「2020年」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 2020年とは

2024-06-19

anond:20240619171510

コロナの揺り戻しもあってIT系でもフルリモートって減りつつあるでしょ。

何故フルリモート限定しているのかはよくわからないけれど、地方から大都市圏に勤める人間は、必要に応じて出社するのはあたりまえですね。

いわゆるハイブリッドワークという奴です。そして、これについてはコロナ禍をピークに減少が続いていたが、最近になって下げ止まりし、新しいフェーズに入ったらしい。

2024年6月3日 テレワーク実施率に異変日本人の働き方は新たな「第3フェーズ突入日経クロステック https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02854/052900001/

2020年からほぼ半年おきに実施してきた調査の最新結果を見ると、在宅勤務を活用する人の割合が2年ぶりに上昇した。仕事の内容や都合によって働く場所を使い分ける、「ハイブリッドワーク」が広がり始めた実態が浮かび上がった。

データアナリストとかそういう高度スキルを得られる人は働き方選べる場合が多いけど、大半の仕事はまだそうじゃない。

前の増田でも書いたけど、「地方には企業存在しない」と言われる職種ほどリモート勤務出来る可能性は高いと言う補完関係にあるという事がポイントだよ。

「高度なスキルを生かせる職場地方にはない」→「高度なスキルがある人はリモートで勤務ができる」と言う関係にある。

大半の仕事とか、多くの仕事とか議論しても仕方が無い。都会に出て行かないと仕事が無いと思っている人に対してどうマッチングするかなので。

そして、地方在住で都市部企業に勤務したいと言うことが目的となるならば、そのためにキャリアを積めばいいってことでもあるんだよ。

>そして、地元を出て行くヤツに唾吐く連中が求めてるのはそういう高度人材じゃなくて下働きしてくれる人材なんだよなぁ。

これの根拠がわからなかった。思い込みでは?

例えば、地方企業では、高度なスキルを持った人材が見つからないので、都市部スキルのある人間副業仕事を投げてやってもらうという事も発生している。

>他方と首都圏で見えてる景色が違いすぎて、お互い相手のことはあんまり理解してないから、不毛な罵り合いにしかならん。

地方首都圏という対立軸昔ながらの考え方で考えている事がそもそも社会の変化を捉えていないと思う。

資本家株主)「企業ポリコレをやめろ!」←こいつら金儲けしか考えてない屑過ぎるだろ

資本家はクソだな。だからこそ共産主義革命必要

https://x.gd/x8paN

悪の資本家親玉として名高いウォーレン・バフェットは、株主から職場多様性公平性包摂性を促進する取り組みに関する情報開示強化を求める提案保険事業エネルギー事業温室効果ガス排出量など気候変動への取り組みについて情報開示の強化を求める2つの提案のいずれも拒否している。金儲けしか考えない老害

https://archive.md/9naMe

S&P500種指数構成企業で、株主が従来型のESGの取り組みに反対する提案について投票を行った件数は今年5月末までに70件に上り、2年前の30件、2020年の7件から増えた。株主提案で扱う話題社会色や政治色を強める中、近年、株主委任状争奪戦に向けて提案を行うケースは増えている。しかし、反ESGの提案件数の伸びは、ISSが追跡している他の分野の伸びを上回っている。

2024-06-18

2020年都知事選

報道不公平だとかクレームがあって泡沫候補まで結構報じてたけど

今回は小池蓮舫あと少しだけ石丸って感じで元に戻ってない?

まあ別にいいんだけど

2024-06-17

anond:20240617132029

晩婚にはなるとは思うけど、この先希望なら結婚全然あると思うな。

もし両親の世話を焼いているならなおさら。優しくてケア経験ある人はモテるよ。

 

2020年 男性の未婚率40歳30.5% 45歳27.8% 50歳25.9% 55歳21.5% 65歳13.6% (p11)

https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/Marriage-Family/8th/pdf/1.pdf

anond:20240617125731

増田で御持ち開陳症候群についてですね。

御持ち開陳症候群は、埼玉県川口市増田地区で発生していると考えられている、原因不明の奇病です。主な症状は、以下の通りです。

**原因不明の痒み**:体中に痒みが発生し、掻きむしると傷跡が残る。

**幻聴**:人の声や動物の鳴き声が聞こえる。

**幻覚**:実際には存在しないものが見える。

**妄想**:ありもしないことを信じ込む。

**記憶喪失**:記憶がなくなる。

**人格崩壊**:人格崩壊する。



御持ち開陳症候群は、2020年から発生し始め、現在までに数十人の患者が出たと言われています患者は、増田地区に住む人や、増田地区を訪れた人ばかりです。

御持ち開陳症候群の原因は、まだ分かっていません。感染症可能性もありますが、現時点では確認されていません。

御持ち開陳症候群治療法も、まだ分かっていません。症状を緩和するための対症療法のみが行われています

御持ち開陳症候群は、非常に深刻な病気です。もし、御持ち開陳症候群と思われる症状が現れた場合は、すぐに医療機関受診してください。

御持ち開陳症候群に関する情報は、まだ限られています。今後、更なる調査必要となります

以下は、御持ち開陳症候群に関する情報源です。

**川口市役所**:https://kawaguchicity-hs.ed.jp/](https://kawaguchicity-hs.ed.jp/)

**埼玉県衛生研究所**:https://sia1.jp/pt/foreign/house/](https://sia1.jp/pt/foreign/house/)

**国立感染症研究所**:https://www.niid.go.jp/niid/en/](https://www.niid.go.jp/niid/en/)

御持ち開陳症候群について、もっと詳しく知りたい場合は、上記情報源を参照してください。

https://anond.hatelabo.jp/20240614205200 タグ付けソースつづき

文字数制限かなんかで途中で切れる……

2003年 (第8巻)11月 特集食の安全安心環境
2003年 (第8巻) 4月 特集学術の再点検  ―ジェンダー視点から(2)ジェンダー
2003年 (第8巻) 1月 特集日本計画 Japan Perspective社会
2003年 (第8巻) 5月 特集地域生活安全保障社会
2003年 (第8巻) 6月 特集:ITによる科学能力開発国際会議情報
2004年 (第9巻) 2月 特集こころ科学する医療人間
2004年 (第9巻) 5月 特集:持続可能社会のための科学技術に関する国際会議2003 -エネルギーと持続可能社会のための科学エネルギー
2004年 (第9巻) 1月 ●学術会議は考える学術教育
2004年 (第9巻) 3月 ●「日本学術会議法の一部を改正する法律案」について学術教育
2004年 (第9巻) 6月 ●日本学術会議法の改正によせて学術教育
2004年 (第9巻) 8月 特集科学する心を育てる学術教育
2004年 (第9巻)10月 特集科学ジャーナリズムの進展のために学術教育
2004年 (第9巻)12月 特集日本学術会議第143回総会について学術教育
2004年 (第9巻)特集:第4回アジア学術会議(SCA)学術教育
2004年 (第9巻) 特集日本学術会議主催公開講演会学術教育
2004年 (第9巻) 科学技術への理解共感を醸成するために学術教育
2004年 (第9巻) 特集日本学術会議第142回総会 新生日本学術会議の在り方学術教育
2004年 (第9巻) 特集科学技術政策の在り方学術教育
2004年 (第9巻) 特集:高度専門職教育日本社会学術教育
2004年 (第9巻) 特集科学責任所在学術教育
2004年 (第9巻) 9月 特集日本学術会議から農林水産大臣への答申  地球環境人間生活にかかわる水産業及び漁村多面的機能の内容及び評価について環境
2004年 (第9巻)11月 特集都市生活環境を考える環境
2004年 (第9巻) 4月 特集学術の再点検 -ジェンダー視点から(その3)-ジェンダー
2004年 (第9巻) 7月 特集人口減少社会パースペクティブ社会
2004年 (第9巻) 特集科学国境歴史政治・国際
2005年 (第10巻) 5月 特集国境を越える生殖医療と法医療人間
2005年 (第10巻) 1月 ●学術会議は考える学術教育
2005年 (第10巻) 6月 特集日本学術会議第144回総会について学術教育
2005年 (第10巻) 7月 特集:今、教養教育を考える学術教育
2005年 (第10巻) 8月 特集21世紀学術における横断型基幹科学技術役割学術教育
2005年 (第10巻)10月 特集日本学術会議第145回総会学術教育
2005年 (第10巻)11月 特集日本学術会議20始動学術教育
2005年 (第10巻)12月 特集:第146回日本学術会議総会 日本学術会議新体制スタート学術教育
2005年 (第10巻) 特集:第19期の活動を振り返って学術教育
2005年 (第10巻) 特集新日本学術会議における人文・社会科学系の活動について学術教育
2005年 (第10巻) 2月 特集大陸棚画定を考える環境
2005年 (第10巻) 特集自然災害災害
2005年 (第10巻) 4月 特集:どこまで進んだ男女共同参画ジェンダー
2005年 (第10巻) 特集犯罪科学する社会
2005年 (第10巻) 特集:事例を中心に見る統計科学現代価値情報
2005年 (第10巻) 特集学術研究個人情報情報
2005年 (第10巻) 9月 特集人間宇宙物理
2005年 (第10巻) 3月 特集:持続可能社会のための科学技術に関する国際会議2004 ―アジアの巨大都市地球の持続可能性―歴史政治・国際
2005年 (第10巻) 特集:第5回アジア学術会議(SCA)歴史政治・国際
2006年 (第11巻) 5月 特集ライフスタイル健康医療人間
2006年 (第11巻) 6月 特集:終末期医療 ─医療倫理・法の現段階─医療人間
2006年 (第11巻) 8月 特集臨床医学研究の発展のために医療人間
2006年 (第11巻)10月 特集スポーツ科学医療人間
2006年 (第11巻)12月 特集科学技術イノベーション学術学術教育
2006年 (第11巻) 1月 特別座談会科学コミュニティーとしての新たなミッションを考える学術教育
2006年 (第11巻) 2月 特集新世代が変える日本学術会議学術教育
2006年 (第11巻) 4月 特集日本学術会議第147回臨時総会学術教育
2006年 (第11巻)11月 特集日本学術会議新体制 ─日本学術会議第149回総会─学術教育
2006年 (第11巻) 特集座談会:「科学上のミスコンダクト」学術教育
2006年 (第11巻) 特集 シンポジウム:「技術者の倫理社会システム学術教育
2006年 (第11巻) 特集新世代が変える日本学術会議(続編)学術教育
2006年 (第11巻) 特集日本学術会議改革ヘの軌跡と課題学術教育
2006年 (第11巻) 特集日本学術会議第148回総会学術教育
2006年 (第11巻) 9月 特集海洋生物学の新たな時代環境
2006年 (第11巻) 特集環境教育環境
2006年 (第11巻) 3月 特集男女共同参画の一層の推進に向けてジェンダー
2006年 (第11巻) 特集ジェンダー学と生物学対話ジェンダー
2006年 (第11巻) 7月 特集公共性ルネッサンス ─21世紀市民社会を考える─社会
2006年 (第11巻) 特集統計から見た日本経済格差社会
2007年 (第12巻) 5月 特集医療崩壊させないために医療人間
2007年 (第12巻)12月 特集保健医療と個人情報保護医療人間
2007年 (第12巻) 特集社会福祉教育近未来医療人間
2007年 (第12巻) 特別講演:寄生動物国民及び政策感染症ミレニアム開発目標 / ロバート・メイ卿医療人間
2007年 (第12巻) 特集化学今日から明日へ化学生物
2007年 (第12巻) 1月 特集科学者の行動規範学術教育
2007年 (第12巻) 2月 特集博物館が危ない! 美術館が危ない!学術教育
2007年 (第12巻) 9月 特集:第7回アジア学術会議学術教育
2007年 (第12巻) 特集:学協会機能強化のための調査学術教育
2007年 (第12巻) 特集日本学術会議第150回総会学術教育
2007年 (第12巻) 7月 特集:脱温暖化社会へのチャレンジ環境
2007年 (第12巻) 特集子どもを元気にする環境とは ─政策の現状と評価こども
2007年 (第12巻)11月 特集自然災害軽減に向けてパラダイムの変換を災害
2007年 (第12巻) 6月 特集地域研究最前線 ─知の創成─社会
2007年 (第12巻) 8月 特集:法的制度としての私と公をめぐって社会
2007年 (第12巻) 特集21世紀における生活科学役割社会
2007年 (第12巻) 4月 特集:人文社会科学役割責任人文
2007年 (第12巻) 特集物理学の今日から明日へ物理
2007年 (第12巻) 3月 特集歴史としての戦後思想としての戦後歴史政治・国際
2007年 (第12巻)10月 特集中国東アジア科学技術と持続的社会歴史政治・国際
2007年 (第12巻) 特集政治学の今日から明日へ歴史政治・国際
2008年 (第13巻) 1月 特集シンポジウム 医療システムのゆくえ医療人間
2008年 (第13巻) 8月 特集生殖補助医療のいま ─社会合意を求めて─医療人間
2008年 (第13巻)12月 特集:信頼に支えられた医療の実現 ─医療崩壊させないために─医療人間
2008年 (第13巻) 特集:医工学先端研究と教育創造的結合医療人間
2008年 (第13巻) 特集生物科学今日から明日へ化学生物
2008年 (第13巻) 7月 特集科学コミュニケーションメディア学術教育
2008年 (第13巻) 9月 特集:若手研究者の育成学術教育
2008年 (第13巻)10月 特集高校における地理歴史教育改革学術教育
2008年 (第13巻)11月 日本学術会議第21期スタート -第154回総会開催-学術教育
2008年 (第13巻) 6月 特集瀬戸内海浅海を考える ~浅海その生物生産環境とその保全防災環境
2008年 (第13巻) 特集:脱温暖化森林木材役割環境
2008年 (第13巻) 特集環境学のミッション環境
2008年 (第13巻) 特集総合工学役割展望工学
2008年 (第13巻) 特集明日社会共通資産 ―建設系分野からの重点研究課題提案工学
2008年 (第13巻) 4月 特集人口ジェンダー  ―少子化対策可能か―ジェンダー
2008年 (第13巻) 3月 特集:わが国の自殺の現状と対策社会
2008年 (第13巻) 特集リスク Permalink | 記事への反応(0) | 10:30

