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はてなキーワード: 僻地とは

2022-10-04

アイコン偏見一覧

いくよ〜

美少女アニメアイコン(ゼロ年代)→おっさん

美少女アニメアイコン(90年代以前)→クソサブカル大学生ジジイ

美少女アニメアイコン(10年代)→独身関東(もしくは工場しかないクソ僻地)、一人暮らし料理できない、理系院卒、もうアニメ見てない、一生同じ主題歌しか聞いてない、流行りのことはサブカルメインカルチャーもわからない

美少女アニメアイコン(20年代)→ジジイ

アニメアイコン(美少女以外)→腐女子

腕組み→クソジジイ

日の丸差別主義者、右翼保守

スーツ差別主義者、ネオリベ

・本→差別主義者、左翼

マイメロ地雷

自分の幼少期(男)→ブス

自分の幼少期(女)→超絶美少女

ポケモン(ピカチュウ)→サークルクラッシャー

ポケモン(ピカチュウ以外)→そのポケモンがすき

・後ろ姿(サッカー)→おもんないけど、おもろいと勘違いしてる

・横から(野球)→ふたりときは、いいやつ

証明写真→斜に構えてる

動物(ねこ)→きしょい、ネコかわいい

動物(ねこ以外)→その動物すき

タバコ吸ってるとこ→自意識過剰

乗り物全般→いいオタクくん

パートナー→きしょ

子ども→まともだと思われたい

・これ以外のすべて→自分だけはほかと違うと思ってるカス

みんなはどうだったかな〜?

かにはある?

2022-09-29

土地の値段

https://togetter.com/li/1951180

年3万円でセイコーマート土地を貸しているらしいが、これって安いのか?

そんな北海道僻地だったらそんなもんじゃね?とも思うけど

2022-09-26

親父がオンナになって出てくって話とあたし。

 昔から家族仲は良くなかったと思う。

 反抗期思春期その他諸々が収まり何とか大人(大学卒業)になったあたしと他の関係がマシになっただけで、割と衝突は絶えない。

 特に母と父との仲は最悪だった。昔からよく離婚直前まで話が進んでおり、「我が家もついにか」と思わされたことは数知れない。

 最近は父の定年退職の後に離婚、あるいは別居という形で話が落ち着いていたのだけれど、ついに先日父が直接あたしに「話がある」と切り出してきた。

 口数の少ない父がわざわざあたしに畏まって話しかけてくるのなんて初めてだった。もう何度も思った「ついにか」を本気で思った。

 子どもを作ったら一生縛られるべきだとあたしは思わない。

 多感な思春期に片親にしないで、生活の水準を落とさないように頑張ってくれたのだと思う。

 弟も今年で大学卒業だし、自由になりたいのなら暖かく送り出してやろうと意気込んだ。

 要約するとオンナになるから別居するという話だった。ちいかわみたいに泣いちゃった。

 最初頑張ってなんか言った気がするけどなに言ったのか全然覚えていない。

 もう「わァ…ア…」みたいに本当に泣いた。人間って本気でびっくりすると泣いちゃうみたい。怖くて有名なお化け屋敷とか全然平気だったのに、新発見だった。

 泣いてたけど話は続けたかったので、続けてもらう。父親の言い分は正直だった。

「昔から自分の性に違和感があった。普通に家庭を持ったら普通になれるかと思ったけどダメだった。

 もうすぐ定年の中、いつまでも自分を抑え続けて生きていくのは自分にとってどうなのかを考えて自由になりたいと思った。

 近所で噂などが立ったら迷惑をかけるから、出ていく」

 そこまで言うかと思った。

 それってつまり、あたしたちは普通になるために利用されてきたということだ。

 けれどそばで話を聞いている母さんが黙っていたから、あたしは何も言わなかった。

 性同一性障害の診断は貰いに行って、ホルモン剤は既に飲んでいるらしい。

 脂肪筋肉だろうか?が落ちて顔が細くなったような気はしていた。

 白髪交じりの髪も真っ黒に染めて、少し長くなっていた。

 二重も前はこんなにハッキリしていたかなと思う。気付かないふりをしていたけれど、気付いていた。

 でもまさかそれがオンナになるための変化だとは誰も思うまい

 言われるまであたしは会社若いオンナでもできたのかと心配していたくらいだ。

 小四からシャーロック・ホームズが大好きなのに、なんの役にも立ってない。

 親父から聞けたのはそこまでだった。

 元々寡黙寄りなひとだし、あまり説明したくなかったのかもしれない。

 「普通に家庭を持ったら~」のくだりも多分、自分が何を言っているのか理解していないまま言っている。

 親父は追い詰められているのだと思う。抑圧されてきた被害者自分解放してあげることしか見えていなかった。

 今はLGBTも性自認ホット話題だ。

 漫画芸能人ニュース記事コメントで「(カミングアウトされた側が)なんで受け入れないんだろう。その人はその人だ」という旨の意見を見かけることは、あまりそういったことを調べないあたしでもある。

 けれど当事者になってみるとそうはいかない。いかないんだよ。

 性同一障害とは別だけれど、あたしは前にちょっとしたこと大学友達同性愛者だと知ってしまたことがある。

 結構仲が良かったかネットのひとには言えてもあたしには言えないのかとちょっとだけ寂しかった。

 わざわざ打ち明ける必要なんてないのだけれど、秘密にしていることを特別に共有されることは仲良しの証だと刷り込まれたままの、心の中の中学生のあたしが寂しがった。

 けれど同性愛者だと密かに知ったところで友達を見る目は全く変わらなかった。友達友達

 授業サボって部室でソラマメ茹でて食ってるあたしの隣で見せびらかすみたいにパスタ弁当食ってる最高の友達だった。

 正直何も変わらないと思えたことに安堵した。けれど親父は駄目だった。すぐに親父は親父だって言えなかった。ごめん。

 正直ショックを受けていることにもショックを受けている。あたしはこんなにも勝手理想他人押し付けられる人種だったのかと思った。

 あたしは親父が大好きなんだと思う。

 これ書きながらホテルで泣いてるくらい好きだ。楽観的な人間特有危険高い高いをされていた幼児の頃から、親父は自慢だった。

 授業参観の中一番背が高くてスマートで、胃腸風邪病み上がりのあたしを送り迎えしてくれた時には「(あたし)ちゃんのお父さんカッコイイ!」と同級生女子たちが盛り上がっていて鼻が高かった。

 

 目付きは悪いけれど迫力があって、年をとってもそれは変わらない。

 腕組みすると筋肉が張って強そうで、すね毛やばいけどスラリと長い足の間で『スーパーロボット大戦』のプレイ画面見ているガキの頃のあたしの写真は今でもお気に入りだ。上げていけばキリがない。

 これはあえて内容を削って外見だけに拘って書いているだけであり、エピソードも色々ある。

 色々あるから、小さい頃は結婚相手理想を親父だと答えていた。

 強要されないと子育てに参加しようとしない無関心と呼べる親父であっても、無邪気なガキには眩しかったのだ。なんでか今も変わらないのが不思議である

 あたしが恋人を作ってはドライブ中に喧嘩して山に捨てられたり口喧嘩激し過ぎて警察呼ばれかけたりしたのは親父を理想としてたからかもしれないと今だから思う。もうこの話やめよう。

 ともかく、あたしはこの理想を失う。親父は今の自分でいることを捨てたいのだ。もう見れない。

 けれどそのあたしの理想勝手ものだ。

 親父はこうあるべきという押し付けに過ぎないのだから、口に出すつもりはない。

 けれどあたしたちのために父親らしくいた日々が、あのひとにとって苦痛を伴っていたのかもしれないと考えた時はやっぱり苦しかった。

 ここのところ今まで思い出さなかったことまで思い出す。

 美容院で髪を切ったら珍しく部屋から顔を覗かせ「かわいいじゃん」とニヤッと笑ったこと。

 洗面所占領して顔面作ってるあたしの隣で歯磨いてたこと。

 安いワンピースばっか入ったショッパーの中身を床に広げていた時、一瞥していったこと。

 親父にとってあたしってなんだったのかなって思っちゃうんだよ。

 図太いことに定評のあるあたしでも流石に眠る気になれなくて、捗らないけれどジャンプ小説新人賞に応募しようと書いてた小説の続きをやってみたりして、朝になった。

 親父が仕事に出掛ける。

 「いってらっしゃい」を平気なフリして伝えて、あたしは寝るのを後回しにした。

 あたしのシフトは夜番だったから、まだ起きていてもなんとかなる。母さんが四時半か五時に起床して家族分の作り置きおかずを作ってくれることは知っていた。

 母さんはやっぱり起きていて、なんだかわかっていたみたいにあたしの部屋の前に座り込んだ。

 そして親父が教えてくれなかったことを教えてくれた。

 母さんは十九年前には知っていたらしい。

 あたしが小学一年生の頃だと思う。

 当時スーツクリーニングに出そうとクローゼットの整理をしようとした時、女物のウィッグワンピース冗談ではない数出てきたらしい。

 会社忘年会に使うようなものではないことは明らかで、もしかしたら男が好きなのかもしれないと泣いたのだと言う。

 十九年前は今のように女装癖だが性自認は男といった場合もある、などと言った情報簡単に調べることはできない。

 オカマオカマ、オナベはオナベ、母さんにはその程度の知識しかなかった。

 すぐに親父に連絡して問いただしたら「ただの趣味なのだと言われたらしい。

 母さんはやめろとは言わなかったが「子どもたちはこれから多感な時期に入る。隠してくれ」と頼んだそうだ。

 おそらくその時の女装道具は親父の手によって捨てられた。

 最初最初なので母さんは女装癖が高じただけではないかと少し思っているみたいだったけれど、そこは問題じゃない。

 問題なのは、親父が自分をどう思っているかだ。親父がなりたいならなりたいんだろう。

 それから近年に入って女装はしていないが、日本では認可されていない薬(女性ホルモンの働きを促す錠剤)をネットで買って飲んでいた。

 副作用で血管が詰まりやすくなると知って恐ろしくなった母さんが正式病院に通わせるようにした。

 間にも何やらあったようだけれど、まあそうした流れを踏んであたしたちに打ち明けたらしい。

 最近は好きな男がいるかもしれないと思っているけれどそれはセクシャル過ぎて聞けないし、夫婦仲も年々悪化していく一方だから、もう限界だろうと。

 母は泣いていなかった。平気な顔して「まさか(弟)の方が平気でアンタの方が泣くなんてね」と笑った。「あんたお父さん大好きだったもんね」とまで言った。

 デカくなってから口に出したことはないのに見抜かれていたのだと思った。また泣きそうになった。

 母さんは悪い意味で凄まじいひとだ。

 我が強く元々ヒステリックな質なので、甲高い声で怒鳴る。

 大学の頃友達の家で鍋パしようとした時には帰りが遅いと鬼電掛かってきたのをとったら怒鳴り声が漏れしまって、会を一瞬お通夜にしてしまたこともある。

 “殴られたら殴り返す”を座右の銘にしていたクソガキなあたしと母さんの教育制裁とで殴り合いになったこだってある。

 もうあたしは落ち着いたものだけれど、今でも大学四年生の弟や親父との怒鳴り合いはちょこちょこ行われている。

 頭に血が上ると手が付けられない、感情で生きているひと。

 口論になった時は義務教育の敗北を感じることもあるくらいハチャメチャだった。

 話を逸らして自分の強い土俵(家事全般を未だに引き受けてもらっているので頭が上がらない)に持っていき、怒りが収まるまで口撃し続けるのをやめてほしい。

 そういう生き方からガキの頃のあたしとは最悪の仲だったし、弟と父からは嫌われている。

 それでも今までやっていけていたのは、母が狂気のひとだからだと思う。

 母は片親だった。祖母祖父が非常に仲が悪く幼い頃に離婚したため、祖母と妹と三人で暮らしていたらしい。

 苦労したと言う。

 経済的にも、色々。

 専門学校は楽しかったそうだが、大学を出ていないことを負い目に感じていた。

 親父と結婚する時には、父方の祖父母に片親なことを猛烈に批判され、別れろと言われて破局寸前まで行っていたらしい。

 片親なことで苦労してきた人生から子どもたちは決して同じ目には合わせないと常日頃から豪語していた。そこから狂気が始まった。

 十九年前からの親父の件もそうだけれど、ウチは色々問題が多い。

 あたしの場合高校生の頃に自殺未遂をしている。

 父方の祖母が首を吊って死んだから、あたしもそうしようと思った。

 クローゼットの梁にベルトを掛けて踏み台を蹴った。

 思ったよりベルトが長くなってしまって短くしたかったけれど足はつかなくて、絞まってきた辺りで母さんに発見された。

 あたしのこと抱っこするみたいに持ち上げて叫ばれた時情けなかった。

(いい話風に言っているけれど母さんはあたしが高校に登校する直前、拒否反応で発作的に吐いてしまった時本気でぶん殴った。

 掴まれ廊下引きずられて放りだされたけどゲロは片付けてくれた)

 自殺の原因はクラス男子の誤解から始まったいじめだった。

 不眠症うつ病(今は双極性障害二型)を診断されて、今も治っていない。

 時々ひどくなって寝込んだりするし、色々ある。社員には到底なれないか大学を出て数年経った今もフリーターだ。

 自殺未遂の後は申し訳ないことに常に家族に緊張感があった。

 なんとかそれが落ち着いて、あたしが一年自宅療養の末に大学に進学し、弟も続く。

 そうしたら今度は弟がアムウェイにハマり、終わったと思ったら詐欺事件を起こしてくれた。当時流行った持続化給付金詐欺だった。

 親父が封書を見つけてあたしが間に入り、母さんに伝えた。

 両親揃って弟を詰め、翌朝警察自首させた。結果前科はつかず前歴だけついたのだが、当時は弟を放り出すか放り出さないかで少し揉めた。

 弟と仲が悪いわけではないけれど、その時のあたしは自棄になってこれ以上のことをされたら困ると放り出す派だった。

 親父に至っては既に絶縁の仕方についてスマホで調べていた。ただ母さんだけが弟の味方だった。

「帰る場所がなくなるのが可哀想。見張ってないとなにするかわからない。大学卒業までは家に置く」

 この期に及んで可哀想なんて言うとは大物過ぎる。

 言っている意味はわかるけれど、弟の性格を考えると当時は本当に前科者が身内から出るリスクが高すぎると思った。

 「殺人しても受け入れるのか」と聞けば「怖いし何考えてるのかわからなくなるけど、受け入れる」と言う。母さんは涙を流して言った。

だって家族じゃん。受け入れてあげないと」

 理解できない人種だ。

 あたしは呆れた顔で「あたしは親じゃないから好きにして」とその場を離れることにした。

 母さんはその後残った親父を何とか説得したらしく、お務めせずに戻ってこられた弟は無事我が家の敷居を跨ぐことができた。

 その後もたびたび事件にはならない程度の問題を起こしては母さんと喧嘩しているけれど、無事である

 そうした出来事を思い出しながら今回の親父の件を聞いて、あたしは母さんに対する理解を越えた何かにようやく名前を付けられた。狂気だ。

 とっくに崩壊している家庭を一つの家に何とか収めているのは、このひとが“両親の揃った家庭”に“家族”に拘り続けているからだった。

 あたしが「死にたい」とこぼしていた頃に我慢して聞いて、親父の秘密を抱え込んで、弟の刑がどうなるかわからないとソワソワした頃を乗り越え、

 毎日のようにあたしか弟か親父とやり合って「お母さんもそろそろヤバイよ病んじゃうよ」「最近更年期ひどくて……」なんて言いながら嫌われ疎まれながら毎日四人分の家事こなして

 元気に犬の散歩まで行って弟に大学出てないくせにって馬鹿にされたか通信放送大学卒業して土日はパートに行っているこのひとなんなんだろうなと笑ってしまった。本当狂気だよ。

 母さんが途中で挫けていればあたしはあの日かその後の再チャレンジで死んでいる。

 帰る場所のなくなった弟はまあ間違いなく自棄になるので今度こそ塀の中に入ったかもしれないし、大学は確実に中退になっていた。

 離婚していれば今の家にはもう住めていないし、時期によってはあたしたちを支えた犬猫とは出会えなかった。

 険悪すぎる、ほぼ崩壊している家庭だけれど、今の生活繋ぎとめているのは母さんだ。

 親父は抑圧されていたのかもしれないけれど、『トップガンマーヴェリック』が本気で面白いからって語ったら元祖の『トップガン』を何度も見たという話をしてくれたのは最近だ。

 ソーシャルゲームの『マギレコード』を好きになってストーリーについて二人で話したのも最近のことだ。

 なにより親父が「お母さんは嫌いだし弟とは縁を切りたいけど、お前のことまで見捨てるつもりはない」ってある日突然打ち明けてくることもなかったかもしれない。

 今の状況は良くも悪くも本当に母さんのおかげである

「なんか偉そうになっちゃうけど言葉見つからいからそのまま言う。ちょっと見直した」

 母さんはちょっとびっくりした顔をして、シャッター押される瞬間に目つむった人みたいに笑った。

「嬉しー! アンタ滅多にひとのこと褒めないからね」

 そうかもしれないとその時初めて気付いた。

 友達相手にはできるだけ口に出しているのに、家族にはあまり言ったことがなかった。

 良くも悪くも正直なあたしが作り置きのおかずをなんとなしに「美味い」って言ったら大袈裟に喜んでた理由がようやくわかった気がする。

 イカレてると思ったことは数えきれないし色々あったので毒親チェックリストスマホで調べて確認して伝えたこともあるし、

 このひとがいなくなったらあたしはこんなにキレたり泣いたりしないで済んだのにと考えたこともあったけれど、初めて親相手に後悔した。

 親父相手にじゃなかった。なんであたし母さんのこと認めてこなかったんだろうって本気で思った。あたしもあたしで必死だったけれど、もっと報われるべきひとだった。

 「親父が『普通になるために家庭を持った』って言った時、利用されてたって驚いたけど、母さんが何も言わなかったからあたしはなにも言わなかった」と伝えたら

 「いいこと言うー! それお父さんにも言って!」と喜んだ。やっぱり感情で生きている。後先のことを考えられていない。あたしが親父にそれを言ったら完全に断絶だと思う。

 ホルモン剤で多少情緒不安定になることがあるらしいしその傾向は正直あると思う。

 元々デリケート話題なのも相まって、なにで親父が傷つくかはほぼ手探りだった。母さんほどズケズケは行けない。

 そうやって母さんのことを思い出し笑いしながら、ちょっと落ち着いてまた親父のことを考えた。

 ていうか折角好きなゲームオーケストラ聞きに来ているのに親父の下半身のことを考えていた。ちょこちょこ涙があふれた。

 おかげで始まる前から死ぬほど感極まっているひとになっていたと思う。マジで近寄りたくない。

 ともかく、枕元に性転換手術についての資料があるらしいから今すぐではないにしろ親父は本当にオンナになりたいんだと思う。

 アレがなくなって、見た目が変わって、あたしは親父を愛せるかを考えた。愛せるなって思った。

 でもあたしは涙もろいから泣いてしまうと思う。

 『ロンドンゾンビ紀行』でおじいちゃんゾンビ吹き飛ばし生還したシーンだけで泣いてしまえるタイプだ。原因は何であれ、きっと泣く。

 けれど親父からしたら涙脆いからっていうのは理由にならない。折角あたしには会うって言ってくれているのに台無しになる。

 “本当の自分を受け入れなかったひと”のくくりにあたしは入ってしまう。もう入っているけれど、その日の断絶はたぶん決定的だ。

 ひとは決断に迷った時、自分のされてきたことを思い出すのかもしれない。

 思い出すのは母さんと揉めて珍しく正義があたしにある時「オマエは間違っていない」と味方でいてくれたこと。

 僻地への合宿で一時間に一本の電車を逃して泣きついたあたしを、キレながら車で送ってくれたこと。

 二日酔い酷くて電車乗れなくてずっとゲロ吐いてるあたしをキレながら迎えに来てくれたこと。あたし最低すぎる。

 そして何より、うつ病やって“普通”になれないあたしを肯定してくれた。

 受け入れてもらったら受け入れなければならないわけではないけれど、あたしは親父を否定したくなかった。

 どう考えても時間必要だった。考えて考えて考えて考えてどうでもよくなるまで考えてからじゃないとあたしはきっと親父を傷つける。

 ひとりよがりだけれどあたしはそれがすごく嫌だ。それにあたしも答えが出たつもりになっているだけで、あとから思うことが出てくるかもしれない。

 失うことになったせいで補正が掛かっているかもしれないこと、思い出が美化されているかもしれないこともわかっている。

 そして普段にも増して涙脆くなっていることは、あたしがまだ勝手にショックを受けている証拠だった。

 親父はうちのボケ老犬が寿命を全うするまで、もうしばらくは家にいてくれる。

 だから今は「おかえり」と「いってらっしゃい」を普通に言って、落ち着いたら好きな漫画とかの話をしてみようと思う。

 少年漫画特殊能力の強い弱いとか、来週の展開の予測とかそんなオチもなんもない話をしたい。創作物ってこういう時本当偉大だ。懸け橋にも味方にもなってくれる。

 あたしは馬鹿なので不謹慎でも笑い飛ばせる人間だ。

 例えば弟が自首する時に母さんに深刻そうに「なにもってけばいいと思う?」と聞かれて「知るわけないだろ」と笑ってしまった。残念ながらあたしに自首した経験はない。

 仕方なくスマホで調べたら留置所持ち込み不可リストみたいなのが出てきてまた笑った。気が早い。

 自首することは別に拘留されることとイコールではなかった。そうやってニヤッと笑って、まあなるようになるかと気を持ち直す。そうしたら(全部母さんのおかげだけれど)本当になんとかなった。

 今回も親父の一件であたしは「対腐女子相手禁止カードを手に入れてしまった」と想像してニヤッとした。

 あたしは元々BLが苦手なので、今度から一方的に語られた時などに「親父がオンナになって出て行ってるから、生生しい話はちょっと……」とつらそうに言えると思った。

 ひとの心があれば謝ってきてそれから疎遠になる。多分一生使わない。

 そうやってニヤッとできたのだから、今度もまあなるようになる。

 あたしは両親どちらかを支持することはしないで、二人とも尊重したいと思う。

 ガキの頃言ってこなかったせいか今になってこういうことになったからか、あたしは二人が大好きだと今気付いた。お恥ずかしい話。


 けれど真面目な話。ここでお金問題が浮上する。

 文字数入りきらん記事わかれた https://anond.hatelabo.jp/20220926234949

2022-09-01

anond:20220831122120

市役所はある程度利便性のあるとこに建てないといかから

占有スペースの費用的にもったいない

僻地廃校を利用するのが良いでしょう

2022-08-31

QRコードとかクレジット決済の時に価格を上げる行為

お店的にはクレジットカード業者かに決済手数料とられるからという理由で上乗せしたくて、

カード業者的には規約禁止してるからということで値上げ禁止正当化してるけど

これって現金決済する客が置いてけぼりな話だよな。

決済手数料は確実に発生するしそれはお店が負担するんだけど、結局最終的には消費者が支払う価格に含まれることになるじゃん?

でもその価格自由に変えられないというのはあくまカード決済という利便性提供するためにお店とカード業者との間の取り決めだけでやってることじゃん?

現金払いの客としては「自分恩恵を受けないサービスのために金を負担させられる」ということになる。

価格の上乗せが自由であるならば、お店としてカード決済の利便性集客寄与させたいとかの思惑があってあえて同料金でやるとかもあるだろうし、

顧客側としてもそれを納得した上で現金で払うとか、そうであれば商品を買うのを止めるとか、消費者としての選択権を行使できると思うんだけど、

業者と店との取り決めだけで価格の上乗せを認めないということになるとそれは消費者保護とか公正取引観点から不当ではないのか?

たとえば電話サービスなんかでは一部の僻地利用者通信の安定性のために顧客全体からユニバーサルサービス料」を取るとかそういったこともあるけど、

これは確実な通信をあまねく提供できることがどの利用者にとっても利益となりうる、すなわち「いつ自分がへき地にかける側になるかわからないし」といった公共性があるからこそ

ユニバーサルものである必要性があってやっていることで、

カード決済のような、カード決済する人間だけに偏った利便性に対する負担を、全く恩恵を受けない現金決済者に強制するような類のものではない。

2022-08-26

拉致被害合同結婚式満蒙開拓団

信者宗教二世洗脳して合同結婚式韓国僻地に送ったり、罪深さで言えばどれもあまり変わらない気がする。

2022-08-25

正社員フリーターと俺

大学受験に失敗して、ブラブラフリーターしてた頃に

40代フリーターと30代フリーターの先輩が同じ職場に居たことがあった

40代フリーター大卒で、普通に就職したらしいがなんやかんやで退職して流れ着いたらしい。資格運転免許すら無し

30代フリーターは俺と同じで特に目的が無かったのでフリーターを続けているらしい。資格運転免許のみ

言い方が悪いが、同じフリーター身分でも先輩のようにはなりたくないなぁ。と漠然と考えていた

40代フルタイムで働いても少ない手取、少ない年間休日、代わり映えしない仕事内容と、正直何が楽しくて生きてるんだろうと思ってた

年下の正社員に指示をされたり、怒られている姿がなんだか情けなく見えたのも大きかった


そして5年ぐらい同じとこでフリーターを続けて、重い腰を上げて正社員になった企業ブラックだった

労働通知書に書かれていた契約とは異なる給与、60時間働いても出ない残業代、そのくせ日中はやることが無さ過ぎて先輩に仕事をもらおうとすると怒られた

暇なクセに拘束時間だけは無駄に長く、タイムカードも無く上長が勤務時間を記帳して本社に提出する形だった。ひどすぎて2か月で辞めた

勢いで辞めたはいいが、田舎故に求人も少なく、当時は車はおろか運転免許すら無かったのでまともな職にありつくのも無理だった

結果的老人ホーム厨房担当として、またフリーターに逆戻り。しかも今度はフルタイムですらない

ここまで落ちると、もう何しても悪化することはねえな。と開き直ってアホみたいに勉強を始めた

まず人に使われる側ではなく、人を使う側に回りたい。と思ったので管理部門を目指そうと思った。今考えるとだいぶ意味が分からないが当時は真剣だった

次にブラック企業お金の大切さを叩きこまれたのと、学生の頃は政治経済経済が好きだったので経理を目指してみようと思った

あわよくば公認会計士税理士を…とか考えてたが、まあバカの考えだった。俺レベルだと日商1級のデリバティブ取引で吐きそうになった


そもそも経理とか以前の話として、正社員として採用されるには何が欲しいのかと考えた時に、運転免許必要だと思った

田舎なので車が無いと移動がままならず、生活に支障はなくても仕事には支障が出まくりだった

からなけなしの貯金を全額崩して、自動車教習所に通った。一括で全額払えなくて、残りの数万円は一か月待ってもらった。我ながらマジで貧乏だった

当時の稼ぎはフルタイム勤務じゃないので、手取で10前後だった。社会保険は当然未加入だし、国民年金も払えなかったので免除してもらっていたレベルだった

20代半ばに差し掛かろうとする頃に、ようやく人並みに努力をして半年ぐらいで運転免許格安のオンボロ車を手に入れた

今考えると大した努力でもないが、やれば出来るんだという謎の自信に満ち溢れていたので

次はMOSを取得してみることにした。管理部門といえばパソコンパソコンといえばExcelだと思ってた

一ヶ月ぐらいで取得できて、俺って天才じゃね?と思ったが、今考えるとテキスト薄いし内容は初心者向けすぎて時間と金無駄だなと思う

求人だとたまに、MOS取得者歓迎!とか書いてあるけど逆にこの会社大丈夫か?って心配になる

運転免許MOS(ExcelWord)を取得した俺はついに本丸日商簿記に手を付け始めた。気がつけば27歳、フリーター歴7年になっていた

まず3級。当時は5か月ぐらいかけて取得した。この時点で経理求人に応募してみるが全滅

悔し過ぎて2級。6か月かけて挑戦するも、不合格。2回目の試験を受けようとするも定員オーバー受験できず、1年かけてようやく合格



28歳、フリーター歴8年に差し掛かろうとする頃にようやく就職活動を開始

とりあえずハローワークに行ってみたら「経理経験が無いとねぇ…」と言われた。そんなことは知ってるんだよ、と思った

次に転職エージェント20代に強いエージェント大手、とりあえず使えそうなエージェントは全部使ってみたが

経験が足を引っ張ってほとんどのエージェント求人を紹介しなかった。登録すら断られたところもあった

次に無料求人を載せている転職サイトで、経理系の求人を片っ端から探した

大手の有料で求人を載せる転職サイトだと求められるレベルが高すぎて書類選考すら通らなかったか

とにかく採用活動に金をかけたくない企業ターゲットを絞った

立地が僻地給与格安福利厚生は最低限でも良いのでとりあえず経験を積みたかった


一日足らずで選考結果(不採用)が分かる企業そもそも応募を無視する企業、とりあえず書類だけ郵送しろ企業、色々あった

こっちもガムシャラに応募していたので、とりあえず面接に行きまくった。多い時は一日に3件入れていて、営業マン外回りってこんな感じなのかなとか考えてた

2022-08-21

生活保護僻地の空室だらけのUR団地に入れて、衣食住現物支給でよい気がする

千葉埼玉から奴隷船みたいな密度電車に乗って労働しにくる人間が山ほどいる中

生保なのに東京都心部に既得権益で居座っている人達とか何かおかしいと思う。

2022-08-19

昔の人は雲を何だと思っていたのだろう

例えば15世紀頃に子どもが「お父さん、雲って何?」「雲はなぜ雨を降らすの?」などと聞いてきたらどのような回答が用意されていたのか

なんかこれ調べる範囲が広範にわたる気がする

気象学の成り立ち

・雲が大気に浮かんだ水滴の集まりと判明したのはいつか

・雲に限らず空に浮かぶものをどう捉えていたか、言い換えると昔の人の世界観はどのようなもの

・水循環という概念が生まれたのはいつか

現代近代科学に触れていない人々(僻地少数民族など)の雲に対する認識の仕方

2022-08-14

最強のバーベキューコンロはどれ

キャンパーの皆さん教えておくれやす

庭あり戸建て住宅で使いたい

北海道僻地隣家も外焼き肉しているので臭い問題クリアしている

2022-07-24

僻地にある寂れたラブホの、築何年か知らないボロボロの壁ですら、天候と時間帯によって、美しく光を反射することがあるんだぜ。

2022-07-04

仕事で同僚を乗せて車で一時間くらいの自社工場飲食店コンビニ宅配社食もない僻地)まで運転したら、お礼に〜ってお昼用に手作り稲荷寿司巻き寿司卵焼きのお弁当をその場で食べざるを得ない状況で出されて断ると角が立つ相手から断れず、お茶で流し込んでなんとかしたけど体内に他人手作りが入ったのが精神的にダメージでかすぎて夕飯も喉を通らず寝付けず…

夏だから衛生的にっていうのもあるけどそもそも他人手作りが無理

個人経営飲食店も避けてるレベル他人手作り生理的に無理

というか個人経営中華料理屋で頼んだ五目そばにGが混入してるのに気付かずに口に入れたのがキッカケだから個人経営中華料理屋が手作り無理の原因になってる

全国チェーンの飲食店ならある程度店内オペレーションも決まってそうだから(流石に一切外食しない生活は無理だし)なんとか平気だけど中華料理は今でも無理

職場手作りとか配る人って何考えてんだろな?!それで食中毒とか起こす可能性考えないのかな?!

2022-06-26

anond:20220626115327

実家があるんやろなぁ…

阿武町と同じくらい僻地なので行かない方がいいよ

2022-06-21

anond:20220621004506

沖縄僻地。夜になればタクシーも通らない。

娯楽は無い。

東京に帰りたい。

2022-06-20

anond:20220620084204

それって大部分は女子でしょ?

いずれ堅実に稼ぐ男と結婚して頼ればいいと思ってるよ。

 

テレビの「こんな所(僻地)に日本人」て番組でも、だいたい外国僻地にとびこんでるのは女で、

ほぼ100%現地人と結婚して主婦やら夢を追った活動してるしな。

男は自分で稼げないと結婚できずホームレスになるしかいからそんな将来を考えない夢追い活動はできない足かせがある。

2022-06-06

追記あり子供の頃、西原理恵子ファンだった思い出。

西原理恵子について、思っていたことを適当に書く。ちなみに私は1985年まれ東京僻地ぬくぬくまれ育った軟弱な人間

今手元に本がなくて時系列は間違ってると思うからその辺はいい感じに脳内保管してくれると助かる…。

西原理恵子との出会いはもうよくおぼえていない。多分ダヴィンチとかカルチャー誌に載っていたのを読んで興味を持ったんじゃないかと推測している。

はいろいろあって学校に行けない子供だったので、午前中に図書館に逃避し、そこで西原理恵子の本を借りたり、その帰りのブックオフお小遣いで買ったりしていた。なので、売り上げに貢献していない読者だと思う。本当にそれは申し訳ない。

話を戻すと、最初に買ったのは「まあじゃんほうろうき」だったと思う。何故これだったかというと、単純にブックオフで全部100円で買えたから。

中学生くらいの私(今から22年前だ…時間の流れ怖っ)にはめくるめく世界だった。一気に西原漫画に夢中になったし、彼女が大物とも臆せず交流する人間的魅力にも惹かれ、私も大人になったら雀荘で夜通し麻雀をする大人になろうと思っていた。

尚、36歳現在麻雀はできるが雀荘には一度も行ったことがない。

その次は「鳥頭紀行」に衝撃を受けた。なんだこれ。大人になったらこんなジャングルかにも行けるのか。幼少期から旅行記好きの私の心はがっちり掴まれた。

私も大人になったら世界中を飛び回りたい。しかお酒が美味しそう。西原は良い仲間に恵まれてて羨ましい。でも、それは本人に魅力があるからだろう。私も西原みたいな大人になって、楽しい仲間とさまざまな国でお酒を飲んでみたい。心底そう思った。

尚、36歳現在海外には一度も行ったことはない上に体質で酒は一滴も飲めない。

病気高校には行けなかったが、年齢が上がったことでネット環境を与えられ、もう時効だと思うから白状するが私は体調の良い日はブックオフで「せどり」をして小遣いを稼いでいた。そのお金で、西原の本を揃えられる限り揃えはじめた。

「ちくろ幼稚園」にはじまり「ゆんぼくん」「ぼくんち」などの叙情系を読み、「あの破天荒西原がこんなに繊細な漫画も描けるのか!!」と素直に才能に感心したし、それまでの彼女人生に思いを馳せたりもした。

その他、著作は書ききれないほど(この時点で2000年くらいかな)あったが、どれも思春期学校に行けず友達を作る機会もない私には輝いて見えた。こんな大人もいるんだという、一つのロールモデルとして彼女は私の中に刻まれていた。

もちろん、西原にはなれないのはわかっていた。それでも、世の中にはいろんな人がいる。そう思えるだけで、世界はいくらでも広がっていく。

そんな私が潮目が変わったと感じたのは2001年の「西原理恵子ブレークへの道」あたりからだと思う。既刊をあらかた買い読み尽くし、関連人物書籍も一通り読み終え、とうとう私はリアルタイム西原を追いはじめた。この頃はまだせどり可能で毎月一定の額を稼いでいた私は、とうとう西原の本を定価で買うことができるようになる。

少しそれるが、西原漫画コミックというより書籍扱いなので一般的漫画よりページ数が少なく、高い。

なので、いくら稼いでいるとはいえ(体調の良い時しかできないしな)合計しても小遣い程度の私には定価で買うのはまあまあ大変な額ではあった。でも、西原のことは信頼していて、躊躇うことはなかったと思う。

なのに、ちょうどこの頃の新刊あたりから内容がどこに向かっているのかよくわからない本が多くなった気がした。

加えて、2002年新聞連載をはじめると、必然的家族話題が中心になる。

私は西原作家としては信頼していたが、人間性まで盲信はできなかった。確か、「人生一年生」(1号か2号か忘れた)の中で安野モヨコが「西原漫画は好きだけど、友人として近づきたいわけではない」という旨のコメントをしていたのがすごく心に残った。

そうなんだ。西原漫画家としては才能があるけど、だから人間性もすべて素晴らしい人ではない。魅力的ではあるが、何かが欠けている。それが欠けているからこその魅力であり、埋めてしまうと彼女漫画を描けなくなってしまう気がする。

そういった私の中の西原への印象を、端的に言葉にしたようなコメントだと思った。

そこから新聞連載は興味があまりなかったこともあり、新刊を時々は買うものの「何か違うな…」と思うことが多々あった。おそらく、それは私が目まぐるしく成長していた時期だったからだと思う。

私の西原への熱量は冷めていき、一応情報を追ってはいるが興味が持てなくなっていった。

映画化絵本執筆

それは華々しいが、私が西原の魅力と感じていた部分がそれによって表せていたかというと疑問だ。

「大体、絵本とかで良い話描く際に必ず草原に青い空って手抜きじゃね?」

というくらいに、この頃から私の中で西原は「青い空の下草原をバックに良いこと言う作家」というイメージに変わっていった。漫画だと手抜きも笑えるけど、良い話、しか絵本になると「それでいいのか?」という気持ちになるから不思議

更にだんだん文化人枠に入っていくのも不思議ものを見ている感じだった。新聞連載は最初ちょっと読んだくらいなので、「良い母」としてCMに出る西原不思議な感じがした。だって西原ってあんなにめちゃくちゃやってる人なのになんでこんな綺麗にコーティングされているんだろう?

無頼派新刊も、かっちゃんマネー頼りの内容が多くなり、金で解決するオチが頻発して食傷気味になっていた。

そして20歳を超えた私は、新刊を諦めかつて夢中になっていた既刊を読み返すことにした。

しかし、それを読む私は確実に昔より成長していたらしい。

西原の本に出てくる友達男性ばかりで、特に仲の良い人はおそらく恋人だ。頻繁に出ていた人が急に出なくなるのは、きっと別れたからだろう。そう思った。そしてあんなに友人が出てくるのに、女性の友人は数えるほどしか出てない、もしくは出てもすぐに出なくなる。

それまでも、西原の本の内容が「嘘」であることは欄外などに語られていた。でもそれは面白くするための嘘であって、自分をよく見せるための嘘ではないんだろうと勝手に思い込んでいた。

しかし私が大人になったのか、女性の友人があまり出てこない事実に気付き、いろんなメッキが剥がれていった。

そして惰性で書店に行くついでに新刊をめくると、息子と娘の扱いに差がある気がする。

親との確執特に露骨に弟を贔屓し全肯定するのに私を全否定する母親との確執がある私にとって、それが気になった途端、新刊を追うことはできなくなった。

それ以降は聞き齧りなので本当に時系列がよくわからない。

とりあえずかっちゃんとの交際が公になったまではまあ「ふーん」と聞き流していたが、その後のMXテレビでの女性発言をかっちゃん解決してもらうところはすごく悲しかった。

なんていうか、それまで強い男に媚びてのし上ってきたんだろうなと気づいてはいものの、なるべくそこは見ないようにしていたのに、鼻先に思い切り突きつけられた気がして。

それでもまだまだ西原アル中鴨ちゃんを看取りシングル子供2人を育てた良き妻、良き母。かっちゃんとの関係はまだ女を捨てていない素敵な関係。そういうイメージ媒体を見るたびに悲しくなってしまった。そこには、私の好きだった西原が小さくなっていて、よくわからない素敵そうなものが大きな顔をしている。そういうふうに私には見えた。

とどめを刺したのは、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」だった。

私の中で、女性作家若い女性に向けた提言本を出すと、それはもう終わりの始まりだという謎の思い込みがある。

(男性作家にも一部そういう人はいるが、どういうわけか面白く書く人もいて、この辺はいつも不思議。要するに成功した男性ロールモデルは数種類いるのに対し、成功した女性ロールモデルは種類が少なく画一的からだろうと思っている)

結婚子供を産んだ。金も男も手に入れた。確かに、そういう意味西原に憧れる人もいるんだろう。そして、この本が響く人もいっぱいいるんだろう。

でも私は病気学校に行けなくて、どんなに頑張っても今の世の中だと普通に働いて結婚して子供産むとかすごくハードなことで…。そんな私のコンプレックスなんて西原にはなんにも関係ない。でも、かつての本には弱者への目線も書かれていて、その人たちを笑わそうと体を張っているすごい人だと幼い私には見えていた。

それだけに、いわゆる「成功した作家」が提言本を出すのが、私には作家として何かを手放しているように思えて仕方なかった。

そんでもって相変わらず「青い空の下草原をバックに」表紙だしな!

(別に丁寧に細密な絵を描いて欲しいわけではない)

これ以降は別に私が書くことではない。

ない、が、娘さんの告発を見て、「やっぱりなあ…」と思ってしまった。

家族のことを部外者がとやかく言うのは下品だと思うので差し控えるが、著作を買っていた私は娘さんを追い詰めた側の人間だと思うので、今後どんな形でもいいか彼女が満たされ幸せに生きていって欲しいと素直に思う。

それはそれとして、西原ならこの騒動あの手この手マネーに変え、何故か感動のラストに持っていくのでは…と危惧している。多分、この予想は高確率で当たると思ってしまうのがすごく悲しいことのように私には思えるが、西原には西原なりの大切なものがあるんだろう。今の私にはよくわからないけれども。でも、私は娘さんを追い詰めた加害者なので、その顛末を見届けないといけないと思う。だから、少しでも娘さんが救われる顛末であって欲しい。ここでこんなこと書いてもなんにもならないけどな!

今までお気持ち表明って冷ややかに見ていたが、自分で読んでも気持ち悪い文章になってしまった。

高かった熱が冷めれば冷めるほど、人は気持ち悪い文章を書いてしまうのだろう。

それでも、私は一時期確実に西原漫画を読んで生活が潤っていたし、その潤いがなければ生きてこられなかったと思う。

なるべくそのことは忘れないよう、これからも生きていけたらいいなと思い、私は明日行きたくない会社に出社してやりたくない仕事をするだろう。おしまい


追記

男性に伝わるか私にはよくわからないんだけれども、大体の女性にとって「やたらとわかってる風に振る舞う男性友達ばっかりで同性の友達がいない女性」ってなんか言動とか価値観?とかに違和を感じていて、直接的だったり間接的に嫌な目に遭うことがままある…気がする…あくまで私の周囲の女性意見だけども。

(そういう女性男性はいい顔するので、例の「女の敵は女」という言葉が出てきがちだ。そりゃ被害に遭わなきゃ女性だって高みの見物できるだろうと思う。往々にしてその手の女性好戦的なのがめんどい)

とりあえず愛ちゃんアシスタントだし、はせぴょんとか中瀬ゆかりさんはビジネスだろう。「毎日かあさん」のママ友の話はほぼ創作(むぎちゃんだっけ?あの人は多分いない)らしいので、若い頃の同性の友人の話も聞いた話を適当に盛ってほぼ創作なんじゃないかなと思う。

とにかく言いたいのは同性の友人がいないことは悪いことではないと思うけど、同性の友人がいない人が娘の母親としてどう振る舞うかというと…ということを言いたかった。

まあ、ぶっちゃけ私の母親がそういう感じなんだって話でしかないけどな。

追記2】

作品ファンだったと思うのが健全で、作家ファンだったと思うのはちょっと違うと思った方がいい、みたいな意見はすごく真っ当な意見だと思うし、私もそういう風に考えたいと思う。

でも、西原をはじめとした自分身の回りノンフィクションエッセイとして作品を発表する作家はある程度作者の魅力込みで読者がファンになる特殊ジャンルかなとも思う。

(さすがに盲信するのはどうかなという気がするし、きっと完全フィクション作家ならみんな簡単に割り切れるかなと)

そういう特殊で業の深いジャンルであるが故に、今回の娘さんの話題で様々な意見が出るというのが問題?の本質かなと私は思ってる。だからこそ、今後また西原が今回の話題も何かしらの作品昇華してしまいそうで怖いなと思っている。

(作家としてはそれが正解なんだろうけど、それ故に残酷というかあまりに業が深すぎる職業というか)

追記3】

今ざっくり自分文章読み返してみて、多分初期の方が弱者への視点が感じられ、更に作者本人が体を張って笑いをとりに行く様が魅力に感じられたように思う。

そして、よくある話ではあるが金や権利を手に入れたあたりでその魅力が感じられなくなったのかなと。

多分その魅力は彼女の中にまだあるはずだけど、今の状況だとそれで作品を作るのは難しそうだ。それはとても困難で手間がかかるし、素敵な女性として楽にいい感じの本出した方が売れるだろうしね。

追記4】

他の人の西原への感想などが読めてとても嬉しいです。もっと読みたいので書ける人は書いてくれるとすごくすごく嬉しいです。

しか新聞連載以降の作品ファンがあまりいないので、あの辺の作品を買った層と初期の作品を買っていた層はまったく違う層なのか?と新たな疑問が出てきた…。「上京ものがたり」あたりは私も結構好きでした。特にラストはすごく心に残っている。

追記5】

追記多いのマジで気持ち悪いな。でも本文から気持ちいからなんかもうええわ。

友達の多い少ないは少なくともこの文章においては問題ではない。実際私も学校行ってないか友達少ないし。そしてそこを語りたいわけではない。

では何が私が引っかかったかというと、私がこの文章を書いた発端が彼女の娘さんの文章を読んだこと。

何度か男性友達は多いのに同性の友達がいない、少ない女性と接した経験から、そういう人々はとても男尊女卑であると思った。要するに、大勢男性と親しくできる自分は「名誉男性」であり、同性とばかり親しくする女性を格下に見ている。そして、人間を上か下かでしか見られず、他人自分と等しい存在だと捉えることができない。男尊女卑は対男性には伝わりにくいが、対女性にはすぐ伝わってしまうので対女性とはトラブルが多い。

そういう男尊女卑内面は奇しくも本人が言う通り、男尊女卑のまかり通る環境で生まれ育ったことも関係あるのかもしれない。

(でも、そういう環境で育った人がみんなそうなるわけではないけれども)

そして重要なのは、ここが問題点なのではなく、本当に重要なのはここから

本人が自覚あるかないかに関わらず、男尊女卑思想のある女性男の子女の子を産んだ場合女の子にはどう接するだろうか。

ここからは私の知り得るところではないので差し控えるが、自身母親と照らし合わせると自ずと見えることが無きにしも非ず。

それはそれとて、そういうことを考える私もまたすごく嫌な女だということは間違いないだろう。

自分の周辺にそういう女性に心当たりがないという人はとても良い環境に恵まれた人だと思うので、それは自身の人柄によるもので、すごく誇っていい尊いことだと私は思う。

追記6】

私がこの文章で書きたかたことは、西原理恵子という作家の業と私という読者の業、そして何より娘さんについて。

なので差別云々というのは私の文章力とか私の考え方に問題があるのは前提として、それを除けばここのコメント西原理恵子という作家や娘さんのことを触れないのは片手落ちに感じる。

(もちろん、100文字という制限がある以上それは仕方ないとは思う)

そして、私はその業や娘さんに関係ないことはこの文章の中で書く気はないし、責任もとる気がない。

私は誰しもどこかに他人差別してしまうところがあって、多分そこを言及されていると思うけれども、他人に「絶対差別するな」って押し付けたり、「自分絶対差別してない」って言い切る人は理想主義過ぎて少し怖い。

から、その辺が気になる人は、自分でそういう差別についてのエントリを書く方が満足できるし有意義だと思う。

追記7】

差別が〜って言う人は西原漫画読めるのか…?とずっと考えていたが、よく考えたら西原漫画を読まずにこのエントリだけ読んで「差別が〜」と言っている可能性もあるのか!とはたと気づいた。

知らない人に説明すると、西原理恵子という人の芸風は人種差別女性差別弱者差別などあらゆる差別を笑いに昇華していくものである。実際、女性の友人をデブだのブスだのヤリ○ンだと罵ったり、子供を産んでいない女性専業主婦へのヘイト発言なんて日常茶飯事だ。しかも、この何十倍も汚い言葉でそれを言う。

(改めてこう書くと本当酷いな…)

もう本人の作品自体ミソジニーだのホモソーシャルだのが真っ青になるくらい、差別問題発言の坩堝なのが西原理恵子漫画だ。

(今のポリコレではアウトでしかない…だから改めて差別とかホモソーシャルとか言われると「いやもっとアウトな発言いっぱい出てくるから!」ともうどこから突っ込めばいいのかもうよくわからない)

ところが、それがものすごく面白くて笑えるから始末が悪い。そして、それを読んで笑う読者ももれなく下品である。それが、西原理恵子と読者の業の深さの一端だ。

私は西原理恵子という作家について書くにあたって、そういう彼女や読者の中にある「差別」は切り離せないものだと思ってこの文章を書いた。そして、その「差別」がどの程度彼女の娘さんに及んでいたのか(あまり詳細が書かれなかったこともあるが)読者にはよくわからなかったところが例の娘さんの件で露見したように思う。

(更に補足すると、彼女差別する人間からこちらも差別していいとかってそういう話ではない)

なので西原理恵子を知らない人は、とりあえず図書館にも置いてあるしブックオフで叩き売りされているので読んでみて欲しい。私のおすすめは、コメントでも人気の高い「鳥頭紀行」とか「ぼくんち」あたり。

実際の西原漫画を読んで、差別だとかそういうもので頭がクラクラするのにギャグが強烈に面白いという奇怪な感覚に失神するがいい!

(ただし、合わない人には本当に合わない)

結局、何があっても私は西原理恵子漫画のすべてをきらいになれないし、機会があれば好きな作品を未読の人にも読んでもらいたいのだ。

Permalink | 記事への反応(22) | 17:22

2022-05-27

anond:20220527122210

ノルマプレッシャーもない事業部立ち上げ?

暖房の効いたきれいなオフィスノルマプレッシャーもない営業寄り?

そんな好条件で600万の求人に人が来ない想定ってどんな僻地のどんな特殊仕事だよw

2022-05-23

anond:20220522163852

電気がないと読めないのと人にあげられないことかな。

被災地にいる時とか僻地を旅している時とか、時間はあるのに著しく身のまわりの制限を受ける時なんかは特に紙の書籍のありがたみを感じる気がする(その意味では、塀の中もそうかも)

2022-05-22

会社の偉い人「資格取れ(受かっても資格手当も昇給もありません)(受験費用10000円+参考書3000円2冊自腹です)(ただでさえ残業多いのに更に帰宅後の貴重な時間自習で奪います)(休日も当然自習させます)(受かっても昇格とかありません評価も上がりません)(受かっても余計な仕事責任増えるだけです)(受かっても僻地に飛ばされるだけです)(未受験不合格とき部署の全員が出る会議で報告させて吊し上げます)(不合格なら飲み会で一生バカします)」

なんなんすか、これ?????

2022-05-17

anond:20220516200508

僻地の転勤先で知り合った彼女を足がわりに使ってたけど、今はわいがATMがわりに使われてるやで

2022-05-02

anond:20220501090804

eSIM使えるんだから僻地に行く人は別キャリアでも契約しておくのがいいと思う。

2022-04-27

anond:20220427013702

逆にモンゴル帝国除いて、侵略戦争した歴史って無いんだよな

衣食住があの地域で完結してしまうのと、中華思想強すぎて蛮族のいる僻地に行く必要が無いと思っているからというのはあるが

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