ことの発端は、
「スケベ絵が描きたいけど全巻購読してないから(解釈違いが怖いから)全巻揃えたい」
と交流のあった相互がツイートしたことから始まる。その時は、最初から身体目的の関係みたいですごく嫌だなwwwと笑っただけでその後も交流を続けていた。
しかしこれが所謂”エアプ二次創作”と呼べるものではと疑念を抱き始めると、草も生えなくなった。pkmn界隈で二次創作していた絵師が炎上、海外ゲームのUTは公式がエアプ二次創作の禁止をしているのを知ったからだ。エアプ二次創作は良いわけがないという危機感が高まった。
自ジャンルは原作コミックスが全十数巻。読者は多いが、ヲタクは少なく、更に二次創作をしている人間となるともっと少ない。pixivでの総作品数も約300作品くらいだ。
まさか自ジャンルでエアプ二次創作を、しかも自ジャンルがきっかけで繋がった、5年以上関わりのある相互フォロワーがしているとは思わなかった。まあ、”どこまでは原作を読んでいるのか”、”どこからがエアプなのか”、そこまではっきりとしたツイートはなかったためその日はスルーをした。
数週間後、新規フォローした人と、原作の具体的な巻数や頁や台詞を交えながら空リプで語るという機会があった。その人も漫画を全巻持っていた訳ではないが、途中までのキャラクター考察、今後の展開予想などで盛り上がった。そんな中、相互はまた「全巻買いたい」と呟いた。相互への空リプだと思われなくたかったのでスルーした。(新規フォロワーはありがたいことに、数日後には漫画を全巻揃えた。)
何故だろうか、相互へのツイートへの反応のしづらさを感じていた。相互も自分がミュートされてると思ってか、普段の私なら即いいねしているようなツイートをする。1日のツイート数が極端に増える。それらが更に反応のしづらさに拍車をかける。
某日のこと。
私の最推しには誕生日が設定されていないため、界隈では名前から連想した日付(語呂合わせ)を記念日として祝っている。自身も毎年タグを利用してお祝い絵をあげていた。普段は別ジャンルにいるフォロワーも、今日は推しの新規絵を描いてくれた。
相互が最推しの記念日絵を描いた。キャプションに「気になるから全巻買いたい」と添えて。
本来なら嬉しいはずだが、その絵を描くにあたって「どこまで履修しているのか」がとても気になった。
いつもの強弱がはっきりしている線画ではなかった。立体的なつやベタ、綺麗なハイライト、パッと見ただけで相互が描いたと分かる入れ方のアクセントカラー、印象的な加工、全てが無かった。
誕生日さえあれば誕生日に祝いたい、その複雑な気持ち。マイナージャンルだから名前を検索かけてもヒットしない苦しみ。新刊が発売されたのが5年前という絶望。だからこそ、記念日の数日前からタグを浸透させようとツイートをしていた。
マイナーキャラだからいいねなんて二桁いけばいいはずだ。故にいいね欲しさではないだろう。
好きだから描いたのか?最推しが初登場する巻数までは持っているということ?
一つ違和感を覚えれば、あれもこれも不信感に変わってくる。
通話した時に他ジャンルの話ばかり聞かされたのは、語れるほどの知識がなかったからか?
5年間以上ずっと自ジャンルの行方が気になったことがなかったということか?
何故今になって……?
いや、今ようやく興味を持ってくれたと考えれば喜ばしいことだ。
❅🐉💩
レンタルで読んでハマった(けど買いはしなかった)ってパターンはあるかもしれない