「多種多様」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 多種多様とは

2020-08-22

Twitterフェミニストとして活動されている方のツイートを見た腐女子

 最初結論を書くと、私には今Twitterに見られる殆どの「フェミニズム」はその実、自身の「復讐」のことを述べているように感じられてならないという話です。

 私がこのところ観測した、Twitter上でフェミニストとして声を上げる方々の多くは何らかの性犯罪を受けたか男性嫌悪をお持ちです。

ですが被害にあったことは、復讐をする権利を与えられたことにはなりません。

ましてや、加害した訳でもない男性怨嗟を向け続けている状況は、はっきり言って異常に思います

専門家ではない一般人としての意見になりますが、法律とは罪を裁くためのものであり、被害者の心を満足させるためのものでは無いと考えます。同時に、被害者が加害者を許さないことはどこまでも自由です。加害者が罪に問われるのは「貴方」を害したからではなく、罪に問われる行為をしたからです。

男性をはじめとした「貴方」にとって不快もの排除した、「貴方」が満足する世界を生きたいという欲求表現フェミニズムという単語を使うことは、本来フェミニズムに反することではないでしょうか。「貴方」が「自分」に害をなした人々を憎む心を、フェミニズムという耳障りのいい言葉で包んではいませんか。

フェミニズムは万能の剣ではありません。一人一人異なる考え方を持つなかで、フェミニズムが全てを解決するわけでも、全て正しいわけでもありません。

 さて、この文章を書いている私はゴリゴリオタク腐女子です。主にBLエログロなんでも好む私は、二次元において好きなように女体や男体を弄んでいます二次創作においては既存キャラクターを用いて妄想しています。彼らはいわゆる「客体化された」女性男性です。

Twitterで見受けられるフェミニズムは、私のこれらの行動を排除したいということなのかと疑問に思い、キーボードを打っています

 お伺いしますが、あなた方はこのような行動を一切しないということでしょうか。

そもそも実在人間表象を持つことを「客体化」と表現するならば、「客体化されていない」キャラクター存在するのでしょうか。

それではシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』はどうでしょうミケランジェロダ・ヴィンチ作品どうでしょう。今まで人間を客体化し、好きに描いてきたあらゆる作品は、Twitter上で批判される作品たちと何が違うのでしょうか。

名作だから違う?芸術から違う?価値があるとされているから違う?「貴方」が思う「萌え」がないから違う?今そんな話はしていない?

ジブリ作品について言及しているツイートもありましたので、「今はそんな話はしていない」は通用しませんね。

答えは、「同じ」です。アニメ漫画彫刻文学作品絵画も、あらゆる作品は誰かの手によって生み出されたものなのですから

これらの作品非難されていないのは「創作物であるあなた方が認識しているから」でしょう。

では、宇崎ちゃんジャンプなどの物語を、創作物でありながら非難するのは何故ですか。

 作品を見たときに感じる貴方主観は何も間違っていません。

作品とは、ある人から見ればかけがえのないものであり、ある人から見ればただのゴミになります嫌悪を感じる人もいれば、好んで鑑賞する人もいます。生きる糧となる人もいれば、一生関わらないで生きてゆく人もいます。その自由な態度を咎められることもありません。

誰かがある作品批判たからといって、その作品を好む人にはなんら問題はありません。

時代によって許容される表現文化は異なり、時には焚書などの弾圧を受けた歴史があり、そして日本に生きる私たちは「表現自由」を手にしています

では何故、サブカルチャーには自由な態度が許されないのでしょう。

常に何かしらの「正しさ」が求められるのでしょう。

 一つの理由として「多種多様な人々が目に触れる機会が増えた」ためだと考えています。自ら探しに行かなければ分からないアングラ世界からインターネットの普及などによりサブカルチャーが身近にある状態へとシフトしました。同時にコンテンツのほうも、典型的オタク向け作品からポップでライト作品まで裾野が広がり、様々な人が様々にサブカルチャーを楽しんでいます

同時に、Twitterのようなツールが普及したことで、受け入れがたいものを目にしたとしても、完全に情報排除することが困難になりました。「私が正しくない・面白くないと思うもの」を検索すればこんなに情報が出てきてしまう、「私が正しくない・面白くないと思うもの」を好きな人がこんなにいる……。自分が楽しめないものを多くの人が楽しんでいると感じると、まるで楽しめない自分が悪いのだと「錯覚」し、悪感情を増幅させてしまうことは私も身に覚えがあります。一方で、自分と同じ感情を抱く人のことも探すことができます

その結果、「これだけの人が嫌だと考えているのだから、この作品を嫌だと考えることは正しい」という自身の考えを補強すると同時に、「この作品好きな人おかしい」という着地をしてしまう。

それがいわゆるロリ巨乳が登場する作品だったりすれば、「私たち女性勝手に客体化しているこれは正しくない、やめろ」ということになる。

 私がTwitter上で「女性を客体化するな」と訴える方々に特に伺いたいのは、客体化されない存在とは何か、ということです。

客体化されているのは女性だけではありません。男性、犬や猫、車、あらゆるもの客体化されて表現されています自由な「客体化」を封じた場合表現の場に残るものは何でしょうか。女性のみが女性について表現できる世界が、あなた方が目指す世界なのですか。

類似した案件において、「全てを消せなんて求めていない」という意見も見ました。ではその消す消さないの判断基準は何ですか。「フェミニスト」を掲げる「あなた方」ではないですか。「フェミニスト」に憎まれる、あるいは傷つけかねない表現を消していった先に、全ての表現が消える創造をすることは誇大妄想でしょうか。

その問題重要さを、日々表現規制を求める方々は本当に立ち返ってお考えになりましたか

 昨今話題になった献血JAポスターについて「公共の福祉」を挙げて問題視している方々もいらっしゃいましたが、「公共の福祉」とは「多くの人を不快にしない」ことを言い換えたものではありません。例えばポスターにおいて個人情報を載せたり、特定人物誹謗中傷したときに初めて問題になります

性器が丸出しなど、無関係かつ過度に性的イラストであれば公序良俗の面から問題になると思います

 話は逸れますが、ゾーニング問題ももっと議論されるべきだと思いますTwitterでは、特に男性向けの18禁イラストがワンクションやゾーニングなしにアップされています女性向けではゾーニングがなされることが多いため、BLゾーニング問題に関連してしばしばやり玉に挙げられています

私は寧ろ、表現自由のためにあらゆる18禁表現作品ゾーニングを徹底すべきだと思います性的表現普通描写を一緒くたに放流していたがゆえに、普通キャラ描写まで誤解、もしくは悪意のある解釈をされている可能性はないでしょうか。

きちんとゾーニングすることで、堂々と表現自由行使した方が健全だと思います

二次創作ゾーニングしていながらめちゃくちゃエッチ商業BLほとんどゾーニングされていないのは私の中で七不思議の一つです。白塗り海苔をすれば良いってものでもないでしょうし、何より修正されていないものが見たいので出版社の方には是非ゾーニングをご検討いただきたいものです。

 話を戻しまして。

Twitter上でなされている主張は、「女性勝手に客体化するな」ではなく「女性を誤解するな」あるいは「誤解されかねない表現をするな」ということではないかと思います。そしてこの「女性」は「私」なのでしょう。「客体化」という表現を用いてしまうから語弊や誤解が生まれしまっていますが、こう言い換えると納得することができました。

客体化された女性に関する表現が、いつかそのまま受け取られて「私」を害するかもしれない。「私」もそう見られているかもしれない。あるいは、この表現は「私」がかつて嫌だったことそのものだ――。

このように「自分」が経験した不快感や被害創作物リンクして、登場する女性が「私」になる。そして「私」に加害する登場人物たち、ひいては作品を楽しむ人々へも悪感情が向けられてしまう。

何度も議論されていることだとは思いますが、やはり根本的な原因は自分と客体化された女性に対して、男性からの性被害について共通点共感を抱いてしまうことによるものといえるでしょう。これは物語に対する共感力というよりも、架空人物に対する自他境界曖昧さの問題ではないでしょうか。

この世界に「女性を客体化した」表現があること、そしてそのような作品があり楽しまれていることは、「貴方」の尊厳を傷つけること直接の関係はありません。

女性であっただけで」セクハラをされた、性被害に遭った、差別されたと訴えるのならば、「男性であっただけで」潜在的加害者であるとされることも同様に不当ではありませんか。

「まだ起きていない性犯罪」の原因を「客体化された女性像を鵜呑みにする男性であると決めつけることで、問題解決するのでしょうか。

現在も無くならない性犯罪は、むしろ表面化しないところに原因があるのではないかと私は考えます

一人一人性犯罪を起こす原因も違えば、性犯罪被害を受けた原因も違うのではないでしょうか。それなのに画一的に「表現」に原因を求めるのは、思考停止ではないですか。もしも「表現」に原因があるとするならば、同じ表現を目にしてきたにもかかわらず、問題犯罪を起こしていない圧倒的多数の方々の存在はどう説明されるのでしょうか。

オタクはよく主語が大きいと言われますね。「女性」という主語、大きくないですか?その主語は「私」ではないですか?

貴方」が被害を受けたこと、「貴方」が感じたことは、貴方自身主語にするのが適切ではないですか。たとえ同意者がいなかったとしても、貴方が感じたことは否定されるものではないはずです。

 「貴方」に害を加えた人物と、「貴方」が嫌う作品を読む人物は全くの別人です。

貴方」が嫌いな作品を読んでいる人を嫌いになることもまた、「貴方」の自由です。それだけではどうしていけないのでしょう。「貴方」が作品作品を読んでいる人を非難する際に、「気に入らない人物からそのひとが好むものを取り上げて満足したい」という感情は本当にありませんか。その感情を満足させたいがために、声を上げているところはありませんか。それは本当に「フェミニズム」でしょうか。

 私は、本来誰にでも権利があり広く議論されるべき「表現」という問題フェミニズムの名の下に一方的に敵視されていると言っても過言ではない現状が嫌すぎてこの文を書きました。

私が観測したツイート主観のみで構成されており拙いところが多々ありますが、「復讐」という感情への自戒の意を込めてここに残します。

私は推しCP小説を書くのに忙しいはずのに、あまりにもやるせなくて気づいたらこんな長文を……。何故……。

追記

つらつらと思ったことを書き連ねているだけの全くまとまっていない文章ですが、お読みいただきありがとうございます。正直こんなにコメントを頂けると思っていませんでした。

スタンス提示のため、また議論に挙げられるのが主に男性けが多いなと感じていたため腐女子という要素を盛り込みましたが、もう少し言いたいことを整理するべきですね。考えていることをできるだけ忠実に表現するということはこんなにも難しい……。

ご指摘の通り私はTwitter上でなされているフェミニズムの主張に賛同していません。ですがTwitter上でフェミニストの方々が意見が発信されていたからこうして考える契機になりましたし、文章を書き他の方に見ていただくことで自分には無かった視点を知ることができたので、良いきっかけになりました。

余談ですが、投稿する前に「普段の特徴を隠して匿名を楽しもう」とあったので意識的普段と違う書き方を頑張ってみたら「ネカマ」や「男っぽい」とのコメントがあり新鮮でした。普段と違う書き方をしてみるのも面白いですね。支部Twitter小説を上げるのが生きがいの、ただの腐女子です。