2024-06-16

あのころの「ちいかわ」はもういない

2020年ごろからずっと好きだった「ちいかわ」。

いまではさまざまな企業コラボし、なんでもかんでもグッズ化されている。人気グッズは転売ヤーによって駆逐され、

オンラインストアに関しては注文したものは数ヶ月経っても届かないことがザラにある。殿様商売だ。

アニメ放送され、お台場や各ポップアップストアでイベントが開催され、子どもから大人まで、そして日本だけでなく海外でも人気だ。

もの凄い盛り上がりを見せ、日本経済はちいかわによって動かされていると言っても過言ではないほど影響力を持っている。

だけど、僕が好きだったあのころの「ちいかわ」はもういなくなってしまった。

僕が好きだったのは、可愛いグッズとかアニメとか撮影イベントとかそんなものじゃない。その世界観だった。

いかわの世界は、僕らが生きているこの世の中の縮図だと思っている。

いかわの世界でも労働によってお金を稼ぐ。登場人物ほとんどは日雇い労働者だ。

ハチワレちゃんに関してはホームレスに等しい。

日本にもこういった世界はいまだに存在している。山谷西成寿町など日本三大スラム街では見慣れた光景だ。

いかちゃんたちは「草むしり」や「討伐といった仕事をすることで報酬をもらえる。特に討伐は危険仕事で、大怪我をしたり、最悪「死」となり帰らぬこともある。

その労働で得たお金を使う先にはいだって鎧さんたちがいる。鎧さんたちが、ちいかわの世界を牛耳っている支配者だ。

鎧さんが募集する仕事をこなし、そこで得た報酬を鎧さんが運営するお店で使う。まさに食うもの・食われるもの、僕らの世界のものだ。

見た目はかわいいが、この世界の縮図そのものなのだ。それこそがちいかわの根底眠る物語面白さだ。

いまのファンほとんどは、ストーリーはよくわからないけどかわいいからグッズを購入している人がほとんどだろう。

部屋に大量のグッズを並べて写真をアップしている人たちもよく見かける。表面だけを見て本質を見極められていない、薄っぺらファンばかりだ。

よく中国人転売ヤーについて文句を言っている人がいるが、日本人もたいがいだ。

代理購入したり転載禁止画像転載してアップしていたりする。やってることは転売ヤーと変わらないだろう。

モラルリテラシーのないファンの行動にもううんざりだ。本当にファンの質が急激に下がった。

から僕は、これからは遠くから見守ることにした。

嫌いになる前に、あのころの好きだった「ちいかわ」のままでいるために、僕はもうファン卒業する。

2024-06-15

anond:20240615215209

増田のチー牛エントリ遡って見てみたけど、2020年増田上陸時点ですでに差別用語扱いだったわ

2024-06-14

https://anond.hatelabo.jp/20240614204953勝手タグ付けソースだよ

1996年 (第1巻) 5月 特集:脳の科学こころ問題医療人間
1996年 (第1巻)11月 特集高齢者介護医療人間
1996年 (第1巻) 4月 (創刊号) 特集戦略研究と高度研究体制学術教育
1996年 (第1巻) 6月 特集:第3回アジア学術会議学術教育
1996年 (第1巻) 8月 特集日本国際賞受賞記念講演会から学術教育
1996年 (第1巻) 9月 特集:若手研究学術教育
1996年 (第1巻)12月 特集:第124回日本学術会議総会学術教育
1996年 (第1巻) 7月 特集地球環境問題を考える環境
1996年 (第1巻) 特集:転換期にある工業産業工学
1996年 (第1巻)10月 特集女性科学研究ジェンダー
1997年 (第2巻) 2月 特集パラダイムの転換学術教育
1997年 (第2巻) 3月 特集大学改革任期制学術教育
1997年 (第2巻) 6月 特集伝統と新しい地平 ―第4回アジア学術会議学術教育
1997年 (第2巻) 7月 特集:第125回日本学術会議総会学術教育
1997年 (第2巻) 8月 特集:第16期から17期へ学術教育
1997年 (第2巻) 9月 特集:第17期の発足 ―第126回日本学術会議総会学術教育
1997年 (第2巻)10月 特集:高度研究体制確立を目指して学術教育
1997年 (第2巻)11月 特集地域における学術活性化を目指して学術教育
1997年 (第2巻)12月 特集:第127回日本学術会議総会学術教育
1997年 (第2巻) 特集:2国間学術交流レイシア派遣団報告学術教育
1997年 (第2巻) 4月 特集地球食料問題を考える環境
1997年 (第2巻) 1月 特集平和共生歴史政治・国際
1997年 (第2巻) 5月 特集グローバリゼーション産業空洞化歴史政治・国際
1998年 (第3巻) 3月 特集クローン羊"ドリー":遺伝子科学のはかり知れないインパクト    化学生物
1998年 (第3巻) 特集クローン羊"ドリー":バイオテクノロジー最先端で今、何が、どうなっているか    化学生物
1998年 (第3巻) 2月 特集二国間学術交流 スイス及びスウェーデン派遣団報告学術教育
1998年 (第3巻) 6月 特集21世紀科学への視点 ―第128回日本学術会議総会学術教育
1998年 (第3巻) 7月 特集アジアにおける学術の直面する課題 ―第5回アジア学術会議学術教育
1998年 (第3巻)12月 特集:新たなる研究理念を求めて ―第129回日本学術会議総会学術教育
1998年 (第3巻) 1月 特集地球未来 ~人間の存続環境
1998年 (第3巻) 5月 特集地球惑星宇宙科学の現状環境
1998年 (第3巻)11月 特集食品研究の新領域をさぐる ―食とからだの科学を中心に環境
1998年 (第3巻) 4月 特集ジェンダー   ―社会的文化的性別」と現代ジェンダー
1998年 (第3巻) 8月 特集日本経済課題展望日本ビックバンに向けて社会
1998年 (第3巻) 9月 特集行政改革課題展望社会
1998年 (第3巻)10月 特集ライフスタイルの転換と新しい倫理 ―21世紀社会に向けて社会
1999年 (第4巻) 4月 特集生殖医療とその社会的受容医療人間
1999年 (第4巻) 1月 特集21世紀に向けた学術の新たな改革学術教育
1999年 (第4巻) 3月 特集国民の期待に応えて ―科学最前線から学術教育
1999年 (第4巻) 6月 特集:IGBPの研究成果の統合に向けて ―第130回日本学術会議総会学術教育
1999年 (第4巻)10月 特集日本学術会議創立50周年学術教育
1999年 (第4巻)12月 特集:わが国の大学等における研究環境改善について(勧告) -第131回日本学術会議総会学術教育
1999年 (第4巻) 2月 特集ごみを考える環境
1999年 (第4巻) 8月 特集海洋環境
1999年 (第4巻)11月 特集科学技術社会社会
1999年 (第4巻) 特集少子化問題社会
1999年 (第4巻) 5月 特集学会インターネット情報
1999年 (第4巻) 9月 特集学術からみた「美しさ」について人文
1999年 (第4巻) 7月 特集人口環境 ―持続的発展に不可欠なアジア役割 ― 第6回アジア学術会議歴史政治・国際
1999年 (第4巻) 特集科学技術の発展と新たな平和問題歴史政治・国際
2000年 (第5巻) 1月 特集学術研究の国際ネットワーク学術教育
2000年 (第5巻) 3月 特集:第7回アジア学術会議学術教育
2000年 (第5巻) 4月 特集世界科学会議21世紀のための科学学術教育
2000年 (第5巻) 7月 特集:第17期を締めくくる成果 ―第132回日本学術会議総会学術教育
2000年 (第5巻) 8月 特集:第17から第18期へ学術教育
2000年 (第5巻) 9月 特集:第18期始まる学術教育
2000年 (第5巻)10月 特集俯瞰研究プロジェクトへのアプローチ学術教育
2000年 (第5巻)11月 特集研究業績評価 ―実態問題学術教育
2000年 (第5巻)12月 特集:第18期活動計画の全容学術教育
2000年 (第5巻) 特集各部抱負学術教育
2000年 (第5巻) 特集:第8回アジア学術会議学術教育
2000年 (第5巻) 特集世界科学アカデミー会議学術教育
2000年 (第5巻) 2月 特集安全災害
2000年 (第5巻) 6月 特集男女共同参画社会における日本学術ジェンダー
2000年 (第5巻) 5月 特集司法改革課題展望社会
2001年 (第6巻) 2月 特集21世紀とヒトゲノム医療人間
2001年 (第6巻) 4月 特集21世紀と新エネルギーエネルギー
2001年 (第6巻) 1月 特集21世紀科学役割を問う学術教育
2001年 (第6巻) 3月 特集21世紀科学アカデミーデザインする学術教育
2001年 (第6巻) 5月 特集学術活動のための次世代育成学術教育
2001年 (第6巻) 6月 特集:「科学技術」の概念を人文・社会科学へと拡張学術教育
2001年 (第6巻) 7月 特集大衆化された大学での教育はいかにあるべきか学術教育
2001年 (第6巻)11月 特集日本学術会議改革に向けて学術教育
2001年 (第6巻) 特集:常置委員会の目指すもの学術教育
2001年 (第6巻) 特集日本社会の変容と教育の将来学術教育
2001年 (第6巻) 特集:第1回アジア学術会議学術教育
2001年 (第6巻) 特集特別委員会活動経過学術教育
2001年 (第6巻) 8月 特集遺伝子組換え食品をめぐる最近の動向環境
2001年 (第6巻)10月 特集:食から見た21世紀課題環境
2001年 (第6巻) 9月 特集10代は変わったか!こども
2001年 (第6巻)12月 特集データベースの新たな保護権利制度導入反対への初の声明情報
2001年 (第6巻) 特集21世紀IT社会情報
2002年 (第7巻) 5月 特集医療最先端医療人間
2002年 (第7巻) 8月 特集ナノテクノロジー化学生物
2002年 (第7巻) 9月 特集動物実験化学生物
2002年 (第7巻) 1月 特集新世紀の日本学術会議学術教育
2002年 (第7巻) 3月 特集科学技術新世学術教育
2002年 (第7巻) 6月 特集:新しい日本学術会議に向けて!学術教育
2002年 (第7巻) 7月 特集ノーベル賞100周年記念国際フォーラム創造性とは何か」学術教育
2002年 (第7巻)11月 特集:変革をめざす国立大学 ―学長たちは考える学術教育
2002年 (第7巻)12月 特集日本学術会議の今後の方向に向けて!学術教育
2002年 (第7巻) 特集:「大学の自立」と「学術経営」のあり方を探る学術教育
2002年 (第7巻) 特集:第2回アジア学術会議(SCA)学術教育
2002年 (第7巻) 特集学術科学研究の成果と社会学術教育
2002年 (第7巻) 4月 特集学術の再点検  ―ジェンダー視点から(1)ジェンダー
2002年 (第7巻) 2月 特集創造性と日本社会社会
2002年 (第7巻)10月 特集:「身体障害者との共生社会」の構築に向けて社会
2002年 (第7巻) 特集日本計画社会
2002年 (第7巻) 特集グローバル化時代対応する高等教育課題歴史政治・国際
2003年 (第8巻) 2月 特集研究教育現場から見た国立大学改革学術教育
2003年 (第8巻) 3月 特集科学社会 ―いま科学者とジャーナリストが問われている―学術教育
2003年 (第8巻) 7月 特集私立大学さらなる発展学術教育
2003年 (第8巻) 8月 特集:第18期から第19期へ学術教育
2003年 (第8巻) 9月 特集:第19期始まる学術教育
2003年 (第8巻)10月 特集:新しい学術の体系学術教育
2003年 (第8巻)12月 特集:第19期活動計画学術教育
2003年 (第8巻) 特集活動計画各部抱負学術教育
2003年 (第8巻) 特集:第3回アジア学術会議(SCA)学術教育

