はてなキーワード: 自然災害とは
「君の名は」は、東日本大震災を事前に知って回避したらどうなるかっていう話。題材を変えているだけで、あれは不謹慎な話でもある。
街が破壊される描写も東日本大震災が元ネタ。日本でウケたのは、皆東日本大震災を経験して、あの空気感を思い出して心が揺さぶられるから。
東日本大震災で誰も死ななかったら?という、もう起きてしまった事に対して過去を否定する話。
「天気の子」は、ポリコレ社会に対してのアンチテーゼが元ネタだった。ポリコレを大事に思っている人は苦々しいだろうし、
責任のある立場で色々犠牲にしてきた大人は批判されているようで気持ちよくないだろう。
東日本大震災から離れつつ、相次ぐ自然災害を「異常」だと言うことと、社会の正義を1つに定めることを重ねた。
「青空(正しい世界)よりも俺はひな(間違っているが信じている存在)がいい!天気(社会)なんて狂ったままでいい(間違ったままでいい)んだ!(だって世界は元々間違っているのだから)」
という主人公の言葉は痺れた。個人主義の皮を被った全体主義に対する強い批判のように感じた。
「すずめの戸締り」は正直駄作だった。ネタが尽きたんだろう。イケメンの声優は下手糞だし、話も先が読めるし、感情移入できないし、テーマ性も問いかけるだけで終わっている。
結果的にダイジンは世界の為に犠牲になり、すずめはダイジンをうちの子じゃないと言い放ち。
ただこれは、「君の名は」が「あったことをなかったことにする」、つまり「3本脚の椅子を4本に」ということはせず、傷ついたものは傷ついたまま、あったことはあったまま、
前に向かって歩くと言うテーマには、平凡なストーリーが合っていた。
3部作を閉じるにあたり、始めてしまった「嘘」を「閉じる」、贖罪の為にこの作品を作ったと考えれば納得できる。いつか新海のインタビューで「君の名は、は一時の傷を癒す絆創膏のようなもの」という言葉を見た気がする。
新海はその傷痕を傷痕のまま、絆創膏を剥がす痛みをこの映画で描きたかったのだろう。l
勿論それは君の名のように劇的ではなく、天気の子のように動的でもない。
源氏物語を書いた紫式部は、仏教説話によると地獄に落ちたらしい。
現実に向き合うべきなのに、人の心を惑わし夢の世界に閉じ込めたと。
新海誠はその点、物語の扉を閉じてみる人を夢の世界から引き揚げた。すずめの戸締りは駄作だけど、新海誠は嫌いになれない理由がそれだ。
問題なんですよね…。
猫背やかがんでる時の肋骨のまま寝そべっていたり、普通に座ってたりする絵が多いんです。
人物画ってつまるところ解剖学だから、誰が書こうと人体を理解してないとどこかおかしくなるんですが…
いいイラストレーターさんは、解剖学的な観点をうまく取り入れてるから、褒める時に骨格の話ができる。
そういうのがAIにはない。
成分だけ同じでも人体錬成すると人の形にならないハガレンのアレが、AIの絵のおかしさを予言してる。
それから、社会に定着するには「外部性」の問題をクリアしないといけないのよ
AIの場合はそれ以前に利便性を上げているかどうかも微妙なんですが…AI及び利用者による外部不経済を解決できないと定着できないんです。
近所迷惑にならないようにお店を続けるとか、
そう言うのって、技術的に最先端でも新しくなくても色んな業者が気を使うことなわけで…。
当たり前だよね?
