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はてなキーワード: 事務的とは

2021-07-22

本当に学徒出陣してて草

ワクチンの接種率が割と高い県に住んでいる。

駅前大学名前を冠した大規模接種会場があって、そこでばかすかモデルワクチンを打っている。職域接種のカテゴリの何かで大学生の自分も打ってもらった。筋肉痛ちぃ

ワクチンを打つの大学歯科医師って話はニュースでもやっているのだけど、それ以外の人手をどこから出しているのかは報道されない。

一回目に行ったとき誘導とか書類確認とかのスタッフがめちゃくちゃ若くて驚いた。病院事務系のスタッフを借り出しているにしても、年齢層が20代前半に寄りすぎている。30代以降に見える人がほとんどいない。

コロナにまつわる事務的な仕事学徒出陣する事態になるかもね、みたいな話はよくされていたが、ホントにそうなるとは思わなかった。

医学部学生ボランティア地域に貢献している、みたいなことを担当教員は言っててどん引き。あのバイト一回行った、って表現をしてる医歯薬系の友達がいたから謝礼金ちょっと出るんだろうなとは思うけど。

でも望んだ人だけで賄える人数じゃない。

ワクチン摂取率を高めるってお役所仕事であって、目標の接種ペース到達させるために学生が駆り出されるくらいならその目標は無理があるよ

2021-07-21

煽り抜きで衆議院総選挙自民党投票してる奴ってどういう思考過程を経てるの?

自民党政権とって得する人間って結構いるのかな?

「どうせどこが政権取っても変わらない」とか言うならせめて浄化作用働かせる為に自民党以外選ぶと思うんだが、どういう考えがあって投票してるのか結構気になる。

はいつも共産党投票してるわ。

余談だけど白紙で出して「支持政党がないっていうメッセージを送ってる」とか言う奴がいるけど、あれ無効票として事務的に処理されるだけだから、お前が貧乏なら共産党がいいぞ。

2021-07-10

夢をかなえて小説家になったけど仕事がまったく楽しくない

夢だった小説家になった。すでに何冊も出している。

どれも売上は順調で、増刷もしている。映像化の話もきている。

会社員時代よりも年収ちょっと落ちるが、体力的に兼業がきつくなってきたので専業になった。それが二年前。

それ以来、ほぼ毎日文章を書く生活をしている。

創作だけをする生活なんて、さぞ楽しいことだろうと以前は思っていた。

実際にやってみると、これがまったく楽しくない。

一人で毎日パソコンに向かって何時間キーボードを打っているだけである

その文章反響が返ってくるのは、数カ月後である

日々の話し相手は、妻しかいない。

編集者ともやり取りするが事務的なことをメールで交わすだけで、顔を突き合わせて話すのは企画のはじまりときだけ。

時間だけはあるので散歩をしたり、映画を見たりするが、なんとも刺激が足りない。

思えば会社員時代は、自分意志関係なく取引先へ行ったり、いろんな人と話したりするのが刺激になっていたのだな。

なにか思っていたのと違うな、と退屈を持て余す毎日

はて、これが自分のやりたかたことかしら、と仕事の合間にふと思う。

なにか新しいチャレンジをはじめようかと考えてみても、すでに頭が鈍っているのか、なにも思いつかない。

エヴァンゲリオンドキュメンタリーを見て、共同作業って楽しそうだなと思う。

いっそのことゲーム会社おもちゃメーカー就職してみようかしらとも考える。

しかし、転職しようにも、今の仕事量的に兼業はきつい。

いま抱えている仕事がすべて手離れするのは、ざっくり計算しても二年後である

夕方から酒を飲みはじめるまでの時間が、一番退屈だ。

2021-07-06

裏垢ブログを始めたら性的生活が激変した話

中高大と全くモテることはなかった。容姿はもちろんのこと、陰気で卑屈な性格が災いしていた。

恋愛する資格すら与えられないような、集団の中にいても最初から選択肢に入っていないような空気のような存在だった。

当然ながら、経験人数はおろか付き合った人数もゼロだった。

二十歳くらいの頃にはすでに、もう私は一生セックスなんてする機会なんてないんじゃないか、と薄ぼんやりと思っていた。

そんな中、就職後の職場ストレスから勢いでブログを始めた。

今で言う自撮り裏垢のようなものであり、肌色が多かったり体のライン露骨に強調されるような服を着た写真を撮っては投稿するようになった。

今までは毒にも薬にもならないような日記を書いていたことはあったのだが、陰気な内容であり知人以外で見る人もなかった。

それに対して、裏垢のブログはそこそこアクセスされるようになり(一日1500ページビューくらい)、コメントもつくようになった。

人に言えない趣味が増えたな、と私は思った。

しかし、そのブログを起点として、私は他人と肉体を重ね合わせるようになった。

 

一人目

 

ブログコメント欄の常連の人であり、簡素なやりとりからチャットに発展してオフで会うことになった。

仕事出張がてら関東に行き、新宿アルタ前の喫茶店で待ち合わせをした。そのままホテルに行き裸になって体を重ねたが、本番には至らなかった。

相手のよだれの臭いと重なったとき相手の体の重さを覚えている(相手の方が遥かに大柄であった)。

その後1回だけ会うことがあったが、それきりとなった。特に恋愛感情はなかった。

 

