたがって、ふたりとも口をつぐむようになりました。目の前を子供が走り去っていっても、“まるで子供なんか通らなかったかのように”無視するようになったんです」
3年間、300万円近くを使って断念
「くだらないことで心から笑い合うことがなくなりました。以前は、僕がワイドショーのコメンテーターのモノマネをして彼女を笑わせたり、撮りあった互いの顔写真をアプリで変顔に加工して腹がよじれるほど爆笑したりしていましたが、そういうことが一切なくなったんです。
毎年、咲の誕生日は、彼女が行ってみたい高級店を僕が予約することになっていたんですが、不妊治療2年目にどこに行きたいか聞いたら、『今年は別にいいかな。それでなくてもお金かかるし』と、テレビから視線を外さずに言われて……。何も言い返せませんでした」
やがて不妊治療をスタートして3年が経過。累計費用は300万円近くにまで達していた。石岡さん46歳、咲さん39歳。“その日”はやってくる。
「何度目かの胚移植に失敗して、咲に生理が来てしまった日のことです。“撃沈”にはもう慣れっこになっていましたが、夕食の後で僕が席を立とうとすると、咲が青白い顔で『もう、やめようか? やめていい?』と言いました。僕は『そうしよう。今までよくがんばったね、ありがとう』とねぎらいましたが、彼女は放心状態。僕はそれ以上言葉をかけられず、そっとしておきました」
数週間は何事もない日が続いた。しかし、ある日のこと。
「寝る時間になっても咲がベッドに来ないんです。おかしいと思って洗面所に行くと、彼女が小さく嗚咽していました。『おおぅ、おおぅ……』って。蛇口から水を出しっぱなしにしながら」
石岡さんが声をかけると、咲さんは洗面所の冷たい床にへたりこみ、苦しい胸の内をぶちまけた。
「視界に入るものすべてが地獄だと僕に言いました。日々報じられる芸能人の妊娠や出産ニュース。街ではしゃぎまわっている子供たち。何を見ても“何か”を思い出す、耐えられない、気が狂いそうだと……」
石岡さんが今までに見たこともないほど咲さんは取り乱し、泣きじゃくっていた。
「こうも言いました。世の中にいるすべての人間は、ひとり残らず誰かが産み落とした。なのに自分は、この人間社会の当たり前の営みに参加できない。人類の大きなサークルに入ることができない。こんな絶望ってある!? ねえ? そう詰め寄られました」
咲さんがその夜に爆発した理由は、後日判明する。1年ほど前に結婚した咲さんの従姉妹(当時33歳)に第一子が誕生したと、その日の日中に咲さんの母親から連絡があったのだ。母親からの「出産祝い、どうする?」が引き金になったようだった。
「自分がこんなにも苦労して、莫大なお金を使ったあげく、結局子供を授かれなかったのに、5つ歳下の従姉妹はいとも簡単に授かった。そのうえニコニコして出産祝いまで包まなければならないなんて……。そりゃあ、やりきれないでしょうよ」
“いる”だけで幸せなのに…
石岡さんによれば、咲さんはもともと、人をやっかんだり、罵倒したりするような人間ではなかった。しかし、その夜の咲さんは違ったという。
「彼女は吐き捨てるように言いました。どんなに頭からっぽなモデルあがりの芸能人にも、誰とでも寝ると有名だった中学時代の同級生にも、子供がいる。なのに、私にはいない。今まで下に見ていた、自分よりイタい人生だと思っていた人たちが、自分には絶対持てないものを持っている。でも私は持ってない。それが悔しいし、そういう下劣なやっかみの感情を抑えられない自分が嫌になる、と」
まるで咲さんが憑依しているかのように、感情をこめて話す石岡さん。
「“育児が大変”みたいなブログやコミックエッセイって、結局自慢でしょ? “いる”んだったら、それでもう、いいじゃない。私なんて、“いない”んだよ!? だいたい贅沢なんだよね。“いる”なら、“いる”だけで幸せじゃない。そんなちっちゃいことで文句言わないでって思う」