名誉男性」というコメントもありましたが、もし私がTwitter意見を述べたならば、Twitter上のフェミニストの方々は私を自分たちと同じ女性とは認めないのではないかなと想像しています穿ちすぎかな。

男女という性差個人の一要素でしかないものの、その要素が個人を占める割合が人それぞれ異なっているということがとても厄介だなと非常に感じます

このこと自体は至極当然のことなのですが、自分スタンスの違う他者のこと、ひいてはその集合体である社会のことを考えると全くもって一筋縄はいきません。

欲望を持っていい。持たなくていい。何かを好きでいい。嫌いでいい。それが私たちが持っている権利ですが、生きているからには権利行使だけではなく様々に考慮しなければいけないことがあります

ただ「嫌う」権利行使フェミニズムを掲げるのは違うのではないか?というお気持ちです。

Twitter上でなされているようなフェミニズムの主張をするならば、BLは生きていけないよな、と思いますし。正直腐フェミと呼ばれる方々はダブルスタンダードだと感じます

同時に、「好む」方々からの「嫌う」方々への無配慮無視できないので、「嫌なら見るな」で思考停止もしたくないです。

公共」と言う概念難しい……。

とりあえず、私には好きなものがたくさんあります。だからこそ考え続けたい。

発言をしないことと考えていないことはイコールではないので、この増田自己満足の代物です。

思想も偏ってますし。

もしこの増田を読んで何かお考えになったのであれば、コメント増田に何かしら書いていただけると参考になります

女と男の間に横たわるグラデーション・リバー

女と男、それぞれが何か特別性質を持っているわけではない。

女に分類される生き物と、男に分類される生き物は互いに地続きで、どこかで切り替わるわけではない。

昔読んだ本に書いてあった。

女と男コインの裏と表ではなく、北極南極のようなもの。その間に無数のグラデーションがある」

そうだ、その通りだと思った多感な自分は、女と男に違いなんてないと信じて育った。

しかし「中年」と呼ばれる年齢が迫ってきた今、多種多様な異性とのやり取りの中で、その違いを痛感することが多い。

男性的、女性的と呼ばれる思考は、ある程度存在し、それらは無条件に同性の中で共有されている。

もちろんグラデーションの途中に存在する人たちとも交流があったが、しかグラデーションの向こうには確かに「極点」があるのだ。

そうした極点に出会った時、心では「いけない」と思いつつも、「男は〜」「女は〜」という言い方をしてしまう。

本当は嫌だ。性別なんてなくなればいい。みんなが電脳世界で好きなアバターを着て暮らす世界になれば、偏見侵食されずにいられるのに。

価値観の違い」を性別に置き換えてしま自分が嫌だ。中性的に、無性的に生まれれば単なる「価値観の違い」と言えたのに。

ああ、異性が嫌いだ。

定期的に読みたくなる他人の不幸(追記)

レーシック失敗恨み節

眼鏡をかけて20年。レーシックに興味がないわけではないが、これを読むと気が失せる。普通生活が一変、というところに強く惹かれる。

後悔と恨み辛みが絡んだブログが好み。初見は、2ch荒らし担当医の実名を出して叩くコピペで専門板を荒らされたことがきっかけで探し始めた。

難病

前向きに生きる難病患者ブログには興味ない。症状や症例を読むのが楽しい政府ホームページなど便利。

統合失調症、重度うつ病

閉鎖病棟入院してるとなお良い。後天的な重度の精神障害が好み。健常者の世界精神障害者の世界を行き来した人というのが好きポイント

加害者遺族談

降って湧いた不幸に悩み苦しむ無実の人々に興味がある。お豆をお醤油で炊く例のコピペきっかけ。

極貧生活スレ

2ch時代に覗いていた。小麦粉を水でねって焼いただけの貧乏レシピなどおもしろい。節約ライフハックの隙間に伺われるヤバめの人生

エイズ患者ブログ

最近エイズも大した病気ではないか微妙ではある。かかる理由は様々…とはいえ闘病談を探すと圧倒的にゲイが多い。同性愛者、陽性という二重苦が興味深い。浮気性風俗、乱○、ハッテン場など若干の自業自得正常性バイアスを刺激して安心できる。浮気した配偶者から貰って…という完全な被害もいる。

性同一性障害だと思い込んで性転換したがのちに後悔してる人の嘆き

自分絶対にすることがない後悔だから何度でも読み返したくなる。取り返しの付かなさが良い。ホルモンバランスが崩れるので自殺が多いそうですね。

流産死産

理由はわからないが良く読む。普通可哀想だが、全然可哀想と思わない自分もいて複雑。

キモくて金のないおっさん

底辺職の専スレを読むと出没する。Twitterもよく覗く。下を見ることで安心できる。ストゼロ写真に映り込むドラえもんハンドはえる指毛が本当に汚い。

キモくて金のないおばさん

キモ金おばさんがネット交流しているのをみると冬のスズメを思い出す。

ネカフェ暮らし

可哀想な人から自業自得ゴミ屑まで、多種多様面白いさながら動物園

ホームレスブログ

ホームレスの癖にブログをやっているところにかなり興味がある。世捨てしきれない人。妙に意識が高かったりしてうける。

念願の自分の店を開いてすぐ潰した人

あーあ、の一言。夢を詰め込みすぎて客が入らなかったんですね^^;。

情報商材信者ブログ

終わってる人が何かを始めようとしているのを見るのが愉快。

ブラックコンビニ店長の話

可哀想、なような、そうでもないような。

叶わそうな夢を追ってる人のブログ

ミュージシャン志望のド下手くそ。だめそうな漫画家志望万年アシ。いろいろ。

五寸釘ブログ

特定の誰かに対して悪口を描き続ける人のブログ家族が圧倒的に多い、誰かに読ませるためではないのは確か。負の感情の塊。定期的に読みたくなる。 

以下追記

自給自足の子

大好きなのに書き忘れていた。田舎自給自足する人々、の子供。学校まで2時間僻地友達もろくにいない生活テレビで見るのも好き。しょうもない親のせいで…というのが良い。ホメオパシーなど堪らない

アトピーブログ

これもかなり好き。可哀想。同情。治ったり悪化したり。親の影響で脱ステさせられたり接客業退職に追い込まれたりと波乱万丈。怪しい医者の影がちらつき始めるキタキタ感。10単位で追っかけられるご長寿コンテンツアトピーこれ人生

都落ち独身サラリーマン

あれもないこれもないこんな田舎、こんなはずじゃ。都に住まない自分には面白い観察対象。3年ぐらいで田舎に馴染む足が早いコンテンツ。だが、間近でも見れるところが好き。

凶悪事件悲惨事故戦争

定番すぎて書かなかったが追記。定期的にWikipediaを読み返す。週刊誌などは好まない。淡々としたものが良い。事件ものは歳のせいかまり読まなくなりつつある。悪者が出てくるのが嫌。

最近事故が好き。交通事故ハイジャック飛行機墜落、脱線定番熊襲来モノ、凍死モノ、漂流モノなど様々。最近良かったのはドナー隊。感染症ではローカルな熱帯の病が良い。コロナ微妙個人的には全身から血を吹き出し死ぬ系の方が……。

戦争では、強制収容戦時貧困一家離散などの定番も。邪智暴虐軍人に苦しめられる属国庶民が好き。配給、闇市良い。戦争終了後の、原爆後遺症枯葉剤後遺症四肢の欠損、重度の火傷などその後の人生を変えるものも惹かれる。国同士の争いにより罪のない大勢の人が生涯理不尽に苦しみ続けるのが興味深い。好きなのはベトナム戦争軍人シェルショック、原爆実験被害者談も良い。

心のリフレッシュ子供向け映画

一通り人の不幸に触れた後に見たくなる。アリエッティ思い出のマーニーが良い。他の名作に比べて視聴回数が少ないのと、あまり引き込まれないのが良い。ドラえもん映画などもよく見る。まったく好みじゃないのが良い。頭を空っぽにして楽しめるハッピーエンドが良い。人の負の側面をテーマにしないポリコレ映画も大好き。一押しはアニー(2014)。

2020-08-19

anond:20200819100926

心の種別多種多様なのに、身体的特徴だけでサービスの有無が決まるって差別以外の何者でもないよね

2020-08-16

ガイジのジって何

ガイキチガイガイでしょ?

ジは?なんなん?

追記

多種多様すぎる

  1. 障害
  2. ガイコクジン(ガイジン)
  3. おじさん
  4. ジ・エンド
  5. 方言
  6. キチガイ×カイジ

2020-08-13

anond:20200813200729

そうね、あとは個人的社会人になってびっくりしたのが、

一流大学出てて一流企業に入っててもメール文章おかしかったり読解力ない人は割といる

学生時代よりも多種多様な人と出会うので、いろんな考え方、やり方の人がいる

ってことだったりするので、そういういろんな人とやり取りすることに慣れる意味でもインターンはいい気がする。

2020-08-07

嫌煙の中

とある場末喫茶店分煙化の潮流が激しくなる中、そこは地元喫煙家にとって未だ憩いの場であり続けた。

しかし、にわか雨に嫌われた市長が、その店に緊急避難したこと事態は急変する。コーヒーよりもケムリが優先された空間市長は眉をひそめた。嫌煙家ほどタバコに暗い情念を抱いてはいない。それでも健全であろうとする身の上が、「何か言っておかなければ」という衝動へ駆り立てた。

そんな市長に対し、店内の空気は冷ややかであった。その店を利用している客たちは普段“わきまえている”者が多く、それぞれ喫煙について一家言ありつつも享受している集まりだ。対して、市長意見はあまりにも周回遅れだった。ウンザリした客たちは、この場において自分たち喫煙が正当な権利であると主張することにした。それに加えて、市長の展開する議論が如何に古くさく、偏狭に満ちているかも指摘したのである

論理武装を整えている数名と、杓子定規竹輪しか持っていない市長。どちらが煙に巻かれるかは火を見るよりも明らかだった。タバコ一本が吸殻になる間もなく、市長は逃げるように店から出て行った。こうして店内は以前の雰囲気を取り戻したが、所詮これがピュロスの勝利しかないことを彼らは分かっていた。



それからしばらくして、この町に「禁煙法」が制定された。つまりタバコ全面禁止である。何とも極端な政策だと思うかもしれないが、市長のやることとしては日常茶飯事の範疇である市長は善良で行動力のある為政者で有名だが、同時に無能で単純な政治屋としても有名だ。

地元風土も考えず風力発電所を作ったり、「足が不自由な人を抑圧する」として公共での二足歩行を禁じたこともある。そんな市長椅子に座らせ続けているのは自分たちなのだから、この程度で驚くようでは市民は務まらない(言い訳させてもらうなら、候補の中でこの人が一番マシだったんだよ)。

それに今回の場合一般人たちの反応は概ね好意的といえた。なにせ自分たち世代タバコ有害性について耳たこレベルで教え込まれている。公共での分煙化も推し進められている真っ只中だったので、喫煙というもの社会的有意性も、政治的な優位性もないと考えるのは自然の摂理といえた。市長のやることを訝しげに思いつつも、ほとんどの人はとりあえず賛成派だった。

