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はてなキーワード: ダイナミズムとは

2020-09-10

anond:20200910211215

共産主義は終わったシステムだ。

資本主義の行き着く先は、超効率的ルールに基づいたリバタリアニズム

リバタリアニズム下では、裁量を廃して機械的かつシンプルに再配分が達成される。

究極の流動性。失敗してもいくらでもやり直せる。

挑戦を放棄したものにも、最低限度の生活保証される。

それは表面的には共産主義的な社会に見えるかもしれないが、あくまでも結果の平等ではなく機会の平等コミットしているだけなので、本質的に異なる。

共産主義は、共同体のために頭を均すシステムであり、リバタリアニズムは、自由正当化するために底を均すシステムだ。社会が孕むダイナミズムの差は大きい。

2020-08-07

ココイチカレーインドでどんな評価を受けようが知ったことではない

ただあんな不味くて高いものよくも売れるもんだとは思う。

しかし不味くて高いという感想は私の主観にすぎず事実としてそうとうな売り上げがあるようだから、予断は捨てる。

応援忌避もしない。その後のニュースがあってもなくてもいい。でもニュースがあってたまたま目にとまったら読むかもしれない。

文化の変遷と転移、再構築はダイナミズムにあふれているから。

2020-07-13

静かだ

この時間になると時々すごく静かになる。音が自分の外側からダイナミックに聞こえる。

世界がすごく静かになる。

自分の皮膚の下に何か境界があって、世界自分とが明確に切り離されているような感覚

自分世界にただ一人生きているような感覚

物音の主が全て歯車で動いているような感覚

命ではなく歯車でできたダイナミズム。

2020-06-15

anond:20200615003345

東大卒東大教員になったような連中の間では、最近、この手の話がめちゃくちゃ危機感を持って語られている。

いま助教准教授くらいの年代団塊ジュニア世代だと、東大生は首都圏だけでなく、地方の名門私立&ナンバースクール出身者の混合で、よくも悪くも、大学(東大)にいったらこんなに面白いつがいた!みたいな経験があった。自分首都圏出身だが、同級生東北人が、高校時代バンカラだったと聞いて、マジでびっくりした。下駄学校行ってたとかさあ。

しか最近は、首都圏中流以上の家庭の出身で名門私立を出たやつがほとんどになってきた。均質性が高まり、みなそつなく、しかし外れ値が少ないのでダイナミズムに欠ける、ように思う。東大のかつてのよさが失われてる気がして、焦燥感を感じている。有象無象拠点としての寮の消失も効いてるかもしれない。とにかく、みな小綺麗になってきて、焦る。

でも逆に、学生の話を聞いてると、地方学力の高い高校生でも「わざわざ東京行きたくない」という気配もあるらしい。 それが東大でも、だ。これも衝撃、

結局は大きな物語崩壊以降、大学(東大)とはなにかの価値提示しきれていないのかなという気もする。東大のために東大に来いとは当然、いえないわけで、うーん、なにかシステムの抜本的改革必要なのはわかるが、さりとて、と立ち止まってしま

2020-04-22

見ずして死ねない日本の伝統建築10

友人と旅行すると,興味ない人には日本の伝統建築って全部同じに見えてるんだろうなーって思うことが多い.つまり,「見えて」いても「見えてない」んだな.解像度が低い.だから,その深み凄みを紹介するために10建築を選んでみた.

この増田で,日本建築のどこをみればいいかが少しでも理解してもらえればいいな,と思っている.あくま日本建築を楽しむための「入り口」として,もしくは旅行の楽しみを一つ増やすためのお手軽ツール(やや自嘲をこめてるよ,これ)として,読んでくれると嬉しい.

法隆寺中門~回廊(奈良県生駒郡飛鳥時代

 法隆寺は誰もが行ったことがあるだろう.しかし,一般人教科書に載っている五重塔と金堂があるなーって思って,終わりなんじゃないだろうか.違うのよ本当に.中門なんだ.中門から回廊にかけての柱.伊東忠太エンタシスと呼んだ,胴張りの柱.この列柱をみて,何も感じない人間は,おそらく建築に対するセンスを持ち合わせていないのだろうから,これ以降この増田は読まなくてもよろしい.建築は細部に宿るのだ.その原初的プロポーションは,日本にも偉大なる古典クラシック)があったという証なのだ

東大寺法華堂(奈良県奈良市奈良時代

東大寺に行くと,一般人大仏殿で満足して帰る.ちょっと詳しい人は,二月堂まで登って景色を楽しんで帰る.じゃあ玄人は?その横の法華堂だ.しかも,入り口ではなく,裏側からまずその建築美を楽しむ.この風景こそが,まさに創建時代東大寺からだ.実はこのお堂は,左半分が奈良時代仏堂であり,鎌倉時代に右半分の礼堂を増築している.だから側面からみるとチグハグな印象を受ける.なぜこんな事になっているか原初的には,仏像は外から拝むものなのだ.お堂の中は仏の領域であり,そこに人が入ることはなかった.しかし,日本は雨が多いため,実用的な理由で,仏堂に並び建つ形で礼堂という,人が入って拝むためのお堂が作られるようになる.そして,その後この仏堂と礼堂を一つの大きな屋根で覆うようになったのが,日本の最も一般的正方形に近いお堂の形だ.なぜ奥行きがあるのか,それは二つのお堂を包摂してるから.そして,内部を内陣(仏の領域)と外陣(人の領域)に分けている.

 とまあ,東大寺法華堂だけで日本建築史が語れるんだけど,法華堂自体価値とは,その仏堂と礼堂の処理の過渡期的な建築であることはもちろん,何よりも,天平建築天平彫刻がそのままの形で残っていることだ.奈良時代日本はやっと中国・唐から最新の様式を導入できるようになった.そしてそれは王者建築なんだな.力強く,おおらかで溌剌とした建築.柱と梁によるシンプルで強い建築.その素のままの美しさでは,天平建築にその後の建築は敵うはずがないのだ.

富貴寺大堂(大分県豊後高田市平安時代

平安時代建築って,数も少ないし奈良時代以前の建築に比べて,それほど素晴らしいとは思えない.よくも悪くも日本ナイズされて,よく言えば品のある住宅風の,悪く言えば構造ダイナミズムが弱い建築が作られた.平安時代,人は仏堂の中に入り,座って祈りを捧げるようになった.それゆえ,天井は低く,落ち着いた空間が好まれるようになった(卵が先か鶏が先かはわからないが).軽く高床にして,床下の風通しをよくしているのも日本化のひとつ.これらの日本的要素を建築史的には和様と呼ぶ.平等院鳳凰堂和様代表みたいに言われているけど,あれはまあ,例外的な派手派手金持ち建築なわけで,一般的仏堂というのは,この富貴寺大堂のような三間四方(柱が4本で間が3つの正方形型)の阿弥陀堂だろう.これがよい.実に素朴で,柔らかい建築.人と仏像距離がちょうどよくて,いつまでも中に入って祈りを捧げられるような,そんな自然体の空間.こういう空間は,奈良時代ダイナミックな,ところせましと仏像が建ち並ぶ空間とは異なり,ほっとするんだな,日本人なら.とはいえ,この富貴寺は大分のド田舎にあるので,さすがに東京から行くにはマニアじゃないと無理かな.東日本なら,福島県いわき市にある白水阿弥陀堂も同様の建築でよい(らしい.東国はいまいち詳しくない).さらに,平安時代に由来する浄土庭園の中にあるので,こちらの方が平安時代的でよいかもしれない.

東大寺南大門奈良県奈良市鎌倉時代

日本建築史上の最大のトピックといえば,鎌倉時代東大寺再建に関わった僧,重源の大仏である.先述したように,平安時代には天井を低く住宅風の落ち着いた仏堂が好まれたが,重源が宋からもたらした建築は,その真逆をいくエポックメイキングものだった.天井は貼らず,屋根裏まで高く伸びる柱.縦横無尽に頭上を飛び交う貫(ぬき,柱と柱をつなぐ水平の補強材).そんな規格外建築東大寺大仏殿という世界最大級木造建築を作るためには,従来の和様建築では構造的に不可能であった.それゆえ,より合理的ダイナミックな中国・宋由来の建築が取り入れられた.日本建築史上最も巨大な,今見られる大仏殿の3倍にもなる内部空間.それはパンテオンにも劣らぬ迫力のものであったろう.そんな鎌倉大仏殿を今,見ることはできない.戦国時代田舎侍が燃やしてしまたから.しかし,東大寺南大門は当時のまま残っている.東大寺南大門をくぐる時は,ふと上を見上げてみよう.そして,圧倒的な上昇感に震えてみろ.

金剛三昧院多宝塔(和歌山県高野町鎌倉時代

多宝塔って知っているだろうか?下層が方形,上層が円形の平面を持つ,ちょっと変な建築だ.空海に由来するため,真言宗系の寺院によく見られる.これ,塔がそもそもインドストゥーパ釈迦の遺骨を納めた仏教最初期の半球系の建造物)に由来していることをあらわしている.先祖帰りの建築だ。中国にも存在しない、日本オリジナル奇形建築木造建造物としては,かなり無理矢理な形をしていることから,よほどの宗教的意味があったのだろうと思う.今は15mほどの小型のものが多いが,そのオリジナル高野山のコアである根本大塔だ.しかしあれは無理があったのか,燃えては再建を繰り返し,今ではもう鉄筋コンクリートだ.そんな中,金剛三昧院の多宝塔は本場高野山にありながら,鎌倉時代のもので,有名な石山寺多宝塔と並んで最も古く美しい形をなしている.どっちでもいいんだけどね,やっぱり本場の多宝塔を見た方がよいかな,と思うわけだ.

軽くさわりだけなのに,予想以上に長くなってしまった.まだ鎌倉までしか進んでいない.この増田反響があったなら,あとの5つも書いてもいいかな.


消えてたのでキャッシュからリカバリー

2020-02-05

フェミニストオタクの食い違いの正体

実際にあったやりとり

表現に関する騒動でのフェミニストの主張は分解すると

1.「何かに気持ち悪さ(の強弱)を感じる」→2.「(強キモ物は)セクハラからやめさせろ」

となる。


それに対するオタク反論

セクハラではない。セクハラであるならそう言える論理提示せよ」

というもの


その反論を受けたフェミニスト

事実こんなに気持ち悪いのに何を言う。とぼけてるか、よほど感覚がまひしてるかだ!」と怒る。

(「とぼけてる」とか「麻痺してる」的な言説は沢山あったのでちょっとやりとりウォッチしてた人なら見てると思う)



ズレの正体

なんで延々ずれるかというと

オタ側は2を論点反論してて、

フェミ側はそれを1への否定として受け取ってるから


オタからセクハラじゃないはず、セクハラだという論理を示せ」と言われると

フェミは「気持ち悪いという私の心の動きは現実なのに、それを否定するのか!」って感じて怒る。



混線の原因

なんでそんな混線が起きるかというと

フェミ側の多くの人がたぶん

自分の主張が1と2の二段階で出来ているとか、1が即2とはならないとか、

そういうことをあまり把握・意識してない。

自分が感じていることと、それを他者社会に疎通させる為のコードの部分との区別ぼんやりしている。


そしてオタ側の多くの人がたぶん

キモい」という指摘に対して不感症で、

そう言われてもフェミ側が期待するような問題意識を持たない。

キモい」というところからセクハラ」「規制すべし」まで到達するにはかなり理屈の橋を架けなきゃいけないはずでしょ?その提示は?

という点ばっかり気にしている。


オタ「説明して?」フェミ「もうした!とぼけるな!」というやりとりが延々繰り返されてるのはこのため。



 ちなみにオタ側が「キモい」に対して不感症な理由

 まず言われ慣れてるっていうのがひとつと、

 コンテンツ消費者として自分にとって不快表現への対処という問題に直面してきており

 自分向けでないと判断したコンテンツを心で受け止めないという訓練が比較的(いまだ不十分なりに)出来ているため。

 (そしてこれは長年の不毛オタク内の喧嘩で徐々に培われてきたものだがそういうことを自覚的に考えていない。)




たぶんズレの理由まで気付いてる人物

多くのフェミニストは大真面目にやっている。


また、参戦してきた大物のうち学者先生は(なぜかわからないけど)たぶん天然。

アカデミック規定されたセクハラ定義を満たせないまま論を展開して

オタ側弁護士からおかしいですよと突っ込まれたりしていた。


じゃあ誰が気付いてるのか、

言い出しっぺの弁護士先生だけは確実に気付いてる。

陣営論理が1から2にワープしてる部分の自覚がある。(本来論理プロなので)


からtweetではほのめかしやRTを駆使した戦略的突撃の号令や撤退の引鉦鳴らしに徹しており、

決して自分から1と2の間の論理を述べようとはしない。

いちばんケイケだった突撃時でも延々論点1を情緒的な言い方で繰り返し圧迫することによって相手から2を引き出そうとしている。


先生扇動されている者達はそういうとこまで見えていないので

1と2をつなぐ論理について思い思いの迂闊な説明を出しては反論されて大物も下っ端も討ち死にしていったが

先生だけは最後まで討たれていない。

だって反論可能論理なんか何にも出してないからね。


ちゃん検討反論可能論陣を組んださえぼう先生の方が知的に誠実であっても

喧嘩クレーマーとして強いのは弁護士先生の方なのだ

中身のあることを言わなければ言質も取られないし反論もされない。


問題ですよ」「連絡を入れました」と言い続けて相手がなにか差し出すのを待つ。

あの先生けが隔絶した大人視野と戦法を使いこなして利益を追求しており

他のフェミニスト先生が笛で操る畜群となっている。


このように物事を分解して観察することで

目的も知能も知性の種類も違う人間達が仮初の集団形成したり解散したりする

この社会ダイナミズム面白さを感じないだろうか。

2019-12-11

世間政権支持の理由、あるいは野党を指示しない理由

選挙アンケートもみんなが常に「政権選択だ」と思うようになってしまたからでは?

最近増田はてブやその他を見ていて思ったんだけどね。

どうせ自民党が勝つのから批判票で支持していなくても共産党に入れる、なんてことは二昔前は普通だったはず。

ところが今は場合によっては政権が変わってしまうかもだから自民党に入れる、あるいはアンケート政権否定すると政権交代の気運が高まってしまうから支持ですと答える。という空気を感じる。

政権交代の実績があったことで、自分の票や支持表明が単なる批判に収まるのか、ダイナミズムの一部にまで行くのか判断不能になったのではないか政権ダメだと思うからこそ守らなきゃと思ってしま心理の発生とも言える。

これは、民主党政権が終わったあとも政権交代を目指す姿勢を見せてきた野党とその支持者とか、その民主の失政を強調する政権のやり方とか、ちょうど守りに入ってしまう人々の経済状況とか、snsなどでの極端な意見可視化による分断とか、いろんな事情が相乗効果でできてしまった状態に思える。

自民党内に分かりやすい他の首相候補がいればまだやりやすかったのだけど、それがいなくなったのも「一致団結して党首を支えないと野党に負ける」意識、あるいは「党支持者から裏切者のように言われる」状態邪魔をしている。

今となっては卵と鶏どっちが先かみたいな各要素が互いに高めあって現状を維持している、ように思う。

外的要因のでかいことでも起きないと変わらないのでは?これ。

あとは老化による世代交代は起きるのでそのタイミングか……。

どうしたらいいんでしょうね。

2019-08-24

金融政策はこれからマクロ経済の安定化ツールであり続けることができるのか サマーズとクルーグマンツイートより

https://twitter.com/LHSummers/status/1164490326549118976

"ここジャクソンホールにやってきて、経済学者重要問題に取り組んでいます中央銀行は、これから10年も、これまで私たちが考えてきたように、産業社会マクロ経済の安定化ツールであり続けることができるでしょうか?アンナ・スタンブリーと執筆中の論文で、私たちはそれは疑わしいと論証しています。"

"今や利下げの余地ほとんど残されていません。1970年代以来、アメリカ合衆国リセッションが発生するとFedは常に500ベーシスポイント以上の利下げを実行してきました。そして多くの場合、実質金利中立金利よりも400ベーシスポイント以上低かったのです。今や最大限可能な利下げ幅は200から300ベーシスポイント、実質金利中立金利より150から250ベーシス下でしかありません。"

"わずかこれだけしか利下げの余地がない、これがアメリカ合衆国現実です。だがこれでも先進国の中では最も金利が高いのです。ヨーロッパ日本においては状況はより深刻です。"

"これまで大規模な量的緩和としっかりしたフォワードガイダンスが試みられてきました。今、私たちポスト量的緩和フォワードガイダンス世界に生きています。ある政策説明をあれこれ言い換えてみたり、記者会見タイミングを変えてみたり、見通しに関するプレゼンテーション方法を変更してみたり、もはやそんなことでなんとかなるとは考えられません。"

"私たちジャネット・イエレン意見にはたいていは賛成しています。でも彼女2016年ジャクソンホールで講演をしたとき金融政策にはまだツールキットが残っているという彼女の楽観主義はまちがっていると思っていました。10年債の利回りが150ベーシスに落ち込んでいる現在ならなおさらのこと。"

"金融経済ブラックホール、私はゼロ近辺で固まってしまった利子率、そこから抜け出す見込みもない状態をこう呼ぶのですが、10年債の実質利回りがゼロないしマイナスヨーロッパ日本マーケットでは、それはもはや将来にわたって確信となっていますアメリカ合衆国不況ひとつで彼らの仲間入りです。"

"先進国ではどこでも、失業率の急上昇のリスクインフレ率の急上昇のリスクよりもはるかに大きい。マーケット期待インフレ率が2%にはるかに足りないというのに、です。"

"金融当局は、金融政策を通じて、長期にわたり、望むだけのインフレを創り出すことができる、世界中の経済学部の学生は、それが公理だと教えられてきました。だがもはやその命題は大いに疑わしい。"

"多くの人は、その後におきた出来事で、アルヴィン・ハンセンの長期停滞論はまちがいであることが証明されたと信じています。でも事実は逆で、大恐慌から復活するのに第二次世界大戦必要だったという事実は、彼が正しかたことの証明なのです。膨大な軍事支出がなければ「流動性の罠」がもたらすデフレシナリオは、しつこく続いたことでしょう。"

"「ブラックホール問題」、「長期停滞」、「日本化」、なんと呼ぼうといいのですが、この一連の事象世界中央銀行を悩ませているのです。"

"私たちポストケインジアンがずっと強調していたこと、最近ではトーマスパリーが唱えていたことに賛成しなければならないようです。経済変動において、ある特定の要素の摩擦、不適合が果たす役割は、根本的な総需要不足に比べれば、あまり強調される問題ではない、ということです。"

"今度発表する論文で、私たちは、最近コンセンサスのように、現在の状況を、単に中立金利の下落、低いインフレ率、名目金利実効的な下限という観点から捉えることは、苦境を過小評価してしまうと主張しています。長期停滞はより深刻な問題なのです。"

"超低金利環境における限られた名目GDPの成長は中立金利が大幅に低下した証拠だと解釈されてきました。だがそれだけではありません。"

"総需要に対する金利の影響が急激に低下し、金利が低下するにつれて限界影響、すなわち低下した金利毎の総需要に対する影響が減少することも、同じぐらい確かなのだと思います、"

"ある局面では利子率の低下が総需要を減少させることさえあり得るのです。その原因は、例えば貯蓄行動の目標への影響であったり、金融機関の利ざや縮小からくる仲介機能の低下現象、いわゆるリバーサル・レート効果だったり、リアルオプション効果考慮して埋没的、不可逆的投資は止めておこうとなることだったり、低金利財政赤字に及ぼす勘定効果であったりします。"

"この点は、マクロ経済学のダイアグラムを使って示すことができますISカーブは急勾配になり、非線形になり、後ろに向けて曲がることすらあるのです。"

https://twitter.com/LHSummers/status/1164490361881931777/photo/1

"もしマクロ経済安定化の中心的な問題中立金利の低下にあるなら、その立場は、たぶん"オールド・ニュー・ケインジアン"と呼ぶべきなのでしょうが、利子率をじゅうぶんに下げることができるのであれば、金融政策によって完全雇用は達成可能です。"

"対照的に長期停滞の視点からは、この立場をニュー・オールド・ケインジアンと呼びましょう、仮に可能場合であっても、総需要に少々刺激を与えるのがせいぜいで、最悪の場合は、総需要を減らすことすらあるのです。"

"さらに利下げは将来の経済パフォーマンスを阻害することもあるのです。以下その理由を述べます。"

"第1に、金融システムの不安定化です。金融危機の原因はバブルと過剰なレバレッジにありましたが、それは2001年景気後退に対する需要下支えのための政策対応の結果として生み出されたのです。日本1980年代末のバブル1987年ブラックマンデー後の緊縮財政環境における低金利に原因がありました。"

"第2に、企業ゾンビ化リスクです。利払いの問題に直面していない企業は、テストを受ける必要がない学生のようなものです。彼らは勝手気ままにどうみても収益性がみこめない事業にもフラフラと乗り出してしまう。さらに低金利は寡占企業の強大化とダイナミズムの低下を生み出すでしょう。"

"第3に、銀行破綻リスクです。低金利銀行収益を圧迫し、顧客基盤のようなフランチャイズバリューを低下させ、自己資本規制レベルいかなるものであれ、銀行をショックに対して脆弱にするでしょう。"

"第4に、金融政策有効性のさらなる減少リスク現在の利下げが将来の需要の先食い、つまり企業が将来の投資を、消費者が持続的に必要な消費今するというレベルにまで至ると、現在の低金利は、将来の金融政策効果の減少を含意することになります。"

"マクロ経済学者が注目すべき重要問題は、適切な総需要管理することです。私たちは、中央銀行管理できるのだ、あるいは現在金融政策の各種ツールでそれができるだろう、と提案することは、危険だと思っています。"

"もっとも注目されるべきが財政政策であることはあきらかです。とりわけ低金利ゼロ以下の金利財政赤字の持続可能性を示している現在の状況下ではなおさらのこと。"

"しかしながら需要の水準は政治構造の影響も受けます。例えば、社会保障の給付を当期の租税保険料で賄うべきとするpay-as-you-go方式、定年の延長、社会保険の改善民間インフラ投資への援助、高貯蓄の富裕層から流動性が制約されている、要するにお金がない貧困層への再分配などです。"

"1970年代の高インフレ、高い利子率はマクロ経済学の政治思想政策制度革命をもたらしました。低インフレ、低い利子率とこの10年の長期停滞は現在も深刻な形で進行中であり、マクロ経済学の世界に同じぐらい大きな改革が求められています。"

"ジャクソンホールの「金融政策への挑戦」で、この点に焦点があてられることを願っています。まああんまり期待していませんが。"

https://twitter.com/paulkrugman/status/1164604703424090112

"ラリーサマーズのスレッドおもしろい。まあ僕はいくらか疑問点ももっているけどね。あのあらぬ方向に曲がったISカーブには納得していない。でも全体の方向性としてははっきり正しい。次の不況中央銀行に何かできる力が残っていると信じる理由ほとんどない。"

"中央銀行はそうは言わないけどね。でも彼らの立場も考えてやれよ。ドラギやパウエルが「うちらもうお手上げですわ」って言ってみ?マーケットパニックなっちゃうよ。何もできなくても自信があるふりしなきゃならないのさ。"

"さらに2点。僕には中央銀行はまだこれが一時的ポスト金融危機時代の姿で、将来「正常化」できるかのように語り、振る舞っているように見える。でもね、もうリーマンショックから11年だよ!"

"言い換えれば、これが21世紀ノーマルなんだよ。グレート・モデレーションマクロエコノミクス中央銀行景気循環コントロールし、財政政策緊急措置、そんな時代は戻ってこない。"

"ラリー1970年代インフレマクロ経済思想刷新につながったことにも触れ、僕らも同じことをしなきゃならないと言った。僕も、なぜ今までそれがおきていないのか、僕らは厳しく問い詰められなければならないと思う。"

"結局のところ、現時点まで超低金利と持続的な需要不足は、スタグフレーション時代よりも長く続いている。1970年代の7~8年の不調がすべてを変えたのに、2008年以来の11年でなんでこんなに変っていないの?"

"僕の考えでは、社会学と政治学のミックスに答えがある。しつこくつきまとう長期停滞の害悪は、保守的アジェンダを産み、経済学者古典派に回帰させた。だがまだ対照的方法が残っている。"

"ジャクソンホールラリーサマーズ以外にも持続的な財政刺激策を主張する人がいて、オリヴィエブランシャールを呼んで財政赤字を騒ぎ立てることが見当違いだって言わせればおもしろいと思う。レポート求む。"

(訳は適当です。マクロ経済学の知識がない人も分かるようにことばの意味を補っている箇所もあります。)

追記

参考文献を紹介しておきます

Robert J Gordon "Macroeconomics 12th Edition"

https://www.amazon.com/Macroeconomics-12th-Pearson-Economics-Hardcover/dp/0138014914

ロバート・J・ゴードンアメリカ経済 成長の終焉

https://www.amazon.co.jp/dp/B07KWMYP13/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

ローレンス・サマーズ、ベン・バーナンキポール・クルーグマンwithアルヴィン・ハンセン「景気の回復が感じられないのはなぜか-長期停滞論争」

https://www.amazon.co.jp/%E6%99%AF%E6%B0%97%E3%81%AE%E5%9B%9E%E5%BE%A9%E3%81%8C%E6%84%9F%E3%81%98%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%8B%E3%83%BC%E9%95%B7%E6%9C%9F%E5%81%9C%E6%BB%9E%E8%AB%96%E4%BA%89-%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/4790717313

2019-07-18

anond:20190718110306

政治なんてだらだらして気持ちの悪いもんだから漫画に落とし込んでに娯楽としてダイナミズムもたせたら沈黙の艦隊みたいな感じになるんじゃない?

2019-06-27

anond:20190627200236

 それは「生産」という観念、あるいは「『生産』しなければ無価値」のような固定概念に囚われているからそう思うのでは。BIの議論は、それが達成された結果、経済観をはじめ人々の価値観が根底から少しずつ変わってくることを考慮した上で語らねばならないトピック。それゆえ論者の想像力洞察力の緻密さが試されるものだ。それを現時点の価値観でもって批判しようとするならば、どんな制度であれ、大きく変えることは不可能だ。

 まず、健康な人は無限怠惰無気力はいられない。なんらかの新しい「刺激」を求めて違うことをしようとする。そこで経済的基盤がBIによって保証されていれば、現時点では抑えられていた多種多様な行動や現象が促進されることになる。その化学変化を期待し、総体としてプラスになることを予想するのがBIの考え方だろう。国民ダイナミズムを信じてカネを前払いでBETする制度と言ってもいい。と言われてもダイナミズムがある状態の世の中とはどんなか想像がつかないだろう。すこし現実的な例を挙げてみようと思う。

 それはズバリSNSだ。TwitterInstagramのようなSNSでは、流行りが目まぐるしく変化し、誰も止めることはできない。そしてそのブームごとにどこそこに人が殺到したり、どれそれが売れたりと、経済効果が伴う現象が起こることもある。ここでいうSNSは、誰もがアクセスできて、思うままにアクションを起こして「刺激」を得られる、敷居の低い環境として捉える。これが言わばBI状態の世の中であり、そうでない世の中は、月額制オンラインゲーム内のチャットが各タイトルごとに散在している感じだ。それぞれのタイトル内で何かがブームになったとしても、あくまで同じゲームコミュニティの仲間うちの流行であり、スケールが小さい。SNS環境とは対照的に、ゲームチャット環境では、特定分野の高い敷居をまたいで入会し定着した限られた人だけが「刺激」を得られる。それはそれで質の高い「刺激」かもしれないが、君が企業広報だとしてプロモーション媒体に選びたいのは間違いなくSNSの方だろう。一般人にまで浸透したものは、質は低いもの経済的には遥かに「強い」のだ。BIには、世の中の多くのものごとを、日々の仕事に追われていた一般人の手の届く範囲にまで引き寄せる効果がある。日々を追われていた人は、手を伸ばすことも伸ばす欲求も失っていて自覚がないせいでこの部分を過小評価するかもしれないが、人間探究心を甘くみてはいけない。

 次に、そうして新たに一般人にまで浸透していったものがどう変化するか考えよう。ここで一つ問いたい。SNS自撮りつぶやきアップロードすることは生産行為だろうか?それらはプロ写真家や文筆家とは明らかに異なるものだ。でもそれを「生産的」と捉えうる土壌になってきている。SNSフォロワーを金を払ってでも集めたい人がいるのは、投稿価値をもたらすからだ。では増田2chへの投稿は?知恵袋小町への投稿は?今現在ではそれらの投稿価値を認め、お金を払うような人はいないだろう。なぜなら、「それは労働ではない」という価値観によって分断されているからだ。同種でもより上質な、労働の結果もたらされるコンサルティングカウンセリングといった業務差別化し、権威化しておきたいからだ。けれど、テクノロジー的BIとも呼べるスマホカメラの普及がもたらしたSNSにおける素人写真のように、BIによって敷居が下がり、その広い間口に集う人々が増え、誰もがそれを扱ったり目にしたりするようになれば、それをそれなりに正しく価値評価しようとする動きが出てくる。いわば「信用ポイント」だ。そうして価値(金銭とは限らない)の授受が可視化されるようになれば、たとえ2ch書き込みであっても内容によっては価値ある「生産的」行為とみなされる世の中になりうるわけだ。それは従来の世界における製品サービスと同じように、人々を助け喜ばる行為だという認識を疑う人はいなくなる。今回例にしたネット上で完結する行為については、世の中に新しい価値を生み出すというよりは、既存価値や信用を増幅させること事の方が多いかもしれないが、それも重要経済行為の一端であるし、もちろんモノを作ることに関しても、より素人仕事が日の目を見る機会が増えてくるだろう。

 つまり、高度なスキルもつような人々はそれ相応の立派な価値を生み出して「信用ポイント」を大きく稼ぐ一方で、スキル意識も低く消費的な振る舞いをする人でも、完全に社会との関わりを断った生き方をしていない限りはなんらかの「信用ポイント」を少ないながらも蓄積させていく。そういった格差ができるのは不可避だが、少なくとも金銭的な格差と違って物理的に困窮して飢えや学費で苦しむことはなくなり、せいぜい承認欲求の不充足による精神貧困程度に抑えられる。それですら、物理貧困のせいで脱出不可能ということはなくなり、トライアンドエラーを繰り返せるだけの環境保証されるわけだから、嫌なら行動すればいいだけとなる。

 最後に、「ろくなこと」についてだが、変化したあとの世界をどう捉えるかは、その人の感性によるところなので何とも言えない。プロ写真家や文筆家を差し置いて一般人ツイートが注目されることもある今の世の中を「ろくなもんじゃない」と思うのならば、BI後の世界でもきっと「ろくなことは起きなかったな」と君は言うだろう。

2019-04-26

anond:20190426160901

俺はネットで何かが変わるとは信じてなくて。というのも「高速になるだけ」が本質だと思うから

から、これまでの歴史通りに物事が進むと思っているよ。

 

昔、インドムガル帝国というイスラムの国があったんだが、ヒンドゥーとの融和を目指している間は繁栄して、イスラムを強固に守ろうとか言いだしたらとたんに勢いが減じて遂には滅びた。

 

差別主義は、確かに往々にして広まるけど、それを広めた人たちが繁栄したことはない。

人権やら何やらとは全く無関係に、そういうダイナミズムの結果として、世界ますます寛容になっていくと思う。

ネットグローバル化がそういうダイナミズム反動運動含む)を加速増幅することはあり得る。

2018-10-12

君は第三次世界大戦を防ぐことができるか〜大恐慌防止のためいます

この記事は少し前置きが長いが読んでくれ。NY市場歴史的株価下落により、世界的なリセッション入りは近い、多くのアナリストはそう考えている。しかし、長期金利上昇以上に問題なのが(2つは関連しているものの)失業率だ。アメリカではもう失業率は下がりそうにない。ギグエコノミーなどの構造的要因によってNAIRUが上昇している可能性がある。U-6失業率を見ると、アメリカ経済完全雇用に近いが、以前の水準から言うに、ケインジアン完全雇用ではないと言うだろう。原油価格は上昇しており、ギリシャ危機当時のインフレ対策としての緊縮(当時ほど過激ではないにしても、ギリシャはやりすぎたが、ベルギーなどは適切だった適度な緊縮)が必要になるかもしれない。スタグフレーション対策としてだ。中国経済統計悪化しており、グローバルな貯蓄バランスの不均衡によって国際通貨市場不安定化、新興国途上国からドルの逃避(アジア比較的貯蓄率が高いためリスクは低いだろう)、構造改革余地の減少、石油穀物価格株価下落に伴うコモディティへの投機により、中央銀行スタグフレーション回避のためにさらなる引き締めが必要になるかもしれない。全世界レジームチェンジ必要になりそうだ。具体的にはシムズ理論による財政出動拡張的緊縮論にはシムズ理論で対抗)、投資減税(資本の利潤率低下の法則と金融緩和の代わりにリスクプレミアムに働きかける政策)、穀物投機を減らすための利上げと新興国(途上国)への一時的融資バイオマス燃料の規制トービン税中小企業金融円滑化のための財政支出としての支援必要だろう。また、国有化された金融機関の役員報酬規制法も必要だ。政府は、学資ローンを買い入れるべきだ。新卒者の消費が増えないバランスシート不況を阻止するためだ。投資減税、雇用補助金によるリストラ阻止、長期的には過剰資本解消と合理化計画、(アメリカ民主党の主張するしかインド実験された)雇用保障制度福祉分野での雇用創出、ワークシェアリングの柔軟な対応所得税などの控除なども盛り込まれるかもしれない)を行い、長期的成長に配慮するコーポレート・ガバナンスの推進(ドイツ型に改革)、401kやヒラリークリントンの主張していたプロフィットシェアリング支援する必要がある。また、国際的穀物およびエネルギー支援の枠組み協定必要だろう。IMFSDRのような制度かつ現物裏付けられたIMF保証する国際仮想通貨ベース現物短期融資するのだ。インフラ投資を推進し、石油を(あまり)使わない分野での雇用創出(製造業の国際分業による世界レベルでの石油生産性の向上)、おもに途上国への石油生産性向上のための技術支援投資ファンドの設立一帯一路の推進によるグローバルサプライチェーンの再編、輸送効率化、現地雇用推進と輸送コストを抑える手段としての薄く広い国際合意に基づいた関税によってコモディティ価格上昇によるコスト・プッシュ・インフレおよびスタグフレーションを阻止できるだろう。(特にアメリカではトランプ減税の延長ともに)株式の所有構造の再分配、株式保有への課税もおそらく必要だ、金融イノベーションと金市場ダイナミズムを維持し、債務を持続可能性を高めるには、資産や貯蓄の不均衡の是正必要からだ。とくにアメリカでは、貯蓄率が低すぎる。家計バランスシート改善不況のクッションとしての貯蓄が必要なため、定額給付金という画期的政策必要である底辺層への支給は、再分配にもなる。合理的期待形成論によれば、消費は生活必需品のみで消費を減らし貯蓄を増やす(逆に言うと、必要以上の消費が抑制されるので資源や食料価格が低下し、貧困層には良い)(有効需要の下限を管理し、スタグフレーションを防ぐにはちょうどよい)。また、貯蓄率上昇による金利低下や穀物価格上昇のリスクトービン税金融引締めで対応すべきであり、自営業者向けなどの金融円滑化、地方自治体債務負担軽減のための補助金必要だ。政府の進める生産性向上促進税制障害者労働参加率上昇のための支援スウェーデンサムハルのような)、職業訓練プログラム拡充により、生産性向上(潜在成長率上昇)で、世界人口増とオイルピークと戦う必要がある。また、サブサハラアフリカでの農業生産性向上への国際的支援土地なし農民などへの国際的支援策、先進主要国はアフリカなどの農民失業させないように、棲み分けなどで農業生産性を向上させるための各国の強み、地形や気候にあった政策国際的協調のもと、行なうべきだ。過度の農業グローバル化はサプライチェーン冗長性を損なうため長期的には東日本大震災のようなサプライチェーンの分断、気候変動による凶作などによる飢饉の発生など、長期的には政治的安定性の低下(それによる経済政策整合性低下)、グローバルな秩序の不安定化、長期的な潜在成長率の低下や、構造改革の遅れなどの問題が生じるため行うべきではない。また、牛肉などの需要抑制のための消費税見直し石油税についても国際協調をもって行うべきだ。ニート対策として、欧州諸国などは徴兵拒否の対価としての労働をふやし、労働供給の安定化、人手不足の解消を行うべきだ。韓国のように、中小企業就職した場合補助金支給することもよい。役に立たない職業訓練をへらし、見習い雇用支援し、正社員化による精神的安定や安定的な消費拡大を目的とした正社員化促進税制ESOPの推進、また、雇用拡大として内部留保を減らすため法人税を大幅に増税、そして、社会保険料をかなり軽減(廃止)により中小企業負担を減らすといったことも重要だ。また、投資減税や401k年金の推進などにより資本市場活性化と(過度な内部留保によるゾンビ企業)淘汰も行うべきだ。間接金融と直接金融ゼロサムゲームではなく、補完し合うように政策的に金融機関再編をすすめるべきである投資のための内部留保課税し、資本市場により調達することを税制上促進し、投資効率化や過剰投資抑制不良債権抑制)、時限的な消費税投資税の減税により、消費と投資リバランスをすすめ、マクロ経済環境の安定化をすすめるべきである。R&D予算には競争メカニズムを導入し、政府研究所ではなく民間のR&D控除を推進すべきだ。特許などが会社帰属するような改革働き方改革ポストフォーディズム労働需給の柔軟化としてのフリーランス化)に逆行し、インセンティブマクロ的な労働生産性向上に悪影響を及ぼすため、行うべきではない。教育のきめ細かな支援と、ゾンビ大学の淘汰や整理、合理化が求められる。航空宇宙産業民営化すべきである。(予算を減らせとは言ってない)安定的な消費がなければ(消費期待)、企業経営の消極化により潜在成長率が低下するため、好ましくない。産学連携起業家育成を推進すべきである。(社会的流動性保全消費税増税と保育無償化一見矛盾するように思えるが、インフレ労働需給、国債金利金融抑圧)、消費の安定化にともなう企業投資の安定化(そして民間委託による消費の国有化)としては一定合理性がある。小泉進次郎の言うように、ゼロサムゲームではない(幼児教育無償化)。高齢者就労控除制度を創設し、高齢者障害就労不能最低保証年金制度を創設し、いまある年金制度マクロ経済スライドのアルゴリズム見直しにより、年金給付の実質抑制を図るべきである失業手当(給付期間を延長し、給付額が段階的に減少)に職業訓練就労インセンティブを課し、失業用貯蓄口座を創設するべきである。手厚く細かい職業訓練プログラム生産学校など)とそれよりも強い雇用インセンティブ見習い雇用)拡大、再就職新卒者の就業祝い金支給給付付き税額控除(EITC)を推進し、大学専門学校無償化(もしくはかなりの低料金)(予算の少なすぎるリカレント教育、いわゆる生涯学習の拡充)、社会的包摂のための協同組合などへの税優遇強化なども必要である職業訓練ブッシュ政権で試みられたバウチャー方式インセンティブ強化のために一般的に良いと考えられるだろう。わたしはローレンス・サマーズとおなじバブル必要論者なので、ドットフランク廃止を支持する。わたし完全雇用履歴効果を阻止し、労働力を維持し、長期的な労働生産性向上と潜在成長率向上を引き起こすと信じる。また、マイナス金利量的緩和などの金融緩和策が失業率を低下させ(賃金は下がるだろうが)、心理面の改善や消費拡大による雇用拡大、最終的には家計所得押上げに繋がると信じる。最後

日銀株価ターゲット政策採用し、ETF国債買い入れ額を増やすべきだ。貸し渋り貸し剥がし防止のため金融機関に法人税などを特例として減税(免除)し(ただし免除の条件として役員報酬の上限を法律で定める)GPIF民間投資家と日銀産業革新機構預金保険機構などを株主とした機械自動化AI開発投資ファンド(仮称)に投資し、技術革新の果実年金の原資とする富の再分配(現役世代には保険料消費税負担の軽減)をおこない、リスクマネー供給策とあわせて行うべきである。また、ベンチャーキャピタル投信などに所得制限付きの税額控除を行い、持ち株政策富の再分配市場形成を推進すべきである。なにが言いたいかって、政府はこの内容を盛り込んだ経済緊急安定化法を成立させるべきだ。ありがとう、広めてくれ。

2018-07-24

anond:20180717113348

お前は俺かって嗜好の一致だ。

特に、これを一番に置いたのは素晴らしい。

・主導権は常にお姉さんにあること

逆転は絶対に許せんよなあ。

いや、わかるよ。ショタの成長とか、それによる二人の関係の変化とか、そういうダイナミズムが無いと話が書きづらいってのは。

でも、同じ変化を描くなら、ただひたすらにショタがグズグズに堕落させられていく方向性を極めたい。

2018-06-29

遂にオタク卒業の時が来た

最初に断っとく。

オタだがアニオタじゃない。

くっさい自分語りあり。

当方20代特オタ男。

幼少期に平成ウルトラ三部作

少年期に気恥ずかしさで一旦卒業

しか平成ライダーで沼に再転落。

テレ東では超星神なんてのもやってたし、

劇場ではゴジラも見られた時期だった。

中高以降はCS黎明期YouTubeから

昭和特撮ダイナミズムに耽溺。

就職後も暇があればソフビを漁る毎日

良い年だし止めようと思った2年前の夏。

足を洗おうとした矢先にシンゴジの衝撃。

家や職場デスクに増えていく蒲田くん。

俺は一生この宿痾から逃れられないのか。

ついにこの年まで抜け出せなかった。

いつも通り特撮ネタばかりのTLを巡回

うわ!真司と蓮のツーショット!!

CSMでVバックル・ドラグバイザー!?

これはやべえ!!

今までの俺なら即決で購入してたね。

でも今回は買わない。だって五万だぜ?

正気の沙汰じゃないだろ。たか玩具に。

ここはデフレおもてなし大国ニッポン

五万あれば相当色んなことできる。

一般的習い事なら数ヶ月はやれる。

LCCならわりと遠目の海外にも行ける。

回らない寿司を食って日本酒も飲める。

文学全集も買えるし名作映画も観れる。

CDは...いまやSpotifyで充分か。

五万あれば打つ買うも十分できるだろう。

ま、あいにく俺の趣味じゃないけどさ。

彼女が居れば近場の温泉にも行ける。

彼女居ないんだけどな(笑)

いずれにせよ自室で鏡に向かって叫んだり、

アドベントごっこするより百倍マシな使い方だ。

とにもかくにも。

この一件で自分の中で何かが弾けてしまった。

スッと熱が冷めて頭がキリッとしてくる。

俺の部屋に跋扈する昨日までの宝物達。

それが一夜にしてガラクタになった。

俺は何をしてたんだろうな。

なんか、もう、ため息しか出てこない。

今もゴジラこちらを覗き込んでいる。

2018-06-01

 『元禄俳優伝』という本は、歌舞伎評判をもとに上方江戸の名優と呼ばれた人々を紹介するものだが、歌舞伎評判の作者が、それまでとは違った型の芝居に面白さと魅力を感じたなら、それを大々的に擁護して、大衆にもその新しさい面白さに目を開かせるということが現実にあったという。批評が新しい規範を作り出し、世界観を変えていくというみごとな例である。そういうダイナミズムが私にとっての批評面白みの一つようである私自身の現実では、こんなことが起こりようがないのではあるが。

http://isidora.sakura.ne.jp/mizu/water5-3.html

三浦 俊彦「エンドレスエイト驚愕: ハルヒ@人間原理を考える」

https://www.amazon.co.jp/dp/4393333608/?coliid=IAMWI4Z17NG7S&colid=16LK0GXKOD58N&psc=0&ref_=lv_ov_lig_dp_it

2018-02-04

https://anond.hatelabo.jp/20180204121700

OECDから日本小企業は、古い企業であり、経済ダイナミズムの欠如を示唆 (slide#17) 」って言われてるぜ。

創業したての会社は、経済成長イノベーション重要役割果たしている。OECD諸国において、設立から5年未満の会社は、その規模にかかわらず、非金融業雇用に占める割合は5分の1以下だが、新規雇用の半分を生み出している。

日本再興戦略は、企業の開・廃業率を 2004-09 年平均の 4.5%から米国10%に引き上げるとしている。企業誕生率が低いことを考えると、日本は年老い会社が多いと考えられる。日本では4分の3の小企業創業から 10 年以上経っているが、大半の OECD 諸国では半分以下である (図 10) 。

https://www.slideshare.net/oecdeconomy/japan2015revitalisingjapanjapanese?qid=8391dc22-bc51-4dad-9081-b8d4aacd69bf&v=&b=&from_search=2

日本は何もかも老朽化している。道路も橋も老朽化技術も人も会社老朽化。。

2017-11-08

https://anond.hatelabo.jp/20171107205343

最近ヒットしたうちで最もリベラル的な思想に基づくメッセージ性を帯びたアニメは、間違いなくラブライブシリーズだと思うな。

海外ドラマgleeを手本にしてるだけあって、多様性、寛容、自由博愛平等精神エンパワーメントしていく美しい世界を描いている。

スポ根ものなのだが、誰かが何か統率をとって一致団結して向かおうとした時はうまくいかず、各々がてんで自由にのびのび行動してみた結果、とたんに世界が動き出して、素晴らしい結果にたどり着く、そんな展開がお決まりになっている。

はい保守的ローカリズムも同時に内包していて、たんなる左傾思想ではなくバランスの良い今時の思想になっている。

あとはガッチャマンクラウズシリーズかな。特に2期になるとがっつり政治色がでてくる異色の作品

ある種のサイバーリバタリアニズム推し進める爾乃美家累というキャラクター存在が目立つが、

やはり主人公のはじめが「理想的カリスマリベラリスト」のように描かれているのが大きい。

常識や既成観念に囚われず、豪快に行動するホリエモンのような性質を備えつつも、

それでいて傲慢さは極力感じさせない、かつ筋の通った思想を感じさせる、バケモノじみた大物感を纏った少女として描かれている。

2作あげてみたものの、実は、ほとんどの作品リベラル思想に基いているとも思う。

自由にのびのび活動する人間が生み出すダイナミズムと、きっと善き心の連鎖反応でうまくやっていけるという最大公約数的な人間底力を、「信頼する」。

そういう姿勢肯定していくことが、(本来意味での)リベラル的な考え方だと私は思うから

2017-09-30

https://anond.hatelabo.jp/20170930104523

≫話をもっとゆっくり進めていい。このペースでトントン進められると登場人物感情移入するのが難しい

キャラ立てもっと大事にすべきでしたね。懸念事項ではありましたが、他者からはっきり言われると目標が明確になります

イベント登場人物人間性が浮き出るシーンを中心に描写していこうと思います

ストーリーの中に早く描きたくて仕方がないシーンがある

これです。気ばかり焦ってしまって、やはりキャラ感情移入してもらえるの大事ですね。

  

画力バラつき

漫画として安定出力できる画風探っていきたいです!

  

≫描き急ぐと漫画特有ダイナミズ

ダイナミズム雰囲気では分かるけどうーーーーん分かるけど言語化できない。精進します。

  

増田のような奴には売れてほしいと思う

真摯受け止めます

まじで

  

時間いただき感謝!!

  

https://anond.hatelabo.jp/20170930091504

設定やネタアイデアを沢山溜め込んでるのはわかるけど、話をもっとゆっくり進めていい。このペースでトントン進められると登場人物感情移入するのが難しい。

おそらくストーリーの中に早く描きたくて仕方がないシーンがあるのだとは思うが、細かい部分の説明なんかもあとがき文章ではなく漫画でじっくり表現してくれ。


画力バラつき、というよりはコマによって手を抜いている感じがあるなあ。絵はとても上手いと思う、それ故かえってそのバラつきが目立つように思う。

話はこれから面白くなるのだろうから何も言えないが、前述したように描き急ぐと漫画特有ダイナミズムもクソもない設定を読むだけの作品になりそうなので気をつけられたし。


友達魔道士モノのWEB漫画から商業デビューして、売れずに今は会社員やってる。

身近にそういう人間がいたからこそ増田のような奴には売れてほしいと思う。

続き楽しみにしてる。がんばって。

2017-09-19

資料を読み込んでいくうちに小説が書けなくなった

なろうで異世界小説を書こうと思って、昔のヨーロッパ資料を読み込んでいた。

そうしたら、考えていたストリー矛盾や当時では常識外の行動が多くてそのたびに修正していった。修正したストーリーは当初のものと大きくはずれてしまダイナミズムが失われてしまった気がする。

こういう時どうすればいいの?

2017-09-16

ときめきメモリアルの語感の良さ

ときめきアイドル」という言葉には「ときめきメモリアル」にあったセンスを感じない。なぜか。

改めて考えると、「ときめきメモリアル」という言葉はとても語感がいい。

まず「ときめき」という響きがパワーを持っている。「とき」「めき」と、「き」を繰り返す韻律を持っている。

その後に「メモ」が続くのがよい。「き」の韻律から「め」の韻律へ展開して期待を煽っている。

と思ったら「リアル」で締めるのがなんといってもすごい。「ときめきめも」までなら日本語でもありえる音韻だが、そこに「リアル」という日本語にない音が続くことで、実は「メモリアル」という外来語だったことが判明する。ここで2文字リズムから3文字リズムへ広がるダイナミズムもすごい。

もし初期案の「ときめき」で発売されていたらここまでヒットしなかったのではないかとさえ感じる、見事なタイトルである

2017-08-06

20年ぶりに高校入試問題を解いてみた。

20年ぶりに高校入試問題を解いた。

36歳一人暮らし独身無職

当時は全教科とも80点は取れていたと思う。

まれ都道府県と違うけれど、そこは誤差みたいなものとして。

暇つぶしというか、自分を振り返るために。

国語

5択ではなく、筆記で書かせる問題が多くて、しか登場人物の心情を書かせたりで、難しいところがあった。

現代文センター試験よりも難しいくらいだと思ったが、自分センター試験を受けたのは遠い昔なので、なんともいえない。

現代文文法問題を解きながら、現代文文法古文のそれに比べて難しいように感じた。

いまいち型にはまりきってないし、解説を読んでも解釈余地があるような気がした。

古文はとてもやさしい。

高校での授業が単純に上位互換だったからだと思う。

数学

代数確率はすごく易しく感じた。

これも、高校での授業が中学の授業の上位互換だったせい。

図形に補助線を入れたりして、相似の三角形を見つけて、比を取って長さや面積を求める問題全然解けなかった。

余弦定理を使って解けないかと思ったが、やっぱり相似を見つける必要があって、結局全然無理だった。

中央値や最頻値を計算させるなど、データ処理の基礎が問題になってたりするのが、昔とカリキュラムが違うんだろうなという感じを受けた。

理科

マグニチュードが1違うとエネルギーはどれだけ違うか?

みたいな問題があった。

地震速報が間に合わない理由を書かせるとか、やっぱり震災の影響ってこういうところにもあるんだなと実感。

生物細胞の絵や模式図は、解くには問題ないが、ちょっと変で、中学校の授業大丈夫か?と感じた。

社会

地図グラフから読み取らせる問題が多かったりして、すっかり暗記科目だった高校社会科よりも、SPIに近い感じで面白かった。

18歳選挙権ネタに触れるのも、今っぽくてよかった。

歴史問題は、かなり易しかったが、その反面ちょっとどうかと思ったりした。

断片的に「~の改革」みたいなキーワードだけ覚えてもつまらないと思う。

歴史はある程度のボリュームを学ばないと、そうさせたダイナミズムを学ばないと楽しくないと思う。

英語

これはかなり易しく感じた。

これも、単純に高校の授業が中学上位互換だったからだと思う。

英文読解が、将来の夢だとか、未来地球にむけてとか、夢のあるテーマなのが中学生らしくて、泣きそうになった。

簡単文章で、こんな少ない語彙で、こんなにも人を感動させられるのかと思った。

総評

全体を通してみて、思いのほか楽しかった。

高校の授業が中学上位互換だった科目(古文代数英語)は、非常に易しく感じた半面、高校選択科目になったような幾何や、地学は久々に解くとかなり疲労した。

何事も慣れなんだなと思った。

出来ないのではなくて、難しいのではなくて、慣れていないだけ。

努力すれば、人はなんでも出来るようになる。

努力を怠り、時間が経過すると、どんなことも忘れてしまう。

それから、18歳選挙権や、地震についてかなりのボリュームが割かれてたのが、とてもよかった。

大学入試だと、多少の時事ネタはあるものの、これほどは割かれない。

少なくとも自分大学入試を受けた時代は。

あの時はわからなかったことが、今だとわかることもあった。

問題者の意図だったり、未来を担う子供たちへの希望だったり。

2017-07-27

https://anond.hatelabo.jp/20170727135001

パラダイム楽園の亜種 ダイナモダイナミックモーター ダイナミズム→劇的に勢いよくするさま プロペラント→プロペラの亜種 プロンプト機→プロペラ機をかっこよく言い換え ヘゲモニーハゲがモゲる おめ●→おめん 

2017-05-23

俺の中で1stガンダムの偉大さは

ロードムービーとしての完成度にある。

拡張と同時にディティールがクリアになる世界出会いと別れ、繰り返しつつ前進していく日常、ある日唐突に訪れる転機、何もかもを明確とはしない終着点。

巨大ロボやメカニック戦争というのは移動を引き起こすための装置だし、世界観リアリティというのは移動の結果もたらされるディティールのダイナミズムのことだ。

ロードムービー形式はどこに比重をおくかで世界ミクロな部分とマクロな部分どちらにも焦点を合わせられる。1stガンダムはその上で、ミクロ世界マクロ世界の両方と、その間にある空気説得力をもって描きだしている。

こういうことを有効提示するには週に1話放送されるテレビアニメというメディアは最適だっただろう。

最近そもそも旅をするアニメがない。さびしいなあ。

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