「妻の“生々しさ”に吐き気を催した」
これは咲さんの言葉の反芻なのか、石岡さんの気持ちの表明なのか。
「子育てブログやTwitterのママ垢には、“旦那が育児してくれない。旦那死ね。毎日が地獄”って書いてあるじゃない。でも私、思っちゃうんだよ。授かることさえできれば、ワンオペでもなんでもいい。咲はそう言いながら、洗面所の壁や床をグーで何度も叩いていました」
あんなに口汚い彼女をはじめて見ました、と石岡さんは悲しそうに言った。
「咲の裸の人間性を初めて見た気がします。いたたまれなくて、胸が張り裂けそうでした。ただ正直言えば、感情むき出しの咲に怯(ひる)んでいる僕もいて……。彼女の生々しさに、少しこう、吐き気を催したというか……」
「吐き気」という言葉に、発した石岡さん自身が怯んでいるように見えた。
気がつけば何時間も経過し、深夜3時を過ぎていた。ふたりとも翌日は仕事だったが、とても眠れるような状況ではない。
「咲は、頭の中に溜まった澱(おり)を、ひとつ残らず吐き出そうとしていました。僕に、というよりはこの世界全体に向けて」
咲さんの絶望の矛先はFacebookにも向けられた。咲さんは、学生時代の友人や職場の同僚が投稿する我が子の成長写真に、今まで律儀に“いいね!”を押し続けていたそうだ。
「もう無理、もう無理って、消え入りそうな声で言うんですよ。僕は、“いいね!”なんて押さなくてもいいじゃない。投稿を非表示にすれば……と言いかけたんですが、鋭い声で『できるわけない!』と遮(さえぎ)られました」
それは、なぜか。
「今までずっと“いいね!”を押してきた私が、突然押さなくなったら、友人や同僚たちはきっと変に思う。“何か”を、思う。それに耐えられないし、怖い。私はこれからもずっと、あの人たちの子供の写真を見て、機械のように“いいね!”を押し続けるしかない。そんなの無理だよう、無理だよう……って。子供みたいに泣きじゃくるんです」
深い溜息をついて、石岡さんは言った。
「咲が言うんですよ。これは何の罰? ねえ、何の罰?って」
「咲は言いました。私は“子供を作らない人生を選んだ意識の高い夫婦”だって思われるのが、死ぬほど嫌。できれば名札をつけて外を歩きたい。『私たち夫婦に子供がいないのは、作らないからではなく、できないからです』って。
ライフスタイルとして子供を作らないお気楽な夫婦と、一緒にしてほしくない。私はね、欲しいけどできなかったんだよ。ものすごく努力して、バカみたいに時間もお金もかけて、卵巣に何度も針を刺して地獄の苦しみを味わったけど、それでもできなかったんだよって。首に看板かけて、一生言い続けたいくらいなの。でも、世間はきっと、そういうふうには見てくれない。
私はこれから、Facebookによくいる、子供はいないけど夫婦ふたりで大人ライフを満喫してますよ、私たちはささやかな幸せを味わってますよ、足りてますよって、日々自己催眠みたいに投稿する人たちと、同じ“側”の人間になるんだって。これからは“そっち側”の人間として扱われるんだって。そう言って、オンオン泣きました」
石岡さんは、いくら頭を回しても、かける言葉が出てこなかったという。
「1mmの反論も反証もできない、人間の完璧な絶望というものに立ち会いました」
石岡さんは言い淀み、そして絞り出すように言った。
「その時、思ってしまったんです。こんなことなら、子供なんて欲しがらなければよかったって」
石岡さんは今から8年前、40歳のときに急に子供が欲しくなった理由を話し始めた。
(次回につづく)
ボノボ的な女権社会は人類に2021年現在も存在するんだがどうすんの?