一部、ヘビースモーカー達による署名活動デモ等が小規模に行われることはあったが、せいぜいその程度。かの喫茶店の客たちも、この状況を心静かに受け入れていた。



禁煙法ができてから数週間ほど経つと、なんとも不思議なことが起きていた。タバコ禁止しているにも関らず、なぜか喫煙者は以前よりも増えてしまったのである理由は色々とあるが、ひとつタバコ定義について詰めが甘かったのが大きい。

そもそもタバコ植物であり、それを原材料にしたもの全般タバコといえるのだが、市長はこの辺りの知識が乏しく、一般的に普及している紙巻きだけを禁止したのである。実際は多種多様であり。蚊取り線香のように炊くものや、ガムのように口の中に含む物などがあった。中には舐めたり、吹いたりするものもあるのだが、市長はそのことを知らなかった。

厄介なのは、そのほとんどが普及していた紙巻きタイプより“重い”という点だった。紙巻きタバコ代替として使用し始めた喫煙者たちが、より深刻な依存症を患ってしまったのである

それから何とか定義し直しても、今度は企業とのイタチごっこが待っていた。再定義されても、その度に企業わずかな隙間を抜けて新たな“タバコのようなもの”を作り出す。特に煙屋が発明した「臭そうで臭くない少し臭い草」は革新的だった。どうすればこれを禁止に出来るかは、今なお思考実験として人気である

そして取り締まり問題もあった。何度も再定義するせいで現場役員対応しきれず、時に無用トラブルに発展することもあった。結局、後手に回り続けるしかなかった市長は痺れを切らし、企業のもの圧力をかけることで流れを止めたのである



しかし、この選択逆効果だった。既に喫煙行為有名無実化している状態であり、市場に出回らないのなら個々人で賄おうとする動きが活性化したのだ。“タバコっぽいもの”を密かに楽しむ人が増え、時にはそれを売り叩こうとする者までいた。栽培のものは禁じられていなかったため、取締りが後手に回りやすかったのも大きい。

第一タバコ自作ブーム」の到来である。このブームを最も苦々しく思う者たちがいた。政府圧力をかけられたタバコ企業と、それに属する元組合たちだ。タバコ販売ルート組合で決まり存在していたのだが、禁煙法でそれが丸ごとなくなってしまった。それをいいことに私腹を肥やす人間跋扈しているのだから、元組合の者たちは不満を募らせる。

そこで彼らは一念発起し、対抗すべく新たな組合を結成した。「サクリム組合」はこうして誕生したのである組合市場に出回る粗悪品を排除し、よく出来たタバコを作っていた者はスカウトして組織を大きくしていった。

当然、サクリム組合の統制を快く思わない者も多かった。そういった者達で立ち上げられたのが、悪名高き「シューリンガン互助会であるこちらは烏合の衆過激派であり黒い噂が絶えない。サクリム組合とはしばしば小競り合いが発生しており、そこに役員が介入した日には収拾がつかないことも珍しくなかった。



この頃になると、非喫煙者の間でも「禁煙法は失敗だったのでは?」という意見蔓延し始めていた。撤廃されるのは時間問題といえた。いま思うと、あの喫茶店の客たちが妙に冷静だったのは、いずれこうなることを予期していたかなのだろう。

そして某日、いよいよその時はやってきた。サクリム組合シューリンガン互助会による大規模な抗争である嫌煙家に「副流煙中年ヘビースモーカーの方がマシ」とまで言わしめた激しい争いだった。禁煙法によって生まれ組織解体させるには、禁煙法を失くすしかなかった。

これが禁煙法による大まかな歴史だ。喫煙問題が取り沙汰される度に、この出来事を挙げる人間は多い。その対象が如何に有害であっても、権利のものを奪えば支障が発生する。その典型的な事例である、と。



だが、この出来事には裏事情がある。禁煙法を撤廃する代わりに、タバコの税率が大幅に上げられたのだ。そして、これは政府にとって予定調和だった。というより、タバコの税率を上げることこそ本命だったらしい。市長は人々の健康を願って「禁煙法」を提案していたが、政府の思惑はもっと別のところにあった。

税金を何とか工面したい、市民もっと納めて欲しい状況。だが、税金には大義名分必要だ。喜んで負担するとまではいかずとも、「仕方ない」と思える程度の理由がいる。かといって、あまり踏み込んだ話をすると国民は警戒してしまう。注意を逸らしつつ、実際に論じるべき問題から遠ざける必要があった。その条件を満たすのに、タバコは丁度よかったのである

からといって皆にスパスパ吸われても、それはそれで困る。不健康になって医療費が嵩んでしまっては本末転倒からだ。タバコによって不健康人間を増やさず、その上でタバコで儲ける。このパラドックスを成立させるには、タバコに対する問題意識を国民にしっかりと持ってもらう必要があった。義務教育でしつこく教わるのも、分煙化の潮流もその一環だろう。

それらを踏まえると、「禁煙法」なんていう突拍子もない政策が通ったのも納得がいく。本当の目的は、喫煙に関する問題意識の植え付けと、税金徴収大義名分を手に入れるための物語作りにあったのである喫茶店の客は、後にそう語っていた。

2020-08-03

ガールズバー(正確にはガールズバーではない)に初めて行った

某月某日、某所を歩いていたら「どうですかー」的な声をかけられた。20代くらいの女性であった。そういう店が並んでいる場所であった。

ガールズバーすか?」私は言った。

ガールズバーってゆうか、バーです。スタッフ女性が多いのでお話しながらお酒を飲める」うんぬんかんぬんと彼女は言った。

ボッタクリという現象を私は世界で一番恐れている。だって怖いじゃないですか。お金いっぱい取られるらしいし。

「ボッタクリじゃないっすよね?」私は言った。ボッタクリがボッタクリを自称することは人類歴史上一度もないが、一応訊いてしまうのだった。

「ボッタクリじゃないですよ。10年くらいここで営業しているので」うんぬんかんぬんと彼女は言った。

2時間後くらいに人と待ち合わせをしているのでそれまでの暇つぶしを考えていた。酒が飲みたかった。

「お姉さんかわいいっすね」私は言った。私は口下手で人見知りで普段殆ど喋らないのだが、こういう二度と会わないだろう人とは割と話すことができる。二度と会わないからと言って別にひどいことを言うわけではない。私は邪悪を憎んでいる。

「いやぁそんなことないですよぉ」うんぬんかんぬんと彼女は言った。

「お姉さんがお酒作ってくれるんすか?」と言うと「そうですそうです」と返ってきたので、私はお姉さんに連れられて店に入った。

 

ボッタクリ店がどういう店構え及び店内の様子をしているのか全くの無知であったが、ボッタクリではなさそうだと思った。シック雰囲気であった。店内には先客が1名。

案内されてカウンターに着席する。最近ウイスキーにドハマリしており、毎晩ハイボールをがぶ飲みしているのだが、目の前には多種多様ウイスキーの瓶がずらりと並んでいた。

A Static Lullabyというアメリカハードコアバンドボーカルインタビューで「俺はウイスキーブラック・サバスしか信じない」と言っていたのを思い出したので、信用できるお店だなと思った。

料金システム説明を丁寧に受けた。「こんなに丁寧に説明をしたのは初めてですよ」と呼び込みをしていた彼女は言った。

 

名前は知っているものの飲んだことのないウイスキーがずらりと並んでいたので心が躍った。

当該酒を「ハイボールで」と注文すると、「ハイボールないんですよ」と彼女は言った。

まじかよ。正気か。ハイボールがない飲み屋がこの世に存在するのか。ここはあの世なのか。

彼女は続けた。

ソーダ割ならあるんですよ。ハイボールって言うと一般的な感じじゃないですか。だからハイボールはないけどソーダ割ならあります

私は言語哲学迷宮に迷い込んだ。助けてクリプキ。「じゃあソーダ割で」とクリプキは言った。

 

お姉さんが作ってくれたソーダ割が来た。飲むと美味かった。巷で美味いと評判のウイスキーは本当に美味かった。

めっちゃ美味い。やっぱり作ってくれる人がいいと美味いっすね」私は言った。

これは私にとって汎用性べらぼうに高いキラーワードである。だいたい外さない。おそらく言われた方も悪い気はしない。

「いやいや、そうですか。お兄さん口うまいっすね」的なことを彼女笑顔で言った。おそらく「きも、なんだこいつ」とは思っていないだろう。

だが、「なんか今日クソキモい客来てぇ〜まじ勘弁だったんだけど4時間くらいいてさ〜、はぁ〜、まじキレそう、どっとつかれたわ」と帰ってから彼女が誰かにLINEを送ってないとは言い切れない。

「なんて呼べばいいですか?」と聞かれたので、「何でもいいっす」と私は言った。これはクソキモい返しだったなと反省している。

 

数十分ごとに話し相手をしてくれる女性が入れ替わるシステムらしく、違う女性が私の前に立った。ガールズバーはおそらく女性が刺激的な格好をしていると思われるが、この店は皆清廉潔白バーテンダーのような格好をしている。谷間が見えたりする格好をしてる人は一人もいない。その方が落ち着くのでよかった。だからこの店は正確にはガールズバーではない。

 

何がどうなってそうなったのか忘れたがアニメの話になった。あちらから振ってきたのだと思われる。

アニメ最近見始めたんですけど、なんかどんどんあれな方にはまっちゃって」と彼女は言った。

「あれなほう?」

ディープなってゆうか」

ディープアニメって何だね。

BLとか?」私が言うと「そうそれーーー!!!」と彼女ものすごい瞬発力を発揮して絶叫した。おっさんBLという単語を知っていたことに驚いたのか、周りにいたスタッフも「わーーー!!!」と叫び店内が湧いた感じになった。

 

その次に来た女性は大変に可愛かった。野球で言うところの200km/hのど真ん中ストレート。丸顔、細い目、ややぽっちゃり、真っすぐなロングの髪。

私は可愛いと思ったら可愛いと口に出さないと気が済まないし、むしろ可愛いと口に出さないほうが相手女性に失礼だと思っているなんてことは別にないが、酔っていたせいもあった。

「てか、めっちゃ可愛くないすか?」私は言った。

ありがとうございます」と彼女は言った。

世の中には3種類の人間がいる。「可愛いですね」と言われて「ありがとうございます」と返す女性と、「可愛いですね」と言われて「そんなことないですよぉ」と返す女性と、「てか、めっちゃ可愛くないすか?」といきなり言う男性である彼女は1番目の人間であり、私は3番目の人間であった。

「この前ぇ、電車で寝ててぇ、起きたらやっべあたしが降りる駅じゃね、って思って降りたんだけど、そこ1駅手前だったんだー。それ終電だったからさぁ、仕方なくタクシー呼んで、1万円かかった。はぁ、まじキレそうなんだけど」と彼女は言った。

 

「そういえば待ち合わせしてたんじゃないですか? 大丈夫?」と誰かが言った。酔っていて誰が誰だかよくわからなくなっていた。スマートフォン確認すると、着信が来ていた。

こちから電話をかけると、「あーごめんごめん、なんか盛り上がっちゃってさ、もうちょっと時間潰せる?」と彼は言った。

彼がどこで何をしているのか全く知らないが、おそらくハプニングバー的なところにいるのだと私は推測している。

わかった終わったら電話してくれと言って電話を切った。まさか待ち合わせが延びるとは思わず、この店で時間が潰せてよかったと思った。

 

