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はてなキーワード: 所謂とは

2020-09-03

そもそもショタコン小児性愛者って違うよな

大分類としての小児性愛者にショタコンは含まれるかもしれないけど、小分類としての小児性愛者は、重複するところはあれど、やはり違うものな気がする。

具体的には、小分類の小児性愛者は所謂セックス欲求大目的にありそうだけど、ショタコンは愛でる(セックス欲求はあれど、加害など対象が嫌がることは避ける)こと重視してる感じがする。

なんで今の小児型ラブドール否定的話題してる人たちは、加害を前提とした小児性愛者=ショタコンって前提にしてるんだろう。

2020-09-02

女友達へのデカ感情さよならできただろうか

少しだけ落ち着いたのでここに記します。誰か、自分のことを知らない誰かに話を聞いて欲しくて、でもそんな人はいるわけもなく、とりあえず吐き出して誰かの見える所に置いておきたくてここに来ました。自分に酔ってる人間なのでポエム文章になりがちだと思います。なにも考えずに書いているので長いです。あと読み返してません。

女友達彼氏ができた。できていた。めちゃくちゃ動揺した。

自分は生きてきた中で彼氏彼女と言えるパートナーも居らず何のご縁もなかった。そもそも異性と関わる機会が少なく、誰かを猛烈に好きだと思ったことも無く恋愛とは何ぞやという気持ちで生きてきた。所謂根暗で、用がなければ人と話さなくても良いかと思っている。有難いことにある程度は自立して生活でき、オタク趣味に溺れて健やかに過ごしている。あえてパートナー積極的に探すことに意欲はない。

自分女友達(今後Aとする)のことが大層好きだ。Aは学生時代からの友人で、はちゃめちゃに良い奴で、同じオタクで、趣味が合う。自分のAに抱く感情自分の中で至って普通に友情形容していて、今まで出会った人間の中で誰よりも信頼し、尊敬している。ここでAへの愛を語らせてほしい。

最初に話していた時の感想はこの人めんどくさいだった。妙に理屈っぽくて言葉が多くてよくしゃべる。皮肉などなく純粋理屈っぽいよねと実際言ってしまたこともある。一緒にいる時間が長くなるにつれ言葉の多さにも慣れてきて、色々なことを話すようになった。一緒にいる時間の長さは人との関わりの中で大きく影響するのだなと今書きながら思った。Aはあまり人前に出て話すタイプではなく、議論や人と話すのに物怖じせず淡々自分意見を言うことができる。めんどくさがりでよく寝坊して約束時間に遅れることもあるのだが、高校時代行事に仕方なく参加しながらちゃんと協力的だった。贔屓目だがめんどくさいところも含めて大変かわいくて、なんだかんだ言いつつ“良い奴”なのではないかと思う。単純に、Aという人間好きなのだと思う。一緒に居て居心地が良く、安心できる。自分はAが死んでから生きていくのが少し嫌だと思うためAより先に死にたいし、また、Aの最期を看取りたいからAより長く生きたいとも思う。でもきっとこれは友情なのだと思っている。わからないが。

Aは彼氏彼女がずっといなかった。高校時代、異性と一緒に2人で帰っているのを見たり(自分は回り道をして帰った)、一緒に映画に行ったというのを聞いたりもしたが、パートナーはいなかった。例え誰かいたとしても自分には知らせずにいてほしいとは思った。人伝いでそうなのだと知らされるのも正直しんどいが、なにも知らない方がマシだった。

さらっと会話の中で彼氏がいることを伝えられ、自分は何事もなかったかのように会話を続けたが、内心かなり焦った。その日は帰ってからなにも手につかず酒を煽って寝た。

Aに彼氏がいることへの感情は一体何なのか。考えてみた。かぶっているものもあると思う。

1.自分にはパートナーがいないのにAに彼氏ができたことへの嫉妬

2.自分の方がAのことを好きなのだという彼氏への嫉妬

3.Aの1番?頼れる相手でいたいという欲望

4.パートナーがいなかったのは自分だけなのだという焦り

5.どこかパートナーのいない同士だと思っていたため裏切られたような気がした

多分もうすこしなにかいろいろあった。

Aには幸せになってほしい。これはきちんと自分の中にある感情だ。なってくれ、と思うことが既に傲慢なのか?願うくらいはさせてほしい。Aのことが好きだからこそAの可愛さ、良さに気づく人はきっと居るだろうと思っていたし、パートナーと、あるいは1人でも、どんな形だとしても健やかに過ごしてほしいと思っている。

1は少なからずないとは言えないが、正直パートナーがどうしてもほしいわけでもなく、比べるのはおかしいが自分がAよりも優っていると思っているわけでもないため少し違うような気がした。

結局Aへの独占欲なのではないか。人は当然変わるものであるが、変わっていくAに勝手に執着していただけではないか。わからない。

小学生時代、別の友人から手紙にずっとそのままかわらないあなたでいてほしい、というようなことが書かれていたことを思い出した。変わらないなんてあり得ないのにこれはある意味呪いだなと思った覚えがある。自分も友人もお互い変わったし、その変化を受け入れて関係は続いている。変わってしまたことに少し寂しさを覚えるが今の自分と今の友人しかそこにいないのだから、今ある姿で付き合うしかないのだし、それは結構面白くもある。

自分はこの経験を通して変わったのだろうか。

最近Twitterで米○玄師のインタビューのようなものを見てなんとなく納得できた。

2週間ほど経ち、爆発しそうな、誰かに聞いて欲しくてどうしようもない感情は薄くなっていった。

今月、またAと会うのだと思う。なんとなく自分は気まずい部分もあるが、Aとはつながっていたいし話したい。

Aへのでかくなった感情はわからないまま時間と共に見えなくなってきた。そのまま見えなくなって、見えないところで小さくなっていてくれたらいい。

さようなら

少年ラブドールのすゝめ、最大の汚点

Twitterにてトレンドを風靡した「少年ラブドールのすゝめ」的某漫画

度重なる賛否両論罵詈雑言及び誹謗中傷があり、とあるnote記事も瞬く間に拡散されていくのは、いかにもTwitter現象と言って良いだろう。


ぶっちゃけ、なかなかに主観的倫理を試されるお話であり、明確にあの漫画が法的に引っかかっている事はなにもない。

(いや、Twitter利用規約には引っかかっているかもしれない。これは俺はよく調べていないので、各自で良きTwitterライフを得る為にも確認しておくべきだろう。)


あの漫画の最大の汚点は、公開アカウントで公開した作中のこの文言だろう。

実在児童に手を出す前に、ぜひラブドールを」


さて、この記事で問いたいのは以下だ。

少年少女を良識を持ってこよなく愛す人たちへ、この言葉を発した人間を本当に擁護する気なのか?」


彼らからの返答はだいたいこうだろう。

「実際に児童に手を出していないんだから、なにも問題ない。」



さて、以下からは俺の理論である

上記発言意図を知りたい方は「石の上にも三年」、乱筆をご容赦いただきたい。


まあまあ先進的な国においては、きちんとした両者の承諾があれば相手が異性であっても同性であってもセックスに及ぶ事は全く問題はない。

では言葉を置き換えてみよう。

「実際の成人女性に手を出す前に、ぜひラブドールを」

「実際の成人男性に手を出す前に、ぜひラブドールを」

※尚、本記事において「手を出す」は「両者同意の上でセックスに及ぶ」と定義する。


別にこれは何ら問題はない文章に見える。

なぜなら、女性に手を出すことも、男性に手を出すことも法律的には無問題からである


では、相手児童にしてみよう。

ちなみに、児童とは日本において「小学生」を意味する。

国語辞典をひかなくとも、一般的には黄色帽子ランドセルを背負った子供たちをイメージするだろう。

まあまあ先進的な国においては、たとえその「児童」本人の合意があったとしても、セックスに及ぶ事は禁止されており、犯罪行為とされている。

上記認識した上で、もう一度先の文章を読んでいただきたい。

「実際の児童に手を出す前に、ぜひラブドールを」


この文章に含まれている要素は以下だ。


発言者=犯罪者ではない一般人

・「実際の児童に手を出す」=犯罪行為

・「ぜひラブドールを」=犯罪行為ではない

欧米各国では未成年ポルノ規制が激しく少年少女を象ったラブドール販売・購入が規制されているが、日本はその限りではないので犯罪行為としない。



では似たような要素で他の文章作成してみよう。

下記の文章は、「人生においてなんら犯罪行為を犯していなかった人達」が発言したと思ってほしい。

「実際に人を撃ち殺す前に、ぜひFPSを」

「実際に動物虐待する前に、ぜひ犬猫ぬいぐるみで」

「実際に銃を購入する前に、ぜひエアガンを」


FPSプレイして楽しむのも、犬猫ぬいぐるみを切り刻むのも、合法エアガンを手にするのもするのも、なにも違法行為ではない。

問題なのは「まるで犯罪行為入り口・捌け口としてそれらの合法行為勧誘していること」なのだ


先に言ったようにこれは犯罪を一度も犯したことがない一般人言葉だとするなら、彼らは

・銃で人を撃ち殺したこともない

動物虐待したこともない

・本物の銃を購入したり所持したりしたこともない


そしてあのアカウント

児童に手を出したこともない


そういう人間なのである



さて、本題に戻ろう。

少年少女を良識を持ってこよなく愛す人たちへ、この言葉を発した人間を本当に擁護する気なのか?」


「本当に銃で撃ち殺すわけないだろう」

「本当に動物虐待をするわけないだろう」

「本当に銃を持つわけないだろう」


「本当に児童に手を出すわけがないだろう」


その言葉は内輪以外には通じない。

その言葉を見た所謂マジョリティに属する人々はこう思うのだ。

「彼らは犯罪行為入り口・捌け口としてそれらを嗜むのか」


まるで犯罪行為入り口・捌け口のように少年ラブドール体験談を語った表現者は、果たして擁護されるべきか?


一般人の目に触れるほど拡散されるとは思っていなかった」

それは結果論に過ぎず、非公開アカウントで防げた筈である


Twitterレギュレーションがあり、児童は見ていないのだから無問題である

これは児童への問題だけではなく、児童を持つ保護者達、そして児童を守らなければならない我々成人を迎えた人間にも問題となりうるのである


かのアカウントは非常に直接的に言葉児童の恐怖をあおり子供を守る立場にある成人に不安を生み出したのだ。


ただ単に「児童とのセックスフィクション漫画を書いた」のではない。

ただ単に「少年ラブドール体験談漫画を書いた」のではない。

実に直接的に、かのアカウント

「まるで少年ラブドール犯罪行為入り口・捌け口のようにして体験談漫画を書いた」

である


たった一文、されど一文が、あの体験談の意義をあらゆる方面へ確かに変えてしまった。



腐ったお姉さま方がたまに使う言葉をここにあげよう。

ホモ、を侮蔑言葉として使ったわけではないし、当事者達に言っているわけでもない。(だからこれからも使い続けるつもりである)」


だが、男性同性愛当事者は往々にしてホモ侮蔑として受け取るし、傷つく人まだまだ存在するのだ。

なぜその言葉を使い続ける?

この世界には他にも男性同性愛者を指し示す言葉があるのに、当事者でも嫌がる人が存在するのに、なぜその言葉をあえて使い続ける?


あの体験談を描いたアカウントにも同じ問いを投げよう。

「なぜあらゆる人を傷つけかねないその一文をあえて使った?他に誘う言葉ごまんとああるのに」


繊細なジャンルを扱ういかなる表現者も、実在する当事者・該当者たちに相応の敬意を払わなければならない。

我々表現者はその義務を決して放棄してはならず、傷つける言葉をあえて使用するのなら、相応の意味を持って発さなければならないのだ(例えば差別の現状を知らしめたり、時代考証等でリアリティを彫り込んだりする為に)。

とても厳しい言葉ではあるが、こんな些細な事にさえ想像力を働かせられない表現者に、マイナー性的嗜好を扱う資格はないと、同じヲタクとして俺は考えている。


最後にもう一度。

少年少女を良識を持ってこよなく愛す人たちへ、"あの言葉を発した人間を"本当に擁護する気なのか。」

2020-09-01

表現規制派の描く『オタクVS一般人』という構図の誤り

よく表現規制派はオタクを叩くときに、オタク一般人に見たくもない性的表現を見せて加害している! といった主張をすることで『少数のオタクVS大多数の一般人』という構図を描き、多くの人々が社会的要請として表現規制を望んでいるのだから少数のオタク公共のために当然折れるべきだ、という形で自分たちの考えを通そうとする。

しかし、これは極めて恣意的なモノの見方だろう。

大多数の一般人オタク表現についてどう考えているかといったら、それは「どーでもいい」の一言に尽きるだろう。

ネットのお仲間ではなく、自分家族や同僚、友人に積極的表現規制を望んでいる人がどれだけいるだろうか?

