ずっとあんまりモテてなくて、婚活を始める前までは出会いの場に顔を出すこともしたことがないような人間。
男性からされて嫌だったことが2件あり、それも共通した手口(?)で、なんかマニュアル臭いから、私と同様にこういうのに慣れていない人に共有したい。
1. 栄えてる駅の駅前にて、男に声をかけられた。
男に「場所を変えてゆっくり話そう」と言われたので、カフェくらいなら良いかと思い、承諾した。
(*ナンパなんか無視しろよと言われるかもしれないが、ナンパマンの話しかけ方がうまくて話してしまった。あと、これも婚活の練習になるかもしれないと辻褄を合わせるように思ってしまった。)
次の瞬間、「手を繋がないか?」というようなことを言われた。
ナンパをされたり、ナンパをしているような奴と話したりしたことがほとんどないため、驚いた。
そして、拒否した。
拒否できた。
そして、私が想像していた普通のカフェでなく、カラオケやネカフェに行くことを打診してきた。
まずもって、コロナ禍でそんな密接した空間に行きたくないし、何されるかわからない。たまったものじゃない。
ナンパマンの、堂々と密室空間に誘ってくるその図々しさに腹が立ったし、性欲丸出しなところを恥ずかしがりもしないその姿が気持ち悪すぎて、背筋がゾッとした。
もちろん、どこも寄らず帰った(渋ったら普通に解放してくれた)。
2. 出会いの場に赴き、1番好感度が高かった人と二次会に行った。
二次会で普通の話(下ネタはなし。ライトな恋バナはあり)をしばらくして、疲れを感じてきたため、「帰る」と言ったら引き止められた。
引き止められたところで、疲れたものは疲れたので、帰ることにした。
帰り道、急にその男に手を握られた。
私は、ギョッとしてしどろもどろになりながらも拒否する言葉を発した。
そしたら、「嫌じゃないだろう?」という旨のことを言われた。
私は、心から嫌だと思っていたし、嫌だから止めてとも言ったのに、なぜ伝わらないのだろう。
その時の男の目の瞳孔の開き方、話の通じなさは今思い出しても本当に恐ろしい。
脳で考えておらず、性欲で話している感じが伝わってきた。
男に何をされるのか分からなくて、正直足も震えていた。心臓もハラハラと、悪い方の鼓動が鳴っていた。
次に、男は腰に手を回そうとして来た。
腰は手より嫌だったし、繋がれた手と違って払い除けやすかったため、結構強めに拒否し、手を払い、無理やり帰った。
当たり前だが、もう会うことはない。
まとめになってないまとめ
2人ともおそらく、セックス(ナンパ師などの不届き者界隈で言うところの「即」だろうか)をしたかったのだろう。
調べたところ、手を繋ごうとしたのは、ナンパ師で言う「ハンドテスト」なるものだった。
簡単に言うと、手を繋いでこの後ホテルに行けるか確かめるというものだ。
私の考えだが、初対面で手を繋ぐというのは相当気持ちが悪い行為である。
手を繋いでセックスの可否を判断するというのもまた気持ち悪い。
そして、そんなテクニックを編み出す奴、ネットにそんなことを書いちゃう奴、それを真に受けて実行しちゃう奴、全部気持ち悪い。
「こんな手口知ってるよー!」と思われるかもしれない。しかし、私は、「ハンドテストとかいうやり方をされて嫌だった」という体験談をネットで見たことがない(and探し出すことができなかった)ので共有することにした。
こういう経験をして、嫌だなあと思ったことがある人が他にいるならば、嫌だなあと思う気持ちを押さえつけたり自分のせいにしたりしなくて良いと思います。
こういう未遂のようなことって、「そのくらい我慢しろ」とか「よくあること」とか「そんなところに行ったお前が悪い」とか切り捨てられてしまいがちだと思うんですが、嫌なもんは嫌ですから。
そして、こういうことをやる輩が1番悪いのですが、それでも、これから出会いを増やしていきたい人はどうか注意してください。
余談(服装の話)
テキトーというのは、流行ってもなく、女性らしくもない格好である。
あとメガネをかけている。
すると、ナンパなどされない。
しかし、所謂婚活服(女性らしい、ひらひらフワフワで白やパステルカラーの服)を着、コンタクトをすると、それだけで男性からナンパされるようになる。性欲を向けられるようになる。
それ以外何かを変えているわけではない。
本当に何も変えていない。顔が綺麗になったわけでもなく、スタイルが良くなったわけでもなく、声も中身も変わらないのに、ただ身に付ける布切れを変え、メガネをしないだけで反応が恐ろしいほど変わる。肌感覚でわかる。
良くも悪くもファッションの力は怖い。
タイトルにハンドテストを入れるといいかもしれぬ
服装がある程度の「パートナーを探してます」ってシグナルとして機能するからじゃないの 指輪の逆バージョンみたいな