だいぶ飲んだのでよく覚えていないのであるブルックラディというウイスキーべらぼうに美味かった。到底ウイスキーとは思えないターコイズのような水色のボトルが特徴である

スタッフ女性が通りがかりにカウンターに置かれたそのボトルを見るにつけ「えーなにこれー」と必ず言っていたので、ブルックラディを頼むと女性に「えーなにこれー」と言われることができるようである

 

24時で退店するつもりが、26時半くらいまでいた。

私は普段自分の話をほぼせず、自分の話を聞かされた方もつまんないだろうなと考えているので、基本、相手の話を聞き、適切に相槌を打つことを好む。この店でも向こうが話すことをうんうんと聞いていたと思うのだが、何しろだいぶ飲んでいたので、酔った勢い蘊蓄武勇伝をぺらぺらと喋っていた可能性は否定できない。

「なんか今日クソキモい客来てぇ〜まじ勘弁だったんだけど4時間くらいいてさ〜、はぁ〜、まじキレそう、どっとつかれたわ」と帰ってから誰かが誰かにLINEを送ってないとはまじで言い切れない。

 

会計は約3万円であった。そのくらい飲んだしそのくらい滞在したので妥当金額であった。そういえばボッタクリを警戒してこの店に入ったんだったな、と今これを書きながら思い出した。ボッタクリではなかった。

最初のお姉さんに「なんかめっちゃ疑ってすみませんでした」と言ったのは覚えているし、めっちゃ可愛いお姉さんに「めっちゃ可愛くないすか?」と少なくとも3回は言ったのを覚えている。多く見積もって30回は言っているかもしれない。

 

退店して、例の友人と合流した。すぐにビジネスホテルチェックインし、寝た。次の日は仕事だったが眠気がやんごとなかった。「あーめんどくせ」と言いながら厨房料理を作った。

 

あの時間がずっと続けばいいのにと思ったのは久しぶりのことだった。

私はキャバクラというところに人に連れられて何度か言ったことがあるが、何が楽しいのかさっぱりわからなく、自発的に行ったことは一度もない。しかし、ガールズバー(正確にはガールズバーではない)はかなり楽しかった。

歓楽街をふらふらとしているとキャッチのお兄さんに「なんか予定ありますか? 抜き? ガールズバーとかもありますよ」なんて言われるのだが、その度に「ガールズバーって何なんすか?」と答えていた。

おおよそ「キャバクラよりもライト飲み屋キャバクラほど堅苦しくないか最近ガールズバーの方が人気」と説明されるのだった。

 

なるほど、ということは、これは私にとってキャバクラは楽しくないけれど、比較ライトガールズバー性格上合っていた、ということにはならない。おっさんになっただけの話である若い女の子と喋りながら酒を飲むことに喜びを感じるような寂しい人間になってしまっただけのことだ。

それに気づいて愕然とした。

機会があればまた行こうと思った。

2020-07-30

anond:20200730040645

サッカーと違ってゲーム多種多様だし何より水物だからなぁ・・・

解説とかもそのゲームである程度高い実力じゃないと説得力ないし

2020-07-24

底辺同人女勘違いしちゃった話

自分気持ちを整理するために腐女子お気持ち増田する。

数年前まで同人活動やってた。当時いたジャンル覇権ジャンルでもないしメジャーかと言われたら首を捻るが、とにかく息が長く何十年単位で続いてて今なお新作が発表されてるようなジャンル

そこで描いてたCPは当時サークル数が自分のところ含めて3〜4件しかなかったのにジャンル内では人口が多いCPで、イベントだとその数件しかサークルがないからみんな手に取ってくれる…みたいな変な状況になってた。

あの頃はそんなバランスおかしCPだと気付いてなくて(息が長い分キャラ数が半端なく多く、CP多種多様だったのでサークル数が数件とかザラだった)刷った分全部イベント当日に捌けるし、pixivは閲覧数もブクマ数も今までなかったぐらい貰えたから、「やっと描いたものを見てもらえるようになった」と勘違いしてしまった。

それからはもう地方住まいのくせに東京大阪の大型イベントに毎度参加、毎回新刊持ち込み…とやっていたけど、ある本を描いてる途中でふと気づいた。

私の描いた本、同カプ者に受け入れられてんの?と。

自分の今までの同人活動歴としては1番本を出したし、印刷部数も出したしなんなら再販して再販分も完売した時もあったが、さてはて匿名一言すら「この本こうだったからよかった」も「解釈違いすぎ二度と描くな下手くそ」もなかった。

自分自身は仲のいいフォロワーの本を買わせてもらった時はそのイベント中に我慢ならず読んでしまった時はもうその場で(思えば迷惑行為だった、反省してる)、帰宅後読んだ後はTwitterで伝えたり次のイベント感想を伝えていたが、

思えば自分の本にちゃん感想を貰った(読んだよと言われた時含め)回数は片手ほどだった。

自分の描く漫画は誰にも受けいらられてないのだろうか、読まれてすらないのだろうか。

自分が好きで描きたくて描いてるCP本なのに突然力が抜けてしまい、締め切りも近いのに筆が進まなくなり

本は出せたが真っ白なベタすらしてない漫画になってしまった。表紙も超ダサイ。

それでも出ない本より出る白い本か…と頒布した。pixivサンプルにも白いですと書いてアップした。当日ちゃん頒布して、完売した。

その時は完売した〜と普通に帰宅したが、後からじわじわとこんな考えが浮かんできた。「CP需要で手に取ってもらえてるだけなんだろうな…」と。

自分以外の同カプサークルはとにかく絵も漫画も上手く、なんなら商業作家も混ざっていた。そんな中自分サークルの本を手に取ってもらえるということは…。

そんなモチベーションのまま、申し込みをしてしまっていた次のイベントの締め切りも近づいていた。

ちょうどその頃別ジャンルを少しかじっており、そのジャンルコピー本を作った。そこそこ人気の大手CP

それがまぁ、はけなかった。支部にも宣伝を出したしブクマ数もちらちらいったが、フォロワーさんが1部手に取ってくれただけだった。

その瞬間疑惑が核心に変わった。CP需要だ。こんな下手くそな絵の下手くそ漫画供給の少ない同CPじゃなきゃ見向きもされない。

もう申し込みを終えてしまっていた次のイベントで、下りに下がったため印刷所に出すレベルの物も作れず

真っ白な無配本を20部ほど作って私はサークル活動を辞めた。無配本はすぐにはけた。だってそのイベントでは同人CPサークルの皆さんがいなかったから。

それからしばらく本当に絵が描けなくなってしまって、人生あんなに絵を描かなかったのは初めてというほど絵から離れてゲーム三昧をしていた。課金が捗った。遠征費も印刷費も無くなったし。

今ようやく少しずつ絵を描くことに戻ってきたけど、多分もう二度と同人活動はしない。向いてない。わかった、向いてないんだ私には。

気づいてるのでお前に同人活動は向いてなかったんだよってコメントはいりません!すまんな!

なんで今こんなこと思い出して増田しているのかというと絵に戻ってきたけど結局閲覧数が全く伸びないから。

当時のことを思い出せ、お前の絵は万人受けじゃない下手くそなんだと自分に言い聞かせるため。

CP需要じゃなく読んでもらえる作品を作れるつよい同人女になりたかったよ。

2020-07-15

親がそんなに偉いのか

 小さい頃、祖母と仲が良かった。

 実質孫はわたし一人みたいなものだったので猫可愛がりをされたのだ。話を聞いてくれて、好きなものを買ってくれて、家に行けばわたしの好きなものが用意されていて、お小遣いをくれてと来れば、好きにならない訳がない。

 そんな祖母最近ストレスの種の一つである

 いつからそうなったのか、祖母自分の思い通りに行かないことや自分が不幸だと感じている理由を、全て別のもの責任にするようになった。

 祖母の家はうちから電車で40分はかかるのだが、何か欲しいものがあるとUberEats感覚で母を呼び出す。自分の家の前には、わたしから見て叔父にあたる、息子夫婦が住んでいるのに。

 家に行くと、祖母の口から出るのは多種多様愚痴オンリーだ。

 祖父は一昨年亡くなったのだが、そのもうこの世にいない夫が何十年も前に不倫していた云々と未だに延々と愚痴っている。わたしには寝耳に水の話だった。昨年わたしの両親と一緒に4人で逗子へ行った時、祖母と同室だったわたしは、その話を深夜3時まで聞かされた。

 それが終われば今度は近所の人の愚痴、次は息子夫婦愚痴

 母がそれに対して何か口にしようものなら、まるで自分被害者のように母を責め立てる。

  いっそ認知症だったら諦めもつくが、そういう感じではない。母に聞いた昔の祖父母の行動もなかなかだった。

 わたし家族って結構クソなんじゃないかと気づいたのは最近である

 わたし幼稚園の頃から父親が嫌いだった。

 物心ついた時には両親は喧嘩ばかりしていたし、その原因が父親不倫だと知り、そしてそれがどういうものなのか理解してからは、生理的に無理になった。

 母がキレて父親が作ったスープが入った鍋をキッチンの壁に投げつけたこともあった。仕事から帰宅した父親を家に入れないように玄関にチェーンをして、ガンガンと鳴るドアにわたしが開けに行こうとすると、「あれは悪魔が入ってこようとしているのだ」と引き止められたこともある。

 この際だから書いてしまうが、その癖二人がセックス雪崩れ込む場面を目撃してしまたことも何度かあるので、幼少期のわたし情緒は今考えてみるとめちゃくちゃである

 何かの拍子に、母の恨み辛みが書かれた日記を読んだこともあった。それもあってか、明らかに責任の一端はあるのだけれど、母に対して恨めしく思った試しはあまりない。

 とにかく一番酷かったのは、母が離婚裁判用に用意でもしていたのか、パソコンに保存された父親写真を見た時だ。旅館宴会場らしい所で、備え付けみたいな浴衣を着た父親が知らない女性乳首を口に含んでいる姿が写されていた。

 わたし幻覚だったら良かったのだが、二十年近く経った今でも覚えているので、たぶん見間違いではないと思う。最悪だ。

 文章にすると、よりひどい気がしてきた。これで父親尊敬しろと言う方が無理である

 百歩譲って、父親が今は改心して良き人間、良き父親となっていたならわたしも少しは関係修繕に努めたかもしれない。

 人間としても、わたし父親は最悪なのである

 こんな人は嫌だな、と思う要素のほとんどを彼は兼ね備えている。

 人種差別主義者だし、女性差別的だし、ホモフォビアで、口を開けば昔の自分武勇伝しかも遡ること小学生まで)しかせず、相手の話は全く聞かないばかりか、高尚で価値があるのは自分の気に入ったものだけで、他人趣味は平気で貶す。

 具体的に言うと、何か事件が起きたり街でマナーが悪い人を見ると「日本人じゃない」と言い、「痴漢にも選ぶ権利がある」と娘の前でのたまう。わたしが聞いていないと思ったのか、わたしが仮にレズビアンだと言ったら「家から勘当する」らしいし、母やわたしが好きなものは「くだらない」と鼻で笑う。

 父親でなくても好きになる方が難しい。

 恐らく、自分があれだけ働いているのに、家でわたしがぐうたらしているのが許せないのか、「人としてどうかと思う」とかなり強い口調で言われたことも一度や二度ではない。ある時耐えかねて「子ども幼稚園の時に不倫する方が人としてどうかと思う」と返したら、それからピタリとこの言い回しだけは使わなくなった。