おそらくそんな人はほとんどいない、仮にいたとしても少数なのではないだろうか?

所謂、”普通の人々”はそもそもオタクがどんな表現をしようが興味がないし、たまたま嫌な表現を見かけたとしても余程の酷いモノが頻繁に視界に入ってくるような場合でもなければ、そこはそういう表現がある場所理解して自分から離れていく。

普通の人々”の多くは無関心と表裏一体の懐の深さを持ち合わせているものだ。

しかし、表現規制派は自分意見を押し通すために、一般人の考えを歪めて自分たち見方であるかのように主張する。

大多数のどーてもいい派を差し引いて、フェアな視点で『表現規制反対派VS表現規制賛成派』で考えた場合果たしてどちらの方が人数が多いだろう?

昨今のオタク文化の台頭、オタク人口の増加を思えば、反対派は相当な数になるのは間違いない。オタク表現に興味はなくても表現規制のものに反対意見を持つ人だっているハズだ。

それに勝るだけの人数が表現規制賛成派にはいるのだろうか?

もちろん数が全てとするのは暴論だろう。

ただ、表現の自由に制限をかけようとするのならば、それが公共利益のための社会的要請であると示すために、やはり賛同者の数は大切になってくる。

ネットの片隅で声高に表現規制を叫ぶ人たちには、もう少しこのあたりの現実を見てほしいと思う。

初音ミクは有名Pに食いつぶされてやがて死ぬ

昨日は初音ミク誕生日だった。

ニコニコ動画に300を超える初音ミク動画投稿された。

自分は実は、ニコニコ動画が衰退したとはそこまで思っていない。

瞬間爆速的に100万再生まで上り詰め、最終的に400万再生とか平気で回るようになるのは、以前ではとても考えられなかった。

では所謂初期だの、ニコニコ最盛期だの言われていた時期が今と何が違うかっていうと、素人動画が劇的に伸びないということ。

有名Pの動画が伸びるようになった一方、知名度のない投稿者はほとんど評価が付かない。

クオリティが低いかと言ったら実はそうでもない。黎明期殿堂入りしたくだらないネタ動画よりよっぽどハイクオリティ動画が、マイリス2とかで終わっている。

そしてくだらないネタ動画の方は本当に減った。スベるからな。(代わりにVOICEROID周辺で増えた)

昨日投稿された初音ミク動画を見てみよう。

https://www.nicovideo.jp/tag/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF?start=2020-08-31&end=2020-08-31&sort=m&order=d

上位は10年以上前から活躍する有名Pがほとんどだ。全部で11ページあるはずだが、2ページ目で早速マイリスト値が10を割り始める。

本当によっぽどでない限り、新人は目を向けられることもない。こんなに夢のないこともない。

誰でもできるのが初音ミクじゃなかったのか。

当たり前のことだが、公式が関与して曲を依頼したりイベントに呼んだりするのも有名Pだけだ。

初音ミク公式にあたるクリプトンという会社は、ピアプロコラボという公募イベントを行う。大体常に何かしら募集中といってもいい。

しかしながらそこで採用されるのも既に公式に近い所で活躍している人が多く、シンデレラが生まれることは稀だ。

そもそも初音ミクという文明が進行すればするほど、これは困難になる。

初音ミクの発売当時、黎明期から活躍するボカロPはもう活動歴13年とかになる。それ以前からバンドマンプロ作曲家だった人もいる。

そんなベテランたちを、この前始めたばかりの人が倒せるはずがないからだ。どんどんハードルが高くなる。

それでもいいじゃんと思うかもしれない。むしろ短期的にはそっちの方がいいかもしれない。

でも人は辞める。蜂屋ななし氏が先日引退を発表したように。

人はどこかへ消える。米津玄師氏が身一つでどこかへいってしまったように。

人は死ぬwowaka氏が昨年亡くなったように。

ちゃんバトンが渡ればいい。幸いここまでは誰かしらがバトンを拾ってきた。では10年後は?

俺はボカロPだ。上に挙げたような超有名どころではないものの、ある程度知名度はあって投稿すれば「〇〇Pの新作だ!」「流石の〇〇Pクオリティ!」と言ってもらえる。

でも後から始めた人はそれすらない。名前を覚えてすらもらえない。居場所を見つけられずに去っていく。そういう人たちを大勢見てきた。

リスナー知名度クオリティに惹かれて動くのは当たり前なので、ここはもう「頼むぜ公式」以外に言いようがない。

実際誰でもできる感が強いVOICEROIDの結月ゆかり※の方が、今動画数やアクティブ投稿者・リスナー数で抜かれている。(※ボイロ版の話)

誰でもできるのが初音ミクだということを、もう一度思い出させてくれ。

でなければ初音ミクは有名Pに食いつぶされて、やがて死ぬ

2020-08-31

人間には近代市民社会インターネットも早すぎたんだわ

 最近インターネット上のアレコレを見ていても思うことのほとんどが、人間カスみてぇな精神しか持ちえないということに帰結してしまう。

人間ほとんどが、自らの欲望をしっかり見据えられていないし、自他区別がしっかりできていない。自由などの抽象概念理解も出来ていない。

個人は、もともと近代市民社会くそくらえと思っているが、それはひとえに人間精神だけで存在しているわけではないし、そもそもそれは無意識という素晴らしい領域発見考慮していないと考えているからだ。

そうした俺個人思想とは関係なしに見た時、所謂リベラルな先達は、そうした近代市民社会理想として戦ってきたわけであるし、それはある程度まで効果を発揮してきたということは認めるべきことだ。

が、しかしだ。

インターネットの普及と啓蒙活動が組み合わさって出来たものが、今の醜い自称リベラルカスどもなわけである

彼らは、やれ人権を守れだのと言いながら、自らが嫌いだと思う思想自由を認めない。これを差別主義者といわずして何と呼べばよいのか。

彼らは自分が嫌いだと思うものを嫌いだと言わずに、くそくだらねぇ整合性のかけらもない屁理屈をつけて排斥しようとするのだ。カスだな。

それもそのはず、彼らは社会残酷さを減らそうとしているから、残酷さそのものである自らの嫌悪感情をそのままに表明できないのだ。性格がひねくれてる。

まぁ、近所の居酒屋で管を巻いてるなら別にいいよ。キモイ奴だなって周りの人間が離れて終わりだからな。

でもインターネット特にSNSの発展のおかげさまで、キモイ奴がキモイ奴とめぐりあってしまったわけだ。そうなると自らの思想未満のゴミ矛盾さを人数で覆い隠すわけである

彼らは、自分の好悪感情善悪すり替えているし、そのことに自覚的でない。さらには、彼らは自身欲望もまた自覚できていない。

リベラルな先達が何よりも相手取ってきたのは抑圧だったはずなのに、彼らは抑圧を生み出さないためにと欺瞞して抑圧を欲望しているのだ。

から、彼らは革命家になれない。彼らは根本的なところで自分と異なるものを認めない態度を保持しつづけている。表面だけをリベラル風に取り繕った差別主義なのだ

とはいえ、我々は皆総じてカスだ。人間精神なんてそんな上等なもんでも高機能でも、ましてや神の代わりともなることが出来ない。

2020-08-30

フォロワー地雷同人誌1500円

そこそこ仲の良かったフォロワーがいた。週に数回通話をして、遠距離だが何度かオフでも会った。

ジャンルAで気が合い繋がって、その後フォロワーに進められジャンルBにハマった。確か4年くらいの付き合い。

フォロワーはBでいくつか同人誌を出していた。ただ、そのフォロワーが出した小説の内容があまり得意じゃないので買ったことがなかった。所謂地雷というやつ。

相手にもやんわり地雷だということは伝えていたし、Bの話をする時もそのあたりではうまく距離を取っていた。

ある日新グッズでお互いの推しをあてたので送り合おうということになり、その件でフォロワーからDMがきた。

「そういえば、ついでに私が作ったBの同人誌も全部送るよ!」

え?困る。私はやんわり「大丈夫だよ~」と言った。ハッキリ「いらないよ」とは言えなかった。

このフォロワー、正直…傷つけると少々手がかかる。フォロワー推しシュチュエーションが私の地雷だと判明したときもすごかった。「ごめんね、私が全部悪いよね」「○○大好きな異端でごめん(確かに地雷な人もいるかもしれないがそんなに異端なシュチュじゃない)」「いつでもブロックしていいからね」という複数ツイートをし他のフォロワーも巻き込んだ。いやこっちが加害者!?誰も悪くないはず。誰も悪くないんだよ!

話は戻って、フォロワーDMはこう続いた。

「遠慮しないで大丈夫だよw」

「是非貰ってほしいの!」

フォロワーが今まで出した同人誌は6冊、そのすべてが地雷。私は再度断った。「いいよ、悪いし…」と送った。

「○○ちゃんには持っていてほしいから貰って!!」

そこまで言うならまあ、ここで頷いて貰うだけで収まるならいいかあ。私は断るのに疲れて「じゃあ送ってもらおうかな」と返してしまった。

数日後、グッズを発送したという連絡と共にこうメッセージがくる。

同人誌の代金1500円、振り込みよろしくね!」

この時のなんともいえない気持ち

そうだよねふつうお金払うよね、なんで忘れてたんだろ。あんなに貰ってといっていたのに請求するのか。そのシュチュエーション地雷だって言ったじゃん。いやタダで貰えると思っていた自分もはずかしい。そりゃそうだ、でも…でもさあ。

私は1500円を銀行に振り込んだ。コピー本が多めな分値段が安いのが救いだった。部屋に残るのは読めない地雷本。

好きな本を買う1500円はとても良い買い物をした気分になれるけれど、地雷本に消えていく1500円は少し高く感じた。

フォロワーからは「よかったら感想送って」とDMが届いていた。私は地雷本をそっと流し読みし、1冊ずつにそれっぽい感想を書いて送った。フォロワーからは「感想長いw」と返ってきた。

その後フォロワーとは縁を切った。

はてブという極左集会場 その1

オッス!みんな!! 安倍首相、辞任を決意したな!!

すでに辞任会見が開かれたのは周知の通り。で、他のSNS利用者安倍ちゃんの辞任にどんな反応をしているのか、ちょっと集めてきたぞ。いいね数順に並べたが、急いで書いたので見落としがあったらゴメンな!!

TikTok

TikTok若者たちがみんな安倍ちゃん支持だったことに、ちょっと前に小山晃弘が衝撃を受けていたことがあったね[1]。それを受けて白饅頭記事配信してたっけ[2]。そして、肝心の安倍ちゃん辞任にどう反応していたかと言うと、例えばこの動画

おつかれ様安倍総理

https://www.tiktok.com/@ociocikun_pon4.29/video/6865947692191812865

安倍ちゃん辞任当日にアップロードされて、ちょっと前に確認した時点で370万回再生、40万いいね24万のコメントがついている「安倍さんお疲れ様動画代表的もの。それで、コメントの方を見ていると、みんな「安倍ちゃんお疲れ様」系ばっかりなんだ。コメントいいねが多いものをいくつか取り出すと次の感じになる。コメントに対するいいね数はPCブラウザでは確認できない(?)みたいだからコメントの末尾につけていおいた。

8年も続けられたこと凄いと思うな。総理大臣って精神的にも体力的にも疲れる仕事なのに、ここまで頑張ってくれたことに感謝しかない。お疲れさまでした。(2万2千いいね

なにしても批判されるような世の中じゃそりゃ疲れるよな。お疲れさまでした。(2万いいね

なんかわかんないけど物凄い喪失感偉大な人だと思います。(1万7千いいね

心の底からお疲れさまでしたって気持ちでいっぱいだなあ。(1万7千いいね

なんかもう安倍さんじゃないと不安になってくる(1万5千いいね

安部マスクずっと大事にするよ(1万2千いいね

他にも250万回再生されたものもあるし、数十万再生されているものもたくさんある(見たい人は「安倍さんお疲れ様」や「安倍さんありがとう」とかでTikTok検索して)。いずれにしても安倍を労う調子コメントが多数で、大量の「いいね」を獲得している。

Instagram

首相官邸投稿が「JKより上手い」「お役所感がない」とかいって話題になっていたInstagram[3]。首相官邸アカウント以外にも安倍晋三の個人アカウントがあって、そちらの投稿の方がコメントが盛り上がっているので、いいね数順に見ていこう。

僕は、中学生クラスをまとめるだけでも大変なのに、安倍首相は、国という大規模なまとまりを、まとめてくれていたのは本当に凄いことだと思います

時には、国民から批判もあったと思いますが、8年間本当にお疲れさまでした。今の日本があるのは、あなたのおかげです。

これからは、ゆっくり自分のことを大切にしてください。(1225いいね)