なおモンゴルのあたりでは女戦士(神話におけるアマゾネス)が確認されている
https://anond.hatelabo.jp/20210301212328
イルクーツク国立研究技術大学(IRKUTSK NATIONAL RESEARCH TECHNICAL UNIVERSITY)の考古学者らが14世紀に住んでいた30歳~40歳の女性戦士の墓地を、
今夏にフブスグル県で発見した。オルドヒャル1号という発掘ゾーンから当時の女性より体格が大きく、つまり高さ180センチの女性戦士の墓が発見された。
女性を男性と同様に武器と共に葬っていた。調査団団長のアルトゥール・ハリンスキー教授は「モンゴルのアマゾンとも言えるこの女性の男性を勝ち抜ける力持ちだった」と話している。
大きな体格の女性をロングナイフと、斧、弓、銅のボール等の武器と一緒に葬っているのが非常に稀なケースだという。
戦士女性は戦争による負傷痕はなく、重症により死亡したのではと推定されている。女性の歯がほぼ全部落ちており、歯根に生じた穴が顎骨までに進んでいた痕がある。
考古学者らは骨盤と顎に形から女性だと予測し、遺伝調査により判定するという。
ロシアの考古学者らは女性戦士の墓のほか、オルドヒャル2号の発掘ゾーンからもう一つの富豪の女性の墓を発見した。
その女性の墓からヨーロッパ製のアクセサリーが見つかった。学者らは西ヨーロッパ戦争から帰ってきた夫から恋人に与えられた戦利品だった可能性が高いと、
ハリンスキー教授が結論付けている。今回の発掘調査にはモンゴル側からウランバートル大学の教員と学生のチームが参加した。
[MONTSAME] フブスグル県から女性戦士墓地、発見
https://montsame.mn/jp/read/221297
雑に性欲で括っているのものがそもそも生物において性欲に分類されていない
体外受精を行えば良い
雑に性欲で括っているのものがそもそも生物において性欲に分類されていない
体外受精を行えば良い
えーっと、自分の意見を書きます、ちなみにGL・BL両方嗜み女×男(挿入(ペニバンとか(ふたなりはNG))するのも女)をそこそこ好むが男女はちょっと生殖が関わると考えるとグロく感じてしまい苦手、ジェンダーやらなんやらにかなりの関心がある
種の存続…は…別に命題ってわけではないけど…しないと今の時代の子どもたちが老人になったとき困るとは思うよね…
異性愛はたしかにスタンダードだよね、それは仕方ないと思う、マジョリティーだし。世の中数が多いほうが正義だし。でも、本当に問題なのは「スタンダードじゃないからといってそれを嫌悪したり差別したりすること」じゃないかな。結婚したからといって必ず生殖するわけじゃないんだから同性婚が出来ないのは明らかな差別だなと思う。あとひとつ訂正、今の時代は体外受精とかあるのでセックスしなくても一応子供は出来る。
異性愛を理想・規範にするのはダメ…かな。理想ってものじゃなくて、「ま、絶滅したらちょっと困るしある程度そーゆー人も必要だよねっ☆異性を好きになった人は乗り気なら子供作ってくれる(子供を作るという表現は問題なんだけど、産むって表現だと女だけの事になってしまう気がして嫌なので)と助かるよっ☆もちろん無理強いはしないし、する人がいたら(心の中でだが)ぶん殴るよっ☆」みたいなスタンスがいいのでは?
自分の精子が少ないせいでパートナーに苦痛はもちろん乳がんリスクも上げる治療をさせていることに申し訳なさしかない。
「あなたは出すだけだから呑気でいいよね」とどれだけ責められても私以上に辛いのはパートナーなので何も言えない。謝って解決する話でもない。
どれだけ申し訳ないと思ってもパートナーの辛さまでを本当の意味で慮ることはきっと難しい。
自分は呑気なつもりはないけど、パートナーとの気持ちのギャップが大きくて、相対的に呑気に見えるんだろうと思う。
それにしても…
採卵できるかどうか
体外受精、顕微授精ができるか
無事胚盤胞になるか
移植して着床するか
突破すべき難関多すぎ。
一進一退する間に消耗しまくるよ。
周りに体外受精でこども作っている人いっぱいいるけど、そこで意識が変わると言うことはないし、もし付き合っている相手がそれで生まれたとしてもへー、だよ。治療としての一つの方法だし。
それより増田!親を大事にして生きている限りいっぱい思い出作ってな。
きっと君みたいな子がいて、君の親の幸せすごかったと思うし、いつか君が歳をとって親と同じくらいになっても、きっとその思い出は残るよ。
ふつ〜〜〜に幸せだぜ、親ありがとな!って文。
暗い話はないよ。
自分生まれた時、母親41歳、父親40代後半。ひとりっ子。障害とかはない。大学まで行って就職した。
自分が体外受精で生まれたってことは小さい頃から知ってた。いつ親からカミングアウトされたか覚えてない。たぶんテレビとか見てて体外受精の話題が出た時に、ちょこちょこ言ってたんじゃないだろうか。
たまに「子供に不妊治療をして生まれたことを伝えてもいいのか論争」みたいなの見るけど、そこまで気にせんでもよくね?と思う。個人的に。
「子供間でバレたらいじめられるんじゃないか」とかそんなんなかったよ。てかそもそも子供同士で自分の生まれ方について話さんだろ……。友達と親の性行為の話したいか?