二人目

一人目と同じように、ブログコメント欄をきっかけとしてやりとりを行うようになった。

一人目と同じように、出張がてら関東に行き、そのままホテルに行ったが、本番には至らなかった。

そもそもそういったことを目的にしたわけではなく、写真撮影を行いという相手の申し出があったのだ。

当日は年甲斐もなく女子高生制服を着て2時間くらい写真を撮られた。もちろん両者の合意に基づいている。

しかし、相手とはそれきりとなった。

 

三人目

 

この頃、ブログからTwitterに移行していて、そこからメールでやりとりをするようになった。

数回の事務的なやり取りの後、会うことになった。この時は自宅に相手を招き入れたが、本番には至らなかった。

私の部屋で相手全裸になると、私はブーツを履いたまま相手性器を踏みつけた。そういったプレイであり、もちろん両者の合意に基づいている。

このとき部屋では、coldplayのviva la vidaという曲が流れていたのだが、この曲のサビで流れている鐘の音に合わせて相手性器を踏んづけていたら楽しくなった。

今でもこの曲を聴くとそのとき足コキのことを思い出す。

相手とは、新年にはあけおめメールのやりとりを行ったりしている。

 

四人目

街中で偶然声をかけられて、しつこくついてくるので渋々食事を一緒にとった。

その後もずっとついてきて、なぜかその流れで大阪の堂山あたりのホテルに入ることになった。

この時も本番には至らなかったのであるが、相手性器を出してきたので私はそれを口に咥えた。

フェラチオは初めての経験だったが、そのまま相手は私の口の中で射精に至った。

それを飲み込むことはせず、洗面所で全部吐き出して口を濯いでいたら、相手もすっかり興醒めになったようであった。

私は終電で帰り、それきりとなった。

 

五人目

 

Twitterのやりとりから発展して会うことになった。神戸三宮で待ち合わせをして、その後自宅へ招き入れた。

着衣のままお互いに股間を弄りあったが、やはり本番には至らなかった。

そのとき相手はかなりの巨根であり、乳首でも感じることができる素質を有していた。

私が相手の胸を触ると喘ぐ姿を見て、男性でもこんなに乳首で感じるんだな、といった小学生並みの感想を抱いた。

が、その後会うことはなくそれきりとなった。

 

六人目

 

こちらもTwitterのやりとりをきっかけで会うことになった。大阪難波の個室ビデオ屋で待ち合わせをして、そのままの流れで行為に至った。

相手緊縛趣味であり、両腕をアームサックで固定し、口枷をはめられた状態で挿入に至った。もちろん両者の合意に基づいている。

五人目にして初めての挿入であったが、気持ち良いということはなく、相手体重の重さと挿入に伴う鈍痛をいまだに覚えている。

このとき相手ともそれきりとなった。この頃から自分は不感症ではないかと思うようになった。

 

七人目

 

Facebookアカウントを持っており、そちらのやりとりから会うことになった。

会うのは初めてではなく、大阪あたりのアングラ風味のイベントで何度か顔を合わせていた。

神戸高台の方の街で待ち合わせをして、相手の自宅にお邪魔することになった。

相手ラバーフェチだったので、自分ラバーキャットスーツというものを着て胸とかを弄りあった。

ゴムしなの特に気持ち良いということはなかった。

行為としてはそれきりであるが、その後何度かイベントなどで会っている。

 

いずれの相手恋愛感情も湧かず、心から気持ち良いと思えることもなかった。

このような経験を通して、自分はもしかしたらアセクシャルなのではないかと思うようになっていた。

 

しかし、転職した先の職場で見かけた同僚の女性恋愛感情を初めて抱いたのである

ものすごく遅れてきた初恋のようであったし、または私はその感情をずっと抑圧していたようにも思えた。

その経験を通して、私はセクシャルマイノリティではなく普通ヘテロセクシャルであることの確信に至った。

2021-06-21

エヴァオタクは嫌いだが落とす金は必要だった、のは過去の話

シンエヴァを見た。

クワクもドキドキもハラハラもしない、感動もない。ただ「綺麗に風呂敷畳んだね、見てる人に殴りかかるんじゃなくて、言葉説明できるだけの理性はついたんだね、監督おとなになって偉いね」という意味で「良かった」と思った。EOEでぐちゃぐちゃにされた子供の頃の恨みみたいなもの成仏していたのに気がついた。シンを見て成仏したのではない。自分はとっくにおとなになっていて成仏していたのだ。そういう映画だった。

徹頭徹尾オタクが気にしてること、気にしそうなことを説明して潰しにかかっていたのは笑いそうになった。ミサトさん無責任で酷いって気にしてたんですかね? 昔のエヴァならあん違和感たっぷり説明的なセリフ垂れ流さなかったでしょうよ。アスカレイカヲルベルトコンベアで流れてくる商品を選り分けるように、事務的淡々と処理されていくのは本当に白けた。有名声優が何人も説明的なセリフを言うだけに参加してるのもシュールだ。

それでも終わっただけで「良かったよ」って言えたのは、多分今のエヴァに新鮮な楽しさや驚き、痛みや苦しみを描く力なんて無いとどこかでわかって、諦めていたからだと思う。ちゃんと終わらせること以外期待してなかった。

