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はてなキーワード: 踏み込むとは

2020-05-30

小児性愛カジュアル化」とは何か?それは問題なのか?

概要

小児性愛カジュアル化」に問題があると考えるのは、対人性愛優位を自明視した認知の歪みでしかない。問題があるとしたら、「性愛カジュアル化」にある。セクシャルマジョリティが主導して守ってきた性の規範を、マイノリティが拒絶することにより、「性愛カジュアル化」が現象として起こっているという事実はあると思う。しかしそれ自体セクシャルマイノリティの「政治活動」としての側面があり、一方的断罪することはマジョリティ傲慢である。「批判するな」とは言わないが、慎重になるべきだし、そうした政治性に注目することなく「批判」に終始するなら「ただのポジショントークだ」との誹りは免れないだろう。

小児性愛カジュアル化」は問題か?

批判者が「小児性愛カジュアル化」と呼ぶものの一つに次の事例がある。

しかし、これは所謂「キャットコール」と呼ばれるセクハラ一種であり、「対象児童から問題なわけではない。批判者も、「対象がもし成人ならば何も問題はない」とは言わないだろう。このような事例は「性愛カジュアル化」によって支えられる悪しき文化であり、批判すべきは「性愛」であり「小児性愛」ではない。これを以って小児性愛批判するのは無理があるし、「小児性愛は悪だから悪なのである」というトートロジーに陥ってるようにも見える。では、なぜ彼らは小児性愛を殊更に敵視するのか? 以下は既存議論焼き回しである

小児性愛と成人性愛本質的な違いはただ一つ、「児童との合意は(少なくとも現代倫理規定では)成立することがあり得ない」という点である児童との間に「合意のようなもの」がいくら存在したとしても、それらは全て「合意」とは見なされないし、見なすべきでない。(「合意」の定義児童保護について慎重に議論を重ねた未来では何らかの変化があるかもしれないが、それについて議論するにはあまりにも論点がずれているし、ここでは触れない。)しかし、「故に小児性愛は許されない」と主張するには論理の飛躍がある。ここまでの前提の下で自明と言えるのは、「児童との性的接触は許されない」という一点である

児童との性的接触は許されない」と「小児性愛は許されない」はもちろん同値命題ではない。彼らがこれを同値と見なすのは何故か?それは彼らが、「性的欲望とは常に性的接触によってのみ満足するものであり、それ以外の性的行為は全てその為の準備に過ぎない」という偏見を抱えているからであろう。今回、多くの人形性愛者、フィクトセクシャルさらにはアセクシャルを自認する人々から批判殺到した理由はそこにある。

「(実在児童対象としない、無機物対象とした)児童ポルノは、児童との性的接触を実行するトリガーとなる」と主張する人々は、「成人と性的接触を行うことは、児童との性的接触を実行するトリガーとなる」とは言わない。なぜなら、彼らにとって「性的接触」はそのまま「性的満足」とイコールであり、それが「ゴール」であると無根拠にも信じているかである

性愛カジュアル化」に問題はある。しかし、

前節では、問題本質は「小児性愛カジュアル化」ではなく、「性愛カジュアル化」であると言った。では「性愛カジュアル化」は本当に問題なのか? 結論としては、確かに問題であると私は思う。うぐいすリボン荻野さんも以下のように言っている。

その理由としては例えば、①性的プライバシー問題、②依存性の問題、などが挙げられる。あるいは、「そのような問題内包する言動」こそを「性愛カジュアル化」と呼ぶべきである、という定義づけも可能だろう。

①を語る言葉として「性的自己決定権」「私の身体は私のもの」などがある。余談だが、これは、ラブドールのような性的表象、および自慰を愛好する人々にとっても重要概念である。実際、他人自慰制限しようという試み自体が「性的自己決定権」の侵害であり、セクハラだという批判もあり得る。(参考↓)

話を戻そう。性とはそれ自体が深くプライベートものである。故に、他人性的領域に、物理的にも精神的にも安易踏み込むことは許されない。「性愛カジュアル化」には、その越えてはいけないハードルを下げてしま効果があるのではないか。自らのプライバシーを切り売りしている限りは「下ネタ」であっても、他人プライバシーを暴いたり、そこに土足で踏み入るような言動は「セクハラ」になる。(「下ネタ」を話題にすること自体話題への参加を強要し得る文脈において、それらの区別曖昧だが、それを語り尽くす労力は私には残っていない。)お互いのパーソナルスペース尊重する文化を守るためには、適切なゾーニングを守り、強行的な「性愛カジュアル化」を防ぐことも大切だと私は思う。

②の問題は意外にも語られることが少ない。これは、「ポルノにはなぜ年齢制限が設けられるか?」の問いに対する答えでもある。逆に言えば、「未成年ポルノを見せるべきでない」理由として、「正しい性教育」的なものを挙げるのは、性のスティグマ化に資するのみで未成年に良い影響を与えはしないだろう。

ここまで、「性愛カジュアル化」は問題であることを述べた。一方で、それらを安易断罪することもできない事情もある。それは次節で述べよう。

政治表現としての性表現

荻野さんは次のようなことも言っている。

ここで、各国のゲイ・パレードプライドパレード(LGBTパレード)の様子を見てみよう。

https://www.huffingtonpost.jp/letibee-life/taiwan-lgbt_b_8448268.html

https://lifevancouver.jp/pride_parade_vancouver

https://rocketnews24.com/2012/06/30/224561/

https://www.youtube.com/watch?v=MWiZwUFWs5E

やはり、非常に過激セクシーファッションに身を包む参加者のことが目に留まるだろう。しかしだからと言って、彼らに向かって「ゾーニングを守れ!」と叫ぶことがどれだけ暴力的か、理解していただけるだろうか?