自分も話さなかったし、そもそも話すきっかけもなかった。1番最初に話した他人は恋人にだった。それも「へーそうなんだ」で終わり。そんなに重い話として扱わなくていいと思う。
でも大人同士になるとまた話が変わるからな。ママ友とかには話さん方が良いと思うわ。親戚も……微妙だな。理解ある親戚ならいいんだけど。自分のとこは不妊治療を応援してくれた親戚ばっかだったらしい。運が良かった。
ただやっぱり高齢出産には子供的デメリットもあると思うからそれ書いてく。
・親と一緒にいれる時間が短い。
これマジできつい。自分20代なのに親もう70よ? 今コロナで全然会えないし、どんどん老いていくのがわかるから辛い。高校生のときとか親の老いが怖くて夜たまに泣いてた。長生きしてくれ。
・他の親と比べてしまう
中学生とかでやってしまった。若いお母さんいいなーって思ったりしてしまった。さすがに今はないが。さっきも書いたけど、親が老いていくのを見るの本当につらい。
・金
頼むから、高齢出産を計画してる人は金の計画をマジでしっかり立ててくれ。厳しいこと書くけど不妊治療だけで金が尽きそうって人、産めたとして本当に教育費大丈夫なのか? 高齢出産じゃなくても経済的に悩む家庭はあるだろうが、高齢出産によってそのリスクが上がるのは確実だろうなと思う。特に子供の就職前に親が定年退職を迎える場合は。クソ金持ちは別だが。
・障害
これはみんな知ってる。自分は幸いにも障害を持たず生まれたので、あまり話すことは無い。
最後少し暗くなってしまったが、体外受精児で高齢出産児の自分は幸せに生きてるってことを書きたかった。
親戚もみんな理解があったし親が金持ちだったし、運が死ぬほどよかったのは事実だが。
結局「体外受精」とか「高齢出産」てのはただの要因であって、それ自体が産まれてくる子供の未来や幸せを決めるもんじゃないんだろうな。影響はあるが決定因子ではないというか。
すぐに子供を作るつもりで結婚式前に職場をやめた。会社全体で三十人もいないような小さな職場で事務員をしてた。仲良い人もいたし働きやすくて悪くない環境だったけど、特別条件がいいわけでもなかったので、未練はなかった。
半年しても妊娠しないので、暇に耐えかねてパートを始めた。今も続いている。
一年経っても二年経っても子どもができないので、年齢的にもちょっと本腰入れないとと思い不妊治療(人工授精とタイミング法)を開始。それでも子どもはできないまま、三年目の結婚生活。
夫のことは大好きだし今の生活にも満足してる。ぶっちゃけ、このまま子どもいなくてもいいかもとも思い始めてる。そのほうが経済的に楽だし。体外受精やる根性はないし。
友達の夫となる人は有名大学卒で職業もめちゃくちゃ立派。たぶん収入も立派。会って話した感じも好感触だった。っていうか好みだった。正直高スペックな人で羨ましい。なので思った。
前述の通り夫のことは大好き。セックスは月三回くらいしてる。でもぶっちゃけ私はもっとしたい。今は一回三十分くらいで終わっちゃうけど、できれば二時間くらいかけてもっとじっくりねっとりしたい。残念ながら夫はそうではなく、誘っても断れることも多く、私はもっぱらオナニーで性欲を発散させてる。つい先日Amazonで初めて大人のおもちゃをポチったので使うのが楽しみです。
オナニーはオナニーで気持ちいいんだけど、やっぱりセックスの充足感には敵わないんだよねえ。バックで頭下げて尻上げてガンガン突かれるのと正常位でべろべろチューしながらするのが大好き。一人じゃそんなことはできない。人の体温ってなんであんなに気持ちいいんでしょうね。
なので夫以外でセックスしてくれる人が欲しいなと思いながら、今の生活を危うくするような橋は渡りたくないので、アプリとかネットで知り合うようなのは怖くて踏み切れず。パート先の男の人をセフレにする妄想をしながら、オナニーで自己処理をする日々。