リアタイ世代で録画を何度も見て、映画もおこづかいをはたいて全部劇場で見た子供だった私も、大人になって見えてなかったものが見えるようになった。良質なエンタメにもたくさん出会った。少ない知識に狭い視野で、初めて見たショッキングエンタメだったからのめり込んで、特別に思った時期があったのだろう。そういう期限は切れていた。期待しないようになっていた。

余談だが子供だった自分アスカが生きたまま腸食い散らかされるのがあまりにも怖くて、ショックで眠れなくなったりうなされたりした。生きたまま食われるなんて考えたことも無かったので、本当に怖くて震えた。思えば初めて見たグロっぽい暴力的悲惨なシーンだったのかもしれない。EOEまでは本当にいろいろと心に傷を刻んだ作品だった。

とにかくエヴァは畳まれた。シンエヴァは畳むために作られたものだ。物語として楽しくする気なかったでしょう? 嫌いなエヴァオタクと、終わってないことに言及されること消すために時間セリフがあった。

監督ももエヴァは見えないところにしまって、自由になりたかったんだろう。だから面白くなくてもファンエヴァオタクがっかりしてもどうでもいいのだ。破まではエンタメとして良いものに作り変えようという気が見えたけれど、もうそなのはどこにもない。

監督エヴァオタクを嫌いっていうのは有名な話だ。インタで自分でも言っている。今も嫌いだろうと欠片も疑っていない。

でも彼の会社エヴァ版権使用料がないとスタッフが食っていけなかったんじゃないかと思う。彼を慕い、憧れ、優しいスタッフ理解ある嫁を食わすには、大嫌いでもエヴァオタクからキャラクターで金を搾り取るのが一番儲かる。

ところがゴジラが当たった。ウルトラマンも撮らせてもらえる。もうエヴァがなくても稼ぐあてが出来た。だからエヴァはとっとと畳んで開放されても良い。というわけで前は急げで完成に至ったのではないだろうか。モチベ上がったでしょう。キャラクターサクサクエヴァオタクが金を払う気がなくなるような処理しをして片付けた。もうこっちくるんじゃねえぞってなもんで。

シンゴジの時はじめて心から嬉しそうな監督を見たからね。監督はあっちに行くし、エヴァオタには付いてきてほしくないのだ。ちなみにオタクにいちいち「エヴァ」ってつけるのは、監督特撮オタに関しては嫌いではないし、彼自身オタクからアニメ特撮オタクエヴァに散りばめられたオマージュのおおさからして、けっこうディープオタクだと思う。

シンエヴァ感想をいくつか読んだら、それぞれのキャラクターの処理について不満を漏らすと、案の定卒業しろよとかキモいと叩かれていた。まとめサイト晒し上げられていた。流石にそれは酷いくないか?今までキャラ萌え的な商売しまくって、金を搾り取られた人たちが嘆いたって良いだろう。だって公式はそういう商売をしてたじゃん。中学生が脱衣する麻雀ヒロインといちゃつけるゲームシンジカヲルで落とせるゲーム。それを元にした漫画同人作家カヲルシンジBL描かせて監督が対談までしてる書籍もある。その他にも把握しきれないくらい色んなモノが出ている。エヴァくらい節操がなく金のためにキャラを売っていた作品も無いだろう。

キャラクター商品キャラクターが好きだから買うものだ。キャラクターが好きだから金を出す人たちからずっと搾り取ってきた。それで飯食ってたんだよ何年も。Qから8年も食いつないでるんだよ。ゴジラがあっても、大半はエヴァ収入があったから8年完成させずにすんだんでしょう。もういらないからポイしたわけだが。所詮オタク一方通行で金をつぎ込むだけで、優しくされるどころか捨てられたって文句は言えないものだ。でも悲鳴くらい上げても良いんじゃないの?25年前から根本的に変わらない作品にずっとついてきて、どんなにエグい商売でも金はらってきた猛者たちだぞ?流石に期待しなかったか文句もない私より愛があっただろう人たちが叩かれてるのは可哀想だ。好きじゃない人ほど簡単さよならできるもんなんだから

私は良かったと思ったから当初は否定的感想や、点数の低い映画レビューを見ていなかった。けれど絶賛よりもTLに流れてくる苦言に、全部なるほどと納得したので見てみた。そうしたら感情的おかしくなって叩いてるとかアンチとかじゃなく、理路整然と嘆いていて、反論もなくそのとおりだと思ったものが多かった。ただ私にはそれに怒ったり悲しんだりする好意がもうエヴァにはない。良かったねー、終わったねーって流して終わった。