彼らがこのような「性」を明け透けに表現しているのは、それ自体政治意味合いを持っているのである。それ自体政治表現なのである。そして我々の「性」の表現にもまた、そのような側面があることは決して無視できない。対人性愛的なものに背を向け、「オタク」的な性表現をオシャレなものとして、隠語的なコミュニケーションのために消費する文化がウケた理由は、人々がそのような政治性を間違いなく見出したかである。それは単なる「ポルノ」ではなく、「我々の性のあり方」をありのまま表現した、アイデンティティのものなのだ

とはいえ、我々の消費する全てがそのような政治性を帯びているわけでもないし、また全てがポルノ的でないわけでもない。実際のところ、単なるポルノが悪ふざけで表に出てくることもあるだろう。しかし、それらの区別は決して容易ではない。物理的には全く同じインク配列であるものが、文脈や作者の意図次第で、時にポルノであったり、時に政治的であったりする。それらは私やあなた独善的基準で決めつけていいものではない。「法的規制に反対する」という言葉は、私刑を推奨する標語であってはいけない。表現の正しい用法用量というのは、表現者と受け取り手一人一人の良心に委ねられるべきなのである

さらに言えば、政治性とポルノであることが、多くの場合両立してしまっているところにこそ問題の複雑さがある。その区別について「語るべきでない」とは言わないが、本質的に「区別不可能である」ことを前提に、慎重に語る必要がある。そのような必要な慎重さを欠いた言説こそが、「差別だ」と糾弾される所以なのである

誤謬見出し批判することは容易であるしかし、否定することが目的化した人々で集まって、こちらの政治性を矮小化するような言説ばかりぶつけられては、議論にならない。「我々が言いたいこと」は、この文章を通しても伝わるはずであると信じている。

2020-05-22

プログラマー学習

プログラマー学習問題ってのは表層的な問題であって、この話題議論されている本質は「社会で金を稼いで生きるってのはどういうことなのか?」ってことなんだろうね。

「誰かの保護下に入る代わりに作業指示に従う義務を持つ人形機械になる」ことなのか? それとも「自分の力で生きたり死んだりするサバイバル」なのか?

原初的な話で言えば、人間は全て後者なんだろうけれど、現代社会的には前者の意識の人も多い。それだけならまだしも前者であるのが社会の真理だとして、社会他者にその意識の共有を求める人もいる。もちろん、後者の人だってそれっを周囲に求めたりする人もいる。だから両者の境界面でギスギスする。

これは、ある任意の人の中で統一された話ですらなくて、たとえばサラリーマンの人が「だってあいつは漫画家(or芸能人or起業家)なんだから成長も無職自己責任だろ」とか言い放ったりする。

プログラマーという存在は前者なのか後者なのか、人々の中でその認識境界事例にあたるんだろうね。

もう少し踏み込むと、IT技術が発展した現代社会は、すべての社会人にとって徐々に「自分の力で生きたり死んだりするサバイバル」に移行しつつ有るように思える。先進国においては、企業から見て欲しい人材ピンポイントで探す事が可能になりつつあって、自力で育てるよりも今求められているスキルの持ち主をハントしたほうが合理的になりつつあるからだ。

中世社会ではその人間能力云々以前に裏切りとか出し抜きが有るので、能力よりも人格や忠誠が大事で、それは子飼いを育てることやコネじゃなきゃ担保できなかった。しかちゃんとした道徳契約が成立する現代国家では、父祖の代からの付き合いみたいな安全保障がなくても、裏切りをそこまで気にしなくて良い。だから雇用流動性があがる。

そうすれば当然全ての雇用は「自分の才覚でその席を奪い合うサバイバル」になる。全てのサラリーマンもそう。外注化の影響を考えれば公務員でさえ無関係ではない。おそらく日本社会は、ただの事務職でさえ、自分の力と時間学習してスキルアップをしていかなきゃ席を奪われる方向に進みつつ有る。

プログラマー作業者なのかサババリストなのかという議論は、多くの人が感じているこの不安――自分生存競争に巻き込まれていずれは敗者になるのではないか? という風を受けているんじゃないかという気がしている。「パッケージされた教育を受ければ、才能や生存能力関係なく作業者として生活保証される領域スキルが身につく」という「保証」がなければ、人は本当のサバンナに放り出されてしまうわけだから