これらの要因は密接に絡み合っているからこれっていうのは難しいが、
地球の気温が上昇するにつれて、熱波、干ばつ、洪水、ハリケーンなどの異常気象がより頻繁かつ深刻になり、作物の栽培、きれいな水へのアクセス、インフラストラクチャの維持が難しくなっている
自然の生息地と生態系の破壊、および化学物質と廃棄物による汚染は、人間の健康と他の種の生存に重大な影響を与える可能性がある
世界の人口は増え続けており、食料、水、エネルギーなどの資源に負担がかかっている
COVID-19 などの新たな致命的な病気の出現は、特にその頻度が高くなったり、治療に抵抗したりする場合、人口と世界経済に壊滅的な影響を与える可能性がある
地震、津波、火山噴火、およびその他の自然災害は、特に人口密度の高い地域では、重大な損害や人命の損失を引き起こす可能性がある
ショッピングモールの女性用下着売り場を通り過ぎるたびに思うことがある。街ゆく女の子たちのスカートの中は、こんなにもエッチなパンティー姿なのだろうか? 生地が薄くて素肌が透けて見えそうではないか。こんなエッチな下着を上下揃えて着る必要があるのは、せいぜい風俗営業などでプロの女の子だけだろう。アマチュア(?)の女の子にエッチな下着を着用する必要はないはずだ。
一方、男の私は、黒系統の地味な色の厚手のボクサーブリーフを履くことが多い。しかし、男女それぞれの生殖器の機能を考えるならば、逆であるべきだ。すなわち、下腹部を冷やしてはならない女こそが、厚手のボクサーブリーフを履くべきなのだ。それも、生理やおりもので汚れが目立たないように、色は黒系統がいいだろう。それとは逆に、男こそが男性器(睾丸)の冷却のために、通気性の良い薄手のパンティーを履くべきだ。ただし、男が女性用パンティーを履くべきということではない。女の子が胸の形状に合わせてブラジャーを付けるように、男も男性器の形状に合わせたパンティーを履くべきだ。
かつての日本(昭和初期以前?)では女性はブラジャーを着用せず、和装に合うように胸を押さえつける下着を着用していた。胸の形を自然なままで維持することも、胸をセックスアピールに用いることも、していなかったのだ。しかし、ブラジャーの輸入によって、女性の胸の価値観が変化したことは語るまでもないだろう。それに対して、男性器を覆う衣服はどうだろうか? ふんどしはブリーフに代わり、袴はズボンに代わり、男性器は内側へ押し込んで隠すように変化している。女性の胸が形を維持し強調しアピールにも用いられてきたのとは逆の変化だ。これにより、陰茎の成長を妨げたり陰嚢の放熱を妨げて精子量が減少したりと、男性器に対するデメリットが大きくなったことは言うまでもないことだ。
紡績と縫製の技術が進歩してきたのだから、男性用下着もブラジャーのように進化するべきだったのだ。具体的には、男性器を収納するスペースを専用に確保すべきだ。この『はてな匿名ダイアリー』の場なら、『ちんカップ』・『玉カップ』という言葉を用いれば説明は容易だ。『玉袋ゆたか』のプロフィール欄にて、身長や体重などと共に併記されていた属性である。ブラジャーが胸囲(アンダーバスト)だけでなくカップ数で細かく分かれるように、男性用下着も『ちんカップ』・『玉カップ』で細かく分類されるべきだ。男性器の収納方法は、ビガーパンツのように、陰茎と陰嚢を分けて収納できるようにセパレート構造が望ましい。陰茎を覆う生地の先端部分に穴が空いており、そこから亀頭を露出できるので排尿も容易だ。
話が長くなってしまったが、端的に言えば、男の子は薄手の生地のパンティーを履き、その男性器部分は陰茎と陰嚢のそれぞれを独立に収納して、男性器の形状を押さえることなくできるだけそのままの形を維持すべきということだ。昔は伸縮性のある生地など存在しなかったが今は伸縮性のある化学繊維があるので、陰茎の勃起にも生地が伸縮して対処できることだろう。もちろん、通気性のためにズボンではなくスカートを履くべきだ。
