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はてなキーワード: 踏み込むとは

2023-05-26

anond:20230526202654

もう少し踏み込む人間クローンは許されるのか?という話もいけそう。

人間神聖視されてるからごっつい規制かかるわな。

2023-05-24

anond:20230524202051

そういうイメージがないか理系志望の女子が少ないって話ですよ

異性社会踏み込むのは誰でもハードルあるでしょってだけです

別に私自身は理系に興味ないね

anond:20230524194611

どうやってそれを学生説明するんです?

そもそも女性が安定して働けるイメージがないと思います

異性社会踏み込むにはお互いハードルがありますよ。

anond:20230524191246

嫌がるというかそもそも女性は許されない感があるが

許されてないわけないだろ。

妊娠しても働き続けられる環境なのか。男性だらけの中で安全なのか。雇用までに至るのか。

異性社会踏み込むには女男関係なく一般よりハードルが高くなる

手取り足取りお膳立てされて全ての希望を叶えられる状態にしてもらうことを「許される」と言ってるのか?

そういう甘えた根性しかない状態のことを「嫌がる」と言っているんだよ。

anond:20230524185142

嫌がるというかそもそも女性は許されない感があるが

妊娠しても働き続けられる環境なのか。男性だらけの中で安全なのか。雇用までに至るのか。

異性社会踏み込むには女男関係なく一般よりハードルが高くなる

2023-05-22

anond:20230522121036

長いし荒ぶってからタイトルと最終行にだけ言及するけど、ぶっちゃけこういう会話は「普通」の範疇だな

仲のいい友達に対してはもうちょっと不躾だけど、踏み込んでほしそうなところまでは踏み込むし触れてほしくなさそうなところは回避する(「この件触れても平気?」みたいにダイレクトに様子をうかがう回数は増える)

まあ世の中にはそういうの苦手な人もたくさんいるし、ぶっちゃけ男性は会話ベタ多いし、アプリなんて有象無象が集うところで当然のように求める元増田ちょっと男性に期待しすぎ、理想高すぎかなと思う

ただできねーよって逆ギレしてる男性陣は落ち着け

からコミュ障って揶揄されるんだぞってちょっと思ってしまっている

女性は〜っていうけど生まれつきそういう動物なわけじゃなくて、色んな人と会話する中で努力して学習して日々研鑽してるから今多少楽にできてるだけだぞ

社会的文化的?に女性の方がそういう圧が強いからそういうことできる女性が多いってだけで、男性生物学的にできないたぐいのものじゃない(個人単位での脳の特性でできないことはあるかも)

社会的文化的に今までそういう圧とか学習機会とかなかったし…って話にはまあ同情するけど

2023-05-10

面接出産予定を聞くな

転職活動中、既婚者女の愚痴です。

採用した後すぐ産休取られたら嫌だから」聞かざるを得ない?

でもこれ聞く時って絶対女性でご結婚もされてるから……」って枕詞おくよね?

男性の既婚者にも育休の取得予定とか聞いてるんか?(聞いてたとしても他人生活に土足で踏み込む行為には変わらない)


こっちも出産予定は別に考えてないけどさ、面接とはいえ知らん人にライフプランを開示したくないんよ! 出産で長期休暇を取られるリスクがあるんだっていうなら、老若男女全員いつだってなりメンタルなりどっかいわす可能性あるやろが!! 毎回毎回「近々病気にかかって入院される予定ありますか?」とか聞くんか!!?


って毎回思いつつ「いえ特に……」って答える自分も情けねえわ

2023-04-26

財政赤字国債発行をめぐる熟慮・熟議型調査

おもろーい

https://www.nira.or.jp/paper/article/2022/wp04.html

今回の調査では、財政赤字について心配ないと考えているのか、それとも危機的水準だと考えているのか、その理由と共にたずねた。またこの議題に関する専門家の論考を読み、その論考のうちどの論点を参考に、人々の考えがどのように変化するかを検証した。

調査の結果、政府債務に対し危機意識を持っている人は少なくないが、それは反対の立場意見を読むことにより揺らぎやすものであることが分かった。また財政赤字に対する考え方により、専門家の論考のうち参考とする論点が異なっており、財政赤字心配していない人は財政赤字を楽観視する論点を、危機的と感じている人は財政規律を重視する論点を選んでいる。

最も多くの人が選んだのが、「国債残高を無限に増やせるわけではなく、財政の持続性は確保しなくてはいけない。」と「現在の国の財政状況は、税収と公共サービスへの支出が、全然つり合っていない状態だ。これ以上は将来へのつけ回しに頼れない。」の2つであり、ともに財政規律を重視する論点である

逆に参考になったとした人が最も少なかったのが、「日本通貨である円は日本銀行が作っているので、政府資金が不足したら、日銀お金を刷ればよい。」と「日本国債残高はほかの国よりも大きいが、それを今すぐ減らすべきだとは言い切れない。」の2つで、ともに財政赤字を楽観視する意見である

また、政治政府への不信が強いことが両者に共通している点は興味深い。

財政赤字心配ないと考える人は、政府国民負担を求めていることに疑問を感じている一方で、財政赤字危機的水準と考える人政府無駄遣いをしていると考えており、不信の要因はそれぞれに異なってはいるが、ともに政府言動を信じていない。

日本において政府への信頼が国際的に見ても低いことは知られているが、本調査でも、国の政治への信頼はかなり低いという結果が出ている。

MMTに対する強い不信感

財政規律を重視する岩本教授意見賛同する意見が目立つ一方で、主な批判対象となったのが井上智洋・駒澤大准教授が示した「インフレにならない限り、財政赤字がどれだけ膨れ上がっても問題ない」という現代貨幣理論MMT)だ。

多くの参加者財政規律についてよく知らないというグループだったため、理論的な批判は出てこなかった。しかし、「赤字が膨れ上がっても問題ない」という主張に違和感を持つ人が続出した。

お金を刷ればいいというのは、できればうれしいが、こんなに簡単には行かないのが世の中」(30代男性)という心理的拒否感を訴える声のほか、「財政規律を乱してしまう」(50代男性)と放漫財政への懸念、また、「コロナダメージを受けている。これまでインフレがなかったにしても今後はどうだろう」と新型コロナウイルスによる国の状況悪化を指摘する声もあった。

また、みずほリサーチテクノロジーズの門間一夫氏の「個人企業が持っている資産の額は、政府借金の額を上回る」というコメントに対しても、「個人企業資産は国のものではない」などと指摘する批判的な意見複数出た。

ほぼ全員に共通した「無駄カットする」というのは財政規律問題というより、政治の前提だ。

無駄を残すかカットするか、では論争にはならない。

財政規律を守るべきである、と考えるのであれば、現状を鑑みて、大幅な支出カット増税議論は不可欠なはずだが、その論点を司会(古田から提示をしても、そこに踏み込む議論ほとんどなかった。

それでも、岩本教授財政規律論に支持が集まったのはなぜか。3人の意見引用する。

自民党を支持してきたという40代男性はこう述べた。「本当を言うと、ちょっといいときには増税する、悪いときにはちょっと減税するぐらいのバランスを取ってやってくれたらなと今までは思っていたんです。そうしたら、ずっと失敗をしてきたじゃないですか。

アベノミクスにすごい期待をして、結果、賃金けが上がらない。ですから、やっぱり最後意見消極的にC(財政規律)なんです」

また、30代女性MMT個人企業資産国債残高を超えているなどの専門家コメントに対して、「赤字があっても大丈夫という考え方と思う」と感想を述べた上で、こう指摘した。

理解ができていなくて、えたいの知れない不安がある。だから多少のサービス制限とかがあっても、やっぱりC(岩本教授財政規律論)に寄せられてしまう。多分、分かりやすいからなのかなと思うんです」。

その上でこう付け加えている。「増税自分が使っているサービスがなくなることになると、社会一般的には反対運動が起こると思うので、そう簡単には実現は難しいと思いました」

より率直に、諦めに近い境地を語ったのは「現状維持」と述べた40代男性だ。

「諦めたらあかんのじゃけれども、もうわれわれの世代ではきっと変わらない」とグループインタビューの終盤に吐露した。

行政サービスカット増税に結びつく財政規律論に支持が集まったのは、この3人が口にした政治への失望不安が背景にあるのではないだろうか。

いじめがどうのとかいじめられる側に責任が、とか

他人に期待し過ぎなんだよ

他人はどうにもなりません

コントロールしようとするのが間違いです

他人に不必要に、過度に踏み込むのをやめましょう

2023-04-10

他者に踏み込まない優しさと勇気を出して一歩踏み込む優しさというのは別種のもので、どちらも大切なもの。どちらが優れているというものでもない。

と思うのだけれど、ネットありがちな非モテ叩きみたいなのを見ると、前者の類はただの自分本意な臆病さで、人との密接な関わり合いでは後者こそが大事なんだ。みたいな事が言われている。

こういう社不適評論シェアして芯を捉えた「禁止カード」だー刺さったわーと卑下してキャッキャするのが流行りのようだが、私は的外れだなと思っている。

まあお説教された通りのような人もいるのだろうけど、そもそもの話として二者択一でないものをそうであるように語っている点が。

ストレートに言えば根本的に非社交的なタイプ人間は、他者への敬意として適度な距離感を重んじるが故にそうあるのではないかと思う。それを嫌われたくないだけの裏返しだ、と一義的結論づけるのは単なる露悪的な邪推ではなかろうか。インターネットクソリプを送り散らかすような類の非社交的な子供はこの話から捨て置く。

基本的スタンスとして適度な距離感を持ち合わせた上、そこで初めて他者踏み込む勇気があると思う。でなければ、それはともすれば自他の区別が未熟で無神経な人間になりかねない。

差し出がましい真似をして、遠回しにでも苦言を呈されたら「良かれと思ってこうしてあげたのに!」と逆ギレするタイプとはそういうことだ。

個人主義(これを利己主義と読み替える人にはこの文章意図は一切伝わっていないと思います)が絶対価値とは言わないけれど、少なくとも今の社会では一定程度支持され基盤となっている価値なので。

まあ一歩踏み込むだって重要な事なので、どちらも大事な態度。なのだけど、世の中両方のバランス感覚を適度に養ってきた人ばかりでもない。

程度の差はあれ、ドライか無神経かのどちらかに偏りがち。その上でドライな方がマシじゃね、という私の素朴の感覚個人主義なんか持ち出して理を持たせてみたという訳だ。

や、人は社会の中で生きるんだからサ、そのヌクモリティに囲まれるのがリアリティってもんでサ。慎重にばっかりなっても仕方ないし、もっと他人に踏み込んでいかないと。失敗しながら人間関係を覚えないとサ、みたいな事言う人もいるんだろうけど。

どちらが然るべき態度かと言い争えば水掛け論にしか

ならないし、みんな愛し合って生きようねという事です。まあ皆さんが信じる愛や誠実さの形が異なるので戦争が起きるんですけど。

2023-04-05

anond:20230405032001

この元増田事実誤認が多いので、訂正しておくぞ。

最初から分かっていたことのはずなのだが、若者はむしろ自民党支持であった。18歳選挙権によってむしろ左翼は不利になってしまった、


若者層で与党支持が多いのは、18歳選挙権実施から各種のサーベイで分かっていたこと。その調査結果があったからこそ、与党も18歳引き下げの実施に踏み切ったんだよ。与野党わず、そのことを事前に理解していなかった既存政党関係者はいないはず。

日本左翼は、若者自分たち陣営だと勘違いしていた。アメリカでは若者民主党支持層が厚いから、自分たちは「弱者」の味方だから

若者代表シールズだと本当に思っていた。

からあれやこれやと理由をつけて若者投票するべき理由を説き、選挙権年齢の引き下げも達成した。  



日本左翼があれこれ理由をつけて、選挙権年齢の引き下げを達成した? 「日本左翼」にそんな力があるわけがない。冷静になれ。当時の経緯を振り返ろう。選挙権年齢の18歳への引下げは、議会では、与党自公)主導に、野党の一部(民主維新)が相乗りした共同提出法案行政では、当時の官邸特に強力なパイプを持っていた文科省清和会)と総務省菅グループ)の旗振り。野党勢はこの流れに対して後手に回っていた。2000年から選挙権年齢引き下げを求めてきたNPO法人Rightsの高橋亮平は、以下のように述懐している。

18歳選挙権実現にあたり、本気で踏み込んだのは、2つの政権しかない。1つが第1次安倍政権であり、2つ目が第2次安倍政権である

ここのところの自民党対応を見ていて思うのは、「まさかここまで踏み込むとは……」ということと、「選挙のためにはここまでやるが自民党なのか……」というのが率直な感想である

与党がここまで踏み込んでいるのだから野党には、世代間格差是正なども含め、さらに踏み込んだ政策の反映を期待したい。



この流れを作ったのは、自民青年局と日本若者協議会(JYC:官民の有識者会議若者代表としてやたら声がかかる室橋祐貴氏が代表やってる団体)との深い連携関係。JYCは基本的超党派方針で各党とまんべんなく付き合っているが、自民公明のことは明らかに物事を変えることができるパートナー」とみなしており、他野党より格段に深い関係を築いている。

公明党の際にも紹介したが、各党の若者政策の転換の背景には、若者の声を政党公約に反映させようという「日本若者協議会」(http://youthconference.jp)による取り組みがあった。

今回の自民党青年政策提言の中にも、日本若者協議会提案した政策から

(1)「被選挙権年齢引き下げ」の速やかな検討

(2)国政選挙における供託金の早急な引下げ

(3)選挙におけるインターネットの更なる活用

などが入った。

日本若者協議会は、昨年12月に「日本版ユース・パーラメント自民党編)」(http://live.nicovideo.jp/watch/lv244173560?)を実施して以来、自民党青年局と政策協議を続け、2月25日には、こうした政策反映の中間報告をもらっていた。

今回の谷垣幹事長発言では、被選挙権年齢引き下げだけでなく、供託金引き下げについても党内で調整が進んできていることが明らかになった。

https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashiryohei/20160330-00055994

自民党という政党は、常に「選挙で勝つこと」を軸に自党の持続可能性を考え実行できるDNAを持つ。地方利益再分配重視型の政党から都市型政党に脱皮したときもそうだったし、本来野党支持基盤だった連合と急速な関係改善を図っているのもそうだし、いまの高齢者支持重視の政党から若者世代重視の政党へのシフトもそう。「既存支持層が弱体化していくときに、どう票数を補完していくか」ということについては、極めて真摯かつ計画的物事を進める。そのひとつの結果が、選挙権の18歳引き下げ。自民党青年局とJYCが連携した時点で、ほぼ勝負はついていた。

というわけで、元増田の「選挙権の18歳引き下げ」が左翼野党側の悲願だった、という認識自体そもそも事実と違う。


あと、元増田は、たかまつななの政治的スタンス左翼右翼という軸に回収するところに無理がある。そもそもが「自宅に部屋が10室」「外食といえばフランス料理のフルコースしか知らなかった」「芸人になるまでラーメン屋コンビニに入ったことがなかった」的な持ちネタがウリの、典型的エスタブリッシュメント階層、いいとこのお嬢さん東大名誉教授東京ガス社長だった高松豊吉の曾孫)である彼女自身政治的主張も、右派左派という軸では整理しにくいものが多い。彼女は昔からの持論として「平和」を重視する一方で、その平和の実現方法については、ウクライナ取材の折に、以下のように現地の声を紹介しつつ、既存平和教育批判してもいる。

日本だっていつ攻められるかわからないのだから、備えるべきだ」「他国との同盟外交努力をすべき」「食糧供給などを見直すべき」「政府に泣きつく前に、自分たち領土を守るという強いコミュニティを持つことだ」「今こそ台湾支援することが大事ではないか」「北方領土を取り返したほうがいい」

(略)

私たちが受けてきた平和教育とは、まずは太平洋戦争時に、「日本戦争を始めてしまった」ことへの反省があり、次にどうすれば戦争をしない国になるか、であった。しかし、時が経ち、それは「アメリカ戦争へ巻き込まれないこと」に変わり、現在は、「他国から攻められないこと」に変遷していった。

日本台湾有事がもし起きてしまったら、巻き込まれ、最悪の場合、攻められる可能だって予測される。だからこそ、ウクライナの人々の「自国を守るための後悔」には耳を傾けるべきではないだろうか。

https://shueisha.online/culture/109026?page=4

なお選挙啓発に関して、民間彼女積極的に登用している団体ひとつが、青年会議所(JCである

衆議院選挙では、全国で公開討論会実施されるといいなと思います私自身も、公開討論会の司会などは積極的に引き受けますので、ご連絡ください。JCという地域をよくしようという社長さんたちの集まり主催することがおおいのですが、地方紙やメディアもっと主体的にできるといいですよね。

https://note.com/takamatsunana/n/ne8700998fe6e

地域をよくしようという社長さんたちの集まり」というまとめ方には諸方面から異論ありそうだが、まあよしとしよう。

ついでにいうと、元増田は、たかまつななの政治的立場の変遷についての時系列理解おかしい。たかまつななが株式会社下村塾を設立したのは18歳選挙権の導入「後」である

3年前、18歳選挙権が導入された時に、「笑いの力で若者たちに政治への関心を持ってほしい!」「芸人100人を教育現場派遣したい!」とお笑いジャーナリストの「たかまつなな」が株式会社 笑下村塾を設立現在、全国の高校企業主権者教育SDGs出張授業を行っています



という経緯。instagramなどのSNSでは、2015年以前は18歳選挙権についての発信は全くといっていいほどしていなかった。2016年を境に、彼女主権者教育若者教育という分野にフロンティア見出し積極的にこの方面開拓していった。そしてこの過程で、「世代間の対立」という軸を立てたうえで自分が「若者」側に立つ(反「シルバー民主主義」)というスタンス明確化していった。つまり先に触れたRightsやJYCなどに比べれば、最後発に属しており、しか現在はかなり偏った立ち位置に到った、特異なアクティビストなのである