2020-05-19

大手企業退職しようか迷ってる

私は今、某大手企業に勤めている。

給料がよく、福利厚生が充実していて、私の勤め先を知らない人に説明すると、

誰もが「ああ、あの!」とリアクションされることが少なくない、よほどのことがない限り入社困難な有名企業だ。

だが、私は今その会社を凄く辞めたいと思っている。


きっかけは去年、過労で休職した事だ。

私は他人が容易に真似できない少し特殊スキルをいくつか持っていて、

そのお陰で常にいろんな業務を掛け持ちしていた。

ざっと、人の3倍〜最大で10倍は仕事をしていたように思う。

マネージャー、人事、制作部署がやるような他職種分の仕事内容だった。

周りは「凄まじいパワーとタフさだ!」と称賛してくれたが、

会社評価方法特殊で、あくまで本職用の評価項目を満たしているかどうかでしか評価がされないために、

数を適格にこなすタイプだった私にとって1職種分では一向に評価が上がらず、

周りより並かそれ以下なのに常に他人仕事を抱えて馬車馬のように働いていた。

上司は「まだ評価を満たしていない、もっと努力しないと上にはあげられない」とケツを叩くばかりで、なかなか認めてはくれなかった。


そんな中、ある日を境に身体限界に達してしまった。

元々ガタが来ていることを感じて、仕事他人に引き継ぐための活動はしていたが、

ずっと手厚くお世話をしていた部下が何人か退職してしまい、心が折れた。

貴方は万能すぎて、貴方のようになれる気がしない。

この会社で成り上がろうと思ったら貴方のようにならないといけないのかと思うと、絶望してしまった。

別の会社のんびり好きなことをやって生きていこうと思う」

と言われた。

ショックだった。

あんなに毎日一緒に仕事して、ランチを食べて、たまに飲みに行ったりしていたのに。

最後はよそよそしく気まずそうに打ち明けるだけで、あっけないものだった。

そもそも自分仕事スタイル特殊だということは自覚していて、

誰でも再現できるシステムを構築しようとしていた最中出来事だった。


突然、それまで普通だった身体が全く動かなくなった。

心身に病気がいくつも見つかり、救急車を呼ぶ事態になって、私は休職を決意した。

今まではずっと気力で持っていただけで、私の身体限界だった。

それからは、両手でなんとか収まるくらいの数の病気共存していくために苦心する日々が始まった。


終わりの見えない闘病生活に怯えた私は、たった1ヶ月で復職してしまった。

思えば、それが間違いだった。


復職後の私は、見るも無残な有様だった。

集中力が以前の1/10以下になっていた。

生産性がガタ落ちし、同じ人物仕事とは思えない仕上がりだった。

私が作った資料は抜け漏れだらけで、他人迷惑をかけてばかりだった。

今まではずっと、仕事希望を持っていた。

やりがいを感じてやる気を持って取り組んでいた。

そのポジティブな全てが幻で、ひたすら労働力搾取されていたことに気づいた私は、

仕事に対する全ての気力を失ってしまっていたのだ。


それでも、かつてのプライドだけは健在だった。

今の自分は何かの間違いで、きっとどこかで復活できると信じていた。

それもどうやら間違いだったようだ。

復職してから数ヶ月経ったが、全盛期には遠く及ばない。

日に日に心身は衰える一方で、会社からの信用も喪われていく。


カウンセラー家族、友人、いろんな人に相談してみた。

皆、口を揃えて、「会社に残るべきだ。せめて少しでも復活の兆しが見えたところで、後腐れなく退職すべきだ」と意見してくれる。

全盛期の私しか知らない人達は、「君は凄い奴だから何をしても成功するさ!応援してるよ!」と背中を押してくれる。


客観的自分を振り返ると、これ以上前進しようがないように思える。

組織上司はここまで追い詰められた私に全く救いの手を差し伸べてくれなかった、という事実が、深い絶望をもたらして、癒えない傷を与えてしまったようなのだ

元々気力と仕事の成果が密接に結びついているタイプなので、この会社への不信感がある限り、どうしようもない気がするのだ。


最悪に落ちている今、退職してしまうと、今後のキャリアに響かないだろうか。業界に悪い噂を流されないだろうか。そればかりが気になる。

気持ちは「退職したい」でいっぱいだが、一歩踏み込む勇気がない。

答えは未だまとまっていないが、自分の考えをまとめるためにこの文章を書いた。


私はかつての「自分が好きだった自分」に戻れるだろうか。

特にオチもないまま、不安を抱えてこの文章を閉じる。

2020-05-18

中途半端モテてきた人

人生まらない説。

受け身でいても人に事欠かないけど一歩踏み込まないと深く関われない。

踏み込むことを怠った中途半端さんは、人を好きになれず人生まらない

2020-05-15

anond:20200515100348

そりゃゲイ世界に踏み込んでくる女も本人を目の前にして堂々と性的消費する女も少ないから気にならないわけだし

それは腐女子界でゲイ迷惑かけんなという規範があるから少ないわけで

それが無くなって踏み込む奴多数堂々と性的消費する奴多数になったら嫌がるゲイも増えるだろって話

2020-05-07

anond:20200507155032

もう何回も言及しているのに…敢えてスルーしてるのかもしれんが「PCR検査で陰性になった人も2週間監視隔離」な

的中率の低いPCR検査だけで封じ込めができる簡単ウイルスなら、PCR検査大国韓国がこんな人権制限踏み込む訳ないだろ

謝れない病の安倍政権じゃあるまいし、認める所は認めてくれないと話にならんぞ

2020-05-01

矢部岡村への説教を聞いてて死にたくなった

https://www.oricon.co.jp/news/2161280/full/

これって要するに所帯を持てて子供も作れるエリートが、こじらせて他人に心が開けない非モテオッサンに対して「だからお前はだめなんだよ、早く結婚してマトモになれよ」と公開説教してるだけだよな。

そりゃ岡村発言もどうかと思うが「お前の性格は間違ってるから矯正して俺みたいになれよ」というところまで踏み込むのはやりすぎだろ。岡村自分性格が嫌いで変わりたい、矢部のようになりたいと思っているのならいいのかもしれないが、そんなこと思ってもいないのだとしたらアドバイス罪死刑だよこんなん。社会構成員として、規範抵触した発言をした場合は叩かれても仕方ないが、同時に内面自由は守られるべきであって、ルールを守っていれば人間は多様な思想であっていいというのが文明化された社会なんじゃないの? 何がマトモになれだ、気持ち悪い。もろにパワハラじゃねえかこんなの。映画ジョーカー』で主人公公開処刑してるデニーロと変わんねえだろあの視点はよ。他人思想を俺色に染め上げようとする矢部論理は、岡村発言より醜悪だよ。

正直さ、俺も他人自己開示できない非モテオッサンだよ。しか岡村のような才能もないし資産もない、自殺しても殺されても誰からも顧みられないクソだよ。だからこそ、岡村みたいに、年食ってても、成功しても、一般的社会規範から外れたところでフラフラしている人の存在に救われてる部分はあるんだよな。ああいう人を見ていると気持ちが少し自由になるというか、俺も俺のままでいてもいいんだと思えるというかさ。もちろん岡村発言イカンと思うよ。人への敬意をあまりにも欠いている。ただ、不快にしたかたに対して岡村がお詫びするというのなら、矢部も俺に詫びろやクソ野郎

2020-04-27

anond:20200427072344

でもそんなにセックスワーク負担が大きくてメンタル病むって言うんなら、やっぱり存在自体問題があるって議論踏み込むしかないと思いますけど

それとも、お金がたんまりもらえて肉体的にも楽で精神も病まず、自発的になりたい人だけで構成されるような、ぼくのかんがえた理想セックスワークなんてのが成立するとでも思いますか?

2020-04-21

これはあれだろ?

金正恩の重体を好機と捉えて武装蜂起した反乱分子

平壌踏み込むとそこには健康金正恩が!

「げぇっ、おまえは重体のハズでは!」

貴様のような蝿をあぶり出すための策よ…ひっとらえい!」

みたいな。

さすが偉大なる将軍様だぜ。

2020-04-20

弓道警察パトアーチャー

弓道、それはオタク用に開発されたスポーツ総称である

アニメゲームの分野に広く普及したが、創作者による誤解も急増、陰キャ達は、在宅弓道パトロールアーチャー中隊を新設、これに対抗した。

通称パトアーチャー誕生である

怒りよ都会(まち)の編集者に届け

たわわな胸が吹き飛ばぬように

叫ぶリプライ いざ出動だ

祭り匂いを逃しはしない

1! エアープレイヤー

2! パトアーチャー

3! Caption!

4! Archer!

5! Screenshot!

Retweet 声優の垢まで追い詰めてゆく

韓国ソウル)の仕業アクセル踏み込む

Repost 自宅の住所特定で向かうところ敵なし

静かな惑星(ほし)を取り戻すために!

さあ Not Baugt!不買だ!

★☆☆☆☆ アンチレビュー 決めるぜ!

弓道警察パトアーチャー

2020-03-23

anond:20200323171422

法を侵さなければ何したっていいよ。(不退去罪とかあるから受け入れろよ。)

距離やで距離。お互い幸せになれる距離。たまには踏み込むにしてもな。

2020-03-07

外出先で過呼吸起こしたら警察保護という名の侮蔑と横暴を受けた

警察マジで死ね

当方パニック障害双極性障害持ち

街を歩いてたらパニック発作が来て、過呼吸になり、道の端でしゃがみ込んで休んでたら

誰が呼んだのか知らないけど近くの交番のクソポリ公4、5人に囲まれた。そこまではいいんだが

暴力に遭ったことがあるから知らない男に体を触られるのが、相手警察官だろうが本当に本当に無理なのに、お構いなしに四人だか五人でガッシリ肩とか体ホールドされて

昔の被害フラッシュバックして頭真っ白になって恐怖のあまり助けてって叫ばずにいられなくて

そうすると公僕野郎どもはさら距離詰めてきて高圧的になってきた

過呼吸&大声で叫びながらも男に触られるのが怖いって何度も説明したのに聞く耳もたず、勝手交番連行された

交番で鞄に入れてた頓服を飲んで、対応女性警察官にしてもらって(女性警察官に対応してもらうまでも死ぬほど説明必要だった、マジで死ね)

薬で少し落ち着いたら、話しかけるなって散々言ったのに男の警官が「なんかメンタル病気持ってるの?」とか聞いてきた

他人の病歴、プライバシーに土足で踏み込む時点でたとえ警察としてもありえないけど、

パニック障害双極性障害で2年以上入院してたことがある」と言ったら

「外見おしゃれだし受け答えもしっかり喋れてるしそんな風に見えないけどね」だと

????????????

それ、2年以上精神科入院する人は外見に気を使ってなくてちゃんと喋ることもできないっていう思い込みがないと出てこない言葉だよな????????????

いろんな病棟病院転々としたけど、外見や受け答えが普通にできる人が大半だぞ(できない人も好きでできないわけじゃなくて苦しみながら精一杯治療してるし)。当事者じゃないと想像しにくいのかもしれないけど、想像できないことについては大人しく黙ってろよ

褒めたつもりなのか?だとしたら大馬鹿だな

男性大勢で高圧的にこられると怖いんでやめてください」「あなたがたが怖かったからこそパニックになって叫んだんです」と言ったら

「でもあんなにキ○ガイみたいに叫んでたらねえw」とのお返事

精神病患者がかつてその言葉差別され続けてきた歴史を知らないで言ってるのか?????

知らなかったとしても他人キ○ガイ呼ばわりは失礼極まりないだろう 本当に何を言っても許されると思ってるんだな警察

そういうやりとりをしていたらすぐまた男の警察官がやってきて、有無を言わさぬ調子名前を教えろ、身分証明するものを出せと高圧的で偉そうな態度で言ってきた

不信感しかないしこちから保護を頼んだ覚えもないから、嫌ですと言ったら

更に偉そうに、私の鞄を引っ張って、いいから出しなさい、だと 

令状もないのにそんなことしていいのか? だって職務質問とかだってあれ任意でしょ

絶対に嫌だ、という旨を強調して、ちょうど過呼吸も治まってきたので無視して無理矢理帰ってきたけど、

なんで警察ってあんな偉そうなの? 自分法律だとか考えてんじゃねえのかあの馬鹿ども




結局警察って強者集団なんだよな

他人自分たちのいう事を聞いて当然だと思ってる 弱い立場マイノリティ側に置かれた経験なんか一度もなく、何も見えてない強者理論振りかざしてる

昔嫌な目にあって男に触られるのが怖い人が居るだなんて想像すらしてない

あいう奴らが国の治安守ってると考えるとゾッとするわ

いろんな事情をいろんな人間が抱えてるっていう当たり前の事実に目を向けず、言うことを聞けの一点張り 

おまけに何を言ってもやっても許されると思ってる 虫唾が走る





よく聞くけど神奈川県警って本当にクソなんだな よく分かったよ

あの警官どもがどうか苦しんで死にますように あんたらのせいで昨日の外出は散々でした

2020-03-05

anond:20200305034255

真面目になんでニュースや一次情報当たらないんだと思う?

ちょっとしたこと不安になるなら見なければ良いのでは?

ネガティブバイアス(生存本能で悪い情報ほど強く印象に残る/それを利用して視聴率プレビューを稼ぐ)ってのがあるので、

ニュースを見てると結果的に処理しきれない不要な悪い情報を集めることになるので

投資とかやってなきゃ別に見なくたっていい

[lifehacker]暗いニュースばかりが続いてもポジティブさを保つ方法

https://www.google.co.jp/amp/s/www.lifehacker.jp/amp/2016/01/160116bad_news_stream.html


ただし、もしも世間話題になっていることを知りてぇな〜ってなったら

まずやることは、ネットで聞くではなく、大手メディアニュースサイトを見ること

なぜって?大手メディアニュースサイト記者名が書かれて文責があるから

そして大手メディアであるほどその責任は重い

これをしないと『ネットde真実』を患い、

妄想聖戦を繰り広げているヤフコメブクマカ世界に一歩足を踏み込むことになる

ワイは海外サイトおすすめだよ

2020-02-24

マジレス anond:20200224011634

ネガティブバイアス(生存本能で悪い情報ほど強く印象に残る/それを利用して視聴率プレビューを稼ぐ)ってのがあるので、

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2020-02-18

ふわっふわの「スキルアップ幻想」と現場猫の「覚えろよ」の致命的な差

仕事スキルアップしたくないの?

いやスキルアップしたい人は少数派だ!

みたいな高尚な話は、高等遊民のふわっふわのお花畑しか見えない。

「最新の技術キャッチアップしないと!」みたいなのってさ、具体性がないよね。

「いやあ、若人なんだからフレッシュ感性で斬新な企画を!」ってオッサンと完全に一緒。

勉強時間を当たれるとか機会を与えるとか、何が学びたいものがないの?とか、

多分全く自覚がないんだろうけど、「なあなあチミ、最近ブロックチェーン流行っとるじゃないか我社もやらないとイカンのでは?」みたいのと全く同じなんだよね。

意識してないのかもしれないし(それはより致命的だけど)なんのビジョン方向性も、今後の銭を稼ぐための算段もついてない丸投げだよね?

翻って、現場猫現場にいる猫だから必死だ。

フォークリフトパレット積み重ねた上に乗って電球交換したら死ぬ

機械を止めずに、プレス機に潜り込んで誰かがスイッチを押したら死ぬ

誰かがチェックしてるだろうからヨシ!みたいなのって、面白おかしいけど、即死コースの重大事故までまっしぐら

そして、この「いや勘弁してくれこれやらないとお前が死ぬんだからちゃんとしてくれ」ってのは、紛れもない個人スキルアップなんだよね。

そうして着実に「安全は何者にも優先する」という刷り込みが行われていく。

それは間違いなく現場で培われた属人的なその人に蓄積されるスキルなんだよね。まあそうしなきゃ事故からなんだけど。

同じように、病院にも「各自スキルを維持向上させるための組織的体制を整える」が掲げられていることが多い。

しくじったら死ぬ、うっかり指し間違えるだけで大変なことになる、ちょっと薬を間違えることがないように、果てしなく工夫と勉強が続く。

それは、スキルアップ以外の何物でもないんだよね。ぼんやりしてたら怖くなるっていうよりも、今まさに怖くて学び続けている状態

その間に本質的な差はない。

技術的なものぐらい、就業時間外に勉強してキャッチアップしてよ」とか、お花畑極北だけど、時間を確保したら学んでくれるってのもぶん丸投げの酷いマネジメントなんだよね。

時間を作れば良いんじゃないんだよ。

明確に、お前はこれを身に着けて次のプロジェクトに行かないと会社が潰れるという方向性を示して説得して、スキル強制的に身に着けてもらうのが管理職仕事なんだよ。

そしてもしも「いやそう言っても最新の技術を知っておいてもらいたいし」っていうのは、「なんとなくこれからマンダリンから北京語学んどいてくれよ」となんらかわらない。

ぼんやりしすぎ。明確な方向性も示さなスキルアップにはモチベーション意味もまったくない。だってやって給料上がるわけでもなんでもないじゃん。

Docker?DevOps?ゼロトレランスでのセキュリティ構築設計

それはなんのために誰がいつ使う予定なの?