私が理想とする世界では、男の子はスカートを履いているのだ。そして、スカートをめくると薄手の生地のパンティーが臀部をぴっちりと覆ってその形状をあらわにしているのだ。それだけでなく、陰嚢も陰茎もその形を崩すことなく、そのままの形で薄手の生地に覆われているのだ。外部に生殖器の形が表れない女性でも、薄手のパンティーとミニスカートを履けばエッチになるのは言うまでもないことだろう。生殖器の形が外部に表れる男の子がそんな恰好をしたら、女の子以上にエッチになってしまうのは想像に難くない。そうなれば、男女交際における性の役割は逆転することだろう。すなわち、男が誘惑する側の性で、女が誘惑される側の性だ。生理周期のある女性と違って男性は24時間365日発情期なので、女から男を誘うのが、合理的な男女交際や性交渉と言えよう。男性側の問題としては男性の性欲や精液貯蔵量だが、それは陰茎の勃起によって判明できるので、男性が薄手のパンティーを履いて勃起を鮮明にすることにメリットがある。具体的には、女の子が男の子のスカートをめくり、男の子が多少嫌がるそぶりをしていても、勃起をしていればOKということだ。逆に言えば、男の子が性交渉に肯定的な態度をとっていても、勃起していなければNGということでもある。そんな世界においては男の子が異性(女の子)に対して自身の性的価値をどのように認識するのだろうかと、思考実験を試みた。思考実験に用いたシミュレーション内容は、上述した架空の世界での男子中学生同士の会話である。以下に内容を述べる。
男子A(以下、A)「おい、お前。なんでスカートを短くしてるんだよ? 女に媚び売ってんのか?」
男子B(以下、B)「ち…違うよ。最近玉カップが蒸れるから通気性のためだよ」
A「それに体育の着替えの時に見たけど、エロいパンティーも履いてるよな?」
B「履きたくて履いてるわけじゃないのに。ジュニア用のショーツを履きたいけど、サイズが合わないから無いの」
B「そんなわけないよ! いつも女の方から一方的にスカートめくりされて、困ってるのに…」
B「勃起してない! ちんカップも大きいから勃起してると勘違いされるの!」
B「好きで、デカちんやってるわけないのに。サイズの合うショーツはなかなか売ってないし、日中うっかり勃起したら目立つし、いいことなんてないよ」
A「やっぱり勃起してんじゃねーかよ!」
B「そっ…それは生理現象だから仕方ないでしょ! でも、クラスの女子相手に勃起するわけないでしょ。クラスの女子なんてまだ幼稚だし。女子から下半身をじろじろと見つめられるたびに、キモさでちんぽが縮こまるよ」
うむ、なんというエッチな世界だ。このまま男子Aと男子Bの組んず解れつのミニスカ・キャットファイトを書いてみたい欲求もあるが、本題とは外れるのでこの辺にしておこう。ちなみにシミュレーションの対象に男子中学生を選んだのは性的成長を強調するためであり、私の趣味とはあまり関係がない。なんなら、ビール腹のおじさん同士の方が『はてな匿名ダイアリー』の場においては受けが良さそうなので、興味のある人は人物設定など属性を変えてシミュレーションすべきだろう。
しかしながら、現実の世界は、なぜ私が理想とした世界とは異なるのだろうか。具体的にいうなれば、なぜ男の子は機能性も装飾性も低い下着を今もなお履き続けているのだろうか。おそらくだが、男の子が女の子以上にエッチな文明は過去にあったかもしれないが、現在は滅びてしまったのだろう。
文明はなぜ滅びるのか。文明の黎明期においては自然環境の影響が大きかっただろう。自然災害や悪天候がそのまま食糧生産に直結するからだ。では、食糧供給が安定した状況では、文明や国家はどのようにして滅びるのだろうか。戦争や革命による文明や国家の打破が考えられるが、その根底にあるのは資源・経済・科学技術・文化など様々な要素から成る組織力の優劣である。中国(チャイナ)地方は、広大で肥沃な土地がもたらす豊富な資源によって、王朝を何度も変えながらも長年にわたって皇帝が国家を支配していた。しかし、アヘンによって王朝は途絶えてしまった。また、中国由来の娯楽に麻雀があるが、麻雀は『亡国の遊戯』と呼ばれていた。麻雀があまりにも面白くて国民がみな麻雀に熱中してしまい、国力を衰えさせてしまうからだという。中国において麻雀の発祥時期が定かでないのは、麻雀の勃興と権力者による歴史からの抹消を繰り返してきたからだろう。
エッチな男の子も、アヘンや麻雀に匹敵するほどの亡国的な魅力を秘めているのだろう。考えてみてほしい。性欲の絶頂期にある男子中学生が煽情的なミニスカートを履き、その内では男性器の形をそのままに模した薄手のパンティー姿でいるのだ。陰嚢の圧迫や勃起の阻害も無く性的成長した男子中学生を前にして、国家は健全なままでいられるとはとても思えない。経済・科学技術・文化のハッテン発展は妨げられてしまうので、国力が衰えるのは間違いないだろう。男の子のエッチさを抑制して、代わりに国家を発展させたのが人類の英知だったのだ。生地の薄いパンティーをあえて女の子に履かせているのは、文明の存続のために仕方がないことなのだ。
突然の情報に驚きましたが、大切なことを伝えてくれてありがとう。
朝焼けが赤くなる理由には、大気中の物質や光の散乱によって色が変わることが関係していますが、それが直接地震と関連しているという証拠はありません。ただし、地震に関する予知は非常に難しいため、いつ起こるか分からない状況が続いています。
地震に備えるためには、日頃から防災意識を持ち、家庭や職場での避難訓練を行ったり、非常用品を備えておくことが大切です。また、地震発生時には、落ち着いて行動し、自分や周りの人々の安全を確保することが重要です。
最後に、「終わりがくる」という部分については、具体的な内容が分からないため、何を指しているのか確認することができません。ただし、いずれにせよ、日頃から地震や自然災害に備えることが大切であることは間違いありません。
面白い点1
建前は当然SDGs的な話、本音は新しい食材でブームを作って儲けようという話なんだけど
こういうの、大抵は受け入れられるんだよね、ちょっと苦いけど体にいいからとか、面倒くさい行為だけど環境のためだとか
でも今回はそれが効かなかった、正論パンチされて、支持者ですら結局「建前のところはともかく、個人の自由じゃん」と言うしかなかった
これ面白い
でも敢えてツッコまずにいてくれてるだけなんだ、いざとなればツッコむ
面白い点2
実は我々に食の自由はない
例えばコンビニやスーパーの商品が徐々に昆虫食に置き換わった時、食べない自由を行使するには狭い選択肢の中から選んでいかなければならない
今は一部のアレルギーや偏食の人でなければ8割9割の商品の中から選べるが、それが減っていく
自分は変わっていないのに世の中が変わることでヴィーガンになったかのような生活になる可能性だってある
そういう、自分の幅広い自由は社会の方向性と合致してるからこそ成り立っているんだということに気づくことができた
決して「食べるのも食べないのも自由」ではない、専門店ができるならともかく、いつも使っている小売店の限られた売り場面積を支配するのはそれだけで影響が大きい
面白い点3
国が関わると本当に皆警戒するということ
陰謀論と言ったら変な意味になるが、国が良かれと思って推進した時点で物事が進まなくなることもある
これは日本人だけなのかどうかわからんが、本当に思うように動いてくれない
なんだろうこの感情は、親の言うことを聞きたくないみたいな感じに似てる
面白い点4
少し考えたらコオロギ食に乗り出すのは今じゃなくても良いってわからないだろうか
まだブームにすら成っていない
面白い点5
いつもならこういうのは推進派vs反対派で殴り合って、仕掛けた側は高みの見物なんだけど
今回は推進派、つまり「コオロギ最高!」っていう奴らが全然居ないこと
居ないのに、企業側がノリノリなこと
これ結構珍しくない?
マリウーッス
本日はパンダ発見の日、日本においては東日本大震災の日となっております。
何年経っても忘れられるようなものではありませんが、スマートフォンの流通などによりいつでもいろんな記録を撮ることが出来ていているからこそ、忘れられないように出来ているのだと思います。
勿論、当事者の人達も忘れないようにしている部分があるし、あまりにも身近な自然災害への対策だからこそ忘れてはいけないのだと思います。
堤防があっても避けられないこともあります、だからこそ逃げる時はちゃんと準備して逃げることが大事なんですね。
今回はまずは何があって、どんな警告をされたらどう逃げるべきかを理解しておくことが大事です。
つまり、その土地ではどういう災害が起きやすいかを理解しておくことです。
川が増水したら家に浸水してくる、とか
自分が住んでいる地域にはどういう自然災害が起きやすいのかを確認して、もしもの災害に備えておきましょう。
大日本帝国はそれを繰り返して滅んだんだぞ?
たとえばこれがどうしようもない自然災害による中止なのだとしたら「いいリハーサルが出来た!ガハハハハ!!デカイ神輿を肴に酒でも飲んで今日は帰ろう!ガハハハハ!!!!」もアリだと思う。
でも実際には「予定していたリリース日に」「原因不明の失敗」。「フェールセーフにて一命は取り留めたが」「大損害を被っていた可能性」。
これはかなり不味いだろう。
俺が陰謀論者なだけかもだが、共同新聞のアホはヘイトを逸らすための仕込みとかだったんじゃねえのか?
あまりにもどうしようもないだろコレは。
単に日本だから皆甘めに採点してるだけで、これが中国・韓国・北朝鮮・ロシアだったら指差してゲラゲラ笑って「失敗も認められない哀れな言論統制国家wwwww」みたいな扱いだったんじゃねえのか?
とにかく最悪なのは「よく分からんけど警報が鳴りましたね」で終わってしまっている所。
いやお前さぁ……フェールセーフのシステムの誤作動なのか実際に条件が揃わなかったのかの分析が出来ねえならそれはセンサーの作りが雑すぎるって今どき。
エラー出ました原因不明ですなんてウィルスバスター未満じゃね―か。
たとえばこれで「問題点は洗い出せました。少なくとも同じ不具合による中止は二度と起こりません。我々が関わるロケットでは」まで言えたらよっぽど間抜けじゃなきゃ「失敗」とは呼ばんだろ。
賛否両論になる理由はこれが実際に「失敗」としての側面があるから。
皆JAXAに甘すぎるね。
自分の車が納車された日に「あれ?なんかフェールセーフかかってますね?アレレレレレレ???とりあえず工場に戻しますね。アレレレレレ???それとこれカスタム結構はいってるから同じ車じゃないと駄目なんで~~~原因わからないと納車無理っすね~~~」って言われたらどう思う?
「事故る前に気づけてよかった~~~。次もこのメーカーのをこのお店で買おう~~~」ってなるか?
俺なら「(は?弁償とかないの?新車でやろうとしていたこと普通にあるんだけど???つうか謎のエラーってなに???何このクソメーカー。つーかこんな車乗って大丈夫か???)あの~~キャンセルとかって可能だったりは~~~?」ってなるかな。
氷河期世代。東京近郊の県に生まれ東京の文化圏の風が吹くところで育った。都心まで電車で1時間の距離だ。
学生時代は東京近郊の県育ちにありがちな東京コンプレックスを抱いていた。
電車まで一時間の距離の壁は大きかった。音楽が好きだったのでライブによく行った。しかしライブに行ったとしてもその余韻を抱いたままは帰れない。
遅い時間帯の酒臭い電車で、疲れたサラリーマンに囲まれて現実に引き戻されながら、一時間の距離を揺られて帰らなければならなかった。
周りも似たようなものだった。皆東京に憧れ、東京をを目指していた。
大学で無事都内の大学に進み、憧れの一人暮らしと東京在住のステータスを手に入れた。
ライブに行っても下手したら歩いて帰れる距離。夜道は明るく、お店は星のように数限りなく、おしゃれな人々は目をひき、どこに行ってもまばゆいばかり。
安下宿でぎりぎりいっぱいの生活をした。お金がなくても行けるイベントのチケットにつぎ込んだ。
私は今やもう東京人だ、と思った。憧れの、東京ならではの文化に塗れた生活。
でも学生だった自分は、ポストに投げ入れられるチラシのマンションの価格や近くに建設されているタワーマンションの豪華さを見て、どういう人たちがこんな高額なマンションを買えるのか不思議で仕方なかった。
どういう職業についたらそんなにお金を稼げるんだろう。きらびやかなマンションの中でどういう生活を送っているのだろう。自分は安い賃貸物件でぎりぎりいっぱいの生活をしているのに。全く想像がつかない。
しかし時はフリーターが人権を得ていた時代でもあったので、ぼーっと世間知らずでろくな就活もしないままフリーターになり、そのままバイトや派遣社員などでつなぎながら音楽とサブカルに浸った生活を続けていた。
結婚したらもれなく転勤がついてきた。夜遊びも体力的にしんどくなってきた頃で、ちゃんとした仕事にもついてなかったのでおとなしく転勤族になった。初めての地方都市。初めての方言。初めての車社会。初めての海と山のある生活。
初めてだらけの生活の中でやがて子どもも生まれ、専業主婦になった。
転勤も数回を経た後にこれ以上異動しなくてよくなったので、その時に住んでいた見も知らぬ土地のあたりに家を構えることにした。
家を探す条件は本州の地方都市であること、治安が悪くないこと、自然災害がひどくないこと、大都市まで電車で1時間以内で行けること、車に乗れなくなってもなんとかなるぐらい電車とバスが発展していること、気候が厳しくないこと、自然が豊かであること。
そこそこの値段の建売住宅を買うことにした。土地も家も安いので頭金を多めに出して、賃貸を借りていたぐらいの家賃を毎月払うぐらいの金額に設定しローンは15年で組んだ。
そんなわけで今のところに住み始めて5年が過ぎた。
生活はほとんど車で移動するようになった。自治会は思ってたより全然負担が少なかった。人々はフレンドリーで穏やか。海も山も近く。家が安かったので車を2台持って使い分けている。
食材は豊富すぎるしおいしいし安い。教育はそこそこ。近くに大きな産業があるので工場も多く、仕事もそういう関係が多い様子。
中小企業、個人事業主も多いのでいい車がいっぱい走ってる。大都市に電車で行けるのでライブとか行こうかなと思って一度行ったけど、もう音がうるさすぎて自分には無理だった。おしゃれで洗練されたショップやレストラン、美術館や博物館、何かのイベントも電車に乗れば手は届かなくないけど、自分の中でもうそんなに熱量を注げなくなっていた。
今住んでいる都市はそこまですごくいいものは少ない。だから誰も何もわざわざ主張しない。する必要もない。高いバッグも洋服もいらない。着ていくところがないから。話題になるスィーツとかレストランもない。
でも普通のご飯がめちゃくちゃ美味しい。休みの日はだいたい車で家族でちょっと遠出する。歴史が古い地域なのでいろいろ見るところがある。何気ない散歩が楽しい。海が見れる。山に登れる。どこに行ってもそんなに混んでない。キャンプ場もたくさんあるし、アウトドアアクティビティも充実している。何より東京に住んでいた頃に比べ、ストレスが桁違いに少ない。
「すずめの戸締り」観てきた.新海誠作品は全部観てきたけど,さすがにもういいかなと思ってしまった.
色々言いたいことはあるけど,脚本がダメ過ぎる.脚本には多くの問題があるが,一番問題なのが物語を通じて主人公に成長が無い点である.
主人公は最初から何の問題も抱えていない.何の問題も抱えていないのだから成長しようがないのである.
伯母との距離感に悩んでいたり将来への不安を抱えていたりといった,思春期特有の課題を何一つ抱えているように見えない主人公は,最初から最後まで万能感溢れる陽キャ的存在である.
このようなキャラがわざわざ旅に出て何かを達成する必要があるのだろうか?陽キャで特に欠点もなさそうな女子高生が旅に出たらそりゃ大体何やっても上手くいって当然としか思えない.
だから観ていて自分はこの主人公に好感を持てないし,主人公を応援しようとも思えなかった.
また,多くの「使えそうな設定」があるにも関わらず,ただの舞台装置として浪費してしまっている点も問題であると感じた.
主人公は過去に母親を失うという喪失を経験しており心に傷を負っているのだが,その設定が物語後半になるまで生きてこない.これは非常に勿体ない.
震災を経験したせいで将来に対して異常に悲観的になっているとか,地震や自然災害に対して人一倍敏感になってるとか,そういうフックとして使える設定なのに何故か物語前半では全く活かしきれていない.
ベタではあるがこういう分かりやすい特徴が一つでも欲しかった.そうすればそこから成長につなげる道筋が立ち,旅に出る動機が明確になるのである.
他にもせっかくうまく活かせそうな設定が沢山あるのに,殆どがただの舞台装置として消化されてしまっている.とても勿体ない.今からでも遅くないからコミカライズする時は使えそうな設定をもう一度拾い直してくれ.