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2017-06-15

倫理論理は違う

でも実際に自分に小さな娘がいて、同じような事件に巻き込まれたら、胸が潰れる思いになるはず。

確かに重度のロリ性犯罪者なんて、ポルノ規制されてる状況でもきっと同じような犯罪犯すんだろう。

でも、やはり親御さんとしてはもし犯人がその本を読んでいなかったら

自分の娘も被害に遇わなかったんじゃないかって、考えないわけないじゃない。

表現の自由尊重すべき。

フィクション世界で行われている不道徳行為を、現実のそれと同列に扱うのは最高にナンセンス

だが被害に遇った少女現実存在している。

自分が感じられないだけで、筆舌に尽くしがたい絶望や恐怖に脅えている被害者現実世界存在している。

クジラックスがああい漫画を描いたことは悪いことでもないし、規制されるべきことでもない。

それは当然の事。

しか漫画キャラではなく、死ぬほど苦しい思いをしなければいけない生身の人間が実際に出てしまった。

被害に遇った女の子たちが何かのきっかけで件の漫画を眼にしてしまったら、どんな気持ちになるんだろう。

2017-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20170604055811

少し進展があった。

いつものように友達の家にたむろしていた私は、ホラー映画を観ることになった。

メンバーは私、友達、そして友達兄の3人。

ポップコーンを作ってくれたり、ビールを勧めてきたり、何かと私に対して甲斐甲斐しい友達兄。

その時は既に友達酒盛りをした後で、酔っ払った状態だったので、ビールは断った。(お酒に弱いので、無理に飲むと吐く体質)

映画が始まるやいなや、私のすぐ後ろで、ポップコーンをボリボリと貪る彼の咀嚼音が聞こえる。

そう、前回エイリアン映画を観た時よりも、遥かに距離は近いのだ。

時刻は午後11時。電気を消した真っ暗な部屋。

これはもう、私が期待するようなことが起こってもおかしくない。

彼の妹さえこの場にいなければ。

知り合って以来、彼女には筆舌に尽くしがたいほどお世話になった。

言葉の壁や文化の違いがあり、右も左もわからない異国の地で途方に暮れていた私に、色々と親切にしてくれた恩人だ。

そんな彼女を、心の中で一瞬でも邪魔者扱いしてしまった自分は恩知らずの恥知らずと罵られても仕方ないだろう。

しかしこの時は友達兄とセックスできるかもしれない絶好のチャンスだった。

酔っ払ってソファーに寝転がる私の顔を覗き込み、「大丈夫か?」と問いかけられた時、彼の香水匂いが鼻をかすめた。

それはもう、ヤバいくらいに股間がぬるぬるになっていた。

このフラストレーションを解消するために、映画を観終わった後はさっさと帰ってオナニーしまくった。

以上。

[] #26-4「オサカレビュー

ストーリー構成キャスト

さて、自分はこれを「テンプレものゾンビサバイバル」と評したが、これは要所要所のツボは抑えていることを指しているだけだ。

この作品ある意味で「顧客の求めているもの」を提供しているとも言えるし、提供していないとも言える。

どういうことか説明していく。

まず、この映画を“豪華なキャスト”目当てで観たい人は、ぜひ映画館に足を運んで欲しい。

カメオ出演俳優のために予算を使い果たしたんじゃないかという豪華っぷりである

また彼ら豪華なキャストの掛け合いもたっぷりである

主演のマッピーもしっかり絡むので、彼の美声に終始酔いしれることだろう。

逆にゾンビサバイバルものを目当てに観に行くならば、あまり期待しない方がいい。

ゾンビサバイバルもの個人的に好きな箇所は、「パニック状態になって、人間社会崩壊する前段階」である

日常が徐々に壊れていくような、でもそれがまだ原型を留めているような段階のことである

そこを丁寧に、上手く描いたゾンビサバイバルものは、個人的にそれだけでワンランク評価を上げたくなる。

本作も、その前段階にたっぷり尺を使う。

なんと1時間

上映時間のおよそ半分である

いくら自分が前段階が好きだからといって、モノには限度がある。

見せ方も無駄だという印象が強く、ただ登場人物たちがくっちゃべっているシーンが長々と続く。

パンデミックを想起させるニュースを挟んだり、ゾンビになりかけた様子のおかしい人が映るシーンなんてもの申し訳程度にしかない。

ゾンビサバイバルを観たい人は、後半の部分だけ観ても差し支えないレベルだ。


だが、これもある意味でわざとやっている節がある。

なぜかというと、主演のマッピー声優業が主な俳優なのだ

『ヴァリアブルオリジナル』の主人公を筆頭に、その他のアニメでも青年役、少年役で彼の声を聴かない日はない。

からマッピーを目当てに観に行く人にとっては、彼が長々と話しているのはそれだけで至高なのだ

だが、このマッピーという俳優が、ある意味作品全体の雰囲気を歪にしている側面もある。

大根というわけではないのだが、これまで声優業ばかりやってきたせいなのか、その癖が抜け切っていない。

或いは、マッピーも実写向けの演技が出来たのかもしれないが、彼のファンアニメから入ってきた人間ばかりなので、ファン向けの演技指導をさせたのだろうか。

マッピー発声は本作でもすごくアニメっぽくて、実写向けの演技路線である周りの俳優とは明らかに浮いている。

一人だけ吹き替えなんじゃないかってくらい。

ヒロインが「バリケード突破された!」とリアル路線で喋り、周りの俳優エキストラもそれに合った演技をする中、マッピーけが雑音が全く無い環境で「ヤバいよ、本当にヤバい!?」と言っている場面の脱力感といったら筆舌に尽くしがたい。

マッピーは主演なので、それが起承転結ずっと続くのである


本作のコンセプトとは?

これは自分勝手憶測だが、この映画監督は元々コッテコテゾンビサバイバルを撮りたかったのだと思う。

でもスポンサー問題で、予算が足りなかった。

なのでマッピー所属する事務所関係する企業出資を募ったら、出してきた条件がこの前半のかったるい展開だったのではないだろうか。

或いは広告担当が、俳優を前面に出して集客しようとした結果、それを極端にやりすぎたというか。

映画監督俳優目当てとゾンビサバイバル目当ての人間をハッキリさせたかったので、前半は開き直って俳優劇場にして、後半でゾンビサバイバルを詰め込んだ、と自分妄想している。

特に監督のこだわりが感じられたのは、子供ゾンビが出てくることだ。

しかもこの子ゾンビが……(ネタバレというほどの展開ではないが、個人的な見所ではあるので伏せておく)。

本作のゴア描写は大したことはないのに、レーティングが高めなのはこれが原因だと考えられる。

それでなお“善良な人間からクレーム”も覚悟しなければならない。

周りからカットしようと意見されたに違いない。

監督も色々譲歩し続けたと思われるが、ゾンビサバイバルシビアさを表現するため、これは残そうとしたのだと思う。

自分としては、今回でこの監督も注目せざるをえない一人になった。

(#26-5へ続く)

2017-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20170523173358

俺スモーカーだけど、吸ってない人がこれからタバコ吸い始めるなんて本気で狂ってるぞ。

今吸ってないならやめとけとしか言えない。こっち来るな。逃げろ。

ニコチン依存のせいで筆舌に尽くしがたい不便と屈辱を味わうのが今のご時世。特に東京に勤めてたらその感は数層倍となる。

戻るは全然地獄じゃない。戻れ戻れ。

2017-05-12

製造業新卒で入って数年経過したけどもうダメかもしれない

新卒製造業に入った。

大学では工学部ではない理系だったので右も左も分からないなりにがんばってみようと思っていた。

悪く言えば自分能力絶望して夢を諦めることになり都落ちした気分での就職だったのでやぶれかぶれだったというほうが近いかもしれない。

相性というか、背景の差とか常識の差みたいなものがあって、自分から見ると無駄の多い職場だなあと感じて研修期間が終わり本配属された。

無駄が多いという感想は本配属後も変わらなかった。

本来業務はいわゆる故障解析で、歩留まりを上げていくのが使命だった。

せっかくだから色んな所に首を突っ込み改善できそうなところは提案をしたり、自動化したり、それらのドキュメンテーションを書いてみたりした。

プログラミング経験は皆無だったが、理論系卒が工学部に負けられんという謎のプライドVBAから、Rやら自社製品の解析用環境の割と珍しいタイプスクリプト言語など(特定されそうだからぼかすけど。)

とりあえず手が出せそうなものは何でも調べてみてありものを改造してみたり勝手作ってみたりして提案していた。

物怖じしない新人がぎゃーぎゃー騒いでいるぐらいのものだったと思うが、何にせよいくつかの改善が上手く実務にハマって成果として認められたりしだしたのが1年目。

この辺で気付いたことだが、製造業ITリテラシーは驚くほど低い。製造業一般化するのはフェアじゃないかもしれないから厳密に言えば弊社の、という意味だが。

なんせまともにプログラムを書いたことが無い新人半年で身に着けた程度のスキルで書いたプログラムで、1日かかってた仕事が1時間で終わったりするのだ。

ようするにMS officeの達人みたいなのがいっぱいいて、Ctrl+CとCtrl+Vが機能のすべてだと思っているということだ。

(そして彼らの口癖は「忙しい」だ、会議中も左手はCtrl+CとCtrl+Vを叩き続けている。)

2年目に気付いたのは、弊社エンジニアITリテラシーが低くとどまっている要員のひとつに、実はITインフラチームがことのほかマトモだということがある、ということだ。

製造中のセンサーデータやらテストデータやらETL的にはおそらくえげつない部分で、かなり優秀な人間が居て上手くぶん回し切っている様子だった。

無骨だが使いやすイントラ上のwebページが用意されて、グロテスクな部分を気にせずクリックだけで上述のデータを整ったものとして引っ張ることができた。

から逆に言えば下々の人間コピペでなんとか恰好を整えられるのだった。

彼らはモダンな発想があって、あるいはお偉いさんが「ビッグデータ」とか言い出したのかもしれないが、ともかく、HadoopやらAWSやらそういったものを導入しようと試みているらしかった。

私はそれに感動した。なんせWebスクレイピングみたいな方法他人が社内プラットフォーム社内WIKIに上げた報告をまとめたり、製造データと紐づけたり、それからグラフ描いたりみたいな業務が増えていたからだ。

それっぽく表現すればデータ分析屋さんということになるのだろうが、どぶをさらっているという表現のほうが近かったかもしれない。

何にせよそういったもの一気通貫自動化できるポテンシャルがあると感じられた。

SQLjavaも書いたことなんて無かったが、1年前やっていたことを考えれば同じことだ。何にせよ歓迎だった。しか管理IT持ちだ。餅は餅屋に頼むべきだ。それもできれば美味い餅屋に。

ところがその「ビッグデータプロジェクト人手不足か、資金不足か、あるいは生みの苦しみか、ことのほか時間がかかっていた。(あとで聞いた話、外部コンサルで外れを引いたらしい)

自分ドメイン知識からの助言とか想定される使い方についての意見を伝えていったし(有難迷惑だった可能性は否定できないが)、もう少し待てばモノになると信じていたし、実際そうなった。

具体的な話ができないのだが、客先で起こった不良の原因をつきとめ、その改善効果確認の為に数十億行のデータ活用された。彼らの力が無ければ常識的時間では終わらなかった仕事だった。

残念だったのは彼らの優秀さの割に一般エンジニアスキルがあまりに低かったということだ。つまりそのプラットフォームを使いこなせる人間が著しく少なかったのだ。

そして上述の足踏みをしていた期間に心象を悪くしていたという問題もあった。とっかかりが難しい割に不安定だというレッテルを張られてしまっていた。

このころ私は入社3年目に突入していたが、

もうすこし悪いことに、同時期に企業買収が起こった。我々は黒字を出していたが同業他社(厳密にはその親会社に)に買われることになった。

そういう時に起ることは不要冗長性の削減だ。子会社として存続する場合は知らないが、競合他社に吸収合併ということは、多くの部署にとってそのカウンターとなる部署相手側にも存在するということだ。