安倍総理。本当に長年🇯🇵日本国のために尽くしてくれてありがとうございました。先ずはご自身のお身体ゆっくり休めて体調を整えていきましょうね。

潰瘍性大腸炎という病は腸をぎゅっとつかまれるような激痛、トイレの回数も1日で30~50回・昼夜問わずからまともに眠れない…そんな状態の中で重大な国政を熟慮断行は本当に大変だったと思います

この辛さを理解してない輩がいい加減な感じで『逃げだした』『中単なる腹痛だけだ』とか何て簡単報道するのは許せないです。

潰瘍性大腸炎治療として白血球除去療法は、人工透析のようにしばらく毎週通院しなければならないし総理スケジュールをこなすことも難しいと判断されたのかもしれないですね😢

安倍総理と同じ疾患を抱えている方にもきっと勇気を与えてくれたんやと思います。とにかく身体を休めて下さいね

お疲れさまでした。ありがとう。(578いいね)

長きに渡り日本リーダーとして頑張って頂きまして、本当にありがとうございました。そして本当にお疲れ様でした。

色々と世論のご批判はあると思いますが、安倍総理が一番人間味があり、素晴らしい方だと私は思ってます。他の政治家よりも様々な問題に真面目に向き合っていると思ってます。だからこそ8年もリーダーでおられたのだと思います。これは誰もが否定できない真実事実です。

これからは御自身のお身体としっかり向き合って、ご病気が少しでも回復することを心から願っております

私はある駅前街頭演説総理に会いに行きました。そしてお話を聞いて、総理ハイタッチしました。その思い出は私の本当に宝物です。

私は日本人ではありません。外国人です。でも私が日本に来た時から総理安倍総理です。ずっと安倍総理応援してきました。日本は本当に素晴らしい国です。

最後になりますが、本当にお疲れ様でした。本当にありがとうございました。(266いいね)

お疲れ様でした‼︎

総理辞任で悲しいと思ったのは初めてです。(265いいね)

やってもやっても批判され、頑張って頑張って否定され、日本人っていつからこんなに民度低くなったんでしょうね。

本当にお疲れ様でした、歴代最高に国民の為に頑張った総理だと思います。(257いいね)

辞任されるのは残念です。それだけ安倍総理は稀に見る…いやこれまでで最高の素晴らしい総理大臣でした。

からお礼を申し上げますありがとうございました。

まずはお身体を休めていただき,これからも後任の総理をお支えいただければと思います。(207いいね)

他にもまあ、似たような感じのコメントで溢れていた。

Facebook

2848コメント集めた安部の投稿いいね数が多い順に並べる。

安倍総理 長期間、本当にお疲れ様でした❗️

総理大臣は誰がやっても同じ」と巷では言われていましたが、それが大きな大間いであると実感したのが第二次安倍政権誕生でした。

今は健康回復に注力して下さい。

会見で未だに所謂モリカケネタ質問した間抜け記者がいましたが、こういうマスコミの垂れ流す報道で多くの国民ミスリードされ、その為国政が停滞しました。我々国民真実を見極める目を持たないとダメだと痛感しています。(428いいね)

総理、本当に有り難うございました

そして本当にお疲れ様でございます

涙がとまりません(236いいね)

安倍総理

長い間日本の為に自らの身を削って戦ってくださいました。

本当に感謝しかないです。有難うございました!

まずはゆっくりご静養されましてお身体回復されます様に。

そしてまた日本の為に頑張って下さい!(208いいね)

本当に御苦労様でした。

病を押しての激務、大変だったと思います

総理日本に正しい道標を示して下さいました。

憲法改正も後に続く世代が必ずや成し遂げてくれるでしょう。

どうかごゆっくり、お休み下さい。(189いいね)

安倍総理、長きに渡り本当に本当にありがとうございました。一国民として心から感謝いたします。まさに身を削って国民のために頑張って下さいました。

これから国民がしっかりしなくてはなりません。お疲れ様でした。ゆっくりご静養なさって下さい。(160いいね)

安倍首相。長い間、日本を守って頂き、ありがとうございました。首相は間違いなく後世評価される政治家の1人だと思ってます。しっかり養生されて、日本を見守って下さい。(150いいね)

続きは文字数制限の都合でその2の方へ。

追記

こっちにブコメたくさんついたので、いくつか追記

青山表参道カフェパンケーキとおしゃれな店が多いのに、秋葉原ラーメン屋にがっつり系ばかり、築地場外は海鮮丼屋ばかり」みたいなことを言われても。

こういうはてブが相対化される機会は大切だと思うで。しばらく選挙もなさそうだし。

左翼っていうより安倍アンチの方が正しいと思う。左翼に失礼。

せやね。勢いでタイトルつけちゃった。極左というより反アベだね。

から考えると、このツッコミどころを足がかりにしてブコメしてくれる人たちが結構いるみたいだから、まあいいかって気分になっている。

あの…世論調査みました?36%の最低支持率50%不支持ですが。

安部支持率不支持率で言うのなら、「安倍支持の3-4割は洗脳状態」っていうブコメが100スターを獲得しているのが、はてブ世間ズレっていう意味ね。

それとブコメで指摘して頂いた方がいましたが、日経とテレビ東京の緊急世論調査安倍ちゃんの7年8ヶ月の実績について、実績を「評価する」と「どちらかといえば評価する」と答えた人は合計74%、「評価しない」と「どちらかといえば評価しない」の合計は24%でしたね。支持率は55%まで上昇して、不支持率は37%まで下落。同情的なものもあれば、失ってから価値を実感したみたいなものもあったんでしょうね。ところで、1329ユーザーブクマした「壊すだけ壊して何も成し遂げなかった7年半だった」という記事ブコメでは、腐敗や空疎な7年8ヶ月だったそうですけど、緊急世論調査との乖離ヤバいね……。世間とほぼ正反対だわな。


わかる。世間との乖離はとても感じている。でも世間がほんとによくわからないのだけども、それは自分極左なのだからなのかなぁ。政策とかじゃなくて、法を守れ、ズルするな、説明しろ?って普通じゃないのか、

まあ、公文書改竄とかモリカケ桜やお友達優遇とか色々と腐敗政治に憤りがあるのはわかる。これは一般の人もそうだと思う。ただ、一般の人はそういった汚職や腐敗にいつまでも固執はしないとも感じる。バラモン左翼の興味は他の社会問題よりも汚職に向きがちということと、そしてバラモン左翼一般大衆から支持を集めていないことを考えると、ちょっと興味深いところ。


えっ、はてブって比較対象になるくらい一般的なサービスなの?/小町や5chと同レベルと思ってたわ

朝日新聞とか毎日新聞共同通信時事通信かには、はてブボタンがついているからね。5chの嫌儲板なんJ辺りは、便所の落書き自分たちが良識とは程遠いことをよく自覚しているからさ。


いえーい、ネトウヨ見てるー?非表示で見てないかw

RRDくん。もう立派な中高年で透析も長いし、安倍ちゃんもひとまず退いたのだから血気盛んにケンカ売っていないで、とりあえずゆっくり休んどけよ。


ちょっと思ったんだが、はてな村現実世界沖縄県的な感じで、色々政権に不満はあるけど、それを変えるにあたって力は遠く及ばずって感じかな。野党が正面から安倍政権を倒すことは結局成し遂げられなかったしね。なら日本脱出をすればいいけど、能力的にそれも厳しいか。まあ、英語勉強法をよくブクマしている人たちは出来たりするんだろうけど。とりあえず、コロナの間に準備でもして日本脱出頑張ってください。はてブエコーチャンバーに浸かって、オナニーばかりしていても仕方ないだろうしさ……。

2020-08-29

コンテンツは「本当には好きじゃない人」が支えてる

ファンには三つのステージがあると思う。

ステージ1:受動ファン

より悪意的なフレーズにするなら「にわか」。

情報積極的に自ら探すことはないが、対象に対して好感は抱いており、きっかけさえあれば行動にも起こす。好きではあるが、熱烈ではない。

公式アカウントすらフォローしないかフォローしていても見返すことはない。

ステージ2:積極的ファン

それなりに夢中になってコンテンツを追いかけている人間だが、後術のステージ3とは大きく熱意が違う。

所謂マイブーム」として熱がついている状態であり、とにかくなんでもかんでも情報収集しようとする。

クリエイティブタイプであれば絵を描いたり手芸などの分野で表現し始める。(※本業である場合ステージ1でも発生する)

ステージ3:アイデンティティファン

そのコンテンツに一生を捧げるレベル感のファンコンテンツ人生

不祥事が起きると眉間にシワは寄せるがファン活動を取り止めることはない。むしろ不祥事で傾いたコンテンツ応援しようとすらする

とにかくコンテンツを中心に人生が動いており、それを中心に生活を組み立てたり、関連した分野を仕事にする人間もいる。

「本当に好きならそんなことで辞めたりしない」問題

最近でもグラブル引退noteがバズったり、しばしば耳にするこのフレーズだが、これはステージ3のファンがいいがちな事であるという事実を踏まえておいた方がいい。

ステージ3のファンはそれが人生のものまでのしあがってしまい、それはもちろん本当に好きという事なのだろう。ステージ3から見たら、1,2の熱意のなさは辟易にも値するものだ。

だが、コンテンツを支える大勢は、本当に好きでない人だ。本当に好きというのが、どう足掻いてもしがみついて離れないという意味なら。

私もまたあるコンテンツステージ3のファンである。だがこのコンテンツからはもはやステージ3以外のファンがいなくなってしまった。これはとても寂しいことだ。

どうかステージ1,2のファンを、ファン同士でもっと大事にしてほしい。

本当に好きだったら~とか言わないであげて。

2020-08-28

昔好きだった男の子が見事に「アベガー」になっていた話

入りきらなかった題名

『昔好きだった男の子が見事に「アベガー」になっていて百年の恋も冷めた話』

題名の通り。昔好きだった男の子が、「アベガー」になっていた。それを知ったのは2、3年前の話だけど、今日安倍総理が辞任されるという話を聞いて色々と思い出したので書こうと思う。

政治の話がしたい人には申し訳ないが、ここからしばらくは私の恋話に付き合っていただきたい。ウヨもサヨも、野党与党安倍総理も、全く関係がない。

長い前置きで悪いね。でも言っておきたい。私は彼のことを責めているのではない。私は結構自分勝手人間だったってことを自覚したと同時に、世の中の残酷さを味わったという、ただそれだけの話。

昔、というのは私が中学生の頃のこと。現在の私は社会人1年目。社会の荒波に揉まれながら毎日頑張っている。

これは、私が中学2年生だった頃から23歳を目前に控えた今日までずっと消化しきれなかった、小さな恋の話である

中学2年生のとき好きな人ができた。彼の名前は"リュウ"としよう。クラスメイトが時々彼は神木隆之介さんに似ていると言っていたからだ。リュウは賢く、明るく、優しく、運動も得意で、先生にも好かれている、常にカーストてっぺんに立っているような人だった。対する私は、良く言えば大人しく、悪く言えば地味な眼鏡っ子勉強はそこそこ、運動は苦手、国語先生には好かれて体育の先生には嫌われるようなタイプだった。

リュウは私のような人にも優しかった。人見知りの私は初対面の人間の大半が苦手だが、不思議と彼を苦手だと思ったことはなかった。初めて隣の席になったときなんて、もう毎日が夢のようだった。教科書見せて、これどうやって解くの、今日朝練やってたね…少しずつ、少しずつ、私たちは"ただのクラスメイト"から"友達"になっていった。

友達になった私たちは、あっという間に仲良くなった。(私は人見知りだが彼のことが大好きだったから、どうしてもこのチャンスを逃したくなくて必死だったのだ。)ノートの切れ端で手紙を交換して、授業中に目が合えば小さく手を振られて、休み時間はよく2人で頭を突き合わせて数学問題を解いていた。

私は彼のことがずっと好きだった。今でも覚えている。中学3年生のある日、彼はこう言った。

「俺、増田のことがずっと好きだった。付き合って欲しい。」

もちろん答えはイエス。隣の席になったときよりも、もっと夢みたいだった。

で、まぁよくある話だけど、幸せ時間は長くは続かないんだよね。夢みたいに幸せな私が、彼と恋人でいられたのはたったの半年だった。公立中学校の3年生には、受験というものがあるからだ。ありがちな展開で申し訳ないが、私たちは進学を機に別れてしまった。より正確に言えば、私は彼に振られたのだ。

大半の大人から見れば、中学生恋愛なんて所詮はオママゴト。中学校より高校高校より大学大学より社会人になってから恋愛の方がより真剣で、大事ものだと思っている人も多いんじゃないかな。でも、私にとってあの時の恋は本当に真剣で大切で、今でも忘れられない出来事だった。

話は変わるが、私が初めてスマートフォンを手にしたのは高校入学したときのことだ。スマートフォンを手に入れた女子高生がすることといえば?

…そう、SNSだ。私はTwitterアカウントを手に入れた。(Instagramを始めたのはもっと後の話だ。)

始めたばかりのTwitterアカウント、それもリア垢でフォローするのは誰?

…そう、リアル友達だ。私は友人たちを探してフォローしたし、彼女らも私をフォローした。そうやっていつの間にか広まって、私のフォロワー欄には同じ中学校や高校の人たちが並んだ。

その中にリュウがいた。恋人になる前の私とリュウは気の合う友達だったし、趣味も話もよく合った。SNSでも、滅多にリプライなんてしないしされないが、それでも私たちは時々、本当に時々、ネット世界で顔を合わせるようになった。

まだ私は彼のことが好きだった。あの時だって、「面倒な女」「聞き分けの悪い女」になりたくなくて、別れ話にも納得したフリをしただけだった。必死で忘れようとして、本当に忘れた時もあったけど、やっぱり好きだった。多分ずっと好きなんだと思う。

ストーカーだと思われたくないから、今までの話は誰にも言ったことがないし、行動を起こしたこともない。私は彼にLINEの一件すら送ったことがない。

私の激情もだいぶ落ち着いて、大学生になったある日。リュウTwitterたまたま見てしまった。いや、わざわざ彼のアカウントを見に行ってしまったのだ。友達彼氏ができたって聞いて、私はやっぱり彼のことを思い出してしまたから。

高校生の頃は確かにあったはずの、彼の好きなスポーツ音楽部活ゲームに本や漫画話題は全て消えていた。真っ白なタイムラインタップしてリプライ欄。メディア欄。空っぽ

どうしたのだろうかと考えながら、またタップいいね欄。私はここで2度目の失恋をした。

安倍晋三総理大臣としての責任果たしてさっさと辞職するべき。」「アベはこの問題について一体どう考えているのか。逃げていないで説明しろ!」「アベは国民バカにしている!」「アベが」「アベが」…。

どうしたというのだろう。何故彼のいいね欄は政治の話…それも所謂「アベガー」ばかり。

リュウは優しい人だった。自分努力家で、同じく頑張る人を見捨てられない、優しい人だった。

間違っても、誰かを口汚く罵倒するような人ではなかった。

なのに、どうして?

私の恋心ゆえに、記憶の中のリュウがかなり美化されていることは分かっている。(クラスメイトよ、リュウ神木隆之介似というのは流石に言い過ぎだと思う。)

でも、優しくて賢くて、誰かに手を差し伸べることはあっても、誰かを攻撃するような人ではなかったことは紛れもない事実だ。

何がどうしてこうなったんだろう。リュウが私の理想通りにならなかったことに怒ってるんじゃない。絶対に言い返さない、言い返せない人に向かって、安全からこそこそ口汚い言葉を使うような人に共感しているなんて、ショックだった。

直して欲しいとは思わない。誰が何を考えていようと自由からだ。彼は自分共感した意見いいねを押して、私は勝手にショックを受けた。ただそれだけの話。

勝手でごめんね。だから私、振られたんだろうな。

今日安倍総理が辞任を発表した。

私は懲りずに彼のアカウントを見に行った。凍結されていた。

恋って一体何なんだろう。

anond:20200828101245

大まかな傾向の話だけど、主婦や子持ちとわかるようなプライベートツイートしまくってる人は所謂ジャンル自分」になっていたり自己中心的言動がより酷くなってトラブル起こしたりするから、同じ界隈にいてほしくないということなんだよな。

2020-08-26

”エアプ二次創作”を匂わせた相互に不信感を抱いた話

ことの発端は、

「スケベ絵が描きたいけど全巻購読してないから(解釈違いが怖いから)全巻揃えたい」

交流のあった相互ツイートしたことから始まる。その時は、最初から身体目的関係みたいですごく嫌だなwwwと笑っただけでその後も交流を続けていた。

しかしこれが所謂”エアプ二次創作”と呼べるものではと疑念を抱き始めると、草も生えなくなった。pkmn界隈で二次創作していた絵師炎上海外ゲームUT公式がエアプ二次創作禁止をしているのを知ったからだ。エアプ二次創作は良いわけがないという危機感が高まった。

ジャンル原作コミックスが全十数巻。読者は多いが、ヲタクは少なく、更に二次創作をしている人間となるともっと少ない。pixivでの総作品数も約300作品くらいだ。

まさかジャンルでエアプ二次創作を、しかも自ジャンルきっかけで繋がった、5年以上関わりのある相互フォロワーがしているとは思わなかった。まあ、”どこまでは原作を読んでいるのか”、”どこからがエアプなのか”、そこまではっきりとしたツイートはなかったためその日はスルーをした。

数週間後、新規フォローした人と、原作の具体的な巻数や頁や台詞を交えながら空リプで語るという機会があった。その人も漫画を全巻持っていた訳ではないが、途中までのキャラクター考察、今後の展開予想などで盛り上がった。そんな中、相互はまた「全巻買いたい」と呟いた。相互への空リプだと思われなくたかったのでスルーした。(新規フォロワーはありがたいことに、数日後には漫画を全巻揃えた。)

何故だろうか、相互へのツイートへの反応のしづらさを感じていた。相互自分ミュートされてると思ってか、普段の私なら即いいねしているようなツイートをする。1日のツイート数が極端に増える。それらが更に反応のしづらさに拍車をかける

某日のこと。

私の最推しには誕生日が設定されていないため、界隈では名前から連想した日付(語呂合わせ)を記念日として祝っている。自身も毎年タグを利用してお祝い絵をあげていた。普段は別ジャンルにいるフォロワーも、今日推し新規絵を描いてくれた。

相互が最推し記念日絵を描いた。キャプションに「気になるから全巻買いたい」と添えて。

本来なら嬉しいはずだが、その絵を描くにあたって「どこまで履修しているのか」がとても気になった。

いつもの強弱がはっきりしている線画ではなかった。立体的なつやベタ、綺麗なハイライト、パッと見ただけで相互が描いたと分かる入れ方のアクセントカラー、印象的な加工、全てが無かった。

誕生日さえあれば誕生日に祝いたい、その複雑な気持ちマイナージャンルから名前検索かけてもヒットしない苦しみ。新刊が発売されたのが5年前という絶望。だからこそ、記念日の数日前からタグを浸透させようとツイートをしていた。

相互はどんな気持ちで絵を描いたのだろうか。

マイナーキャラからいいねなんて二桁いけばいいはずだ。故にいいね欲しさではないだろう。

好きだから描いたのか?最推しが初登場する巻数までは持っているということ?

相互はどんな気持ちで絵を描いたのだろうか。

一つ違和感を覚えれば、あれもこれも不信感に変わってくる。

通話した時に他ジャンルの話ばかり聞かされたのは、語れるほどの知識がなかったからか?

5年間以上ずっと自ジャンル行方が気になったことがなかったということか?

何故今になって……?

いや、今ようやく興味を持ってくれたと考えれば喜ばしいことだ。

相互はどんな気持ちで絵を描いたのだろうか……。

元々交流があった私がツイートに反応しなくなったから、アピールしたさで描いたのではないと思いたい。

推しが、自ジャンルが、誰かの気を引くために利用されているなんて考えたくない。

2020-08-25

VTuberキャバクラとか言われるの嫌だなぁというお気持ち表明

色々なオタクお気持ち表明しているのを見るので、VTuberを追っかけてる自分も長文お気持ち表明と言う奴をしてみる

 

まず、そもそもセクハラじゃない?

誰かの仕事活動について、キャバクラ呼ばわりするというのは、普通に考えてセクハラだと思うんだけど、違うだろうか?そういうコメントをした人や、それに対して☆を押した人の中の倫理ではOKな行為なんだろうか?どうです?

キャバクラ嬢の人としても釈然としないのではないかと思う。恐らく専門的な技術が少なから必要仕事だろうし、実際にVTuber達がキャバクラで働いても多くは上手く行かないんじゃないだろうか、どちらにも失礼な話だ

他者に対するリスペクトが無い

 

また、矛盾を感じるというのもある

キャバクラである」という揶揄揶揄として機能するのは、キャバクラ女性をモノ化し商品化するものであり、かつそれが悪い事だと考えるからだと思うが、揶揄するあなた達はそう言う価値観ちゃんと持てているのだろうか?

もし持てているのなら、VTuberセクハラして平気な心性とどのように両立するのだろうか?矛盾していないか

それとも持てていないのだろうか?ではどういう根拠で「キャバクラ」を揶揄として用いるつもりなのだろう?

もしや、他者揶揄する際に、その前提となる価値観がどのような物であるか、考えた事が無いのだろうか?それは少し、浅くないか

他者人格を持った人間扱いしないという事が「キャバクラ」の揶揄の要点であるなら、他者セクハラしつつそのような揶揄を行う様に、風俗に行きつつ風俗嬢に説教する様な無様なこっ恥ずかしさを感じるのは自分だけであろうか?

 

また、実態との乖離問題だろう

今回VTuberスパチャ額が話題に上がるきっかけとなった以下のランキングにある通り、VTuber以外も含めたスパチャ累計額の世界一位はホロライブ所属桐生ココである

https://gigazine.net/news/20200824-youtube-superchat-runking/

で、桐生ココがキャバクラ的なVTuberであるかどうか、彼女活動を追っている者ならすぐに分かる

彼女を一躍有名にした代表的コンテンツと言えば「あさココ」であるが、その内容は毎朝6:00からニュース番組形式でホロライブ内の出来事面白可笑しく紹介したり、ホロライブメンバーによる英語裏社会に関する知識を紹介するというもの

まぁ普通に考えて「キャバクラ」という言葉還元できる様な活動ではない

また桐生ココが世界一位となった大きな要因は、海外視聴者からの人気であろう。redditでのmeme化とそれを自分配信で取り上げた桐生ココの活動に起因する人気まで「キャバクラ」と形容するのは、些か「キャバクラ」と言う言葉意味を拡大し過ぎではないだろうか?そこまで広い意味にとった時、果たしてあなた仕事活動は「キャバクラ」でないと言えるだろうか?

 

実態との乖離桐生ココだけではない

VTuber界でホロライブと双璧を成すにじさんじから件のランキング10位以内にランクインしているのは男性ライバーの葛葉のみである

その後も15位の叶、17位の加賀美ハヤトと男性ライバーが続く

業界王手にじさんじスパチャ累計額において必ずしもトップではないというのは、そもそもVTuberにおいてスパチャが収入源として最重要視されている訳では無いという証左と言えるだろうし

しかにじさんじ内のスパチャ累計額トップリーはいずれも男性なのである。「キャバクラ」という言葉が如何に実態乖離しているかあなた方が自分に頑張って言い聞かせない限りは分かるだろう

代わりに「ホスト」という言葉を使いたくなるかもしれないが、彼らは男性視聴者も多く抱えている。私も最近男性VTuberの視聴がメインになってきて久しい

性的な魅力のみを頼みに活動しているVTuberは実のところ少ない、と言うより、そう断言できるVTuberを私は知らない

(ちなみに、にじさんじ象徴的なVTuberである月ノ美兎はなんと60位。彼女スパチャどころかボイス等による収入も重視していない。恐らく収入の多くは企業案件ライブイベントが占めている。何度も聞くが、これが、キャバクラ?)

要するに、「キャバクラ」等と言うのは所詮一部をいっちょ噛みして知った気になっているか、または何も知らずにイメージだけで語った人々の脳内にある幻想に過ぎない

そんなものに☆を押して、まったく御大層な事だ

程度が知れる

 

ところで、先程ホロライブにじさんじを「双璧」と言ったが、それは規模や登録者数という尺度で考えればの話で、VTuberという文化全体をそれら企業勢のみを見て判断する事には多くの反対の声が上がるだろう

個人勢や、登録者数の少ないニッチVTuberもそれぞれ魅力を持ち、また業界の幅を広げている

そうした幅を「キャバクラ」という言葉還元して無かった事にしてしまうのは、一体何の為だろう?何の役に立つのだろう?何が嬉しいのだろう?

ひょっとして、ただあなたが嬉しいだけでは?それ以外に何の役に立つのか、考えてみ・・・なくて構わない、時間無駄から

 

キャバクラ」という形容については他にも色々ツッコミ所が有り過ぎてキリが無い。今まで挙げた物もほんの一部である(気が向けばいくつか更に追記するかもしれない)

そもそもキャバクラ」という言葉を敢えて使いたがる人はVTuber双方向性に夢を見過ぎである。実際に配信を見れば分かるが、「キャバクラ」と言えるほど視聴者とのやりとりは無い

例えばゲーム配信ではゲームプレイしながらコメント欄を確認すること自体難しい。1万円以上のスパチャ(所謂「赤スパ」)も特に気付かれずスルーされる事はざらであり、それでいいのだ

気付かれたり、名前を呼ばれる事が目的では無い人は恐らく少数派ではない、そもそもスパチャをしない視聴者が大半を占める(これをキャバクラに置き換えて考えてみる事が可能だろうか?)

実態を知れば知るほど、むしろキャバクラ」との共通点を探す方が難しい

まぁ、別に反論したいならすればいいのだけど、ブコメ文字数ではこれまでの指摘それぞれに反論する事は不可能だろう。トラバでやるにしても結構な労力だ

これまで挙げたツッコミ所はそれぞれ独立している為、1つ2つ反論した所で意味が無く、他が残っている限り結局「キャバクラ」は的外れという事に成る

全てのツッコミ所に反論する、それだけの労力を払ってまで「キャバクラ」と呼びたいなら、むしろその熱意・欲望がどこから来た何なのか考えたほうがよっぽど有益だろう

どうしてあなたVTuberを「キャバクラ」と呼びたいのだろう?

もし本当っぽい答えを思い付いたら、是非教えて欲しい

 

追記

どうしても「キャバクラ」と呼びたいならでびでびでびるの3D披露配信を見ると良いと思う

あれを「キャバクラ」と言われれば・・・違う、気はするが私は強くは否定できない

猫カフェの方が近い気はするが・・・

あ、猫カフェも「キャバクラ」だったりします?

 

追記2:

猫カフェキャバクラっていうのは割と同意を得られそうって事は分かった(ブコメ等で)

そこで提案なんだけど、どうしても言いたいなら「VTuberキャバクラ」じゃなくて「VTuber猫カフェ」にしたらどう?

猫カフェVTuberと同じ理由で(愛嬌を振りまいてお金を稼ぐからとか?)「キャバクラ」ならば、「キャバクラ」の代わりに「猫カフェ」と呼んでも問題無い筈だよね?

勿論これまで説明した通り、「VTuber猫カフェ」も同様に的外れなんだけど、ただ嫌な気分になる人は減るだろし、反発も少ないと思うよ

それでも何故か「猫カフェは嫌だ、どうしてもキャバクラと呼びたい」と言うのであれば、それは「キャバクラ」呼びでないと実現できない何らかの拘りや欲望侮蔑的意味合いを込めたいなど)が有るって事で、

それはあなた心の問題なので、VTuberどうこう言う前に自分の事を一回見つめ直した方が良いと思うよ

 

あと、スパチャの実態についてはVTuberを追ってない人は想像しにくいんじゃないかな?とも思った

その辺りはこの増田が詳しく書いてくれてるから読むと良いと思う

https://anond.hatelabo.jp/20200825103218

 

で、スパチャによる収入の高額さがVTuberに馴染みの無い人には目に付くと思うんだけど

まず想像力を働かせてみて欲しい、スパチャによる収入と言っても、その収入は当然配信によって波が有る

高額に到達する為には、特に高額スパチャの多い配信があった、という事に成る

で、そういう配信の様子をイメージして貰いたいんだけど、高額スパチャが大量に飛ぶって事は、そのスパチャが埋もれる、って事でもあるんだよね

実際、そう言う配信っていうのは大きなコラボ企画型の大会だったり、3Dお披露目等の記念配信だったりするんだけど、みんなスパチャするからまず目で追える速度じゃないの

まりそういう高額を得られる配信であればあるほど、スパチャはVTuberに読まれないし、スパチャする側もそれが分かった上でスパチャするんだよ(後で読み上げとかはあることもあるけどね)

なので、よく言われるVTuberに反応して貰う為のスパチャって言うのは、実の所無視される前提のスパチャに比べると一部に過ぎないと思うよ(この辺りは自分観測範囲にも依るので、推測でしか言えないけどね)

こういう部分はやっぱり実際に配信を見ている人じゃないとイメージ出来ないんじゃないかな?と思ったので追記してみた

で、じゃあ何の為に?って思うと思うんだけど、まぁその人がVTuberを続けられるよう支援のつもりだったり、記念のお祝いだったり、ライブイベントを見て良かったと思ったかチケット代代わりに、ってのが多いんじゃないか

 

追記3:

ブコメ見て思ったんだけど、猫カフェじゃなくて「猿回し」でも怒らない人は多分居るよ(怒る人もいるかもしれないけど)

そこに悪意が無いならしっくりくるVTuberいるからね

バラって言うんですけど・・・

 

追記4:

ごめん、VTuberに馴染みの無い人に対しては一番重要かもしれない情報に今気づいた

冷静になって今一度数字を見直してほしい

スパチャ累計額世界一位の桐生ココは累計額が約8820万なんだけど、チャンネル登録者数は約56万なんだよね

 

8820万円÷56万人=157.5円/人

 

一人当たり200円も行かないのよ。トップでよ?

当然実際はスパチャをしないもしくは少額の人が大半で、一部の人が高額スパチャをしてるんだが

スパチャをしないもしくは少額の人が大半」のコンテンツの不健全性を高く見積もり過ぎじゃない?と思うし、そんなキャバクラある?と思う訳です

 

追記5:

キャバクラを見下しているのでは」というコメントがいくつかあったので返答しますが、見下していません

何故見下していると思ったのか教えてもらえますか?そしてその条件にあなた自身も該当してはいいか確認してみて下さい。

また、そもそも「他の職業活動を「キャバクラだ」と形容するのは、対象キャバクラ双方に失礼」という話です

キャバクラキャバクラ嬢は他の職業活動に置き換えられない固有性を持った職業であり、それを他の職業形容する為に用いるのは、キャバクラ固有性を無かった事にする行為です。分かりますか?

まして他の職業活動揶揄侮蔑する目的で「キャバクラ的」だとした場合、それは明確にキャバクラへの侮辱です

さて、あなた揶揄侮蔑する目的で「VTuberキャバクラだ」と言いましたか

YESならキャバクラを見下しているのはあなたです、これは明らかですね

NOなら、では何故「猫カフェ」や他の例えではなく「キャバクラ」を用いなければならないのでしょう?

既に私は「猫カフェ」で代替する事を提案していますよね。では解決ですね。よかったです!

(尚、「猫カフェ」を用いた場合も今度は猫カフェ固有性無視する事には注意が必要です。そもそも、ある職業を別の職業で例える事は、双方の職業に対して失礼だし的外れなんですね、それだけの話です。なので、そういうことはやめましょう)

(まぁただ、例え表向きとは言え、「キャバクラ」という形容揶揄侮蔑意図しないものとしてしか出来なくなったなら自分からすると進歩ではあるので、それは良かったです。そうですよね、揶揄なんかしていないですよね。良かったです)

TRPGやめたいという話

タイトルからわかる通り、私はTRPGプレイヤーである

ここに書くのは本当に周囲に吐き出すのもどうかという話で、かと言ってもう一人で抱えておくには辛いので今から書く文章は本当に書き殴るような書き方になるだろうなと思っている。壁打ちというやつに近いのかもしれない。

オフではCoCをメインに様々なシステムに触れているが、基本オンラインセッションではCoCしかやっていないくらいやりこんでいる。公式シナリオもやるし、いわゆるエモシというものもどちらも好んでやるタイプだ。普段GM側にいることが多く、PL回数自体は少ない。それは自分がPLに向いてないという考えもあって、避けてきた部分もある。理由としてはPLをしている際PC立場に立って考えてしまう、までは良いのだがそれに入り込みすぎてPCのものになりかねない、いわゆる「役が憑依してしまう」タイプからだ。たまに数日間その役から抜け出せなくなる時もある。GMとしてNPCのロールプレイとかをする時はそんなことは起きなくて、PLの時だけ発生してしま現象からこそ少しだけであるが恐怖を抱いている。恐らく行動宣言だけでやり取りする卓でPLをすれば多少マシになるとは思うのだが肝心のそういう卓が周囲では見つからず、結果GMをやっている方が気が楽でPLをほぼ普段やらない、という状況になってしまっている。

別に元々TRPGを始めた当初はPLメインでプレイしていたしPLをするのが嫌いという訳ではなく、むしろ機会があれば是非やりたいというスタンスなので信頼しているTRPGプレイヤーに誘われたら自分で良ければ是非、と参加している。しか上記のこともあるのでキャラに入り込みすぎないように自分メンタルを安定させてセッションに挑んでいたり、遊びでありながらも対人ゲームから最低限マナーは守るべきだし、人様に迷惑をかけないように……と考えていると、だんだん気が重くなってくる。GMをするより圧倒的に心の負荷が高く、だからと言って「GMして下さってありがとうございます!今度はこちらが何か回しましょうか?何か行きたいシナリオ等ありませんか?」という言葉を断れない。自分の心の弱さだということは分かっているのだが人の誘いを無碍に出来なくてPLをやってしまう。無理に行きたいシナリオを捻り出してしまう。それが相手にとって失礼にあたりかねないというのも承知の上だ。本当に自分でもどうかと思っている。

それに増して、自分と同じような性質を持つPL(所謂憑依型と呼ばれるタイププレイタイルのPL)がTwitter暴言に近いレベルシナリオ批判やその時のGM、PLを非難していると捉えられるツイートをしているのをうっかり見てしまったり、周りから話を聞いてしまったりしてしまい今のままでは自分もそうなってしまうのではないか、実際私もあるCoCシナリオセッションに行った際自分境遇と重なってしまったのもあって過呼吸を起こしたりパニックに陥ったり、Twitterふせったー、KPとの個タブを悲惨な程に荒らしたことがある。そのシナリオの事が好きな人や同卓者全員に迷惑をかけたとも思っている。今ではミューワードに設定しているしもう文字で暴れることはあまり無くなったがそれでももう一度繰り返すようなことはしてはいけないだろう、ということで近い条件に当てはまるシナリオはPLとしては行かないことを徹底しているし、地雷として周りには伝えている。それでもいつかまたぶち当たるかもしれないとも怯えてしま自分もいて、自分の首を自分で締めている状態がずっと続いている。GM特にオンセCoCのKPをしている時は自分の卓にそういう人がPLとして来ることもある。出来るだけそのPL自身には傷を残したり、暴言が吐かれる事態を起こしたりしないように事前の確認を徹底したり平等性を崩さないかつ丁寧なそのPL達に合ったキーパリングをしているが見ているだけで「自分もPLしてる時こう見えてるのかな」と考えてしまう。

読んでいる人は察したかもしれないが私は延々と自分の内側に溜め込み、後でグチグチと不満を零してしまタイプなので本当はTRPG向いてない、他人を見て自分がこうなったらやばいと思って逃げてしまおうとしている時点で人との交流重要ゲームは向いてないと思うのだが辞めようにも辞めますと言った後引き止められれば辞められなくなるだろうし、誰にも言わずに辞めるにも約束している卓があるのでそれらが終わらなければ(卓蹴りする勇気もない)どうにもできない。

だが周りの視線や周りに気を遣いすぎて自分自分に押し潰されそうなので本当にやめたい。PLは本当にやめてGM専ならPLするのを断ることができるしなんとかと思ったこともあるが「○○さんのPCが好きです」と言われると心が揺らいでしまう。結局ずるずると続けてしまう。

最近GMをやっていてもセッションについてTwitterで私のことだと明らかに分かる書き方でマスタリング否定するような書き込みをPLがしているのを見てしまったのもあってPL不信も起こしている。正直PL不信なのにGMを続けるのはPLにも失礼なのでTRPGをやめたいという気持ちでいっぱいになっている。

Twitterを見なくていいならもう見ないようにしたいが今後の卓の連絡もあり、見ざるを得ない状況がある。

ミュートやブロックが増える度に自分が病んでいくのを感じているしTwitterTRPGもやめたい。もう遊びで苦しみたくない。

TRPGやめたい。

anond:20200825164809

萌えキャラTシャツってオタクっぽくはない所謂サブカル系男女みたいなのがサブカルの一環として着てるのを都会だと結構見るね

anond:20200825153634

ていうか思想男女平等主義者寄りなんだ。

から所謂普通選挙権を得た時代のような、先人の考えには同意できるのだが、昨今の「女ばっかり不平等」みたいな語り口はどうにも納得がいかない。

女の事しか考えていないネトフェミが多すぎる。男性の不平等も同様に解決するべきなのだから、男vs女にする必要はない。

って言うと「どうせ女のフリした男だろ」って言われるんだけどね。

逃した魚は大きいと元カノを見て思った

一目惚れして付き合った元カノがいた。

容姿の割に男慣れしてないのも可愛くて、必死推して付き合った子だった。

でも俺ははっきり言って彼女大事にしてなかったと思う。彼女が嫌がったことをやめなかったし、彼女とある事情ニートになったこともあって上から目線で色々言って傷つけて最後音信不通になった。それがちょうど3年前の話。

音信不通になってたけどSNSは知ってたか何となく見てみた。

元気にオタ活してたし相変わらずかわいい。なんなら付き合ってた時より痩せて垢抜けて何故か東京引っ越してて美しくなっていた。

しかも映り込む家が明らかに高級マンションで、食べてるものや服もなんというか芸能人さながらだった。

一番びっくりしたのは頑なに取らなかった運転免許を取ってて、初めての車が外車オープンカー。俺の年収何年分みたいなの。

かに彼女お嬢様ではあったけど所詮田舎の家で、俺と一緒にいた時は中の上くらいの服装だった。小遣い稼ぎのバイトだってしてた。

おかしいと思ってSNSを探ったら案の定結婚してて、相手複数社持ってるおっさんバツもちのおっさんから子供も作らないでいいしただただ彼女を可愛がって甘やかしていた。

所謂後妻というやつだ。

彼女子供を作りたがらなかった。

理由は俺といたら1人で育てないといけないからと言っていた。俺は否定しなかったしなんなら子供が3歳になるまで実家にいればいいと答えた。じゃあ作らなきゃいいじゃないと彼女は言ったけど、俺は息子とキャッチボールたかったしそれを何も悪いと思ってなかった。

やっぱり俺は彼女に捨てられるべくして捨てられたのだと思う。

そして俺も結婚する。コロナのせいで結婚式は中止になったけど、もう一緒に住んでいる。

はっきり言って彼女よりランクの落ちた女だと思う。どこをみても彼女の方が良かった。容姿も、頭の回転も、優しさも、家柄も。

早く子供を産みたいと言ってるし、多分近いうちにできると思う。

でも俺はきっと子育てには参加しないだろうし、楽しいところだけ掻い摘むTwitterで叩かれまくるクソ旦那になるだろう。はっきり言って勤務先がちょっと大きな会社だということしか俺の魅力はなく、結婚相手も安定企業と中の上の年収に惹かれただけなのだろう。

元カノ結婚相手のどちらが幸せかはなにも分からないけど、とりあえず逃した魚はデカいなと思った。

自分も最低だと思った。

2020-08-24

感想評価がある事を期待してしまった話

私は二次創作で絵や小説を書いていた。所謂同人女と呼ばれる人種だった。

創作歴はそれなりに長い。だがさほど有名でもなく、そこまで人気もなかった。


自分自身レベル自分なりに理解しているつもりだった。

好きで小説を書いているが、文章構成が上手い訳でも無い。表現力も無い。

絵も同様で、似たような構図しか描けない。そもそも漫画が描けない。

評価を貰えなくても、感想を貰えなくても、何とも思っていなかった。

ただ自分が楽しく、好きなように創作出来ればいい。

ずっとそう思っていた。

だがそれは自分を誤魔化していただけで、本当は評価感想が欲しかったのだと気付いてしまった。


以前いたジャンルで、かなり本が売れていた。

今までなら売り切れず、何回かのイベントを経てようやく捌ける程度だったのに、イベントの度に新刊完売するほどだった。

pixivに何かしら上げれば、そこそこブックマークされる。

しかし、感想を頂いた事は一度もなかった。

当時はその事をあまり気にしていなかった。

自分の実力以上に本が売れている、ブックマークされる、それで満足していたのだと思う。

今いるジャンルでは、本は売り切れない。pixivに上げても全くブックマークすらされない。

勿論、感想も頂いた事はない。

それでも気にしていなかった。

きっと以前良く評価を頂けていたのはジャンル効果もあっただろうし、これが自分の実力だと理解していたからだ。


それも最初の頃だけだった。

今のジャンルに来たばかりの頃、本を買ってくれた方がいた。

直接、買いました!と言われた訳でもないのに、私は買ってくれた人が誰か分かっていた。

凄く楽しみだと言っているのをたまたま見かけて、もしかしたら感想が頂けるのだろうかと期待してしまった。

感想はなかった。

感想がない事なんて今までと何ら変わりないのに、今回ばかりはとても辛かった。


私はマシュマロなどの感想ツールを、一度も設置した事がなかった。

もしかして感想が今までなかったのはそう言ったものがなく、送りにくかっただけなのではないだろうか。

そう思い、設置をしてみた。

だが今に至るまで、一度もメッセージが送られてきた事はない。

更新頻度は他の方に比べて多い方だった。

最初の頃はこれが書きたい!こんな二人が見たい!それだけのほぼ勢いだけで創作をしていた。

次第に、こんなに沢山書いているんだから何か一言でも貰えるんじゃないか

そう期待してしまった。

期待してしまった分、とても悲しかった。


もう創作はやめてしまった。アカウントも今から消そうと思う。

私は自分作品が好きだ。だからしかった。

他人から評価を期待しだしてからは、辛い気持ちしか抱けなくなった。

自分本質にさえ気付かなければ、今でも楽しく絵や小説を書けていたのかもしれない。

誰のせいでもない。悪いのは自分自身だ。

自分向けに書いてばかりで、誰かに向けた文章を書いていなかった。

絵も向上心がなかった。

評価に値しないものばかり生み出していた。読んでも何の感情も抱けないものしか書いていなかった。


このブログですら、自分自分が何を言いたいのかさっぱり分からない。

自分理解できないなら、他の方が読んでも理解できないだろう。

きっと今まで書いたものも、似たようなものだったに違いない。

2020-08-23

フェミは一回滅んだ方が良い

どこでも最近話題になるフェミの生態について、個人的には女の立場から見てもただただマウントしたいだけなんだよなぁと思っている

・全ての男が私を女扱いして女というだけの自分を崇め奉り優遇しなければ許せない

・優れた(容姿職歴学歴出身権力社会的影響力・人種などなど)男以外の男が私を性的な目で見たり私と対等以上の立場に立つことは身の程知らずで許せない

・全ての男が私以外の女(二次元を含む)を好きになることは許せない

・私より格上の(容姿スタイル職歴学歴社会的影響力・若さなどなど)女(二次元を含む)は存在が許せない

・私より格上の女(二次元を含む)が私よりチヤホヤされることは許せない

・私より格下の女(二次元を含む)が男女問わず他人から少しでも私より優遇されることは許せない

…ってな感じで男女問わず自分存在が何よりも素晴らしいもので、それを認めず自分以外に注目する人間自分支配できない人間はクソ!死ね!という思考しかないんだよな

逆立ちしても自力で勝てない要素、特に権威については、「フェミニズム」という学術の名を傘に着たり学歴詐称することで自分は格上だと主張する

からツイフェミ学歴職歴詐称が本当に多い

同じく逆立ちしても色んな要素で勝てない二次元は大嫌いな癖に、(自分と対等(だと勝手認定している))女を磨いて優遇するための方法指南する18禁一歩手前のメディア企画には規制を叫ばない

他に勝てない要素はポリコレの名の下に私の正義社会正義!とノイジーマイノリティ化する

LGBTは男女の都合の良い部分だけ取り上げて攻撃守備対象を使い分けてるという姑息

上で言う優れた男からハラスメントされました!って言い出す奴の話は見たことも聞いたこともない

せいぜいその優れた男が自分優遇しなくなった時にここぞとばかりにぶっ叩くくらいだろ

女性のため!って言いつつむしろ平等解放意味を履き違えて女性立場を下げるだけの言動を取る奴しかいない時点でお察しだわ

なお、何が最もイヤかと問われれば、フェミ思考勝手だけどそれを世の中に強要してくる点に尽きる

客観的視点を持ってまともな学術としてのフェミニズム研究をしている人は所謂上のようなフェミについてどう思ってんだろ


▪️追記

まともなフェミニストがいるならそれはフェミでなくちゃんフェミニストと呼ぶべきとは思っている

フェミでないフェミニストに接触した試しがないけど…

anond:20200823114056

所謂名言」も新しいのは出てこなくなったな……。やっぱりオタク文化は廃れてイルンダ!!

出会って手を繋いで即」狙いにご注意

最近婚活をしている女性です。

ずっとあんまりモテてなくて、婚活を始める前までは出会いの場に顔を出すこともしたことがないような人間


男性からされて嫌だったことが2件あり、それも共通した手口(?)で、なんかマニュアル臭いから、私と同様にこういうのに慣れていない人に共有したい。


1. 栄えてる駅の駅前にて、男に声をかけられた。

最初駅前広場で話すだけだった。

男に「場所を変えてゆっくり話そう」と言われたので、カフェくらいなら良いかと思い、承諾した。


(*ナンパなんか無視しろよと言われるかもしれないが、ナンパマンの話しかけ方がうまくて話してしまった。あと、これも婚活練習になるかもしれないと辻褄を合わせるように思ってしまった。)


次の瞬間、「手を繋がないか?」というようなことを言われた。

ナンパをされたり、ナンパをしているような奴と話したりしたことほとんどないため、驚いた。

いきなり身体接触するの!?と。

そして、拒否した。

拒否できた。


そして、私が想像していた普通カフェでなく、カラオケネカフェに行くことを打診してきた。

まずもって、コロナ禍でそんな密接した空間行きたくないし、何されるかわからない。たまったものじゃない。

ナンパマンの、堂々と密室空間に誘ってくるその図々しさに腹が立ったし、性欲丸出しなところを恥ずかしがりもしないその姿が気持ち悪すぎて、背筋がゾッとした。


もちろん、どこも寄らず帰った(渋ったら普通解放してくれた)。


2. 出会いの場に赴き、1番好感度が高かった人と二次会に行った。


二次会普通の話(下ネタはなし。ライトな恋バナはあり)をしばらくして、疲れを感じてきたため、「帰る」と言ったら引き止められた。

引き止められたところで、疲れたもの疲れたので、帰ることにした。


帰り道、急にその男に手を握られた。

比較好感度が高かったとは言え、知り合ったばかり。

私は、ギョッとしてしどろもどろになりながらも拒否する言葉を発した。

そしたら、「嫌じゃないだろう?」という旨のことを言われた。

私は、心から嫌だと思っていたし、嫌だから止めてとも言ったのに、なぜ伝わらないのだろう。

その時の男の目の瞳孔の開き方、話の通じなさは今思い出しても本当に恐ろしい。

脳で考えておらず、性欲で話している感じが伝わってきた。

男に何をされるのか分からなくて、正直足も震えていた。心臓ハラハラと、悪い方の鼓動が鳴っていた。


次に、男は腰に手を回そうとして来た。

腰は手より嫌だったし、繋がれた手と違って払い除けやすかったため、結構強めに拒否し、手を払い、無理やり帰った。


当たり前だが、もう会うことはない。


まとめになってないまとめ


2人ともおそらく、セックス(ナンパ師などの不届き者界隈で言うところの「即」だろうか)をしたかったのだろう。

調べたところ、手を繋ごうとしたのは、ナンパ師で言う「ハンドテスト」なるものだった。

簡単に言うと、手を繋いでこの後ホテルに行けるか確かめるというものだ。

私の考えだが、初対面で手を繋ぐというのは相当気持ちが悪い行為である

なぜこちらの気持ちが盛り上がっていないのに手を繋ぐのか。

手を繋いでセックスの可否を判断するというのもまた気持ち悪い。

そして、そんなテクニックを編み出す奴、ネットにそんなことを書いちゃう奴、それを真に受けて実行しちゃう奴、全部気持ち悪い。


「こんな手口知ってるよー!」と思われるかもしれない。しかし、私は、「ハンドテストかいうやり方をされて嫌だった」という体験談ネットで見たことがない(and探し出すことができなかった)ので共有することにした。


こういう経験をして、嫌だなあと思ったことがある人が他にいるならば、嫌だなあと思う気持ちを押さえつけたり自分のせいにしたりしなくて良いと思います

こういう未遂のようなことって、「そのくらい我慢しろ」とか「よくあること」とか「そんなところに行ったお前が悪い」とか切り捨てられてしまいがちだと思うんですが、嫌なもんは嫌ですから


そして、こういうことをやる輩が1番悪いのですが、それでも、これから出会いを増やしていきたい人はどうか注意してください。


余談(服装の話)


私は普段、大抵テキトーな格好をしている。

キトーというのは、流行ってもなく、女性らしくもない格好である

基本(T)シャツズボンの組み合わせ。

あとメガネをかけている。

すると、ナンパなどされない。


しかし、所謂婚活服(女性らしい、ひらひらフワフワで白やパステルカラーの服)を着、コンタクトをすると、それだけで男性からナンパされるようになる。性欲を向けられるようになる。


それ以外何かを変えているわけではない。

本当に何も変えていない。顔が綺麗になったわけでもなく、スタイルが良くなったわけでもなく、声も中身も変わらないのに、ただ身に付ける布切れを変え、メガネをしないだけで反応が恐ろしいほど変わる。肌感覚でわかる。


良くも悪くもファッションの力は怖い。

追記

誤字脱字を修正しました。

既卒就活現実

今、私は二年目で大学院中退して、既卒生として就活をしている。学部大学院も(2chでどういわれているかはともかく)比較知名度の高い大学だ。受験勉強したことがない人でも知っているような大学所属していた。

大学院中退した理由は大量にあるが、誤解を恐れずに言うのであれば、同意なく、しかコロナ関係なく親に学費を使いこまれたことに起因する。中退に至るまでの経緯でまた記事が2本は書けるぐらいには内容が濃いので、ここでは取り合えず割愛することとする。ただ、私の中退が親に学費を使いこまれいたことに起因することは、断言できる。

さて、既卒生として就活している私だが、まるでエントリーシートが通らない。コロナ禍の影響もあるのだろう。ただ、それを抜きにしても所謂大企業なんていうところには見向きもされない。中小企業でさえほぼ通らない(ただ、一定選り好みはしているが)。

企業にも勿論嗜好があるのだろう。それは当然のことであるし、理解共感もできる。

が、私の今の就活を顧みると、面接で落とされるのはともかくとして、書類で切られまくっていると疑問しか浮かんでこない。一部上場企業の中にも、面接まではこぎつけてくれる企業もあるにはあったが、1つだけであった。

記事は、私のこの疑問を延々と書き綴るものである。良く言えば「私の考え」ではあるが、実態は「恨みつらみ」でしかない。ただ、やはりこれを不特定人間には知ってもらいたい。このように強い思いとそれなりに過酷経験をしている人間でさえ、既卒となると就活で苦労するというのを知ってもらう必要もあると考えている。

からこそ、こうして記事として起こしてみた次第だ。

さて、まずは私の経歴や就活経験から話したいと思う。

私は、偏差値50少しの高校から、「有名大学」と世間で言われる大学に現役で入学することができた。そして、これまた現役で卒業をし、そのまま大学院へと進んだ。大学院では、英米(のどちらか)の大学院へ一か月留学し、研究もした。

中退という部分を隠して読めば、比較キレイ学歴をしていると思う。

ただ、先述の通り親に奨学金を使いこまれ中退をすることとなった。奨学金生活をしていたし、親の支援ももう期待できないことから、取り合えず就職しようという段取りとなった。

就活経験について、実は全くないという訳ではなかった。学部時代友達ウェブテスト替え玉しまくり(10社弱分は受けたと思う)、ES面接の準備・添削を手伝うこともあった。時にはESを全くのゼロから作ることもあった(!)。当然、私はその企業に応募もしていないし、興味もなかった。

そして、当時は大学院に進学する予定であったので、私個人自発的就活をすることはなかった。

さて、私は無事に大学院合格通知を得ることができた。確か9月10月であったと思う。経緯は割愛するが、大学院進学ではなく就職する方がより良い選択ではないか、と思わざるを得ない状況となった。

そういう訳で、秋採用も終わりかけている10月頃になって、就職活動を始めた。

ウェブテストについては、替え玉した人の分が全て通っていたので、無対策でも問題ないだろうと思い特に勉強はしなかった。

結局、私がした就職活動は、企業分析業界分析自己分析ES推敲であった。その結果、どうやら私は金融に向いていそうだということとなり、マザーズ上場している中規模投資銀行三井住友銀行に応募してみることとした。

三井住友銀行は、私がウェブテストの期限を勘違いし、人事に無理をいって期限を特別に延ばしてもらった上で完了させた。このような経緯で許してもらったウェブテストであったこから、結果に関してはもういうまでもない。

投資銀行については、説明会選考会をやるからリクナビだかマイナビだかから予約してね、という具合だったので、早速応募をしてみることとした。

さて、投資銀行については、私の履歴書が余程面白く映ったのだろう(「債権の回収」や「担保」という単語飛び級入試での大学院合岳経験があることを多いに盛り込んだ)、人事部との一次面接私の履歴書に打ち出された単語面白いだの、ペットは何を飼っているのか、という悪く言えばくだらない話で終わった。二次面接は、確か営業部長と執行役員だかとの面接だったが、面接というよりは議論に近かった。コンサルでよく聞かれるケースに基づく議論のような雰囲気だ。「君の理解は間違っている」とドストレートに言われるも、「いえ、私の理解はこのようなもので、そのようにお考えになったのは貴方の誤解です」というようなことを言い返していた気がする。よくあんなこと言えたな、と今では思う。議論だったとしても、こんなこっ恥ずかしいことをプロに対して言うべきではなかったと強く反省している。

そんなこんなで一週間しないぐらいの内に、「どうぞ最終面接へお越しください」と言われた。就活をほんの1か月したぐらいであったが、会社勤めは性に合わない、資格を取ってプロになろう(特定のため、ぼかした表現にはしている。この資格を取り、こういうキャリアパスを経よう、という設計は既にしていた)、と決心していたので、選考を辞退することとした。少し申し訳ない気持ちがした。

と、学部時代比較的わかりやす就活をできていたので、既卒就活既卒というハンディキャップを除けばそこまで大きな負担にはならないだろうとかなり楽観的になっていた。

既卒就活の結果は、冒頭に書いた通りであるそもそもエントリーシート自体が通らない。コロナ禍の影響もあるであろうが、それでも何かおかしいと直感的に感じる。

学部時代より、より入念にES作成するようにしていた。就活ハウツー本を5から6冊程は読みまわしながらESを作っていたと思う。それでも通らないのだ。ウェブテスト学部時代経験からすると、落ちる要素がない。替え玉当時、私が受けたメガバンクや野〇證券などが通っていたので、決して正答率も低いはずではなかった。

他に落ちる原因は何か。ESウェブテストで抜かりなくしていたのであるなら、何か。年齢か。新卒切符24歳まで有効と聞いていたので、年齢も問題はない(はず)。そうすると、やはり既卒という略歴ではないか

さて、既卒という略歴が問題ではないか、ということで早速情報収集を始めた。結論から述べるが、やはり既卒という略歴が多大であるように私は思う。

というのも、まず、既卒生の就活記事ハウツーといったものが極めて少ない。結局、「この就職エージェントに投げてね☆」というものに落ち着くものか。「情報収集を徹底的にやれ、新卒の倍は動け」という根性論に終始するものばかりである既卒生の就活成功談を見ない。

そして、「所謂大企業であっても、既卒は受け入れている」という記事を見かけるが(私に言わせればそんなこと就活を始めた当日に知ったこである)、「既卒大企業就職できた」という記事は見ない。クラシックオタクなので、「ググる能力」に関しては絶対的な自信があるが、やはり記事は見なかった。「既卒就職できたよ!」という記事もほぼ見ない。

勿論、私もバカではない。猫の手を借りるぐらいのことはする。就職エージェント4社程を利用して、求人を紹介してもらったが、明らかにおかしものばかりであった。例を挙げだすとキリがないが、ブラック企業といって差し支えないようなものばかりであった。中にはそうでないものもあったが、私の志望する業界職種でないことから断っていた。

話が右往左往して恐縮であるが、私は学部時代はかなり頑張っていた。

学業においては、学部上位5%以上の英語クラスを、90点以上で合格した。優や、A+、A、Sという風に評価されるものだ。英語に関してはスピーキングからっきしだが、リーディングリスニングについては比較的自信はある。今でもタイムズ紙ぐらいなら読める。

二年生の頃にフィールドワークを経て執筆した論文は、担当教授奨学金論文として推薦された。奨学金論文として推薦されるのは、優秀卒論を除けば、各学年2名までだ。極端な表現だが、私は学年で少なくとも2位の成績を得たということもできる。

ゼミについては、正課としてのゼミと、潜りとしてのゼミの2つを取っていた(勿論、両教授からの了承は得ている)。卒論では、その2つの領域にまたがる論文執筆した。担当教授からメタクソに批判され、時には(マジで)泣かされたが、結局、80点以上の評価単位を授与してもらえた。

学業に関してはこのような感じだ。基本的には単位だけ取れていれば良いというスタンスであったが、力を入れるべき部分ではきちんと力を入れて評価は取っていた。

課外については、私は文化系サークル所属して活動をしていた。大会では代表を二度務め、一つは四位、一つは二位へと入選している。可もなく不可もないとは思う。

役職には2つ就いており、1つは、企画系の役職の長に就き、もう1つは、サークル研究会の会長を務めていた。

サークル研究会長については、基本的に後輩の勉強指導をしたり、同期と議論をしたりがメインであったので、かなり楽しかった。正直、会長とは名ばかりのものであった。責任のある業務もほぼなかったと思う。

ただ、企画系については、一筋縄はいかなかった。まず、50名規模で開催する合宿を全て私一人で仕切った(相方はいたが、とんでもないポンコツだったので、仕事を一切振らなかった)。具体的には、合宿企画発案や、旅行会社ホテルとの交渉参加者を集めるための広報や、経理との予算調整などだ。経理が通帳を握ったまま飛びやがったので、家まで通帳を取り立て行ったりもした。夏休みに行う合宿であったが、冗談抜きで7月から9月半ばまでは、土日以外は永遠に合宿の準備をしていたと思う。テスト前日に宿の内見に行ったりもした(この時だけではあったが、役職関係なく同行してくれたK君には頭も上がらない。ありがとう)。

大変であったが、企画の発案や参加者の誘因等の難しさ・楽しさを得ることができ、なんだかんだとは言いながら充実感は感じていた。ようやく院試勉強に集中できる、と一息ついたものだ。

…というのも束の間、OBOG会の会長から10数年ぶりにサークルパーティーを行いたいとの申し入れが顧問を経てやってきた。何故会長じゃなくて俺にそのことを伝えたんだ、と同期に愚痴ったりもしたが、顧問曰く、「貴方と連絡をしていたからそのまま伝えた」とのことだった。当時は「俺に信用力があるからだ」と前向きに考えもしたが、2か月半程動き続けた身にひょいと投げていい申入れではないだろう、と大きく溜息をつきもした。

さて、このパーティーが非常に厄介であった。まず、OBOGに招待状を送らなければならないが、こともあろうに会員名簿の更新が15年程されていなかったのだ。直近の先輩方の住所や電話番号なんかも分からないまま、どうやって招待状を送るんだと頭を抱えた。開催が2か月後ということだったので、もう当たって砕けろの精神で「3年生の〇〇ですが、こういう下りパーティーをすることになりました。先輩からまた直近の先輩へとご連絡してもらえると助かります。参加を希望される方がいらっしゃったら、私にまでご連絡をするように併せてお伝えください」というメッセージ飛ばしまくっていた。完全にマルチ商法のそれと同じだが、時間がない以上仕方が無かった。名簿に残っている方でも、中には既に老齢で亡くなられていた方もいらっしゃったようで、カジュアルに連絡をすることもままならなくなってしまっていた。体力的にはそこまで大変ではなかったが、精神的にはかなりきつかった。

精神的にきつかったところに更に肉体的にきつい仕事が増える。名簿の更新をしながら、OBOG会にあったパーティー運営組織をOBOG会からサークルへと移譲したいと言われたのだ。何が分からないのが分からない状態から始まっており、そもそも相手はOBOGだ。「じゃあ昼飯食った後部室でね」が通用しない。逐一メールをしながら、何月何日、どこそこの店で打ち合わせをしましょう、という風にするしかなかった。苦学生バイトしまくっていた身としては、この打ち合わせ日時に合わせることがかなりしんどかったし、運営組織移譲に伴ってするべき後輩への引継資料作成が本当に苦痛だった。当然、在学生参加者を募るための広報もしなければならない。

このように働きまくっていた結果、十数年ぶりの開催であるにも関わらず、どうやら歴代最多数の参加者を得ることができたようだ。しかも、参加者の半数近くが在学生だったということで、企画をした私の誘因力を大いに褒められもした。結果は出せたと思う。数字だけでなく、これだけ頑張ってくれたのだから、ということで部室に設置してあるパソコンプリンターといった周辺機器一新してもらえた。大変有難かった。

さて、「どうだ、俺は凄いだろう」というエピソードをこんなにも書き連ねた訳だが、やはり当時は大学生なりにはかなり頑張ったと私は思う。このような経験や思いがあるからこそ、もっと挑戦をしたい。内定が難しいと言われている企業へ応募して挑戦もしてみたい。しかしながら、そもそもエントリーシート既卒からという理由で(私はこれが原因と考えている)切られるようであれば、どうしようもない。私は満足に挑戦すらできていない状況で諦めたくないのだ。そのような状況で不満のある待遇に甘んじたくはないのだ。

勿論、就活では上記エピソードをいわゆるガクチカなんていうものに盛り込んでアピールをする。就活構文と私は密かに呼んでいるが、「結論理由」「動機→行動→結果」といった構文も遵守した。多少は盛りはしているが、「やらされていたこと」を「やるべきだと考えた」と変換する程度のものだったし、面接でもこの点についてボロを出さなかったので問題はないと考えている。

成績も特別に良いというわけではないが、学内平均よりかはずっと高い。

ウェブテストESについても、学部時代に手伝っていた(というより最早やっていた/書いていた)経験から、突飛なことはやっていない。

でも、シンプル留年したとしても新卒でさえるならば、トンチンカンな奴でも内定を得てしまうのが非常に納得がいかない。彼彼女らなりに留年した理由付けはしているとは思うが、人事は恐らく見抜けないのであろう。

形式面では既卒より優れているというのが極めて不服である留学インターンであるならば経歴や職歴に書けるが、そのようなものが書けないシンプル留年であっても、新卒新卒である既卒には劣らない。

私は、大学を四年間で卒業し、大学院一年半勉学を修めた。学部在学中は勉学にも課外活動にも励んだ。

但、冒頭で述べた通り、私は親に学費を使いこまれ大学院を退学をせざるを得なかった。

それでも、私は形式的には新卒より劣っているのだ。同等ですらない。

新卒至上主義と私は読んでいるが、この点についても非常に疑問がある。また記事に起こしたいと思う。

この記事は、あくまで私の一個人の考えを知ってもらうことだけに価値がある。従って、読者がどのように思うかは勝手であるし、読者に思考さえしてもらえれば、私の願いは成就したと考えている。

特に就職をする予定でいる大学在学中の学生諸君は、是非一度自分キャリアルートについて考えてみて欲しい。貴方が思う以上に、新卒既卒という区別残酷ものとなっている。

相人間の悩み

服のサイズは5~7号。もしくはSS~S。

ウェストは58㎝。61㎝だと少しでかい

体が細い。太らなくて羨ましい。

よく言われる。

違うんだよ。ただ単に貧相なだけなんだよ。病気のせいで腹で栄養があまり吸収できなくて太れないだけだから肉がなくて全体的に薄っぺらく貧相で情けない体つき。

しかも胸も抉れてる。

所謂モデルをしてるような子はちゃんと肉がついてて、でも引き締まってるから細いんだよ。しかもそれは日々の努力によって維持されてるものからそういう子と私みたいな貧相を一緒にするでない。

下手したら体重は私のが軽いのに服のサイズは私のが大きいレベルやぞ。

なんせ骨格は太いからな。肉がついてないだけ。

最早この体はコンプレックスしかない。

から体のラインがでる服は苦手だし極力肌をさらしたくない。

病気のせいだからと慰めてみても気に入らないものは気に入らない。

筋肉モリモリな人が羨ましい。

やはり筋肉筋肉こそが正義

そもそも脂肪がつかないか筋肉もつきにくいので本当に貧弱。

なんで太った人間自虐は許されるのに貧相な人間自虐は嫌味にとられるの?

意味わからん。自慢じゃないわ!

細いやつは細いやつなりに悩んでんだよ!

しろ太った連中のが羨ましい。

筋肉つけ放題やん…無限可能性やん…いいなぁ。

太れるだけ健康証拠だよ…その体大事にしな……。

この前職場の先輩がやはり病気10キロ以上痩せちゃったどうしようって言ってたけど大丈夫

私と同じぐらいの身長で痩せた現状で私の1.5倍強の体重なら余裕だ。まだいける。さらに言えば筋肉をつければ余裕だ。今こそ筋肉をつけるときだ。

あと2年程度のスパン10キロ痩せるのは多分ダイエットと同レベルだと思う。

焦る時じゃない。まだいける。むしろ病気で食べれないから痩せてるだけだからダイエットと一緒。頑張って食べたら太ったと言っていたので腹で栄養も吸収できている。

ならばやることはひとつ筋肉をつけるだけだ。

みたいなこと言ったら不満気な顔された。

解せぬ。

筋肉はよい。

落ちなければ体重も減りにくいし貯水機能で脱水の予防にもなるらしい。

最近夏バテで間食をしなくなったら週に2回程度の割合で脱水を起こすようになったので筋肉への憧れが強まる。

いやそもそも3食きっちり食べてたのに脱水するとか本当に貧弱すぎて情けない。

会社OS-1は私によって消費されている。

間食しないだけで脱水をおこし、1日粗食にするだけで低血糖おこすような体が憎い。

だって筋肉ムキムキになりたい。腹筋割りたい。

たんぱく質とっても脂質とっても、いや脂質とりすぎるとお腹壊すからあんまとれないんだけど、糖質とっても最低限体を動かす程度のエネルギーしか吸収されないせいで脂肪がつかない。元がないので筋トレしても筋肉がつきにくい。

ほんとむなしい。

理想筋肉競走馬。見せ筋は許さん。実用的な筋肉がとても良い。

何かどんどん筋肉への憧れが溢れてきたのでこの辺で終わりにする。

貧弱貧相な体の人間は案外コンプレックスもってる。

称賛すべきは引き締まった体を維持している細い子達。彼女らの努力は素晴らしい。

そして筋肉万歳

以上だ。

2020-08-22

今更だけど上野千〇子の祝辞に関して東大生が思うこと

私は一生公教育なんて信じない。私の命は中学受験で救われた。

私が小学生時代を過ごした土地は、所謂ニュータウン。街がつくられる時にそのまま居着いたブルーカラーの家と、ベッドタウンとしていついたホワイトカラーの家が、住んでいる地域でわかるような土地柄だった。

とてもではないが治安がいいとは言えない街。小学生放火をし、中学生喫煙し、高校生バイクで走り抜ける街だ。某児童売春斡旋組織事件発覚の発端となった小学生もうちの地元出身だった。

私の家は紛うことなホワイトカラー一家だ。元ボンボンサラリーマンの父と江戸っ子の母の間で、歳をとってから出来た一人娘として、それなりに大切に育てられた。世帯収入は高くも低くもなく、他に兄弟姉妹がいれば私立に行くのは許されなかっただろうレベルだ。しか女子校に入れたいという父親たっての希望で、私の中学受験は私が園児の時に既に決められていたことだった。

そうは言っても、その受験計画は実にのんびりしたものだった。目的あくまで「公立中学校に行かないこと」。小学校一年から塾に行くような子もいる中で、私の中学受験小学校四年生から始まった。それもSAPIX日能研といった進学塾ではなく、まったりとした中堅の塾。10人に満たない同級生たちと、地元の中堅私立を目指す予定だった。

しかし、それでも学校教員からの敵意からは逃れられなかった。

彼らは常にブルーカラーの子供たちの味方だった。ブルーカラーの子供たちはまさにギャングエイジといった風体で、私の学年は4年生になる頃にはすっかり学級崩壊に陥っていた。

そんな状況の中で、私のような「恵まれた家庭」の子供は、彼らを「根性論で更生させる」ための必要悪にするのに適していた。ホロコーストと一緒。共通の敵をつくることで、教員たちは彼らと連携をとろうとしていた。

まずは保護者会で、担任教師が「私は中学受験と塾が嫌いです」と言い放つところからスタート。この言葉はあっという間に子供たちにも伝わった。小学生にとって、それがどんな不良小学生だったとしても、「先生言葉絶対」だ。「先生が悪いと言った」子は、いじめたっていいのだ。

休み時間円周率計算暗記表を見ていたら、担任にそれを取り上げられ、クラスメイトの前で激昂された。帰りの会で黒板の前に立たされ、「私は学校で塾の勉強しました。本当にごめんなさい」と謝らせられた。それを皮切りに、ブルーカラーの子供たちからいじめが始まった。

帰り道で待ち伏せされる。容姿についての罵倒や、時には両親への悪口もあった。ある時はマフラーで首を絞めあげられた。子供の力なので大事には至らなかったが、笑い声のなか、酸欠で頭がぼうっとしてきたことは覚えている。

先生の言うことは絶対」。これは私にも有効だった。だから私は、自分は悪い小学生なのだと思い込んだ。

おうちが貧乏で、ちょっと不良みたいで、勉強は嫌いで、でも、中休みになったら一番最初に校庭に出てドッジボールを始める。そんな生徒が、「良い小学生なのだクラスメイトたちが音楽室に立てこもって授業をボイコットしていた時、私は大人しく教室で待っていた。でも先生が好きなのは仲間意識の強い」彼らなのだ

悪い小学生なのだから、虐められて当然なのだ。そう思った私は、繰り返されるいじめを誰にも相談出来なかった。

また、これは本当は幸運と言えるのだが、殊にこの場合にのみ不運と言える、両親の誤算があった。私の成績だ。

私はどうやら「出来る子」に分類される子供だったらしい。入った中堅塾ではあっという間にトップに立ち、テストも満点以外とれなくなった。ここまで来ると両親にも欲が出てきたようで、私はバスで通える範囲に出来たS某超進学塾に通うようになった。そこでも女子ではトップの成績で、あれよあれよという間に御三家を目指すことになっていた。小学生にとっての成功体験は、その子人格形成において重要だ。私は勉強するのが楽しかった。そもそも運動は嫌いで、中休み図書館にいるような子供だった。かけっこしか見てくれない小学校教員たちとは違って、塾の先生は私の「勉強の」成績を褒めてくれた。後は好循環だ。持って生まれメンタルの弱さで、模試の前に嘔吐するようなこともあったが、私の中学受験は大方順調だった。

一方小学校生活は、ぼろぼろのメタメタだった。私の通塾先が変わったことがどこから漏れ出て、「エリート意識を持った嫌な奴」の烙印を押された。低学年までは仲良くしていた子達も、私のことを大腸菌呼ばわりするようになった。

担任が、わかりやすく私に嫌がらせをするようになったせいだった。授業中に指されて答えても、「どうせ塾でやったんでしょうね」。覚えもないいじめ事件の首謀者にも仕立て上げられた。

だんだんと体調にも影響が出るようになっていた。学校に行く前に必ず吐いた。食道は焼けただれ、小学校5年生の冬には胃薬が手放せない体になっていた。

真面目な気質のせいで、私はそれでも学校に行くのをやめられなかった。親も流石に勘付き、担任嘆願書を出した。しかしそれも虚しく、担任は私にその嘆願書を叩きつけ、「どうしてあたしがいじめなんて言われなきゃいけないんだよ!!」と私を怒鳴りつけた。

別の小学校越境入学しようと思ったこともあった。別の中学受験をする同級生が、そそくさと学校を変えてしまたからだ。実際両親はその準備もしていた。しかし、自分学校問題があることが外部に晒されることを恐れてか、校長はそれに難色を示し、「○○ちゃんだって仲良しと離れたくないでしょ」と、結局その小学校から離れることは叶わなかった。

私の小学校時代は闇だ。小学生5年生の学芸会の劇で、悪役の親分オーディションに受かったら、自分母親と隣のクラス教員が寝ていると噂されたこともある。最高学年になる頃には、私は両親と塾の教師以外の大人を信じられなくなっていた。

話は飛んで、中学受験の結果から言うと、私は第一志望には落ち、第二志望の女子校に通うことになった。そこは天国だった。私が休み時間勉強していても、誰も怒らないし、誰も馬鹿にしなかった。正直それだけで救われたし、良き友人にも多く恵まれた。そして高校生活を経て、今私は東京大学に通っている。

もし父親先見の明がなかったか、私が過度のストレス受験全滅していたことを考えると、今でも寒気がする。

数年前の東大入学式の祝辞は、ノブレス・オブリージュについての話だった。私も上野先生意見に大方は同意する。しかし私は、もし「恵まれ人間」として支えなければいけないのが「あいつら」なのだとしたら、それは吐き気を催す話だと思う。

エリートが冷たいなんていうのは嘘だ。いや、もしかしたら真実場合もあるかもしれない。でも、そんな言説よりずっと、「学のない連中は残酷で野卑だ」という言説が本当だと言うことを、私は知っている。

追記】「SF」って具体的にどういう作品の事を指すのか今でも分からない

自分の中では子供の頃に藤子・F・不二雄先生が言っていた「すこし・ふしぎ」がSFなんだとある年代まで思っていたけど

本来空想科学(Science Fiction)でSFって聞いて「SF」という言葉に感じていた神秘的な雰囲気が薄れて残念に感じた事がある

それなら幻想宇宙(Space Fantasy)の方がドラえもんを見ていた頃の「SF」という響きに近い物があって好きだ

ところで所謂SFにもハードSFソフトSFの二種類があって、スターウォーズなどの所謂スペースオペラ」と呼ばれる作品ソフトSFに分類されるそうだけど

そのソフトSFハードSFファンからそもそもSF」と思われていないと聞いて、じゃあ本当の意味での「SF」とはどういう物を指すのか、そんな事ばかりが今でも気になっている

追記

今日になって数日前の日記トラバブコメが沢山付いている事に気付いた

ありがとう

SFを何の略語とするかという話なら"Speculative Fiction"が好み。

れいいなあ…架空戦記とかゾンビ代表とするホラー物が好きだからそういうのを一括してSFって言えるんだ

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