本当にマジで、将来のスティーブ・ジョブズになるためにはカリグラフィーを学ぶべきって言ってんのと変わんないっての早く気がついた方が良いと思う。

人は必要に迫られないと学ばないのが当然なので、当たり前に必要な内容を「学んでもらうための体制を整えないと現場が回らない」のを何とかするのがマネジメントなんだよ。

時間作るからなんか学んどいてくれみたいなマネジメント放棄を、なんか部下を考える上司っぽくね?とか考えるのマジで辞めた方が良いよ。

A. 俺はうちの会社GithubActionオールインして完全に賭ける方に上位層を説得するから、それに向けて事前準備をしておいてくれ!

B. 最近Github ActionとかCICD周りはやってるじゃん。勉強する時間を確保するから勉強しておいてよ。

どっちのほうが、労使関係において使用者労働者に指示するにあたって適切なのか、そんなの火を見るよりも明らかだろ。

ほんまちゃんとしてくれや。技術を学べるような時間を確保したからヨシ!じゃねえよ。

人の興味に土足で踏み込むなら、責任持ってケツモチするからその技術に賭けてくれっていって学習の指示出せよ。それがマネジメントだよ。

(だから逆に「俺はこの技術に賭けるから学んで良い立ち位置に行くぞ!」って人間も出てくんだよ。それはマネジメントの敗北だって認識した方が良いよ。管理職って労働者使役する使用者だよ?)

2020-02-16

クズから撤退戦

相手人間のクズかどうかは深く付き合ってみなければ分からない

ちょうどフィールドワークが現地に足を運ばなければならないのと一緒

例えるならアマゾンの奥地に踏み込むようなもので、離脱には時間がかかるし生きて帰れる保証もない

かといって遠くからその真贋を見分けるなんて虫のいい話はない

まり、たいていの場合クズ相手から撤退戦は手間を要する

からこそ人類ノウハウを蓄積して後進の励みにしてほしい

2020-02-15

おまえら上小阿仁村限界老人との区別が本気でつかなくなってきたな

なにかにつけて他人を腐して、暇を持て余して重箱の隅をつつき、飽きたら次の吊るす相手を見つけて傷つけてた相手のことは追い出すか村八分にでもして忘れる。

本人たちは生活のために一生懸命やってなにかをやって生き抜こうとしているのに、おまえらからしたら生きようが死のうが娯楽でしかいか関係ないんだろ。認めろよ。

学ばない、歩み寄らない、認めない、進歩しない、現状を打破するために富を産もうともしない、悲観するだけでなにもしない、動こうとする人の足をひっぱる、嫉妬する、人の意見に乗っかる、叩くだけ。