 どうやら悪いとは思っているらしい。謝罪された記憶はないが。

 加えて彼は、典型的な「誰が金を払ってやってると思ってるんだ」人間である。これはわたしが明らかに生意気な口を利いた時だけでなく、例えば赤リンゴを彼が「青リンゴだ」と言った時に「いや、それはどう見ても赤いリンゴだ」とわたし否定したとしても発せられる。どんな理由があっても子どもは親に逆らってはいけない、というやつである

 そもそも子どもは望んで生まれてくるわけではない。親が勝手に作っただけの話なのに、それを感謝しろと言うのは屁理屈にも程がある。

 なので「産んでくれと言った覚えはない」と言ったところ、「こっちだってまれて欲しかったわけではない。勝手に生まれていた」と返ってきた。

 さすがに呆れ果てて「だったらコンドームしろクソ野郎が」と言いかけたが、雅ではないのでやめた。ちなみに母によると、父親は妻が体調を崩した時に「大丈夫だよ、俺外で食べてくるから」と、病気の妻も小さな子どもも置いて外に行くタイプの男だったらしい。まさかこんなに身近にそんな人間がいるとは思わなかった。

 わたし子どもが欲しいと思った試しがない。

 むしろ子どもなんて作らない方がいいと思っている。

 世界的に見れば人口は増え続けているし、大半の人が子どもを欲しがる理由は「可愛いから」とか「寂しいから」とか「自分の生きた証を残したいから」とか、挙げ句の果てに「老後の面倒を見て欲しいから」とか奴隷扱いに近いものばかりだ。

 親は子どもの一生の面倒は見れない。

 どんなに大切に育てても、学校で虐められ自殺するかもしれないし、害悪企業就職して過労死するかもしれない。もちろん、成功して幸せ生活を歩めるかもしれないが、そんなことは誰にも分からない。

 人生において一つだけ確実なのは、人はいつか死ぬことだけだ。

 そして死は、多少の差はあれど、たぶん苦しいものである。だから人生が嫌になっても簡単には死を選べない。

 であれば、人生というのは始まる前からマイナススタートである。そんな状況で同意も取れないのに子どもを作るのはかなりのチャレンジャーマイルドな言い方である)だと、わたしは思っている。

 こう言うと大抵の人に信じられない顔をされるのだが、もうこれは完璧わたしの家庭環境のせいだとようやく最近気づいてきた。

 冒頭で実質わたしが一人孫だと書いたのは、叔父も一度離婚していて、それ以来まともに自分の子ども達と会ってすらいないかである養育費を払っているのかすら怪しい。

 父方の祖父母には幼稚園の頃以来会っていない。

 不倫騒動で揉めていた際、あちら側がわたしのことを「いらない」と言ったのだと母が憤慨していたのを覚えているので、会おうとも思わない。

 やっぱり文章にするとかなり酷い家庭環境だなと思う。まともに育った方だ。

 こんなクソみたいな家族の中で育って、家庭を持つの希望を抱く方が馬鹿である

 そうでなくても、社会から人種差別は無くならないし、女性差別が消えるのには後99年かかるらしいし、日本で生きていくには過重労働低賃金パワハラセクハラを受け入れなければならない。生きるって何なんだろう。

 それでも世の中には、結婚して、いずれその流れで子どもを持つことに何の疑問を抱かない人もいる。というか、そういう人が過半数だろう。幸せなことだと思う。

 そして、わたしはどう頑張っても、そういう風には生きられない。

 そう思うと、何か、死にてえなと思う。

2020-07-10

固定と逆カプとリバ問題男性向けでわかりやすい例を出すとおねショタショタおねが一番近いと思う

おねショタが好きでショタがお姉さんを攻めるのは絶対に無理って人が腐女子で言う固定

どっちも好きだって人がリバ派

リバ派にも、一つの作品の中でショタが一転攻勢するのが好きって人もいれば別作品ならおねショタショタおねも読むって人もいる そこは人によって多種多様

でもこれって別にどっちが正しいとかないじゃん 性癖から

実際の年の差カップルの話を持ち出してきてどうこう言われたり、そもそも未成年に手を出す女性犯罪からおねショタおねは犯罪肯定している、とか言われても困るじゃん

もちろん政治的に、社会的に正しくないのは分かってるけどそれが好きなんだよ

という感じの困惑

2020-07-09

anond:20200708212950

漫画ではなくラノベ原作アニメである

魔術師オーフェンの新作アニメを見はじめたら

「たるい、あまりにも丁寧すぎて辛い」と感じた

いやだって、ここ10年のラノベ原作アニメファンタジー物つったら

・いきなり序盤から多種多様能力者同士のバトル

・いきなり序盤から多種多様人外の異種族が多数登場

キャラごとに服装や髪のデザインも色彩も多種多様

・敵味方とも固有名のついた派手な技をばんばん出す

そんなんが普通やん

魔術師オーフェンときたら牙の塔の連中は服装も髪の色も皆ほとんど同じで

ほとんど地味ぃに人間人間戦闘あるいは権力闘争の話ばかり

いやこれがバトルがメインでないリアル歴史志向作品なら

「そういう物」と思って見られるが、少年漫画的バトル物ファンタジー元祖

と思って見ると、昨今の電撃文庫原作アニメに比べて地味さが拭えなかった

(ちな俺は40代後半だが、旧作オーフェンも激烈な大ファンという程ではなかった)

地雷から奇跡生還を果たしためんどくさい夢女の話

はじめに

この記事は『ツイステッドワンダーランド』の新イベント、『ゴーストマリッジ』について偏った目線から書いた感想のような怪文書でございます

イベントストーリーの他、ストーリーネタバレを含んでおりますので「ツイステ気になってるんだよね~」という方の閲覧はおすすめしません。

インストリー(特に3章)はできるだけネタバレ見ずにプレイしてほしい…!

これを書いた人間アズールの(ゆるーい)夢女です。

同担拒否の方はウィンドウ(タブ)をそっ閉じ、もしくはブラウザバックすることをおすすめします。

また、この文章あくま思考の整理であり、誰かに向けたものではございません。

(誰もこんな文読まないだろうけど予防線を張っておく)

魔除けを済ませたところで本題へ

まず、私個人の感想を申し上げますと「大草原不可避」。この一言に尽きます

当初自然回復分でブーケを集めて少しずつ読んでいこうと思っていたのをやめ、かけらを少々砕いてどんどん読んでいったぐらいにはストーリーが楽しかったです。

でも、アズールの出番をざっくり拾うと、

2年寮長ズで勉強会してたら追い出される→運動場で監督生を気にかけるような発言(社交辞令可能性あり)→『オペレーションプロポーズ』に案外乗り気→先に玉砕したリー兄弟のことを詫びつつ自分も花婿候補として名乗りを挙げる→(「薔薇花束を捧げて、高らかに愛を歌い上げ」る→)イライザちゃんビンタ→第2陣組でひときわ悔しがる(※個人見解です)→イデアボドゲ部のよしみで助けを求められるも切り捨てる…とよく考えたら夢女的にアウトになりかねない要素が普通にあるんですよね…

多分他作品推しで「演技とはいえある程度ノリノリで異性に告白玉砕」の流れがあったらブチギレる。きっとお気持ち文書ちゃう。最悪他界する。

そして大変恥ずかしい話ではあるのですが、わたくし、推しの扱いにあまりにも納得がいかなくてその作品から距離置いたり他界したりなんかした経験があるめんどくさいオタクであるという自覚があります

冒頭でゆるーい夢女などと申しましたが、鍵掛けずに推し×夢主アイコンにしているような夢女子(夢男子)さんがはっきり言って地雷なめんどくさい夢女です。(もちろん見かけても絡んだりはしませんし、自分推し関連以外はそこまで嫌ってない)

それなのに、なぜ今回は笑っていられるのか…

自分でも不思議です。フシギダネ

どうして生きてるんですか?

平気だった理由として考えられるのが、「監督生に対しての台詞があったから」「推しだけじゃなくて他のキャラも同じような目にあっているから」「コントのような雰囲気から」「花嫁求婚を突っぱねたから」…

ストーリー自体から挙げられるのはざっとこんなところでしょうか。

監督生に対しての台詞があったから」

これは前述の社交辞令ともとれる台詞のことです。

「◯◯さんも、ご無事でなによりです」ですって…!

公開されないからへーきへーき、と少々恥を忍びつつ主人公名前本名(世界観に合わせてカタカナ)に設定していた私は不意討ちを食らうこととなりました。宇宙状態

アズール性格を考えると何度も言います社交辞令である可能性は十分にあります

ですが、なんであれ監督生を気遣うような発言をしたのは事実です。

そして、ライターさんの解説でもない限りこの発言真意が明かされることはないと思っていいでしょう。

そうです。せっかくだから都合よく解釈したろ!ということです。

他人自分のそれを押し付けない限りはどう解釈しようが自由です。なので私はアズールのあの発言本心からと思うことにしますね。

この台詞についてはまた後程ほじくり返します。

推しだけじゃなくて他のキャラも同じような目にあっているから」

これはシンプルながら個人的にはわりと馬鹿にできない理由です。

後半どうなるかは不明ですが、現時点でレオナ、ヴィル、ジャックセベクトレイリー兄弟リリアデュースケイト、そしてアズールと半数近くのキャラプロポーズチャレンジからビンタ(紅葉刻印)を食らっています

やっぱりなんだかんだ言って「みんなそうだから」っていうのは強い。

推し一人だけがひどい目にあっていたら怒りたくもなりますがこれだけの人数が同じ目にあっていればちょっとした平等さすら感じます

コントみたいな雰囲気から

そして「みんなそうだから」はここにつながってきます

あんな人数の多種多様イケメンが順番にビンタを食らう流れに笑わずはいられませんでした。

選択肢にもありましたよね、「バラエティ番組みたい」だって

似たような感想をすでに多数目にしましたが、イライザ姫の「却下!」からビンタからにじみ出る「笑ってはいけないシリーズ」臭…

から次へと挑んでは玉砕する彼らに笑いが止まらず、推しがぽっと出の女性キャラ求婚して惨敗していることにショックを受けるどころではなかったのです。

花嫁求婚を突っぱねたから」

花嫁側がプロポーズを受ける様子が全くなく、バッサリだったのも個人的にショックを軽減する要因だったように思えます

あそこで少しでも「素敵♡」みたいな反応を見せていたら私も絶望の淵に立たされていたことでしょう。

ここまでがストーリーのものから考えられる理由、ここから幻覚も交えていきます

アズールは何にでも本気になるから

思い込みを混ぜ混んだ4つ目の理由

ナニソレ、イミワカンナイ!って感じかと思われますが、はしょった結果なので仕方ないね

でもアズールが何にでも努力するからこそ、ショックが少ないのです。

ぱっと思い出せるだけで少なくとも、

過去100年の出題範囲からテスト対策ノート作成(3章)、ユニーク魔法習得(3章)、ハッピービーンズデーに向けて1年前から準備、サイコロの目を狙って出す練習をする(制服パソスト)、などが挙げられますし、そして何より自分を良く見せるための努力が随所から伺えます