良かったで流した層、怒って細かく説明してる層が多くて、ほとんどの人が一回見ればリピートしない映画ではないだろうか。それでも何度かリピートしていろいろ考えてる人たちが少数いるけど、お金あるなあという感想だ。考察小ネタ拾いは楽しくて好きだが、シンエヴァはそれをするには料金に見合わないと思ってしまう。そろそろ大抵の空白や説明のないところは、思わせぶりなだけでなんもない可能性が高い思いようになった。きちんと描けるなら描いてるだろうし、監督には無理だと思う。その上でエヴァは出来ないものはそれっぽく空白にしとけばファン勝手考察して想像して楽しんでくれるから、開き直って描いてないだけ。監督は25年かけても描けないものを描けるようにはならなかった。ピュアで傷つきやすく、作品成功したために人間的に成長しなくても生きていけるようになった子供のままの人。それが痛いほどわかるのがシンエヴァじゃないか? 意味があるのかわからない考察をするなら、円盤アマゾンで安く買えばいい。そもそも今回の映画考察合戦する相手も少ないのでは。

監督とは反対に、声優は成長をひしひしと感じる人が多かった。声優演技力にだいぶ助けられた映画だった。監督はそれに気がついただろうか。親子を多用するくせに父親母親も描けないところに、それっぽい色を付けたのは声優陣だ。パンフコメントは感慨深く読んだ。皆さんお疲れさまでした。緒方さん、宮村さん、山口さんは特にお疲れさまでした。シンジの声は最後まで緒方さんが良かったです。

貞本さんが参加されてなかったのは残念でした。彼の人間性とかは知らん。描く絵が好きだし、監督が投げ出したもの漫画版できちんと描ききったのを高く評価している。漫画版はキャラクターの心情もちゃんと丁寧に描いていたし、なによりきちんと完成させた。それが出来るか出来ないかが、本当のプロアマチュアの差だと思う。貞本さんだってエヴァオタのいろんなものさらされた人だったでしょうに、仕事を完遂した。傷ついたのは監督だけではない。エヴァ根本監督私小説だが、作品としてはたくさんの人の力で出来ているものなのだから、負の影響だって受けた人はたくさんいるでしょう。傷ついたからと膝を抱えて元気になるのを待ってても良いような環境にあった人は少なかっただけ。

興行収入はそれなりじゃないかな。リピートはしないけど、長く付き合ったんだ、香典くらいは払うって人は多いでしょう。

しかTV版のエンディングが一番良かった、なんて思う日が来るとは思わなかった。(二番目は漫画版)

2021-06-16

30歳を超えて、日に日に自慰の回数が減っている一方で、

性欲が落ちているというよりは、性欲に鈍感になっているという感じがしてならない。

若い頃はムラムラしたものがおさまらない感じではあったのだが、今はそういう感覚は一切ない。

ただ、事務的に致すとたくさん出るみたいな。

自分でも気付かないってのはなかなか怖いものです。

2021-05-31

孤独から抜け出すために努力したい、でもどうしたらいいのかわからない

独身27歳男。恋人友達家族LINEする相手すら全くいない。

一応仕事はしてるけど仕事柄朝に事務的なやりとりをいくつかするくらいでこのご時世だし会話などはほぼない。

多分社会的にはかなり孤立してる状態だと思う。

何も明日食う飯に困ってるわけじゃない。独身一人暮らし生活とかほぼ金かからないし収入あんまり関係ない気がする。

でも正直自分としてはこの状況は結構辛い。

この孤独から抜け出したい。ここから抜け出すためならどんな努力したって構わない。

でも何をどう努力したら良いのかわからない。

資格でも取る?でも目的もなく資格なんてとったところで孤立した男が資格もった孤立した男になるだけ。

宗教でも入るか?いや、流石にこのネットに毒された脳みそで今から神を信じるのは不可能だ。

別に世帯持つとかにこだわってないけど大人になってからだと週に1回一緒にモンハン遊べる程度の同性の友達を作るのすら難しいんだよなぁ。

結局今の御時世だと転職でもして年収上げて婚活市場で殴り合うくらいしか選択肢ってないのかなぁ。

自分みたいな人間にとっては本当生きづらい世界だなー、ってなんとなく思ったり。

2021-05-25

anond:20210525104217

良い悪いではなく、言及されたら通知はあって然るべきだろ。

ただの事務的機能であって、そこに湿度の高い感情を抱えるのは理解できないな。

2021-05-20

ある総務部長のリタイア

お世話になった総務部長がリタイアした。

最後感謝言葉を伝えたく挨拶に行った。

特に何か特別言葉が交わされたわけでもなく、いつものように淡々としていた。

とりとめもない内容だが、記憶が新鮮なうちに書き残しておきたい。


鬱で1年間休職した。


自分典型的技術畑で、マネジメントは苦手。というよりできれば最後まで関わりたくないタイプ人間だった。

しかし世の中は思い通りにはいかないもので、やり手の上司であった事業部長が失脚して、思いもかけず後釜に据えられた。

最初こそ運が良く順調で、次期役員の話も出たくらいだが、程なく大口の失注があり、赤字事業部に転落した。

40人以上のリストラを行い、対象者の中には長く苦楽を共にした部下もいたが、最後問題行動で解雇に近い処遇をした。

お前の人望がないからそういうことが起こるのだと、パワハラに近い罵声毎日浴び、気がついたら出社できなくなっていた。


自殺企図を経て心療内科で重度の鬱と診断され、休職手続き後、会社の窓口は総務部長のみとなった。

はいつも淡々と接してきた。嫌な仕事事務的にこなしているのだと最初は思っていたが、ベース主治医の診断であるとしつつも、

復職のために根気よく様々なアドバイスをしてくれた。


主治医はできるだけ家にこもらずに外出するよう勧めてきた。しかしそれが絶望的に難しい状況だった。

あるとき総務部長がサングラスをしてウォーキングすることを勧めてきた。仕事をしていない罪悪感がいくぶんでも和らぐのではないかと。

騙されたつもりでサングラスをして外出した。なるべく人のいないところを選んで何時間も歩いた。イチョウの鮮やかな黄色青空コントラストが鮮やかで、

気がついたら涙を流しながら歩いていた。それ以来自殺企図はなくなった。


市が運営している認知行動療法を行なっているセンターや、対人関係療法などなど。総務部長の勧めるプログラムをいくつかこなして、1年という自分としては信じられない短期間でなんとか復職できた。

全ての役職が解かれ、はたから見れば惨めな処遇だったかもしれないが、絶望的だと思っていた復職を果たし、再び働けるようになったのは総務部長のおかげだと思っている。

メンタルはまだ安定してなくて浮き沈みがあるが、なんとか働き続けることができている。


総務部長のリタイア理由は単に契約期間の終了とだけ公表されているが、おそらく経営に対する貢献度があまり高くないと評価されてるのだと思う。

少なくとも自分あなたのことを尊敬し、感謝していると伝えた。


訂正ログ

×自殺企画→◯自殺企図

ご指摘ありがとう。間違って覚えてました。

2021-05-15

失恋でも何でもないんだけど

一目惚れしてた人にようやく話しかけることができた。

事務的な会話でも言葉を交わせるだけでもいいと思って勇気を振り絞ったのだが…。

たまたまの話の流れで「結婚して引っ越す」ことがわかり、内心凹んだというか地の底に落ちたこはいうまでもない。

失恋などというほどのことではないが、この落胆は何ものにも代えがたい。

せっかく一歩を踏み出したのに、踏み出した途端あっさりくじかれ、しかも再び立ち上がったとしても願いは二度と叶わないという事実容赦なく突きつけられたのだから落胆を禁じ得ない。

2021-05-12

ワクチン接種の24時間対応必要

もちろんあったほうが望ましいだろう。

仕事関係で夜のほうが都合の良い人が一定数いることや、集中する予約を分散化すること、より速く接種を進めることを考えると、夜間対応があるに越したことはない。


ただ、急増する感染者や濃厚接触者への対応現場疲弊する中で、余剰人員がない中で、新たに24時間対応を行うというのは現実的ではない。

この点はおそらく、医師会了解を取り付けた上で、無理のない範囲で、現実的対応可能機関普段から夜間対応している救急医療機関)に引き受けてもらうことになったのだろう。

手順としては抜かりなく、問題なくやっているように見える。

全国初の取り組みであり、その行動力に、多くの人が賛辞を送るだろう。


しかし、この発表の方法は適切であったのか。

会見内容だけ見ると、接種する大多数の人からすると、コンビニみたいで便利だ、画期的だとなる。

ただ実際に対応するのは、おそらくマンパワー的に余裕があり、夜間対応による影響が少ない一部の機関だけだろう。

言ってみれば、ごく一部の限定的対応であるものを、万人に価値があるように大きく見せる。広報常套手段だ。

大きく見せて、実際の作業量が少なければ費用対効果が高いし、作業が大変だったとしても、職員利害関係者がカバーすればすむことなので、普段はこのような手法問題になることは少ない。


しかし今回の場合、全国の医療機関で苦労している方々の中には、現場に余計な負荷がかかるように見えて、あまり好意的に捉えない人もいるのではないか

その点でリスクのある発表の仕方であったと思う。

おそらくコロナの打開策が見えず、支援策タマ切れになる中で、「強いリーダーシップ」を発揮することが前面に出てしまった結果なのだろう。


内容は事実だし、先駆的な取り組みであるのは間違いないけれども、もっと小さく事務的な扱いでも良かったではないかと思う。

2021-05-09

本当は親孝行がしたい

自分の親(特に母親)はもうどうしようもなく子の自分に対して過保護である

どのぐらい過保護かといえば学生の頃、一日授業参観の日があれば他の親が1コマ2コマしか見ないところを朝一から終業まで参観して、

初めて彼女ができた日にはその詳細を聞くだけでなく、デートにこっそりついてきて

アルバイト面接があればに本気で付いていこうとするぐらいには過保護だ。

人間関係から進路からお小遣いの使い方まで、絶えず口を挟まれることに嫌気が差してた自分大学卒業後、すぐ家を出て連絡を絶った。

事務的な連絡だけして、無駄な連絡は全部無視している。定期的に連絡が来るが正直関わりたくはない。

少し応えようものならいだって質問責めを受け、嫌味を言われる。

でも別に恩を感じていないというわけではない。

過保護なりに色々教育にはお金をかけてもらってた自覚はあるし、そのおかげで今の生活ができてると思ってる。

初任給だってなんかプレゼントを買ってあげようと思ったりもしてた。

親が死んだ類の話で、もっと親孝行をしておけばよかったという話を聞くたびに自分もしてあげたいと思っている。

でも、できない。

親と接点を増やそうとすると、どうしようもなく嫌悪感を感じてしまう。

きっとまた文句やら嫌味やら言われるんじゃないかと思ってしまう。

きっと親の中では自分はまだまだ未熟な子供で、たくさん支援してあげないといけないと思われているんだろう。

しかしたら、自分の面倒を見ることが生きがいというか、それに依存しているのかもしれない。

そりゃ理想の息子には程遠いのかもしれないが、もうそれなりに自立していると思ってくれても良いんじゃないだろうか。

もう安心して、自分のことを放っておいてくれても良いんじゃないだろうか。

もう少し、肯定してくれても良いんじゃないだろうか。

思ってるのとは違うかもしれなけど、今なら誕生日もっと良いものプレゼントできると思うんだけどな。

こうやって皆、親孝行できないことを後悔していくのだろうか。

元ネタの要素がそのまま流用されてて凄い』は聞き飽きた

つうか普通そうなるじゃん?

原作の服を再現っていうか、デザイナープランナーに対して「このアイディア完璧ですよ。何故なら」と言って渡してプランナー上司OK出した理由説明するとき「コレコレ・コレナンデス」で行けるようにしたら自然原作要素モリモリになるやん?

それって凄いのか?

俺にはむしろ事務的仕事って感じしかないぞ。

デザイナー元ネタでこの目立つことしか考えてないセンスゼロの色使いだったので再現しました」

プランナー「うーむ……採用!」

デザイナー「ちなみにもうちょっとセンスのいい色にしたのも別パターンで用意しました」

プランナー「えっ……でもそれって原作の色使いを再現したわけじゃないんでしょ?それだと僕が上司出資者オタクインタビュアーろくろを回しながら説明できないじゃん」

デザイナー「はっ……では元ネタそのままを採用ということで決定ですね?」

プランナー「うん。何度も言わせないでよ。採用することにした理由をそっちが用意してこいっていつも言ってるよね?」

デザイナー「ははーOTL

って感じでしょ?

それってクリエイティブと言えるのかな?

俺はその真逆に向かって全速力で突き進んでるようにしか思えないけど。

2021-05-01

anond:20210324073218

度のタイミングキャンセルたかにもよるけど統合失調症案件のようにも読める

報復!とかいわんで事務的に返品交換を申し出ればいいだけなのに、勝手に悪意を深読みしてるところが

陰謀論とか信じてそう

2021-04-27

anond:20210427234124

トップ権限ないと確かに難しそうではある

ただ、ダイナミックに変更するには「議題に上げる→結論出す→適用する」のスピードが速いほど良いと思うので、ステークホルダー国民有権者の数もそうだし、関わる大臣議員官僚の人数も)の数や事務的手続きが多くて、その変更に伴う対応を迫られる民間の手間も掛かる現状の日本ではだいぶ難しいよな、と思う

2021-04-26

家族でいる意味がない

パートナー事務的な会話だし、なんかあると口しか言わないし

子供がいう事聞かないし

anond:20210426181521

前戯配慮だと思うのは彼氏だけ。

自分気持ち的にはどうでもいい単なる金づる男には、バカみたいに事務的作業で喜んでくれた方が助かるのよ。

キモくて金のないオッサンの俺でも、それくらい分かる。

2021-04-11

公立小学校で働いているが、#教師バトンなどで最近クローズアップされている教職を傍から見た所感。自分は非教職非正規地方都市在住。あくま個人的な所感。

クラス担任になるとその教師クラス全員分のほぼ全部の判断責任が委ねられるので教師一人あたりの負担が大きい。自分の勤務する学校では他の教師生徒指導的な面ではほとんど関わらない。

教師個人によって判断・傾向の差が大きくあり、平たく言えば当たり外れも大きくある。いじめが起きた時、真摯対応するか否かもその教師経験価値観に基づいて対応が変わる。

・やる気があると際限なく仕事が増えてしまうのでほどほどで止めるしかない。教師仕事は膨大。日中は授業と生徒の面倒をみなくてはいけないのでそれ以外の時間に授業準備などをこなさなくてはならないが、職員会議を終えた朝8時過ぎには登校してくる生徒もいるので教室で待機になる。そこから15時~まで生徒の面倒をみてからの授業・行事準備や採点や提出物チェックや研修問題ある生徒の対応・・・エンドレス

・ちなみに自分が働く学校はいつも朝6時から学校で勤務していた真面目な若手の教師がいたが、クラスにどうしようもない問題児が二人いた年度の半年を過ぎたあたりで精神を病んで休職されてしまった。

・ただでさえ人数が多い学校事務的なことを事務員教頭の二人でこなさなくてはいけないのでこちらも仕事量がやばい。あまりにも仕事量が多いせいか教頭はやる気とガッツが果てしなくあるタイプ問題を見ないふりをしてできるだけやり過ごすタイプの二通りに分かれる。

問題のある子どもの親はだいたいやばい。親に問題点を伝えても対応できない(しない)こともある。授業の妨害をする子ども場合、授業中にその子をおさめるために教師の労力が割かれてしまい、ほとんど授業にならないこともある。

・数年ごとの教員異動の仕組みのせいで教師全般学校業務の最低限をこなすことしかできない。それ以上の改革まで踏み込めるような仕組みになっていない。

現在公立小学校はやる気のある真面目な教師から精神を病むようなシステムになっていると感じる。とりあえず無駄行事をどんどんそぎ落として業務スリム化すべき。

2021-04-06

恋愛弱者男性としては

女をあてがってほしいというのはそうなんだけど、でもそれをすると人権侵害がーとかになっちゃうんだよな。

 

そもそも仕事上で女性とたま~に話すことがあっても、事務的な話しかできないし、

そこから恋愛とかセックスまでできる関係性に昇華させる振る舞いができる気がしない。

 

あとは同年代女性は人づきあい恋愛セックスとかを含めて成熟してるんだよね。

異性との人づきあいに自信がない俺としては、同年代女性から見ると俺たち恋愛弱者は「ガキかコイツ」みたいな評価なんだよ。

 

からまだ成熟しきってない若い女性に手を出しがちだけど、

世代が違うから話題が合わず流行りのリサーチ不足で言ってることが何もわから

挙句の果てにセクハラ告発されて干されるってやつだ。

 

究極的に独り身じゃないとストレスで生きていけない奴じゃない限り、

どこかのタイミングで寂しいって思うことがみんなあるはずだ。 

昔のようにお見合いとか組まされるとか当時はストレスだったろうけど、今のように恋愛弱者として生きていくよりはマシだったろう。

もう恋愛弱者男性パートナーを得ることは、コンプラ男女平等ジェンダーの気が強い現代では寂しさを埋めるのは不可能だよ。

 

風俗でいいじゃんはない。そもそも金がないし、セックスできる生身の肉体が欲しいんじゃなくて暮らしていける仲になりたい。

anond:20210405201511

弱者男性が求めていることは共感してもらうということだろう。

共感ってのはカウンセリングの基礎的な話だけど、「はいはい分かる分かる俺も辛い」とか自分の話を持ち出すでもなく「耳に入れました覚えました」という事務的ものではなく、本当に心に寄り添った相手気持ちへの理解を言う。

それが救いになるのかよ?と言われるけど確実に救われる。

2021-04-04

引っ越しと新作ゲームは似ている

初期状態

・最弱

ルールがわからない

・行動が非効率的

・最低限のインフラシステム解放されてない

・知らないキャラばかり

・設定が分からない

事務的手続きが沢山ある

・前にやった似た事例を頼りにする

1週間後

・まだ弱い

ルールは大体把握する

・大体のことが出来るようになる

・後で振り返ると最重要な要素がまだ解放されてない

・半分ぐらいのキャラはもう知ってる

日課的なものは既に作業化してくる

・似た事例の応用で行けると思ったことの4割ぐらいは思い込み

思い込みだった部分のせいで重要システムセルフ縛りしていて超非効率だったことが判明しだす

・何度もやると「複数パターンのうちどれかを確かめる」という行動が出来るようになる

2021-04-03

オッサンになったら若い子と話すのにキャバクラ行くしかない」

10代の頃から事務的な会話以外で女の子と話ししたことないので変わらない日常だった。

2021-03-27

マージン上乗せ発想の人々

個人事業主フリーランサー中小企業経営者に捧ぐ

マージン発想の人たちからの教訓


今後の方針


(その他、マージン発想の人への対処方法を望む)

2021-03-22

孤島

私はまだ三十にもならぬに、濃い髪の毛が、一本も残らず真白まっしろになっている。この様ような不思議人間が外ほかにあろうか。嘗かつて白頭宰相はくとうさいしょうと云いわれた人にも劣らぬ見事な綿帽子が、若い私の頭上にかぶさっているのだ。私の身の上を知らぬ人は、私に会うと第一に私の頭に不審の目を向ける。無遠慮な人は、挨拶あいさつがすむかすまぬに、先まず私の白頭についていぶかしげに質問する。これは男女に拘かかわらず私を悩ます所の質問であるが、その外にもう一つ、私の家内かないと極ごく親しい婦人丈だけがそっと私に聞きに来る疑問がある。少々無躾ぶしつけに亙わたるが、それは私の妻の腰の左側の腿ももの上部の所にある、恐ろしく大きな傷の痕あとについてである。そこには不規則な円形の、大手術の跡あとかと見える、むごたらしい赤あざがあるのだ。

 この二つの異様な事柄は、併しかし、別段私達の秘密だと云う訳わけではないし、私は殊更ことさらにそれらのものの原因について語ることを拒こばむ訳でもない。ただ、私の話を相手に分わからせることが非常に面倒なのだ。それについては実に長々しい物語があるのだし、又仮令たとえその煩わずらわしさを我慢して話をして見た所で、私の話のし方が下手なせいもあろうけれど、聞手ききては私の話を容易に信じてはくれない。大抵の人は「まさかそんなことが」と頭から相手にしない。私が大法螺吹おおぼらふきか何ぞの様に云いう。私の白頭と、妻の傷痕という、れっきとした証拠物があるにも拘らず、人々は信用しない。それ程私達の経験した事柄というのは奇怪至極しごくなものであったのだ。

 私は、嘗て「白髪鬼」という小説を読んだことがある。それには、ある貴族が早過ぎた埋葬に会って、出るに出られぬ墓場の中で死の苦しみを嘗なめた為ため、一夜にして漆黒しっこくの頭髪が、悉ことごとく白毛しらがと化した事が書いてあった。又、鉄製の樽たるの中へ入ってナイヤガラの滝たきへ飛込とびこんだ男の話を聞いたことがある。その男は仕合しあわせにも大した怪我けがもせず、瀑布ばくふを下ることが出来たけれど、その一刹那せつなに、頭髪がすっかり白くなってしまった由よしである。凡およそ、人間の頭髪を真白にしてしまう程ほどの出来事は、この様に、世にためしのない大恐怖か、大苦痛を伴っているものだ。三十にもならぬ私のこの白頭も、人々が信用し兼かねる程の異常事を、私が経験した証拠にはならないだろうか。妻の傷痕にしても同じことが云える。あの傷痕を外科医に見せたならば、彼はきっと、それが何故なにゆえの傷であるかを判断するに苦しむに相違ない。あんな大きな腫物はれもののあとなんてある筈はずがないし、筋肉の内部の病気にしても、これ程大きな切口を残す様な藪やぶ医者は何所どこにもないのだ。焼やけどにしては、治癒ゆのあとが違うし、生れつきのあざでもない。それは丁度ちょうどそこからもう一本足が生えていて、それを切り取ったら定さだめしこんな傷痕が残るであろうと思われる様な、何かそんな風な変てこな感じを与える傷口なのだ。これとても亦また、並大抵の異変で生じるものではないのである

 そんな訳で、私は、このことを逢あう人毎ごとに聞かれるのが煩しいばかりでなく、折角せっかく身の上話をしても、相手が信用してくれない歯痒はがゆさもあるし、それに実を云うと私は、世人せじんが嘗かつて想像もしなかった様な、あの奇怪事を、――私達の経験した人外境じんがいきょうを、この世にはこんな恐ろしい事実もあるのだぞと、ハッキリと人々に告げ知らせ度たい慾望もある。そこで、例の質問をあびせられた時には、「それについては、私の著書に詳しく書いてあります。どうかこれを読んで御疑いをはらして下さい」と云って、その人の前に差出すことの出来る様な、一冊の書物に、私の経験談を書き上げて見ようと、思立おもいたった訳である

 だが、何を云うにも、私には文章素養がない。小説が好きで読む方は随分ずいぶん読んでいるけれど、実業学校の初年級で作文を教わった以来、事務的手紙文章などの外ほかには、文章というものを書いたことがないのだ。なに、今の小説を見るのに、ただ思ったことをダラダラと書いて行けばいいらしいのだから、私にだってあの位の真似まねは出来よう。それに私のは作り話でなく、身を以もって経験した事柄なのだから、一層いっそう書き易やすいと云うものだ、などと、たかを括くくって、さて書き出して見た所が、仲々なかなかそんな楽なものでないことが分って来た。第一予想とは正反対に、物語が実際の出来事である為ために、却かえって非常に骨が折れる。文章に不馴ふなれな私は、文章を駆使くしするのでなくて文章に駆使されて、つい余計よけいなことを書いてしまったり、必要なことが書けなかったりして、折角の事実が、世のつまらない小説よりも、一層作り話みたいになってしまう。本当のことを本当らしく書くことさえ、どんなに難しいかということを、今更いまさらの様に感じたのである

 物語の発端ほったん丈だけでも、私は二十回も、書いては破り書いては破りした。そして、結局、私と木崎初代きざきはつよとの恋物語から始めるのが一番穏当だと思う様になった。実を云うと、自分の恋の打開うちあけ話を、書物にして衆人の目にさらすというのは、小説家でない私には、妙に恥しく、苦痛でさえあるのだが、どう考えて見ても、それを書かないでは、物語筋道すじみちを失うので、初代との関係ばかりではなく、その外の同じ様な事実をも、甚はなはだしいのは、一人物との間に醸かもされた同性恋愛的な事件までをも、恥を忍んで、私は暴露ばくろしなければなるまいかと思う。

 際立きわだった事件の方から云うと、この物語は二月ふたつきばかり間あいだを置いて起おこった二人の人物の変死事件――殺人事件を発端とするので、この話が世の探偵小説怪奇小説という様なもの類似るいじしていながら、その実甚だしく風変りであることは、全体としての事件が、まだ本筋に入らぬ内に、主人公(或あるいは副主人公である私の恋人木崎初代が殺されてしまい、もう一人は、私の尊敬する素人しろうと探偵で、私が初代変死事件解決を依頼した深山木幸吉みやまぎこうきちが、早くも殺されてしまうのであるしかも私の語ろうとする怪異談は、この二人物の変死事件を単に発端とするばかりで、本筋は、もっともっと驚嘆すべく、戦慄せんりつすべき大規模な邪悪、未いまだ嘗かつて何人なんぴとも想像しなかった罪業ざいごうに関する、私の経験談なのである

 素人の悲しさに、大袈裟おおげさな前ぶればかりしていて、一向いっこう読者に迫る所がない様であるから、(だが、この前ぶれが少しも誇張でないことは、後々あとあとに至って読者に合点がってんが行くであろう)前置きはこの位に止とどめて、さて、私の拙つたない物語を始めることにしよう。

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