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はてなキーワード: 喪失感とは

2023-09-18

anond:20230918164143

アリバイ作り…まさにそんな感じ。

薄々感づいてはいたが明らかになった喪失感、とでもいうべきか。

2023-09-15

バンドリ終わっちゃったあ

徹底したディスコミュニケーション音楽で打ち破る最高のアニメだったぜ。

ソシャゲアニメって始まり物語までで、そこからの道のりの「続きはアプリの方で!」感が辛い。ソシャゲやらずの鋼の誓いを立ててるし。

でもやっぱりイイものはイイし、避けてばかりというのも勿体ない気がしてつい観ちゃう。そして自分一人が取り残されたような喪失感に苦しむ。

youtubeで違♡アップロードシナリオを観るんでも別にいいっちゃいいんだけど……それもなんかな……

おれは青春の焦燥や鬱屈や憧れや初期衝動の話が大好きだからそれでも良いんだけど、始めたものを大切に育てていく所もやっぱり観たくなってしまうぜ。

2023-08-20

anond:20230819220939

信じてた友達親族から詐欺られた時の

喪失感ダメージってとんでもないんだよな。

普通に第三者から被害にあうより苦しい。

2023-07-27

35年ぶりに知った知識忍たま乱太郎

ワイが考えていた「忍たま乱太郎」は「しんべえ」という本名だったらしい。

そして本物の「忍たま乱太郎」は、メガネのび太みたいなキャラだった。

35年前に教えてくれよ!勘違いし続けて35年!喪失感がすごい・・・

2023-07-26

政府1「中止の考えはない。強い警戒感を持って関西万博に臨む」

政府2「プレハブ方式関西万博する。建設の遅れはないと認識している」

政府3「関西万博を中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。関西万博に挑戦するのが政府役割だ」

政府4「安心安全関西万博に向けて全力で取り組む」

政府5「ミャクミャク様に打ち勝った証として関西万博する」

政府6「(関西万博は)今更やめられないという結論になった」

政府7「『関西万博するな』ではなく、『どうやったら関西万博できるか』を皆さんで考えて、どうにかできるようにしてほしいと思います

政府8「もしこの状況で関西万博がなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない。それくらい喪失感が大きい。それだけ命かけて関西万博する為に僕だけじゃなく関西万博を目指す大阪維新の会はやってきている」

政府9「家族に感動を与えたい。関西万博はミャクミャク様収束希望の光」

政府10「我々は関西万博の力を信じて今までやってきた。別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいのではないか

政府11「(関西万博中止要請は)自主的研究の成果の発表ということだと思う。そういう形で受け止めさせていただく」

政府12言葉が過ぎる。関西万博中止を決める立場にない」

政府13「関西万博借金拡大につながったエビデンスはない。中止の選択肢はない」

政府14「(関西万博について)国民は反発するだろうが、時間が経てば忘れるだろう」

政府15「関西万博することで、財政難でも関西万博できるということを世界に示したい」

政府16「関西万博について限定的統一的な定義は困難」

政府17関西万博するという認識関西万博するという認識ではない」

政府18「関西万博に反対するのは反日的な人たち」

政府19「関西万博しないのはより悲しいこと。ミャクミャク様に負けたということは世界に知らしめたくない」

政府20「岸田首相が中止を求めても、関西万博は実現される」

政府21「実際関西万博したら、関西万博に反対していた国民もやっぱり関西万博して良かったと言い出すに違いない。」

政府22「予見できないアルマゲドンでもない限り関西万博できる」

政府23岸田文雄首相大阪府吉村洋文知事を含め、オールジャパン対応すれば何とか関西万博できると思う」

政府24安全安心関西万博を実現することにより、希望勇気国民の皆さまに届けられると考えている」

政府25「(関西万博の意義について)ミャクミャク様に分断された家族の間に絆を取り戻す大きな意義がある」

2023-07-13

ryuchell の自殺女性ホルモンが原因という言説

女性ホルモンとったせいで...という言説がTwitterで取り沙汰されるけど、女ホル何年もやってる身からすると活動意欲の上下に多少は影響するけど別に死にたくはならない。 人によっては上がり下がりの幅も変わるだろうけど、そもそも死にたくなるような原因が周りになければ自殺する気にもならない。 女性ホルモン悪説は話としてわかりやすいからウケがいいんだろうけど、そうやって単純な図式にして消化するのは間違ってると思う。

認知が浅い人たちの意見無限エコーするような社会から苦しくもなるよね。 便乗してT批判してる人たちもいるし。 「女性ホルモンオーバードーズ」とか無知もいいところで、東京在住でお金もある人が個人輸入で錠剤買うわけじゃないし、ちゃんとした医院で処方してもらえば量も管理してもらえる。そもそも持ち帰る錠剤じゃなく、1回で数週間持続する筋肉注射からね。

何が本当のきっかけだったかはわからないけど。りゅうちぇるのこと好きでも嫌いでもなかったけど、最近まで普通に出演されていて近影を見ていたから、思ったより喪失感が強いなって思う。ただただ悲しい。

2023-07-10

anond:20230710160517

2023-07-03

【青ブタ】かえでと花楓に(少しだけ)人生を変えられた話

映画1作目(2019年6月

TVシリーズスルーしてたけど観に来たやで!

……なんかループものの亜種みたいな話なんやな?

シリアスなシーンのはずなのに、この主人公の格好は滅茶苦茶シュールやな…。

オチ、というか「ミクロではなくマクロに働きかける」という最終的な過去改変の方法はなかなか捻りが利いてるな……まあまあ面白かったやで。

映画2作目(2023年6月

1作目は観たけど、前作から4年も経ってるとほぼ忘れてるな…。

この『花楓』って子が今作のメインヒロイン主人公の妹なんか……前作に出てたっけ?

あー、不登校してて学力が足りてなくて、それでもお兄ちゃんと同じ高校に行きたいと。滅茶苦茶勉強してる……健気な子やな…。

……あ、この不穏な電話は、まさか……あああ、そんな……あんなに頑張ったのに……でも、自分不登校経験があるから解るわ……え、2年間記憶を失ってた…? そうやったんか…。

……また電話が…。……え? …いやいやいや、そんなことってある…????? 花楓、それでもお前は…お前ってやつは…。

……こ、このエンドロール曲は……こんなん泣くわ……久保ユリカ凄すぎひん???