夫がもっと私の相手をしてくれたらいいのに。まあ彼はもう私に対して性欲がないのかもしれません。
彼は高スペックで見た目もそう悪くないけど、彼女ができたことがなく童貞だそうな。
そして私の友達はセックスが嫌い。セックスが、というより性的なこと全般が苦手っぽい。なので結婚したらセックスしなきゃいけないの嫌だなーと言ってました。結婚するまでは許さないんだって。そんなにセックスがお嫌いなら私がしますけど!? そう言えたらいいんだけど、そんな頭のおかしいことは言えないので黙ってました。友達のことが大好きなので関係を壊したくはないのだ。
いやーでも友達の夫、本当に好青年って感じで見てるとムラムラするのでなんとかワンチャンお願いしたい。身元の信用できるちんこが欲しい。
なんとか秘密裏に連絡をとって、友達と夫にバレないように関係を結びたいものだと思いながら、そんなことできないんだろうなってのもわかってる。
嫁さんとは2年前に結婚、歳も考えて自然妊娠よりも不妊治療をしようね、となった。
1発目では無かったけども、5月に無事妊娠が確認、今病院の待合いで早朝に起きた破水の件での検査待ちで手持ち無沙汰のため、つらつらと書き連ねている。
不妊治療先の病院はたまたま石を投げたところが当たりで、直ちに体外受精をすべきとのアドバイスを受けた。結局新鮮胚はNGだったものの、凍結胚の移植で着床、妊娠となり、心配していた障害も今のことろ見つかっていない。その頃不要不急の治療は延期するよう学会から案内がでていたが、アホかと無視して正解だった。
出産予定先は地方ではICUを備えたそれなりに大きな大学病院。同規模の公立病院も検討したものの、そちらはコロナ患者の受入を行っていることから、選択肢より外した。案の定、現在のコロナ感染者急増によりそちらは戦場になっているらしい。
今回病院側のレギュレーションにより、夫の出産立ち会いは不可、また退院時まで子供や嫁に会うことも出来ず、その後直ぐ産後ケアに入るので、嫁子供とは約2週間別居生活となるが、その間は悪阻期間中禁止されていたニンニク料理とネギ料理を堪能しようかと思う。
コロナで非常に動き辛くはなったものの、結果的に大きな問題は生じていない。もし今妊娠を希望している人がいるなら、不妊治療の有無に関わらず、躊躇わず直ぐにも行動に移してほしい。何故なら加齢と共に女性の妊娠率は大きく下がるから。羊水は腐らないが、卵子は確実について劣化する。若ければ若いほど妊娠確率が上がり、奇形、障害率も低い。そして不妊治療を行うなら、薬液量も少なく、費用もぐっと押さえられる。(この先保険診療になると分からないが)
今日、専門のクリニックで言われた。
夫3回、妻5回、通ってやっと検査結果でたけど
万が一の覚悟はしてたけど、ショック
…いや、ほんと…ショック
詳しくはないけど、金銭的負担もバカ高くて、肉体的時間的負担も辛いと聞く、治療をしないと子供は望めないのか…
(いや、しても、望めない可能性すらある)
何がこんなにショックなんだろう?
夫婦ともに子供絶対いなきゃいけないと思ってたわけでもないし、
親族に「子供を産め」と無神経なことを言ってくる人もいないのに。
この不妊症の人が多い時代に、自分たちだけ大丈夫と思っていた訳でもないのに……
やっぱり思った以上に、子供がいる自分たちの家庭を自然に想像してたのかな?楽しみにしてたのかな?
それとも、選べないということが、ショックなのかな。
なんだか、とても、ショックだ。
冒頭の時間と手間以外(平日だぞ?)に、金銭的に妻五万円、夫一万円の費用負担。東京以外の関東の栄えてるとこに住んでるけど、それでも病院の数も少なく探すのにも悩み、通院時は一時間くらいの待ちも普通だった。あと急いで進めても検査結果でるまでに二ヶ月弱かかった。
考えてる人の何か参考になればと書き残しておく。