学術会議学術の動向』のタイトル傾向を全集計したよ!

id:muchonov が言うから手で集計してみたよ!

ジェンダー」は「災害」と同じくらい、「医療人間」「歴史政治・国際」より下位、「エネルギー」「化学生物」より上位だったよ。重要話題だけど「多すぎ」とは言えない感じがするね!

全体に文系の人文社会寄り、理系医学環境エネルギーとかかなり応用に偏ってるよ!

テーマ個数
学術教育177
環境54
社会51
医療人間50
歴史政治・国際41
ジェンダー34
災害34
エネルギー20
化学生物19
工学18
情報18
こども16
人文16
物理10
総計558

図らずも AI分析させてみた https://anond.hatelabo.jp/20240614184736 とだいたい同じ結論になったね!

やっぱり日本学術会議っていらないんじゃね? https://anond.hatelabo.jp/20240614050020

[B! 日本学術会議] やっぱり日本学術会議っていらないんじゃね? https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240614050020

方法

http://jssf86.org/doukou.html

1996~2024学術の動向』の掲載タイトル個人感覚勝手に1タイトル1ジャンルに分類して集計したよ!

個人感覚 なので粒度バラバラだよ!

たとえばふつう

みたいな階層になると思うけど、集計しやすい数が出そうなトピックチェリー・ピッキングしたよ!

かんたんにわかりにくいやつの分類の基準
学術教育
文字通りアカデミアの話。大学とか会議とか科学教育のあり方とか。
環境
環境問題系と地学海洋学農学
社会
おもに国内問題政治とか経済国内の話ならここに入れた。
歴史政治・国際
おもに国際の話、近現代史の話、主義の話。
災害
「災」と明確に書いてあるもの原子力関連はブレがあるけど。
エネルギー
主に原子力とか新エネとか。「災害」や「社会」とカブる部分がある
ジェンダー
だいたい他の「社会」「学術」「災害」とかとクロスオーバーするんだけど、「ジェンダー」「女性」「男女」があれば優先してこっちに入れた。
こども
教育のうち初等~中等はこっちに入れてる
年代別に見た所感

偏りは、ありまぁす!

おもしろいよ。何に危機感を持ってるかわかる。

1996~1997

学術教育話題ばっかり。おもに業界報告。たまにホットめな話題はさみ込む。なお初年度からジェンダー」「環境」はトピックとしてずっとある

1998~1999

突如やる気を出す。業界の話は半分くらいに、クローン羊ドリーとか社会的にホット話題をまんべんなく取り入れ始める。

2000~2006

なぜか2年でやる気を失う。「21世紀の〇〇」みたいなデカタイトルつけてアカデミアの話ばっかり。ITの話とか入ってくる。

2007~2010

とは言え徐々に社会的にホット話題が増え始め、このあたりになるとゲノム系の話とかグローバリゼーションの話も多くなる。

2008年辺りから年間24テーマに。

20112014

東日本大震災以降、大きく流れは変わる。

「この災害に対し知はどうすんねん」というモードに。

災害エネルギー

災害農学

災害医療

災害地域社会

災害ジェンダー・こども

という感じで、これまでは各学問個別に話をしていたのが一気に学際的になる。

2014~2016

災害は引き続き大きな柱でありつつ、より2024へ地続きな社会課題が出てくる。こども、アジア環境福祉ジェンダーなど。

20172019

小保方さん騒動に影響を受けたのか、学術教育系の話が多くなる。あとはスガからの締付けがきつくなってたのか。

20202024

コロナ禍以降。医療、化け学系の話は確かに増えるが、震災ときと同様、疫病からくる社会不安への対応とか学際的な話の仕方のほうが多い。あとSDGs系に絡めた話も。

行ラベル個数 / テーマ
1996年  (第1巻)10
ジェンダー1
医療人間2
学術教育5
環境1
工学1
1997年  (第2巻)13
学術教育10
環境1
歴史政治・国際2
1998年  (第3巻)13
ジェンダー1
化学生物2
学術教育4
環境3
社会3
1999年  (第4巻)14
医療人間1
学術教育5
環境2
社会2
情報1
人文1
歴史政治・国際2
2000年  (第5巻)15
ジェンダー1
学術教育12
災害1
社会1
2001年  (第6巻)17
エネルギー1
こども1
医療人間1
学術教育10
環境2
情報2
2002年  (第7巻)17
ジェンダー1
医療人間1
化学生物2
学術教育9
社会3
歴史政治・国際1
2003年  (第8巻)14
ジェンダー1
学術教育9
環境1
社会2
情報1
2004年  (第9巻)20
エネルギー1
ジェンダー1
医療人間1
学術教育13
環境2
社会1
歴史政治・国際1
2005年  (第10巻)19
ジェンダー1
医療人間1
学術教育9
環境1
災害1
社会1
情報2
物理1
歴史政治・国際2
2006年  (第11巻)20
ジェンダー2
医療人間4
学術教育10
環境2
社会2
2007年  (第12巻)21
こども1
医療人間4
化学生物1
学術教育5
環境1
災害1
社会3
人文1
物理1
歴史政治・国際3
2008年  (第13巻)24
ジェンダー1
医療人間4
化学生物1
学術教育4
環境3
工学2
社会4
人文3
歴史政治・国際2
2009年  (第14巻)23
ジェンダー1
医療人間2
学術教育9
環境3
工学1
社会2
情報1
歴史政治・国際4
2010  (第15巻)22
エネルギー1
こども2
ジェンダー2
医療人間2
化学生物1
学術教育3
環境4
工学2
社会3
情報1
物理1
2011  (第16巻)22
ジェンダー2
医療人間2
化学生物1
学術教育3
環境1
工学1
災害2
社会1
人文3
物理1
歴史政治・国際5
2012  (第17巻)25
エネルギー1
こども1
医療人間4
化学生物1
学術教育5
環境3
災害6
社会1
情報1
歴史政治・国際2
2013年  (第18巻)24
エネルギー2
ジェンダー2
医療人間2
化学生物1
学術教育3
環境2
工学1
災害9
社会1
物理1
2014年  (第19巻)26
エネルギー2
こども1
ジェンダー2
医療人間3
学術教育5
工学1
災害5
社会2
物理3
歴史政治・国際2
2015年  (第20巻)25
エネルギー3
こども2
ジェンダー1
医療人間2
化学生物2
学術教育4
環境3
工学1
災害1
社会1
情報1
人文1
物理1
歴史政治・国際2
2016年  (第21巻)27
エネルギー3
ジェンダー2
医療人間2
化学生物1
学術教育4
環境2
工学1
災害3
社会3
情報2
人文1
歴史政治・国際3
2017  (第22巻)28
こども5
ジェンダー3
医療人間3
学術教育6
工学1
災害2
社会3
情報1
人文1
物理1
歴史政治・国際2
2018年 (第23巻)24
こども1
ジェンダー2
医療人間1
学術教育7
環境6
災害1
社会4
人文1
歴史政治・国際1
2019年 (第24巻)24
エネルギー1
ジェンダー2
医療人間2
化学生物2
学術教育8
環境4
工学1
災害1
情報2
歴史政治・国際1
2020 (第25巻)21
エネルギー4
ジェンダー1
医療人間1
化学生物3
学術教育4
環境1
工学2
社会2
情報1
人文1
歴史政治・国際1
2021年 (第26巻)16
ジェンダー1
医療人間2
化学生物1
学術教育3
環境2
災害1
社会2
人文3
歴史政治・国際1
2022年 (第27巻)22
エネルギー1
こども1
ジェンダー2
医療人間3
学術教育4
環境3
工学2
社会2
情報1
歴史政治・国際3
2023 (第28巻)10
こども1
ジェンダー1
学術教育4
工学1
社会2
歴史政治・国際1
2024 (第29巻)2
環境1
情報1
総計558