まとめよう。

選挙権年齢の18歳引き下げは、与党主導で進められ立法化された施策

たかまつななは、もともと一般的意味での「左翼」「左派陣営」には属していない、特異な立場

たかまつななは、選挙権年齢の18歳引き下げ「後」に主権者教育若者啓発に取り組みだした後発組

おわかりいただけただろうか。

追記

https://anond.hatelabo.jp/20230405183906

という反論コメントがあったので、こちらも https://anond.hatelabo.jp/20230405210928 を書いた。元増田は、なぜたかまつななは叩かれるかというストーリー面白おかしく語ろうとする中で、「日本左翼」がすごい政策的影響力を持っていて、あれやこれやと理由をつけて、与党自公選挙権の18歳引き下げを飲ませたのだ、という奇妙な歴史観に陥っている(そうではないことを示すために、実際の経緯を上に書いた)。

さらに、元増田そもそもトピックとしていたたかまつななは、背景的にも主張的にも一般的意味での左派とは言いがたく、また選挙権の18歳引き下げの「後」に主権者教育の分野に関わるようになった後発組である。にも関わらず元増田は、彼女が「以前からずっとこの問題に関わっていた」「左翼」だという、彼の最初書き込み見立て破綻させる致命的な勘違いをしていた点については、何ら反論も弁解もしていない。0点です。

2023-03-29

anond:20230329113143

それはそれとして、ジャニー田川が好人物だったとか、行為適法からしかったとか、そういう話じゃないからなあ。

 

お前の言わんとする問題点は確かにポリコレ批判としてアリだけど、こっから踏み込むのは分が悪すぎる。

 

脱法ハーブ存在から医療マリファナに踏み込もうとするようなもん。

2023-03-27

AI絵師の話、著作権法違反で戦おうと思ったら、二次創作問題踏み込むんだよな。

二次創作の作者は、AI絵師三次創作著作権を主張できるのか? 一次創作の作者によってどっちも殺した方がすっきりする気がする。

しかしそうなると、AIによるパクられ元が一次創作キャラなら著作権法違反で戦えるってことだよな

2023-03-22

シンエヴァを観ていて、ケンスケの優しさとは適度に距離を置くことで、トウジのそれは助けを求める声を待たずして大丈夫か、と気にかける事だ、と思った。それは「お前冷たすぎひん?」「いや今は放っといてやれよ」みたいな台詞で端的に表されていた。

二人共、そのそれぞれの優しさは14歳の頃から既に持ち合わせていたんだと思う。基本的スタンスは変わらないけれど、昔はともすればドライ、ともすれば無神経に見える、バランスを欠いたものだったのではないかと感じる。

では大人になって何が変わったかと言えば、自分の信じる優しさとは別種の態度をも取り入れた事ではないかと、特にケンスケについてそう思った。

彼の成長は、適度な距離感を重んじる人間がともすれば押し付けがましさを嫌って躊躇してしまうような「頼ってくれよ」という言葉を言えるようになった事だと思う。

センシティブな状況で、それでも一歩踏み込んで友人を気に掛ける勇気を手に入れたという事だ。

私もケンスケと同じ類の、人間関係において誠実さとは適切な距離感を置くことに尽きると確信しているタイプだ。世間人間からドライと言うような態度も特段非難されるようなものだとは思わない。頼まれてもいない余計なお世話をする前に、まず他人問題を無闇に決め打ちしない距離感を覚えてくれ、とでも言いたくなる人間を多く見てきたから。自己責任論をグイグイと他人に押し当てるのは如何なものかと思うが。

ただ、時には機を見極めて一歩踏み込むべき場面もあるんだろうと思った。

(語弊を恐れずに言えば)前時代的な密接な関わり合いと、無闇に他者に立ち入らない個人主義は、どちらが優れているというものでもない。それぞれに安心独立、煩わしさと孤独がある。要はバランス問題だ。

中庸大事だ。これぐらいの立ち位置で良いだろう、という所に居座り続けて安心感を得るよりも、常にバランスを考え続けられる人間でありたい。

まあシンジくんが立ち直ったのは彼らの優しさや人との関わりもさる事ながら、決定打はキーパーソン周りの関係だった気がしなくもないが……

2023-03-14

anond:20230314121439

どのタイミング踏み込むべきかってマジで悩むよな。

密室二人きりな時にいきなり言われても怖いだけだよなと思って

これめちゃくちゃわかるわ。第三者からたらこんなの据え膳な訳だけど、それを目の前にして手を出す勇気が出るかは別なんだよな。

振られてもいいから終わらせたいなら、とりあえず、電話でもテキストでもいいか気持ちを伝えるしかないんじゃないかと思う。結局こういう時って男側から声掛けないと絶対どうにもならないので、迷惑かなとか、嫌がられないかなとかの心配はある程度置いておくべき。

2023-03-11

anond:20230311190701

そこに踏み込むガチ差別だぞ

「〇〇人種属性には犯罪者が居るから全体を排除しましょう」って

そういう話にするわけだよな

NHKによる言葉狩りが許せない

ジェンダーニュートラルの風潮に乗って様々なジェンダー語が言い換えられている。

中でも男性配偶者意味する「旦那」「亭主」「主人」はもう絶滅種と言っていい。

アナウンサーは、インタビュー婦人に「旦那様はどんなお仕事を?」とは訊かない。

今やNHKアナウンサーでも「夫さんはどんなお仕事を?」と訊く。

「夫さん」なんて呼び方、聞いたこともない。

 

今日東日本大震災のあった日なので、震災関連の報道が多かった。

老齢のご婦人インタビューに答えて「津波で亡くなった主人の遺志を継いでいきたい」というようなことを語った。

しか字幕スーパーは「の遺志を~」に書き換えられていた。

当事者自分自身配偶者を主人と呼ぶことすらNHKは許さないのだ。

この老婦人にとって夫は主人と呼ぶべき人物だったのであろうし、この世代の人々にとって「人前で自身男性配偶者を呼ぶ場合自分がへりくだる」というのは当たり前の価値観である

たとえ家庭内ではカカア天下であったとしても、ともあれ人前では、自分は夫を立てる身だというポーズをとることが彼らには自然であるはずだ。

 

世の中が家父長制を否定しつつあるという風潮と、ある一個人が家父長制を受け入れているかどうかは、まったく別次元の話である

耳の聞こえない人がこの報道を見たとき、「ああ、このご婦人は主人とは呼ばず夫と呼んだ」と思うだろう。

夫という言葉には、主人という言葉に込められていた思慕や崇敬の念が抜け落ちている。

主人と呼んだか夫と呼んだかで、在りし日の夫婦関係性のニュアンスの受け取られ方が変わってきてしまうはずだ。

主人って呼んだのに。

 

世の趨勢に合わせてNHKが言い換えを進めるのは別にかまわないと思う。それを迎合とは思わない。

だが、現実市民が発した言葉を、ニュアンスを捻じ曲げてまで編集してしま権利はないと思う。

個人生き方価値観踏み込むような狼藉は許せない。

2023-03-03

じゃあもう試験管ベイビー認めるしかないじゃん

世の中の夫婦とかカップルにはもう力がないわけよ

二馬力なのに世帯収入手取りで年300万とか400万とかゴロゴロなわけで

そんなやつらに「産め~~~~~いwwwwwwwww」と強要したらどうなるかわかるか?

貧困通り越して底辺に突っ込んで地中に埋まるわい!!!

トップバリュ黄色が贅沢品扱いになる地獄、わかるか? 地元の謎スーパーの謎PBだの謎産地食材を買い時には廃棄物を漁り電気は基本消し懐中電灯でしのぐときもあるしろうそく立てて火事起こすときだってある煮炊きはガス代を使うから躊躇して食中毒を起こし風呂は基本水風呂でそれも無理なら濡れタオルその結果臭いいじめられる子供爆誕デスクトップパソコンなんてあるわけもないし通信料が払えないから激安プランにして月の上旬ギガ切れて全部終わり

そんな環境に自ら踏み込むアホおるか??? 児童手当とかしょっぱすぎんだわ 焼け石に水というか焼け石に霧吹きなんだわ

というか育児学費奨学金以前に出産費用が払えませ~んでつまずくんだわ



だったらよ~とりあえず人口だけ確保するんだったら健康な男から採った精液をシリンジに入れて健康女の子宮に注入するアレとかソレとかで妊娠だけしてもらって産むだけ産んでもらって

あとはもうサヨナラ! 一生会いません! 連絡は親→←子どちらから絶対できません!! 戸籍にも載りません!!

国の建てたでっけえ施設でまとめて育てます!!! 出産費用も国持ち!! 育てる途中のカリキュラム就職労働に繋がる訓練と国益を優先!!! 学問かいう贅沢は自力子供を育てられる夫婦特権!!!



もうこれしかないわけよ

なんか言いたいことある???

2023-03-02

映画500本弱観て覚えた監督

ホラー恋愛ミュージカルは観ないので知らない

リュミエール兄弟歴史資料

エイゼンシュタイン教科書モンタージュの人 戦艦ポチョムキン展覧会の絵プロムナードを何回繰り返すねんと思った

ヒッチコック教科書技術的に色々斬新だったらしいが、その後洗練されたフォロワーの現れた今観ても……感は否めない 鳥は割と面白かった

キューブリック:一点透視図法の人 映像生活感がなくてなんか観てて不安になる 半ば教科書枠のようだけど、普通に面白

ゴダール︰「ヌーベルバーグ」の人らしいが、ヌーベルバーグが何なのかを知らん

スピルバーグエンタメ映画の大天才 かと思えばシンドラーのリストなんかも撮れちゃうのが凄い

ルーカススターウォーズ 𝗕𝗜𝗚 𝗟𝗢𝗩𝗘 SWとインディジョーンズの小道具についてのムック本読んだけど、ディテールへのこだわりが病的だと思う

ティムバートン:空想家って感じがする それを映像に起こせるのが凄い 悪趣味とおふざけにセンスがあるけど、それはそれとしてビッグフィッシュみたいなのも撮れちゃうのも凄い

スコセッシ:デ・パルマとごっちゃになる ダメ人間を描くのが上手い気がする

デ・パルマアクションで印象的な画を撮るのが上手い気がする miの宙吊りとか水槽ガム爆弾とか

イーストウッド監督もやるらしいけど観たことないな、と思って調べたらハドソン川の奇跡も撮ってたの知らなかった 手広いな たけしみたいだ

コッポラゴッドファーザー地獄の黙示録しか観てないから、なんか長い映画の印象 ロッキーエイドリアンは妹らしい モンタージュが好きらしい

リドリースコット:ブレードランナーエイリアンの人 怪しい漢字酸性雨サイバーパンクの父らしい

ジェームズキャメロンタイタニックの印象が強いけど、エイリアン2めっちゃ面白かった SFと続き物の2作目に強いらしい

フィンチャーどんでん返しに定評があるイメージ どんでん返しから更にもう一歩踏み込むのが良い

ディアレン:オサレ

ノーラン:小難しいけど、エヴァみたいに難解というより単に(意識的な)説明不足なだけでは……と思う でも面白

タランティーノ:忍殺読んで欲しい 読んで映画化して欲しい 香港ズームがかっこいい

コーエン兄弟:ノー・カントリーめっちゃ良かった なんかドライな感じ

ウォシャウスキー兄弟マトリックス以外は……

サム・ライミ:完全にスパイダーマンの人という認識 元々ホラーの人らしい

ジョーダン・ピール:黒人差別×ホラー 毎回動物意味深に出てくる

アリアスター:怖すぎ

2023-02-17

もしかして「正しさ=被害者であること」だと思っている人がかなり多いんじゃないだろうか?

やたら被害者ぶりたがる人、そして被害者ぶったあとは自分こそが正義の味方なのだと過剰に暴力的言動に務める人、これらがかなり目につくように思う。

目につくというのは一部が悪目立ちしているだけであり実際に暴れまわっているのはそこまでは多くはないのだろうが、目立つほどの行動に移していないだけで内心としてそういう傾向がありそうな人はかなりの数であるように感じる。

統計はない。

私の体感だ。

私のインターネットリアルにおける周囲環境人間環境が低品質であると言うだけなのかも知れない。

だが、そういった人間がそれなりの割合でいる空間というのが存在しているのは確かだ。

ハッキリ言うが、そういう人は得てして頭が悪い

ある分野においては思考力や記憶力が優れていることもあるが、その分野以外に対しては極端に間抜け、ハッキリ言えば地頭が終わっているほどに「被害者になる≒正しい人間に近づく」という妄想の中で暮らしている傾向が強いように思う。

そもそもそういった考えがどこからまれるのかを考えていくと、どうも世の中にある物語歴史書の多くが「こっちの勢力は正しいですよ。何故なら『被害者』だからです」という文脈を多用しすぎていることにあるようだ。

思えば子供の見るような番組プリキュアアンパンマンでさえ、ヒーローの正しさを保証する最大の要素は「被害者の側についている」ということにある。

正当性の主張に対して「被害者であること」を利用するのは戦争宗教対立プロパガンダでも多数使われてきた歴史があり「我々は被害を受けている。だから相手暴力を振るうのだ」から始まって、やり返された結果に対して「正当な怒りに不当な暴力が帰ってきた。やはり奴らは野蛮であり滅ぼすしか無いのだ」を繋げていくのはもはやテンプレートとさえ言って良いだろう。

だがそれらの「プロパガンダが用いられた」ことだけが歴史的事実であり、「そのプロパガンダは正しかった」ということは、たとえ勝者が掲げていたものであったとしても保証なんてされはしない。

頭の悪い人はどうもその辺まで踏み込むことが出来ないようなのだ

テレビ歴史の中における勝利者、正しい者達が「我々は被害者。故に正義」と語っているのだから、それは正しいはずじゃないか」と本気で思いこんでいるのである

そしてその思い込み自己愛が混ざりあうと「自分は正しい(と思い込みたい)。だから自分被害者(の側である思い込みたい)であることを必死アピールしないと。被害者ぶれるチャンスはないだろうか?私はもっと正しい(と思いこんでいる)人間になりたい」と考えながらいつも被害者ぶる理由を探している怪物誕生する。

この話を聞いているうちに諸君の頭の中にも多くの怪物が思い浮かんだのではないだろうか?

彼らがなんであんなにも積極的被害者ぶりたがり、目にも入れたくないと言いながらケチをつけられる相手必死に探し求めていたのは、それこそが彼らにとっての「正しい人間になろうとする努力」だったのである

彼らは頭が悪いだけで、いやむしろ頭が悪いからこそ、根は社会道徳に対して従順で真面目なのだろう。

幼少期に受けた教育のままに必死に正しい人間になろうとして、それを褒めてもらいたくて仕方がないのだ。

からいつも「正しくなるため」に被害者ぶれる理由を探し求めているし、それを見つけてまた一つ被害者になれたぞとアピールして誰かに「凄いね。君は被害者なんだ。つまり正しい人なんだね。エライよ」と言ってもらおうとしているのである

恐ろしい……頭が悪いというのはこんなにも恐ろしいのか……教育重要性が分かる。

2023-02-13

anond:20230213221755

彼氏旦那が察しないことに怒る女性がいるのがわかり易い例で、基本的男性同士は言葉で明示的に示されないと気づかなかったり気づいても放っておいたりする。

相手が助けを求めてないのに助けるのは相手領分踏み込む事で失礼であるという部分もある。

女性はこの辺説明してもわかってもらえないよね。

2023-02-12

囲碁は有限

1〜4手目

一手目は星か小目に打てばいい

地を取りたいなら小目

勢力や厚みに回りたいなら星

空き隅があれば隅に打とう

これも星か小目だ

空き隅がなくなったら相手自分の隅に目を向けよう

自分相手が小目に打ってたら隅を締まるか相手の小目に掛かろう

相手が星なら三々に入るか掛かろう

シマリとカカ

隅に掛かられたら受けるか挟み撃ちにするか考えよう

受けると簡明、挟むと難しくなる

挟んだ対面の隅に自分の味方の石があるならハサミが開きを兼ねていて一石二鳥の手だ

ハサミか受けるか

まれたら飛ぶかツケるか隅で収まることを考えよう

飛びは戦い

ツケは整形

隅で収まるのはお互いの石を安定させて他へ転戦するための手だ

隅へ収まる場合相手が星なら三々に入る事を考えよう

石の強弱

隅を打ち切ったらお互いの弱い石を探そう

自分の弱い石があれば安定を図り

相手の弱い石があれば攻めて得する事を考える

弱い石とは眼のない石、生きの確定していない石などだ

立場の弱い石は攻められ安定するまで逃げ続ける事になる

この応酬で攻めてる側は自分の陣地となるような軌跡を描いて攻めるのが理想で、その軌跡が地となる

逃げている側はほとんどに地に貢献しないような手を打たされるため弱い石があると負債となる

強い石はジャイアン

強い石には近づかないようにしよう

強い石はジャイアンヤクザのようなもの

近づいても何もいい事はない

これは味方側から見ても同じで、強い石の周りに打ってさらに強固にする手は働きに乏しいので近くに打たないようにしよう

資産1億円の富豪が100万手に入れても大した事はないが資産1万円の貧者が100万円を手にしたら100倍の利益を上げたことになる理屈

逆に相手を攻めるときジャイアンに追い込む事を考えよう

ちなみに最強のジャイアンとは既に生きが確定してる石の一団だ

こいつらの周りは双方にとって近づいてもつまらない地点となる

「生きてる石の近くは小さい」と覚えよう

見合いとフリカワリ

囲碁は常にフリカワリや見合いという考え方がある

チェーン店の出店の戦略のように序盤は空き地に店を出店する事が大きい手となる

AとBは見合いなので、相手空き地Aを打たれたら空き地Bに、Bに打たれたらAに打って相手に付き合わないことも大事

与えよ、さすれば与えられん

囲碁相手に与えればそれに相応するもの自分も得られるゲーム

呉清源曰く「碁は調和なり」

地を取れば厚みを作られ、厚みを取れば相手は地を得る

相手に何も与えず自分だけ得するのは無理筋

捨て石

自分の石が生きるのが難しい、生きる手を打つことで相手利益が上回ると判断したら石を捨てる事を考えよう

上手く捨てれれば捨てた損よりも得る得の方が多くなる

石を捨てる事の効能として、石を捨て相手の内側に石があると相手は上手く身動きが取れなくなり、外からの締め付けが効く

締め付ける事で相手が石を取ってる間に自分の石は外側に持ってくる事ができ壁ができる

この壁は攻めに使ってもいいし、そのまま地にしてもいい

コウ

囲碁にはコウという形がある

通常の手段で上手く行かない場合はコウにする事も考えよう

コウに持ち込めばコウに負ける側が二手連打できるのでフリカワリにより利得を図れる

コウに勝つ側と負けて二手連打する側のどちらの利得が大きいか考える事が大切だ

消し、軽く打つ

相手の強い勢力圏内に踏み込む時は軽く打とう

軽く打つとはトカゲの尻尾切りができるように石同士を離して打つ事だ

くっつけて打つと取られる時に丸ごと取られる事になり負担が大きくなる

軽く打つ事でトカゲ尻尾となる石を囮にしつつ、軽やかに脱出して相手の地を軽減させる事ができる

生きがない時の機転

単独で生きがないと思ったら相手の石を切断して攻め合いに持ち込むか、攻め取りにさせる事を考えよう

攻め合いはどっちが先に相手の石を取れるかという競争だ、ダメ(石に隣接した空転)を詰め合い手数の多い方が勝つ

攻め取りは、こちらが取られることは確定しているものの、それを取り囲んでいる相手の外側の石も生きていないため、その石を取るために自分の陣地に石を打つ必要がある状況だ

これによって相手の陣地はかなり削減される

また前述のように攻め取りにさせるために相手の石を外側から締め付ける事ができるので

攻め取りは強力な捨て石術となり得る

ヨセ

お互いの弱い石や死活に関わるような戦いがなくなったらヨセと呼ばれる最終段階だ

自分の陣地を少しでも広げ、相手の陣地を減らすような手を目指す


かいところを上げればもっとあるが大体囲碁作戦、考え方とはこんな感じだ

最後囲碁十訣と呼ばれる囲碁における心得を紹介しておこう

囲碁十訣

不得貪勝 貪れば勝を得ず(貪って勝とうとしてはいけない)

入界宜緩 界に入りてはよろしく緩なるべし(敵の勢力圏では緩やかにすべし)

攻彼顧我 彼を攻めるには我を顧みよ(攻める時には自分を顧みよ)

棄子争先 子を棄て先を争え(石を捨てて先手を取れ)

捨小就大 小を捨てて大に就く(小を捨て大を取れ)

逢危須棄 危うきに逢えばすべからくつべし(危険になれば捨てるべし)

慎勿軽速 慎みて軽速なるなかれ(足早になりすぎるのは慎め)

動須相応 動かばすべからく相応ずべし(敵の動きに応じるべし)

彼強自保 彼強ければ自ら保て(敵が強ければ自らを安全にすべし)

勢孤取和 勢い孤なれば和を取れ(孤立している時には穏やかにすべし)

anond:20230209113952

2023-02-08

anond:20230207222420

わかる。

本人は

不謹慎ネタ

とか言って危ない綱渡りしてるように言うんだけど実際は高さ30cmの平均台の上みたいなダサさある。

というか彼はそもそもどの辺りにどのくらい踏み込む危険か?という嗅覚が無いように思う。

2023-02-07

anond:20230207214830

「失敗」をどういう意味で使ってるかしらんが、「どうせ廃案になる」ってことかな?

LGBT法案は前回自民党守旧派の反対で廃案になっちまったが、今回首相補佐官差別発言やらかし世論の反発を買ったもんだから、岸田も日和ってアクセル踏み込む方に変わり身したみたいね

首相、LGBT法案準備を指示 自民、2年前は見送り

2023-02-03

囲碁十段戦挑戦者決定戦が稀にみるすさまじい戦いだった

囲碁十段戦挑戦者決定戦が稀にみるすさまじい戦いだったので語りたい。

家元十段(25)への挑戦者を決める十段戦挑戦者決定戦は囲碁界の覇者本因坊文裕(井山裕太)(33)と静かに燃える獅子・芝野虎丸名人23)の戦いとなった。

(許家元十段と虎丸名人は令和三羽烏と呼ばれる三強のうちの一人である。もう一人は一力遼棋聖(25)(河北新報御曹司であり記者))

この碁がすさまじかったので碁がわからない人にもこの碁の凄まじさを伝えたい。

棋譜https://igo-kifu.com/kifu/97893

中盤、踏み込まなかった文裕

中盤、白がAI評価値上ではリードしていた。

通常自分が劣勢と思っている側は相手の地へ深く踏み込むのだが、黒番の文裕は踏み込まず、この手で足りてますよという、ヨセ勝負淡々とした手を打った。(ヨセとは陣地の境界を定める終盤のフェイズのことである。)

これは普段全面戦争を辞さない最強手を打ち続ける文裕の棋風らしくない手で、形勢判断を間違えているのか、文裕らしくないという事がチャットで囁かれていた。

しかし、その後形勢が接近、逆転し細かいヨセ勝負となり文裕の形勢判断にぬかりはなかったと手のひらが返った。

伏線

見どころは上辺の黒地へ白がハネ出しと呼ばれる、相手の地を削減するために相手の地のラインを少しはみ出す手を打ったところから応酬だ。

この手には伏線があり、右上で白がハサミツケを打ったところから戦いは始まっていた。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=24444

ハサミツケとは相手の石を挟むように、相手の陣地側へ踏み込んで打つ手のことである

この手はこの近くに、なにかこの手と連携した手段がある時に打たれる手で、何もなければ黒に遮られると相手の陣地へ持ち込みになって損してしまうだけの手になるリスクのある手だ。

黒は白に手段があると読めば損しないために相手を味方の地点へ繋がらせてあげるのだが、形勢が接近している時にはそういう手は相手一方的に得をさせてしまうため、打ちたくない。

この時点でAI上での形勢は0.5目差、つまり半目勝負であり、一切の妥協もできる状況ではなかった。黒は最強に頑張って下がった。(相手の味方への連絡を遮った)

まり黒は上辺に白からの手はない、上辺に何かイチャモンをつけてこられてもギリギリ耐えていると読んだのだ。

素人目には逆に黒だらけの上辺は白から手になるような筋はないと見えて、ラッキーと即下がるが

相手は虎丸名人であり、相当な読みの上で打たれたハサミツケを妨害する下がりの手は相当慎重に先の先まで読んだ上でないと打てない手だ。

そして切られた決戦の火蓋

そして、いよいよ決戦の時間、前述した上辺のハネ出しが来た。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=24869

この手も相手側の陣地へ石を打ち込む非常にリスクのある手だ。

白はここではハネ出さずに、あるいはハネ出した後にすぐ繋いでお互い温厚に行くルートでも勝てる見込みがあった。

しかし、ハネ出した後に下がり、もしこれで手にならなければそのまま相手へ石をプレゼントしてしま状態になる妥協なしのハイリスクハイリターンな手を選んだ。

先程の右上のハサミツケからコンビネーションで、相手の腹中に味方の白石が居る"味"を見てこのハネ出しを手にしようという狙いだ。

黒も白の言い分を通して相手自分がお互いに接続するという安全な手を選べるが、形勢が悪いので黒も、白を分断するという危険な賭けを断行するしかない。

こうしてお互いに手になれば勝てる、ならなければつぶれて即負けるかもしれないという超ハイリスクルート突入した。

ここから長手順のお互い一歩間違えたら即負けというギリギリの綱渡りの攻防が始まった。

素人目には白が手にする手段はないと思われたが、白は難解な手順を尽くしてなんとかお互いの石の生死をかけた二段コウと呼ばれる形に持ち込むことに成功する。

上辺のハネ出しから二段コウになるまで実に40手ほども一手間違えれば攻め合い負けて即ツブレというギリギリ応酬が行われた。

この二段コウまで見越して右上のハサミツケから上辺のハネ出しを打ったのならとてつもなく恐ろしい読み筋だ。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=26984

白に二段コウにはされたが、並の打ち手ならここまでの白の応酬でとっくに黒地が崩壊していた。

黒番・本因坊文裕はなんとか持ちこたえて自分側の有利な二段コウで耐えしのいだとも言える。

この時点で黒の評価値は90%以上となっていた。AIはこの二段コウを黒有利と判断していた。

コウとは

コウというのはお互いの石を永遠に取り合える形で、千日手にならないように石を取られた側が一度別の場所へ打たなければならない。

そして相手が受けてくれて自分の手番になればコウを取り返せる。

これをコウダテと言うが、このコウダテの手は自分がコウに勝つために相手が受けざるを得ない場所へ打つ必要がある。

受けざるを得ない地点というのは、相手がコウダテを無視してコウを連打で解消した場合に、自分がコウダテの地点を連打したほうが地が大きくなる地点だ。(お互いに連打部分で得た陣地の差し引き計算

このコウダテとなりうる地点のことをコウ材と呼び、このコウの材料の数によってコウの勝敗が決まる。(コウ材の単位は1コウ、2コウ)

コウは、コウに負けた側はコウダテの地点を二手連打することになるので、お互い2手連打し「振り替わり」と呼ばれる壮大な地形の変化が起こる。

このフリカワリの妙、ダイナミックさも囲碁面白さであり魅力だ。

そしてこのコウが二つ連なっていて1回のコウの解消では解消しきれないのが二段コウだ。

この碁は二段コウの見本となるようなものすごい駆け引きを見せてくれた。

二段コウの争いの行方

この碁は碁形的に黒にコウ材が多く、黒が勝つものと思われていた。

(黒には相手白石を抜いた部分があり、石を抜くと相手からの利きが少なくコウに強い形となる)

しかし二段コウの複雑さが状況を覆した。

さきほどの説明の通り、通常のコウならコウに勝つためにはコウダテを打つし、コウダテは2手連打した場合を想定した時に相手より上回る地点へ打てばいい。

しかし二段コウならではの駆け引きがあった。

二段コウでは二段目のコウを取っている側は、相手にコウを取られてももう一段分コウで踏ん張る猶予があるので、

「あえて」コウの1つは譲って、「あえて」コウダテを打たずに、相手からのコウ材となる部分に先着して手厚くガードしてコウ材の数を減らすという手が打たれたのだ。

また通常2手連打分を想定するコウダテも、二段コウなら3手まで連打できる場所もコウ材となった。(右下270手目)

通常は打たれない緊急手段である、損なコウダテとなる損コウと呼ばれる手も、コウ部分に勝つことが大きいために打たれた。

この複雑な攻防の読みを頭の中だけで行うのはどうやらトッププロでも難しいらしく、この駆け引きによって白は黒番・本因坊文裕のミスを誘い逆転した。

文裕は右辺のコウダテで下側から放り込んでいれば2つのコウ材になった部分を、右側から放り込んでしまったためにコウ材を1つ減らし、コウ材の数が逆転し、形勢も逆転となった。

白の虎丸名人が自ら作った二段コウを見事に活用した形となった。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=28776

囲碁自分が思ってたよりさらに奥深かった

このコウ争いの真っ最中にコウ材の数を変化させる攻防は普通のコウ争いでは中々見られず、二段コウならではの難解で非常に見応えのある戦いだった。

囲碁20年で囲碁の奥深さを十分知っているつもりだったが、ここに来て囲碁さらなる奥深い一面を知ることとなった。

正直、囲碁がわからない人に図説もなしの文章だけですべて伝えられたとは思っていない。この駄文だけでわかったら天才

しかしながらこの千変万化の攻防、千変万化の駆け引き尋常ならざる面白さはもっと多くの人にぜひ知ってもらいたい。

囲碁の変化の奥深さ、神秘性、面白さを改めて知った一戦だった。

囲碁を覚えて奥深さに触れてほしい

いま囲碁を始めるならここらへんがオススメだ。囲碁をある程度覚えたあとに改めて今回紹介した一戦をぜひハイライトから見てほしい

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