あの場でイライザさんに例の指輪渡すことができたらスゲー、ってなるでしょうし、そりゃアズールも名乗りを挙げるし全力で花婿になりきるよね。

「あのプロポーズ本心からのものではないから」

妄想シマシ、まさかまさかの5つ目。なんか嫌な予感がする文ですね。

ええ、どうも私にはアレが自分を良く見せる努力の一環、つまり打算的な行動にしか見えなかったのです(結果はお察しだけど)。

ここで例の台詞の話に戻る…という訳だ。

オペレーションプロポーズ』を成功させれば周りから評価が良くなる→でしゃばるのも無理はない…

ですが、逃げてきた運動場で監督生を気遣う発言をしたところでアズールに何らかの得があるとは思えないんですよね。

だって監督生、美しい声もなければ一国の跡継ぎでもない普通人間、おまけに小汚い雑巾ですしおすし

あんな対価要求マンが得るものがないのに人を気遣うって一周回って本心から発言しかあり得ないんだよねってこと。パンドラの箱、開けちゃったんだよね。

…話を戻すと、要は「監督生のことは素で気遣ってくれた(と思ってる)けど、あのプロポーズ本心からのものではない(と思ってる)ので痛くもかゆくもありません」ということです。(言ってることが)ヤバいですね☆

収拾がつかなくなってきた

…と、まぁ自分でも着地点がわからなくなってきましたが、これら5つの要素が地雷原をお花畑に変えてくれたのだろうなと思います

えらく雑なまとめ方だな…

別に全てが平気だったわけではない

ここまでピンピンしている私ですが、ショックなことももちろんありました。

比較監督生と行動を共にすることも多い、デュースプロポーズの様子から監督生の性別が男であることがほぼ確定してしまったみたいなのです。

いや、NRCは男子校だから何もおかしくないんですけど。むしろである方がおかしいんですけど。

でも魔法養成学校魔法使えない人間入学した時点でイレギュラーなんだから男子校に女がいるというイレギュラーを重ねたっていいじゃんアゼルバイジャン

しかし、紅一点だからといって逆ハーは私の好みではないです、あくま男子いっぱいの中からたった一人にだけ恋愛感情を向けたいし向けられたいのです。うわキモ

まぁこれ書いてる奴はレオナより少し年上だから監督生=自分としてプレイは無理あったんだけどね!

自分分身を何だと思ってプレイしたらいいのだろうか、男装女子か、はたまた男の娘か…

一体どうしたらいいんだ、脳内で『ツイステッドワンダーランドイケメンパラダイス~』とかいって『イケナイ太陽』でも流しておけばいいのかな…

推し関連ではショック少なかったものの、こっちではなかなか大きなダメージを負ったかもしれない。

おしまい

いい感じにオチがついた()ところで私のお気持ち表明は以上となります

読んでくださる方がいるかはわかりませんが、ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます

普段は見なかったことにしてしまいがちな同担女子(夢男子)さん(いる?)も、ありがとうございます相互不干渉(私はひっそり暮らしているので関わることはほぼないと思います)でお互い強く生きていこうな!

後編が公開されてまた何かあったら怪文書を流すかもしれません、後編も楽しめるといいな!!!

2020-07-08

anond:20200708142521

どうやってゴール見つければいいかなんて、課題出されてもおなじだよ

だいたい、新しいフレームワーク言語を覚えるために写経することなんてよくあることなので

お手本があるからダメみたいなのも精神論

お手本を学ぶことで、どこを改善したり、何を応用してできるようになるかがわかるんだろうよ

読書感想文、すげえつらくなかった?

書きたいことなんもねえからつらかったわ

教師は「読みたい本を読んで、思ったことを書けばいい」とか言うわけじゃん

それと同じこと言ってる自覚ある?

良い読書感想文書けるやつは、普段から本を読んでいたり、人と喋ったり、文章書いたりしてるか、攻略本を読んでるか、親に書いてもらった奴。

普通の子には難しい。

文章には論理構造や、多種多様表現があって、そういう知識もないのにできるわけない。

あと、いきなりかっこつけて文学作品に手を出して自爆した経験とかもあるだろ?

適切な課題、適切な知識経験がそろって初めて、良い読書感想文ができるんだよ

anond:20200708022631

その点では多種多様メソッドが出てきてると思う。

あったもの勉強してゆけばよいだけ。

あとはVRで脳や筋肉の動きごととレースできる仕組みとかできれば、デモリションマンMGSVR訓練みたいな世界は実現可能でしょうな。

そんな世界で絵を描く意味があるのかという問題はあるけど。

2020-07-07

anond:20200707081800

幸せ形態はみな似たようなものだが不幸の形態多種多様だ、みたいな誰かの言葉がふと思いついた。あん関係いか

2020-07-05

anond:20200705055231

弁当工場想像していた以上に無秩序でした。

私はお弁当工場の他に靴工場をはじめとする他の工場でも働いたことがありますが、お弁当工場ほど混沌とした場所はありませんでした。

弁当工場内にはお惣菜部門、炊き込みご飯部門、下ごしらえ部門パッケージング部門などが存在していましたが、作業の途中でしょっちゅう行方不明者が出るためかどこも常に人が足りておらず、一日に色々なセクションを行ったり来たりしたものでした。

工場内の空気は蒸し暑く、床はいつも汚らしい液体で濡れていて、防護服の隙間からは腐った食べ物と腐っていない食べ物が混ざり合った暴力的匂いが入り込みました。出来上がったお弁当を載せたベルトコンベアしょっちゅう不具合を起こし、私たちが作って詰めた食材が床にばらばらに散らばりました。私たちはその光景を無感動に眺めました。

代替可能人間としての自分に耐えきれなくなった人が、差別化を図ろうとして歌を歌い出したり、踊ったり、炊き込みご飯つまみ食いし始めました。

こんなにめちゃくちゃな工場なのに、それでも不思議なことにお弁当毎日きちんと出荷されていくのでした。

🙄

僕は学生時代派遣会社登録して工場夜勤勤務とかしてた。

ちょくちょく気になったことがあるから書き起こしていく。

作業の途中でしょっちゅう行方不明者が出るためかどこも常に人が足りておらず、一日に色々なセクションを行ったり来たりしたものでした。”

これは確かにそうだった。弁当工場は色々なところに食品を卸していたりする。コンビニ提携先の場合多種多様商品を扱うことになる。

そして発注数で製造する数も当然変わってくるので日々のスケジューリングはかなり流動的だった。

30分前には幕の内弁当に白米押し込んで量りでチェックしてたのが、今は給食として卸すライスバーガー用のピーマンを選別。そしてまたその1時間半後には鳥から丼にマヨネーズかけてる…みたいな感じ。

人出不足っぽく見えるのは必要人員が日によってまちまちなので派遣労働者で調節してるからだな。

せわしなく配置変更しているので戸惑ってはぐれる奴がいてもおかしくはないが、そのままばっくれる奴はかなり稀…なはず。働けなくて困るの自分からね。

工場内の空気は蒸し暑く、”

衛生管理の面で高温多湿はご法度食中毒なんておきたらそのままその工場はなくなることもあり得る。

トラックで運ぶ際も温度チェックはするし店舗に着いたらすぐに陳列するよう指導もされてる。

そんな重要なことを無頓着にしていてこの工場大丈夫なのだろうか。

”床はいつも汚らしい液体で濡れていて、”

うーん。やっぱり食品加工業者でこんな衛生管理がまかり通っていた所があるのか甚だ疑問である

僕も増田と同じように派遣で何か所か手伝っただけだが弁当工場はどこも綺麗だった。

ユッケ食中毒事件とかバイトテロ騒動問題になった10年まえくらいから衛生管理にはひと際気を使うようになったらしい。

(そうでなくても21世紀はいってからどんどんマシになっていったらしいけどね)

増田の話が本当とするなら10年以上前ちょっとやばい工場ならありえなくもないかも。

まあ鮮魚を扱ってるところや回転寿司チェーンなら今でも溶け出した霜や洗い場から溢れた水で水浸しだし、せわしなく働いてるから床の隅からサーモンの切り身がひょっこり出てきたりはそんな珍しくなかったりする。

でも弁当工場で扱う食材ってすでにある程度加工済みなんだよね。炊くか炒めるか焼くかしてあとは詰めるだけ。

増田が行ってたとこはある程度加工もやってるぽいけどそんなの増田みたいな超短期助っ人派遣労働者たちはまずやらせてもらえない。

詰めたり検品したりの、そのなかでも更に簡単作業しか任せてもらえない。工場からすれば何やらかすかわからない得体のしれん人間から仕方ない。

汁気のあるものが少なくて簡単作業しかしてない。衛生管理にもうるさい。そんな状況下でいつも汚らしい液体で濡れてる状態になることはあまり考えられない。

”出来上がったお弁当を載せたベルトコンベアしょっちゅう不具合を起こし、”

コンベア機構ってそんな複雑じゃないのよ。

ローラーのついたレールをゴム製のカバーで覆ってるだけだし、電気系統モーターのスイッチ入れたら動く、よくて速度調整の可変抵抗器があるかどうか。

不具合があるとすれば、製品のコンベアへの乗せ方が悪くて途中でこけた/詰まったか、誰かが間違ってモーターのスイッチ止めたか

これって増田たち末端従業員ミスなんだよね。なんでそんな他人事みたいな言い方なんだろう。

私たちが作って詰めた食材が床にばらばらに散らばりました。私たちはその光景を無感動に眺めました。”

コンベア止まると結構な騒ぎなんだよな。それだけ作業が遅れるし、ひとつ前の工程からくる製品がどんどんたまっていく。

当然ながら監督してる社員さんの怒号が飛び交うし、社員さんから復旧のためや流れを妨げないためにあれこれ指示出されるから、「無感動に眺め」ている余裕はない。

差別化を図ろうとして歌を歌い出したり、踊ったり、炊き込みご飯つまみ食いし始めました。”

他人に聞こえるレベル鼻歌歌ってたらベテランパート婦人集団に絞められる。

無論スペース面でも時間面でも踊ってる余裕はない。

つまみ食いはおろかマスクを外して口を見せるだけでも叱責される。

そしておそらく派遣元に苦情がいってその工場出禁になる。

これも僕の時代事情が違ったのかな?なんとも言えない。

工場でのつまみ食い自体お菓子工場で目撃したことはある。規定に満たず廃棄の箱に入れられたチョコ現場リーダーが貪り食ってた。奥歯すっげえ黒ずんでた。

しかしそんなことは広大な工場でワンセクションに派遣2,3人しかいないというシチュエーションだったか可能なこと。人が密集して行きかう弁当工場でそんなことできるだろうか。

”それでも不思議なことにお弁当毎日きちんと出荷されていくのでした。”

ほんとな。

社員にしても派遣にしてもよくこんな奴らでこれだけの量の弁当作って出荷してるよなって毎回関心してたよ。

僕も人のこと言えたもんじゃなかったけどさ。

anond:20200705143459

同人界は、原作二次創作元ネタに過ぎないって感覚の人は普通に多い

流行ジャンルだと「創作したいけど一次じゃ見て貰えないか二次流行ジャンル」って人多いし

からストーリーはろくにないけど多種多様キャラがいて誰でも好みのキャラ見つけて好みの話作れるキャラカタログ作品がよく流行

マイナージャンルならそのジャンルでないと駄目な何かしらの理由がある分、原作への思い入れも深い人が多いが

2020-07-04

イカ好きによる同人誌いか生活」vol.2の熱量がすごかった

同人誌、中でも「評論」と呼ばれるジャンルが好きで(二次創作肌色系も大好きですが!)、ネット即売会で目についた本はとりあえず買っている。

その時に買わないと二度と手に入らない(場合が多い)のが同人誌だ。

 

昨年の夏コミで手にした数冊の中に、ちょっと変わった本があった。

いや評論系の同人誌基本的に全部変わっている本なんだけど、その中でも特殊な輝きを放っていたのだ。

表紙は派手な水玉がフルカラーちょっと良い紙に印刷され、

----------

 い か

 生 活

----------

と、書かれているのみ。

そして売り子は若い女性の二人組だ。

 

ちょっとキョドりつつ見本誌を手に取ってペラペラをめくってみると、とにかく「いか同人誌」らしいことがわかった。

なるほど、「いか生活」か。それにしてもイカ同人誌って。

イルカなら、あるいはタコならまだわかるけれど、なぜイカにした。

久しぶりに私にとってのヒット作かもとニヤニヤしながら購入。

 

 

リュック一杯の戦利品を背負って聖地から家の近くにあるサイゼリアへと移動し、この場で読んでも通報されないであろう本を数冊出す。

即売会から直行したファミレスでの読書は、私にとっての憩いの時間である

 

最初に読んだのは、「いか生活」だった。なのでイカ料理を注文。

発行は日本いか連合編集長佐野まいけるさんという方で、どうやらイカ専門家ではなく、アマチュアイカマニアらしい。あの売り子さんのどちらかなのだろうか。

 

同人誌の内容は、10人くらいのイカ好きが、それぞれの立場からイカの魅力だったり、イカとの思い出だったり、イカへの想いだったりを綴った合同誌だった。

イカの本というよりは、イカ好きの本という感じだろうか。イカと共に生きる人の紹介だからいか生活」なのかな。

 

この本のおかしいところは、同人誌をこれまでに何冊か作った上でイカの本も作ったのではなく、イカが好きすぎて初めて同人誌を作ったっぽいところだ。別にそうだとは書かれていないけど、これまでたくさん同人誌を読んでいるので、肌感覚としてなんとなくわかるのだ。それにしては完成度がやたらと高いけど。

 

「頭足類」という言葉を覚え、世の中にはこんなに多種多様イカ好きがいるんだねと満足して本を閉じた。

 

 

そしてつい先日、「いか生活」の続編であるvol.2が発売されることを知った。

え、vol.2って。そういえば前回の本にvol.1って小さく書いてあってけど!

 

評論系の同人誌は、悪く言えばネタ次第の一発勝負

おもしろテーマであれば、多少内容が雑でも売れることがある。だが逆にどんなに内容が充実していても、人を引き付けるテーマでなければ売れない世界

イカマイナーかどうかは微妙なところだが、同人誌テーマとしてはマニアックだろう。

これが「ねこ生活」とか「ことり生活」といったキャッチーな別テーマの横展開だったら、たぶん10倍売れるはず。ファン数の分母が違うのだ。

そして一番売れないのが、マイナーテーマの続編である絶対やっちゃダメそもそも続編を買うのは、ただでさえ少ない一号を買った人の中の、その一部の人だけなのだ

 

おそらくそんなことは分かった上で(そしてたくさんの人から同じことを言われた上で)、あえてイカで続編を出したのだろうという心意気に胸を打たれ、発売日に購入させていただいた。

しかしたら前号で全力を出し切ってパワーダウンしているかもと思ったが、これが明らかにvol.1よりも面白くて驚いた。

 

前回のテーマが「イカ愛する人」だったのに対して、今回は「解剖」であるイカのものに対して、マニアックに鋭く切り込んでいる。

そしてその執筆は半分以上、いや8割くらいが編集長佐野まいけるさんによるもの。おそらく前回たくさん参加者がいるために押さえていた部分を余すことなく吐き出したのだろう。

 

最初記事スルメイカの解剖マニュアルなのだが、なんと6ページにわたってみっちりだ。

そんなにイカが好きなのかと驚くと同時に、こちらがイカを知ることでさらなる疑問が湧き、なんならもっと詳しく!ここどうなっているの!もっと教えて!って問い詰めたくなる自分に驚いた。たぶん近日中に新鮮なイカを買ってきて、この記事を読みながら解剖する気がする。

まさかイカを「料理しよう」ではなくて、「解剖しよう」と思う日がくるなんて。

そして解剖をたっぷり堪能した後に来るのがイカ料理のおいしそうなレシピ集。そうきたか

 

ここまででもうこの本を買った代金分を楽しんだ気もするが、次もすごかった。なんと島根県水族館?でおこなわれた、ダイオウイカの解剖というイベントレポートだ。

専門家による公開解剖を、イカマニアレポートすることで、イカ知識が人並み程度の私でも、その希少性と臨場感が伝わってくる。

いや、一番伝わってくるのは佐野まいけるさんの興奮か。その道のプロ(憧れの存在らしい)から学ぶ喜び、楽しさが詰まった解説は、イカヲタらしく専門用語(読み方すらわからない漢字多数)をバンバン早口文字で詰め込んでくるハイテンションモード。そうだ、私が同人誌という媒体で読みたかったのは、この圧倒的な熱量なのだ

 

そして次のページは、まさかダイオウイカ試食である。どうやらこのイカ好きにとって、解剖と試食はセットらしい。

食べた部位は漏斗牽引筋(どこだよ)で、その味は「不味さの永久機関」だとか。

とにかくまずいらしく、でも貴重な体験から記録として残したいし、どうにかして肯定的評価をしたいという願望から、すごい情報量でまずさを嬉しそうに熱く伝えてくる謎の食レポとなっている。

ようやく食べられるように加工した結果に対する「ぼったくり居酒屋生ハム」というコメントが最高だ。

 

「或る解剖者の手記」という作品では、官能小説(それもかなりの上級者向け)ではと勘違いするような赤裸々な感情を綴った解剖の日記を書き、次のページではサンシャイン水族館の方への真面目かつ楽しげなインタビューで、ここでしか読めない話を一般人でも「へー!」と楽しめるレベルでうまく引き出している。一冊の同人誌の中で、文章の種類をテーマごとに書き分けているのが何気にすごい。

 

そんなこってりとしたイカ情報の合間には緩急をつけるかのように挿入されているのが、vol.1から続く、イカ好きの多様性の紹介である

カミナリイカテーマにしたカクテルイカオリジナルソング解説イカ好きあるあるイカの墨や甲を使ってイカを描く作家さんの取り組み、イカアート作品など、濃厚な文章で酸欠になりそうになったところで、ようやくこれらが息継ぎをさせてくれる。

 

久しぶりにすごい同人誌を読んだ。

まー、イカの本なので、こういうのは、好みは分かれると思います、きっと。

でもありがとうイカ好きの人。

 

イカ同人誌いか生活 vol. 2」のお知らせ

https://blog.japan-ika-union.com/entry/2020/06/23/200618

追記即売会イベントなどで名乗り出したり、SNSで連絡したりしないのでご安心ください。

2020-06-30

表現の自由を語る上で考えなければならないこと

はてなでは表現の自由金科玉条のように扱われているように思われる。

あいちトリエンナーレや、ネット上の発信、漫画規制などの話題では同然にこの言葉が使われる。

しかしなぜ表現の自由はそれほどまでに大事にされているのだろうか?表現とはなんだろうか?

そう考えると表現の自由についての理解必要であると考える。

表現の自由憲法学では精神的自由の中においても優越的地位にあると考えられている。

その根拠として、精神的自由は侵されやすく、また回復が困難である

では表現の自由はどうであろうか?

まず表現とは人格の発露であり、人が人らしく生きる上で欠かせないものであるとの認識がある。

そして発露であることからなんらかの行為を伴うものである

そのためただ思っているだけでは規制されない人の精神活動表現を伴うことで侵害されやすくなるのである

したがってこれを保護する必要がある。

次に表現内容について考えてみよう。

表現多種多様であるが、その内容は多岐に及ぶ。そこでここでは政治的意思芸術の2つを考えてみよう。

この二つについては関連することも当然であるが、まずは切り分けてそれぞれの側面から見ることにしたい。

はじめに政治的意思であるが、これが表現の自由において語られるのは、民主制との関連である

人々は民主制意思決定をしているが、そこでは人々が各々考え方を示して、それを戦わせることによって収斂させていく。

するとある事柄に対する政治的表現が失われてしまうと、そこから生じる決定からも失われてしまう。すると正しい決定ができない。

またそのような表現規制することは他の考え方に基づく決定したい人にとっては規制したい誘引が大きく、侵される可能性も高い。

ここに政治的表現保障する意義があろう。

次に芸術表現であるが、人々は自ら考えそれを外部に行為として表現する。これは人格作用にとってかけがえのないものである

こう考えると表現の自由にも内容に差があることがわかる。

これに即した考え方が必要であろう。

書いてて思ったが、今、ネットで語られてる表現規制はこの違いを明確に意識する必要がない気がする。

なぜなら多くが単に自分の気に入らないことを正当化根拠もなく、規制したい人ばかりだと捉えられるからである

詳細に考えれば、あいちトリエンナーレなんかは芸術における政治的表現をする場について、公権力表現され、議論されること自体価値中立的支援することの必要性とかが語られるべきなのに、

誤解に基づく単なる気に入らない表現行為正当化根拠もなく、ただ規制したい人々の話にしか感じられないな。

これはネットの発信や、漫画規制もそうかも。

表現行為価値正当化根拠の詳細な検討が行われてるケースなんてどこにもないわ。

これなら単なる意見の相違でしかない(大半は正当化根拠すらない)から表現の自由から考えなくてもいいか

いたことで納得できた。

2020-06-15

anond:20200615120011

男性向けの萌えカルチャーはもはやマスと化して多種多様な嗜好で均されているのに対し、女性向けの萌えカルチャー女性人口全般には膾炙していなくて、まだまだ「根暗趣味」とされがちな雰囲気があるんじゃないか

に対して「いや女性向けの方がマス向けとして幅広い所に露出してるしそれで許されてるだろ」って意味で書いたんだけど

BLではないただの二次元イケメン集合的作品も、もう「根暗趣味」ではなくごく普通の人が普通に楽しんでる扱いで

特にオタク向けではない一般マスコミでもそういう雰囲気で取り上げられたりするけど

オタク向け美少女動物園がそういう雰囲気で取り上げられる事はまだまだ少ないよね

anond:20200614161629

んー、なんだろうな。男性向けだと門外漢から茶化されたとき「そういうのもあるね」と言える一方、女性向けでは「そういうのじゃないよ!」となる感じ。このへんに根ざしているのでは。

単純に、男性向けの萌えカルチャーはもはやマスと化して多種多様な嗜好で均されているのに対し、女性向けの萌えカルチャー女性人口全般には膾炙していなくて、まだまだ「根暗趣味」とされがちな雰囲気があるんじゃないか?それでファン側も警戒して攻撃的、排他的、統制的になって主義主張固執しがちになるというか。男性向けカルチャーで言う80年代90年代毒舌キモオタ的なムーブをせざるを得ない状況なのでは。

2020-06-10

鉄オタがもつマスコミへの逆恨みが、情報を棄損しているという話

いきなり大上段に話をブッタが、この度の新型コロナウィルスにおいて国内でも様々な怪文書やら誤報事実の誤認に基づく誤情報が飛び交った。

他愛のないもの無知から出るもの社会生活を送れているか怪しい日本語能力の欠如カラクものまで様々だったが、その中でもある程度発信者属性を推測しやすツイッターにおいて、特定クラスターから「誤った情報解釈に基づく政権擁護反マスコミ的言説」がこの数か月間目立って発信されている。

そのクラスターとはそう『鉄道アイコンである

最近見つけた誤情報を例に挙げるが@TechnoTreasure氏はツイッターにおいて

あの、マスクは結局8000枚近く回収して実際にカビてたのはたった12枚だった話も多分碌に報道されてないよね。

はい1億3000万枚作った時の不良品率は?