TVシリーズ(dアニメストアで)(2023年6月

映画で、自分人生史上かつてないぐらい感情をグチャグチャにされてしまって、映画ストーリーに至るまでの花楓が気になりすぎたのでTVシリーズを履修するやで……。

……え、この子は花楓……じゃなくて『かえで』? あー、日記帳の表紙の名前ひらがなだったのはそういう…。ものすごくリアルな「今どきの女子中学生」だった花楓とは打って変わって、かえでは天真爛漫でお兄ちゃん大好きっ子で、「ザ・ラノベの妹」って感じの子やな…。

あー、いじめが原因で不登校になって、思春期症候群発症して……しかし他のヒロインの「存在認識されなくなる」「同じ日を繰り返す」「二人の自分が同時に存在する」「二人の姿が入れ替わる」という超常的な症状とは違って、花楓/かえでのは(体に突然現れるアザは別にすれば)「別の人格が現れて、それまでの記憶もなくなる」という、現実でも解離性同一性障害として起きそうな症状やな…(性格言動が幼くなってる気もしたけど、知能や一般常識は年相応みたいだし、「幼児退行」とは違うんかな…?)。

……お、かえでのエピソードTVシリーズ最後なんやな。おお、あんなにお家大好きっ子だったかえでが、外に出たい、動物園に行きたい、学校に行きたいと…。咲太が次々と新しい女を家に連れ込んだ(←言い方)のが良い方に影響したんやな…。しかし、咲太もかえでが言うことを絶対に頭ごなしに否定したりせずにちゃんと聞いてくれる、いいお兄ちゃんやな…。

……あああ、家の外に出るだけでそんなに……でも、自分不登校経験があるから解るわ…(2回目)。

…本人の決意と咲太の支えで外には出られるようにはなったけど、やっぱり学校ハードルいか……でも、自分不登校の(略)。

……え、ここは……かえでが行きたがってた…咲太、お前ってやつは……洗ってないなすの臭いwww 良かったな、かえで……からの、え、ここは……かえでが行きたがってた…咲太、お前ってやつは…(2回目)。

明日はきっと……って待て待て、この展開はどう考えてもフラグ……あああああ、やっぱり……。かえで……かえで……。

そりゃ咲太も、それまでの40日間(10/16~11/26)必死に頑張ってたのをそばで見てた、そしてそれまでの2年間一緒に過ごして、自分が誰なのかも解らず不安に押しつぶされそうな状況なのに「妹になってくれた」『かえで』のことを思うと喪失感が大きくて、単純に「『花楓』が帰ってきた!」という気持ちにはなれないよな…(父ちゃんはわりとそういう感じだったが……まあ2年間妻の看病のために咲太・かえでとは別居してたし、それはしょうがないのか…)。

……いや、それはわかるけど、病室の『花楓』と父親を置き去りにして雨空の下を走り回るのはちょっと…。『花楓』はわりとあっけらかんとはしてたけど、気がついたら2年経ってるっていうし、自宅も引っ越してて、両親とは別居してて…という状況に戸惑わないわけはないんだからそばに居てやれよ……(という感想自分が持ったのは、映画2作目→TVシリーズという順番で観たからなんだろうな。普通にTVシリーズから観てたら、『かえで』のことはよく知ってるけど、それまで劇中でほとんど描写がなかった『花楓』の方に感情移入することはなかなか無いだろうから…)。

からの、翔子さん。咲太をよしよししてあげるのはいいとして、かえでの日記帳勝手に読み上げるのはどうなんだろう…と思わなくもない。

いやしかし、この日記は泣くわ……。目が覚めたら記憶がなく、自分が誰なのかも解らず、父親も状況を受け止めきれず、母親に至っては心を病んで入院してしまった。そんな状況で唯一、咲太だけは自分のことを認めてくれて、一緒に暮らしてくれた。さっき『かえで』が「妹になってくれた」って書いたけど、それ以上に『かえで』にとっては咲太が「お兄ちゃんになってくれた」ことが救いだったんやろうな…。

そして、『かえで』の最後の日のことまで日記に書かれてる…。動物園夜の学校に行って、翌朝目覚めた『花楓』が筋肉痛を感じるほど肉体的な疲労があったはずなのに、帰宅してから寝るまでの間に日記を書き上げたということは、『かえで』は、これが自分に残された最後時間だということを解ってて、咲太に自分の想いを伝えなければいけないと思って、力を振り絞って……うう……。

翌朝、とりあえず立ち直って再び見舞いに訪れた病室で「退院したら動物園に行くぞ」と『花楓』に言ってしまう咲太さん…。なんか「元カノ面影を今カノに見てる」みたいな…。まあ、ちゃんとしたお別れもできないまま行ってしまたから、気持ちはわからなくもないが…。

からの、麻衣さん。撮影の合間を縫ってわざわざ金沢から駆けつけるという理想彼女ムーブ。…からの、翔子さんの書き置きが見つかって修羅場…。で、怒ってトンボ返りした麻衣さんを追いかけて金沢まで行ってしまう咲太さん……いや、そんなことしとる場合か!!? 言い訳謝罪は後日にして! お前は!! 今は!!! 『花楓』の!!!そばに居てやれ!!!!!(自分麻衣さんというキャラクターに対してそれほど魅力を感じないので、このへんの咲太の行動に対してあまり共感できなかった…)

映画1作目(dアニメストアで)(2023年6月

花楓、登場シーン数は少ないけどちゃんと出てたんやな…(当たり前)。

注目すべきなのは美容院で髪を切るシーン。咲太、お前、もうちょっと感慨とかないんか…? 髪型が変わって、またひとつ『かえで』の面影が薄くなってしまうシーンやぞ…。(まあ「TVシリーズの続き」ではなく「1本の映画」として考えると、本筋とは関係ないそういう描写を入れるとブレるからしょうがないのかもしれんが…)

しかし、髪を切ったあとの「ど、どう…? 調子に乗ってるように見えない…?」というセリフいじめに遭ってた花楓の過去を考えると結構重いセリフではあるよな…。

映画2作目(2回目)(2023年7月

青春ブタ野郎アニマルランドの夢を見る(映画2作目の来場者特典小説)(2023年7月

1回目に観に行ってもらってたやつ。……あああ、これこれ! このエピソードが読みたかった!! 咲太と花楓(と麻衣豊浜)が動物園に行くやつ!!!

行ったのは映画2作目のあと、3月ということだけど……まあ、そう簡単に『かえで』のことを忘れられるわけはないよな、咲太…。一方で、いつまでも『かえで』の面影を『花楓』の中に見てしまうのは、『花楓』に対してどうなんだ…?と思わなくもないし……う~ん……。

かえでと花楓に(少しだけ)人生を変えられた←イマココ

最近はずっと、かえでと花楓のことを時折考えて、そのたびに泣きそうになってしまう…。これは『かえで』ときれいな形でお別れができなくて、咲太も未だに未練があって、でも『花楓』を受け入れていないわけではなくて……という複雑な心情が続いていて、(少なくともアニメで描かれた範囲では)解決していないからだと思う。咲太、お前、『花楓』を動物園に誘ったのは、もしかしたらそれをきっかけに『かえで』が帰ってくるかも…という期待が、ほんの僅かでもあったんじゃないのか……?

かえでと花楓、2人が(何らかの形で)直接会うことができれば、一番いいわだかまりの解消になると思うんだけど……まだアニメ化されてない原作小説にそういう展開があったりしないのかな……と気になって、Kindleで全巻ポチってしまった(まだ読んでないけど)。今まで電子書籍ってほとんど買ったことなかったんですよ…。

それだけじゃなくて、コミカライズ版、BD全巻、OPEDサントラCD、前売り券の特典についてたグッズ、劇場販売グッズ、予約受付中の花楓のフィギュア……この数日間で一体何万円を使ったただろうか? でも後悔なんてしてない、するわけがない。

特定アニメ作品にハマったことは何回もあったけど、あるキャラクター実在人物のように感じたのは初めて。

今はそう……藤沢に行きたい。かえでが生きた、花楓が生きてる街の空気を感じてみたい。それと上野動物園に行って、洗ってないなすの臭いを嗅ぎたい。

今まで「聖地巡礼」って「ふーん、世の中には物好きな人がいるんやな」くらいの冷めた感じで見てたけど、こういう気持ちやったんやな…。

……薄給だし、休みあんまり取れないけど……。…新幹線で片道○時間切符代が×万円…。日帰りだと流石にしんどいので1泊…いや、2泊…。となると宿泊費も…。

それを捻出するためには、今の支出見直して…。買うだけ買って積むだけだった漫画書籍Steam、利用頻度の少ないサブスク

それほど興味がなくてもわりと頻繁に行ってた映画……いや、でも青ブタ出会えたのはそのおかげだし…うーん……。


それと、かえでと花楓があんなに頑張ったんだから自分ももう少し頑張って、今のただれた生活をなんとかしなきゃな…と思っている(部屋めっちゃ汚いんです…)。

(おしまい)

 

夜になると急に喪失感に襲われるのはなんでだろー

2023-06-22

anond:20100512121217

アラフィフ女性です。

恋愛として「好き」という感じたことはもちろんある!

思えば、学生時代20代の「好き」は「かっこいい」とか「気が合う」の延長でしかなかった。

一緒にいて楽しいから付き合おうとかそういうレベルだった。

30半ばになって、とある男性出会い一目惚れではないのだけど、雷に打たれたように「好き」になってしまった。

その人の欠点も含めてすべてが「好き」という感覚

その代わり、その人に対する執着心もとても大きく、嫉妬などさまざまな葛藤が押し寄せた。

スムーズ交際に至れたらよかったのだけど、相性があまりよくないようで衝突も多かった。

しかし、「好き」という気持ちはなくならなかった。

その人の近くにいたい、離れたくないという気持ちが日増しに強くなった。

(互いに不倫ではないが)交際できない事情があり、気持ちを交わせずとてもとてもしんどかった。

そのおかげで自分気持ちとしっかり向き合うことができ、精神的にも人間的にも別人レベルに成長できた。

自分気持ち無視して「他の人と結婚しよう」という打算も働かず、ひたすらその人を想い続けながら、その人の仕事サポートする道を選んだ。

「好き」という気持ち原動力になり、相手にも社会にも貢献できるようになった。

最初は執着心だけだったが、次第に、その人がどんな状況でも無条件に応援しようという「無償の愛」に近い状態にまでたどり着いた。

そうしてずっと私は生きていくのだろうと思っていたのだけど、その人が突然、病気でこの世を去ってしまった。

別れはあっけないものだ。

喪失感に打ちひしがれながらも、共通の友人や知り合いに支えてもらえたので、今はその「好き」という気持ちを前向きな力に変えていく方法を考えている。

しばらくして、そのとき支えてくれた共通の友人からアタックされ、押し切られる形で付き合うことになった。

だんだんと、その人が優しく頼りがいがある性格で、とても相性がいいことがわかり、その人にも愛情を感じるようになった。

以前の「激しい恋」のような衝動情熱や執着心はないのだけど、「穏やかな愛」を感じられ、とても癒されている。

もちろん、その人の欠点も含めてすべてを受け入れられる、すべてが愛しいと感じる「好き」だ。

こんな「好き」もあるのだなあと思っている。

自分語りで申し訳ないけれど、自分人生人間性も変えるほどの「好き」という気持ち存在するよ。

2023-06-20

母にマルチ勧誘された

母がマルチ商法にハマった。

騙されやすくてのめり込むタイプの母だから、ついに来たかという気持ちが大きい。言葉を飾らずに言えば、ただただ悲しいという気持ちだ。

本来ならばこんなことはツイッターに【悲報】母に勧誘された、とでも書けばいい話なのだがそういうわけにもいかない事情がある。

というのも私は家族ツイッターフォローされているのだ。本人である母はもちろんだし、真面目で心配性な父、責任感の強い祖母にも見られている。

そんな場所で母のマルチの話をすればたちまち一家霧散だろう。正直、父や祖母マルチに関する知識がどれくらいあるのかもわからない。

そこで思い出したのがいつか見た匿名日記サイトだ。初めて扱うものから、なにか無作法があれば申し訳ない。

家族仲は良い方だ。

子供ときは土日のたびに家族で出掛けて、大人になった今も両親それぞれと飲みに出かけたり、みんなで出掛けることもある。お互い干渉せずに適度な距離感で付き合っていたと思う。

母も父も友達が多く、家族の中ではおそらく私だけが根暗だ。

さて、何が起こったのかを書いていきたいのだけれど、まだ少し気が動転している。

文字にしていく過程ですっきりするかもしれない。きっとする。

からご飯の誘いが入ったのが今回の事の発端だ。

前述した通りよくあることで、なんら珍しいことではないいつもの誘いだった。

この日はもう家にご飯があったから、逆に家に食べに来るか誘った。これもよくある会話だ。

母は私に甘く、作ったものは何でも美味しいと笑顔で食べてくれる。その日もそうだと思った。

結論から言うと、家に来た母は何も食べなかった。

食事に誘ったのは向こうなのに私が入れたお茶にも手を付けず、熱心に化粧品説明を始めた。

そこからはもうネットしか聞かないようなテンプレオンパレード役満じゃん。どうしたものか。

色々考えていたつもりだけど、多分頭は真っ白だった。大地の力について話し始めたあたりで、私は半泣きだったと思う。

とりあえず、話を聞いた。

から勧められたのかは教えてくれなかったが「私の説明が分かりにくかったらもっと上のすごい人を紹介するね!」と言われて、また泣きそうになった。

私の上のすごい人、漠然としすぎている。

顔を見て、もう無理かもしれないと思った。自慢じゃないが私は諦めが早い方だ。多分あれは無理。伊達に30年も娘をやっていない。

母は昔からアホと呼べるレベル善意の塊で騙されやすかった。世の中に悪い人はいないと思っているタイプだ。

めちゃくちゃいる。今まさに母が友達だと思っている人はおそらく悪い人だよ、私にとって。家族にとって。

ただ、本人も騙されやす自覚を持っていて何かをする前には必ず私に相談してくれていた。

このメール詐欺かしら?

詐欺だよ。

初回だけ500円なんだって

最低3回購入って書いてあるよ。

幾度となくそういう会話を交わしていたけれど、毎回相談してくれるから事前に止められるだろうと安心していた。慢心とも言うのかもしれない。

今回は、もうすでに契約したという。

これが一番ショックだった。いつもなら相談してくれることも、その隙もなくもってかれた。

「まだ家族の誰にも言ってないし、みんな心配性だから言わないつもり。でも、娘ちゃんには一応報告しといたほうがいいかなって」

遅い。私がほしいのは報告じゃなくて相談だ。

私に言えば止められると思ったのか。そりゃ止めるよ。止められそうなことをするなよ。

他の家族に言っていないということは、今は私が生命線だ。ここで突っぱねたらきっと次からは隠してなにかをするだろう。それは避けねばならない。

とにかく否定もせず肯定もせず話を聞いた。

何度も怪しくない根拠説明される。言い訳ともいう。その言葉を繰り返さなければならないことが答えだとどうしてわかってくれないのだろう。

大地のエネルギーを感じる前に、私の悲しみを感じてほしい。

今はまだ途方に暮れている。

書けばすっきりするかと思ったが、やるせなさが増しただけだ。でも、少しだけ気持ちの整理ができた。

多分ここから母との仲がもとに戻ることはない。拗れたわけではないけど、時間問題だ。

以前みたいに旅行に行くこともないだろうし、楽しく食事をとることもないと思う。

そういう喪失感を私だけが感じているのが悔しい。

だって母は、新しい出会いにワクワクしているはずだから

2023-06-10

ワイ、ぶつかりおじさん。なんでぶつかるか説明するやで

増田を書くのは初めてやで。読みにくかったらすまんな。

ワイは自分人生を失ってる気がしてるんや。

喪失感ってやつやで。

他人との繋がりとか、共感とかが見つけられへんのや。

一言で言えば、寂しいんやな。

から、ぶつかることで他の人々の反応を求めてしまうんやで。

ワイはみんながびっくりしたり怒ったりしてるのを見ることで、自分存在を確かめようとしているんや。

・・・でもな、その反応は一時的で、本当のつながりや満足感をもたらすものではないんや。

悲しいよな。同情してくれてもええよ。

ワイの行動には自己破壊的な側面もあるねん。

ワイはアイデンティティってやつを見失ってて、他人嫌がらせをすることで、苦しみとかや痛みを解放しようとしているんやと思うわ。

でも、それは解決策となるものではないんや。

しろ、ワイは自分自身と向き合って、悲しみや孤独感に向き合う必要があるんやと思うねん。

真のつながりを築いて、支えを求めることで、喜びや満足感を見出せる可能性があるんや。

・・・ってええカッコしいの話してもうたな。

まあ以上が、ぶつかりおじさんの理由と悲哀や。

ただし、ぶつかりおじさんは一人ひとり事情が違うから、これはあくま一般的な考えって覚えておいてな。

2023-05-09

から何も持ってないのに喪失感だけは常につきまとってくるのなんでだろー

2023-05-06

妊娠中の嫁にLINE送る文章に悩む

と言う夢を見た

久しぶりに喪失感がでかい夢を見る


そういえば昔良く夢の中で出てきたゲームセンターを久しぶりに見た

中はすごい閑散としていた…

いつも景品ゲームが沢山あって欲しいものを沢山取って楽しいって思いながら目が覚めたのに

昨日の夢は何も無かったし、薄暗い雰囲気になってた

何か気持ちの変化があったんだろうな

2023-05-05

慰安婦、WBPCに通じる人権犯罪ビジネスBLM

これってヒューマンライツナウやColabo、ぱっぷす、BONDプロジェクトSpring安田菜津紀、全てに通じる。

影にネオコン民主党がいる

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

#BlackLivesMatter って結局何?スレッドです。

大坂なおみ嬢やワイドショー報道で、「黒人差別撤廃」を訴える運動かな?くらいに推測していると思います

今回、ろくでなしこさんの質問に答える形で、マスコミや支持者が教えない事実も含めて解説します。

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

·

2020年9月19日

1: 組織設立代表

BLMは2013年黒人への警察の横暴に抗議する3人の黒人女性人権活動家により結成。

彼女達は「我々はよく訓練されたマルクス主義者」と公言ベネズエラ独裁者マドゥロ氏や、国内極左テロリスト達との親交も。

カラーズ女史による「我マル」発言

https://twitter.com/yousayblah/status/1307065325855346689?s=20

2: BLMの意外な理念

BLM公式サイトより

「…シスジェンダー特権を解消しトランス地位向上。同志との学びと共感核家族から脱却、共同体による家族形成子育てヘテロ基準を捨てクィア肯定…」

「同志」は共産風呼びかけ。核家族否定マルクス主義の特徴。

https://twitter.com/yousayblah/status/1307065327889657857?s=20

3: BLMのゴール

警察組織廃止資本主義からの脱却、黒人達への賠償など、彼らの要求は多岐に渡ります。個々に見ていきましょう。

↓「国が我々の要求をのまないなら、システムを‘燃やし尽くして‘置き換える、わかるな?」と憤るNY支部長

https://twitter.com/yousayblah/status/1307065329999327232?s=20

#日本場合有識者海技など警察を乗っ取る方向です

また、ブラック校則などと言って学校の秩序を崩壊

なんでもパワハラにして子供努力させず堕落させる

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

2020年9月19日

3-b: 脱資本主義

共産主義の色が濃いBLMは、資本主義社会白人至上主義であるとして脱却を目指します。資本主義象徴であるNikeApple大企業から莫大な寄付を得ていますが、それは「富の再分配」として奨励されます

クリスマス商戦白人至上主義という主張

#日本では困難女性けが大儲けできるにしま

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

2020年9月19日

3-c: 核家族から社会共同体

77%以上の黒人赤ちゃんは未婚女性のもとに生まれます。「父親不在」は黒人社会へ対する大きな批判の一つですが、共産主義的な体制を目指すことで打ち消せるでしょう。個人による私的財産の所有を阻むこともできます

日本語の参考記事

https://twitter.com/yousayblah/status/1307065336206942209?s=20

#ある程度必要ですが、これは洗脳目的です。

🇯🇵Blah

@yousayblah

2020年9月19日

3-d: 黒人への賠償優遇政策

奴隷の子である黒人賠償せよ」論。試算によれば総額は12ドルにもなります。その一環としてBLMは黒人への土地住宅教育医療中絶費用などの無償提供黒人犯罪者保釈免除要求

↓ 各黒人家庭に80万ドル(約9千万円)

https://twitter.com/yousayblah/status/1307065339713388544?s=20

3-e: トランプ辞めろ

カラーズ女史がCNNに答えています。「我々のゴールはトランプを追い出すことです」…つまりこのBLMによる大規模な抗議活動は、アメリカ大統領選を見据えた政治運動だということです。

BLMが民主党への投票示唆する #WhatMatters2020 もその例です。

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

2020年9月19日

3-f: その他の要求

無数にある“BLM demands”の例として、ワシントンDCでは、刑務所増設反対、売春合法化学校内での警察配備禁止逮捕された暴徒達の無罪釈放、stop&frisk (警官不審者尋問武器所持の有無を触って確認)の撤廃などが叫ばれました。

#これ本当にやっています

#この場合売春合法化犯罪組織が儲けるので日本売春合法化と違います学校内の警察配備禁止ブラック校則です。

4: 影の支援者

GAFA含むあらゆる企業大口ドナーセレブエリート富裕層一般人もこぞって多額の寄付をしていますが、注目すべきはジョージ・ソロス中国共産党バックアップでしょう。

ソロス政治介入

https://twitter.com/mei98862477/status/1294433890354860032?s=20

↓ CCPの関与は最近明らかに

https://twitter.com/meguchan203/st

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

2020年9月19日

5: 寄付金の行方

莫大な寄付金、不明瞭な用途保守派のみならず左派から批判対象です。BLMのスポンサーはサウザン・カレンツというNGO役員にはスーザン・ローゼンバーグという極左テロリストが名を連ねます。仔細な会計報告が出されることはありません

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

2020年9月19日

6: 暴動メンタリティ

「BLMは平和的なプロテスト!一部の無関係な暴徒に乗っ取られただけ」などという言い訳擁護から聞こえます。これは真っ赤な嘘です。彼らは「黒人過去に略奪されたのだから、今後はこちらが仕返しするべき」と考え、略奪を正当化しています

7: プロテスターの心構え

ジョージ・フロイドの死後、大勢若者がBLMに共感プロテストに加わりました。当初は平和な行進をする者が大半でしたが、香港プロテスターやANTIFAに触発され、コロナ自粛鬱憤も手伝い、彼らはすぐに危険な暴徒へと変貌を遂げました。

🇺🇸 🇯🇵Blah

@yousayblah

2020年9月19日

8: 暴動がもたらした被害

暴動に巻き込まれ子ども達を含む多くの黒人が命を落としました。家屋が焼け店を失い路頭に迷う人達が続出しました。多くの人たちが昼夜問わず街を練り歩き、難癖を付けてくる集団を恐れるようになり、思想を語り合うことは自殺行為になりました。

9: 暴動の果てに、恐怖と喪失感の下で絶望する市民

保険会社の試算によれば、アメリカ全土における暴動の損害額は200億円にものぼるようです。個人商店家屋が受けた損失、心理的被害は修復できません。

#当然黒人被害者です。

10: 終わりに

トランプ大統領が繰り返し「これは極左との戦いだ」と言っていますが、その通りです。BLMの目的は「差別撤廃」ではありません。彼らの革命思想近代アメリカ左傾化進歩派リベラルの台頭、若年層の社会主義盲信、歴史黒人問題…これらの予備知識無くしてBLM議論は出来ないです

2023-04-30

好きだった犬猫ユーチューバー最近色々やらかしてる件

・見始めた当初は犬1匹に猫2匹というよくある状況だった。

・その後子猫1匹が亡くなってしまう。

喪失感から抜け出せず飼い主が子猫2匹を保健所から引き取る。

ここまでは良かったのだが…

・1匹を畑から拾ってくる。

さらにもう1匹拾ってくる(この時点で猫5匹+犬1匹)

これはいわゆる多頭飼いの状況だろう。猫は本来群れる動物ではないので多分猫にとってはストレスだと思う。

・1匹が脱走し捜索を動画ネタにする。

最終的に見つかったが、脱走は防がなければならないし、もし見つからなかったら批判は避けられなかったと思う。

ユーチューブの他の企画が忙しくなり5匹中2匹を親の家に預ける。

これは多頭飼いを始めた時点で覚悟しておくべきだったと思う。実際飼い主は6匹の動物を育てていく自身があると豪語していたが結局この体たらく

…と、時系列的にはこんな感じだろうか。脱走は実際には1回だけではなく何回か起こっておりそのたびに捜索の動画が出ている。

猫は環境の変化を嫌がると言われているから、飼い主の都合で他の家に長期的に預けるなんて行為は避けてほしいと思う。

動物真剣に飼っているなら起こさないはずの行動の数々。飼っている動物1匹1匹と真面目に向き合ってほしい。

2023-04-05

子供の頃に夢でよく訪れたショッピングモールには過去が染み付いている

数年ぶりに夢に出た。

変わっているところもあったが、基本構造は昔と一緒だ。地元にあって今はイオンになってしまったSATYベースになっているが、地上二十階くらいに巨大化している。

俺がよく歩き回るのは本屋CDショップが一緒になった妙にサイバーインテリアフロア、そしてその上の3フロアくらいに渡って立体的に広がるゲームコーナーだった。薄暗いかわりにレーザー光蓄光塗料でけばけばしく彩られたゲームコーナーに様々な時代ゲーム筐体が並ぶ。中央にあるコイン落としは3フロアぶち抜きの巨大なマシンで、いつも老人がまわりに張り付いている。体を使うアクティティ系のアトラクションもある。スノーボードハーフパイプが倍くらいの規模になったやつがあって、特殊シューズレンタルして遊ぶ。受付で300円払って履いている靴と専用シューズを交換する。このシューズは床にピッタリくっついてハーフパイプを登れるモードと、床との抵抗を限りなくゼロに近づけて高速で滑れるモード任意に切り替えられる。これを駆使してトリックを決めたり、延々滑ったりして遊ぶ。現実の俺は自転車通勤くらいしか運動はしないが、ここでは自由に体が動く。周りを見ると俺の他には小中学生しかいない。しかし彼らが小さい子供だという気はせず、同年代だという感覚がある。これはこのアトラクションが生み出された時期、俺もローティーンだったからだろう。感覚施設に紐付いている。

祖父が亡くなってからは、この夢のショッピングモールでたまに眼鏡屋に立ち寄ることがある。最後祖父と話したのが眼鏡屋だったからだろう。今回もそのイベントがあった。祖父がそこにいた。祖父視力を測る機械の前に座って、奥で店員老眼鏡を調整するのを待っている。

増田、お前の目は半分じいちゃんとおんなじなんだ」

そう言って祖父自身の瞳を指さす。俺は吸い込まれるように瞠目する。祖父の瞳は薄いグレーだ。知らない人も多いかもしれないが東北にはそういう目の純日本人がたまにいる。虹彩の細かな模様がきれいだと思う。俺の瞳は左だけすこし色が薄い。しかきれいなグレーというよりは薄茶色だ。視力も少し弱い。完全に祖父と同じ、グレーの瞳だったら良かったのにと思う。そう言おうと思うが、次の瞬間には祖父は消えている。喪失感けが残って泣きそうになっている。

SATY実家から遠かった。俺が家族に連れて行かれるのではなく一人でSATYに遊ぶに行くようになったのは高校生になってからのことだ。通っていた高校からは徒歩で行けたので生徒たちの放課後スポットとしては最適だった。でも俺は別にSATYが好きではなかった。一緒に行く友達がいたわけでも、豪遊できるほど小遣いが豊富なわけでもなかった。それでも当時の俺がSATYに通ったのは、SATYへの道が当時好きだったクラス女子の帰り道とかぶっていたからだ。マッスン、と彼女は俺をあだ名で呼んだ。

「あれ、マッスンまたSATY? じゃあ途中まで一緒に行こ」

そんな流れで俺は15分ほど、彼女と二人きりで話すことができた。彼女は小柄で色白で、顔だけは広末涼子に似ていた。だからここでは広末と呼ぶ。広末教室はいつも田中という女子と行動をともにしていた。田中特別美人でも秀才でもない普通女子だったが、どうやら俺のことが好きだったらしい。その関係で俺もこの二人と絡むことは少なくなかった。クラスの奴らからは3人組みたいに思われてたかも知れない。しかし俺は田中がいる限り広末の心がこちらに向かうことはなさそうだと考え、いっそのこと田中を殺そうかと思ったこともある。もちろん本気ではないが。広末の家は町の小さな和菓子屋だった。俺は彼女と別れ際、義理大福ひとつ買ってSATYに向かった。もしかしたら俺が婿入してこの店を継ぐのかも、なんて夢想したこともあった。

高2のある日、たった一度だけだが、広末SATY用事があるというのでそのまま一緒にSATYに行ったことがある。画材屋で店のディスプレイ材料を買うとか、そんな用事だったと思う。俺は荷物持ちを申し出て、広末も断らなかった。買い物が済んでから屋上植物園みたいな庭でベンチに腰掛けて二人でアイスを食べた。いつも大福買ってくれるから、とおごってくれた。俺はヨーグルト味で、広末ぶどうシャーベットだった。広末一口あげるといって自分スプーンで俺の口にシャーベットを入れた。俺は興奮で死にそうだったがなんとか平静な顔を保った。こっちも食べる?と聞くと広末は俺の「あ〜ん」を待つわけでもなく超速でごっそり半分以上ヨーグルトアイスを持っていった。取り過ぎだよひどい、なんて言ったが俺は幸福のあまり死にそうだった。

夢の中ではこの庭が広大で深い植物園になっている。熱帯の植物ジャングルみたいに鬱蒼としている中を歩いていくと、アイスを食べたあのベンチがある。そこには広末ではなく田中こちらに背を向けて座っていた。

高3になると俺と田中文系広末理系選択して、広末とは疎遠になった。ただ田中とも別に関係が深まったりはしなかった。田中は既にどこかの大学生と付き合っていて髪を染めたりタバコを吸い出したりして感覚が合わなくなっていた。

夢の中の田中高校生ではなく、数年後に最後に顔を合わせたときの姿だった。大学を出たもの終活に失敗して東京の小さい葬儀屋見習いをしていた俺を田中が呼び出した。高校卒業してから連絡を貰ったのはそれが初めてだったし、高卒地元就職した彼女上京していたこともこのとき初めて知った。葬式が増える真冬で、俺は翌日の葬儀のために付き合いのある花屋に頭を下げて花をかき集めたところで疲れ切っていたが、なぜか田中からの誘いを断れなかった。蒲田にある田中マンションゴミ屋敷一歩手前という状況で、冷蔵庫の半分がスミノフで埋まっていた。

夢の中の田中スミノフハイペースでのどに流し込んでいる。ふわふわした素材のジャージ上下姿で、底辺の女という感じがした。

マッスンも飲みなよ。ねえ、あたしさあ、この間また手首切っちゃった。それで救急車来たんだけどなんで来たのかわかんない。別れた旦那がいたから、どっかで見張ってて通報したのかも。ほら手首見る?ねえ寒いよね一緒に寝る?」

田中視線は定まらずふらついている。あのとき田中がなんで俺を呼んだのか、わからないようでわかるような気もする。歪な三角関係バランスで三人組をやれていたあの時期が田中にとっては幸福だったのかも知れない。俺は田中を殺したいとさえ思っていたのに。

気がつくとベンチの前には棺が置いてある。遺族が手向けた白い菊の花が大量すぎてご遺体が見えないほどだった。どんな人なんだろうとすこしドキドキする。葬儀屋をやっていると死体を見慣れてしまうが、死に慣れるわけではない。白い花びらにぽたぽたと紫色の液体が垂れる。ぶどうシャーベットだ、と思う。しかし違う。隣で棺を覗き込んでいる田中ヘラヘラと笑いながら手首から紫色の血を流している。遠く幽かにゲームコーナーの喧騒が聞こえる。ハーフパイプでは子供の俺が今もまだ飛び跳ねているような気がする。遠くに来てしまったと思う。

目が覚めると泣いていた。

もう10年ほど職場人間以外と話しておらず、久しぶりに田中と話せたのが嬉しいと思う。今の仕事はもう葬儀屋ではない。だから長く死体を見ていないが、でも今日もどこかで誰かが死んでいるんだと思うと落ち着く。

SATYに行きたいと思う。

2023-04-04

坂本龍一

自分坂本龍一ファンでもないし、その音楽も有名な映画音楽ヒット曲などしか知らない

音楽好きではあるので時々アルバムを聞いたりすることはあったけど、どちらかといえば細野さんのほうが好きだ

坂本龍一訃報最初に知ったのはTwitterTHE MAD CAPSULE MARKETSAA=上田剛史さんのツイートだった

目にしたときはきっと違う坂本さんなんだろうと思ったけど坂本龍一アカウントページを見ると

January 17 1952 - March 28 2023

と固定ツイートに書かれていて、ああ亡くなったんだとハッキリわかった

しばらく考えるでもなく頭の中に勝手に、自分人生の中で時折見かけたり、聞こえたりしていた坂本龍一の断片的な記憶が泡みたいに浮かんでくる

そうしてるうちになぜか涙が流れた

なぜだか自分でも分からない、坂本龍一検索して亡くなったという事実確認するたびに涙が出てきてしまった

感傷的な気持ちになったつもりもないのだけど、なんだか死なない人が死んでしまったような感じで、奇妙な喪失感がある

一番最初坂本龍一という人を認識したのは、たぶん母親に聞かされたYMOだったと思う

当時はYMOが大流行していて、母は僕の髪型テクノカットと呼ばれてた坂本龍一っぽい髪型にしてたのが写真に残っている

ただ自身では何曲か好きな曲はあったものの、それほど強く印象に残っていたわけではなかった

そして戦場のメリークリスマスを見たり、忌野清志郎とのコラボ「い・け・な・いルージュマジック」をテレビで見かけたりして

「なんなんだろうこの人は」という感じで、自分にはちょっと理解が及ばないミステリアスアーティストとしての認識けが残った

すごい人っぽいふるまいで、実際にすごい人で、教授なんて呼ばれてる

なのにダウンタウンコントパンツうんこがついてるキャラクターで登場したりもする

矢野顕子夫婦だった、これもなんだかやたらかっこいいなと思った

でもまあ、その程度の事しか知らないのだ

でもなんていうか、きっと純粋でかわいらしい人だったんだろうなという気はしている

これから色んなメディアで追悼特集がされるんだろうな

サンレコとかで特集されたらそれは読みたいか

こんな風に色んな人がすこしずついなくなっていくんだな

さようなら坂本龍一

2023-03-21

男女間の友情

30代既婚子持ち 奥さんとはそこそこ長い付き合いで大学一年の時から


この話はその奥さんとの話ではなく自分大学生のころ一番仲の良かった友達の話。

そいつ大学二年の時に自分がいた趣味サークルに一個下の後輩として入ってきた。

なぜかウマが合ったのか、その趣味特性もあってか、学生生活ほとんどをそいつと共有することとなった。

もちろん同性のサークル内外の友達ともそれなりに深い付き合いをしたけどそいつほどではない。

サークル合宿旅行も何度も行ったし、二人きりで出かけたりもする。お互いの部屋にも平気で泊まるしお互いの親とも会った事あるし、なんなら遠い県外のそいつ実家に泊まったこともある。

けどお互い異性愛対象ではない。

もちろん性欲の対象になるか自問自答することもあったけどどうしても無理で、自分には異性の兄弟はいないけど多分そんな感覚なんだと思う。


ここで話は一行目に戻るが自分そいつと仲良くなる前から奥さんと付き合っていた。(奥さんは学外)

自分にそんな存在の異性がいることは当然のように揉め事になる。

もっと奥さんの中では大勢の男女が仲良くしているサークルくらいの認識特定の誰かとここまで仲良くしているとは思っていない。

それでもやはり大学卒業したあたりのタイミングでどうしても縁を切らざるを得なくなってしまった(細かく言うといろんなことが起こるのだけれども書ききれないし大したことでもない)


あれから10年近く経っているのに決まって月に一度はそいつの夢を見る。

しかった頃の思い出だったり、今現在も仲良くしている世界線だったり。

そんな夢を見た朝はいつも喪失感で胸がいっぱいになる。


恋愛感情ではないと思う。

そいつ結婚した時も心から祝福した。

そいつ歴代彼氏と仲もいい。

けどよく議論になる男女間の友情ともちょっと違う気がする。

この気持ちはなんだろう。


男女の友情存在する、するがその延長線上にあるものは同性のそれとはまた違うのではないだろうか。

2023-03-17

anond:20230317164914

真剣に生きて積み上げたものを失うわけでしょ

死んだら失った事すらわからんが、死にかけ状態なら喪失感ヤバそう

2023-03-12

二次創作で好きな作家商業デビューする現象、何度経験しても辛い

二次創作では斬新な解釈でめちゃくちゃ面白い漫画を描いていた人が、いかにも一般受けしそうなリーマンBLや、どこかで見たような青春群像劇キャラが空回りしているギャグ漫画商業で描くようになるの本当に悲しい。

実際、そういう商業作を何冊か買って読んだことあるけど、全然面白くないんだよ……。

絵は丁寧で綺麗だし、コマ割りもセリフも見やすくなっているのに、まったく心に響かない。

その作家さんの人生から私に止める権利はないし、その方の商業で頑張ってみたいという気持ちはすごいと思うけど、星が一つ消えたような気持ちになる。

「私は、あなたの、これまでみたいな二次創作作品が読みたいのであって、商業作は特に読みたくない」とも言えないし。

商業デビューが決まりました!」というツイートが、商業アカウントRTと一緒に回ってくると「あー、またか……」と喪失感にさいなまれる。

商業デビューおめでとうございます!」みたいなリプつけたり、「商業作品も楽しみ」というツイートしたりしてる人って、本当にみんな心の底からお祝いしてるんだろうか?

だとしたらみんな人間が出来すぎてると思う。

一旦商業デビューちゃうと、二次創作同人を辞めちゃう人が大半なのも辛い。

鍵になったり、日常生活のことやソシャゲスクショしかアップされなくなったりした二次創作アカウントで「また同人も出したいですね~」みたいなツイートを見て、期待させられるのも疲れた

商業デビュー二次創作同人の一つ上の段階、みたいな風潮も嫌。

二次創作同人ステップアップになった」みたいな、「踏み台しました」発言を堂々とする人もいる。

ジャンル、他作品に移ってしまうことより、商業デビューが辛い。

できれば今の推し作家さんたちは商業デビューしてほしくないと祈りながら日々を過ごしている。

2023-02-28

anond:20210308111610

件の鬱病フォロワー最近鬱が治ったのかブルリフSとかいソシャゲ画像投稿しまくるようになったんだけど、

つい先日Twitter垢の永久凍結を喰らったらしく、サブ垢で

「完全にトラウマになってしまった」「死にたい」「ショックと喪失感がひどい」「永久凍結でブルリフSも遊ぶ気なくなった」

とか愚痴ツイート連発するようになった。そりゃ、鬱で1ヶ月近くまともにツイートしてなかったアカウントが急に1日何度も画像ツイートしたらアカウント乗っ取られたって判断されるわな…と思いつつ、「マスク許せないよな」って同調してあげて理解のあるフォロワーを演じてる。

2023-02-19

言うて元からウヨ憲法学者じゃん

石埼学

@ishizakipampam

私は、安倍元総理の突然の非業の死以降大きな「喪失感」を感じ続けている。かれの業績や政治姿勢には異論も多々ある。しかしその存在感の大きさは歴代総理の中でも群を抜いている。安倍元総理の突然の不在に多くの国民が感じる大きな「喪失感」を埋め合わせるためにも国葬実施されるべきだ。

石埼学

@ishizakipampam

·

2022年11月20日

リベラル左翼が嫌われる理由

家族地域仕事や国との絆のおかげで生きているのに、それを理解できず、感謝の念もなく、空疎にいきがっているから。

石埼学

@ishizakipampam

リベラル=自立した個人自由を追求する人、左翼マルクス主義者。

ってツイッターでいちいち定義しないといけなの?

石埼学

@ishizakipampam

自由安全平和日本を築いてきたのは自民党政権。そこに様々な克服すべき課題があることは確かだが、まずまずマシな社会が実現されている。その恩恵にあずかりながらそのことを否定するのは井上達夫先生風にいえば「自己欺瞞」。

自己欺瞞」に満ちた人たちが軍国主義化とか何とか騒いでいる。

2023-02-03

海辺の町を舞台にそれぞれ喪失感を抱える男女の出会い再生を描いたドラマ。」

邦画こんなんばっかりやな

2023-01-26

ハプニングアイランド

船着場のあたりが騒がしくなってきた。そうか今日は週に一度の<ご新規さん便>がやって来る日だ。ざわつくバーの店内。この島に来て間もない男性陣が窓の外をチラチラと眺めている。自分はそんな奴らを視界の隅に置きつつ、バーテンのジュン君にハイボールのお代わりを頼んだ。「そういえば今日の便の男女比って聞いてる?」「いやぁ、ボクらのレベルでは全然教えてもらえなくて。先週は女だらけでしたよね。今日反動男祭り便じゃないですか?」「でもね、スレた女より話せる男がいた方がむしろ楽しいんだよな。シャバの状況も聞けるしさ」

「そういえばダンさんはここ来てどれくらいでしたっけ?」「もうかれこれ半年かな。だいたいのことはやり尽くしたし、そろそろ後半の過ごし方を考えないと。。」ふとその瞬間、残してきた家族のことが一瞬頭に浮かんだ。いつものことだ。そろそろ30になる娘は元気だろうか?結局孫の顔を見ることなく島に来てしまった。別れの瞬間の嫁の顔。長年連れ添った男が目の前から消える喪失感と、この先に降りかかる筈の苦難から解放される安堵の入り混じった表情。「アタシは島には行かないよ。あなたと違ってまだまだ健康だし、細く長く生きるのがアタシの母からの教えだからアナタの一括年金大事に使わせてもらうわね」

窓の外を眺めていたテーブル席の男の一人が小さく呟く。「おお、若い女が来た。なんとなく高岡早紀に似てる」島のNPO事務所に隣接したこバーは、チェックインに向かう行列通り道なのだ。ちらりと外に目をやると30人くらいの集団の中に黒髪ロングで物憂げな表情をした一人の女性の姿を確認できた。おそらく40半ばくらいだろうか。今晩のウェルカムパーティーで男達が必死に群がる様子が想像できてしまう。あとは彼女女性専用ゾーンへの入所を希望しないのを祈るのみだ。噂によるとそこはガーデニングペット同居とレズビアンメインコンテンツでまるで昔の修道院みたいなところらしい。男女の夜這い乱交がはびこるミックスゾーン(我々がいるところだ)とは大違いだ。

ダンさーん、マコちゃんとは最近どうなのよ?」後ろからの声に振り返るとバスローブを着たリンちゃんがイタズラっ子な目つきをして笑ってる。もう50過ぎなのにぱっちりメイクで妖艶なフェロモンが漂う。毎日ジムで鍛えてる尻はそこそこのボリュームで、上陸まもない頃の俺も相当に世話になった。なんでもシャバにいた頃は新体操コーチをしていたらしい。あまりドSっぷりに辟易して最近は疎遠だけれど。「あのね、専属契約を結んだけどさ、やっぱりお互い他に目移りしちゃって、そろそろ大部屋棟に戻るよ」「わーい、そしたらまた一緒に遊べるね。今週末にコスプレダーツ大会やるからそれまでに是非!」

やりとりをカウンターの端で聞いてた爺組のヒロさんが声をかけてくる。「ダンさんやっぱりモテるね。俺なんか全然ダメだよ。島に行けば毎日酒池肉林だって聞いてここ来たけど騙されたよ」「いやだ、そのセリフ聞き飽きたわ。ヒロさん、マヨさんにたまに抜いてもらってるじゃん。シャバじゃご法度行為だよ」この島で女性相手にされない男性は<爺組>と呼ばれ、島に常駐する介護スタッフが定期的に性的サービスを行うことになっている。バーテンのジュン君も女性棟にある秘密の部屋へ時折通ってるそうだ。詳しいことは決して教えてくれないけど。

そのジュン君が訊いてくる。「ダンさんって明日のアツシさんのお別れ会ます?でも今週入って毎日から酔っ払ってて、このままだと胴上げもできない感じですよ」「ああ、先週のサトルさんもそうだったね。最後挨拶くらい綺麗にできないもんかなぁ」いやいや、皆知っている。社会的に一度死んでこの島に来たとしても、島の友達が明るく見送ってくれたとしても、おのれの肉体と意識がこの世から永遠になくなることへの恐怖からは誰も逃げられない。そんなの最初から分かっていたことだ。

・・・・・・・・・

運悪く就職氷河期にブチあたり、大学卒業後も居酒屋アルバイトで食いつないだ。ルックスがそれなりに良かったせいか女性にはモテデキ婚の上30前に父親になった。家族を養うために佐川急便入社。30代を仕事子育て、それと時々の風俗いであっという間に駆け抜けた。そして自分が40を過ぎた頃、父親認知症になって全てが変わった。

もともとアルコールに溺れていた父の症状進行は早かった。自宅での介護を選んだ母の選択も悪かった。尤も施設に関しては公営老人ホームが入居2年待ちという状況で他に選択肢は無かったのだけれど。日中ヘルパー訪問や週2回の入浴サービスは助かったが、日に日に父が人格を失っていく中で、夜間の排泄介助や頻発する徘徊に母のメンタルも音を立てて崩れていった。父から激しく暴力を振るわれた夜「もう限界です」そう言い残して母は自ら命を絶った。父を道連れにして。

ちょうど仕事で腰を痛め退職したタイミングとも重なり、俺のアルコール依存生活が始まった。ブームになったフードデリバリー業務委託を始めたが、時間の融通が利き過ぎる為かオンとオフの境目が曖昧になった。両親の死から数年後のある朝、二日酔いで自損事故引き起こし入院中の検査認知症初期と診断された。飲み過ぎで脳が縮み始めているそうだ。父と全く同じじゃないか。嫁と娘の反応は冷たく、嫁から離婚を仄めかされた。

そんな中、限界まで膨張した社会保障費(老人医療介護年金生活保護)を削減するために、政府が新しい法律を成立させたことを知った。<令和の島流し>と呼ばれるこのプログラム政府指定するNPOによって運営され、島に上がる人間安楽死を1年以内に受け入れることと引き換えに、労働から解放と、衣食住と適度な快楽アルコール島内自由恋愛性的サービス等)が保証され、家族に対しては1000万円の一括年金支給される。絶望状態にあった俺はこれに応募し、審査を経て半年前に上陸を果たしたのだった。

ちなみに上陸後のプログラムから離脱は完全に不可能だ。島にはネット郵便もなく、家族とのやりとりは一切遮断される。死亡後の通知も無しだ。一方でプログラム参加者の様子は政府によってモニタリングされ、NPOスタッフによる虐待がないことが保証される。これらはプログラムの安定運営と将来の参加者獲得のための必須事項であり、国会における法案審議の最も大きな争点であった。なお今の国会では安楽死の即時実行を条件とした一括年金3倍増プラン議論しているらしい。

・・・・・・・・・

ダンさん、何だかボーっとしてるよ!」リンちゃんの声でやっと我にかえる。「私も見たけどさっき来た女の人綺麗だね。週末のダーツに来ないかな。でも今晩誰かに食べられちゃうかー」ふとテーブル席の男性軍団を見ると、早速ひそひそと作戦会議をしているようだ。そうそう、ここは通称ハプニングアイランド>。プログラム応募者の中でも性的欲求が著しく強いグループが連れて来られる島なのだ(他の島のことはよく知らない)。ミックスゾーン場合、爺組・婆組を除く殆どの男女が同性を除く全員と関係を持っているだろう。

そしておそらく政府モニタリングした我々の性行動は全て詳細にデータ化され、将来の社会運営を担う人工知能粛々とインプットされている筈である。「そうだね、今からでもマコちゃんに話をつけて今晩に備えるかな。でも自分性癖としては他の男に散々やられた後、最後に優しく上書きしたいタイプなんだよね」「そうね、ダンさんって究極の寝取られ派だもんね。ミスターNTRさん」ふと顔を上げるとカウンターの向こう側でジュン君がニヤニヤと笑ってる姿が目に入る。その目の奥は不思議なくらい冷徹に澄んでいて、まるで我々の会話と表情を片っ端から読み取ろうとしてるかのようだった。

(このストーリーは今年の初夢で見た内容を元にしていますTwitterで連ツイスレッドが表示されない問題が発生してるのでコチラに一時保管)

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