2024-11-05

2023の映画賞出てきてるけど…

相変わらず日本映画界に「脚本賞」と「脚色賞」を分ける風潮は生まれていない。

業界田中さん騒動があってもなにも変わろうとはしない。

それがただの映画賞であってもだ。おそらくこういうのはまず映画祭側がしなければならないはずだ。ここまで受け身とは。

アカなんかはアカデミー賞からそのまま引き継げばいいと思うんだが…海外では普通ことなのに日本はなんで意固地になっているんだろうか?

脚本家界隈から反感でもあるんだろうか。

しない理由がよくわからない…。

脚色にされたら都合の悪い人がいるのか?誰が反対しているんだ。

例えば今やってる「侍タイムスリッパー」

あれは脚本がすばらしい。完全オリジナル作品だ。

今年の名作といえば「夜明けのすべて」

あれは脚色がすばらしい。でも脚本を書いた人が侍タイムスリッパーの脚本監督だが)と並ぶのは違和感しかないだろう。原作者瀬尾まいこが居てこそだ。

から分野を分けて、両方を評価すればいいのだ。

それでこそオリジナル作品尊重されるし、専業脚本家の技もしっかり評価されるし、原作は守られるのではないか

セクシー田中さん騒動があったからか漫画原作脚本を隠す傾向が今年前半にかけてあった気がする。脚本家インタビュー等に出てこず、ある場合原作者が出てきた。炎上対策だ。作者もスタッフも誰も炎上はしたくない。

このような対策を行ったドラマの一つに「アンメット」があったと思う。

でも「アンメット」はもっと脚本家の話を聞きたかった。素晴らしかったのだ。原作者との関係が良好だったのもそうだが、原作がしっかりしている上でドラマ化にするのあたって大幅に変えた部分や、ある種映画のようなつくりにした点はもっと語ってほしかった。

話は戻るが、そこをちゃんと分けてあげることで結果的炎上対策になるのだから…やってほしいもである

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