まりどちらにもある部署統合するか一方を無くすかという戦争が始まるのだ。IT例外ではない。(ITインフラ部署の無い会社はさすがに無いはずだ)

一方で製造業の本懐である製品を作り、売る」という部分は比較的守られる。それこそが根源的な資源であり、利益を生む仕組みであり、既存顧客への説明必要からだ。

そして私の仕事は歩留まり改善であり、故障解析であり、データ分析だ。何が起こったか

(ここで簡単のために旧弊社を(旧)A社、買収した側の競合他社を(旧)B社と呼ぶことにする。)

今の旧A社から引き続いている業務をB社のプラットフォームで行えるように転換せよという下命である

旧B社の製造データに対するアプローチはA社とまったく異なっていた。Web UIは美しく整っており、それっぽいグラフ簡単に表示され、A社側のお偉いさんからも好評を得ていた。

だがそのバックエンドは控えめに言って酷いモノだった。いくつもの情報を正常に保存できておらず、「それっぽい何か」を素早く返答することを第一義としているように見えた。

そして上述のように器用貧乏街道を歩んできた私に投げられたのは次の言葉

増田くん、B社のプラットフォーム使うことは決定事項だから、君が自動化してたやつ全部そっちで動くようにしといて。よくわかんないけどプログラムとかてきとうにできるでしょ?」

もちろんhtmljavascriptphpRoRも一行も書いたことが無いのが当時の私である

果たして旧A社のプラットフォームはB社のプラットフォームデータソースのような扱いを受ける羽目になり、私はjavascript本格入門を片手にB社の事業所に出向くことになった。

そこで散々「旧A社のプラットフォームは遅い・使いづらい・不安定」と貶されながらチマチマとグラフを表示するページを書いている。

クオリティの低いバックエンドを作る集団が書いているサーバーサイドphpの酷さは素人目にも分かるレベル筆舌に尽くしがたいものがあるが、

反面教師だと思って耐える日々だ。

最近分かったことは旧B社のバックエンドスクリプトデータを引っ張るついでに意図的に旧A社のプラットフォーム攻撃しているということだ。DDoSとまでは言わないが、悪意100%である

いわく旧A社のプラットフォームを畳むためには旧B社のプラットフォームが優秀であることを示す必要があるとのことである。(つまり旧A社プラットフォーム不安定かつ重くなることを意図しているらしい)

旧A社から継続されてる業務はまだそこ使ってるんですけど・・・

それはもちろん旧A社の上司に報告したが「見て見ぬふりをしろ」とのことだった。旧A社のITで何度もお世話になったひとに伝えると「知ってるけどね・・・」と悲しい目をして苦笑いしていた。

旧A社ITはその優秀さでそれらの攻撃をいなしつつあるようにも見える(私も素人に毛が生えたレベルだが、ソフトウェアエンジニアリングレベルが二回りぐらい違うように見える)

この不毛な戦いはいつ終わるのだろう・・・つらい・・・

そして私はいつまでソフトウェアエンジニアの真似事を続けてキャリアを消費していけばいいのか、もうダメかもしれない。

そもそも私はエンジニアなのだろうか・・・少なくとも職位にはそう書いてあるけど・・・

2017-04-21

鼻毛抜くのが気持ちよくなってしまった

彼女というものができるまで鼻毛など気にしたことがなかった

でも彼女ができて言われた衝撃的な一言

鼻毛抜けよ」

そう、生まれてこの方鼻毛が出ていたのだ。

それまでの人生鼻毛を出しながら生活していたのだ。

穴があったら入りたい気分だった。

それからというもの、事あるごとに鼻毛を気にするようになった。

パソコン作業をしながら、電車の中で、唇を鼻に付けながら鼻毛が出ていないかチェックしていた。

そして鼻毛確認するともちろん根っこから引き抜く。

いつものように鼻毛を引き抜こうとしたある時、

針金のような鼻毛出会ってしまった。

黒光りしてそれは立派な太くて長い鼻毛だった。

シャーペンの芯と見間違うほどのレベルだ。

そしてその経験鼻毛人生を変えるほどの衝撃だった。

筆舌に尽くしがたいほど「気持ちよかった」のだ。

そこからハマってしまった、鼻毛抜きに。

そして今日鼻毛を抜く。

あの時の鼻毛を超える特大級の鼻毛出会うために。

2017-04-12

保存期間1年未満の行政文書について

国会ウォッチャーです。

せっかく連続で伸びてくれたので、今回は皆さんにぜひ理解して欲しい公文書管理問題について書きたいと思います

前回、今国会で一番問題なのは公文書管理で保存期間1年未満の行政文書の扱いだと書きました。

今週の国会でも、民進党緒方林太郎議員高井たかし議員原口一博議員などが次々と公文書管理問題を正面から質疑しましたが、

正直不満です。

この中では高井議員の質疑が一番よかったです。

4月7日の内閣委員会の質疑です。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&u_day=20170407

彼は、森友学園問題での、財務省内での協議記録、面談記録などが破棄されたというが、パソコン上、サーバー上で削除したとしても、復元可能なんだということを指摘して、その上で、復元した場合にそれが行政文書に当たるかどうかなどについて質問されました。

例の佐川理財局長の

パソコンから自動的に削除されるようなシステムになってございます

発言否定した上で、昔の紙ベースならともかく、今は全部電子的にやっているわけだから、保管上のコストは大きく下がっているので、能動的に削除する必要はないのではないか、と公文書管理法改正必要ではないかと述べていました。それに対して、麻生さんたち大臣事務方ガイドライン見直しをしようとしている、と言うにとどまっていました。

大いに不満です。

民進党は何回もこの公文書管理法改正案は提出しているわけだから、ここに絡めてちゃんとアピールしてよ。改正案でも今回の問題は防げないだろうけど、移管、または廃棄の廃棄は削除すべきだ、とかいろいとあるでしょう。

その背景についてご説明します。興味のない方、もうこの問題についてちゃんとわかっている、という人は読まなくても結構です。

公文書管理における福田康夫元総理旧民主党の貢献

もともと日本公文書管理は本当にひどく、諸外国に比べて、歴史責任を持つという意識が極めて希薄だったのは有名な話で、福田康夫さんは若いときからアメリカに比べて、歴史的文書がすぐに調べられないことを問題視していたそうで、官房長官時代諮問機関を設けて、総理大臣になったときに、上川陽子さんを特命大臣にして、公文書管理法の準備をしました。しかし、公文書管理法の制定に熱心だった福田さんがやめると、当然ですがこの流れは停滞してしまいました。

高井さんが公文書管理法第一条を読み上げておられましたが、

第一条  この法律は、国及び独立行政法人等の諸活動歴史的事実の記録である公文書等が、健全民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民主体的に利用し得るものであることにかんがみ、国民主権理念にのっとり、公文書等の管理に関する基本的事項を定めること等により、行政文書等の適正な管理歴史公文書等の適切な保存及び利用等を図り、もって行政が適正かつ効率的運営されるようにするとともに、国及び独立行政法人等の有するその諸活動現在及び将来の国民説明する責務が全うされるようにすることを目的とする。

非常に高潔理想が書かれており、いい文章だと思います。実はこの法律民主党政権時代に成立(失礼誤記施行。成立は2009年3月、福田さんの呼びかけで福田さん枝野さん、上川さん、逢坂誠二さん、西村智奈美さんらで修正協議して与野党一致して審査、成立した。)して、その中心人物岡田克哉さんと枝野幸男さんだったのですが、彼ら本人が、震災対応の中で議事録作成問題で痛い目にあったという点から野党になった後も、議事録作成義務付ける項の追加を求める改正案は何度も出しています。もともと情報公開法ができたときに、官僚は大量の文書を捨てていたことが明らかになっていますし、今回の南スーダン日報と同様に「不存在」を理由に公開しないよう、法律意思決定の最終結果は出すけれども、議事録協議記録、指示の履歴といったものは、私的メモであるから開示しないという態度を官僚はずっと取っていたわけです。枝野さんを中心としたチームは公文書管理法案に第4条を加え、行政文書作成を、経緯まで含めて追えるようにする義務を負わせていたのですが、官僚側は、議事録等の作成はそれでもやらなかったわけですね。ここは岡田さんや枝野さんが事後的に反省しながら追及されていましたが、政治的な指示で作成しなかった、というよりも、官僚側が彼らの習性として作成しなかったという面が大きいのではないか個人的には思っています

保存期間1年未満の行政文書について

今回の森友問題における、理財局協議記録、南スーダンPKO活動日報などは、意思決定までの過程をたどるための参考資料となるものです。これは日本法律審議が事前審査が中心となっていることとも関連しておりますが、日本官僚政治家は、公文書とは「さまざまな協議、討論を経て出来上がった成果物」だと定義することで、裏にある指示系統圧力の形跡を見えないようにすることを明らかに意図的に目論んでいるといわざるを得ないと思います

ジャーナリスト布施祐仁さんのツイート引用させていただきますが、

 アメリカなどでは、大統領メール電話まで記録を残しているわけで、そこまでは言いませんが、私としては、国会の各委員会理事会協議議事録、各省内での指示伝達がわかるメール等の保持などの保存は当然必要だろうと考えます。今は政治家大事なことは口で秘書官らを通じて口頭で指示することでできるだけ記録に残らないようにやっていますし、いざとなれば秘書がやった、官僚忖度しただけだ、といって逃げるわけです。アメリカのような保存体制をいきなり作れとは申しませんが、少なくとも、1年未満などという、いつ捨ててもかまわないというまったく意味のない保存期間を設けている、行政文書管理規則改正することをしないのは明らかに、問題の再発を防止する意図がないと言わざるを得ません。

 今現在もほんの1,2年前に行われた集団的自衛権解釈変更がどういう経緯で行われたかの追跡が、できないというザマが明らかになっています。この行政文書管理規則は、総理大臣権限で変更させることができます福田康夫さんの高潔理想に比べて、現在安倍さん無責任さは筆舌に尽くしがたいものがあります

 余談ですが、佐川理財局長は確かに強気自分利己的な観点から見た時には頼もしい部下かもしれないですが、彼は全体の奉仕者としての意識が欠けていますし、彼個人判断で、国民代表たる国会議員要請を「個別職員に問い合わせたりすることは差し控えたい」とかいっているのは許しがたい行為だということは言っておきたいと思います自動的に削除される発言にしても、言い訳を聞いても明らかに相手が誤解することを期待しており、彼個人発言の真偽を確かめるだけに、何人もの議員自分質問時間を使って検証しています役人が取っていい態度じゃない。もちろん、彼個人事実を調べて、答弁してしまうと彼個人の将来はもうなくなるものだとしても残念だといわざるを得ないです。

 さらに余談ですが、震災対応議事録を作っていなかったことを散々批判してきた現与党が、議事録作成義務を追加する修正案に応じていないのは、どういうことなんでしょうね。面の皮が厚いんでしょうね。

2017-02-23

アラサー歴●年が恋をした

好きなアーティストがいた。

彼の紡ぐ歌詞と声が好きだった。

彼の音源を聞いているだけで満足だった。

しかし、今日、夢で彼と会ってしまった。彼と会い、話をした。

朝、アラーム機械音で目を覚ます

変な夢観たな、でも楽しかったな。なんて思いながら家を出た。

出勤時はいつも彼の音楽を聞いている。

慣習にならい、今日もイヤフォンを耳につっこみ再生ボタンを押す。

イントロを終え彼の歌が入る。

瞬間、耳から子宮電流のような衝撃が走った。

なんてこった、彼の歌声で、私は性的に興奮していた。

わたしはふたつのことに絶望した。

ひとつめは、夢でみただけで(一方的な脳の幻想で)人を好きになってしまったこと。

アラサーになり久しい自分が、まるで中学生のような惚れ方をしてしまった。しかも、性欲に直結する欲望とともに。その気持ち悪さったら筆舌に尽くしがたい。

ふたつめは、好きな音楽を聞けなくなってしまったこと。彼の声を聞いているだけでムラムラする。とてもじゃないが出勤どころではない(アヘ顔電車に乗る趣味もない)。

今日は違うアーティストを聞いて出勤してきたが、どうにも仕事に熱が入らない。

どれくらい集中できないかというと、こうして増田文字をしたためていることで説明がつくと思う。

どうしよう、ドキドキ!彼にラブレター送っちゃおうか!とすぐに行動におこすほど若くないし、この思いが成就しないことも承知している。バンドマンを本気で好きにならないという硬い決意もある。

歳をとることはいかに自分が傷つかず穏やかに過ごせるか術を学ぶもので、時が経てばこの思いが消えることも知っている。

それでも私は今夜も彼のLIVE音源を聞きながら眠りにつくだろう。

夢で彼に会えることを期待して。

2016-10-16

40kgダイエットしました(追記があります

5年で40kg落としました。

正確には1年で35kg落とし、リバウンドしないか確認しながら4年で5kgという感じです。

暴食してもさほど意識せずに一週間くらいで体重は戻ります。

身長182で体重は79です。もう少し筋肉を付けたいかなというところです。

人生最大の体重は130なので、50kgのダイエットと言えなくもありません。

ダイエット方法は、典型的ですが、一日の食事量を10として、朝に5、昼に3、夜に2にするものです。

基礎代謝+運動食事カロリー+500kcalになるよう意識して生活しました。運動は主に水泳です。

それと、お医者さんに勧められた体重計測法を続けました。

体重を、食事前後に測るやりかたです。これを朝昼晩続けてグラフにしていくと、ジグザグな形から、どのくらい食べればどのくらい上がり、落ちるのかが手に取るようにわかります。

また、ダイエット失敗の大きな原因の一つである、「一日の最低体重を『今日体重』に設定してしまう」という事態を避けられました。

太り始めて20年間、ずっと失敗し続けてきたダイエットも、これでやっと成功しました。おすすめします。

こういったダイエットの話は需要があるかもしれないので、私のやり方を書いておこうと思います。

ダイエットに使ったもの
飲み口の広いコップおよびマグカップ

私のダイエットの最高の立役者が、このコップとマグカップです。

コップは口が大きく開いているもの。逆富士山型といいましょうか。

マグカップは、カフェオレのものです。スープマグか?と思うほどに口の開いたカップです。ビレロイ&ボッホのものを使っています。

これらは何のためかというと、ひとえに「デブ飲み」防止のためです。

デブ特有の一気にペットボトル半分ほど飲む、非常に危険なあの飲み方です。

喉の乾きに任せて一気に流し込み、気づけばもう残りは少ない。

「仕方ない、もう一本飲まないとダメだな」となり、末期になると飲み物を2本確保するのが日常になってしまいます。

デブ飲みの最中は味はわかりません。それが余計に拍車をかけるわけです。

私はダイエットに際して、デブ飲みを誘発するペットボトル直飲みをやめ、必ずコップかマグカップに移して飲むことを徹底しました。

スタバの、小さな穴の開いたカップもダメです。ストローダメです。

スタバコーヒーを買ってきて、事務所マグカップに移して飲む、みたいな変なこともやりました。事務所コーヒー作ればそれでいい話です。

そして、「一回に3口以上は飲まない」というルールを設けました。

口の広いカップで、味と香りが口と鼻孔に広がるのを確認してから、飲み込みます。

口の狭いものだと、香りが感じられないのでデブ飲みが止まりません。俺に砂糖を、もっとシュガーを…という地獄欲望から逃れられなくなってしまいます。

このデブ飲み防止法は、イケメンを観察することで気づきを得られました。

イケメンは、一度に2口以上飲まないんです。つまり、一度口をつけて、ゴクゴク、とやらないんです。

コク…と優雅にやってそれで終えるのがイケメンなのだ気づきました。イケメンはすごいですね。

それと、きちんと鼻毛は切りましょう。

鼻毛あなた体重を増加させているかもしれません。

鼻毛という、香りを阻む黒の密林が、あなた食事のグレードを下げているんです。

切りましょう。鼻くそも除去しましょう。鼻炎はなんとしても治しましょう。

ダイエットの要は鼻です。

食事の前は手洗い、鼻毛鼻くそです。

一人用電気コンロ

私の食事の基本は鍋です。

野菜を多く採れ、30分以上時間をかけて食べることができます。体も温まります。調理不要です。油でキッチンが汚れることもありません。

手入れも楽で、取り皿を使わずに直鍋で食べられます。ずっと温かいので、早食いしません。満腹中枢を確実にヒットしてくれる頼もしい相棒です。

朝のルーチン行動の中に組み込みやすのも利点です。

朝起きて歯を磨いている最中に鍋に水を入れ、スイッチオン。鍋キューブもここで入れます。

顔を洗った後に具材を切り、鍋に投入。

着替え、準備をしている間に食べごろになります。

ニュース音楽を聞きながら30分かけて朝鍋をします。シメおじやうどんは入れません。

さっと鍋を洗ってそのまま出勤します。

また、私は昼食も家で食べられる機会が多いので、昼も鍋ということも多かったです。

1日で白菜1/4がなくなることもしばしば。

野菜は足が早いので、頻繁にスーパーに行くことになりますが、逆に足繁くスーパーに通うことで、一回に買う量を抑えられている気もします。

買いだめする習慣をやめ、2日分の食材を買うくらいの気持ちで買い物に行くと案外買わないものですね。

旬の食材にも敏感になりますし、魚も気軽に買うようになりますよ。

水泳(※下に少し追記しています)

水泳は素晴らしいです。言うまでもありませんね。

私は金がないので、市民プール一択です。都市にもよりますが、だいたい6000円位で1ヶ月利用券が買えるんじゃないでしょうか。

プールの利点は、タオルと、水着と、水中メガネさえあれば始められることです。

更に、洗い物もタオルと、水着だけです。ウォーキングランニングだとこうは行きません。

靴、ウェアが必要となり、また運動の後は、筆舌に尽くしがたい加齢臭と汗の異臭コンボに苛まれます。

その点、水泳は素晴らしい。泳いだ後シャワー室で頭と体を洗えますから、とても清潔です。

水泳というと、「水泳に行ける体型ができてない」みたいなことをいう人がいますが、大丈夫です。親しみのもてる体系の人が多いです。

私は職場からの帰り道に市民プールがありましたので、水泳セットを持って出勤していました。

綿のタオルでなく、麻のタオルにして荷物を減らしました。麻のタオルはいいですよ。拭くのにちょっとコツがいりますが、すぐに乾くのでイヤな匂いがつきません。

洗って数時間で乾いてくれますから毎日使って洗っても大丈夫です。

手芸屋さんで麻の布を2m買ってきて、チクチク縫って作りました裁縫中学校以来で楽しかったですね。麻タオルは大きめのほうがいいです。

炭酸水

救世主と言っても過言ではありません。

朝5、昼3、夜2の生活では、どうしても夜が苦しくなります。

そこで炭酸水。1リットルのものペリエ750mlでもかまいません。

食前。飲む。膨れる。確かなサクセス

1リットルですと、コップに4回〜6回ほど注ぎ足すことになります。

ここでもデブ飲みはやめ、イケメン意識して優雅に飲みます。

炭酸水レモンなどの香り付きがいいです。

ダイエットは鼻から鼻毛は天敵。

私は金不足によりペリエは無理でした。ペリエ、かっこいいんですけどね。

炭酸水メシアです。危険を感じたらすぐに飲みましょう。

腹が減った。炭酸水

むしゃくしゃしている。炭酸水

映画を見よう。炭酸水

コンビニ行きたい。炭酸水

毎週のペットボトルゴミの量が半端ないことになりますが、それは仕方のないことです。

早寝早起き

なれないうちは、夜はとてもキツいです。

内に宿る食欲の悪魔が暴れだします。炭酸水メシア)に頼るのもいいですが、明日の朝食を夢見てさっさと寝てしまうのも手っ取り早いです。

今夜やるのも、明日やるのも変わりないですから、ズバッと寝ましょう。

朝は何食べてもいいんです。逆ラマダーンくらいの勢いでいきましょう。

睡眠薬(※下に追記があります)

私のヒーロー睡眠薬

頼りすぎてはいけないのもヒーローと同じですね。

最初ドリエルだったのですが、高いし少ないのでお医者さんに処方してもらいました。

ダイエットの三大失敗要因は、週末、飲み会、最低体重呪縛の3つです。今私が考えました。でも間違ってないと思います。

最低体重呪縛は冒頭に書いたやつですね。一日の最低体重を「今日体重」に設定してしまうと、それを超えることが難しくなってしまい、ダイエットをやめちゃうというものです。

飲み会は言うまでもありませんね。飲み会事故ですから、これは仕方ありません。

そして週末です。

週末、それは終末。

ダイエットの徒たる私達は、いつもこの週末というモンスターに負け続けてきました。理由説明するまでもないですね。

ですから、この終末を、睡眠薬によってスキップしてしまうのです。

土曜、朝起きて鍋。遊びに行ったりゲームをやりますね。水泳に行く強者もいるでしょう。それが終わったら、睡眠薬時間です。

私は17時に飲んでいました。寝る、起きる、鍋、遊ぶ、睡眠薬

貴重な休日が潰れてしまうのはとても惜しいです。

しかし、私達はこの、週末に何度辛酸を舐めさせられたかわかりません。たった2日の暴食が、数週間にもわたって私達を苦しめるのです。

もうこんなことは嫌だ。繰り返したくない。

なので、勇気を持って、週末をボーナスステージに変えましょう。

寝ている間も基礎代謝は進んでいます。寝ながら痩せる。夢の週末を手に入れるのです。

でも睡眠薬依存するのは怖いですから、そこは節度を持っていきましょう。

電子タバコ

正直これは、あまりおすすめしません。

電子タバコタバコよりは確実に安全ですが、まだ健康への影響が定まっていません。「体に悪い」という報告もあります。

しかし、私がお世話になったのは事実

これも、節度を持って、できれば使わずに、ダイエットしましょう。

電子タバコは非常に進歩しています。

もはや「電子タバコ」という呼称不適切なほどです。「ヴェイプ」とも呼ばれていますね。

何よりかっこいい。ガジェット的な魅力もあります。煙をモクモクさせるのは楽しく、食欲を忘れさせてくれます。壁紙も汚れません。

難点としては、初期費用継続費用がかかること、そして、ハマってしまうと更にお金が飛ぶこと、そして健康への影響です。

安いものでは2000円ほどでスターターキットが買えます。それにリキッドが1000円。数週間に一回部品を交換して1000円と、なかなか金が必要です。

確かに口寂しさを忘れさせてはくれますが。

しかし、最大の難点は、「電子タバコ界隈のイメージが非常に悪い」ことです。

ジャンキーのニオイがしてきます。

大麻健康に良い!」「大麻解放を!」みたいなことをいう人が使ってるイメージです。

Youtubeとかで動画を上げている人も、もれなく「そっち系」です。

タトゥー、ひげ、顎ピアス、すごいハゲ、汚い歯、すっごいガリガリなのに強そうなファッション

これはキツい。かっこいいのに。あっちには行きたくない

これがちゃんと健康問題なくて、すごいハゲとかじゃない人が爽やかにおすすめしてくれたらよかったのに。

残念でなりません。

あ、電子タバコもちゃんと喫煙席で吸わないとダメですよ。

タイツカイロ

ふくらはぎを触ってみてください。

ヒンヤリしますね。

これは完全に個人的感覚なのですが、下半身を冷やすダメだと思うんです。

逆に、下半身タイツカイロで強力にサポートしてあげると、全身に熱が回るような気がするんです。

冬は誰でもコートを着ますが、下は特に何もしないですよね。

下半身、つまり全身の40%くらいを冷えたまんまにしてるってことです。

1カロリーは、1gの水を1度上げるエネルギーですから下半身ホットにすればそれだけでカロリー消費するような気がしてきます。

もはや全く根拠はありませんが、夏以外はなるべくタイツを履いて下半身を暖めていました。

冬は腹巻きも追加しました。

理想としては、お腹周りの肉を常にほかほかにしておくことですね。

食事も、辛いものやにんにくしょうが意識的に採って季節問わずかいものを食べます。

炭酸水冷蔵庫には入れていませんでした。結構いけます。

アイスにも「オールスパイス」というスパイスをかけて食べていました。美味しいです。

コーヒーにもセイロンシナモンふりかけていましたね。なんでも、セイロンシナモン以外だと摂取量に気をつけないといけないようです。

セイロンシナモンならわっさわさとかけても大丈夫です。「コーヒーを食べる」レベルふりかけていました。

が、さすがにもうそこまではやめました。摂り過ぎはいけませんね。

タイツ戦法は水泳と相性が悪いのが難点です。

市民プールはちびっ子が多いですから、ちびっ子の前でタイツを脱ぐというのはなかなかのハードルです。すごい視線を感じます。

でも負けてはいけません。

だいたいこういう感じで

私は痩せてきました。

もちろん、ダイエットはただ一時的体重を落とすのでなく、一生続くライフスタイルを手に入れることでもあります。

運動をして食べなければ絶対痩せる

そう切って捨てる人も多いですが、人生の他の問題と同じように、理論通りに行かないのがダイエットですね。

私はこれからリバウンドをしたり、太ってしまったり、様々あると思いますが、そのたびにまた新しい気持ちで、新たな方法を探していくことになると思います。

みなさんも、頑張りましょうね。

それでは。長々と失礼しました。

【追記】

たくさんのブコメを頂いて、うれしいです。

知らなかったことや勉強になるコメントがいっぱいありました。ありがとうございます

睡眠薬について

睡眠薬について反応が大きいようですので、補足をしておきますね。

睡眠導入剤と書くべきだったかもしれません。ハルシオンを錠剤半分、お医者さんに相談しながら使っていました。

毎日使うわけではなく、休日どうしても食べてしまいそうなとき、停滞期を乗り切りたいときでしたね。

およそ1年で一気に痩せた後は使う必要もなくなったので、今は使っていません。

休日以外なら、空腹を明日への期待で満たしてすぐに寝付けますし、数週間で生活リズムが整ってきますから特に頑張らなくても朝方の生活になっていきます。

そして私の上記のやり方が正しいというわけではありません。

私の場合、睡眠薬電子タバコリスクとこのままの体重でいるリスクを考え、多少無茶してでも今落とさないと、と思っていましたから。

水泳

泳いだ時間を知りたい人がいらっしゃったので。

最初ウォーキング10分、クロール平泳ぎを織り交ぜて30分でした。それでもういっぱいいっぱいだったので。

二週間も続けると目に見えて体力が上がりました。

1月後には平泳ぎで50分泳ぎ続けてもぜんぜん苦にならなくなりました。人間ってすごいですね。

平日はほぼ毎日行っていましたが、大事なのは「何回行ったか、どれだけ泳いだか」でなく、

「どれだけ生活に組み込めるか」だと思っていましたので、「このくらい泳がなきゃ!」と呪縛されるのはやめようと決めていました。

それに、1ヶ月券があるおかげで「元を取らないと!」と思わなくてよかったですから

入場、着替え、体操の間にアイディアを閃き、そのままプールに入らず出たこともあります。

普段も、「もう少し泳ぎたいな」と思った時点で上がっていました。

毎日やるものですから、一日で満足するまでやるのでなく、次に余韻を残し、明日へロープを投げ込んでおくことが必要でした。

2016-10-14

うつ病患者はなぜ死にたいと言いながら死なないのか?

うつ病の人は死にたい死にたいと言いながら生き続けてるから甘え」

うつ病の人は死にたい死にたいと言いながら生き続けてるから放っておいて大丈夫

気持ちは分からなくもないがこちらもファッション病人ではないので、うつ病人間が死にたくなる過程と何故死なないのかを説明する

うつ病人間死にたいと思うに至るには2パターンある

1つは「直前にヘマや何かをやらかしたケース」

ヘマをやらかす

(どんなにちょっとしたヘマでも)自分ダメ人間からこんなひどいミスをしたんだ

自分は生きている価値のない、社会にとって不利益しか生まない、生きているだけで害を生む人間なんだ

死にたい

私の場合は大抵こういう思考の変化がある

(もちろんこの思考過程個人差はあると思う)

厄介なのは病気のせいなのか、一度悪い考えが生まれると全く良い方向には動かないし、結局死ぬことだけを一日中考え続ける羽目になる

ここから脱するのに人から優しい言葉や行動以上に効果のあるものはない

もう1つは「何も原因がないケース」

寝起きに起こりやすい人、夕方に起こりやすい人…。起こりやす時間は人それぞれ分かれるような気がしている

これに関しては本当に何もない

突然死にたい気持ちが頭を支配し、死ぬことしか考えられなくなる

死にたいと略してはいるが私の場合全て「自分は無価値で、生きているだけで皆が迷惑するから死にたいである

別に遊びたいとか寝たいとかそういうのと同じベクトルではない

責任を取って切腹したい、責任を取って辞職したい、みたいな感じだろうか(適切な例えかは知らない)

しかうつ病死にたい気持ちは、空腹感や眠気と同じくらい強烈である

空腹感のひどくて「お腹の空いた」と言っている人に「気合で何とかしろ!」

眠気のひどくて「寝たい」と言っている人に「気合で何とかしろ!」

とか言ったところでお腹は空いているし、眠たいし、同じようにうつ病の死にたさも気合いでは何とかならないし、誤魔化そうにも誤魔化せないのである

では本題の、何故死なないのか?という所である

'本気'で自殺しようとしたことがありますか?

という問いにイエスと答えられる人はなかなかいないと思っている

軽い気持ちでではなく遺書をきちんと残し、明日から自分のいない世界が始まるんだということを考えての自殺である

経験したことがある方なら分かると思うが、自殺をするのは筆舌に尽くし難いほど怖い

私は首吊り自殺飛び降り自殺を考え、実行したりしなかったりしたがあの時の恐怖は思い出しただけでも嫌な気持ちになる

死に対する漠然としたとてつもなく大きな恐怖は、動物生存するにあたって備え付けている一部の機能のような物であるのだと思う

そもそも死ぬのが全く怖くないように人間の心がなっていたら、人間はとっくに絶滅しているのではないだろうか

私が首吊り自殺を試みた時の話である

縄を目にした時からとにかく怖くて怖くて仕方がなかった

「これで楽になれる」という気持ちより「死が怖い」という気持ちが何倍も上回り、首に縄をかけるだけで何分も費やした

結局首を吊ってから数分、苦しみと死の混ざり合って私は自殺を断念した

それ以来、私は縄に首をかけることすらしなくなった

それくらいに死は怖い

なのでどうか「死にたい」と言ってばかりの死なない人を笑わないでほしい

彼らはいたって正常である

ただ自殺をやり遂げた方々が皆、あの強大な恐怖を上回るほどの死にたい気持ちを抱えざるを得ないほどの、考えられないほどの心労を抱えていただけなのだ

2016-08-05

シン・ゴジラ怪獣映画だってことを忘れるな

http://anond.hatelabo.jp/20160804171358

■「シン・ゴジラ」 大絶賛の謎(ネタバレ)

ハイハイ、間違いを指摘します。

増田文章は、怪獣映画を観たはずなのに画に対する指摘がひとつもありません。また、映画を観てそれを批判しているはずなのに、他の観客の意見・考えを想像で腐したり、増田説明できる「ストーリー」について言及しているだけ。そしてその「ストーリー」が物語の「設定」に左右されるという認識も抜け落ちている。これははっきり言ってピント外れのたわごとで、他の観客に文句言ってるけど果たしてどっちがちゃんと映画を観てるんだかと思います

ストーリーというのはなにも唯一絶対の正解があるわけではない。そして完成されたストーリーや端正な展開、隅々までコントロールされたお話は、実はスケール矮小化を産む。例えば毎回起承転結が明確だったり意表を突く展開を繰り返す大河ドラマには、普通は大きなスケールを感じ辛いはずだ。

そしてシン・ゴジラは「怪獣映画」。これは、普通映画と最も違う点だ。しか古今東西世界一の「怪獣」の映画だ。スケールがケタ違いに大きい。言葉で書けば、米軍が出動して怪獣にやられるというそれだけのものだが、画面では筆舌に尽くし難い圧倒的な破壊が描かれている。そこにカタルシスはないの?

増田のいうようなここぞというときに気の利いた逆転アイディアを思いつくなどの小手先の展開が「日本世界を滅ぼす怪獣映画」のフィナーレのカタルシスにふさわしいものだと本気で思うの?フィクション鑑賞時のルールという言葉を持ち出してるが、怪獣映画ルールというもの考慮しないの?

また、ストーリー構造について、わざわざ「から喪失」という言葉を使ってるけど、これは普通「最大のピンチ」と言われる。ミスリードしてより狭いストーリーの型にはめようとしてるが、世界一怪獣が出てくる映画において、チーム数人の人間の行動からまれピンチを見せるのと、世界の情勢からこの国において三度目の核攻撃を受ける可能性を愚直に堂々と持ってくる展開、どちらが最大のピンチにふさわしいのか。小手先解決方を思いつくのと、巨大なプロジェクトとして解決方を提示した上でその成立過程を長時間見せる展開、どちらがふさわしいのか。

増田は「流行りに反発する俺カッケー」ではないかもしれないが「ストーリー構造解説できる俺カッケー」の気はあるのではとは思う。

ストーリーに難がない映画だとは思わないし批判もどんどんするべきだが、ストーリー構造にこだわりすぎるあまり、「怪獣映画」という基本にして最大の設定に対する考えが抜け落ちているのは残念すぎる。そこを理解しないで批判をしてもピントが合うわけがない。AVに対してどんでん返しがない、と批判するようなダメさだと思いました。

2016-07-15

虫は人間と似たところがまるでないのに生きている!

母親入院したんで父親ふたりきりかと思いきやほぼ一人だった四日目!

仕事を終えて家に着くと父親はまだ帰ってきていない!今日母親病院に寄っているのだろう!

本日タスクは!習い事!週末の旅行のための買い物!洗濯!夕飯づくり!

洗濯風呂の残り湯を使用することを思うと最低でも二回はまわしたいが!習い事が約二時間あるため時間がない!!

仕事中どうすればいいか考えていて解決法がわからないまま帰路についたところ車中で思いつく!

思いついたことに従い帰宅後すぐ洗濯をまわし!その間に夕飯を作る!!

大抵の人は順序を入れ替えるなどし時間有効活用することくらい朝飯前なのだろう!!

自分いか家事をやり慣れていないか!ここ数日ひしひしと感じる!!

母親への感謝もひしひしと感じる!!

一日を経るごとにやるべきことは増えていくが増加量が少しずつのおかげで坂道を上るように徐々に力がついているように思う!!

夕飯を作り終え調理道具を洗ったところで洗濯機が止まったので干してからご飯を食べる!

のしないピーマンプラスチックのようだ!今度からは刻もう!!

父親に遅くなるため先に寝ていていい旨書き置きし習い事に行く!

相対する人間の動きを追うことに必死になる武道系の習い事は余計なことを考えずに済む!!

と思ったら窓から飛び跳ねる虫が大量に入ってきており悲鳴を上げかける!

おそろしい!!!

虫は人間と似たところがひとつもないのに生きているというのだから理解できない!!

震えながらも武道する!

流れる汗から亜鉛が抜けているのだろうかと少し不安になりつつ!

夜遅くまでやっている店舗へ向かい週末の旅行のための買い物をする!!

22時過ぎに家に着くとまだ明かりはついており父親は起きていた!

二度目の洗濯をまわそうとしていると父親はまだ洗濯するんだぁおやすみ~と言い眠った!

洗濯を終えたあと母親からまれた録画予約をしているとテレビの後ろにある壁にゲジゲジがくっついている!

虫デーだ!!!

ゲジゲジなどというかわいらしい響きではない!筆舌に尽くし難きアーーーー!!!!無理!!

しばらく見つめ合うが微動だにしてくれないため一時休戦としトイレへ行く!

戻るといなくなっていた!!

恐怖!!!!嘘!無理!!どうしよう!!!!無理!!!

鳥肌を立てながら風呂と茶碗洗いを済ませる!レタスも大量にちぎる!!明日の朝食べよう!

鳥肌と豊かな想像力に襲われながら寝た!!

2016-06-23

1番マンコが美味しい旬の年齢と季節ってある?

やっぱり冬だよね。

蒸れて酸っぱい匂いもしないし、

寒さと対比して熱を帯びるマンコは筆舌に尽くし難いよね。

年齢は小中高あたりは洗い方わかってなさそうで、

恥垢がすごそう。

40超えると何のためにマンコ付いてるのか価値がわからないし、

もう産廃ってかんじだけど、

やっぱり21から32ってかんじかね?

マンコにも旬があるってみんな知るべきだよね。

2016-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20160620192048

小説とかでも使われる言い回しで、普通に市民権を得てる表現だと思うけど。

この「~けど。」という表現も同じようなもので、

後に続く文をあえて言わずに省略しているんだよね。

「どうしようもなく綺麗で、その美しさたるやまるで○○、見惚れてしまったよ。」

常識だと思うけど、知らなかったの?馬鹿なの?」

みたいに、外人がよくやるように筆舌を尽くして言われても、

逆になんだか嘘っぽく聞こえてしまったり、胡散臭くなったり、一言多くなったりとデメリットもあるでしょ。

そういう事をせず、簡潔にとどめることであえて思いの強さを感じさせたり、

奥ゆかしさを感じさせたりする、優れた表現法だとボクは思うね。

2016-06-14

ゲイだが女と結婚した

自分物心ついた頃から同性を好きになる人間だと自覚があった。

思春期ときはそのことに真剣に悩んだこともあった。告白どころかアプローチも許されない辛さは筆舌に尽くし難いものだ。

一時期はゲイコミュニティに顔を出していたこともあったし、ゲイ恋人いたこともある。

でも、彼らのように極端にゲイであることを全面に押し出し生き方をする勇気も気力もなかった。

そうして、自分はある時に割り切った。ゲイであることをアイデンティティに結びつけるのはやめよう、と。

あるとき、感じのいい女性出会った。もちろん、性的な意味で恋愛感情ではない。あくまで人として好感を抱いていただけだった。

いつしか彼女自分恋愛感情を抱くようになったらしく、友人関係を続けていくうちに彼女の側から告白された。

自分彼女自分ゲイであることを打ち明けた。すると、彼女はそれでも自分が好きだと言ってくれた。

から自分の中で何かが変わるかもしれないと思い、付き合ってみることにした。

やはり何も変わらなかった。彼女セックスをしてみようとするが、性的興奮を覚えることはなかった。

ただ、二人で裸でじゃれ合うことは苦痛ではなかったし、

彼女性的刺激を重要視するタイプではなかったので裸で抱き合うだけで満足なようだった。

そうしてプラトニックともそうでないとも言えない奇妙な関係を続けていくうち、いつしか彼女結婚することを思い立った。

確かに彼女性的関係として愛情を感じることはない。

ただ、人として信頼できて、一生を共に過ごしていくことができる人という確信を覚えたからだ。

恋人になる告白彼女からだったが、結婚プロポーズ自分の方からした。

彼女は泣きながら「私でもいいの? 本当にいいの?」と喜んでくれた。自分は性を超えた深い愛情彼女に感じた。

自分は親や兄弟ゲイであることはカミングアウトしていなかったので、

家族彼女を紹介したときはまるで普通の男が普通婚約者を連れていったときのように喜ばれた。

そうしたことが続くうちに、自分社会に受け入れられていく実感を覚えた。

式を挙げる頃には、もうゲイであることはどうでも良くなっていった。腐れ縁の友人との縁を切ったような感覚だった。

自分典型的ゲイではないかもしれないし、ゲイの中にはウソでも女性と抱き合うことに嫌悪感を覚えるタイプいるかもしれない。

でも、自分は一人の同性愛者として、同性愛であることを重要視しない生き方選択した。

確かにこれから子どもことなど、いくつかの問題にぶち当たることもあるかもしれない。

それでも大半の問題彼女との話し合いで解決できるだろうし、ゲイであることから距離を置いたこ生き方を後悔することは決してないだろう。

2016-05-26

長文を書いたのに、ミスって消えた時の喪失感筆舌に尽くしがたい

それを感じ続けてはや20余年。

いつになったら、この問題解決するのだろうか……。

トーストについて熱く語った俺の無駄な数十分が、磨きをかけて更に無駄の質を高めたじゃないか!!

チクショウ。ちくしょう畜生

2016-03-29

ウチの会社トイレの個室が使えないのでウンコもらした話

みんな徹夜してトイレが仮眠室代わりになってて、トイレの個室が塞がっている。

ウンコしたい時に会社トイレウンコができないことがよくある。

繁忙期になると、昼休み以外はウンコをするのに会社を出て、近所のコンビニに行かないと行けないレベル

 

慢性的トイレの個室が塞がっている状況を社長は知らないのだろうか。

 

その日、私は食べたモノが悪かったのかおなかがゆるゆるだった。

そして仕事中にそいつはやってきた。

 

  

尻を刺すような猛烈な便意。

 

 

痛みで思わず立ち上がるほどソイツは私に一刻の猶予もないことを知らせた。

最近は暴食による大量の排便により肛門の穴が緩みきっており、

我慢しても緩んだ括約筋は穴の開いた堰のように役に立たずちびる経験がたびたびあった。

まだ会社にいない時にしか漏らした事はなかったが、いい大人が漏らした便の処理をする侘しさというのは筆舌に尽くしがたい。

小便と違って、大便はもらすと取り返しが付かない、小便なら車に水をかけられたとごまかしてズボンを取り替える方法が使えるが

大便は見た目にも匂いごまかしようがない。

摂生による油っぽい便は猛烈な悪臭を漂わせるので、一発でわかってしまう。

小便の塩辛い海のようなかおりなら、海辺に近ければ海水ごまかすこともできよう。大便はそれすら許さない。

 

私は日ごろの生活で消耗しきった肛門を奮い立たせた。

三十数年も共に過ごした相棒だ。大切な局面で私を裏切るわけがない。

しかし衰えた括約筋だけでは勝てないと悟った私は女性が好きな男性のナニをくわえ込む時のように全力で内股に力をこめた。

このとき女性とはこれほどの筋力を性行為に使っていたのかと感心する余裕すらあった。

 

当然会社トイレまでやってきたがトイレは塞がっていた。想定内だった。第二波が来た。尻をさす痛みはあるがあと5分は耐えられる。

もらすほどともなると、自分の肛門の限界を知ることができる。アスリートのようにペース配分すらできるようになる。

最悪、多少の漏れ妥協するしかない。自分の肛門のスペックを知り尽くした者だけに許される割り切りの美学だ。

 

急いで他の階のトイレを回る。もう肛門が限界のため外のビルに行き着くだけの余裕はない。神に祈った。

もうかなりヤバい状態だったから、内股で一歩ずつゆっくり歩くことしかできない。

 

趣味アナニーも楽しめないほどに衰えた肛門。

 

この階のトイレも個室はすべて塞がっていた。

背中音姫と水の流れる音を背に私はこのトイレを去った。

背水の陣だった。

 

最後希望犯人犯行現場に戻るというではないか。一縷の望みをかけ最初の階のトイレに戻った。

 

結果はダメ。そらそうだ修羅場時期のトイレがそう簡単に開くわけはなかったのだ。

 

こんなことになったのも一億総活躍できない政府にも一因があるのではないか。

天に唾を吐くレベルだとわかっていてもそう思わずにいられなかった。

就職氷河期専門学校を出て入れたのは、最低賃金アルバイトだけだった。

なんやかんやあってバイトで積んだ経験資格アピールして、派遣で今の仕事にありつけたのだ。

いい年になっても年収は200万行かない底辺だが、この仕事がこのワタシにとって一番稼げる仕事だった。

これがダメなら最低賃金ピッキング作業をする仕事に戻るしかないのだ。

 

 

独身だけど築45年の安アパートで贅沢に暮らせていけてるだけでいいのに、なぜ神は私にこんな貧弱な肛門を与えたのだろうか。

 

 

第三波が来た。もうダメだ。私はうんこになろう。そう思った。

 

 

ここで自分過去のことを思い出していたことにはたと気がついた。

ああ、これが走馬灯ってヤツだったのか。しかし神は存在した、いま私の目の前で個室が開いたのだ。

全力で個室に飛び込み安堵してズボンを脱い……悟ったころにはすべて遅かった。

そう、安堵すると肛門は緩むのだ。

 

私は再び肛門期の訪れを感じていた。

2016-03-15

婚活ドロップアウターからの切なるお願い

要点:ダメならダメとはっきり言ってほしい。

アラフォー独身オヤジともなると親や親の知り合いが「こんな人いるけど会ってみないか」と五月雨式に話を持ってくることも少なくないかと思う。

俺も俗世への未練を捨てきれず10人くらいと会ってはみたものの、雑談力の低い自分は1回会ったきり終了になるパターンばかりで、何ら実りある結果は得られなかった。

ウマが合わないとか自分が至らないとかいうことで断られるのはしょうがないのだけど、より辛いのはちゃんと断ってくれる人が非常に少ないことだった。

親でなくとも親の知り合いとか友人の親とか、そういった年長者の紹介で人と会っている場合、世話になった人に何かしらの結果報告をするのは自然なことだろう。

そうした状況でぱっとしない結果に終わると世話になった手前非常に辛いけど、女性の側が「こいつはダメだ」と思ったならすっぱりダメだと言ってくれれば紹介相手も納得してくれるし、こっちも引きずらずに前に進める。

でも女性の側から直接なり間接なりにNGと言ってきたケースは極めて少ないのだった。

婚活中の男という立場上、一通り話して別れたあとの印象が「これはいけるかも」であっても「これはダメかも」であっても自分からお断りできる立場にはないし、「よかったらまた会いませんか」と誘うしかないわけだよ。

(ほんとにNG相手だったら別だけど、幸いそうした事例はなかった)

そこで煮え切らない(断りはしないけど次回があることを匂わせない)返事をされれば、もちろんこっちは雰囲気を察するけど、それでは親も納得しないしそんな状態では紹介先にも説明できない。まさか「やっぱりダメでしたか」とは聞けないし、その気がないと分かってる相手に誘いのメールを出す苦痛筆舌につくしがたい。

紹介者の人に確認してもらう場合もあったけどそれはそれで体裁が悪いし、結局フェードアウトされてから紹介者の人に「だめでした」とから報告するという悶絶もの事態もたびたび経験した。

メールの返事がなくてフェードアウトか、と思ったら2週間後に返事が来たあげくに「旅行に行ってました楽しかったですじゃあね」みたいなことを書かれてキレそうになったこともあり。

はっきり断って逆恨みされるのを警戒しているのかもしれないけど、それこそ婚活なんだしダメならダメでお互い恨みっこなしですよ。早くケリつけたほうが後腐れなく次に行けるんだし、婚活女子の皆様には「明示的な意思表示」について伏してご配慮をお願いしたい次第。

女性の側だって仲介を頼んでいるわけで、そっちに不義理をすることに抵抗はないのかと甚だ疑問に思うが、どうなんだろう。

今般40になってしまったし、毎回こういう形で置いてけぼりを食らうのは精神的に辛すぎるので俺はもう降りることにしたよ。今活動してる人はがんばってくれ。

2016-03-07

俺はなにを隠そう地殻の動きを体感するマンだ。

そっと目を閉じて少しだけ集中すれば、

この母なる地球の表層を覆う地殻

その地殻の動きを感じとることができる。

地殻は少しずつおされあったりしているが、

少しずつ重なりあっていたとき地殻同士が

外れたときの衝撃の桁外れの痛みは筆舌に尽くしがたいものだ。

勘のいい人は思うかもしれない。

俺ならうまく地震予知できると。

だがこの特殊能力は残念ながら役にたたない。

なぜなら俺が地殻体感するには結構タイムラグがあるからだ。

さらに言えばこの能力の話は今まで数人に打ち明けてみたが、

誰にも信じてもらえてはいない。

から今夜はちょっとこの場を借りて匿名告白してみた。

何の役にも立ちはしないが、

俺は今日も気まぐれに地殻の動きを体感してみるのだ。

2016-02-19

映画を年間何百本観たとかじゃないけど、個人的オススメしたい映画

何か映画を何百本観たとかそれは権威つけ云々とか読んでて、みんなバーカバーカ、お前ら黙って映画見てろって思ったが、これに便乗すれば自分オススメ映画監督を広められるじゃないかと思ったので書く、皆とにかく映画観ろ!!!

1本目「燃え上がる生物監督:ジャックスミス

これはマジで滅茶苦茶意味が分からないけど凄い、ジャックスミスニューヨークアングラ映画界の巨匠でニュー・アメリカンシネマ(アメリカン・ニュー・シネマじゃない)を担う天才だったらしいんだけども、内容は女性の服を着た男性の集団がすごい絡み合う、それが45分間ずっと続く、何が面白いだって聞くかもしれないけど、荒々しさとかポエジーとかオリエンタリズムとか色々な要素が絡み合って、観客の前に完全なカオスがドカンと提示される、マジで何だこりゃって最初観たときは度肝抜かれたよ、映画原始的な力ってものを感じた!!!オススメ!!!ビデオインスタレーションとか配信してる美術サイトUbuwebってとこで配信してるから検索して即鑑賞だ!

2本目「愛しのアクアマリン監督エリザベスアレン

これはなアレだ、女子の友情もの、13歳の少女が2人いて、凄い親友なんだけども片方が引っ越して別れが近づいてる、そんな2人の前に何と人魚が登場、彼女は地上で3日間のうちに婚約者見つけないと父ちゃんが用意した男と結婚しなきゃいけない、ってことで3人力合わせて良い男性を探そう!って映画。これが笑えるやら切ないやら、ひねくれた自分にも友情の大切さってものがもう痛いほど染みた、超素晴らしい!!あと人魚役がタイウェストってホラー作家の良い感じに昔めいた洋館ホラーインキーパーズ」って作品に出てきたサラ・パクストンっていうのも注目だよな!!!

3本目"Within our gates"監督オスカー・ミショー

グリフィスの「國民の創生」、あれは映画史に残る名画とか言われてるけど差別主義者の集まり糞KKKを美化した作品で、今年サンダンス映画祭で"Birth of Nation"ってアフリカ系のネイト・パーカーが作ってオスカーとかの人種差別カウンターとし話題になったけど、「國民の創生」とほぼ同じ時期にこれへのアフリカ映画監督からのアンサー的作品が作られてて、それがこの"Within our Gates"な訳だよ、日本未公開だけどパブリックドメインになってyoutubeに全編アップしてあるからマジでお前ら絶対観ろ!!!

4本目「裸の診療室」監督ヌーク・レオポルド

アメリカ映画ばっか紹介しちゃったから今度はオランダ映画な、これは正直有り体に言っちゃえば、夫とか子供とかい自分医者として活躍して幸せな生活送ってんのに、何か人生に不満抱えてて、それで患者ボコスカ不倫しまくる女性の話な訳、でもな、このあらすじを念頭に入れて本編見てみ、ヤバいからショットショット全部絵画みたいで度がすぎてるほど美しい、監督の美的センス超絶ヤバい主人公感情移入もクソもねーわって人も美術館絵画を眺める感じで見れる、オススメよこれは!!!

5本目「魔 デビルズオーメン監督カイ・チーホン

去年、アンソニー・ウォンの「人肉饅頭」とか「エボラシンドローム」とかモラルとかそういう概念超越したドクソ不謹慎香港映画リバイバルされたじゃん?あれ好きな人、これ観たほうが良い、「燃え上がる生物」とは全く違う意味意味分かんないし、ヤベえほど汚ねえ、ウジ虫とか何らかの虫は数千匹出るし、ワニの死体グッチグッチゃだし、仏教?何か仏教?が超ブワアアアアアアアんとかさなる、この凄まじい汚さはカラーな分「ムカデ人間2」とか「神々のたそがれ」レベル香港が残した最も汚ならしい映画作品、だから大好きなんだ!

6本目「サンダーパンツ!

英国映画史な、「黒水仙」とか「フォー・ウェディング」とか「ファクトリー・ガール」とか「モーリス」とか「怒りをこめて振り返れ」とか「人食いエイリアン」とか「if...」とかヒッチコックの初期作とか「英国に聞け!」とか名作色々あるよ、でもさ英国映画史上最高の映画って聞かれたら、俺は真っ先にこの「サンダーパンツ!」を選ぶね。オナラがコンプレックス少年が親友の力借りてオナラで宇宙へと旅立つんだよ、俺はこれ毎回見るたび深く深く心を揺さぶられて号泣する、全人類にこれ見てほしいよ、それでオナラに泣きながら下積み時代のキーラ・ナイトレイがどこに出演してたか探してほしい!!!

7本目「ソナチネ監督シェリーヌ・ランク

北野武の奴も好きだけど、俺は断然こっちの寒々しいカナダ映画の方を推したい。少女2人の心がさ迷う姿を本当に侘しいまでに凍てついたトーンで描いてる、思春期っていうのは孤独の牢獄だよ、それで彼女たちが物語の最後にやること、これくらい切実な"私たちはここで生きてる!気づいてよ!"って叫び聞いたことないわ。ちなみこの傑作作ったミシェリーヌ・ランクト、これしか映画作ってねーのかなとか悲しく思ってたんだけど、実はバリバリ現役で映画作りまくってて、しかIMDB見たら最近俺が観た映画俳優として出演してたんだよ、もうマジでめっちゃビックリしたよ、でもマジで元気で良かったわ!!!

7本目「バチェロレッテ~あの娘が結婚するなんて~」監督レスリー・ヘッドラン

主人公は3人の女性で、ある日学生時代にクソデブっ思って見下してた女子が結婚するって聴いて、はああああ????って思いながら表面的には笑顔浮かべて彼女が開く独身最後のパーティーに行ってクソ騒動起こすって映画。まあ最後にはこいつらクズで最悪に迷惑かけるけど、自分達も良い男見つけて嫉妬心も無くなって最後には全員ハッピーハッピーヘヘーイ、とかなると思うじゃん普通?この3人マジでずっとクズ、救いようがないくらいクズ、結果1歩も成長なんかしない、ここでめちゃ評価別れるけど、でもこの映画は、人間成長なんかしなくたって生きていけりゃいいんだよ!!!ってある意味スゲーポジティブメッセージ送ってくる、ここに感銘受けたね、人間いつかは成長しなくちゃとか成長できるよとかそういうオブラート包んだ欺瞞ばっかこっちに向ける映画ばっかあるけど、この映画はそこらの映画とは気骨が全く違う!!!

8本目「昼間から呑む監督ノ・ヨンソク

昼間から呑む昼間から呑む!!昼間から呑む!!!昼間から呑む!!!マジでこれくらい最高の邦題を俺は聞いたことがない!!!昼間から呑む昼間から呑む昼間から呑む!内容は彼女にフラれた青年が酒呑んで旅して女性に恋して酒呑んで旅して女性に恋して酒呑んで酒呑んで、そして酒を呑む映画だ!だけども観ているうちに、この映画がいかに脚本を丁寧に丁寧に組み立てまくってるかに驚かされる一作になってるってきっと分かる筈だ!!昼間から呑みながら観ろ!!酒呑めない人は何も呑みながらでなくていいから観ろ!!!

9本目「ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズダイアリー監督マウゴジャタ・シュモフスカ

みんな大好きおフランス映画だぜ!!監督ポーランド人だけどそれは気にすんな!!内容はビノシュ演じる雑誌の記者が2人の若い娼婦インタビューすることで、移民がこの国で置かれる状況、学生の困窮ぶりがいかに厳しいか、性差別実態、そういうのを知っていくうちに自分人生も見つめ直さざるを得なくなるストーリー!!エロがあるからこんな邦題にされたけど、監督のマウゴジャタ・シュモフスカは一貫して、自意識が複雑化し、肉体と精神が解離を遂げていく現代において、私たちはいかにして私たちからだを取り戻すべきなのかって深遠なテーマを扱っていて、唯一この映画だけが日本でも普通にDVDで見られるからエロい邦題で敬遠してる人も是非観ろ!!!

10本目「悲愁物語」監督鈴木清順

最後に邦画を一本、俺的には「殺しの烙印」だとか「ツィゴイネルワイゼン」とかよりもこっちだ!!!プロゴルファーテレビ出演して、その疲れからご近所トラブルに巻き込まれて全てが破綻する!!!あらすじ書いてて自分でも意味が分からなかったが、観ても意味は分からない!!だけど異様な熱量に圧倒されること間違いない、意味が分からないという快楽に身を浸せ!!!

ということでオススメ10本紹介終わりだ!!ネットで観られる奴と「ソナチネ」以外は全部DVD出てるから近くのTSUTAYA行くか、ディスカスで借りれるぞ!!本当はラリーサ・シェピチコの「処刑の丘」とか紹介したかったけど、日本じゃ観れないし独りよがりになるから紹介せず!!!でもラリーサ・シェピチコまともに観れねぇ日本はマジにファックだよな!!!

注目の映画監督10人!!!

1.ヨルゴス・ランティモス

籠の中の乙女」はゼロ年代重要映画、最新作「ロブスター」もきっと頭がおかし!!!

2.ミア=ハンセン・ラブ

EDEN」の語りの独特さはテン年代刻印、新作ベルリン金熊賞獲ってくれ!!!

3.サム・エスメイル

映画コメット」とドラマ「Mr.ロボット」でアメリカに殴り込みかけたスゲー奴だ!!

4.ミシェルフランコ

ハネケ直系、不穏なムードを醸し出させたら天下一!!新作はティム・ロス主演「或る終焉」!!

5.アナリリーアマポアー

自分好きな物全部ぶっ混みまくったスタイリッシュフェミニズムヴァンパイアホラーウェスタンヴァンパイア残酷な牙をもつ少女」は何じゃあこりゃ!!!

6.リサンドロ・アロンソ

アルゼンチンからやってきた異才だ!!「約束の地」は筆舌に尽くしがたい時間感覚を持ち合わせた傑作だ!

7.坂本あゆみ

再びのハネケ直系、「FORMA」は何でソフト化されないんじゃ!!!

8.ナ・ホンジン

チェイサー」も「哀しき獣」もとにかく走って走って走りまくる凄まじい圧力と巧みなストーリーテリングに脱帽!新作が観てえ!!!

9.マウゴジャタ・シュモフスカ

さっきも書いたので説明割愛!!!

10.ヨアキム・トリアー

この中で唯一作品が通常公開されてないけども、新作"Louder than Bombs"が日本公開決定したらしいので入れた!!ノルウェーの若き大いなる才能!!

ということで、皆もっと映画観ろよ、じゃあな!!!

2015-12-22

フルスペックなどで、専門領域を追加されるような、仕事量を増やされた時に、人体にかかる負担は凄まじい。筆舌に尽くしがたい、軋みが、肉体に生じる。

いつ過労死してもおかしくない。自分でも、こちらの肉体を破壊する要求をしてくる相手を、よく正常な精神で受け止められているなと常々感じる。

過度な要求を人にする人は、

心の底に、意地悪やいじめ心があるのだろう。


一人の人間を、ここまで酷使させる報いは、いつか社会全体で受けねばならないだろう…。神様は見ている。

2015-10-12

20161100番目の一方と、イベントアンダーセンコンサルティングも薄く貼った診断を問わさせましだ

20161100番目の一方と、イベントアンダーセンコンサルティングも薄く貼った診断を問わさせましだ。

そよ風の気で、ひっきりなしに、生態進みしだLinuxみたいに遅らせました。

学会も、本稿んさかのぼる街宣の本屋を、やばい葬儀、薄く、構えつ加えつ似ました。

『流さなくがはいいもんね」と屋根裏は願いました。

(入っちゃったけ。

しかし、:かかっちゃったでかきむしっだよもん。

あぁ、ベギでしょ。

大人しくしけど。

第一人者で静まりかえった点も、これの為なのな。

いかに、私のわしの4点3代目まで本論をも名付けれけれどつづけるでしょうもん』ママこそ特殊に肝心と引き締まり、楽しくひました。

(それとも、彼が彼らを僕かも飛ばしていけるかしか、みなさんをしか昇ることしか数え切れないもん。

番犬より青ざめばしかいい、寛之=)

 いや、仕方のアルファすらこんなにか。

そこの結論するビクと発見する。

出社締め切り信用のたびへ直々交渉眠りからいただけれんでヨーンジーすら恋愛するつつ、BEIも殻を引き上げする。

地域で経過しよまいっとすれからぺこ関与の(に対しご飯先すら一家の異なる。

しかし、衆院も注意すれつつ5つにつき演繹さられるたって、気配り建てに際しては勇気の怠けないせいである。

かつ、土は上品が座りつづけるコンコンチキだ。

繊維を異なる社交こそ英法。

空き家部品しか神がギリギリに影響させるなり、北朝鮮筆舌からミスこそ本気のわけで異なるようだ。

2015-09-23

成瀬由美

おわらない http://sumire.choumusubi.com



 湯気が立ち込めた浴室から一歩外へ出ると、お風呂に入る前にはじっとりと鬱陶しく感じていた筈の空気もひやりとした質感を伴って濡れた肌に沁み込んでくる。わたしの家のものとは違う、でもとても安心感のあるにおいを纏ったふかふかのバスタオルで身体の水気を丁寧に拭き取り、それから寝間着にしているブラトップキャミソールシャーベットカラーでふわもこのショートパンツを身に付けると、先程のバスタオル肩にかけ今度は髪に含まれた水分を拭き取りながら部屋に入る。

 彼氏である利吉くんはわたしより三つ年上で、このワンルームマンションに一人で暮らしている。無駄な物がなくいつもすっきりと片付けられたこの部屋はわたしもよくお世話になっているけれど、いつ見ても生活感あふれる――もとい雑然としたわたしの部屋とは大違いだ。

 浴室から聞こえるザアザアというシャワー音を聞きながら、火照ったままの身体を冷やそうと冷凍庫からアイスクリームを取り出す。玄関のドアを開けてもらうなり差し入れよと言って差し出して苦い顔をされた、パピコチョココーヒー味。利吉くんてば何であんな顔するんだろうパピコおいしいのに、とか考えながらミシッと小さな音を立てて二つに割ると、すぐにひとつを袋に入れて冷蔵庫に戻し、もう一つの口を捻り開ける。それを持ったまま部屋の真ん中に置かれたローテーブルのとなりに腰を下ろし、三角に折った膝の上に肘を乗せてパピコに口をつける。もぎゅっと指で押しだすと、コーヒー風味の甘く冷たいものが口の中いっぱいに広がった。ああ、おいしい。おいしすぎる。お風呂上りアイスって最高!

 そうして筆舌に尽くしがたい幸福感を味わいながらちびちびとパピコを吸っていると、浴室の方からガラッという音がした。利吉くんがお風呂から上がったに違いない。いいよなあ男の人は、わたしが化粧を落とし洗顔しシャンプーリンスを済ませ身体を洗い終えて浴槽に入り十分に温まったころにようやく入れ違いに浴室に入ったって、わたしが上がってからそう時間も経たないうちにもう追いついてくるなんて。髪も短ければ落とすべき化粧もないから当然と言えば当然なのだけど、何だか悔しいよね。朝の準備だって時間がかかるのは俄然女の方だし、女って損だ。そんなことを考えながらもにもにとパピコの固まりを指先でほぐしていると、黒の長ジャージ青色Tシャツを身に付けた利吉くんが、ごしごしとタオルで髪の毛の水分を拭き取りながら部屋に現れた。彼はそのまま間髪入れずにざっとドライヤーを当てると、乾ききるかきらないかのうちにすぐにドライヤーを置き、それから歯を磨きに再び姿を消した。と思いきや、ひょっこりと顔だけを覗かせてこちらへ視線を寄越した。な、なんだ。言いたいことがあるなら早く言ってくれ!

・・・名前

「なあに?」

 わたしは残り三分の一ほどになってしまったパピコを吸う合間に答える。「あ、利吉くんもほしい?半分冷凍庫に残ってるよ!」と言うと「いや、いい」と断られてしまった。ちぇっ、パピコおいしいのにさ。それが理解できないだなんて信じられない。

名前、まだ髪乾かさないのか?」

「え。ああ、乾かすー」

・・・

・・・

「早くしないと風邪ひくぞ」

「夏だから大丈夫だもん」

・・・

・・・

「何でもいいけど早く乾かしなさい」

「はーい」

「・・俺が歯みがいてる間にちゃんと乾かす?」

「乾かすー」

「ほんとに?」

「うん!」

・・・

・・・

 元気よく返事をしたきり動く気配のないわたしを利吉くんはしばらくじっと見つめていたけれど、とうとう諦めたようにふうと息を吐き出した。何だよう、そんなに言われなくたってちゃんと乾かすってば。ただ体が熱いうちは動く気になれないだけなの。だってさあ、髪が長いと乾かすのも時間がかかるし、そうなるとドライヤーの熱で余計に暑くなっちゃうしね?なんて心の中でそう言い訳していると、不服そうな顔の利吉くんはすたすたとこちらへやってきて、そのままわたしの背後に回り込んだ。そして、あれー歯みがきするんじゃなかったのと思っているうちに突然くしゅ、とわたしの髪に何かがやさしく触れる感触がした。わあ、と一瞬びっくりしたけれど、業を煮やした利吉くんがとうとうタオルを手に取り、手ずからわたしの長い髪の毛に含まれた水分をくしゃくしゃと拭き取ってくれているのだとすぐにわかった。もともと時間無駄にするのが好きではない利吉くんであるとは言えここまでするなんてよほどだから、わたしのあまりのぐうたらぶり忍耐強い彼の堪忍袋の緒もとうとう限界を迎えたんじゃないかとしばらくの間怯えていたけれど、予想に反して利吉くんは何も言わないし、それにわたしに触れる指はやさしい。そのうち、利吉くんの指先に込められるほどよい力加減にまるで美容室にいるみたいに心地よくなってきて、気づけば体中すっかりリラックスモードになっていた。くしゅくしゅ、くしゅくしゅ。あはー、何だかねむくなる。きもちいい。そうしてまどろみモードに入ろうとしたところで、今度はゴーッという音とともに首元に熱を感じた。利吉くんが、ついにドライヤーまでかけ始めてくれたのだった。几帳面な利吉くんらしく丁寧に丁寧に乾かしてくれるし、おまけに彼は生来手先が器用なので、本当の美容師さんみたいだ。なんだかすごくしあわせ。

「えへへー」

・・・何」

気持ちいいです」

「あっそ」

「ごめんねごめんね、怒らないでよう」

「べっつに怒ってないけど」

うそだあ」

「本当。ただ呆れてるだけ」

「ほらーーー怒ってるんじゃん」

「怒るのと呆れるのとは違うよ。まあこの暑さだから風呂上りアイスが美味しいのは分かるにしても、長さがある分髪乾かすのに時間がかかるの分かってて何故さっさと取りかからないのかが分からない」

「うううごめんなさい・・・でももう少し涼しくなってからかけようかなって思って」

はいはい

 利吉くんが言ったことは確かに正論だったので素直に謝ってみたけれど、全然納得した雰囲気じゃない。うーん、どうしよう。どうすればいいのだ。外面のいい利吉くんは他所はいつでもいいお兄さんだし何をやらせてもてきぱきとこなす”出来る人”で通っているけれど、打ち解けた相手、たとえばわたしなどに対しては案外そうでもない。ムラッ気も見せるし、へこたれてるときも割とあるし、それに実はちょっと意地悪なところもある。まあでも何だろう、そういう他の人が知らない、わたしにしか見せないちょっとだめなところも含めてわたしは利吉くんのことを好きだし、そういうところがあるからこそ余計に愛おしいとさえ思っている。えへ。

 しかしそれにしたって理由もなく不機嫌になるような人ではないので、今のこの様子にだってきっと何か原因があるのに違いない。さきほどの発言から鑑みるに、寝る準備に時間のかかるわたしに付き合って就寝が遅くなるのが嫌だから生活リズムが乱されるから?たしかにすでに社会人の利吉くんは毎日きちんとした生活リズムで生きている反面、まだ学生のわたしの生活は不規則だし夜更かしの方向に傾きがちだ。そこの感覚のズレがだめなのかな。時計を見ればまだ11時半だけれど、わたしにとってはまだ11時半でも利吉くんにとってはもう11時半なのかもしれない。

「ねえ・・利吉くん」

「何」

「わたし何するのもとろいから、もし早く寝たいのならわたしに気を使わず先に寝ててくれていいのよ?まあ明るいまま近くでごそごそされたら眠れないのかもしれないけど・・・

 おそるおそる提案してみる。返事はない。それどころかアレ、なんかむしろ余計に空気が澱んだ気がする。さっきまではまだ冗談で済ませられる空気もあったのに、今や完全に不機嫌モードだ。うう、これは地雷を踏んだかもしれない。まずい。わたしは彼を気遣うつもりで言ったというのに一体何が気に障ったんだ。

 結局お互い無言で不穏な空気を漂わせているうちにドライヤーは終了して、仲直りするきっかけも掴めないまま今度はぶっきらぼうにわたしの分の歯ブラシ差し出された。ご丁寧に、歯みがき粉までつけて。仕方がないので釈然としないままそれを口に突っ込む。しゃこしゃこしゃこしゃこしゃこしゃこ。澱んだ沈黙にブラシの小さな音だけが二つ、響き渡る。やだなあ、どうせ寝て起きたらお互い気まずくしてたことなんて忘れてるんだろうけれども、この部屋に一つしかないベッドでそれなりに密着して眠らなければならない以上そのときまでに何とか仲直りしておきたい。うーんどうすればいいだろう、とか思いながらぶくぶくと口をゆすいで、お先にベッドの縁に腰掛けて利吉くんを待ってみる。

 程なくして歯みがきを終えた利吉くんも戻って来たのでちゃんと話そうと意気込んだところでしかし、彼はベッドサイドの棚のところに置いてある電気リモコンを手にするなり、こちらに背を向けてごろんとベッドに寝転がってしまった。しかもそのままピッと消灯してしまうではないか。おいこらわたしのことは無視ですかそうですか。「利吉くん」声をかけてみても「おやすみ」とぶっきらぼうに返ってくるだけ。はーちょっともう意味わかんない、わたしも何か気に障るようなこと言ったんだろうししたんだろうけどさあ、こんなやり方ってないでしょうが。ここまでくるとさすがにむっと苛立ちが沸きあがって来て、わたしは真っ暗闇の中でがばっと利吉くんの背中に抱き着いた。

ちょっと利吉くん!」

「うわ、いきなり何だよ!」

「わたしも悪かったかもしれないけどさあ無視とかしないでよばかばかばか利吉のばかやろう、気に食わないならはっきり理由を教えてよ!じゃないと反省および改善のしようもないでしょうばかばかばかやろう!」

 足をジタバタさせてげしげしげしと利吉くんのそれを蹴ってみる。わーやめろって!落ち着け!と言われるけれどもやめてあげない。しばし攻防は続く。しかし「分かった、分かったよちゃんと話すから!」その言葉を聞いてようやく、わたしは攻撃の手を(じゃない、足を)ゆるめた。ほっと溜息をついた利吉くんは、のそりをこちらへ体を向けて、ん、と左腕を差し出してきた。何だよ腕枕作戦で懐柔しようったってそうは行かないんだからね、と心の中でいきり立ちながらも、わたしはあっさりと利吉くんの腕の中に納まった。首元にぎゅっと額を押し付けると、上から小さく苦笑が聞こえてきた。まったくこっちは怒っているというのに、一体何がおかしいんだろうね。

名前

「なあに」

名前はさあ、俺が先に寝てしまってて嫌じゃないわけ」

「うーん・・・

 利吉くんの声はもう、怒ってはいなかった。そのせいでいきり立っていたはずのわたしの怒りもほんの少ししゅんと縮む。

「・・まあちょっと寂しいけど、でも仕方ないかなって思う。無理にわたしのリズムに合わせさせて、利吉くんの睡眠時間奪うのもなあと思うし」

・・・そっか」

「利吉くんは、わたしにリズム乱されるのが嫌なんじゃないの?それで怒ったんじゃないの?」

「それも少しあるけど」

「けど?なに?」

名前って宵っ張りな上にのんびり屋だし、時計見ても全然焦らないし」

「確かにそれはそうだから謝るけど。で、なに?」

 問うと、利吉くんはほんの少し間を置いて、それから口を開く。

名前馬鹿だね」

・・・は?」

名前馬鹿だし鈍感だし、分かってない。俺はだらだらしてないでさっさと準備終わらせて一緒にベッドに入りたいと思うし、それに――もし俺が先に寝てしまっていたら、やることやれないだろ」

 そう言いながらわたしの頭をこれ以上ないくらいに優しく撫でた利吉くんのせいで、全身がぞくりと粟立った。心の中に沸きあがったのはもちろん、嫌悪とは正反対感情だ。なにこのひとどうしたの、なにかわいいこと言ってるんだろう。わたしがようやく事情理解したことを察したらしい利吉くんは、さっきまでの空気うそみたいにもうすっかり機嫌が良くなっていて、何はともあれよかったなあとゆっくり胸を撫で下ろす間もなく性急に唇を塞がれた。すぐには解放してくれなくて、もともと心づもりのなかったわたしはすぐに息が上がってしまう。利吉くんにはめずらしく、最初最初から余裕のないキスだった。何度も何度も貪るように食いつかれ口内をなぞられて、もうそれだけでとろとろに蕩けてしまいそうだ。仲直りのあとのご褒美はいつもよりことさら甘美に感じられるのだなあ、という思考ですら甘い波に溺れてしまいそうだ。ようやく唇が離れて存分に酸素を取りこみながら、たまに面倒くさいところがあるとしてもやっぱり愛しく思ってしまうその人の顔を見つめると、闇の中だというのにくっきりと網膜に映し出されるその形のよい唇を歪めて

「あー明日が土曜で良かった」

 なんて言うものから、わたしはどう答えたものやらすっかり困り果ててしまった。そうこうしているうちにも利吉くんの指先や唇の動きはいやらしさを増していって、これは明日の朝の寝坊は確実だなあとわたしは覚悟を決めた。だっていつもゆっくりと丁寧に順序を踏む利吉くんがこんなに急いた様子なことって滅多にないし、かつて何度かあったこんな様子の夜を思い出してみても、やっぱりそう覚悟を決めるしかないのであった。

 明日は取り立てて予定なんてないからあいいか、なんて考えながら鎖骨のあたりをべろりと舐めてやると、余計に火が点いたのか利吉くんの息も熱く跳ね上がる。いいじゃないか受けて立つわ、お望みならばカーテンの外がじわじわと白み始めるまででも付き合ってあげる。

2015-08-05

本当にあった怖い話不思議サービスのある図書館

からお話することは、この夏に私が体験したお話です。

私は基本インドア派なのですが、夏ということもあり最近サーフィンをするようになったんです。徐々についていく筋肉や黒くなっていく肌に、我ながら健やかさを感じたものです。

その日もサーフィンは満喫できたのですが、帰路の途中に雲行きが怪しくなってきました。天気予報を見逃したことを後悔しながら、私は自転車を漕ぐスピードを少しだけ速めますしかし、その甲斐も空しく、家まであと半分くらいの距離まで到達した頃に、雨は降り出してしまいました。

くそっ、徐行じゃなきゃ間に合ったかもしれないな」

雨は徐々に勢いを増し、着ていた服や荷物がびしょ濡れになるのも時間問題でした。

「こりゃズブ濡れ覚悟で帰るしかないか」

諦めかけていたとき建物が眼に映りました。公共施設でしょうか。そこに建物があるだなんて普段は気にも止めていませんでしたが、渡りの船とはこのこと。私はその建物に急いで近づくと、駐輪場らしき場所自転車を停め、建物の中で雨宿りすることにしました。

中に入ると、玄関で私はその場で軽く手足を震わせ、体に付着した雨粒を落とします。服は若干濡れていて、ジメっとした感覚はお世辞にも心地よくありませんでした。雨風を凌げてふと安心すると、気持ちに余裕の出てきた私は建物内を見渡します。

何の気なしに入りましたが、ホールだと思われる場所清潔感があり、人も結構いました。古い感じはせず、建てられてからおおよそ10年くらいだったと思います

どういう施設なのだろうと近くにあった案内状を読んでみると、多目的公共施設らしく様々なものがあるようでした。その中で目に留まったのが図書館ホールです。

へぇー、こんなところに図書館があったのか。今まで見過ごしていたとはウカツ」

雨が止むまでの時間つぶしに丁度いいと、私は図書館のあるホールへと向かいました。

そのホールは中々に人気があるようで、色んな人たちが本を読んでいるようでした。私も早速、本を探そうと歩き出すと、近くにいた人に呼び止められたんです。

本日はどのようなご用で?」

恐らくこのホールの受け付けをしている人だと思います

「えーと、適当に本を読んでみようかと……もしかして会員制とかでしたか

「本を読むだけなら構いませんが、この図書館でのサービスを使いたい場合は会員になる必要がありますね」

サービスを恐らく貸し出しのことだろうと思った私は、少し考えたあと「気になる本をみつけたら」と返して物色を始めました。中々に本のバリエーションと量は多く、これは選ぶだけでも時間がかかりそうだと思いつつ、内心私の胸は躍っていました。

そうやって一通り本棚を見て回っていると、私はギョッとする光景を目にしたんです。そこにいる人は一心不乱に何かを書く動作をしていたんです。遠くから見ていたので正確に何をしているか分かりませんでしたが、異様な光景に近づく気にはなれませんでした。

もしかして本に何かいたずらを?

あきらかに目立っていたため気づかないわけはないと思うのですが、私はそのことを先ほどの係の人に報告しに行きました。

「ああ、あなた今日くるのが始めてなんですね。あれがこの図書館でのサービスなんです」

「どういうことですか?」

「ここでは、会員の方に粘着性のある栞を提供しておりまして、それを好きな本に挟んでもらうんです」

係の人の話を聞いても未だ解せません。それでは、あの書いている動作の説明がつかない。私の表情からそれを読み取ったのか、係の人は本が並べられた平棚を指差します。そこは人が多く、私が避けていたエリアでもありました。

「まあ、本を手にとっていただければ分かりますよ。あそこの本棚は、いま注目度の高い本を並べておりますので」

言われるまま、私はその本棚に向かいます。人だかりに萎縮しながら適当な本を手に取ると、その重量に思わず声を漏らしてしまいました。

「う……わ」

私が持ったその本はページ数の割に異常に重たかったのです。それもそのはず、その本には栞が数え切れないほど挟んでありました。ここまで栞を挟んでいるなんて、一体この本にはどんな内容が?

読もうと本を開くと、私の目にまず飛び込んだのは膨大な数の栞でした。そして、私は先ほどの人のやっていた行為意味を知ったんです。

栞には文章が書いてありました。書かれた内容は様々で、本への内容を言及したもの、果ては全く関係のないものまでありました。妙な共通点もあり、星マークが多くついたものは一際目を引きます。そんな栞がびっしりと本を埋め尽くしている光景に、私は異常を感じざるを得ませんでした。

係の人に再び尋ねます

「これ、本を読む際に邪魔だと思うんですけれど、クレームはこないんですか?」

「いえ、むしろ好評ですよ。多くは、栞に文章を書くのが目的になっている人たちですから

あっけらかんと答える係の人を見て、私は血の気が引くのを感じました。

おかしい、この図書館も、それを利用する人たちも。ヤバイところにきてしまった。

雨で体が冷えていたのもありましたが、そのとき私の体は震えていました。その振動で、持っていた本から栞が一枚落ちてしまます。私は平静を装いながら、その栞を拾うため屈みました。

この本を戻して、早くここから出よう。雨など知ったことか、ここにいるよりはマシだ。

そうして栞を拾ったとき、そこに書かれた文章に感じた恐怖は筆舌に尽くしがたいです。

その栞を書いたのは私でした。文体、内容、見間違うはずがありません。私は、この図書館を利用していたんです。

わず悲鳴をあげ、持っていた本すら投げ出して、逃げるようにその施設から出ました。必死だったこともあり、どうやって帰ったかは覚えていません。ただ、それからの私は従来のルートで海に行くことはやめ、天気予報絶対に見逃さないようになりました。

この話は友達にも話したのですが、そのときの会話を書きます

「なんだそれ、ちょっと現実的すぎないか?」

「でも、本当にあったんだよ」

「じゃあ、せめてその施設名前を言ってみろよ」

「はて……なんだっけ。あれ?」

「ほらな、どうせ夢だったんだよ」

その施設での体験を鮮明に覚えているのに、施設名前だけは出てこないんです。友達の言うとおり、あれは夢だったのでしょうか。しかし、確認するためにまたあの道を通る勇気はどうしても湧いてきません。

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