0.00001%

まり99.99999%は良品。

早い話、カビたのは捨てて多めに作った新品に変えるだけでよかったのに、クソみたいな報道するから8億飛んだ。

https://twitter.com/TechnoTreasure/status/1270324735251902466

という主張を発信した。

しかしながらこの主張は持ち出す数値がおかしい上に主客が転倒している。いかに列挙するが、

氏が主張する【マスク8000枚回収】の数字がどこから出てきたのか完全に意味不明である

ひとまず近い数字である4/21付の朝日新聞報道の7800枚超の数字の事だとすると

新型コロナウイルス感染拡大防止のために政府妊婦向けに配布している布マスクに汚れや異物混入などがあった問題で、不良品さらに増え、7800枚にのぼることが厚生労働省への報告でわかった。

https://www.asahi.com/articles/ASN4P3T43N4PULBJ006.html

とあるように、この数字妊婦向けマスクで判明した初期の不良品の数であり、全戸配布の不良品の数ではない。その上妊婦向けマスク不良品回収数は7800枚にとどまらず、概算で4万7千枚程度の回収が発生したのを受けて全配布数47~50万枚の回収に及んだというのが事実である。(報道機関によって配布数に差)

厚労省によると、27日昼時点で約400の市町村から3万枚が国に送り返されたという。髪の毛の混入や汚れなどがあったものや、黄ばみがあるなどとして箱ごと返送されているものもあり、厚労省はすべてが不良品かどうか確認している。妊婦用の布マスクは14日に50万枚が国から市町村に発送された後に不良品が見つかり、政府妊婦用の配布を中断している。

https://www.asahi.com/articles/ASN4X5RZFN4XULBJ00B.html

新型コロナウイルス感染拡大を受けた妊婦向けの布マスクは、国から全国の自治体に47万枚が送られましたが、そのおよそ1割で汚れなどの不良品が見つかり、国がいったんすべてを回収し、検品を行っています

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200514/k10012430001000.html


氏が主張する【カビてたのはたった12枚だった】は時系列混同している。

氏はあたかも「回収した布マスクでカビが発生してたのを12枚見つけた」というように主張しているが、これは全戸向けの検品妊婦向けの検品時系列混同しており、理解に苦しむ。

政府参考人吉田学君) お答えいたします。失礼いたしました。

全戸向けマスクにつきましては、これまで配布いたしましたマスクの中で、それぞれ配布先から指摘をいただいて返送があったマスク、そして、それを私どもの方で検品をさせていただいて、先ほど申し上げましたように、異物の混入があるなど不良品と認めたもの、五月十二日時点で十二枚というふうに私ども把握をしてございます

福島みずほ君 十二枚ということですと、十二枚なんですね。どうして妊婦マスクは、同じ企業がかなりダブっていますが、大量にあって、こちらはないんですか。

政府参考人吉田学君) お答えさせていただきます

二つ考えられるかと思います

一つは、全戸配布マスクにつきましては、ここを今配布をさせていただいているところでございますので、妊婦マスクとき経験から申し上げますと、配布をしてある程度時間がたってからこれはどうだろうかという御指摘をいただいて私どもの方にお話をいただく、また、それに基づいて私どものから返送をお願いして、返送をさせていただいて確認をするというところで若干のタイムラグが出ますので、先ほど申し上げました十二枚というのは五月十二日時点で私ども不良品として認められるものということでございますが、今後、御照会をいただいたり、あるいは物を送っていただいて私どもが確認すれば、この数字はこれから十二よりも増えることは予想されるということが一点でございます

引用注:ページ内下段に該当箇所)

http://mizuhoto.org/2360

厚労省は18日、妊婦向けの布マスクに関して「変色している」「髪の毛が混入していた」「異臭がする」などの報告が相次ぎ、80市町村で1901件の報告があったと発表。大阪府内の自治体では、ガーゼの黄ばみや変色、ゴミの混入も確認。発表を受け、ツイッター上では「健康被害はないのか」「安心して使えない」などの不安の声が広がった。

しかし、政府対策班に配られた内部文書によると、18日時点で妊婦向け以外の全戸配布用に包装を始めた200万枚のうちでも、虫や髪の毛、糸くずの混入、カビの付着など200件の異物混入などの問題事例を確認。これについては公表しなかった。マスク配布を担当する厚労省経済課は、妊婦向け以外の不良品非公表とした理由について「回答できない」とし、全戸向けのマスク配布については「現時点で中止は検討していない」としている。

https://mainichi.jp/articles/20200421/k00/00m/040/185000c


氏が主張するようにカビた布マスク計算は【13000万枚の内8000枚回収して12枚カビ】ではない。また確率おかしい。

上に述べたように時系列おかしいので氏の確立に関する主張は失当だが、もし氏が主張する時系列に合わせると単純計算8000枚の内12枚カビ、【12/8000=0.15%】で20万枚ほどカビマスクが13000万枚の中に隠れていることになる。

抜き取り検査サンプル策定素人だが、マスクの配布時期や趣旨からすると出荷側の不良品率や不良ロット数の許容感覚をそのまま当てはめるのは無理があるのではないだろうか。

氏が主張する【カビたのは捨てて多めに作った新品に変えるだけでよかったのに、クソみたいな報道するから8億飛んだ】は主張自体失当である

まず、氏の主張に沿うと、4月ごろの報道が出る以前からあらかじめ「マスクには不良品がある可能性があり、不良品があった時には迅速に交換する」という広報を広く行っていなければならないがその兆しは全くなかった。

また【8億飛んだ】に関しても事実の誤認があり、不良品が続発した妊婦向けマスク検品に要した費用は800万余であり、全戸向けマスクも含めた検品作業に要する金額が8億円である

新型コロナウイルス感染拡大防止のために政府妊婦向けに発送した布マスク不良品が見つかった問題で、厚生労働省は16日までに、約8億円かかるとしていた検品費用は全世帯向けの布マスク検品も含んでおり、妊婦向けの検品自体は800万円未満だったと説明修正した。

https://www.asahi.com/articles/ASN5J74T2N5JULBJ00F.html

妊婦向けマスク検品費用の低さは、当初地方自治体保健所責任においてマスク検品作業を行っていた為と考えられるが、そもそもコロナ対策の実戦部隊として当たっていた地方保健所検品業務をすることに無理があり、国が引き受けなかったら地方各地の負担において同等の検品費用が発生していたことは想像に難くない。

また更に大量の不良品が初期納入分の妊婦向けマスクで発覚し、広く報道されたために納入業者検品を強化し全戸向けマスク不良品納入率の低下につながったのであり、報道がなければ膨大な不良マスク返還と再送付に費用が発生していたことは容易に想像できる。この関係無視して報道自体悪者にするのは物事の主客が転倒しており理論破たんしている。

さらには問題が発覚し業者検品体制が強化された時点で、政権への批判を甘受して先述したような「不良マスクの迅速な再配布」の方針を取ることも可能だったはずだが、そうしなかったのは政府選択であり、この点に関して報道機関の行動に原因を求めるのは筋違いである

引用注:○政府参考人吉田学君))

それと、二つ目につきましては、妊婦マスクとの関係で、これは、妊婦マスクについての不具合について今原因分析をしている過程でございますので、それがしっかり解明されてから申し上げるべきものかと思いますが、これまでの私どもの分析の中で把握をしているものにつきましてで申し上げますと、非常に限られた時間の中で製造工程管理をしている中、それぞれ製造工程管理について若干の甘さがあったのではないかということを私どもとしては現時点で想定をして分析をしているところでございます

全戸向けマスクにつきましては、先ほど申しましたように、妊婦マスクときの経緯も踏まえまして、検品の充実、あるいはメーカーに対する製造工程過程に対してのしっかりとした対応メーカー自身としての検品についても取組を求めているところであり、その上での全戸配布マスクを行わせていただいているという状況でございます

http://mizuhoto.org/2360


以上のように通常社会生活を送れている人間であれば、到底間違いようがない時系列混同した上で上記批判が成り立つような主張を氏は行ったが、なぜこんなことを氏は主張できたのか?

コレは推測だが、昨年から一昨年に掛けて各地で行われている多種多様の鉄オタによる迷惑/犯罪行為の行状がマスメディアによって広く報道されていたのが影響していたのではないだろうか?

むろん趣味として楽しんでいた人間からすればいい迷惑だったろうが、自浄能力のなさから異常者の跳梁に対してただ手をこまねいていたのは確かである

それを棚にあげて「マスコミが大げさに一部の異常者を取り上げるから自分たちの肩身が狭くなってしまった」と考え「自分たち攻撃したマスコミに対していつか仕返ししてやろう」という(半ば無意識な)感情鉄道アイコンクラスターの行動の根底にあったのではないか

その感情によって視野狭窄を起こし、インターネット空間にせっせと「誤った政権擁護/反マスコミ的言説」を流している…と考えると『鉄道アイコンから出て来る誤情報の多さも理屈が通るかもしれない。

それを許容できるかどうかは別として。

2020-06-08

anond:20200608124138

男のほうは発達障害なのか?あれ

クズで投げやりなせいで世間から爪弾きされてるだけで、

自分がどう見られるのか、嘲笑から逃れるためプライドを満たすためにどう社会規範に収まっていくのかってことばかり考えていて、アスペルガー的な閉じた思考の癖みたいなもの正反対な奴だと思ったんだけど。

自分はいじめとか吃音とかが尾を引いて精神病んで引きこもっちゃって、なんとか社会復帰しようとバイト続けてた期間があるんだけど、増田みたいな奴ときどき出会たことあるよ。

人付き合いが苦手な落伍者=発達障害者っていう偏見で「お前みたいな人間世間一般とつくりが違うんだ。人並みの生活なんてできるわけないだろ。」という蔑みを隠そうともしない奴。

発達障害当事者にも失礼だし、自分みたいなメンタルに不調を抱えながらなんとか社会から切り離されないようにもがいてた奴も侮辱してる。そのくせにあたかも人を思いやってるような顔してるのが心底腹立つ。

本気で自分は優しいだとか思ってんだろうけど、みんななんでお前なんかに出汁にされなきゃいけないの?って内心怒ってるよ。

発達障害者だからって屑に決まってるなんてわけないし、屑だから発達障害確定なんてこともないんだよ。

みんないろんな事情があって切羽詰まってんのかもしれないし、メンタル面での問題でも強迫性障害とか統失とかパーソナリティ障害社会不安障害、鬱…多種多様から

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん