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2020-11-14

就活が辛い

毎日のように就活を辛い辛いと言っているが、よくよく思ったらなんで辛いのかよくわからないので言語化してみることに。

著者ステータス

以下つらみポイント

就活が始まるのが早すぎる

就活大学四年生の3~4月くらいから始めるものだと思っていたが、どうやらwebエンジニア志望だともう動かなければいけないらしい。ということを私は2週間前くらいに知った。

急いで就活サイト登録し、アドバイザーの人にカウンセリングをしてもらったが今から準備をするのは遅い方だと言われてしまった。

特にweb系だとポートフォリオ必須らしく、急いでポートフォリオ作成しているのだが後述するようにこれもつらみポイント

web系に就職するなんて考えてすらいなかったので、ちゃん勉強してなかったのも後悔している。特にセキュリティネットワークに関してはちゃん勉強しておけばよかったと後悔・・・

大学講義が難しすぎる

上でも述べたが私は自分の専攻に全く興味がない。じゃあなんで受験したんだと言われると「東京で二番目に偏差値の高い大学で二番目に入りやす学部だったから」以上の理由はない。カスである

大学3年生となれば講義もより専門分野に踏み込んでくる。幸いというと不謹慎まりないが、コロナ禍で講義オンラインになったことにより録画を見返せること、評価期末テストから期末レポートへ変更する講義が多いことにより平常時よりは楽だが、それでも普通に興味がなく、さらにそこそこ難しい分野を勉強しなければいけないのは辛い。

特に実験はまじで辛い。わたしポンコツすぎるせいでペアの人にも迷惑をかけてしまうし、合成はめっっっっっっっちゃ時間かかるし、録画して見返せないし・・・

インターンが忙しい

そこそこのweb企業フロント/バックエンドエンジニアとしてインターンをしているのだが、それを週三も入れてしまっているのである。アホ。

私はマルチタスクが得意な方ではないのだが、まともな企業インターンをしておかないと就活で苦労しそうだなと思いたまたま見つけた企業インターンに申し込んだ。それが間違いかどうかはまだわからないが、少なくとも8h/dayを週三は馬鹿すぎる!授業は聞かない前提で後で録画を見直さなきゃいけないし・・・

あと強強webエンジニアでもないのに初っ端から特に構成説明もなく開発に参加しなければいけないのは辛かった。今はなんとかやってるけど一ヶ月前とかひたすらコード読んでたわ!Reactとか触ったことなかったのに!

こんな状況でポートフォリオ作成とか無理!!!!!

上記ポートフォリオを作らなければいけないと知ったのが先週だが、こんな忙しい状況でポートフォリオとか無理!しか自分はあまりフロントエンドを触ってこなかったので、かなり辛いところであるtsを前の企業で触っていたのは不幸中の幸いだったが・・・

でも知らないことを学ぶのは楽しくて、特にフロントエンドは自分にとって新しいことばかりなのでポートフォリオ作成は今一番楽しい現実逃避しているだけかもしれない)

周りに就活している人間がいない!

私の大学学部生の90%以上が院進学するやばい大学なので、必然的学部四年で就職する人間は少なくなる。そのせいで友達有益なこと、辛いことを共有したり、傷をなめ合ったりすることができない。

今までレポート課題など辛いことはあったが、それは友達もみんな辛いので一緒に教え合いながら(一方的に教わっていたかもしれない・・・)乗り越えてきたが、就活はそういう相手がいないので本当に辛い。

相談できる相手が親と就活カウンセラーしかいないのはめっちゃ精神的に辛いです

最後

どこか私を雇ってくれ!!!webアプリ開発なら新卒という枠組みの中で中の上くらいできると思うし、モバイルも少しかじってますよ!

2020-10-21

中流家庭で育ったけど、自分貧困層になりそうで嫌だ。

都内の親元暮らし国立美大大学四年生。一応目標は院進してドクターになる事(その先はしらん

けどドクターになってどうすんだ??美術系なんて全く食えない。特に自分ファイン系だからなおさら。非常に困った。

困ったけど何故か焦りは無い。なんでだろ。

うちの大学の8割は就職しないからかな?不思議となんとかなる気がする。

弟は地方国立大。兄弟そろって国立親孝行ですわ。(なお自分も弟も一浪

なので家計も逼迫してないと信じたい。かじれるスネがあると信じたい。

一応中流家庭だったか旅行はよく行ってたし、外食もよく行く。学校でもまわりは中流以上だから気軽に友達飛行機とって海外行ったりした。

車も一応外車で、保険も出してくれるからよくドライブ行ってる。

この生活が今後できるのか、、?

ある程度の贅沢を知ってしまった身として貧困は耐えられない。

車は安いのは無理。

気軽にグリーン車乗りたい。

海外旅行は最低2年に一回行きたい。

鰻は月1じゃないと、、。

けど働きたくない。どうしよ。

一応貯金は250万あるから積立nisaを始めて気を紛らわし、宅建勉強をして親のアパート経営を引き継ぐ方針で生きていきます。なんとかなるやろ。

取り敢えず、院試勉強しますね。

2020-10-14

深夜の記憶日記1014

 深夜二時三十四分、薄暗い自室で卓上の電灯を薄く点けてパソコンを立ち上げ、これからこのこの文章を書こうと考えました。

 専門店でも専門サイトでもない、ごく一般的通販サイトで安いからという理由で買ったソレは、正面に置かれた液晶画面にデスクトップ上のアイコンを映し出します。

 詳しくはよく知らないですが、電源を立ち上げてすぐは色々なプログラムだかソフトだかも立ち上がるのか、マウスカーソル動作は少しもったりする。友人曰く安いパソコン買ったせいだとか。

 特別動作が重い訳でもなし、何か入れ込んだゲームをする訳でも、大それたプログラミング環境を構築している訳でもない。

 安物買いの銭失いという言葉があるけど、安すぎたせいで早期に壊れるとしても二年保てば御の字だと思って買ったのであんまり気にしていません。

 ボクは焦燥感に駆られて、毎日を浪費しています

 ただ虚無を抱えた人間と断ずるには語弊があり、鬱というには日々を生きる活力がある。

 けど前に進む気力は無い。焦燥感背中をぐいぐいと押すのに、ボクはただ立ち止まっている。

 大学四年生十月。周りは順調に就職活動を進めて、内々定獲得。内定式もあったりする。

 じゃあボクは何。皆ほど手早く進めていた訳じゃないがやる気自体はあったはずだ。でも結果として駄目でした。  

 ────えっと、大学では〇〇学部(出身大学普通に絞れらるの伏せる)の人間として色々な事を学びました。学んだのが… 

 「ああ、いや。別に言わなくていいよ」

 ────?

 「大学で学んだこと、別に意味ないし。それよりも君の事を教えてよ」   

 じゃあ、大学出の新卒取るなよ。

 一瞬フリーズして喉から声が出るのを必死に抑えた記憶があり、帰り道に転がってた捨て空き缶を蹴飛ばして当たり散らかしました。

 就職活動すれば言われる事も分かっていたし、実際に言われるだろうなって覚悟を決めていたつもりだった。

 確かに大学で学ぶ四年間は、社会時間スケールに換算するなら薄っぺらものだろうし。(仮にストレート新卒二十三歳くらいから働き始めて定年六十歳過ぎ、概算四十年働き詰めと考えればそうだろう)

 大学で学んだ事を生かせる会社なんてほとんどないだろうさ。特別優秀な大学に通っていた訳でもないし、この学歴に求められる人材を搔き集めるとしたら凡庸な事学んだ人間ばっかで、英語ペラペラだの特異的な技術取得者だの、高度な教養保持者なんてほとんどいない。社会人の人事部人間目線ならスペックどんぐりの背比べ。そもそも優秀な人材なんざ欲しいなら学歴フィルター足切りされるのだから、そんな凡庸学歴自分面接に呼ばれる時点で自分評価はそういう事である

 別に学歴フィルター文句を言うほど馬鹿なつもりはない。学歴スペック推し量るフィルターであるのを否定したら、その行く末は社会が駄目になるんだし。

 学歴フィルターがどうこう。そうじゃなくて、学歴フィルターを取っ払われて「一時間未満の問答で人柄を理解してくる」のが駄目だった。

 お前がボクの何を分かったつもりでいるんだ。趣味映画鑑賞って言ってLGBTについてだの、映画歴史だの語って高尚さとか演出してやたらウケてたみたいだけど、映画鑑賞なのは面白い映画観る為だけに決まってんでしょうに。何でフィクションを割り切って視聴するコンテンツ世知辛い現実問題を持ち込んで鑑賞して語らなきゃいけないんだって思ってのがボクの根底人格ですよ。

 頑張って四年間必修の単位落とさないよう勉強して、プライベート時間削って大事な必修実技講義レポート山ほど書いて、それで大学で得られた事を教えてくれ?

 大学で四年間勉強してきたのは皆当たり前だから他に教えろ? そんな事言われなくても分かってるけど、じゃあ四年間で覚えた美味しい酒場情報でも披露すればいいのですか。本当に真面目に大学通って友達作らずに勉強してた奴の「面接ウケのいい話」のストックあるのかな?

 何でもかんでも四年間の内に御大層な学びや気づきが得られたような人間ばかりだと思わないで欲しい。こちとら遊んで浮かれてレポート未提出をやらかしたら即単位落ちして留年危機に迫るのに、大学生活で得られたもの

 海外旅行するとき計画立てて海外旅行して知見でも得られたらいいんですか。そうですよね、グローバルな視野持った人間欲しいですもんね。最初から募集要項留学経験ありのみにしてくれませんか。

 何ですか、大学祭でリーダーシップ発揮して皆を先導すればいいんですか。リーダーシップ発揮しなくて名脇役こなして、何か一大事重要な場面で大立ち回りして何か得られたり気がつけばいいんですか。出店がクソ忙しかったけど黒字けが出て、還元率三倍以上になってサークル同期とガハガハとゲス笑いしてた以外あるわけないだろ。最初から部長サークル経験ありのみ語れとかにしてくれませんか。

 印象的なエピソードやらがポコポコまれるほど精力的に大学満喫していませんことよ。講義レポートやらに追われ、バイトしたりする日々のせいで虚無です虚無。

 大学で開かれた会社説明会とか企業研究会だとかの人事部の人に聞いたら、「自分の事をありのまま話せばいいよ」って言われて、いざ実際にその人の話した会社面接受けたらバチバチに落ちたよ。落ち込んで大学の同期友人に話したら「馬鹿だねお前」って言われてさ、じゃあ実際面接の時にどうしたらいいのかと思ってバイト先の社員さんとかに聞いたら「テキトーに誤魔化せばいい」って何ですか。

 最初自分もそう思ってたけど、大学のそういう就職活動セミナーみたいなので「人事部の目はプロなので誤魔化しは効かない」とか聞かされて、それを真に受けて興味持ったバリバリに志望したい会社から次々落ちてこれですか。

 何なんですか。どうすればいいんですか。

 そもそも初対面の人前で喋るのが苦手なのにどうすればいんですか。学生課の就職支援の人とか、練習重ねる相手は顔見知りレベルになるんですけど。

 お前の為に勉強した訳じゃないし、純度100%自分の為に学んできた事を前面に押し出したら落ちるのは分かる。けどさ、じゃあ大学で学んだ人間求めるの何で?

 そうですね、大学入学が出来て、大学に通えて、大学卒業するような「一定ラインを超えている事が確定しているスペック人間」が欲しいんですもんね。知性とかも含めて多分諸々の。

 分かります。下限値設けずに変な入社されたり、限られた社会時間の枠を食い潰すような事したくないですよね。

 賛同します。人材コストですから中々運用とか大変ですし、コスパ求めますよね。

 理解します。そうなると求めるのって必然的に明瞭な線引きのラインが「大学出の新卒」となるんですよね。

 でもボクはそのロジック理解していても、もう就職活動が嫌になりました。三月から飛んで半年以上の十月。虚無みたいな中身のない日々を送ればここまで日が経つのが早いものかと感心する。

 家に閉じこもって日がな一日寝て過ごして、起きたらご飯食べてパソコン立ち上げて自分好みの動画見る為だけにネットサーフィン

 自己分析自己分析言われて自己分析しても自分の嫌な所しか自己分析出来ないし、深い所まで掘り下げろって言われても浅い所しか掘れない。自己分析力が足りないのか、人生経験の浅さなのか。どっちが真実自分に見極めきれないまま、どちらにせよ自分自身を薄いかその程度の雑魚だと感じるようになって、世界の中心に自分が居座るわけでもない事が分かり切ってるこの年頃でも中々精神にくる。テキトーに誤魔化す事が自己否定に繋がっているような気がしなくもなくって、自称能天気の「生きてりゃ何とかなる精神」もめっためたになってきた。

 周りの人曰くまだ時間はあるから、今からでも内定は取れる。でもだらだら就職活動を進めてる。今。

 進める三社程度も大学学生課の就職支援してくれるところから回ってきた求人情報メールから適当に選んだだけ。興味がない会社ばっかなのに興味持て状態なんて無理難題

 バイト先で本職とバイトを掛け持ちしている妻子持ちのXさんには「心が落ち着く為にも内定が欲しいよね」と言われ、励まされた。

 その時は「そうなんですよねー笑」ってお茶を濁したけどまさにその通りで、自分が働く為に就職活動を進めるのも出来ない状態になっている。自分が今この精神状態を脱するため、楽になりたいだけが今の世界過半数を占めている気がする。

 今のこの状態自業自得なのかよく分からない。多分自業自得なのだろう。

 そろそろこの文章を書くのも嫌になってきた。こんな事してる暇あったらもっと別の事出来たのに、なんでこんなものを書いているのだろうか。

 感情論理が混雑したな思考を巡らせて、ぐちゃくぐちゃのそれを文章に起こすようにまとめて、まとたものブラインドタッチも出来ない両手でカタカタキーボードを叩いて捻出してる。

 今ここまで文章を書いた上で思うのは、膿は際限なく溢れるんだなぁって所です。そしてこれはまだ続く。

 ずっと疲れた疲れたってなってる。こんなに頭がぐるぐるする事が付かれた。毎日頭の中でぐるぐるしてて明らかに駄目になってて、疲れる。考えたくない。でも考えなきゃいけない

 だって考えるのやめていたのが今の十月に至るまでの虚無みたいな中身のない日々だ。

 嫌だ。疲れた。ずっと眠りたい。

 鬱? それよか楽観的で健康的。

 友達と遊ぶのは楽しいし、自傷行為も痛いの嫌だから無理。自殺は嫌なものたことあるし、それで「生きてたもの勝ち理論」は証明されたと確信しているので死ぬ気はない。

 けど非生産的で、傲慢さや我が儘だけが日に日に膨れ上がっている

 A.ニート

 世界の美味しい所しか食べたくない状態。我が儘ですわね。

 まだしばらくこの生活は続くと思います生命的に死ぬこと、自殺やら自傷だけは絶対ないけど、ゴリゴリ精神が摩耗しつつ美味しいご飯自分の好きな事だけでモリモリ持ち直すあり方の限界値はどこまでかわかんないです。

 少なくとも明日はセーフかもしれないですが、一か月後とか年明けたら駄目かもしれないですね。何とかなるでしょって今も思っているのがもう本当に嫌になりますけど、すんごい楽。


 助けてというには余りにも横暴?

 ぼちぼちキーボード叩くの、普通に腕も指も疲れてきたし、画面に打ち込まれ文字の羅列とその内容をありありと見せつけられて全部が嫌になってきたのでここいらで書くのを辞めて寝ようと思います

 気持ちのいい寝起きがありますようにって思ってこのテキストエディタを閉じます

 おやすみなさい。おやすみなさい。おやすみなさい。

 バイバイ

2020-09-17

締め切りに追われたい

大学四年生同人のために毎日を過ごしていた。

半年で4冊(5万文字)のペースで本出して、同時にpixivに3作品(1万文字)くらいの小説あげて、Twitterで3000文字くらいのssをほぼ毎日投稿していた。

それと並行して就活卒論バイトをしていた。

今思うと頭おかしいくらいに創作意欲しかなかったし、毎日締め切りに追われていた。

けど新卒になって全然書けなくなったし時間もなくなった。

毎日寝て過ごして創作全然できてない。

久々に締め切りに追われてる人に会って私も本出したい意欲が強くなった。

はやくイベント申し込みたいなぁ。

2020-09-09

anond:20200908232315

小学生男子女子純粋だと。なるほど。小学生女子は(個人差はあるが)四年生くらいで二次性徴を迎えて、読む雑誌も変わってくる。

そうなると増田的には小学生でも純粋じゃないのだろうか。

身体精神の発育では分けられないならば、主人公が何歳であろうと純粋作品はあるのではないか

2020-08-22

今更だけど上野千〇子の祝辞に関して東大生が思うこと

私は一生公教育なんて信じない。私の命は中学受験で救われた。

私が小学生時代を過ごした土地は、所謂ニュータウン。街がつくられる時にそのまま居着いたブルーカラーの家と、ベッドタウンとしていついたホワイトカラーの家が、住んでいる地域でわかるような土地柄だった。

とてもではないが治安がいいとは言えない街。小学生放火をし、中学生喫煙し、高校生バイクで走り抜ける街だ。某児童売春斡旋組織事件発覚の発端となった小学生もうちの地元出身だった。

私の家は紛うことなホワイトカラー一家だ。元ボンボンサラリーマンの父と江戸っ子の母の間で、歳をとってから出来た一人娘として、それなりに大切に育てられた。世帯収入は高くも低くもなく、他に兄弟姉妹がいれば私立に行くのは許されなかっただろうレベルだ。しか女子校に入れたいという父親たっての希望で、私の中学受験は私が園児の時に既に決められていたことだった。

そうは言っても、その受験計画は実にのんびりしたものだった。目的あくまで「公立中学校に行かないこと」。小学校一年から塾に行くような子もいる中で、私の中学受験小学校四年生から始まった。それもSAPIX日能研といった進学塾ではなく、まったりとした中堅の塾。10人に満たない同級生たちと、地元の中堅私立を目指す予定だった。

しかし、それでも学校教員からの敵意からは逃れられなかった。

彼らは常にブルーカラーの子供たちの味方だった。ブルーカラーの子供たちはまさにギャングエイジといった風体で、私の学年は4年生になる頃にはすっかり学級崩壊に陥っていた。

そんな状況の中で、私のような「恵まれた家庭」の子供は、彼らを「根性論で更生させる」ための必要悪にするのに適していた。ホロコーストと一緒。共通の敵をつくることで、教員たちは彼らと連携をとろうとしていた。

まずは保護者会で、担任教師が「私は中学受験と塾が嫌いです」と言い放つところからスタート。この言葉はあっという間に子供たちにも伝わった。小学生にとって、それがどんな不良小学生だったとしても、「先生言葉絶対」だ。「先生が悪いと言った」子は、いじめたっていいのだ。

休み時間円周率計算暗記表を見ていたら、担任にそれを取り上げられ、クラスメイトの前で激昂された。帰りの会で黒板の前に立たされ、「私は学校で塾の勉強しました。本当にごめんなさい」と謝らせられた。それを皮切りに、ブルーカラーの子供たちからいじめが始まった。

帰り道で待ち伏せされる。容姿についての罵倒や、時には両親への悪口もあった。ある時はマフラーで首を絞めあげられた。子供の力なので大事には至らなかったが、笑い声のなか、酸欠で頭がぼうっとしてきたことは覚えている。

先生の言うことは絶対」。これは私にも有効だった。だから私は、自分は悪い小学生なのだと思い込んだ。

おうちが貧乏で、ちょっと不良みたいで、勉強は嫌いで、でも、中休みになったら一番最初に校庭に出てドッジボールを始める。そんな生徒が、「良い小学生なのだクラスメイトたちが音楽室に立てこもって授業をボイコットしていた時、私は大人しく教室で待っていた。でも先生が好きなのは仲間意識の強い」彼らなのだ

悪い小学生なのだから、虐められて当然なのだ。そう思った私は、繰り返されるいじめを誰にも相談出来なかった。

また、これは本当は幸運と言えるのだが、殊にこの場合にのみ不運と言える、両親の誤算があった。私の成績だ。

私はどうやら「出来る子」に分類される子供だったらしい。入った中堅塾ではあっという間にトップに立ち、テストも満点以外とれなくなった。ここまで来ると両親にも欲が出てきたようで、私はバスで通える範囲に出来たS某超進学塾に通うようになった。そこでも女子ではトップの成績で、あれよあれよという間に御三家を目指すことになっていた。小学生にとっての成功体験は、その子人格形成において重要だ。私は勉強するのが楽しかった。そもそも運動は嫌いで、中休み図書館にいるような子供だった。かけっこしか見てくれない小学校教員たちとは違って、塾の先生は私の「勉強の」成績を褒めてくれた。後は好循環だ。持って生まれメンタルの弱さで、模試の前に嘔吐するようなこともあったが、私の中学受験は大方順調だった。

一方小学校生活は、ぼろぼろのメタメタだった。私の通塾先が変わったことがどこから漏れ出て、「エリート意識を持った嫌な奴」の烙印を押された。低学年までは仲良くしていた子達も、私のことを大腸菌呼ばわりするようになった。

担任が、わかりやすく私に嫌がらせをするようになったせいだった。授業中に指されて答えても、「どうせ塾でやったんでしょうね」。覚えもないいじめ事件の首謀者にも仕立て上げられた。

だんだんと体調にも影響が出るようになっていた。学校に行く前に必ず吐いた。食道は焼けただれ、小学校5年生の冬には胃薬が手放せない体になっていた。

真面目な気質のせいで、私はそれでも学校に行くのをやめられなかった。親も流石に勘付き、担任嘆願書を出した。しかしそれも虚しく、担任は私にその嘆願書を叩きつけ、「どうしてあたしがいじめなんて言われなきゃいけないんだよ!!」と私を怒鳴りつけた。

別の小学校越境入学しようと思ったこともあった。別の中学受験をする同級生が、そそくさと学校を変えてしまたからだ。実際両親はその準備もしていた。しかし、自分学校問題があることが外部に晒されることを恐れてか、校長はそれに難色を示し、「○○ちゃんだって仲良しと離れたくないでしょ」と、結局その小学校から離れることは叶わなかった。

私の小学校時代は闇だ。小学生5年生の学芸会の劇で、悪役の親分オーディションに受かったら、自分母親と隣のクラス教員が寝ていると噂されたこともある。最高学年になる頃には、私は両親と塾の教師以外の大人を信じられなくなっていた。

話は飛んで、中学受験の結果から言うと、私は第一志望には落ち、第二志望の女子校に通うことになった。そこは天国だった。私が休み時間勉強していても、誰も怒らないし、誰も馬鹿にしなかった。正直それだけで救われたし、良き友人にも多く恵まれた。そして高校生活を経て、今私は東京大学に通っている。

もし父親先見の明がなかったか、私が過度のストレス受験全滅していたことを考えると、今でも寒気がする。

数年前の東大入学式の祝辞は、ノブレス・オブリージュについての話だった。私も上野先生意見に大方は同意する。しかし私は、もし「恵まれ人間」として支えなければいけないのが「あいつら」なのだとしたら、それは吐き気を催す話だと思う。

エリートが冷たいなんていうのは嘘だ。いや、もしかしたら真実場合もあるかもしれない。でも、そんな言説よりずっと、「学のない連中は残酷で野卑だ」という言説が本当だと言うことを、私は知っている。

2020-08-06

社会、厳しすぎる

四年生大学を出て新卒で無事に会社入社した

ブラックじゃないしそこまで残業してるわけじゃないし給料新卒のわりにはちゃんと貰ってる

福利厚生だって完璧とは言わないでもそれなりに整ってはいるし、正直忙しい職場ではあるけど怒鳴られたり殴られたりすることもない

多分いわゆる真っ当な会社なんだと思う

でも正直会社、厳しすぎない?

えっこんなに厳しい?なぜ?

いや会社というより社会が厳しすぎないか…?

「一度教えたらもうわかるでしょ?」いや完璧人間か?

「なんでそうしたの?そんなこと言ってないでしょ」いやそう言われたからですが?

「また間違えたの?何度目!?」まだ3回目だし毎回パターンが違うのですが…

ここまで読まれ社会人の方の多くは多分まあそれが社会だし仕方ないね〜その考え方自体が甘いしね〜とか思ってるんじゃないかなと思っている

いや社会が厳しくない!?!?!?

私が甘いのではなく社会が…厳しすぎない…?

厳しいというか人に優しくできない人間が多い

厳しい人が多すぎる

もうちょっとみんな優しくならない?優しくなっても怖くないよ。何も怖いことは起きないよ。相手からも優しくしてもらえることが多いよ。多分。

社会ちょっと厳しすぎる。

2020-08-05

私はこの就活が終わったら死ぬ

この就活が終わったら死のうと思う。

 私は一地方都市のしがない大学生である私立四年生大学の最高学年であり、連日就職活動に振り回されている。それでもって例の如く就活病み精神的に追い詰められている。これから書くのは端的に言えば弱音であり、備忘録である。たぶん。

 私が死を意識しはじめた時期は小学生くらいだった。きっかけは保育園からの友人と疎遠になったことのように思う。その子と私はもともとタイプが違っていて、成長するにつれてお互い世界が広がって話さなくなる、というある意味典型的パターンだった。 

 ただ、問題だったのは当時の私にはその子達以外に友人がいなかったことだった。その子達は新しい友人を作っていたが、私は新しい友人を作ることが出来なかった。一度でも学生生活経験した人ならわかると思うが、学校という閉鎖社会生活するにはどこかのグループ所属する必要がある。私は友人を失ったことで学校での居場所も失ったのだ。それに加えて元友人は私にとって憧れの存在だった。私はその子のことがまだ好きだったのだ。今なら離れた理由もわかるが、当時はどうして元の友人と疎遠になったのかもわからず、何が悪かったのか折に触れては考えていた。

 なんとなく暗い気持ちで日々を過ごしていたときTVバンジージャンプ映像を見た。芸人タレントか覚えていないが、紐をつけて飛び降り映像を見て「あ、いいな」と思ったのだ。空の中に落ちていくのは、最後に晴れ渡るような青空を視界に焼き付けるのは気持ちがいいだろうな、と。

 恐らく当時の私は友人と疎遠なったことで学校生活不安を持っていた。そこで至った結論が、生きることをやめること、だったのだと思う。だからバンジージャンプをいいなと思ったのだ。もう学校に行かなくて済むから

 これがとんでもない勘違いであることは充分理解している。死ぬことはそんなにいいものじゃない。落ちてる瞬間はきっと凄く怖いし、空なんか見てる余裕もないし、落ちたときなんか死ぬほど痛い。死ぬんだから当然だ。それにそこで死ねればいいが、うっかり生還なんてしたらたまらない。障害を抱えて生きるか、自殺を失敗した人間というレッテルを掲げて生きるか、どっちにしても地獄である

 でも、当時の私には酷く魅力的だった。ここで死ね明日学校に行かなくていい、嫌な発表もしなくていい、最後に綺麗なモノを見て終われる。正直、疎遠になった友人への腹いせのような気持ちもあった。自殺すれば、友人も少しくらい私のことを気にかけてくれるかもしれないという思いもあった。

 小学校に通っている間、何度か四階の音楽室の窓から身を乗り出して晴れ渡る青空コンクリート舗装された地面を見つめた。あんなに熱心に見つめていたのに私は実行には至らなかった。単純に勇気がないから。私には死ぬ勇気がないから。結局私は「死に憧れる自分」に酔っているだけで死ぬ覚悟もなかったのである。そういうところが本当に情けなくて中途半端人間だなと思う。

 だらだらの長く書いたがここまでは前置きであるあくまでここからが本題。だと思う。

 なんとか小中高を抜け、大学にも進学できた。特に留年することもなくなんとか四年生になったが、そこで私は就活という大きな壁にぶち当たっている。

 就活で何が死にたいっておおよそ内定が貰えそうにないことである。今現在エントリーシートを提出した企業が5社でそのうち面接まで行ったのが2社、うち一つは面接遅刻した。まじで馬鹿だと思う。当然、不採用の通知が来た。あと残り5社ほどエントリーシートを提出するつもりだが正直内定が出るとは思えない。となると来年就職浪人非正規雇用の道しかない。

 私は今まで「普通」の人生を目指してきた。高校に行って、大学に行って、正社員になる。ごく一般的な「普通」を目指して懸命に生きてきた。なぜ普通を目指すかというと楽だからだ。これも部活動所属していた理論と近い。「普通」に生きるれば他者に埋没することができる。無駄な注目を浴びなくて済むし、他の人がしないことに労力を割かなくて済む。「普通」というより私は「マジョリティ」に所属したいのだ。常に多数派でありたい。多数派であることはいいことだと私は思う。例えば、何か不幸なことがあっても他の人も体験していれば、よくあることだと納得することができる。困ったことがあっても先人の意見を参考にすることができる。なにより多数決で勝てる。特に多数派であるという安心感は何者にも変えがたい。

 内定が貰えなかったら、新卒就職できなかったら、私の思い描いている「普通とはいえない。普通でないなら死ぬしかない。

 突き詰めれば私は明日の不幸が怖いのだ。小学校とき明日学校行きたくないと思ったのと同じように、明日明後日自分生活が続くことが怖い。

 これを言うと多くの人が人生は年々楽しくなるとか、いいことも沢山あるんだよとか言うのだが、そう言うことではない。楽しいことがあっても悲しい事は帳消しにならない。別々に積もっていくだけ。それに本当に悲しいことや辛いことがあったときに私を生かした人は責任とってくれない。自分の生に責任を取れるのは自分だけである

 本当は漫然と生きることが不安で、その不安が今回の就職活動きっかけに大きく燃え上がっている。だから私にとって自殺とはこの不安を解消するための手段なんだと思う。

 ネットの海を眺めていると私だけではなく、みんな本当は漫然と生きることに対する不安を抱えているような気がする。本当はみんな理想自殺の種類があるんじゃないのか。みんなそうだって言って欲しい。私は「普通だって言って欲しい。

 一方で安易理解は欲しくない、こんなに苦しいのに誰かに判られてたまるかって気持ちもある。みんなが打ち勝っている不安に私だけ負けている事実が怖くもある。

 私のこの漫然とした不安鬱病とかなにか名前の付くものでは恐らくない。だから病院に行って薬を貰うことは出来ないし、病院先生に話を聞いてもらったところで将来なんてみんな不安ものですよ、とかなんとか宥められて帰されるだけだろう。

 私は卒業後は就職するつもりだった。それ以外の選択肢は何も考えていない。就職出来なかった場合については何も考えたくない。

 小学生自分死ぬことに憧れているだけだったが、今の私はきちんと実行できるだろうか。死ぬことを考えるのは正直に言えば怖い。もしかしたら、まだ私は死にたくないのかもしれない。でも死ぬしかない。明日の私を苦しませないために今死ぬしかないんだ。あそこで死んでおけば、と後悔するのだけは絶対に嫌だ。それなら今きっぱり死なないといけない。もうこれ以上苦しまなくていいように、つらい思いをしないように。

 だから私はこの就活が終わったら死ぬ

2020-07-23

出会い系友達を失った話

私の高校時代から友達に、とても美人女の子がいた。

華奢で、シンプルニットタイトスカート高校のうちから着こなして、大学では大学院まで行って英語を学んで海外仕事をしたいと語る、耳で綺麗に揃えられたショートヘアの彼女は、私の自慢の友人だった。

高校卒業して大学に入っても、彼女とは頻繁に連絡を取り合っていたし、お酒を飲めるようになってから月に一度は私たちには少し敷居の高いお洒落なお店で近況報告をした。ふたりで丸一日ディズニーランドで過ごすことなんて何度もあったし、初めての海外旅行は彼女とだった。つまり、かなり仲が良い女友達だったのだ。

彼女はあまり男運が良くなかった。

本気で好きになった人に秒でやり捨てされた大学1年の夏、男がダメなら女と付き合うことにしたと言っていた(私はその日初めて彼女バイだったことを知った)翌月、親のために結婚をしたいと言われ振られたと泣いていた2年の春。

もはや自暴自棄になった彼女が手を出したのは出会い系アプリだった。

そこで出会った10個上の男性は、彼女曰く「完璧な人」だったらしく、彼女はわかりやすくそ男性にのめり込んでいったし、あっという間に付き合うことになった。

それはおめでたい飲み会を取り付け、肉を焼きながら話を聞くのだが何かがおかしい。

「彼は社長らしくて、忙しいから月に一回会えるかどうか」

「家が2つあるらしくて、ひとつの家にはお邪魔させてもらったけどもう一つの家には社員さんとルームシェアしてるから行けない」

「付き合って3ヶ月経つけど、未だにおうちデート以外したことがないし、写真も撮らないでねって言われてる。そういえば苗字も知らない」

「あと、完璧主義で私にもそれを要求してくるんだけど、それは全部私のためになることなだって。」

………いやいやいや。いやいやいやいやいや。

どう考えてもおかしい。麻雀のことはよくわからないけど、「役満」ってたぶんこういうことだろう。ダメ役満。どう考えても奥さんか、それか本命の女と一緒に住んでるオチだろうし、完全に遊び相手にされてるだろ。喉まででかかった言葉を飲み込んで、

ちょっとモラハラ気味じゃない?大丈夫かなあ」

と一番突っ込みやすそうな部分を笑い混じりで指摘してみたところ、彼女の顔色が変わった。

「でもね、彼と私は、今のままの私じゃ釣り合わないんだって。だから彼は強く言ってくれるし、私が気づかないような部分まで指摘してくれるの。伝えてくれたところを頑張って直すと、自分がとてもいい女になった気がするの」

「それよりね、こないだ彼と〜」

あれ、彼女、こんな子だったっけ?

最初に抱いた違和感はそこだった。一瞬言葉に詰まったのを覚えている。

無我夢中で彼の「いいところ」を並べ立てる彼女は、可愛らしいというより少し不気味だった。

そんな別人のような友達と喋ることが辛くなり、その日は早めにお開きにした。

それからは恋は盲目、あばたもえくぼ、そんな自分に気づかない彼女は周りを蹴散らしてどんどん彼に猪突猛進。そんな状態が続いた。

「ベッドに長い髪の毛が落ちていた。でも大丈夫。私は彼を信じているから。」

「彼の通知画面に出会い系アプリの通知があった。でも大丈夫。私は最後には幸せになるから。」

「彼には何年も付き合っている彼女がいて、その人と同棲していた。でも大丈夫。私が一番愛されているから」

私はそのたび彼の矛盾している部分を何度も何度も指摘したが、私の言葉彼女には何も届いていないようだった。

友達出会い系アプリで彼と出会ってから、もう一年半が経とうとしていた。

私は就活をしながら、めっきり会う頻度が減った彼女の裏アカウントツイートを眺めていた。いつのまにかラインもしなくなった私たちが、お互いの近況を知るためのツールツイッターインスタグラムだけだった。

基本的には、彼のどんなところが好きだとか、自分には何が足りないのかとか、そんなことを綴っていた裏アカウントに、衝撃の言葉が綴られていた。

「彼の会社就職することにした♡面白そうだし、楽しみだなあ。」

頭がくらくらした。たしか、彼の会社ベンチャー企業で少なくとも海外で働けるような環境ではない。

いやお前、、、あのさあ、、、

海外で働く夢は?進学予定だった大学院は?その夢を応援してくれていたご両親は、、??