2024-06-10

エクストリーム東京都知事選挙2024

追記0621

へずまりゅう、小林興起撤退。暇空茜参戦。

告示直後からヌードポスター話題となる民主主義の終末のような選挙戦

おそらくN国とつばさの党のおかげで、公職選挙法はより厳しい方向に改正されるだろう。

はてブでは「法律に反していない!表現の自由(キリッ!」というブコメが多く見られるが、単に日本社会の腐敗が進んだ結果、法の穴をつく輩が増えただけのことである

「腐敗した社会には、多くの法律がある」というサミュエル・ジョンソン言葉は、まさにこういうことなのだろう。

概要

エクストリーム選挙とは、選挙を利用したエクストリームスポーツ一種である

過去の開催

東京都知事2020 https://anond.hatelabo.jp/20200612200441

衆議院東京15区補欠選挙 https://anond.hatelabo.jp/20240420021008

ルール

なお、2016年選挙より以下のルール追加により逆転優勝が可能となっている

当選した候補、または供託金返還となった候補が以下の理由により特別賞受賞となった場合は、逆転優勝とする。但し、選挙間中逮捕はこれまでどおり失格扱いとなる。該当者が複数いた場合は、当選した候補が優勝として扱われる。

2016年は意外なことに上記ルール適用とならず、上杉隆の優勝が確定となった

2024年から新ルール

2024年東京衆院15区の結果を受けての追加ルール選挙及び競技自体への攻撃とみなし立候補しても今後は競技参加者とみなされない。

競技の特徴

2020年前熊本県副知事小野泰輔が9.99%という絶妙な好演技により優勝。高田桜井・誠は2回連続の準優勝となる。

2020年の結果

https://anond.hatelabo.jp/20200706143404

優勝
審査員特別賞による逆転優勝

該当者なし

2020年2024年の主な選手
小池百合子(3回目)

現職都知事・元衆院議員・元環境相・元防衛相立候補となれば現職3期目の立候補となる。

選挙のたびに学歴詐称問題が出たり、スキャンダルにもならないような醜聞市区長会の推薦問題)が出るのは小池の人望の無さ故か。15区補選応援した乙武が大爆死し、圧勝の前回よりは得票を減らす可能性があるもの都知事選は盤石と思われる。もちろんエクストリーム競技にも絡まないなだろう。

ただしそれは正式立候補した場合小池百合子意味不明政局荒らしてきた過去があるため、今回も国政転出理由不出馬可能性もゼロではない

蓮舫(初)

東京選曲選出現職参院議員。元内閣府特命担当大臣

都知事選への立候補自体は何回も取り沙汰されてきたが満を持しての登場。ただし選挙に強かったのは10年以上前の話で、前回の参院選では大幅に票を減らして4位での当選で、なんと共産党の山添拓にも負けている。その選挙での立民+共産+山本太郎得票数を足せば220万票で当選も見えるものの、小池百合子以上の人望の無さから当然そこまでの得票は見込めず、150万票前後次点がいいところだろう。

2位じゃだめだんですよ。都知事選は。

石丸伸二(初)◎

安芸高田市長維新の会が推薦を模索していたが今回は無所属での立候補。いわゆる小野泰輔ポジションだが、小野ほどの得票は厳しそう(小野と違って評判悪すぎ)。

国政への野心満々の人が踏み台都知事選を使うのは迷惑なのでやめていただきたい。西村博之堀江貴文といういつものアレが応援に入る時点で、供託金返還は厳しいだろう。なんでこんなキングボンビーみたいな人たちに応援頼むんだろうか。エクストリーム競技最有力候補

小林興起(初)△

衆院議員衆院5期勤めたベテラン政治家だが、小林が現役の代議士だったのはもう12年も前で正直過去の人感が強い。エクストリーム競技入賞なるか。

清水国明(初)▲

タレント。久しぶりの大物タレント泡沫候補清水国明といえばブラックバスリリース裁判が有名。都知事になったら神田川皇居のお掘りにブラックバスを放流するつもりだろうか?エクストリーム競技でも有力候補である

ドクター中松(7回目)△

名物泡沫候補最後の大物。羽柴誠三秀吉又吉イエス鬼籍に入りマック赤坂引退中松本人も95歳と高齢での立候補。近年N国やつばさの党など泡沫候補品質低下もひどかったので、立候補競技参加は歓迎したい。是非ともエクストリーム競技を優勝し有終の美を飾っていただきたいものである

田母神俊雄(2回目)◯

航空幕僚長参政顧問2014年以来の登場。そのとき公選法違反逮捕有罪公民権停止5年となり、今回はその喪明けである2014年立候補12.5%の得票率で「供託金没収候補者最少得票賞」を受賞。

ただ最大の支援者だった石原慎太郎鬼籍に入り、やや過去の人感がつよい。15区補選では参政候補応援しており、百田尚樹日本保守党極右ブロック同士の内ゲバ様相を呈している。

このことから、今回は供託金没収となる可能性が高いのではないだろうか。エクストリーム競技有力候補

黒川敦彦(初)✕

つばさ党代表。15区補選エクストリーム競技優勝。

ただし新ルールにより今回同様の結果となった場合は失格永久追放となる。15区補選での選挙違反選挙妨害)により逮捕勾留中。立候補表明しているもの当選どころか供託金は戻ってこない。収監中のためまともな選挙活動不可能。少なくとも都知事選期間中保釈もされないだろう。仮に配下スタッフが、15区補選と同様の行動を取れば再逮捕もあり得るし、執行猶予なしの実刑もあり得る。おそらくエクストリーム競技最後の登場となるだろう。

桜井誠(3回目)△

日本第一党党首田母神俊雄など極右候補の乱立で、今回も供託金返還は厳しい.エクストリーム競技入賞ワンちゃんあるか。最近参政党という反グローバリゼーションワクチン民族派日本保守党という安倍晋三永世名誉大宰相を御本尊とする清和会勝手別働隊など、極右ブロックも分裂しており単なるレイシストに過ぎない高田桜井誠はやや時代遅れ感が強くなっている。

へずまりゅう(初)✕

迷惑YouTuber2023年都議会選で豊島区選挙から立候補落選つばさの党やN国と変わらない輩。

ひまそらあかね(初)△

メディアにもウィキペディアにもゲームクリエイターとあるが、現状は職業政治活動家。いわゆるプロ市民というやつである

数多くのプロ市民相手訴訟を起こしている彼からしてみれば不本意だろうが、活動内容はウィキペディアに書いてあるプロ市民定義そのまんまである

へずまりゅうとちがい資金力と熱烈な支持者はいものの、おそらく供託金は戻ってこない。

エクストリーム競技者としては未知数だが、桜井高田誠、ドクター中松より得票できるかは注目。

安野貴博(初)✕

SF作家AIエンジニアスタートアップ創業者ゲンダイは「天才エンジニア」ともてはやしているが、特に何か目立った実績があるわけではない。おそらく成田悠輔や古市憲寿ポジションを狙って実績作りのための立候補だろう。今後バラエティ情報番組に登場して、炎上狙いの発言をしないか注視必要

N国✕

例によって候補乱立のN国は個別候補記載は省略する。得票が分散するので供託金どころかエクストリーム競技入賞も厳しいだろう。ていうか、こいつらいじるのもう飽きた。

近年の泡沫候補の分類

エクストリーム東京都知事選挙10周年となる。10年前に比べ泡沫候補もいくつかの傾向に分類できるようになってきたので、ここで定義してみる

伝統泡沫候補

都知事選に限らず様々な選挙に登場する選挙マニアマック赤坂羽柴誠三秀吉又吉イエスなど相次いで引退や死去により近年減少傾向。

今回立候補ドクター中松も95歳と超高齢清水国明が大型新人となるか?

過去の大物政治家

今回の小林興起2016年山口敏夫など。なんで今都知事選?となりがち。供託金は戻ってこない。

極右

日本第一党、日本保守党参政党など。一口極右と言っても微妙信条が違う(日本第一党はレイシズム日本保守党安倍晋三親衛隊参政党は反グローバリズム民族派)ため内ゲバのようなことをやっている。

ただ、2014年田母神俊雄2024年衆院東京15区補選飯山陽のように供託金が戻ってくることもあるのでバカには出来ない。

イキリIT

今回の安野貴博、2014年家入一真など。デジタル後進国である日本を憂いて立候補するが供託金は戻ってこない。

宮坂学氏のようにビジネスでも政策でも実績がある人はここに含まれない。

選挙ゴロ・輩

N国。つばさの党、へずまりゅう暇空茜など。選挙ビジネスとして捉えており、当選することは二の次である。何らかの理由警察に捕まっている。

近年動画サイトSNSを駆使したマネタイズが横行しており、今後の公職選挙法のあり方にも悪影響を与える存在民主主義選挙制度のバグとも言える。

寸評

今回は自民党裏金問題地方選挙にも影響しており、静岡県知事選港区長選、小田原市長選、鹿沼市長選と連敗中。特に港区小田原市は現職敗北という惨状

自民党東京都連会長萩生田光一裏金2728万円、役職停止中なのになぜか都連会長)は小池への支持を表明しているが、何もしないほうがマシである

エクストリーム競技は、今回は逮捕者が出なければいいのだが。エクストリーム競技は正常の選挙が行われて始めて競技になるものなので。

2024-06-09

キュアリリアン

2024/6/9、わんだふるぷりきゅあ!で猫屋敷まゆさんがキュアリリアンに変身されました。溢れる想いのままにこの文章を書いています

私は2007年プリキュア5出会い作品のダークながらも引き込まれストーリー、そして何より春日野うららさんとキュアレモネードの可愛さに魅了されてプリキュアファンになりました。プリキュア5が始まった当時私は小学1年生でまだたったの7歳でした。

それからは熱心になったり少し気持ちが離れたりした時期もありつつも、ずっとプリキュアと共に歩んできた人生だったと言っても過言ではありません。

Go!プリンセスプリキュアで何度泣いたか分かりません。キュアフローラはずっと私の1番のヒーローです。

そんな私もいつの間にか中学後半~高校生にかけて深夜アニメを見るようになり、そして声優オタクになりました。

声優オタクは移り気ですが、一貫して私が持っていた思いは「好きな女性声優さんにプリキュアになって欲しい」でした。接近イベに行ってはプリキュア声優になって欲しい話をし、プリキュアの思い出話を聞き出し、毎年12月1月にかけてプリキュア声優予想をし、発表されては肩を落とす、そんな日々の繰り返しです。

2020年、当時私が熱心に応援していた方がプリキュアへのご出演が決まったのですが、絶対追加戦士だと思っていたのに結局マスコットで終わってしまい酷く落ち込んだのを今でも鮮明に覚えています

そんな中で忘れもしない2024年1月28日、わんだふるぷりきゅあ!の追加キャストが発表されました。

キュアリリアン上田麗奈

あれはまさに上田麗奈さんのラジオイベントに行った日でした。オタクと別れて電車に乗ってTwitterを見た瞬間に時間が止まりました。100回ツイートを見返して、本当だとわかった時の感動は言葉に表せないほどでした。電車の中で人目も気にせず24の男が泣きました。涙が止まりませんでした。ついに10年の願いが叶うんだと。

私が上田麗奈さんに出会ったのは2014年ハナヤマタでした。ハナヤマタは本当にいいアニメで大好きだったんですが、当時は私も駆け出しオタクだったので、主人公役が上田麗奈さんって人なんだってくらいの認識でした。ただ好きな作品主人公として間違いなく好きな声優さんの1人になりました。