気に入らないか相手が壊滅するまで踏み込むだけでそのあとはほったらかしだっていうんなら、おまえらはただの土人じゃねえか。蛮族以外の何者でもない。己の野蛮さを知れ

何が公共だ。こっちにだって生活があるんだよ。土足で人の領分に踏み込んで来てるおまえたちに言われたかいね

2020-02-12

[] #83-2「キトゥンズ」

≪ 前

それから俺は、先ほどのやり取りを引きずることもなく課題に打ち込んでいた。

しかし十数分後、それは突如として襲来したんだ。

「ただいまー」

「マスダがボクに用があるって言うから来たんだけど……」

ドアが開いた音もせず、いつの間にか部屋の中には弟とガイドがいた。

恐らく超光速航法ってやつだろう。

初めて見る光景だったが、自称未来人のガイドには造作もないことであり、驚くには値しない。

「お前の時代ではどうなのか知らんが、お前がやったことは不法侵入だぞ」

「ボクはこの世界人間じゃないから法の適用外さ」

俺はコイツが苦手だ。

所々で垣間見える未来であることの自負心が鼻につく。

他人文化圏に土足で踏み込む無思慮さというか、ナチュラルに見下している節がある。

もしかして、あの件について話を聞く気になった?」

「あの件が何なのか知らないし、知りたくもない」

俺に何か協力して欲しいようで、ちょくちょくコンタクトをとってくるが、胡散臭くて相手にしていない。

未来であることが本当かどうか以前に、単純に人として信頼できないからだ。

「え~じゃあ、何なの? 急いでるみたいだったから、少しでも早く来た方がいいと思ってワープしたのに」

「……弟よ、どうせ連れてくるなら事情くらいは説明してやったらどうだ」

「いやあ~、ワープってどんな感じなのか興味があってさ」

まあ今回みたいに、弟に振り回されることも多いか情状酌量余地はある。

「それで、今回は何が目的で呼んだの?」

「いや、俺は別に呼んでないぞ。弟が勝手にやってるだけで」

「え? どういうこと?」

弟が何でコイツを呼んだのかは察しがつく。

だが、そもそも俺はアテにしちゃいない。

「そっちで勝手にやってくれ」

俺はふと、キトゥンのいる方へ視線を向けた。

飯を食い終わった後は、何食わぬ顔で眠っている。

今の状況が煩わしくて、俺もそうしたいところだ。


「ふむ、なるほどね……」

課題が一区切りついたところで、弟はガイドに経緯を説明し終わったようだ。

「……というわけで、動物言葉が分かるアイテムとか持ってない?」

結論から言うと……厳しいね

「ええ!? 未来技術でも」

しかガイドから出た答えは、意外にも歯切れの悪いものだった。

俺も期待していたわけではないが、肩透かし感は否めなかった。

「できなくはないけど、やらないというか……」

「ハッキリしないなあ」

「俺から言わせれば、“できない”と“やらない”は大して変わらないぞ」

その指摘が癇に触ったのか、ガイドは長々と言い訳を始めた。

「いや、技術的には可能なんだよ。高い精度で、動物の鳴き声を判別できる」

「じゃあ、何が問題なのさ」

「つまり“本当に正しい翻訳とは何か”ってことなんだよ」

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2020-02-05

anond:20200205005806

低賃金格差問題踏み込むキモくて金のないおっさん存在無視できなくなるからですね

私が貧困容姿差別に関心があるのと丁度反対の理由だと思います

2020-01-31

自分不倫したくなるたった一つの理由

妻は美人です。性格もすばらしくて心の底から愛しています

子供も2人すくすく育っていてどちらも本当に可愛くて大切な存在です。もちろん愛してます

そんな自分ですが不倫をしたいと思っていますし、不倫が許されないことに憤りを感じています

なぜなら、妻はわたしに抱かれてくれないからです。

妻が不倫しているとかという理由ではなく、単純に夫婦間でのセックスレス問題です。

妻はわたしの誘いを拒否します。

「疲れてる」「ゆっくり寝させてほしい」「今はそんな気分じゃない」

この10年、何度誘っても同じ返答です。

欲というもの生物が生き残るために備わっている機能です。

この欲があったからこそ、生きることを諦めず生き残った、逆を返せば、欲があった生き物だけが今の世界に生き残っているのだと言えます

何が言いたいのかと言えば、欲は自分ではコントロールできない恐ろしい代物だし、例外なく自分にも備わってしまっているのだということです。

わたし平穏生活を送っていたいのに、欲がそれを邪魔します。

欲が膨らめばそれが叶わなければストレスになるし、機嫌だって悪くなります

仕方なく自家発電しますが、これだって妻に見られたらなんと言われるか分かったものじゃありません。

それに自家発電が満たしてくれる欲は自分が満たしたいと思っている欲とは当然イコールではありません。

かといって風俗に行くお金もない。

ならば愛を売り物にして代わりにセックスを得る以外に手段ないじゃないですか

妻がきれいであればあるほど、妻が魅力的であればあるほど、セックスレス私の男の部分を苦しめます

美人な妻を持ったイケメン俳優不倫する背景も同様ではないでしょうか。

子育ての数年を我慢できないようでは甲斐性がないと言わざるを得ませんので同情するつもりはありませんが。

セックスレス離婚事由になるとはいますが、別に離婚したいわけじゃありません。

溜まっていく欲の解消をしたいだけです。

相手人間だということを理解しているからこそ、相手の気持を尊重するからこそ、セックス強要することを恐れそれ以上相手踏み込むことができません。

しかし、断られることは真綿で首を締めるかのようにじわりじわりと自分自身を苦しめていきます

同じく断り続けることも、その人を苦しめることを知っています

ただ、物事は何事も抵抗の少ない方向に流れます

今や妻を誘って断られる苦しみと妻が断ることで受ける申し訳無さとの抵抗感をあわせたら、どこかで寂しがっている女性不倫を働くことのほうが抵抗が少ないのではないかと感じられてしまうほどです。

どうか世の中の女性は、そういう夫の苦しみを理解してあげてほしいし、そういう世迷いを働く男性を強く拒否してほしいと願います

同様に、男性側が原因のセックスレス夫婦も、妻の苦しみを夫が理解してあげてほしいと願います

そして、結婚はお互いの欲望支配できるものではないという理解が世の中にもっと進んでほしいと願います

その解決方法が、自分では相手セックスができないというのであれば、肉体関係婚姻関係を切り離すことでもよいと思います

今の所わたしには不倫をするだけの勇気がありませんが、避妊手段がこれだけ進歩した今だからこそ、結婚セックスを切り離した新しい関係がお互いの結婚に対する負担を減らしてくれると信じています

2020-01-09

窓のない部屋

 バスが止まると、乗客たちは押し黙ったまま次々と降りて行く。車窓から見える煤けた家々の影に吸い込まれて行く彼らを眺めていると、いつの間にかバスの中には僕と運転手けがとり残されていた。分かるはずもないポルトガル語でなにかを伝えようとする運転手の表情を見て、ようやくここが終点のモシンボアプライアだということに気付いた。

モザンビーク共和国の最北部タンザニアとの国境に最も近い街、モシンボアプライアナンプーからミニバスに揺られること10時間、日も傾き始めた午後4時頃、やっとのことで到着した。

21世紀になった今でもまだ未開の森が残っているというモザンビーク北部。小さな村と村を辛うじて繋ぐ細い道路は言うまでもなく未舗装で、その上を走るトヨタハイエースミニバスは、重ねて言うまでもなくオフロード向きの車ではない。乗車定員をまるで無視したぎゅうぎゅう詰めの車内で、膝の上に拷問器具さながらの重たいバックパックを載せて、しか悪路を走る振動に耐えながらの10時間は、気の遠くなるような長い時間だった。

 あわてて荷物を引っ張って外に出ると、空になったバスはそそくさと何処かへ行ってしまった。降り立った場所バスターミナルなんて大層なものではなく、石造りの家々が建ち並ぶ小さな村の一角にポツンと広がった、ただの砂地の広場だった。広場の端に植えられたヤシの木の陰には何人かの女性や老人が座っていて、サトウキビバリボリ齧りながらこちらをじっと見ている。ああ、ここ数日と同じだ。

 モザンビーク最大の都市首都マプトは、南北に長い国土の一番南の端にある。南アフリカから陸路入国した時、最初に到着した街もマプトだった。首都首都なりに近代的なガラス張りの高層ビルが建っていたりもするのだけど、そこから北へ向かって縦断を始めると、車窓から見える景色がどんどん田舎に、自然に近づいていくのがそれはもう如実に分かる。白人観光客がいるのはせいぜいマプトの次の街のイニャンバネ辺りまで。国土のちょうど真ん中辺りを東西流れるザンベジ川を超えると舗装道路ほとんど無くなる。北部の街キルマーニを超えるともう公共交通機関が当てにならないので、道端にはヒッチハイクの代行をして日銭を稼ぐ子供達が居たりする。モシンボアの手前のペンバ辺りまでは、自分以外の酔狂バックパッカーを見かけることもあった。しかし、ここに来てついに異邦人自分だけになってしまったらしい。

 いわゆる発展途上国場合自分のような旅行者は、バスから降りるなり土産物押し売りホテルタクシー客引きにもみくちゃにされてうんざりするのが常だ。しかアフリカのこんな僻地まで来てしまうと、そもそも旅行者が訪れることなほとんどないはず。外国人慣れしていない土地人達も、突然バスから降りてきた肌の色の違う人間に驚きつつもどう対処したらいいかからないのだろう。一挙手一投足を全方位から遠巻きに観察されているような視線は、動物園パンダにでもなったかのような気分にさせてくれる。

惚けていても始まらない。まずは今晩の宿を確保して、それから英語の分かる人間を探さないと。ここまでの街で集めた情報によれば、モシンボアからは毎朝早くに国境行きのバスが一台出ているらしい。できれば明日の朝そいつに乗り込みたい。ここ数日、ATMもなければクレジットカードも使えないような場所を通ってきたせいで、手持ちの現金はもうほとんど尽きかけていた。今はできるだけ早く駒を進める必要がある。とにかく、話のわかる奴を探して情報を聞き出さないといけない。僕は檻から抜け出すようにしてその広場を後にした。

 重い荷物を背負って村の中へ入って行くと、ここでも同じように奇異の目を向けられる。それでも、こういう時は一度誰かにしかけてしまえば後は簡単だ。それをきっかけに周りで見ていた人たちも次々話に入ってきて、いつの間にか自分の周りは人だかりになっている。その中には英語を喋る奴が大抵一人くらいはいもので、今回もその中の一人、僕と同い年くらいの青年を見つけた。彼が言うには、自分兄貴が毎朝国境行きの車を運転しているとのこと。この村に来る外国人十中八九陸路タンザニアへ向かおうとしている奴だから、客になりそうな外国人がいると聞いてすっ飛んで来たらしい。村の奥、青年の指差す方向には一台のピックアップトラックが止まっていた。手を引かれ、群衆をかき分けながら近づいていくと、荷台に腰掛けた白いタンクトップの男がサトウキビバリボリ齧りながらこちらに視線を投げている。トラックの前まで来ると、男はサトウキビの食べかすを地面に吐き捨て、挨拶もそこそこに言った。

あんた、国境に行くんだろ。300メティカル明日の朝こいつの荷台に載せて連れてってやるよ。早朝三時にここに来な」

 なんとなく予感はしていたが、国境へ行く手段というのはバスや乗り合いタクシーの事ではないらしい。このトラックの荷台に乗って、荷物のついでに運んでもらうということなのだ。トラックの荷台には、明日の同乗者になるのであろうコーラの空き瓶が入ったケースや何が詰まっているのかわからない大きな頭陀袋が山と積まれているだけで、当然ながら座席のようなものは見当たらない。今日の移動もなかなか骨だったが、明日今日に劣らずタフな一日になりそうだ。

 運賃として提示された300メティカル日本円にしておよそ500円少々。交渉が前提になっているようなひどく高い金額でもないし、村を歩いて探し回っても他の交通手段があるとは思えない。500メティカルなら、あと一日くらいこのモシンボアに泊まってゆっくり骨を休める余裕ができる。聞く所によればこの男は毎日国境まで行っているようだし、出発を一日先延ばしにしてもさほど問題にはならないはずだが、でもこの時はそうしなかった。前へ前へと懸命に移動することに、ある種の快感のようなものを覚え始めていたのかも知れない。とにかく僕はこのトラック明日の朝、国境まで行く事に決めたのだ。

 握手を交わすと、男は表情を和らげて言った。

「寝る場所必要だろう。弟に宿まで案内させるから今夜はそこで休め。寝坊しても起こしに行ってやるから安心しろ

 男が目配せをすると青年は頷き、ついて来いと言って歩き始めた。もう一つの懸案だった宿の方も、彼らが世話してくれるらしい。それもそのはず、人や荷物国境まで運ぶ商売をしていれば、僕のような旅行者を載せる機会も幾度と無くあっただろう。そんな旅行者への宿の斡旋も、彼らの商売の一部なのだ

 青年背中を追って歩いていくと、少しずつ村の中心に近づいていくのがわかった。舗装された道幅の広い道路があらわれ、ガソリンスタンドや錆びたコカコーラ看板商店食堂などが民家に混じって見え始める。顔を少し上げると、視界の端にわずかに入るヤシの木や、朽ちて傾いた丸太電信柱の向こうに、どことなく湿った雨期の青空がいっぱいに広がるのが見える。

10分も歩かないうちに、僕らは一つの建物の前で立ち止まった。周りに見える民家や商店より少し大きい、ちょうど郊外コンビニくらいの大きさのその建物は、宿泊施設としてはやや小さく思える。水色のペンキで塗り染められた石の外壁には大きなひびが入り、風雨や土埃に晒されてくすんだ色になっていた。やれやれ想像通りのボロさである

「ここが宿だ。少し汚いけどこの村には宿はここしかない。悪いけど我慢してくれよな」

青年はそれだけ言うと、あっけにとられる僕をその場に置いて来た道を逃げるように帰っていった。僕が宿にいちゃもんをつける前に立ち去りたかったのだろうか。

入り口にかかる簾をくぐり、薄暗い室内にに踏み込む。簾に付いた鈴が音を立てると、奥のカウンターの向こう側から一人の老人がゆらりと立ち上がった。部屋が欲しいんだと大袈裟ジェスチャーを交えながら伝えると、彼は黙ったまま横の壁の一点を指差した。目をやると、石の壁に赤のペンキで直接文字が書かれているのに気付いた。

"Single 1200. Twin 1600."

シングルの部屋が日本円にしておよそ2000円ほど。いままで泊まってきた宿の中では一番高い金額だが、さて、どうするべきか。村にある宿がここだけだと言う青年言葉は、この宿の大きさから考えて恐らく嘘だろう。ここより安いという確証はないが、土地人間が使うゲストハウス位はどこの村にも幾つかあるものだ。しかし、重い荷物を再び背負って表を歩き回るのはやはり億劫だった。壁に書かれた赤いペンキの文字酸化してほとんど茶色くなっていた。いつからこの値段でやっているのかは知らないが、少なくとも僕を金持ち旅行者と見てふっかけているわけではないようだ。値段の交渉は望み薄だが、僕は試しに聞いてみた。

「もう少し安くはならないの?」

老人は困ったような、それでいて僕がそう言い出すのを知っていたかのような苦笑いを浮かべ、少しの間を置いて言った。

「窓のついてない部屋が一つあるが、そこなら600でいいよ」

なんと、意外なほどあっさり宿賃が半値になってしまった。一泊1000円なら上出来じゃないか。窓が無いというのは、まあ多少風通しと明るさに問題があるとは思うがこの際妥協してもいいだろう。どうせ明日は日が登る前にここを発つのから

「部屋を見せてくれる?」

僕が言うと、老人は鍵を引き出しから取り出し、カウンターを出て奥へ伸びる暗い廊下を歩き始めた。僕もその後を追った。

つのドアの前で立ち止まると、老人はドアノブに鍵を突き刺して、ガチャガチャ乱暴に鍵穴をほじくり始めた。なかなか開かないようだ。このボロさでおまけに窓の一つも付いていないときたら、本当に地下牢のような荒んだ部屋なのだろう。そんなことを考えながら、鍵と格闘する老人の背中を眺めていた。しばらくして鍵が開く。額に汗した老人は僕の方を向いて意味深な笑みを浮かべ、ドアを開いて見せた。

開け放たれたドアの前から覗いた部屋は、想像通りとても簡素ものだった。だが、想像していたより酷くもなかった。六畳程度の部屋のど真ん中にはセミダブルくらいの大きなベッドが石の床に直接置かれ、部屋の隅にはちゃちな木製の小さな椅子と机が、客室の体裁を取り繕う申し訳のようにちょこんと置かれている。そして、奥の壁の大きな窓からレースのカーテン越しに差し込む夕陽が、数少ない部屋の調度品と埃っぽい室内を舞う無数の塵を照らしていた。しかしこの部屋、さっきと少し話が違うんじゃないか

「いや…ご主人、僕が見たいのは半額の部屋の方なんだけど」

「ん? この部屋は600メティカルだが」

だって窓が付いてるじゃないか

僕がそう言うと、老人は黙って部屋へ入って行き、カーテンをめくる。そこにはあったのは確かに窓だった。窓だったが…窓にはガラスが入っていなかった。僕は思わず笑ってしまった。窓が付いていないというのがまさかこういう意味だったとは。明るくて風通しの良いこの部屋は、僕が覚悟していた牢獄の様な部屋よりよっぽどマシに見えた。しかし、中と外の境界を作るのが鍵の掛けようのない無い薄いカーテン一枚というのは、やはり安全面に問題ありすぎる。こんな部屋でおちおち寝ていたら命が幾つあっても足りないだろう。強盗マラリア、野犬、その他諸々の野生動物危険は数え出したらキリがない。半笑いでそんな事を考えていると、いつの間にか隣に来ていた老人に小突かれた。

「で、どうするんだ」

「…窓が付いている部屋も見たいな」

「だろうな」

ニヤリと笑みを浮かべた老人は静かに扉を閉めると、一つ隣の部屋の扉を開けて僕に見せてくれた。さっき見たのと一見全く同じ部屋だが、こっちのほうが心なしか手入れがされているように見える。中に入ってカーテンをめくってみると、くすんだガラスがしっかりと嵌めこまれた窓と網戸が見えた。

「1200メティカルだけど、いいよな?」

振り返ると、勝ち誇ったような笑みを浮かべた老人と目が合った。やれやれこちらの完敗である

「…いいよ。この部屋にする」

宿賃を渡し、僕は笑ってそう答えた。老人は僕の肩にポンと手を置いて、隣の部屋のとはまるで違う綺麗に磨かれた鍵を渡してくれた。やっぱり、あの部屋には最初から客を泊めるつもりなんてなかったのだろう。

明日の昼まで停電から電気はつかないよ。ロウソクが引き出しにあるから使うといい」

「一本いくらですか?」

サービスだよ」

僕が皮肉半分に聞いたことを知ってか知らずか、老人はどうだ気前がいいだろうと言わんばかりの誇らしげな笑みを見せ、ドアの外へ消えて行った。やり返してやった気にはまるでならなかった。

靴や荷物についた砂を振り払い、ベッドに寝転んだ。疲れ切った身体を動かす体力はとうに尽きていたが、不思議と気分は高揚していた。蓄積した疲労の中に滲む自虐的とも言える旅の充足感に気付いたのだった。

2020-01-06

anond:20200106145756

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2020-01-05

2020年10年前に出会った10年後のわたし

10年ほど前、20歳そこそこのわたしは、まだ牧歌的雰囲気だったTwitterで、趣味を通じてあるお姉様方と出会った。

みんなアラサーからアラフォーで、難がある人たちばかりだ。

ただ結婚していないだけならまだマシで、1人は虚言癖があり、1人は破滅的なほど酒を飲んで旦那心配させ、1人はキレると手をつけられずに彼氏と別れ……と、すさまじく人に迷惑をかけていた。でもみんな明晰でキャラが濃く、そしてとても酒が好きな、一言で言えばとても酔狂な人たちだった。

その人たちとはトータル2年くらい仲良くしていたが、その中でも、群を抜いてわたしときめいたアラフォーお姉さまがいた。

彼女結婚したまではいものの、子供を望む夫と反りが合わず離婚し、老猫とともにマンション暮らしていた。

ペット可物件に住んでバリバリ働き、稼いだお金で浴びるほど酒を飲む姿をとてもカッコよく思っていた。

わたし彼女に気に入られたかった。自分にはないもの彼女が持っているように思ったからだ。

ただ、わたしも大概のメンヘラだったので、お世辞にも「お行儀が良い子分」ではなかった。

今思うと彼女わたしの姿を通じて過去彼女を見てしまった節があったのではないか、なんて推測する。

ある日、もうきっかけは思い出せないが、わたし彼女Twitter上で烈火の如く怒らせた。

わたし言葉矛盾を冷静に指摘する理詰めスタイルに、私はほとほとやられてしまい、涙ながらにブロックした。

それ以降、私はその集まりに近寄らなくなった。彼女が溺愛していた老猫は亡くなった、と3年ほど前に人伝に聞いた。

10年後の今、30代になったわたし一人暮らしをしながら東京で生きている。

紆余曲折を繰り返したが、お陰で都内で生きていける程度に給与をもらえるようになった。休日は、浴びるように酒を飲んだかと思うと気ままにウォーキングをしてみたり、お昼まで布団にくるまってみたり。誰にも邪魔されない、恵まれ環境だ。

彼女は当時すでにアラフォーだったから、まだ当時の彼女の年齢にもキャリアにも追いつけてはいない。

でも、たぶん今なら少しは彼女が戦っていたもの輪郭がわかる気がする。

いい年になって自分らしい生き方を捨てられず、それ故に友人や伴侶に恵まれないことに孤独を感じる。でも「正しい生き方、正しい方向」は間違い無くあるからそこに進んでいかなきゃいけない。結婚して、子供を作って、きちんと働いて稼ぐ、っていうロールモデル

底知らぬ孤独エンジンにして仕事して、酒の力でアクセル踏み込む。だけど、そんな飲酒運転の車に乗ってくれる人生の伴侶はいないのだ。

いつ人生飲酒運転をやめられるのか、わたしにもわからない。正しく生きるってとても難しくて、疲れるたびに飲んでしまう。

彼女アラフォーにして離婚ハイウェイデビューし、「誰か止めてくれ」と叫びながら飲酒運転していた。

わたしも、もう、止まりたい。でも、止まれるかと思いきや放り出され、を繰り返すようになってきた。飲酒運転をやめるのか孤独を受け入れるのか。

無邪気にいられない今、わたしはあの当時アラフォーお姉さまを思い出すのだ。

お姉さま、お元気でしょうか。わたしは元気にあなたの後を追うような人生を過ごしていますいつまでもあなたらしく、お元気で。

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