もう、私が知っている彼女はどこにもいないのだとその時痛いほど突きつけられた。私が大好きだった彼女は、出会い系出会った32歳の男性によって全て塗り替えられて、まったくの別人になってしまったのだ。

大体、出会い系20歳女の子を引っ掛けて会社にまで入れちゃう30代社長って何?最初から最後まで地雷物件じゃねえか。

まあ、幸せならそれでいいのかな。話のネタにもなるし。

そんな気持ちで裏アカウントフォローも外さず、監視を続けていくと(わかっているとは思うが、私の性格全然良くない。)、彼女の様子はどんどんおかしくなっていった。

仕事が辛い。けど、頑張らなきゃ。」「大学辞めたい。仕事に集中したい。」「仕事に集中したいのにゼミの人たちが邪魔をしてくる。」

「闘っていかなきゃ。仕事を楽しまなきゃ。」

「こんなの、やりたい仕事じゃない。」

うーん、このままだと、大学中退就活経験フリーターが出来上がってしまうのかな。それとも先に鬱になっちゃうのかな。でもまあしょうがいか。もはやエンターテインメントひとつとしてしか彼女を見ていなかったが、それも長くは続かなかった。

彼女が裏アカウントを消してしまったのだ。理由は確か、仕事愚痴をここに吐いてしまって甘えてしまうとかだった気がする。

これで完全に彼女との深い友人としてのつながりは切れてしまったと思った。あとはうわべだけのインスタグラムしか残っていない。インスタグラムストーリーで、彼がついに本命女と別れて、彼女ちゃんとした同棲を始めたことを知った。(ふつうにすごい。健気さと執念と若さ勝利だと思った。)(本命女は30前半だったらしい。)

ただ、すでに私の中で、心からおめでとうと言える段階ではなかった。

私は高校時代から大好きだった友人があっという間に変わっていくのが悲しかったのかもしれない。私の話も聞かずに彼のことばかりを上の空で話し続ける彼女から目を逸らしたくて、連絡する頻度も少なくなっていったのかもしれない。ただ、今となってはそんなことはどうでも良くて、彼女は私にとって「どこからどうみても地雷の男に溺れて忠告も聞かず自分との友情を切った女」でしかなかった。そんな女を今でも大好きな親友♡と思えるほど、私はお人好しではない。

彼女同棲を始めて少し経った時くらいだろうか、彼女から急にインスタグラムDMが来た。(驚きすぎて、その日の夜は彼女社長の彼と私の3人で遊ぶ夢を見た。悪夢だった。)

2日間ほどぽつぽつとやりとりをしていると、送られてきたのは「彼が浮気していて辛い。自分の思い描いてた幸せはこんなものじゃなかったのかもしれない」というメッセージだった。

「今更気づいたのか」以外の感情が沸かなかった。ていうか彼との関係不安定になってきたから私に擦り寄っているようにしか見えないんですけど…。

ねえ、私たちってまだ友達なのかな。私がもっと優しい人だったら、今でもあなたの悩みに寄り添えるのかなあ。そう思いながら、興味本位で話を聞き続けた。彼女はいつのまにかポエマー気質になっていて、文章はとても読みづらかった。(彼も清水翔〇の書く歌詞のようなLINEをすると話していたことを思い出した。やっぱり彼氏彼女は似るのかと思ったし、良くないところばっかり似る気がする。勘弁して欲しい。)

ついきのう、彼にもう無理かと思ってると言われた、辛いけど離れようと思うと彼女から連絡が来た。これを伝えるためにライン1スクロール分くらい使って送ってきた。

ねえ、もう大学四年生の冬になるよ。失ったのは、たぶん彼に費やした時間だけじゃないんじゃないかな。学校での信頼とか、ご両親の信頼とか、私との友情とか。あなたはこれから、どうやって過ごしていくの?

あ、お願いだから、私にだけは頼ってこないでね。

そんなふうに思いながら自分の心の整理のためにメモ帳アプリに書き起こしてみたら、想像以上に大長編になってしまった。とりあえず残しておこうと思う。

後日談

結局彼女はのこのこ彼と復縁をして、また頑張ってみると抜かしやがった。2時間電話して別れたのは正解だったよとテープレコーダーのように繰り返し声をかけ続けた私の虚しさを返してほしい。

怒り半分、悲しさ半分。この時の気持ちは、同じ経験をした人にしかからない気がするが、ここまで読んでくれた人にはちょっとでも共感してもらえたらいいなとも思う。

気付いたら「なんでもいいけど彼の言うことしか聞けないならもう私に連絡してこないでね」とラインしていた。完全に友達を失ってしまった瞬間だった。(何度でも言うが、私は性格が良くない。)

ねえ、Tちゃん。今までこんな私が友達で本当にごめんね、仲良くしてくれてありがとう、彼とお幸せに。

2020-07-21

就活が嫌すぎて、でも死にたくはないって我儘か?

大学四年生就職しないと金がなくて死ぬけど、就職したくなさすぎて困ってる

死にたくはないけど、それと同じくらい自由差し出したくない。

小学校中学校高校大学とどのコミュニティでも問題を起こして爪弾きになる程度に社会性がない自分に、定年まで40年も同じところで働き続けることができるとはとても思えない。

学校と違って企業での人間関係の失敗はいつまでも尾を引くだろう。であれば自分を殺すことが必要になるわけだが、そんなことを40年も続けられるわけがない。

人間関係絶対に失敗するので、人との関わりはなるべく持たないようにしてきた。そっちのほうが気楽だったし。けれど企業じゃそうはいかないだろう。人を避けてちゃ仕事にならない。

恋人結婚したいし、子供も欲しい。それなら安心させられるだけの金と社会的信用が要る。果たして自分の命ひとつ守れそうにない自分に、そんなものを背負う資格はあるのか。あるわけないだろ。

結婚とか育児とか、贅沢なものを得ようとしているんだから、当然コストはかかる。自由を売って金を得なくてはならない。

でもさーーーー、マジで嫌なのよ。いやわかってるよ、そんなん言ったって働かなきゃ困るのは自分なんだからつべこべ言わないで働け、働かないならさっさと死ねっていうみんなの気持ちは。けどそんなマッチョ思考ができるなら最初から悩んでないわけでさーー。

「こいつは就活難航しそうだなー」と思ってた友達もそろそろ内定が出始めている。みんなちゃんエントリーをやめないので、きちんと賽を振り続けているのでなんだかんだ報われる。偉い。

一方自分はと言えば、エントリーひとつするのにも「ここで働く羽目になる可能性があるわけか……」といちいち悩む。そもそも労働自体したくないと思ってる自分が、貴社で働きたいんですと言い張らなきゃいけない。面接だって人だ。そんな簡単に騙せるわけない。説得に足る理由はあるか? いやない。だって働きたくないもん。

なんだかんだ言いながら働かなきゃ……って言ってちゃん内定とって働いてる人たち、本当にすごいなと思っている。自分はそんな納得してないのに割り切るようなことはできない。

これで就職できなくて来年4月から無職になったとしたら、そのまま慣性に任せて死んでも仕方ないよな、と半分は本気で思っている。

恋人との未来とか、自分自身の命とか、守りたいものはあるけれど、でもそれを全部捨てて無かったことにしてもいいやと、どこかで自暴自棄自分がいる。

いやわかってるよ、やらなきゃいけないのはわかっているけれど、分かったらできるかと言われれば別問題じゃん。

週5の労働いつまでも続く面倒な人間関係なんてコストを支払わなきゃいけないほど、命って高いものなんですかね。金持ちになりたいとか人を顎で使いたいとか思ってなくて、ただ生きていたいだけなんですけど。

大学四年生就職しないと金がなくて死ぬけど、就職したくなさすぎて困ってる

死にたくはないけど、それと同じくらい自由差し出したくない。

小学校中学校高校大学とどのコミュニティでも問題を起こして爪弾きになる程度に社会性がない自分に、定年まで40年も同じところで働き続けることができるとはとても思えない。

学校と違って企業での人間関係の失敗はいつまでも尾を引くだろう。であれば自分を殺すことが必要になるわけだが、そんなことを40年も続けられるわけがない。

人間関係絶対に失敗するので、人との関わりはなるべく持たないようにしてきた。そっちのほうが気楽だったし。けれど企業じゃそうはいかないだろう。人を避けてちゃ仕事にならない。

恋人結婚したいし、子供も欲しい。それなら安心させられるだけの金と社会的信用が要る。果たして自分の命ひとつ守れそうにない自分に、そんなものを背負う資格はあるのか。あるわけないだろ。

結婚とか育児とか、贅沢なものを得ようとしているんだから、当然コストはかかる。自由を売って金を得なくてはならない。

でもさーーーー、マジで嫌なのよ。いやわかってるよ、そんなん言ったって働かなきゃ困るのは自分なんだからつべこべ言わないで働け、働かないならさっさと死ねっていうみんなの気持ちは。けどそんなマッチョ思考ができるなら最初から悩んでないわけでさーー。

「こいつは就活難航しそうだなー」と思ってた友達もそろそろ内定が出始めている。みんなちゃんエントリーをやめないので、きちんと賽を振り続けているのでなんだかんだ報われる。偉い。

一方自分はと言えば、エントリーひとつするのにも「ここで働く可能性になるわけか……」といちいち悩む。そもそも労働自体したくないと思ってる自分が、貴社で働きたいんですと言い張らなきゃいけない。面接官だった人だ。そんな簡単に騙せるわけない。説得に足る理由はあるか? いやない。だって働きたくないもん。

なんだかんだ言いながら働かなきゃ……って言ってちゃん内定とって働いてる人たち、本当にすごいなと思っている。自分はそんな納得してないのに割り切るようなことはできない。

これで就職できなくて来年4月から無職になったとしたら、そのまま慣性に任せて死んでも仕方ないよな、と半分は本気で思っている。

恋人との未来とか、自分自身の命とか、守りたいものはあるけれど、でもそれを全部捨てて無かったことにしてもいいやと、どこかで自暴自棄自分がいる。

いやわかってるよ、やらなきゃいけないのはわかっているけれど、分かったらできるかと言われれば別問題じゃん。

週5の労働いつまでも続く面倒な人間関係なんてコストを支払わなきゃいけないほど、命って高いものなんですかね。

2020-07-15

勉強できない

勉強できない どうしよう

いま私は大学四年生で、進学のために勉強をしなきゃいけない

勉学に対する志があるわけじゃなくて、コロナのせいで資格の実習がふたつ被っちゃって、留年すると奨学金が止まっちゃって、奨学金が止まると授業料免除が受けられなくなって……

とにかく色んなバグのせいで進学するかひとつ資格を諦めて単位無駄にするか留年してお金がかかるかの三択に迫られて、進学を希望している

でもダメ勉強できない

一応単位を落としたことはなくて、GPAは高くも低くもない 頭の出来は悪くない方だったはず もの理解するのは得意だし、本を読むのに抵抗がないか勉強が苦しかたことは一度もなかった

なのに生まれて初めて勉強ができない

どうしたらいい? 教科書を開くのが辛い、英語を読むのが辛い、指導教官の顔を見るのが辛い、なんならメールを開くのが怖い

卒論も進まない、勉強も進まない、進学どころか卒業する自信がなくなってきた

そもそも大学に行けてないか資料相談する時間調査時間お金も何もかも足りない

でもここで止まるとせっかく今まで面倒を見てくれた指導教官や院の先輩になんと思われるか、と思うと勉強もできていないのに進路を変えられない

辛い

親は高卒で、相談できない。生きるためのお金はくれるから悪い親じゃない 。ただ勉強するための資金自分で稼ぐべきだという考えの人で、私はバイトをして授業料免除してもらう必要があるだけ

勉強したくないよ

でも本当はこの分野好きだったはずで、もっと勉強たかったはずで、資格だってちゃんと取りたいはずなんだよな。そんなことなかったのかな

どうしよう 死にたい

増田なんか見て時間が溶けていく間勉強すればいいのに

うんちつくってうんち読んで生産性のないことしてる間涙がボロボロ出てくる

死にたい もうコロナでもなんでもいいから殺してくれ

2020-06-18

床オナの功罪

私は生まれてこのかた床オナ一筋で

生きてきた。


床オナには様々な利点がある。

しかし、その代償はあまりにも高かった。


私がはじめて床オナを覚えたのは忘れもしない、

小学校4年生の時だった。

私はある晩、

キューティーハニーFというアニメに出てくる

キューティーハニーミスティーハニーの対決

まりキャットファイトを思いだしながら

チンポを布団にすりつけていたところ

極度の快感に襲われ、トイレで白い液体を目にした。

それから私は隣で家族が寝てようが

おかまいなく布団で床オナをし始めた。

家族から動きを不信がられることがあっても、お尻フリフリダンスだと、言い訳して乗り切った。

床オナは一見うつ伏せに寝てるようにしか見えないため、家族がいても容易にできてしまうのだ。

事実は私は免許合宿で部屋が一緒だった

10年来の友人に気づかれずに床オナを

やってのけたことがある。


それが私の床オナ依存症を深刻化させた。



性欲を持て余したわたし

湯船で床オナをしたこともあった。

朝、床オナがガマンできず、

学校バイト遅刻したこともある。

現在では日に3回スマートフォン

を片手にキャットファイトAVを観ながら床オナをする毎日である

完全な床オナ依存症だ。


よく部屋に己の精液をぶちまけた

ティッシュがあるという話をよく聞くが私はトイレで全て洗い流すため

そのようなモノが部屋に散乱してることはない。

包茎である私は己の精液を包皮に

貯めたままトイレに向かうことが出来たのだ。




そんな私が最近になって女性

行為を初めておこない、挿入した。




しかしイケない。



私は今まで大宮ソープ

45分で5回通ったがすべて未発に

終わってしまった。


しょうがないので帰ってソープ内の出来事を思い出して床オナをするという

虚しい行為を繰り返している。


イケない理由については2つある。

フル勃起になれないこと、

包茎なことである


床オナはフル勃起より半勃起のほうが

キモチいい。

フル勃起で押しつけると快感を通り

こして激痛が走る。


勃起に慣れてしまった私のチンポは

フル勃起状態を維持することが大変

難しいのだ。

そのため膣から出すとすぐに萎えしまう。


さらに、私は包茎である

床オナ故に包茎になってしまった。


小学校四年生から床オナに慣れた私は

チンポの皮を

剥くという行為を全くしていなかった。


皮を被ったままでも十二分にキモチよいため剥く必要性がなかったのだ。


また、皮に隠れたちいさいチンポに慣れてしまっていた私は自らの亀頭グロいと感じるようになっていた。


そのため、チンポを剥かずに20代を迎えしまった。


しかも生まれてこのかた手でヌいた

ことがないため、慣れない

手コキではもちろんイケない


フェラでようやく勃起をする。

しかし、包茎の客に対し生フェラ

対応してくれる風俗嬢は極一部だ。

大抵はゴムフェラ対応となる。


ゴムフェラは皮にゴムを被せてる状態のためどうしてもフル勃起になるのは

難しい。


また、床オナの快感は膣に入れるより

圧倒的にキモチよい。


そんなわけで発射に失敗しているのだ。


そのような状況でも私の女性への

おっぱいと膣への欲求はおさまらない。

果たして、床オナと包茎という2つの

ディスアドバンテージを抱えながら

女性パートナーとして

選んでもらえるのだろうか。



床オナで味わう極上の快感と対価に

私は膣でイケない呪縛死ぬまで

戦い続けるのだ。

しかし、私は諦めない。

いつかイカせてくれる風俗嬢との出会い

夢見ている。

2020-06-17

anond:20200614093918

ウィトゲンシュタイン入門 / 永井均

 それは、かんたんに言えば、「私はなぜ、今ここにこうして存在しているのか」という問いであった。

小学校の三、四年生のころ、自分でも問いの意味がよくわからないながら、よくそんなことをぼんやりと考えていたのを覚えている。

小学校高学年から中学生になるころには、もっと明確に「なぜこの子(つまり永井均)が自分であって、隣にいる子が自分ではないのか」

という疑問をしばしば考えた。無数にいる人間といわれる生き物の中に、自分という特別なあり方をしているやつが一人だけいて、

こいつ(両親によって永井均と名付けられた一人の少年)がそれである、ということが不思議でならなかった。

だがもっと不思議なことは、まわりの誰もそんなことを不思議がっているようには見えなかったし、学校勉強では、どの教科でも、

いつまでたっても、そんな問題をとりあげるようにない、ということだった。

 この疑問を、もっと素朴なかたちで、友人の一人に提出してみたことがあった。それは「僕はなぜ生まれてきたのだろう」という問いである。

この問いならば、ひょっとしたら他の人に通じるかもしれない、という気がしたのである。だが私の期待はみごとに裏切られた。

聡明知的にきわめて早熟であったその友人は、私の問いに「両親がセックスたからだ」と答えたかである

私は「僕が生まれてくる以前には、両親は単なる二人の男女にすぎないではないか。単なる二人の男女がセックスをしたからといって、

どうして僕が生まれてくる理由があるだろうか」という意味のことを言って反論したが、友人は結局その問いの意味理解しなかった。

 私が言いたかったのはこういうことだ。これまで無数の男女がセックスをして、無数の子どもが生まれてきた。これからも生まれてくるだろう。

そのうち一人が私であった。しかし、私など生まれてこないこともできたはずである。現に一九五一年までは、私がいない世界が続いていたし、

二一〇〇年には、また間違いなく私のいない世界存在し続けるであろうからしかし、どういうわけか、私は生まれ、今ここにこうして存在している。

そして、それは永井均という名づけられた人間が生まれたということとは別のことである。なぜなら、永井均という名の人間が生まれていながら、

それが私でなく他人(というよりむしろ単なる一人の人間)にすぎない、という状況は十分考えられることだからである

2020-06-02

恋愛に夢中になる虚しさ

30代前半。大学四年生の時に一瞬(3ヶ月)だけ付き合えたのを最後に、10年以上恋人がいない状態デフォだった。

そんな自分に先月、ひと回り年下の恋人が出来たんだけれど、この世の春どころか生活に支障が出まくっている。

恋人はいわゆるかまってちゃんで、こちらの時間なんて気兼ねせずに関わりを持ちたいタイプ仕事終わりに家に来ることもあるし、そのまま朝までろくに眠れないこともある。

翌日も眠気から仕事に集中できないし、仕事中に来るLINEにやきもきしたり、恋人との出来事に心がかき乱されてしまう。仕事も頑張りどきだと言うのに以前のように没入できない。

十年前ならまだしも、いい歳の、一定立場にある人間恋愛精神時間リソースを持っていかれるのは実に割に合わない。

そう感じながらも易きに流れてしまっている自分の哀れさが、愛しくも憎い。

人生の不満について言いたい

よくある話だが、地元底辺公立中学自分は優秀だと勘違いし、自分は優秀である、そうでなくてはならないという願望が無視出来ないほど肥大化すると、それ以降の人生悲惨ものになる。自分の話なのだが。

大学選びでは大学にのみ拘り、就職を考えないといけない今、年収社会的ステータスのみに拘っている。しかし、大学入試AO入試という裏技を使ってどうにか切り抜けられたが、就職はそうはいかない。大学四年生の今になってアクチュアリーになろうと思い立ち、勉強を始めてみたが、優秀であるという自意識は、あくまで消せない願望であり、カルマであり、現実能力ゴミなので、全然問題が解けなくて鬱になっている。死にたい

人生をやり直せるのなら、灘や筑駒東工大一橋マッキンゼーゴールドマン・サックスとか言われても、全く反応しない、気にならない、勝手に負けた気分にならない人生を送りたい。そういう大学名や会社名を一切気にせず、気にならず、青春謳歌して、特段努力せずに地元大学に進み、地元企業年収400〜500万そこそこを得て、適当結婚する人生が良かった。

男女比が偏っている進学校に進み、男女比が甚だ偏っている大学に進んだ結果、彼女いない歴=年齢で、当然、童貞である。勿論、これは自分が低身長ブサイク低能隠キャなのが一番の原因ではあるのだが、例えば、地元雑魚高校だと、一番は無理でも、上位にはなれただろうから、それで少しはモテたかもしれない。大学ももっと偏差値が低く、貞操観念も低い大学に行けば、童貞くらいは捨てられたかもしれない。そういうifを考えて、毎晩歯ぎしりしている。

まぁ、でも、全部自分が悪いんよな。モテないのも容姿に加え、このゴミみたいなマインドがいけないし、優秀になりたいんなら人一倍努力をすれば良かったという話。結局、何事にも努力をせずに結果だけを欲しがった自分が悪い。

2020-06-01

幸せな夢を見てェ

好きこそものの上手なれ

これこそが生活するうえでうまく立ち回っていくことだと思う。

初夏の蒸し暑い夜にこんなことを書いているのは、偏に将来への不安に包まれたかである

というのも、僕はい大学四年生なのだが、そろそろ将来の事から逃げるのは無理があると考えたからで、高校までの友人を見ていると、結婚したり同居したりまじめに働いていたり、ちゃん社会に出て適応することができている。その中でも最もすごいと思うのは小学校高校の友人のTくんだ。彼とは同じ小学校だったが、途中で僕が転校して、高校で再開した。

Tくんは高校では成績はさほど良くなく、がんばって偏差値50程度の情報系の大学に進学した。その後、彼はプログラミングに目覚め、めきめきと実力を伸ばし、みんなもよく知っているし利用している会社インターン積極的に参加したりして、立派なエンジニアとして確立した。自分から会社を選ぶことのできる立場にある(と僕は認識してる)。これは好きこそものの上手なれの顕著な例だと思う。彼は楽しそうだ。

僕はといえば……興味のあった数学物理は全く興味がなくなり(僕の好きなのは数字パズルだった)、ただ自堕落に本を読みゲームをしながら、単位をとりこぼしながら生活してる腑抜け大学生だ。

興味がないことを勉強するのは苦痛だった。興味がないのだからなんの専門性も身につかず、卒業したらただの肉に意思が宿ったただの人になってしまう。

たとえば料理人や、彫刻家みたいな専門性のある事をガチでやっている人はそれで飯を食っていける(それがとてつもなく険しい道なのは分かるけど)。しかし僕の想像するサラリーマンは、ただの人が、電車に揺られ、会社に行って上から与えられる業務をこなし暗くなったら帰る、という日常を繰り返しているだけのように見える。

何事に興味が湧かず、ずるずると就職していった人は脳裏陰鬱ものを堆積しながら日々を過ごしていくのだろうか?

サラリーマンになったら、学生だった時代のような、数年単位環境がかわり、後に期待するということができなくなってくるように思う。たとえば、中高では彼女ができなかったけど、大学ではできたみたいな。だってサラリーマンって約40年もある。のっぺらぼうみたいな移ろいで40年も過ごさなきゃいけないなんて酷だ。

胸を焦がすような恋愛なんてなかなかないし、学生以降はさら機械が減るだろう。結婚現実的なのはおよそ30前半までだと思ってる。しかも胸を焦がす恋愛成就するのなんて一握りだしそれ以降は妥協恋愛になる。

僕のサラリーマンイメージは、ツイッターから来ている。だってみんな「満員電車つらい」「朝起きるのつらい」「上司うざい」「飲み会いきたくない」「仕事したくない」「残業いやだ」しかいわないじゃん。

それで、興味のないことを仕事にしてる人がどうやって生きているのかアイデアが欲しい。どうやって仕事に向き合っているのか?

言いたいことの三割も伝わらないし軸がブレブレの説得力のない駄文になった。

要するに、僕は単調増加する幸福の微睡みの夢にずっと浸っていたいということです。

成功して、理想化された生活をしたい。

好きなあの子と手をつないで、学校帰りを一緒にあるいて、もどかしさと煩悶感情を跳ねまわらせる、そんな恋愛は夢なんだなあ。

最近は夢を見てるときしか気分が楽にならなくなりました。

幸せになりてェ

2020-01-23

褒められたいだけなんだ

小生大学四年生

卒論が迫る時期だから研究頑張ってる

頑張ってるのに褒められない

これは教授や先輩が悪いわけじゃなくて、自分能力問題がある

うちの研究室はみんな頭がいい

大学自体偏差値が高めなところなんだけど、大学の中でも優秀な人たちが集まってると思う

それに対して俺はどうしてここに入ったんだってくらい頭が悪い

覚えるのがとろい上すぐに忘れる、仕事が遅い、説明もわかりにくい

仕事が遅い自覚はあるから、みんなより早く研究室にきて頑張ってる

少しでも褒められたくて頑張ってるんだけど、先輩たちの求める水準には決して届くことはなく、研究室で褒められたことなんてほとんどない

あまちゃんなのは十分分かってるんだけど、褒められたくて仕方ない

2020-01-20

デリヘル嬢した経験を盛らずに書く。

但し、もう十数年前の話で、しか短期間(2ヶ月半くらいかな)しかしていない。

当時の私のスペック

デリヘルをした動機

  • 切実にお金がなかった。


要はお金自分精神衛生上問題

給料待遇、客の払う料金など

  • お客の払う料金は一本(60分)17000円。指名1000円。当時としては格安
  • 客の払った料金から、衛生費1000円、プール1000円を引かれて、8000円が嬢の取り分で残り7000円が店の取り分。
  • プール分は月末にまとめて貰える。
  • 給料前借りOK、社保完備をうたっている店だったが、そんなの利用する人、いたのだろうか……?
  • の筈なんだけど、私だけ週5勤務強いられていた……。ドライバーさん達に聞いたら、そんなの私だけだし、どうして店長が私にだけやけに厳しかったのかは、謎だという。
  • 年に数回しか働かない嬢、しばらく音沙汰がないと思ったら唐突電話をかけて来て、「今から働くから迎えに来て」っていう嬢がほとんどだったそうだ。

面接入店手続き面接

  • 書類二枚書かされる。
  • 研修内容は、かなり最低限のプレイだけ。礼儀的なことはちっとも教えてくれなかった。そこらへん詳しく教えて欲しかったんだが……。




仕事内容について



  • 一本60分だけど、10分前にはドライバーさんがお迎えに来てて、早く帰ってこいと電話で急かしてくる。そのため開始40分でいそいそと帰り支度を始めることになる。
  • 大抵は一日二本くらいしか仕事がないし、0時過ぎまで働きたい嬢はそんなにいないらしい。
  • にも関わらず、私は毎日4本くらいこなして朝帰りだった。


仕事仲間達



大体お金の為に働いていた(当たり前。

私は他の嬢とあまり顔を会わせないようにされていたので、他の嬢に会ったのはほんの数回だけだったが、こんな人達がいた。

  • 21歳強者。当店最強の女と言われていた。すごく美人。いつもお洒落スーツを着てた。客から本番を強要されると、客に蹴りを入れて帰ってくる。何か欲しい物があるときしか出勤しない。

店長ドライバーさん達

店長は中卒で数々のバイトを経てデリヘル経営者になった人。女子を押し倒すのが得意。気がついたら天井が見えて床に転がされているしどこも痛くない、すごい。そこだけは感心した。

ドライバーさん達は大抵昼は何か別の仕事をしている、普通人達。皆車持ってる。ワゴンミニバン

こんな人達

  • 推定三十代。顔面傷だらけで不死身そうだった。嬢に何かあった時に客のお仕置きに動向する係(立ってるだけだけらしい)。顔恐いけど優しい。店長がいない時に店を切り盛りする人その①。
  • 四十代会社員睡眠時間1時間半で生きているといっていた。常に半袖でほかほかに放熱している。店長がいない時に店を切り盛りする人その②。
  • 27歳食いしん坊。嬢を待つ間にラーメンを食べて時間を潰すのを日に4回やってもまだお腹が空くと言っていた。凄く痩せていた。食費の為に働いていた。



お客さん達

  • 大量の靴を所持している人が多かった。
  • 本、何かよくわからんがらくた、爬虫類etc.を溜め込んでいる人もいた。
  • 部屋をお洒落にしている人が多かった。
  • 寝床を変な場所に隠すように設置している人もよくいた。動物の巣かな?みたいな。
  • 8割普通の人。
  • 真の変態には一度当たった。
  • 真の危険人物には幸い当たらなかった。
  • しろこっちが料金を支払うべきでは?という気がしてくるような攻め好きな人に一度当たった。
  • 凄いイケメンにも一度当たったけど、かなり恐い人だった。
  • 物凄く世を僻んでいる人に一度当たった。
  • 写真撮りたがった人は、二人。

仕事での困りごと

  • 礼儀面でのことをさっぱり教えて貰えなかったので、着ていく服装挨拶の仕方を自分で考えなければいけなかったので困った。
  • 他の嬢との接触をほぼ断たれていたので、相談する相手がいなかった。
  • 三回利用すれば本番出来るの当然でしょ?という客が半数くらいだった。
  • 本番禁止店長からは強く言われているものの、よくいわれる「自由恋愛」というやつで、その場の裁量に任されている感じだった。
  • なのでお客さん達は当然出来るものと思っている。

よくわからないと思ったこと。


気付き

  • 行為する相手の年齢容姿を私はわりと気にしないということを知った。
  • 禁止と言われていることを破られる、破らざるを得ないということの精神負担想像よりも重かった。


結論

すごく、気疲れした。

追記


  • 当時の私のお財布事情を書くのを忘れていた。大体、一日に2~4万稼いだ。多い時で5万ちょっと指名料とチップ含んで。
  • よく店長ドライバーさんから、「今は新人から優先的に仕事つけてあげてるし、素人っぽいから人気もあるけど、そのうち慣れて油断するとお客さんが離れちゃうから気を付けてね」って釘を刺されていたので、いつ仕事がなくなるかビクビクしながらやっていた。なのでお金は貯める一方になりがちだった。
  • 私は根がケチに出来ているんだと思う。同じ状況でも散財する人はするだろう。

  • 本番強要の件は本当に相談出来る人がいなくて困った。
  • 実のところ、客の言うことを大人しく聞いている方が安全なのでは?と思う事がよくあった。

  • 朝、仕事から帰って、寝て昼に目が覚めたら、シーツのあちこちに血が着いていて驚く毎日だった。ただプレイしているだけで、全身の至るところに擦り傷が出来ていて、そこから血が出ている。
  • 下着を脱いだら生理でもないのに鮮血に染まっている。指挿れされて知らないうちに傷が着いている。
  • なんか痛痒いなと思ったら乳首にざっくりと歯形がついていて、しか結構深かったのは怖かった。ただプレイしただけで薬を盛られた訳でもお酒を飲んだ訳でもないのに、プレイ最中必死なので、怪我しても気付かないみたいだった。

2020-01-07

四年生大学卒業なら大手SIer下請け年収500万はいける

ただ仕事はきついしつまんない、どうしたもんか。

2019-12-13

彼女ができない苦しみを整理したい」に対するコメント返し

https://anond.hatelabo.jp/20191210171417

この増田を書いたものだが、予想外なほど伸びていて驚いた。それと同時に多くの人が様々なコメントを書いてくれたおかげで、問題をより深く整理し、自分自身について理解が深まった。本当にありがとうございます

こちらの増田では、コメントに対する感想を書いた。まずコメントカテゴリ別に分類し、似ているコメントは一つにまとめて意訳した。「」でくくったコメントは直接引用している。

全てのコメントを読んで整理したので膨大な量になってしまったし、あくまで俺自身の整理のためなのでちゃんとした感想ではないかもしれない。

共感共感できない

・俺も今同じ気持ちだ。かつての俺がいる。

 正直、ここまで多くの人が共感してくれたことに驚いた。モテない人間が俺一人だと思っていたわけじゃないが、この苦しみを感じているのは俺だけなんじゃないかと心のどこかで感じていた。自分の悩みが特殊ものではなく普遍的ものだとわかっただけでも、前より気が楽になった。

・俺も恋人がいないが、人生楽しいので増田気持ちはわからない。

 こういう人もちらほらいた。彼女がいない友人の中にも「別に特別欲しくはない」という人が少なくなかった。そしてそういう人の多くは、没頭できる趣味豊富な友人関係を持っていることに気づいた。考えてみると、俺も夢中になっている時や遊ぶ予定がたくさん入っている時はそれほど苦しんでなかったかもしれない。このあたりはまた後で考える。

彼女ができればすべて解決するが、俺には彼女絶対にできないので永遠に苦しい」という信仰

・「この人はその他もろもろの生きづらさをすべて「彼女ができないこと」に帰属させてはいいか。」
・「承認や充足を恋愛や異性に結集させすぎて、その一事ですべてが救われる巨大で重すぎる宗教にしたてあげてしまったね。」

 これらの指摘はすごく納得感が強かった。とりわけ「全てが救われる宗教」という言葉を見て「確かにそうだ」と心から思った。彼女ができないことだけが悩みではないが「俺の悩みは全て彼女ができれば解決する」という確信を持っていた。②で「嫌なことがあるたび、彼女を求めるようになった」と書いたが、それを繰り返すうちにこうした確信(認知的な歪み)に繋がったのではないか

彼女ができても悩みは消えないよ、新しい悩みが生まれるよ
増田彼女ができても重すぎて振られてまた悩みそう。

 こうした当たり前に見える指摘も、これまで見えてなかった点だった。彼女ができても浮気されるかもしれないし冷められてしまうかもしれない。彼女を持つことのメリットだけを見てデメリット意図的無視していたのだろう。なぜなら、俺は「恋愛教」とでもいうような宗教信仰しており、その信仰を失うことを恐れていたからだ。自分が苦しむだけだとしても、「彼女ができれば救われる」と思っていたほうが気が楽だった。俺にはこの宗教に代わる新しい価値観必要なのだと思う。だけど、それが一番難しいような気がしてならない。(本筋と関係ないが、「恋愛教」というのはいわゆる「恋愛至上主義」と言い換えられると気づいた。意外とこの宗教世間に浸透しているし、それを内面化して俺のように苦しむ人も少なくないかもしれない)

・この「彼女」を職業家族学歴など別のものに変えても成り立つね。

 確かにそうかもしれない。「仕事至上主義」「家族至上主義」など、みんな何かの宗教信仰して生きているんだろうな。それでうまくいく人はそのままでいいけど、俺のようにうまくいかない人は、それに縋りすぎない生き方を探すべきなのかも。

・「私に必要なのは恋人以上に自分を祝福する力だったんだと歳とってからようやく気付いたんだよね。でも当時の私がそうだったように、この声はきっと増田には響かない。」

 この人は俺のことをすごくわかってくれているように思う。実際、「新しい価値観必要」と書いておきながら、「恋愛教」から脱することはできてない。まだまだ彼女が欲しくて死にそうだし、ここまで書いて「何聞き分けのいい人間のふりをしてるんだ」という自己嫌悪もある。前の増田についていたコメントに対して「小学生の時に聞いた当時意味がわからなかったアドバイス」のようだと言っていた人がいたが、それに近い感覚は俺の心の隅にある。

 それでも、心が納得していなくても頭で納得することはできた。これからまたコメント自分増田を読み直し、ゆっくり咀嚼していけたらいいと思う。

努力方向性おかしい。彼女は頑張ったことに対するご褒美ではない。

 これも頭ではわかっているものの、まだ心が納得できていない。いわゆる「世界公平仮説」というやつなのだろう。勉強を頑張るだけじゃ友達すらできないし、就活を頑張っても彼女は作れない。それでも、「おかしいだろ」と思わずにいられない。これは俺の人間的な幼稚さゆのものだろう。

・本当に「絶対彼女ができない」のか?単に自分いじめているだけじゃないのか?

 この指摘も鋭いと思う。実際に彼女ができるできないは別として「どうせ俺には彼女ができない」といったふてくされた気持ちはある。これも一種信仰で、そのように思うことで自分価値観を安定させ、これ以上傷つかないようにしているように思う。「悲劇のヒロインぶるな」とのコメントも見たがまさにそれで、不幸な自分に酔っているナルシシズムの一つだろう。

 俺に彼女ができる、とは思えないが、彼女が「絶対に」できないとも思わない。現実を都合よく捻じ曲げず、客観的事実の下で考えるべきだと思う。

苦しみの不健康

・性欲が一番上に来ているか女性に逃げられる。

 これは「お前の女性に対する性的欲求言動からにじみ出ていて、そのせいで女性がお前から距離を置くんだ」という意見だ。俺は女性と関わる時に性欲を出しているつもりがないが、無意識的にはそういうこともあるのかもしれない。とはいえ、ではどうすればいいのか、と考えると難しい。性欲を薄めることはできないし、これ以上性欲を隠す方法もわからない。風俗に行けば少しはマシになるのだろうか。(風俗については後で詳しく書く)

・女がこんな考え持ってるやつ見たら全力で逃げると思う。

 確かにそうだと思う。自分で書いた増田を後から見直したら、すごく気持ち悪いしヤバいやつに思えた。俺が女でも引いてしまうだろう。それでも、アレが俺の一部であることに変わりはない。あそこに書いたことはすべて俺の偽らざる本心で、それを否定したところでキモい思想から逃れられるわけではない。見直している時はしんどかったが、自分の中のドロドロとした、周りに知られたくない部分を客観視できたことは収穫だった。

・男版メンヘラって感じだ。

 この視点自分になかったもので、「なるほど、俺はメンヘラだったのか」と腑に落ちた。

インセルになりそう。

 正直認めたくないが、俺の中にインセル的な要素はあると思う。女性に対して「なんで俺を受け入れてくれないんだ」という怒りを全く覚えなかったと言えば嘘になる。これも上で書いたように、俺の中の人間的な幼稚さが非合理な不満を生み出していたように思える。この不満をこじらせ、ネット女性差別的な発言を書き散らしたりする前に自覚できてよかった。

心療内科行け。

 今この経験カウンセリングの代わりになっていると思う。悩みを整理し、そのフィードバックを得られたことで、前より俺自身と向き合い、自分気持ちを楽にすることができた。なので今は特に心療内科に行かなくても大丈夫だと思う。(個人意見としては、カウンセリングもっとカジュアル受診されるべきだと思っているので、またつらくなったら迷わず行くつもりだ)

苦しみから精神的な解消法

・「この悩みから彼女代替可能ものを捨てていって、何が残っていくのかを考えたいなと思った。」

 このコメントもすごくよかった。悩みを分割し、その中で自分が取りうる解決策を考えることで、「彼女」という自分コントロールのものによる苦しみを最小限にしたい。今すぐ思いつく解決策はあまりないが、前の増田で悩みの分割はできたと思うので、今後折に触れ考えていこうと思う。

彼女を作ること以外に没頭できるものを見つけ、アイデンティティ確立しよう。

 これは解決策の一つになりうると思う。上で書いたが、あまり彼女を欲していない友人には何かしら没頭できるものを持つ人が多かった。翻って自分を見ると、趣味と言えるのはネットサーフィンと読書くらいしかないと気が付くし、サークルバイトに没頭していた、とはとても言えない(努力はしてきたつもりだが)。打ち込めるものがなかったことで、「俺にはこれがある」という自信を確立できず、彼女という理想的他者を求めすぎてしまったのかもしれない。とりあえず昔から憧れていたバイク免許を取りに行こうかな。

風俗へ行け、風俗へ行くな

 すごく賛否両論だった。行け側の人は「行けばセックス幻想を抱かなくなる」「俺は行ってから女性相手に余裕ができた」という意見が多く、行くな側の人は「この苦しみは風俗でなくなるものじゃない」「俺は行ったことでむしろ自信がなくなった」というような意見が多かった。

 元々風俗へ行くつもりはなかったが、これらを読んで少し考え方が変わった。少なくとも風俗へ行けば、性的な苦しみを手放すことができるように思えた。先のコメントであった「彼女代替可能もの」の一つとして機能するかもしれないし、女性に対して性欲をにじませないコミュニケーションが取れるようになるかもしれない。一方で、「俺は風俗しか女性と接せない」と孤独感をさらに強め、精神的な苦しみが一段と重たくなってしまうようにも思う。とはいえ風俗に行くことで自分の悩みの質を今と違うものにできると知れたのはよかった。今も風俗に行くつもりはないが、苦しくなった時の選択肢の一つとして視野に入れておきたい。

恋愛工学を薦める。恋愛工学に堕ちるな。

 これ系はトラバで随分議論されていた。個人的には昔恋愛工学の本を読み、書き手女性軽視ぶりにすごく腹が立ってしまったので、手を出す気にはなれない。作者の態度と技法は切り分けて考えるべきかもしれないが、恋愛工学自体が「女性のモノ化」(フェミニズムに詳しくないのでこの用語が正しく使えてないかもしれない)をベース技法を発展させているように思えた。まあ俺の過度に女性理想化させる態度と、恋愛工学の女性を軽視する態度は「女性をきちんと見ていない」という点で同じ様にも感じたが。

・「他者自分人生の楽しみを託すな」

 これはすごくいい言葉だと感じた。彼女がいなくても人生を楽しくする方法はいくらでもあるはずで、自分の楽しみが他者依存のままなら彼女ができてもずっと悩むだけだ。俺の人生にとって一番大切な忠告だと思う。

恋愛女性理想

・恋に恋するな。

 これも腑に落ちた言葉だった。すでに書いたように、俺は恋愛信仰しており「恋人ができれば人生は救われる」と考えている。この信仰を「恋愛至上主義」と書いたが、確かに「恋に恋している」とも言えるだろう。自分が縋っている宗教が、思春期の子どもと同じような浅い考えに基づいていると気づきちょっと恥ずかしくなった。

彼女はお前が考えているような理想的ものではなく、一人の人間だ。

 コメントでも痛烈に批判されていたが、結局のところ俺は「セックスのできるママ」が欲しいんだと思う。一人暮らししても親離れできず誰かに甘えたい気持ちと、長年満たされなかった「セックスしたい」という気持ち、この二つを受け止めてくれる理想相手妄想し、それに「彼女」という名前を付けていた。俺がもつ彼女」のイメージは、現実女性の延長線上にあるものではなく、脳内妄想が発展したものだった。

特定相手を好きになったことがあるのか。

 「ある」と答えたいが、ここまで書いてきて、本当にあるのかわからなくなってしまった。彼女にしたいと思ってアプローチした人は何人かいたが、そういう人の特徴は「かわいい」ことと「自分を受け入れてくれそう」なことの二つだった。今考えると、前者は「セックスしたい」、後者は「母代わりに甘えたい」という自分妄想をぶつけられる要素なのではないか相手を見ているのではなく、自分理想をぶつけられそうな要素を見ているだけなように思えた。そう思う一方で、では本当の意味で人を好きになるとはどういうことなのか、正直まだよくわからない。

彼女を作るアドバイス

彼女を作るためにどんな行動をしたんだ。

 今までアプローチをかけたのは三人いる。授業が被っている時は声をかけて隣に座ったり、サークルでは相手がいつも来ている時間に合わせて部室に行ったりして、そこそこ話せるようになったかな、と思ったら食事に誘っていた。毎回一度目の食事には来てくれるが、次回の約束を必ず断られてしまう。「アプローチする相手が少なすぎる、その程度じゃ努力していない」と言われてしまうかもしれないが、そもそも友人関係を作ることが苦手だから必死に頑張ってできた友人の中で、必死に頑張って彼女を作ろうとしているんだ。俺なりにできる限りの努力はしているつもりだ。

クリスマス会に呼ばれなかったところに本質がありそう。

 正直そのサークルではそれなりに人間関係を築けてたと思っていたので、呼ばれなかったときは本当に一週間寝込んだし、何で呼ばれなかったのか未だにわからない。自閉スペクトラムを持っているので、無意識のうちに人に嫌悪感を与えてしまったのだと思う。発達診断をしてくれた先生からは「そこまで空気が読めてないわけじゃない」といわれたのだが。

先に「メンヘラ」いう指摘があったので、もしかするとサークルの中でメンヘラ的な部分を醸し出していたのかもしれない。

・まずは女友達を作ろう。

 俺が一番するべきなのはこれかもしれない。だが、あまり女友達を作れる自信がない。理由の一つは上にあるように、対人関係に苦手を覚え、男の友人すらうまく作れないこと。もう一つは、「女友達」という距離感がわからないことだ。俺の中で同世代の異性は三種類しかなく、「他人」「知り合い」「(存在しないが)彼女」だけだ。だから、友人が「二人で飲んだ」と言っていると「付き合うのかな」と思ってしまうし、彼女持ちが「女友達と遊びに行った」と言っているのを聞いて「それは浮気じゃないのか」と思ってしまう。俺も同様に、異性と少し仲良くなると「付き合えるんじゃないか」と下心をもってしまう。

 このあたりは俺の経験不足が影響していると思うが、友人もこれ以上作るのがむずかしいので、どうすればいいか思いつかない。

女性が多い環境に身を置こう。

 今大学四年生なので、新しいコミュニティに入ることは難しい。就職して仕事が落ち着いたら、社会人サークルなどに入ればいいのだろうか。

・何十人、何百人も声をかければ彼女はできるよ。

 恥ずかしながらその勇気は出ない。社交恐怖症があってコミュニティ内の人と話すことすら勇気がいるのに、まして声をかけるなど考えただけで震えてしまう。こういうところは「努力していない」と言われてしまうかもしれない。

ちゃんと身だしなみを整えろ。

 一応人前で恥ずかしくない格好をしているつもりではあるが、おしゃれは全く分からないので不十分かもしれない。最低限髭を剃る、寝癖を整える、服を買う、くらいはしているが、たぶん傍から見るともさっとしている。他に必要なことがあれば教えてほしい(ワックスだけはどうしても苦手でできなかった)。

婚活アプリマッチングアプリやろう。合コン行こう。結婚相談所入れ。

 アプリはやってなかった。コメントにもあったが「自然出会い」を期待してしまっていたからだ。合コンは誘ってくれる友人がいなかった。結婚相談所は、結婚がしたいとはまた違う思いだったので入ってなかった。

 ここまで書いてみて、俺は一生懸命彼女を作るために頑張ってきたつもりだったが、実際は言い訳ばかりでたいして頑張ってなくないか、と思った。少なくともマッチングアプリは始めようと思う。

社会人になるとモテルールが変わるから諦めるな、俺もこう思ってたけどちゃん彼女出来て結婚してるよ。

 こうしたコメントには希望を感じた。とりあえず社会に出たら仕事を頑張って結果を出し、「できる男」として魅力を高められたらいいと思う。(三つを四つと書き間違える人間なので、ちゃん仕事ができる自信はあまりないが)

・「受け取ること(自分のこと)」しか考えてない。「与えること(相手のこと)」をきちんと考えろ。

 かなり多いアドバイスだったのだが、一番難しいアドバイスでもあった。与えることを考えるとはどういうことなのだろう。どうすれば考えられる人間になるのだろう。周りの人に親切できるように努めてはいるが、ここでいうのはそれとは違うように思う。上で書いた「小学校当時意味の分からなかったアドバイス」と同じものだった。年を取ればわかるようになるのだろうか。

その他

・○○を読め。

 「結婚物語。」、「モタク」、「非モテ品格」、「孤独セックス」、カント北方謙三、つづ井さん、「なぜ私だけが苦しむのか―現代ヨブ記」、「コンビニ人間」、「Bバージン」、「恋愛症候群」、「ザ・ゲーム フェニックスシリーズ」、「闘争領域の拡大」、「すべてはモテるためである

 ありがとうございます。全部読んでみます

・二日に一回は性欲薄いだろ

 このコメントが一番多かったかもしれない。友人と自慰の回数を話したことがなかったので、みんながそんなにオナニーしているとは思わなかった。「増田は1回の自慰に4時間以上かけるタイプかね?」というコメントがあったが、三時間くらいかけるとき結構あったのでそれに近いタイプだと思う。

・女だろ?釣り臭い

 自慰が二日に一回である点と、一か所一人称が「私」になっていたところからそう思われてしまったようだ。自画自賛したいわけじゃないが(そもそも自画自賛にもならないが)、女性に書ける内容ではないんじゃないかと思う。

上から目線アドバイスばっかだな

 あくまで俺個人としては、ほとんどすべてのコメントがありがたかった。これだけ多くの人が様々な視点からコメントしてくれたおかげで、こうやって問題を整理して考察でき、自分自身についての理解が深まった。一方で、モテない事実人格的な否定と結びつけ「お前は○○だからモテないんだ」と言うのがハラスメントになりうることも事実だ。

 ここまで書いたものを後でまとめるかもしれないが、疲れてしまったのでまとめないかもしれない。

2019-12-12

出会い系アプリ友達を失った話

私の高校時代から友達に、とても美人女の子がいた。

華奢で、シンプルニットタイトスカート高校のうちから着こなして、大学では大学院まで行って英語を学んで海外仕事をしたいと語る、耳で綺麗に揃えられたショートヘアの彼女は、私の自慢の友人だった。

高校卒業して大学に入っても、彼女とは頻繁に連絡を取り合っていたし、お酒を飲めるようになってから月に一度は私たちには少し敷居の高いお洒落なお店で近況報告をした。ふたりで丸一日ディズニーランドで過ごすことなんて何度もあったし、初めての海外旅行は彼女とだった。つまり、かなり仲が良い女友達だったのだ。

彼女はあまり男運が良くなかった。

本気で好きになった人に秒でやり捨てされた大学1年の夏、男がダメなら女と付き合うことにしたと言っていた(私はその日初めて彼女バイだったことを知った)翌月、親のために結婚をしたいと言われ振られたと泣いていた2年の春。

もはや自暴自棄になった彼女が手を出したのは出会い系アプリだった。

そこで出会った10個上の男性は、彼女曰く「完璧な人」だったらしく、彼女はわかりやすくそ男性にのめり込んでいったし、あっという間に付き合うことになった。

それはおめでたい飲み会を取り付け、肉を焼きながら話を聞くのだが何かがおかしい。

「彼は社長らしくて、忙しいから月に一回会えるかどうか」

「家が2つあるらしくて、ひとつの家にはお邪魔させてもらったけどもう一つの家には社員さんとルームシェアしてるから行けない」

「付き合って3ヶ月経つけど、未だにおうちデート以外したことがないし、写真も撮らないでねって言われてる。そういえば苗字も知らない」

「あと、完璧主義で私にもそれを要求してくるんだけど、それは全部私のためになることなだって。」

………いやいやいや。いやいやいやいやいや。

どう考えてもおかしい。麻雀のことはよくわからないけど、「役満」ってたぶんこういうことだろう。ダメ役満。どう考えても奥さんか、それか本命の女と一緒に住んでるオチだろうし、完全に遊び相手にされてるだろ。喉まででかかった言葉を飲み込んで、

ちょっとモラハラ気味じゃない?大丈夫かなあ」

と一番突っ込みやすそうな部分を笑い混じりで指摘してみたところ、彼女の顔色が変わった。

「でもね、彼と私は、今のままの私じゃ釣り合わないんだって。だから彼は強く言ってくれるし、私が気づかないような部分まで指摘してくれるの。伝えてくれたところを頑張って直すと、自分がとてもいい女になった気がするの」

「それよりね、こないだ彼と〜」

あれ、彼女、こんな子だったっけ?

最初に抱いた違和感はそこだった。一瞬言葉に詰まったのを覚えている。

無我夢中で彼の「いいところ」を並べ立てる彼女は、可愛らしいというより少し不気味だった。

そんな別人のような友達と喋ることが辛くなり、その日は早めにお開きにした。

それからは恋は盲目、あばたもえくぼ、そんな自分に気づかない彼女は周りを蹴散らしてどんどん彼に猪突猛進。そんな状態が続いた。

「ベッドに長い髪の毛が落ちていた。でも大丈夫。私は彼を信じているから。」

「彼の通知画面に出会い系アプリの通知があった。でも大丈夫。私は最後には幸せになるから。」

「彼には何年も付き合っている彼女がいて、その人と同棲していた。でも大丈夫。私が一番愛されているから」

私はそのたび彼の矛盾している部分を何度も何度も指摘したが、私の言葉彼女には何も届いていないようだった。

友達出会い系アプリで彼と出会ってから、もう一年半が経とうとしていた。

私は就活をしながら、めっきり会う頻度が減った彼女の裏アカウントツイートを眺めていた。いつのまにかラインもしなくなった私たちが、お互いの近況を知るためのツールツイッターインスタグラムだけだった。

基本的には、彼のどんなところが好きだとか、自分には何が足りないのかとか、そんなことを綴っていた裏アカウントに、衝撃の言葉が綴られていた。

「彼の会社就職することにした♡面白そうだし、楽しみだなあ。」

頭がくらくらした。たしか、彼の会社ベンチャー企業で少なくとも海外で働けるような環境ではない。

いやお前、、、あのさあ、、、

海外で働く夢は?進学予定だった大学院は?その夢を応援してくれていたご両親は、、??

もう、私が知っている彼女はどこにもいないのだとその時痛いほど突きつけられた。私が大好きだった彼女は、出会い系出会った32歳の男性によって全て塗り替えられて、まったくの別人になってしまったのだ。

大体、出会い系20歳女の子を引っ掛けて会社にまで入れちゃう30代社長って何?最初から最後まで地雷物件じゃねえか。

まあ、幸せならそれでいいのかな。話のネタにもなるし。

そんな気持ちで裏アカウントフォローも外さず、監視を続けていくと、彼女の様子はどんどんおかしくなっていった。

仕事が辛い。けど、頑張らなきゃ。」「大学辞めたい。仕事に集中したい。」「仕事に集中したいのにゼミの人たちが邪魔をしてくる。」

「闘っていかなきゃ。仕事を楽しまなきゃ。」

「こんなの、やりたい仕事じゃない。」

このままだと、大学中退就活経験フリータープライドけが高いバケモノが出来上がってしまうのかな。でもまあしょうがいか。もはやエンターテインメントひとつとしてしか彼女を見ていなかったが、それも長くは続かなかった。

彼女が裏アカウントを消してしまったのだ。理由は確か、仕事愚痴をここに吐いてしまって甘えてしまうとかだった気がする。

これで完全に彼女との深い友人としてのつながりは切れてしまったと思った。あとはうわべだけのインスタグラムしか残っていない。インスタグラムストーリーで、彼がついに本命女と別れて、彼女ちゃんとした同棲を始めたことを知った。(ふつうにすごい。健気さと執念と若さ勝利だと思った。)(本命女は30前半だったらしい。)

ただ、すでに私の中で、心からおめでとうと言える段階ではなかった。

私は大好きだった友人が変わっていくのが悲しかったのかもしれない。私の話も聞かずに彼のことばかりを上の空で話し続ける彼女から目を逸らしたくて、連絡する頻度も少なくなっていったのかもしれない。ただ、今となってはそんなことはどうでも良くて、彼女は私にとって「どこからどうみても地雷の男に溺れて忠告も聞かず自分との友情を切った女」でしかなかった。そんな女を今でも大好きな親友♡と思えるほど、私はお人好しではない。

彼女同棲を始めて少し経った時くらいだろうか、彼女から急にインスタグラムDMが来た。(驚きすぎて、その日の夜は彼女と彼と私の3人で遊ぶ夢を見た。悪夢だった。)

2日間ほどぽつぽつとやりとりをしていると、送られてきたのは「彼が浮気していて辛い。自分の思い描いてた幸せはこんなものじゃなかったのかもしれない」というメッセージだった。

「今更気づいたのか」以外の感情が沸かなかった。ていうか彼との関係不安定になってきたから私に擦り寄っているようにしか見えないんですけど…。

私たちってまだ友達なのかな。私がもっと優しい人だったら、今でもあなたの悩みに寄り添えるのかなあ。そう思いながら、興味本位で話を聞き続けた。彼女はいつのまにかポエマー気質になっていて、文章はとても読みづらかった。(彼も清水翔太の書く歌詞のようなLINEをすると話していたことを思い出した。)

ついきのう、彼にもう無理かと思ってると言われた、辛いけど離れようと思うと彼女から連絡が来た。これを伝えるためにライン1スクロール分くらい使って送ってきた。

ねえ、もう大学四年生の冬になるよ。失ったのは、たぶん彼に費やした時間だけじゃないんじゃないかな。学校での信頼とか、ご両親の信頼とか、私との友情とか。あなたはこれから、どうやって過ごしていくの?

あ、お願いだから、私にだけは頼ってこないでね。

そんなふうに思いながら自分の心の整理のためにメモ帳アプリに書き起こしてみたら、想像以上に大長編になってしまった。とりあえず残しておこうと思う。

後日談

結局彼女はのこのこ彼と復縁をして、また頑張ってみると抜かしやがった。2時間電話して別れたのは正解だったよとテープレコーダーのように繰り返し声をかけ続けた私の虚しさを返してほしい。

怒り半分、悲しさ半分。気付いたら「なんでもいいけど彼の言うことしか聞けないならもう私に連絡してこないでね」とラインしていた。完全に友達を失ってしまった瞬間だった。

こんな私が友達で本当にごめんね、彼とお幸せに。

2019-11-26

卒業論文がつらい

私は地方国立大学に通う四年生である

卒論がつらい

まず研究テーマがかなり厳しい

どういうテーマなのかは伏せるが、既往研究ほとんどない

あってもほとんど参考にできないものばかりである

また研究室がつらい

ゼミが週一しかない

ボス多忙であり、ほとんど研究室にいない

コアタイムはないし、あまり研究室に来ない人もいて、話し相手もいない

また研究テーマについて誰かに聞きたいが、先生は忙しく、また他のメンバーとは研究テーマが違っている

なので、今一人でプログラムを組んで分析を行なっているのだが、簡単プログラムのはずなのにエラーがおきてちゃんとできない

全然進まなくてつかれた

最近は体調が悪くてやる気も起きず、毎日研究室には行くのだが、やる気が起きずネットサーフィンをして1日がおわる

私は大学院に進学するのでこの研究室にあと二年ある

どこか遠くに避難したい

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