今でも上田麗奈さんの一番好きなキャラハナヤマタ主人公、関谷なるさんです。

そもそもオタクでない時代に、デビューであるイナズマイレブンGOを知らぬままリアルタイムで見ていた人間だったのである種運命だったのかもしれません。

その後ミリオンライブにも触れたり、17から始まった高橋李依さんとのラジオを聞いたりして高校オタク声優談義をしたりしていたのですが、決定的になったのは恐らく多くの人がそうでしょう、私も例に漏れ2018年のSSSS.GRIDMANでした。当時24歳でまだキャリア的にも若手だった上田麗奈さんがあの掴みどころがなく狂気的でありながらも愛おしい新条アカネ役をこの人しかいないという素晴らしい演技で演じきったのを見て、その演技に、才能に完全に大ファンになりました。

2018年はもう売れ出した頃だったのですが、以降の上田麗奈さんはもうまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで出世していきました。私の大好きなフルーツバスケットにもご出演されてたり、今熱心にプレイしてるプロジェクトセカイでも主要キャラを務められていたり、本当に感謝してもしきれないような存在になっていきました。

極めつけはこれも忘れもしない2023/11/20です。この日は私が以前から人生で一番と言っても過言ではないくらいに夢中で、熱心に愛読している漫画、アオのハコのアニメ化が発表された日でした。そしてヒロイン鹿野千夏さんの声優上田麗奈さんであることも同時に発表され、この日も深夜に大号泣しました。これで私の気持ちは完全に振り切りました。

そんな中で2ヶ月後、また17年間追ってきたシリーズ、大好きなシリーズへの出演が発表されたのです。それはいくら言葉を尽くしても陳腐になってしまうようなレベルで、感謝、感動、とにかくたくさんの感情が溢れて止まりませんでした。

それからは4ヶ月半、とにかく今日この日を待って待って待ってずっと待っていました。キュアリリアンのことを考えない日も無かったし上田麗奈さんのことを考えない日もありませんでした。Twitterでは変身の遅さが嘆かれていましたが、10年間待ち続けた私としてはもはや誤差でした。

そして6/2、次回予告でキュアリリアンの登場が予告されました。

この一週間は本当にずっとソワソワしていました。仕事も手につかず、一週間がとにかく早く過ぎ去ってくれることを願うばかりで今日この日のために生きているような状態でした。

昨日は本当に眠れなかったし、今朝はアラームなんて関係なしに5時には目が覚めてしまう始末。

そして朝8時半。もう詳細な言葉はいらないでしょう。本当に、本当に素晴らしい回でした。

涙が止まりませんでした。もう上田麗奈さんに関係なく、猫屋敷ゆの強さと成長と想いに涙してしまうような回。

この作品に出演してくれて、この作品プリキュアになってくれて、猫屋敷まゆ役になってくれて、キュアリリアン役になってくれて、本当に良かった。心からそう思える回でした。

変身バンクもまゆの強さが想いが背景がこれでもかと表現されていて見る度に泣いてしまいそうです。

わんだふるぷりきゅあ!、声優が好きとか関係なく、ここ数年のプリキュアの中でも1番と言っていいレベルストーリーの出来です。本当にいろんな人に見てほしい。

そして上田麗奈さん、本当にいつもありがとうございます。私の人生あなたのおかげで間違いなく豊かになっています。これからも素晴らしい演技をたくさん届けてもらえるのが楽しみでなりません。アオのハコも本当に本当に心待ちにしております

anond:20240608103514

所得・消費・資産等の税収構成比」の「消費課税」の比率平成10年13年は37%やからたぶんこのあたりが37%の元ネタやろなあ

https://www.nta.go.jp/about/introduction/torikumi/report/2003/japanese/tab/tab05.htm

スウェーデンの方は2007年データから日本平成10年西暦2008年データ可能性が高いな

「X:消費税、Y:酒税たばこ税ガソリン税等、Z:総税収」の時に日本の「(X+Y)÷Z」のほうがスウェーデンの「X÷Z」より大きいと言ってるだけの話

なお2020年の消費課税の税収構成比((X+Y)÷Z)はスウェーデン36.3%、日本35.0%であまり差はない模様

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/017.pdf

2024-06-08

横浜トリエンナーレへの批判を読んで(後半)


(前半からの続きです。)

https://anond.hatelabo.jp/20240608093126


現代アートの不満


もっとも、現代アートは手放しで褒められるものでもないでしょう。多くの批判者が火のないところに煙を立てているとは言えないと思います作品の出来が悪いものも混じっていることは否めません。


大方の批判にもかかわらず、私は今回のトリエンナーレではそのような「的外れ」感のある作品ほとんどないか、かなり少なかったと感じています。これもキュレーションのよさでしょう。


思い返せば2020年トリエンナーレにあった「エビSEXをさせる方法を考える」という一連の展示はひどかった。テーマはとてもよかったのですが、日本(だったと思います)のクリエイターたちの作品はふざけているとしか言いようのないものでした。その課題は、「エコスフィア」(エビ水草の入っている閉じた水槽)の中でエビ酸素を吸って二酸化炭素を出し、水草二酸化炭素を吸って酸素を出す。この循環のバランスはうまく保たれているが、一つ問題があって、エビ生殖をしなくなる。そこでエビ生殖をさせる方法を考える、というものでした。多くの作品エビセクシーな格好をさせるとか、エビ秘宝館のようなものを作るとか、そういうものだったと記憶していますしかし、クリエイターたちはこの「エコスフィア」が地球生態系比喩であると気づかなかったのでしょうか? だとしたら愚かに過ぎるとしか言えません。それとも、気づいていてこのような作品を作ったのでしょうか? だとしたら二倍悪い。エビとは「私たち」に外ならないのだから、つまりクリエイターたちは女がセクシーな格好をして男を誘えばよいと言いたいのでしょうか? それはあまりにも「男尊女卑」に終始していると言わざるをえません。そこには問題意識が欠如しています。「教授課題テーマはよかったが、学生たちのレポートがだめだったという感じだ。」私は友人とそう語りあったことを覚えています


2020年といえば壁にブレインストーミングのように年号出来事を書いてゆく展示もありました。そこには作家メモも展示してあり、『荘子』の「胡蝶の夢」の故事引用してありましたが、「與」を「興」と書き誤っていたことを覚えています自分のことは棚に上げつつ、非本質的でささいな事をあげつらうようですが、「どうかわからないことで見栄をはらないでほしい」と思われてなりませんでした。


現代芸術作家たちの一部が「見栄をはろう」としていることは薄々感じられます人文学哲学歴史学経済学などに議論の蓄積がありとっくに通過してきた知見について、芸術家たちが何周も遅れて的外れなことを言っている光景は、あまりみっともいいものではありません。なぜそのようなことになっているかといえば、芸術家が「作品」だけではなく、その「意味」で評価されるようになっているからでしょうか。


かつて芸術家は貴族の注文にこたえて絵を描いていたそうです。今の作家自由作品を作れるはずなのに、ただ社会要請にこたえて作品を作ろうとして、中身のないステートメントを打ち出しているのは、痛々しくさえあります


しかし、これは決して「アーティストはよけいなことを考えるな」と言いたいわけではなく、むしろその逆で「もっと学問をしてほしい」ということです。しかもそれは「芸術家」としての意識以前に、「市民」として当たり前にもつべき意識であると思うのです。芸術家は作品だけで力のある面白い作品を作って、そしてそれとは別に最低限、当たり前に市民として的外れでない発言もしてほしいのです。


作品」と「意味


トリエンナーレと同時開催の展覧会Bank ART Life7「UrbanNesting: 再び都市に棲む」に足を運ぶと、新高島駅地下1階の会場の入口には巨大な土のダンゴがありました。これはかなり面白かったのですが、説明を見ると福島の土で作ったとありました。もちろん福島原発事故はまだ収束したと言えませんし、提示された問題は深刻です。しかし、その場では私も友人も何となく興が醒めてしまったのです。それはなぜでしょう? 何となく、「作品面白さにテーマが負けている」と感じました。私も「キラキラ」なアートを好む一員であり、私の中で「無意味」のもつ破壊的な力に「意味」が負けてしまったのかもしれません。あるいはその逆で、テーマの重さのために、作品が軽く見えてしまったのかもしれません。いずれにしても、私は作品のよい受け手になることができませんでした。


しか問題受け手だけにあるのではないと思います。「作品」と「意味」のバランスは難しいことであり、作り手の側でもうまく調整しなければならないものです。先程述べた通り、今回の展覧会にはピンボケ作品が少ないと感じました。しかし、今回の出品作のうち、どれくらいが「意味」(言葉による解説)なしに「作品」だけの魅力で勝負できるものだったかは疑問も残ります


今回の展示にあったBゼミの試みはよかった。「意味のないものを作る」とか「新しい楽器を作る」とか、芸術意味から解き放つような試みは今でも頼もしく思われます。どうもいまのアートは、意味付与された瞬間に弱くなってしまうような気がしています作品意味との関係性については、まだまだ考える余地がありそうに思います


私の身近に YOASOBI のアニソンが好きでないという人がいます。「アニソンというのはアニメ解釈であり、アニメへの讃歌であり、しかアニメ本編とはズレているか面白い。YOASOBI の歌はアニメストーリーをそのまま歌っている。だから面白くない」と言うのです。何となくわかる気もします。偉そうに勝手なことを言うならば、現代芸術世界にあるモノをそのまま出すのでなく、世界アートの形で表現するとどうなるのか、「意味」に傾きすぎず「作品」の力で見せてほしいと思います


しかし、芸術に「意味」をこめるなというつもりではありません。批判者の中には、芸術家は被災地創作で消費するのではなく、実際に活動をすることで被災地に貢献すべきだというような意見を言う人があったような気がします。もちろんそのような活動はしないよりもしたほうがよいのですが、それはあくまで「市民」としてのはたらきであって、「芸術家」としてのはたらきではないでしょう。芸術家には芸術家にできることがあり、それは創作であるということを否定するつもりはありません。しかし、だからこそ「作品」と「意味」にはもっとよい関係があるのではないかと思います。その答えが何かということは、残念ながら即座に提示できないので、偉そうに勝手なことを言うだけになってしまうのですが……。


批判いたことのついでに言えば、今回のトリエンナーレ批判する意見の中には、電気を使ったインスタレーション環境問題を訴える作品を同じ空間に並べることの違和感を語る人がいたように記憶しています。その違和感理解できますが、それとは別に芸術資本関係という問題も感じました。入り口の協賛企業の一覧を見たとき、たいへん違和感がありました。資本主義への警鐘をならす作品(全てではないにしろ)が、大資本資金で展示できるとは! 大企業はそのようなお金を出すほうがよいと思いますけれど、その一方で企業がそれを「みかじめ料」として批判されなくなるべきではもちろんないでしょう。作品意味もつときには、その作品のおかれる「場」までもが、自らの意味暴露するようになるのかもしれない。初っ端からそんなことを考えさせられるなかなか面白い「展示」でした。


むすび


咎め立てばかりしてしまったようですが、最後によかったところをいくつか述べたいと思います。友人は、今回のキュレーター解説文(紹介文)がよかったと言っていました。友人によると今や「この作品はこう見るべきだ、ここが素晴らしいのだと天から決めつけて、自分に酔ったような解説」を見ることも多いなかで、今回の解説文は「キュレーター自身作品をどう見るか、真摯に考えて書かれていたので好感が持てる」というのです。また、「キュレーションにも工夫が多かったような気がする。例えば商業主義マルボロ広告の下にインドの貧しい生活を描いた版画を配置するなど、『対比』を意識したものがいくつかあったように感じた」とも言っていました。キュレーターの仕掛けた「作品」と「意味」の関係性のバランス果たして十分達成されたかどうか、それはよくわかりませんが、キュレーター真剣構成しており、私たちに問いかけるものがあったのは確かだと思います


要するに、初めに述べた通り「批判者の言うことにもわかる点はある。でもキュレーターはそれなりによくやっていたと思うし、今回が最悪だとか、他の回に比べてどんどん悪くなっているとか、そんな気はしない」ということです。言いたいことはこれに尽きます


魅力のある作品も少なくありませんでした。友人は勅使河原蒼風ファンになり、富山妙子画集を買いました。私は土肥美穂の buttaiが気に入りました。同時開催のBankART Life7では、みなとみらい駅の腕木信号オブジェや、Bank ART Stationにあった送風機で立ち上がる足などの機械仕掛け作品が好きでした。


つらつらと思いつくまま書くうちに、思いがけなく長文になってしまいました。次回のトリエンナーレにも期待しつつ、このあたりで終わりにします。


横浜トリエンナーレへの批判を読んで(前半)


文字数制限にかかるようなので、前後に分けて挙げます。)


前置き


第8回横浜トリエンナーレ野草:いま、ここで生きてる」がこの土日で終わります。私も見に行って、なかなか面白く思いました。ところが友人によると、SNSでは批判の声が多いそうですね。あまりそういうものは見ないようにしているのですが、友人がその場で例を見せてくれたので、ついいくつか読んでしまいました。そのとき感想は、ひとことで言うと「批判者の言うことにもわかる点はある。でもキュレーターはそれなりによくやっていたと思うし、今回が最悪だとか、他の回に比べてどんどん悪くなっているとか、そんな気はしない」ということでした。そこで友人といろいろのことを話し合ったのですが、今はそれを思い出しながらこの文を書いています


今回の展覧会には魯迅の『野草』という短編集が深く関わっていますが、魯迅は「おおむね、折にふれてのささやか感想を述べたに過ぎない」と述懐しています岩波文庫竹内好訳『野草』の解説)。魯迅感想短編集『野草』を生み、『野草』がこの展覧会を生み、この展覧会が人々の感想を生み、そしてその感想がこの感想を生みました。もしこの感想を読む人がまた新たな感想もつならば、それで満足です。


人は物事に触れて感想を持つものだと思いますSNS批判の中にも、「これは感想にすぎない」というような留保をつけるものがありました。感想自由にあるべきと思います。そして、感想を読んだ感想というもの自由にあるべきでしょう。今はくだんの批判を読み直さず、またあまり調べものもせずに書いていますが、不十分なところはどうぞ悪しからずご理解ください。これは「論」ではなく、「感想」のつもりです。


野草』と「文の国」


今回の展覧会の特徴は、「作品」と「意味」のバランスを探る点にありました。多くの作品は、ただ「見て楽しむ」ものではなく、「意味を考える」ことが求められるものでした。そのバランスキュレーターの側でうまく作れているか、そして鑑賞者がそれをどのように読み解くかがカギになっていたと思います


今回のテーマは「野草」というのですが、その裏には魯迅の『野草』という著作が密接しています。これは展覧会中にも幾度となく示されており、魯迅の『野草』の本も展示してありました。この本は「二十四篇の短文から成るものですが、「スタイルはまちまちであって、詩あり、散文あり、また即物的もの追憶的なもの観念的なもの象徴的なもの風刺的なものなどが入り混り、内容形式ともに多傾向」なものとなっています岩波文庫竹内好訳『野草』の解説)。この本は意味があるようで意味がない、意味がないようで意味がある、詩のような文のような、芸術のような政治のような、一種独特雰囲気をもった作品集です。


これを読んでから展覧会を見渡すと、「キュレーターたちは横浜美術館を一冊の現代版『野草』にしようとしていたのではないか」ということに思い至ります


そう考えると少し納得できる点もあります。それは「文」への偏重です。友人は次のように話していました。「私は今まで、展覧会作品を見ればよいと思っていた。作品を見ずに解説ばかり読む人があれば、本末転倒だと考えていた。つまり言葉を軽視していたのだ。ところが、今回の展覧会では作品の多くに意味があり、その意味キュレーター解説を読んで初めてわかるようなものが多かった。入口にはタブレット文章が並べられ、その左側の階段の上には本を並べた一角もあった。さらには猟師へのインタビューがあったり、詩が作品として出ていたりと、言葉への重視が目立った。」


しかし、これは考えてみればさほど奇妙なことではありません。ふつう、広く「芸術」 (art) と言うときには「文学」を含みますし、「美術」 (fine art) というときでも「詩」を含むことがあります。「芸術」は「造形芸術」に限られたものではありません。もちろん、ただの書籍文章が「芸術」と言えるのかどうかは議論余地がありえますが、言葉芸術距離がそう遠いものでないことは確かです。


さらテーマの「野草」が魯迅の『野草』に由来するものであることを考えると、今回の展覧会の裏地には文学がぴったりと張り付いているような気がしてきますキュレーター中国出身であるということから、なんとなく心のなかに「文の国」という言葉が浮かんできました。三千年の歴史をもち、科挙試験にも詩が課され、書という芸術をいだき、詩文文字芸術でないなどと疑ったことのない文化の国のイメージとともに。


作品との対話


いっぽう、日本一般に「芸術」というとき、それは詩文を容れえないほど偏狭ものなのでしょうか? 批判の中には「文」への偏重に対する疑問もあったように思います。そのような人々にとっては、あたか展覧会からあなたの思う芸術とは何ですか?」という問いが投げかけられたような恰好になっているわけです。


では、「芸術アート)」とは何でしょう。批判する人たちの中には、自分にとって「美しくない」「面白くない」から芸術アート)ではない」と断じたい人もいるようです。でも、現代アートは「美」への問いかけを含むものではないでしょうか。デュシャンの「泉」などはまさにその代表だと思います。また、「芸術」における「言葉」といえば、シュルレアリスムと詩の関係だとか、20世紀初頭の芸術家たちがしちくどい宣言を次々と打ち出したりだとか、いろいろと思い当たることはあるはずです。そういうところに「美しいもの芸術なのか?」とか「言語表現芸術無関係か?」といった問題ゴロゴロと転がっているわけで、簡単に「これは芸術だ」「これは芸術じゃない」と判断できるはずはありません。その人たちの考える「芸術」は、どのくらいの狭さなのでしょうか。


鑑賞者は芸術に触れるとき、常に戸惑い、「作品の受容」ができない事態に直面する可能性をもっています。そのような時こそ、自分の中にある固定観念を見直す機会かもしれません。今回、批判したくなった人が多かったということは、それだけ作品からの「問い」を受けた人が多かったということでもあります。そうなると鑑賞者は、やっかいなことですが、自分の回答を練らなければならなくなります批判ひとつの回答ですし、その回答に満足せず、さらに新たな回答を考えてもよいわけです。陳腐な言い方ですが、「作品との対話」が必要展覧会であったと言えるのでしょう。


友人はまたこうも言っていました。「かつては『現代芸術抽象的すぎて何が描いてあるかわからない』という時代があり、その後に『現代芸術は難しくない、何も考えずに作品面白がろう』という時代が来て、それはひとむかし前まであった。でも、それが終焉すべきときに来たということかもしれない。今は言葉時代なのでしょう。考えずして何が現代芸術か、ということになっている。地味でつまらなかったといった批判もあるようだが、休日ちょっと芸術に触れてみよう、子ども芸術に触れさせてみよう、デート美術館に行ってみよう、特に『何も考えずにただ作品面白がろう』と期待した人にはつまらなかったかもしれない。」


しかに、昔からの(または昔ふうの考えをもった)現代芸術の鑑賞者の中には、「芸術とは面白がるもの」という考えから抜け出せず、新しい潮流に戸惑う人がいるかもしれません。「金を払って楽しみに来た」という手合いには、気の毒だったと言えるでしょう。しかも来訪者への間口は大きく広げられていたので、そのようなミスマッチを生むしかけは念入りに準備されていたともいえます。今回は横浜美術館改装後の久々の展覧会であり、規模も大きく、宣伝もあって、多くの人を誘い込む要素がありました。そのような場で横浜美術館は「人を面白がらせる」展示をすることもできたはずです。しかし、実際には「人を戸惑わせる」展示を行いました。だからがっかりした人も多かったのでしょう。


私も「キラキラ」な楽しい芸術が好きです。だからそういうものが多いと嬉しいし、その逆ならばがっかりします。しかし、美術館の目的には「レクリエーション」もありますが、決して「レクリエーション」だけを目的とした施設ではありません。今回、美術館はこのような大規模の展覧会で、作品との「出会い」と作品からの「問いかけ」を提供し、人々を「戸惑わせ」てくれました。その意味で、美術館はよくやったと思うのです。「キラキラ」な楽しい回があってもよいし、「地味」な考える回があってもよい。美術展はそういうものだと思います


過去トリエンナーレ


ここで、ちょっと過去トリエンナーレを振り返りたいと思います


私が初めてヨコハマトリエンナーレに訪れたのは2011年の第4回「OUR MAGIC HOUR ――世界はどこまで知ることができるか?――」でした。この年は東日本大震災の年で、印象としてはとにかくキラキラと輝くような回であったということです。震災後の混乱をアートがどう扱うか、芸術家の間でもまだ折り合いがつかずに、ただ思いつく限りのことをやってみたといった印象で、宝箱の中の宝石をぶちまけて転がしてあるような、たいへん魅力のある回でした。私にとってこの回は「よい」の標準になっています


2014年の第5回「華氏451芸術世界の中心には忘却の海がある」もたいへん期待したのですが、この回は言ってみれば「地味」な印象で、まだ青かった私は「ハズレ」だと感じました。しかし、友人はこの回も面白かったと言っています。この回は「忘却」がテーマで、戦争中に作家芸術家がいか体制側に立ってはたらき、戦後その責任もとらず、反省もせずに「忘却」したかということを、当時かれらが執筆した文章を並べて示していました。このころには震災後の政権交代脱原発などの流れの中で、世の中を動かすのは「政治であるという意識が出てきていたためかもしれません。


2017年の第6回「島と星座ガラパゴス」は、博物館の表に救命ボートがびっしりと張り付けられていました。「ネトウヨ」に関する展示もひとつふたつあったことを覚えていますが、これもきわめて「政治的」でした。長期化する安倍政権さなかにあって、政治右傾化懸念されていたことも影響していたのでしょうか。(「政治性」の話は、後で少し触れたいと思います。)


2020年の第7回「AFTERGLOW――光の破片をつかまえる」は久々の「当たり年」でした。2011年に次ぐキラキラの再来です。入口から光り輝くカラスよけのCDのような装飾、メビウスの輪のような形をした光り輝く金属の骨組み、巨大な腸を模した造形、赤いカーペットをひいたでこぼこの「道」映像作品「遅れてきた弟子」、そのほかここでは言い尽くせないもろもろの楽しい展示の連続


きっと第7回が初めてのヨコトリ体験であった方々は、2011年の私が次回に期待したように、第8回にも「キラキラ」を期待したかもしれません。しかし、べつに横浜トリエンナーレは「キラキラ展」ではないので、地味な回もあるのです。その意味で言えば今回はやや地味だったかもしれません。しかし「地味」には「地味」なりの「味」があるものです。今回はその意味で「ふつう」と「よい」の間くらいと感じました。決して「悪い」ではなかったと思います


いわゆる「政治性」


今回の展覧会が悪かったという人の中には、展示が「政治的」だという人もいたようです。もちろん、芸術政治であることの何が問題なのかとか、政治生活と密接なものである以上は程度の差こそあれ政治的でないものなどありうるのかといった疑問も出てきますが、今回の展覧会を見て私が感じたのは、むしろいわゆる「政治性」の薄い部分があることでした。キュレーター中国出身の方ということなので、もしや特に日本のために配慮(手加減)したのではないかという疑いさえ感じました。


しかに、今回の展覧会ではヨーロッパ戦争に関連する展示や国粋主義者移民反対デモ映像が展示されていました。それがひとっところに固めてあるのではなく散らばしてあったのは、この会場をひとつ世界見立てて、このような出来事遍在していることを忘れてはいけないと示したようにも見えます


そのデモ映像ひとつを見ているときでしたが、後ろを通りかかった人が「ヨーロッパ、壊れてんな」とつぶやきました。まことに然り! だがそれを言えば日本だって「壊れて」いるのです。日本でも人種差別デモが行われていますヘイトクライム危険もあります。「人種差別」がわたくしたちの身近にあることは、ネットを少し覗いてみればすぐわかることです。


思い返せば2014年2017年はかなり「政治的」な展示があったと思いますしかし今回、キュレーター日本問題ひとつも指摘しませんでした。日本美術展が国粋主義的主張をもった人々の抗議で中止に追い込まれ事件もそう遠い昔のことではありません。日本美術表現自由にできない国です。キュレーターたちは日本に気をつかってくれたのでしょうか? それとも日本で波風を立てて攻撃されることを恐れたのでしょうか? それとも今の世界を広く見たときもっとも新しくもっとも重い問題にしぼってとりあげようと考えたのでしょうか? それは知るよしもありません。もっと自由表現への危機は(またすこし違った形で)キュレーターたちの出身である中国にもあることでしょう。展覧会中に示されたように、ヨーロッパ安全ではありません。世界じゅうで似た現状があります


しかし、日本が名指しで批判されなかったからと言って、日本が許されたわけではもちろんなく、これらの作品なかに普遍性見出し、これを「鏡」として日本の現状を見ることが求められているのだと思います。それらの作品が見るに堪えない現状を示しているとき、それに怒っても意味がないでしょう。それは鏡をヒョイと覗き込んでみて、「ああ醜い! 私の美学に反する。美はいったいどこにある?」と怒るようなものです。


ところで、批判者の中には展覧会のこのような政治的な「傾倒」や「変質」がここ10年や20年の変化だと振り返る人もいますが、私には展覧会なかにその説明があったように思われます。今回の展覧会は、これも魯迅の『野草』をテーマとしているためかもしれませんが、歴史を強調するものが多くあり、あるところでは史料紹介の様相すら呈していました。木版画をめぐる日中交流史の展示では、魯迅木版画という簡易で複製可能芸術を通じて、民衆文化を届けようとしていたことが紹介されていました。これは「芸術」が一部の特権階級のものではなく、民衆のためのものであるべきではないのかという問題を、当時から現代に向けて投げかけなおした一面もあると言えるでしょう。また、皇国史観へのアンチテーゼとしての縄文土器や、学生紛争撮影した写真が展示されていたのは、芸術政治問題が降って湧いたものではなく、日本でも半世紀以上にわたって連綿と続いている問題であることを示していたと思います


(後編へ続きます。)

https://anond.hatelabo.jp/20240608093350


2024-06-07

アンケート調査ハリポタ魔法漫画系譜

マッシュルがあまりハリポタまんまとかどっかで見た設定とか言われる昨今、この系統魔法特殊能力)学園系を可能な限り遡ってみる企画

次の条件で広くタイトルを募りたい。少年漫画少女漫画ラノベわず

 

今のところ、メジャー作品で思いつくものは以下。

マイナーだったり売れなかったりしたものでこの手のもっと古いのがあるよという話が聞きたい。

 

古い方でなくても、単にこのリストに付け加えられそうなタイトルでも可。何かそこから新しい要素が加わってるかも知れないので。

anond:20240607093747

成功したと評価できる点は、北欧諸国出生率が軒並み高い点。(2020年において1.5-1.7)

課題としては制度的に持続可能である不透明性があること、出生率においても他の要因で変動があること(経済状況や移民の受け入れ状況、国による差異

エビデンスとしてはOECD報告書統計データをあたってくれ。

これらを加味したうえで、日本に取り入れられる要素とは何かを議論することが求められるだろう。

でもな、すでに一人産んでるカップルに「もう一人」を期待するのと、そもそも結婚してない(出会ってもいない)人たちに最初の一人を期待するの、どちらが合理的よ? どう考えても支援費用対効果は前者が高い

まず2000~2015の女の非婚率はこんな感じ

階級00051015
20-2488.088.789.691.4
25-2954.059.160.361.3
30-3426.632.034.534.6
35-3913.918.723.123.9
40-448.612.217.419.3
45-496.38.312.616.1
50-545.36.28.712.0

ここに実数を乗せるとこんな感じ(単位1000人、以下実数は同じ)

階級00未婚既婚05未婚既婚10未婚既婚15未婚既婚
20-243626494319940828653322714255
25-2926092,22224201,67521931,44319611,238
30-3411563,19015483,28914312,71712612,384
35-395593,4658133,53411233,7399923,157
40-443343,5474913,5367593,6049383,921
45-492814,1733213,5485073,5176993,645
50-542784,9602744,1523353,5184793,516
総数49422052408201413321887025518116

さて、この未婚非婚をこのように数値操作する

既婚者は以下の出生実数を乗じる。ただしこの数字2000年がなくそこは2002年である

夫婦あたり出生子ども分布

02年05年1015年
0人3.4%5.6%6.4%6.2%
1人8.9%11.7%15.9%18.6%
2人53.2%56.0%56.2%54.0%
3人30.2%22.4%19.4%17.9%
4人以上4.2%4.3%2.2%3.3%

一方、婚外子の数は夫婦の2.5%を割り当てる(2020データ対象の年次は大体このぐらいで微増傾向)

すると、各年の出生はこうなる

00年05年1015年
内子491 413 369 351
婚外子1.231.03 0.920.88

さて。

まず婚外子を増やしましょう案。ド論外です。

明治期の最大婚外子9.4%をオマケして10%にしたところで、増える数は2.7(=0.9*3、雑ぅ)。はい消えた―(どん(なるほどざわーるど

次。夫婦の子供数分布時計の針をギュギュっと戻して1987年並みにしてみましょう。

年↓0人1人2人3人4人以上
1987年2.7%9.6%57.8%25.9%3.9%
2015年6.2%18.6%54.0%17.9%3.3%

15年の夫婦数で87年の子供数を維持できた場合子供の数は396。増加数は45になります。うーむ

次。15年の人口で、未婚率を1985年まで引き下げてみましょう

1985年2015年
20-2481.691.4
25-29歳30.661.3
30-34歳10.434.6
35-39歳6.623.9
40-44歳4.919.3
45-49歳4.316.1
50-54歳4.412.0

すると、

未婚既婚
466522505

となり、さっきの計算をすると子供の数は435。増加は84となります

この試算、クッソ怪しいので、言い訳編は後ほど・・・。ここまでやって。増田ちんはオネムなのね・・・ばいびー

追記/言い訳必要じゃなさそうなのでこのままで

2024-06-06

量的概念を持ってって言ってんだろ

単純に増えた減ったから違うとか言うんじゃなくて、そこから影響度を計算して考えてみてくれ。

そしてその2002年から今まで、35歳未婚率の推移確認した?約15%が約33%になってるんだぞ。

影響が大きくて優先度が高いとは言えないだろ。


と言っても計算してみないと思うので、計算例を示しておく。

数値はいずれも、人口統計資料から撮ってきて計算出来る。

https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/Popular2024.asp?chap=0

2000年から2020年まで、25歳~45歳までの未婚率は約1割増加しているが、これがもし未婚率が2000年並に保たれていつつ、既婚女性の生涯出産数が1.9に減少したと計算すると、未婚率の増加による子どもの数への影響が推定でき、これがおおよそ300万人になる。

一方で、2000年の既婚女性の生涯の子もの数、2.23から1.9への減少率0.33を、現在の45歳以下の既婚女性の年齢をかけると、既婚女性の生涯の子もの数の減少による影響を推定でき、およそ220万人になる。

計算はいずれも既婚女性の数は統計値を使っているので、人口減少の影響は加味されている。もちろんこの計算は色々な部分をすっ飛ばしているため正確な形ではないが、結論は変わらない。

さらに、専門家がより詳細な検証した記事がある。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/16ec62ee8524944af0039b0d1a40b24aed942535

結婚できた夫婦の子ども数は増えている」のに全体の出生数が減り続けているワケ

子のいる世帯の平均子ども
就業構造基本調査をもとに、「夫婦と子世帯(=一人以上の子を産んだ世帯)」だけに限って、年齢別の平均子ども数を、最新の2022年と15年前の2007年とで比較したものが以下である
しろ15年前より2022年の方が子どもの数は増えているのだ。
これは「結婚ができた夫婦というのは、15年前よりも一世帯当たり子どもは多く産んでいる」ということになる。言い換えれば、出生数が減っているのはそのまま婚姻数が減っているからだと言える。
2007年2022年の出生数と婚姻数の増減を比較すれば明らかである


増えた減ったと単純に言って、量的概念なしに言うのはやめてくれ。これがあっても結論は変わらない。

少子化対策優先順位

anond:20240606141850

安芸高田・石丸市長の実績「財政改革」では、一体何がどう変わったのか、何がそんなに凄かったのか(みんかぶマガジン) - Yahoo!ニュース

 たしかに、石丸市長就任前の予算執行された5年間、2016年から2020年決算まで実質単年度赤字であったことは間違いない。そして、2021年度には実質単年度収支は黒字に転じている。しかし、2022年度では実質単年度収支は再び赤字に転落している。(決算書は2022年度まで公表済)

 これはどのように理解すれば良いのか。黒字化した2021年度はコロナ禍による特殊要因があり、国からの様々な地方自治体への支援措置があった。そして、2022年度に再び赤字に転じた理由は、令和3年度のコロナ禍の影響によって実質収支が拡大したことが影響したものだ。つまり2021年度・2022年度の黒字化・赤字化はこれらの要素が絡み合ったコロナ禍ならではの一過性現象に過ぎないということだ。

anond:20240606122650

元増田ツッコミ

かに2015年以前のデータ分析すると、婚姻さえ増やせばある程度子供が増えるという考えになると思う

でも今はもう1段階進んだ段階で、結婚はしたいけど子供はいらないっていう人がかなり増えてきてるし、夫婦の出生力も落ちてきてる

結婚はしたいけど子供はいらない人の増加

楽天オーネットの「新成人恋愛結婚に関する意識調査」というものがある

この調査過去29年にわたり調査をしているので、過去からの推移がわかりやす

この調査だと、「結婚したい」割合が78%いるのだが、「結婚したら子供がほしい」割合が58.9%しかいないのだ

1996 年の第 1 回調査では結婚したら「子供が欲しい」という回答が 93%、その後 2005 年 85.6%、2010 年 84.2%、 2015 年 64.5%と下降し、2020 年には 65.9%、2021 年にはコロナ禍の影響で 61.7%まで落ち込みましたが、 2022 年には 65%台に回復し、2015 年以降は 65%前後で推移していたものの、2023 年から 2 年連続で低下し、2024 年には 60%を下回るという結果になりました。

出典

楽天オーネット

【第 29 回】2024 年 「新成人恋愛結婚に関する意識調査

https://onet.co.jp/company/release/2024/pdf/20240104.pdf

民間調査なのでサンプルの代表性などは差し引いて考える必要があるが、結婚はしたいけど子供はいらないと考える層が増えているのである

子供嫌いの増加

また、お金があっても子供が欲しくないという層が増えており、こうなるともう何をやっても無駄だと思われる

別の調査だがbiglobeがz世代子育てについて聞いた調査がある

この調査だと、お金問題以外で子供が欲しくないという人のうちの45%が子供が苦手だからという理由子供が欲しくないといっているのである

子供が嫌いだから欲しくない人に子供を持たせるのは至難の業である

子どもがほしくない人の4割強は「お金問題以外」に理由

「育てる自信のなさや苦手意識自由がなくなる」など

「将来、子どもがほしくない」と回答した18歳から25歳までのZ世代の男女209人に、「子どもがほしいと思わない理由」を質問したところ、「お金問題」(17.7%)、「お金問題以外」(42.1%)、「両方」(40.2%)という結果に。「お金問題以外」と回答した人は4割強となった。

出典

「将来、子どもがほしくない」Z世代の約5割

BIGLOBEが「子育てに関するZ世代意識調査」を実施

https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2023/02/230221-1

民間調査なのでこちらもサンプルの問題があるが、2021年に行われた出生動向基本調査データが、すでに当てにならないほど若い層で子供はいらないという意識に変わってきてるような気がするのだ

から結婚支援を行なっても大量のDINKSを生み出して終わりになる気がする

(介護貧困女性問題があるため、東京都政府としては少子化問題を謳いつつ、DINKSでも結婚してもらった方がいいという考えがあるのかもしれない)

有配偶出生率の低下

また、有配偶出生率も低下の一途である

結婚した夫婦がもうける子どもの数は横這いから微減で、少子化の主因ではない

2020年国勢調査分析すると顕著な低下傾向を示している

さらに、有配偶女性に限ってみても(有配偶 出生率)、若い世代出生率の低下は顕著である2020年の年齢別有配偶出生率は、35~39 歳の年齢層でどうにか横ばいを維持したがそれよりも若い世代は、軒並み 2015 年よりも低い水準となった。とりわけ 20~29 歳の年齢層の有配偶出生率の低下は顕著である

出典

日本総研

若い世代の出生意欲の低下が深刻に

―新型コロナが出生意欲のさらなる低下を助長

調査部 上席主任研究員 藤波

https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/researchfocus/pdf/13279.pdf

子どもの数は初婚年齢に強く依存することも良く知られている。この対策には「子育て支援」と言うより「妊活支援」で出産可能年齢を上げる事が必要

→これは同意子供が欲しいと思う年齢が上になってるから出産可能年齢を上げる必要があると思う。

議論の上でクローン及び代理母の導入もアリと思う。

でも、そもそも子供が欲しくないという人が増えているという、今の段階まで来ちゃうと、人口を増やすためには移民導入以外何をやっても無駄なんじゃないかな?という感想なっちゃ

婚活支援無駄になって終わると思う

東京官製チアプはおそらく男性不足で終わると思うので…

少子化対策日本人ユダヤ教信仰すること

https://www.tokyo-np.co.jp/article/269116 

世界各国で少子化が進む中、中東イスラエル合計特殊出生率は3.04(2020年)で、主に先進国が加盟する経済協力開発機構OECD)では最も高い。子だくさんで知られるユダヤ教超正統派人口増加が一因だ。超正統派に限れば出生率は6.64に達し、イスラエル全体の数字を押し上げている。

旧約聖書には「産めよ、増えよ、地に満ちよ」との記述があり、イスラエルでは「子どもは多いほどよい」という考えが一般的だ。超正統派を除いた人口出生率も2.47と高い。

出生率がその3倍近い超正統派ユダヤ教聖典である旧約聖書の教えを厳格に守って生活する。避妊中絶禁止されているとされ、小さな家に大家族で暮らす世帯が多い。

少子化対策優先順位非婚対策 経済対策 晩婚化対策の順

言いたいことをまとめると

さらに言うと

以下本文(別に読まなくて良い)

前段

こんな増田があった。

anond:20240605091903

つぶやき的な増田だけど、素朴に基礎知識を持っている人の感想というところであろう。

しかし、それに対しての反応に、未だに基礎知識がなく印象論だけで話をしている人が多く居るという事を見かたので、改めて書いてみる。

この他にも、元々東京都婚活アプリを整備すると言う話 [注5] に対しても微妙意見があるので整理してみる。

ちなみに前書いた増田

https://anond.hatelabo.jp/20231208002645

の切り口を変えたバージョンなので一部流用してます

子育て対策少子化対策としては非合理的優先順位は低い

子育て支援のほうが合理的、そんな意見があるが、それは間違っている。何故かと言うと、少子化の主因を捉えていないから。

これは繰り返し言われてきたが、少子化の主要因は、非婚化と言われている(注1)

詳しくは注記に文献を上げておくので見てほしいが、簡単に言うと

と言う状況があるためだ。

結婚した夫婦がもうける子どもの数は微減状態にはあるが、そこに合計特殊出生率の変化のグラフと、婚姻率のグラフを重ねてみてほしい。そうすれば、夫婦が設ける子どもの数は横這いで、結果として表れる合計特殊出生率の変化のグラフとは重ならないが、婚姻率のグラフは綺麗に重なることがわかるだろう。一目瞭然で「結婚した夫婦も減ってるじゃ無いか」と言うのは枝葉であり、全くマトを得てない事が分かると思う。

少なくとも「対策合理性」という観点から検討すると合理的とは言いがたい。

ただ、この点についても重要視点がある為、あとで少し書いてみる。どちらにしても少子化支援解決は難しい。

このように、結婚しない人を結婚させるより、3人目を諦める人を支援した方が良いと言う事実はない事も既に研究で明らかになっている。確かに理想の人数の子の数を諦めた理由という調査では、その理由経済を上げる人が多いが、統計分析すると

要するに夫婦の子もの数を増やすには、最も合理的手段は晩婚化対策であるだと言うことになるが、政治的タブーでありこの路線はほぼ無理であるとも言える。ただ、やるべきではあるのだが、これは子育て支援方面ではない。

もちろん、

ただし

子育て支援少子化対策としては有効ではないと言うことをとにかく認識してほしい。

よく「子育て支援少子化対策」と並べる人がいるが、この二つは似て非なるものである少子化対策とは別に考えるべきだ。

非婚対策に何が重要

まず基礎的な事実確認から

と言うことになる。

この施策を真っ向からストレートに捉えると、出会いを作って結婚してもらうと言う事になるだろう。色々な所が取り組んでいる。それを東京都がやるのが東京都が行う管掌のマッチングアプリという事になるだろう。

ここで「合理的か」という観点から見るとき考えなければならないのが、この施策にかかるリソースだが、東京都がこの婚姻支援に入れる予算は、たったの3億円である。(注5)

福祉予算としては圧倒的に低く、はっきりと東京都レベルでは誤差の範囲予算だ。例えば、都庁プロジェクションマッピングの半額以下である

予算が低いことが問題ではない。むしろ合理性」という観点では低い予算で高い効果が上がる可能性が高いと言うことだ。3億円では都心100人規模の保育所運営費にも満たないと思われる。

色々な資料を読んでいると、非婚化・晩婚化による少子化1990年代から既に言われていることで(注1) この程度の予算でできる事をなぜやってこなかったのか、とどうしても思ってしまうが、過去の事は仕方が無い。

これからでもよいのでやるべきだ。

晩婚化対策に何が必要

さて、優先順位の3番目にきている「晩婚化対策」についても触れたいと思う。

晩婚化対策が何故必要かは、既に述べた理由の再掲にはなるのだが、まとめると

また、

さて、晩婚化対策とはなんだろうか?これは2つ考えられ

  • 晩婚化しないように若いうちに結婚するよう推奨する施策
  • 晩婚化は仕方が無いと受け入れ、晩婚化による弊害を軽減する施策

の二つがある。

政策的にやりやすいのは明らかに後者である。1は大事だが、これは政治的タブーであるし、現実問題出来るのかという事がついて回る。

一方で後者はやりやすい。と言うのは、いずれの統計でも、いずれの時代にも「結婚したい」と考える独身者の率は年齢が上がるほど延びて、一定を超えると諦めて減ると言うカーブを取るからである

ただしこれは子育て支援とは切り口が異なる。政策的には子育て支援に含められている場合も多いが「不妊治療公的扶助の拡充」などがそれにあたる。

子育て支援と異なるのは何かと言うと、保育所支援学費無料化などは「既に生んだ後」の支援である。実はこれが少子化対策には効果が薄く非合理的だと言われる。

直接的に生みたいが生めないと言う人々を支援することが有効なのだが、何故か少子化対策に対してこちらの方が手薄になっている。

少子化対策予算などいくらでも出せるのだから全部やればいいと思うのだが。

おこなわれないのは、属性の人々はあまり政治層に声を上げないし、代弁して声を上げるような社会団体が無いからだと思われる。

まとめ

再掲するが、せめて

必要だ。

政治的

みたいなことを堂々といったら炎上するだけで難しいのはわかる。例えば、子育て支援所得制限無し無制限が支持される一方で、自治体が頑張って結婚相談所を作っても参加補助どころか無料も無理で、実費請求されるところがほとんどだ。

今回の件も、例えば朝日新聞報道( 注5) にも「行政がやる事か?」「結婚しろという圧力になる」と言った的外れコメントが、有識者枠で掲載される有様だ。有識者と言いながら単なる社会活動家ポジショントークに過ぎないのだが、ほぼ例外なく誰もが当事者であるから出てきてしまうのであろう。

これは有権者の支持が得られないというところであろう。

が、もうこれを上手くオブラートに包んで実行していくほかにないのでは無いと思われる。

子育て支援をするなと行っているのでは無い。子育て支援はやるべきだしかし、子育て支援少子化対策にならないのを直視して、少子化対策は別枠でちゃんとやってくれと言う事である

少なくともこの現実直視し、正しい基礎知識を持った上で、婚姻支援合理的ではないなどいった誤った考えを早く正すべきだと考える。また政治活動家ロビー活動をする時も、この論法を使うことは控えてほしい。もっと他に手頃なスケープゴートがあるだろう。

冷静に考えてほしい。東京都だけで2兆円ちかい子育て関連予算に対して、3億円の施策が何だというのか? そして誰も「子育て支援を削って非婚対策しろ」なんて考えで施策を行ってないのである

少子化対策は非常に重要問題で、主要な政治家はみな積極的に取り組んでいる状態だ。子育て支援婚姻支援トレードオフ関係にある訳がないから、必要なら両方やれば良いのだ。

正しい知識をもって行動してほしい。

注記

アドレス載せすぎてスパム判定されたので、h抜きにしてあります

おまけ:よくある誤解とその解説

入らなかったので別エントリ

https://anond.hatelabo.jp/20240606122811

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん